JP7720517B2 - 光伝送システム、ネットワークコントローラ、および光伝送方法 - Google Patents

光伝送システム、ネットワークコントローラ、および光伝送方法

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Description

特許法第30条第2項適用 1. ウェブサイトの掲載日:2021年6月6日 ウェブサイトのURL:https://www.ofcconference.org/en-us/home/schedule/?day=Monday#M3I https://www.osapublishing.org/abstract.cfm?uri=OFC-2021-M3I.5
本発明は、光伝送システム、ネットワークコントローラ、および光伝送方法に関する。
従来、光伝送システムでは、伝送路(光ファイバ)での光信号の損失を補償するために、EDFA(Erbiullldoped Fiber Amplifier)や前方/後方ラマン増幅器等の光増幅器(以下「光アンプ」ともいう。)を備える中継ノードが伝送路の途中に挿入される(例えば非特許文献1参照)。このような光アンプには、ゲイン(増幅量)やチルト(ゲインの周波数特性、ゲインスペクトル)などの特性が存在し、その特性の測定にはOSA(Optical Spectrum Analyzer)等の専用機を使用することが多い(例えば非特許文献2参照)。また、上記に関連し、非特許文献3には、受信機側に配置されたコヒーレント受信機によって取得された信号波形を使用して、マルチスパンリンク全体にわたる距離ごとの光パワーを視覚化することが記載されている。光アンプは、一旦伝送システム内に組み込まれて運用が開始されると、中継ノードにおいてOSAの役割を果たすOCM(Optical Channel Monitor)等によって監視される。
国際公開第2021/124415号
しかしながら、従来の監視方法では、信号を伝送路から分岐して測定する必要があるので、その分の信号パワーが損失となり、信号品質の劣化につながる可能性があった。
上記事情に鑑み、本発明は、光伝送システムにおいて信号品質の劣化を抑制しつつ中継ノードを監視することができる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、1以上の光送信機と、1以上の光受信機とが光伝送路を介して通信する光伝送システムであって、前記光伝送路は、光信号を増幅する光増幅器を備える複数の中継ノードを備え、前記1以上の光送信機が複数のチャネル周波数で光信号を送信し、前記1以上の光受信機が前記複数のチャネル周波数ごとに前記光伝送路上における光信号の強度の変動を推定し、前記1以上の光受信機から前記変動の推定結果を示す推定情報を取得するとともに、取得した複数の前記推定情報に基づいて前記光伝送路における光増幅器のゲインスペクトルを取得するネットワークコントローラを備える光伝送システムである。
本発明の一態様は、1以上の光送信機と、1以上の光受信機とが光伝送路を介して通信する光伝送システムのネットワークコントローラであって、前記光伝送路は、光信号を増幅する光増幅器を備える複数の中継ノードを備え、前記1以上の光送信機が複数のチャネル周波数で光信号を送信し、前記1以上の光受信機が前記複数のチャネル周波数ごとに前記光伝送路上における光信号の強度の変動を推定し、前記ネットワークコントローラは、前記1以上の光受信機から前記変動の推定結果を示す推定情報を取得するとともに、取得した複数の前記推定情報に基づいて前記光伝送路における光増幅器のゲインスペクトルを取得するネットワークコントローラである。
本発明の一態様は、1以上の光送信機と、1以上の光受信機とが光伝送路を介して通信する光伝送システムにおいて、前記光伝送路が、複数の中継ノードにおける光増幅器により光信号を増幅して中継し、前記1以上の光送信機が複数のチャネル周波数で光信号を送信し、前記1以上の光受信機が前記複数のチャネル周波数ごとに前記光伝送路上における光信号の強度の変動を推定し、ネットワークコントローラが、前記1以上の光受信機から前記変動の推定結果を示す推定情報を取得するとともに、取得した複数の前記推定情報に基づいて前記光伝送路における光増幅器のゲインスペクトルを取得する光伝送方法である。
本発明により、光伝送システムにおいて信号品質の劣化を抑制しつつ中継ノードを監視することが可能となる。
