JP7740964B2 - クランプ、クランプ付ワイヤーハーネス、及び、ハーネス取付け方法 - Google Patents

クランプ、クランプ付ワイヤーハーネス、及び、ハーネス取付け方法

Info

Publication number
JP7740964B2
JP7740964B2 JP2021189136A JP2021189136A JP7740964B2 JP 7740964 B2 JP7740964 B2 JP 7740964B2 JP 2021189136 A JP2021189136 A JP 2021189136A JP 2021189136 A JP2021189136 A JP 2021189136A JP 7740964 B2 JP7740964 B2 JP 7740964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing member
holding member
harness
harness holding
clamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021189136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023076005A (ja
Inventor
博久 深川
和範 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Automotive Systems Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Automotive Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Furukawa Automotive Systems Inc filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2021189136A priority Critical patent/JP7740964B2/ja
Publication of JP2023076005A publication Critical patent/JP2023076005A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7740964B2 publication Critical patent/JP7740964B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Description

この発明は、例えば、車両における車体パネルにワイヤーハーネスを固定するクランプ、クランプ付ワイヤーハーネス、及び、ハーネス取付け方法に関する。
車両に搭載されている電気機器同士を電気的に接続している長尺状のワイヤーハーネスは、直線部分と湾曲部分とを組み合わせた二次元的、又は、三次元的に複雑な配索経路で配索されており、例えば、特許文献1に開示されているようなバンドクランプを介して車両の車体パネルに取り付けられている。
特許文献1に開示されているバンドクランプについて詳述する。このバンドクランプは、帯状のバンド部をワイヤーハーネスに巻き回すとともに、バンド部の基端に連結されたバックル部にバンド部の先端部分を挿入させて引き締めることで、ワイヤーハーネスを保持することができる。そして、ワイヤーハーネスを保持したバンドクランプの固定部材(アンカー)を車体パネルの固定箇所である貫通孔に挿通させて固定することで、ワイヤーハーネスを車体パネルに固定できる。
長尺状のワイヤーハーネスは、複雑な配索経路で配索されているため、複数のバンドクランプを用いて車体パネルに固定されている。しかしながら、近年、車両の軽量化を目的として、ワイヤーハーネスの余長を短くしているため車体パネルにおける貫通孔に、寸法公差や製造誤差が生じた場合、クランプの固定部材を貫通孔に取付けることが困難になるという問題点があった。
特開2007-282352号公報
この発明は、上述の問題に鑑み、貫通孔に対する位置の公差や製造誤差を吸収することができるクランプ、クランプ付ワイヤーハーネス、及び、ハーネス取付け方法を提供することを目的とする。
この発明は、ワイヤーハーネスを車体に配索するクランプであって、前記車体における貫通孔に挿通させ、前記車体に固定する固定部材と、前記固定部材に装着させるとともに、前記ワイヤーハーネスを保持するハーネス保持部材とを有し、前記貫通孔に挿通させる挿通方向と直交する直交方向に沿って、前記固定部材を前記ハーネス保持部材に対して相対的に案内する案内部と、前記案内部による前記直交方向に沿った前記固定部材の相対移動を所定の範囲内に規制する移動規制部とが備えられ、前記ハーネス保持部材は、前記ワイヤーハーネスを載置する長尺状の載置部を有し、前記案内部は、前記載置部の長手方向に沿って、前記固定部材を前記ハーネス保持部材に対して相対的に案内し、前記固定部材には、前記ハーネス保持部材に装着された状態において、前記ハーネス保持部材における前記固定部材を案内する案内方向及び前記挿通方向と交差する方向に向けて突出する突出部が設けられたことを特徴とする。
またこの発明は、上述のクランプと、前記ハーネス保持部材に保持された前記ワイヤーハーネスとで構成されたクランプ付ワイヤーハーネスである。
前記ワイヤーハーネスは、丸電線を複数束ねた被覆電線や前記被覆電線の束、扁平電線を含む。なお上述の電線には、車両に搭載される電気機器同士を電気的に接続する導電線の他、電気機器同士の信号の送受信を行う光ファイバーなどの通信線も含む。
前記直交方向は、前記ワイヤーハーネスの長手方向や、前記長手方向と前記挿通方向と直交する方向の他、前記長手方向と前記挿通方向と交差する方向も含む。
前記ハーネス保持部材は、ワイヤーハーネスを載置する長尺状の載置部を有する板状のハーネス保持部材と、ワイヤーハーネスに巻回して該ワイヤーハーネスを巻締め保持するバンド構造で構成されたハーネス保持部材を含む。
また、前記固定部材と前記ハーネス保持部材とは、互いに分離可能に構成されていてもよい。
さらに、前記移動規制部は、前記案内部に沿った前記固定部材の相対移動を規制するものであればよく、特に形状を限定するものではない。また、前記移動規制部は、前記ハーネス保持部材と一体であっても、別体であってもよい。例えば、前記案内部を案内凹部と案内凹部に沿って移動可能な係合凸部とで構成する場合、案内凹部の一部を塞ぐプラグ部を設け、プラグ部を移動規制部としてもよく、係合凸部の移動を規制するピンを設け、ピンを移動規制部としてもよい。
