JP7643204B2 - レジストパターン形成方法 - Google Patents
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Description
なお、本発明において、共重合体が「主鎖切断型である」とは、共重合体に対して電子線や極端紫外線(EUV)などの電離放射線等を照射した場合に、共重合体の主鎖が切断される性質を有することを意味する。
また、本発明において、「表面自由エネルギー」及び「溶解パラメータ」(以下、「SP値」ともいう。)は、本明細書の実施例に記載の方法を用いて算出することができる。
下記式(II):
なお、本発明において、「置換基を有していてもよい」とは、「無置換の、又は、置換基を有する」を意味する。
下記式(IV):
本発明のレジストパターン形成方法は、電子線及びEUVなどの電離放射線等を用いてレジストパターンを形成する方法である。本発明のレジストパターン形成方法は、特に限定されることなく、例えば、半導体、フォトマスク、モールドなどの製造プロセスにおいてレジストパターンを形成する際に用いることができる。
本発明のレジストパターン形成方法は、以下に詳述する所定のポジ型レジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程(レジスト膜形成工程)と、レジスト膜を露光する工程(露光工程)と、露光されたレジスト膜を以下に詳述する所定の現像液を用いて現像する工程(現像工程)とを含む。
以下、本発明のレジストパターン形成方法における各工程について、順番に説明する。
レジスト膜形成工程の前に任意に実施し得る下層膜形成工程では、基板上に下層膜を形成する。基板上に下層膜を設けることで、基板の表面が疎水化される。これにより、基板とレジスト膜との親和性を高くして、基板とレジスト膜との密着性を高めることができる。下層膜は、無機系の下層膜であってもよく、有機系の下層膜であってもよい。
ここで、基板としては、特に限定されることなく、プリント基板の製造等に用いられる、絶縁層と、絶縁層上に設けられた銅箔とを有する基板;及び、基板上に遮光層が形成されてなるマスクブランクスなどを用いることができる。
レジスト膜形成工程では、レジストパターンを利用して加工される基板上(下層膜を形成した場合には下層膜の上)に、本発明のレジストパターン形成方法で用いる所定のポジ型レジスト組成物を塗布し、塗布したポジ型レジスト組成物を乾燥させてレジスト膜を形成する。なお、レジスト膜形成工程において用いる基板としては、特に限定されず、例えば、<下層膜形成工程>にて説明した基板を用いることができる。
そして、レジスト膜形成工程で用いるポジ型レジスト組成物は、共重合体Aと、共重合体Bと、溶剤とを含み、任意に、ポジ型レジスト組成物に配合され得る既知の添加剤を更に含有する。
なお、ポジ型レジスト組成物は、重量平均分子量(Mw)が1000未満の成分を実質的に含まないことが好ましく、具体的には、ポジ型レジスト組成物中の重量平均分子量(Mw)が1000未満の成分の含有割合は0.05質量%未満であることが好ましく、0.01質量%未満であることがより好ましく、0.001質量%未満であることが更に好ましい。
ポジ型レジスト組成物に含まれる共重合体Aは、フッ素置換基を含む主鎖切断型の共重合体である。なお、フッ素置換基は、フッ素原子を有する置換基であれば特に限定されるものではない。
ここで、共重合体Aの表面自由エネルギーは、28mJ/m2以上であることが好ましく、29mJ/m2以上であることがより好ましく、30mJ/m2以上であることが更に好ましく、35mJ/m2以下であることが好ましく、34mJ/m2以下であることがより好ましく、33mJ/m2以下であることが更に好ましい。
下記式(II):
=重量平均分子量(Mw)=
共重合体Aの重量平均分子量(Mw)は、100000以上であることが好ましく、125000以上であることがより好ましく、150000以上であることが更に好ましく、600000以下であることが好ましく、500000以下であることがより好ましい。共重合体Aの重量平均分子量(Mw)が上記下限値以上であれば、レジストパターントップの減りを更に少なくして、コントラストが更に向上したレジストパターンを形成することができる。また、共重合体Aの重量平均分子量(Mw)が上記上限値以下であれば、ポジ型レジスト組成物の調整を容易にすることができる。
共重合体Aの数平均分子量(Mn)は、100000以上であることが好ましく、110000以上であることがより好ましく、300000以下であることが好ましく、200000以下であることがより好ましい。共重合体Aの数平均分子量が上記下限値以上であれば、レジストパターントップの減りをより一層少なくして、コントラストがより一層向上したレジストパターンを形成することができる。また、共重合体Aの数平均分子量が上記上限値以下であれば、ポジ型レジスト組成物の調製が更に容易である。
そして、共重合体Aの分子量分布(Mw/Mn)は、1.20以上であることが好ましく、1.25以上であることがより好ましく、1.30以上であることが更に好ましく、2.00以下であることが好ましく、1.80以下であることがより好ましく、1.60以下であることが更に好ましい。
なお、本発明において、「数平均分子量」は、ゲル浸透クロマトグラフィーを使用し、標準ポリスチレン換算値として測定することができ、「分子量分布」は、数平均分子量に対する重量平均分子量の比(重量平均分子量/数平均分子量)を算出して求めることができる。
