JP7645868B2 - 2-エチルヘキサノイルで置換されているセルロースエステル - Google Patents

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Description

セルロースエステル、例えば三酢酸セルロース(「CTA」または「TAC」)、酢酸プロピオン酸セルロース(「CAP」)および酢酸酪酸セルロース(「CAB」)は、液晶ディスプレイ(「LCD」)および有機LEDディスプレイ(「OLED」)産業用の広く多種のフィルムにおいて使用されている。偏光子シートとの組み合わせで使用される保護フィルムおよび補償フィルムとしてのそれらの使用が、最も特記すべきである。これらのフィルムは、典型的には溶液流延によって作製され、次いで、配向性のヨウ素化ポリビニルアルコール(「PVOH」)偏光フィルムのいずれかの側に積層されて、PVOH層を、引っ掻きおよび湿気侵入から保護し、その一方でまた、構造的堅固さを増強させることができる。補償フィルム(別称、波長板)として使用されるとき、それらは、偏光子スタックと積層されてもよく、またはそうでなければ偏光子と液晶/OLED層との間に含まれる。波長板は、LCD/OLEDの、コントラスト比、広視野角および色シフト性能を改善するように作用することができる。LCD/OLED技術において著しい進展がなされてきたものの、改善が依然として必要とされている。
大型ディスプレイ用途のための良好な機械的性質を有し、ディスプレイにおいて有用な光学的性質を依然として維持している、より大きくより薄いセルロースエステルフィルムへの必要性が存在する。出願人らは、新規の2-エチルヘキサノイル置換基を有する位置選択的に置換されているセルロースエステルが、光学的性質以外に所望の機械的性質に起因して、それらがより薄くより大きいサイズのフィルムへと延伸されるようになることを可能にして、有用であることを発見した。
本出願は、
(i)複数の2-エチルヘキサノイル(「2EH」)置換基、
(ii)複数の(C1~6)アルキル-CO-(「AkCO」)置換基、
(iii)複数のヒドロキシ(「OH」)置換基、および
(iv)複数のR-CO-(「ChCO」)置換基
を含むセルロースエステルであって、
式中、
は、
(1)(C10~20)アリール、ここで、アリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、
(2)N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、ここで、ヘテロアリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、
(3)
、式中、アリールは(C1-6)アリールであり、ここで、アリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、
または
(4)
、式中、ヘテロアリールは、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員環であり、ここで、ヘテロアリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている
であり、
各Rは、ニトロ、シアノ、(C1~6)アルキル、ハロ(C1~6)アルキル;(C6~20)アリール-CO-、(C6~20)アリール、(C1~6)アルコキシル、ハロ(C1~6)アルコキシル、ハロ、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、または
から独立に選択される、セルロースエステルを開示する。
本出願はまた、位置選択的に置換されているセルロースエステルであって、
(i)複数の2-エチルヘキサノイル(「2EH」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.1~1.0の2EH置換度(「DS2EH」)を有する、
(ii)複数の(C1~6)アルキル-CO-(「AkCO」)置換基、ここで、セルロースエステルは1.0~1.5のAkCO置換度(「DSAkCO」)を有する、
(iii)複数のヒドロキシ(「OH」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.8未満のOH置換度(「DSOH」)を有する、
(iv)複数のR-CO-(「ChCO」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.5~1.5のChCO置換度(「DSChCO」)を有する
を含み、
式中、
は、
(1)(C10~20)アリール、ここで、アリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、
(2)N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、ここで、ヘテロアリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、
(3)
、式中、アリールは(C1~6)アリールであり、ここで、アリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、
または
(4)
、式中、ヘテロアリールは、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員環であり、ここで、ヘテロアリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている
であり、
各Rは、ニトロ、シアノ、(C1~6)アルキル、ハロ(C1~6)アルキル;(C6~20)アリール-CO-、(C6~20)アリール、(C1~6)アルコキシル、ハロ(C1~6)アルコキシル、ハロ、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、または
から独立に選択され、
セルロースエステルが、0.2~0.3の範囲内のAkCO置換基のC2位置換度(「C2DSAkCO」)、0.2~0.4の範囲内のAkCO置換基のC3位置換度(「C3DSAkCO」)、および0.5~0.7の範囲内のAkCO置換基のC6位置換度(「C6DSAkCO」)を有する、
位置選択的に置換されているセルロースエステルも開示する。
本出願は、位置選択的に置換されているセルロースエステルであって、
(i)複数の2-エチルヘキサノイル(「2EH」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.1~1.0の2EH置換度(「DS2EH」)を有する、
(ii)複数の(C1~6)アルキルCO(「AkCO」)置換基、ここで、セルロースエステルは1.0~1.5のAkCO置換度(「DSAkCO」)を有する、
(iii)複数のヒドロキシ(「OH」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.8未満のOH置換度(「DSOH」)を有する、
(iv)複数のR-CO-(「ChCO」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.5~1.5のChCO置換度(「DSChCO」)を有する
を含み、
式中、
はフェニルであり、ここで、フェニルは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されており、
各Rは、ニトロ、シアノ、(C1~6)アルキル、ハロ(C1~6)アルキル;(C6~20)アリール-CO-、(C6~20)アリール、(C1~6)アルコキシル、ハロ(C1~6)アルキオキシル、ハロ、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、または
から独立に選択され、
セルロースエステルが、0.2~0.3の範囲内のAkCO置換基のC2位置換度(「C2DSAkCO」)、0.2~0.4の範囲内のAkCO置換基のC3位置換度(「C3DSAkCO」)、および0.5~0.7の範囲内のAkCO置換基のC6位置換度(「C6DSAkCO」)を有する、位置選択的に置換されているセルロースエステルを開示する。
本出願はまた、本明細書で開示されているセルロースエステルから調製されるフィルムも開示する。
本発明は、以下の「発明を実施するための形態」およびその中で提示される「実施例」を参照することによって、より即座に理解され得る。本発明が、それとして多様であり得る、記載されている特定の方法、配合物および条件に限定されないことが理解されることになる。本明細書中で使用される用語が、本発明の特定の態様を説明する目的のためのみであり、限定することが意図されていないこともまた理解されることになる。
定義
本明細書では、かつこれに続く「特許請求の範囲」では、多数の用語への参照がなされることになり、これらは以下の意味を有するように定義されることになる。
値は、「約」または「およそ」1つの所与の数、として表され得る。同様に、範囲は、本明細書では、「約」1つの特定の値からおよび/または「約」もしくは別の特定の値までとして表され得る。このような範囲が表されるとき、別の態様は、1つの特定の値からおよび/または他の特定の値までを含む。同様に、値が、先行する「約」の使用によって近似値として表されるとき、特定の値が別の態様を形成することが理解されることになる。
本明細書で使用されるとき、用語「a」、「an」および「the」は、1またはそれ以上を意味する。
本明細書で使用されるとき、用語「および/または」は、2つ以上の項の列挙において使用されるときに、列挙された項のうちの任意の1つがそれ自体によって利用され得る、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組み合わせが利用され得ることを意味する。例えば、組成物が成分A、Bおよび/またはCを含有すると記載されている場合、該組成物は、A単独、B単独、C単独、AとBとの組み合わせ、AとCとの組み合わせ、BとCとの組み合わせ、またはAとBとCとの組み合わせを含有することができる。
本明細書で使用されるとき、用語「含む(comprising)」、「含む(comprises)」および「含む(comprise)」は、用語の前に列挙された主題から、用語の後に列挙された1つまたは複数の要素につなぐのに使用されるオープンエンドのつなぎ用語であり、ここで、つなぎ用語の後に列挙された要素(複数可)は、必ずしも、主題を作り上げている唯一の要素ではない。
本明細書で使用されるとき、用語「有する(having)」、「有する(has)」および「有する(have)」は、上記に示した「含む(comprising)」、「含む(comprises)」および「含む(comprise)」と同じオープンエンドの意味を有する。
本明細書で使用されるとき、用語「含む(including)」、「含む(includes)」および「含む(include)」は、上記に示した「含む(comprising)」、「含む(comprises)」および「含む(comprise)」と同じオープンエンドの意味を有する。
「置換度」は、セルロースエステルの無水グルコースモノマー1つ当たりの置換基の平均数を意味する。置換度は、無水グルコースモノマーに結合している置換基、例えばアシル基(例えばDSacyl)を指すことができる。置換度はまた、無水グルコースモノマー上の遊離のまたは非置換のヒドロキシ基の数を指すことができ、DSOHと示される。総置換度は、アシル置換基についての総置換度を含む。総置換度を決定する際、DSOHは算出には含まれない。置換度は、無水グルコースモノマー上の位置を特定することができる。例えば、置換度は、無水グルコースモノマーの、C2位、C3位またはC6位(例えばC2DS、C3DS、C6DS):
に該当し得る。
「重合度」は、1個のポリマー分子を作り上げているグルコース単位の数を意味する。これらの方法によって調製されるセルロースエステルの重合度(「DP」)は、少なくとも10であることができる。別の実施形態では、セルロースエステルのDPは、少なくとも50、少なくとも100、または少なくとも250であることができる。別の実施形態では、セルロースエステルのDPは、約5~約100、または約10~約50の範囲内にあることができる。
本明細書で使用されるとき、用語「アシル置換基」は、構造:
を有する置換基を示すことになる。
例えば、アシル置換基は、(C1~6)アルキル-CO-またはR-CO-と表すことができる。セルロースエステル中のこのようなアシル置換基は、一般に、エステル結合を介して(すなわち酸素原子を通して)セルロースのピラノーズ環に結合されている。
本明細書で使用されるとき、アシル置換基である、用語「アルキル-CO」は、「R」がアルキル基であるアシル置換基を示すことになる。
本明細書で使用されるとき、用語「アルキル」は、非芳香族炭化水素から水素原子を除去して形成され、かつヘテロ原子を含み得る一価基を示すことになる。本明細書での使用に好適なアルキル基は、直鎖状、分枝状または環状とすることができる。本明細書での使用に好適なアルキル基には、任意の(C1~20)、(C1~12)、(C1~5)または(C1~3)アルキル基が挙げられる。様々な実施形態では、アルキルは、C1~5直鎖または分枝鎖アルキル基とすることができる。なおも他の実施形態では、アルキルは、C1~3直鎖または分枝鎖アルキル基とすることができる。好適なアルキル基の特定の例には、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルの各基が挙げられるがこれらに限定されない。アルキル-アシル基またはアルキル-CO-基の例には、アセチル、プロピオニル、ブチロイル等が挙げられる。
本明細書で使用されるとき、用語「アリール-CO-」は、「R」がアリール基であるアシル置換基を示すことになる。
本明細書で使用されるとき、用語「アリール」は、アレーン中の環炭素から水素原子を除去することによって形成された一価基(すなわち、単環式または多環式芳香族炭化水素)を指すことになる。いくつかの事例では、アリール-アシル基は、炭素単位によって先行され、例えば、(C5~6)アリール-アシル、(C6~12)アリール-アシルまたは(C6-20)アリール-アシルである。様々な実施形態における使用に好適なアリール基の例には、フェニル、ベンジル、トリル、キシリルおよびナフチルが挙げられるがこれらに限定されない。このようなアリール基は、置換されていてもよく非置換であってもよい。
本明細書で使用されるとき、用語「ヘテロアリール-CO」は、「R」がヘテロアリール基であるアシル置換基を示すことになる。
本明細書で使用されるとき、用語「ヘテロアリール」は、1個または複数の環炭素が、窒素、酸素および/または硫黄等のヘテロ原子に置き換えられているアリール基である。いくつかの事例では、ヘテロアリール-CO-基は、ヘテロアリール環を作り上げている原子の量によって定義され、例えば5~10員環である。ヘテロアリール-CO-基はまた、環系中で可能性のあるヘテロ原子の数によっても定義され得、例えば1~4個のN、OまたはSヘテロ原子である。様々な実施形態のための使用に好適なヘテロアリール基の例には、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリル、チオフェン-イル、ピピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたはフタラジニルが挙げられるがこれらに限定されない。このようなヘテロアリール基は、置換されていてもよく非置換であってもよい。
