JP7652016B2 - 切削加工装置および工具摩耗評価方法 - Google Patents
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Description
まず、本発明の一実施形態にかかる切削加工装置の構成について説明する。図1に、本発明の一実施形態にかかる切削加工装置1の構成の概略を表示する。切削加工装置1は、回転工具10と、回転工具10を支持する主軸11と、ワーク(被加工材)Wを保持するテーブル12とを備えている。回転工具10は、主軸11によって回転されながら切削加工を行う工具であり、具体的な種類は特に限定されないが、フライスカッターやエンドミル等を例示することができる。ワーククランプ等の固定治具13によってテーブル12に支持された金属材料等のワークWに、回転している回転工具10を接触させ、適宜、ワークWを固定したテーブル12に対して回転工具10を並進方向に相対運動させることで、ワークWを切削することができる。切削加工装置1には適宜、主軸11およびテーブル12のそれぞれの制御装置を含んで構築した制御系31を設け、主軸11の回転状態やテーブル12に対する回転工具10の並進運動を制御するようにすればよい。本切削加工装置1において、主軸11および回転工具10の軸に沿った方向をZ方向とし、ワークWの面内において、回転工具の移動に沿った方向をX方向、そのX方向に直交する方向をY方向としている。
本実施形態にかかる切削加工装置1においては、検出部2を備え、その検出部2による検出結果に基づいて、回転工具10の摩耗状態を評価する。検出部2によって検出されるパラメータとしては、回転工具10の摩耗状態を反映し、かつ回転工具10が回転してワークWの切削を行っている途中に、回転工具10によるワークWの切削を止めることなく検出可能なパラメータとして設定される。検出部2によって検出されるパラメータは、回転工具10の摩耗状態を反映し、切削中に検出できるものであれば、特に限定されない。ただし、レーザー照射や撮像等によって回転工具10の切刃の形状を直接観察して得られるパラメータは、対象としない。
・回転工具10の振動の加速度:上で説明したように、主軸11に取り付けた加速度センサ21によって検知することができる。回転工具10の摩耗が進行すると、切削中に大きな加速度を有する振動が発生しやすくなる。
・ワークWの振動の加速度:ワークWまたは固定治具13に取り付けた加速度センサ(不図示)によって検知することができる。回転工具10の摩耗が進行すると、切削中にワークWにも大きな加速度を有する振動が発生しやすくなる。
・ワークWに発生する弾性波:ワークWまたは固定治具13に取り付けたAEセンサ(acoustic emission sensor;不図示)によって計測することができる。回転工具10の摩耗が進行すると、回転工具10によってワークWの組織を変形または破壊する際に発生する弾性波の強度が大きくなる。
・回転工具に発生する弾性波:主軸11に取り付けたAEセンサ(不図示)によって計測することができる。回転工具10の摩耗が進行し、回転工具10の変形または破壊が生じると、回転工具10における弾性波の強度が大きくなる。
・回転工具10とワークWとの間の切削抵抗:上で説明したように、ワークWを固定したテーブル12に取り付けた動力計22によって検知することができる。回転工具10の摩耗が進行すると、切削時に回転工具10とワークWの間に大きな切削抵抗が発生し、回転工具10に大きな負荷が印加されることになる。
・回転工具10に供給される主軸電力:回転工具10を回転させるために主軸11に供給される電力をモニターすることで、検知することができる。回転工具10の摩耗が進行し、回転工具10に印加される負荷が大きくなると、回転工具10の回転に必要な消費電力が大きくなる。
評価部30は、検出部2での検出結果(検出したパラメータ値)を入力されたうえで、マトリクス作成工程を実施して、入力された検出結果に基づいてデータマトリクスを作成する。そして、評価工程を実施して、機械学習によってあらかじめ得られている摩耗モデルを用いて、マトリクス作成工程で得られたデータマトリクスから回転工具10の摩耗状態を評価する。評価部30には、回転工具10の摩耗状態の評価において利用する情報として、検出部2での検出結果に加え、切削トルクや回転工具10の送り速度、回転工具10の種類(型番)等の情報を、あらかじめ入力しておいてもよい。
まず、マトリクス作成工程におけるデータマトリクスの作成について説明する。上記のように、検出部2にて検出され、評価部30に入力されるパラメータの種類および検出方法は、特に限定されるものではないが、以下では、主に、ワークWと回転工具10の間の切削抵抗、特に切削抵抗のY成分を例として説明を行う。