この発明により、ワイヤーハーネスをハーネス保持部材に保持させた状態で固定部材を車体の貫通孔に固定した場合であっても、ハーネス保持部材と固定部材とが案内部に沿って相対移動できる。このため、ハーネス保持部材にワイヤーハーネスを保持させたクランプと貫通孔との位置の公差や製造誤差を吸収することができる。
また、ハーネス保持部材と固定部材とが案内部に沿って相対移動できるため、ワイヤーハーネスの張力によりハーネス保持部材に外力が作用したとしても、固定部材に作用する負荷を軽減できる。
さらに、移動規制部により固定部材の相対移動が所定の範囲内に規制できることにより、過度に固定部材が案内部に沿って相対移動することを防止できるとともに、過度の移動により、固定部材が案内部から抜けることを防止することができる。
また、前記ハーネス保持部材は、前記ワイヤーハーネスを載置する長尺状の載置部を有し、前記案内部は、前記載置部の長手方向に沿って、前記固定部材を前記ハーネス保持部材に対して相対的に案内するように構成している。
これにより、ハーネス保持部材の幅方向のコンパクト化を図ることができる。
さらにまた、前記固定部材には、前記ハーネス保持部材に装着された状態において、前記ハーネス保持部材における前記固定部材を案内する案内方向及び前記挿通方向と交差する方向に向けて突出する突出部が設けられている
これにより、前記突出部を目視することで、固定部材の位置を外部から推定することができるとともに、固定部材を車体の貫通孔に挿通させる際に、突出部を把持して、固定部材が貫通孔に対応する位置となるように固定部材の位置を可変操作することができる。
この発明の態様として、前記案内部は、前記固定部材及び前記ハーネス保持部材の一方に設けられた、前記固定部材を相対的に案内する案内方向及び前記挿通方向と直交する方向に向けて窪ませた案内凹部と、前記固定部材及び前記ハーネス保持部材の他方に設けられた、前記案内凹部に対して引っかける係合凸部とで構成されてもよい。
この発明により、簡易な構造で、案内凹部に対して係合凸部が引っかけることができるため、係合凸部が案内凹部から抜け落ちることを防止しつつ、ハーネス保持部材に対して固定部材を確実に相対移動させることができる。
またこの発明の態様として、前記一方に、前記係合凸部を挿入できるとともに、前記案内凹部に装着させる挿入部が設けられ、前記移動規制部は、前記係合凸部の前記挿入部への移動を規制してもよい。
前記挿入部は前記案内凹部における案内方向の端部に設けてあってもよく、案内方向と直交する方向に設けてあってもよい。
前記移動規制部は、前記挿入部の一部又は全部を直接又は間接的に塞ぐことで前記係合凸部の前記挿入部への移動を規制する構造や、前記案内凹部の外部において前記係合凸部の挿入部への移動を規制する構成を含む。
この発明により、挿入部を介して、案内凹部に係合凸部を挿入及び取り外しができるため、固定部材を車体の貫通孔に応じて交換することができる。また、移動規制部により案内凹部に挿入された係合凸部が挿入部へ移動することを規制できるため、固定部材が挿入部から脱落することを確実に防止できる。
またこの発明の態様として、前記ハーネス保持部材に対して前記固定部材を相対的に案内する案内方向及び前記挿通方向と直交する方向を幅方向とし、前記移動規制部は、前記ハーネス保持部材における前記幅方向の一方側において連結するとともに、前記ハーネス保持部材に対して枢動させる枢動部と、前記ハーネス保持部材における前記幅方向の他方側と係止する係止部とを備え、前記移動規制部は、前記係止部が係止された状態で、前記案内部に対する前記固定部材の相対移動を規制してもよい。
前記移動規制部は、単数又は複数備えられている場合を含む。なお、前記移動規制部が案内方向に沿って複数備えられている場合、固定部材が案内部に沿って相対移動する範囲を段階的に規制してもよい。
前記枢動部は、ハーネス保持部材に対して一体又は別体で構成されている場合を含む。
この発明により、枢動部を枢動軸として枢動し、係止部を係止固定するといった、簡易な構造で固定部材の案内部に沿った移動を規制できる。
また、上述の挿入部が設けられている場合には、枢動部を支点として移動規制部を開けた状態で、ハーネス保持部材に対して固定部材を装着させることができるとともに、係止部を係止固定した状態において固定部材の相対移動を所定の範囲内に規制することができる。これにより、簡易な構造で案内方向への固定部材の相対移動を容易に規制することができる。なお、枢動部をハーネス保持部材と一体に成した場合には、部品点数の削減を図ることができる。
またこの発明の態様として、前記ハーネス保持部材は、前記固定部材を案内する所定の範囲における中央部分において、前記案内方向及び前記挿通方向と直交する方向に向けて突出する中央凸部が設けられてもよい。
この発明により、突出部と中央凸部との位置関係を確認することで、ハーネス保持部材における所定の範囲内において、中央凸部に対する固定部材のばらつきを目視することができる。
またこの発明の態様として、前記ハーネス保持部材は、前記案内方向における、前記移動規制部の内側端部に対応する位置に、前記案内方向及び前記挿通方向と直交する方向に向けて突出する内側凸部が設けられてもよい。
この発明により、前記突出部と内側凸部との位置関係を目視することで、ハーネス保持部材の移動幅を確認することができるとともに、前記内側凸部の位置を目安として、ワイヤーハーネスを固定テープにて固定することができる。
またこの発明の態様として、前記ハーネス保持部材は、前記ワイヤーハーネスをテープ固定する固定テープの外れを防止する外側凸部が設けられてもよい。
この発明により、ワイヤーハーネスを固定テープにてハーネス保持部材にテープ固定する際、前記外側凸部にて固定テープの外れを防止することができる。
この発明によるハーネス取付け方法として、上述のクランプを用いて、前記ハーネス保持部材に前記ワイヤーハーネスをテープ固定し、前記ハーネス保持部材に装着された前記固定部材を前記案内部に沿って前記貫通孔に対応する位置に案内し、前記固定部材を前記車体における前記貫通孔に固定するものである。
この発明により、ワイヤーハーネスをハーネス保持部材にテープ固定した後に、固定部材を車体の貫通孔に固定する際、固定部材とハーネス保持部材とは案内部に沿って相対移動できるので、クランプと貫通孔との位置の公差や製造誤差を吸収することができる。
同様に、この発明によるハーネス取付け方法として、上述のクランプを用いて、前記ワイヤーハーネスの長手方向の内側に、前記ハーネス保持部材をテープ固定し、前記ハーネス保持部材に装着された前記固定部材を前記案内部に沿って前記貫通孔に対応する位置に案内し、前記固定部材を前記車体における前記貫通孔に固定するものである。
