JP7491093B2 - 物品搬送設備及び輪重測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を搬送する物品搬送車を備え、物品搬送車が物品の搬送経路に沿って走行する物品搬送設備、及び当該物品搬送設備に設けられる輪重測定装置に関する。
従来、この種の物品搬送設備としては、特許文献1に示すようなものがある。特許文献1の物品搬送設備では、物品の搬送経路に沿って走行レールが配置され、その走行レールの上面に設けられた走行面を物品搬送車の車輪が転動することで、物品搬送車が搬送経路に沿って走行する。当該物品搬送車には、走行レールの内側面に接するガイドローラ(案内輪)が設けられ、ガイドローラが物品搬送車の走行時に走行レールに接することで、物品搬送車の走行部を搬送経路に沿って案内する。
このような物品搬送車では、物品搬送車の重量を求める場合、物品搬送車の重心を求める場合、或いは、走行レールに掛かる荷重を求める場合には、物品搬送車の車輪の輪重(物品搬送車の車輪に掛かる荷重)を測定する。
特開2018-64024号
しかしながら、特許文献1の物品搬送設備では、物品搬送車の車輪の輪重を測定する場合に、走行レール上に配置した測定器へ物品搬送車の車輪を載せる必要がある。その際、測定器の高さ分、物品搬送車が走行レールから持ち上がることとなり車輪が上部の走行レール支持部材等へ接触する恐れがある。そのため、物品搬送車の車輪を、輪重測定専用の車輪へ付け替える必要があり、車輪の輪重の測定が煩雑であった。
本発明は上記課題を解決するもので、物品搬送車の車輪の輪重を正確且つ容易に測定可能な物品搬送設備及び輪重測定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の物品搬送設備は、物品を搬送する物品搬送車と、前記物品搬送車を運搬するための運搬台車とを備え、前記物品搬送車の車輪が前記物品の搬送経路に沿って転動することで前記物品搬送車が前記搬送経路上を走行する物品搬送設備であって、前記物品搬送車の車輪の輪重を測定する輪重測定装置を備え、前記輪重測定装置は、前記物品搬送車の車輪毎に前記車輪を載置可能な計測面を有し、前記計測面に載置される前記車輪の輪重を検出する検出部を備えるとともに、前記輪重測定装置は、前記運搬台車に設けられるものである。
上記構成では、輪重測定装置は、運搬台車に載せられた物品搬送車の車輪を計測面に載置した状態で、車輪毎に車輪の輪重を測定する。
本発明の物品搬送設備は、物品を搬送する物品搬送車を備え、前記物品搬送車の車輪が前記物品の搬送経路に沿って転動することで前記物品搬送車が前記搬送経路上を走行する物品搬送設備であって、前記物品搬送車の車輪の輪重を測定する輪重測定装置と、前記物品搬送車を前記搬送経路に沿って案内するためのガイドレールとを備え、前記物品搬送車は、前記ガイドレールに当接して転動することで前記物品搬送車を前記搬送経路に沿って案内するガイドローラを有し、前記輪重測定装置は、前記物品搬送車の車輪毎に前記車輪を載置可能な計測面と、前記計測面に載置される前記車輪の輪重を検出する検出部と、前記ガイドローラを案内するガイドブロックとを備え、前記ガイドブロックは、前記計測面に対して直交する方向に形成されるガイド面に前記ガイドローラが当接することで前記ガイドローラを案内するとともに、前記ガイド面が前記ガイドローラと当接する位置から離れる方向に移動可能に構成されているものである。
上記構成では、輪重測定装置は、物品搬送車の車輪を計測面に載置した状態で、車輪毎に車輪の輪重を測定する。その際、ガイドブロックのガイド面は、ガイドローラと当接する位置と、ガイドローラと当接する位置から離れた位置との間を移動可能である。
本発明の物品搬送設備は、前記輪重測定装置が、前記車輪の輪重を表示する表示部を備えるものである。
上記構成では、輪重測定装置は、物品搬送車の車輪の輪重の測定値を表示部に表示する。
本発明の輪重測定装置は、物品を搬送する物品搬送車と、前記物品搬送車を運搬するための運搬台車とを備える物品搬送設備において、前記物品搬送車の車輪が前記物品の搬送経路に沿って転動することで前記搬送経路上を走行する前記物品搬送車の車輪の輪重を測定する輪重測定装置であって、前記物品搬送車の車輪毎に前記車輪を載置可能な計測面を有し、前記計測面に載置される前記車輪の輪重を検出する検出部を備えるとともに、前記物品搬送車を運搬するための運搬台車に設けられるものである。
