JP7767232B2 - 電子写真用部材および電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真用部材および電子写真画像形成装置

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Description

本開示は、電子写真用部材、および該電子写真用部材を具備した電子写真画像形成装置に関する。
電子写真画像形成装置に対しては、紙の秤量が300g/mを超える厚紙やエンボス紙の如き表面が平滑でない記録媒体に対しても高品位な電子写真画像を形成できることが求められている。しかしながら、表面が平滑でない記録媒体の当該表面に電子写真画像を形成する場合、当該表面の凹部にトナーが十分に転写されない場合があった。このような課題に対して、記録媒体の表面形状への追従性に優れた、シリコーンゴムの如きゴムを含む導電性の弾性層を有する中間転写ベルトの使用が有効である。また、樹脂やゴムに導電性を付与する材料として、特許文献1は、アルキルアンモニウムカチオンを有するイオン導電剤を開示し、特許文献2は、アルキルホスホニウムカチオンを有するイオン導電剤を開示している。
特開2013-185140号公報 特開2012-48198号公報
本発明者の検討によれば、特許文献1や特許文献2に係る、アルキルアンモニウムカチオンやアルキルホスホニウムカチオンを有するイオン導電剤(以下、まとめて、「アンモニウム系導電剤」とも称する)をシリコーンゴムに添加しても、弾性層の体積抵抗率(以下、「ρv」とも称する)を十分に低下させることができない場合があった。一方、アンモニウム系導電剤よりも弾性層のρvを低下させることができるイオン導電剤は存在するものの、アンモニウム系導電剤と比較して高価である。そのため、より低コストで、弾性層のρvを、より低下させることができるような新たな技術開発の必要性があることを認識した。
本開示の一態様は、体積抵抗値のより一層の低減を低コストで達成し得る電子写真用部材の提供に向けたものである。また、本開示の別の態様は、高品位な電子写真画像を形成することができる電子写真画像形成装置の提供に向けたものである。
本開示の一態様によれば、基層と該基層上の弾性層とを有する電子写真用部材であって、該弾性層は、シリコーンゴム、構造式(1-1)~(1-2)からなる群より選択されるいずれかの第1のカチオン、構造式(2-1)~(2-4)からなる群より選択される少なくとも1つの第2のカチオン、およびアニオンを含む、電子写真用部材が提供される:
(構造式(1-1)~(1-2)中、R~Rは、各々独立に、炭素数1以上14以下のアルキル基を表す。)
(構造式(2-1)~(2-4)中、R~R17は、各々独立に、水素原子または炭素数1以上8以下のアルキル基を表す。)。
また、本開示の別の態様によれば、上記の電子写真用部材を、中間転写部材として具備する電子写真画像形成装置が提供される。
本開示の一態様によれば、体積抵抗値のより一層の低減を低コストで達成し得る電子写真用部材を得ることができる。また、本開示の別の態様によれば、高品位な電子写真画像を形成することができる電子写真画像形成装置を得ることができる。
(a)(第1の)カチオン-アニオン凝集体を示す模式図である。 (b)第2のカチオン添加による、(第1の)カチオン-アニオン凝集体の解離を示す模式図である。 フルカラー電子写真画像形成装置の一例を示す概略断面図である。 本開示の一態様に係る、エンドレスベルト形状を有する電子写真用部材の概略構成図である。 実施例の評価結果の一例を示すグラフである。
前記特許文献1および特許文献2に係るアンモニウム系導電剤をシリコーンゴム弾性層に添加してもρvを十分に低下させることが困難である理由について、本発明者は、以下のように推測した。
通常、樹脂やゴムにイオン導電剤を加えた際の導電性は、導電性の担い手であるキャリアイオンの数と、イオンの動き易さ(イオン移動度)の積に比例する。なお、電気抵抗は、イオン数とイオン移動度の積に反比例する。
非極性であるシリコーンゴムと、極性を有するアンモニウム系導電剤とは相溶性が低い。そのため、アンモニウム系導電剤をシリコーンゴムに含有させても、アンモニウム系導電剤は、シリコーンゴム中でカチオンとアニオンとに解離し難く、カチオン-アニオンの規則配列に起因する凝集体(以下、「カチオン-アニオン凝集体」とも称する)を形成する。そのため、アンモニウム系導電剤の配合量に対してキャリアイオンの発生量が不十分となり、弾性層の体積抵抗値のより一層の低減を図ることが困難であるものと考えられる。
そこで、本発明者は、シリコーンゴム中におけるアンモニウム系導電剤を構成するアニオンとカチオンとの解離度を向上させるべく検討を重ねた。その結果、アンモニウム系導電剤のカチオン(以降、「第1のカチオン」とも称する)とは骨格の形状が異なる第2のカチオンをシリコーンゴム中に共存させることが、シリコーンゴム中におけるアンモニウム系導電剤のイオン解離度の向上に有効であることを見出した。
すなわち、前記したように、アンモニウム系導電剤は、シリコーンゴム中では、図1(a)に示すように、第1のカチオン101とアニオン102との凝集体100を構成していると考えられる。そのため、キャリアイオンの数が少なくなり、シリコーンゴムを含む弾性層の導電性を向上させる効果が限定的である。
一方、図1(b)に示すように、シリコーンゴム中に、第1のカチオン101とは分子構造の異なる第2のカチオン103を共存させることにより、第1のカチオンとアニオンとの規則配列に起因する凝集体100の形成を阻害することができると考えられる。具体的には、シリコーンゴム中に、アンモニウム構造またはホスホニウム構造からなる第1のカチオン101と、該第1のカチオンとは異なる環状構造を有する第2のカチオン103とを共存させる。これにより、図1(b)に示すように、第1のカチオン101とアニオン102とによる凝集体100の形成が阻害され、導電剤の配合量に対するキャリアイオンの数を増やすことができる。その結果、アンモニウム系導電剤を用いた場合であっても、より確実に弾性層を低抵抗化できると考えられる。以下に、本開示に係る電子写真用部材の実施形態について詳細に説明する。なお、本開示は、以下の実施形態に限定されるものではない。
