JP7533105B2 - 間仕切家具 - Google Patents

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Description

本発明は、オフィス等の空間を仕切る間仕切家具に関する。
従来からオフィス等の空間を仕切るための種々の間仕切家具が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
既知の間仕切家具におけるベースは、強度を確保するために、パネルを支持する一対の支柱における下端部間を第一のフレーム材により連結するだけでなく、各支柱の下端部からパネル面に対して直交する方向に第二のフレーム材を延設しているものが多い。
ところが、かかる構成のものであると、各支柱の下端に連結された第二のフレーム材が存在することに起因して、デザイン性を向上させたりオプションを取り付けたりするための設計の自由度が著しく制限されるものとなっていた。
一方で、第一のフレーム材の両端部のみに一対の支柱を支持させるようにする構成を採る場合には、当該第一のフレーム材がねじれ変形しやすいため、何らかの対策が不可欠なものとなっていた。
特開2019-76619号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたものであり、支柱の下端部を桟フレームの左右両端部に支持させつつ当該桟フレームがねじれ変形し難く構成された間仕切家具を提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に記載の発明は、床面に接地し得るベースと、左右方向に延びてなり前記ベースの前後方向中間部に取り付けられた矩形パイプ状をなす桟フレームと、左右の支柱間に単数又は複数のパネルが支持されてなり前記支柱の下端部が前記桟フレームの左右両端部に支持されたパネル本体とを備えた間仕切家具であって、前記ベースが、略水平板状をなす天壁を有したベース本体と、前後方向に延びてなり前記天壁の下面における左右方向中央部に取り付けられた中央補強材と、前後方向に延びてなり前記天壁の下面における左右方向両端部に取り付けられた左右の側部補強材とを備えたものであり、前記桟フレームの上部が、前記中央補強材及び前記側部補強材に設定された上の溶接部分において溶接されたものであり、前記桟フレームの下部が、前記中央補強材及び前記側部補強材に設定された下の溶接部分において溶接されたものであり、前記上の溶接部分と下の溶接部分は左右方向に異なる位置に設けられている間仕切家具である。
請求項2に記載の発明は、前記ベース本体が、左右方向に延びた略長方形状をなす前記天壁と、この天壁における前後の端縁から下方に延設された前後の端壁と、前記天壁における左右の端縁から下方に延設された左右の端壁とを備えたものであり、前記中央補強材及び左右の側部補強材が前記前後の端壁間及び前記左右の端壁間に配設されたものである請求項1記載の間仕切家具である。
請求項3に記載の発明は、前記中央補強材が、左右に対をなして設けられ上面が前記天壁の下面に取り付けられる左右の鍔部と、これら左右の鍔部の各内側端部から下方に延設された左右の起立壁と、これら左右の起立壁の下端部間を繋ぐ下壁とを備えたものであり、前記左右の起立壁及び下壁における前後方向中間部が切り欠かれたものであり、当該切り欠かれた部分に前記桟フレームが配設される第一の桟フレーム配設部が形成されたものであり、前記上の溶接部分が前記左右の鍔部に設けられたものであり、前記下の溶接部分が前記第一の桟フレーム配設部を臨む前記下壁に設けられたものである請求項2記載の間仕切家具である。
請求項4に記載の発明は、前記左右の側部補強材が、上面が前記天壁の下面に取り付けられる上壁と、この上壁の両側端部から下方に延設された外起立壁及び内起立壁と、前記内起立壁の下端部から前記ベース本体における左右方向中央部方向に延びてなる鍔部とを備えたものであり、前記外起立壁、前記内起立壁、及び、前記鍔部における前後方向中間部が切り欠かれたものであり、当該切り欠かれた部分に前記桟フレームが配設される第二の桟フレーム配設部が形成されたものであり、前記上の溶接部分が前記上壁に設けられたものであり、前記下の溶接部分が前記第二の桟フレーム配設部を臨む前記鍔部に設けられたものである請求項2又は3記載の間仕切家具である。
