JP7643293B2 - 内燃機関用のスパークプラグ及びこれを備えた内燃機関 - Google Patents

内燃機関用のスパークプラグ及びこれを備えた内燃機関 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関用のスパークプラグ及びこれを備えた内燃機関に関する。
例えば、特許文献1に開示されているように、先端に副燃焼室を備えたスパークプラグが知られている。当該スパークプラグにおいて、副燃焼室を覆うカバー部には、複数の噴孔が形成されている。これにより、噴孔を介して副燃焼室から主燃焼室に火炎を噴出させ、主燃焼室の混合気を燃焼させようとしている。
特開2020-009747号公報
しかしながら、特許文献1に記載のスパークプラグは、副燃焼室内における混合気への着火、すなわち、初期火炎の形成自体については、考慮されていない。つまり、副燃焼室内の放電を引き伸ばして着火性を向上させることについては、何ら考慮されていない。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、着火性を向上させることができる内燃機関用のスパークプラグ及びこれを備えた内燃機関を提供しようとするものである。
本発明の第1の態様は、筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子から先端側に突出した中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記接地電極は、上記ハウジング又は上記プラグカバーに固定された固定端部(62)から上記副燃焼室内に突出しており、
上記放電ギャップは、上記中心電極の先端部と上記接地電極の基端面(61)とが、プラグ軸方向(Z)に互いに対向することにより形成されており、
上記プラグカバーには、大噴孔(51)と、該大噴孔よりも開口面積が小さい小噴孔(52)とが形成されており、
上記大噴孔と上記小噴孔とは、それぞれ上記副燃焼室と外部とを連通させており、
上記大噴孔の中心軸の延長線(L1)は上記放電ギャップを通過
プラグ軸方向から見たとき、上記接地電極の突出端部(63)の少なくとも一部は、上記接地電極の突出方向において、上記中心電極の先端部と上記大噴孔との間に位置している、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
本発明の第2の態様は、筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子から先端側に突出した中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記接地電極は、上記ハウジング又は上記プラグカバーに固定された固定端部(62)から上記副燃焼室内に突出しており、
上記放電ギャップは、上記中心電極の先端部と上記接地電極の基端面(61)とが、プラグ軸方向(Z)に互いに対向することにより形成されており、
上記プラグカバーには、大噴孔(51)と、該大噴孔よりも開口面積が小さい小噴孔(52)とが形成されており、
上記大噴孔と上記小噴孔とは、それぞれ上記副燃焼室と外部とを連通させており、
上記大噴孔の中心軸の延長線(L1)は上記放電ギャップを通過し、
上記接地電極の突出端部(63)は、上記中心電極の先端部までの距離(D1)よりも、上記大噴孔までの距離(D2)が短い位置に配置されている、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
本発明の第3の態様は、筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子から先端側に突出した中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記接地電極は、上記ハウジング又は上記プラグカバーに固定された固定端部(62)から上記副燃焼室内に突出しており、
上記放電ギャップは、上記中心電極の中心対向側面(43)と上記接地電極の接地対向側面(66)とが、互いにプラグ径方向に対向することにより形成されており、
上記プラグカバーには、大噴孔(51)と、該大噴孔よりも開口面積が小さい小噴孔(52)とが形成されており、
上記大噴孔と上記小噴孔とは、それぞれ上記副燃焼室と外部とを連通させており、
上記大噴孔の中心軸の延長線(L1)を含むと共にプラグ軸方向(Z)に沿った断面視において、該延長線と上記放電ギャップとは互いに重なっており、
上記延長線は、プラグ軸方向から見たとき、プラグ径方向に沿っており
上記接地電極は先端側の面である接地先端面(67)を有し、該接地先端面は、少なくとも、上記接地電極の突出端部(63)の突出方向における、上記放電ギャップの位置から該突出端部までにわたって、該突出端部に近づくほど先端側に向かうように傾斜している、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
本発明の第4の態様は、筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子から先端側に突出した中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記接地電極は、上記ハウジング又は上記プラグカバーに固定された固定端部(62)から上記副燃焼室内に突出しており、
上記放電ギャップは、上記中心電極の中心対向側面(43)と上記接地電極の接地対向側面(66)とが、互いにプラグ径方向に対向することにより形成されており、
上記プラグカバーには、大噴孔(51)と、該大噴孔よりも開口面積が小さい小噴孔(52)とが形成されており、
上記大噴孔と上記小噴孔とは、それぞれ上記副燃焼室と外部とを連通させており、
上記大噴孔の中心軸の延長線(L1)を含むと共にプラグ軸方向(Z)に沿った断面視において、該延長線と上記放電ギャップとは互いに重なっており、
上記延長線は、プラグ軸方向から見たとき、プラグ径方向に沿っており、
プラグ軸方向から見たとき、上記接地電極の突出端部(63)の少なくとも一部は、上記接地電極の突出方向において、上記中心電極の先端部と上記大噴孔との間に位置している、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
本発明の第5の態様は、筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子から先端側に突出した中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記接地電極は、上記ハウジング又は上記プラグカバーに固定された固定端部(62)から上記副燃焼室内に突出しており、
上記放電ギャップは、上記中心電極の中心対向側面(43)と上記接地電極の接地対向側面(66)とが、互いにプラグ径方向に対向することにより形成されており、
上記プラグカバーには、大噴孔(51)と、該大噴孔よりも開口面積が小さい小噴孔(52)とが形成されており、
上記大噴孔と上記小噴孔とは、それぞれ上記副燃焼室と外部とを連通させており、
上記大噴孔の中心軸の延長線(L1)を含むと共にプラグ軸方向(Z)に沿った断面視において、該延長線と上記放電ギャップとは互いに重なっており、
上記延長線は、プラグ軸方向から見たとき、プラグ径方向に沿っており、
上記接地電極の突出端部(63)は、上記中心電極の先端部までの距離(D1)よりも、上記大噴孔までの距離(D2)が短い位置に配置されている、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
本発明の第6の態様は、上記内燃機関用のスパークプラグを備えた内燃機関(10)であって、
主燃焼室(101)と、
該主燃焼室に設けられた吸気弁(72)及び排気弁(73)と、
上記プラグカバーの外表面(53)が上記主燃焼室に面するように配置された上記スパークプラグと、を有し、
上記スパークプラグは、プラグ軸方向から見たとき、少なくとも一つの上記大噴孔の外側開口部(511)が上記吸気弁側を向くように、配置されている、内燃機関にある。
本発明の第7の態様は、上記内燃機関用のスパークプラグを備えた内燃機関(10)であって、
主燃焼室(101)と、
上記プラグカバーの外表面(53)が上記主燃焼室に面するように配置された上記スパークプラグと、
上記主燃焼室に直接燃料を噴射するインジェクタ(71)と、を有し、
上記スパークプラグは、上記内燃機関の圧縮行程において該インジェクタから噴射された上記燃料を含む噴射流(F)が、上記大噴孔の外側開口部(511)に向かうように、配置されている、内燃機関にある。
上記第1及び第2の態様にかかる内燃機関用のスパークプラグにおいて、大噴孔は、大噴孔の中心軸の延長線が放電ギャップを通過するように形成されている。それゆえ、大噴孔を介して副燃焼室に導入された気流又は副燃焼室から流出する気流によって、放電ギャップに形成された放電が伸長しやすい。その結果、着火性を向上させることができる。
