JP7497680B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7497680B2
JP7497680B2 JP2020210938A JP2020210938A JP7497680B2 JP 7497680 B2 JP7497680 B2 JP 7497680B2 JP 2020210938 A JP2020210938 A JP 2020210938A JP 2020210938 A JP2020210938 A JP 2020210938A JP 7497680 B2 JP7497680 B2 JP 7497680B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
reading
image forming
unit
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020210938A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022097791A (ja
Inventor
雅史 相川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2020210938A priority Critical patent/JP7497680B2/ja
Publication of JP2022097791A publication Critical patent/JP2022097791A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7497680B2 publication Critical patent/JP7497680B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
近年、スマートスピーカー(AIスピーカー)と呼ばれるAIアシスタント機能を有したスピーカーが開発され、家電など様々なデバイスと連携して設定操作やデータ取得を行うことが可能なユーザーインターフェースの役割を担うようになってきている。画像形成装置においても、それまでユーザーインターフェースを担っていた操作パネルとともに音声入出力デバイスとしてスマートスピーカーが用いられ、画像形成装置の機能の音声操作に利用されるようになってきている。
ところで、画像形成装置の機能を活用するためには、コピージョブ1つをとっても、ユーザーが設定しなければならない項目(設定項目)が非常に多い。例えば、「部数」「濃度」の設定などは3階層程度、「ページ集約」「両面」の設定などは5階層、「ステープル」「パンチ」の設定などは実に8階層にも及んでいる。操作パネルのように視覚でユーザーとやり取りするものでは、一目でそれらの構造を把握することができるが、音声操作となると、スマートスピーカーに対して、各機能の設定項目を階層ごとに1つずつ読み上げるやり取りを行わなければならない。また、各ジョブは複数の設定の組み合わせにより成り立つので、結果として読み上げる時間が膨大となり、少しでも短縮を図りたいという要望がある。
読み上げる時間を短縮する方法として、例えば、スマートスピーカーを用いて音声操作で画像形成装置のジョブ設定を行っている最中、それまで設定したことを纏めて音声で読み上げるという方法が考えられる。しかしながら、それまでの設定を纏めて音声で読み上げると、読み上げに時間が掛かるうえ、ユーザーにとって把握しにくいという課題がある。
そこで、読み上げに時間が掛からないように、読み上げる内容を省略したり、読み上げるスピードを早めたり、予めユーザーに指定された設定項目のみを読み上げたり、変更された設定項目のみを読み上げたり、といった工夫がされてきた。
例えば、予めユーザーに指定された設定項目と変更された設定項目とを読み上げる構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の構成において、読み上げる内容は、読み上げ対象(読み上げる対象となる設定項目)の各設定項目に至る階層全ての設定項目及び設定値である。
また、読み上げ対象をユーザーが変更した設定値とその1つ上の階層の設定項目に絞り込み、そこに至る上位階層の読み上げを省略する構成が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2020-29023号公報 特開2006-333365号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の構成では、読み上げ対象を絞り込んでいるものの、読み上げ内容(各読み上げ対象を構成する全ての階層のうち、実際に読み上げる階層)については、読み上げ対象の各設定値に至るまでの全ての階層を上から順に読み上げているため、読み上げに掛かる時間の短縮が不十分であるという課題がある。
また、上記特許文献2記載の構成では、ユーザーが変更した設定値とその1つ上の階層の設定項目のみを読み上げることで、読み上げ対象と読み上げ内容の双方を絞り込んでいるが、各設定項目が画像形成装置特有の階層構造で構成されている影響で、複数の設定値を変更した場合に、設定値ごとに読み上げを開始する階層が合っていないことがあるため、変更内容(どの階層のどの設定項目が変更されているか)をユーザーが理解できない場合がある。
本発明は、ジョブの設定状態の読み上げに掛かる時間を短縮しつつ、変更内容をユーザーに理解させ易くすることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
画像形成装置において、
ジョブ実行に係る設定項目ごとに設定値を設定するための設定部と、
前記設定部により設定された設定値を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された設定値及び当該設定値に係る設定項目を音声で読み上げる音声出力部と、
前記音声出力部により前記設定値及び当該設定値に係る設定項目を複数纏めて読み上げる際の読み上げ対象及び読み上げ内容を決定する決定部と、
を備え、
