JP7828477B2 - 香味吸引器 - Google Patents

香味吸引器

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Description

本発明は、香味吸引器に関する。
従来、材料の燃焼をすることなく香味等を吸引するための香味吸引器が知られている。このような香味吸引器として、使用中にホットスポットが生じないように、消費材が収容されて加熱される収容部の熱を周囲に拡散させる金属製の熱拡散部を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2020/199210号
特許文献1に開示された香味吸引器では、香味吸引器の動作を制御する制御部を収容部に隣接して配置した場合、熱拡散部で拡散した収容部の熱が、制御部に望ましくない影響を与えるおそれがある。
本発明は、上記のような課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、制御部を収容部の熱から保護しつつ、熱拡散部により収容部の熱を拡散させることを目的とする。
本発明の第1態様では、香味吸引器が提供される。この香味吸引器は、消費材を加熱するために収容する筒状の収容部と、収容部の少なくとも一部を覆うように配置され、収容部の熱を拡散させる熱拡散部と、香味吸引器の動作を制御する制御部と、収容部、熱拡散部および制御部を収容するハウジングと、を備え、収容部と制御部とは、香味吸引器の長手方向に直交する方向において、互いに隣接して配置され、熱拡散部は、収容部の周方向について、制御部側の一部が開放されている。
本発明の第1態様によれば、収容部を覆う熱拡散部は、収容部の周方向について、制御部側の一部が開放されている。そのため、制御部を収容部の熱から保護しつつ、熱拡散部により収容部の熱を拡散させることができる。
本発明の第2態様では、第1態様において、熱拡散部は、収容部を越えて、制御部に向けて延びるように構成される。
本発明の第2態様によれば、熱拡散部を、収容部を越えて、制御部に向けて延びるように構成することで、収容部の径方向への熱拡散を促進することができる。
本発明の第3態様では、第1態様または第2態様において、制御部は、制御基板を有し、熱拡散部は、制御基板の少なくとも1つの主面を覆わないように配置される。
本発明の第3態様によれば、熱拡散部を、制御基板の少なくとも1つの主面を覆わないように配置することで、熱拡散部から制御基板への輻射による熱伝達を抑制することができ、制御部を収容部の熱からより保護することができる。
本発明の第4態様では、第1態様から第3態様までのいずれかにおいて、ハウジングは、制御部を収容する第1ハウジングを有し、第1ハウジングは、非導電材料で構成され、制御部は、外部との無線通信を行う無線通信部を有する。
本発明の第4態様によれば、無線通信部は、非導電材料で構成された第1ハウジングに収容され、熱拡散部は、収容部の周方向について、無線通信部側の一部が開放されている。そのため、無線通信部による外部との無線通信を担保することができる。
本発明の第5態様では、第4態様において、熱拡散部は、第1ハウジングに収容され、熱拡散部の熱伝導率は、第1ハウジングの熱伝導率よりも大きい。
本発明の第5態様によれば、熱拡散部の熱伝導率を、第1ハウジングの熱伝導率よりも大きくすることで、第1ハウジング内で熱が均一に拡散され、第1ハウジングの表面が局所的に高温となることを抑制することができる。
本発明の第6態様では、第4態様または第5態様において、第1ハウジングの長手方向の長さは、収容部が配置されている側の方が、制御部が配置されている側よりも短い。
本発明の第6態様によれば、収容部が配置されている側の第1ハウジングの長手方向の長さを、制御部が配置されている側の第1ハウジングの長手方向の長さよりも短くすることで、収容部の熱を第1ハウジングにそって配置される第2ハウジングに効率的に拡散させることができる。
本発明の第7態様では、第4態様から第6態様までのいずれかにおいて、熱拡散部は、第1ハウジングの内面と接触して配置される。
本発明の第7態様によれば、熱拡散部を、第1ハウジングの内面と接触して配置することで、香味吸引器の使用後に、熱拡散部の熱を第1ハウジングの表面から外部に効率的に拡散させることができる。
本発明の第8態様では、第4態様から第7態様までのいずれかにおいて、ハウジングは、無線通信部を収容しない第2ハウジングを有し、第2ハウジングの熱伝導率は、第1ハウジングの熱伝導率よりも大きい。