上記第3~第5の態様にかかる内燃機関用のスパークプラグにおいては、大噴孔の中心軸の延長線を含むと共にプラグ軸方向に沿った断面視において、延長線と放電ギャップとは互いに重なっている。それゆえ、大噴孔を介して副燃焼室に導入された気流又は副燃焼室から流出する気流によって、放電ギャップに形成された放電が伸長しやすい。その結果、着火性を向上させることができる。
上記第6の態様にかかる内燃機関は、上記スパークプラグを有する。そして、当該スパークプラグは、プラグ軸方向から見たとき、少なくとも一つの大噴孔の外側開口部が吸気弁側を向くように、配置されている。これにより、プラグ軸方向から見たとき、大噴孔を介して、副燃焼室から主燃焼室の吸気弁側へ大きい火炎を噴出させることができる。それゆえ、プラグ軸方向から見て主燃焼室における吸気弁側の混合気の着火性を向上させることができる。それゆえ、主燃焼室全体の混合気をバランスよく燃焼させることができる。その結果、ノッキング等の原因となる燃焼異常の抑制を図ることができる。
上記第7の態様にかかる内燃機関において、上記スパークプラグは、インジェクタから噴射された噴射流が、大噴孔の外側開口部に向かうように、配置されている。これにより、燃料密度の高い混合気が、大噴孔から副燃焼室内へ導入されやすくなる。その結果、燃料密度の高い混合気が、放電ギャップに到達しやすくなり、着火性を向上させることができる。
以上のごとく、上記態様によれば、着火性を向上させることができる内燃機関用のスパークプラグ及びこれを備えた内燃機関を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、スパークプラグの先端部付近の、プラグ軸方向に沿った断面図であって、図2のI-I線矢視断面相当図。 図1のII-II線矢視断面相当図。 実施形態1における、噴孔の形成位置を説明する、プラグ軸方向に直交する断面説明図。 実施形態1における、内燃機関の断面説明図。 実施形態1における、スパークプラグに対する噴射流の向きを説明する、断面説明図。 実施形態1における、圧縮行程時の、放電が伸長する前のスパークプラグの先端部付近の断面図。 実施形態1における、圧縮行程時の、放電が伸長したときのスパークプラグの先端部付近の断面図。 実施形態1における、膨張行程時の、放電が伸長する前のスパークプラグの先端部付近の断面図。 実施形態1における、膨張行程時の、放電が伸長したときのスパークプラグの先端部付近の断面図。 実施形態2における、内燃機関の断面説明図。 実施形態2における、主燃焼室に形成された気流の向きを説明する、内燃機関を先端側から見た説明図。 実施形態2における、圧縮行程時の、放電が伸長する前のスパークプラグの先端部付近の断面図。 実施形態2における、圧縮行程時の、放電が伸長したときのスパークプラグの先端部付近の断面図。 実施形態3における、スパークプラグの先端部付近の、プラグ軸方向に沿った断面図。 実施形態3における、大噴孔の中心軸の延長線と接地電極の傾斜面とのなす角度等を説明する、スパークプラグの先端部付近の断面説明図。 実施形態3における、線分L3と接地電極との関係を説明する、スパークプラグの先端部付近の断面説明図。 実施形態4における、スパークプラグの先端部付近の、プラグ軸方向に沿った断面図。 実施形態5における、スパークプラグの先端部付近の、プラグ軸方向に沿った断面図。 実施形態6における、スパークプラグの先端部付近の、プラグ軸方向に沿った断面図。 実施形態7における、スパークプラグの先端部付近の、プラグ軸方向に沿った断面図。 実施形態8における、スパークプラグの先端部付近の、プラグ軸方向に沿った断面図。 実施形態9における、スパークプラグの先端部の、プラグ軸方向に直交する断面図。 実施形態9における、噴孔の形成位置を説明する、プラグ軸方向に直交する断面説明図。 実施形態10における、スパークプラグの先端部の、プラグ軸方向に直交する断面図。 実施形態11における、接地電極を、接地電極の突出方向から見た平面図。 実施形態12における、スパークプラグの先端部付近の、プラグ軸方向に沿った断面図。 実施形態12における、距離D1と距離D2とを示す断面図。 実施形態12における、膨張行程時の、放電が伸長したときのスパークプラグの先端部付近の断面図。 実施形態13における、スパークプラグの先端部付近の、プラグ軸方向に沿った断面図であって、図30のXXIX-XXIX線矢視断面相当図。 図29のXXX-XXX線矢視断面相当図。 図30のXXXI-XXXI線矢視断面相当図。 実施形態13における、圧縮行程時の、放電が伸長する前のスパークプラグの先端部の断面図。 実施形態13における、圧縮行程時の、放電が伸長したときのスパークプラグの先端部の断面図。 実施形態13における、膨張行程時の、放電が伸長したときのスパークプラグの先端部の断面図。 実施形態13における、膨張行程時の、放電が主燃焼室まで伸長したときのスパークプラグの先端部付近の断面図。 実施形態14における、スパークプラグの先端部の、プラグ軸方向に直交する断面図。 実施形態15における、スパークプラグの先端部付近の、プラグ軸方向に沿った断面図。
(実施形態1)
内燃機関用のスパークプラグ及びこれを備えた内燃機関に係る実施形態について、図1~図9を参照して説明する。
本形態の内燃機関用のスパークプラグ1は、図1、図2に示すごとく、筒状の絶縁碍子3と、中心電極4と、筒状のハウジング2と、接地電極6と、プラグカバー5と、を有する。中心電極4は、絶縁碍子3の内周側に保持されると共に絶縁碍子3から先端側に突出している。ハウジング2は、絶縁碍子3を内周側に保持する。接地電極6は、中心電極4との間に放電ギャップGを形成する。プラグカバー5は、放電ギャップGが配される副燃焼室50を覆うようハウジング2の先端部に設けられている。
接地電極6は、ハウジング2又はプラグカバー5に固定された固定端部62から副燃焼室50内に突出している。放電ギャップGは、中心電極4の先端部と接地電極6の基端面61とが、プラグ軸方向Zに互いに対向することにより形成されている。プラグカバー5には、大噴孔51と、大噴孔51よりも開口面積が小さい小噴孔52とが形成されている。大噴孔51と小噴孔52とは、それぞれ副燃焼室50と外部とを連通させている。大噴孔51の中心軸の延長線L1は放電ギャップGを通過する。
本形態のスパークプラグ1は、例えば、自動車、コージェネレーション等の内燃機関における着火手段として用いることができる。図4に示すごとく、ハウジング2の外周面に形成した取付ネジ部23を、シリンダヘッド76のプラグホール761の雌ネジ部に螺合して、スパークプラグ1が内燃機関10に取り付けられる。そして、スパークプラグ1の軸方向Zの一端を、内燃機関10の主燃焼室101に配置する。スパークプラグ1の軸方向Zにおいて、主燃焼室101に露出する側を先端側、その反対側を基端側というものとする。また、スパークプラグ1の軸方向Zを、適宜、プラグ軸方向Z、或いは単に、Z方向ともいう。また、プラグ中心軸Cは、スパークプラグ1の中心軸Cを意味するものとする。
図1に示すごとく、プラグカバー5は、ハウジング2の先端部に溶接等によって接合されている。スパークプラグ1が内燃機関に取り付けられた状態において、プラグカバー5は、副燃焼室50を主燃焼室と区画している。
本形態において、プラグカバー5には、図2に示すごとく、一つの大噴孔51と、3つの小噴孔52とが形成されている。噴孔51、52は、略円柱形状に形成されている。大噴孔51の内径は、例えば、小噴孔52の内径の1.2倍~1.4倍とすることができる。また、大噴孔51の開口面積は、例えば、小噴孔52の開口面積の1.4倍~2.0倍とすることができる。
それぞれの噴孔51、52は、図1に示すごとく、先端側へ向かうほど外側へ向かうように、Z方向に対して傾斜して開口している。噴孔51、52は、図1、図2に示すごとく、開口方向が放射状となっている。
噴孔51、52は、図2、図3に示すごとく、スパークプラグ1をZ方向から見ると、プラグ周方向に等間隔で形成されている。図3に示すごとく、Z方向から見て、プラグ中心軸Cと、それぞれの噴孔51、52の中心とを通る直線を直線L2とする。Z方向から見たとき、プラグ周方向に隣り合う噴孔51、52を通るそれぞれの直線L2同士のなす角度α1が90°となるように、噴孔51、52が形成されている。なお、プラグ周方向は、プラグ中心軸Cを中心とする円周に沿った方向である。
また、本形態において、大噴孔51の中心軸の延長線L1は、図1、図2に示すごとく、プラグ中心軸Cを通過する。ただし、延長線L1は、必ずしもプラグ中心軸Cを通過する必要はなく、放電ギャップGを通過すればよい。延長線L1は、例えば、中心電極4をZ方向に投影した領域であって中心電極4と接地電極6の基端面61との間の領域の一部を通過する。
また、延長線L1は、接地電極6を通過することなく、放電ギャップGを通過する。延長線L1は、図2に示すごとく、Z方向から見たとき、大噴孔51に対し、中心電極4の先端部を挟んで、プラグ径方向に対向するハウジング2の内周面21を通過する。図1に示すごとく、延長線L1を含む断面において、延長線L1と内周面21との交差する角度は、延長線L1の基端側において、鈍角となっている。なお、プラグ径方向とは、プラグ中心軸Cに直交する平面上において、プラグ中心軸Cを中心とする円の半径方向を意味する。