「ハロアルキル」は、少なくとも1個の水素がハロゲン基で置き換えられているアルキル置換基を意味する。ハロアルキル基中の炭素単位が含まれることが多く、例えばハロ(C1~6)アルキルである。ハロアルキル基は直鎖状であっても分枝状であってもよい。ハロアルキルの非限定的な例には、クロロメチル、トリフルオロメチル、ジブロモメチル等が挙げられる。
「アルケニル」は、少なくとも1つの二重結合を含有する少なくとも2個の炭素単位のアルキル基を意味する。アルケニル基中の炭素単位が含まれることが多く、例えば、(C2~6)アルケニルである。アルケニル基は、直鎖状であっても分枝状であってもよい。アルケニルの非限定的な例には、エテニル、アリル、1-ブテニル等が挙げられる。
「シクロアルキル」は、少なくとも3個の炭素単位を有する環状アルキル基を意味する。シクロアルキル基中の炭素単位が含まれることが多く、例えば(C3~8)シクロアルキルである。アルキルの非限定的な例には、シクロプロピル、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル等が挙げられる。
「アルコキシ」は、アルキル-O-、または末端で酸素に結合しているアルキル基を意味する。炭素単位が含まれることが多く、例えば(C1~6)アルコキシである。アルコキシの非限定的な例には、メトキシ、エトキシ、プロポキシ等が挙げられる。
「ハロアルコキシ」は、水素のうちの少なくとも1個がハロゲンで置き換えられているアルコキシを意味する。炭素単位が含まれていることが多く、例えばハロ(C1~6)アルコキシである。ハロアルコキシの非限定的な例には、トリフルオロメトキシ、ブロモメトキシ、1-ブロモ-エトキシ等が挙げられる。
「ハロ」は、ハロゲン、例えばフルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードを意味する。
本明細書で使用されるとき、用語「実質的に」は、5%内であることを意味する。例えば「実質的に垂直な」は、84.5°~94.5°の範囲を意味する。「実質的に消費された」は、少なくとも95%以上が消費されたことを意味する。
本説明は、本発明に関連する一定のパラメータを定量化するのに、数値範囲を使用する。数値範囲が付与されているとき、このような範囲は、範囲のうちのより低い値のみが列挙されている請求項限定、および範囲のうちのより高い値のみが列挙されている請求項限定についての、文字支援を付与するものと解釈されることになると理解されるべきである。例えば、開示されている10~100の数値範囲は、「10超」(上界なし)を列挙している請求項、および「100未満」(下界なし)を列挙している請求項についての文字支援を付与している。
本説明は、本発明に関連する一定のパラメータを定量化するのに、特定の数値を使用し、ここで、特定の数値は、明示的に数の範囲の部分であるわけではない。本明細書中で付与されているそれぞれの特定の数値が、広い、中程のおよび狭い範囲についての文字支援を付与すると解釈されることになることが理解されるべきである。それぞれの特定の数値に伴う広い範囲は、2つの有効数字に丸めた数値の、±60パーセントの数値である。それぞれの特定の数値に伴う中程の範囲は、2つの有効数字に丸めた数値の、±30パーセントの数値である。それぞれの特定の数値に伴う狭い範囲は、2つの有効数字に丸めた数値の、±15パーセントの数値である。例えば、明細書が16.67℃(62°F)の特定の温度を記載している場合、このような記載は、広い数値範囲の-3.89℃(25°F)~37.22℃(99°F)(16.67℃(62°F)±2.78℃(37°F))、中程の数値範囲の6.11℃(43°F)~27.22℃(81°F)(16.67℃(62°F)±-7.22℃(19°F))、および狭い数値範囲の11.67℃(53°F)~21.67℃(71°F)(16.67℃(62°F)±-12.78℃(9°F))についての文字支援を付与している。これらの広い、中程のおよび狭い数値範囲は、特定の値に該当されるべきだけでなく、これらの特定の値同士の差にも該当されるべきである。そのため、本明細書が第1の圧力758.4kPa(110psia)と第2の圧力331kPa(48psia)(差は427.5kPa(62psi))と記載している場合、これらの2つの流れ間の圧力差について、広い範囲は172.4~682.6kPa(25~99psi)、中程の範囲は296.5~558.5kPa(43~81psi)、および狭い範囲は365.4~489.5kPa(53~71psi)となろう。
本発明の方法によって調製されるセルロースエステルは、多様な用途において有用である。当業者であれば、特定の用途が、要素として、アシル置換基、DS、MWのタイプ、およびセルロースエステルの物理的性質に実質的に影響を及ぼすセルロースエステルコポリマーのタイプ等の、特定のタイプに依存することになることを理解することになる。Prog.Polym.Sci.2001、26、1605~1688頁。
このようにして調製されるセルロースエステルは、一般に、構造:
を含み、
式中、R、RおよびRは水素であり(ただし条件として、R、RおよびRが同時に水素であることはない)、エステル結合を介してセルロースに結合しているアルキル-アシル基および/またはアリール-アシル基(例えば上に記載したもの)である。
本出願の全体にわたり、特許または刊行物が参照されているところでは、これらの参照物の全容における開示は、そこへ本発明が関係する最先端技術をより完全に説明するために、それらが本発明と不整合ではない程度まで、参照により本出願に組み込まれることが意図される。
セルロースエステルから調製されるフィルムは、液晶ディスプレイ(「LCD」)または有機発光ダイオード(「OLED」)ディスプレイにおいて利用され得る。一般に、LCDは、1セットの直交した偏光子を含む偏光子スタッキングを利用している。LCD中で使用されている典型的な1セットの直交した偏光子のために、特に視野角が増加するにつれ、対角に沿って著しい光漏れが存在し得る(劣ったコントラスト比へ導く)。多種の光学フィルムが、この光漏れを修正するまたは「補償する」ために使用され得る。これらのフィルムは、使用される液晶セルのタイプに応じて多様である、一定の十分に定義された複屈折(または位相差)を有することができ、その理由は、液晶セルそれ自体がまた、一定の程度の、修正されなければならない望ましくない光学的位相差も与えることになるからである。これらの補償フィルムのうちのいくつかは、他よりも作製するのが容易であるため、性能とコストとの間で妥協がなされることが多い。また、ほとんどの補償フィルムおよび保護フィルムが溶液流延によって作製される一方で、環境に優しくない溶媒を扱う必要性を除去するために、より多くのフィルムを溶融押出によって作製することへの要求がある。溶媒流延と溶融流延との両方によって作製され得るより制御可能な光学的位相差を伴う材料を有することは、これらのフィルムの創製においてより大きいフレキシビリティを可能にする。
光学フィルムは、一般に、複屈折の点で定量化され、これは、今度は、屈折率nに関連される。屈折率は、典型的には、ポリマーについて一般に1.4~1.8の範囲内にあることができ、セルロースエステルについておよそ1.46~1.50であることができる。屈折率が高いほど、光波は、所与の材料を通ってゆっくり伝播する。
非配向性の等方性材料のために、屈折率は、光波に入る偏光状態とは無関係に、同一であることになる。材料が配向性になるにつれ、またはそうでなければ異方性になるにつれ、屈折率は、材料方向に依存するようになる。本発明の目的のために、nx、およびnと示される重要な3種の屈折率があり、これは、それぞれ、機械方向(「MD」)、横方向(「TD」)および厚さ方向に相当する。材料が、(例えば延伸することによって)より異方性になるにつれ、任意の2種の屈折率の差は増大することになる。この差は、「複屈折」と称される。そこから選ぶ材料方向の多くの組み合わせが存在するため、対応して、異なる複屈折値が存在する。最も一般的である2種、すなわち面状複屈折(または「インプレーン」複屈折)Δ、および厚さ複屈折(または「アウトオブプレーン」複屈折)Δthは、
(1a)Δ=n-n
(1b)Δth=n-(n+n)/2
と定義される。
複屈折Δは、MD方向とTD方向との間の相対的インプレーン配向の尺度であり、かつこれは無次元である。対照的に、Δthは、平均的な面状配向に対する、厚さ方向の配向の尺度を付与する。
光学フィルムに関して使用されることが多い別の用語は、光学的位相差Rである。Rは、単純に、検討中のフィルムの、複屈折×厚さdである。そのため、
(2a)R=Δd=(n-n)d
(2b)Rth=Δthd=[n-(n+n)/2]d
である。
位相差は、2つの直交性光波間の相対的な相シフトの直接的尺度であり、典型的にはナノメートル(nm)の単位で報告される。Rthの定義が、特に記号(+/-)の点で、Rthがどのように算出されるかに応じて数人の出願人間で多様であることを特記しておく。
材料はまた、それらの複屈折/位相差の挙動の点でも多様であることが知られる。例えば、延伸されたときのほとんどの材料は、延伸方向に沿ってより高い屈折率を、かつ延伸に垂直により低い屈折率を呈することになる。これが続いて起こるのは、分子レベルにおいて、屈折率がポリマー鎖の軸に沿って典型的により高く、鎖に垂直により低いためである。これらの材料は、一般に、「正に複屈折である」と称され、現在市販のセルロースエステルを含めてほとんどの標準ポリマーを代表する。正の複屈折の材料が、正の複屈折フィルムまたは波長板、負の複屈折のフィルムまたは波長板、のいずれかを作製するのに使用され得ることを特記し、かつ後に説明する。
混乱を避けるために、ポリマー分子それ自体の複屈折挙動は「内在性複屈折」と称されることになり、かつこれは該ポリマーの1つの性質である。材料光学の観点から、内在性複屈折は、すべての鎖が完全に一方向に整列して材料が完全に延伸された場合に起こると思われる複屈折の尺度である(ほとんどのポリマーにとって、これには論理的限界があり、その理由は、それらが完全に整列され得ないためである)。本発明の目的のために、それはまた、所与のポリマーの、鎖配向性の所与の量への感受性の尺度も付与する。例えば、フィルム形成中、フィルム中の相対的応力レベルがおよそ同じである場合でさえ、高い内在性複屈折を有するサンプルは、低い内在性複屈折を有するサンプルよりも高い複屈折を呈することになる。
ポリマーは、正の、負のまたはゼロの内在性複屈折を有することができる。負の内在性複屈折ポリマーは、(平行方向に対して)延伸方向に垂直に、より高い屈折率を呈する。一定のスチレンおよびアクリルは、それらのかなり嵩高い側鎖に起因して、負の内在性複屈折挙動を有することができる。組成物に応じて、芳香族環構造を有するいくつかのセルロースエステルは、同様に負の内在性複屈折を呈することができる。ゼロの内在性複屈折は、対照的に特別な事例であり、延伸と共に複屈折を示さず、そのためゼロの内在性複屈折を有する材料を表す。このような材料は一定の光学的用途のために理想的であり得、その理由は、該材料が、加工中に光学的位相差または歪みを一切示すことなく、成形され得る、延伸され得る、またはそうでなければ応力をかけられ得るからである。
LCD中で使用される実際の補償フィルム(複数可)は、3種のすべての屈折率が異なって2つの光学軸が存在する二軸フィルム、および3種の屈折率のうちの2種が同じである1つのみの光学軸を有する一軸フィルムを含む、多種の形態をとることができる。光学軸がフィルムの厚さを通してねじれるまたは傾く、他の部類の補償フィルム(例えば円盤状フィルム)もまた存在するが、これらは、一般に重要性が低い。一般に、作製され得る補償フィルムのタイプは、ポリマーの複屈折特性(すなわち、正の、負のまたはゼロの内在性複屈折)によって限定される。いくつかの例が以下に記載される。
一軸フィルムの事例では、
(3a)n>n=n 「+A」光学フィルム
であるような屈折率を有するフィルムが、「+A」光学フィルムと示される。このようなフィルムにおいて、フィルムのx方向(機械方向)は高い屈折率を有し、その一方でyおよび厚さ方向は、大きさにおいておよそ等しい(かつnよりも低い)。このタイプのフィルムはまた、x方向に沿って光学軸を有する正の一軸結晶構造と称される。このようなフィルムは、例えばフィルム延伸機を用いて、正の内在性複屈折材料を一軸で延伸することによって作製され得る。
対照的に、「-A」一軸フィルムは、
(3b)n<n=n 「-A」光学フィルム
と定義され、
式中、x軸屈折率は、他の方向よりも低い(それは、およそ等しい)。-A光学フィルムを作製する1つの方法は、負の内在性複屈折ポリマーを延伸すること、あるいは、分子が好ましい方向に整列するように、負の(内在性)複屈折の液晶ポリマーを表面上にコーティングすることによる(例えば、横たわるエッチングされた配向性層を用いることによる)。
位相差の点で、「±A」光学フィルムは、(3c):
(3c)Rth=-R/2 「±A」光学フィルム
に示される、RとRthとの間の関係を有する。
一軸光学フィルムの別の部類は、「+C」または「-C」でもあり得るC光学フィルムである。C光学フィルムとA光学フィルムとの差は、C光学フィルムにおいて、独特の屈折率(または光学軸)が、フィルムの面におけるのとは反対の厚さ方向にあることである。そのため、
(4a)n>n=n 「+C」光学フィルム
(4b)n<n=n 「-C」光学フィルム
である。
C光学フィルムは、フィルムの溶液流延中に形成する応力を活用することによって生成され得る。引張応力は、流延ベルトによって課された拘束に起因して、フィルムの面において一般に創製され、これはまた、自然に延伸された等二軸でもある。これらは、フィルムの面における鎖を整列させる傾向があり、それぞれ、正のおよび負の内在性複屈折材料についての-Cフィルムまたは+Cフィルムをもたらす。ディスプレイにおいて使用される多くのセルロースエステルフィルムが溶液流延であるため、かつ多くが本質的に正の複屈折であるため、溶液流延されたセルロースエステルが、通常、-C光学フィルムのみを生成することが明らかである。これらのフィルムはまた、一軸で延伸されて+A光学フィルムを生成することもできる(初期の流延されたままの位相差は非常に低いと仮定して)。
一軸光学フィルム以外に、二軸配向フィルムを使用することもまた可能である。二軸フィルムは、3種の屈折率n、nおよびnを、主要な方向において(これらの主要な軸の方向に沿って)単純に列挙することを含む、多様な方法で定量化される。一般に、n≠n≠nである。
特定の1種の二軸配向フィルムは、1対の直交した偏光子またはインプレーンスイッチング(「IPS」)モード液晶ディスプレイの光漏れを補償する独特な光学的性質を有する。光学フィルムは、約0.4~約0.9の範囲内の、または約0.5に等しいパラメータNzを有し、ここで、Nzは、
(5)Nz=(n-n)/(n-n
と定義されている。
このパラメータは、インプレーン複屈折に対して、効果的なアウトオブプレーン複屈折を付与する。Nzは、1対の直交した偏光子のための補償フィルムとして使用されるとき、約0.5であるように選択され得る。Nzが約0.5であるとき、対応するアウトオブプレーン位相差Rthは約0.0nmに等しい。
光学フィルムの補償効果を示すために、以下の、補償フィルムありでまたはなしでの、1対の直交した偏光子の光透過または光漏れは、コンピュータシミュレーションによって算出される。
組成物
本出願は、(i)複数の2-エチルヘキサノイル(「2EH」)置換基、(ii)複数の(C1~6)アルキル-CO(「AkCO」)置換基、(iii)複数のヒドロキシ(「OH」)置換基および(iv)複数のR-CO-(「ChCO」)置換基を含むセルロースエステルであって、
