JP7481392B2 - 検出システム - Google Patents

検出システム Download PDF

Info

Publication number
JP7481392B2
JP7481392B2 JP2022069254A JP2022069254A JP7481392B2 JP 7481392 B2 JP7481392 B2 JP 7481392B2 JP 2022069254 A JP2022069254 A JP 2022069254A JP 2022069254 A JP2022069254 A JP 2022069254A JP 7481392 B2 JP7481392 B2 JP 7481392B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image area
light
divided image
face
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022069254A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023159530A (ja
Inventor
賢太郎 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2022069254A priority Critical patent/JP7481392B2/ja
Priority to PCT/JP2023/011442 priority patent/WO2023203956A1/ja
Publication of JP2023159530A publication Critical patent/JP2023159530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7481392B2 publication Critical patent/JP7481392B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/10Image acquisition
    • G06V10/12Details of acquisition arrangements; Constructional details thereof
    • G06V10/14Optical characteristics of the device performing the acquisition or on the illumination arrangements
    • G06V10/141Control of illumination
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/16Human faces, e.g. facial parts, sketches or expressions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、検出システムに関する。
近年、ドライバーの脇見運転や居眠り運転を防止する目的で、例えば、近赤外カメラと近赤外光源を用いてドライバーの顔を撮影し、顔の向きや眼の開閉度、視線方向などを検出する顔画像撮像装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-116797号公報
ところで、車室内に外光(太陽光)が入射する日中におけるサンシェードの使用や西日、夜間の外部照明等によってドライバーの顔の一部に影が生じ、近赤外光をドライバーの顔全体に向けて照射したとしても、顔からの反射光が一律でない場合がある。このような状況で得られた顔画像から顔の特徴点(例えば、顔の輪郭、眼や鼻、口の形及び位置、眼鏡の有無)の検出は可能だが、例えば、眼の虹彩のような局所的なものについては、顔領域内の輝度値の差分が小さいものと比較して、輝度値の差分が大きくなる。そのため、眼の虹彩等の検出精度が低下するおそれがあり、この点で更なる改善の余地がある。
本発明は、顔の特徴点の検出精度低下を抑制することができる検出システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る検出システムは、複数の発光素子を有し複数の前記発光素子のそれぞれが車両の乗員の顔の異なる部分に向けて近赤外光を照射する光源部と、前記乗員の顔に照射された近赤外光の反射光により顔画像を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された顔画像から前記乗員の顔の特徴点及び顔画像領域を検出する制御部と、を備え、前記制御部は、前記顔画像領域を複数の前記発光素子のそれぞれに応じて分割した複数の分割画像領域に基づいて各前記分割画像領域に対応する前記発光素子を個別に調光し、前記制御部は、各前記分割画像領域に含まれる前記特徴点に基づいて、各前記分割画像領域から測定画像領域を抽出する抽出部と、各前記測定画像領域に含まれる複数の画素の全画素値に基づいて画素値の平均値を算出する算出部と、基準となる環境下で撮像された顔画像に基づいて得られ、各前記測定画像領域に含まれる複数の画素の全画素値に基づく画素値の平均値を、各前記分割画像領域に対応する基準値として予め保存する第1記憶部と、測定環境下で撮像された顔画像に基づいて得られ、各前記測定画像領域に含まれる複数の画素の全画素値に基づく画素値の平均値を、各前記分割画像領域に対応する測定値として保存する第2記憶部と、前記測定値に対する前記基準値の差分を閾値と比較して、前記差分が閾値以上である場合、前記分割画像領域に対応する前記発光素子の光量を減らし、前記差分が閾値未満である場合、前記分割画像領域に対応する前記発光素子の光量を増やす調光部と、を有し、前記測定画像領域は、前記顔画像領域をY方向に分割する境界線X、前記Y方向と直交するX方向に分割する境界線Yと、各前記分割画像領域に含まれる特徴点の前記X方向及び前記Y方向における各端点とに基づいて形成される、ことを特徴とする。
本発明に係る検出システムは、顔画像領域を複数の発光素子のそれぞれに応じて分割した複数の分割画像領域に基づいて各分割画像領域に対応する発光素子を個別に調光するので、顔の特徴点の検出精度低下を抑制することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る検出システムの車両への適用例を示す模式図である。 図2は、実施形態に係る検出システムの構成例を示す概略図である。 図3は、実施形態に係る検出システムの構成例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る発光素子の照射範囲と分割画像領域との対応関係を示す図である。 図5は、実施形態に係る検出システムの調光制御の一例を示すフローチャートである。 図6は、測定環境下で撮像された顔画像における顔画像領域及び特徴点の一例を示す図である。 図7は、図6の顔画像領域から分割された分割画像領域の一例を示す図である。 図8は、図7の分割画像領域から抽出された測定画像領域の一例を示す図である。 図9は、基準環境下で撮像された顔画像における顔画像領域及び特徴点の一例を示す図である。 図10は、図9の顔画像領域から分割された分割画像領域の一例を示す図である。 図11は、図10の分割画像領域から抽出された測定画像領域の一例を示す図である。
以下に、本発明に係る検出システムの実施形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。すなわち、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
[実施形態]
本実施形態に係る検出システムを図1~図11を参照して説明する。検出システム1は、図1に示すように、例えば、自動車等の車両100に搭載され、当該車両100の運転席102に着座した運転者Dの眼の状態を監視するものである。運転者Dは、車両100の乗員である。眼の状態とは、運転者Dの視線方向や眼の開閉(まばたき)状態等が含まれる。
なお、以下の説明で用いる上下方向は、図2に示すように、検出システム1を構成する撮像ユニット2の上下方向である。前後方向は、撮像ユニット2の前後方向である。左右方向は、撮像ユニット2の左右方向である。
検出システム1は、例えば、図1に示すように、撮像ユニット2と、制御部3とを備える。
撮像ユニット2は、運転者Dの顔Fに近赤外光を照射して運転者Dの眼Eを含む顔画像40,50(図6~図11参照)を撮像するものである。撮像ユニット2は、運転者Dの顔画像40,50を撮像することが可能な位置に設置され、例えば、ステアリングコラム等に設置される。顔画像40,50は、同一の被写体(運転者D)に対して異なる環境下で撮像されたものである。
顔画像40は、測定環境下において、撮像ユニット2により運転者Dの顔Fが撮像された運転者Dの顔画像である。測定環境は、例えば、運転者Dが日中や夜間等に車両100を運転している環境である。測定環境化では、例えば、車室101内に入射する外光(環境光)やサンシェード等によって運転者Dの顔Fの一部に影が生じる可能性がある。
顔画像50は、基準となる環境下で撮像されたものであり、例えば、運転認証使用時に登録される画像や初回使用時にキャリブレーションとして撮影された運転者Dの顔画像である。また、顔画像50は、顔画像50内の顔の輝度値が一様な画像である。基準となる環境(基準環境)とは、測定環境に対して、顔画像50内の顔Fの輝度値がある程度一様な環境である。
具体的には、撮像ユニット2は、基板部10と、光源部11と、撮像部12とを備える。
基板部10は、種々の電子部品が実装され、当該電子部品を電気的に接続する電子回路を構成するものであり、いわゆるプリント回路基板(Printed Circuit Board)である。基板部10は、例えば、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂、紙エポキシ樹脂やセラミック等の絶縁性の材料からなる絶縁層に銅箔等の導電性部材によって配線パターン(プリントパターン)が形成(印刷)されている。基板部10は、例えば、配線パターンが形成された絶縁層を複数枚積層させ多層化されたもの(つまり、多層基板)である。基板部10は、矩形状に形成され、光源部11及び撮像部12が搭載され、これらが当該基板部10に電気的に接続されている。
