JP7487878B2 - タッチパッド、タッチパネルとその製造方法およびそれを用いた電子機器 - Google Patents

タッチパッド、タッチパネルとその製造方法およびそれを用いた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP7487878B2
JP7487878B2 JP2019205145A JP2019205145A JP7487878B2 JP 7487878 B2 JP7487878 B2 JP 7487878B2 JP 2019205145 A JP2019205145 A JP 2019205145A JP 2019205145 A JP2019205145 A JP 2019205145A JP 7487878 B2 JP7487878 B2 JP 7487878B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transparent
glass
layer
tempered glass
touch panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019205145A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021077244A (ja
Inventor
迭弥 竹下
邦治 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yodogawa Hu Tech Co Ltd
Koinex Co Ltd
Original Assignee
Yodogawa Hu Tech Co Ltd
Koinex Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yodogawa Hu Tech Co Ltd, Koinex Co Ltd filed Critical Yodogawa Hu Tech Co Ltd
Priority to JP2019205145A priority Critical patent/JP7487878B2/ja
Publication of JP2021077244A publication Critical patent/JP2021077244A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7487878B2 publication Critical patent/JP7487878B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Description

本発明は、携帯端末、PC、テレビ、車載用ディスプレイ等の電子機器の入力装置として使用されるタッチパネルのタッチパッド、タッチパネルとその製造方法およびそれを用いた電子機器に関する発明である。
タッチパネルとは、液晶表示装置や有機ELといった表示装置と位置入力装置である透明タッチパッドを組み合わせた装置である。表示された画面の部分に触れたり、触れた部分から指を動かす動作などで、装置に入力を行う。現在普及している携帯端末のほとんどに搭載されている入出力装置である。
タッチパネルを構成する部品では、表示装置とともに、透明タッチパッドが重要となる。透明タッチパッドとは、ガラスや透明樹脂といった可視光が透過する基材上に位置検出用の部品を配置したものである。位置検出のための部品としては、圧力で位置を検出するものと、静電容量の変化で位置を検出するものがあるが、携帯端末に用いられているのは、応答速度の速い静電容量で位置を検出するものが主流となっている。
従来この透明タッチパッドは、ITO(Indium Tin Oxide:酸化インジウムスズ)、ZnO(酸化亜鉛)系材料やTiO(酸化チタン)系材料を用いた透明電極で、X方向およびY方向のセンサを形成し、これを表示装置に貼り付けていた。しかし、このような透明タッチパッドは製造の多くの工程を必要とするため、電子機器のカバーガラスにタッチパッド機能を組み込んだワン・ガラス・ソリューション(one-glass solution)(OGS)が提案されている。
このOGSでは、電子機器のカバーガラスにタッチパッド機能が組み込まれるために、カバーガラスの破損によって、タッチパッド機能が動作しなくなる。つまり、カバーガラスが破損していても、タッチ操作を行える従来の電気機器より、カバーガラスの強度を高める必要がある。
カバーガラスの強化については、ガラスのイオン交換強化法(化学強化法)が提案されている。これは、ガラス転移点以下の溶融塩にガラスを浸漬することにより、ガラス内部のアルカリイオンをよりイオン半径の大きなアルカリイオンと交換することにより、イオン半径の違いで圧縮応力をガラス表面に発生させる方法である。
