JP7502326B2 - 画素定義層を有する有機発光ダイオードディスプレイ - Google Patents

画素定義層を有する有機発光ダイオードディスプレイ Download PDF

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Description

本出願は、概して電子デバイスに関し、特に、ディスプレイを有する電子デバイスに関する。
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年1月16日に出願された米国特許出願第16/745,055号、及び2019年3月28日に出願された米国仮特許出願第62/825,694号に対する優先権を主張するものであり、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれている。
電子デバイスは、多くの場合、ディスプレイを含む。例えば、電子デバイスは、有機発光ダイオード画素に基づいた有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイを有してもよい。このタイプのディスプレイでは、各画素は、発光ダイオードと、光を生成するために発光ダイオードへの信号の印加を制御するための薄膜トランジスタとを含む。発光ダイオードは、アノードとカソードとの間に配置されたOLED層を含んでもよい。
有機発光ダイオードディスプレイ内の所与の画素から光を放射するために、電圧が所与の画素のアノードに印加され得る。理想的には、所与の画素のアノードにおける電圧は、いずれの隣合う画素にも影響を与えない。しかしながら、アノードの上のOLED層の導電性は、所与の画素のアノードから隣接する画素のアノードへの横方向導電を可能にし得る。これにより、隣接する「オン」画素の漏れに起因して、名目上の「オフ」画素が光を放射することを可能にする画素クロストークを生じさせ得る。画素クロストークは、ディスプレイ性能を劣化させ、得られた画像内の色ずれを生じさせる。
ディスプレイの解像度を増大させるために、ディスプレイ内の画素間の距離を低減することが望ましいことがある。しかしながら、OLED層を通る横方向導電に起因する画素クロストークは、画素間の距離が減少するにつれて悪化し得る。
したがって、電子デバイスのための改善されたディスプレイを提供することができることが望ましい。
電子デバイスは、有機発光ダイオードディスプレイなどのディスプレイを有することができる。有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイは、カソードとアノードとの間に介在するOLED層をそれぞれ有する有機発光ダイオード画素のアレイを有することができる。
各有機発光ダイオード画素は、それぞれのアノードを有することができる。電圧が各有機発光ダイオード画素のアノードに印加されて、各有機発光ダイオード画素からの光の放射量を制御することができる。アノードの上方に形成されたOLED層のうちの1つ以上は、導電性であってもよい。OLED層の導電性は、漏れ電流がディスプレイ内の隣合うアノード間を通過することを可能にし得る。
ディスプレイ内の漏れ電流及びそれに伴うクロストークを低減するために、ディスプレイ内の隣接するアノード間に介在する画素定義層が使用されてOLED層の連続性を断ち、漏れ電流が隣接する画素間を通過することを防止できる。画素定義層は、2つ又は3つの別個の画素定義層部分によって画定されたアンダーカットを有し得る。アンダーカットは、OLED層の異なる部分間に介在する間隙をなして、OLED層の連続性を断つことができる。
アンダーカットは、ディスプレイ内のOLED層のうちの全てではなくいくつかの連続性を断ち得る。ディスプレイ内のOLED層のうちのいくつか及びカソード層は、画素定義層内のアンダーカットの存在にもかかわらず、依然として連続し得る。
一実施形態に係る、ディスプレイを有する例示的な電子デバイスの概略図である。 一実施形態に係る、例示的なディスプレイの概略図である。 一実施形態に係る、例示的な画素回路の図である。 一実施形態に係る、隣接するアノード間の横方向電流漏れを示す例示的な有機発光ダイオードディスプレイの断面側面である。 一実施形態に係る、有機発光ダイオードの異なる層を示す例示的な有機発光ダイオードディスプレイの断面側面図である。 一実施形態に係る、画素定義層を有する例示的な有機発光ダイオードディスプレイの断面側面図である。 一実施形態に係る、2つの別個の部分から形成され、少なくとも1つの有機発光ダイオード層内に不連続性を生じさせる画素定義層を有する例示的な有機発光ダイオードディスプレイの断面側面図である。 一実施形態に係る、3つの別個の部分から形成され、少なくとも1つの有機発光ダイオード層内に不連続性を生じさせる画素定義層を有する例示的な有機発光ダイオードディスプレイの断面側面図である。 一実施形態に係る、どのように図8の画素定義層内のアンダーカットが少なくとも1つの有機発光ダイオード層の部分間に間隙を介在させ得るかを示す例示的な有機発光ダイオードディスプレイの断面側面図である。
ディスプレイを備え得るタイプの例示的な電子デバイスが、図1に示されている。電子デバイス10は、ラップトップコンピュータ、組み込み型コンピュータを含むコンピュータモニタ、タブレットコンピュータ、セルラー電話機、メディアプレーヤ、又は他のハンドヘルド型若しくはポータブル型の電子デバイスなどのコンピューティングデバイス、腕時計型デバイス、ペンダント型デバイス、ヘッドホン型若しくはイヤホン型デバイス、眼鏡若しくはユーザの頭部上に装着される他の機器内に組み込まれたデバイス、又は他のウェアラブル若しくは小型のデバイスなどのより小さいデバイス、ディスプレイ、組み込み型コンピュータを含むコンピュータディスプレイ、組み込み型コンピュータを含まないコンピュータディスプレイ、ゲーミングデバイス、ナビゲーションデバイス、ディスプレイを有する電子機器がキオスク若しくは自動車内に装着されているシステムなどの組み込み型システム、あるいは他の電子機器であることができる。電子デバイス10は、一対の眼鏡(例えば、支持フレーム)の形状を有してもよく、ヘルメット形状を有する筐体を形成してもよく、又はユーザの頭部上若しくは眼の近くに1つ以上のディスプレイの構成要素を装着及び固定するのに役立つ他の構成を有してもよい。