そして、上述した単量体単位(I)及び単量体単位(II)を有する共重合体Aは、例えば、単量体(a)と単量体(b)とを含む単量体組成物を重合させた後、得られた共重合体を回収し、任意に精製することにより調製することができる。
なお、共重合体Aの組成、分子量分布、数平均分子量及び重量平均分子量は、重合条件及び精製条件を変更することにより調整することができる。具体的には、例えば、数平均分子量及び重量平均分子量は、重合温度を低くすれば、大きくすることができる。また、数平均分子量及び重量平均分子量は、重合時間を短くすれば、大きくすることができる。さらに、精製を行えば、分子量分布を小さくすることができる。
ここで、共重合体Aの調製に用いる単量体組成物としては、単量体(a)及び単量体(b)を含む単量体成分と、任意で使用可能な溶媒と、任意で使用可能な重合開始剤と、任意に添加される添加剤との混合物を用いることができる。そして、単量体組成物の重合は、既知の方法を用いて行うことができる。中でも、溶媒としては、シクロペンタノン、水などを用いることが好ましい。
なお、得られた重合物を精製する場合に用いる精製方法としては、特に限定されることなく、再沈殿法やカラムクロマトグラフィー法などの既知の精製方法が挙げられる。中でも、精製方法としては、再沈殿法を用いることが好ましい。
また、重合物の精製は、複数回繰り返して実施してもよい。
ポジ型レジスト組成物に含まれる共重合体Bは、フッ素置換基を含む主鎖切断型の共重合体である。そして、共重合体Bは、上述した共重合体Aとの表面自由エネルギーの差が4mJ/m2以上であることを必要とする。なお、フッ素置換基としては、フッ素原子を有する置換基であれば特に限定されるものではない。
ここで、共重合体Bの表面自由エネルギーは、18mJ/m2以上であることが好ましく、19mJ/m2以上であることがより好ましく、20mJ/m2以上であることが更に好ましく、27mJ/m2以下であることが好ましく、26mJ/m2以下であることがより好ましく、25mJ/m2以下であることが更に好ましい。
また、フルオロアルコキシアルキル基としては、例えば、フルオロエトキシメチル基及びフルオロエトキシエチル基などが挙げられる。
さらに、フルオロアルコキシアルケニル基としては、例えば、フルオロエトキシビニル基などが挙げられる。
=重量平均分子量(Mw)=
共重合体Bの重量平均分子量(Mw)は、10000以上であることが好ましく、17000以上であることがより好ましく、25000以上であることが更に好ましく、250000以下であることが好ましく、180000以下であることがより好ましく、50000以下であることが更に好ましい。共重合体Bの重量平均分子量(Mw)が上記下限値以上であれば、低い照射量でレジスト膜の現像液に対する溶解性が過剰に高まることを抑制することができる。また、共重合体Bの重量平均分子量(Mw)が上記上限値以下であれば、ポジ型レジスト組成物の調整が容易である。
共重合体Bの数平均分子量(Mn)は、7000以上であることが好ましく、10000以上であることがより好ましく、150000以下であることが好ましい。共重合体Bの数平均分子量が上記下限値以上であれば、低い照射量でレジスト膜の現像液に対する溶解性が過剰に高まることを更に抑制することができ、コントラストが更に向上したレジストパターンを形成することができる。また、共重合体Bの数平均分子量が上記上限値以下であれば、ポジ型レジスト組成物の調製が更に容易である。
そして、共重合体Bの分子量分布(Mw/Mn)は、1.10以上であることが好ましく、1.20以上であることがより好ましく、1.70以下であることが好ましく、1.65以下であることがより好ましい。共重合体Bの分子量分布(Mw/Mn)が上記下限値以上であれば、共重合体Bの製造容易性を高めることができる。また、共重合体Bの分子量分布(Mw/Mn)が上記上限値以下であれば、得られるレジストパターンのコントラストを更に高めることができる。
そして、上述した単量体単位(III)及び単量体単位(IV)を有する共重合体Bは、特に限定されず、例えば、単量体(c)単量体(d)とを含む単量体組成物を重合させた後、得られた共重合体を回収し、任意に精製することにより調製することができる。ここで、重合方法及び精製方法は、特に限定されず、上述した共重合体Aの重合方法及び精製方法と同様とすることができる。また、共重合体Bの調製に際しては、重合開始剤を用いることが好ましく、例えば、アゾビスイソブチロニトリルなどの重合開始剤を好適に用いることができる。
ポジ型レジスト組成物中に含まれる溶剤としては、上述した共重合体A及び共重合体Bを溶解可能な溶剤であれば特に限定されることはなく、例えば特許第5938536号公報に記載の溶剤などの既知の溶剤を用いることができる。中でも、適度な粘度のポジ型レジスト組成物を得てポジ型レジスト組成物の塗工性を向上させる観点からは、溶剤としては、アニソール、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)、シクロペンタノン、シクロヘキサノン又は酢酸イソアミルを用いることが好ましい。
ポジ型レジスト組成物は、上述した共重合体A、共重合体B、溶剤、及び任意に用い得る既知の添加剤を混合することにより調製することができる。その際、混合方法は特に限定されず、公知の方法により混合すればよい。また、各成分を混合後、混合物をろ過して調製してもよい。