また、大噴孔51の開口方向において、大噴孔51の内側開口部512と放電ギャップGとは、少なくとも一部同士が互いに直接対向している。
図2に示すごとく、プラグ軸方向Zから見たとき、少なくとも一つの大噴孔51と固定端部62とは、プラグ径方向に互いに対向している。
本形態において、接地電極6の固定端部62は、ハウジング2に固定されている。そして、接地電極6をハウジング2に固定した後に、プラグカバー5をハウジング2に固定することによって、本形態のスパークプラグ1を製造することができる。
接地電極6は、図2に示すごとく、Z方向から見たとき、プラグ径方向に沿って、ハウジング2に固定されている。Z方向から見て、接地電極6の固定端部62と突出端部63とは、中心電極4を挟んで互いに反対側に配されている。
本形態において、接地電極6は、略四角柱形状をなしている。つまり、接地電極6は、4つの平坦な側面を備えており、そのうちの一つが基端面61となっている。基端面61は、図1に示すごとく、中心電極4の先端面41とZ方向に対向している。
接地電極6の基端面61は、少なくとも放電ギャップGを形成するギャップ形成面612から接地電極6の突出端部63にわたって、突出端部63に近づくに従って先端側に向かうようにプラグ軸方向Zに対して傾斜した傾斜面611を有する。本形態は、基端面61の全体が、傾斜面611となっている。
また、Z方向において互いに対向する中心電極4の先端部と接地電極6の傾斜面611とのそれぞれに、チップを接合することもできる(図示略)。つまり、中心電極4に接合されたチップと接地電極6に接合されたチップとの間に、放電ギャップGを形成することができる。チップは、例えば、イリジウムや白金等の貴金属、又はこれらを主成分とする合金とすることができる。
また、図2に示すごとく、プラグ軸方向Zから見たとき、接地電極6の突出端部63の少なくとも一部は、中心電極4の先端部と大噴孔51との間に位置している。
次に、上記スパークプラグ1を備えた内燃機関10を、図4に示す。
内燃機関10は、主燃焼室101と、プラグカバー5の外表面53が主燃焼室101に面するように配置されたスパークプラグ1と、主燃焼室101に直接燃料を噴射するインジェクタ71と、を有する。スパークプラグ1は、内燃機関10の圧縮行程においてインジェクタ71から噴射された燃料を含む噴射流Fが、大噴孔51の外側開口部511に向かうように、配置されている。なお、図4に示す矢印Fは、燃料噴射直後の噴射流の向きを示すものであり、これは、必ずしも、圧縮行程又は膨張行程における主燃焼室101内の気流と一致するものではない。また、噴射流Fが大噴孔51の外側開口部511に向かうような状態は、図5に示すプラグカバー5近傍の噴射流Fの方向から大噴孔51の外側開口部511が見えるような状態である。
また、本形態の内燃機関10は、図4に示すごとく、シリンダヘッド76と、シリンダブロック75と、シリンダ70内を往復運動するピストン74とを備える。そして、シリンダヘッド76、シリンダブロック75、及びピストン74に囲まれて、主燃焼室101が形成される。シリンダヘッド76には、吸気ポート721及び排気ポート731が形成されており、それぞれ吸気弁72又は排気弁73が備えられている。そして、シリンダヘッド76における吸気ポート721と排気ポート731との間には、スパークプラグ1が取り付けられる。本形態において、スパークプラグ1は、Z方向から見たとき、大噴孔51の外側開口部511が、排気弁73側を向くように、配置されている(図示略)。
吸気ポート721及び排気ポート731は、その開口方向が主燃焼室101の中心軸側に向かうように、ピストン74の進退方向に対して傾斜している。また、主燃焼室101の基端面は、スパークプラグ1から遠ざかるにつれて先端側へ向かうように傾斜している。
そして、吸気ポート721に隣接する位置に、インジェクタ71が設けてある。インジェクタ71は、主燃焼室101の中心軸側に向かって燃料を噴射するような姿勢にて、取り付けられている。
内燃機関10においては、ピストン74の往復運動に伴って、吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程が順次繰り返される。吸気行程において、吸気ポート721からガス(主として空気)が主燃焼室101内に導入され、排気行程において、排気ポート731から主燃焼室101内のガスが排出される。吸気行程における気流の導入のされ方等に起因して、主燃焼室101に所定の気流が形成され、圧縮行程においても、その気流は残る。
圧縮行程においては、主燃焼室101内の雰囲気が圧縮され、噴孔51、52を介して、副燃焼室50へ気流が流入する。これにより、副燃焼室50内の圧力も上昇する。そして、例えば、圧縮行程において、インジェクタ71が燃料を直接、主燃焼室101へ噴射する。
そして、主燃焼室101へ噴射された燃料は、図4に示すごとく、主燃焼室101内の空気と共に噴射流Fを形成して、ピストン74の基端面に当たる。本形態において、ピストン74の基端面は、凹状面を有する。ピストン74の基端面に当たった噴射流Fは、軌道を変えて、基端側、すなわちスパークプラグ1側へ向かう。このとき、噴射流Fは、図5に示すごとく、スパークプラグ1における大噴孔51の外側開口部511付近に到達する。
噴射流Fは、燃料割合の比較的大きい混合気となっている。それゆえ、噴射流Fが到達した大噴孔51の外側開口部511付近は、燃料を多く含む混合気となる。そして、この混合気は、副燃焼室50に、大噴孔51を介して導入されることとなる。そして、大噴孔51から引き込まれた燃料密度の高い混合気の気流AF1が、放電ギャップGに向かうこととなる。
そして、圧縮上死点付近において、スパークプラグ1の放電ギャップGに放電を生じさせる。これにより、混合気への着火が効率的に行われる。なお、上述の燃料噴射タイミング、スパークプラグ1の放電点火タイミングは、後述するように、状況や目的等によって、種々変更しうる。
また、膨張行程においては、ピストン74が先端側に移動することにより主燃焼室101が副燃焼室50に対して陰圧となる。そして、大噴孔51を介して、副燃焼室50から主燃焼室101へ気流が流出する。これにより、図8、図9に示すごとく、気流AF1が、接地電極6の基端面61に案内されて、大噴孔51へ向かうこととなる。また、接地電極6の基端面61に案内される気流AF1は、放電ギャップGを通過する。これにより、図8に示すごとく、膨張行程において、放電ギャップGに生じさせた放電Sは、図9に示すごとく、気流AF1によって、大噴孔51に向かって引き伸ばされることとなる。
次に、本形態の作用効果を説明する。
上記内燃機関用のスパークプラグ1において、大噴孔51は、大噴孔51の中心軸の延長線L1が放電ギャップGを通過するように形成されている。それゆえ、大噴孔51を介して副燃焼室50に導入された気流又は副燃焼室50から流出する気流によって、放電ギャップGに形成された放電が伸長しやすい。その結果、着火性を向上させることができる。
つまり、大噴孔51の開口面積は、小噴孔52の開口面積よりも大きい。そのため、大噴孔51を介して副燃焼室50に導入された気流又は大噴孔51を介して副燃焼室50から流出する気流は、小噴孔52を介して副燃焼室50に導入された気流又は小噴孔52を介して副燃焼室50から流出する気流よりも強くなりやすい。また、延長線L1が放電ギャップGを通過するように、大噴孔51が形成されている。つまり、大噴孔51の開口方向の延長線上に放電ギャップGが位置している。そのため、図6、図7に示すごとく、圧縮行程においては、大噴孔51を介して導入された気流AF1が放電ギャップGに向かって流れやすい。それゆえ、図6に示すごとく、放電ギャップGに生じた放電Sが、図7に示すように、気流AF1によって伸長しやすい。その結果、着火性を向上させることができる。
また、膨張行程においては、大噴孔51を介して副燃焼室50から流出する気流AF1が、接地電極6の基端面61に案内されることにより、放電ギャップGを通過しやすい。それゆえ、図8に示すごとく、放電ギャップGに生じた放電Sが、図9に示すように、気流AF1によって大噴孔51に向かって伸長し易く、副燃焼室50内での着火性を向上できる。また、着火位置を大噴孔51に近付けやすいため、例えば、副燃焼室50の温度が低い運転条件などでは、冷損も抑制され、主燃焼室への火炎ジェットを強化することができる。さらに、放電ギャップGにて生じた放電S或いは放電プラズマ、又は初期火炎が、大噴孔51から噴出しやすいため、主燃焼室での着火性向上を図ることができる。
また、小噴孔52に対して、副燃焼室50へのガスの導入量及び副燃焼室50から導出するガスの量が多い大噴孔51が、放電ギャップに向かって開口している。それゆえ、放電ギャップGの周辺に強い気流を生じさせることができる。その結果、放電ギャップGに生じた放電を安定的に伸長させることができる。
