JP7740656B2 - 空気処理装置及びその処理方法 - Google Patents
空気処理装置及びその処理方法Info
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Description
呼吸器系の感染症は、さまざまな大きさの飛沫を介して感染する。直径5~10μm以上の飛沫は呼吸器飛沫と呼ばれ、直径5μm未満の飛沫はエアロゾル(飛沫核)と呼ばれています。最近の研究では、COVID-19ウイルスは、空気感染ではなく、主に呼吸器系の飛沫や接触経路を介して人と人との間で感染することが報告されている。飛沫は、人が咳をしたり、くしゃみをしたり、話したりしたときに発生するので、病原体を含んだこれらの呼吸器系の飛沫を捕捉することができれば、人から人への感染の拡大を防ぐことができると思われる。
例えば、特許文献1に係る電気集塵装置は、放電電極と対向電極との間でコロナ放電を発生させて空気中の塵埃を帯電させる帯電部と、この帯電部で帯電された塵埃を捕集する高圧電極と集塵電極とからなる集塵部とを備えたものであって、対向電極と集塵電極とを一体化した共用対向電極を空気の流れに沿って平行に複数配列すると共に、これらの共用対向電極間に平板状の半絶縁性樹脂からなる高圧電極を配置し、この高圧電極の上流側端部にその長手方向に沿って所定間隔毎に半絶縁性樹脂からなる複数の電極支持部を設け、ワイヤーで構成される放電電極を電極支持部で支持し、共用対向電極と対向するように配置している。このような空気清浄機においては、浮遊ウイルスをコロナ放電により正又は負の電荷を与え帯電させ、帯電したウイルスを逆の極性に帯電させた導体で捕集することになる。なお、捕集したウイルスは紫外線やオゾン、クレベリンを使用して不活化する。
また、導電性液体は、液体保持材に保持されて捕集槽に収容されるようにしてもよいし、ゲル状で捕集槽に収容されるようにしてもよい。
さらに、導電性液体が水性である場合は、上述の水の場合と同様に、被捕集成分が水溶性である場合は被捕集成分が導電性液体内に捕集され、被捕集成分が非水溶性である場合は被捕集成分が導電性液体の上面に捕集されることになる。そして、導電性液体は油性である場合は、被捕集成分が油溶性である場合は被捕集成分が導電性液体内に溶け込んで捕集され、被捕集成分が非油溶性である場合は被捕集成分が導電性液体の上面に捕集されることになる。
電界発生方式は、公衆衛生上の問題を引き起こす生物的・非生物的な空気中の有害物質を制御する画期的な技術である。ウイルスや細菌、カビの胞子などの感染性粒子、花粉症の原因となる花粉粒、通常の防虫ネットを通過する小型飛翔性害虫、一部のアレルゲン、受動喫煙の原因となるタバコの煙などが含まれる。既存の電界発生方式は、いずれも電界中に被捕集成分を直接捕捉する方法であった。
本発明では、上述の原理を利用し、かつ、水を電極とするとともに帯電した被捕集成分を水等の導電性液体そのものに捕集する仕組みであり、コストの低減化を図ることを目的として提案されていることが理解されるであろう。
まず、空気処理装置1の基本的構造を説明する。図1は、本発明に係る空気処理装置1を示す斜視図である。図2は、本発明に係る空気処理装置1の電極板10を示す図で、(a)は平面図であり、(b)は下方から斜めに見上げた状態を示す斜視図である。図3は、本発明に係る空気処理装置1の基本原理を説明するための図である。
電極板10は、突起部101の先端が導電性液体Fの上面に対向するように捕集槽11の上縁面に載せ置かれている。電極板10には電圧印加装置12からリード線Lを介して電荷が印加される。また、捕集槽11に収容されている導電性液体Fにはリード線Lを介した接地がなされる。電極板10は、使用する金属板をパンチング加工金型やレーザー加工で孔102を穿って形成して基板100とし、釘のような尖頭突起状の金属棒を突起部101として複数固定することで構成することができる。なお、突起部101は先端が尖頭であることが望ましい。また、突起部101の先端と導電性液体Fの液面との距離が該先端に印加する電圧と比例して変動して離隔するように調整するとよい。より詳細には、当該距離が5~15mm程度に調整するとよい。過度の放電を防止するためである。