請求項5に記載の発明は、前記パネル本体が、上下方向に延びてなり下端部が前記桟フレームの左右両端部に支持された左右の支柱と、前記左右の支柱間に上下方向に一定の間隔を空けて架設された複数枚の前記パネルとを備えたものである請求項1、2、3又は4記載の間仕切家具である。
請求項6に記載の発明は、前記左右の側部補強材に、床面に接する複数のキャスタが取り付けられている請求項1、2、3、4又は5記載の間仕切家具である。
請求項7に記載の発明は、前記天壁の上面が、物品を載置可能な載置面になっている請求項1、2、3、4、5又は6記載の間仕切家具である。
請求項8に記載の発明は、前記ベースと前記パネルとの間に、物品を載置可能な棚板が配設されたものである請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の間仕切家具である。
以上説明したように本発明によれば、支柱の下端部を桟フレームの左右両端部に支持させつつ当該桟フレームがねじれ変形し難く構成された間仕切家具を提供することができる。
本発明の一実施形態を示す斜視図。 同実施形態における正面図。 同実施形態における底面図。 同実施形態における斜視図。 同実施形態における分解斜視図。 同実施形態における分解斜視図。 同実施形態における概略側面図。 他の実施形態を示す斜視図。 同実施形態における分解斜視図。 他の実施形態を示す斜視図。
以下、本発明の一実施形態を、図1~7を参照して説明する。
間仕切家具は、床面Fに接地し得るベースAと、左右方向に延びてなりベースAの前後方向中間部に取り付けられた矩形パイプ状をなす桟フレームBと、左右の支柱5間に複数すなわち九枚のパネル4が支持されてなり支柱5の下端部が桟フレームBの左右両端部に支持されたパネル本体Dとを備えたものである。
桟フレームBの左右両側部は、ベースAの両側端部よりも外側に延出したものとなっている。換言すれば、桟フレームBの左右方向寸法は、ベースAの左右方向寸法よりも長く設定されている。
以下、この間仕切家具について詳述するものとする。
ベースAは、板金製のものであり略水平板状をなす天壁11を有したベース本体1と、板金製のものであり前後方向に延びてなり天壁11の下面における左右方向中央部に取り付けられた中央補強材2と、板金製のものであり前後方向に延びてなり天壁11の下面における左右方向両端部に取り付けられた左右の側部補強材3とを備えたものである。
ベース本体1は、左右方向に延びた略長方形状をなす天壁11と、天壁11における前後の端縁から下方に延設された前後の端壁12と、天壁11における左右の端縁から下方に延設された左右の端壁15とを備えたものである。
天壁11は、その上面が、物品を載置可能な載置面smになっている。天壁11は、その下面に溶接された中央補強材2及び左右の側部補強材3により補強されたものとなっている。中央補強材2及び左右の側部補強材3は、天壁11と略同じ又は若干短い前後方向の長さに設定されている。
前後の端壁12は、桟フレームBの厚み寸法と略同じ上下寸法に設定されたものである。前後の端壁12の下端縁からは、内方に向かって延びてなり天壁11と略平行をなす下鍔壁13、及び、当該下鍔壁13の端縁から上方に向かって延びてなる内起立壁14が設けられている。
左右の端壁15は、桟フレームBの厚み寸法と略同じ上下寸法に設定されたものである。左右の端壁15の下端縁からは、内方に向かって延びてなり天壁11と略平行をなす下鍔壁16、及び、当該下鍔壁16の端縁から上方に向かって延びてなる内起立壁17が設けられている。
前後方向に延びてなる左右の端壁15、下鍔壁16、及び、内起立壁17における前後方向中間部は切り欠かれている。そして、それらの切り欠かれた部分に、桟フレームBが配設される桟フレーム配設部たる第三の桟フレーム配設部S3が形成されている。