本発明の第8態様によれば、第2ハウジングの熱伝導率を、第1ハウジングの熱伝導率よりも大きくすることで、第1ハウジングの熱を第2ハウジングに拡散させやすくなるので、第1ハウジングの表面が高温となることを抑制することができる。
本発明の第9態様では、第8態様において、第1ハウジングは樹脂製であり、第2ハウジングは金属製である。
本発明の第9態様によれば、第1ハウジングを樹脂製とし、第2ハウジングを金属製とすることで、第1ハウジングの熱を第2ハウジングに拡散させやすくなるので、第1ハウジングの表面が高温となることを抑制することができる。
本発明の第10態様では、第8態様または第9態様において、第1ハウジングと第2ハウジングとの接触面は、長手方向に直交する方向に対して、傾きを有している。
本発明の第10態様によれば、第1ハウジングと第2ハウジングとの接触面を、長手方向に直交する方向に対して傾けることで、第1ハウジングおよび第2ハウジングの長手方向の長さを、収容部が配置されている側と制御部が配置されている側とで変えることができる。
本発明の第11態様では、第8態様から第10態様までのいずれかにおいて、熱拡散部は、第2ハウジングと接触して配置される。
本発明の第11態様によれば、熱拡散部を、第2ハウジングと接触して配置することで、熱拡散部の熱を第2ハウジングに拡散させることができる。
本発明の第12態様では、第1態様から第11態様までのいずれかにおいて、制御部の素子は、収容部と対向しないように配置される。
本発明の第12態様によれば、制御部の素子を、収容部と対向しないように配置することで、収容部の熱による制御部の素子への影響を小さくすることができる。
本発明の第13態様では、第1態様から第12態様までのいずれかにおいて、熱拡散部の長手方向の長さは、収容部が配置されている側から制御部が配置されている側に向けて増大している。
本発明の第13態様によれば、熱拡散部の長手方向の長さを、収容部が配置されている側から制御部が配置されている側に向けて増大させることで、制御部の周囲において熱拡散部の表面積が大きくなって熱拡散が促進され、制御部が配置されている側における熱拡散部の温度を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る香味吸引器の斜視図である。 消費材を収容した香味吸引器の斜視図である。 図1の矢視3-3における香味吸引器の断面図である。 本発明の一実施形態に係る香味吸引器の正面図である。 上部ハウジングを取り外した香味吸引器の斜視図である。 図5に示した香味吸引器の平面図である。 図5に示した熱拡散スリーブを抜粋した拡大図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する図面において、同一のまたは相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る香味吸引器100の斜視図である。図2は、開口110を介して挿入された消費材120を収容した香味吸引器100の斜視図である。本明細書で説明する図面においては、説明の便宜のためにX-Y-Z直交座標系を付することがある。この座標系において、Z軸は鉛直上方を向いており、X-Y平面は香味吸引器100を水平方向に切断するように配置されており、Y軸は香味吸引器100の正面から裏面へ延出するように配置されている。Z軸は、後述するチャンバ50に収容される消費材120の挿入方向ということもできる。また、X軸方向は、消費材120の挿入方向に直交する面の中のデバイス長手方向ということもできる。Y軸方向は、消費材120の挿入方向に直交する面の中のデバイス短手方向ということもできる。
香味吸引器100は、例えば、エアロゾル源を含んだ香味源を有するスティック型の消費材120を加熱することで、香味を含むエアロゾルを生成するように構成される。消費材120は、一例として、Z軸負方向の先端にたばこ等の香味源とエアロゾル源とを含む喫煙可能物を備え、他の箇所にフィルタを備えるように構成される。エアロゾル源として、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、トリアセチン、1,3-ブタンジオール、およびこれらの混合物を挙げることができる。なお、本実施形態では消費材120をスティック形状として説明するが、香味吸引器100に用いられる消費材はこれに限られるものではない。例えば、液体状のエアロゾル源を収容したカートリッジを含むように消費材を構成することも可能である。また、当該カートリッジは加熱部を有していてもよい。
