JP7538104B2 - 熱回収器 - Google Patents
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Description
[1.構成]
図1に示す熱回収器1は、次に説明する様々な態様で用いられることが可能である。例えば、熱回収器1は、内燃機関の下流側の排気ガス流路内に設けられ、排気ガスの熱を冷媒である冷却水に回収する排気熱回収器であってもよい。排気熱回収器が設けられる内燃機関としては、例えば、自動車に用いられるガソリンエンジン又はディーゼルエンジンが挙げられる。
主配管2は、ガスGを第1端部2Aから第2端部2Bに向かって通過させる。図2に示すように、主配管2の第2端部2Bは、後述するステイプレート4の内側に圧入されている。主配管2の中心軸P1は、ステイプレート4の中心軸P2と一致する。なお、本実施形態では、主配管2は、径が一定の直管である。
触媒21は、円筒状を有する。本実施形態では、触媒21として、主配管2の中心軸P1方向に沿った長さが短い薄型触媒が用いられる。触媒21は、上述した排気熱回収器に用いられるような、排気ガスとの接触によって排気ガス中の環境汚染物質を改質又は捕集し、排気ガスを浄化する浄化触媒であってもよい。また、触媒21は、上述したメタネーション器に用いられるような、水素及び二酸化炭素を含むガスとの接触によって、メタンガスを生成するメタネーション触媒であってもよい。また、上述した水蒸気改質器に用いられるような、水蒸気及び炭化水素を含むガスとの接触によって水素ガスを生成する改質触媒であってもよい。
マット22は、触媒21と主配管2との間の隙間に配置される円筒状の部材である。マット22は、主配管2の内周面を覆うと共に、触媒21の外周面を覆った状態で配置される。マット22は、主配管2の中心軸P1方向に沿った長さが、触媒21の長さよりも少し短い、又は、触媒21の長さと同程度である。マット22は、クッション性及び断熱性を有し、主配管2からの振動及び騒音の少なくとも一方を吸収する。また、マット22は、アルミナファイバー、グラスウール等であってもよい。
熱交換部3は、触媒21を通過後のガスが主配管2の開口部24から流入し、ガスと冷却水との間で熱交換を行う部位である。熱交換部3は、主配管2の少なくとも一部を径方向(つまり、ガスの流れ方向と交差する方向)外側から囲むように配置されており、触媒21が内部空間に収容された主配管2と一体に形成されている。熱交換部3は、複数のプレート31を有する。熱交換部3は、複数のプレート31の外側を流れるガスGと、複数のプレート31の内側を流れる冷却水Wと、の間で各プレート31を介して熱交換を行う。これにより、熱交換部3は、ガスGの熱を冷却水Wに与える。
ステイプレート4は、主配管2と後述するバルブ5との間に配置された円筒状の部材である。ステイプレート4は、円筒状の本体部41と、円盤状の鍔部42と、円筒状のストレート部43と、を有している。
バルブ5は、ガスGの主配管2から熱交換部3への供給量を調整するように開閉するスイング式のバタフライバルブである。バルブ5は、主配管2の第2端部2BのガスGの流れ方向における下流側に配置される。具体的には、バルブ5は、シェル7に取り付けられ、ステイプレート4の開口を主配管2とは反対側から閉塞可能に開閉する。バルブ5の開閉は、図1に示すバルブ5の回動軸を構成する軸部54を中心としてバルブ5が回動することにより実現される。なお、軸部54の具体的な構造及びバルブ5と軸部54の支持機構については説明を割愛する。
シール部材6は、バルブ5とステイプレート4との隙間をシールする円筒状の部材であり、弾性体で構成されている。シール部材6を構成する弾性体としては、例えば、ステンレス等の金属材料を用いたメッシュが好適に使用できる。バルブ5が閉じた状態において、シール部材6の外周面には、バルブ5の内周面が当接する。シール部材6は、図3及び図4に示すように、ステイプレート4の本体部41のうち、バルブ5によって閉塞される端部の外周面に固定されている。シール部材6は、例えば、溶接、カシメ、挟み込み等の手段によって、ステイプレート4に固定される。
シェル7は、主配管2の一部と、熱交換部3の一部と、ステイプレート4と、バルブ5と、シール部材6と、を格納する円筒状のケーシングである。シェル7の中心軸P3は、主配管2の中心軸P1及びステイプレート4の中心軸P2と一致している。シェル7は、後述する軸受74、つまりカバーアウターが設けられた部分を除いて径が一定の第1部71と、ガスGの流れ方向に沿って縮径する第2部72と、径が一定の第3部73と、を有する。