化学強化法によるカバーガラスは、強化した後、裁断して所望の大きさにする場合と、強化前のガラスを所望の大きさに裁断し、その後強化する方法がある。強化後裁断すると、強化面は表面と裏面の2面となり(2面強化ガラス)、四方の裁断面は非強化面となる。裁断後に強化すれば、四方の裁断面も強化面となる(6面強化ガラス)。
化学強化法によるガラスは、通常のガラスよりも衝撃に対する強度が高く、破損しにくい。しかし、一定の熱処理に晒されることでこの強度は低下する。タッチパネルの製造時には、通常ITOを形成するための高温アニールや、導電線をスパッタ等で形成する際にプラズマに晒されるなどの熱処理に晒される工程が多い。
そのため、特許文献1では、有機基およびシロキサン結合を持つ化合物を含有する硬化性組成物を用いて強化処理されたガラスとガラスの一方の面に形成される透明導電膜との間に硬化膜を形成することで、強化処理されたガラスの透明導電膜の形成による面強度低下を抑制する方法が開示されている。
また、特許文献2では、ガラス基板を化学強化することにより化学強化ガラス基板が形成され、前記化学強化ガラス基板上に透明導電膜が形成されてなる透明導電膜付き化学強化ガラス基板であって、前記透明導電膜付き化学強化ガラス基板は、質量%表示で2~7%のNa2Oおよび0~3%のLi2Oを含有し、歪点が550℃以上であり、かつ表面圧縮応力が200~800MPaである透明導電膜付き化学強化ガラス基板が開示されている。
特開2016-124720号公報 特開2004-131314号公報
ITOといった透明電極材料は電気抵抗が比較的高く、タッチパネルの面積が大きくなると、反応速度が低下するといった課題があった。したがって、化学強化ガラスの強度を低下させるといった問題を鑑みると、電極材料としては、金属細線を使用することが望ましい。
しかし、金属細線をスパッタといった真空成膜法で形成すると化学強化ガラスがプラズマに晒され強度低下が生じるといった課題がった。
本発明は上記課題に鑑みて想到されたものであり、破損しにくいOGS構造の透明タッチパッドと、それを用いたタッチパネル、それらの製造方法と、タッチパネルを用いた電子機器を提供するものである。
より具体的に本発明に係る透明タッチパッドは、
六面強化ガラスと、
前記六面強化ガラスの一方の面に、
めっき触媒層を介して透明フォトレジストで形成された溝構造と、
前記溝構造内に配置された金属層で構成された電極層を有し、
前記透明フォトレジストには、紫外線吸収剤若しくはラジカル捕捉剤の少なくとも一方を含ませたことを特徴とする。
また、本発明に係るタッチパネルは、
上記に記載された透明タッチパッドの前記電極層が配置された側に光学糊を介して表示装置が接着されたことを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、
上記タッチパネルを用いたことを特徴とする。
また、本発明に係る透明タッチパッドの製造方法は、
六面強化ガラスの一方の面にめっき触媒層を形成する工程と、
前記めっき触媒層の上面に底面に前記めっき触媒層が露出した溝構造を有する溝付き透明フォトレジスト層を形成する工程と、
前記六面強化ガラスに無電解めっきを行い、前記溝構造中に金属層を形成する工程を有することを特徴とする。
本発明に係る透明タッチパッドは、6面強化ガラスに、形成された金属層は、金属層が形成されていない部分を透明フォトレジストで埋められているので、表面を平滑に形成することができ、表示装置への接着にムラがない。
また、この構成は、6面強化ガラスに対して100℃以上になるような熱処理に晒されないので、6面強化ガラスの強度を低下させることなく利用することができる。
本発明に係る透明タッチパッドの構成を示す図である。 本発明に係る透明タッチパッドの一部断面図である。 本発明に係る透明タッチパッドの製造工程を示す図である。 本発明に係る透明タッチパッドの製造工程を示す図である。 本発明に係るタッチパネルの構成を示す図である。 本発明に係るタッチパネルの一部断面図である。 本発明の透明タッチパッドを用いたタッチパネルを搭載した通信端末および電子機器の構成を示す図である。
以下に本発明に係る透明タッチパッド、タッチパネルおよび電子機器について図面および実施例を示し説明を行う。なお、以下の説明は、本発明の一実施形態および一実施例を例示するものであり、本発明が以下の説明に限定されるものではない。以下の説明は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変することができる。
図1に本発明に係る透明タッチパッド10の構成を示す。透明タッチパッド10は、六面強化ガラス12の一方の面に電極部13が形成される構造を有する。電極構造13は、六面強化ガラスに近い層から、メッキ触媒層14、第1電極層16、中間層18、メッキ触媒層20、第2電極層22で構成されている。