光源部11は、近赤外光を照射するものである。光源部11は、制御部3の制御により、例えば、近赤外線を照射する。光源部11は、図3に示すように、複数の発光素子として、第1LED11A、第2LED11B、第3LED11C、及び第4LED11Dを有する。4つの第1LED11A~第4LED11Dは、基板部10に搭載され、それぞれが間隔を空けて当該基板部10に設けられている。
4つの第1LED11A~第4LED11Dは、図2に示すように、基板部10の左右方向(幅方向)に沿って2行に配置され且つ上下方向(高さ方向)に沿って2列に配置され、それぞれが左右方向及び上下方向において間隔を空けて配置されている。4つの第1LED11A~第4LED11Dは、それぞれが車両100の運転者Dの顔Fの異なる部分に向けて近赤外光を照射する。4つの第1LED11A~第4LED11Dは、例えば、図4に示すように、撮像部12の撮影範囲の略中央に運転者Dの顔Fが存在する場合、それぞれが運転者Dの顔Fに応じて設定された4つの第1照射範囲31A,第2照射範囲31B、第3照射範囲31C、及び第3照射範囲31Cに近赤外光を照射するように構成される。4つの第1LED11A~第4LED11Dは、それぞれが対応する第1照射範囲31A~第4照射範囲31Dに近赤外光を照射する照射角θを有する。また、4つの第1LED11A~第4LED11Dは、放射強度32がある程度強くなるように設計されている。第1照射範囲31A~第4照射範囲31Dは、図示のように、互いに重複する部分があってもよい。
撮像部12は、運転者Dの顔Fに照射された近赤外光の反射光により顔画像40を撮像するものである。顔画像40は、図6~図11に示すように、運転者Dの顔Fを含む画像である。顔画像40は、静止画像であってもよいし、動画から得られる1つのフレーム画像であってもよい。撮像部12は、例えば、近赤外線カメラであり、基板部10のほぼ中央に搭載されている。撮像部12は、図4に示すように、基板部10において、第1LED11A及び第4LED11Dを通る対角線と、第2LED11B及び第3LED11Cを通る対角線とが交差する位置に配置される。撮像部12は、カメラレンズが運転者Dの顔Fに向けて配置され、当該運転者Dの顔画像40を撮像する。撮像部12は、例えば、光源部11により運転者Dの顔Fに照射された近赤外光による反射光を受光して運転者Dの顔画像40を撮像する。撮像部12は、車両のACC(アクセサリー)電源又はIG(イグニッション)電源がオンされた場合に起動し、これらの電源がオフされるまで運転者Dの顔画像40を撮像する。撮像部12は、基板部10等を介して制御部3に接続され、撮像した運転者Dの顔画像40を制御部3に出力する。
制御部3は、撮像ユニット2を制御するものである。制御部3は、制御基板21と、CPU22とを備える。
制御基板21は、種々の電子部品が実装され、当該電子部品を電気的に接続する電子回路を構成するものであり、いわゆるプリント回路基板である。制御基板21は、例えば、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂、紙エポキシ樹脂やセラミック等の絶縁性の材料からなる絶縁層に銅箔等の導電性部材によって配線パターンが形成されている。制御基板21は、例えば、配線パターンが形成された絶縁層を複数枚積層させ多層化されたもの(つまり、多層基板)である。制御基板21は、CPU22が搭載され、当該CPU22が制御基板21に電気的に接続されている。また、制御基板21は、通信線Tを介して撮像ユニット2に接続されている。
CPU22は、撮像ユニット2を制御するものである。CPU22は、例えば、図3に示す抽出部23、算出部24、記憶部25、及び調光部26を備え、これらの機能が1つのIC(Integrated Circuit)に搭載されている。なお、抽出部23及び算出部24は、顔認識ミドルウェアを構成する。
抽出部23は、図6(または図9)に示すように、顔画像40(または顔画像50)から運転者Dの顔Fの特徴点60に基づいて顔画像領域41(または顔画像領域51)を抽出する。顔画像領域41,51は、運転者Dの顔Fを囲う矩形状の枠であり、いわゆる「バウンディングボックス」とも呼ばれる。顔Fの特徴点60は、いわゆる「キーポイント」であり、眉、眼、鼻、口、輪郭等が含まれる。本実施形態の顔Fの特徴点60は、図6に示すように、右眉61、左眉62、右眼63、左眼64、鼻65、口66、輪郭67が含まれる。抽出部23は、一般的な顔認識アルゴリズムを利用して、顔の特徴点60をそれぞれ抽出する。顔画像領域41は、顔画像40から抽出される顔Fを含む矩形状の領域である。抽出部23は、右眉61、左眉62、右眼63、左眼64、鼻65、口66、輪郭67を含む複数の特徴点に基づいて顔画像領域41を抽出する。