ここで、混合物のろ過方法としては、特に限定されず、例えばフィルターを用いてろ過することができる。フィルターとしては特に限定されず、例えば、フルオロカーボン系、セルロース系、ナイロン系、ポリエステル系、炭化水素系等のろ過膜が挙げられる。中でも、共重合体A及び共重合体Bの調製時に使用することのある金属配管等から金属等の不純物がポジ型レジスト組成物中に混入するのを効果的に防ぐ観点からは、フィルターを構成する材料として、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(登録商標)等のポリフルオロカーボン、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、ナイロン、及びポリエチレンとナイロンとの複合膜等が好ましい。フィルターとして、例えば、米国特許第6103122号に開示されているものを使用してもよい。また、フィルターは、CUNO Incorporated製のZeta Plus(登録商標)40Q等として市販されている。さらに、フィルターは、強カチオン性もしくは弱カチオン性のイオン交換樹脂を含むものであってもよい。ここで、イオン交換樹脂の平均粒度は、特に限定されないが、好ましくは2μm以上10μm以下である。カチオン交換樹脂としては、例えば、スルホン化されたフェノール-ホルムアルデヒド縮合物、スルホン化されたフェノール-ベンズアルデヒド縮合物、スルホン化されたスチレン-ジビニルベンゼンコポリマー、スルホン化されたメタクリル酸-ジビニルベンゼンコポリマー、及び他のタイプのスルホン酸もしくはカルボン酸基含有ポリマー等が挙げられる。カチオン交換樹脂には、H+対イオン、NH4 +対イオン又はアルカリ金属対イオン、例えばK+及びNa+対イオンが供される。そして、カチオン交換樹脂は、水素対イオンを有することが好ましい。このようなカチオン交換樹脂としては、H+対イオンを有するスルホン化されたスチレン-ジビニルベンゼンコポリマーであって、Purolite社のMicrolite(登録商標)PrCHが挙げられる。このようなカチオン交換樹脂は、Rohm and Haas社のAMBERLYST(登録商標)として市販されている。
そして、ポジ型レジスト組成物中の共重合体Aと共重合体Bとの割合は、特に限定されないが、共重合体Bの割合は、共重合体A及び共重合体Bの合計100質量%当たり、1質量%以上であることが好ましく、5質量%以上であることがより好ましく、10質量%以上であることが更により好ましく、30質量%以下であることが好ましく、25質量%以下であることがより好ましく、20質量%以下であることが更により好ましい。共重合体Bの割合が上記下限値以上であれば、低い照射量でレジスト膜の現像液に対する溶解性が過剰に高まることを抑制することができ、コントラストが更に向上したレジストパターンを形成することができる。また、共重合体Bの割合が上記上限値以下であれば、ポジ型レジストの感度の悪化を抑制できる。
露光工程では、レジスト膜形成工程で形成したレジスト膜に対し、電子線、EUVなどの電離放射線等を照射して、所望のパターンを描画する。なお、電子線の照射には、電子線描画装置やEUV露光装置などの既知の描画装置を用いることができる。
任意に実施し得るポスト露光ベーク工程では、露光工程で露光されたレジスト膜を加熱する。ポスト露光ベーク工程を実施すれば、レジストパターンの表面粗さを低減することができる。
現像工程では、露光されたレジスト膜(ポスト露光ベーク工程を実施した場合には露光及び加熱されたレジスト膜)を、溶解パラメータ(SP値)が8(cal/cm3)1/2以下である溶剤を少なくとも含む現像液を用いて現像する。
ここで、現像液のSP値は、7.9(cal/cm3)1/2以下であることが好ましく、7.8(cal/cm3)1/2以下であることがより好ましく、6.0(cal/cm3)1/2以上であることが好ましく、6.2(cal/cm3)1/2以上であることがより好ましく、6.4(cal/cm3)1/2以上であることが更に好ましい。現像液のSP値が上記範囲内であれば、レジストパターンのコントラストを更に高めることができる。
任意に実施し得るリンス工程では、現像工程の後に現像液を除去する。現像液の除去は、例えば、リンス液を用いて行うことができる。
リンス液の具体例としては、例えば、「現像工程」の項で例示した炭化水素系溶剤、アルコール溶剤、水などが挙げられる。ここで、リンス液には、界面活性剤が含まれていてもよい。そして、リンス液の選定に際しては、現像工程で使用した現像液よりも露光工程を実施する前のレジスト膜を溶解させ難く、かつ、現像液と混ざり易いリンス液を選択することが好ましい。
任意に実施し得るエッチング工程では、上述したレジストパターンをマスクとして下層膜及び/又は基板をエッチングし、下層膜及び/又は基板にパターンを形成する。
