JP7521933B2 - 磁場検出装置及び磁場検出装置アレイ - Google Patents

磁場検出装置及び磁場検出装置アレイ Download PDF

Info

Publication number
JP7521933B2
JP7521933B2 JP2020092889A JP2020092889A JP7521933B2 JP 7521933 B2 JP7521933 B2 JP 7521933B2 JP 2020092889 A JP2020092889 A JP 2020092889A JP 2020092889 A JP2020092889 A JP 2020092889A JP 7521933 B2 JP7521933 B2 JP 7521933B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
magnetic
field detection
detection device
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020092889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021188976A (ja
Inventor
崇人 福井
多聞 笠島
勇一郎 山地
泰樹 悪七
修 原川
誠 亀野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2020092889A priority Critical patent/JP7521933B2/ja
Priority to US17/927,134 priority patent/US20230204686A1/en
Priority to CN202180038524.8A priority patent/CN115667966A/zh
Priority to PCT/JP2021/017622 priority patent/WO2021241174A1/ja
Priority to EP21811992.3A priority patent/EP4160238A4/en
Publication of JP2021188976A publication Critical patent/JP2021188976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7521933B2 publication Critical patent/JP7521933B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/0094Sensor arrays
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/0023Electronic aspects, e.g. circuits for stimulation, evaluation, control; Treating the measured signals; calibration
    • G01R33/0041Electronic aspects, e.g. circuits for stimulation, evaluation, control; Treating the measured signals; calibration using feed-back or modulation techniques
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/025Compensating stray fields
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/06Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using galvano-magnetic devices
    • G01R33/09Magnetoresistive devices
    • G01R33/091Constructional adaptation of the sensor to specific applications
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/0206Three-component magnetometers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

本発明は磁場検出装置に関し、特に、シールドルームを用いることなく微弱な磁場を検出可能な磁場検出装置に関する。また、本発明は、複数の磁場検出装置を備える磁場検出装置アレイに関する。
シールドルームを用いることなく微弱な磁場を検出可能な磁場検出装置としては、特許文献1に記載された磁場検出装置が知られている。特許文献1の図1に記載された磁場検出装置は、参照用の磁気センサを用いて環境磁場を検出し、これに基づいてキャンセルコイルにキャンセル電流を流すことにより、測定用の磁気センサに加わる環境磁場をキャンセルしている。また、特許文献1の図7に記載された磁場検出装置は、複数の磁気センサからの出力信号を加算することによって環境磁場成分を抽出し、複数の磁気センサにそれぞれ設けられたキャンセルコイルにキャンセル電流を流すことによって、複数の磁気センサに加わる環境磁場をキャンセルしている。
特開2017-133993号公報