抽出部23は、抽出した顔画像領域41(または顔画像領域51)を4等分する。具体的には、抽出部23は、図7(または図10)に示すように、顔画像領域41を、4つの第1LED11A~第4LED11Dのそれぞれに応じて4つの第1分割画像領域42A(第1分割画像領域52A)、第2分割画像領域42B(第2分割画像領域52B)、第3分割画像領域42C(第3分割画像領域52C)、及び第4分割画像領域42D(第4分割画像領域52D)に分割する。第1分割画像領域42A(第1分割画像領域52A)は、第1LED11A、及び、第1照射範囲31Aに対応する。第2分割画像領域42B(第2分割画像領域52B)は、第2LED11B、及び、第2照射範囲31Bに対応する。第3分割画像領域42C(第3分割画像領域52C)は、第3LED11C、及び、第3照射範囲31Cに対応する。第4分割画像領域42D(第4分割画像領域52D)は、第4LED11D、及び、第4照射範囲31Dに対応する。第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42D及び第1分割画像領域52A~第4分割画像領域52Dは、いずれも矩形状に形成されている。
第1分割画像領域42Aと第2分割画像領域42B、第3分割画像領域42Cと第4分割画像領域42Dとは、境界線(等分線)Yを挟んで顔画像40(または顔画像50)のX方向において隣接する。また、第1分割画像領域42Aと第3分割画像領域42C、第2分割画像領域42Bと第4分割画像領域42Dとは、境界線(等分線)Xを挟んで顔画像40(または顔画像50)のY方向において隣接する。境界線X,Yを含む第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42Dの境界は、撮像部12の設置位置、各LEDの照射範囲31等に応じて定まる。
抽出部23は、図8(または図10、図11)に示すように、第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42D(または第1分割画像領域52A~第4分割画像領域52D)のそれぞれに含まれる特徴点60に基づいて、各分割画像領域42(または各分割画像領域52)から測定画像領域45(または測定画像領域55)を抽出する。測定画像領域45(または測定画像領域55)は、各第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42D(または各第1分割画像領域52A~第4分割画像領域52D)に含まれる特徴点60のX方向及びY方向における各端点45x,45y(または各端点55x,55y)と境界線X,Yとに基づいて形成される矩形状の領域である。例えば、端点45x(または端点55x)は、第1分割画像領域42A(または第1分割画像領域52A)に含まれる複数の特徴点60のうち、Y方向に沿って境界線Xから最も離間した位置にある特徴点である。また、端点45y(または55y)は、第1分割画像領域42A(または第1分割画像領域52A)に含まれる複数の特徴点60のうち、X方向に沿って境界線Yから最も離間した位置にある特徴点である。端点45x,45y(または55x,55y)は、第1分割画像領域42A(または第1分割画像領域52A)において、上記方法により特定されるが、第2分割画像領域42B~第4分割画像領域42D(または第2分割画像領域52B~第4分割画像領域52D)のそれぞれにおいても上記方法により各端点が特定される。このように、測定画像領域45(または55)は、各第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42D(または各第1分割画像領域52A~第4分割画像領域52D)において抽出される。各測定画像領域45(または55)は、端点45x(または55x)を通る辺が境界線Yと平行に位置し、端点45y(または55y)を通る辺が境界線Xと平行に位置する。
算出部24は、抽出部23にて抽出された少なくとも2つの測定画像領域45(55)のそれぞれに含まれる複数の画素の全画素値に基づいて画素値の平均値を算出するものである。具体的には、算出部24は、各測定画像領域45(55)内の全画素に基づく画素値の平均値を、各第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42D(または各第1分割画像領域52A~第4分割画像領域52D)に対応する測定値(または基準値)として記憶部25に保存する。
記憶部25は、算出部24により算出された測定値及び基準値を保存するものである。記憶部25は、顔画像50に基づいて得られ、測定画像領域55に含まれる複数の画素の全画素値に基づく画素値の平均値を、第1分割画像領域52A~第4分割画像領域52Dのそれぞれに対応する基準値として予め保存する。また、記憶部25は、顔画像40に基づいて得られ、各第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42Dに含まれる複数の画素の全画素値に基づく画素値の平均値を、各第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42Dに対応する測定値として保存する。