式中、Rは、(1)(C10~20)アリール、式中、アリールは、非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、(2)N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、ここで、ヘテロアリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、(3)
、式中、アリールは(C1~6)アリールであり、ここで、アリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、または(4)
、式中、ヘテロアリールは、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員環であり、ここで、ヘテロアリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されており、各Rは、ニトロ、シアノ、(C1~6)アルキル、ハロ(C1~6)アルキル;(C6~20)アリール-CO-、(C6~20)アリール、(C1~6)アルコキシル、ハロ(C1~6)アルコキシル、ハロ、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、または
から独立に選択される、セルロースエステルを開示する。
一実施形態では、Rは、(C10~20)アリールであり、式中、アリールは、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはナフチルであり、これは、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはナフチルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはナフチルであり、これは1~5個のRによって置換されている。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.1~1.0である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.3~0.5である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.2~0.6である2EH置換度(「DS2EH」)、0.7未満であるOH置換度(「DSOH」)、および1.0~1.5であるAkacyl置換度(「DSAkacyl」)を有する。
一実施形態では、Rは(C10~20)アリールであり、ここで、アリールは非置換である。一実施形態では、Rは(C10~20)アリールであり、ここで、アリールは1~5個のRによって置換されている。
一実施形態では、Rは、N、OまたはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリールであり、ここで、ヘテロアリールは非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.1~1.0である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.3~0.5である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.2~0.6である2EH置換度(「DS2EH」)、0.7未満であるOH置換度(「DSOH」)、および1.0~1.5であるAkacyl置換度(「DSAkacyl」)を有する。
この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル
、ピロリル、チオフェン-イル
、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたはフタラジニルであり、これは、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリル、チオフェン-イル、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたはフタラジニルであり、ここで、各環は非置換である。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリル、チオフェン-イル、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたはフタラジニルであり、ここで、各環は1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ピロリル、ベンゾチオフェン-イルまたはチオフラニルであり、ここで、各環は1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ピロリル、ベンゾチオフェン-イルまたはチオフラニルであり、ここで、各環は非置換である、この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ピロリル、ベンゾチオフェン-イルまたはチオフラニルであり、ここで、各環は、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフラニルであり、ここで各環は1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフラニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはフラニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはベンゾチオフェン-イルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはベンゾチオフェン-イルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはベンゾチオフェン-イルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピロリルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、ピロリルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピロリルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはチオフェニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはチオフェニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはチオフェニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリジニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピリジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピラジニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピラジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピラジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリダジニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリダジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピリダジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリミジニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリミジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピリミジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノリニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはキノリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはイソキノリニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはイソキノリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはイソキノリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノキサリニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノキサリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはキノキサリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキナゾリニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキナゾリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはキナゾリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフタラジニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフタラジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはフタラジニルであり、1~5個のRによって置換されている。
一実施形態では、Rは、
であり、式中、アリールは(C6-10)アリールであり、ここで、アリールは非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.1~1.0である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.3~0.5である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.2~0.6である2EH置換度(「DS2EH」)、0.7未満であるOH置換度(「DSOH」)、および1.0~1.5であるAkacyl置換度(「DSAkacyl」)を有する。
この実施形態の一部類では、アリールは非置換である。この実施形態の一部類では、アリールは、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、アリールはフェニルまたはナフチルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、アリールはフェニルまたはナフチルであり、ここで、各環は非置換である。この実施形態の一部類では、アリールはフェニルまたはナフチルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、アリールはフェニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、アリールはフェニルであり、非置換である。この実施形態の一部類では、アリールはフェニルであり、1~5個のRによって置換されている。
一実施形態では、Rは、
であり、式中、ヘテロアリールは、N、OまたはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員環であり、ここで、ヘテロアリールは、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.1~1.0である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.3~0.5である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCOの置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.2~0.6である2EH置換度(「DS2EH」)、0.7未満であるOH置換度(「DSOH」)、および1.0~1.5.であるAkacyl置換度(「DSAkacyl」)を有する。
この実施形態の一部類では、ヘテロアリールは非置換である。この実施形態の一部類では、ヘテロアリールは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリル、チオフェン-イル、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたはフタラジニルであり、これは、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリル、チオフェン-イル、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたはフタラジニルであり、ここで、各環は非置換である。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリル、チオフェン-イル、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたはフタラジニルであり、ここで、各環は1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリルまたはチオフラニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリルまたはチオフラニルであり、ここで、各環は非置換である。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリルまたはチオフラニルであり、ここで、各環は1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフラニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフラニであり、非置換である。この実施形態の一部類では、Rはフラニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはベンゾチオフェン-イルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはベンゾチオフェン-イルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはベンゾチオフェン-イルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピロリルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピロリルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピロリルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはチオフェン-イルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはチオフェン-イルであり、非置換である。