前記決定部は、前記読み上げ対象となる設定値に係る設定項目が複数の階層からなる場合、読み上げを開始する前記階層を動的に揃えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記決定部は、前記読み上げ対象となる複数の設定値の各々に係る設定項目の木構造が類似している場合、当該類似する設定項目同士を区別可能な階層において読み上げを開始することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記決定部は、前記設定部により設定された設定値に関し、特定時点での設定値と読み上げ時点での設定値とが異なる場合、変更があった階層の一つ上の階層において読み上げを開始することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、
前記特定時点には、ユーザーが指定した時点、工場出荷時、設置直後、電源投入時及びカスタマイズ/パーソナライズされた設定が呼び出された直後が含まれることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1~4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記決定部は、前記読み上げ内容を決定する際、前記読み上げを開始する階層よりも下の階層の一部又は全部を省略することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1~5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記決定部は、前記読み上げ対象を読み上げる順序を変更することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、
前記決定部は、ユーザーが設定した設定順序に基づいて、前記読み上げ対象を読み上げることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、
前記決定部は、予めユーザーが示した順序に基づいて、前記読み上げ対象を読み上げることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、
前記決定部は、前記読み上げ対象を読み上げる際、各ユーザーにおいて使用頻度が低い設定値に係る設定項目を優先して読み上げることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、
前記決定部は、前記読み上げ対象を読み上げる際、各ユーザーにおいて使用頻度が高い設定値に係る設定項目を優先して読み上げることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、
前記決定部は、前記読み上げ対象を読み上げる際、直前に読み上げた設定項目に関連する設定項目を優先して読み上げることを特徴とする。
本発明によれば、ジョブの設定状態の読み上げに掛かる時間を短縮しつつ、変更内容をユーザーに理解させ易くすることができる。
本実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す正面図である。 本実施形態に係る画像形成装置の制御構造を示す機能ブロック図である。 動的に読み上げを開始する階層を遷移させる様子の一例を示す図である。 動的に読み上げ開始位置を遷移させる様子の他の例を示す図である。 動的に読み上げ開始位置を遷移させる様子の他の例を示す図である。 読み上げ対象となる複数の設定値の各々に係る設定項目の木構造が類似している場合に、動的に読み上げ開始位置を遷移させる様子の一例を示す図である。 動的に読み上げ開始位置を遷移させる様子の他の例を示す図である。 ユーザーごとに読み上げる優先順位を保存する項目を設けた管理テーブルの一例を示す図である。 図8に示す管理テーブルにおける各ユーザーの読み上げ優先順位を保存する項目において、第2階層の優先順位のみを抽出した様子の一例を示す図である。 ユーザーごとの使用回数を保存する項目を設けた管理テーブルの一例を示す図である。 図10に示す例に加えて、第1階層の「用紙」、「両面」の項目も変更したときの管理テーブルの一例を示す図である。 影響又は関連がある設定項目がある場合の管理テーブルの一例を示す図である。 読み上げ開始位置設定処理の一例を示すフローチャートである。 読み上げ処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態に係る画像形成装置10は、図1及び図2に示すように、制御部11と、画像読取部12と、画像形成部13と、記憶部14と、操作パネル15(表示部151、操作部152)と、通信部16と、音声入出力部17と、を備えて構成されている。
制御部11は、CPU、RAM、ROM等を備えて構成される。CPUは、操作部152から入力される操作信号又は通信部16により受信される指示信号に応じて、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、RAMに展開した各種プログラムとの協働により、画像形成装置10の動作を統括的に制御する。
画像読取部12は、図示しない原稿台又は自動原稿搬送部(ADF:Auto Document Feeder)に載置された原稿の画像を走査露光装置の光学系により走査露光し、その反射光をラインイメージセンサーにより読み取り、これにより、画像信号を得る。この画像信号は、A/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理が施された後、画像データとして制御部11に入力される。なお、制御部11に入力される画像データとしては、画像読取部12で読み取ったものに限らず、例えば、通信部16を介して外部装置(図示省略)から受信したものであってもよい。
画像形成部13は、画像処理された原画像の各画素の4色の画素値に応じて、C、M、Y及びKの4色からなる画像を用紙上に形成する。
画像形成部13は、図1に示すように、4つの書込部131、中間転写ベルト132、2次転写ローラー133、定着部134等を備えて構成されている。