調光部26は、4つの第1LED11A~第4LED11Dを発光させ、調光するものである。調光部26は、第1LED11A~第4LED11Dのすべてを、予め設定された初期光量で発光させる。調光部26は、第1LED11A~第4LED11Dのそれぞれを調光する。調光部26は、例えば、第1LED11Aの光量を増やしたり、減らすことができる。調光部26は、記憶部25に保存された各第1分割画像領域52A~第4分割画像領域52Dに対応する基準値、及び、各第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42Dに対応する測定値に基づいて、各第1LED11A~第4LED11Dの光量を増やしたり、減らしたりして調光を行う。調光部26は、記憶部25から読みだした測定値に対する基準値の差分を閾値と比較する。調光部26は、測定値に対する基準値の差分が第1閾値以上であると判定した場合、該当する分割画像領域42が明るすぎると判定し、第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42Dに対応する第1LED11A~第4LED11Dの光量を減らす。また、調光部26は、測定値に対する基準値の差分が第2閾値以下である場合、該当する分割画像領域42が暗すぎると判定し、第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42Dに対応する第1LED11A~第4LED11Dの光量を増やす。例えば、調光部26は、差分と閾値との比較結果に応じて、4つの第1分割画像領域42A~第4分割画像領域のうち、第1分割画像領域42Aに対応する第1LED11Aのみを減光したり、増光したりすることができる。
上述した第1閾値と第2閾値との関係は、第1閾値>第2閾値となる。測定値に対する基準値の差分がゼロ(0)の場合は、調光が不要となる。つまり、差分が第1閾値と第2閾値との間にある場合、調光部26による減光及び増光は不要となる。
次に、検出システム1における光源部11の調光制御について図5のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1では、調光部26は、4つの第1LED11A~第4LED11Dのすべてを、予め設定された初期光量で発光させて、各第1LED11A~第4LED11Dから運転者Dの顔Fに近赤外光を照射する。
次に、ステップS2では、撮像部12は、4つの第1LED11A~第4LED11Dのすべてから運転者Dの顔Fに照射された近赤外光の反射光を受光して撮像し、撮像した運転者Dの顔画像40を制御部3に出力する。制御部3は、撮像部12から運転者Dの顔画像40を取得し、当該顔画像40を顔認識ミドルウェアに入力する。
次に、ステップS3では、抽出部23は、ステップS2で取得された顔画像40から運転者Dの顔Fの特徴点60に基づいて顔画像領域41を抽出する。
次に、ステップS4では、抽出部23は、顔画像領域41を、4つの第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42Dに分割する。
次に、ステップS5では、抽出部23は、各第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42D内の特徴点60に基づいて測定画像領域45をそれぞれ抽出する。
次に、ステップS6では、算出部24は、各測定画像領域45に含まれる複数の画素の全画素値に基づいて画素値の平均値を算出し、記憶部25に保存する。
次に、ステップS7では、調光部26は、記憶部25から読みだした測定値に対する基準値の差分を閾値と比較する。
次に、ステップS8では、調光部26は、差分が第1閾値以上か否かを判定する。調光部26は、差分が第1閾値以上であると判定した場合、ステップS9へ進む。一方、差分が第1閾値以上でないと判定した場合、ステップS10へ進む。
ステップS9では、調光部26は、第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42Dのうち、差分が第1閾値以上の分割画像領域に対応するLED(第1LED11A~第4LED11Dのうちの少なくとも1つ)の光量を減らし、本処理を終了する。
ステップS10では、調光部26は、差分が第2閾値以下か否かを判定する。調光部26は、差分が第2閾値以下であると判定した場合、ステップS11へ進む。一方、差分が第2閾値以下でないと判定した場合、本処理を終了する。
ステップS11では、調光部26は、第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42Dのうち、差分が第2閾値以下の分割画像領域に対応するLED(第1LED11A~第4LED11Dのうちの少なくとも1つ)の光量を増やし、本処理を終了する。
制御部3は、光源部11における4つの第1LED11A~第4LED11Dの調光が終了するまで、上述のステップS5からステップS11の処理を繰り返す。制御部3は、調光が不要になると、不要となったタイミングで得られた顔画像40に基づいて眼の虹彩等の検出を行う。これにより、顔画像領域41内の輝度値の差分が小さくなるので、顔Fの特徴点60の検出精度の低下を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る検出システム1は、光源部11及び撮像部12を有する撮像ユニット2と、制御部3とを備える。光源部11は、4つの第1LED11A~第4LED11Dのそれぞれが車両100の運転者Dの顔Fの異なる部分に向けて近赤外光を照射する。撮像部12は、光源部11から運転者Dの顔Fに照射された近赤外光の反射光により顔画像40,50を撮像する。制御部3は、撮像された顔画像40,50に基づいて運転者Dの顔Fの特徴点60及び顔画像領域41を抽出する。制御部3は、顔画像領域41を4つの第1LED11A~第4LED11Dのそれぞれに応じて分割した4つの第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42Dに基づいて各分割画像領域42に対応するLEDを個別に調光する。