その際、エッチング回数は特にされず、1回でも複数回であってもよい。また、エッチングは、ドライエッチングでもウェットエッチングでもよいが、ドライエッチングが好ましい。ドライエッチングは、公知のドライエッチング装置を用いて行うことができる。ドライエッチングに使用するエッチングガスは、エッチングされる下層膜や基板の元素組成等により適宜選択することができる。エッチングガスとして、例えばCHF3、CF4、C2F6、C3F8、SF6等のフッ素系ガス;Cl2、BCl3等の塩素系ガス;O2、O3、H2O等の酸素系ガス;H2、NH3、CO、CO2、CH4、C2H2、C2H4、C2H6、C3H4、C3H6、C3H8、HF、HI、HBr、HCl、NO、NH3、BCl3等の還元性ガス;He、N2、Ar等の不活性ガスなどが挙げられる。これらのガスは1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。なお、無機系の下層膜のドライエッチングには、通常、酸素系ガスが用いられる。また、基板のドライエッチングには、通常、フッ素系ガスが用いられ、フッ素系ガスと不活性ガスとを混合したものが好適に用いられる。
本発明のレジストパターン形成方法により得られるレジスト膜は、エッチング耐性に優れており、特に、ドライエッチング耐性に優れている。なお、ポジ型レジスト組成物中に含まれる共重合体A及び共重合体Bの単位体積当たりの炭素量の割合が多いほど、レジスト膜はドライエッチング耐性に優れる傾向にある。
本発明のレジストパターンの形成方法により得られる積層体は、基板と、この基板上に形成されたレジスト膜とを備え、レジスト膜は、基板上に設けられた下層と、この下層上に設けられた上層と備える。そして、下層は、上述した共重合体Aから構成されており、上層は、上述した共重合体Bから構成されている。本発明の積層体が備えるレジスト膜は、本発明のレジストパターン形成方法により形成することができる。
なお、実施例及び比較例において、共重合体の数平均分子量、重量平均分子量及び分子量分布、表面自由エネルギー、現像液の溶解パラメータは、下記の方法で測定した。
得られた共重合体A及び共重合体Bについてゲル浸透クロマトグラフィーを用いて数平均分子量(Mn)及び重量平均分子量(Mw)を測定し、分子量分布(Mw/Mn)を算出した。
具体的には、ゲル浸透クロマトグラフ(東ソー製、HLC-8220)を使用し、展開溶媒としてテトラヒドロフランを用いて、共重合体A及び共重合体Bの数平均分子量(Mn)及び重量平均分子量(Mw)を標準ポリスチレン換算値として求めた。そして、分子量分布(Mw/Mn)を算出した。なお、得られた共重合体A及び共重合体Bのそれぞれにおいて、重量平均分子量(Mw)が1000未満の成分を実質的に含まないことを確認した。
<<共重合体Aの表面自由エネルギー>>
調製例1で調製した共重合体Aとしての共重合体A1を酢酸イソアミルに溶解させて、濃度3質量%の表面自由エネルギー測定用の組成物(A)を調製した。得られた組成物(A)を用いて、以下の方法でフィルム(膜)を作製した。
<<フィルム(膜)の作製方法>>
スピンコーター(ミカサ製、MS-A150)を使用し、上記のようにして調製した組成物(A)を直径4インチのシリコンウェハ上に厚さ50nmになるように塗布した。そして、塗布した組成物(A)を温度170℃のホットプレートで1分間加熱して、シリコンウェハ上にレジスト膜を形成した。
次に、得られたフィルム(膜)について、接触角計(協和界面科学製、Drop Master700)を使用して、表面張力、極性項(p)及び分散力項(d)が既知の2種類の溶媒(水とジヨードメタン)の接触角を以下の条件で測定し、Owens-Wendt(拡張Fowkes式)の方法による表面自由エネルギーの評価を行い、フィルム(膜)の表面自由エネルギーを算出した。得られたフィルム(膜)の表面自由エネルギーを、共重合体Aの表面自由エネルギーとした。
<<接触角測定の測定条件>>
針:金属針22G(水)、テフロン(登録商標)コーティング22G(ジヨードメタン)
待機時間:1000ms
液量:1.8μL
着液認識:水50dat、ジヨードメタン100dat
温度:23℃
<<共重合体Bの表面自由エネルギー>>
共重合体Aに替えて調製例2~7で調製した共重合体Bを使用した以外は、上記した共重合体Aの表面自由エネルギーの算出と同様にして、共重合体Bの表面自由エネルギーを求めた。
実施例、比較例で使用した現像液の溶解パラメータ(SP値)は、Hansen法より算出した文献値を用いた。
<<調製例1:共重合体A1の調製>>
[半硬化牛脂脂肪酸カリ石鹸の固形分18%の水溶液の調製]
イオン交換水100gを用意し、攪拌しながら70℃まで昇温して、水酸化カリウム(49%水溶液)を8.40g添加した。次に、牛脂45°硬化脂肪酸HFA(日油社製)19.6gを1.28g/分の添加速度で添加して、その後、ケイ酸カリウムを0.126g添加した。そして80℃で2時間以上撹拌して、半硬化牛脂脂肪酸カリ石鹸の固形分18%の水溶液を得た。
[重合物の合成]
撹拌子を入れたガラス製のアンプルに、単量体(a)としてのα-クロロアクリル酸-1-フェニル-1-トリフルオロメチル-2,2,2-トリフルオロエチル(ACAFPh)3gと、単量体(b)としてのα-メチルスチレン1.066gとを加えた。さらに、同じアンプルに、上記で調製した半硬化牛脂脂肪酸カリ石鹸の固形分18%の水溶液0.5463gに対して、イオン交換水6.771gを添加して、単量体組成物としてからアンプルを密封し、窒素ガスで加圧及び脱圧を10回繰り返して系内の酸素を除去した。
そして、系内を75℃に加温し、1時間重合反応を行った。次に、系内にテトラヒドロフラン(THF)10gを加え、得られた溶液をMeOH100g中に滴下して重合物を析出させた。その後、析出した重合物をろ過で回収した。なお、得られた重合物は、α-クロロアクリル酸-1-フェニル-1-トリフルオロメチル-2,2,2-トリフルオロエチル単位54mol%とα-メチルスチレン単位46mоl%とを含む共重合体であった。