<電子写真用部材>
本開示の一態様に係る電子写真用部材は、基層と、該基層上の弾性層とを有する。電子写真用部材の形状は、特に限定されず、例えば、円筒状、円柱状またはエンドレスベルト形状を取り得る。図3は、本開示の一態様に係る、エンドレスベルト形状を有する電子写真用部材(以降、「電子写真用ベルト」とも称する)300の概略構成図である。電子写真用ベルト300は、エンドレスベルト形状の基層302と、その外周面上に形成された弾性層301とから構成されている。なお、必要に応じて、弾性層301の外周面上にさらに不図示の表面層を設けてもよい。
電子写真用部材の体積抵抗率は、好ましくは、1.0×10Ω・cm以上2.0×1011Ω・cm以下、より好ましくは、1.0×10Ω・cm以上8.0×1010Ω・cm以下、特に好ましくは、1.0×10Ω・cm以上5.0×1010Ω・cm以下である。
[基層]
基層としては、電子写真用部材の形状に対応して、円筒状、円柱状またはエンドレスベルト形状を有するものを用い得る。基層の材質としては、耐熱性および機械的強度に優れる材質であれば特に制限はない。例えば、アルミニウム、鉄、銅、ニッケルの如き金属;ステンレス、真鍮の如き合金;アルミナ、炭化珪素の如きセラミックス;ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリエステル、ポリイミド、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイドの如き樹脂が挙げられる。
なお、基層の材質として熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を用いる場合には、金属粉末、導電性酸化物粉末、導電性カーボンの如き導電性粉体を添加して導電性を付与してもよい。基層の好ましい体積抵抗率としては、例えば、1.0×10Ω・cm以上、1.0×1011Ω・cm以下である。また、基層の好ましい表面抵抗率としては、例えば、3.0×10Ω/□以上、3.0×1012Ω/□以下である。
基層の材質としては、柔軟性および機械強度に優れる樹脂が特に好適であり、中でも、導電性粉体としてのカーボンブラックを含むポリエーテルエーテルケトン、および、導電性粉体としてのカーボンブラックを含むポリイミドが特に好適に用いられる。また、エンドレスベルト形状の基層の厚さは、例えば、10μm以上500μm以下であり、特には30μm以上150μm以下である。
[弾性層]
弾性層は、マトリックス材料としてのシリコーンゴムと、該シリコーンゴム中に分散された第1のカチオン、第2のカチオンおよびアニオンとを含む。より具体的には、弾性層は、シリコーンゴムの原料(ベースポリマー、架橋剤等)と、第1のカチオンと、第2のカチオンと、アニオンとを少なくとも含むシリコーンゴム混合物を硬化させた硬化物から構成される。シリコーンゴム混合物は液状のものが多いため、添加される材料の種類や添加量に応じて、その架橋度を調整することで、作製する弾性層の弾性を調整し易い。以下、弾性層に含まれるシリコーンゴムについて説明する。
(シリコーンゴム)
シリコーンゴムは、付加硬化型液状シリコーンゴムを硬化させた硬化物である。一般に、付加硬化型液状シリコーンゴムは、下記(a)、(b)および(c)成分を含む。
(a)不飽和脂肪族基を有するオルガノポリシロキサン;
(b)ケイ素原子に結合した活性水素を有するオルガノポリシロキサン;
(c)架橋触媒としての白金化合物。
上記(a)成分である、不飽和脂肪族基を有するオルガノポリシロキサンとしては、以下のものが挙げられる。
・分子両末端が(R2122SiO1/2で表され、中間単位が(R21SiOおよびR2122SiOで表される直鎖状オルガノポリシロキサン;
・分子両末端が(R2122SiO1/2で表され、中間単位にR21SiO3/2またはSiO4/2を含む分岐状オルガノポリシロキサン。
ここで、R21は、上記式中のケイ素原子に結合した、不飽和脂肪族基を含まない非置換または置換の1価の炭化水素基を表す。該炭化水素基としては、具体的に、以下のものが挙げられる。
・アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等);
・アリール基(フェニル基、ナフチル基等)。
該炭化水素基が有していてもよい置換基としては、フッ素原子や塩素原子等のハロゲン原子;メトキシ基やエトキシ基等のアルコキシ基;シアノ基等が挙げられる。置換炭化水素基としては、具体的に、クロロメチル基、3-クロロプロピル基、3,3,3-トリフルオロプロピル基、3-シアノプロピル基、3-メトキシプロピル基等が挙げられる。これらの中でも、合成や取扱いが容易で、優れた耐熱性が得られることから、R21の50%以上がメチル基であることが好ましく、すべてのR21がメチル基であることがより好ましい。
また、R22は、上記式中のケイ素原子に結合した不飽和脂肪族基を表す。不飽和脂肪族基としては、ビニル基、アリル基、3-ブテニル基、4-ペンテニル基、5-ヘキセニル基が例示される。これらの中でも、合成や取扱いが容易で、シリコーンゴムの架橋反応が進行しやすいことから、ビニル基が好ましい。
上記(b)成分である、ケイ素原子に結合した活性水素を有するオルガノポリシロキサンは、(c)成分である白金化合物の触媒作用により、前記(a)成分が有する不飽和脂肪族基と反応して架橋構造を形成する架橋剤である。(b)成分中のケイ素原子に結合した活性水素の原子数は、1分子中に平均3個を超える数であることが好ましい。
(b)成分であるケイ素原子に結合した活性水素を有するオルガノポリシロキサン中の、ケイ素原子に結合した有機基としては、(a)成分のR21と同じ、不飽和脂肪族基を含まない非置換または置換の1価の炭化水素基が例示される。特に、合成および取扱いが容易であることから、該有機基としてはメチル基が好ましい。
(b)成分の分子量は特に限定されない。また、(b)成分の25℃における粘度は、10mm/s以上100,000mm/s以下が好ましく、15mm/s以上1,000mm/s以下がより好ましい。(b)成分の25℃における粘度が上記範囲内であれば、保存中に揮発して所望の架橋度や成形品の物性が得られないということがなく、また合成や取扱いが容易となり、系中に均一に分散させやすくなる。