また、接地電極6の基端面61は、平坦な面となっている。それゆえ、膨張行程において、大噴孔51を介して副燃焼室50から流出する気流が、基端面61によって一層案内されやすい。その結果、放電ギャップGに生じた放電が一層伸長しやすい。
Z方向から見たとき、少なくとも一つの大噴孔51と固定端部62とは、プラグ径方向に互いに対向している。それゆえ、膨張行程において、大噴孔51を介して副燃焼室50から主燃焼室へと流出する気流を、接地電極6の基端面61によって一層案内しやすい。その結果、膨張行程において、放電ギャップGに生じた放電を一層伸長させやすい。
Z方向から見たとき、接地電極6の突出端部63の少なくとも一部は、中心電極4の先端部と大噴孔51との間に位置している。それゆえ、図8に示すごとく、膨張行程において、放電ギャップGに生じさせた放電Sの接地電極6側の起点SPが、図9に示すごとく、気流AF1によって、接地電極6の基端面61に沿って大噴孔51に向かって移動しやすい。それゆえ、放電Sが大噴孔51に向かって伸長しやすく、副燃焼室50内での着火性を向上できる。また、着火位置を大噴孔51に、より近付けやすいため、冷損が抑制され、主燃焼室101への火炎ジェットを一層強化することができる。さらに、放電ギャップGにて生じた放電或いは放電プラズマ、又は初期火炎が、大噴孔51から一層噴出しやすい。
接地電極6の基端面61は、少なくともギャップ形成面612から突出端部63にわたって、傾斜面611を有する。それゆえ、膨張行程において、大噴孔51を介して副燃焼室50から流出する気流が、傾斜面611によって案内されやすい。その結果、放電ギャップGにて生じた放電が、大噴孔51に向かって伸長しやすい。
また、大噴孔51は、先端側へ向かうほど外側へ向かうように、Z方向に対して傾斜して開口している。それゆえ、圧縮行程において、大噴孔51を介して副燃焼室50に導入された気流が、基端側に向かいやすい。それゆえ、放電ギャップGに生じた放電Sが、副燃焼室50の基端側に向かって伸長しやすい。その結果、混合気の燃焼が副燃焼室50における、より基端側の領域を起点に成長することで、火炎が噴孔51、52に到達する時点での副燃焼室50内の圧力が高くなる。それゆえ、主燃焼室101への火炎ジェットを強化することができる。
上記内燃機関10において、スパークプラグ1は、インジェクタ71から噴射された噴射流Fが、大噴孔51の外側開口部511に向かうように、配置されている。これにより、燃料密度の高い混合気が、大噴孔51から副燃焼室50内へ導入されやすくなる。その結果、燃料密度の高い混合気が、放電ギャップGに到達しやすくなり、着火性を向上させることができる。
また、例えば、内燃機関の高負荷運転において、プレイグニッションの抑制を目的として、リタード噴射、リタード点火を行う場合がある。リタード噴射、リタード点火は、一般的な燃料噴射及び点火のタイミングよりも遅いタイミングで行う、燃料噴射及び点火である。つまり、インジェクタ71からの燃料噴射タイミングを、例えば、圧縮行程における、ピストン74が上死点に達する直前のタイミングとする。具体的には、例えば、BTDC30°のタイミングにて、燃料を噴射する。BTDCは、Before Top Dead Center の略であり、圧縮上死点に対してどの程度前のクランク角のタイミングかを示す。そして、スパークプラグ1の点火を、実質的に圧縮上死点のタイミングとする。
このようなタイミングにて、燃料噴射及び点火を行うことで、所望のタイミングよりも早いタイミングでの着火、すなわち早期着火を抑制し、プレイグニッションを抑制することができる。その一方で、リタード噴射を行う場合、燃料が主燃焼室101に供給される際には、すでに副燃焼室50内にある程度空気が充填されていると共に、主燃焼室101内の気流も弱まった状態となる。そうすると、プラグカバー5に形成された噴孔から副燃焼室50に導入される燃料が、比較的少なくなりやすい状況となる。
しかし、本形態のスパークプラグ1は、上述の大噴孔51を有する。それゆえ、大噴孔51から、燃料を含んだ混合気が副燃焼室50に導入される際、燃料密度の高い混合気が、放電ギャップGに到達しやすい。それゆえ、仮に副燃焼室50に導入される燃料が全体として少なくなったとしても、放電ギャップGに供給される燃料の割合を多くすることができる。その結果、上述のように、副燃焼室50内における着火性を向上させ、ひいては、主燃焼室101の着火性を向上させることができる。
なお、燃料噴射タイミングが吸気行程である場合にも、少なくとも、放電ギャップGにおける放電を伸ばしやすくするという点では、上記と同様に本形態の作用効果を発揮しうる。すなわち、例えば、EGR燃焼(すなわち排気再循環燃焼)を利用する場合には、吸気行程において燃料を噴射し、圧縮行程において点火する。この場合にも、本形態のスパークプラグ1においては、放電が引き伸ばされやすく、着火性を向上させることができる。また、着火性が向上することにより、EGR量の上限を向上でき、燃費を向上させることができる。
以上のごとく、本形態によれば、着火性を向上させることができる内燃機関用のスパークプラグ1及びこれを備えた内燃機関10を提供することができる。
(実施形態2)
本形態は、図11に示すごとく、Z方向から見たとき、大噴孔51の外側開口部511が吸気弁72側を向いている形態である。
内燃機関10は、図10、図11に示すごとく、主燃焼室101に設けられた吸気弁72及び排気弁73を有する。スパークプラグ1は、図11に示すごとく、プラグ軸方向Zから見たとき、少なくとも一つの大噴孔51の外側開口部511が吸気弁72側を向くように、配置されている。
スパークプラグ1は、シリンダヘッド76における、2つの吸気ポート721と2つの排気ポート731とに囲まれた位置に配設されている。内燃機関10の吸気行程において、2つの吸気ポート721からガスが主燃焼室101内に導入され、排気行程において、2つの排気ポート731から主燃焼室101内のガスが排出される。
そして、主燃焼室101内においては、主として、図10の矢印AF2に示すごとく、ピストン74の摺動方向に直交する方向の軸周りの気流である、タンブル流が形成される。そして、この気流AF2は、図10、図11に示すごとく、主燃焼室101内のスパークプラグ1の先端部付近においては、吸気弁72側から排気弁73側へ向かう向きとなる。より具体的には、図11に示すごとく、プラグ軸方向Zから見たとき、2つの吸気ポート721の中間位置から、2つの排気ポート731の中間位置へ向かう方向に沿った気流AF2が、スパークプラグ1の先端部付近の主な気流となる。
なお、主燃焼室101内の気流は、常に一定となっているわけではなく、サイクル間、或いは1サイクル中の異なるタイミングの間において、変動し得る。ただし、主な気流の向き、特に、点火タイミングにおける気流の向きは、概略定まっており、上述した気流AF2は、点火タイミングにおける主な気流を意味する。そして、「主燃焼室101の気流」というときは、特に断らない限り、上述の、点火タイミングにおける、スパークプラグ1の先端部付近の気流AF2を意味する。
本形態において、インジェクタ(図示略)は、吸気ポート721内に燃料を噴射するように、内燃機関10に設置されている。なお、インジェクタは、実施形態1と同様に、主燃焼室に直接燃料を噴射するように内燃機関に設置することもできる。
その他は、実施形態1と同様である。なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
内燃機関10は、上記スパークプラグ1を有する。そして、スパークプラグ1は、プラグ軸方向Zから見たとき、少なくとも一つの大噴孔51の外側開口部511が吸気弁72側を向くように、配置されている。これにより、プラグ軸方向Zから見たとき、大噴孔51を介して、副燃焼室50から主燃焼室101の吸気弁72側へ大きい火炎を噴出させることができる。それゆえ、プラグ軸方向Zから見て主燃焼室101における吸気弁72側の混合気の着火性を向上させることができる。それゆえ、主燃焼室101全体の混合気をバランスよく燃焼させることができる。その結果、ノッキング等の原因となる燃焼異常の抑制を図ることができる。
つまり、Z方向から見たとき、主燃焼室101における、高温のガスを排出する排気ポート731が設けられた排気弁73側と比較し、比較的低温のガスを主燃焼室101へ導入する吸気ポート721が設けられた吸気弁72側は、低温となりやすい。それゆえ、Z方向から見たとき、主燃焼室101における、排気弁73側の混合気に対し、吸気弁72側の混合気の燃焼が遅れることによって、主燃焼室101における混合気の燃焼のバランスが悪くなるおそれがある。しかし、本形態においては、上記のごとく、Z方向から見たとき、副燃焼室50から主燃焼室101の吸気弁72側へ大きい火炎を噴出させることができる。そのため、主燃焼室101全体の混合気をバランスよく燃焼させることができ、未燃燃料の局所的な残留も抑えることができる。その結果、ノッキング等の原因となる燃焼異常の抑制を図ることができる。