上記構成では、輪重測定装置は、運搬台車に載せられた物品搬送車の車輪を計測面に載置した状態で、車輪毎に車輪の輪重を測定する。
本発明の輪重測定装置は、物品を搬送する物品搬送車と、前記物品搬送車を搬送経路に沿って案内するためのガイドレールとを備え、前記物品搬送車は、前記ガイドレールに当接して転動することで前記物品搬送車を前記搬送経路に沿って案内するガイドローラを有する物品搬送設備において、前記物品搬送車の車輪が前記物品の搬送経路に沿って転動することで前記搬送経路上を走行する前記物品搬送車の車輪の輪重を測定する輪重測定装置であって、前記物品搬送車の車輪毎に前記車輪を載置可能な計測面と、前記計測面に載置される前記車輪の輪重を検出する検出部と、前記ガイドローラを案内するガイドブロックとを備え、前記ガイドブロックは、前記計測面に対して直交する方向に形成されるガイド面に前記ガイドローラが当接することで前記ガイドローラを案内するとともに、前記ガイド面が前記ガイドローラと当接する位置から離れる方向に移動可能に構成されていることを特徴とするものである。
上記構成では、輪重測定装置は、物品搬送車の車輪を計測面に載置した状態で、車輪毎に車輪の輪重を測定する。その際、ガイドブロックのガイド面は、ガイドローラと当接する位置と、ガイドローラと当接する位置から離れた位置との間を移動可能である。
本発明の物品搬送設備及び輪重測定装置によれば、輪重測定装置が運搬台車に載せられた物品搬送車の車輪毎に載置可能な計測面を備え、当該計測面のそれぞれに物品搬送車の車輪を載置した状態で車輪の輪重を測定することから、車輪の輪重の測定時に各車輪を輪重測定専用の車輪に付け替える必要がない。そのため、車輪の輪重の測定を容易に行うことができる。また、物品搬送車の車輪毎に個別に車輪の輪重を測定することができるため、車輪の輪重を正確に測定することができる。
本発明に係る物品搬送設備を示す構成図である。 (a)は、輪重測定装置及び天井搬送車を備えた運搬台車の平面図であり、(b)は、同運搬台車の正面図であり、(c)は、同運搬台車の側面図である。 輪重測定装置を備えた運搬台車の平面図である。 (a)は、天井搬送車の車輪の輪重を測定する前の図3のA-A切断部分拡大図であり、あり、(b)は、天井搬送車の車輪の輪重を測定する際の図3のA-A切断部分拡大図である。
まず、本発明に係る物品搬送設備10について説明する。
本発明に係る物品搬送設備10は、例えば、半導体の製造工場内において、半導体ウェハを収容するFOUP(Front Opening Unified Pod)を物品90として搬送するための設備である。図1に示すように、物品搬送設備10は、上記製造工場内に設けられた物品90の搬送経路11に沿って設置された走行レール12と、走行レール12上を搬送経路11に沿って走行する天井搬送車20(「物品搬送車」の一例)と、を備えている。なお、以下では、搬送経路11上での天井搬送車20の進行方向を天井搬送車20の前後方向とし、搬送経路11上での天井搬送車20の進行方向に対して水平に直交する方向を天井搬送車20の左右方向として説明する。
物品搬送設備10では、水平面において2本の走行レール12が左右方向(幅方向)に一定間隔で互いに平行して配置されている。2本の走行レール12は、天井13に固定された吊り下げ部材14によって吊下げられた状態で支持されている。走行レール12は、その上面に天井搬送車20の車輪21が転動する走行面12aを備え、その側面(走行面12aに対して鉛直方向に直交して形成される面)に天井搬送車20のサイドガイドローラ25(「ガイドローラ」の一例)が当接して転動する内側面12bを備える。走行レール12の内側面12bは、天井搬送車20を搬送経路11に沿って案内するためのガイドレールとして機能する。
天井搬送車20は、車輪21が走行レール12の走行面12a上を転動することによって走行する前後方向に一対の走行部22と、走行レール12の下方に位置して走行部22に吊り下げ支持された搬送車本体23と、を主に備えている。