図1および図2に示すように、香味吸引器100は、上部ハウジング(第1ハウジング)104と下部ハウジング(第2ハウジング)106とから構成されるハウジング102と、スライドカバー108とを有する。
ハウジング102は、香味吸引器100の最外のハウジングを構成し、ユーザの手に収まるようなサイズを有する。ユーザが香味吸引器100を使用する際は、香味吸引器100を手で保持して、エアロゾルを吸引することができる。なお、ハウジング102について、ここでは、上部ハウジング104を、例えばポリカーボネート等の樹脂で形成し、下部ハウジング106を、例えばアルミニウム等の金属で形成する。ただし、ハウジング102の材質は、これらに限定されず、例えば、樹脂製であり、特に、ポリカーボネート(PC)、ABS(Acrylonitrile-Butadiene-Styrene)樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)または複数種類のポリマーを含有するポリマーアロイ等、任意好適に選択することができるものとする。
上部ハウジング104は、消費材120を受け入れるための開口110を有し、スライドカバー108は、この開口110を閉じるように上部ハウジング104にスライド可能に取り付けられる。具体的には、スライドカバー108は、上部ハウジング104の開口110を閉鎖する閉位置と、上記開口を開放する開位置(図1および図2に示す位置)との間を、上部ハウジング104の外表面に沿って移動可能に構成される。例えば、ユーザがスライドカバー108を手動で操作することにより、スライドカバー108を閉位置と開位置とに移動させることができる。これにより、スライドカバー108は、香味吸引器100の内部への消費材120のアクセスを許可または制限することができる。
図1および図2は、香味吸引器100のハウジング102において上部ハウジング104と下部ハウジング106との接合面がX-Y平面に対して斜めに交わるように図示しているが、ハウジング102の構成はこれに限られるものではない。例えば、3つ以上の部材からハウジング102を構成することも可能である。
香味吸引器100はさらに、図示しない端子を有してもよい。端子は、香味吸引器100を例えば外部電源と接続するインターフェースであり得る。香味吸引器100が備える電源が充電式バッテリである場合は、端子に外部電源を接続することで、外部電源から電源に電流を流し、電源を充電することができる。また、端子にデータ送信ケーブルを接続することにより、香味吸引器100の作動に関連するデータを外部装置に送信できるようにしてもよい。
次に、本発明の一実施形態に係る香味吸引器100の内部構造について説明する。図3は、図1に示した矢視3-3における香味吸引器100の断面図である。図3に示すように、香味吸引器100のハウジング102の内部空間には、電源部20と、霧化部30と、制御部80とが設けられる。
制御部80(無線通信部)は、基板(制御基板)82を含む。基板82は、例えばマイクロプロセッサ等を含み、電源部20から霧化部30への電力の供給を制御することができる。これにより、制御部80は、霧化部30による消費材120の加熱を制御することができる。また、制御部80は、ブルートゥース(登録商標)インターフェース(素子)28を含む。制御部80は、ブルートゥース(登録商標)インターフェース28を介して外部機器と通信を行うことができる。
電源部20は、制御部80の基板82と電気的に接続される電源21を有する。電源21は、例えば、充電式バッテリまたは非充電式のバッテリであり得る。電源21は、基板82を介して、霧化部30と電気的に接続される。これにより、電源21は、消費材120を適切に加熱するように、霧化部30に電力を供給することができる。
霧化部30は、消費材120の長手方向に延びるチャンバ(収容部)50と、チャンバ50の一部を囲う図示しない加熱部と、断熱部32と、略筒状の挿入ガイド部材34と、を有する。チャンバ50は、消費材120を収容するように構成される。加熱部は、チャンバ50の外周面に接触し、チャンバ50に収容された消費材120を加熱するように構成される。なお、一例として、消費材120の内部または近接するようにサセプタを設け、加熱部がサセプタを誘導加熱するための誘導コイルを含むように構成することも可能である。