また、導電性液体Fは、例えば、スポンジ等液体保持材に保持されて捕集槽11に収容されるようにしてもよいし、寒天のようなゲル状で捕集槽11に収容されるようにしてもよい。
さらに、導電性液体Fが水性である場合は、上述の水の場合と同様に、被捕集成分Xが水溶性である場合は被捕集成分Xが導電性液体Fに溶け込んで捕集され、被捕集成分Xが非水溶性である場合は被捕集成分Xは導電性液体Fの上面に捕集されることになる。水性の導電性液体とは、例えば水性アルコール等である。
導電性液体Fは油性である場合は、被捕集成分Xが油溶性である場合は被捕集成分Xが導電性液体Fに溶け込んで捕集され、被捕集成分Xが非油溶性である場合は被捕集成分Xが導電性液体Fの上面に捕集されることになる。油性の導電性液体とは、例えば油性アルコール等である。
図6は、尖頭突起部201を備えた多孔ステンレス板20と水容器21からなる空気処理装置2の模式図(a)と、尖頭突起部201の先端と接地された水Fの水面の間の電界(断面図)(b)である。図6(b)の矢印は、電界中で発生するイオン風Iの方向を表している。
電極板20を装着した筐体部23を、水(100mL)を入れた捕集槽21に被せて尖頭突起部201の尖頭が水中に浸るように設置し、水にはアース線を挿入した。また、電極板20には接着テープの端を直流の電圧印加装置22(電流制限10mA)(AMA-20K10NKBX1、 Max-Electronics、 Tokyo、 Japan)にリード線Lを介して接続し、異なる電圧で負帯電させた。
実施例2において、電極板20の尖頭突起部201の尖頭の負の表面電荷が水中で静電誘導を起こし、接地された水には反対の表面電荷が発生する(水の正帯電)。この互いに正負逆の電荷の間には電界(静電場)が形成される。電極板20側から水側の接地への自由電子の移動は、接地線に組み込まれた2つのガルバノメータG(PC7000;三和電気計器、東京、日本)を用いて測定した。
本発明に係る空気処理装置2では、負の極(尖頭突起部の先端)の放電が起こると、電気(自由電子)が地面から地面へと移動する電気回路を形成した。コロナ放電は、先の尖った金属導体の周囲の電界の強さ(電位勾配)が、導電性領域を形成するのに十分な強さでありながら、近くの物体に電気的破壊やアーク放電を引き起こすのに十分でない場合に発生する。実施例2に係る静電デバイスである空気処理装置2では、帯電した尖頭突起部201の先端と水面が向き合い、電界が発生するように構成されている。この電界の中で、電極板20の尖頭突起部201の先端から水面に向けて、常にコロナ放電が発生している。
実験日: 令和3年2月
実験場所:近畿大学薬学総合研究所
すべての実験は5回繰り返し、データは平均値と標準偏差で示した。解析は、EZRソフトウェアバージョン1.54(自治医科大学、日本、埼玉)を用いて行い、条件間の有意差や因子間の相関関係を明らかにした。図7は、空気処理装置の電界中での印加電圧とコロナ放電(a)、マイナスイオン発生(b)、イオン風の体積流量(c)の関係。(d)イオン風Iの体積流量とマイナスイオン発生量の関係を示す。
図7(b)に示すとおり、イオン検出器を用いた測定では、電圧が大きいほど大量のマイナスイオンが発生することが確認された。ここで、イオン風Iとは、地面に対して高電圧をかけた鋭利な導体(ポイントやブレードなど)の先端で発生するコロナ放電に連動した静電気力によって引き起こされる気流と定義される。
図7(c)に示すとおり、印加電圧とイオン風Iの発生量に明確な相関関係があり、印加電圧に比例して発生量が増加することが判明した。
また、図7(d)に示すとおり、イオン風Iの体積流量と、イオン風Iに含まれるマイナスイオンの数に正の相関があることを示している。イオン風は、電極板20の尖頭突起部201の尖った先端か水面に向けて吹いた。空気処理装置2で発生したイオン風Iは、外気を空気処理装置2の電界に取り込むのに十分な強さ(1.5~2.0m/s)であった。
