JP7493719B2 - 管材の加工方法 - Google Patents
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Description
図1~図3を参照して、本実施形態によるロータ100の構造について説明する。ロータ100は、図示しないステータと組み合わせられることにより、回転電機を構成する。
次に、図3~図8を参照して、本実施形態によるロータ100の製造装置200について説明する。本実施形態では、製造装置200は、ハイドロフォーミング成形機として構成されている。すなわち、製造装置200は、シャフト20の内部が密閉された状態で、シャフト20の内部に流体Lを充填させるとともに流体Lによる内圧Pによってシャフト20を膨張させることにより、ロータコア10の挿入孔10aの内周面12に、シャフト20(第1部分40)を圧接させるハイドロフォーミングを行う装置である。
次に、図1、図3、図4、および図6~図10を参照して、本実施形態によるシャフト20の加工方法およびロータ100の製造方法を説明する。図9には、ロータ100の製造工程のフローチャートが示されている。なお、端面61側のシールについては端面51側と同様であるので、これ以降の説明において、端面51側のシールの説明のみを行っている箇所は、端面61側も同様であるとして説明を省略している。
ここで、比較例として、突出部が設けられていないシール部材310を用いてシャフト20をシールした場合の断面図を図11に示す。図11に示すように、シャフト20の傾斜面53とシール部材310の傾斜面313とが接触することによりシールされる。この場合、傾斜面53の近傍で、シャフト20の端面51とシール部材310の下面311との間に隙間C3が生じる。この隙間C3は、シャフト20の端面51の傾斜面53側の近傍が、シール部材310からの押圧力によって、Z2方向側に変形させられることによって形成されている。隙間C3が形成されることによって、隙間が形成されず密着している場合に比べてシール性が弱いため、ハイドロフォーミング時においてシャフト20の内部の圧力を確保しにくい。すなわち、本実施形態のようにパンチ部材210に突出部212を設けることによって、パンチ部材210とシャフト20とのシール性をより確実に確保することが可能である。
上記実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。なお、以下において、端面51側についてのみ記載している内容は端面61側についても同様であるので、記載を省略している。
Claims (10)
- 筒状の管材において前記管材の軸方向に沿って延びる貫通孔の開口部を塞ぐパンチ部材を、前記管材に対して前記軸方向の少なくとも一方側に配置する配置工程と、
前記配置工程の後、前記管材に向かって前記軸方向に突出する前記パンチ部材の突出部を前記管材の前記軸方向の端面に押し込みながら、前記管材の前記貫通孔の内周面と前記端面とを接続するとともに前記軸方向に対して傾斜する第1傾斜面に沿うように延びる前記パンチ部材の第2傾斜面により、前記管材の前記第1傾斜面をシールすることによって、前記突出部と前記第2傾斜面との間に挟まれる前記管材の部分が圧縮されることに起因して生じる圧縮応力を前記第1傾斜面と前記第2傾斜面とのシール部に付与した状態で、前記管材の前記開口部をシールするシール工程と、
前記シール工程の後、前記管材の内部が密閉された状態で、前記管材の内部に流体を充填させるとともに前記流体による内圧によって前記管材を膨張させることにより、前記管材を変形させる変形工程と、を備える、管材の加工方法。 - 前記シール工程において前記圧縮応力を前記シール部に付与することは、前記パンチ部材の前記第2傾斜面と前記管材の径方向に対向するとともに前記軸方向に対して傾斜する前記突出部の第3傾斜面と前記第2傾斜面との間に挟まれる前記管材の部分が圧縮されることに起因して生じる前記圧縮応力を、前記シール部に付与することである、請求項1に記載の管材の加工方法。
- 前記シール工程において前記圧縮応力を前記シール部に付与することは、前記軸方向に沿った断面視において三角形形状を有する前記突出部の前記第3傾斜面と前記第2傾斜面との間に挟まれる前記管材の部分が圧縮されることに起因して生じる前記圧縮応力を、前記シール部に付与することである、請求項2に記載の管材の加工方法。
- 前記シール工程は、前記シール部のみならず、前記突出部の前記第3傾斜面と前記管材とが接する部分、および、前記パンチ部材の前記突出部と前記パンチ部材の前記第2傾斜面との間に位置する前記パンチ部材の面と前記管材の前記端面とが接する部分をシールする工程である、請求項2または3に記載の管材の加工方法。
- 前記シール工程において前記突出部を前記管材の前記端面に押し込むことは、前記管材の前記第1傾斜面の前記軸方向に沿った長さよりも前記軸方向に沿った長さが小さい前記突出部を、前記管材の前記端面に押し込むことである、請求項1~4のいずれか1項に記載の管材の加工方法。
- 前記パンチ部材の前記第2傾斜面により前記管材の前記第1傾斜面をシールすることは、前記第1傾斜面のうち前記軸方向の一方側の一部を前記第2傾斜面によりシールすることである、請求項1~5のいずれか1項に記載の管材の加工方法。
- 前記シール工程において前記突出部を前記管材の前記端面に押し込むことは、前記管材の径方向における前記端面の中心よりも前記開口部に寄った前記端面の部分に、前記突出部を押し込むことである、請求項1~6のいずれか1項に記載の管材の加工方法。
- 前記配置工程は、前記パンチ部材を、前記管材に対して前記軸方向の両側に配置する工程であり、
前記シール工程は、前記管材の前記軸方向の両側において、前記パンチ部材の前記突出部と前記パンチ部材の前記第2傾斜面との間に挟まれる前記管材の部分が圧縮されることに起因して生じる前記圧縮応力を前記シール部に付与した状態で、前記管材の前記軸方向の両側に設けられる前記開口部をシールする工程である、請求項1~7のいずれか1項に記載の管材の加工方法。 - 前記シール工程は、前記パンチ部材の前記第2傾斜面により、円筒形状を有する前記管材の前記第1傾斜面をシールすることによって、前記突出部と前記第2傾斜面との間に挟まれる前記管材の部分が圧縮されることに起因して生じる前記圧縮応力を前記シール部に付与した状態で、前記管材の前記開口部をシールする工程である、請求項1~8のいずれか1項に記載の管材の加工方法。
- 前記変形工程は、挿入孔を有するロータコアの前記挿入孔に前記管材としてのシャフトを挿入した状態で、かつ、前記シャフトの内部が密閉された状態で、前記シャフトの内部に前記流体を充填させるとともに前記流体による内圧によって前記シャフトを膨張させることにより、前記挿入孔の内周面に前記シャフトを圧接させることによって、前記シャフトを前記ロータコアに固定する工程である、請求項1~9のいずれか1項に記載の管材の加工方法。
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