この実施形態の一部類では、Rはチオフェン-イルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリジニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピリジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピラジニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピラジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピラジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリダジニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリダジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピリダジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリミジニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリミジニルであり、非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピリミジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノリニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはキノリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはイソキノリニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはイソキノリニルであり、非置換である。この実施形態の一部類では、Rはイソキノリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノキサリニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノキサリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはキノキサリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキナゾリニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキナゾリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはキナゾリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフタラジニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフタラジニルであり、非置換である。この実施形態の一部類では、Rはフタラジニルであり、1~5個のRによって置換されている。一実施形態では、Rは、ナフチル、ベンゾチオフェン-イル、フラニルまたは
である。一実施形態では、Rは、ナフチル、フラニルまたは
である。
一実施形態では、セルロースエステルは、1.0以下であるヒドロキシ置換基置換度(「DSOH」)を有する。この実施形態の一部類では、DSOHは0.95以下である。この実施形態の一部類では、DSHは0.90以下である。この実施形態の一部類では、DSOHは0.85以下である。この実施形態の一部類では、DSOHは0.80以下である。この実施形態の一部類では、DSOHは0.75以下である。この実施形態の一部類では、DSOHは0.70以下である。
一実施形態では、セルロースエステルは、0.1~1.0である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この実施形態の一部類では、DS2EHは0.1~0.5である。この実施形態の一部類では、DS2EHは0.5~1.0である。この実施形態の一部類では、DS2EHは0.3~0.8である。この実施形態の一部類では、DS2EHは0.3~0.5である。
一実施形態では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるR-CO-置換度(「DSChCO」)を有する。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.6~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.7~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.8~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.9~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは1.0~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.7~1.4である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.5~1.0である。
一実施形態では、セルロースエステルは、0.2~0.6である2EH置換度(「DS2EH」)を有し、セルロースエステルは、0.7未満であるヒドロキシル置換度(「DSOH」)を有し、セルロースエステルは、1.0~1.5であるAkacyl置換度(「DSAkacyl」)を有する。
一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM E1356-03に従って決定して、170℃未満であるガラス転移温度(「T」)を有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM E1356-03に従って決定して、165℃未満であるガラス転移温度(「T」)を有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM E1356-03に従って決定して、160℃未満であるガラス転移温度(「T」)を有する。
一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、3%超である破断歪みを有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、3.5%超である破断歪みを有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、4%超である破断歪みを有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、4.5%超である破断歪みを有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、5%超である破断歪みを有する。
位置選択的に置換されている組成物
本出願はまた、位置選択的に置換されているセルロースエステルであって、
(i)複数の2-エチルヘキサノイル(「2EH」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.1~1.0の2EH置換度(「DS2EH」)を有する、
(ii)複数の(C1~6)アルキル-CO-(「AkCO」)置換基、ここで、セルロースエステルは1.0~1.5のAkCO置換度(「DSAkCO」)を有する、
(iii)複数のヒドロキシ(「OH」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.8未満のOH置換度(「DSOH」)を有する、
(iv)複数のR-CO-(「ChCO」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.5~1.5のChCO置換度(「DSChCO」)を有する
を含み、
式中、
は、
(1)(C10~20)アリール、ここで、アリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、
(2)N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、ここで、ヘテロアリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、
(3)
、式中、アリールは(C1~6)アリールであり、ここで、アリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている
または
(4)
、式中、ヘテロアリールは、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員環であり、ここで、ヘテロアリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている
であり、
各Rは、ニトロ、シアノ、(C1~6)アルキル、ハロ(C1~6)アルキル;(C6~20)アリール-CO-、(C6~20)アリール、(C1~6)アルコキシル、ハロ(C1~6)アルコキシル、ハロ、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、または
から独立に選択され、セルロースエステルが、0.2~0.3の範囲内のAkCO置換基のC2位置換度(「C2DSAkCO」)、0.2~0.4の範囲内のAkCO置換基のC3位置換度(「C3DSAkCO」)、および0.5~0.7の範囲内のAkCO置換基のC6位置換度(「C6DSAkCO」)を有する、
位置選択的に置換されているセルロースエステルを開示する。
一実施形態では、Akacylは、アセチル、プロピル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、3-メチルブタノイル、2-メチルブタノイル、ヘキサノイル、2-メチルペンタノイル、3-メチルペンタノイルまたは4-メチルペンタノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylはアセチルである。この実施形態の一部類では、Akacylはプロピルである。この実施形態の一部類では、Akacylはブチリルである。この実施形態の一部類では、Akacylはイソブチリルである。この実施形態の一部類では、Akacylはペンタノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylは3-メチルブタノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylは2-メチルブタノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylはヘキサノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylは2-メチルペンタノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylは3-メチルペンタノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylは4-メチルペンタノイルである。
一実施形態では、Akacylは、アセチル、プロピル、ブチリルまたはイソブチリルである。
一実施形態では、Rは(C10~20)アリールであり、ここで、アリールは非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.1~1.0である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.3~0.5である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.2~0.6である2EH置換度(「DS2EH」)、0.7未満であるOH置換度(「DSOH」)、および1.0~1.5であるAkacyl置換度(「DSAkacyl」)を有する。
この実施形態の一部類では、Rはナフチルであり、これは、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはナフチルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはナフチルであり、これは1~5個のRによって置換されている。一実施形態では、Rは(C10~20)アリールであり、ここで、アリールは非置換である。一実施形態では、Rは(C10~20)アリールであり、ここで、アリールは1~5個のRによって置換されている。
一実施形態では、Rは、N、OまたはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリールであり、ここで、ヘテロアリールは非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.1~1.0である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.3~0.5である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.2~0.6である2EH置換度(「DS2EH」)、0.7未満であるOH置換度(「DSOH」)、および1.0~1.5であるAkacyl置換度(「DSAkacyl」)を有する。
この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル
、ピロリル、チオフェン-イル