上記構成により、検出システム1は、例えばサンシェードにより運転者Dの顔Fの一部に影が生じて暗くなった分割画像領域42に対応するLEDを明るくしたり、影が生じていない分割画像領域42に対応する他のLEDを暗くすることができる。この結果、検出システム1は、顔画像40を顔画像50に近づけること可能となり、顔画像40から得られる顔画像領域41全体の明るさ(輝度)の変化を少なくして、顔Fの特徴点60の検出精度の低下を抑制することができる。検出システム1は、例えば、顔画像領域41における眼Eの虹彩付近が暗い場合には、対応するLEDの光量をあげることで検出精度の低下を抑制することができる。また、検出システム1は、従来の装置構成を変更することなく、光源部11の調光を行うことが可能となる。また、検出システム1は、近赤外光を照射する光源部11と、近赤外カメラである撮像部12とを備えるので、夜間の撮像や運転者Dがサングラスをかけている場合でも多くの光量を必要とせず、顔画像40を取得することができる。また、検出システム1は、例えば、日中において光源部11を減光することで消費電力を下げて、光源部11の発熱を抑えることでき、製品寿命を延ばすことができる。
従来のドライバー監視システムの中には、対象物に照射された近赤外光の反射光を受光する近赤外光センサを利用して、光量を調節するものがある(例えば、特開昭59-86973号公報)。上記従来技術では、検出精度の低下を抑制するために近赤外光センサを用いることから、部品コストが増加したり、センサの制御回路を追加する必要がある。検出システム1は、近赤外光センサを用いることなく、検出精度の低下を抑制することができるので、製品のコストアップを抑制することができる。
また、本実施形態に係る検出システム1は、調光部26が、測定環境下で顔画像40が撮像される度に、測定値に対する基準値の差分を閾値と比較して、差分が閾値以上である場合、分割画像領域42に対応するLEDの光量を減らし、差分が閾値未満である場合、分割画像領域42に対応する発光素子の光量を増やす。これにより、例えば、顔画像領域41内の眼Eの虹彩付近が暗い場合には、対応するLEDの光量をあげたり、明るい場合には、対応するLEDの光量を下げるので、眼の虹彩等の検出精度低下を抑制することができる。
また、本実施形態に係る検出システム1は、各第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42Dが、各第1LED11A~第4LED11Dにより照射される近赤外光の第1照射範囲31A~第4照射範囲31Dに応じて等分に分割した矩形状の領域である。これにより、顔画像領域41(または51)が矩形状である場合、各LEDと各分割画像領域との位置関係に合わせて顔画像領域41(または51)を分割することができ、複数の分割画像領域42(または52)と複数のLEDの照射範囲31との対応が明確になる。
なお、上記実施形態では、算出部24は、抽出部23により抽出された測定画像領域45(または55)に基づいて画素値の平均値、及び、画素値の測定値を算出しているが、これに限定されるものではない。例えば、算出部24は、各第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42D(または各第1分割画像領域52A~第4分割画像領域52D)に基づいて画素値の平均値、及び、画素値の測定値を算出する構成であってもよい。これにより、上述した効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、抽出部23は、顔Fの特徴点60に基づいて顔画像領域41を抽出しているが、これに限定されず、顔画像領域41に基づいて顔Fの特徴点60を抽出してもよい。
また、上記実施形態では、測定画像領域45(または55)は、矩形状の領域であるが、これに限定されるものではない。例えば、図10に示すように、各第1分割画像領域42A~第4分割画像領域42D(または各第1分割画像領域52A~第4分割画像領域52D)内の複数の特徴点60を結んだ線70と境界線X,Yにより形成される領域であってもよく、画素値を算出する領域については限定しない。
また、上記実施形態では、光源部11は、4つの第1LED11A~第4LED11Dを有するが、これに限定されるものではない。複数のLEDの配置位置は、撮像部12の設置位置、各LEDの照射範囲31等に応じて定まる。
また、上記実施形態では、撮像ユニット2は、ステアリングコラムに設置されているが、これに限定されず、インストルメントパネル、ダッシュボード、ルームミラー等に設置されていてもよい。
また、上記実施形態では、CPU22は、抽出部23、算出部24、記憶部25、及び調光部26とを備え、これらの機能が1つのICに搭載されている例について説明したが、これに限定されず、上記機能が複数のICに分散して搭載されていてもよい。