図2には、図1のA-A断面の一部を示す。六面強化ガラス12は、化学強化ガラスである。例えば、所定の大きさに切り出したソーダ石灰ガラスを、380℃の硝酸カリ溶融塩に入れ、ガラス表面のNaイオンをKaイオンと置き換えることで、衝撃に強い化学強化ガラスを得ることができる。
このようにガラスを強化する工程をガラス強化プロセスと呼ぶ。六面強化ガラスは、予め利用する大きさに形成した後に、強化プロセスを行うので、6面全てに強化プロセスが施される。結果、衝撃強度は非常に強くなる。
メッキ触媒層14は、Pd、Ni、Pt、Cu等を含む金属物質若しくはこれらを含浸したポリマー部材で好適に形成される。しかし、これらの金属物質は、光透過性がない。そこで、メッキ触媒層14は、透明タッチパッド10としての光透過率が低下しないように、十分に薄く形成される。具体的には、およそ30nm程度の厚みで形成することで、実用上問題ないメッキ触媒層14を形成することができる。
なお、ここで「実用上問題ない」とは、透明タッチパッド10としての透明性を確保し、なおかつ後述する金属層16m、金属層22mを無電解メッキで形成することができるという意味である。
第1電極層16は、透明タッチパッド10のX若しくはY方向の電極である。ここでは仮に第1電極層16をX方向電極、第2電極層22をY方向電極とする。図1を再度参照して、第1電極層16は、X方向に延設したセンシングライン16aと、個々のセンシングライン16aと接続したX方向アドレスライン16bで構成されている。
なお、ここでは、電極層を2層用い、X方向とY方向にアドレスラインを別々に有する構成を示したが、電極層は2層に限定されるものではなく、1層中にX方向およびY方向のアドレスラインを集約した構成であったり、第3の電極層を別途設けるような構成であってもよい。
各センシングライン16aは複数の導通線15で構成されている。導通線15は、線幅が1~5μm程度に形成されている。この程度の幅であれば、肉眼ではほとんど認識できないため、透明に見えるからである。
一方、X方向アドレスライン16bは、導通線15より太い線でよい。X方向アドレスライン16bは、透明タッチパッド10の縁に形成され、利用者からは見えない位置に配置されるからである。
再び第2図を参照する。第1電極層16は、メッキ触媒層14上に形成された透明フォトレジスト16rの溝構造16cに、金属層16mが充填されて構成されている。溝構造16cに充填された金属層16mが導通線15といってよい。なお、図2の第1電極層16は、導通線15の長さ方向に直角な面で切断した切断面を表している。したがって、符号15wは導通線15の線幅である。
透明フォトレジスト16rは通常のフォトリソグラフィのエッチング時に用いるものではなく、露光して硬化させた部分を後々まで部品の構成要素として用いるものである。この意味で永久レジストと呼ぶこともできる。したがって、透明フォトレジスト16rは、硬化して溝構造16cに形成された後でも、透明性およびヘイズ値は、経年変化しにくいものが望ましい。
また、透明フォトレジスト16rは、色むらが生じにくいことが必要である。透明フォトレジスト16rは六面強化ガラス10大部分を覆っているからである。したがって、六面強化ガラス10と一緒に利用しても肉眼で違和感を感じない程度のレタデーションの特性が必要である。例えば、ダウケミカル製ATN1021ネガティブ型アクリル系レジスト等が透明フォトレジストとして好適に利用することができる。
また、透明フォトレジスト16rは、太陽光線だけでなく、後述する表示装置42(図5、図6参照)からも紫外線を受けるので、劣化しやすい。そこで、透明フォトレジスト16rには、紫外線吸収剤若しくはラジカル捕捉剤の少なくとも一方を含ませる。これによって、透明フォトレジスト16rは、紫外線による継時変化を受けにくくなる。
第2電極層22は、第1電極層16と同様の構造で透明フォトレジスト22r上に形成された溝構造22cに電極層22mが充填されることで導通線15が形成されている。第2電極層22では、第1電極層16とセンシングライン22aの方向が異なる(図1参照)。また、Y方向アドレスライン22bも第1電極層16と異なる方向に設けられている。第2電極22は、導電線15に平行な面で切った断面を想定している。
中間層18は、第1電極層16と第2電極層22の間に配置された層である。厚さはおよそ5μmの透明樹脂である。いわゆる光学糊は中間層18に好適に利用することができる。
次に本発明に係る透明タッチパッド10の製造方法について説明する。図3および図4に図2で示した透明タッチパッド10の製造工程の工程図を示す。図3(a)を参照する。予め使用する大きさに形成された後、強化プロセスを経た六面強化ガラス12が基板として用意される。
