JP7545296B2 - 画像表示システム - Google Patents
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Description
[1] 導光板と、
導光板の一方の主面に配置された、右円偏光および左円偏光のいずれか一方を反射する第1液晶回折素子と、
導光板の他方の主面に配置された、第1液晶回折素子で反射される偏光とは逆の偏光を反射する第2液晶回折素子と、
第2液晶回折素子と対面する反射型表示装置と、
導光板の端面から光を入射するための画像表示装置とを、備え、
画像表示装置が、右円偏光による表示と、左円偏光による表示とを交互に表示し、画像表示と白表示との表示の切り替えに同期して、円偏光を切り替えでき、
画像表示装置は、白表示の時には、第1液晶回折素子で反射する円偏光による表示を行い、
画像表示装置は、画像表示の時には、第2液晶回折素子で反射する円偏光による表示を行う、画像表示システム。
[2] 画像表示装置が、画像表示素子と、位相差可変装置とを有する、[1]に記載の画像表示システム。
[3] 画像表示装置が、さらに、角度可変ミラーを有する、[2]に記載の画像表示システム。
[4] 第1液晶回折素子よりも視認側に配置される正のレンズと、
第2液晶回折素子と反射型表示装置との間に配置される負のレンズと、を備える、[1]~[3]のいずれかに記載の画像表示システム。
また、可視光とは、電磁波のうち、ヒトの目で見える波長の光であり、380~780nmの波長域の光を示す。
本発明の画像表示システムは、
導光板と、
導光板の一方の主面に配置された、右円偏光および左円偏光のいずれか一方を反射する第1液晶回折素子と、
導光板の他方の主面に配置された、第1液晶回折素子で反射される偏光とは逆の偏光を反射する第2液晶回折素子と、
第2液晶回折素子と対面する反射型表示装置と、
導光板の端面から光を入射するための画像表示装置とを、備え、
画像表示装置が、右円偏光による表示と、左円偏光による表示とを交互に表示し、画像表示と白表示との表示の切り替えに同期して、円偏光を切り替えでき、
画像表示装置は、白表示の時には、第1液晶回折素子で反射する円偏光による表示を行い、
画像表示装置は、画像表示の時には、第2液晶回折素子で反射する円偏光による表示を行う、映像表示システムである。
なお、主面とは、シート状物(板状物、フィルム等)の最大面である。
本発明においては、画像表示装置20は、右円偏光による表示と、左円偏光による表示とを交互に表示し、画像表示と白表示との表示の切り替え(タイミング)に同期して円偏光を切り替える。画像表示装置20は、白表示の場合には、第1液晶回折素子14が反射する円偏光による表示を行い、画像表示の場合には、第2液晶回折素子16が反射する円偏光による表示を行う。
図2は、画像表示システム10が反射型表示装置18による画像を実像として表示する状態を説明する図である。図3は、画像表示システム10が画像表示装置20による画像を虚像として表示する状態を説明する図である。
画像表示システム10が実像を表示する状態の場合には、画像表示装置20は、白表示を行う。前述のとおり、白表示の場合には、画像表示装置20は、第1液晶回折素子14が反射する円偏光で白表示を行う。
なお、反射型表示装置18から出射される光は、直線偏光または無偏光であればよい。これにより、第2液晶回折素子16および第1液晶回折素子14を透過可能となる。例えば、反射型表示装置18が液晶セルにより画像表示を行うものである場合、出射光は直線偏光となる。
画像表示システム10が虚像を表示する状態の場合には、画像表示装置20は、画像表示を行う。前述のとおり、画像表示の場合には、画像表示装置20は、第2液晶回折素子16が反射する円偏光で画像表示を行う。
この結果、使用者Uは、観察する重畳画像において、地図画像と付加情報とを一目で識別することができ、自身に必要な情報を正確かつ迅速に知見できる。
画像表示装置20からの光が、直接、第1液晶回折素子14または第2液晶回折素子16に向かう構成とする場合には、画像表示装置20は、白表示を行う際には、第1液晶回折素子14に向けて光を照射し、画像表示を行う際には、第2液晶回折素子16に向けて光を照射するように、画像表示と白表示との表示タイミングに同期して、光の照射方向を切り替えればよい。
このような画像表示システムの例を図4および図5に示す。図4は、画像表示システム10が反射型表示装置18による画像を実像として表示する状態を説明する図である。図5は、画像表示システム10が画像表示装置20による画像を虚像として表示する状態を説明する図である。