第1実施形態における光伝送システムのシステム構成を示す図である。 デジタル信号処理部の機能構成の一例を示す図である。 非線形光学補償部の機能構成を表す概略ブロック図である。 光受信機による伝送特性推定処理の流れを示すフローチャートである。 損失分布推定の実現方法を説明する図である。 分散分布推定の実現方法を説明する図である。 信号パワープロファイルの具体例を示す図である。 各光受信機の信号パワープロファイルを周波数チャネルの順に並べた様子を示す図である。 対象ノードについて、各光受信機の信号パワープロファイルから抽出された信号パワーの推定値群を光受信機のチャネル周波数に対応させてプロットした図である。 第1実施形態の光伝送システムによる効果の一例を示す図である。 第1実施形態の光伝送システムによる効果の一例を示す図である。 第2実施形態における光伝送システムの構成例を示す図である。 実施形態の光伝送システムの変形例を示す図である。 デジタル信号処理部の変形例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における光伝送システム100Aの構成例を示す図である。光伝送システム100Aは、複数の光送信機1Aと、複数の光受信機2Aと、光伝送路3と、合波器4と、分波器5と、ネットワークコントローラ6Aとを備える。複数の光送信機1Aと、複数の光受信機2Aとは、光伝送路3を介して通信可能に接続される。光伝送路3は光ファイバFで構成される。光伝送路3には、伝搬中に減衰する光信号を増幅する光増幅器(以下「光アンプ」ともいう。)を備える中継ノード31Aが伝送路の途中に挿入される。
具体的には、光伝送システム100Aは、複数の光送信機1Aと複数の光受信機2Aとを用いた波長分割多重方式(WDM:Wavelength Division Multiplexing)により通信する。複数の光送信機1Aは、それぞれ、外部の情報源から与えられる送信情報を符号化して電気信号を生成し、生成した電気信号を光信号に変換して光伝送路3を介して光受信機2Aに送信する。複数の光送信機1Aは、それぞれ異なるチャネル周波数の光信号を生成する。合波器4は、複数の光送信機1Aが出力した光信号を合波して光伝送路3に送出する。分波器5は、光伝送路3により伝搬された光信号をチャネル周波数ごとの光信号に分波し、各光信号をチャネル周波数に応じた光受信機2Aに出力する。
複数の光受信機2Aは、それぞれ、コヒーレント受信器21と、デジタル信号処理部22とを備える。コヒーレント受信器21は、ベースバンド光信号を偏波面が直交する2つの光信号に分離する。これらの光信号と局発光源(不図示)の局発光が90°ハイブリッド回路(不図示)に入力され、両光を互いに同相及び逆相で干渉させた1組の出力光、直交(90°)及び逆直交(-90°)で干渉させた1組の出力光の計4つの出力光が得られる。これらの出力光はフォトダイオード(不図示)によりそれぞれアナログ信号に変換される。コヒーレント受信器21は、これらのアナログ信号をデジタル信号に変換する。
光伝送路3を光信号が伝搬する際に、信号の光パワーに比例して信号の位相が回転する非線形光学効果によって信号波形が歪む。デジタル信号処理部22は、コヒーレント受信器21が出力するデジタル信号を受信信号として取り込み、取り込んだ受信信号に対して非線形光学補償を行う。
また、デジタル信号処理部22は、受信された光信号をもとに光伝送路3の伝送特性を推定してネットワークコントローラ6Aに通知する。具体的には、デジタル信号処理部22は、光伝送路3の伝送特性を示す情報として、伝搬方向における光信号の強度分布を示す信号パワープロファイルを生成する。複数のデジタル信号処理部22は、それぞれ生成した信号パワープロファイルをネットワークコントローラ6Aに供給する。
ネットワークコントローラ6Aは、複数の光受信機2Aから信号パワープロファイルを収集し、収集した複数の信号パワープロファイルに基づいて、光伝送路3の複数の観測地点について、伝搬する光信号を増幅する増幅器のゲインスペクトルを取得する。ここで、光増幅器には、EDFA等の集中増幅だけでなくラマン増幅器等の分布増幅器を含む。ゲインスペクトルは、光増幅器のゲインの周波数特性を表す情報である。ネットワークコントローラ6Aが光伝送路3の複数の観測地点でゲインスペクトルを取得できることにより、光伝送システム100Aは光伝送路3に配置された中継ノード31Aの状態を監視することができる。
図2は、デジタル信号処理部22の機能構成の一例を示す図である。デジタル信号処理部22は、非線形光学補償部23、適応等化部24、周波数オフセット補償部25、キャリア位相雑音補償部26、係数更新部27、および伝送特性推定部28を備える。
図3は、非線形光学補償部23の機能構成を表す概略ブロック図である。非線形光学補償部23は、複数の線形補償部231-1~231-N及び複数の非線形補償部232-1~232-Nを備える。1つの線形補償部231及び1つの非線形補償部232が線形補償及び非線形補償を行う1つのセットであり、非線形光学補償部23はこのセットによる処理をNステップ行うためにN個のセットを備えている。