(b)成分のシロキサン骨格は、直鎖状、分岐状、環状のいずれでもよく、これらの混合物を用いてもよい。特に合成の容易性の観点から、(b)成分のシロキサン骨格は、直鎖状であることが好ましい。また、(b)成分において、Si-H結合は、分子中のどのシロキサン単位に存在してもよいが、少なくともその一部が、(R21HSiO1/2単位のような分子末端のシロキサン単位に存在することが好ましい。
付加硬化型液状シリコーンゴムとしては、不飽和脂肪族基の量が、ケイ素原子1モルに対して0.1モル%以上、2.0モル%以下であるものが好ましく、0.2モル%以上、1.0モル%以下であるものがより好ましい。
上記(c)成分としては、公知の白金化合物を用いることができる。
(第1のカチオン)
第1のカチオンは、下記構造式(1-1)で示されるアルキルアンモニウムイオンまたは下記構造式(1-2)で示されるアルキルホスホニウムイオンから選択されるいずれかである。
構造式(1-1)~(1-2)中、R~Rは、各々独立に、炭素数1以上14以下のアルキル基を表す。R~Rは、直鎖構造であっても分岐構造を有していてもよい。
また、R~Rのうちの少なくとも1つ、R~Rのうちの少なくとも1つの置換基は、炭素数4以上8以下の直鎖部分を有するアルキル基であることが好ましい。R~Rのうちの少なくとも1つの置換基、およびR~Rのうちの少なくとも1つの置換基が、炭素数4以上の直鎖部分を有するアルキル基であることによって、第1のカチオンとアニオンとのクーロン力による相互作用を弱めることができる。その結果、第2のカチオンによる、第1のカチオンとアニオンとの凝集体の形成の阻止効果をより確実に達成し得る。また、当該直鎖部分の炭素数が8以下であることで、当該直鎖部分同士の配向により、凝集体が形成されることをより確実に防止し得る。
なお、R~Rは全て同じであってもよく、また、全てが互いに異なっていてもよい。但し、R~Rの全てが同一の置換基ではないことが好ましい。具体的には、例えば、R~Rが同一のアルキル基であり、RがR~Rとは異なるアルキル基であることが好ましい。R~Rの全てが同一の置換基でないことで、カチオンの構造上の対称性が低くなり、第1のカチオンとアニオンとの解離性をより高めることができる。その結果、第2のカチオンによる、第1のカチオンとアニオンとの凝集体の形成を阻止する効果がより向上する。R~Rについても、上記と同様に、全て同じであってもよく、また、全てが互いに異なっていてもよいが、全てが同一の置換基ではないことが好ましい。
構造式(1-1)で示される第1のカチオンの具体例を以下に挙げる。
トリメチル-n-プロピルアンモニウムイオン、トリメチル-n-ブチルアンモニウムイオン、n-ヘキシルトリメチルアンモニウムイオン、n-オクチルトリメチルアンモニウムイオン、n-テトラデシルトリメチルアンモニウムイオン、トリ-n-ブチルメチルアンモニウムイオン、メチルトリ-n-オクチルアンモニウムイオン、tert-ブチルトリメチルアンモニウムイオン、テトラエチルアンモニウムイオン、テトラ-n-オクチルアンモニウムイオン、メチルトリ-n-ドデシルアンモニウムイオン、トリ-n-ヘキシル-n-テトラデシルアンモニウムイオン。
構造式(1-2)で示される第1のカチオンの具体例を以下に挙げる。
トリメチル-n-プロピルホスホニウムイオン、トリメチル-n-ブチルホスホニウムイオン、n-ヘキシルトリメチルホスホニウムイオン、n-オクチルトリメチルホスホニウムイオン、n-テトラデシルトリメチルホスホニウムイオン、トリ-n-ブチルメチルホスホニウムイオン、メチルトリ-n-オクチルホスホニウムイオン、tert-ブチルトリメチルホスホニウムイオン、テトラエチルホスホニウムイオン、テトラ-n-オクチルホスホニウムイオン、メチルトリ-n-ドデシルホスホニウムイオン、トリ-n-ヘキシル-n-テトラデシルホスホニウムイオン。
(第2のカチオン)
第2のカチオンは、下記構造式(2-1)~(2-4)からなる群より選択される少なくとも1つである。
構造式(2-1)~(2-4)中、R~R17は、各々独立に、水素原子または炭素数1以上8以下のアルキル基を表す。R~R17で表されるアルキル基は、直鎖構造であっても分岐構造を有していてもよい。ただし、キャリアイオンの数を増やすために、第1のカチオンと第2のカチオンとの相互作用をより生じにくくすることが好ましい。そのためには、例えば、第1のカチオンが、前記構造式(1-1)で示す構造を有し、かつ、R~Rのうちの少なくとも1つが炭素数4以上8以下の直鎖部分を有するアルキル基である場合、第2のカチオンが有する、構造式(2-1)~(2-4)における、R~R10、R11~R12、R13~R15、R16~R17は、いずれも炭素数5以上の直鎖部分を有さないアルキル基であることが好ましい。
同様に、第1のカチオンが、前記構造式(1-2)で示す構造を有し、かつ、R~Rのうちの少なくとも1つが炭素数4以上8以下の直鎖部分を有するアルキル基である場合、第2のカチオンが有する、構造式(2-1)~(2-4)における、R~R10、R11~R12、R13~R15、R16~R17は、いずれも炭素数5以上の直鎖部分を有さないアルキル基であることが好ましい。
上記した、「炭素数5以上の直鎖部分を有さないアルキル基」の例としては、例えば、炭素数1以上4以下の直鎖アルキル基、及び、炭素数5以上8以下であって、かつ、直鎖部分の炭素数が4以下のアルキル基が挙げられる。中でも、「炭素数5以上の直鎖部分を有さないアルキル基」としては、炭素数1以上4以下の直鎖アルキル基であることが特に好ましい。
また、構造式(2-3)で示す構造におけるR15は、水素原子または炭素数1以上4以下の直鎖アルキル基が好ましく、水素原子またはメチル基がより好ましい。さらに、構造式(2-4)で示す構造におけるR17は、水素原子または炭素数1以上4以下の直鎖アルキル基が好ましく、水素原子またはメチル基がより好ましい。
上記構造式(2-1)に示すカチオンの具体例を以下に挙げる。