カバー8は、図3に示すように、シェル7のガス出口7Aとは反対側を塞ぐ有底筒状の部材である。カバー8は、シェル7の内側に挿入されると共に、底部81に設けられた開口に主配管2が挿入されている。また、カバー8の底部81には、第1通水口9と第2通水口10とが取り付けられている。カバー8は、熱交換部3の一部を覆っている。
図5A~図5Cに示すように、本実施形態では、突起部23は、主配管2の側壁の一部が切り起こされることで形成される。開口部24は、主配管2の側壁の一部が切り起こされることで形成された貫通孔である。突起部23は、主配管2の内部空間に延び出す、具体的には、開口部24の周縁部から内側に延び出す四角形状の舌片状の部分である。換言すると、突起部23は、主配管2の側壁の一部領域について、上流側における一部分を残して周囲から切り離され、当該一部分を中心に内側に起こされた部分である。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(2a)本実施形態では、主配管2の内部空間内に向かって突き出る突起部23を主配管2が有し、突起部23が触媒21よりも下流側に位置する。また、突起部23は、主配管2の内部空間側に向かう方向への長さが、マット22の径方向の幅と同程度の長さであり、ガスの流れ方向においてマット22が突起部23と当接する。このため、マット22のガスの流れ方向、すなわちマット22の下流側へのズレを突起部23によって物理的に制限することができる。そして、マット22の突起部23への当接によって、摩擦力を有するようにマット22に周囲を保持される触媒21のガスの流れ方向、すなわち触媒21の下流側へのズレも抑制することができる。また、本実施形態では、突起部23が触媒21と重ならないため、触媒21のガス通過が阻害されにくい状態で、突起部23によって触媒21の下流側へのズレを抑制することができる。
[3.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
Claims (6)
- 熱回収器であって、
ガスが通過する主配管と、
前記主配管の内部空間に収容される触媒と、
前記触媒通過後のガスが流入し、ガスと冷媒との間で熱交換を行う熱交換部と、
を備え、
前記主配管は、前記主配管の側壁の一部が前記内部空間内に向かって突き出るように形成される突起部を有し、
前記触媒は、前記突起部によって前記主配管の中心軸方向への移動が制限され、
前記突起部は、ガスの流れ方向において前記触媒よりも下流側かつ前記熱交換部よりも上流側に位置し、
前記主配管は、前記流れ方向において前記突起部よりも下流側に位置する開口部であって、前記熱交換部と連通し、前記熱交換部へのガスの流入口となる開口部を有し、
前記熱交換部は、前記開口部から流入したガスを当該熱交換部の外に流出させる流出口を有し、
前記流れ方向において、前記開口部が前記熱交換部の上流側に位置し、前記流出口が前記熱交換部の下流側に位置する、熱回収器。 - 熱回収器であって、
ガスが通過する主配管と、
前記主配管の内部空間に収容される触媒と、
前記触媒通過後のガスが流入し、ガスと冷媒との間で熱交換を行う熱交換部と、
を備え、
前記主配管は、前記主配管の側壁の一部が前記内部空間内に向かって突き出るように形成される突起部を有し、
前記触媒は、前記突起部によって前記主配管の中心軸方向への移動が制限され、
前記突起部は、前記主配管の前記側壁の一部が切り起こされて形成される、前記主配管の前記内部空間に延び出す舌片状の部分であり、
前記側壁の一部が切り起こされることで形成された開口部から前記熱交換部へガスが流入する、熱回収器。 - 請求項2に記載の熱回収器であって、
前記熱交換部は、前記開口部から流入したガスを当該熱交換部の外に流出させる流出口と、前記開口部と前記流出口とを繋ぐ複数の流路と、を有し、
前記複数の流路は、前記開口部から前記流出口までの流路長が略同一の長さとなるように形成されている、熱回収器。 - 請求項2又は請求項3に記載の熱回収器であって、
前記突起部は、ガスの流れ方向において前記触媒よりも下流側に位置する、熱回収器。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の熱回収器であって、
前記触媒と前記主配管との間に配置される保持部材を更に備え、
前記触媒は、前記保持部材が当該保持部材の前記中心軸方向の端部において前記突起部と当接することによって、前記中心軸方向への移動が制限される、熱回収器。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の熱回収器であって、
前記熱交換部は、前記主配管の少なくとも一部を径方向外側から囲むように配置される、熱回収器。
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