断熱部32は、チャンバ50および加熱部を囲うように配置される。断熱部32は、例えばエアロゲルであり得る。挿入ガイド部材34は、例えば、PEEK、PC、またはABS等などの樹脂材料により形成され、閉位置にあるスライドカバー108とチャンバ50との間に設けられる。挿入ガイド部材34は、スライドカバー108が開位置にあるときに、香味吸引器100の外部と連通し、消費材120を挿入ガイド部材34に挿入することで、チャンバ50への消費材120の挿入を案内する。
さらに、霧化部30と制御部80は、熱拡散スリーブ(熱拡散部)70に覆われてハウジング102の内部空間に配置される。熱拡散スリーブ70は、金属等のような熱伝導率が高い素材から構成され、霧化部30で生じた熱をハウジング102の内部で拡散させる。熱拡散スリーブ70は、下部ハウジング106とは干渉せず、上部ハウジング104のみの内部に配置されるように構成することができる。また、制御部80のブルートゥース(登録商標)インターフェース28による外部機器との通信に干渉しないように、熱拡散スリーブ70に開放領域を設けることができる。一般に金属部材は電磁波と干渉するが、少なくとも熱拡散スリーブ70の開放領域を経路として、制御部80はブルートゥース(登録商標)インターフェース28による外部機器との通信を実行できる。
続いて、本発明の一実施形態に係る香味吸引器100の特徴的な構造について説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る香味吸引器100の正面図である。図4には、ハウジング102に収容される、消費材120を加熱するために収容する筒状のチャンバ50が、仮想線で示されている。
図4に示すように、上部ハウジング104および下部ハウジング106は、香味吸引器100の長手方向に沿って配置される。チャンバ50は、上部ハウジング104に収容される第1収容部分51と、下部ハウジング106に収容される第2収容部分52と、を有する。
上部ハウジング104は、上述したように、ポリカーボネート(PC)、ABS(Acrylonitrile-Butadiene-Styrene)樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)または複数種類のポリマーを含有するポリマーアロイ等の非導電材料で構成される。下部ハウジング106は、上述したように、アルミニウム等の金属で構成される。
図5は、上部ハウジング104を取り外した香味吸引器100の斜視図である。図6は、図5に示した香味吸引器100の平面図である。図5および図6に示すように、チャンバ50と香味吸引器100の動作を制御する制御部80とは、香味吸引器100の長手方向に直交する方向において、互いに隣接して配置される。
熱拡散スリーブ70は、チャンバ50の少なくとも一部である第1収容部分51を覆うように配置され、チャンバ50の熱を拡散させる。ここで、熱拡散スリーブ70および制御部80は、上部ハウジング104に収容される。なお、上述したように、制御部80は、ブルートゥース(登録商標)インターフェース28を介して外部との無線通信を行ってもよい。
図7は、図5に示した熱拡散スリーブ70を抜粋した拡大図である。図7に示すように、熱拡散スリーブ70は、本体部71と、チャンバ50を越えて本体部71から制御部80に向けて延びる延出部72と、組み立てられた際に下部ハウジング106と接触する接触部73を有する。また、熱拡散スリーブ70は、チャンバ50の周方向について、制御部80側の一部が開放した開放部74を有する。
このように、外部との無線通信を行う無線通信部として機能する制御部80が、非導電材料で構成された上部ハウジング104に収容され、チャンバ50を覆う熱拡散スリーブ70は、チャンバ50の周方向について一部が開放されている。そのため、制御部80による外部との無線通信を担保しつつ、熱拡散スリーブ70によりチャンバ50の熱を拡散させることができる。
また、チャンバ50を覆う熱拡散スリーブ70は、チャンバ50の周方向について、制御部80側の一部が開放されている。そのため、制御部80をチャンバ50の熱から保護しつつ、熱拡散スリーブ70によりチャンバ50の熱を拡散させることができる。また、チャンバ50の熱が制御部80に拡散されることを抑制するとともに、制御部80による外部との無線通信を担保することができる。
なお、図5から図7に示すように、熱拡散スリーブ70は、チャンバ50を越えて、制御部80に向けて延びるように構成されることが好ましい。熱拡散スリーブ70を、チャンバ50を越えて、制御部80に向けて延びるように構成することで、チャンバ50の径方向への熱拡散を促進することができる。