ベース本体1における四つの角部に形成された隙間sk、すなわち、前後の端壁12と左右の端壁15との間の隙間skには、合成樹脂製のコーナー部材Hが設けられている。コーナー部材Hは、隙間skを埋めるようにベース本体1における角部に配設されており、下鍔壁13、16に対してねじv1により止着されるようになっている。
中央補強材2は、所定の箇所がベース本体1に対して溶接されている。中央補強材2は、前後の端壁12間及び左右の端壁15間に配設されている。中央補強材2は、左右に対をなして設けられ上面が天壁11の下面に取り付けられる左右の鍔部21と、左右の鍔部21の各内側端部から下方に延設された左右の起立壁22と、左右の起立壁22の下端部間を繋ぐ下壁23とを備えたものである。
中央補強材2は、前後及び左右の端壁12、15の高さ寸法と略同じかそれよりも短い高さ寸法に設定されている。中央補強材2は、左右の鍔部21における所定の部位を天壁11の下面に溶接することによってベース本体1に対して剛結されている。
中央補強材2は、左右の起立壁22及び下壁23における前後方向中間部が切り欠かれている。そして、それらの切り欠かれた部分に、桟フレームBが配設される第一の桟フレーム配設部S1が形成されている。第一の桟フレーム配設部S1に配設された桟フレームBは、詳しくは後述するように、中央補強材2に対して上下方向及び左右方向に位置を変えた複数箇所において溶接により止着されるようになっている。
左右の側部補強材3は、所定の箇所がベース本体1に対して溶接されている。左右の側部補強材3は、前後の端壁12間及び左右の端壁15間に配設されている。左右の側部補強材3は、上面が天壁11の下面に取り付けられる上壁31と、上壁31の両側端部から下方に延設された外起立壁32及び内起立壁33と、内起立壁33の下端部からベース本体1における左右方向中央部方向に延びてなる鍔部34とを備えたものである。
左右の側部補強材3は、前後及び左右の端壁12、15の高さ寸法と略同じかそれよりも短い高さ寸法に設定されている。左右の側部補強材3は、上壁31における所定の部位を天壁11の下面に溶接することによってベース本体1に対して止着されている。
左右の側部補強材3は、外起立壁32、内起立壁33、及び、鍔部34における前後方向中間部が切り欠かれている。そして、それらの切り欠かれた部分に桟フレームBが配設される第二の桟フレーム配設部S2が形成されている。第二の桟フレーム配設部S2に配設された桟フレームBは、詳しくは後述するように、左右の側部補強材3に対して上下方向及び左右方向に位置を変えた複数箇所において溶接により止着されるようになっている。
なお、ベースAには、四つの角部にキャスタGが設けられている。左右の側部補強材3には、床面Fに接する複数すなわち二つのキャスタGが取り付けられている。キャスタGは、左右の側部補強材3における前端部及び後端部に配設されている。つまり、間仕切家具は、床面F上をキャスタGを利用することによって軽快に移動し得るものとなっている。
桟フレームBは、金属製のものである。桟フレームBは、左右方向に直線状に延びてなり上下幅よりも前後幅の方が長く設定された四角パイプ状をなしている。桟フレームBの左右両端部には、パネル本体Dの支柱5を支持するための上下方向に延びてなる矩形板状のブラケットCの下端部が剛結されている。
桟フレームBは、その上部における前後両端部が、中央補強材2及び左右の側部補強材3にそれぞれ設定された上の溶接部分Y1、Y2において溶接されている。
上の溶接部分Y1、Y2は、中央補強材2における左右の鍔部21と、左右の側部補強材3における上壁31に設けられている。
つまり、桟フレームBの上部における前端部(前面側)及び後端部(背面側)の各四ケ所(合計八ケ所)がベースAに対して溶接されている。
桟フレームBは、その下部における前後両端部が、中央補強材2、左右の側部補強材3、及び、ベース本体1に設定された下の溶接部分U1、U2、U3において溶接されている。
下の溶接部分U1、U2、U3は、中央補強材2における第一の桟フレーム配設部S1を臨む下壁23と、左右の側部補強材3における第二の桟フレーム配設部S2を臨む鍔部34と、ベース本体1における第三の桟フレーム配設部S3を臨む下鍔壁16に設けられている。