また、スパークプラグ1は、Z方向から見たとき、大噴孔51の外側開口部511が、吸気弁72側を向いているため、大噴孔51の外側開口部511が主燃焼室101の気流AF2の上流側を向きやすい。それゆえ、大噴孔51を介して、主燃焼室101から副燃焼室50へと気流が導入されやすい。それゆえ、図12に示すごとく、放電ギャップGにて生じた放電Sが、図13に示すように、気流AF1によって確実に伸長しやすい。その結果、副燃焼室50内での着火性を確実に向上させることができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態3)
本形態は、図14~図16に示すごとく、大噴孔51の中心軸の延長線L1と傾斜面611とが互いに交差した形態である。
本形態において、大噴孔51は、図14に示すごとく、当該大噴孔51の中心軸の延長線L1と傾斜面611とが互いに交差するように形成されている。大噴孔51の中心軸の延長線L1は、接地電極6の突出端部63の基端側を通過する。
接地電極6は、突出端部63に平坦な突出端面631を有する。大噴孔51の中心軸の延長線L1は、突出端面631の基端側を通過する。
本形態において、大噴孔51の中心軸の延長線L1は、接地電極6を通過する。大噴孔51の中心軸の延長線L1と傾斜面611とは、傾斜面611上にある交点Aにおいて互いに交差している。図16に示すごとく、大噴孔51の中心軸の延長線L1上にある、大噴孔51と交点Aとをつなぐ線分L3は、接地電極6を通過しない。
また、図15に示すごとく、大噴孔51の中心軸の延長線L1と傾斜面611とが互いに交差する角度α2は、延長線L1の基端側において鈍角となっている。
本形態において、プラグ中心軸Cは、延長線L1と傾斜面611とを通過する。図15に示すごとく、プラグ中心軸Cと延長線L1とを含む断面において、接地電極6の傾斜面611とプラグ中心軸Cとのなす角度のうち、小さい方の角度α3は、延長線L1とプラグ中心軸Cとのなす角度のうち、小さい方の角度α4よりも小さい。つまり、プラグ軸方向に対し、接地電極6の傾斜面611よりも、延長線L1の方が、より大きく傾いている。角度α4は、例えば、45°~75°とすることができる。また、角度α4は、例えば、角度α3よりも、5°以上大きい角度とすることができる。
その他は、実施形態1と同様である。
大噴孔51は、当該大噴孔51の中心軸の延長線L1と傾斜面611とが互いに交差するように形成されている。また、大噴孔51の中心軸の延長線L1は、接地電極6の突出端部63の基端側を通過する。それゆえ、大噴孔51を介して副燃焼室50に導入された気流が、接地電極6の突出端部63に遮られることなく、接地電極6の傾斜面611によって案内されやすい。その結果、放電ギャップGに生じた放電が、確実に伸長しやすい。
また、大噴孔51を介して副燃焼室50に導入された気流は、接地電極6の傾斜面611によって基端側に案内されやすい。それゆえ、放電ギャップGに生じた放電が、副燃焼室50の基端側に向かって伸長しやすい。それゆえ、混合気の燃焼を、副燃焼室50の基端側或いは中央から成長させることができる。その結果、主燃焼室に対し、噴孔51、52を介して、火炎ジェットを強く噴出させることができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態4)
本形態は、図17に示すごとく、実施形態1に対し、接地電極6の形状を変更した形態である。
つまり、接地電極6は、ハウジング2の先端部に固定されると共に、固定端部62を含む固定側部64と、傾斜面611を備えた傾斜部65とを有する。固定側部64は、プラグ径方向に沿って形成されている。傾斜部65は、突出端部63に近づくに従って先端側に向かうようにプラグ軸方向Zに対して傾斜している。
本形態において、接地電極6の固定端部62は、図17に示すごとく、ハウジング2の先端面22に接合されている。なお、接地電極6は、ハウジング2の先端部の内周面21に接合することができる。
その他は、実施形態1と同様である。
本形態においては、接地電極6が、固定側部64と傾斜部65とを有する。それゆえ、傾斜面611を中心電極4に対向させつつ、接地電極6を安定してハウジング2の先端部に固定しやすい。その結果、スパークプラグ1の生産性を向上させやすい。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態5)
本形態は、図18に示すごとく、実施形態4に対し、接地電極6の形状を変更した形態である。
本形態において、接地電極6は、図18に示すごとく、プラグ径方向に沿うように、ハウジング2の先端面22に固定されている。接地電極6は、接地電極6の長手方向における、固定端部62よりも突出端部63に近い側の一部が、突出端部63に近づくに従ってZ方向の幅が小さくなるように、テーパ形状となっている。そして、テーパ形状となっている部分に、傾斜面611が形成されている。傾斜面611と中心電極4の先端部との間に放電ギャップGが形成されている。
その他の構成及び作用効果は、実施形態4と同様である。
(実施形態6)
本形態は、図19に示すごとく、実施形態1に対し、放電ギャップGの位置を変更した形態である。
すなわち、放電ギャップGは、ハウジング2の先端よりも先端側に形成されている。
その他は、実施形態1と同様である。
放電ギャップGは、ハウジング2の先端よりも先端側に形成されている。それゆえ、ハウジング2にプラグカバー5を固定する前において、ハウジング2に固定された接地電極6と中心電極4との間に形成された放電ギャップGを確認しやすい。それゆえ、放電ギャップGの調整を容易に行うことができる。その結果、スパークプラグ1を容易に製造することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態7)
本形態は、図20に示すごとく、実施形態1に対し、中心電極4の先端部の形状を変更した形態である。
すなわち、中心電極4の先端面41は、接地電極6の傾斜面611に沿って傾斜している。
本形態において、中心電極4の先端面41と接地電極6の傾斜面611とは、それぞれ平坦な面となっている。そして、図20に示すごとく、それぞれの平坦な面同士が、互いに略平行に対向配置されることにより、放電ギャップGが形成されている。
その他は、実施形態1と同様である。
中心電極4の先端面41は、接地電極6の傾斜面611に沿って傾斜している。それゆえ、接地電極6又は中心電極4の摩耗により、放電ギャップGの距離が拡大することを抑制することができる。その結果、スパークプラグ1の寿命を延ばすことができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態8)
本形態は、図21に示すごとく、実施形態7に対し、中心電極4の先端部の形状を変更した形態である。
本形態において、中心電極4の先端部は、図21に示すごとく、先端側に向かうに従って縮径したテーパ形状を有する。テーパ形状を有する中心電極4の先端部は、略円錐台形状を有する。なお、中心電極4の先端部は、略円錐形状、略四角錐台形状、略四角錐形状等とすることができる。
中心電極4の先端部のテーパ面42は、環状に形成されている。テーパ面42の一部は、接地電極6の傾斜面611に沿って傾斜している。そして、テーパ面42と、接地電極6の傾斜面611との間に、放電ギャップGが形成されている。
その他は、実施形態7と同様である。
本形態は、テーパ面42と傾斜面611との間に、放電ギャップGが形成されている。それゆえ、本形態においても、接地電極6又は中心電極4の摩耗により、放電ギャップGの距離が拡大することを抑制することができる。
その他、実施形態7と同様の作用効果を有する。
(実施形態9)
本形態は、図22、図23に示すごとく、大噴孔51を2つ有する形態である。
本形態において、プラグカバー5には、図22に示すごとく、2つの大噴孔51と、4つの小噴孔52とが形成されている。
図23に示すごとく、Z方向から見て、プラグ中心軸Cとそれぞれの噴孔51、52の中心とを通る直線L2は、それぞれ2つの噴孔51、52を通過する。噴孔51、52は、Z方向から見たとき、プラグ周方向に隣り合う噴孔51、52を通るそれぞれの直線L2同士のなす角度α5が60°となるように、プラグ周方向において、等間隔に配されている。
図22に示すごとく、プラグ中心軸Cを含む所定の平面Pによってスパークプラグ1を第一プラグ部11と第二プラグ部12とに2分割したとき、大噴孔51は、第一プラグ部11に形成されている。また、本形態において、2つの小噴孔52は、第二プラグ部12に形成されている。また、残りの2つの小噴孔52は、それぞれ第一プラグ部11と第二プラグ部12との双方にわたって形成されている。
また、2つの大噴孔51のそれぞれは、大噴孔51の中心軸の延長線L1が放電ギャップGを通過するように、形成されている。
その他の構成及び作用効果は、実施形態1と同様である。
(実施形態10)
本形態は、図24に示すごとく、噴孔51、52が、第一プラグ部11側に偏って形成された形態である。
本形態において、プラグカバー5には、図24に示すごとく、3つの大噴孔51と、2つの小噴孔52とが形成されている。3つの大噴孔51は、第一プラグ部11に形成されている。2つの小噴孔52は、それぞれ第一プラグ部11と第二プラグ部12との双方にわたって形成されている。