この発明により、ワイヤーハーネスの長手方向の内側(中央部分)で、公差や製造誤差を吸収することができる。すなわち、ワイヤーハーネスに3個以上のクランプを取付ける場合、長手方向の内側(中央部分)には、本願発明のクリップを装着し、ワイヤーハーネスの他の箇所には、通常のクランプを用いることができる。これにより、公差や製造誤差を吸収しつつ、トータルでの部品点数を削減することができる。
この発明によれば、貫通孔に対する位置の公差や製造誤差を吸収することができるクランプ、クランプ付ワイヤーハーネス、及び、ハーネス取付け方法を提供することができる。
クランプの上面斜視図。 クランプの底面斜視図。 固定部材であるアンカーの側面図及び背面図。 プレートの底面斜視図。 図4とは異なる方向から見た状態を示すプレートの底面斜視図。 プレートの平面図。 プレートの底面図。 図6におけるA-A線矢視断面図。 図6におけるB-B線矢視断面図。 ストップレバーで挿入部を塞いだ状態のプレートの断面図。 クランプの平面図。 図11におけるC-C線矢視断面図。 クランプの左側面図。 図13におけるD-D線矢視断面図。
この発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。
図1はクランプ1の上面斜視図を示し、図2はクランプ1の底面斜視図を示す。そして、図3(a)及び図3(b)は固定部材3の側面図及び背面図を示す。
また、図4はプレート4の底面斜視図を示し、図5は図4とは異なる方向から見た状態を示すプレート4の底面斜視図を示し、図6はプレート4の平面図、図7はプレート4の底面図を示す。さらに、図8は図6におけるA-A線矢視断面図を示し、図9は図6におけるB-B線矢視断面図を示し、図10はストップレバー6で案内凹部48の挿入部39を塞いだ状態の、図6におけるB-B線矢視断面図に対応する断面図を示す。
図11はクランプ1の平面図を示し、図12は図11におけるC-C矢視断面図を示し、図13はクランプ1の左側面図を示し、図14は図13におけるD-D線矢視断面図を示す。
本願においては、図1中において上下方向を高さ方向Hとし、ワイヤーハーネス2の長手方向を前後方向Lとし、高さ方向H及び前後方向Lに直交する方向を左右方向Wとする。また、図1中において、前後方向Lに沿って左側を前方側Lfとし、右側を後方側Lbとする。同様に、左右方向Wに沿って右側を左方側Wlとし、左右方向Wに沿って左側を右方側Wrとし、高さ方向Hに沿って上側を上方側Huとし、下側を下方側Hdとする。なお、この方向は、図2乃至図14において、同様とする
クランプ付ワイヤーハーネス100は、図1に示すように、ボディパネル90におけるアンカー孔91に挿通させて固定されるクランプ1と、クランプ1に保持されるワイヤーハーネス2とで構成されている。なお、アンカー孔91は、ボディパネル90を板厚方向に沿って貫通した貫通孔であり、平面視略長円状に形成されている。
クランプ1は、ボディパネル90における所定箇所にワイヤーハーネス2を配索するものであり、図1及び図2に示すように、アンカー孔91に挿通させてボディパネル90に固定する固定部材3と、固定部材3を装着させるとともに、ワイヤーハーネス2を保持するハーネス保持部材としてのプレート4とを有している。なお、固定部材3はプレート4に対して着脱自在に構成されている。
ワイヤーハーネス2は、丸電線を複数束ねた被覆電線や被覆電線の束、扁平電線のいずれであってもよいが、図示実施形態では複数の丸電線を束ねたものを例示している。ワイヤーハーネス2は、図1に示すように、固定テープ7により、ワイヤーハーネス2とプレート4とを共に巻回することで、プレート4にテープ固定されている。なお、電線には、電気機器同士を電気的に接続する導電線の他、電気機器同士の信号の送受信を行う通信線が含まれていてもよい。
固定部材3は、固定対象(ボディパネル90)に固定可能な、いわゆるアンカーであって、図2及び図3に示すように、主に高さ方向Hに長いアンカー本体30で構成されている。
アンカー本体30は、下方側Hdから視て略長円形に形成されており、固定対象であるボディパネル90のアンカー孔91に挿入される(図1及び図12参照)。なお、アンカー本体30は、その断面形状が長円形であることから、アンカー孔91に取付けた後においては位置調整することはできない。
このアンカー本体30は、図3(a)及び図3(b)に示すように、下方に延出する固定軸部31と、固定軸部31の先端から前後方向Lに沿って延出する係止アーム32、32とで構成されている。なお、アンカー本体30の上端部分に設けられた傘状のパネル当接部33が設けられている。
係止アーム32,32は、先端が固定軸部31の先端と連結されているとともに、前後方向Lに向けて延出している。この係止アーム32,32は、固定軸部31の先端側から基端側に向かって固定軸部31から徐々に離間している。
パネル当接部33は、下方側Hdから視て略長円形に形成されており、アンカー本体30がボディパネル90のアンカー孔91に挿入された際に、ボディパネル90の表面に当接する。また、パネル当接部33は、径方向外側に向かうにつれて下方側Hdへ傾斜しているため、その弾性力によってボディパネル90から離間する方向へ荷重をかけることができ、ひいてはクランプ1を安定的に支持することに寄与している(図12参照)。
このように構成されたアンカー本体30は、ボディパネル90における固定箇所であるアンカー孔91に挿通させることで、係止アーム32,32をアンカー孔91の縁に係止できるとともに、パネル当接部33がボディパネル90の表面に当接し、係止アーム32,32とパネル当接部33とでボディパネル90を挟み込み、クランプ1をボディパネル90に固定できる。
また、固定部材3のパネル当接部33の中央上部には、図3(a)及び図3(b)に示すように、平面視で略方形状の上壁部34が一体形成されており、この上壁部34の左右方向Wの中央部分には、平面視において上壁部34よりも一回り小さい方形状のネック部35が上方側Huに向けて突出しているとともに、ネック部35を介して係合凸部36が一体形成されている。
この係合凸部36は、図3(a)及び図3(b)に示すように、ネック部35の上端部分から左右方向W(左方側Wl及び右方側Wr)に対して突出するように形成されるとともに、上面がフラットに形成されている。
また、固定部材3には、上壁部34から左方側Wlに向けて突出する突出部37が設けられている。