つまり、桟フレームBの下部における前端部(前面側)及び後端部(背面側)の各五ケ所(合計十ケ所)がベースAに対して溶接されている。
桟フレームBの上部が溶接される上の溶接部分Y1、Y2と、桟フレームBの下部が溶接される下の溶接部分U1、U2、U3は左右方向に異なる位置に設けられたものとなっている。このため、桟フレームBは、ねじれ変形が生じ難いようにベースAに対して溶接により剛結されたものとなっている。
パネル本体Dは、上下方向に延びてなり下端部が桟フレームBの左右両端部に支持された左右の支柱5と、左右の支柱5間に上下方向に一定の間隔を空けて架設された複数枚すなわち九枚のパネル4とを備えたものである。
左右の支柱5は、上下方向に延びてなり内側板51aの前端部及び後端部から外側に向かって前板51b及び後板51cが延設された支柱本体51と、支柱本体51の前板51b及び後板51cの先端部間に着脱可能に取り付けられるカバープレート52と、支柱本体51とカバープレート52により形成された上端及び下端の開口部を閉塞し得る合成樹脂製のキャップ53とを備えたものである。
支柱本体51における内側板51aの下端部近傍には左右方向に貫通したねじ挿通孔h2が設けられており、これらねじ挿通孔h2に挿通されたねじv2をブラケットCに設けられたナット部n2に螺着することにより、支柱5が桟フレームBに対して取り付けられるようになっている。
支柱本体51の下端部には、内側板51aを切り欠くことにより桟フレームBに外嵌する凹陥部51dが形成されている。
パネル4は、木製のものであり、左右両端部が図示しないねじによって支柱本体51に対して取り付けられている。
上下方向に隣り合うパネル4間には隙間spが設けられており、当該隙間spを利用して、図1及び図7に示すように、パネル4の上縁部に植栽Eを掛けることができるようになっている。
植栽Eは、図7の例に示すように、観葉植物(図示例のものは人工のものであるが生きているものであってもよい)e1と、観葉植物e1の下端部分が取り付けられる取付部e21を有するとともにパネル4の上縁部に着脱可能に係合し得る下向きコ字状をなしたパネル係合部e22を有した支持部材e2とを備えたものである。
続いて、本発明の他の実施形態を、図8及び9を参照して説明する。なお、当該他の実施形態は、上述した実施形態と同様の構成を含んでいるものであり、同一又は対応する構成部分については上述した実施形態と同一の符号を付して説明するものとする。
他の実施形態である間仕切家具は、上述した実施形態ものと比較して、物品を載置可能な棚板Jが配設されているという点、及び、ベースAにおける左右の側端縁から突出する桟フレームBの突出度合いが小さいという点において相違している。
棚板Jは、板金製のものであり、ベースAとパネル4との間に配設されたものである。棚板Jは、ベースAよりも上の位置における左右の支柱5間に配されたものである。
棚板Jは、左右方向に延びた略水平板状をなす棚板本体j1と、棚板本体j2の前端縁及び後端縁からそれぞれ立設された前後の落下防止壁j2と、棚板本体j1の左右の側端縁から下方に突設された左右の補強鍔j3と、棚板j1の下面に取り付けられた左右方向に延びてなる前後一対の補強フレームj4とを備えたものである。
棚板本体j1の両側縁部における前後方向中間部には支柱5が内嵌し得る形状をなす凹陥部j11が設けられている。なお、棚板本体j1、前後の落下防止壁j2、及び、左右の補強鍔j3は一体に形成されている。棚板本体j1は、左右に対をなして配設された左右の棚板支持部材Kに支持されている。
左右の棚板支持部材Kは、板金製のものであり、平面視において略コ字状をなしている。左右の棚板支持部材Kは、床面Fに立設されている。左右の棚板支持部材Kは、左右の支柱5と係合することにより床面Fに対して略直交する方向に延びてなる起立姿勢が保持されている。