4つの書込部131は、中間転写ベルト132のベルト面に沿って直列(タンデム)に配置され、C、M、Y及びKの各色の画像を形成する。各書込部131は形成する画像の色が異なるだけで構成は同じであり、露光部131a、感光体131b、現像部131c、帯電部131d、クリーニング部131e及び1次転写ローラー131fを備えて構成されている。
画像形成時、各書込部131では、帯電部131dにより感光体131bを帯電させた後、原画像に基づいて露光部131aにより出射した光束で感光体131b上を走査し、感光体131b上に静電潜像を形成する。感光体131b上に形成された静電潜像に現像部131cによりトナー等の色材を供給して現像すると、感光体131b上に画像(トナー像)が形成される。
4つの書込部131の感光体131b上にそれぞれ形成した画像を、それぞれの1次転写ローラー131fにより、中間転写ベルト132上に順次重ねて転写(1次転写)する。これにより、中間転写ベルト132上には各色からなる画像が形成される。中間転写ベルト132は、複数のローラーに巻き回されて回動する像担持体である。1次転写後、クリーニング部131eにより感光体131b上に残留する色材を除去する。
画像形成部13では、回動する中間転写ベルト132上の画像が2次転写ローラー133の位置に至るタイミングに合わせて、手差しトレイT1又は給紙トレイT2から用紙を給紙する。2次転写ローラー133は、対をなす一方のローラーが中間転写ベルト132に圧接し、他方が中間転写ベルト132を巻き回す複数のローラーのうちの1つを構成している。2次転写ローラー133の圧接により、中間転写ベルト132から用紙上に画像を転写(2次転写)すると、定着部134に用紙を搬送して定着処理を施し、排紙ローラーR1により排紙トレイT3へと排紙する。定着処理は、定着ローラー134aにより用紙を加熱及び加圧して画像を用紙に定着させる処理である。用紙の両面に画像を形成する場合、反転経路135に用紙を搬送して用紙面を反転させた後、2次転写ローラー133の位置へ再度用紙を給紙する。
記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(solid state drive)等により構成される不揮発性の記憶手段であり、各種プログラムや各種設定データ等を制御部11から読み書き可能に記憶する。例えば、記憶部14は、ユーザーによる音声操作により設定された設定値を管理テーブルTA1(図3等参照)に記憶する。
操作パネル15は、ユーザーに対して各種情報を表示する表示部151と、ユーザーによる操作入力を受け付ける操作部152と、を備えて構成されている。
表示部151は、カラー液晶ディスプレイなどで構成され、制御部11から入力される表示制御信号に従って、操作画面等(各種設定画面、各種ボタン、各機能の動作状況等)を表示する。
操作部152は、表示部151の画面上に設けられるタッチパネルと、表示部151の画面周囲に配置される各種ハードキーと、を備えて構成されている。操作部152は、画面上に表示されたボタンが手指やタッチペン等で押下された場合、押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置に対応付けられた操作信号を制御部11に出力する。なお、タッチパネルは感圧式に限らず、例えば静電式や光式等であってもよい。また、操作部152は、ハードキーが押下された場合、押下されたキーに対応付けられた操作信号を制御部11に出力する。ユーザーは、操作部152を操作して、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定及び用紙設定等の画像形成に関する設定、用紙搬送指示、並びに装置の停止操作などを行うことができる。
通信部16は、画像形成装置10を通信ネットワークに接続するインターフェースである。通信部16は、通信用IC及び通信コネクタなどを有し、制御部11の制御の下、所定の通信プロトコルを用いて通信ネットワークに接続されている外部装置と各種情報の送受信を行う。また、通信部16は、USBを介して各種情報の入出力を行うことも可能である。
音声入出力部17は、マイク、ADコンバーター等の音声入力部と、DAコンバーター、アンプ、スピーカー等の音声出力部と、を備えて構成されている。音声入出力部17は、音声入力時にマイクからユーザーの音声による操作入力を受け付け、音声入力信号をデジタルの音声入力情報に変換して制御部11に出力する。また、音声入出力部17は、音声出力時に音声出力信号をアナログの音声出力信号に変換してスピーカーから音声出力(例えば、ユーザーの音声操作を促す音声案内を出力)する。
本発明において、音声入出力部17は、ジョブ実行に係る設定項目ごとに設定値を設定するための設定部として機能する。
また、音声入出力部17は、記憶部14に記憶された設定値及び当該設定値に係る設定項目を音声で読み上げる音声出力部として機能する。
次に、本実施形態に係る画像形成装置10において行われる動作を説明する。
本実施形態において、制御部11は、音声入出力部17により設定値及び当該設定値に係る設定項目を複数纏めて読み上げる際の読み上げ対象及び読み上げ内容を決定する決定部として機能する。具体的には、制御部11は、読み上げ対象となる設定値に係る設定項目が複数の階層からなる場合、読み上げを開始する階層を動的に揃える。なお、読み上げ内容を決定する際、読み上げを開始する階層よりも下の階層の一部又は全部を省略するようにしてもよい。
図3に、動的に読み上げを開始する階層(読み上げ開始位置)を遷移させる様子の一例を示す。図3には、ジョブ実行に係る設定項目及びその設定値が、第1階層~第8階層の8つの階層で構成された管理テーブルTA1の一例が示されている。
図3に示すように、第3階層の「表カバー」を第4階層において「表コピー」から「表白紙」に、第3階層の「用紙」を第4階層において「自動」から「手差し」に変更した場合、動的に揃える読み上げ開始位置は、変更があった階層(第4階層)の一つ上の階層である「第3階層」となる。その結果、読み上げ内容は上位の階層(第1、第2階層)を省いて、「表カバー 表白紙 用紙 手差し」となる。または、読み上げ開始位置よりも下の階層の一部又は全部の読み上げを省略して、「表カバー 用紙」となる。なお、図中の符号P1は読み上げ開始位置を、符号P2は省略可能な設定項目(設定値)を、それぞれ示している。