図1に示されているように、電子デバイス10は、デバイス10の動作をサポートするための制御回路16を含むことができる。制御回路は、ハードディスクドライブ記憶装置、不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ、又はソリッドステートドライブを形成するように構成された他の電気的にプログラム可能な読み出し専用メモリ)、揮発性メモリ(例えば、静的又は動的ランダムアクセスメモリ)などの記憶装置を含み得る。制御回路16内の処理回路を使用して、デバイス10の動作を制御することができる。処理回路は、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、ベースバンドプロセッサ、電力管理ユニット、オーディオチップ、特定用途向け集積回路などに基づいてもよい。
入出力デバイス12などのデバイス10内の入出力回路が使用されて、データがデバイス10へ供給されることを可能にしてもよく、データがデバイス10から外部デバイスへ提供されることを可能にしてもよい。入出力デバイス12は、ボタン、ジョイスティック、スクロールホイール、タッチパッド、キーパッド、キーボード、マイクロフォン、スピーカ、音源、振動器、カメラ、センサ、発光ダイオード、及び他の状態インジケータ、データポートなどを含むことができる。ユーザは、入出力デバイス12を介してコマンドを供給することによってデバイス10の動作を制御することができ、入出力デバイス12の出力リソースを使用して、デバイス10から状態情報及び他の出力を受信することができる。
入出力デバイス12は、ディスプレイ14などの1つ以上のディスプレイを含んでもよい。ディスプレイ14は、ユーザからのタッチ入力を取り入れるためのタッチセンサを含むタッチスクリーンディスプレイであることができ、又はディスプレイ14は、タッチセンシティブでなくてもよい。ディスプレイ14用のタッチセンサは、容量性タッチセンサ電極のアレイ、音響タッチセンサ構造体、抵抗性タッチコンポーネント、力ベースのタッチセンサ構造体、光ベースのタッチセンサ、又は他の好適なタッチセンサの配置に基づくものであることができる。ディスプレイ14用のタッチセンサは、ディスプレイ14の画素を有する共通ディスプレイ基板上に形成された電極から形成されてもよく、又はディスプレイ14の画素に重なり合う別個のタッチセンサパネルから形成されてもよい。所望であれば、ディスプレイ14は、タッチセンシティブでなくてもよい(すなわち、タッチセンサが省略されてもよい)。電子デバイス10内のディスプレイ14は、ユーザが典型的な視点から目線を逸らす必要なくビューイングできるヘッドアップディスプレイであってもよく、又はユーザの頭部上に装着されるデバイスに組み込まれたヘッドマウントディスプレイであってもよい。所望であれば、ディスプレイ14はまた、ホログラムを表示するために使用されるホログラフィックディスプレイであってもよい。
制御回路16が使用されて、オペレーティングシステムコード及びアプリケーションなどのソフトウェアをデバイス10上で実行することができる。デバイス10の動作中、制御回路16上で実行中のソフトウェアは、ディスプレイ14上に画像を表示することができる。
図2は、例示的なディスプレイの図である。図2に示されているように、ディスプレイ14は、基板層26などの層を含んでもよい。層26などの基板層は、矩形で平坦な材料層又は他の形状(例えば、1つ以上の曲線状及び/又は直線状のエッジを有する円形形状又は他の形状)を有する材料層から形成され得る。ディスプレイ14の基板層は、ガラス層、ポリマー層、シリコン層、ポリマー及び無機材料を含む複合フィルム、金属箔などを含んでもよい。
ディスプレイ14は、ユーザに画像を表示するための画素22のアレイ、例えば画素アレイ28などを有することができる。アレイ28内の画素22は、行及び列で配置され得る。アレイ28のエッジは直線であるか又は湾曲し得る(すなわち、アレイ28内の画素22の各行及び/又は画素22の各列は同じ長さを有し得るか又は異なる長さを有し得る)。アレイ28内には、任意の好適な数の行及び列(例えば、10以上、100以上、又は1000以上など)が存在し得る。ディスプレイ14は、異なる色の画素22を含んでもよい。一例として、ディスプレイ14は、赤色画素、緑色画素、及び青色画素を含むことができる。
ディスプレイドライバ回路20が使用されて、画素28の動作を制御してもよい。ディスプレイドライバ回路20は、集積回路、薄膜トランジスタ回路、及び/又は他の好適な回路から形成され得る。図2の例示的なディスプレイドライバ回路20は、ディスプレイドライバ回路20Aと、ゲートドライバ回路20Bなどの追加のディスプレイドライバ回路とを含む。ゲートドライバ回路20Bは、ディスプレイ14の1つ以上のエッジに沿って形成され得る。例えば、ゲートドライバ回路20Bは、図2に示されているようにディスプレイ14の左側及び右側に沿って配置され得る。
図2に示されているように、ディスプレイドライバ回路20A(例えば、1つ以上のディスプレイドライバ集積回路、薄膜トランジスタ回路など)は、信号経路24を介してシステム制御回路と通信するための通信回路を含んでもよい。経路24は、フレキシブルプリント回路又は他のケーブル上のトレースから形成されてもよい。制御回路は、電子デバイス10内の1つ以上のプリント回路上に位置し得る。動作中、制御回路(例えば、図1の制御回路16)は、回路20内のディスプレイドライバ集積回路などの回路に、ディスプレイ14上に表示される画像のための画像データを供給することができる。図2のディスプレイドライバ回路20Aはディスプレイ14の上部に位置する。これは単なる例示に過ぎない。ディスプレイドライバ回路20Aは、ディスプレイ14の上部及び下部の両方に、又はデバイス10の他の部分に位置してもよい。
画素22上に画像を表示するために、ディスプレイドライバ回路20Aは、信号経路30を介してゲートドライバ回路20Bなどのサポートディスプレイドライバ回路に制御信号を発行しながら、対応する画像データをデータ線Dに供給し得る。図2の例示的な配置では、データ線Dは、ディスプレイ14を通って垂直方向に延び、画素22のそれぞれの列に関連付けられている。
ゲートドライバ回路20B(ゲート線ドライバ回路又は水平制御信号回路と呼ばれることがある)は、1つ以上の集積回路を使用して実現されてもよく、及び/又は基板26上の薄膜トランジスタ回路を使用して実現されてもよい。水平制御ラインG(ゲート線、走査線、発出制御線などと呼ばれることがある)は、ディスプレイ14を通って水平方向に延びる。各ゲート線Gは、画素22のそれぞれの行に関連付けられている。所望であれば、画素の各行に関連付けられたゲートラインGなどの複数の水平制御ラインが存在してもよい。他の信号(例えば、電源信号など)を分配するために、ディスプレイ14内の個々に制御される及び/又はグローバル信号経路がまた使用され得る。