図4は、画像表示システム10が反射型表示装置18による画像を実像として表示する状態を説明する図である。図5は、画像表示システム10が画像表示装置20による画像を虚像として表示する状態を説明する図である。
画像表示システム10が実像を表示する状態の場合には、画像表示装置20は、白表示を行う。前述のとおり、白表示の場合には、画像表示装置20は、第1液晶回折素子14が反射する円偏光で白表示を行う。
画像表示システム10が虚像を表示する状態の場合には、画像表示装置20は、画像表示を行う。前述のとおり、画像表示の場合には、画像表示装置20は、第2液晶回折素子16が反射する円偏光で画像表示を行う。
画像表示装置は、画像表示システムにおいて虚像となる画像を表示し、反射型表示装置の外光となる白表示を行うものである。また、前述のとおり、画像表示装置は、右円偏光により表示と、左円偏光による表示とを切り替え可能である。
また、前述のとおり、画像表示装置は、光の照射方向を切り替える機能を有していてもよい。
画像表示素子26には、制限はなく、例えば、画像表示装置に用いられる公知の表示装置が、各種、利用可能である。一例として、画像表示素子としては、プロジェクター、液晶ディスプレイ(LCOS:Liquid Crystal On Siliconなどを含む)、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ(OLED)、マイクロLED、DLP(Digital Light Processing)、および、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーを用いたスキャニング方式ディスプレイ等が挙げられる。
位相差可変装置28は、画像表示素子26が照射した光の偏光状態を右円偏光と左円偏光とで切り替える装置である。
例えば、画像表示素子26が直線偏光を照射する場合には、位相差可変装置28は、遅相軸の方向またはレタデーションの大きさを切り替えることができるアクティブ位相差層を有する。
角度可変ミラー29は、画像表示素子26が照射し、位相差可変装置28を透過した光が導光板に入射する際の角度を切り替えるものである。
角度可変ミラー29としては、公知のMEMSミラー、ポリゴンミラー等が利用可能である。
反射型表示装置は、画像表示システムにおいて実像となる画像を表示するものである。
反射型表示装置は、入射する外光を反射板で反射し画像を表示する表示装置であれば特に制限はなく、従来公知の反射型表示装置が適宜利用可能である。反射型表示装置は、バックライトもしくはフロントライトを有さないものであってもよいし、バックライトもしくはフロントライトを有しバックライトもしくはフロントライトも利用する反透過型の表示装置であってもよい。
例えば、反射型表示装置は、液晶セルと、反射板とを有し、入射した外光を反射板で反射して液晶セルで透過率を変えることで画像を表示する。
導光板は、入射した光を内部で導光するものである。
導光板としては特に限定はなく、画像表示装置等で用いられている従来公知の導光板を用いることができる。
また、導光板の主面の大きさには特に制限はなく、画像表示装置が表示する虚像の大きさ、反射型表示装置が表示する実像の大きさ、画像表示素子の表示面の大きさ等に応じて適宜設定すればよい。
第1液晶回折素子および第2液晶回折素子としては、公知の液晶回折素子を適宜用いることができる。なお、以下の説明において、第1液晶回折素子および第2液晶回折素子を区別する必要がない場合にはまとめて液晶回折素子ともいう。
図7は、液晶回折素子が有するコレステリック液晶層の平面図である。図8は、液晶回折素子の一例を模式的に示す図である。
図7および図8に示す液晶回折素子は、コレステリック液晶相を固定してなり、液晶化合物由来の光学軸の向きが面内の少なくとも一方向に沿って連続的に回転しながら変化している液晶配向パターンを有するコレステリック液晶層34を有する。コレステリック液晶層は、選択反射波長の一方の円偏光を反射し、他の波長域の光および他方の円偏光を透過するものである。したがって、コレステリック液晶層を有する回折素子は、反射型の回折素子である。
なお、図8に示す例の液晶回折素子は、支持体30と、配向膜32と、コレステリック液晶層34とを有するが、本発明は、これに制限はされない。液晶回折素子は、例えば、導光板12に貼り合わせた後に、支持体30を剥離した、配向膜32およびコレステリック液晶層34のみを有するものでもよい。または、液晶回折素子は、例えば、導光板12に貼り合わせた後に、支持体30および配向膜32を剥離した、コレステリック液晶層34のみを有するものでもよい。