上記のように、制御部11は、音声入出力部17により設定された設定値に関し、特定時点での設定値と読み上げ時点での設定値とが異なる場合、変更があった階層の一つ上の階層において読み上げを開始する。
なお、特定時点とは、例えば、ユーザーが指定した時点、工場出荷時、設置直後、電源投入時及びカスタマイズ/パーソナライズされた設定が呼び出された直後などである。
図4に、動的に読み上げ開始位置を遷移させる様子の他の例を示す。
図3に示す例における変更に加えて、「小冊子>原稿サイズ」を「自動」から「A系・B系>A4>横置き」に変更した場合、動的に揃える読み上げ開始位置は、一つ上がって「第2階層」となる。その結果、読み上げ内容は第1階層を省いて、「原稿サイズ A系・B系 A4 横置き カバーシート 表カバー 表表紙 用紙 手差し」となる。または、読み上げ開始位置よりも下の階層の読み上げを省略して、「原稿サイズ カバーシート」となる。
図5に、動的に読み上げ開始位置を遷移させる様子の他の例を示す。
図4に示す例における変更に加えて、第1階層の「用紙」を第2階層において「自動」から「トレイ4」に変更した場合、動的に揃える読み上げ開始位置は、一つ上がって「第1階層」となる。その結果、読み上げ内容は、「用紙 トレイ4 小冊子 原稿サイズ A系・B系 A4 横置き カバーシート 表カバー 表表紙 用紙 手差し」となる。または、読み上げ開始位置よりも下の階層の読み上げを省略して、「用紙 小冊子」となる。
また、本実施形態において、制御部11は、読み上げ対象となる複数の設定値の各々に係る設定項目の木構造が類似している場合、当該類似する設定項目同士を区別可能な階層において読み上げを開始する。
図6に、読み上げ対象となる複数の設定値の各々に係る設定項目の木構造が類似している場合に、動的に読み上げ開始位置を遷移させる様子の一例を示す。
図6には、第1階層の「用紙」を第2階層において「自動」から「トレイ1」に、第3階層の「用紙」を第4階層において「自動」から「手差し」に変更した例が示されている。図6に示す例では、第1階層の「用紙」の木構造F1と、「小冊子>カバーシート」の下層(第3階層)の「用紙」の木構造F2と、が類似しているので、類似する設定項目(「用紙」)同士を区別可能な階層(本例では第1階層)において読み上げを開始する。その結果、読み上げ内容は、「用紙 トレイ1 小冊子 カバーシート 用紙 手差し」となる。または、読み上げ開始位置よりも下の階層の読み上げを省略して、「用紙 小冊子」となる。
また、本実施形態において、制御部11は、読み上げ対象を読み上げる順序を変更する。例えば、制御部11は、ユーザーが設定した設定順序に基づいて、読み上げ対象を読み上げる。
図7に、動的に読み上げ開始位置を遷移させる様子の他の例を示す。なお、図7には、ユーザーが設定した設定順序を保存する項目I1を設けた管理テーブルTA1の一例を示す。
図7に示す例では、ユーザーにより、「両面>原稿出力」を「片面→両面」に(符号E1参照)、「部数」を「20」に(符号E2参照)、「両面>ページ集約>4in1>集約順」を「横順」に(符号E3参照)、「倍率>縮小」を「少し小さめ」に(符号E4参照)、「原稿>濃度」を「+2 濃く」に(符号E5参照)、上記の順で設定されている。上記の設定を行った結果、動的に揃える読み上げ開始位置P1が第1階層である場合に、ユーザーが設定した順序(符号I1参照)に従い、「両面 部数 両面(重複のため省略可) 倍率 原稿」の順に読み上げる。
また、例えば、制御部11は、予めユーザーが示した順序に基づいて、読み上げ対象を読み上げる。
一般に、画像形成装置10においては、特定のユーザーに使用を限定するための認証機能や音声の照合を用いて、ユーザーを特定することができる。そこで、本実施形態では、ユーザーを特定した上で、管理テーブルTA1(図8参照)上にユーザーごとに読み上げる優先順位を保存する項目I2を設けるようにし、予め階層ごとに読み上げる優先順位を指定させる。
図8に、ユーザーごとに読み上げる優先順位を保存する項目I2を設けた管理テーブルTA1の一例を示す。図8には、AさんとBさんがそれぞれ決定した、階層(第1~3階層)ごとの読み上げ優先順位が保存されている例が示されている。また、図9に、図8に示す管理テーブルTA1における各ユーザーの読み上げ優先順位を保存する項目I2において、第2階層の優先順位のみを抽出した様子の一例を示す。なお、図8及び図9中の符号I21はAさんの読み上げ優先順位を保存する項目を、符号I22はBさんの読み上げ優先順位を保存する項目をそれぞれ示している。また、図8及び図9中の符号D1は第1階層の読み上げ優先順位を、符号D2は第2階層の読み上げ優先順位を、符号D3は第3階層の読み上げ優先順位を、それぞれ示している。
図8に示す例では、Aさんの読み上げ優先順位は第1~3階層の全てで昇順、Bさんの読み上げ優先順位は第1~3階層の全てで降順としている。下層での設定変更の結果から、動的に揃える読み上げ開始位置P1が第2階層で、かつ、読み上げ対象が「濃度」「用紙」「ステープル」であったとすると、図9に示すように、Aさんの読み上げ順は「濃度 用紙 ステープル」、Bさんの読み上げ順は「ステープル 用紙 濃度」の順となる。
また、例えば、制御部11は、ユーザーごとの、画像形成装置の機能を使いこなす習熟度により読み上げる順序を変更するようにしてもよい。具体的には、まず、制御部11は、管理テーブルTA1上で特定したユーザーが、設定項目ごとに使用した回数を管理するようにする。そして、制御部11は、読み上げ対象を読み上げる際、各ユーザーにおいて使用頻度が低い又は使用したことがない設定値に係る設定項目を優先して読み上げるようにする。または、制御部11は、読み上げ対象を読み上げる際、各ユーザーにおいて使用頻度が高い設定値に係る設定項目を優先して読み上げるようにする。