ゲートドライバ回路20Bは、ディスプレイ14内のゲート線G上で制御信号をアサートし得る。例えば、ゲートドライバ回路20Bは、経路30上で回路20Aからクロック信号及び他の制御信号を受信でき、受信された信号に応答して、アレイ28内の画素22の第1の行内のゲート線信号Gから開始して、ゲート線G上でゲート線信号を順にアサートすることができる。各ゲート線がアサートされると、データ線Dからのデータは、画素の対応する行にロードされ得る。このようにして、ディスプレイドライバ回路20A及び20Bなどの制御回路は、ディスプレイ14上に所望の画像を表示するように画素22に指示する信号を画素22に提供できる。各画素22は、ディスプレイドライバ回路20からの制御信号及びデータ信号に応答する発光ダイオード及び回路(例えば、基板26上の薄膜回路)を有してもよい。
ゲートドライバ回路20Bは、ゲートドライバ行ブロックなどのゲートドライバ回路のブロックを含んでもよい。各ゲートドライバ行ブロックは、出力バッファ及び他の出力ドライバ回路、レジスタ回路(例えば、一緒につなげてシフトレジスタを形成することができるレジスタ)などの回路、並びに信号線、電力線、及び他の相互配線を含んでもよい。各ゲートドライバ行ブロックは、ディスプレイ14のアクティブエリア内における画素のアレイの画素の対応する行内の1つ以上のそれぞれのゲートラインに、1つ以上のゲート信号を供給することができる。
アレイ28内の各画素22に使用され得るタイプの例示的な画素回路の概略図が、図3に示されている。図3に示されているように、ディスプレイ画素22は、発光ダイオード38を含み得る。正電源電圧ELVDDが正電源端子34に供給され得、接地電源電圧ELVSSが接地電源端子36に供給され得る。ダイオード38は、アノード(端子AN)及びカソード(端子CD)を有する。駆動トランジスタ32の状態が、ダイオード38を流れる電流の量、したがってディスプレイ画素22から放射される光40の量を制御する。ダイオード38のカソードCDは、接地端子36に結合されており、したがって、場合によっては、ダイオード38のカソード端子CDはダイオード38用の接地端子と呼ばれることがある。
トランジスタ38が連続するデータフレーム間で所望の状態で保持されることを確実にするために、ディスプレイ画素22は、蓄積キャパシタCstなどの蓄積キャパシタを含むことができる。蓄積キャパシタCst上の電圧は、ノードAにてトランジスタ32のゲートに印加されて、トランジスタ32を制御する。データは、スイッチングトランジスタ30などの1つ以上のスイッチングトランジスタを使用して、蓄積キャパシタCstへロードされてもよい。スイッチングトランジスタ30がオフであるときには、データラインDは蓄積キャパシタCstから分離され、端子A上のゲート電圧は蓄積キャパシタCst内に記憶されたデータ値に等しい(すなわち、表示データの1つ前のフレームからのデータ値がディスプレイ14上に表示される)。ディスプレイ画素22に関連付けられた行内のゲートラインG(走査線と呼ばれることがある)がアサートされたとき、スイッチングトランジスタ30がオンになり、データラインD上の新規データ信号が蓄積キャパシタCstにロードされる。キャパシタCst上の新規信号は、ノードAでトランジスタ32のゲートに印加され、それによってトランジスタ32の状態を調整し、発光ダイオード38によって放射される対応する光40の量を調整する。所望であれば、ディスプレイ14内に画素を表示するための発光ダイオードの動作を制御するための回路(例えば、図3のディスプレイ画素回路のようなディスプレイ画素回路内のトランジスタ、キャパシタなど)は、他の構成(例えば、駆動トランジスタ32内の閾値電圧変動を補正するための回路を含む構成など)を使用して形成されてもよい。図3のディスプレイ画素回路は、単なる例示に過ぎない。
図4は、有機発光ダイオードディスプレイ画素を有する例示的なディスプレイの断面側面図である。図示のように、ディスプレイ14は基板26を含むことができる。基板26は、ガラス、プラスチック、ポリマー、シリコン、又は任意の他の所望の材料から形成されてもよい。アノード42-1、42-2、及び42-3などのアノードは基板上に形成されてもよい。アノード42-1、42-2、及び42-3は、導電性材料から形成されてもよく、OLED層45及びカソード54によって被覆されてもよい。OLED層45は、有機発光ダイオードを形成するための1つ以上の層を含んでもよい。例えば、層45は、正孔注入層(HIL)、正孔輸送層(HTL)、発光層(EML)、電子輸送層(ETL)、電子注入層(EIL)、電荷発生層(CGL)などのうちの1つ以上を含んでもよい。カソード54は、OLED層45上に形成された導電層であってもよい。カソード層54は、ディスプレイ14内の全てのダイオードのための共通カソード端子(例えば、図3のカソード端子CDを参照されたい)を形成してもよい。カソード層54は、透明な導電性材料(例えば、インジウムスズ酸化物、透明であるのに十分に薄い金属層、薄い金属とインジウムスズ酸化物との組み合わせなど)から形成されてもよい。ディスプレイ14内の各アノードは、ディスプレイ14内の各ダイオードが独立して制御され得るように、独立して制御されてもよい。これにより、各画素22が独立的に制御された量の光を生成することを可能にする。
アノード42-1、42-2、及び42-3はそれぞれ、それぞれの画素に関連付けられてもよい。例えば、アノード42-1は画素22-1と関連付けられてもよく、アノード42-2は画素22-2と関連付けられてもよく、アノード42-3は画素22-3と関連付けられてもよい。画素から光を放射するために、電圧がそれぞれの画素のアノードに印加されてもよい。画素22-2から光を放射することが望ましい(画素22-1及び22-3からは光を放射しない)例が挙げられる。電圧がアノード42-2に印加されてもよく、これにより、光56が画素22-2から放射される。前述したように、電圧がアノード42-2に印加された結果、画素22-1及び22-3から光が放射されないことが望ましい。しかしながら、示したように、漏れが、アノード42-2とアノード42-1との間、及びアノード42-2とアノード42-3との間のOLED層45を介して生じ得る。アノード42-2と、漏れを防止するのに役立つ隣接するアノードとの間に抵抗58(すなわち、OLED層に関連付けられた抵抗)が存在してもよい。抵抗が大きいほど、アノード42-1及び42-3に到達する漏れ電流は少なくなる。しかしながら、抵抗は、アノード42-2とアノード42-1及び42-3との間の漏れを完全に排除するのに十分な大きさでなくてもよい。示したように、画素22-1及び22-3はオフになることが意図されているが、光56が画素22-1及び22-3から放射されてもよい。隣接するアノード間の抵抗58は、隣接するアノード間の距離60が低減するにつれて低減され得る。表示解像度を最大化するために、隣接するアノード間の距離60が小さくなることが望ましい。しかしながら、これにより、アノード間の抵抗58が低減され、画素間のクロストークが増大する。