また、3つの大噴孔51のそれぞれは、大噴孔51の中心軸の延長線L1が放電ギャップGを通過するように、形成されている。
その他の構成及び作用効果は、実施形態9と同様である。
(実施形態11)
本形態は、図25に示すごとく、接地電極6の基端面61が、先端側に向かって凹んだ凹面を有する形態である。
図25に示すごとく、接地電極6を、接地電極6の突出方向から見たとき、基端面61は、先端側に向かって凹んだ凹面となっている。本形態は、基端面61の全体が凹面となっている。
その他の構成及び作用効果は、実施形態1と同様である。
(実施形態12)
本形態は、図26~図28に示すごとく、実施形態6に対し、接地電極6の位置を変更した形態である。
本形態において、接地電極6の突出端部63は、図26に示すごとく、大噴孔51の外側開口部511の基端と中心電極4の先端部とを最短距離でつなぐ直線L4よりも先端側に配置されている。
また、突出端部63は、図27に示すごとく、中心電極4の先端部までの距離D1よりも、大噴孔51までの距離D2が短い位置に配置されている。
その他は、実施形態6と同様である。
突出端部63は、距離D1よりも、距離D2が短い位置に配置されている。それゆえ、図28に示すごとく、膨張行程において、放電ギャップGに生じた放電Sの接地電極6側の起点SPは、接地電極6の基端面61に案内された気流AF1によって、大噴孔51に向かって移動しやすい。それゆえ、放電Sは一層伸長しやすい。その結果、着火性を一層向上させることができる。また、起点SPは、気流AF1によって、大噴孔51の内面に移りやすい。それゆえ、放電Sは、より一層伸長しやすいと共に、放電Sの一部が大噴孔51から主燃焼室側へと飛び出すことも期待できる。その結果、着火性を、より一層向上させることができる。
突出端部63は、直線L4よりも先端側に配置されている。それゆえ、膨張行程において、放電は、大噴孔51に向かって伸長する際、突出端部63によって短絡しにくい。それゆえ、放電は一層伸長しやすい。また、放電の接地電極6側の起点は、大噴孔51の内面に一層移りやすい。それゆえ、放電の一部が大噴孔51から主燃焼室側へと一層飛び出しやすい。その結果、着火性を、より一層向上させることができる。
その他、実施形態6と同様の作用効果を有する。
(実施形態13)
本形態は、図29~図35に示すごとく、中心電極4と接地電極6とが、互いにプラグ径方向に対向することにより放電ギャップGが形成された形態である。
本形態のスパークプラグ1において、放電ギャップGは、図29~図35に示すごとく、中心電極4の中心対向側面43と接地電極6の接地対向側面66とが、互いにプラグ径方向に対向することにより形成されている。
図29に示すごとく、大噴孔51の中心軸の延長線L1を含むと共にプラグ軸方向Zに沿った断面視において、延長線L1と放電ギャップGとは互いに重なっている。また、延長線L1は、図30に示すごとく、プラグ軸方向Zから見たとき、プラグ径方向に沿っている。
本形態において、接地電極6は、図29に示すごとく、突出端部63に近づくほど先端側に向かうように傾斜している。また、図30に示すごとく、Z方向から見たとき、突出端部63の突出方向が、大噴孔51と中心電極4の先端部との並び方向に沿うように、接地電極6が設けられている。
プラグ軸方向Zから見たとき、接地電極6の突出方向において、大噴孔51と固定端部62とは、中心電極4の先端部を挟んで互いに反対側に位置している。
プラグ軸方向Zから見たとき、接地電極6の突出端部63の少なくとも一部は、接地電極6の突出方向において、中心電極4の先端部と大噴孔51との間に位置している。また、Z方向から見たとき、接地電極6の突出方向において、大噴孔51と放電ギャップGとは、突出端部63を挟んで、互いに反対側に位置している。
また、本形態において、接地対向側面66は、図29、図30に示すごとく、平面状に形成されている。具体的には、接地対向側面66は、固定端部62から突出端部63までにわたって、連続した平面状に形成されている。接地対向側面66は、突出端部63の突出方向に沿って形成されている。接地対向側面66は、法線方向が接地電極6の突出方向に直交する面となっている。
また、本形態において、接地対向側面66と共に放電ギャップGを形成する中心対向側面43は、曲面状となっている。
本形態において、放電ギャップGは、例えば、図29に示すごとく、接地電極6と中心電極4とが互いにプラグ径方向に対向する対向方向から見たときに、中心電極4の先端部と重なる接地対向側面66と、接地電極6と重なる中心対向側面43との間の領域である。
また、端縁先端662は、接地対向側面66の突出側端縁661の先端である。大噴孔51の中心軸の延長線L1を含むと共にプラグ軸方向Zに沿った断面視において、端縁先端662は、大噴孔51の中心軸の延長線L1よりも先端側に位置している。また、端縁先端662は、大噴孔51の基端よりも先端側に位置している。
また、図29、図31に示すごとく、接地電極6は先端側の面である接地先端面67を有する。接地先端面67は、少なくとも、接地電極6の突出端部63の突出方向における、放電ギャップGの位置から突出端部63までにわたって、突出端部63に近づくほど先端側に向かうように傾斜している。本形態において、接地先端面67は、固定端部62から突出端部63までにわたって、突出端部63に近づくほど先端側に向かうように傾斜している。
また、接地対向側面66の先端側端縁663は、少なくとも、突出端部63の突出方向における、放電ギャップGの位置から突出端部63までにわたって、突出端部63に近づくほど先端側に向かうように傾斜している。本形態において、先端側端縁663は、固定端部62から突出端部63までにわたって、突出端部63に近づくほど先端側に向かうように傾斜している。
その他は、実施形態1と同様である。
本形態のスパークプラグ1においては、大噴孔51の中心軸の延長線L1を含むと共にプラグ軸方向Zに沿った断面視において、延長線L1と放電ギャップGとは互いに重なっている。それゆえ、大噴孔51を介して副燃焼室50に導入された気流又は副燃焼室50から流出する気流によって、放電ギャップGに形成された放電が伸長しやすい。その結果、着火性を向上させることができる。
延長線L1と放電ギャップGとの互いの位置関係が上記条件を満たすことにより、圧縮行程等においては、大噴孔51を介して副燃焼室50に導入された気流が放電ギャップGを通過しやすい。つまり、図32、図33に示すごとく、大噴孔51を介して副燃焼室50に導入された気流AF1は、放電ギャップGに直接流入しやすいか、又は中心電極4の外周面に沿って放電ギャップGに流入しやすい。それゆえ、図32に示すごとく、放電ギャップGに生じた放電Sは、図33に示すように、気流AF1によって伸長しやすい。その結果、圧縮行程における着火性を向上させることができる。
また、膨張行程等においては、図34に示すごとく、放電ギャップGにおいて、大噴孔51を介して副燃焼室50から外部へと流出する気流AF1が形成されやすい。それゆえ、放電Sは、気流AF1によって大噴孔51に向かって伸長しやすい。その結果、膨張行程における着火性を向上させることができる。
また、大噴孔51の中心軸の延長線L1を含むと共にプラグ軸方向Zに沿った断面視において、端縁先端662は、延長線L1よりも先端側に位置している。それゆえ、放電の接地電極6側の起点は、接地電極6から大噴孔51の内周面に移りやすい。具体的には、図34に示すごとく、膨張行程時において、放電Sの接地電極6側の起点SPは、大噴孔51を介して副燃焼室50から流出する気流AF1によって、大噴孔51側へと向かい、端縁先端662まで移動する。その後、更に、起点SPは、気流AF1によって、端縁先端662からプラグカバー5の内壁面54に移り、内壁面54に沿って大噴孔51の内周面にまで移動する。そうすると、更に放電Sは伸長されると共に、図35に示すごとく、放電Sの一部が大噴孔51から主燃焼室側へ飛び出すことも期待できる。これによって、膨張行程時における主燃焼室の着火性を向上させることができる。
接地先端面67は、少なくとも、突出端部63の突出方向における、放電ギャップGの位置から突出端部63までにわたって、突出端部63に近づくほど先端側に向かうように傾斜している。それゆえ、膨張行程において、放電ギャップGに生じた放電の接地電極6側の起点は、気流によって、接地先端面67に沿って、大噴孔51に向かって移動しやすい。それゆえ、膨張行程において、放電が一層伸長しやすい。その結果、膨張行程における着火性を一層向上させることができる。
プラグ軸方向Zから見たとき、接地電極6の突出方向において、大噴孔51と固定端部62とは、中心電極4の先端部を挟んで互いに反対側に位置している。それゆえ、図33に示すごとく、圧縮行程において、放電Sの接地電極6側の起点SPは、気流AF1によって、大噴孔51から離れる方向に移動しやすい。つまり、圧縮行程において、起点SPは、気流AF1によって、固定端部62側に移動しやすい。その結果、放電Sを一層伸長させることができる。