図10に、ユーザーごとの使用回数(使用頻度)を保存する項目I3を設けた管理テーブルTA1の一例を示す。なお、図10中の符号I31は「Aさんの使用回数」を保存する項目を、符号I32は「Bさんの使用回数」を保存する項目をそれぞれ示している。また、符号D4は設定変更箇所におけるユーザーごとの使用回数を示している。
図10に示す例では、下層での設定変更の結果(第3階層の「薄文字原稿(符号E6参照)」、「0 普通(符号E7参照)」、「単色カラー(符号E8参照)」にそれぞれ設定変更)から、動的に揃える読み上げ開始位置が第2階層で、かつ、読み上げ対象が「種類」「濃度」「カラー」であったとすると、ユーザーの使用頻度が低い順に読み上げる場合、Aさんは「カラー(1回) 濃度(4回) 種類(5回)」の順、Bさんは「カラー(3回) 種類(10回) 濃度(24回)」の順となる。一方、ユーザーの使用頻度が高い順に読み上げる場合、Aさんは「種類(5回) 濃度(4回) カラー(1回)」の順、Bさんは「濃度(24回) 種類(10回) カラー(3回)」の順となる。
また、図11に、図10に示す例に加えて、第1階層の「用紙」、「両面」の項目も変更したときの管理テーブルTA1の一例を示す。
図11には、「用紙」を「トレイ1」に(符号E9参照)、「両面>原稿出力」を「両面→両面」に(符号E10参照)、に変更した例が示されている。
図11に示す例では、下層での設定変更の結果から、動的に揃える読み上げ開始位置が第1階層で、かつ、読み上げ対象が「原稿」「用紙」「両面」であったとすると、ユーザーの使用頻度が低い順に読み上げる場合、Aさんは「原稿(5+4+1=10回) 用紙(11回) 両面(19回)」の順、Bさんは「用紙(0回) 両面(2回) 原稿(10+24+3=37回)」の順となる。一方、ユーザーの使用頻度が高い順に読み上げる場合、Aさんは「両面(19回) 用紙(11回) 原稿(10回)」の順、Bさんは「原稿(37回) 両面(2回) 用紙(0回)」の順となる。
また、例えば、制御部11は、読み上げ対象を読み上げる際、直前に読み上げた設定項目に関連する設定項目を優先して読み上げるようにしてもよい。すなわち、上位の階層で設定項目として1つに纏まっていなくとも、影響又は関連がある設定項目同士を考慮して、読み上げの優先順位を付けるようにしてもよい。言い換えると、直前に読み上げた設定項目に関連する設定項目を優先して読み上げるようにしてもよい。
図12に、影響又は関連がある設定項目がある場合の管理テーブルTA1の一例を示す。
例えば、影響がある設定項目の例を、「部数」と「フィニッシング」とし(符号G1参照)、影響がある設定項目の例を、製本をする設定である「小冊子」と「章分け」としたとき(符号G2参照)、下層での設定変更の結果から、動的に揃える読み上げ開始位置が第1階層とすると、上から順に「部数 原稿 用紙 倍率 小冊子 両面 フィニッシング 章分け」と読み上げるのではなく、「部数 フィニッシング 原稿 用紙 倍率 小冊子 章分け 両面」の順に読み上げるようにする。
次に、本実施形態に係る画像形成装置10の動作について、図13及び図14のフローチャートを参照して説明する。
まず、図13のフローチャートを参照して、ジョブの設定状態を読み上げる際に、読み上げを開始する位置を設定するための読み上げ開始位置設定処理を説明する。
まず、制御部11は、記憶部14に記憶された管理テーブルTA1を参照して、特定時点の設定値を読み出す(ステップS101)。ここで、特定時点とは、例えば、ユーザーが指定した時点、工場出荷時、設置直後、電源投入時及びカスタマイズ/パーソナライズされた設定が呼び出された直後などである。
次に、制御部11は、音声入出力部17を介してユーザーから設定変更の指示があるか否かを判定する(ステップS102)。
制御部11は、ユーザーから設定変更の指示があると判定した場合(ステップS102:YES)、次のステップS103へと移行する。
一方、制御部11は、ユーザーから設定変更の指示がないと判定した場合(ステップS102:NO)、そのまま処理を終了する。
次に、制御部11は、ユーザーから指示された設定変更を管理テーブルに反映させる(ステップS103)。
次に、制御部11は、ステップS103で設定変更を反映させた設定項目(読み上げ対象)の階層(変更があった階層)より一つ上の階層を読み上げ開始位置とする(ステップS104)。
次に、制御部11は、ステップS104で読み上げ開始位置とした階層と他の読み上げ対象の読み上げ開始位置の階層とが木構造で類似しているか否かを判定する(ステップS105)。
制御部11は、ステップS104で読み上げ開始位置とした階層と他の読み上げ対象の読み上げ開始位置の階層とが木構造で類似していると判定した場合(ステップS105:YES)、次のステップS106へと移行する。
一方、制御部11は、ステップS104で読み上げ開始位置とした階層と他の読み上げ対象の読み上げ開始位置の階層とが木構造で類似していないと判定した場合(ステップS105:NO)、ステップS107へと移行する。
次に、制御部11は、ステップS104で読み上げ開始位置とした階層と他の読み上げ対象の読み上げ開始位置の階層とのうち、階層が高い方を読み上げ開始位置とする(ステップS106)。
次に、制御部11は、ステップS104又はステップS106で読み上げ開始位置とした階層が、他の読み上げ対象の読み上げ開始位置の階層よりも低い階層であるか否かを判定する(ステップS107)。
制御部11は、ステップS104又はステップS106で読み上げ開始位置とした階層が、他の読み上げ対象の読み上げ開始位置の階層よりも低い階層であると判定した場合(ステップS107:YES)、次のステップS108へと移行する。
一方、制御部11は、ステップS104又はステップS106で読み上げ開始位置とした階層が、他の読み上げ対象の読み上げ開始位置の階層よりも低い階層でないと判定した場合(ステップS107:NO)、そのまま処理を終了する。
次に、制御部11は、ステップS104又はステップS106で読み上げ開始位置とした階層と他の読み上げ対象の読み上げ開始位置の階層とのうち、階層が高い方を読み上げ開始位置とする(ステップS108)。
次に、図14のフローチャートを参照して、ジョブの設定状態を読み上げるための読み上げ処理を説明する。