詳しくは、突出部37は上壁部34から左側外方に延びる横片部371と、この横片部371の外端部から上方側Huに延びる縦片部372とを有し、横片部371と縦片部372とで正面視略L字状に一体形成したものである。また、縦片部372の上端部分には、係合凸部36に向けて突出する突片373が設けられている。
このように構成された突出部37は、固定部材3がプレート4に装着された状態において、後述する上面部41の左端よりも左方側Wlに突出するとともに、突出部37の縦片部372の上端がプレート4の上部よりもさらに上方側Huに延びるように形成される。なお、突片373は上面部41の上方側Huに配置される(図14参照)。
プレート4は、ワイヤーハーネス2を保持するハーネス保持部材であり、図4乃至図8に示すように、ワイヤーハーネス2の前後方向Lに沿って延出する中空状の板状体であるプレート本体40で構成されている。
プレート本体40は、ワイヤーハーネス2を載置する長尺状の載置部としての上面部41と、上面部41の左右方向Wの左端部から下方側Hdに延びる左側面部42と、上面部41の右端部から下方側Hdに延びる右側面部43とを備えている。
また、プレート本体40は、前方側Lfの略3分の2の範囲において、左側面部42の下端部から上面部41と平行に右方側Wrに延びる左底面部44と、右側面部43の下端部から上面部41と平行に左方側Wlに延びる右底面部45とを備えている。
一方、図4、図5及び図7に示すように、左底面部44と右底面部45とが備えられた部位を除く範囲、すなわちプレート本体40における前方側Lfの略3分の1の範囲では、左側面部42の下端部と右側面部43の下端部とが連続底面部46で連結されている。
左底面部44と右底面部45の間隔は、ネック部35の幅よりもわずかに長くなるように構成されている。すなわち、左底面部44と右底面部45との間には、固定部材3のネック部35を前後方向Lに移動可能に挿通する開口部47が前後方向Lに沿って開口成形されている。
さらに、図4、図5、図7及び図8に示すように、プレート4のプレート本体40における上面部41と左底面部44及び右底面部45との間には開口部47と連通し、かつ、プレート本体40の前後方向Lの全長にわたって前後方向Lに延びる案内凹部48が形成されている。
詳述すると、案内凹部48の幅は、すなわち、左側面部42の内壁と右側面部43の内壁との間隔は、係合凸部36の左右方向Wの幅長よりもわずかに長く、案内凹部48の高さは、上面部41と左底面部44及び右底面部45との間隔は、係合凸部36の高さよりもわずかに長くなるように構成されている。換言すると、案内凹部48は、プレート本体40の内部を左右方向Wに窪ませている。
このように構成された案内凹部48は、固定部材3の係合凸部36を引っかけて前後方向Lに移動可能に構成されている。なお、案内凹部48は、固定部材3の係合凸部36とともに、固定部材3をプレート4に対して相対的に案内する案内部5を構成している。
すなわち、案内凹部48と係合凸部36とで構成される案内部5は、図14に示すように、前後方向Lに沿って、固定部材3をプレート4に対して相対的に案内できる。これにより、プレート4の左右方向Wのコンパクト化を図るように構成している。
また、開口部47と案内凹部48は、プレート本体40の前方側Lfの端部まで連通している。すなわち、プレート本体40における後方側Lbの端部には、外部と連通するとともに、係合凸部36を挿入し、案内凹部48に装着させることができる挿入部49が形成されている(図7参照)。これにより、固定部材3をボディパネル90のアンカー孔91に対応して交換することができる。
板状に構成されたプレート本体40の後部には、より具体的には、プレート本体40の後方側Lbの3分の1の範囲には、図4、図5、図7、図9、図10に示すように、ストップレバー6が備えられている。すなわち、ストップレバー6は、連続底面部46が設けられたプレート本体40の前部とは反対側に備えられている。
詳述すると、ストップレバー6は、図4乃至図10に示すように、プレート4における左右方向Wの右方側Wrに連結されるとともに、プレート4に対して移動させる枢動部である樹脂ヒンジ61と、樹脂ヒンジ61の反対側である、プレート4における左右方向Wの左方側Wlと係止する係止部62とを備えたカバー体である。
より詳しくは、ストップレバー6は、開口部47の下部を覆うカバー部63と、カバー部63の基端と樹脂ヒンジ61とを連結する基端側連結片64と、前記カバー部63の遊端と係止部62とを連結する遊端側連結片65とで構成されている。
なお、プレート4側の左側面部42には係止部62を係止させる係止突部421が、左側面部42から外方に向けて一体に突出形成されている。
また、図9、図10に示すように、ストップレバー6の基端側連結片64の内面には、係止突部421に係止部62が係止された状態で、プレート4の右側面部43に向けて突出する係合突起66が設けられている。なお、プレート4の右側面部43には、係止突部421に係止部62が係止された状態で係合突起66と対応する部位に、該係合突起66を受け止める受け部431(いわゆるリテーナ)が右側外方に向けて突出している。
このように構成されたストップレバー6は、プレート本体40の前後方向Lに沿った樹脂ヒンジ61を枢動軸としてストップレバー6を枢動させることで、係止部62と係止突部421とを係止又は係止解除させることができる。これにより、プレート本体40に対してストップレバー6を開閉することができる。
詳述すると、図9に示すストップレバー6が開いた状態からストップレバー6を下方回動させて、ストップレバー6の係止部62がプレート4の係止突部421に係止されるとともに、ストップレバー6の係合突起66がプレート4の受け部431にて受け止められる(図10参照)。
この際、係合突起66と受け部431との当接により、ストップレバー6に対して外力、例えば、ストップレバー6を右方側Wrから左方側Wlへ押圧する外力が付勢された場合においても、係止部62が係止突部421から外れるのを防止できる。
また、図10に示すように、係止部62と係止突部421とを係止した状態において、基端側連結片64はプレート4の右側面部43に沿って高さ方向Hに延びている。カバー部63はプレート4の左底面部44,右底面部45に沿って左右方向Wに延びている。遊端側連結片65はカバー部63の遊端から下方側Hdかつ左方側Wlに斜め方向に延びている。係止部62は遊端側連結片65の先端から右方側Wrに延びている。そして、ストップレバー6で案内凹部48及び開口部47の下部を閉塞することができる。