搬送車本体23には、搬送車本体23に対して昇降可能に構成されて物品90を吊り下げ状態で支持する支持部24が設けられている。
走行部22には、不図示のモータによって駆動される左右一対の車輪21と、車体上下方向に沿う軸心周り(上下軸心周り)で自由回転する左右一対のサイドガイドローラ25と、が備えられている。
車輪21は、左右一対の走行レール12のそれぞれの上面(走行面12a)を走行可能に走行部22に設けられている。天井搬送車20には、4つの車輪21が設けられている。
サイドガイドローラ25は、天井搬送車20の走行時に左右一対の走行レール12のそれぞれの内側面12bに当接する位置で走行部22に設けられている。天井搬送車20には、1つの車輪21の近傍に2つのサイドガイドローラ25が設けられる。すなわち、天井搬送車20には、8つのサイドガイドローラ25が設けられている。
天井搬送車20では、サイドガイドローラ25が走行レール12の内側面12bに当接して案内されることによって、走行部22が搬送経路11に沿った姿勢を維持しながら搬送経路11に沿って走行する。天井搬送車20は、連結軸26によって、走行部22と搬送車本体23とが、上下方向に沿う縦軸心周りに相対回転可能に連結されている。
図2から図4に示すように、物品搬送設備10では、天井搬送車20の重量、天井搬送車20の重心、或いは、走行レール12に掛かる荷重を求めるために、天井搬送車20の車輪21の輪重を測定する。そのため、物品搬送設備10には、天井搬送車20の車輪21の輪重を測定する輪重測定装置30が設けられている。輪重測定装置30は、天井搬送車20の4つ車輪21毎に、個別に車輪21の輪重を測定する。
輪重測定装置30は、天井搬送車20の車輪21毎に、車輪21を載置可能な載荷台31と、天井搬送車20の車輪21の輪重を検出するためのロードセル32(「検出部」の一例)と、ロードセル32によって検出される結果(検出信号)に基づいて天井搬送車20の車輪21の輪重を表示するインジケータ33(「表示部」の一例)と、天井搬送車20のサイドガイドローラ25を案内するガイドブロック35と、を備えている。
図2及び図3に示すように、載荷台31は、その上面に車輪21が載置可能な計測面31aを有する。載荷台31は、輪重測定装置30に対して天井搬送車20を測定位置へ停止させた際に、車輪21が計測面31a上に載置される位置に設けられる。輪重測定装置30では、天井搬送車20の4つの車輪21に対応させて4つの載荷台31が設けられ、それぞれの載荷台31の計測面31aに載置される車輪21の輪重を測定する。
図2に示すように、ロードセル32は、載荷台31の計測面31aに載置される車輪21の輪重を検出するものである。ロードセル32は、4つの載荷台31毎に個別に設けられ、天井搬送車20の4つ車輪21毎に輪重を検出する。ロードセル32は、計測面31aを下方から支持するように配置されている。ロードセル32は、端子台34を介してインジケータ33に接続され、車輪21の輪重を検出した際の検出信号をインジケータ33に送信する。
インジケータ33は、ロードセル32から送信される検出信号に基づいて、車輪21の輪重を表示する。インジケータ33は、輪重測定装置30内に4つ設けられ、4つの載荷台31のそれぞれに設けられるロードセル32に対応させて個別に設けられている。インジケータ33には、ロードセル32によって検出された車輪21の輪重の値を表示する表示部33Aが設けられている。
図2から図4に示すように、ガイドブロック35は、天井搬送車20の前後方向において載荷台31の両側に載荷台31を挟むように設けられる。すなわち、輪重測定装置30では、1つの載荷台31に対して2つのガイドブロック35がセットで設けられている。ガイドブロック35は、載荷台31の計測面31aに対して直交する方向に形成されるガイド面35aを備え、ガイド面35aに天井搬送車20のサイドガイドローラ25が当接することでサイドガイドローラ25を案内する。