まず、制御部11は、音声入出力部17を介してユーザーから設定を音声で復唱する指示があるか否かを判定する(ステップS201)。
制御部11は、ユーザーから設定を音声で復唱する指示があると判定した場合(ステップS201:YES)、次のステップS202へと移行する。
一方、制御部11は、ユーザーから設定を音声で復唱する指示がないと判定した場合(ステップS201:NO)、そのまま処理を終了する。
次に、制御部11は、図13に示した読み上げ開始位置設定処理で決定した読み上げ開始位置の階層を考慮し、各読み上げ対象の読み上げ内容を決定する(ステップS202)。例えば、制御部11は、読み上げ開始位置よりも下の階層の一部又は全部の読み上げを省略する決定を行う。
次に、制御部11は、各読み上げ対象の読み上げ順序を決定する(ステップS203)。例えば、制御部11は、ユーザーが設定した設定順序に基づいて、読み上げ対象を読み上げる(図7参照)。また、例えば、制御部11は、予めユーザーが示した順序に基づいて、読み上げ対象を読み上げる(図8参照)。また、例えば、制御部11は、読み上げ対象を読み上げる際、各ユーザーにおいて使用頻度が低い又は使用したことがない設定値に係る設定項目を優先して読み上げる、または、各ユーザーにおいて使用頻度が高い設定値に係る設定項目を優先して読み上げる(図10、図11参照)。また、例えば、制御部11は、読み上げ対象を読み上げる際、直前に読み上げた設定項目に関連する設定項目を優先して読み上げる(図12参照)。
次に、制御部11は、ステップS202で決定した読み上げ内容を、ステップS203で決定した読み上げ順序で読み上げる(ステップS204)。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置10は、ジョブ実行に係る設定項目ごとに設定値を設定するための設定部(音声入出力部17)と、設定部により設定された設定値を記憶する記憶部14と、記憶部14に記憶された設定値及び当該設定値に係る設定項目を音声で読み上げる音声出力部(音声入出力部17)と、音声出力部により設定値及び当該設定値に係る設定項目を複数纏めて読み上げる際の読み上げ対象及び読み上げ内容を決定する決定部(制御部11)と、を備える。また、決定部は、読み上げ対象となる設定値に係る設定項目が複数の階層からなる場合、読み上げを開始する階層を動的に揃える。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、ジョブの設定状態の読み上げを開始する階層を動的に揃えることができるので、全ての階層を上から順に読み上げる必要がなくなり、読み上げに掛かる時間を短縮することができる。また、複数の設定値の変更がある場合であっても、読み上げを開始する階層を動的に揃えることで、変更内容をユーザーに理解させ易くすることができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、決定部は、読み上げ対象となる複数の設定値の各々に係る設定項目の木構造が類似している場合、当該類似する設定項目同士を区別可能な階層において読み上げを開始する。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、類似する階層構造の設定値をそれぞれ変更した場合であっても、読み上げる階層を区別可能な階層に動的に揃えた上で読み上げることができるので、変更内容をユーザーに理解させ易くすることができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、決定部は、設定部により設定された設定値に関し、特定時点での設定値と読み上げ時点での設定値とが異なる場合、変更があった階層の一つ上の階層において読み上げを開始する。ここで、特定時点には、ユーザーが指定した時点、工場出荷時、設置直後、電源投入時及びカスタマイズ/パーソナライズされた設定が呼び出された直後が含まれる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、全ての階層を上から順に読み上げることがなくなるので、読み上げに掛かる時間を短縮することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、決定部は、読み上げ内容を決定する際、読み上げを開始する階層よりも下の階層の一部又は全部を省略する。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、変更内容をユーザーに理解させうる必要最低限の内容に絞って読み上げることができるので、読み上げに掛かる時間をさらに短縮することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、決定部は、読み上げ対象を読み上げる順序を変更する。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、ユーザーに必要な情報を優先的に提供することができるので、読み上げている最中にユーザーが早期に切り上げることが可能となり、結果として読み上げ時間を短縮することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、決定部は、ユーザーが設定した設定順序に基づいて、読み上げ対象を読み上げる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、ユーザーに必要な情報を優先的に提供することができるので、読み上げている最中にユーザーが早期に切り上げることが可能となり、結果として読み上げ時間を短縮することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、決定部は、予めユーザーが示した順序に基づいて、読み上げ対象を読み上げる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、ユーザーに必要な情報を優先的に提供することができるので、読み上げている最中にユーザーが早期に切り上げることが可能となり、