また、図4乃至図7に示すように、プレート4の左側面部42には、前後方向Lの中央部分において、前後方向L及び下方側Hdと直交する方向、すなわち、左方側Wlに向けて突出する中央凸部80が設けられている。
さらにまた、プレート4の左側面部42には、ストップレバー6の内側端部と、連続底面部46の後端部とに対応する位置に、左方側Wlに向けて突出する前後の内側凸部81,82が設けられている。
なお、この実施形態では、中央凸部80と内側凸部81,82とのプレート本体40の左側面部42からの突出長さを、それぞれ同一と成しているが、これら中央凸部80と内側凸部81,82の突出長さは、それぞれ異ならせてもよい。
また、この実施形態では、中央凸部80と内側凸部81,82とは、角柱状又は有底角筒状に形成されているが、左側面部42から外方へ突出するものであればよく、図示の形状に限定されるものではない。
一方で、図4及び図5に示すように、プレート4には、ワイヤーハーネス2をテープ固定する固定テープ7の外れを防止する外側凸部83,84が設けられている。
前側の外側凸部83はプレート本体40の前端部に一体形成されている。外側凸部83は左側面部42の前端から外方へ突出する凸部831と、連続底面部46の前端から下方側Hdへ突出する凸部832とを有しており、上面部41及び右側面部43からは突出しない。
また、後側の外側凸部84は、プレート本体40の後端部に一体形成されている。外側凸部84は左側面部42の後端から外方へ突出する凸部841と有しており、上面部41、右側面部43、左底面部44及び右底面部45からは突出しない構造となっている。
なお、外側凸部83,84の左側面部42からの突出長さは、図7に示すように、中央凸部80及び内側凸部81,82の左側面部42からの突出長さと同一に設定しているが、異なる突出長さであってもよい。
次に、ハーネス取付け方法について説明する。
ワイヤーハーネス2をボディパネル90に取付けるには、まず、ストップレバー6を開放状態にし(図9参照)、挿入部49から固定部材3のネック部35及び係合凸部36を、プレート4の開口部47及び案内凹部48に挿入し、固定部材3が内側凸部82を越える位置まで前方側Lfへ移動させ、図10に示すように、ストップレバー6で案内凹部48及び開口部47の下部を閉塞する(アンカー配置工程)。
これにより、案内凹部48に対して係合凸部36が引っかかるため、プレート4に対して固定部材3を前後方向Lに沿って確実に相対移動させることができる。また、ストップレバー6で案内凹部48及び開口部47の下部を閉塞することとなるため、固定部材3の後方側Lbへの相対移動は、ストップレバー6にて規制され、固定部材3の前方側Lfへの相対移動は、連続底面部46により規制される。すなわち、連続底面部46とストップレバー6とで固定部材3の前後方向Lに沿った相対移動を移動規制範囲α(図7、図8、図12参照)内に規制することができる。
さらには、ストップレバー6で挿入部49(具体的には、挿入部49を含む固定部材3装着時の挿入通路)を塞ぐことにより、プレート4と固定部材3との相対移動時に、固定部材3が挿入部49から脱落することを防止できる。
次に、ワイヤーハーネス2を長尺状の載置部である上面部41に載置し、ワイヤーハーネス2とプレート4とを固定テープ7にてテープ固定する(テープ固定工程)。より具体的には、上面部41にワイヤーハーネス2を載置した状態で、内側凸部81と外側凸部83との間、及び、内側凸部82と外側凸部84との間で、ワイヤーハーネス2とプレート4とを固定テープ7で巻き回してテープ固定する。この際、左側面部42から左方側Wlに向けて突出する内側凸部81,82の位置を目安として、ワイヤーハーネス2を固定テープ7にて固定することができる。
そして、上面部41よりも左方側Wlに突出する突出部37を把持して、固定部材3がアンカー孔91に対応する位置となるように固定部材3の位置を操作し、プレート4に対する固定部材3の位置を調整し(アンカー位置調整工程)、固定部材3をボディパネル90のアンカー孔91に固定する(アンカー固定工程)。
このように、ワイヤーハーネス2が固定されたプレート4を、固定部材3を介してボディパネル90のアンカー孔91に固定する際、固定部材3の位置が比較的見辛くなるが、上面部41よりも左方側Wlに向けて突出している突出部37を目視することで、固定部材3の位置を外部から容易に推定することができる。したがって、固定部材3の位置調整の操作性を向上させることができるとともに、アンカー孔91に固定部材3を容易に挿入できる。
この方法によれば、ワイヤーハーネス2をプレート4にテープ固定した後に、固定部材3をボディパネル90のアンカー孔91に固定する際、固定部材3とプレート4とを案内部5に沿って前後方向Lに相対移動させることができるため、プレート4とアンカー孔91との位置の公差や製造誤差を吸収することができる。
また、ワイヤーハーネス2に対して3個以上のクランプを取付ける場合、ワイヤーハーネス2の前後方向Lの中央部分に、本実施形態のクランプ1を装着し、クランプ1を挟んでワイヤーハーネス2の他の箇所には、通常のクランプを用いることで、中央に装着されたクランプ1で公差や製造誤差を吸収しつつ、トータルでの部品点数削減を図ることができる。
また、前記ストップレバー6で案内凹部48の下部を塞ぐことにより固定部材3の相対移動が移動規制範囲α内に規制できることにより、過度に固定部材3が案内部5に沿って相対移動することを防止できるとともに、前後方向Lに対する過度の移動により、固定部材3が案内部5から抜けることを防止することができる。
さらに、プレート4と固定部材3とが案内部5に沿って前後方向Lに相対移動できるため、ワイヤーハーネス2の張力によりプレート4に外力が作用したとしても、固定部材3に作用する負荷を軽減できる。
また、左側面部42における前後方向Lの中央部分から左方側Wlに突出する中央凸部80と突出部37との位置関係を確認することで、プレート4における移動規制範囲α内において、中央凸部80に対する固定部材3のばらつき(換言すれば、アンカー孔91の公差や製造誤差)を目視にて認識できる。
このように、ワイヤーハーネス2をボディパネル90に配索するクランプ1は、ボディパネル90におけるアンカー孔91に挿通させ、ボディパネル90に固定する固定部材3と、固定部材3に装着させるとともに、ワイヤーハーネス2を保持するプレート4とを有し、アンカー孔91に挿通させる下方側Hdと直交する前後方向Lに沿って、固定部材3をプレート4に対して相対的に案内する案内部5と、案内部5による前後方向Lに沿った固定部材3の相対移動を移動規制範囲α内に規制する連続底面部46及びストップレバー6とが備えられている。