、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたはフタラジニルであり、これは、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリル、チオフェン-イル、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたはフタラジニルであり、ここで、各環は非置換である。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリル、チオフェン-イル、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたはフタラジニルであり、ここで、各環は、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ピロリル、ベンゾチオフェン-イルまたはチオフラニルであり、ここで、各環は1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ピロリル、ベンゾチオフェン-イルまたはチオフラニルであり、ここで、各環は非置換である。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ピロリル、ベンゾチオフェン-イルまたはチオフラニルであり、ここで、各環は1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフラニルであり、ここで、各環は1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフラニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはフラニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはベンゾチオフェン-イルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはベンゾチオフェン-イルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはベンゾチオフェン-イルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピロリルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピロリルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピロリルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはチオフェニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはチオフェニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはチオフェニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリジニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピリジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピラジニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピラジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピラジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリダジニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリダジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピリダジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリミジニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリミジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピリミジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノリニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはキノリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはイソキノリニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはイソキノリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはイソキノリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノキサリニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノキサリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはキノキサリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキナゾリニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキナゾリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはキナゾリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフタラジニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフタラジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはフタラジニルであり、1~5個のRによって置換されている。
一実施形態では、Rは、
であり、式中、アリールは(C6~10)アリールであり、ここで、アリールは非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.1~1.0である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.3~0.5である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.2~0.6である2EH置換度(「DS2EH」)、0.7未満であるOH置換度(「DSOH」)、および1.0~1.5であるAkacyl置換度(「DSAkacyl」)を有する。
この実施形態の一部類では、アリールは非置換である。この実施形態の一部類では、アリールは、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、アリールはフェニルまたはナフチルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、アリールはフェニルまたはナフチルであり、ここで、各環は非置換である。この実施形態の一部類では、アリールはフェニルまたはナフチルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、アリールはフェニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、アリールはフェニルであり、非置換である。この実施形態の一部類では、アリールはフェニルであり、1~5個のRによって置換されている。
一実施形態では、Rは、
であり、式中、ヘテロアリールは、N、OまたはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員環であり、ここで、ヘテロアリールは、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.1~1.0である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.3~0.5である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この部類の一副部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.2~0.6である2EH置換度(「DS2EH」)、0.7未満であるOH置換度(「DSOH」)、および1.0~1.5であるAkacyl置換度(「DSAkacyl」)を有する。
この実施形態の一部類では、ヘテロアリールは非置換である。この実施形態の一部類では、ヘテロアリールは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリル、チオフェン-イル、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたはフタラジニルであり、これは、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリル、チオフェン-イル、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたはフタラジニルであり、ここで、各環は非置換である。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリル、チオフェン-イル、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたはフタラジニルであり、ここで、各環は1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリルまたはチオフラニルであり、ここで、各環は、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリルまたはチオフラニルであり、ここで、各環は非置換である。この実施形態の一部類では、Rは、フラニル、ベンゾチオフェン-イル、ピロリルまたはチオフラニルであり、ここで、各環は1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフラニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフラニルであり、非置換である。この実施形態の一部類では、Rはフラニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはベンゾチオフェン-イルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはベンゾチオフェン-イルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはベンゾチオフェン-イルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピロリルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピロリルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピロリルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはチオフェン-イルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはチオフェン-イルであり、非置換である。この実施形態の一部類では、Rはチオフェン-イルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリジニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピリジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピラジニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピラジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピラジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリダジニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリダジニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピリダジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリミジニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはピリミジニルであり、非置換である。この実施形態の一部類では、Rはピリミジニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノリニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはキノリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはイソキノリニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはイソキノリニルであり、非置換である。この実施形態の一部類では、Rはイソキノリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノキサリニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキノキサリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはキノキサリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキナゾリニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはキナゾリニルであり、これは非置換である。この実施形態の一部類では、Rはキナゾリニルであり、1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフタラジニルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている。この実施形態の一部類では、Rはフタラジニルであり、非置換である。この実施形態の一部類では、Rはフタラジニルであり、1~5個のRによって置換されている。一実施形態では、Rは、ナフチル、ベンゾチオフェン-イル、フラニルまたは
である。一実施形態では、Rは、ナフチル、フラニルまたは
である。
一実施形態では、位置選択的に置換されているセルロースエステルは、0.1未満である2EH置換基のC2位置換度(「C2DS2EH」)、0.1未満である2EH置換基のC3位置換度(「C3DS2EH」)、および0.15~0.40の範囲内にある2EH置換基のC6位置換度(「C6DS2EH」)を有する。この実施形態の一部類では、C6DS2EHは、C2DS2EHおよびC3DS2EHの和を超える。
一実施形態では、セルロースエステルは、1.0以下であるヒドロキシ置換度(「DSOH」)を有する。この実施形態の一部類では、DSOHは0.95以下である。この実施形態の一部類では、DSHは0.90以下である。この実施形態の一部類では、DSOHは0.85以下である。この実施形態の一部類では、DSOHは0.80以下である。この実施形態の一部類では、DSOHは0.75以下である。この実施形態の一部類では、DSOHは0.70以下である。
一実施形態では、セルロースエステルは、0.1~1.0である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この実施形態の一部類では、DS2EHは0.1~0.5である。この実施形態の一部類では、DS2EHは0.5~1.0である。この実施形態の一部類では、DS2EHは0.3~0.8である。この実施形態の一部類では、DS2EHは0.3~0.5である。