しかしながら、特許文献1の図1に記載された磁場検出装置は、測定用の磁気センサと参照用の磁気センサにそれぞれ別個のキャンセルコイルが割り当てられており、特許文献1の図7に記載された磁場検出装置は、複数の磁気センサのそれぞれにキャンセルコイルが割り当てられていることから、部品点数が多いという問題があった。また、特許文献1の図7に記載された磁場検出装置は、複数の磁気センサからの出力信号を加算する必要があることから、回路構成が複雑になるという問題もあった。
したがって、本発明は、シールドルームを用いることなく微弱な磁場を検出可能な磁場検出装置及び磁場検出装置アレイにおいて、部品点数を削減するとともに、回路構成を簡素化することを目的とする。
本発明による磁場検出装置は、ボビンと、ボビンの巻芯部に巻回されたキャンセルコイルと、ボビンの互いに異なる位置に固定され、互いに同じ方向の磁界成分を検出する第1及び第2の磁気センサと、第1の磁気センサの出力信号に応じてキャンセルコイルにキャンセル電流を流すことにより、キャンセル空間の環境磁場を打ち消すフィードバック回路とを備え、第2の磁気センサは、キャンセル空間内に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1及び第2の磁気センサに対して共通のキャンセルコイルを用いていることから、部品点数を削減することができるとともに、回路構成を簡素化することが可能となる。
本発明において、第1及び第2の磁気センサは、いずれもキャンセルコイルの軸方向から見てキャンセルコイルの内径領域と重なる位置に配置されていても構わない。これによれば、装置全体のサイズを小型化することが可能となる。
本発明において、第1及び第2の磁気センサのセンサヘッドは、キャンセルコイルの軸方向における位置が互いに異なっていても構わない。これによれば、信号磁場成分がキャンセルコイルによって打ち消されることを防止することが可能となる。この場合、ボビンの巻芯部は、第1の鍔部において開口する第1のキャビティと、第2の鍔部において開口する第2のキャビティを有し、第1の磁気センサは、第1のキャビティに収容され、第2の磁気センサは、第2のキャビティに収容されていても構わない。これによれば、第1の磁気センサと第2の磁気センサの距離を十分に離間させることが可能となる。さらにこの場合、第1の磁気センサのセンサヘッドはボビンの第1の鍔部から突出しており、第2の磁気センサのセンサヘッドは、ボビンの第2の鍔部から突出していても構わない。これによれば、測定対象物と第2の磁気センサの距離を近づけることが可能となる。
本発明による磁場検出装置は、第1又は第2の鍔部に固定された回路基板をさらに備え、フィードバック回路は、回路基板に設けられていても構わない。これによれば、第1又は第2の鍔部を有効活用することができる。
本発明による磁場検出装置は、第2の磁気センサを複数備えていても構わない。これによれば、信号磁場成分の空間分布を測定することが可能となる。
本発明による磁場検出装置は、キャンセルコイルに並列接続され、抵抗値がキャンセルコイルの等価直列抵抗よりも大きい抵抗をさらに備えていても構わない。これによれば、第1の磁気センサ、フィードバック回路及びキャンセルコイルからなるフィードバックループの発振を防止することが可能となる。
本発明の一側面による磁場検出装置アレイは、複数の第2の磁気センサを備えた上記の磁場検出装置を複数備え、複数の磁場検出装置は、キャンセルコイルの軸方向が互いに一致するようマトリクス状に配列されていることを特徴とする。本発明によれば、信号磁場成分の空間分布を広範囲に測定することが可能となる。
本発明の他の側面による磁場検出装置アレイは、複数の磁場検出装置がアレイ状に配列されてなる磁場検出装置アレイであって、複数の磁場検出装置の少なくとも一つは、複数の第2の磁気センサを備えた上記の磁場検出装置と同じ構成を有し、複数の磁場検出装置の残りは、複数の第2の磁気センサを備えた上記の磁場検出装置から第1の磁気センサを削除した構成を有し、キャンセルコイルにキャンセル電流を流すことによってキャンセル空間の環境磁場が打ち消されるよう構成され、複数の磁場検出装置は、キャンセルコイルの軸方向が互いに一致するようマトリクス状に配列されていることを特徴とする。本発明によれば、信号磁場成分の空間分布を広範囲に測定することが可能となるとともに、使用する磁気センサの数を削減することが可能となる。
本発明において、複数の磁場検出装置に設けられた複数の第2の磁気センサは、キャンセルコイルの軸方向と直交する第1の方向に延在する複数の第1の仮想線と、キャンセルコイルの軸方向及び第1の方向と直交する第2の方向に延在する複数の第2の仮想線の各交点に配置され、複数の第1の仮想線のピッチと複数の第2の仮想線のピッチが等しくても構わない。これによれば、検出面であるxy平面内における信号磁場成分の空間分布を等間隔で測定することが可能となる。