その後、得られた共重合体(精製前の共重合体A1)について、数平均分子量、重量平均分子量及び分子量分布を測定した。結果を表1に示す。
[重合物の精製]
ろ過により回収した重合物を10gのTHFに溶解させ、得られた溶液をTHFとMeOHとの混合溶媒100g(THF:MeOH(質量比)33:67)に滴下し、白色の凝固物(α-クロロアクリル酸-1-フェニル-1-トリフルオロメチル-2,2,2-トリフルオロエチル単位及びα-メチルスチレン単位を含有する共重合体)を析出させた。その後、析出した共重合体を含む溶液をキリヤマ漏斗によりろ過し、白色の共重合体(α-クロロアクリル酸-1-フェニル-1-トリフルオロメチル-2,2,2-トリフルオロエチル単位54mоl%とα-メチルスチレン単位46mоl%とを含む共重合体)を得た。
その後、得られた共重合体(精製後の共重合体A1)について、数平均分子量、重量平均分子量及び分子量分布、並びに表面自由エネルギーを測定した。結果を表1に示す。
[重合物の合成]
単量体(c)としてのとしてのα-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル(ACAPFP)3g及び単量体(d)としてのα-メチルスチレン3.476gと、重合開始剤としてのアゾビスイソブチロニトリル0.0551gと、溶媒としてのシクロペンタノン1.6205gとを含む単量体組成物をガラス容器に入れ、ガラス容器を密閉及び窒素置換して、窒素雰囲気下、78℃の恒温槽内で6時間撹拌した。
その後、室温に戻し、ガラス容器内を大気解放した後、得られた溶液にTHF10gを加えた。そして、THFを加えた溶液を、溶媒としてのMeOH100g中に滴下し、重合物を析出させた。その後、析出した重合物を含む溶液をキリヤマ漏斗によりろ過し、白色の凝固物(重合物)を得た。なお、得られた重合物は、α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル単位50mоl%とα-メチルスチレン単位50mоl%とを含む共重合体であった。
その後、得られた共重合体(精製前の共重合体B1)について、調製例1と同様にして各種測定を行った。結果を表1に示す。
[重合物の精製]
次いで、得られた重合物を100gのTHFに溶解させ、得られた溶液をTHFとMeOHとの混合溶媒100g(THF:MeOH(質量比)6:94)に滴下し、白色の凝固物(α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル単位及びα-メチルスチレン単位を含有する共重合体)を析出させた。その後、析出した凝固物を含む溶液をキリヤマ漏斗によりろ過し、白色の重合体(α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル単位50mоl%とα-メチルスチレン単位50mоl%とを含む共重合体)を得た。
その後、得られた共重合体(精製後の共重合体B1)について、調製例1と同様にして各種測定を行った。結果を表1に示す。
[重合物の合成]
重合開始剤としてのアゾビスイソブチロニトリルの量を0.02755gに変更したことと、得られた重合物の精製を行わなかったこと以外は、調製例2と同様の操作を行い、白色の凝固物(重合物)として、α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル単位50mоl%とα-メチルスチレン単位50mоl%とを含む共重合体を得た。
得られた共重合体を共重合体B2とし、共重合体B2について、調製例1と同様にして各種測定を行った。結果を表1に示す。
[重合物の合成]
重合開始剤としてのアゾビスイソブチロニトリルの量を0.00551gに変更した以外は、調製例2と同様の操作を行い、白色の凝固物(重合物)を得た。なお、得られた重合物は、α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル単位50mоl%とα-メチルスチレン単位50mоl%とを含む共重合体であった。
その後、得られた共重合体(精製前の共重合体B3)について、調製例1と同様にして各種測定を行った。結果を表1に示す。
[重合物の精製]
次いで、得られた重合物を100gのTHFに溶解させ、得られた溶液とTHFとMeOHとの混合溶媒100g(THF:MeOH(質量比)15:85)に滴下し、白色の凝固物(α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル単位及びα-メチルスチレン単位を含有する共重合体)を析出させた。その後、析出した凝固物を含む溶液をキリヤマ漏斗によりろ過し、白色の重合体(α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル単位50mоl%とα-メチルスチレン単位50mоl%とを含む共重合体)を得た。
その後、得られた共重合体(精製後の共重合体B3)について、調製例1と同様にして各種測定を行った。結果を表1に示す。
[重合物の合成]