結果として読み上げ時間を短縮することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、決定部は、読み上げ対象を読み上げる際、各ユーザーにおいて使用頻度が低い設定値に係る設定項目を優先して読み上げる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、ユーザーに必要な情報を優先的に提供することができるので、読み上げている最中にユーザーが早期に切り上げることが可能となり、結果として読み上げ時間を短縮することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、決定部は、読み上げ対象を読み上げる際、各ユーザーにおいて使用頻度が高い設定値に係る設定項目を優先して読み上げる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、ユーザーに必要な情報を優先的に提供することができるので、読み上げている最中にユーザーが早期に切り上げることが可能となり、結果として読み上げ時間を短縮することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、決定部は、読み上げ対象を読み上げる際、直前に読み上げた設定項目に関連する設定項目を優先して読み上げる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、ユーザーに必要な情報を優先的に提供することができるので、読み上げている最中にユーザーが早期に切り上げることが可能となり、結果として読み上げ時間を短縮することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、画像形成装置10が音声入出力部17を内蔵する構成を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。すなわち、画像形成装置10が音声入出力部17を内蔵している必要はなく、ユーザーが所持するスマートスピーカーを音声入出力部(設定部兼音声出力部)として用いるようにしてもよい。あるいは、ユーザーが所持するスマートスピーカーを設定部(音声入力部)として用いるようにし、画像形成装置10が内蔵するスピーカーを音声出力部として用いる構成であってもよい。
また、上記実施形態では、ジョブ実行に係る設定項目ごとに設定値を設定するための設定部として、音声入出力部17を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、操作パネル15(操作部152)を設定部として、設定値を設定させるようにしてもよい。
その他、画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
10 画像形成装置
11 制御部(決定部)
12 画像読取部
13 画像形成部
131 書込部
131a 露光部
131b 感光体
131c 現像部
131d 帯電部
131e クリーニング部
131f 1次転写ローラー
132 中間転写ベルト
133 2次転写ローラー
134 定着部
134a 定着ローラー
135 反転経路
14 記憶部
15 操作パネル
151 表示部
152 操作部
16 通信部
17 音声入出力部(設定部、音声出力部)

Claims (11)

  1. ジョブ実行に係る設定項目ごとに設定値を設定するための設定部と、
    前記設定部により設定された設定値を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された設定値及び当該設定値に係る設定項目を音声で読み上げる音声出力部と、
    前記音声出力部により前記設定値及び当該設定値に係る設定項目を複数纏めて読み上げる際の読み上げ対象及び読み上げ内容を決定する決定部と、
    を備え、
    前記決定部は、前記読み上げ対象となる設定値に係る設定項目が複数の階層からなる場合、読み上げを開始する前記階層を動的に揃えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記決定部は、前記読み上げ対象となる複数の設定値の各々に係る設定項目の木構造が類似している場合、当該類似する設定項目同士を区別可能な階層において読み上げを開始することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記決定部は、前記設定部により設定された設定値に関し、特定時点での設定値と読み上げ時点での設定値とが異なる場合、変更があった階層の一つ上の階層において読み上げを開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記特定時点には、ユーザーが指定した時点、工場出荷時、設置直後、電源投入時及びカスタマイズ/パーソナライズされた設定が呼び出された直後が含まれることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記決定部は、前記読み上げ内容を決定する際、前記読み上げを開始する階層よりも下の階層の一部又は全部を省略することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記決定部は、前記読み上げ対象を読み上げる順序を変更することを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記決定部は、ユーザーが設定した設定順序に基づいて、前記読み上げ対象を読み上げることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記決定部は、予めユーザーが示した順序に基づいて、前記読み上げ対象を読み上げることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記決定部は、前記読み上げ対象を読み上げる際、各ユーザーにおいて使用頻度が低い設定値に係る設定項目を優先して読み上げることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  10. 前記決定部は、前記読み上げ対象を読み上げる際、各ユーザーにおいて使用頻度が高い設定値に係る設定項目を優先して読み上げることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  11. 前記決定部は、前記読み上げ対象を読み上げる際、直前に読み上げた設定項目に関連する設定項目を優先して読み上げることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