1-エチル-3-メチルイミダゾリウムイオン、1-n-ブチル-3-メチルイミダゾリウムイオン、1-n-ヘキシル-3-メチルイミダゾリウムイオン、1-n-オクチル-3-メチルイミダゾリウムイオン、1-n-ブチル-3-エチルイミダゾリウムイオン、1-n-オクチル-3-エチルイミダゾリウムイオン、1-(tert-ブチル)-3-メチルイミダゾリウムイオン。
上記構造式(2-2)に示すカチオンの具体例を以下に挙げる。
N-エチル-N-メチルピロリジニウムイオン、N-n-ブチル-N-メチルピロリジニウムイオン、N-n-ヘキシル-N-メチルピロリジニウムイオン、N-n-オクチル-N-メチルピロリジニウムイオン、N-n-ブチル-N-エチルピロリジニウムイオン、N-n-オクチル-N-エチルピロリジニウムイオン、N-(tert-ブチル)-N-メチルピロリジニウムイオン。
上記構造式(2-3)に示すカチオンの具体例を以下に挙げる。
1-エチル-1-メチルピペリジニウムイオン、1-ブチル-1-メチルピペリジニウムイオン、1-n-ヘキシル-1-メチルピペリジニウムイオン、1-n-オクチル-1-メチルピペリジニウムイオン、1-n-ブチル-1-エチルピペリジニウムイオン、1-(tert-ブチル)-1-メチルピペリジニウムイオン、1-n-ブチル-1-エチル-4-メチルピペリジニウムイオン、1-n-オクチル-1-エチル-4-メチルピペリジニウムイオン。
上記構造式(2-4)に示すカチオンの具体例を以下に挙げる。
1-エチルピリジニウムイオン、1-n-ブチルピリジニウムイオン、1-n-ヘキシルピリジニウムイオン、1-n-オクチルピリジニウムイオン、1-(tert-ブチル)ピリジニウムイオン、1-n-オクチル-4-メチルピリジニウムイオン、1-n-オクチル-4-ブチルピリジニウムイオン。
前記第1のカチオンおよび第2のカチオンの量比としては、第1のカチオンのモル数をAとし、前記第2のカチオンのモル数をBとしたとき、A/(A+B)が、0.2以上0.8以下であることが好ましい。当該量比を上記した範囲内とすることで、第1のカチオン-アニオン凝集体の形成をより確実に防止し得る。なお、上記第2のカチオンを2種以上併用する場合、上記第2のカチオンのモル数Bは、複数の第2のカチオンのモル数の合計を意味する。
また、弾性層は、上記第1および第2のカチオン以外のカチオンを含んでいてもよい。例えば、ジメチルシロキサン鎖で変性されたカチオンは、硬化性シリコーンゴムと類似した化学構造を有し、硬化性シリコーンゴムとの親和性が高い。そのため、弾性層がジメチルシロキサン鎖で変性されたカチオンを含む場合、電子写真用部材は、より均一な体積抵抗率を発現する。
(アニオン)
アニオンは、特に限定されるものではない。アニオンの具体例を以下に挙げる。
、Cl、Br、I、AlCl 、NO 、BF 、PF 、AsF 、SbF 、CHCOO、CFCOO、(CPF 、C2n+1SO 、(C2m+1SO)(C2n+1SO)N。ただし、mおよびnは、各々独立に0以上の整数を表す。mおよびnの上限は特に限定されないが、アニオンの良好な移動度を担保する観点から、各々4以下が好ましい。すなわち、mおよびnは、各々独立に0以上4以下の整数であることが好ましい。
上記で挙げたアニオンは1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、(C2m+1SO)(C2n+1SO)Nで示されるアニオンの中でも、疎水性が高く湿度による移動度の影響を受け難い点から、mおよびnが共に1以上であるアニオンが好ましい。さらに、これらの中でも、下記構造式(3)で示されるアニオンがより好ましい。アニオンのサイズが小さいとイオン移動度が高く、弾性層の低抵抗化により有利であるためである。
弾性層中の上記第1のカチオン、第2のカチオンおよびアニオンの存在は、弾性層をメタノールやメチルエチルケトン(MEK)等の溶媒に浸漬させ、溶媒に溶出した成分を抽出し、分析することで確認することができる。分析手法としては、液体クロマトグラフ質量分析法や、核磁気共鳴分光法が挙げられる。
弾性層中のシリコーンゴム100gに対する、第1のカチオンおよび第2のカチオンの総量は、0.3mmol以上18mmol以下であることが好ましい。弾性層中のシリコーンゴムに対する、第1のカチオンおよび第2のカチオンの総量を上記範囲内とすることで、弾性層の体積抵抗率を半導電領域の範囲内に調整することが容易となる。ここで、弾性層の体積抵抗率の調整は、添加する第1および第2のカチオンとアニオンの量、第1のカチオンと第2のカチオンの比率、後述する充填剤の添加量等により成される。基層が、上記の様な導電性である場合、基層の体積抵抗率に対する弾性層の体積抵抗率の比(弾性層の体積抵抗率/基層の体積抵抗率)としては、好ましくは、0.01~100である。なお、体積抵抗率について、半導電領域とは、1.0×10Ω・cm以上2.0×1011Ω・cm以下の如き範囲である。
(添加剤)
本開示に係る弾性層は、本態様に係る効果を損なわない範囲で、充填剤、着色剤、架橋促進剤、架橋遅延剤、架橋助剤、スコーチ防止剤、老化防止剤、軟化剤、熱安定剤、捕捉剤、難燃剤、難燃助剤、紫外線吸収剤、防錆剤、電子導電剤などの添加剤を含んでいてもよい。
充填剤としては、ヒュームドシリカ、結晶性シリカ、湿式シリカ、ヒュームド酸化チタン、セルロースナノファイバーなどの補強性充填剤が挙げられる。補強性充填剤は、シリコーンゴム中に分散されやすいため、オルガノアルコキシシラン、オルガノハロシラン、オルガノシラザン、分子鎖両末端がシラノール基で封鎖されたジオルガノシロキサンオリゴマー、環状オルガノシロキサン等の有機ケイ素化合物により表面改質されていてもよい。
中でも親水性シリカは、弾性層形成用の付加硬化型液状シリコーンゴム混合物の粘度を有意に調整することができるため、好適に用い得る。ここで、親水性シリカとは、具体的には、pH値が7.0以下、特には、3.5以上、5.0以下のシリカをいう。このような親水性シリカとしては、たとえば、日本アエロジル(株)製の「AEROSIL 90」(pH値:3.7-4.7)、「AEROSIL 130」(pH値:3.7-4.5)、「AEROSIL 150」(pH値:3.7-4.5)、「AEROSIL 200」(pH値:3.7-4.5)、「AEROSIL 255」(pH値:3.7-4.5)、「AEROSIL 300」(pH値:3.7-4.5)、「AEROSIL 380」(pH値:3.7-4.5)など(いずれも商品名)を挙げることができる。
