JP7524738B2 - 内燃機関用のスパークプラグ及びこれを備えた内燃機関 - Google Patents
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Description
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に先端突出部(41)を突出させた中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と外部とを連通させる複数の噴孔(51)が形成されており、
上記噴孔の中心軸の延長線(51L)は、上記放電ギャップを通過せず、
上記複数の噴孔のうちの一部の上記噴孔は、当該噴孔の中心軸の延長線が、他の上記噴孔の中心軸の延長線よりも上記放電ギャップの近くを通過するギャップ側噴孔(510)であり、
プラグ軸方向(Z)から見たとき、上記噴孔は、該噴孔の中心軸の延長線が、該噴孔とプラグ中心軸(C)とを通る仮想直線(VL)に対して傾斜しており、
プラグ軸方向から見たとき、上記ギャップ側噴孔における上記仮想直線に対する該ギャップ側噴孔の中心軸の延長線の傾斜角度(α1)は、上記ギャップ側噴孔以外の上記噴孔における上記仮想直線に対する該噴孔の中心軸の延長線の傾斜角度(α2)よりも小さい、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
本発明の第2の態様は、筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に先端突出部(41)を突出させた中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と外部とを連通させる複数の噴孔(51)が形成されており、
上記噴孔の中心軸の延長線(51L)は、上記放電ギャップを通過せず、
上記複数の噴孔のうちの一部の上記噴孔は、当該噴孔の中心軸の延長線が、他の上記噴孔の中心軸の延長線よりも上記放電ギャップの近くを通過するギャップ側噴孔(510)であり、
上記ギャップ側噴孔の内側開口部(512)の周囲の少なくとも一部には、上記プラグカバーの内側から外側に向かって凹んだ凹部(52)が、上記内側開口部に隣接して形成されており、上記ギャップ側噴孔の開口方向から見たとき、上記凹部は、上記内側開口部に対して少なくとも上記放電ギャップ側に隣接している、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
本発明の第3の態様は、筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に先端突出部(41)を突出させた中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と外部とを連通させる複数の噴孔(51)が形成されており、
上記噴孔の中心軸の延長線(51L)は、上記放電ギャップを通過せず、
上記複数の噴孔のうちの一部の上記噴孔は、当該噴孔の中心軸の延長線が、他の上記噴孔の中心軸の延長線よりも上記放電ギャップの近くを通過するギャップ側噴孔(510)であり、
上記ギャップ側噴孔は、他の上記噴孔よりも開口面積が大きい、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
本発明の第4の態様は、筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に先端突出部(41)を突出させた中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と外部とを連通させる複数の噴孔(51)が形成されており、
上記噴孔の中心軸の延長線(51L)は、上記放電ギャップを通過せず、
上記複数の噴孔のうちの一部の上記噴孔は、当該噴孔の中心軸の延長線が、他の上記噴孔の中心軸の延長線よりも上記放電ギャップの近くを通過するギャップ側噴孔(510)であり、
上記放電ギャップは、上記先端突出部と上記接地電極とが、プラグ軸方向(Z)に互いに対向することにより形成されており、
上記先端突出部は、大径部(412)と、該大径部の先端側に形成されると共に該大径部よりも外径が小さい小径部(411)と、を有し、上記放電ギャップは、上記小径部と上記接地電極との間に形成されており、プラグ軸方向から見たとき、上記ギャップ側噴孔は、該ギャップ側噴孔の中心軸の延長線が、上記大径部を通過しないように形成されている、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に先端突出部(41)を突出させた中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と外部とを連通させる複数の噴孔(51)が形成されており、
