JP7550006B2 - 皮革様シート - Google Patents
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Description
様シートが得られる。
皮革様シートの金属調の表面に顔を映し、次のように判定した。
A:顔の輪郭及び目,鼻,口の形状が明確に識別できた。
B:顔の輪郭及び目、鼻、口の形状がぼやけて見えた。
C:顔の輪郭及び目、鼻、口の形状が識別出来なかった。
皮革様シートの表面の光沢度をグロス計GM-60(コニカミノルタ センシング(株))を用いて測定した。具体的には、皮革様シートの表面の9mm×15mmの範囲の光沢度を測定角度60°で光沢度を測定した。測定に際し、校正を行い、サンプルモードに設定した。7点を測定して、最高値及び最低値を除いた5点の平均値を光沢度とした。
裏面に両面テープを貼付けられた皮革様シートから、直径10.6cmの円形の試験片を切り出した。そして、試験片の重量を所定の天秤で精秤した。そしてテーバーアブレージョンテスターのターンテーブルに表面樹脂層の側を測定面になるようにして試験片をセットした。そして、摩耗輪(H-22(ダイトエレクトロン社製))を装着したアームを測定面に下ろし、荷重1kg、回転数1000回の条件で摩耗させた。1000回転数まで摩耗させた後、試験片を外した。そして、試験片に付着した摩耗屑をブラシでよく落とした後、所定の天秤で試験片の重量を精秤して以下の基準で判定した。また、外観を観察して以下の基準で判定した。それらの何れかの劣った判定を耐摩耗性の判定結果とした。
A:摩耗減量が50mg以下であった。または、表面樹脂層が半分程度除去されていたが外観変化は小さかった。
B:摩耗減量50mg超で70mg以下であった。または、表面樹脂層が半分以上除去されていたが、接着樹脂層及び繊維基材は露出しておらず、外観変化が中程度であった。
C:摩耗減量70mgを超えていた。または、接着樹脂層及び繊維基材が露出しており、外観変化が大きかった。
相対湿度65±5%、温度20±2℃の環境下でJIS K6545に準拠したフレクソメーターを用いて各実施例で得られた皮革様シートの耐屈曲性試験を行った。具体的には、フレクソメーターによる屈曲10万回サイクルごとに皮革様シートの表面樹脂層が形成された面のひび割れの発生の有無を確認した。ひび割れの確認は10倍のルーペを用いて目視で行った。そして、10万回サイクルごとにひび割れの発生を確認し、以下の判断基準による3級以上の変化が見られるまで測定した。
判断基準
5級:亀裂の認められないもの
4級:わずかに亀裂が認められるもの
3級:表面仕上層を超えて亀裂を生じたもの
2級:不織布又は織布層に亀裂が生じたもの
1級:部分的に切断を生じたもの
A:40万回で3級以上であった。
B:30万回で3級以上であり、40万回で3級未満であった。
C:30万回で3級未満であった。
皮革様シートから、直径9cmの円形の試験片を切り出した。そして、試験片の表面樹脂層の中央に25mmの標線を記入した。ヒートセッター(半球状可逆性試験機)に試験片の表面樹脂層を上部に向けてセットし、金属リング及び押え板を乗せネジで固定した。そして、下部のネジを回し半球状のステージを、試験片の表面樹脂層の裏側から25mmの標線が20%(30mm)伸びるまで上昇させたときに、表面樹脂層の顔料が割れて接着樹脂層が見えるか否かを確認した。
A:表面樹脂層の顔料に割れ等の変化がなかった。
B:表面樹脂層の顔料に割れが確認されたが接着樹脂層は確認できなかった。
C:表面樹脂層の顔料に割れが確認され接着樹脂層が確認された。
皮革様シートから、タテ25cm×ヨコ2.5cmにカットした測定片を作成した。また、ポリウレタンからなる板を準備した。そして、測定片とポリウレタンからなる板のそれぞれの端部からタテ9mm長になる領域に接着剤0.15gを50~70g/m2となるように塗布した。なお、接着剤としては、US-33(ポリウレタン系2液型接着剤とデスモジュールRE(硬化剤)とを混合したものを用いた。
そして、それぞれを乾燥機(110℃)へ3分間入れて熱処理した後、接着剤を塗布された面同士を貼り合わせ、プレス機で圧着させた。そして、70℃の乾燥機で1時間エージングさせた後、常温で冷却させた。
A:平均剥離強力が3.5kg/cm以上であった。
B:平均剥離強力が3.0kg/cm以上3.5kg/cm未満であった。
C:平均剥離強力が3.0kg/cm未満であった。
30mm×160mmの皮革様シートを厚紙へ貼付けたものを試料とし、表面の凹凸高さを測定した。測定は、3Dワンショット測定マイクロスコープVR-3200((株)キーエンス製)を起動させ、試料をセットし、ピントを合わせた後、18mm×24mmの範囲の写真を撮影した。そして、解析ソフトウェアで画像処理を実行した。画像処理は、面形補正及びうねり除去を行って水平な平面に補正し、表面の凹凸高さを計測して算術平均高さ(Sa)を得た。なお、10点の平均値を算術高さとした。
島成分であるポリアミド6と海成分であるポリエチレンとをそれぞれ単軸押出機中で溶融し、複合紡糸ノズルから質量比50:50、25島の海島型複合繊維を溶融紡糸した。そして、複合紡糸ノズルから吐出された海島型複合繊維を3500m/分の空気流で延伸しながら捕集ネットに吹き付けることにより長繊維のウェブを形成させた。得られたウェブの目付けは30g/m2であり、海島型複合繊維の繊度は2dtexであった。