また、上記実施形態では、制御部3は、単一のプロセッサによって各処理機能が実現されるものとして説明したがこれに限らない。制御部3は、複数の独立したプロセッサを組み合わせて各プロセッサがプログラムを実行することにより各処理機能が実現されてもよい。また、制御部3が有する処理機能は、単一又は複数の処理回路に適宜に分散又は統合されて実現されてもよい。また、制御部3が有する処理機能は、その全部又は任意の一部をプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジック等によるハードウェアとして実現してもよい。
また、上記実施形態では、検出システム1は、自動車等の車両100に適用されているが、これに限定されず、例えば車両以外の船舶や航空機等に適用してもよい。また、検出システム1は、撮像ユニット2と、制御部3とに分かれているが、これらが一体に構成されていてもよい。
1 検出システム
2 撮像ユニット
3 制御部
11 光源部
11A 第1LED(発光素子)
11B 第2LED(発光素子)
11C 第3LED(発光素子)
11D 第4LED(発光素子)
12 撮像部
23 抽出部
24 算出部
25 記憶部(第1記憶部、第2記憶部)
26 調光部
40,50 顔画像
41,51 顔画像領域
42,52 分割画像領域
42A,52A 第1分割画像領域
42B,52B 第2分割画像領域
42C,52C 第3分割画像領域
42D,52D 第4分割画像領域
45,55 測定画像領域
60 特徴点
100 車両
D 運転者
F 顔
E 眼

Claims (4)

  1. 複数の発光素子を有し複数の前記発光素子のそれぞれが車両の乗員の顔の異なる部分に向けて近赤外光を照射する光源部と、
    前記乗員の顔に照射された近赤外光の反射光により顔画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された顔画像から前記乗員の顔の特徴点及び顔画像領域を検出する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記顔画像領域を複数の前記発光素子のそれぞれに応じて分割した複数の分割画像領域に基づいて各前記分割画像領域に対応する前記発光素子を個別に調光し、
    前記制御部は、
    各前記分割画像領域に含まれる前記特徴点に基づいて、各前記分割画像領域から測定画像領域を抽出する抽出部と、
    各前記測定画像領域に含まれる複数の画素の全画素値に基づいて画素値の平均値を算出する算出部と、
    基準となる環境下で撮像された顔画像に基づいて得られ、各前記測定画像領域に含まれる複数の画素の全画素値に基づく画素値の平均値を、各前記分割画像領域に対応する基準値として予め保存する第1記憶部と、
    測定環境下で撮像された顔画像に基づいて得られ、各前記測定画像領域に含まれる複数の画素の全画素値に基づく画素値の平均値を、各前記分割画像領域に対応する測定値として保存する第2記憶部と、
    前記測定値に対する前記基準値の差分を閾値と比較して、前記差分が閾値以上である場合、前記分割画像領域に対応する前記発光素子の光量を減らし、前記差分が閾値未満である場合、前記分割画像領域に対応する前記発光素子の光量を増やす調光部と、を有し、
    前記測定画像領域は、
    前記顔画像領域をY方向に分割する境界線X、前記Y方向と直交するX方向に分割する境界線Yと、各前記分割画像領域に含まれる特徴点の前記X方向及び前記Y方向における各端点とに基づいて形成される、
    ことを特徴とする検出システム。
  2. 各前記分割画像領域は、
    各前記発光素子により照射される光の照射範囲に応じて等分に分割した矩形状の領域である、
    請求項1に記載の検出システム。
  3. 前記光源部は、複数の前記発光素子として、4つのLEDを有し、
    各前記分割画像領域は、
    前記顔画像領域を4つの前記LEDのそれぞれに応じて分割した4つの第1~第4分割画像領域に基づくものである
    請求項1または2に記載の検出システム。
  4. 前記光源部及び前記撮像部が搭載された基板部をさらに有し、
    4つの前記LEDは、それぞれが間隔を空けて前記基板部に設けられ、
    前記制御部は、
    4つの前記第1~前記第4分割画像領域に対応する4つの前記LEDを個別に調光する
    請求項3に記載の検出システム。
JP2022069254A 2022-04-20 2022-04-20 検出システム Active JP7481392B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022069254A JP7481392B2 (ja) 2022-04-20 2022-04-20 検出システム
PCT/JP2023/011442 WO2023203956A1 (ja) 2022-04-20 2023-03-23 検出システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022069254A JP7481392B2 (ja) 2022-04-20 2022-04-20 検出システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023159530A JP2023159530A (ja) 2023-11-01