また、図8(b)に示すとおり、-6~-10kVの電圧範囲において、マイナスイオンの発生量とFITCミストの捕捉量に正の相関があることを示している。これらの結果は、空気処理装置2の電界中での粒子の静電引力にマイナスイオンが関与していることを強く示唆している。このように、マイナスイオンがミスト粒子をイオン化することで、水面上の反対側の電荷に向かって引力を発生させることができるという予想に合致した結果が得られた。
2回目のアッセイでは、ファージ濃度の異なるサンプル溶液を、-3~-10kVの範囲で帯電させた空気処理装置2に射出し、G-WTのアリコート(100μL)を採取して、水面に捕捉されたファージの濃度を測定した。その結果、水面はファージを担持したミスト粒子を捕捉しており、捕捉したファージの数は印加電圧の増加とともに段階的に増加し、-8~-10kVの間で高原状態に達した。これらの結果から、空気処理装置は8kV以上の負電圧で帯電させれば、ファージを含むミスト粒子を十分に捕捉できると結論づけた。
また、今回の結果から、空気処理装置2によるミスト粒子の捕捉は、ミスト粒子に含まれるファージの濃度とは無関係に起こることがわかった。
以上のように、ミスト粒子の捕獲は、ミスト粒子の表面がマイナスイオンでイオン化され、それに続いて反対の極に引き寄せられることに依存していた。これらの結果から、空気処理装置2は、飛沫感染による各種細菌性疾患(ジフテリア、百日咳、髄膜炎、ペスト、肺炎)、ウイルス性疾患(インフルエンザ、髄膜炎、おたふく風邪、風疹、肺炎)、マイコプラズマなどの病原体に適用できることが示唆された。
図9は、互いに連結された3台の空気処理装置4とオゾン発生装置OGを含むトータルシステムの模式図である。図9に記載の符号で、後述の符号欄に記載されていないものは下記のとおりである。WST:給水タンク、PVG:正電圧印加装置。WDT:ウォータードレンタンク、P1:給水タンクから各空気処理装置の水容器までの配管、P2:空気処理装置の水容器からウォータードレンタンクまでの配管である。
図10は、接地した水に捕捉したファージを殺菌するために考案されたオゾン発生装置OGの模式図である。矢印は軸流ファンAFからの風の方向を示す。なお、図8に示される符号については、下記のとおりである。
PCCはポリ塩化ビニル製の円筒、AFは軸流ファン、PVGは正電圧印加装置、S-SPは尖頭突起部付き電極板、G-SPは接地したステンレス板、FSFは漏斗状の管継手、OETはオゾン放出管、CFは活性炭フィルタ、AEPは空気排気口、WVは水バルブ、WIは水入口、MBはマイクロバブラ、WDTは排水タンク、WDPは排水口である。
図10に示すとおり、オゾン発生装置OGは、5枚の同一サイズのステンレスプレート(10×20cm2;厚さ2mm)を用いて構成され、うち2枚のステンレスプレートは、50本の金属ピンを導電性粘着テープで両面に貼り付け尖頭突起部とし、直流正電圧発生装置(電流制限、10mA)(AMF-10K1PNX2/100、Max-Electronics、Tokyo、Japan)に連結した電極板とし、他の3枚のステンレスプレートは、接地しただけの誘電板とした。そして、2つの電極板と、3つの誘電板を、17mmの間隔で交互に水平に配置した(二重層法;尖頭突起部の先端と誘電板の面の間隔は9mm)。上述のとおり配置されたステンレスプレートをポリプロピレン製のフレームで固定し、アクリル製の透明な円筒(直径10cm、長さ30cm)の中に入れた。円筒の片側には同サイズの塩化ビニル製の筒を接続し、その反対側には軸流ファンを取り付け、円筒の反対側には漏斗状の管継手を取り付けたチューブ(直径2cm、厚さ0.5mm)を接続した。
実験日: 令和3年2月
実験場所:近畿大学薬学総合研究所