一実施形態では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるR-CO-置換度(「DSChCO」)を有する。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.6~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.7~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.8~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.9~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは1.0~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.7~1.4である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.5~1.0である。
一実施形態では、セルロースエステルは、0.2~0.6である2EH置換度(「DS2EH」)を有し、セルロースエステルは、0.7未満であるヒドロキシル置換度(「DSOH」)を有し、セルロースエステルは、1.0~1.5であるAkacyl置換度(「DSAkacyl」)を有する。
一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM E1356-03に従って決定して、170℃未満であるガラス転移温度(「T」)を有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM E1356-03に従って決定して、165℃未満であるガラス転移温度(「T」)を有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM E1356-03に従って決定して、160℃未満であるガラス転移温度(「T」)を有する。
一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、3%超である破断歪みを有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、3.5%超である破断歪みを有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、4%超である破断歪みを有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、4.5%超である破断歪みを有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、5%超である破断歪みを有する。
本出願は、位置選択的に置換されているセルロースエステルであって、(i)複数の2-エチルヘキサノイル(「2EH」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.1~1.0の2EH置換度(「DS2EH」)を有する、(ii)複数の(C1~6)アルキル-CO-(「AkCO」)置換基、ここで、セルロースエステルは1.0~1.5のAkCO置換度(「DSAkCO」)を有する、(iii)複数のヒドロキシ(「OH」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.8未満のOH置換度(「DSOH」)を有する、(iv)複数のRCO-(「ChCO」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.5~1.5のCh置換度(「DSChCO」)を有する
を含み、
式中、Rはフェニルであり、ここで、フェニルは非置換であるまたは1~5個のRによって置換されており、各Rは、ニトロ、シアノ、(C1~6)アルキル、ハロ(C1~6)アルキル;(C6~20)アリール-CO-、(C6~20)アリール、(C1~6)アルコキシル、ハロ(C1~6)アルコキシル、ハロ、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、または
から独立に選択され、セルロースエステルが、0.2~0.3の範囲内にあるAkCO置換基のC2位置換度(「C2DSAkCO」)、0.2~0.4の範囲内にあるAkCO置換基のC3位置換度(「C3DSAkCO」)、および0.5~0.7の範囲内にあるAkCO置換基のC6位置換度(「C6DSAkCO」)を有する、位置選択的に置換されているセルロースエステルを開示する。
一実施形態では、セルロースエステルは、0.1~1.0である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
一実施形態では、セルロースエステルは、0.3~0.5である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この実施形態の一部類では、セルロースエステルは、0.5~1.5であるChCO置換度(「DSChCO」)を有する。
一実施形態では、セルロースエステルは、0.2~0.6である2EH置換度(「DS2EH」)、0.7未満であるOH置換度(「DSOH」)、および1.0~1.5であるAkacyl置換度(「DSAkacyl」)を有する。
一実施形態では、Akacylは、アセチル、プロピル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、3-メチルブタノイル、2-メチルブタノイル、ヘキサノイル、2-メチルペンタノイル、3-メチルペンタノイルまたは4-メチルペンタノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylはアセチルである。この実施形態の一部類では、Akacylはプロピルである。この実施形態の一部類では、Akacylはブチリルである。この実施形態の一部類では、Akacylはイソブチリルである。この実施形態の一部類では、Akacylはペンタノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylは3-メチルブタノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylは2-メチルブタノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylはヘキサノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylは2-メチルペンタノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylは3-メチルペンタノイルである。この実施形態の一部類では、Akacylは4-メチルペンタノイルである。
一実施形態では、位置選択的に置換されているセルロースエステルは、0.1未満である2EH置換基のC2位置換度(「C2DS2EH」)、0.1未満である2EH置換基のC3位置換度(「C3DS2EH」)、および0.15~0.40の範囲内にある2EH置換基のC6位置換度(「C6DS2EH」)を有する。この実施形態の一部類では、C6DS2EHは、C2DS2EHおよびC3DS2EHの和を超える。
一実施形態では、セルロースエステルは、1.0以下であるヒドロキシ置換度(「DSOH」)を有する。この実施形態の一部類では、DSOHは0.95以下である。この実施形態の一部類では、DSHは0.90以下である。この実施形態の一部類では、DSOHは0.85以下である。この実施形態の一部類では、DSOHは0.80以下である。この実施形態の一部類では、DSOHは0.75以下である。この実施形態の一部類では、DSOHは0.70以下である。
一実施形態では、セルロースエステルは、0.1~1.0である2EH置換度(「DS2EH」)を有する。この実施形態の一部類では、DS2EHは0.1~0.5である。この実施形態の一部類では、DS2EHは0.5~1.0である。この実施形態の一部類では、DS2EHは0.3~0.8である。この実施形態の一部類では、DS2EHは0.3~0.5である。
一実施形態では、セルロースエステルは、0.5~1.5である、R-CO-置換度(「DSChCO」)を有する。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.6~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.7~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.8~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.9~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは1.0~1.5である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.7~1.4である。この実施形態の一部類では、DSChCOは0.5~1.0である。
一実施形態では、セルロースエステルは、0.2~0.6である2EH置換度(「DS2EH」)を有し、セルロースエステルは、0.7未満であるヒドロキシル置換度(「DSOH」)を有し、セルロースエステルは、1.0~1.5であるAkacyl置換度(「DSAkacyl」)を有する。
一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM E1356-03に従って決定して、170℃未満であるガラス転移温度(「T」)を有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM E1356-03に従って決定して、165℃未満であるガラス転移温度(「T」)を有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM E1356-03に従って決定して、160℃未満であるガラス転移温度(「T」)を有する。
一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、3%超である破断歪みを有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、3.5%超である破断歪みを有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、4%超である破断歪みを有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、4.5%超である破断歪みを有する。一実施形態では、セルロースエステルは、ASTM D882-18に従って決定して、5%超である破断歪みを有する。
フィルム
本出願において開示されているセルロースエステルおよび位置選択的に置換されているセルロースエステル組成物は、フィルムへと作製され得る。
上に記載された光学フィルムのうちの任意のものは、溶液流延、溶融押出、積層またはコーティングの各方法によって作製され得る。これらの手順は、一般に、当技術分野で既知である。溶液流延、溶融押出、積層およびコーティングの各方法は、例えば、米国特許出願公開第2009/0050842号、米国特許第2009/0054638号および米国特許第2009/0096962号において見出すことができ、それらの内容は、参照により本明細書に組み込まれる。フィルムを形成するための溶液流延、溶融押出、積層およびコーティングの各方法のさらなる例は、米国特許第10の4592885号および第7172713号、ならびに米国特許出願公開第2005/0133953号および米国特許第2010/0055356号に見出すことができ、それらの内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
本発明において記載されているフィルムの所望の光学的性質を得ることを助けるために、フィルムは延伸され得る。延伸温度、延伸タイプ(一軸か二軸か)、延伸比、予熱の時間および温度、ならびに延伸後の混錬の時間および温度等の延伸条件を適合させることによって、所望の光学的性質が達成され得る。正確な延伸条件は、セルロースエステルの特定の組成物、可塑剤の量およびタイプ、ならびに特定の組成物のガラス転移温度に依存し得る。そのため、特定の延伸条件は、広く多様となり得る。様々な実施形態では、延伸温度は、約160~約200℃の範囲内にあることができる。加えて、機械方向(「MD」)における1.0に基づく延伸比は、横方向(「TD」)において約1.3~約2.0の範囲とすることができる。予熱時間は、約10~約300秒の範囲内とすることができ、予熱温度は、延伸温度と同じであり得る。混錬後時間は、約0~約300秒の範囲とすることができ、混錬後温度は、延伸温度の約10~約40℃低い範囲とすることができる。フィルム厚さは、延伸前のフィルム厚さに依存してもよく、かつ延伸条件に依存してもよい。延伸後、フィルム厚さは、約1μm~約500μm、約5μm~約200μm、または約10μm~約120μmとすることできる。一実施形態では、フィルムは、一軸でまたは二軸で延伸された光学フィルムである。この実施形態の一部類では、フィルムは、一軸で延伸された光学フィルムである。この実施形態の一部類では、フィルムは、二軸で延伸された光学フィルムである。
一実施形態では、フィルムは、+Cフィルム、-Cフィルム、+Aフィルムまたは±Aフィルムである。この実施形態の一部類では、フィルムは+Cフィルムである。この実施形態の一部類では、フィルムは+Cフィルムである。この実施形態の一部類では、フィルムは25 -Cフィルムである。この実施形態の一部類では、フィルムは+Aフィルムである。この実施形態の一部類では、フィルムは-Aフィルムである。この実施形態の一部類では、フィルムは±Aフィルムである。
略語
Intは中間体であり、℃はセ氏温度であり、iPrOHはイソプロピルアルコールであり、DMSOはジメチルスルホキシドであり、NMRは核磁気共鳴であり、eqは当量であり、RXNは反応であり、tempは温度であり、wt%は重量パーセントであり、CAP482-20はEastman(商標)CAP482-20であり、hは時間であり、POHはプロピオン酸であり、AcOHは酢酸であり、Pyrはピリジンであり、CPはプロピオン酸セルロースであり、CAPは酢酸プロピオン酸セルロースであり、DSOHはヒドロキシル置換基についての平均置換度であり、DSPrはプロピオニル置換基の平均置換度であり、DMACはジメチルアセタミドであり、NMIは1-メチルイミダゾールであり、minは分であり、PvClはピバロイルクロリドであり、CPPvはピバル酸プロピオン酸セルロースであり、Pvはピバロイルまたはピバレートであり、Lはリットルであり、Dissolnは溶解であり、wtは重量であり、2EHは2-エチルヘキサノイルであり、2EHClは2-エチルヘキサノイルクロリドであり、DS2EHは2-エチルヘキサノイル置換基についての平均置換度であり、C2DSはC2位置換度であり、C3DSはC3位置換度であり、C6DSはC6位置換度であり、CP2EHNpはセルロースプロピオニル2-エチルヘキサノエートナフトエートであり、Fはフラノイルまたはフラノエートであり、FClはフラノイルクロリドであり、TCAは(E)-2-シアノ-3-(p-トリル)アクリロイルであり、TCAClは(E)-2-シアノ-3-(p-トリル)アクリロイルクロリドである。
位置選択的セルロースエステルおよび中間体の合成の手順
1.セルロースエステル中間体
中間体1CPの調製:窒素下、オーバーヘッド撹拌および底部弁を備えた四つ口の2Lのジャケット付きフラスコに、iPrOH(418g)を添加した。ジャケットを50℃に設定した。反応器に、Eastman(商標)CAP482-20(120.1g)をベントファンネルを介して添加し、材料をボルテックスへと導いた。スラリーを10分間撹拌した。スラリーに、AcOH(9.2g、0.40eq)およびDMSO(418g)中N・HO(34.7g、1.81eq)を添加した。反応混合物を12時間撹拌した。ドープを、水の添加によって沈殿させて、生成物を白色固体として得た。固体をガラスフリット上でろ過し、多量の水で洗浄した。生成物をアルミニウムパンへ移し、真空中、60℃にて16時間乾燥させて、Int1を得た。Int1をH NMR、13C NMRにより分析して、DSPr=1.19、DSOH=1.81、C2DSPr=0.27、C3DSPr=0.32、C6DSPr=0.57と決定した。