次に六面強化ガラス12の一方の面にメッキ触媒層14を形成する。メッキ触媒層14は、Pd、Ni、Pt、Cu等を含む金属物質若しくはこれらを含浸したポリマー部材と溶媒を分散させ塗料とする。そしてその塗料を六面強化ガラス12に塗布する。溶媒が揮発して、乾燥するとおよそ30nmのメッキ触媒層14を形成することができる。
図3(b)を参照する。メッキ触媒層14の上に透明フォトレジスト16rを塗布する。厚みはおよそ2~3μmが好適である。次に透明フォトレジスト16rに溝構造16cを形成する(図3(c))。溝構造16cが形成された透明フォトレジスト16rを溝付き透明レジストと呼んでもよい。溝構造16cは、下層であるメッキ触媒層14が露出する程度に行う。メッキ触媒層14が露出していなければ、無電解メッキを行えないからである。
溝構造16cはドライエッチングで行うことができる。ただし、この際に六面強化ガラス12の温度上昇には注意が必要である。六面強化ガラス12は、熱処理によって、歪が緩和され、強度が低下する。したがって、六面強化ガラス12の温度が上昇しないように、短時間でドライエッチングを行う必要がある。
なお、透明フォトレジスト16rを塗布した後、透明フォトレジスト16rが完全に硬化しないうちに、マイクロスタンプで溝構造16cを形成しておき、溝の底に薄く残る透明フォトレジスト16だけをドライエッチングで除去するようにすると、六面強化ガラスの温度を上げることなく、溝構想16cを形成することができる。また、この際X方向アドレスライン16aも同時に形成しておいてよい。
図3(d)を参照する。溝構造16cが完成した六面強化ガラス12を無電解メッキ処理し、金属層16mを形成する。金属層16mは導電性金属を無電解メッキすることで溝構造16cに充填される。金属種としては、銅、銀、金といった良伝導物質が好適に用いられる。この中で、導電性に優れ、コストも安い銅は最も好適に利用できる金属種の一つである。以上のようにして第1電極層16が形成される。
図3(e)を参照する。次に第1電極層16上に中間層18を形成する。すでに述べたが、中間層18はおよそ5μm程度が好適である。例えば、光学糊と呼ばれる材料を乾燥厚で5μmになるように塗布し、全体をよく乾燥する。中間層18は第2電極層22の基板となる。
図4(f)を参照する。図4は図3からの工程の続きである。中間層18上にメッキ触媒層20を形成する。形成方法は図3(a)の場合と同じである。
図4(g)を参照する。よく乾燥させた中間層18上に、透明フォトレジスト22rを塗布する。塗布の方法は図3(b)の場合と同様である。そして、透明フォトレジスト22rが完全に硬化しないうちに、マイクロスタンプで溝構造22cを形成する。溝構造22cが形成された透明フォトレジスト22rを溝付き透明レジストと呼んでもよい。その後、メッキ触媒層20が露出するようにドライエッチングで、透明フォトレジスト22rを除去する(図4(h))。なお、図4(h)は、導通線15の長手方向にそった部分の断面を表している。
図4(i)を参照し、露出したメッキ触媒層20を利用して金属層22mを無電解メッキによって形成する。以上の工程によって、本発明に係る透明タッチパッド10を得ることができる。第2電極層22は、溝構造22cが金属層22mで充填されているため、表面が平滑に形成することができる。したがって、透明タッチパッド10と他の機器との接続の際に接着にムラが生じることがない。
なお、透明フォトレジスト16r、22rを除去し、メッキ触媒層14、20を露出させる工程(図3(c)および図4(h))では、透明フォトレジスト16r、22rにマイクロスタンプで導通線15のパターンをインプリントしてからドライエッチングする方法を例示したが、この方法に限定されるものではない。
本発明に係る透明タッチパッド10は、6面強化ガラスが100℃以上になるような熱処理がかからない構成である点が特徴である。六面強化ガラス12は、およそ120℃以上の熱処理を受けると、歪が緩和され、強度を喪失するとされているが、120℃以下の温度での処理であれば、強度を維持できる。したがって、強度を喪失しない方法であれば、図3(c)、図4(h)で説明した方法以外の方法でい透明フォトレジスト16r、22rを除去してもよい。例えば、ウエットエッチングや、断続的なドライエッチングといった方法が挙げられる。
図5および図6には、上記のようにして得た透明タッチパッド10を用いたタッチパネル40の構成を示す。図5は斜視図であり、図6は一部断面図である。図5、図6を参照して、透明タッチパッド10の電極部13と表示装置42を光学糊44で接着することで、タッチパネル40が形成される。なお、図4において、Xアドレスライン16bおよびYアドレスライン16bは省略されている。
光学糊層44はOCA(Optical Clear Adhesive)とよばれる光学接着剤で構成された層である。これは公知の材料を利用することができる。例えば、アクリレート化合物を主成分とするもの、チオール化合物、フルオレン環を有する樹脂を用いたもの等がある。