ガイドブロック35は、その一端部にトグルクランプ36のシャフト36aが固定されている。ガイドブロック35は、トグルクランプ36のハンドル36bが上げ下げされてシャフト36aが水平に伸縮移動することで、水平方向に摺動する。図4(a)に示すように、ガイドブロック35は、サイドガイドローラ25を案内する際(輪重測定装置30が車輪21の輪重を測定する前後)には、ガイド面35aが載荷台31の側面に形成されるサイドガイド面31bと同一平面となる位置で保持される。一方で、図4(b)に示すように、ガイドブロック35は、輪重測定装置30が車輪21の輪重を測定する際には、トグルクランプ36の操作によって、ガイド面35aがサイドガイド面31bと同一平面となる位置からサイドガイド面31bより奥まった位置へ水平方向(ガイド面35aがサイドガイドローラ25と当接する位置から離れる方向)に移動して保持される。
このように、輪重測定装置30では、1つの載荷台31と、1つのロードセル32と、1つのインジケータ33と、2つのガイドブロック35と、2つのトグルクランプ36と、がセットとなった装置構成によって、天井搬送車20の1つの車輪21の輪重を測定する。すなわち、輪重測定装置30は、上記装置構成を4セット備える。
図2に示すように、輪重測定装置30は、走行レール12から降ろした天井搬送車20を製造工場等の設備内で運搬するための運搬台車40に設けられている。輪重測定装置30を運搬台車40に設けることで、設備内の適切な場所において車輪21の輪重を測定することができる。
運搬台車40は、天井搬送車20及び輪重測定装置30を支持するための台車本体41と、台車本体41を走行させるための車輪42と、を備えている。
台車本体41は、複数の枠体によって箱状に形成され、その内部において天井搬送車20を支持可能に構成されている。
台車本体41の内部上方には、天井搬送車20を支持するための2本のレール43が、左右方向(幅方向)に、走行レール12と同等の間隔で互いに平行して配置されている。2本のレール43は、台車本体41の上部の枠体に固定された吊下げ部材44によって吊下げられた状態で支持されている。レール43は、天井搬送車20及び輪重測定装置30を支持可能な長さ及び幅で長尺状に形成されている。
レール43には、天井搬送車20の車輪21が載置される位置に載荷台31が設けられている。すなわち、1本のレール43には、2つの載荷台31が所定の間隔を有して設けられている。ここで、所定の間隔とは、天井搬送車20の前後方向に設けられる車輪21間の間隔と同等の間隔のことをいう。さらに、レール43には、2つの載荷台31のそれぞれ両側にガイドブロック35が設けられている。すなわち、レール43には、4つのガイドブロック35が設けられている。さらに、レール43には、ガイドブロック35を摺動させるためのトグルクランプ36が4つのガイドブロック35のそれぞれに対応させて設けられている。すなわち、レール43には、4つのトグルクランプ36が設けられている。また、レール43の両端部には、端子台34が設けられている。
台車本体41の下部正面には、インジケータ33を取り付けるための取付フレーム45が設けられ、長尺の取付フレーム45の長手方向に沿って4つのインジケータ33が取り付けられている。
台車本体41の底部には、4つの車輪42が設けられている。さらに、台車本体41の底部には、脚46が設けられている。脚46は、台車本体41の底部から突出して設けられ、台車本体41の底部から突出する長さ(脚46の高さ)を調整可能に構成されている。脚46の高さを調整することで、運搬台車40を固定でき、また、レール43の傾きを調整することができる。
次に、輪重測定装置30による天井搬送車20の車輪21の輪重の測定方法について説明する。
レール43(載荷台31の計測面31a)の傾きを図示しない角度計等で測定し、レール43(載荷台31の計測面31a)の傾きが所定の角度以内であることを確認する。ここで、レール43の傾きが所定の角度以内でない場合には、脚46の高さを調整することで当該傾きを調整する。
続いて、インジケータ33を起動し、計測面31aに分銅(おもり)等を載置させていない状態で表示部33Aの表示値がゼロであることを確認する。ここで、表示部33Aの表示値がゼロでない場合には、ロードセル32の初期設定を行う。
さらに、4つの載荷台31のそれぞれの計測面31aに分銅(おもり)を載置し、分銅の重さの測定値に乖離がないことを確認する。ここで、当該測定値に乖離がある場合には、ロードセル32の初期設定を行う。