JP7481392B2 true JP7481392B2 (ja) 2024-05-10

Family

ID=88419602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022069254A Active JP7481392B2 (ja) 2022-04-20 2022-04-20 検出システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7481392B2 (ja)
WO (1) WO2023203956A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002827A (ja) 2006-06-20 2008-01-10 Honda Motor Co Ltd 乗員検知装置
JP2009116797A (ja) 2007-11-09 2009-05-28 Aisin Seiki Co Ltd 顔画像撮像装置、顔画像撮像方法、及びそのプログラム
JP2017188851A (ja) 2016-04-08 2017-10-12 東芝アルパイン・オートモティブテクノロジー株式会社 車室内用カメラの顔撮影方法および車室内用カメラ
JP2019057797A (ja) 2017-09-20 2019-04-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 暗視撮像装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002827A (ja) 2006-06-20 2008-01-10 Honda Motor Co Ltd 乗員検知装置
JP2009116797A (ja) 2007-11-09 2009-05-28 Aisin Seiki Co Ltd 顔画像撮像装置、顔画像撮像方法、及びそのプログラム
JP2017188851A (ja) 2016-04-08 2017-10-12 東芝アルパイン・オートモティブテクノロジー株式会社 車室内用カメラの顔撮影方法および車室内用カメラ
JP2019057797A (ja) 2017-09-20 2019-04-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 暗視撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023203956A1 (ja) 2023-10-26
JP2023159530A (ja) 2023-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6643969B2 (ja) 車両用表示装置
EP3562708B1 (en) Rear vision system with eye-tracking
US20060158715A1 (en) Variable transmissivity window system
WO2016017087A1 (ja) ドライバ監視装置
US20190381938A1 (en) Rearview mirror assembly having automatic adjustment responsive to eye-tracking
WO2021054222A1 (ja) 表示装置
WO2019155766A1 (ja) カメラおよび乗員検知システム
JP2007091081A (ja) 車両用眩惑防止システム
CN107194881A (zh) 一种基于光度立体的去除图像反光装置及方法
JP2007216722A (ja) 対象物検出システム、作動装置制御システム、車両
CN111357008B (zh) 生物计量成像系统以及用于控制该系统的方法
JP2010176382A (ja) 照明装置、及び当該装置で用いられる照明方法
US20220377223A1 (en) High performance bright pupil eye tracking
JP7481392B2 (ja) 検出システム
JP2007029712A (ja) 視線検出装置
JPWO2019159765A1 (ja) 車両検出装置および車両用灯具システム
JP4669445B2 (ja) 乗員検知装置
US11272086B2 (en) Camera system, vehicle and method for configuring light source of camera system
JP2021002181A (ja) 検出システム
US20230080972A1 (en) Detection system
WO2014061175A1 (ja) 状態監視装置
JP2017200035A (ja) 車両用表示制御装置、車両用表示システム、車両用表示制御方法およびプログラム
US10432891B2 (en) Vehicle head-up display system
JP2009096323A (ja) カメラ照明制御装置
US20240100946A1 (en) Occupant imaging device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240425