上記噴孔の中心軸の延長線(51L)は、上記放電ギャップを通過せず、
プラグ軸方向(Z)から見たとき、上記噴孔は、該噴孔の中心軸の延長線が、該噴孔とプラグ中心軸(C)とを通る仮想直線(VL)に対して傾斜しており、
少なくとも一つの上記噴孔は、当該噴孔の内側開口部(512)の周囲の少なくとも一部に、上記プラグカバーの内側から外側に向かって凹んだ凹部(52)が、上記内側開口部に隣接して形成された、凹部形成噴孔(511)であり、
上記凹部形成噴孔の開口方向から見たとき、上記凹部は、上記内側開口部に対して少なくとも上記放電ギャップ側に隣接している、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
主燃焼室(11)と、
該主燃焼室に設けられた吸気弁(72)及び排気弁(73)と、
上記プラグカバーの外表面(53)が上記主燃焼室に面するように配置された上記スパークプラグと、を有し、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と上記主燃焼室とを連通させる複数の噴孔(51)が形成されており、
上記噴孔の中心軸の延長線(51L)は、上記放電ギャップを通過せず、
上記複数の噴孔のうちの一部の上記噴孔は、当該噴孔の中心軸の延長線が、他の上記噴孔の中心軸の延長線よりも上記放電ギャップの近くを通過するギャップ側噴孔(510)であり、
上記スパークプラグは、プラグ軸方向(Z)から見たとき、少なくとも一つの上記ギャップ側噴孔の外側開口部(513)が上記吸気弁側を向くように、配置されている、内燃機関にある。
主燃焼室(11)と、
該主燃焼室に設けられた吸気弁(72)及び排気弁(73)と、
上記プラグカバーの外表面(53)が上記主燃焼室に面するように配置された上記スパークプラグと、を有し、
上記スパークプラグは、プラグ軸方向から見たとき、少なくとも一つの上記凹部形成噴孔の外側開口部(513)が上記吸気弁側を向くように、配置されている、内燃機関にある。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
内燃機関用のスパークプラグ及びこれを備えた内燃機関に係る実施形態について、図1~図15を参照して説明する。
本形態の内燃機関用のスパークプラグ1は、図1~図3に示すごとく、筒状の絶縁碍子3と、中心電極4と、筒状のハウジング2と、接地電極6と、プラグカバー5と、を有する。中心電極4は、絶縁碍子3の内周側に保持されると共に絶縁碍子3の先端側に先端突出部41を突出させている。ハウジング2は、絶縁碍子3を内周側に保持する。接地電極6は、中心電極4との間に放電ギャップGを形成する。プラグカバー5は、放電ギャップGが配される副燃焼室50を覆うようハウジング2の先端部に設けられている。
内燃機関10は、主燃焼室11と、主燃焼室11に設けられた吸気弁72及び排気弁73と、スパークプラグ1とを有する。スパークプラグ1は、プラグカバー5の外表面53が主燃焼室11に面するように配置されている。スパークプラグ1は、図11に示すごとく、プラグ軸方向Zから見たとき、少なくとも一つのギャップ側噴孔510の外側開口部513が吸気弁72側を向くように、配置されている。
上記内燃機関用のスパークプラグ1は、複数の噴孔51のうちの一部として、ギャップ側噴孔510を有する。それゆえ、ギャップ側噴孔510を介して副燃焼室50に導入された気流が、放電ギャップGの近くを通過しやすい。それゆえ、副燃焼室50の気流によって、放電ギャップGに生じた放電が伸長しやすい。その結果、着火性を向上させることができる。
本形態は、図16、図17に示すごとく、実施形態1に対し、ギャップ側噴孔510以外の噴孔51の開口方向を変更した形態である。
すなわち、図16に示すごとく、Z方向から見たとき、ギャップ側噴孔510以外の噴孔51は、噴孔51の中心軸の延長線51Lがプラグ径方向に沿うように、形成されている。つまり、ギャップ側噴孔510以外の噴孔51は、噴孔51の中心軸の延長線51Lが実質的にプラグ中心軸Cを通過するように、形成されている。
その結果、三次元的に見て、ギャップ側噴孔510の中心軸の延長線51Lは、他の噴孔51の中心軸の延長線51Lよりも、放電ギャップGの近くを通過している。