実施例1において、表面樹脂層の厚さ及び蒸着アルミニウム薄膜砕片の含有割合,中間樹脂層の厚さ及びミリング薄鱗片化アルミニウム粒子の含有割合を表1に示すように変更した以外は実施例1と同様にして皮革様シートを製造し、評価した。結果を表1に示す。
実施例1において、中間樹脂層にミリング薄鱗片化アルミニウム粒子の分散液(東洋アルミニウム(株)製、Z440)7.6質量部を配合した代わりに、蒸着アルミニウム薄膜砕片の分散液(東洋アルミニウム(株)製、TS-408PM)53.2質量部を配合した以外は実施例1と同様にして皮革様シートを製造し、評価した。結果を表1に示す。
実施例1において、以下のような蒸着アルミニウム薄膜砕片を含まない表面樹脂層及び蒸着アルミニウム薄膜砕片を含む中間樹脂層を形成した以外は実施例1と同様にして皮革様シートを製造し、評価した。結果を表1に示す。
実施例1において、以下のようなミリング薄鱗片化アルミニウム粒子を含む表面樹脂層を形成した以外は実施例1と同様にして皮革様シートを製造し、評価した。結果を表1に示す。
2 接着樹脂層
3 中間樹脂層
3a アトマイズ法により球形化された金属粒子のミリング薄鱗片化粒子
3b 第2のポリウレタン
4 表面樹脂層
4a 蒸着金属薄膜砕片
4b 第1のポリウレタン
5 金属調樹脂層
10 皮革様シート
Claims (6)
- 繊維基材と、前記繊維基材の一面に積層された接着樹脂層と、中間樹脂層と、前記中間樹脂層に積層された表面樹脂層と、を備え、
前記表面樹脂層は、0.01~0.05μmの膜厚及び5~15μmの面方向の平均径を有する蒸着金属薄膜砕片25~50質量%と、第1のポリウレタンとを含有する層であり、
前記中間樹脂層は、0.05~0.4μmの膜厚及び10~18μmの面方向の平均径を有する、アトマイズ法により球形化された金属粒子のミリング薄鱗片化粒子及び前記蒸着金属薄膜砕片からなる群から選ばれる少なくとも1種の金属粉体10~20質量%と、第2のポリウレタンとを含有する層であり、
前記表面樹脂層は1~20μmの厚さを有し、前記中間樹脂層は20~50μmの厚さを有し、
前記表面樹脂層の表面の光沢度が200以上であることを特徴とする皮革様シート。 - 前記表面樹脂層は、前記蒸着金属薄膜砕片として蒸着アルミニウム薄膜砕片を含み、前記中間樹脂層は、前記金属粉体としてミリング薄鱗片化アルミニウム粒子を70質量%以上含む請求項1に記載の皮革様シート。
- 前記第1のポリウレタン及び前記第2のポリウレタンがそれぞれ60質量%以上のポリエーテル系ポリウレタンを含む請求項1または2に記載の皮革様シート。
- 前記表面樹脂層は、最表層にある請求項1~3の何れか1項に記載の皮革様シート。
- 前記表面樹脂層の算術平均高さ(Sa)が1.7μm以下である請求項1~4の何れか1項に記載の皮革様シート。
- 20℃の環境下でフレクソメーターで屈曲性試験を行ったときに前記表面樹脂層にひび割れが発生するサイクルが30万サイクル以上である請求項1~5の何れか1項に記載の皮革様シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020160998A JP7550006B2 (ja) | 2020-09-25 | 2020-09-25 | 皮革様シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2020160998A JP7550006B2 (ja) | 2020-09-25 | 2020-09-25 | 皮革様シート |
Publications (2)
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|---|---|
| JP2022054036A JP2022054036A (ja) | 2022-04-06 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2020160998A Active JP7550006B2 (ja) | 2020-09-25 | 2020-09-25 | 皮革様シート |
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Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003082258A (ja) | 2001-09-06 | 2003-03-19 | Toyo Aluminium Kk | アルミニウムフレーク顔料、それを含む塗料組成物、インキ組成物およびそれらの塗膜 |
| JP2004223755A (ja) | 2003-01-20 | 2004-08-12 | Reiko Co Ltd | アルミニウム光沢絶縁性転写フイルム |
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| JPS5469173U (ja) * | 1977-10-27 | 1979-05-16 | ||
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- 2020-09-25 JP JP2020160998A patent/JP7550006B2/ja active Active
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| JP2022054036A (ja) | 2022-04-06 |
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