JP7496795B2 - 建具 - Google Patents
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Description
前記2つの障子は、それぞれ、前記突合せ框の下端部に設けられて、前記レールに沿って移動する摺動部材を有し、
一方の前記障子は、前記突合せ框に設けられて上下方向に延び、前記2つの障子の前記突合せ框同士が突き合わされた状態で、他方の前記障子の前記突合せ框と当接する第1縦タイト材と、前記摺動部材に設けられて前記第1縦タイト材の下方に配置され、前記2つの障子の前記突合せ框同士が突き合わされた状態で、前記他方の障子の前記摺動部材と当接する第2縦タイト材と、を有し、
前記一方の障子の前記摺動部材は、前記第1縦タイト材と前記第2縦タイト材の間の隙間に対して室内外方向の一方側に配置される壁部を有する建具である。
本実施形態の建具は、スライドにより移動するスライド式の障子を備えた建具である。建具は、建物の開口部に取り付けられて、建物の室内(屋内)と室外(屋外)の間に設置される。以下では、建具が4つのスライド式の障子を備えた引き違い窓である場合を例にとり、本実施形態の建具について説明する。
図示のように、建具1は、開口部2Aを形成する枠体2と、枠体2の開口部2Aに配置された開閉可能な4つの障子3~6(第1障子3、第2障子4、第3障子5、第4障子6)と、2つの網戸7を備えている。引き違い障子である障子3~6により、枠体2の開口部2Aが開閉される。
図示のように、建具1は、上面部をフラット化したフラットタイプの下枠11を備えている。下枠11は、2つのレール14、15(第1レール14、第2レール15)と、レール14、15のそれぞれの室内外方向T(下枠11の見込み方向)の両側に位置する凹状の溝部16~19(第1室内側溝部16、第1室外側溝部17、第2室内側溝部18、第2室外側溝部19)を有している。
図示のように、建具1は、互いに突き合わされる少なくとも2つの障子(突合せ障子)を備えている。ここでは、2つの障子3、4(第1障子3、第2障子4)が建具1に設けられた突合せ障子である。2つの障子3、4は、下枠11の同一のレール(第1レール14)に沿って移動して、それぞれの突合せ框25(25A、25B)同士が突き合わされて当接する。第1障子3の突合せ框25である第1突合せ框25Aと第2障子4の突合せ框25である第2突合せ框25Bは、それぞれ、突き合わされる相手の突合せ框25A、25Bに向かって突出する当接片40、41及び突片42、43を有している。
図示のように、第1障子3と第2障子4のそれぞれで、第2横タイト材51は、下枠11の第1室外側溝部17内に配置されて、下枠11と当接する。また、摺動部材60A、60Bは、突合せ框25A、25Bの下端部から下方に向かって下枠11の第1室内側溝部16及び第1室外側溝部17内の位置まで突出する。摺動部材60A、60Bの室内側垂下部63A、63Bは、下枠11の第1レール14の室内側に位置して、第1室内側溝部16内に配置される。摺動部材60A、60Bの室外側垂下部64A、64Bは、下枠11の第1レール14の室外側に位置して、第1室外側溝部17内に配置される。
図示のように、第1突合せ框25Aの下端部で、第2縦タイト材52は、第1縦タイト材44との間に隙間8をあけて、第1縦タイト材44の上下方向Rの下方に配置されている。第1縦タイト材44と第2縦タイト材52は、第1障子3の第1突合せ框25Aと第2障子4の第2突合せ框25Bの間で、上下方向R(縦方向)に延びる縦タイトラインを構成する。
図示のように、2つの障子3、4の突合せ框25A、25B同士が突き合わされた状態で、第1障子3の第2縦タイト材52は、第2障子4の第2摺動部材60Bと当接する。また、第1摺動部材60Aの対向部62Aと第2摺動部材60Bの対向部62Bは、左右方向Sにおいて互いに対向して配置される。第2縦タイト材52は、対向部62A、62Bの間に配置され、第1摺動部材60Aの対向部62Aから第2摺動部材60Bの対向部62Bに向かって突出して、第2摺動部材60Bの対向部62Bと当接する。
前記2つの障子は、それぞれ、前記突合せ框の下端部に設けられて、前記レールに沿って移動する摺動部材を有し、
一方の前記障子は、前記突合せ框に設けられて上下方向に延び、前記2つの障子の前記突合せ框同士が突き合わされた状態で、他方の前記障子の前記突合せ框と当接する第1縦タイト材と、前記摺動部材に設けられて前記第1縦タイト材の下方に配置され、前記2つの障子の前記突合せ框同士が突き合わされた状態で、前記他方の障子の前記摺動部材と当接する第2縦タイト材と、を有し、
前記一方の障子の前記摺動部材は、前記第1縦タイト材と前記第2縦タイト材の間の隙間に対して室内外方向の一方側に配置される壁部を有する建具である。
従って、2つの障子の互いに突き合わされる突合せ框の下端部で、気密性能と水密性能を安定して確保しつつ、光又は風が障子の室内側に漏れるのを抑制することができる。
従って、壁部による光又は風を遮る効果を向上させることができる。
従って、壁部による光又は風を遮る効果を向上させることができる。
従って、壁部により、障子の室外側からの光又は風を遮り、光又は風が第1縦タイト材と第2縦タイト材の間の隙間に達するのを抑制することができる。
従って、第1横タイト材と第2横タイト材により、障子の突合せ框の下端部での気密性能と水密性能を安定して確保することができる。
Claims (5)
- レールを有する下枠と、同一の前記レールに沿って移動して突合せ框同士が突き合わされる2つの障子と、を備えた建具であって、
前記2つの障子は、それぞれ、前記突合せ框の下端部に設けられて、前記レールに沿って移動する摺動部材を有し、
一方の前記障子は、前記突合せ框に設けられて上下方向に延び、前記2つの障子の前記突合せ框同士が突き合わされた状態で、他方の前記障子の前記突合せ框と当接する第1縦タイト材と、前記摺動部材に設けられて前記第1縦タイト材の下方に配置され、前記2つの障子の前記突合せ框同士が突き合わされた状態で、前記他方の障子の前記摺動部材と当接する第2縦タイト材と、を有し、
前記一方の障子の前記摺動部材は、前記第1縦タイト材と前記第2縦タイト材の間の隙間に対して室内外方向の一方側に配置される壁部を有する建具。 - 請求項1に記載された建具において、
前記壁部は、前記一方の障子の前記摺動部材から前記他方の障子の前記摺動部材の室内外方向の一方側の位置まで張り出す建具。 - 請求項1又は2に記載された建具において、
前記壁部は、前記一方の障子の前記突合せ框から前記第2縦タイト材の上端位置よりも下側の位置まで突出する建具。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載された建具において、
前記壁部は、前記第1縦タイト材と前記第2縦タイト材の間の隙間に対して室外側に配置される建具。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載された建具において、
前記2つの障子は、それぞれ、前記レールに沿って配置される下框と、前記下框に設けられて左右方向に延び、前記下枠と当接する第1横タイト材と、前記摺動部材に設けられて前記第1横タイト材と連続し、前記下枠と当接する第2横タイト材と、を有する建具。
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JP2007162379A (ja) | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Tostem Corp | 開口部装置 |
JP5657391B2 (ja) | 2007-12-20 | 2015-01-21 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | ハローを低減する画像補間 |
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2021
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