その他は、実施形態1と同様である。なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本形態においても、スワール流が形成されることによる作用効果を除き、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態は、図18、図19に示すごとく、実施形態1に対し、凹部52の形成範囲を変更した形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態は、図20に示すごとく、実施形態1に対し、接地電極6の形状を変更した形態である。
その他の構成及び作用効果は、実施形態1と同様である。
本形態は、図21に示すごとく、実施形態1に対し、中心電極4の先端部の形状を変更した形態である。
すなわち、中心電極4の先端面413は、接地電極6の基端面63に沿って傾斜している。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態は、図22に示すごとく、実施形態6に対し、中心電極4の先端部の形状を変更した形態である。
その他は、実施形態5と同様である。
その他、実施形態5と同様の作用効果を有する。
Claims (22)
- 筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に先端突出部(41)を突出させた中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と外部とを連通させる複数の噴孔(51)が形成されており、
上記噴孔の中心軸の延長線(51L)は、上記放電ギャップを通過せず、
上記複数の噴孔のうちの一部の上記噴孔は、当該噴孔の中心軸の延長線が、他の上記噴孔の中心軸の延長線よりも上記放電ギャップの近くを通過するギャップ側噴孔(510)であり、
プラグ軸方向(Z)から見たとき、上記噴孔は、該噴孔の中心軸の延長線が、該噴孔とプラグ中心軸(C)とを通る仮想直線(VL)に対して傾斜しており、
プラグ軸方向から見たとき、上記ギャップ側噴孔における上記仮想直線に対する該ギャップ側噴孔の中心軸の延長線の傾斜角度(α1)は、上記ギャップ側噴孔以外の上記噴孔における上記仮想直線に対する該噴孔の中心軸の延長線の傾斜角度(α2)よりも小さい、内燃機関用のスパークプラグ(1)。 - 上記ギャップ側噴孔の内側開口部(512)の周囲の少なくとも一部には、上記プラグカバーの内側から外側に向かって凹んだ凹部(52)が、上記内側開口部に隣接して形成されており、上記ギャップ側噴孔の開口方向から見たとき、上記凹部は、上記内側開口部に対して少なくとも上記放電ギャップ側に隣接している、請求項1に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に先端突出部(41)を突出させた中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と外部とを連通させる複数の噴孔(51)が形成されており、
上記噴孔の中心軸の延長線(51L)は、上記放電ギャップを通過せず、
上記複数の噴孔のうちの一部の上記噴孔は、当該噴孔の中心軸の延長線が、他の上記噴孔の中心軸の延長線よりも上記放電ギャップの近くを通過するギャップ側噴孔(510)であり、
上記ギャップ側噴孔の内側開口部(512)の周囲の少なくとも一部には、上記プラグカバーの内側から外側に向かって凹んだ凹部(52)が、上記内側開口部に隣接して形成されており、上記ギャップ側噴孔の開口方向から見たとき、上記凹部は、上記内側開口部に対して少なくとも上記放電ギャップ側に隣接している、内燃機関用のスパークプラグ(1)。 - 上記ギャップ側噴孔は、他の上記噴孔よりも開口面積が大きい、請求項1~3のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に先端突出部(41)を突出させた中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と外部とを連通させる複数の噴孔(51)が形成されており、
上記噴孔の中心軸の延長線(51L)は、上記放電ギャップを通過せず、
上記複数の噴孔のうちの一部の上記噴孔は、当該噴孔の中心軸の延長線が、他の上記噴孔の中心軸の延長線よりも上記放電ギャップの近くを通過するギャップ側噴孔(510)であり、