重合開始剤としてのアゾビスイソブチロニトリルの量を0.02755gに変更した以外は、調製例2と同様の操作を行い、白色の凝固物(重合物)を得た。なお、得られた重合物は、α-クロロアクリル酸2,2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル単位50mоl%とα-メチルスチレン単位50mоl%とを含む共重合体であった。
その後、得られた共重合体(精製前の共重合体B4)について、調製例1と同様にして各種測定を行った。結果を表1に示す。
[重合物の精製]
次いで、得られた重合物を100gのTHFに溶解させ、得られた溶液をTHFとMeOHとの混合溶媒100g(THF:MeOH(質量比)9:91)に滴下し、白色の凝固物(α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル単位及びα-メチルスチレン単位を含有する共重合体)を析出させた。その後、析出した凝固物を含む溶液をキリヤマ漏斗によりろ過し、白色の重合体(α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル単位50mоl%とα-メチルスチレン単位50mоl%とを含む共重合体)を得た。
その後、得られた共重合体(精製後の共重合体B4)について、調製例1と同様にして各種測定を行った。結果を表1に示す。
[重合物の合成]
重合開始剤としてのアゾビスイソブチロニトリルの量を0.1102gに変更した以外は、調製例2と同様の操作を行い、白色の凝固物(重合物)を得た。なお、なお、得られた重合物は、α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル単位50mоl%とα-メチルスチレン単位50mоl%とを含む共重合体であった。
その後、得られた共重合体(精製前の共重合体B5)について、調製例1と同様にして各種測定を行った。結果を表1に示す。
[重合物の精製]
次いで、得られた重合物を100gのTHFに溶解させ、得られた溶液をTHFとMeOHとの混合溶媒100g(THF:MeOH(質量比)5:95)に滴下し、白色の凝固物(α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル単位及びα-メチルスチレン単位を含有する共重合体)を析出させた。その後、析出した凝固物を含む溶液をキリヤマ漏斗によりろ過し、白色の重合体(α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル単位50mоl%とα-メチルスチレン単位50mоl%とを含む共重合体)を得た。
その後、得られた共重合体(精製後の共重合体B5)について、調製例1と同様にして各種測定を行った。結果を表1に示す。
[重合物の合成]
重合開始剤としてのアゾビスイソブチロニトリルの量を0.551gに変更したことと、得られた重合物の精製を行わなかったこと以外は、調製例2と同様お操作を行い、白色の重合体(α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル50mоl%とα-メチルスチレン50mоl%とを含む共重合体)を得た。
得られた共重合体を共重合体B6とし、共重合体B6について、調製例1と同様にして各種測定を行った。結果を表1に示す。
「ACAFPh」は、α-クロロアクリル酸-1-フェニル-1-トリフルオロメチル-2,2,2-トリフルオロエチルを表し、
「ACAPFP」は、α-クロロアクリル酸2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピルを表し、
「KORR(18%)石鹸」は、半硬化牛脂脂肪酸カリ石鹸の固形分18%の水溶液を表し、
「THF」は、テトラヒドロフランを表し、
「MeOH」は、メタノールを表す。
<ポジ型レジスト組成物の調製>
共重合体Aとして、調製例1で調製した共重合体A1と、共重合体Bとして、調製例2で調製した共重合体B1とを使用した。そして、共重合体Aと共重合体Bとを質量比(共重合体A:共重合体B)が90:10となるようにして、溶剤としての酢酸イソアミルに溶解させた。そして、共重合体Aと共重合体Bとを含む、濃度3質量%のポジ型レジスト組成物を調製した。
<<レジスト膜形成工程>>
スピンコーター(ミカサ製、MS-A150)を使用し、上記のようにして得たポジ型レジスト組成物を直径4インチのシリコンウェハ上に厚さ50nmになるように塗布した。そして、塗布したポジ型レジスト組成物を温度170℃のホットプレートで1分間加熱して、シリコンウェハ上にレジスト膜を形成した。
<<露光工程>>
形成されたレジスト膜を露光した。具体的には、電子線描画装置(エリオニクス社製、ELS-S50)を用いて、電子線の照射量が互いに異なるパターン(寸法500μm×500μm)をレジスト膜上に複数描画した。なお、電子線の照射量は、4μC/cm2から200μC/cm2の範囲内で4μC/cm2ずつ異ならせた。
<<ポスト露光ベーク工程>>
露光されたレジスト膜を、100℃のホットプレートで1分間加熱した。
<<現像工程>>
露光されたレジスト膜を、現像液を用いて現像した。具体的には、現像液(1)としてヘプタン(SP値:7.4(cal/cm3)1/2、沸点:98℃)を用いて温度23℃で1分間の現像処理を行った(処理(1))。その後、窒素ブローにより現像液(1)を除去した。続いて、現像液(2)としてエタノール(SP値:12.7(cal/cm3)1/2、沸点:78℃)を用いて温度23℃で1分間の現像処理を行った(処理(2))。その後、窒素ブローにより現像液(2)を除去した。