本発明によれば、シールドルームを用いることなく微弱な磁場を検出可能であり、且つ、部品点数が少なく回路構成がシンプルな磁場検出装置及び磁場検出装置アレイを提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態による磁場検出装置1を測定面側から見た略斜視図である。 図2は、磁場検出装置1を裏面側から見た略斜視図である。 図3は、ボビン10の外観を示す略斜視図である。 図4は、磁気センサS1,S21~S24の内部構造の一例を示す模式図である。 図5は、磁場検出装置1の回路構成を示すブロック図である。 図6は、センサチップ22の略平面図である。 図7は、図6に示すA-A線に沿った略断面図である。 図8は、磁気センサS1、フィードバック回路31及びキャンセルコイルC2を含むフィードバックループの回路図である。 図9は、磁気センサS21~S24及び検出回路32の回路図である。 図10は、磁気センサS1,S21~S24が設けられる径方向位置を説明するための模式図である。 図11は、キャンセル空間40の位置を説明するための模式図である。 図12は、複数の磁場検出装置1をアレイ状に配列した例を示す模式図である。 図13は、本発明の第2の実施形態による磁場検出装置2の構造を説明するための略断面図である。 図14は、磁場検出装置2の外観を示す略分解斜視図である。 図15は、磁気センサS1、フィードバック回路31及びキャンセルコイルC2,C3を含むフィードバックループの回路図である。 図16は、キャンセルコイルC3を含む磁気センサS1,S21~S24の内部構造の一例を示す模式図である。 図17は、本発明の第3の実施形態による磁場検出装置3の外観を示す略斜視図である。 図18は、本発明の第4の実施形態による磁場検出装置4の外観を示す略斜視図である。 図19は、本発明の第5の実施形態による磁場検出装置5の外観を示す略斜視図である。 図20は、本発明の第6の実施形態による磁場検出装置6の外観を示す略斜視図である。 図21は、本発明の第7の実施形態による磁場検出装置7の外観を示す略斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態による磁場検出装置1の外観を示す図であり、図1は測定面側から見た略斜視図、図2は裏面側から見た略斜視図である。
図1及び図2に示すように、第1の実施形態による磁場検出装置1は、樹脂材料などからなるボビン10と、ボビン10に巻回されたキャンセルコイルC2と、ボビン10に固定された複数の磁気センサS1,S21~S24を備えている。ボビン10の構造は図3に示すとおりであり、巻芯部13と、巻芯部13のz方向における両端に設けられた鍔部11,12を有している。巻芯部13の外周面は、z方向から見て円形である。キャンセルコイルC2はボビン10の巻芯部13に巻回されており、したがってキャンセルコイルC2のコイル軸方向はz方向である。巻芯部13は筒状であり、z方向に延在する中空部14を有している。
本実施形態においては、ボビン10の巻芯部13に8つのキャビティA1~A8が設けられている。キャビティA1~A8は巻芯部13をz方向に貫通する貫通孔であり、キャビティA1~A8のz方向における一端は鍔部11において開口し、キャビティA1~A8のz方向における他端は鍔部12において開口する。キャビティA1~A8の径方向位置は互いに同じである。そして、本実施形態においては、キャビティA6に磁気センサS1が収容され、キャビティA1,A3,A5,A7にそれぞれ磁気センサS21~S24が収容されている。磁気センサS1のセンサヘッドは鍔部11からz方向に突出しており、磁気センサS21~S24のセンサヘッドは鍔部12からz方向に突出している。磁気センサS1,S21~S24は、それぞれ配線L0~L4を介して、ボビン10の鍔部11に固定された回路基板15に接続されている。図1及び図2に示す例ではキャビティA2,A4,A8が空いているが、キャビティA2,A4,A8に他の磁気センサを収容しても構わない。つまり、最大で8個の磁気センサをボビン10に固定することができる。
かかる構成により、磁気センサS1,S21~S24はいずれもz方向から見てキャンセルコイルC2の内径領域と重なる位置に配置され、且つ、磁気センサS1のセンサヘッドと磁気センサS21~S24のセンサヘッドのz方向における位置は、互いに異なっている。磁気センサS21~S24のセンサヘッドのz方向における位置は互いに同じである。また、磁気センサS1のセンサヘッドと磁気センサS21~S24のセンサヘッドのコイル軸を中心とした径方向位置は、互いに同じである。
磁気センサS1は地磁気などの環境磁場成分を検出するためのセンサであり、磁気センサS21~S24は測定対象物から発せられる信号磁場成分を検出するためのセンサである。磁気センサS1,S21~S24は感度軸方向がいずれもz方向であり、その大部分はキャンセルコイルC2の内径領域に位置しているが、上述の通り、磁気センサS21~S24のセンサヘッドは鍔部12から突出している。これは、磁気センサS21~S24のセンサヘッドを測定対象物により近づけるためである。つまり、磁気センサS21~S24のセンサヘッドがボビン10に埋め込まれていると、測定対象物と磁気センサS21~S24のセンサヘッドの距離が大きくなるからである。一方、磁気センサS1のセンサヘッドについては鍔部11から突出させる必要はないが、磁気センサS21~S24との対称性を高めるためには、磁気センサS1の鍔部11からの突出量は、磁気センサS21~S24の鍔部12からの突出量と一致させることが好ましい。
図4は、磁気センサS1,S21~S24の内部構造の一例を示す模式図である。
図4に示す例では、磁気センサS1,S21~S24が互いに同じ構造を有しており、いずれもセンサ収容体20と、センサ収容体20に収容された基板21と、基板21に搭載されたセンサチップ22及び集磁体23を備えている。集磁体23はz方向に延在する棒状体であり、フェライトなどの高透磁率材料からなる。集磁体23のz方向における一端はセンサヘッドHを構成し、集磁体23のz方向における他端にセンサチップ22が配置される。これにより、センサヘッドHの近傍に位置する測定対象物から発せられるz方向の信号磁場成分が集磁体23によって集磁され、センサチップ22に印加される。
図5は、本実施形態による磁場検出装置1の回路構成を示すブロック図である。