なお、クランプ1と、プレート4に保持されたワイヤーハーネス2とでクランプ付ワイヤーハーネス100を構成している。
これにより、ワイヤーハーネス2をプレート4に保持させた状態で固定部材3をボディパネル90のアンカー孔91に固定した場合であっても、プレート4と固定部材3とが案内部5に沿って相対移動できるため、プレート4にワイヤーハーネス2を保持させたクランプ1とアンカー孔91との位置の公差や製造誤差を吸収することができる。
また、プレート4と固定部材3とが案内部5に沿って相対移動できるため、ワイヤーハーネス2の張力によりプレート4に外力が作用したとしても、固定部材3に作用する負荷を軽減できる。
さらにまた、連続底面部46及びストップレバー6により固定部材3の相対移動が移動規制範囲α内に規制できることにより、過度に固定部材3が案内部5に沿って相対移動することを防止できるとともに、過度の移動により、固定部材3が案内部5から抜けることを防止することができる。
また案内部5は、プレート4に設けられた、固定部材3を相対的に案内する案内方向である前後方向L及び下方側Hdと直交する方向である左右方向Wに向けて窪ませた案内凹部48と、固定部材3に設けられた、案内凹部48に対して引っかける係合凸部36とで構成されている。
これにより、簡易な構造で、案内凹部48に対して係合凸部36が引っかけることができるため、係合凸部36が案内凹部48から抜け落ちることを防止しつつ、プレート4に対して固定部材3を確実に相対移動させることができる。
また、プレート4に、係合凸部36を挿入できるとともに、案内凹部48に装着させる挿入部49が設けられ、ストップレバー6は、係合凸部36の挿入部49への移動を規制している。これにより、挿入部49を介して、案内凹部48に係合凸部36を挿入及び取り外しできるため、固定部材3をアンカー孔91に応じて交換することができる。また、ストップレバー6により案内凹部48に挿入された係合凸部36が挿入部49へ移動することを規制できるため、固定部材3が挿入部49から脱落することを確実に防止できる。
さらにまた、ストップレバー6は、プレート4における左右方向Wの一方側(左方側Wl)において連結するとともに、プレート4に対して枢動させる樹脂ヒンジ61と、プレート4における左右方向Wの他方側(右方側Wr)と係止する係止部62とを備え、連続底面部46及びストップレバー6は、係止部62が係止された状態で、案内部5に対する固定部材3の相対移動を規制している。
これにより、樹脂ヒンジ61を枢動軸としてストップレバー6を枢動し、係止部62を係止固定するといった、簡易な構造で固定部材3の案内部5に沿った移動を規制できる。
また、ストップレバー6により、樹脂ヒンジ61を支点としてストップレバー6を開けた状態で、プレート4に対して固定部材3を装着させることができるとともに、係止部62を係止固定した状態において固定部材3の相対移動を移動規制範囲α内に容易に規制することができる。これにより、簡易な構造で前後方向Lへの固定部材3の相対移動を容易に規制することができる。なお、樹脂ヒンジ61をプレート4と一体とすることで、部品点数の削減を図ることもできる。
また、プレート4は、ワイヤーハーネス2を載置する長尺状の上面部41を有し、案内部5は、上面部41の前後方向Lに沿って、固定部材3をプレート4に対して相対的に案内するように構成していることにより、プレート4の左右方向Wのコンパクト化を図ることができる。
さらにまた、固定部材3には、プレート4に装着された状態において、プレート4における固定部材3を左右方向Wに向けて突出する突出部37が設けられていることにより、突出部37を目視することで、固定部材3の位置を外部から推定することができるとともに、固定部材3をクランプ1のアンカー孔91に挿通させる際に、突出部37を把持して、固定部材3がアンカー孔91に対応する位置となるように固定部材3の位置を可変操作することができる。
また、プレート4は、固定部材3を案内する移動規制範囲αにおける中央部分において、左右方向Wに向けて突出する中央凸部80が設けられている。この中央凸部80と突出部37との位置関係を確認することで、プレート4における移動規制範囲α内において、中央凸部80に対する固定部材3のばらつきを目視することができる。
また、プレート4は、プレート4に対して固定部材3を相対的に案内する前後方向Lにおける、連続底面部46及びストップレバー6の内側端部に対応する位置に、左右方向Wに向けて突出する内側凸部81,82が設けられている。これにより、突出部37と内側凸部81,82との位置関係を目視することで、プレート4の移動幅を確認することができるとともに、内側凸部81,82の位置を目安として、ワイヤーハーネス2を固定テープ7にて固定することができる。
さらにまた、プレート4は、ワイヤーハーネス2をテープ固定する固定テープ7の外れを防止する外側凸部83,84が設けられているため、ワイヤーハーネス2を固定テープ7にてプレート4にテープ固定する際、外側凸部83,84にて固定テープ7の外れを防止することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明のワイヤーハーネスは、実施形態のワイヤーハーネス2に対応し、以下同様に、
車体は、ボディパネル90
クランプは、クランプ1に対応し、
貫通孔は、アンカー孔91に対応し、
固定部材は、固定部材3に対応し、
ハーネス保持部材は、プレート4に対応し、
挿通方向は、下方側Hdに対応し、
直交方向及び案内方向は、前後方向Lに対応し、
案内部は、案内部5に対応し、
所定の範囲内は、移動規制範囲αに対応し、
移動規制部は、ストップレバー6及び連続底面部46に対応し、
案内凹部は、案内凹部48に対応し、
係合凸部は、係合凸部36に対応し、
挿入部は、挿入部49に対応し、
幅方向は、左右方向Wに対応し、
枢動部は、樹脂ヒンジ61に対応し、
係止部は、係止部62に対応し、
載置部は、上面部41に対応し、
突出部は、突出部37に対応し、
中央凸部は、中央凸部80に対応し、
内側凸部は、内側凸部81,82に対応し、
外側凸部は、外側凸部83,84に対応するが、
この発明は、前述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施形態を得ることができる。
例えば、ハーネス保持部材は、実施形態で示した長尺状の載置部を備えたプレート4に代えて、バンドをワイヤーハーネス2に巻回してワイヤーハーネス2を巻締め保持するバンド構造で構成されてもよい。