図4には示されていないが、ディスプレイ14は画素定義層(PDL)を任意選択で含んでもよい。画素定義層は、誘電材料から形成されてもよく、ディスプレイの隣接するアノード間に介在してもよい。画素定義層は、アノードが内部に形成されている開口部を有することができ、それによって、各画素の面積を画定する。有機発光ダイオードディスプレイの以下の実施形態のそれぞれは、画素定義層を任意選択で含んでもよい。いくつかの場合では、画素定義層は、隣接する画素間の漏れを低減するように成形されてもよい。
図5は、有機発光ダイオードディスプレイ画素を有する例示的なディスプレイの断面側面図である。図5は、図4からのOLED層45の詳細を示す。図示されているように、OLED層45(有機スタックアップ、有機スタック、又は有機発光ダイオードスタックと呼ばれることもある)は、複数の導電性有機発光ダイオード層を含み得る。図5は、5つの例示的な有機発光ダイオード層を示す。有機発光ダイオード層45-1は、アノード42-1及び42-2の上に形成されている。ディスプレイ内の隣接するアノード間の距離(例えば、アノード42-1とアノード42-2との間のエッジ間距離)は、100マイクロメートル未満、50マイクロメートル未満、20マイクロメートル未満、10マイクロメートル未満、5マイクロメートル未満、3マイクロメートル未満、2マイクロメートル未満、1マイクロメートル未満、1マイクロメートル~5マイクロメートル、0.5マイクロメートル~10マイクロメートル、0.5マイクロメートル超、0.1マイクロメートル超などである。有機発光ダイオード層45-2は、有機発光ダイオード層45-1の上に形成されており、有機発光ダイオード層45-3は、有機発光ダイオード層45-2の上に形成されており、有機発光ダイオード層45-4は、有機発光ダイオード層45-3の上に形成されており、有機発光ダイオード層45-5は、有機発光ダイオード層45-4の上に形成されており、カソード層54は、有機発光ダイオード層45-5の上に形成されている。各有機発光ダイオード層は、導電性有機発光ダイオード層、共通有機発光ダイオード層、横方向導電性有機発光ダイオード層などと呼ばれることがある。
ディスプレイ14内の有機発光ダイオード層には、多くの可能な配置が存在する。例示的な一実施形態では、有機発光ダイオード層45-1は正孔注入層であってもよく、有機発光ダイオード層45-2は正孔輸送層であってもよく、有機発光ダイオード層45-3は発光層であってもよく、有機発光ダイオード層45-4は電子輸送層であってもよく、有機発光ダイオード層45-5は電子注入層であってもよい。別の例示的な配置では、有機発光ダイオードは、カソードが1画素毎にパターン化されアノードが共通層であるように、反転されてもよい。この場合、有機発光ダイオード層45-1は電子注入層であってもよく、有機発光ダイオード層45-2は電子輸送層であってもよく、有機発光ダイオード層45-3は発光層であってもよく、有機発光ダイオード層45-4は正孔輸送層であってもよく、有機発光ダイオード層45-5は正孔注入層であってもよい。
図5のアノード42とカソード54との間に含まれる層の例は、単なる例示に過ぎない。所望であれば、層は、電子遮断層、電荷生成層、正孔遮断層などを含んでもよい。正孔注入層及び正孔輸送層は総称して正孔層と呼ばれることがある。電子輸送層及び電子注入層は総称して電子層と呼ばれることがある。1つの例示的な配置では、有機発光ダイオード層45-1は正孔層であってもよく、有機発光ダイオード層45-2は第1の発光層であってもよく、有機発光ダイオード層45-3は電荷生成層(例えば、タンデムダイオード内の電子及び正孔の注入のためのn型ドープ層と、p型ドープ層とを含む層)であってもよく、有機発光ダイオード層45-4は第2の発光層であってもよく、有機発光ダイオード層45-5は電子層であってもよい。
一般に、任意の所望の層がアノードとカソードとの間に含まれてもよく、ディスプレイ全体に形成されており非ゼロ導電率を有するいずれの層も、共通横方向導電層と見なすことができる。OLED層45内の各層は任意の所望の材料から形成されてもよい。いくつかの実施形態では、層は有機材料から形成されてもよい。しかしながら、いくつかの場合では、1つ以上の層は、無機材料又は有機若しくは無機ドーパントでドープした材料から形成されてもよい。発光層は、有機エレクトロルミネッセンス材料を含んでもよい。
以下の実施形態では、パターン化したアノードは、共通カソード層の下に配置されていると示されている。しかしながら、これらの実施形態のそれぞれにおいて、アノード及びカソードが先に述べたように反転されてもよいことを理解されたい。
有機発光ダイオード層の特定の配置にかかわらず、共通横方向導電層の存在は、1つのダイオードからの漏れ電流が隣接するダイオードに横方向に流れる機会を提供して、それによって隣接するダイオードを中断する可能性がある。各層の導電性は、隣接するダイオードに通過する漏れ電流の量に寄与し得る。例えば、低抵抗率(したがって高導電性)を有する有機発光ダイオード層は、隣接する画素に漏れ電流を通過させやすいことがある。高抵抗率(したがって低導電性)を有する有機発光ダイオード層は、隣接する画素に漏れ電流を通過させにくいことがある。画素間の距離が低減するにつれて(ディスプレイの解像度を増大させるため)、検出可能な漏れを生成する導電性の閾値が小さくなり得る。有機発光ダイオード層を通るアノード間の漏れを低減するために、隣接するアノード間で有機発光ダイオード層内に不連続性を形成することが望ましいことがある。これらの不連続性は、有機発光ダイオード層内の導電性漏出経路を中断して、漏れ電流が有機発光ダイオード層を通過することを防止する。