支持体30は、配向膜32、および、コレステリック液晶層34を支持するものである。
支持体30は、配向膜32、コレステリック液晶層34を支持できるものであれば、各種のシート状物(フィルム、板状物)が利用可能である。
なお、支持体30は、対応する光に対する透過率が50%以上であるのが好ましく、70%以上であるのがより好ましく、85%以上であるのがさらに好ましい。
支持体30の厚さは、1~2000μmが好ましく、3~500μmがより好ましく、5~250μmがさらに好ましい。
単層である場合の支持体30としては、ガラス、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、アクリル、および、ポリオレフィン等からなる支持体30が例示される。多層である場合の支持体30の例としては、前述の単層の支持体のいずれかなどを基板として含み、この基板の表面に他の層を設けたもの等が例示される。
液晶回折素子において、支持体30の表面には配向膜32が形成される。
配向膜32は、コレステリック液晶層34を形成する際に、液晶化合物40を所定の液晶配向パターンに配向するための配向膜である。
後述するが、本発明において、コレステリック液晶層34は、液晶化合物40に由来する光学軸40A(図7参照)の向きが、面内の一方向に沿って連続的に回転しながら変化している液晶配向パターンを有する。従って、配向膜32は、コレステリック液晶層34が、この液晶配向パターンを形成できるように、形成される。
以下の説明では、『光学軸40Aの向きが回転』を単に『光学軸40Aが回転』とも言う。
例えば、ポリマーなどの有機化合物からなるラビング処理膜、無機化合物の斜方蒸着膜、マイクログルーブを有する膜、ならびに、ω-トリコサン酸、ジオクタデシルメチルアンモニウムクロライドおよびステアリル酸メチルなどの有機化合物のラングミュア・ブロジェット法によるLB(Langmuir-Blodgett:ラングミュア・ブロジェット)膜を累積させた膜、等が例示される。
配向膜32に使用する材料としては、ポリイミド、ポリビニルアルコール、特開平9-152509号公報に記載された重合性基を有するポリマー、特開2005-097377号公報、特開2005-099228号公報、および、特開2005-128503号公報記載の配向膜32等の形成に用いられる材料が好ましい。
偏光の照射は、光配向膜に対して、垂直方向または斜め方向から行うことができ、非偏光の照射は、光配向膜に対して、斜め方向から行うことができる。
中でも、アゾ化合物、光架橋性ポリイミド、光架橋性ポリアミド、光架橋性ポリエステル、シンナメート化合物、および、カルコン化合物は、好適に利用される。
配向膜32の厚さは、0.01~5μmが好ましく、0.05~2μmがより好ましい。
図11に示す露光装置60は、レーザ62を備えた光源64と、レーザ62が出射したレーザ光Mの偏光方向を変えるλ/2板65と、レーザ62が出射したレーザ光Mを光線MAおよびMBの2つに分離する偏光ビームスプリッター68と、分離された2つの光線MAおよびMBの光路上にそれぞれ配置されたミラー70Aおよび70Bと、λ/4板72Aおよび72Bと、を備える。
なお、光源64は直線偏光P0を出射する。λ/4板72Aは、直線偏光P0(光線MA)を右円偏光PRに、λ/4板72Bは直線偏光P0(光線MB)を左円偏光PLに、それぞれ変換する。
この際の干渉により、配向膜32に照射される光の偏光状態が干渉縞状に周期的に変化するものとなる。これにより、配向状態が周期的に変化する配向パターンを有する配向膜(以下、パターン配向膜ともいう)が得られる。
また、λ/4板72Aおよび72Bの光学軸を、それぞれ、90°回転することにより、光学軸40Aの回転方向を逆にすることができる。
例えば、支持体30をラビング処理する方法、支持体30をレーザ光などで加工する方法等によって、支持体30に配向パターンを形成することにより、コレステリック液晶層34が、液晶化合物40に由来する光学軸40Aの向きが面内の少なくとも一方向に沿って連続的に回転しながら変化している液晶配向パターンを有する構成とすることも、可能である。すなわち、本発明においては、支持体30を配向膜として作用させてもよい。
液晶回折素子において、配向膜32の表面には、コレステリック液晶層34が形成される。