また、移動規制部であるストップレバー6はプレート4と一体であっても、別体であってもよく、例えば、案内部5を実施形態で開示したように案内凹部48と係合凸部36とで構成する場合には、案内凹部48の一端を塞ぐプラグ部を設け、このプラグ部を移動規制部としてもよい。さらに、係合凸部36の移動を規制するピンを設けて、ピンを移動規制部としてもよい。
また、後方側Lbへの移動を規制する移動規制部として連続底面部46としているが、連続底面部46の代わりにストップレバー6を後方側Lbに設けてもよい。これにより、プレート本体40における前方側Lf及び後方側Lbの両端に係合凸部36を案内凹部48に挿入して装着する挿入部49が設けられることとなる。
なお、ストップレバー6の代わりに、連続底面部46を設けてもよい。これにより、プレート本体40における前方側Lf及び後方側Lbの両側において、連続底面部46,46で固定部材3の前後方向Lへの移動を規制することとなる。なお、この場合には、固定部材3をプレート4から取り外すことはできない構成となる。
さらに、案内部5を案内凹部48と係合凸部36とで構成する場合、案内凹部48を固定部材3に設ける一方で、係合凸部36をプレート4に設ける構造を採用してもよい。
また、本実施形態では、固定部材3はプレート4に対して前後方向Lに沿って相対移動する構成としているが、前後方向Lに限定されず、案内凹部48が左右方向Wに沿って設けられ、プレート4に対して固定部材3を左右方向Wに沿って相対移動する構成でもよいし、高さ方向Hに直交するとともに、前後方向L及び左右方向Wに交差する方向であってもよい。なお、ワイヤーハーネス2が配索される近辺の配置空間に応じて、プレート4に対して固定部材3を高さ方向Hに交差する方向に沿って相対移動させてもよい。
さらにまた、挿入部49は直線状に延びる案内凹部48の前後方向Lの端部に設けたが、案内凹部48をプレート4の底面視でL字状に形成し、前後方向Lと直交する方向(左右方向W)に挿入部49を形成する構造を採用してもよい。
加えて、移動規制部としてのストップレバー6を案内方向に複数分割形成し、固定部材3が案内部5に沿って相対移動する範囲を段階的に規制する構造を採用してもよい。
なお、枢動部は実施形態で開示した樹脂ヒンジ61に代えて、ヒンジピンを有する一般的な蝶番構造のものであってもよく、また複数部品を組み合わせて枢動部を構成する構造としてもよい。
1 クランプ
2 ワイヤーハーネス
3 固定部材
4 プレート
5 案内部
6 ストップレバー
36 係合凸部
37 突出部
41 上面部
46 連続底面部
48 案内凹部
49 挿入部
61 樹脂ヒンジ
62 係止部
80 中央凸部
81,82 内側凸部
83,84 外側凸部
90 ボディパネル
91 アンカー孔
100 クランプ付ワイヤーハーネス
L 前後方向
W 左右方向
Hd 下方側
α 移動規制範囲

Claims (10)

  1. ワイヤーハーネスを車体に配索するクランプであって、
    前記車体における貫通孔に挿通させ、前記車体に固定する固定部材と、
    前記固定部材に装着させるとともに、前記ワイヤーハーネスを保持するハーネス保持部材とを有し、
    前記貫通孔に挿通させる挿通方向と直交する直交方向に沿って、前記固定部材を前記ハーネス保持部材に対して相対的に案内する案内部と、
    前記案内部による前記直交方向に沿った前記固定部材の相対移動を所定の範囲内に規制する移動規制部とが備えられ、
    前記ハーネス保持部材は、前記ワイヤーハーネスを載置する長尺状の載置部を有し、
    前記案内部は、前記載置部の長手方向に沿って、前記固定部材を前記ハーネス保持部材に対して相対的に案内し、
    前記固定部材には、前記ハーネス保持部材に装着された状態において、前記ハーネス保持部材における前記固定部材を案内する案内方向及び前記挿通方向と交差する方向に向けて突出する突出部が設けられた
    クランプ。
  2. 前記ハーネス保持部材は、
    前記固定部材を案内する所定の範囲における中央部分において、前記案内方向及び前記挿通方向と直交する方向に向けて突出する中央凸部が設けられた
    請求項1に記載のクランプ。
  3. 前記ハーネス保持部材は、
    前記案内方向における、前記移動規制部の内側端部に対応する位置に、前記案内方向及び前記挿通方向と直交する方向に向けて突出する内側凸部が設けられた
    請求項1又は請求項2に記載のクランプ。
  4. 前記ハーネス保持部材は、
    前記ワイヤーハーネスをテープ固定する固定テープの外れを防止する外側凸部が設けられた
    請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載のクランプ。
  5. 前記案内部は、
    前記固定部材及び前記ハーネス保持部材の一方に設けられた、前記固定部材を相対的に案内する方向及び前記挿通方向と直交する方向に向けて窪ませた案内凹部と、
    前記固定部材及び前記ハーネス保持部材の他方に設けられた、前記案内凹部に対して引っかける係合凸部とで構成された
    請求項1乃至請求項4のうちいずれかに記載のクランプ。
  6. 前記一方に、
    前記係合凸部を挿入できるとともに、前記案内凹部に装着させる挿入部が設けられ、
    前記移動規制部は、前記係合凸部の前記挿入部への移動を規制する
    請求項5に記載のクランプ。
  7. 前記ハーネス保持部材に対して前記固定部材を相対的に案内する案内方向及び前記挿通方向と直交する方向を幅方向とし、
    前記移動規制部は、
    前記ハーネス保持部材における前記幅方向の一方側において連結するとともに、前記ハーネス保持部材に対して枢動させる枢動部と、
    前記ハーネス保持部材における前記幅方向の他方側と係止する係止部とを備え、
    前記移動規制部は、前記係止部が係止された状態で、前記案内部に対する前記固定部材の相対移動を規制する
    請求項1乃至請求項6のうちのいずれかに記載のクランプ。
  8. 請求項1乃至請求項7のうちのいずれかに記載のクランプと、
    前記ハーネス保持部材に保持された前記ワイヤーハーネスとで構成された
    クランプ付ワイヤーハーネス。
  9. 請求項1乃至請求項7のうちいずれかに記載のクランプを用いて、
    前記ハーネス保持部材に前記ワイヤーハーネスをテープ固定し、
    前記ハーネス保持部材に装着された前記固定部材を前記案内部に沿って前記貫通孔に対応する位置に案内し、
    前記固定部材を前記車体における前記貫通孔に固定する
    ハーネス取付け方法。