有機発光ダイオード層内に不連続性を形成することで、隣接する画素間の漏れ電流を減らすことができる。しかしながら、カソード層54は依然として、画素にわたって連続層であることが望ましいことがある。追加的に、前述したように、有機発光ダイオード層のうちのいくつかは、他の有機発光ダイオード層よりも高い導電性を有し得る。したがって、ディスプレイは、高導電性有機発光ダイオード層内の不連続性と、ディスプレイにわたる連続カソード層とを有するように最適化されてもよい。
いくつかの場合では、画素定義層は、カソード層の連続性を維持しながら有機発光ダイオード層のうちのいくつか内に不連続性を形成するために使用され得る。図6は、画素定義層を有する例示的な有機発光ダイオードディスプレイの断面側面図である。図6に示されているように、画素定義層76は、ディスプレイのアノード間の基板26上に形成され得る。画素定義層は不透明であってもよく、したがって、光を放射する各画素の面積を画定することができる。画素定義層は任意の所望の材料から形成されてもよい。画素定義層は1つ以上の材料(例えば、窒化ケイ素、二酸化ケイ素など)から形成されてもよい。画素定義層はまた、所望であれば有機材料から形成されてもよい。図7~図9により詳細に示されているように、各画素定義層の形状は、上に重なる有機発光ダイオードディスプレイ層内に不連続性を作ることができる。
前述したように、(有機発光ダイオード層を通る横方向漏れを防止するために)ディスプレイ内の有機発光ダイオード層のうちの1つ以上内に不連続性を生成することが望ましいことがある。しかしながら、ディスプレイ内の1つ以上の他の層(例えば、カソード54)内に連続性を維持することが望ましいこともある。したがって、画素定義層の形状は、画素定義層の上に配置された1つ以上の所望の有機発光ダイオード層が不連続性を有する一方、画素定義層の上に蒸着された追加の有機発光ダイオード層及び/又はカソード54が不連続性を有さないように設計されてもよい。選択された上層内に不連続性を形成するように成形された画素定義層の詳細図が図7及び図8に示されている。
図7は、ディスプレイ内の有機発光ダイオード層内に不連続性を形成することができる例示的な画素定義層の断面側面図である。図7に示されているように、画素定義層(PDL)76はアンダーカット102を有する。アンダーカット102は、凹部102、空洞102、穴102、窪み102などと呼ばれることもある。アンダーカットは、画素定義層の一部分によって覆われた画素定義層材料のエッジ内の間隙である。図7に示されているように、アンダーカット102は、幅104及び高さ106を有することができる。この構成では、幅104は、画素定義層の部分76-1のエッジと画素定義層の部分76-2のエッジとの間の距離として定義される。高さ106は、画素定義層の部分76-1の下面とアノード42との間の距離として定義される。幅104及び高さ106はそれぞれ、任意の所望の距離(例えば、1マイクロメートル未満、500ナノメートル未満、250ナノメートル未満、150ナノメートル未満、100ナノメートル未満、75ナノメートル未満、50ナノメートル未満、35ナノメートル未満、25ナノメートル未満、20ナノメートル未満、10ナノメートル超、15ナノメートル超、20ナノメートル超、10~100ナノメートルなど)であることができる。高さ106及び幅104は、同じであってもよく、又は異なってもよい。一例では、高さ106は50ナノメートル未満であってもよく、幅104は15ナノメートル超であってもよい。
図7の例では、画素定義層76は、異なる材料から形成される部分76-1及び76-2(層76-1及び76-2と呼ばれることもある)から形成されてもよい。換言すれば、部分76-1及び76-2は、画素定義層が形成されるときに別々に蒸着されてもよい。各部分は、任意の所望の材料(例えば、窒化ケイ素、二酸化ケイ素、有機材料など)から形成されてもよい。一例では、部分76-1は二酸化ケイ素(SiO2)から形成されてもよく、部分76-2は窒化ケイ素(SiN)から形成されてもよい。この例は単なる例示に過ぎない。
部分76-1は厚さ110を有することができ、部分76-2は厚さ108を有することができる。厚さ108及び110はそれぞれ、任意の所望の距離(例えば、1マイクロメートル未満、500ナノメートル未満、250ナノメートル未満、150ナノメートル未満、100ナノメートル未満、75ナノメートル未満、50ナノメートル未満、35ナノメートル未満、25ナノメートル未満、20ナノメートル未満、10ナノメートル超、20ナノメートル超、10~100ナノメートルなど)であってもよい。厚さ108及び110は同じであってもよく、又は異なってもよい。アノード42の存在に起因して、画素定義層部分76-2の厚さは変化し得ることに留意されたい。例えば、図7では、部分76-2は、アノード42を含まない基板26の領域にわたる部分内で厚さ108を有する。部分76-2は、アノード42に重なり合う部分内で厚さ108よりも小さい(例えば、高さ106に等しい)厚さを有する。この例は単なる例示に過ぎない。所望であれば、部分76-2は均一な厚さを有してもよい(アノードのエッジにわたる段階的変化を伴う)。
部分76-1及び76-2のエッジの角度は、有機発光ダイオード層の不連続性を制御するように選択されてもよい。図7に示されているように、部分76-2は、アノード42の平面状の上面に対して(及び部分76-2の平面状の下面に対して)角度116をとるエッジ面112を有する。部分76-1は、アノード42の平面状の上面に対して(及び部分76-1の平面状の下面に対して)角度118をとるエッジ面114を有する。角度116及び118は同じであってもよく、又は異なってもよい。角度のそれぞれは、任意の所望の角度(例えば、45度~90度、25度~135度、45度~55度、55度~65度、75度~85度、85度~95度、45度~65度、70度~90度、10度~45度、90度未満など)であり得る。
画素定義層の寸法のうちのいずれも、画素定義層の上に形成された有機発光ダイオード層上に所望の不連続性を付与するように調整されてもよい。例えば、各画素定義層部分の厚さ108及び110、アンダーカット102の幅104及び高さ106、角度116及び118などは全て、有機発光ダイオード層が画素定義層の上に蒸着されたときに所望の不連続性が形成されるように選択されてもよい。画素定義層部及び有機発光ダイオード層は、蒸着技術、フォトリソグラフィ技術などを使用して形成されてもよい。画素定義層部分の寸法を変更するために、露光レベル、マスクプロファイル、蒸着圧力、ガス組成、及び/又は他の所望の製造特性が調整されてもよい。