図5に示すように、本実施形態による磁場検出装置1は、磁気センサS1に接続されたフィードバック回路31と、磁気センサS21~S24に接続された検出回路32を備えている。フィードバック回路31は、環境磁場成分を打ち消すためのフィードバック電流F1を生成する回路であり、フィードバック回路31によって生成されたフィードバック電流F1は、キャンセルコイルC2に供給される。これにより、磁気センサS1、フィードバック回路31及びキャンセルコイルC2は、環境磁場成分を打ち消すフィードバックループを構成する。一方、検出回路32は、磁気センサS21~S24からの出力信号に応じて、測定対象物から発せられる信号磁場成分を示す検出信号Voutを生成する。
図6はセンサチップ22の略平面図であり、図7は図6に示すA-A線に沿った略断面図である。
図6及び図7に示すように、センサチップ22の素子形成面には、4つの磁気抵抗効果素子M1~M4と、キャンセルコイルC1が集積されている。キャンセルコイルC1は絶縁膜24で覆われ、絶縁膜24上に磁気抵抗効果素子M1~M4が形成されている。磁気抵抗効果素子M1~M4は、絶縁膜25で覆われる。そして、集磁体23はz方向から見て、磁気抵抗効果素子M1,M2と磁気抵抗効果素子M3,M4の間に配置される。これにより、集磁体23によって集磁されたz方向の磁界は、センサチップ22の素子形成面上で+x方向及び-x方向に分配される。その結果、磁気抵抗効果素子M1,M2と磁気抵抗効果素子M3,M4には、互いに逆方向の磁界成分が印加される。ここで、磁気抵抗効果素子M1~M4の固定磁化方向はいずれも+x方向又は-x方向に揃えられている。
また、キャンセルコイルC1は、磁気抵抗効果素子M1~M4と重なるように配置されており、キャンセルコイルC1にキャンセル電流を流すと、磁気抵抗効果素子M1,M2と磁気抵抗効果素子M3,M4には、互いに逆方向のキャンセル磁界が印加される。
図8は、磁気センサS1、フィードバック回路31及びキャンセルコイルC2を含むフィードバックループの回路図である。
図8に示すように、磁気センサS1に含まれる磁気抵抗効果素子M1~M4はブリッジ接続され、これにより生成される差動信号がフィードバック回路31に含まれる差動アンプ31aに供給される。差動アンプ31aは、差動信号に基づいてフィードバック電流F1を生成する。フィードバック電流F1は、直列接続されたキャンセルコイルC1,C2に流れる。これにより、キャンセルコイルC1,C2は、磁気センサS1の出力信号である差動信号成分がゼロとなるよう、キャンセル磁界を発生させる。
また、本実施形態においては、キャンセルコイルC2に抵抗R1が並列接続されている。抵抗R1の抵抗値は、キャンセルコイルC2の等価直列抵抗(ESR)よりも大きく、好ましくはESRの10倍以上、より好ましくはESRの100倍以上に設定される。これにより、フィードバック電流F1のうち、地磁気などに起因する低周波成分についてはキャンセルコイルC2を流れる一方、発振の原因となる高周波成分については抵抗R1をバイパスする。その結果、フィードバックループの発振を防止しつつ、地磁気などの環境磁場成分を正しくキャンセルすることが可能となる。
図9は、磁気センサS21~S24及び検出回路32の回路図である。
図9に示すように、磁気センサS21~S24に含まれる磁気抵抗効果素子M1~M4はブリッジ接続され、これにより生成される差動信号が検出回路32に含まれる差動アンプ32aに供給される。差動アンプ32aは、差動信号に基づいてフィードバック電流F2を生成する。フィードバック電流F2は、キャンセルコイルC1に流れる。これにより、キャンセルコイルC1は、磁気センサS21~S24の出力信号である差動信号成分がゼロとなるよう、キャンセル磁界を発生させる。
さらに、検出回路32には、フィードバック電流F2を電流電圧変換する抵抗R2と、抵抗R2の両端間電圧を測定する電圧測定回路33が設けられている。これにより、フィードバック電流F2が流れると、その電流量に比例した検出信号Voutが生成される。
図10は、磁気センサS1,S21~S24が設けられる径方向位置を説明するための模式図である。
図10に示すように、キャンセルコイルC2の軸方向(z方向)から見て、磁気センサS1は、キャンセルコイルC2の内径領域の中心からオフセットした位置に配置されている。上述の通り、キャンセルコイルC2は、磁気センサS1に印加される環境磁場成分がゼロとなるよう、キャンセル磁界を発生させる。しかしながら、環境磁場成分がゼロとなるのは磁気センサS1が配置された位置だけではなく、キャンセルコイルC2と同心円状に分布するキャンセル空間40においても環境磁場成分がゼロとなる。これは、キャンセル磁界の強度分布が同心円状であるため、環境磁場成分が一様であれば、磁気センサS1と径方向位置が同じ領域においては環境磁場成分が完全に打ち消されるからである。
図11に示すように、キャンセル空間40は、磁気センサS1のセンサヘッドが位置する鍔部11側だけでなく、磁気センサS21~S24のセンサヘッドが位置する鍔部12側にも対称に形成される。そして、本実施形態においては、鍔部12側に形成されるキャンセル空間40内に磁気センサS21~S24が配置される。これにより、磁気センサS21~S24に印加される環境磁場成分もゼロとなることから、磁気センサS21~S24には測定対象物から発せられる信号磁場成分のみが印加されることになる。このため、シールドルームを用いることなく、微弱な磁場を検出することが可能となる。しかも、5つの磁気センサS1,S21~S24に対して共通のキャンセルコイルC2を割り当てていることから、部品点数を削減することができるとともに、回路構成を簡素化することが可能となる。