電子導電剤としては、アセチレンブラックやケッチェンブラックのような導電性カーボンブラック、グラファイト、グラフェン、カーボン繊維、カーボンナノチューブ、銀、銅、ニッケルなどの金属粉、導電性亜鉛華、導電性炭酸カルシウム、導電性酸化チタン、導電性酸化錫、導電性マイカが例示される。しかし、本態様に係る弾性層に電子導電剤を含有させた場合、当該弾性層の電圧依存性は大きくなる傾向にあるため、電子導電剤は、含まないか、含むとしても電子導電性を殆ど発現させない程度の量で含むことが好ましい。
その他の上記添加剤としては、公知のものを適宜選択して用いることができる。
弾性層の硬さは、タイプA硬さで20度以上80度以下であることが好ましく、45度以上80度以下であることがより好ましい。また、弾性層の厚さは、機械的強度と柔軟性を考慮して、50μm以上500μm以下であることが好ましく、100μm以上400μm以下であることがより好ましい。
基層および弾性層をより強固に接着するため、基層の外表面に、適宜プライマーを塗布してもよい。ここで用いられるプライマーとは、有機溶剤中に、シランカップリング剤、シリコーンポリマー、水素化メチルシロキサン、アルコキシシラン、反応促進触媒、ベンガラの如き着色剤が、適宜配合分散された塗料である。該プライマーとしては、市販品を用いることができる。プライマー処理は、このプライマーを基層の外表面に塗布し、乾燥または焼成させることによって行われる。プライマーは、基層の材質、弾性層の種類または架橋反応の形態によって適宜選択可能である。特に、弾性層が不飽和脂肪族基を多く含む場合には、不飽和脂肪族基との反応により接着性を付与するために、ヒドロシリル基を含有するプライマーが好適に用いられる。このような特徴を有する市販のプライマーとして、DY39-051A/B(商品名、東レ・ダウコーニング(株)製)が挙げられる。
また、弾性層がヒドロシリル基を多く含む場合には、不飽和脂肪族基を含有するプライマーが好適に用いられる。このような特徴を有する市販のプライマーとして、DY39-067(商品名、東レ・ダウコーニング(株)製)が挙げられる。プライマーとしては、アルコキシ基を含有するものも挙げられる。また、基層表面に紫外線照射等の表面処理を施すことで、基層と弾性層との架橋反応を補助し、より接着力を強めることができる。上記以外のプライマーとしては、X-33-156-20、X-33-173A/B、X-33-183A/B(いずれも商品名、信越化学工業(株)製)や、DY39-90A/B、DY39-110A/B、DY39-125A/B、DY39-200A/B(いずれも商品名、東レ・ダウコーニング(株)製)等が挙げられる。
[表面層]
電子写真用部材の表面層は、用紙のような記録媒体や、ドラム等の各種当接部材との摺擦による摩耗に対して耐性があり、かつトナー等が固着せぬように、低付着性を有することが求められる。表面層に用いる樹脂は、低付着性を有するものであれば特に制限はないが、例えば、フッ素樹脂、含フッ素ウレタン樹脂、フッ素ゴム、シロキサン変性ポリイミドが挙げられる。中間転写ベルト用の表層としては、これらの中でも、弾性層の弾性機能を損なわない観点から、含フッ素ウレタン樹脂からなるものが好ましい。
表面層の厚さは0.5μm以上20μm以下が好ましく、1μm以上10μm以下がより好ましい。表面層の厚さが0.5μm以上であれば、使用に伴う表面層の摩耗によるトナーの消失を抑制しやすくなる。また、表面層の厚さが20μm以下であれば、弾性層の弾性機能を阻害することがない。
表面層は、必要に応じて、上述の電子導電剤を含んでいてもよい。表面層中の電子導電剤の含有量は、付着性や機械強度の観点から、表面層100質量部に対して30質量部以下であることが好ましい。
また、必要に応じて、弾性層と表面層の間にプライマー層を設けてもよい。プライマー層の厚さは、弾性機能を阻害しない観点から、0.1μm以上15μm以下であることが好ましく、0.5μm以上10μm以下であることがより好ましい。
<電子写真画像形成装置>
本開示の一態様に係る電子写真画像形成装置は、上記本開示に係る電子写真用部材を中間転写部材(中間転写ベルト)として具備する。図2を参照して、電子写真画像形成装置の実施形態の一例を説明する。
本実施形態の電子写真画像形成装置は、複数色の画像形成ステーションを電子写真用エンドレスベルト(以下、「中間転写ベルト」と称する)の回転方向に並べて配置した、所謂タンデム型の構成を有する。なお、以下の説明では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に関する構成の符号に、それぞれ、Y、M、C、kの添え字を付しているが、同様の構成については添え字を省略する場合もある。
図2において、符号1Y、1M、1C、1kは感光ドラム(感光体、像担持体)である。感光ドラム1の周囲には、帯電装置2Y、2M、2C、2k、露光装置3Y、3M、3C、3k、現像装置4Y、4M、4C、4k、中間転写ベルト(中間転写体)6が配置される。感光ドラム1は、矢印Fの方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動される。帯電装置2は、感光ドラム1の周面を所定の極性、電位に帯電する(1次帯電)。露光装置3としてのレーザビームスキャナーは、不図示のイメージスキャナー、コンピュータ等の外部機器から入力される画像情報に対応してオン/オフ変調したレーザー光を出力して、感光ドラム1上の帯電処理面を走査露光する。この走査露光により、感光ドラム1面上に目的の画像情報に応じた静電潜像が形成される。
現像装置4Y、4M、4C、4kは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(k)の各色成分のトナーを内包する。そして、画像情報に基づいて使用する現像装置4を選択し、感光ドラム1上に現像剤(トナー)が現像され、静電潜像がトナー像として可視化される。本実施形態では、このように静電潜像の露光部にトナーを付着させて現像する反転現像方式が用いられる。また、このような帯電装置、露光装置および現像装置により画像形成手段を構成している。