図8は、ディスプレイ内の有機発光ダイオード層内に不連続性を形成することができる別の例示的な画素定義層の断面側面図である。図8に示されているように、画素定義層(PDL)76は、ここでもアンダーカット102を有する。アンダーカット102は、凹部102、空洞102、穴102、窪み102などと呼ばれることもある。アンダーカットは、画素定義層の一部分によって依然として覆われた画素定義層材料内の間隙である。図8に示されているように、アンダーカット102は、幅104及び高さ106を有することができる。この配置では、幅104は、画素定義層の部分76-1のエッジと画素定義層の部分76-2のエッジとの間の距離として定義される。高さ106は、画素定義層の部分76-1の下面と画素定義層の部分76-3の上面との間の距離として定義される。幅104及び高さ106はそれぞれ、任意の所望の距離(例えば、1マイクロメートル未満、500ナノメートル未満、250ナノメートル未満、150ナノメートル未満、100ナノメートル未満、75ナノメートル未満、50ナノメートル未満、35ナノメートル未満、25ナノメートル未満、20ナノメートル未満、10ナノメートル超、20ナノメートル超、10~100ナノメートルなど)であってもよい。高さ106及び幅104は、同じであってもよく、又は異なってもよい。一例では、高さ106は50ナノメートル未満であってもよく、幅104は20ナノメートル超であってもよく、厚さ108は50ナノメートル未満であってもよく、厚さ110は20ナノメートル未満であってもよく、厚さ122は50ナノメートル未満であってもよい。
図8の例では、画素定義層76は、異なる材料から形成される部分76-1、76-2、及び76-3(層76-1、76-2、及び76-3と呼ばれることもある)から形成されてもよい。換言すれば、部分76-1、76-2、及び76-3は、画素定義層が形成されるときに別々に蒸着されてもよい。各部分は、任意の所望の材料(例えば、窒化ケイ素、二酸化ケイ素、有機材料など)から形成されてもよい。一例では、部分76-1及び76-3は二酸化ケイ素(SiO2)から形成されてもよく、部分76-2は窒化ケイ素(SiN)から形成されてもよい。この例は単なる例示に過ぎない。
部分76-1は厚さ110を有してもよく、部分76-2は厚さ108を有してもよく、部分76-3は厚さ122を有してもよい。厚さ108、110、及び122はそれぞれ、任意の所望の距離(例えば、1マイクロメートル未満、500ナノメートル未満、250ナノメートル未満、150ナノメートル未満、100ナノメートル未満、75ナノメートル未満、50ナノメートル未満、35ナノメートル未満、25ナノメートル未満、20ナノメートル未満、10ナノメートル超、20ナノメートル超、10~100ナノメートルなど)であってもよい。厚さ108、110、及び122は同じであってもよく、又は異なってもよい。アノード42の存在に起因して、画素定義層部分76-3の厚さは変化し得ることに留意されたい。例えば、図8では、部分76-3は、アノード42を含まない基板26の領域にわたる部分内で厚さ122を有する。部分76-3は、アノード42に重なり合う部分内で厚さ122よりも小さい厚さ130を有する。厚さが低減されている領域内の部分76-3の厚さ130は、任意の所望の距離(例えば、1マイクロメートル未満、500ナノメートル未満、250ナノメートル未満、150ナノメートル未満、100ナノメートル未満、75ナノメートル未満、50ナノメートル未満、35ナノメートル未満、25ナノメートル未満、20ナノメートル未満、10ナノメートル超、20ナノメートル超、10~100ナノメートルなど)であってもよい。この例は単なる例示に過ぎない。所望であれば、部分76-3は均一な厚さを有してもよい(アノードのエッジにわたる段階的変化を伴う)。
部分76-1、76-2、及び76-3のエッジの角度は、有機発光ダイオード層の不連続性を制御するように選択されてもよい。図8に示されているように、部分76-3は、アノード42の平面状の上面に対して(及び部分76-3の平面状の下面に対して)角度128をとるエッジ面126を有する。部分76-2は、アノード42の平面状の上面に対して(及び部分76-2の平面状の下面に対して)角度116をとるエッジ面112を有する。部分76-1は、アノード42の平面状の上面に対して(及び部分76-1の平面状の下面に対して)角度118をとるエッジ面114を有する。角度116、118、及び128は同じであってもよく、又は異なってもよい。角度のそれぞれは、任意の所望の角度(例えば、45度~90度、25度~135度、45度~55度、55度~65度、75度~85度、85度~95度、45度~65度、70度~90度、10度~45度、90度未満など)であり得る。
図8では、層76-3の一部分は、層76-1によって覆われなくてもよい。言い換えれば、層76-3は、層76-1のエッジを越えて(例えば、アノードの中心に向かって)延在する。層76-1によって覆われていない層76-3の部分の幅124は、任意の所望の距離(例えば、1マイクロメートル未満、500ナノメートル未満、250ナノメートル未満、150ナノメートル未満、100ナノメートル未満、75ナノメートル未満、50ナノメートル未満、35ナノメートル未満、25ナノメートル未満、20ナノメートル未満、10ナノメートル超、20ナノメートル超、10~100ナノメートルなど)であってもよい。層76-1で覆われていない層76-3の部分は、画素定義層の段状部分と呼ばれることがある。幅124は、40ナノメートル超であってもよい。
画素定義層の寸法のうちのいずれも、画素定義層の上に形成された有機発光ダイオード層上に所望の不連続性を付与するように調整されてもよい。例えば、各画素定義層部分の厚さ108、110、122、及び130、アンダーカット102の幅104及び高さ106、角度116、118、及び128、並びに段状部分124などは全て、有機発光ダイオード層が画素定義層の上に蒸着されたときに所望の不連続性が形成されるように選択されてもよい。画素定義層部及び有機発光ダイオード層は、蒸着技術、フォトリソグラフィ技術などを使用して形成されてもよい。画素定義層部分の寸法を変更するために、露光レベル、マスクプロファイル、蒸着圧力、ガス組成、及び/又は他の所望の製造特性が調整されてもよい。
図9は、どのように不連続性が画素定義層の上に蒸着された有機発光ダイオード内に形成され得るかを示す断面側面図である。図8の画素定義層が図9に示されている。しかしながら、所望であれば、図7の画素定義層が代わりに使用されてもよいことを理解されたい。図9に示されているように、有機発光ダイオード層45-1、45-2、45-3、45-4、及び45-5が、画素定義層76及びアノード42の上に形成されている。カソード層54は、有機発光ダイオード層の上に形成されている。