中間体2(CP)の調製:Int1の調製についての変形において、ヒドラジン一水和物1.70eqを使用した。ピリジンはiPrOHおよびDMSO溶媒を置き換え、酢酸はプロピオン酸(0.1eq)で置き換えられ、反応温度を50℃に設定して、Int2:(H NMR、13C NMRにより決定して)DSPr=1.15かつDSOH=1.85を得た。
表1は、合成したプロピオン酸セルロースの列挙を、N・HOの当量、使用した溶媒、重量パーセントのポリマー、酸(酢酸またはプロピオン酸)、反応期間および反応温度と共に示す。
表2は、Hおよび13C NMRにより決定した、Int2~12の、ヒドロキシル置換度、ならびにプロピオニルについてのC2位、C3位およびC6位置換度を示す。
中間体13(CPPv)の調製:1Lの四つ口のジャケット付き樹脂ケトル反応フラスコに、無水DMAC(6.27mol)およびNMI(1.23mol)を、窒素下、オーバーヘッド機械撹拌しながら装入した。Int1(0.288mol)を、ベントファンネルを用いて撹拌しながら混合物に添加して、粉末をボルテックスへと導いた。混合物を30℃にて90分撹拌して均質な混合物を得た。ドープに、DMAC(0.194mol)中PvCl(Int1に対して0.44mol eq)を25分かけて滴下添加した。反応混合物を35℃にて5時間撹拌した。Int13を、反応体を水4L中に均質化させながら注入することよって沈殿させて、白色の固体を得た。固体をポリプロピレン織袋中に回収し、脱イオン水で6時間、連続して洗浄した。洗浄済み生成物を、まだ閉じた袋の中にあるうちに遠心分離して過剰な水を除去し、次いで生成物をガラス結晶化皿へ移し、真空中、55℃にて一晩乾燥させた。生成物をH NMRおよび13C NMRにより分析して、DSPr=1.19、DSPv=0.40かつDSOH=1.41と決定した。
中間体14(CPPv)の調製:中間体13に対する変形において、窒素下、オーバーヘッド機械的撹拌を備えた1Lの四つ口のジャケット付き樹脂ケトル反応フラスコに、無水DMAC(1.95mol)およびNMI(0.38mol)を装入した。混合物に、Int1(0.087mol)を、ベントファンネルを用いて撹拌しながら添加して、粉末をボルテックスへと導いた。混合物を26℃にて7時間撹拌して均質な混合物を得た。ドープに、ニートなPvCl(Int1に対して0.39mol eq)を60分かけて滴下添加した。反応混合物を26℃にて2.5時間撹拌した。Int14生成物を、反応体を水2L中に均質化しながら注入することによって沈殿させて、白色の固体を得た。固体をポリプロピレン織袋中に回収し、脱イオン水で6時間、連続して洗浄した。洗浄済み生成物を、まだ閉じた袋の中にあるうちに遠心分離して過剰な水を除去し、次いで生成物をガラス結晶化皿へ移し、真空中、55℃にて一晩乾燥させた。生成物をH NMRおよび13C NMRにより分析して、DSPr=1.19、DSPv=0.35かつDSOH=1.46と決定した。
表3は、合成したピバル酸プロピオン酸セルロース中間体の列挙を、溶媒およびCP中間体の量、PvClの当量、PvCl添加物のタイプ、溶解および反応温度、CP溶解時間およびPvCl反応時間と共に示す。
表4は、プロピオニルおよびピバロイル置換度、ならびにヒドロキシル基についてのC2位、C3位およびC6位置換度、ならびにHおよび13C NMRによって決定したInt15~25についての総DSを示す。
中間体26(CP2EH)の調製:1Lの四つ口のジャケット付き樹脂ケトル反応フラスコに、無水DMAC(3.48mol)およびNMI(0.36mol)を、窒素下、オーバーヘッド機械撹拌しながら装入した。混合物に、Int1(0.087mol)を、ベントファンネルを用いて撹拌しながら添加して、粉末をボルテックスへと導いた。混合物を30℃にて90分間撹拌して均質な混合物を得た。ドープに、DMAC(0.184mol)中2-エチルヘキサノイルクロリド(Int1に対して0.44mol eq)を25分かけて滴下添加した。反応混合物を30℃にて255分間撹拌した。Int26を、反応体を水4L中に均質化しながら注入することによって沈殿させて、白色の固体を得た。固体をポリプロピレン織袋中に回収し、脱イオン水で6時間、連続して洗浄した。洗浄済み生成物を、まだ閉じた袋の中にあるうちに遠心分離して過剰な水を除去し、次いで生成物をガラス結晶化皿へ移し、真空中、55℃にて一晩乾燥させた。生成物をH NMR および13C NMRにより分析して、DSPr=1.18、DS2EH=0.41、DSOH=1.41、C2DS=0.34、C3DS=0.37かつC6DS=0.85と決定した。
表5は、合成したプロピオン酸セルロース2-エチルヘキサノエート中間体の列挙を、溶媒およびCP中間体の量、2EHClの当量、CP溶解時間および2EHCl反応時間と共に示す。
表6は、プロピオニルおよび2-エチルヘキサノイル置換度、ならびにヒドロキシル基についてのC2位、C3位およびC6位置換度、ならびにHおよび13C NMRにより決定したInt27~29についての総DSを示す。
実施例1(CP2EHNp)の調製:窒素下、機械撹拌を備えた乾燥した1Lの四つ口の樹脂ケトルに、DMAC(2.30mol)およびNMI(0.37mol)を添加した。混合物に、Int29(0.071mol)を添加し、混合物を40℃にて4時間撹拌してドープを得た。ドープを25℃に冷却し、DMAC(0.31mol)中NpCl(Int29に対して1.41mol eq)を30分かけて滴下添加した。混合物を35℃に加熱し、16時間撹拌した。ドープを、乱流混合をもたらす高速ホモジナイザを用いてPOH 2L中にゆっくりと注入することによって沈殿させて、それにより白色の固体を得た。固体を真空ろ過によって単離し、次いで袋を脱イオン水で5時間洗浄して、標題化合物を得た。生成物を、真空中、55℃にて一晩乾燥させた。実施例1をH NMRにより分析して、DSPr=1.18、DS2EH=0.41;DSNp=1.26かつDSOH=0.15と決定した。
実施例2(CP2EHNp)の調製:実施例1に対する変形において、乾燥した1Lの四つ口の樹脂ケトルに、DMAC(2.22mol)およびNMI(0.47mol)を、窒素下、機械撹拌しながら添加した。混合物に、Int1(0.104mol)を添加し、混合物を32℃にて4時間撹拌してドープを得た。26℃に冷却したドープへ、ニートな2EHCl(Int1に対して0.44mol当量)を60分かけて滴下添加し、混合物を26℃にて2時間撹拌した。反応混合物に、DMAC(0.304mol)中NpCl(Int1に対して1.32mol eq)を120分かけて滴下添加した。反応混合物を12時間撹拌した。ドープを、乱流混合をもたらす高速ホモジナイザを用いてiPOH 2L中にゆっくりと注入することによって沈殿させて、それにより白色の固体を得た。固体を真空ろ過によって単離し、次いで袋を脱イオン水で5時間洗浄して、標題化合物を得た。生成物を、真空中、55℃にて一晩乾燥させた。実施例2をH NMR、13C NMRにより分析して、DSPr=1.18、DS2EH=0.45;DSNp=1.31;DSOH=0.06;C2DS=1.00;C3DS=0.84;C6DS=0.90と決定した。
比較例3(CPPvF)の調製:磁気撹拌棒を備え、セプタムで蓋をした、乾燥した250mLエルレンマイヤーフラスコに、無水物(1.76mol)およびNMI(0.18mol)を装入した。混合物に、Int23(0.038mol)を撹拌しながら添加した。混合物を26℃にて3時間撹拌してドープを得た。ドープに、DMAC(0.126mol)中フラノイルクロリド(Int23に対して1.18mol eq)を撹拌しながら2分かけて添加した。反応物を26℃にて16時間撹拌した。生成物を、均質化しながらメタノール1.2L中に注入することによって沈殿させて、比較例3を白色の固体として得た。固体をポリプロピレン織袋中に回収し、メタノール(2×800mL)で洗浄した。洗浄済み生成物を、まだ閉じた袋の中にあるうちに洗浄ステーションへ移し、脱イオン水で6時間、連続して洗浄した。生成物を遠心分離して過剰な水を除去し、次いで生成物をガラス結晶化皿へ移し、真空中、55℃にて一晩乾燥させた。比較例3をH NM、13C NMRにより分析して、DSPr=1.19、DSPv=0.45;DS=1.05;DSOH=0.31;C2DS=0.96;C3DS=0.71;C6DS=0.89と決定した。
比較例4(CPPvNp)の調製:乾燥した1Lの四つ口の樹脂ケトルへ、DMAC(4.60mol)およびNMI(0.96mol)を、窒素下、機械的撹拌しながら添加した。混合物に、Int1(0.22mol)を添加し、混合物を32℃にて4時間撹拌してドープを得た。26℃に冷却したドープに、ニートなPvCl(Int1に対して0.43mol eq)を1時間かけて滴下添加した。混合物を1時間撹拌した。ドープに、DMAC(0.612mol)中NpCl(Int1に対して1.20mol eq)を2時間かけて滴下添加した。混合物を26℃にて16時間撹拌した。ドープを、乱流混合をもたらす高速ホモジナイザを用いてiPOH4L中にゆっくり注入することによって沈殿させて、それにより比較例4を固体として得た。固体を真空ろ過によって単離し、次いで袋を脱イオン水で5時間洗浄して、標題化合物を得た。生成物を、真空中、55℃にて一晩乾燥させた。比較例4をH NMRにより分析して、DSPr=1.19、DSPv=0.40;DSNp=1.20かつDSOH=0.21と決定した。
比較例5(CPPvTCA)の調製:磁気撹拌棒を備え、セプタムで蓋をした、乾燥した500mLエルレンマイヤーフラスコに、無水DMAC(3.44mol)およびNMI(0.365mol)を装入した。混合物にInt20(0.077mol)を撹拌しながら添加した。混合物を26℃にて3時間撹拌してドープを得た。ドープに、DMAC(0.287mol)中TCACl(Int20に対して1.00mol eq)を撹拌しながら2分かけて添加した。反応物を26℃にて16時間撹拌した。生成物を、メタノール2.2L中に均質化させながら注入することによって沈殿させて、比較例5を得た。固体をポリプロピレン織袋中に回収し、メタノール(2×800mL)で洗浄した。洗浄済み生成物を、まだ閉じた袋の中にあるうちに洗浄ステーションへ移し、脱イオン水で6時間、連続して洗浄した。生成物を遠心分離して過剰な水を除去し、次いで生成物をガラス結晶化皿へ移し、真空オーブン内で55℃にて一晩乾燥させた。比較例5をH NMRにより分析して、DSPr=1.19、DSPv=0.42;DSTCA=0.89;DSOH=0.50と決定した。
実施例6(CP2EHTCA)の調製:実施例5に対する変形において、磁気撹拌棒を備え、セプタムで蓋をした、乾燥した500mLエルレンマイヤーフラスコに、無水DMAC(1.73mol)およびNMI(0.18mol)を装入した。混合物にInt29(0.036mol)を添加し、混合物を26℃にて3時間撹拌してドープを得た。ドープに、TCACl(Int29に対して1.0mol eq)を、粉末をフラスコ中に1分かけて注入することによって添加し、混合物を26℃にて16時間撹拌した。ドープを、乱流混合をもたらす高速ホモジナイザを用いてMeOH1.2L中にゆっくりと注入することによって沈殿させて、それにより実施例6を得た。実施例6を真空ろ過によって単離し、次いで袋を脱イオン水で5時間洗浄して標題化合物を得た。生成物を、真空中、55℃にて一晩乾燥させた。実施例6をH NMRにより分析して、DSPr=1.18、DS2EH=0.42;DSTCA=0.89;DSOH=0.50と決定した。
表7および表8中の実施例を、実施例1~6の合成のための手順を適合させて、合成した。表7は、生成物ID、セルロースエステル中間体のモル、DMACおよびNMIを示す。
表8は、生成物ID、添加の様式、ならびにアルキルCOCl(PvClおよび2EHCl)ならびにChCl(NpCl、TCAClおよびFCl)のモル当量を示す。
表9は、生成物ID、ならびにアルキル(Pr、Pvおよび2EH)、Ch(Np、FおよびTCA)、OH置換度、ならびにH NMRにより決定した総置換基を示す。
フィルム流延(Casting)の一般手順
溶媒(DCM、DCM中10%MeOH、DCM、MEKまたはMIPK中10%DCE)および位置選択的なセルロースエステル(12wt%)、ならびに任意選択で可塑剤(10wt%、DEPまたはTPP)を24時間混合して、均質なドープを作製した。このドープから、MEKから作製されるドープのために、フィルムを、ナイフアプリケータを用いてガラス上に流延し、強制空気炉内で85℃にて10分間乾燥させた。流延済みフィルムを、強制空気炉内で100℃および120℃にてそれぞれ10分間混錬した。フィルムの厚さを、Metricon Prism Coupler 2010(Metricon Corp.)を用いて測定した。複屈折および位相差を、M-2000V Ellipsometer(J.A.Woollam Co.)を用いて測定した。ヘイズおよびbの測定を、HunterLab Ultrascan VIS熱量計を用いて、拡散透過モード(2.54cm(1インチ)のポート)において行った。ドープの事例では、1cm経路長セルを使用した。ドープbおよびヘイズについては、10回の測定を取り、平均を報告した。
フィルム1-1の調製:MEK中の実施例1のドープ(12wt%)を使用して、以下の光学的性質、すなわち、Δn=0.0101(589nm)、Rth[450nm]/Rth[550nm]=1.11(分散体);Rth=0.95(650nm/550nm)を付与する厚さ7.5μmのフィルムを流延した。
表10および表11は、本出願の化合物についての光学的結果を示す。すべての実施例において、流延溶媒はMEKとし、添加した可塑剤はなかった。
表12は、2-エチルヘキサノイルで位置選択的に置換されているセルロースエステルが、匹敵するピバロイルで位置選択的に置換されているセルロースエステルと比較して、より低いTおよびヤング率、ならびにより高い破断歪みを有することを示している。その上、ナフトイルおよびピバロイルで位置選択的に置換されているセルロースエステルのうちのいくつかが、非常にもろくて試験できないことを見出した。他方、2-エチルヘキサノイルおよびナフトイルで位置選択的に置換されているセルロースエステルのうちで、もろいものはなかったことを見出した。結果として、2-エチルヘキサノイルで位置選択的に置換されているセルロースエステルがより良好な機械的性質を呈し、より薄くより大きいフィルムへと作製され得ることが期待される。
表12は、選択した実施例についてのT、破断歪み(%)およびヤング率を示す。
本明細書で開示されている実施形態の特定化および実践を考慮することから、他の実施形態が当業者には明らかになろう。開示されている実施形態の趣旨および範囲内で、変形および変更が果たされ得ることを理解されたい。本明細書および実施例が代表的なもののみであると考えられること、開示している実施形態の真の範囲および趣旨が、以下の「特許請求の範囲」により示されていることが、更に意図される。
本発明は以下の実施態様を含む。
[1]位置選択的に置換されているセルロースエステルであって、