プラグ軸方向Zから見たとき、突出端部63の少なくとも一部は、接地電極6の突出方向において、中心電極4の先端部と大噴孔51との間に位置している。それゆえ、膨張行程において、放電の接地電極6側の起点は、気流によって、大噴孔51に向かって移動しやすい。それゆえ、放電Sが伸長しやすい。その結果、着火性を向上させることができる。
放電ギャップGは、中心対向側面43と接地対向側面66とが、互いにプラグ径方向に対向することにより形成されている。それゆえ、大噴孔51を介して副燃焼室50に導入された気流、及び大噴孔51を介して副燃焼室50から導出される気流が、接地電極6によって遮られないように、接地電極6を配置しやすい。それゆえ、放電ギャップGに気流が形成されやすい。その結果、着火性を向上させることができる。
また、延長線L1は、プラグ軸方向Zから見たとき、プラグ径方向に沿っている。それゆえ、プラグカバー5に対し、大噴孔51を開口しやすい。つまり、プラグカバー5の外表面の一部に対し、その法線方向に沿って、ドリルを用いた切削加工等により、大噴孔51を開口することができる。その結果、着火性を向上させることができるスパークプラグ1を効率的に製造することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態14)
本形態は、図36に示すごとく、実施形態13に対し、中心電極4の形状を変更した形態である。
本形態において、中心電極4の先端部は、図36に示すごとく、中心電極4の長手方向に直交する断面の形状が欠円形状となっている。
本形態において、中心対向側面43は平面状に形成されている。そして、平面状の中心対向側面43と、平面状の接地対向側面66とを、プラグ径方向に互いに対向させることにより、放電ギャップGが形成されている。また、中心対向側面43は、接地対向側面66に沿うように、形成されている。つまり、放電ギャップGは、中心対向側面43と接地対向側面66とが、互いに略平行に対向することにより形成されている。
その他は、実施形態13と同様である。
放電ギャップGは、平面状の中心対向側面43と平面状の接地対向側面66とが、互いに略平行に対向することにより形成されている。それゆえ、中心電極4側及び接地電極6側の放電の起点位置を分散させやすい。そのため、中心電極4及び接地電極6が局部的に摩耗することを抑制し、放電ギャップGの距離が拡大することを抑制することができる。その結果、スパークプラグ1の寿命を延ばすことができる。
その他、実施形態13と同様の作用効果を有する。
(実施形態15)
本形態は、図37に示すごとく、実施形態13に対し、接地電極6の形状を変更した形態である。
接地電極6は、固定端部62を含むと共にZ方向に直交する方向に沿って形成された固定部68と、突出端部63を含むと共に、Z方向に対して傾斜した突出傾斜部69と、を有する。突出傾斜部69は、突出端部63に近づくほど先端側に向かうようにZ方向に対して傾斜している。
その他の構成及び作用効果は、実施形態13と同様である。
上記実施形態13~15において、放電ギャップGは、中心対向側面43と、突出端部63の突出方向に沿って形成された接地対向側面66とがプラグ径方向に互いに対向することにより形成されている。ただし、接地電極の突出側の突出端面と中心電極の中心対向側面とがプラグ径方向に互いに対向することにより、放電ギャップを形成することもできる。つまり、突出端面を接地対向側面とすることもできる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。
1…スパークプラグ、2…ハウジング、3…絶縁碍子、4…中心電極、5…プラグカバー、50…副燃焼室、51…大噴孔、52…小噴孔、6…接地電極、62…固定端部、61…基端面、L1…大噴孔の中心軸の延長線、G…放電ギャップ、Z…プラグ軸方向

Claims (21)

  1. 筒状の絶縁碍子(3)と、
    該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子から先端側に突出した中心電極(4)と、
    上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
    上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
    上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
    上記接地電極は、上記ハウジング又は上記プラグカバーに固定された固定端部(62)から上記副燃焼室内に突出しており、
    上記放電ギャップは、上記中心電極の先端部と上記接地電極の基端面(61)とが、プラグ軸方向(Z)に互いに対向することにより形成されており、
    上記プラグカバーには、大噴孔(51)と、該大噴孔よりも開口面積が小さい小噴孔(52)とが形成されており、
    上記大噴孔と上記小噴孔とは、それぞれ上記副燃焼室と外部とを連通させており、
    上記大噴孔の中心軸の延長線(L1)は上記放電ギャップを通過
    プラグ軸方向から見たとき、上記接地電極の突出端部(63)の少なくとも一部は、上記接地電極の突出方向において、上記中心電極の先端部と上記大噴孔との間に位置している、内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  2. 上記接地電極の突出端部(63)は、上記中心電極の先端部までの距離(D1)よりも、上記大噴孔までの距離(D2)が短い位置に配置されている、請求項1に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  3. 筒状の絶縁碍子(3)と、
    該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子から先端側に突出した中心電極(4)と、
    上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
    上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
    上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
    上記接地電極は、上記ハウジング又は上記プラグカバーに固定された固定端部(62)から上記副燃焼室内に突出しており、
    上記放電ギャップは、上記中心電極の先端部と上記接地電極の基端面(61)とが、プラグ軸方向(Z)に互いに対向することにより形成されており、
    上記プラグカバーには、大噴孔(51)と、該大噴孔よりも開口面積が小さい小噴孔(52)とが形成されており、
    上記大噴孔と上記小噴孔とは、それぞれ上記副燃焼室と外部とを連通させており、
    上記大噴孔の中心軸の延長線(L1)は上記放電ギャップを通過
    上記接地電極の突出端部(63)は、上記中心電極の先端部までの距離(D1)よりも、上記大噴孔までの距離(D2)が短い位置に配置されている、内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  4. プラグ軸方向から見たとき、少なくとも一つの上記大噴孔と上記固定端部とは、プラグ径方向に互いに対向している、請求項1~3のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  5. プラグ軸方向から見たとき、上記接地電極の突出端部(63)の少なくとも一部は、上記中心電極の先端部と上記大噴孔との間に位置している、請求項1~4のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  6. 上記接地電極の基端面は、少なくとも上記放電ギャップを形成するギャップ形成面(612)から上記接地電極の突出端部(63)にわたって、該突出端部に近づくに従って先端側に向かうようにプラグ軸方向に対して傾斜した傾斜面(611)を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  7. 上記大噴孔は、当該大噴孔の中心軸の延長線と上記傾斜面とが互いに交差するように形成されており、上記大噴孔の中心軸の延長線は、上記接地電極の突出端部の基端側を通過する、請求項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  8. 上記接地電極は、上記ハウジングの先端部に固定されると共に、上記固定端部を含む固定側部(64)と、上記傾斜面を備えた傾斜部(65)とを有し、
    上記固定側部は、プラグ径方向に沿って形成されており、