アンダーカット102の存在により、間隙142が画素定義層と有機発光ダイオード層との間に存在し得る。図9の例では、間隙142(空気充填間隙142、空気充填領域142、絶縁体充填間隙142などと呼ばれることもある)は、有機発光ダイオード層45-1のそれぞれの部分間に不連続性を形成する。間隙は、空気又は任意の他の所望の材料で充填されてもよい。間隙はまた、有機発光ダイオード層45-2のそれぞれの部分間に不連続性を形成する。最後に、間隙は、有機発光ダイオード層45-3のそれぞれの部分間に不連続性を形成する。このようにして、有機発光ダイオード層45-1、45-2、45-3を通る横方向漏れが防止され得る。有機発光ダイオード層45-1、45-2、及び45-3内に不連続性を形成する間、間隙は、有機発光ダイオード層45-4、有機発光ダイオード層45-5、及びカソード層54間に不連続性を形成しなくてもよい。
画素定義層76の形状は、何個の有機発光ダイオード層が間隙142によって中断されるかを決定することができる。図9では、3つの有機発光ダイオード層(45-1、45-2、及び45-3)は間隙142によって中断されており、2つの有機発光ダイオード層(45-4及び45-5)は間隙142によって中断されていない。前述したように、例示的な一配置では、有機発光ダイオード層45-1は正孔注入層であってもよく、有機発光ダイオード層45-2は正孔輸送層であってもよく、有機発光ダイオード層45-3は発光層であってもよく、有機発光ダイオード層45-4は電子輸送層であってもよく、有機発光ダイオード層45-5は電子注入層であってもよい。別の例示的な配置では、有機発光ダイオード層45-1は正孔層であってもよく、有機発光ダイオード層45-2は第1の発光層であってもよく、有機発光ダイオード層45-3は、電荷生成層であってもよく、有機発光ダイオード層45-4は第2の発光層であってもよく、有機発光ダイオード層45-5は電子層であってもよい。
有機発光ダイオード層45-3(例えば、間隙によって中断されている最後の層)は、有機発光ダイオード層45-4(例えば、間隙によって中断されていない第1の層)よりも高い導電性を有し得る。換言すれば、有機発光ダイオード層内の不連続性は、高導電性有機発光ダイオード層の不連続性を確実にするように伝播されてもよい。これにより、ディスプレイ内の画素間の横方向漏れを効果的に低減することができる。残りの有機発光ダイオード層内(例えば、45-4及び45-5)の連続性は、良好な光漏れレベルを依然として確実にしながら維持されてもよい。
一般に、有機発光ダイオード層のそれぞれは、任意の所望の導電性を有してもよく、不連続性は、(カソード層の連続性を維持しながら)横方向光漏れが良好なレベルに低減されるまで、画素定義層76によって有機発光ダイオード層を通って伝播され得る。換言すれば、有機発光ダイオード層45-3が低導電性を有し、有機発光ダイオード層45-2が高導電性を有する(例えば、層45-3よりも高い)例では、不連続性は、(有機発光ダイオード層45-3、45-4、及び45-5が依然として連続しながら)有機発光ダイオード層45-1及び45-2内にのみ存在し得る。有機発光ダイオード層45-2が低導電性を有し、有機発光ダイオード層45-1が高導電性を有する(例えば、層45-2よりも高い)更に別の例では、不連続性は、(有機発光ダイオード層45-2、45-3、45-4、及び45-5が依然として連続しながら)有機発光ダイオード層45-1内にのみ存在し得る。
図7及び図8の画素定義層の配置は、有機発光ダイオードディスプレイの製造における高歩留まりを可能にし得る。ディスプレイは、ウェハ又はマザーガラスレベルで製造され、その後、個々のディスプレイに切断されてもよい。このタイプのプロセスでは、図7及び図8の堅牢な設計により、ウェハ又はマザーガラス全体でディスプレイが良好なディスプレイ性能を有することが確実にされ得る(例えば、低減された横方向漏れ、及びカソードの連続性を有する)。
一実施形態によれば、ディスプレイが提供され、ディスプレイは、基板と、第1の有機発光ダイオード画素及び第2の有機発光ダイオード画素を含む画素のアレイであって、第1の有機発光ダイオード画素が、基板上に第1のパターン電極を含み、第2の有機発光ダイオード画素が、基板上に第2のパターン電極を含む、画素のアレイと、第1のパターン電極と第2のパターン電極との間に介在する基板上の画素定義層と、第1の有機発光ダイオード画素の一部を形成する第1の部分と、第2の部分とを有する、画素定義層の上に形成された導電層であって、第2の部分が、画素定義層のエッジ内のアンダーカットによって少なくとも部分的に画定された間隙によって、第1の部分から電気的に分離されている、導電層と、を含む。
別の実施形態によれば、画素定義層は、第1の材料から形成される第1の部分と、第1の材料とは異なる第2の材料から形成される第2の部分とを有する。
別の実施形態によれば、第1の材料は二酸化ケイ素であり、第2の材料は窒化ケイ素である。
別の実施形態によれば、画素定義層の第1の部分は、画素定義層の第2の部分のエッジを越えて延在して、画素定義層のエッジにアンダーカットを画定する。
別の実施形態によれば、アンダーカットは、画素定義層の第1の部分のエッジと画素定義層の第2の部分のエッジとの間の距離である幅を有する。
別の実施形態によれば、アンダーカットの幅は15ナノメートル超である。
別の実施形態によれば、アンダーカットは、画素定義層の第1の部分の下面と第1パターン電極の上面との間の距離である高さを有する。
別の実施形態によれば、アンダーカットの高さは10ナノメートル超である。
別の実施形態によれば、画素定義層は、画素定義層の第2の部分と第1のパターン電極との間に介在する第3の部分を含む。
別の実施形態によれば、アンダーカットは、画素定義層の第1の部分の下面と画素定義層の第3の部分の上面との間の距離である高さを有する。
別の実施形態によれば、アンダーカットの高さは20ナノメートル超である。
別の実施形態によれば、画素定義層の第3の部分は、画素定義層の第1の部分のエッジを越えて延在する。
別の実施形態によれば、画素定義層の第1の部分は二酸化ケイ素から形成され、画素定義層の第2の部分は窒化ケイ素から形成され、画素定義層の第3の部分は二酸化ケイ素から形成される。