上記ギャップ側噴孔は、他の上記噴孔よりも開口面積が大きい、内燃機関用のスパークプラグ(1)。 - 上記放電ギャップは、上記先端突出部と上記接地電極とが、プラグ軸方向(Z)に互いに対向することにより形成されている、請求項1~5のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 上記先端突出部は、大径部(412)と、該大径部の先端側に形成されると共に該大径部よりも外径が小さい小径部(411)と、を有し、上記放電ギャップは、上記小径部と上記接地電極との間に形成されており、プラグ軸方向から見たとき、上記ギャップ側噴孔は、該ギャップ側噴孔の中心軸の延長線が、上記大径部を通過しないように形成されている、請求項6に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に先端突出部(41)を突出させた中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と外部とを連通させる複数の噴孔(51)が形成されており、
上記噴孔の中心軸の延長線(51L)は、上記放電ギャップを通過せず、
上記複数の噴孔のうちの一部の上記噴孔は、当該噴孔の中心軸の延長線が、他の上記噴孔の中心軸の延長線よりも上記放電ギャップの近くを通過するギャップ側噴孔(510)であり、
上記放電ギャップは、上記先端突出部と上記接地電極とが、プラグ軸方向(Z)に互いに対向することにより形成されており、
上記先端突出部は、大径部(412)と、該大径部の先端側に形成されると共に該大径部よりも外径が小さい小径部(411)と、を有し、上記放電ギャップは、上記小径部と上記接地電極との間に形成されており、プラグ軸方向から見たとき、上記ギャップ側噴孔は、該ギャップ側噴孔の中心軸の延長線が、上記大径部を通過しないように形成されている、内燃機関用のスパークプラグ(1)。 - 上記接地電極は、上記ハウジング又は上記プラグカバーに固定された固定端部(61)から上記副燃焼室内に突出していると共に、プラグ軸方向から見たとき、プラグ径方向に沿って設けられており、
プラグ軸方向から見たとき、上記接地電極の突出方向と、上記ギャップ側噴孔とプラグ中心軸(C)とを通る仮想直線(VL)と、のなす角度(α3)は、45°~135°である、請求項6~8のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。 - 筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に先端突出部(41)を突出させた中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、
上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と外部とを連通させる複数の噴孔(51)が形成されており、
上記噴孔の中心軸の延長線(51L)は、上記放電ギャップを通過せず、
プラグ軸方向(Z)から見たとき、上記噴孔は、該噴孔の中心軸の延長線が、該噴孔とプラグ中心軸(C)とを通る仮想直線(VL)に対して傾斜しており、
少なくとも一つの上記噴孔は、当該噴孔の内側開口部(512)の周囲の少なくとも一部に、上記プラグカバーの内側から外側に向かって凹んだ凹部(52)が、上記内側開口部に隣接して形成された、凹部形成噴孔(511)であり、
上記凹部形成噴孔の開口方向から見たとき、上記凹部は、上記内側開口部に対して少なくとも上記放電ギャップ側に隣接している、内燃機関用のスパークプラグ(1)。 - 上記放電ギャップは、上記先端突出部と上記接地電極とが、プラグ軸方向に互いに対向することにより形成されている、請求項10に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 上記先端突出部は、大径部(412)と、該大径部の先端側に形成されると共に該大径部よりも外径が小さい小径部(411)と、を有し、上記放電ギャップは、上記小径部と上記接地電極との間に形成されており、プラグ軸方向から見たとき、上記凹部形成噴孔は、該凹部形成噴孔の中心軸の延長線が、上記大径部を通過しないように形成されている、請求項11に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 上記接地電極は、上記ハウジング又は上記プラグカバーに固定された固定端部(61)から上記副燃焼室内に突出していると共に、プラグ軸方向から見たとき、プラグ径方向に沿って設けられており、