    上記傾斜部は、上記突出端部に近づくに従って先端側に向かうようにプラグ軸方向に対して傾斜している、請求項6又は7に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  9. 上記中心電極の先端面(41)は、上記接地電極の上記傾斜面に沿って傾斜している、請求項6~8のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  10. 上記接地電極の突出端部(63)は、上記大噴孔の外側開口部(511)の基端と上記中心電極の先端部とを最短距離でつなぐ直線(L4)よりも先端側に配置されている、請求項1~9のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  11. 筒状の絶縁碍子(3)と、
    該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子から先端側に突出した中心電極(4)と、
    上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
    上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
    上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
    上記接地電極は、上記ハウジング又は上記プラグカバーに固定された固定端部(62)から上記副燃焼室内に突出しており、
    上記放電ギャップは、上記中心電極の中心対向側面(43)と上記接地電極の接地対向側面(66)とが、互いにプラグ径方向に対向することにより形成されており、
    上記プラグカバーには、大噴孔(51)と、該大噴孔よりも開口面積が小さい小噴孔(52)とが形成されており、
    上記大噴孔と上記小噴孔とは、それぞれ上記副燃焼室と外部とを連通させており、
    上記大噴孔の中心軸の延長線(L1)を含むと共にプラグ軸方向(Z)に沿った断面視において、該延長線と上記放電ギャップとは互いに重なっており、
    上記延長線は、プラグ軸方向から見たとき、プラグ径方向に沿っており
    上記接地電極は先端側の面である接地先端面(67)を有し、該接地先端面は、少なくとも、上記接地電極の突出端部(63)の突出方向における、上記放電ギャップの位置から該突出端部までにわたって、該突出端部に近づくほど先端側に向かうように傾斜している、内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  12. プラグ軸方向から見たとき、上記接地電極の突出端部(63)の少なくとも一部は、上記接地電極の突出方向において、上記中心電極の先端部と上記大噴孔との間に位置している、請求項11に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  13. 筒状の絶縁碍子(3)と、
    該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子から先端側に突出した中心電極(4)と、
    上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
    上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
    上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
    上記接地電極は、上記ハウジング又は上記プラグカバーに固定された固定端部(62)から上記副燃焼室内に突出しており、
    上記放電ギャップは、上記中心電極の中心対向側面(43)と上記接地電極の接地対向側面(66)とが、互いにプラグ径方向に対向することにより形成されており、
    上記プラグカバーには、大噴孔(51)と、該大噴孔よりも開口面積が小さい小噴孔(52)とが形成されており、
    上記大噴孔と上記小噴孔とは、それぞれ上記副燃焼室と外部とを連通させており、
    上記大噴孔の中心軸の延長線(L1)を含むと共にプラグ軸方向(Z)に沿った断面視において、該延長線と上記放電ギャップとは互いに重なっており、
    上記延長線は、プラグ軸方向から見たとき、プラグ径方向に沿っており
    プラグ軸方向から見たとき、上記接地電極の突出端部(63)の少なくとも一部は、上記接地電極の突出方向において、上記中心電極の先端部と上記大噴孔との間に位置している、内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  14. 上記接地電極の突出端部(63)は、上記中心電極の先端部までの距離(D1)よりも、上記大噴孔までの距離(D2)が短い位置に配置されている、請求項11~13のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  15. 筒状の絶縁碍子(3)と、
    該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子から先端側に突出した中心電極(4)と、
    上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
    上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
    上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
    上記接地電極は、上記ハウジング又は上記プラグカバーに固定された固定端部(62)から上記副燃焼室内に突出しており、
    上記放電ギャップは、上記中心電極の中心対向側面(43)と上記接地電極の接地対向側面(66)とが、互いにプラグ径方向に対向することにより形成されており、
    上記プラグカバーには、大噴孔(51)と、該大噴孔よりも開口面積が小さい小噴孔(52)とが形成されており、
    上記大噴孔と上記小噴孔とは、それぞれ上記副燃焼室と外部とを連通させており、
    上記大噴孔の中心軸の延長線(L1)を含むと共にプラグ軸方向(Z)に沿った断面視において、該延長線と上記放電ギャップとは互いに重なっており、
    上記延長線は、プラグ軸方向から見たとき、プラグ径方向に沿っており
    上記接地電極の突出端部(63)は、上記中心電極の先端部までの距離(D1)よりも、上記大噴孔までの距離(D2)が短い位置に配置されている、内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  16. 上記大噴孔の中心軸の延長線を含むと共にプラグ軸方向に沿った断面視において、上記接地対向側面の突出側端縁(661)の先端である端縁先端(662)は、上記大噴孔の中心軸の延長線よりも先端側に位置している、請求項11~15のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  17. 上記放電ギャップは、上記ハウジングの先端よりも先端側に形成されている、請求項1~16のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  18. プラグ軸方向から見たとき、上記接地電極の突出方向において、上記大噴孔と上記固定端部とは、上記中心電極の先端部を挟んで互いに反対側に位置している、請求項1~17のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  19. 請求項1~18のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグを備えた内燃機関(10)であって、
    主燃焼室(101)と、
    該主燃焼室に設けられた吸気弁(72)及び排気弁(73)と、
    上記プラグカバーの外表面(53)が上記主燃焼室に面するように配置された上記スパークプラグと、を有し、
    上記スパークプラグは、プラグ軸方向から見たとき、少なくとも一つの上記大噴孔の外側開口部(511)が上記吸気弁側を向くように、配置されている、内燃機関。
  20. 請求項1~18のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグを備えた内燃機関(10)であって、
    主燃焼室(101)と、
    上記プラグカバーの外表面(53)が上記主燃焼室に面するように配置された上記スパークプラグと、
    上記主燃焼室に直接燃料を噴射するインジェクタ(71)と、を有し、
    上記スパークプラグは、上記内燃機関の圧縮行程において該インジェクタから噴射された上記燃料を含む噴射流(F)が、上記大噴孔の外側開口部(511)に向かうように、配置されている、内燃機関。
  21. 上記主燃焼室に設けられた吸気弁(72)及び排気弁(73)を有し、
    上記スパークプラグは、プラグ軸方向から見たとき、少なくとも一つの上記大噴孔の外側開口部(511)が上記吸気弁側を向くように、配置されている、請求項20に記載の内燃機関。
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