図7には、タッチパネル40を用いた通信端末50、および電子機器60の構成を示す。図6で示したタッチパネル40に制御部52、通信部54、カメラ56c、スピーカー56s、図示しないバッテリーを接続することで通信端末50が構成される。透明タッチパッド10は、六面強化ガラス12の表面の静電容量の変化を、X方向アドレスライン16aとY方向アドレスライン16bを通じて信号Scとして制御部52に送信する。制御部52は、信号Scを受信することで、六面強化ガラス12のどの位置がタッチされたかを検出し、それに基づいて制御を行う。
また、制御部52は、表示装置42に信号Siを送信する。表示装置42は信号Siに応じた表示を行う。
また、制御部52は、カメラ56cからの信号を画像処理してもよい。また、制御部52は、指示されたデータをスピーカ56sから出力してもよい。なお、スピーカー56はイヤホンやヘッドホン端子を含む。また、制御部52は、通信部54を通じて外部と信号の送受信を行ってもよい。なお、通信部54は、固体メモリとの接続を含む。
また、制御部52は、1つのチップに集約されている必要はなく、複数の制御チップに機能毎に分けられていてもよい。
また、図7の制御装置52に、動作部62が接続された形態の電子機器60であってもよい。動作部62は、センサ等が連結されていたり、機械動作を行うためのモータや内燃機関、制御の対象となるバッテリー等の接続が考えられる。以上のように、本発明に係る透明タッチパッド10は、電子機器60に搭載して利用することができる。
本発明は、携帯端末に用いるタッチパネルに好適に利用できるほか、PC、テレビ、車載用端末や、サイネージ(電子看板)、電子ボード、ヒーター配線、電磁波シールド等にも利用することができる。また、透明でない基板上に設ける回路基板においても、好適に利用することができる。
10 タッチパネル
12 六面強化ガラス12
14 メッキ触媒層
15 導通線
16 第1電極層
16a X方向センシングライン
16b X方向アドレスライン
16c 溝構造
16r 透明フォトレジスト
16m 金属層
18 中間層
20 メッキ触媒層
22 第1電極層
22a X方向センシングライン
22b X方向アドレスライン
22c 溝構造
22r 透明フォトレジスト
22m 金属層
40 タッチパネル
42 表示装置
44 光学糊
50 通信端末
52 制御部
54 通信部
56c カメラ
56s スピーカー
60 電子機器
62 動作部

Claims (1)

  1. 六面強化ガラスと、
    前記六面強化ガラスの一方の面に、
    めっき触媒層を介して透明フォトレジストで形成された溝構造と、
    前記溝構造内に配置された金属層で構成された電極層を有し、
    前記透明フォトレジストには、紫外線吸収剤若しくはラジカル捕捉剤の少なくとも一方を含ませたことを特徴とする透明タッチパッド。
JP2019205145A 2019-11-13 2019-11-13 タッチパッド、タッチパネルとその製造方法およびそれを用いた電子機器 Active JP7487878B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019205145A JP7487878B2 (ja) 2019-11-13 2019-11-13 タッチパッド、タッチパネルとその製造方法およびそれを用いた電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019205145A JP7487878B2 (ja) 2019-11-13 2019-11-13 タッチパッド、タッチパネルとその製造方法およびそれを用いた電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021077244A JP2021077244A (ja) 2021-05-20
JP7487878B2 true JP7487878B2 (ja) 2024-05-21

Family

ID=75898052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019205145A Active JP7487878B2 (ja) 2019-11-13 2019-11-13 タッチパッド、タッチパネルとその製造方法およびそれを用いた電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7487878B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002134879A (ja) 2000-10-27 2002-05-10 Nec Toyama Ltd パターン形成方法、金属パターン部材