JP2020210938A 2020-12-21 画像形成装置 Active JP7497680B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020210938A JP7497680B2 (ja) 2020-12-21 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020210938A JP7497680B2 (ja) 2020-12-21 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022097791A JP2022097791A (ja) 2022-07-01
JP7497680B2 true JP7497680B2 (ja) 2024-06-11

Family

ID=

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003131773A (ja) 2001-08-17 2003-05-09 Ricoh Co Ltd 機器操作装置、プログラムおよび記録媒体並びに画像形成装置
JP2007013905A (ja) 2005-05-30 2007-01-18 Ricoh Co Ltd 情報処理装置およびプログラム
JP2007012002A (ja) 2005-05-30 2007-01-18 Ricoh Co Ltd 情報処理装置およびプログラム
JP2007086856A (ja) 2005-09-20 2007-04-05 Fuji Xerox Co Ltd ユーザインタフェース装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003131773A (ja) 2001-08-17 2003-05-09 Ricoh Co Ltd 機器操作装置、プログラムおよび記録媒体並びに画像形成装置
JP2007013905A (ja) 2005-05-30 2007-01-18 Ricoh Co Ltd 情報処理装置およびプログラム
JP2007012002A (ja) 2005-05-30 2007-01-18 Ricoh Co Ltd 情報処理装置およびプログラム
JP2007086856A (ja) 2005-09-20 2007-04-05 Fuji Xerox Co Ltd ユーザインタフェース装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4347289B2 (ja) 情報処理装置、プログラムおよび記録媒体
US8625134B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP2005045370A (ja) 画像形成装置
JP4994184B2 (ja) 画像処理装置
JP7151477B2 (ja) 画像形成装置
JP6050842B2 (ja) 画像形成装置
JP7497680B2 (ja) 画像形成装置
US9131180B2 (en) Method and apparatus for automatically grouping documents for aggregate printing
JP2009301159A (ja) 印刷指示装置、印刷指示方法及びプログラム
JP2011193139A (ja) 画像形成装置
JP2022097791A (ja) 画像形成装置
US11372520B2 (en) Display input apparatus and image forming apparatus capable of moving plurality of icons from one page to another on display device and displaying moved icons thereon
JP2006021347A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の表示方法
JP5656953B2 (ja) 表示入力装置および画像形成装置
JP4311381B2 (ja) 画像形成装置
JP2009274391A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP2011051292A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
US20130188220A1 (en) Image forming apparatus and computer
JP2008117193A (ja) タッチパネル装置及びこれを備えた画像処理装置
JP6274138B2 (ja) 画像形成装置
US20230350638A1 (en) Image forming apparatus and input device
US11825041B2 (en) Image processing apparatus and image forming apparatus capable of classifying respective images of plurality of pages of original document based on plurality of topic words
JP5709708B2 (ja) 画像形成装置
JP6504238B2 (ja) 表示制御装置及びプログラム
JP6635079B2 (ja) 画像形成装置および画像データ生成装置