上記のようにしてパターンを描画した部分のレジスト膜の厚みを光学式膜厚計(SCREENセミコンダクタソリューション社製、ラムダエース)で測定し、電子線の総照射量の常用対数と、現像後のレジスト膜の残膜率(=現像後のレジスト膜の膜厚/シリコンウェハ上に形成したレジスト膜の膜厚)との関係を示す感度曲線を作成した。
そして、得られた感度曲線(横軸:電子線の総照射量の常用対数、縦軸:レジスト膜の残膜率(0≦残膜率≦1.00))について、残膜率0.20~0.80の範囲において感度曲線を二次関数にフィッティングし、得られた二次関数(残膜率と総照射量の常用対数との関数)上の残膜率0の点と残膜率0.50の点とを結ぶ直線(感度曲線の傾きの近似線)を作成した。
また、下記の式を用いてγ値を求めた。結果を表2に示す。なお、下記の式中、E0は、残膜率0.20~0.80の範囲において感度曲線を二次関数にフィッティングし、得られた二次関数(残膜率と総照射量の常用対数との関数)に対して残膜率0を代入した際に得られる総照射量の対数である。また、E1は、得られた二次関数上の残膜率0の点と残膜率0.50の点とを結ぶ直線(感度曲線の傾きの近似線)を作成し、得られた直線(残膜率と総照射量の常用対数との関数)に対して残膜率1.00を代入した際に得られる総照射量の対数である。そして、下記式は、残膜率0と1.00との間での上記直線の傾きを表している。なお、γ値の値が9.8超であれば、感度曲線の傾きが大きく、コントラストの高いレジストパターンを良好に形成し得ることを示す。
上記により得られたレジスト膜の初期厚みT0を光学式膜厚計(SCREENセミコンダクタソリューション社製、ラムダエース)で測定した。また、γ値の算出の際に得られた直線(感度曲線の傾きの近似線)の残膜率が0となる際の、電子線の総照射量Eth(μC/cm2)を求めた。結果を表2に示す。Ethの値が小さいほど、レジスト膜の感度が高く、レジストパターンの形成効率が高いことを意味する。
<ポジ型レジスト組成物の調製>
ポジ型レジスト組成物を調製する際に、共重合体Bとして、共重合体B2を使用した。そして、共重合体Aと共重合体Bとの質量比(共重合体A:共重合体B)が80:20(実施例2)、70:30(実施例3)となるようにした以外は、実施例1と同様にしてポジ型レジスト組成物を調製した。
<レジストパターンの形成>
上記のように調製したポジ型レジスト組成物を用いた以外は、実施例1と同様にしてレジストパターンを形成し、各種測定を行った。結果を表2に示す。
<ポジ型レジスト組成物の調製>
ポジ型レジスト組成物を調製する際に、共重合体Bとして、共重合体B1(実施例6)、共重合体B3(実施例4,10)、共重合体B4(実施例5,7,11)、共重合体B5(実施例8,9)を使用した。そして、共重合体Aと共重合体Bの質量比(共重合体A:共重合体B)が80:20(実施例4,6,8,11)、70:30(実施例5,9)、90:10(実施例7,10)となるようにした以外は、実施例1と同様にしてポジ型レジスト組成物を調製した。
<レジストパターンの形成>
現像工程において、現像液(2)として、イソプロピルアルコール(SP値:11.5(cal/cm3)1/2、沸点:83℃、実施例4~6)、1-プロパノール(SP値:11.9(cal/cm3)1/2、沸点:97℃、実施例7~9)、1-ブタノール(SP値:11.4(cal/cm3)1/2、沸点:117℃、実施例10,11)を使用して処理(2)を行った。それ以外は、実施例1と同様にしてレジストパターンを形成し、各種測定を行った。結果を表2に示す。
<ポジ型レジスト組成物の調製>
共重合体Bとして、共重合体B1(実施例12,16,18)、共重合体B4(実施例13~15,17)を使用した。そして、共重合体Aと共重合体Bの質量比(共重合A:共重合体B)が90:10(実施例12,15)、80:20(実施例13,16,17)、70:30(実施例14,18)になるようにした以外は、実施例1と同様にしてポジ型レジスト組成物を調製した。
<レジストパターンの形成>
現像工程において、現像液(1)としてオクタン(SP値:7.5cal/cm3)1/2、沸点:125℃)を使用して処理(1)を行った。また、現像液(2)として上記したエタノール(実施例12)、上記したイソプロピルアルコール(実施例13,14)、上記した1-プロパノール(実施例15,16)、上記した1-ブタノール(実施例17,18)を使用して処理(2)を行った。それ以外は、実施例1と同様にしてレジストパターンを形成し、各種測定を行った。結果を表3に示す。
<ポジ型レジスト組成物の調製>
共重合体Bとして、共重合体B1(実施例21,22)、共重合体B4(実施例19,20)を使用した。そして、共重合体Aと共重合体の質量比(共重合体A:共重合体B)が90:10(実施例19)、80:20(実施例20,21)、70:30(実施例22)になるようにした以外は、実施例1と同様にしてポジ型レジスト組成物を調製した。
<レジストパターンの形成>
現像工程において、現像液(1)としてノナン(SP値:7.7cal3/cm)1/2、沸点:150℃)を使用して処理(1)を行った。また、現像液(2)として、上記したイソプロピルアルコール(実施例19,20)、上記した1-プロパノール(実施例21)、上記した1-ブタノール(実施例22)を使用して処理(2)を行った。それ以外は、実施例1と同様にしてレジストパターンを形成し、各種測定を行った。結果を表3に示す。