上述したように、コレステリック液晶層は、コレステリック液晶相を固定してなる、コレステリック液晶層であり、液晶化合物由来の光学軸の向きが面内の少なくとも一方向に沿って連続的に回転しながら変化している液晶配向パターンを有するコレステリック液晶層である。液晶化合物由来の光学軸の向きが面内の少なくとも一方向に沿って連続的に回転しながら変化している液晶配向パターンを有するコレステリック液晶層は、コレステリック液晶層の主面に垂直な断面においてSEMにて観察されるコレステリック液晶相由来の明部及び暗部の配列方向が、コレステリック液晶層の主面に対して傾斜している。
従って、液晶回折素子に波長選択性を持たせ、回折素子ごとに異なる波長の光を回折する構成とする場合には、各液晶回折素子ごとに、コレステリック液晶層の螺旋ピッチPを調整して、コレステリック液晶層の選択的な反射波長域を適宜設定すればよい。
すなわち、配列軸D方向に対する角度が等しい2つの液晶化合物40の、配列軸D方向の中心間の距離を、1周期の長さΛとする。具体的には、図7に示すように、配列軸D方向と光学軸40Aの方向とが一致する2つの液晶化合物40の、配列軸D方向の中心間の距離を、1周期の長さΛとする。以下の説明では、この1周期の長さΛを『1周期Λ』とも言う。
コレステリック液晶層34の液晶配向パターンは、この1周期Λを、配列軸D方向すなわち光学軸40Aの向きが連続的に回転して変化する一方向に繰り返す。
言い換えれば、コレステリック液晶層34を形成する液晶化合物40は、Y方向では、液晶化合物40の光学軸40Aと配列軸D方向とが成す角度が等しい。
従来のコレステリック液晶層において、コレステリック液晶相由来の螺旋軸は、主面(X-Y面)に対して垂直であり、その反射面は主面(X-Y面)と平行な面である。また、液晶化合物の光学軸は、主面(X-Y面)に対して傾斜していない。言い換えると、光学軸は主面(X-Y面)に対して平行である。したがって、従来のコレステリック液晶層のX-Z面をSEMにて観察すると、明部と暗部とが交互に配列された配列方向は主面(X-Y面)と垂直となる。
コレステリック液晶相は鏡面反射性であるため、例えば、コレステリック液晶層に法線方向から光が入射される場合、法線方向に光が反射される。
例えば、図7および図8においては、配列軸D方向に向かう光学軸40Aの回転方向は時計回りで、ある円偏光が配列軸D方向に傾けて反射されるが、これを反時計回りとすることで、ある円偏光が配列軸D方向とは逆方向に傾けて反射される。
例えば、螺旋の旋回方向が右捩じれの場合、右円偏光を選択的に反射するものであり、配列軸D方向に沿って光学軸40Aが時計回りに回転する液晶配向パターンを有することにより、右円偏光を配列軸D方向に傾けて反射する。
また、例えば、螺旋の旋回方向が左捩じれの場合、左円偏光を選択的に反射するものであり、配列軸D方向に沿って光学軸40Aが時計回りに回転する液晶配向パターンを有する液晶層は、左円偏光を配列軸D方向と逆方向に傾けて反射する。
これらの回折素子の回折構造の周期(1周期Λ)は0.1μm~10μmが好ましく、0.1μm~1μmがより好ましく、0.1μm~0.8μmがさらに好ましく、入射する光の波長λ以下がさらに好ましい。
例えば、コレステリック液晶層の、配向膜32側の界面において液晶化合物40の光学軸40Aが主面に平行であり(プレチルト角が0であり)、配向膜32側の界面から厚さ方向に離間するにしたがって、液晶化合物40のチルト角が大きくなって、その後、他方の界面(空気界面)側まで一定のチルト角で液晶化合物が配向されている構成であってもよい。
このように液晶化合物がチルト角を有して(傾斜して)いることにより、光が回折する際に実効的な液晶化合物の複屈折率が高くなり、回折効率を高めることができる。
なお、上記チルト角は、コレステリック液晶層断面の偏光顕微鏡観察において、液晶化合物40の光学軸40Aと主面とのなす角度を任意の5か所以上で測定して、それらを算術平均した値である。
液晶化合物をチルトさせた場合、チルトさせない場合と比較して、光が回折する方位に対してより高い複屈折率が生じる方位が存在する。この方向では実効的な異常光屈折率が大きくなるため、異常光屈折率と常光屈折率の差である複屈折率が高くなる。
狙った回折する方位に合わせて、チルト角の方位を設定することによって、その方位での本来の回折条件とのずれを抑制することができ、結果としてチルト角を持たせた液晶化合物を用いた場合の方が、より高い回折効率を得ることができると考えられる。
さらに、コレステリック液晶層中または配向膜中にプレチルト角を助長する添加剤を加えることも出来る。この場合、回折効率を更に高める因子として添加剤を利用できる。