左右の棚板支持部材Kは、ベース本体1における左右の端壁15に対して略平行をなすように沿設された起立板状をなす棚板支持部材本体k1と、棚板支持部材本体k1の前端縁及び後端縁から当該棚板支持部材本体k1に対して直交する方向に延びてなりベース本体1における前後の端壁12及び棚板Jにおける前後の落下防止壁j2の外面側に沿って配設された起立板状をなす前後の延設板k2と、棚板支持部材本体k1の内面に取り付けられ当該棚板支持部材本体k1と協働して支柱5の外周面を囲う支柱係合部材k3とを備えたものである。なお、棚板支持部材本体k1と前後の延設板k2は一体に形成されている。
棚板支持部材本体k1は、その上部内面に棚板Jにおける補強鍔j3の下端縁に係合する棚板支持突起k4が設けられている。
支柱係合部材k3は、棚板支持部材本体k1とともに上下方向に貫通した挿入孔saを形成している。挿入孔saには、支柱5及び桟フレームBの端部から立設されたブラケットCが挿入されるようになっている。支柱係合部材k3には、上下二箇所にねじ挿通孔h2aが設けられている。支柱係合部材k3及び支柱本体51は、ねじ挿通孔h2aに挿通されたねじv2により共締めされて、ブラケットCに取り付けられるようになっている。
以上説明したように、本実施形態に係る間仕切家具は、床面Fに接地し得るベースAと、左右方向に延びてなりベースAの前後方向中間部に取り付けられた矩形パイプ状をなす桟フレームBと、左右の支柱5間に単数又は複数のパネル4が支持されてなり支柱5の下端部が桟フレームBの左右両端部に支持されたパネル本体Dとを備えたものである。
そして、間仕切家具は、ベースAが、略水平板状をなす天壁11を有したベース本体1と、前後方向に延びてなり前記天壁11の下面における左右方向中央部に取り付けられた中央補強材2と、前後方向に延びてなり前記天壁11の下面における左右方向両端部に取り付けられた左右の側部補強材3とを備えたものである。
桟フレームBの上部が、中央補強材2及び左右の側部補強材3に設定された上の溶接部分Y1、Y2において溶接されたものであり、桟フレームBの下部が、中央補強材2及び左右の側部補強材に設定された下の溶接部分U1、U2において溶接されたものであり、上の溶接部分Y1、Y2と下の溶接部分U1、U2は左右方向に異なる位置に設けられている。
このため、本実施形態に示された間仕切家具であれば、支柱5の下端部を桟フレームBの左右両端部に支持させつつ当該桟フレームBがねじれ変形し難く構成されたものを提供することができる。
つまり、上の溶接部分Y1、Y2と下の溶接部分U1、U2が、左右方向に異なる位置に設けられているものであるため、ベースAに対して桟フレームBが適切に剛結されたものとなっている。このため、桟フレームBは、パネル本体Dからの荷重を受けた場合であってもねじれ変形し難いものとなっている。
しかも、桟フレームBは、ベース本体1に設けられた天壁11に取り付けられた中央補強材2及び左右の側部補強材3に溶接されているため、ベース全体の構成も極めて剛性に優れたものとなっている。
ベース本体1が、左右方向に延びた略長方形状をなす天壁11と、天壁11における前後の端縁から下方に延設された前後の端壁12と、天壁11における左右の端縁から下方に延設された左右の端壁15とを備えたものである。そして、中央補強材2及び左右の側部補強材3が前後の端壁12間及び左右の端壁15間に配設されたものである。
このため、中央補強材2及び左右の側部補強材3は、前後及び左右の端壁15間に位置するものとなり、薄板状をなした好適な外観を形成し易いだけでなく、周縁部から中央補強材2及び左右の側部補強材3が視認され難いため外観を損ね難いものとなっている。
中央補強材2が、左右に対をなして設けられ上面が天壁11の下面に取り付けられる左右の鍔部21と、左右の鍔部21の各内側端部から下方に延設された左右の起立壁22と、左右の起立壁22の下端部間を繋ぐ下壁23とを備えたものである。
そして、左右の起立壁22及び下壁23における前後方向中間部が切り欠かれたものであり、当該切り欠かれた部分に桟フレームBが配設される第一の桟フレーム配設部S1が形成されたものである。
桟フレームBの上部が溶接される箇所となる上の溶接部分Y1が左右の鍔部21に設けられたものであり、桟フレームBの下部が溶接される箇所となる下の溶接部分U1が第一の桟フレーム配設部S1を臨む下壁23に設けられたものとなっている。