別の実施形態によれば、ディスプレイは、第1の導電層の上に形成された第2の導電層であって、第2の導電層が、第1の有機発光ダイオード画素の一部を形成する第3の部分と、第4の部分とを有し、第3の部分が、間隙によって第4の部分から電気的に分離されている、第2の導電層と、第2の導電層の上に形成された第3の導電層であって、第3の導電層が、第2の導電層の第3の部分の上に形成された第5の部分を有し、第3の導電層が、第2の導電層の第4の部分の上に形成された第6の部分を有し、第3の導電層の第5の部分が、第1の有機発光ダイオード画素の一部を形成し、第3の導電層の第5の部分及び第6の部分が、電気的に接続されており、間隙によって中断されていない、第3の導電層と、を含む。
別の実施形態によれば、第2の導電層は、第3の導電層よりも高い導電率を有する。
別の実施形態によれば、第2の導電層は電荷生成層を含む。
一実施形態によれば、ディスプレイが提供され、ディスプレイは、基板と、第1の有機発光ダイオード画素及び第2の有機発光ダイオード画素を含む画素のアレイであって、第1の有機発光ダイオード画素が、基板上に第1のパターン電極を含み、第2の有機発光ダイオード画素が、基板上に第2のパターン電極を含む、画素のアレイと、第1のパターン電極と第2のパターン電極との間に介在する、基板上の不透明画素定義層であって、画素定義層が、第1のパターン電極上に形成された第1の部分と、第1の部分上に形成されておりエッジを有する第2の部分と、第2の部分上に形成されておりエッジを有する第3の部分と、を含み、第3の部分のエッジが、第2の部分のエッジを越えて第1のパターン電極の中心に向かって延在する、不透明画素定義層と、を含む。
別の実施形態によれば、画素定義層の第1の部分は二酸化ケイ素の層であり、画素定義層の第2の部分は窒化ケイ素の層であり、画素定義層の第3の部分は二酸化ケイ素の層である。
別の実施形態によれば、画素定義層の第1の部分は上面を有し、上面は、第1の領域内で画素定義層の第2の部分及び第3の部分の両方に重なり合い、第2の領域内で画素定義層の第2の部分及び第3の部分に重なり合わず、第1の領域と第2の領域との間に介在する第3の領域内で画素定義層の第3の部分のみに重なり合う。
一実施形態によれば、ディスプレイが提供され、ディスプレイは、基板と、第1の有機発光ダイオード画素及び第2の有機発光ダイオード画素を含む画素のアレイであって、第1の有機発光ダイオード画素が、基板上に第1のパターン電極を含み、第2の有機発光ダイオード画素が、基板上に第2のパターン電極を含む、画素のアレイと、第1のパターン電極と第2のパターン電極との間に介在する基板上の画素定義層と、画素定義層及び第1のパターン電極及び第2のパターン電極の上に形成された複数の導電性有機発光ダイオード層であって、画素定義層が、複数の導電性有機発光ダイオード層のうちの少なくとも1つ内に不連続性を生じさせるアンダーカットを有して、複数の導電性有機発光ダイオード層を通る第1の有機発光ダイオード画素と第2の有機発光ダイオード画素との間の横方向漏れを低減する、導電性有機発光ダイオード層と、を含む。
前述は単なる例示であり、当業者は、記載されている実施形態の範囲及び精神から逸脱することなく、様々な修正を行うことができる。前述の実施形態は、個別に又は任意の組み合わせで実現されてもよい。

Claims (8)

  1. ディスプレイであって、
    基板と、
    第1の有機発光ダイオード画素及び第2の有機発光ダイオード画素を含む画素のアレイであって、前記第1の有機発光ダイオード画素が、前記基板上に第1のパターン電極を含み、前記第2の有機発光ダイオード画素が、前記基板上に第2のパターン電極を含む、画素のアレイと、
    前記第1のパターン電極と前記第2のパターン電極との間に介在する前記基板上の画素定義層と、
    前記第1の有機発光ダイオード画素の一部を形成する第1の部分と、第2の部分とを有する、前記画素定義層の上に形成された第1の導電層であって、前記第2の部分が、前記画素定義層のエッジ内のアンダーカットによって少なくとも部分的に画定された間隙によって、前記第1の部分から電気的に分離されている、第1の導電層と、
    前記第1の導電層の上に形成された第2の導電層であって、前記第2の導電層が、前記第1の導電層の前記第1の部分の上に形成された第3の部分を有し、前記第2の導電層が、前記第1の導電層の前記第2の部分の上に形成された第4の部分を有し、前記第2の導電層の前記第3の部分が、前記第1の有機発光ダイオード画素の一部を形成し、前記第2の導電層の前記第3の部分及び前記第4の部分が、電気的に接続されており、前記間隙によって中断されていない、第2の導電層と、を備え、
    前記画素定義層が、第1の材料から形成される第1の部分と、前記第1の材料とは異なる第2の材料から形成される第2の部分と、前記画素定義層の前記第2の部分と前記第1のパターン電極との間に介在する第3の部分と、を有し、
    前記画素定義層の前記第1の部分が、前記画素定義層の前記第2の部分のエッジを越えて延在して、前記画素定義層の前記エッジに前記アンダーカットを画定し、
    前記アンダーカットが、前記画素定義層の前記第1の部分の下面と前記画素定義層の前記第3の部分の上面との間の距離である高さを有する、ディスプレイ。
  2. 前記第1の材料が二酸化ケイ素であり、前記第2の材料が窒化ケイ素である、請求項1に記載のディスプレイ。
  3. 前記アンダーカットが、前記画素定義層の前記第1の部分のエッジと前記画素定義層の前記第2の部分の前記エッジとの間の距離である幅を有する、請求項1に記載のディスプレイ。
  4. 前記画素定義層の前記第3の部分が、前記画素定義層の前記第1の部分のエッジを越えて延在する、請求項1に記載のディスプレイ。
  5. 前記画素定義層の前記第1の部分が二酸化ケイ素から形成され、前記画素定義層の前記第2の部分が窒化ケイ素から形成され、前記画素定義層の前記第3の部分が二酸化ケイ素から形成される、請求項に記載のディスプレイ。
  6. 前記第1の導電層と前記画素定義層との間に形成された第3の導電層を更に備え、前記第3の導電層が、前記第1の有機発光ダイオード画素の一部を形成する第5の部分と、第6の部分とを有し、前記第の導電層の前記第5の部分が、前記間隙によって前記第の導電層の前記第6の部分から電気的に分離されている請求項1に記載のディスプレイ。
  7. 前記第の導電層が、前記第2の導電層よりも高い導電性を有する、請求項に記載のディスプレイ。
  8. 前記第の導電層が電荷生成層を備える、請求項に記載のディスプレイ。
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