線形補償部231-1は、フーリエ変換部233-1、波長分散補償部234-1及び逆フーリエ変換部235-1を備える。フーリエ変換部233-1は、時間領域の受信信号に対してFFTを行うことによって、時間領域の受信信号から周波数領域の受信信号に変換する。
波長分散補償部234-1は、周波数領域の受信信号に対して、所定の値(例えば、exp^(-jβω))を乗算することによって波長分散補償を行う。なお、“^”の記号は、“^”以降の値がexpの上付きであることを意味する。例えば、exp^(-jβω)の場合には、(-jβω)がexpの上付きであることを意味する。“^”については以降の説明においても同様である。波長分散補償部234-1は、処理開始時には初期値として設定された分散係数βを用いて波長分散補償を行い、係数更新部27から分散係数βが更新される度に更新後の分散係数βを用いて波長分散補償を行う。
逆フーリエ変換部235-1は、波長分散補償部234-1から出力された信号に対してIFFTを行うことによって、波長分散補償された受信信号を時間領域の受信信号に変換する。
非線形光学補償部23は、逆フーリエ変換部235から出力された信号系列に対して、所定の値(例えば、exp^(-jφ))を乗算することによって非線形光学効果の補償を行う。具体的には、非線形光学補償部23は、処理開始時には初期値として設定された位相回転量φを用いて非線形光学効果の補償を行い、係数更新部27から位相回転量φが更新される度に更新後の位相回転量φを用いて非線形光学効果の補償を行う。
線形補償部231-Nは、線形補償部231-1と同様の処理を行う。また、非線形補償部232-Nは、非線形補償部232-1と同様の処理を行う。
図2に戻って、光受信機2Aの説明を続ける。適応等化部24は、光伝送路3において光信号の波形に生じた歪みを補償する機能部である。すなわち、適応等化部24は、光伝送路3において符号間干渉(シンボル間干渉)によって光信号に生じた符号誤りを訂正する機能部である。適応等化部24は、設定されたタップ係数に応じて、FIRフィルタ(有限インパルス応答フィルタ)によって適応等化処理を実行する。
周波数オフセット補償部25は、適応等化処理が実行された4つのデジタル信号に対して、周波数オフセットを補償する処理を実行する。
キャリア位相雑音補償部26は、周波数オフセットが補償された4つのデジタル信号に対して、位相オフセットを補償する処理を実行する。
係数更新部27は、非線形光学補償部23において使用される全係数(例えば、分散係数β、位相回転量φ等)を全ステップにおいて更新する。第1実施形態では、例えば係数更新部27は、キャリア位相雑音補償部26からの出力信号と、トレーニング信号とに基づいて、非線形光学補償部23において使用される全係数(例えば、分散係数β、位相回転量φ等)を全ステップにおいて更新する。係数更新部27は、更新した係数を、非線形光学補償部23の各機能部に設定する。第1実施形態において出力信号と比較されるトレーニング信号は、電気信号に変換された送信信号である。
伝送特性推定部28は、光伝送路3の伝送特性を推定する。例えば、伝送特性推定部28は、最適化された位相回転量φを用いて損失分布を推定する。また、例えば、伝送特性推定部28は、最適化された分散係数βを用いて分散分布を推定する。伝送特性推定部28は、推定した損失分布及び分散分布を示す情報を信号パワープロファイルとしてネットワークコントローラ6Aに供給する。
図4は、第1実施形態における光受信機2Aによる伝送特性推定処理の流れを示すフローチャートである。まず、図4の処理を開始する前の初期設定について説明する。デジタル信号処理部22が備える非線形光学補償部23以外の機能部、例えば適応等化部24、周波数オフセット補償部25及びキャリア位相雑音補償部26が用いる補償係数を予め推定し、推定した補償係数を設定する。なお、推定の方法は従来の技術が用いられてもよい。次に、非線形光学補償部23において使用される全係数(例えば、分散係数β、位相回転量φ等)に適当な初期値を設定する。なお、非線形光学補償部23において使用される全係数の初期値は任意である。例えば、初期値を0としてもよいし、入力パワーなど、判明している位相回転量φ(分散係数β)はその値を使用しても良い。以上が初期設定である。
初期設定が完了すると、光受信機2Aのコヒーレント受信器21は、光送信機1Aから送信された光信号を受信する(ステップS101)。コヒーレント受信器21は、受信した光信号をデジタル信号に変換してデジタル信号処理部22に出力する。非線形光学補償部23は、コヒーレント受信器21から出力されたデジタル信号それぞれに対して非線形光学補償を行う(ステップS102)。具体的には、フーリエ変換部233-1は、時間領域の受信信号に対してFFTを行うことによって、時間領域の受信信号から周波数領域の受信信号に変換する。フーリエ変換部233-1は、周波数領域に変換された受信信号を波長分散補償部234-1に出力する。