また、中間転写ベルト6は、本開示に係る電子写真用エンドレスベルトであり、感光ドラム1の表面に当接されるよう配設され、複数の張架ローラ20、21、22に張架されている。そして、矢印Gの方向へ回動するようになっている。本実施形態では、張架ローラ20は中間転写ベルト6の張力を一定に制御するようにしたテンションローラであり、張架ローラ22は中間転写ベルト6の駆動ローラであり、張架ローラ21は2次転写用の対向ローラである。また、中間転写ベルト6を挟んで感光ドラム1と対向する1次転写位置には、それぞれ、1次転写ローラ5Y、5M、5C、5kが配置されている。感光ドラム1にそれぞれ形成された各色未定着トナー像は、1次転写ローラ5に定電圧源または定電流源によりトナーの帯電極性と逆極性(例えば正極性)の1次転写バイアスを印加することにより、中間転写ベルト6上に順次静電的に1次転写される。そして、中間転写ベルト6上に、4色の未定着トナー像が重ね合わされたフルカラー画像を得る。中間転写ベルト6は、このように感光ドラム1から転写されたトナー像を担持しつつ回転する。1次転写後の感光ドラム1の1回転毎に感光ドラム1の表面は、クリーニング装置11Y、11M、11C、11kにより転写残トナーをクリーニングされ、繰り返し作像工程に入る。
また、記録材7の搬送経路に面した中間転写ベルト6の2次転写位置には、中間転写ベルト6のトナー像担持面側に2次転写ローラ(転写部)9を圧接配置している。また、2次転写位置の中間転写ベルト6の裏面側には、2次転写ローラ9の対向電極をなし、バイアスが印加される対向ローラ21が配設されている。中間転写ベルト6上のトナー像を記録材7に転写する際、対向ローラ21には、トナーと同極性のバイアスが2次転写バイアス印加手段28により印加される。対向ローラ21には、例えば-1000~-3000Vが印加され、-10~-50μAの電流が流れる。このときの転写電圧は転写電圧検知手段29により検知される。さらに、2次転写位置の下流側には、2次転写後の中間転写ベルト6上に残留したトナーを除去するクリーニング装置(ベルトクリーナ)12が設けられている。
レジストローラ対8から2次転写位置に導入された記録材7は、2次転写位置で挾持搬送され、その時に、2次転写ローラ9の対向ローラ21に2次転写バイアス印加手段28から所定に制御された定電圧バイアス(転写バイアス)が印加される。対向ローラ21にトナーと同極性の転写バイアスが印加されることで転写部位にて中間転写ベルト6上に重ね合わされた4色のフルカラー画像(トナー像)を記録材7へ一括転写し、記録材上にフルカラーの未定着トナー像が形成される。トナー像の転写を受けた記録材7は、2次転写位置から矢印Hの方向に搬送され、不図示の定着器へ導入されて加熱定着される。
各実施例および比較例に用いたイオン導電剤を以下の表1に示す。なお、以下の実施例において、「実施例1-1」および「実施例1-7」は、それぞれ「参考例1-3」および「参考例1-4」と読み替えるものとする。
<電子写真用ベルトの作製>
[実施例1-1]
(基層の形成)
下記の材料を、各々重量式フィーダを用いて、2軸混練機(商品名:PCM30、(株)池貝製)に投入し、混練した。2軸混練機のシリンダ設定温度は、材料投入部を320℃とし、シリンダ下流およびダイは360℃とした。2軸混練機のスクリュ回転数は300rpmとし、材料供給量は8kg/hとした。得られた混練物を裁断して樹脂ペレットを調製した。
・ポリエーテルエーテルケトン(商品名:VICTREXPEEK450G、ビクトレックス社製):75質量部
・アセチレンブラック(商品名:デンカブラック粒状品、デンカ(株)製):25質量部
次いで、得られた樹脂ペレットを円筒押出成形することにより、エンドレスベルト形状の基層を作製した。なお、円筒押出成形には、単軸押出機(商品名:GT40、(株)プラスチック工学研究所製)の先端に、直径300mm、間隙1mmのリング形状の開口部を有する円筒ダイを取り付けた円筒押出成形装置を用いた。具体的には、重量式フィーダを用いて、樹脂ペレットを4kg/hの供給量で単軸押出機に供給した。単軸押出機のシリンダ設定温度は、材料投入部を320℃とし、シリンダ下流および円筒ダイは380℃とした。円筒ダイから押し出された樹脂チューブは、円筒引取機により、厚さが60μmとなるように円筒引取機で引き取った。引き取る過程において、円筒ダイと円筒引取機の間に設けた冷却マンドレルに樹脂チューブを接触させて冷却し、固化させた。固化した樹脂チューブを、円筒引取機の下部に設置された円筒切断機にて、その周方向に直交する方向の長さ(幅)が、400mmとなるように切断した。こうして、本実施例に係る、エンドレスベルト形状の基層を作製した。こうして得た基層の体積抵抗率は、1.0×10Ω・cmであった。なお、基層の体積抵抗率の測定は、後述する電子写真用ベルトの体積抵抗率の測定と同じ方法で行った。
(弾性層の形成)
付加硬化型液状シリコーンゴム(商品名:TSE3450 A/B、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)100質量部に対し、イオン導電剤として、No.1-1(アンモニウム1)を5.8質量部(シリコーンゴム100gに対して、9.0mmol)およびNo.2-1(環状1)を0.39質量部(シリコーンゴム100gに対して、1.0mmol)添加し、混合した。次いで、親水性シリカ(商品名:AEROSIL380、日本アエロジル(株)製)を3.0質量部および黒色着色剤(商品名:LIMSカラー02、信越化学工業(株)製)を1.0質量部添加した。その後、遊星撹拌脱泡装置(商品名:HM-500、(株)キーエンス製)を用いて撹拌・脱泡して、付加硬化型液状シリコーンゴム混合物を得た。
続いて、上記基層の外表面に紫外線照射処理を施した後に、プライマー(商品名:DY39-051、東レ・ダウコーニング(株)製)を塗布し、加熱乾燥を行った。プライマー層を外表面に形成した基層を円筒形の中子に取り付け、さらに中子と同軸上にゴム吐出用のリングノズルを取り付けた。送液ポンプを用いて、上記付加硬化型液状シリコーンゴム混合物をリングノズルに供給し、スリットから吐出することで、該基層上に、該付加硬化型液状シリコーンゴム混合物の層を形成した。この際、硬化後の弾性層が280μmの厚さになるように、相対移動速度および送液ポンプ吐出量を調整した。中子に取り付けた状態で加熱炉に入れて、130℃で15分間、さらに180℃で60分間加熱し、該付加硬化型液状シリコーンゴム混合物の層を硬化して弾性層を形成した。