この添加剤は空気側の界面のプレチルト角の制御にも利用できる。
コレステリック液晶層がこのような構成を有することにより、液晶化合物が主面に平行であるコレステリック液晶層に比して、高い回折効率で円偏光を回折できる。
光学軸傾斜角の絶対値を15°以上とすることにより、より好適に、液晶化合物の方向を明部および暗部に一致させ、回折効率を向上できる点で好ましい。
傾斜角度0°の山または谷とは、凸状、凹状を含むが、傾斜角度0°であれば、階段状および棚状の点も含む。波打ち構造は、縞模様の明部または暗部の連続線において、傾斜角度の絶対値が5°以上である領域Mと、それを挟む山または谷とが、複数、繰り返すのが好ましい。
コレステリック液晶層は、コレステリック液晶相を層状に固定して形成できる。
コレステリック液晶相を固定した構造は、コレステリック液晶相となっている液晶化合物の配向が保持されている構造であればよく、典型的には、重合性液晶化合物をコレステリック液晶相の配向状態としたうえで、紫外線照射、加熱等によって重合、硬化し、流動性が無い層を形成して、同時に、外場または外力によって配向形態に変化を生じさせることない状態に変化した構造が好ましい。
なお、コレステリック液晶相を固定した構造においては、コレステリック液晶相の光学的性質が保持されていれば十分であり、コレステリック液晶層において、液晶化合物40は液晶性を示さなくてもよい。例えば、重合性液晶化合物は、硬化反応により高分子量化して、液晶性を失っていてもよい。
また、コレステリック液晶層の形成に用いる液晶組成物は、さらに界面活性剤およびキラル剤を含んでいてもよい。
重合性液晶化合物は、棒状液晶化合物であっても、円盤状液晶化合物であってもよい。
コレステリック液晶相を形成する棒状の重合性液晶化合物の例としては、棒状ネマチック液晶化合物が挙げられる。棒状ネマチック液晶化合物としては、アゾメチン類、アゾキシ類、シアノビフェニル類、シアノフェニルエステル類、安息香酸エステル類、シクロヘキサンカルボン酸フェニルエステル類、シアノフェニルシクロヘキサン類、シアノ置換フェニルピリミジン類、アルコキシ置換フェニルピリミジン類、フェニルジオキサン類、トラン類、および、アルケニルシクロヘキシルベンゾニトリル類等が好ましく用いられる。低分子液晶化合物だけではなく、高分子液晶化合物も用いることができる。
重合性液晶化合物の例は、Makromol.Chem.,190巻、2255頁(1989年)、Advanced Materials 5巻、107頁(1993年)、米国特許第4683327号明細書、米国特許第5622648号明細書、米国特許第5770107号明細書、国際公開第95/22586号、国際公開第95/24455号、国際公開第97/00600号、国際公開第98/23580号、国際公開第98/52905号、特開平1-272551号公報、特開平6-016616号公報、特開平7-110469号公報、特開平11-080081号公報、および、特開2001-328973号公報等に記載の化合物が含まれる。2種類以上の重合性液晶化合物を併用してもよい。2種類以上の重合性液晶化合物を併用すると、配向温度を低下させることができる。
円盤状液晶化合物としては、例えば、特開2007-108732号公報や特開2010-244038号公報に記載のものを好ましく用いることができる。
コレステリック液晶層を形成する際に用いる液晶組成物は、界面活性剤を含有してもよい。
界面活性剤は、安定的に、または迅速に、コレステリック液晶相の配向に寄与する配向制御剤として機能できる化合物が好ましい。界面活性剤としては、例えば、シリコ-ン系界面活性剤およびフッ素系界面活性剤が挙げられ、フッ素系界面活性剤が好ましく例示される。
なお、界面活性剤は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
フッ素系界面活性剤として、特開2014-119605号公報の段落[0082]~[0090]に記載の化合物が好ましい。
キラル剤(カイラル剤)はコレステリック液晶相の螺旋構造を誘起する機能を有する。キラル剤は、化合物によって誘起する螺旋の捩れ方向または螺旋ピッチが異なるため、目的に応じて選択すればよい。
キラル剤としては、特に制限はなく、公知の化合物(例えば、液晶デバイスハンドブック、第3章4-3項、TN(twisted nematic)、STN(Super Twisted Nematic)用キラル剤、199頁、日本学術振興会第142委員会編、1989に記載)、イソソルビド、および、イソマンニド誘導体等を用いることができる。