波長分散補償部234-1は、周波数領域の受信信号に対して波長分散補償を行う。この際、波長分散補償部234-1は、初期値として設定された分散係数βを用いる。波長分散補償部234-1は、波長分散補償された受信信号を逆フーリエ変換部235-1に出力する。逆フーリエ変換部235-1は、波長分散補償部234-1から出力された信号に対してIFFTを行うことによって、波長分散補償された受信信号を時間領域の受信信号に変換する。逆フーリエ変換部235-1は、時間領域に変換された受信信号を非線形補償部232-1に出力する。非線形補償部232-1は、時間領域に変換された受信信号に対して非線形光学効果の補償を行う。この際、非線形補償部232-1は、初期値として設定された位相回転量φを用いる。非線形補償部232-1は、非線形光学効果が補償された受信信号を後段のフーリエ変換部233に出力する。
上記のステップ102の処理がNステップ分実行されると、適応等化部24は、非線形光学補償部23から出力された出力信号の波形に生じた歪みを補償する適応等化処理を行う(ステップS103)。なお、適応等化処理の方法は、従来と同じであるため説明を省略する。適応等化部24は、適応等化処理後の信号を周波数オフセット補償部25に出力する。
周波数オフセット補償部25は、適応等化部24から出力された信号に対して、周波数オフセットを補償する周波数オフセット補償処理を実行する(ステップS104)。なお、周波数オフセット補償処理の方法は、従来と同じであるため説明を省略する。周波数オフセット補償部25は、周波数オフセット補償処理後の信号をキャリア位相雑音補償部26に出力する。
キャリア位相雑音補償部26は、周波数オフセットが補償されたデジタル信号に対して、位相オフセットを補償するキャリア位相補償処理を実行する(ステップS105)。なお、キャリア位相補償処理の方法は、従来と同じであるため説明を省略する。キャリア位相雑音補償部26は、キャリア位相補償処理後の信号を係数更新部27に出力する。
係数更新部27は、キャリア位相雑音補償部26から出力された出力信号と、予め取得したトレーニング信号とを比較し、所定の評価関数を作成する(ステップS106)。評価関数は、どのような評価関数が用いられてもよい。例えば、評価関数として、下記の式(1)に示す残差平方和や、下記の式(2)に示す残差平方和に正則化項を付けた式が用いられてもよい。
式(1)においてJは評価関数を表し、xはi(iは1以上の整数)サンプル目の受信信号を表し、tはiサンプル目の正解信号を表す。また、式(2)において右辺の2項目が正則化項である。正則化項におけるφはkステップ目の非線形位相回転量を表す。正則化項をつけることによって、損失(推定)分布の推定精度を高めることができる。なお、損失分布の推定精度を高めることができれば正則化項は任意の関数で良い。
次に、係数更新部27は、作成した評価関数を最小化するように、最適化アルゴリズムを用いて、非線形光学補償部23において使用される全係数(例えば、分散係数β、位相回転量φ等)を更新する(ステップS107)。最適化アルゴリズムとしては、分散係数β及び位相回転量φを1点ずつ最適化する方法や、誤差逆伝搬法や最急降下法等の機械学習分野に存在する既存の手法が用いられてもよい。
分散係数β及び位相回転量φを1点ずつ最適化する方法を用いる場合、係数更新部27は以下の(1)から(3)に示す処理を行う。
(1)評価関数が最小になるようにφを最適化(他のφは固定)
(2)同様に、φからφを1点ずつ最適化
(3)再度φから最適化を行い、φからφの全係数が収束するまで繰り返す
なお、最適化するφの順番は任意で良い。また、位相回転量φにおいても上記の(1)から(3)に示す処理が実行される。
最急降下法を用いる場合、係数更新部27は以下の式(3)に基づいて、非線形光学補償部23において使用される全係数(例えば、分散係数β及び位相回転量φ等)を更新する。最急降下法を用いることにより、係数更新部27は全ての分散係数β及び位相回転量φの更新を同時に実行することができるため、推定時間を短縮することができる。さらに、推定精度の改善の可能性がある。
式(3)において、μはステップサイズを表す。式(3)のように、評価関数Jのβやφによる微分が必要となる。この微分の求め方は様々想定されるが、どのような方法が用いられてもよい。例えば、この微分は、機械学習分野でよく使用される誤差逆伝搬法(例えば、参考文献1参照)や数値微分等を用いて算出される。
(参考文献1: R. P. Lippmann., “An introduction to computing with neural nets,” IEEE ASSP Mag., 4(2)1987.)