本実施形態においては、キャビティA1~A8の径方向位置が互いに同じであるため、どのキャビティに磁気センサS21~S24を収容しても、磁気センサS21~S24に印加される環境磁場成分はゼロとなる。しかも、本実施形態においては、環境磁場成分を検出するための磁気センサS1のセンサヘッドを鍔部11側に設け、信号磁場成分を検出するための磁気センサS21~S24のセンサヘッドを鍔部12側に設けていることから、測定対象物から発せられる信号磁場成分が磁気センサS1にほとんど印加されず、このため、信号磁場成分の一部又は全部がキャンセルされることがない。そして、微弱な磁場を発生する測定対象物を磁気センサS21~S24のセンサヘッドに近接させた状態で測定を行えば、測定対象物から発せられる信号磁場成分をリアルタイムに検出することが可能となる。また、キャンセルコイルC2と磁気センサS1,S21~S24が同じボビン10に固定されていることから、キャンセルコイルC2と磁気センサS1,S21~S24の間の位置ずれもほとんど生じない。
このように、本実施形態による磁場検出装置1を用いれば、簡単な構成によって微弱な磁場を高感度に検出することが可能となる。また、図12に示すように、キャンセルコイルの軸方向が互いに一致するよう本実施形態による磁場検出装置1をアレイ状に配列すれば、信号磁場成分を検出するための磁気センサS21~S24をxy平面にマトリクス状に配列することが可能となる。図12に示す例では、x方向に延在する仮想線x1~x6と、y方向に延在する仮想線y1~y6の各交点に磁気センサS21,S22,S23又はS24が配置されている。ここで、仮想線x1~x6のピッチPと仮想線y1~y6のピッチPが等しくなるよう設計すれば、信号磁場成分の空間分布を広範囲に測定することが可能となる。
複数の磁場検出装置1をアレイ状に配列する場合、環境磁場成分を検出するための磁気センサS1を全ての磁場検出装置1に設ける必要はなく、いずれか一つの磁場検出装置1に磁気センサS1を設け、フィードバック電流F1を各磁場検出装置1のキャンセルコイルC2に供給しても構わない。これによれば、使用する磁気センサの数を削減することが可能となる。
図13は、本発明の第2の実施形態による磁場検出装置2の構造を説明するための略断面図である。また、図14は磁場検出装置2の外観を示す略分解斜視図である。
図13に示すように、第2の実施形態による磁場検出装置2は、ボビン10の中空部14に挿入された別のボビン50と、ボビン50の巻芯部53に巻回されたキャンセルコイルC3を備えている。その他の基本的な構成は、第1の実施形態による磁場検出装置1と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
ボビン50は、巻芯部53と、巻芯部53のz方向における両端に設けられた鍔部51,52を有している。キャンセルコイルC3はボビン50の巻芯部53に巻回されており、したがってキャンセルコイルC3のコイル軸方向はz方向である。図15に示すように、キャンセルコイルC3はキャンセルコイルC2に対して直列に接続される。これにより、第1の実施形態による磁場検出装置1と比べて、より強いキャンセル磁界を発生させることが可能となる。
キャンセルコイルC3は、図16に示すように、磁気センサS1内の集磁体23に巻回しても構わない。これによれば、環境磁場成分が比較的強い場合であっても、集磁体23の磁気飽和を防止することが可能となる。図16に示す構成は、磁気センサS21~S24に適用することも可能である。
図17~図19は、それぞれ本発明の第3~第5の実施形態による磁場検出装置3~5の外観を示す略斜視図である。
図17に示すように、第3の実施形態による磁場検出装置3は、z方向から見たボビン10の形状が四角形である点において、第1の実施形態による磁場検出装置1と相違している。図18に示すように、第4の実施形態による磁場検出装置4は、z方向から見たボビン10の形状が八角形である点において、第1の実施形態による磁場検出装置1と相違している。図19に示すように、第5の実施形態による磁場検出装置5は、z方向から見たボビン10の形状が楕円形である点において、第1の実施形態による磁場検出装置1と相違している。
第3~第5の実施形態による磁場検出装置3~5が例示するように、本発明においてボビンの形状が円形に限定されるものではない。
図20は、本発明の第6の実施形態による磁場検出装置6の外観を示す略斜視図である。
図20に示すように、第6の実施形態による磁場検出装置6は、磁気センサS1と磁気センサS21~S24のz方向における位置が同じであり、且つ、磁気センサS1と磁気センサS21~S24のコイル軸を中心とした径方向位置が互いに異なっている点において、第1の実施形態による磁場検出装置1と相違している。図20に示す例では、磁気センサS1がコイル軸の中心に位置している。
第6の実施形態による磁場検出装置6が例示するように、本発明においては、磁気センサS1と磁気センサS21~S24のz方向における位置が同じであっても構わない。また、本実施形態においては、磁気センサS1と磁気センサS21~S24のコイル軸を中心とした径方向位置が互いに異なっていることから、磁気センサS1が設けられた位置(コイル軸の中心)において環境磁場成分を完全にキャンセルすると、磁気センサS21~S24が設けられた位置(コイル軸の中心からオフセットした位置)においては環境磁場成分が残存する。このため、本実施形態においては、磁気センサS1が設けられた位置において環境磁場成分を完全にキャンセルするのではなく、磁気センサS21~S24が設けられた位置において環境磁場成分が完全にキャンセルされるよう、フィードバックループのゲインを調整する必要がある。