JP2013073618A (ja) 2011-09-27 2013-04-22 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd タッチパネルの製造方法
JP2015148966A (ja) 2014-02-06 2015-08-20 日本写真印刷株式会社 透明導電性支持体、タッチセンサ、及びその製造方法
JP2016218922A (ja) 2015-05-25 2016-12-22 信越ポリマー株式会社 静電容量式タッチセンサ
WO2019216273A1 (ja) 2018-05-07 2019-11-14 株式会社コイネックス 透明タッチパッドとその製造方法およびそれを用いた電子機器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002134879A (ja) 2000-10-27 2002-05-10 Nec Toyama Ltd パターン形成方法、金属パターン部材
JP2013073618A (ja) 2011-09-27 2013-04-22 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd タッチパネルの製造方法
JP2015148966A (ja) 2014-02-06 2015-08-20 日本写真印刷株式会社 透明導電性支持体、タッチセンサ、及びその製造方法
JP2016218922A (ja) 2015-05-25 2016-12-22 信越ポリマー株式会社 静電容量式タッチセンサ
WO2019216273A1 (ja) 2018-05-07 2019-11-14 株式会社コイネックス 透明タッチパッドとその製造方法およびそれを用いた電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021077244A (ja) 2021-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10564788B2 (en) Touch window
KR100997048B1 (ko) 일체형 터치 윈도우 및 그 제조 방법
TWI526890B (zh) 觸控面板及其製造方法
US20110199330A1 (en) Surface capacitive touch panel and its fabrication method
KR101397682B1 (ko) 투명 전극 구조물을 가지는 윈도우 일체형 터치스크린 패널 및 그 제조 방법
US9851859B2 (en) Touch window and touch device including the same
US10331250B2 (en) Touch panels and touch display devices
KR101320186B1 (ko) 투명 패널 및 그 제조 방법
TWI576751B (zh) A display device for a touch panel input device with an electrostatic capacitance coupling method
TW201327307A (zh) 觸控面板及其製作方法
KR20130119763A (ko) 터치패널
KR20150075908A (ko) 터치 센서 및 그 제조방법
WO2019216273A1 (ja) 透明タッチパッドとその製造方法およびそれを用いた電子機器
KR102098383B1 (ko) 터치 윈도우 및 이의 제조방법
JP7487878B2 (ja) タッチパッド、タッチパネルとその製造方法およびそれを用いた電子機器
KR20120032962A (ko) 터치 윈도우 및 그 제조 방법
KR20160043965A (ko) 정전 용량형 터치 패널
KR20150019058A (ko) 터치스크린 패널 및 그 제조방법
KR20150011602A (ko) 전극 부재 및 이를 포함하는 터치 패널
TW202232301A (zh) 觸控感應模組、觸控顯示裝置及其製造方法
JP5834488B2 (ja) タッチパネルセンサー付液晶表示装置及びその製造方法
WO2017038020A1 (ja) カラーフィルタ及びこれを用いた液晶ディスプレイ
KR20200045801A (ko) 본딩 강건 구조가 적용된 터치 패널 및 그 제조 방법
TWI571782B (zh) 觸控面板及其製造方法
KR101693672B1 (ko) 터치 스크린 패널 및 그 제조 방법과 터치 스크린 패널을 이용한 디스플레이 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7487878

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150