係数更新部27は、更新後の係数を非線形光学補償部23に設定する。その後、光受信機2Aは、新たに設定された係数を用いて、ステップS102~S107の処理を係数が収束するまで繰り返し実行する(ステップS108)。
伝送特性推定部28は、最適化された全係数(例えば、分散係数β、位相回転量φ等)を取得する。例えば、伝送特性推定部28は、最適化された全係数(例えば、分散係数β、位相回転量φ等)を、非線形光学補償部23から取得してもよいし、係数更新部27から直接取得してもよい。伝送特性推定部28は、取得した最適化された全係数(例えば、分散係数β、位相回転量φ等)を用いて、伝送特性を推定する(ステップS109)。具体的には、伝送特性推定部28は、最適化された全ての位相回転量φ(φからφ)を、図5に示すようにプロットすることによって損失分布を推定する。また、伝送特性推定部28は、最適化された全ての分散係数β(βからβ)を、図6に示すようにプロットすることによって分散分布を推定する。なお、図5及び図6において横軸Zは距離を表す。伝送特性推定部28は、推定結果(損失分布及び分散分布)を示す信号パワープロファイルをネットワークコントローラ6Aに供給する。
なお、以上説明した信号パワープロファイルの生成方法は一例であり、上記説明した方法に限定されない。信号パワープロファイルは、デジタル信号処理によって生成する方法であれば、他の同様な方法で生成されてもよい(例えば、特許文献1、非特許文献1、2および3等参照)。
図7は、信号パワープロファイルの具体例を示す図である。図7において、横軸は光送信機1Aからの伝送距離を表し、縦軸はNLPR(Non-Linear Phase Rotation:非線形位相回転量)の推定値を表す。また、グラフ上部の光伝送路3は、横軸の伝送距離に対応して、光伝送路3における中継ノード31A(光アンプ)および減衰器32の配置例を示す。ここで、減衰器32は、光信号の意図的な減衰を検出できるか否かを見るために伝送路途中に意図的に配置したものである。ここでは、光伝送路3として、標準的なシングルモードファイバ(SSMF:Standard Single Mode Fiber)による70km×4スパンの伝送路を想定している。グラフの実線は、異なる減衰レベルでのNLPRの推定値を表し、破線はOTDRによって得られた、参照用の信号パワープロファイル(正常時)を表すものである。
図7に示されるように、上述のデジタル信号処理によって生成された信号パワープロファイルにより、光アンプによる光信号の増幅と、光ファイバおよび減衰器32による光信号の減衰とを精度良く検出可能であることが分かる。より具体的には、ピークの始まりが光増幅器31Aの位置に対応していることが分かる。ネットワークコントローラ6Aは、このように取得される信号パワープロファイルをチャネル周波数の異なる複数の光受信機2Aから収集し、収集した複数の信号パワープロファイルに基づいて、光伝送路3のゲインスペクトルを推定するものである。
より具体的には、ネットワークコントローラ6Aは、各光受信機2Aの信号パワープロファイルから各中継ノード31A(光アンプ)の位置を推定し、各中継ノード31Aの位置における光信号強度の推定値(すなわちゲイン)を周波数方向にプロットする。
図8は、各光受信機2Aの信号パワープロファイルを周波数チャネルの順に並べた様子を示す図である。例えば、中継ノード31A(光アンプ)を対象とする場合、ネットワークコントローラ6Aは、それぞれの信号パワープロファイルから対象の中継ノード31A(以下「対象ノード」という。)の位置に対応する推定値群V1を抽出する。
図9は、対象ノード31Aについて、各光受信機2Aの信号パワープロファイルから抽出された信号パワーの推定値群をK個の光受信機2Aのチャネル周波数(f,f,…,f,…f)に対応させてプロットした図である。以下、このようにして取得される信号パワーとチャネル周波数との関係性を示す情報を「ゲインスペクトル」という。ネットワークコントローラ6Aは、光伝送路3に配置された全ての中継ノード31Aを対象ノードとして推定値群の抽出およびプロットを行うことにより、光伝送路3に配置された全ての中継ノード31Aについてゲインスペクトルを取得することができる。
図10および図11は、実施形態の光伝送システム100Aによる効果の一例を示す図である。具体的には、図10および図11は、光伝送路3が1スパン当たりの距離が50kmである光伝送システム100Aの第1スパンおよび第2スパンについて、本実施形態の方法で信号パワープロファイルおよびゲインスペクトルを取得する実験を行った結果を示すものである。この実験において、中継ノード31A-1および31A-2には、後方励起による分布ラマン増幅を行うラマン増幅器を用いた。
また、この実験では、比較のため、中継ノード31A-1および31A-2には、励起光の出力ゲインに関し、それぞれ異なるゲインスペクトルを設定した。具体的には、中継ノード31A-1には、波長1455nmの励起光が出力されるように設定し、中継ノード31A-2には、中継ノード31A-1よりも短い波長1440nmの励起光が出力されるように設定した。これにより、中継ノード31A-1と中継ノード31A-2は異なるゲインスペクトルを示す。図10は、このような条件で観測されたチャネル周波数ごとの信号パワープロファイルを1つのグラフに表したものである。