また、図5および図6に示すように、熱拡散スリーブ70は、基板82の少なくとも1つの主面を覆わないように配置されることが好ましい。すなわち、熱拡散スリーブ70の延出部72は、基板82の素子が配置される面を覆わないように配置されることが好ましい。熱拡散スリーブ70を、基板82の少なくとも1つの主面を覆わないように配置することで、熱拡散スリーブ70から基板82への輻射による熱伝達を抑制することができ、制御部80をチャンバ50の熱からより保護することができる。
また、熱拡散スリーブ70の熱伝導率は、上部ハウジング104の熱伝導率よりも大きいことが好ましい。熱拡散スリーブ70の熱伝導率を、上部ハウジング104の熱伝導率よりも大きくすることで、上部ハウジング104内で熱が均一に拡散され、上部ハウジング104の表面が局所的に高温となることを抑制することができる。
また、下部ハウジング106の熱伝導率は、上部ハウジング104の熱伝導率よりも大きいことが好ましい。下部ハウジング106の熱伝導率を、上部ハウジング104の熱伝導率よりも大きくすることで、上部ハウジング104の熱を下部ハウジング106に拡散させやすくなるので、上部ハウジング104の表面が高温となることを抑制することができる。
また、上部ハウジング104は樹脂製であり、下部ハウジング106は金属製であることが好ましい。上部ハウジング104を樹脂製とし、下部ハウジング106を金属製とすることで、上部ハウジング104の熱を下部ハウジング106に拡散させやすくなるので、上部ハウジング104の表面が高温となることを抑制することができる。
また、図4に示すように、上部ハウジング104と下部ハウジング106との接触面は、長手方向に直交する方向に対して、傾きを有していることが好ましい。上部ハウジング104と下部ハウジング106との接触面を、長手方向に直交する方向に対して傾けることで、上部ハウジング104および下部ハウジング106の長手方向の長さを、チャンバ50が配置されている側とチャンバ50が配置されていない側とで変えることができる。
また、図4に示すように、上部ハウジング104の長手方向の長さは、チャンバ50が配置されている側の方が、チャンバ50が配置されていない側よりも短いことが好ましい。チャンバ50が配置されている側の上部ハウジング104の長手方向の長さを、チャンバ50が配置されていない側の上部ハウジング104の長手方向の長さよりも短くすることで、チャンバ50の熱を下部ハウジング106に効率的に拡散させることができる。
また、熱拡散スリーブ70は、上部ハウジング104の内面と接触して配置されることが好ましい。熱拡散スリーブ70を、上部ハウジング104の内面と接触して配置することで、香味吸引器100の使用後に、熱拡散スリーブ70の熱を上部ハウジング104の表面から外部に効率的に拡散させることができる。
また、図7に示すように、熱拡散スリーブ70は、下部ハウジング106と接触して配置されることが好ましい。すなわち、熱拡散スリーブ70は、例えば接触部73を介して、下部ハウジング106と接触して配置されることが好ましい。熱拡散スリーブ70を、下部ハウジング106と接触して配置することで、熱拡散スリーブ70の熱を下部ハウジング106に拡散させることができる。
また、図5および図6に示すように、制御部80の素子、例えばブルートゥース(登録商標)インターフェース28は、チャンバ50と対向しないように配置されることが好ましい。制御部80の素子を、チャンバ50と対向しないように配置することで、チャンバ50の熱による制御部80の素子への影響を小さくすることができる。
また、図5および図7に示すように、熱拡散スリーブ70の長手方向の長さは、チャンバ50が配置されている側からチャンバ50が配置されていない側、すなわち、チャンバ50が配置されている側から制御部80が配置されている側に向けて増大することが好ましい。熱拡散スリーブ70の長手方向の長さを、チャンバ50が配置されている側から制御部80が配置されている側に向けて増大させることで、制御部80の周囲において熱拡散スリーブ70の表面積が大きくなって熱拡散が促進され、制御部80が配置されている側における熱拡散スリーブ70の温度を低減することができる。