(表面層の形成)
ポリウレタンディスパージョンに、ポリテトラフルオロエチレンが分散した含フッ素ポリウレタン樹脂液(商品名:Emralon T-861、ヘンケルジャパン社製)を用意した。次いで、弾性層の外表面をエキシマUV照射により親水化処理した。その後、該弾性層を中子に嵌め合わせ、200rpmで回転させながら、スプレーガン(商品名:W-101、アネスト岩田(株)製)を用いて該ポリウレタン樹脂液を塗布して、該ポリウレタン樹脂液の塗膜を形成した。該塗膜が形成された弾性層を、温度130℃の加熱炉に入れて、30分間加熱して該塗膜を硬化させて表面層を形成した。こうして、弾性層上に厚さ3μmの表面層を有する電子写真用ベルトを得た。
(弾性層中のアンモニウム1および環状1の同定)
上記で作製した電子写真用ベルトの弾性層中に含まれるアンモニウム1および環状1を、以下の方法によって同定した。
電子写真用ベルトから弾性層200mgを切り出し、メタノール1mLに浸漬した後、40kHzの超音波を10分間印加した。その後、高速遠心分離機(商品名:Model 7780、久保田商事(株)製)を用いて、12000rpmで10分間遠心分離を行い、上澄み液を分取して、カチオン・アニオン抽出液を得た。続いて、液体クロマトグラフィ質量分析計(商品名:Thermo Scientific LTQ Orbitrap XL、サーモフィッシャーサイエンティフィック製)を用いて、以下の条件で、該抽出液の質量分析を行った。
[質量分析条件]
・直接導入法
・注入量:2μL
・イオン化法:エレクトロスプレーイオン化(ESI)
質量分析の結果、弾性層の作製時に用いた2種のイオン導電剤(アンモニウム1および環状1)の2種のカチオンの各々および1種のアニオンの分子量の位置に、ピークが存在することを確認した。
また、得られたカチオン・アニオン抽出液からメタノール溶媒を除去した後、重水素化メタノールに再溶解させた。得られた溶液を、H-NMR(商品名:AL400型FT-NMR、日本電子株式会社製)を用いて、以下の条件で測定した。
[測定条件]
・周波数:400MHz
・積算回数:32回
・測定温度:25℃
得られたスペクトルピークは、アンモニウム1のカチオン構造と環状1のカチオン構造が有するプロトンに帰属された。以上より、弾性層中に含まれるアンモニウム1および環状1を同定した。
[実施例1-2~10-2、参考例1-1~10-2]
使用するイオン導電剤の種類および配合を下記表2-1~2-5に記載したとおりに変更した以外は、実施例1-1と同様にして、実施例1-2~10-2、および参考例1-1~10-2に係る電子写真用ベルトを得た。なお、表中、数値の単位は、シリコーンゴム100gに対する各イオン導電剤のmmol数である。
[比較例1、参考例11-1~11-2]
使用するイオン導電剤の種類および配合を下記表2-6に記載したとおりに変更した以外は、実施例1-1と同様にして、比較例1、参考例11-1~11-2に係る電子写真用ベルトを得た。なお、表中、数値の単位は、シリコーンゴム100gに対する各イオン導電剤のmmol数である。
<評価>
[体積抵抗率の測定]
上記の実施例、参考例および比較例に係る電子写真用ベルト各々について、体積抵抗率を以下のようにして測定した。
すなわち、体積抵抗率の値は、周長が1147mmである各電子写真用ベルトに対して、20mm間隔で58点測定して得られた値の平均値と定義した。
体積抵抗率の測定は、日本産業規格(JIS)K6271-1:2015「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム-電気抵抗率の求め方-第1部:二重リング電極法」に準拠して、高抵抗率計(商品名:ハイレスタMCP-HT450、日東精工アナリテック(株)製)を用いて行った。電極としては、「URプローブ」を使用し、100Vの電圧を10秒間印加したときの値を用いた。なお、測定は、温度25℃、相対湿度55%の環境下で行った。
[低抵抗化効果の評価]
各実施例における体積抵抗率の低抵抗化効果は、各々対応する参考例の2つの測定結果から形成される加成性ラインとの比較により評価した。具体的には、まず、前記第1のカチオンのモル数Aを、モル数Aと前記第2のカチオンのモル数Bとの和で除した値A/(A+B)を横軸に取った。そして、各々の実施例または参考例における体積抵抗率ρvの常用対数値LOG(ρv)を縦軸にしてプロットしたグラフを作成した。この際、A/(A+B)=Xにおける実施例の値をYとした。続いて、2つの参考例(横軸が0または1)のプロットを直線で結び、この直線を加成性ラインとして、A/(A+B)=Xにおける加成性ライン上の値(Y)を読み取った。2種のカチオンが互いに作用せずに単に混合されている場合、A/(A+B)=XにおけるLOG(ρv)の値は、加成性ライン上の値(Y)になると推測される。ゆえに、YからYを減じた値(Y-Y)を、本開示に係る効果の発現による低抵抗化効果として、以下の基準で評価した。図4に、実施例1-1~1-7、参考例1-1~1-2の体積抵抗率の測定結果、および実施例1-4(X=0.5)における、上記YおよびYの読み取り方を示す。なお、図4において、符号400が加成性ラインである。
(低抵抗化評価基準)
ランクA:大きい低抵抗化効果が確認された(Y-Y≧0.7)
ランクB:低抵抗化効果が確認された(0.7>Y-Y≧0.1)
ランクC:低抵抗化効果が確認されなかった(Y-Y<0.1)
なお、比較例1および参考例11-1~11-2においては、環状3中のカチオンのモル数をA、環状1中のカチオンのモル数をBとして、同様の評価を行った。
以上の評価結果を表3-1~3-6に示す。
本開示は、以下の構成を含む。
[構成1]
基層と該基層上の弾性層とを有する電子写真用部材であって、
該弾性層は、
シリコーンゴム、
構造式(1-1)~(1-2)からなる群より選択されるいずれかの第1のカチオン、
構造式(2-1)~(2-4)からなる群より選択される少なくとも1つの第2のカチオン、および