さらにまた、図4(a)に示すように、トグルクランプ36のハンドル36bを押し上げてシャフト36aを移動させることで、ガイドブロック35のガイド面35aが載荷台31のサイドガイド面31bと同一平面となる位置までガイドブロック35を水平方向に摺動させる。すなわち、運搬台車40に載せる天井搬送車20のサイドガイドローラ25がガイド面35aに当接可能な位置までガイドブロック35を摺動させる。
次に、図示しないリフター等によって天井搬送車20を運搬台車40に載せる。この時、図2に示すように、天井搬送車20のそれぞれの車輪21が載荷台31の計測面31aに載置されるように運搬台車40に対する天井搬送車20の位置を調整する。なお、天井搬送車20のそれぞれの車輪21が載荷台31の計測面31aに載置される際には、天井搬送車20のそれぞれのサイドガイドローラ25がガイドブロック35のガイド面35aに当接する。
続いて、図4(b)に示すように、トグルクランプ36のハンドル36bを押し下げてシャフト36aを移動させることで、ガイド面35aがサイドガイド面31bと同一平面となる位置から奥まった位置へ水平方向(ガイド面35aがサイドガイドローラ25と当接する位置から離れる方向)に移動するように、ガイドブロック35をレール43の幅方向に水平に摺動させる。これにより、ガイドブロック35のガイド面35aがサイドガイドローラ25から離れた位置となるため、車輪21の輪重の測定時に、サイドガイドローラ25がガイド面35aに噛み込んで摩擦にならない。それゆえに、車輪21の輪重を正確に測定することができる。
サイドガイドローラ25がガイド面35aに当接していないことを確認後、各車輪21の輪重の測定を開始する。これにより、各載荷台31に設けられたロードセル32が載荷台31に載置される車輪21の輪重を検出し、検出信号をインジケータ33に送信する。
インジケータ33は、ロードセル32から送信される検出信号に基づいて、車輪21の輪重を表示部33Aに表示する。なお、4つのインジケータ33に表示される車輪21の輪重の値を合計することで天井搬送車20全体の重量を求めることができる。
以上のように、物品搬送設備10及び輪重測定装置30によれば、輪重測定装置30が天井搬送車20の車輪21毎に載置可能な計測面31aを備え、当該計測面31aのそれぞれに天井搬送車20の車輪21を載置した状態で車輪21の輪重を測定することから、車輪21の輪重の測定時に各車輪21を輪重測定専用の車輪に付け替える必要がない。そのため、車輪21の輪重の測定を容易に行うことができる。また、天井搬送車20の車輪21毎に個別に車輪21の輪重を測定することができるため、車輪21の輪重を正確に測定することができる。
なお、本実施の形態では、輪重測定装置30を運搬台車40に設けているが、これに限定されるものではなく、輪重測定装置30を設置可能な場所であれば、天井搬送車20が物品90を搬送する搬送経路11の途中に設けても構わない。この場合、輪重測定装置30の載荷台31(計測面31a)及びガイドブロック35は走行レール12に設けられる。また、搬送経路11から分岐して設けられる天井搬送車20の測定ラインに輪重測定装置30を設けても構わない。輪重測定装置30を搬送経路11の途中や天井搬送車20の測定ラインに設けることで、天井搬送車20を走行レール12から降ろすことなく天井搬送車20の車輪21の輪重を測定することができる。さらに、天井搬送車20を走行レール12から降ろして地上側で支持する支持台に輪重測定装置30を設けても構わない。
また、本実施の形態では、物品を搬送する物品搬送車を天井搬送車20としたが、これに限定されるものではなく、地上に敷設したレール上を走行する有軌道台車であっても構わない。また、地上を走行する物品搬送車の場合には、レール上を走行する物品搬送車に限定されるものでなはく、レールが敷設されていない搬送経路上を走行する物品搬送車であっても構わない。
さらに、本実施の形態では、サイドガイドローラ25が当接して転動するガイドレールが、車輪21が転動する走行レール12に設けられているが、これに限定されるものではなく、ガイドレールと、走行レール12と、を別体に設けても構わない。