図21は、本発明の第7の実施形態による磁場検出装置7の外観を示す略斜視図である。
図21に示すように、第7の実施形態による磁場検出装置7は、鍔部11,12の径方向における面積が拡大され、巻芯部13よりも径方向における外側に別のキャビティB1~B8が設けられている点において、第1の実施形態による磁場検出装置1と相違している。図21に示す例では、径方向における内側に位置するキャビティA1~A8に4つの磁気センサS21~S24が収容され、径方向における外側に位置するキャビティB1~B8に4つの磁気センサS1が収容されている。
第7の実施形態による磁場検出装置7が例示するように、磁気センサを収容するためのキャビティの径方向位置が全て同じである必要はなく、径方向位置の異なる複数のキャビティをボビンに設けても構わない。また、環境磁場成分を検出するための磁気センサS1の数が1個に限定されるものではなく、複数個用いても構わない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、第1の実施形態による磁場検出装置1では、信号磁場成分を検出する磁気センサを4つ備え、環境磁場成分を検出する磁気センサを1つ備えているが、信号磁場成分を検出する磁気センサの数や、環境磁場成分を検出する磁気センサの数については特に限定されない。
1~7 磁場検出装置
10,50 ボビン
11,12,51,52 鍔部
13,53 巻芯部
14 中空部
15 回路基板
20 センサ収容体
21 基板
22 センサチップ
23 集磁体
24,25 絶縁膜
31 フィードバック回路
31a 差動アンプ
32 検出回路
32a 差動アンプ
33 電圧測定回路
40 キャンセル空間
A1~A8,B1~B8 キャビティ
C1~C3 キャンセルコイル
F1,F2 フィードバック電流
H センサヘッド
L0~L4 配線
M1~M4 磁気抵抗効果素子
R1,R2 抵抗
S1,S21~S24 磁気センサ

Claims (11)

  1. ボビンと、
    前記ボビンの巻芯部に巻回されたキャンセルコイルと、
    前記ボビンの互いに異なる位置に固定され、互いに同じ方向の磁界成分を検出する第1及び第2の磁気センサと、
    前記第1の磁気センサの出力信号に応じて前記キャンセルコイルにキャンセル電流を流すことにより、前記キャンセルコイルの軸方向における一方側に位置する第1のキャンセル空間、並びに、前記キャンセルコイルの軸方向における他方側に位置する第2のキャンセル空間の環境磁場を打ち消すフィードバック回路と、を備え、
    前記第1の磁気センサのセンサヘッドは、前記第1のキャンセル空間内に配置されており、
    前記第2の磁気センサのセンサヘッドは、前記第2のキャンセル空間内に配置されていることを特徴とする磁場検出装置。
  2. 前記第1及び第2の磁気センサは、いずれも前記キャンセルコイルの軸方向から見て前記キャンセルコイルの内径領域と重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の磁場検出装置。
  3. 前記ボビンの前記巻芯部は、第1の鍔部において開口する第1のキャビティと、第2の鍔部において開口する第2のキャビティを有し、
    前記第1の磁気センサは、前記第1のキャビティに収容され、
    前記第2の磁気センサは、前記第2のキャビティに収容されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁場検出装置。
  4. 前記第1の磁気センサのセンサヘッドは、前記ボビンの前記第1の鍔部から突出しており、
    前記第2の磁気センサのセンサヘッドは、前記ボビンの前記第2の鍔部から突出していることを特徴とする請求項に記載の磁場検出装置。
  5. 前記第1又は第2の鍔部に固定された回路基板をさらに備え、
    前記フィードバック回路は、前記回路基板に設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の磁場検出装置。
  6. 前記第2の磁気センサを複数備え
    前記複数の第2の磁気センサは、前記キャンセルコイルの軸方向における前記他方側において、前記キャンセルコイルのコイル軸を中心とした径方向位置が互いに同じとなるよう、同心円状に配置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の磁場検出装置。
  7. 前記キャンセルコイルのコイル軸を中心とした前記第1の磁気センサの径方向位置は、前記キャンセルコイルのコイル軸を中心とした前記複数の第2の磁気センサの径方向位置と同じであることを特徴とする請求項6に記載の磁場検出装置。
  8. ボビンと、
    前記ボビンの巻芯部に巻回されたキャンセルコイルと、
    前記キャンセルコイルに並列接続され、抵抗値が前記キャンセルコイルの等価直列抵抗よりも大きい抵抗と、
    前記ボビンの互いに異なる位置に固定され、互いに同じ方向の磁界成分を検出する第1及び第2の磁気センサと、
    前記第1の磁気センサの出力信号に応じて前記キャンセルコイルにキャンセル電流を流すことにより、キャンセル空間の環境磁場を打ち消すフィードバック回路と、を備え、
    前記第2の磁気センサは、前記キャンセル空間内に配置されていることを特徴とする磁場検出装置。
  9. 請求項に記載の磁場検出装置を複数備え、
    前記複数の磁場検出装置は、前記キャンセルコイルの軸方向が互いに一致するようマトリクス状に配列されていることを特徴とする磁場検出装置アレイ。