このため、桟フレームBの上部及び下部は、中央補強材2における異なる部位に溶接されるものとなるため、桟フレームBが中央補強材2に対して好適に取り付けられるものとなっている。
左右の側部補強材3が、上面が天壁11の下面に取り付けられる上壁31と、上壁31の両側端部から下方に延設された外起立壁32及び内起立壁33と、内起立壁33の下端部からベース本体1における左右方向中央部方向に延びてなる鍔部34とを備えたものである。
そして、外起立壁32、内起立壁33、及び、鍔部34における前後方向中間部が切り欠かれたものであり、当該切り欠かれた部分に桟フレームBが配設される第二の桟フレーム配設部S2が形成されたものである。
桟フレームBの上部が溶接される箇所となる上の溶接部分Y2が上壁31に設けられたものであり、桟フレームBの下部が溶接される箇所となる下の溶接部分U2が第二の桟フレーム配設部S2を臨む鍔部34に設けられたものとなっている。
このため、桟フレームBの上部及び下部は、左右の側部補強材3における異なる部位に溶接されるものとなるため、桟フレームBが左右の側部補強材3に対して好適に取り付けられるものとなっている。
パネル本体Dが、上下方向に延びてなり下端部が桟フレームBの左右両端部に支持された左右の支柱5と、左右の支柱5間に上下方向に一定の間隔を空けて架設された複数枚のパネル4とを備えたものである。
このため、オフィス等における空間を見栄えよく好適に仕切り得るものとなるとともに隣接するパネル4間に形成された隙間spを利用してパネル4に対して植栽等の物品を掛けることも柔軟に行えるものとなっている。
左右の側部補強材3に、床面Fに接する複数のキャスタGが取り付けられている。
このため、間仕切家具は、床面F上を好適に移動し得るものとなっている。
天壁11の上面が、物品を載置可能な載置面smになっている。このため、床面Fに対して直接的に載置したくない物品を天壁11の上面に載置することができるものとなっている。
ベースAとパネル4との間に、物品を載置可能な棚板Jが配設されたものである。このため、鞄等の物品をパネル本体Dの近傍に配された棚板Jに載置することができるため、執務者等の作業性の向上に資するものとなっている。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
間仕切家具は、棚板や棚板支持部材を設けていない構成のものであってもよいのはもちろんのことである。
ベース本体は、略水平板状をなす天壁を有したものであればよく、その全体的な形状は略矩形状をなしたものに限られるものではない。
中央補強材は、前後方向に延びてなり天壁の下面における左右方向中央部に取り付けられたものであればよく、その具体的な形状は適宜のものに設定され得るものである。
左右の側部補強材は、前後方向に延びてなり天壁の下面における左右方向両端部に取り付けられたものであればよく、その具体的な形状は適宜のものに設定され得るものである。
パネル本体が、左右の支柱に単一のパネルを支持させたものであってもよい。
桟フレームの左右両端部に設けられたブラケットは、種々の形状を採り得るものである。
例えば、図10に示すように、桟フレームBの左右両端部に設けられたブラケットCの形状を略コ字状をなすように形成したものであってもよい。つまり、このブラケットCは、矩形板状をなすブラケット本体c1の両側端部から当該ブラケット本体c1に略直交する外方に向かって端壁c2を一体に延設させたものである。このようなものであれば、ブラケットCの強度が好適に向上し得るものとなるだけでなく、ブラケットCの桟フレームBに対する取付強度も好適に向上し得るものとなる。
また、支柱5に対して最初に挿入されることになるブラケット本体c1における上端部分c11の幅寸法は、両端部に傾斜縁c12を設けることによって上側に向かって漸次短くなるように形成されている。ブラケットCの上端部分c11をこのように構成することにより、パネル本体Dの支柱5内にブラケットCがスムーズに案内されるものとなる。