さらに、本実施の形態では、ガイドブロック35がトグルクランプ36を操作することによって摺動するが、これに限定されるものではなく、サイドガイドローラ25と当接するガイドブロック35をサイドガイドローラ25から離れる方向に摺動可能な構成であれば、例えば、エアシリンダ等によってシャフト36aを移動させてガイドブロック35を摺動させても構わない。
10 物品搬送設備
12 走行レール(搬送経路)
20 天井搬送車(物品搬送車)
21 車輪
30 輪重測定装置
31a 計測面
32 ロードセル(検出部)
33 インジケータ(表示部)
90 物品

Claims (5)

  1. 物品を搬送する物品搬送車と、
    前記物品搬送車を運搬するための運搬台車と
    を備え、
    前記物品搬送車の車輪が前記物品の搬送経路に沿って転動することで前記物品搬送車が前記搬送経路上を走行する物品搬送設備であって、
    前記物品搬送車の車輪の輪重を測定する輪重測定装置を備え、
    前記輪重測定装置は、
    前記物品搬送車の車輪毎に前記車輪を載置可能な計測面を有し、
    前記計測面に載置される前記車輪の輪重を検出する検出部を備えるとともに、
    前記輪重測定装置は、前記運搬台車に設けられること
    を特徴とする物品搬送設備。
  2. 物品を搬送する物品搬送車を備え、
    前記物品搬送車の車輪が前記物品の搬送経路に沿って転動することで前記物品搬送車が前記搬送経路上を走行する物品搬送設備であって、
    前記物品搬送車の車輪の輪重を測定する輪重測定装置と、
    前記物品搬送車を前記搬送経路に沿って案内するためのガイドレールと
    を備え、
    前記物品搬送車は、前記ガイドレールに当接して転動することで前記物品搬送車を前記搬送経路に沿って案内するガイドローラを有し、
    前記輪重測定装置は、
    前記物品搬送車の車輪毎に前記車輪を載置可能な計測面と、
    前記計測面に載置される前記車輪の輪重を検出する検出部と、
    前記ガイドローラを案内するガイドブロックと
    を備え、
    前記ガイドブロックは、
    前記計測面に対して直交する方向に形成されるガイド面に前記ガイドローラが当接することで前記ガイドローラを案内するとともに、
    前記ガイド面が前記ガイドローラと当接する位置から離れる方向に移動可能に構成されていること
    を特徴とする物品搬送設備。
  3. 前記輪重測定装置は、前記車輪の輪重を表示する表示部を備えること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の物品搬送設備。
  4. 物品を搬送する物品搬送車と、
    前記物品搬送車を運搬するための運搬台車と
    を備える物品搬送設備において、
    前記物品搬送車の車輪が前記物品の搬送経路に沿って転動することで前記搬送経路上を走行する前記物品搬送車の車輪の輪重を測定する輪重測定装置であって、
    前記物品搬送車の車輪毎に前記車輪を載置可能な計測面を有し、
    前記計測面に載置される前記車輪の輪重を検出する検出部を備えるとともに、
    前記運搬台車に設けられること
    を特徴とする輪重測定装置。
  5. 物品を搬送する物品搬送車と、
    前記物品搬送車を搬送経路に沿って案内するためのガイドレールと
    を備え、
    前記物品搬送車は、前記ガイドレールに当接して転動することで前記物品搬送車を前記搬送経路に沿って案内するガイドローラを有する物品搬送設備において、
    前記物品搬送車の車輪が前記物品の搬送経路に沿って転動することで前記搬送経路上を走行する前記物品搬送車の車輪の輪重を測定する輪重測定装置であって、
    前記物品搬送車の車輪毎に前記車輪を載置可能な計測面と、
    前記計測面に載置される前記車輪の輪重を検出する検出部と、
    前記ガイドローラを案内するガイドブロックと
    を備え、
    前記ガイドブロックは、
    前記計測面に対して直交する方向に形成されるガイド面に前記ガイドローラが当接することで前記ガイドローラを案内するとともに、
    前記ガイド面が前記ガイドローラと当接する位置から離れる方向に移動可能に構成されていること
    を特徴とする輪重測定装置。
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