  10. 複数の磁場検出装置がアレイ状に配列されてなる磁場検出装置アレイであって、
    前記複数の磁場検出装置の少なくとも一つは、請求項に記載の磁場検出装置と同じ構成を有し、
    前記複数の磁場検出装置の残りは、請求項7に記載の磁場検出装置から前記第1の磁気センサを削除した構成を有し、前記キャンセルコイルに前記キャンセル電流を流すことによってキャンセル空間の環境磁場が打ち消されるよう構成され、
    前記複数の磁場検出装置は、前記キャンセルコイルの軸方向が互いに一致するようマトリクス状に配列されていることを特徴とする磁場検出装置アレイ。
  11. 前記複数の磁場検出装置に設けられた前記複数の第2の磁気センサは、前記キャンセルコイルの軸方向と直交する第1の方向に延在する複数の第1の仮想線と、前記キャンセルコイルの軸方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向に延在する複数の第2の仮想線の各交点に配置され、
    前記複数の第1の仮想線のピッチと前記複数の第2の仮想線のピッチが等しいことを特徴とする請求項9又は10に記載の磁場検出装置アレイ。
JP2020092889A 2020-05-28 2020-05-28 磁場検出装置及び磁場検出装置アレイ Active JP7521933B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020092889A JP7521933B2 (ja) 2020-05-28 2020-05-28 磁場検出装置及び磁場検出装置アレイ
US17/927,134 US20230204686A1 (en) 2020-05-28 2021-05-10 Magnetic field detection device and magnetic field detection device array
CN202180038524.8A CN115667966A (zh) 2020-05-28 2021-05-10 磁场检测装置和磁场检测装置阵列
PCT/JP2021/017622 WO2021241174A1 (ja) 2020-05-28 2021-05-10 磁場検出装置及び磁場検出装置アレイ
EP21811992.3A EP4160238A4 (en) 2020-05-28 2021-05-10 MAGNETIC FIELD DETECTION DEVICE AND MAGNETIC FIELD DETECTION DEVICE ARRAY

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020092889A JP7521933B2 (ja) 2020-05-28 2020-05-28 磁場検出装置及び磁場検出装置アレイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021188976A JP2021188976A (ja) 2021-12-13
JP7521933B2 true JP7521933B2 (ja) 2024-07-24

Family

ID=78723375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020092889A Active JP7521933B2 (ja) 2020-05-28 2020-05-28 磁場検出装置及び磁場検出装置アレイ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20230204686A1 (ja)
EP (1) EP4160238A4 (ja)
JP (1) JP7521933B2 (ja)
CN (1) CN115667966A (ja)
WO (1) WO2021241174A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL291200A (en) * 2022-03-08 2023-10-01 סייפפילדס טכנול& Magnetic field cancellation system

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004045332A (ja) 2002-07-15 2004-02-12 Fuji Electric Holdings Co Ltd 磁気検出装置
JP2005016960A (ja) 2003-06-23 2005-01-20 Hitachi High-Technologies Corp 磁場計測装置
JP2008282983A (ja) 2007-05-10 2008-11-20 Takenaka Komuten Co Ltd 磁気シールド装置
WO2017077870A1 (ja) 2015-11-04 2017-05-11 Tdk株式会社 磁界検出装置及び磁界検出方法
JP2017133993A (ja) 2016-01-29 2017-08-03 株式会社アドバンテスト 磁気ノイズ消去装置及び磁場測定装置
JP2019010483A (ja) 2017-07-03 2019-01-24 株式会社日立ハイテクノロジーズ 磁界計測装置および計測磁界表示方法
JP2019134065A (ja) 2018-01-31 2019-08-08 ヒロセ電機株式会社 ワイヤ巻回方法および磁気センサ