第1の実験では、-10 kVの電圧を印加した3連装の空気処理装置3A、3B、3Cを無換気の立方体キャビネット(辺の長さ2m)に設置し、5mLのファージサンプル(108 PFU/mL)を5分間空中に噴霧している間とその後に空気処理装置3A、3B、3Cを連続的に作動させた(30分間)。ファージトラップの成功は、30分間のトラップ操作終了後、空気処理装置3A、3B、3Cから排出された水からアリコートを採取して確認した。この実験では、1台のみの空気処理装置、2台連装空気処理装置を同様に動作させて、ファージトラップの効果を比較した。
第2の実験では、同様にファージサンプル(5mL、 108 PFU/mL)をキャビネットの空気中に放出し、特定の時間(15分から120分)が経過した後、3連装の空気処理装置3A、3B、3C(-10kVチャージ)を30分間連続運転した。空気処理装置3A、3B、3Cの捕集槽31A、31B、31C内の水を水切りタンクに移し、各トラップ操作で得られたファージ数を測定した。ファージ数は上述の方法で測定した。
また、図11(b)に示すとおり、水中のファージ粒子を不活性化するために、オゾン発生装置OGを+10kVで帯電させた。ファージを完全に殺菌するために必要かつ最適なオゾンバブリング時間を示している。この結果から、安全な排水のためにファージを完全に死滅させるには、30分のバブリングで十分であることがわかった。
いずれの実験でも、5 mLのファージ溶液(108 PFU/mL)を5分間霧化し、-10 kVで荷電した空気処理装置(複数)で30分間回収した。ファージトラップ効率は二重層寒天法で測定した。図12(b)に示す平均値と標準偏差は、5回の実験を繰り返して算出した。グラフ中の(a-d)の文字は、Tukey's法による有意差(p<0.05)を示す。
図12(b)によれば、捕捉されたファージの数は、最初の捕捉操作で最も多く、その後時間の経過とともに減少した。噴霧後35分以降では、捕捉操作によってファージは得られなかった。これらの結果から、少なくとも換気していないキャビネット内では、ファージを含むミスト粒子が空気中に浮遊し続けていたことが示唆された。
また、本システムTSでは、捕捉されたファージを含む水をウォータードレンタンクに回収して殺菌することに成功した。30分のオゾンバブリング処理ですべてのファージを死滅させることができた。このように、本空気処理装置システムTSは、ウイルス性病原体を含む感染性呼吸器飛沫を沈殿させるための実用的なアプローチとして適用可能である。
また、実施例において、COVID-19ウイルスのモデルとして、形態的な類似性と実験上の安全性からφ6ファージを用いたが、空気感染や飛沫感染する病原体を捕集させるためには、どのような種類の微生物であっても適用可能である。さらに、活性を保持した状態で溶液中に回収できることから空気中の存在量を定量化でき、連続的にモニタリングすることも可能である。
10 20 30 電極板
100 200 基体
101 201 301 突起部
102 孔
11 21 31 捕集槽
12 22 32 電圧印加装置
F 導電性液体
Fw 水
I イオン風
L 接地線
X 被捕集成分
A 空気
Ac 処理後の空気
TS 空気処理装置を含むトータルシステム
OG オゾン発生器
CT 導電性両面接着テープ
GM ガルバノメータ
EF 電界
QF 四角いフード
Claims (14)
- 被捕集成分を含む空気が通過すると該被捕集成分を捕集する空気処理装置であって、
アースに接地された導電性液体を収容し上面が開放された捕集槽と、複数の孔を備えた金属板に複数の突起部を固定した電極板とを備え、前記電極板は、前記突起部の先端が該導電性液体の上面に対向するように前記捕集槽の上縁面に載せ置かれ、
前記突起部に電荷を供給して静電場が発生すると、静電誘導で前記捕集槽に収容された前記導電性液体は、前記突起部に供給された電荷とは逆の電荷を帯電し、前記突起部の先端から前記導電体液体の上面に向かってイオン風が生起し、前記被捕集成分が前記導電性液体の側に捕集されることを特徴とする空気処理装置。 - 前記導電性液体は水であって、前記被捕集成分が水溶性であるときは前記被捕集成分が該水内に溶けこんで捕集され、前記被捕集成分が非水溶性であるときは前記被捕集成分が該水の上面に捕集されることを特徴とする請求項1に記載の空気処理装置。