キラル剤は、一般に不斉炭素原子を含むが、不斉炭素原子を含まない軸性不斉化合物または面性不斉化合物もキラル剤として用いることができる。軸性不斉化合物または面性不斉化合物の例には、ビナフチル、ヘリセン、パラシクロファン、および、これらの誘導体が含まれる。キラル剤は、重合性基を有していてもよい。キラル剤と液晶化合物とがいずれも重合性基を有する場合は、重合性キラル剤と重合性液晶化合物との重合反応により、重合性液晶化合物から誘導される繰り返し単位と、キラル剤から誘導される繰り返し単位とを有するポリマーを形成することができる。この態様では、重合性キラル剤が有する重合性基は、重合性液晶化合物が有する重合性基と、同種の基であるのが好ましい。従って、キラル剤の重合性基も、不飽和重合性基、エポキシ基またはアジリジニル基であるのが好ましく、不飽和重合性基であるのがより好ましく、エチレン性不飽和重合性基であるのがさらに好ましい。
また、キラル剤は、液晶化合物であってもよい。
液晶組成物が重合性化合物を含む場合は、重合開始剤を含有しているのが好ましい。紫外線照射により重合反応を進行させる態様では、使用する重合開始剤は、紫外線照射によって重合反応を開始可能な光重合開始剤であるのが好ましい。
光重合開始剤の例には、α-カルボニル化合物(米国特許第2367661号、米国特許第2367670号の各明細書記載)、アシロインエーテル(米国特許第2448828号明細書記載)、α-炭化水素置換芳香族アシロイン化合物(米国特許第2722512号明細書記載)、多核キノン化合物(米国特許第3046127号、米国特許第2951758号の各明細書記載)、トリアリールイミダゾールダイマーとp-アミノフェニルケトンとの組み合わせ(米国特許第3549367号明細書記載)、アクリジンおよびフェナジン化合物(特開昭60-105667号公報、米国特許第4239850号明細書記載)、ならびに、オキサジアゾール化合物(米国特許第4212970号明細書記載)等が挙げられる。
液晶組成物中の光重合開始剤の含有量は、液晶化合物の含有量に対して0.1~20質量%であるのが好ましく、0.5~12質量%であるのがさらに好ましい。
液晶組成物は、硬化後の膜強度向上、耐久性向上のため、任意に架橋剤を含有していてもよい。架橋剤としては、紫外線、熱、および、湿気等で硬化するものが好適に使用できる。
架橋剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレートおよびペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート等の多官能アクリレート化合物;グリシジル(メタ)アクリレートおよびエチレングリコールジグリシジルエーテル等のエポキシ化合物;2,2-ビスヒドロキシメチルブタノール-トリス[3-(1-アジリジニル)プロピオネート]および4,4-ビス(エチレンイミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン等のアジリジン化合物;ヘキサメチレンジイソシアネートおよびビウレット型イソシアネート等のイソシアネート化合物;オキサゾリン基を側鎖に有するポリオキサゾリン化合物;ならびに、ビニルトリメトキシシラン、N-(2-アミノエチル)3-アミノプロピルトリメトキシシラン等のアルコキシシラン化合物などが挙げられる。また、架橋剤の反応性に応じて公知の触媒を用いることができ、膜強度および耐久性向上に加えて生産性を向上させることができる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
架橋剤の含有量は、液晶組成物の固形分質量に対して、3~20質量%が好ましく、5~15質量%がより好ましい。架橋剤の含有量が上記範囲内であれば、架橋密度向上の効果が得られやすく、コレステリック液晶相の安定性がより向上する。
液晶組成物中には、必要に応じて、さらに重合禁止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤、色材、および、金属酸化物微粒子等を、光学的性能等を低下させない範囲で添加することができる。
液晶組成物は溶媒を含んでいてもよい。溶媒には、制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、有機溶媒が好ましい。