(i)複数の2-エチルヘキサノイル(「2EH」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.1~1.0の2EH置換度(「DS 2EH 」)を有する、
(ii)複数の(C 1~6 )アルキル-CO-(「AkCO」)置換基、ここで、セルロースエステルは1.0~1.5のAkCO置換度(「DS AkCO 」)を有する、
(iii)複数のヒドロキシ(「OH」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.8未満のOH置換度(「DS OH 」)を有する、
(iv)複数のR -CO-(「ChCO」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.5~1.5のChCO置換度(「DS ChCO 」)を有する
を含み、
式中、
は、
(1)(C 10~20 )アリール、ここで、アリールは非置換であるもしくは1~5個のR によって置換されている、
(2)N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、ここで、ヘテロアリールは非置換であるもしくは1~5個のR によって置換されている、
(3)
Figure 0007645868000042
、式中、アリールは(C 1~6 )アリールであり、ここで、アリールは非置換であるもしくは1~5個のR によって置換されている、
または
(4)
Figure 0007645868000043
、式中、ヘテロアリールは、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員環であり、ここで、ヘテロアリールは非置換であるもしくは1~5個のR によって置換されている
であり、
各R は、ニトロ、シアノ、(C 1~6 )アルキル、ハロ(C 1~6 )アルキル;(C 6~20 )アリール-CO -、(C 6~20 )アリール、(C 1~6 )アルコキシル、ハロ(C 1~6 )アルコキシル、ハロ、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、または
Figure 0007645868000044
から独立に選択され、
セルロースエステルが、0.2~0.3の範囲内のAkCO置換基のC2位置換度(「C2DS AkCO 」)、0.2~0.4の範囲内のAkCO置換基のC3位置換度(「C3DS AkCO 」)、および0.5~0.7の範囲内のAkCO置換基のC6位置換度(「C6DS AkCO 」)を有する、
位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[2]0.1未満である2EH置換基のC2位置換度(「C2DS 2EH 」)、0.1未満である2EH置換基のC3位置換度(「C3DS2 EH 」)、および0.15~0.40の範囲内にある2EH置換基のC6位置換度(「C6DS 2EH 」)を有する、[1]に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[3]C6DS 2EH が、C2DS 2EH およびC3DS 2EH の和よりも大きい、[2]に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[4]R が、(C 10~20 )アリールであり、ここで、アリールが、非置換であるまたは1~5個のR によって置換されている、[1]から[3]のいずれかに記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[5]R が、(C 10~20 )アリールであり、非置換であるまたは1~5個のR によって置換されている、[4]に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[6]R が、ナフチルであり、非置換であるまたは1~5個のR によって置換されている、[5]に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[7]R が、N、OまたはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリールであり、ここで、ヘテロアリールは非置換であるまたは1~5個のR によって置換されている、[1]に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[8]R が、N、OまたはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する非置換の5~10員ヘテロアリールである、[7]に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[9]R が、フラニル、ピロリル、チオフェニル、ピピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニル、ベンゾチオフェニルまたはフタラジニルであり、ここで、各環が、非置換であるまたは1~5個のR によって置換されている、[8]に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[10]R が、フラニル、ピロリル、ベンゾチオフェニルまたはチオフラニルであり、ここで、各環が、非置換であるまたは1~5個のR によって置換されている、[9]に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[11]Akacylが、アセチル、プロピオニル、ブタノイル、ペンタノイルまたはヘキサノイルである、[1]から[10]のいずれかに記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[12]R が、ナフチル、フラニルまたは
Figure 0007645868000045
である、[11]から[13]のいずれかに記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[13]AkCOが、プロピオニルである、[12]に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[14]DS 2EH が、0.3~0.5である、[1]から[13]のいずれかに記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[15]DS ChCO が、0.7~1.4である、[1]から[14]のいずれかに記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[16]DS OH が、0.6未満である、[1]から[15]のいずれかに記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[17]ASTM E1356-03に従って決定して、170℃未満であるガラス転移温度(「T 」)を有する、[1]から[16]のいずれかに記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[18]ASTM D882-18に従って決定して、3%超である破断歪みを有する、[1]から[17]のいずれかに記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
[19][1]から[18]のいずれかに記載の位置選択的に置換されているセルロースエステルを含む、フィルム。

Claims (19)

  1. 位置選択的に置換されているセルロースエステルであって、
    (i)複数の2-エチルヘキサノイル(「2EH」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.1~1.0の2EH置換度(「DS2EH」)を有する、
    (ii)複数の(C1~6)アルキル-CO-(「AkCO」)置換基、ここで、セルロースエステルは1.0~1.5のAkCO置換度(「DSAkCO」)を有する、
    (iii)複数のヒドロキシ(「OH」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.8未満のOH置換度(「DSOH」)を有する、
    (iv)複数のR-CO-(「ChCO」)置換基、ここで、セルロースエステルは0.8~1.5のChCO置換度(「DSChCO」)を有する
    を含み、
    式中、
    は、
    (1)(C10~20)アリール、ここで、アリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、
    (2)N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、ここで、ヘテロアリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、
    (3)
    Figure 0007645868000046
    、式中、アリールは( 6~10 )アリールであり、ここで、アリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている、
    または
    (4)
    Figure 0007645868000047
    、式中、ヘテロアリールは、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員環であり、ここで、ヘテロアリールは非置換であるもしくは1~5個のRによって置換されている
    であり、
    各Rは、ニトロ、シアノ、(C1~6)アルキル、ハロ(C1~6)アルキル;(C6~20)アリール-CO-、(C6~20)アリール、(C1~6)アルコキシル、ハロ(C1~6)アルコキシル、ハロ、N、OもしくはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール、または
    Figure 0007645868000048
    から独立に選択され、
    セルロースエステルが、0.2~0.3の範囲内のAkCO置換基のC2位置換度(「C2DSAkCO」)、0.2~0.4の範囲内のAkCO置換基のC3位置換度(「C3DSAkCO」)、および0.5~0.7の範囲内のAkCO置換基のC6位置換度(「C6DSAkCO」)を有する、
    位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  2. 0.1未満である2EH置換基のC2位置換度(「C2DS2EH」)、0.1未満である2EH置換基のC3位置換度(「C3DS2EH」)、および0.15~0.40の範囲内にある2EH置換基のC6位置換度(「C6DS2EH」)を有する、請求項1に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  3. C6DS2EHが、C2DS2EHおよびC3DS2EHの和よりも大きい、請求項2に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  4. が、(C10~20)アリールであり、ここで、アリールが、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  5. が、(C10~20)アリールであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている、請求項4に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  6. が、ナフチルであり、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている、請求項5に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  7. が、N、OまたはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリールであり、ここで、ヘテロアリールは非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている、請求項1に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  8. が、N、OまたはSから選択される1~4個のヘテロ原子を有する非置換の5~10員ヘテロアリールである、請求項7に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  9. が、フラニル、ピロリル、チオフェニル、ピピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニル、ベンゾチオフェニルまたはフタラジニルであり、ここで、各環が、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている、請求項8に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  10. が、フラニル、ピロリル、ベンゾチオフェニルまたはチオフラニルであり、ここで、各環が、非置換であるまたは1~5個のRによって置換されている、請求項9に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  11. AkCOが、アセチル、プロピオニル、ブタノイル、ペンタノイルまたはヘキサノイルである、請求項1から10のいずれか一項に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  12. が、ナフチル、フラニルまたは
    Figure 0007645868000049
    である、請求項1に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  13. AkCOが、プロピオニルである、請求項12に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  14. DS2EHが、0.3~0.5である、請求項1から13のいずれか一項に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  15. DSChCOが、0.8~1.4である、請求項1から14のいずれか一項に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  16. DSOHが、0.6未満である、請求項1から15のいずれか一項に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  17. ASTM E1356-03に従って決定して、170℃未満であるガラス転移温度(「T」)を有する、請求項1から16のいずれか一項に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  18. ASTM D882-18に従って決定して、3%超である破断歪みを有する、請求項1から17のいずれか一項に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステル。
  19. 請求項1から18のいずれか一項に記載の位置選択的に置換されているセルロースエステルを含む、フィルム。
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