なお、熱拡散スリーブ70の表面は平坦である必要はなく、また熱拡散スリーブ70の厚みは均一である必要はない。例えば、熱拡散スリーブ70の長手方向の長さを、チャンバ50が配置されている側と制御部80が配置されている側とで変えることに代えて、制御部80が配置されている側における熱拡散スリーブ70の表面を凹凸形状等にしてもよい。制御部80が配置されている側における熱拡散スリーブ70の表面を凹凸形状にすることで、制御部80の周囲において熱拡散スリーブ70の表面積が大きくなって熱拡散が促進され、制御部80が配置されている側における熱拡散スリーブ70の温度を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその均等物が含まれる。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の組み合わせ、または、省略が可能である。
20…電源部
21…電源
28…ブルートゥース(登録商標)インターフェース(素子)
30…霧化部
32…断熱部
34…挿入ガイド部材
50…チャンバ(収容部)
51…第1収容部分
52…第2収容部分
70…熱拡散スリーブ(熱拡散部)
71…本体部
72…延出部
73…接触部
74…開放部
80…制御部(無線通信部)
82…基板(制御基板)
100…香味吸引器
102…ハウジング
104…上部ハウジング(第1ハウジング)
106…下部ハウジング(第2ハウジング)
108…スライドカバー
110…開口
120…消費材

Claims (13)

  1. 香味吸引器であって、
    消費材を加熱するために収容する筒状の収容部と、
    前記収容部の少なくとも一部を覆うように配置され、前記収容部の熱を拡散させる熱拡散部と、
    前記香味吸引器の動作を制御する制御部と、
    前記収容部、前記熱拡散部および前記制御部を収容するハウジングと、を備え、
    前記収容部と前記制御部とは、前記香味吸引器の長手方向に直交する方向において、互いに隣接して配置され、
    前記熱拡散部は、前記収容部の周方向について、前記制御部側の一部が開放されている、
    香味吸引器。
  2. 請求項1に記載の香味吸引器であって、
    前記熱拡散部は、前記収容部を越えて、前記制御部に向けて延びるように構成される、
    香味吸引器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の香味吸引器であって、
    前記制御部は、制御基板を有し、
    前記熱拡散部は、前記制御基板の少なくとも1つの主面を覆わないように配置される、
    香味吸引器。
  4. 請求項1または請求項2に記載の香味吸引器であって、
    前記ハウジングは、前記制御部を収容する第1ハウジングを有し、
    前記第1ハウジングは、非導電材料で構成され、
    前記制御部は、外部との無線通信を行う無線通信部を有する、
    香味吸引器。
  5. 請求項4に記載の香味吸引器であって、
    前記熱拡散部は、前記第1ハウジングに収容され、
    前記熱拡散部の熱伝導率は、前記第1ハウジングの熱伝導率よりも大きい、
    香味吸引器。
  6. 請求項4に記載の香味吸引器であって、
    前記第1ハウジングの前記長手方向の長さは、前記収容部が配置されている側の方が、前記制御部が配置されている側よりも短い、
    香味吸引器。
  7. 請求項4に記載の香味吸引器であって、
    前記熱拡散部は、前記第1ハウジングの内面と接触して配置される、
    香味吸引器。
  8. 請求項4に記載の香味吸引器であって、
    前記ハウジングは、前記無線通信部を収容しない第2ハウジングを有し、
    前記第2ハウジングの熱伝導率は、前記第1ハウジングの熱伝導率よりも大きい、
    香味吸引器。
  9. 請求項8に記載の香味吸引器であって、
    前記第1ハウジングは樹脂製であり、前記第2ハウジングは金属製である、
    香味吸引器。
  10. 請求項8に記載の香味吸引器であって、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接触面は、前記長手方向に直交する方向に対して、傾きを有している、
    香味吸引器。
  11. 請求項8に記載の香味吸引器であって、
    前記熱拡散部は、前記第2ハウジングと接触して配置される、
    香味吸引器。
  12. 請求項1に記載の香味吸引器であって、
    前記制御部の素子は、前記収容部と対向しないように配置される、
    香味吸引器。
  13. 請求項1に記載の香味吸引器であって、
    前記熱拡散部の前記長手方向の長さは、前記収容部が配置されている側から前記制御部が配置されている側に向けて増大している、
    香味吸引器。
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