  10. 請求項1乃至請求項7のうちいずれかに記載のクランプを用いて、
    前記ワイヤーハーネスの長手方向の内側に、前記ハーネス保持部材をテープ固定し、
    前記ハーネス保持部材に装着された前記固定部材を前記案内部に沿って前記貫通孔に対応する位置に案内し、
    前記固定部材を前記車体における前記貫通孔に固定する
    ハーネス取付け方法。
JP2021189136A 2021-11-22 2021-11-22 クランプ、クランプ付ワイヤーハーネス、及び、ハーネス取付け方法 Active JP7740964B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021189136A JP7740964B2 (ja) 2021-11-22 2021-11-22 クランプ、クランプ付ワイヤーハーネス、及び、ハーネス取付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021189136A JP7740964B2 (ja) 2021-11-22 2021-11-22 クランプ、クランプ付ワイヤーハーネス、及び、ハーネス取付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023076005A JP2023076005A (ja) 2023-06-01
JP7740964B2 true JP7740964B2 (ja) 2025-09-17

Family

ID=86547703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021189136A Active JP7740964B2 (ja) 2021-11-22 2021-11-22 クランプ、クランプ付ワイヤーハーネス、及び、ハーネス取付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7740964B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021023069A (ja) 2019-07-30 2021-02-18 大和化成工業株式会社 配策材の結束構造
US20210328418A1 (en) 2020-04-15 2021-10-21 Yazaki Corporation Clamp for flat conductor, wire harness, and assembly

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60185778U (ja) * 1984-05-19 1985-12-09 ポツプリベツト・フアスナ−株式会社 電線保持具
JPS6244619U (ja) * 1985-09-05 1987-03-18

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021023069A (ja) 2019-07-30 2021-02-18 大和化成工業株式会社 配策材の結束構造
US20210328418A1 (en) 2020-04-15 2021-10-21 Yazaki Corporation Clamp for flat conductor, wire harness, and assembly
JP2021170874A (ja) 2020-04-15 2021-10-28 矢崎総業株式会社 平型導体用のクランプ、ワイヤハーネス、及び、組立体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023076005A (ja) 2023-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8480417B2 (en) Wire cover and electrical connector
US10587106B1 (en) Wire harness
JP7775765B2 (ja) 電線用可動経路規制部品及び経路規制ワイヤハーネス
US20050106934A1 (en) Wiring protector
US9178302B2 (en) Wire cover, wiring method of wires and electrical connector
US7772498B2 (en) Wire holder
JP5175385B2 (ja) 90°の角度をなす2つのアームを有するケーシングにより形成される電気接続部品
JP7740964B2 (ja) クランプ、クランプ付ワイヤーハーネス、及び、ハーネス取付け方法
JP2019030066A (ja) プロテクタ及びプロテクタ付ワイヤーハーネス
CN114639994B (zh) 装置用连接器
JP7694434B2 (ja) 電線用可動経路規制部品及び経路規制ワイヤハーネス
JP7687253B2 (ja) 電線用可動経路規制部品及び経路規制ワイヤハーネス
JP7585060B2 (ja) 曲げ規制ホルダ
JP7732850B2 (ja) クランプ及びクランプ付ワイヤーハーネス
CN111886765A (zh) 线束用保护器及使用其的线束的布线结构
JP7449819B2 (ja) コネクタホルダおよび該コネクタホルダを備えたワイヤハーネス
JP3046749B2 (ja) プロテクタ
CN113453957B (zh) 电缆导向件及线束装置
JP7732848B2 (ja) 取付部材、扁平電線用バンドクランプ、及び、扁平電線の保持構造
JP7711598B2 (ja) コネクタブラケット及びワイヤハーネス
JP7501411B2 (ja) コネクタブラケット及びワイヤハーネス
JP7718351B2 (ja) 電線固定用治具および車両
US12456854B2 (en) Cable retainer and method
JP7803761B2 (ja) キャップホルダ、及びキャップホルダ付きワイヤーハーネス
JP7763050B2 (ja) ハーネス取付部材、ハーネスの固定構造及びハーネスの取付方法。

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20250514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7740964

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150