また、図10の例では、左右の支柱5における下端の開口部を閉塞し得るキャップ53を金属製のものとしている。これにより、金属製のキャップ53は、桟フレームBや支柱5と溶接することができるものとなり、強度の向上に資するものとなっている。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
A…ベース
B…桟フレーム
D…パネル本体
1…ベース本体
2…中央補強材
3…左右の側部補強材

Claims (8)

  1. 床面に接地し得るベースと、左右方向に延びてなり前記ベースの前後方向中間部に取り付けられた矩形パイプ状をなす桟フレームと、左右の支柱間に単数又は複数のパネルが支持されてなり前記支柱の下端部が前記桟フレームの左右両端部に支持されたパネル本体とを備えた間仕切家具であって、
    前記ベースが、略水平板状をなす天壁を有したベース本体と、前後方向に延びてなり前記天壁の下面における左右方向中央部に取り付けられた中央補強材と、前後方向に延びてなり前記天壁の下面における左右方向両端部に取り付けられた左右の側部補強材とを備えたものであり、
    前記桟フレームの上部が、前記中央補強材及び前記側部補強材に設定された上の溶接部分において溶接されたものであり、
    前記桟フレームの下部が、前記中央補強材及び前記側部補強材に設定された下の溶接部分において溶接されたものであり、
    前記上の溶接部分と下の溶接部分は左右方向に異なる位置に設けられている間仕切家具。
  2. 前記ベース本体が、左右方向に延びた略長方形状をなす前記天壁と、この天壁における前後の端縁から下方に延設された前後の端壁と、前記天壁における左右の端縁から下方に延設された左右の端壁とを備えたものであり、
    前記中央補強材及び左右の側部補強材が前記前後の端壁間及び前記左右の端壁間に配設されたものである請求項1記載の間仕切家具。
  3. 前記中央補強材が、左右に対をなして設けられ上面が前記天壁の下面に取り付けられる左右の鍔部と、これら左右の鍔部の各内側端部から下方に延設された左右の起立壁と、これら左右の起立壁の下端部間を繋ぐ下壁とを備えたものであり、
    前記左右の起立壁及び下壁における前後方向中間部が切り欠かれたものであり、当該切り欠かれた部分に前記桟フレームが配設される第一の桟フレーム配設部が形成されたものであり、
    前記上の溶接部分が前記左右の鍔部に設けられたものであり、
    前記下の溶接部分が前記第一の桟フレーム配設部を臨む前記下壁に設けられたものである請求項2記載の間仕切家具。
  4. 前記左右の側部補強材が、上面が前記天壁の下面に取り付けられる上壁と、この上壁の両側端部から下方に延設された外起立壁及び内起立壁と、前記内起立壁の下端部から前記ベース本体における左右方向中央部方向に延びてなる鍔部とを備えたものであり、
    前記外起立壁、前記内起立壁、及び、前記鍔部における前後方向中間部が切り欠かれたものであり、当該切り欠かれた部分に前記桟フレームが配設される第二の桟フレーム配設部が形成されたものであり、
    前記上の溶接部分が前記上壁に設けられたものであり、
    前記下の溶接部分が前記第二の桟フレーム配設部を臨む前記鍔部に設けられたものである請求項2又は3記載の間仕切家具。
  5. 前記パネル本体が、上下方向に延びてなり下端部が前記桟フレームの左右両端部に支持された左右の支柱と、前記左右の支柱間に上下方向に一定の間隔を空けて架設された複数枚の前記パネルとを備えたものである請求項1、2、3又は4記載の間仕切家具。
  6. 前記左右の側部補強材に、床面に接する複数のキャスタが取り付けられている請求項1、2、3、4又は5記載の間仕切家具。
  7. 前記天壁の上面が、物品を載置可能な載置面になっている請求項1、2、3、4、5又は6記載の間仕切家具。
  8. 前記ベースと前記パネルとの間に、物品を載置可能な棚板が配設されたものである請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の間仕切家具。
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