- 前記導電性液体は、液体保持材に保持されて前記捕集槽に収容されたものであることを特徴とする請求項1に記載の空気処理装置。
- 前記導電性液体は、ゲル状で前記捕集槽に収容されたものであることを特徴とする請求項1に記載の空気処理装置。
- 前記導電性液体は水性であって、前記被捕集成分が水溶性である場合は前記被捕集成分が前記導電性液体内に捕集され、前記被捕集成分が非水溶性である場合は前記被捕集成分が前記導電性液体の上面に捕集されることを特徴とする請求項1のいずれかに記載の空気処理装置。
- 前記導電性液体は油性であって、前記被捕集成分が油溶性である場合は前記被捕集成分が前記導電性液体内に溶け込んで捕集され、前記被捕集成分が非油溶性である場合は前記被捕集成分が前記導電性液体の上面に捕集されることを特徴とする請求項1に記載の空気処理装置。
- 前記突起部の先端と前記導電性液体の上面との距離は、該先端に印加する電圧と比例して変動して離隔したものであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の空気処理装置。
- 前記突起部は尖頭であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の空気処理装置。
- 被捕集成分は、病原体、農薬、煙草の煙、二酸化炭素、アンモニア、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドのほか、空気中に含まれる気体、エアロゾル、飛粒体であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の空気処理装置。
- 被捕集成分を含む空気が通過すると該被捕集成分を捕集する空気処理方法であって、
導電性液体を収容し上面が開放された捕集槽と、複数の孔を備えた金属板に複数の突起部を固定した電極板とを備えた空気処理装置において、前記電極板が、前記突起部の先端が該導電性液体の上面に対向するように前記捕集槽の上縁面に載せ置かれ、
前記突起部に電荷を供給して静電場が発生すると、静電誘導で前記捕集槽に収容された前記導電性液体は、前記突起部に供給された電荷とは逆の電荷を帯電し、前記突起部の先端から前記導電体液体の上面に向かってイオン風が生起し、前記被捕集成分が前記導電性液体の側に捕集されることを特徴とする空気処理方法。 - 前記導電性液体は水性であって、前記被捕集成分が水溶性である場合は前記被捕集成分が前記導電性液体内に捕集され、前記被捕集成分が非水溶性である場合は前記被捕集成分が前記導電性液体の上面に捕集されることを特徴とする請求項10に記載の空気処理方法。
- 前記導電性液体は油性であって、前記被捕集成分が油溶性である場合は前記被捕集成分が前記導電性液体内に溶け込んで捕集され、前記被捕集成分が非油溶性である場合は前記被捕集成分が前記導電性液体の上面に捕集されることを特徴とする請求項10に記載の空気処理方法。
- 被捕集成分は、病原体、農薬、煙草の煙、二酸化炭素、アンモニア、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドのほか、空気中に含まれる気体、エアロゾル、飛粒体であることを特徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載の空気処理方法。
- 請求項10ないし13のいずれかに記載の空気処理方法を用いて前記導電性溶液に回収された前記被捕集成分を、前記導電性溶液からサンプリングすることにより一定量の空気に存在している量を定量し、連続的にモニタリングする方法。
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