アニオン
を含む、電子写真用部材:
(構造式(1-1)~(1-2)中、R~Rは、各々独立に、炭素数1以上14以下のアルキル基を表す。)
(構造式(2-1)~(2-4)中、R~R17は、各々独立に、水素原子または炭素数1以上8以下のアルキル基を表す。)。
[構成2]
前記アニオンが、F、Cl、Br、I、AlCl 、NO 、BF 、PF 、AsF 、SbF 、CHCOO、CFCOO、(CPF 、C2n+1SO 、および(C2m+1SO)(C2n+1SO)N(ただし、mおよびnは、各々独立に0以上4以下の整数を表す)からなる群より選択される少なくとも1つである、構成1に記載の電子写真用部材。
[構成3]
前記アニオンが、下記構造式(3)で示されるアニオンである、構成2に記載の電子写真用部材:
[構成4]
前記第1のカチオンが、前記構造式(1-1)で示す構造を有し、かつ、R~Rのうちの少なくとも1つが、炭素数4以上8以下の直鎖部分を有するアルキル基であり、前記第2のカチオンが有する前記構造式(2-1)~(2-4)で示す構造において、R~R10、R11~R12、R13~R15、R16~R17で表されるアルキル基が、いずれも炭素数5以上の直鎖部分を有さない、構成1~3のいずれかの構成に記載の電子写真用部材。
[構成5]
前記第1のカチオンが、前記構造式(1-2)で示す構造を有し、かつ、R~Rのうちの少なくとも1つが、炭素数4以上8以下の直鎖部分を有するアルキル基であり、前記第2のカチオンが有する前記構造式(2-1)~(2-4)で示す構造において、R~R10、R11~R12、R13~R15、R16~R17で表されるアルキル基が、いずれも炭素数5以上の直鎖部分を有さない、構成1~3のいずれかの構成に記載の電子写真用部材。
[構成6]
前記弾性層に含まれる前記第1のカチオンのモル数をAとし、前記弾性層に含まれる前記第2のカチオンのモル数をBとしたとき、A/(A+B)が、0.2以上0.8以下である、構成1~5のいずれかの構成に記載の電子写真用部材。
[構成7]
前記弾性層に含まれる前記シリコーンゴム100gに対する、前記第1のカチオンおよび前記第2のカチオンの総量が、0.3mmol以上18mmol以下である、構成1~6のいずれかの構成に記載の電子写真用部材。
[構成8]
前記弾性層が、付加硬化型液状シリコーンゴムと、前記第1のカチオンと、前記第2のカチオンと、前記アニオンと、を含む付加硬化型液状シリコーンゴム混合物の硬化物である、構成1~7のいずれかの構成に記載の電子写真用部材。
[構成9]
前記電子写真用部材が、エンドレスベルト形状を有する電子写真用ベルトである、構成1~8のいずれかの構成に記載の電子写真用部材。
[構成10]
構成1~9のいずれかの構成に記載の電子写真用部材を、中間転写部材として具備する電子写真画像形成装置。
101 (第1の)カチオン
102 アニオン
103 第2のカチオン
300 電子写真用ベルト
301 弾性層
302 基層

Claims (9)

  1. 基層と該基層上の弾性層とを有する電子写真用部材であって、
    該弾性層は、
    シリコーンゴム、
    構造式(1-1)~(1-2)からなる群より選択されるいずれかの第1のカチオン、
    構造式(2-1)~(2-4)からなる群より選択される少なくとも1つの第2のカチオン、および
    アニオン
    を含み、
    該弾性層に含まれる該第1のカチオンのモル数をAとし、該弾性層に含まれる該第2のカチオンのモル数をBとしたとき、A/(A+B)が、0.2以上0.8以下である、ことを特徴とする電子写真用部材:
    (構造式(1-1)~(1-2)中、R~Rは、各々独立に、炭素数1以上14以下のアルキル基を表す。)
    (構造式(2-1)~(2-4)中、R~R17は、各々独立に、水素原子または炭素数1以上8以下のアルキル基を表す。)。
  2. 前記アニオンが、F、Cl、Br、I、AlCl 、NO 、BF 、PF 、AsF 、SbF 、CHCOO、CFCOO、(CPF 、C2n+1SO 、および(C2m+1SO)(C2n+1SO)N(ただし、mおよびnは、各々独立に0以上4以下の整数を表す)からなる群より選択される少なくとも1つである、請求項1に記載の電子写真用部材。
  3. 前記アニオンが、下記構造式(3)で示されるアニオンである、請求項2に記載の電子写真用部材:
  4. 前記第1のカチオンが、前記構造式(1-1)で示す構造を有し、かつ、R~Rのうちの少なくとも1つが、炭素数4以上8以下の直鎖部分を有するアルキル基であり、前記第2のカチオンが有する前記構造式(2-1)~(2-4)で示す構造において、R~R10、R11~R12、R13~R15、R16~R17で表されるアルキル基が、いずれも炭素数5以上の直鎖部分を有さない、請求項1に記載の電子写真用部材。
  5. 前記第1のカチオンが、前記構造式(1-2)で示す構造を有し、かつ、R~Rのうちの少なくとも1つが、炭素数4以上8以下の直鎖部分を有するアルキル基であり、前記第2のカチオンが有する前記構造式(2-1)~(2-4)で示す構造において、R~R10、R11~R12、R13~R15、R16~R17で表されるアルキル基が、いずれも炭素数5以上の直鎖部分を有さない、請求項1に記載の電子写真用部材。
  6. 前記弾性層に含まれる前記シリコーンゴム100gに対する、前記第1のカチオンおよび前記第2のカチオンの総量が、0.3mmol以上18mmol以下である、請求項1に記載の電子写真用部材。
  7. 前記弾性層が、付加硬化型液状シリコーンゴムと、前記第1のカチオンと、前記第2のカチオンと、前記アニオンと、を含む付加硬化型液状シリコーンゴム混合物の硬化物である、請求項1に記載の電子写真用部材。
  8. 前記電子写真用部材が、エンドレスベルト形状を有する電子写真用ベルトである、請求項1に記載の電子写真用部材。
  9. 請求項1~のいずれか一項に記載の電子写真用部材を、中間転写部材として具備することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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