<ポジ型レジスト組成物の調製>
共重合体Bとして、共重合体B1(実施例26,30)、共重合体B2(実施例29)、共重合体B3(実施例24)、共重合体B4(実施例25,28)、共重合体B5(実施例27,31)、共重合体B6(実施例23)を使用した。そして、共重合体Aと共重合体Bの質量比(共重合体A:共重合体B)が80:20(実施例23,25,30,31)、90:10(実施例24、28)、70:30(実施例26,27,29)になるようにした以外は、実施例1と同様にしてポジ型レジスト組成物を調製した。
<レジストパターンの形成>
現像工程において、現像液(1)としてデカン(SP値:7.7)cal/cm3)1/2、沸点:174℃)を使用して処理(1)を行った。また、現像液(2)として、上記したエタノール(実施例23)、上記したイソプロピルアルコール(実施例24~27)、上記した1-プロパノール(実施例28,29)、上記した1-ブタノール(実施例30,31)を使用して処理(2)を行った。それ以外は、実施例1と同様にしてレジストパターンを形成し、各種測定を行った。結果を表4に示す。
<ポジ型レジスト組成物の調製>
共重合体Bとして、共重合体B3を使用した。そして、共重合体Aと共重合体Bの質量比(共重合体A:共重合体B)が80:20になるようにした以外は、実施例1と同様にしてポジ型レジスト組成物を調製した。
<レジストパターンの形成>
現像工程において、露光されたレジスト膜を、現像液としての上記したヘプタンと上記したイソプロピルアルコールとを質量比(ヘプタン:イソプロピルアルコール)50:50で含む混合溶剤を使用して現像した。それ以外は、実施例1と同様にしてレジストパターンを形成し、各種測定を行った。結果を表5に示す。
<ポジ型レジスト組成物の調製>
共重合体Bとして、共重合体B4を使用した。そして、共重合体Aと共重合体Bの質量比(共重合体A:共重合体B)が80:20になるようにした以外は、実施例1と同様にしてポジ型レジスト組成物を調製した。
<レジストパターンの形成>
現像工程において、露光されたレジスト膜を、現像液としての上記したオクタンと上記したイソプロピルアルコールとを質量比(オクタン:イソプロピルアルコール)50:50で含む混合溶剤(実施例33)、上記したノナンと上記したイソプロピルアルコールとを質量比(ノナン:イソプロピルアルコール)50:50で含む混合溶剤(実施例34)、上記したデカンと上記したイソプロピルアルコールとを質量比(デカン:イソプロピルアルコール)50:50で含む混合溶剤(実施例35)を使用した。それ以外は、実施例32と同様にしてレジストパターンを形成し、各種測定を行った。結果を表5に示す。
<ポジ型レジスト組成物の調製>
共重合体Bは使用せず、共重合体Aとして共重合体A1のみを使用した。そして、共重合体A1を、溶剤としての酢酸イソアミルに溶解させて、濃度3質量%のポジ型レジスト組成物を調製した。
<レジストパターンの形成>
現像工程において、現像液(1)として上記したエタノールを使用して処理(1)のみを行い、現像液(2)を使用した処理(2)は行わなかった。それ以外は、実施例1と同様にしてレジストパターンを形成し、各種測定を行った。結果を表6に示す。
<ポジ型レジスト組成物の調製>
比較例1と同様にしてポジ型レジスト組成物を調製した。
<レジストパターンの形成>
現像工程において、現像液(1)として上記したイソプロピルアルコール(比較例2)、上記した1-プロパノール(比較例3)、上記した1-ブタノール(比較例4)を使用した以外は、比較例1と同様にしてレジストパターンを形成し、各種測定を行った。結果を表6に示す。
一方で、表6より、所定の共重合体Aのみを含むポジ型レジスト組成物を用いてレジスト膜を形成し、得られたレジスト膜を露光後、SP値が8(cal/cm3)1/2を超える現像液を用いて現像を行った比較例1~4では、γ値の値が9.8以下であることから、比較例1~4では、レジストパターントップの減りが少なく、かつ、コントラストの高いレジストパターンを形成できなかったことが分かる。
Claims (6)
- フッ素置換基を含む主鎖切断型の共重合体Aと、フッ素置換基を含む主鎖切断型の共重合体Bと、溶剤とを含み、かつ、前記共重合体Aの表面自由エネルギーと、前記共重合体Bの表面の自由エネルギーの差が4mJ/m2以上であるポジ型レジスト組成物を用いてレジスト膜を形成するレジスト膜形成工程と、
前記レジスト膜を露光する露光工程と、
露光された前記レジスト膜を、溶解パラメータが8(cal/cm3)1/2以下である溶剤を少なくとも含む現像液を用いて現像する現像工程と、を含む、レジストパターン形成方法。 - 前記現像工程は、前記溶解パラメータが8(cal/cm3)1/2以下である溶剤を現像液(1)として用いて現像する処理(1)と、前記現像液(1)とは異なる現像液(2)を用いて現像する処理(2)とを含み、
前記処理(1)及び前記処理(2)をこの順に行う、請求項1~3のいずれか1項に記載のレジストパターン形成方法。 - 前記現像液(1)は炭化水素系溶剤である、請求項4に記載のレジストパターン形成方法。
- 前記現像液(2)はアルコール系溶剤である、請求項4又は5に記載のレジストパターン形成方法。
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