図11は、図10のように推定された信号パワープロファイルに基づいて、例えば、40km地点と、90km地点とにおけるゲインスペクトルを推定した結果を示すものである。図11において、曲線はOSAで参照用に測定したラマン増幅器のゲインスペクトルを表し、点群は伝送特性推定部28によって推定されたゲインスペクトルを表すものである。図11の推定結果から、ネットワークコントローラ6Aによるゲインスペクトルの推定結果が、OSAによる実測値がおおよそ一致していることが分かる。
以上のように構成された光伝送システム100Aは、異なるチャネル周波数で光信号を送信する複数の光送信機1Aと、光送信機1Aから受信した光信号のデジタル信号処理によりチャネル周波数ごとの信号パワープロファイルを生成する複数の光受信機2Aと、複数の光受信機2Aからチャネル周波数が異なる光信号の信号パワープロファイルを収集し、収集した信号パワープロファイルに基づいて各中継ノード31Aの光増幅器のゲインスペクトルを取得するネットワークコントローラ6Aとを備える。
このような構成によれば、実施形態の光伝送システム100Aは、光信号を光伝送路3から分岐して測定する必要がないので、信号品質の劣化を抑制しつつ中継ノードを監視することができる。また、このような構成によれば、光信号を光伝送路3から分岐して測定するためのOSAやOCM等の測定器を必要としないため、コスト増を抑制しつつ、中継ノードを監視することができる。また、このような構成によれば、光信号のデジタル信号処理によって中継ノードを監視することができるため、中継ノードを遠隔地から自動で監視することができる。また、このような構成によれば、光伝送システム100Aの複数の中継ノード31A(光増幅器)の個々の特性を一括でモニタリングすることができる。また、このような構成によれば、任意に送受信される光信号のデジタル信号処理により、運用中においても中継ノード31Aの特性をモニタリングすることができる。
(第2実施形態)
図12は、第2実施形態の光伝送システム100Bの構成例を示す図である。光伝送システム100Bは、ネットワークコントローラ6Aに代えてネットワークコントローラ6Bを備える点、中継ノード31Aに代えて中継ノード31Bを備える点において第1実施形態の光伝送システム100Aと異なる。光伝送システム100Bのその他の構成は光伝送システム100Aと同様である。図12では、第1実施形態と同様の機能部には図1と同じ符号を付すことにより説明を省略する。
ネットワークコントローラ6Bは、ネットワークコントローラ6Aと同様の、各中継ノード31Bの位置におけるゲインスペクトルを取得する機能に加え、取得した各ゲインスペクトルに基づいて、対応する各位置の中継ノード31Bに対してフィードバック制御を実施する機能を有する。ここで、ネットワークコントローラ6は、図示しない制御通信ネットワークを介して各中継ノード31Bと通信可能に接続されているものとする。
中継ノード31Bは、光増幅器311(光アンプ)と、光フィルタ312とを備える。光アンプ311は、中継ノード31Aが備える光アンプと同様である。光フィルタ312は、光信号を入力し、入力された光信号のうち所定の条件を満たす光信号を出力するものである。
具体的には、ネットワークコントローラ6Bは、中継ノード31Bの各位置に対応したゲインスペクトルをモニタリングしながら、各中継ノード31Bのゲインチルトを補償するためのフィードバック制御を実施する。例えば、ネットワークコントローラ6は、各中継ノード31Bについて、ゲインスペクトルが所望の形となるように、光アンプ311のポンプ波長またはポンプパワーを制御する。例えば、ネットワークコントローラ6は、推定結果として得られるゲインスペクトルが、予め設定されたゲインスペクトルに近くなるように各光アンプ311のポンプ波長またはポンプパワーを制御するように構成されてもよい。
また、光フィルタ312がWSS(Wavelength Selective Switch)等の波長選択機能を備える場合、ネットワークコントローラ6は、得られたゲインスペクトルの逆関数を光フィルタ312の出力ゲインに作用させることにより、出力光が周波数フラットなWDM信号となるように光フィルタ312を制御するように構成されてもよい。
以上のように構成された光伝送システム100Bでは、ネットワークコントローラ6Bが、各中継ノード31Bについて取得した光増幅器のゲインスペクトルに基づくフィードバック制御により、各中継ノード31Bを制御する。このような構成により、第2実施形態の光伝送システム100Bは、信号品質の劣化を抑制しながら中継ノードを監視するとともに、観測されたゲインスペクトルに基づいて各中継ノード31Bの出力を調整することができる。
<第1実施形態および第2実施形態に共通の変形例>
以下、第1実施形態および第2実施形態に共通の変形例について説明する。以下では、特に区別しない場合、符号のアルファベットを省略して記載する。例えば、第1実施形態の光伝送システム100Aと第2実施形態の光伝送システム100Bとを特に区別しない場合、両者を総称して『光伝送システム100』と記載する。
[第1の変形例]
図13は、実施形態の光伝送システム100の第1の変形例を示す図である。上記実施形態の光伝送システム100は、複数の光送信機1がそれぞれ異なるチャネル周波数で光信号を送信する構成であったのに対し、第1の変形例の光伝送システム100Cは、1つの光送信機1Cと、1つの光受信機2Cと、ネットワークコントローラ6Cとを備え、光送信機1Cが自身のチャネル周波数について周波数掃引しながら光信号を送信する点で実施形態の光伝送システム100と異なる。なお、第1の変形例におけるネットワークコントローラ6Cは、実施形態のネットワークコントローラ6Aと同様である。