有機溶媒には、制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ケトン類、アルキルハライド類、アミド類、スルホキシド類、ヘテロ環化合物、炭化水素類、エステル類、および、エーテル類などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、環境への負荷を考慮した場合にはケトン類が好ましい。
すなわち、配向膜32上にコレステリック液晶層を形成する場合には、配向膜32に液晶組成物を塗布して、液晶化合物をコレステリック液晶相の状態に配向した後、液晶化合物を硬化して、コレステリック液晶相を固定してなるコレステリック液晶層を形成するのが好ましい。
液晶組成物の塗布は、インクジェットおよびスクロール印刷等の印刷法、ならびに、スピンコート、バーコートおよびスプレー塗布等のシート状物に液体を一様に塗布できる公知の方法が全て利用可能である。
このような傾斜液晶層を用いたコレステリック液晶層の形成方法は、国際公開2019/181247の段落[0049]~[0194]に記載されている。
また、例えば、液晶回折素子は、選択反射中心波長が異なる3層のコレステリック液晶層を有し、赤色光、緑色光および青色光等の可視光から選択される1色または2色と、赤外線および/または紫外線を反射する構成でもよく、可視光以外の光のみを反射する構成でもよい。
あるいは、液晶回折素子は、選択反射中心波長が異なるコレステリック液晶層を2層または4層以上、有するものであってもよい。また、液晶回折素子は、赤色光、緑色光および青色光等の可視光に加えて、赤外線および/または紫外線等の可視光以外の光を反射する構成でもよく、あるいは、各コレステリック液晶層が、赤外線および/または紫外線等の可視光以外の光を反射する構成でもよい。
具体的には、コレステリック液晶層のピッチPが互いに異なる場合には、ピッチP(選択反射中心波長の長さ)の順列と、コレステリック液晶層の液晶配向パターンにおける1周期Λの長さの順列とが等しいことが好ましい。これにより、各コレステリック液晶層の、SEM断面における明部および暗部の傾斜角度を略一致させることができ、各コレステリック液晶層の選択反射波長の光に対する回折角度を略一致させることができる。すなわち、波長の異なる光を、ほぼ同じ方向に回折することができる。
12 導光板
14 第1液晶回折素子
16 第2液晶回折素子
18 反射型表示装置
20 画像表示装置
22 正のレンズ
24 負のレンズ
26 画像表示素子
28 位相差可変装置
29 角度可変ミラー
32 配向膜
34 コレステリック液晶層
40 液晶化合物
40A 光学軸
42 明部
44 暗部
60 露光装置
62 レーザ
64 光源
65 λ/2板
68 ビームスプリッター
70A,70B ミラー
72A,72B λ/4板
U 使用者
V 虚像
Λ 1周期
D 配列軸
P 螺旋ピッチ
RR 右円偏光
RL 左円偏光
M レーザ光
MA,MB 光線
PO 直線偏光
PR 右円偏光
PL 左円偏光
Claims (4)
- 導光板と、
前記導光板の一方の主面に配置された、右円偏光および左円偏光のいずれか一方を反射する第1液晶回折素子と、
前記導光板の他方の主面に配置された、前記第1液晶回折素子で反射される偏光とは逆の偏光を反射する第2液晶回折素子と、
前記第2液晶回折素子と対面する反射型表示装置と、
前記導光板の端面から光を入射するための画像表示装置とを、備え、
前記画像表示装置が、右円偏光による表示と、左円偏光による表示とを交互に表示し、画像表示と白表示との表示の切り替えに同期して、円偏光を切り替えでき、
前記画像表示装置は、白表示の時には、前記第1液晶回折素子で反射する円偏光による表示を行うものであって、白表示の際の円偏光は、前記導光板内を導光されて前記第1液晶回折素子で反射されて前記導光板から出射され、前記第2液晶回折素子を透過して、前記反射型表示装置に入射し、前記反射型表示装置が、入射した光を利用して画像を表示し、
前記画像表示装置は、画像表示の時には、前記第2液晶回折素子で反射する円偏光による表示を行う、画像表示システム。 - 前記画像表示装置が、画像表示素子と、位相差可変装置とを有する、請求項1に記載の画像表示システム。
- 前記画像表示装置が、さらに、角度可変ミラーを有する、請求項2に記載の画像表示システム。
- 前記第1液晶回折素子よりも視認側に配置される正のレンズと、
前記第2液晶回折素子と前記反射型表示装置との間に配置される負のレンズと、を備える、請求項1~3のいずれか一項に記載の画像表示システム。
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