プラグ軸方向から見たとき、上記接地電極の突出方向と、上記凹部形成噴孔とプラグ中心軸とを通る上記仮想直線と、のなす角度(α4)は、45°~135°である、請求項11又は12に記載の内燃機関用のスパークプラグ。 - 上記凹部形成噴孔は、他の上記噴孔よりも開口面積が大きい、請求項10~13のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 筒状の絶縁碍子(3)と、該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に先端突出部(41)を突出させた中心電極(4)と、上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)と、上記放電ギャップが配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有する内燃機関用のスパークプラグ(1)、を備えた内燃機関(10)であって、
主燃焼室(11)と、
該主燃焼室に設けられた吸気弁(72)及び排気弁(73)と、
上記プラグカバーの外表面(53)が上記主燃焼室に面するように配置された上記スパークプラグと、を有し、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と上記主燃焼室とを連通させる複数の噴孔(51)が形成されており、
上記噴孔の中心軸の延長線(51L)は、上記放電ギャップを通過せず、
上記複数の噴孔のうちの一部の上記噴孔は、当該噴孔の中心軸の延長線が、他の上記噴孔の中心軸の延長線よりも上記放電ギャップの近くを通過するギャップ側噴孔(510)であり、
上記スパークプラグは、プラグ軸方向(Z)から見たとき、少なくとも一つの上記ギャップ側噴孔の外側開口部(513)が上記吸気弁側を向くように、配置されている、内燃機関。 - プラグ軸方向から見たとき、上記噴孔は、該噴孔の中心軸の延長線が、該噴孔とプラグ中心軸(C)とを通る仮想直線(VL)に対して傾斜しており、
プラグ軸方向から見たとき、上記ギャップ側噴孔における上記仮想直線に対する該ギャップ側噴孔の中心軸の延長線の傾斜角度(α1)は、上記ギャップ側噴孔以外の上記噴孔における上記仮想直線に対する該噴孔の中心軸の延長線の傾斜角度(α2)よりも小さい、請求項15に記載の内燃機関。 - 上記ギャップ側噴孔の内側開口部(512)の周囲の少なくとも一部には、上記プラグカバーの内側から外側に向かって凹んだ凹部(52)が、上記内側開口部に隣接して形成されており、上記ギャップ側噴孔の開口方向から見たとき、上記凹部は、上記内側開口部に対して少なくとも上記放電ギャップ側に隣接している、請求項15又は16に記載の内燃機関。
- 上記放電ギャップは、上記先端突出部と上記接地電極とが、プラグ軸方向に互いに対向することにより形成されている、請求項15~17のいずれか一項に記載の内燃機関。
- 上記先端突出部は、大径部(412)と、該大径部の先端側に形成されると共に該大径部よりも外径が小さい小径部(411)と、を有し、上記放電ギャップは、上記小径部と上記接地電極との間に形成されており、プラグ軸方向から見たとき、上記ギャップ側噴孔は、該ギャップ側噴孔の中心軸の延長線が、上記大径部を通過しないように形成されている、請求項18に記載の内燃機関。
- 上記接地電極は、上記ハウジング又は上記プラグカバーに固定された固定端部(61)から上記副燃焼室内に突出していると共に、プラグ軸方向から見たとき、プラグ径方向に沿って設けられており、
プラグ軸方向から見たとき、上記接地電極の突出方向と、上記ギャップ側噴孔とプラグ中心軸(C)とを通る仮想直線(VL)と、のなす角度(α3)は、45°~135°である、請求項18又は19に記載の内燃機関。 - 上記ギャップ側噴孔は、他の上記噴孔よりも開口面積が大きい、請求項15~20のいずれか一項に記載の内燃機関。
- 請求項10~14のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグを備えた内燃機関(10)であって、
主燃焼室(11)と、
該主燃焼室に設けられた吸気弁(72)及び排気弁(73)と、
上記プラグカバーの外表面(53)が上記主燃焼室に面するように配置された上記スパークプラグと、を有し、
上記スパークプラグは、プラグ軸方向から見たとき、少なくとも一つの上記凹部形成噴孔の外側開口部(513)が上記吸気弁側を向くように、配置されている、内燃機関。
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