この場合、光受信機2Cにおいて、デジタル信号処理部22は、周波数掃引により、順次受信されるチャネル周波数の異なる光信号に基づいて順次信号パワープロファイルを生成することにより、複数のチャネル周波数のそれぞれについて信号パワープロファイルを取得する。光受信機2Cは、生成した複数のチャネル周波数ごとの信号パワープロファイルをネットワークコントローラ6Cに供給する。ネットワークコントローラ6Cは、光受信機2Cから供給された複数のチャネル周波数ごとの信号パワープロファイルに基づいて、実施形態のネットワークコントローラ6と同様の方法で、各中継ノード31のゲインスペクトルを取得する。
このような構成によれば、光送信機と光受信機の組を必ずしもチャネル周波数の数だけ用意する必要がなくなるので、実施形態のゲインスペクトルの推定方法を規模の小さい光伝送システムにも適用することができる。
なお、光送信機1Cと光受信機2Cの組が複数存在する場合、いずれか1つの組を用いてゲインスペクトルの推定を行ってもよいし、掃引する周波数帯域を分割することにより複数の組を用いてゲインスペクトルの推定を行ってもよい。
[第2の変形例]
第1の変形例では、1つのチャネルだけを用いて光増幅器のゲインを推定する。この場合、他のチャネルが存在しないため、中継ノード31(光アンプ)のゲインが、波長多重を行う運用時とは異なるゲインになり得る。これを回避するため、光送信機1Cおよび光受信機2Cは、別の光送信機を用いて他波長にダミー光や別の信号を用意し伝送しておきながら、ゲインスペクトルを推定するように構成されてもよい。
[第3の変形例]
上記実施形態では、光受信機2が信号パワープロファイルを生成し、ネットワークコントローラ6が信号パワープロファイルに基づいてゲインスペクトルを取得する場合について説明したが、信号パワープロファイルの生成機能は、ネットワークコントローラ6に実装されてもよい。具体的には、光受信機2のデジタル信号処理部22はネットワークコントローラ6に備えられてもよい。この場合、光受信機2は、コヒーレント受信器21によって受信された光信号をネットワークコントローラ6に供給するように構成されればよい。
[第4の変形例]
図14は、デジタル信号処理部22の変形例を示す図である。デジタル信号処理部22は、図14に示すデジタル信号処理22aのように構成されてもよい。デジタル信号処理部22aは、波長分散補償部29、適応等化部24、周波数オフセット補償部25、キャリア位相雑音補償部26、波長分散付加部30、非線形光学補償部23、係数更新部27、及び伝送特性推定部28を備える。デジタル信号処理部22aは、デジタル信号処理部22の構成に、波長分散補償部29及び波長分散付加部30をさらに備える。
非線形光学補償部23、適応等化部24、周波数オフセット補償部25、キャリア位相雑音補償部26、係数更新部27、及び伝送特性推定部28の機能は、図2と同じであるため説明を省略する。波長分散補償部29は、光伝送路3で生じた波長分散による歪みを補償する。具体的には、波長分散補償部29は、周波数領域の受信信号に対して、所定の値(例えば、exp^(-jβω))を乗算することによって波長分散補償を行う。波長分散付加部30は、波長分散補償部29で補償した波長分散を再度、信号に付加する機能部である。具体的には、波長分散付加部30は、周波数領域の受信信号に対して、波長分散補償部29で乗算した値の逆数(例えば、exp^(+jβω))を乗算することによって波長分散の付加を行う。
[その他の変形例]
係数更新部27は、出力信号と、トレーニング信号との比較を他の場所で行ってもよい。具体的には、光受信機2は、出力信号と、トレーニング信号との比較を、適応等化部24と周波数オフセット補償部25の間で行ってもよいし、周波数オフセット補償部25とキャリア位相雑音補償部26の間で行ってもよいし、キャリア位相雑音補償部26と係数更新部27の間で行ってもよい。なお、実施形態においてキャリア位相雑音補償部26と係数更新部27の間で出力信号と、トレーニング信号との比較を行う場合には、デジタル信号処理部22は復調部(図示せず)を新たに備える必要がある。
伝送特性推定部28は、伝送特性の推定を他の場所で行ってもよい。具体的には、伝送特性推定部28は、伝送特性の推定を適応等化部24の処理の後に行ってもよいし、周波数オフセット補償部25の処理の後に行ってもよいし、キャリア位相雑音補償部26の処理の後に行ってもよい。
伝送特性の推定は、光受信機2のデジタル信号処理部22を構成するチップ内においてオンライン処理で行われても良いし、光受信機2から受信信号を取り出してオフライン処理で行われても良い。オフライン処理で行われる場合、デジタル信号処理部22が備える全ての機能部が外部のコンピュータ等の外部装置に設けられる。外部装置は、非線形光学補償部23に入る直前の信号を取得し、上記の各実施形態で示した処理と同様の処理を行う。
実施形態では、受信信号と、トレーニング信号との比較を、適応等化処理、周波数オフセットの補償及び位相オフセットの補償後に行っていたが、受信信号と、トレーニング信号との比較は、非線形光学補償部23と、適応等化部24との間で行われてもよい(例えば特許文献1参照)。
上述した光送信機1、光受信機2、中継ノード31、およびネットワークコントローラ6の一部または全部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、波長分割多重方式(WDM:Wavelength Division Multiplexing)により通信する光伝送システムに適用可能である。