JP2020071198A (ja) 2018-11-02 2020-05-07 Tdk株式会社 磁気センサ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2851702A1 (en) * 2013-09-11 2015-03-25 Seiko Epson Corporation Magnetic shielding apparatus and magnetic shielding method
DE102015009603B4 (de) * 2015-07-24 2019-05-09 Te Connectivity Germany Gmbh Vorrichtung zum messen eines elektrischen stromes durch eine stromschiene
JP6969142B2 (ja) * 2017-04-12 2021-11-24 Tdk株式会社 磁気センサ
CN108459076A (zh) * 2018-06-22 2018-08-28 河北布鲁克科技有限公司 一种用于钢丝绳探伤的磁屏蔽系统
JP6658823B2 (ja) * 2018-08-24 2020-03-04 Tdk株式会社 磁気センサおよび磁気センサシステム
JP6791237B2 (ja) * 2018-12-28 2020-11-25 Tdk株式会社 磁気センサ装置
JP7525297B2 (ja) * 2020-05-08 2024-07-30 旭化成エレクトロニクス株式会社 磁場計測装置、磁場計測方法、および、磁場計測プログラム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004045332A (ja) 2002-07-15 2004-02-12 Fuji Electric Holdings Co Ltd 磁気検出装置
JP2005016960A (ja) 2003-06-23 2005-01-20 Hitachi High-Technologies Corp 磁場計測装置
JP2008282983A (ja) 2007-05-10 2008-11-20 Takenaka Komuten Co Ltd 磁気シールド装置
WO2017077870A1 (ja) 2015-11-04 2017-05-11 Tdk株式会社 磁界検出装置及び磁界検出方法
JP2017133993A (ja) 2016-01-29 2017-08-03 株式会社アドバンテスト 磁気ノイズ消去装置及び磁場測定装置
JP2019010483A (ja) 2017-07-03 2019-01-24 株式会社日立ハイテクノロジーズ 磁界計測装置および計測磁界表示方法
JP2019134065A (ja) 2018-01-31 2019-08-08 ヒロセ電機株式会社 ワイヤ巻回方法および磁気センサ
JP2020071198A (ja) 2018-11-02 2020-05-07 Tdk株式会社 磁気センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021188976A (ja) 2021-12-13
EP4160238A4 (en) 2024-06-26
WO2021241174A1 (ja) 2021-12-02
CN115667966A (zh) 2023-01-31
EP4160238A1 (en) 2023-04-05
US20230204686A1 (en) 2023-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5250108B2 (ja) 磁気平衡式電流センサ
US7365535B2 (en) Closed-loop magnetic sensor system
US8754642B2 (en) Magnetic balance type current sensor
JP6658676B2 (ja) 電流センサ
JP4788922B2 (ja) 電流センサ
JP7522129B2 (ja) 磁気センサ
JP2020071198A (ja) 磁気センサ
JP7020176B2 (ja) 磁気センサ
JP7521933B2 (ja) 磁場検出装置及び磁場検出装置アレイ
JP6974898B2 (ja) 電流変換器
JP7521936B2 (ja) 磁場検出装置及び磁場検出装置アレイ
JP2003139802A (ja) 電流センサ
JP7479888B2 (ja) 磁場検出装置
JP2022046892A (ja) 磁気センサ
JP2019138749A (ja) 電流センサ
US20220349962A1 (en) Magnetic sensor and current sensor including magneto-resistance element
WO2024047726A1 (ja) 磁気センサ
GB2044460A (en) Fluxgate magnetometers
JP2013096850A (ja) 電流センサ
US20040263156A1 (en) Magnetoresistive angle sensor
JP2615961B2 (ja) 電流検知ユニット
JPH02195266A (ja) 電流検知ユニット
JPH02195270A (ja) 電流検知ユニット
JPH02195268A (ja) 電流検知ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240409

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7521933

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150