次に、評価部30において評価工程を実施し、回転工具10の摩耗状態を評価する方法について説明する。評価工程においては、評価部30に記憶されている摩耗モデルを用いて、先のマトリクス作成工程で得られたデータマトリクスから、回転工具10の摩耗状態を評価する。回転工具10の摩耗状態として評価する具体的な事象としては、上記のように、摩耗幅、摩耗の種類、摩耗による回転工具10の交換の要否等、特に限定されるものではないが、以下では摩耗幅を評価する場合を中心に、説明を行う。摩耗幅は、定量的な数値であるため、作業者が明快に認識でき、回転工具10の交換や切削加工条件の見直し等の処置の指標としても利用しやすい。
次に、本発明の一実施形態にかかる工具摩耗評価方法について説明する。本実施形態にかかる工具摩耗評価方法は、上記で説明した切削加工装置1を用いて実行することができる。
10 回転工具
11 主軸
12 テーブル
13 固定治具
2 検知部
21 加速度センサ
22 動力計
30 評価部
31 制御系
32 出入力部
W ワーク(被加工材)
Claims (7)
- 回転しながら被加工材を切削する回転工具と、
前記回転工具による切削中に、前記回転工具の摩耗状態を反映する少なくとも1種のパラメータを検出する検出部と、
前記検出部による検出結果を入力され、前記回転工具の摩耗状態を評価する評価部と、を有し、
前記評価部は、
第一軸と、前記第一軸に交差する第二軸を有し、前記検出部による検出結果を示すデータ点を、一定の時間幅ごとに区切って第一軸に沿って配置したものを、第二軸に沿って時間の順に複数並べて表示した二次元マトリクスであるデータマトリクスを作成するマトリクス作成工程と、
前記データマトリクスと前記回転工具の摩耗状態との関係を教師データとした機械学習によって得られた摩耗モデルを用いて、前記マトリクス作成工程において取得されたデータマトリクスから、前記回転工具の摩耗状態を評価する評価工程と、
を実行する切削加工装置。 - 前記検出部によって検出される前記パラメータは、
前記回転工具の振動の加速度、
前記回転工具または前記被加工材に発生する弾性波、
前記回転工具と前記被加工材との間の切削抵抗、
前記回転工具に供給される主軸電力、
のいずれか少なくとも1つを含む、請求項1に記載の切削加工装置。 - 前記評価部は、前記回転工具の摩耗状態として、前記回転工具の摩耗幅を評価する、請求項1または請求項2に記載の切削加工装置。
- 前記摩耗モデルは、ニューラルネットワークを用いて作成されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の切削加工装置。
- 前記摩耗モデルは、前記データマトリクスにノイズを付加して、前記教師データに用いたものである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の切削加工装置。
- 前記検出部は、種類および検出方向の少なくとも一方が異なる複数のパラメータを検出し、
前記データマトリクスにおいては、同一の時間に検出された前記複数のパラメータのそれぞれの検出値が、同一の前記データ点に格納される、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の切削加工装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の切削加工装置を用いて、前記回転工具によって前記被加工材の切削加工を行うに際し、
前記検出部によって少なくとも1種の前記パラメータを検出したうえで、
前記評価部によって前記マトリクス作成工程および前記評価工程を実施することで、
前記回転工具の摩耗状態を評価する、工具摩耗評価方法。
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| JP2021140006A JP7652016B2 (ja) | 2021-08-30 | 2021-08-30 | 切削加工装置および工具摩耗評価方法 |
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| JP2021140006A Active JP7652016B2 (ja) | 2021-08-30 | 2021-08-30 | 切削加工装置および工具摩耗評価方法 |
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