100,100A,100B,100C…光伝送システム、1,1A,1C…光送信機、2,2A,2C…光受信機、21…コヒーレント受信器、22…デジタル信号処理部、23…非線形光学補償部、231…線形補償部、232…非線形補償部、233…フーリエ変換部、234…波長分散補償部、235…逆フーリエ変換部、24…適応等化部、25…周波数オフセット補償部、26…キャリア位相雑音補償部、27…係数更新部、28…伝送特性推定部、3…光伝送路、31,31A,31B…中継ノード、311…光増幅器(光アンプ)、312…光フィルタ、32…減衰器、4…合波器(MUX)、5…分波器(DEMUX)、6,6A,6B,6C…ネットワークコントローラ

Claims (8)

  1. 複数のチャネル周波数に対応する複数の光送信機と、前記複数の光送信機に対応する複数の光受信機とが光伝送路を介して通信する光伝送システムであって、
    前記光伝送路は、光信号を増幅する光増幅器を備える複数の中継ノードを備え、
    前記複数の光送信機のそれぞれが、前記複数のチャネル周波数のうち対応するチャネル周波数で光信号を送信し、
    前記複数の光受信機のそれぞれが、前記複数のチャネル周波数のうち対応するチャネル周波数の光信号を受信し、前記光伝送路上における前記光信号の伝送方向における強度の変動を推定し、
    前記複数の光受信機から前記変動の推定結果を示す複数の推定情報を取得するとともに、取得した前記複数の推定情報に基づいて前記光伝送路上の任意の位置における光増幅器のゲインスペクトルを取得するネットワークコントローラ
    を備える光伝送システム。
  2. 前記複数の光送信機のそれぞれは、互いに異なるチャネル周波数で光信号を送信し、
    前記複数の光受信機のそれぞれは、自身に対応づけられた光送信機が送信した光信号を受信し、受信した前記光信号について前記光伝送路上における強度の変動を推定する、
    請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記複数の光送信機のそれぞれは、自身のチャネル周波数について他の光送信機と異なる周波数帯を掃引しながら光信号を送信し、
    前記複数の光受信機のそれぞれは、自身に対応づけられた光送信機が送信した光信号を受信し、受信した前記光信号について、前記周波数帯で掃引されたチャネル周波数ごとに前記光伝送路上における強度の変動を推定する、
    請求項1に記載の光伝送システム。
  4. 前記ネットワークコントローラは、前記複数の光受信機から取得した前記複数の推定情報に基づいて、前記光伝送路上の前記中継ノードの位置に応じた位置について前記ゲインスペクトルを取得する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の光伝送システム。
  5. 前記ネットワークコントローラは、取得した前記ゲインスペクトルに基づくフィードバック制御により、各中継ノードのゲインチルトを補償する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の光伝送システム。
  6. 前記ネットワークコントローラは、前記フィードバック制御により、前記中継ノードのゲインスペクトルが所定の形になるように、前記中継ノードが有する光増幅器のポンプ波長またはポンプパワーを調節する、又は、前記中継ノードが有する波長選択機能に対してゲインスペクトルの逆関数を作用させることにより、各チャンネル周波数の光信号の強度を平準化する、
    請求項5に記載の光伝送システム。
  7. 複数のチャネル周波数に対応する複数の光送信機と、前記複数の光送信機に対応する複数の光受信機とが光伝送路を介して通信する光伝送システムのネットワークコントローラであって、
    前記光伝送路は、光信号を増幅する光増幅器を備える複数の中継ノードを備え、
    前記複数の光送信機のそれぞれが、前記複数のチャネル周波数のうち対応するチャネル周波数で光信号を送信し、
    前記複数の光受信機のそれぞれが、前記複数のチャネル周波数のうち対応するチャネル周波数の光信号を受信し、前記光伝送路上における前記光信号の伝送方向における強度の変動を推定し、
    前記ネットワークコントローラは、
    前記複数の光受信機から前記変動の推定結果を示す複数の推定情報を取得するとともに、取得した前記複数の推定情報に基づいて前記光伝送路上の任意の位置における光増幅器のゲインスペクトルを取得する、
    ネットワークコントローラ。
  8. 複数のチャネル周波数に対応する複数の光送信機と、前記複数の光送信機に対応する複数の光受信機とが光伝送路を介して通信する光伝送システムにおいて、
    前記光伝送路が、複数の中継ノードにおける光増幅器により光信号を増幅して中継し、
    前記複数の光送信機のそれぞれが、前記複数のチャネル周波数のうち対応するチャネル周波数で光信号を送信し、
    前記複数の光受信機のそれぞれが、前記複数のチャネル周波数のうち対応するチャネル周波数の光信号を受信し、前記光伝送路上における前記光信号の伝送方向における強度の変動を推定し、
    ネットワークコントローラが、前記複数の光受信機から前記変動の推定結果を示す複数の推定情報を取得するとともに、取得した前記複数の推定情報に基づいて前記光伝送路上の任意の位置における光増幅器のゲインスペクトルを取得する、
    光伝送方法。
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