JP7481224B2 - タイヤ台上試験装置 - Google Patents

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本発明は、タイヤホイールの振動特性を測定するタイヤ台上試験装置に関し、特に、装置の剛性確保を実現し、300Hz以上の中周波帯域での計測を可能とするタイヤ台上試験装置に関する。
従来のタイヤ試験機100として、図9に示す構造が知られている。図9は、従来のタイヤ試験機100を概略的に示した側面図である。
図9に示す如く、タイヤ試験機100は、主に、旋回台101と、旋回台101上に設置されたフラットベルト装置102と、旋回台101に対して移動自在に配置された試験スタンド103と、試験スタンド103に設けられタイヤ104を回転自在に支持するタイヤ保持機構105と、試験スタンド103に設けられタイヤ104への荷重等を調整する装着調整機構106と、を備える。
タイヤ試験機100では、タイヤ104の試験を実施する際に、試験スタンド103を展開させ、タイヤ保持機構105にタイヤホイール(図示せず)を介してタイヤ104を装着する。そして、フラットベルト装置102は、走行面を疑似的に構成するフラットベルト107を有し、タイヤ保持機構105に装着されたタイヤ104をフラットベルト107上に転接させると共に、装着調整機構106を介してタイヤ104への荷重やタイヤ104の角度等を調整する。その後、上記状態にて、フラットベルト107を一方向に走行させることで、タイヤ104が、疑似的に路面を走行することとなり、タイヤ104の所定の試験が実施される(例えば、特許文献1参照。)。
実開平5-14887号公報
従来のタイヤ試験機100では、フラットベルト107を一方向に走行させることで、タイヤ104が、疑似的に路面を走行する状態を再現し、タイヤ104の所定の試験が実施される。そして、タイヤ104の上記所定の試験内容の1つとして、タイヤ104の走行状態時のタイヤホイールの振動特性、所謂、ロードノイズによるタイヤホイールの振動特性も測定することができる。
上述したように、上記タイヤ104の試験時には、フラットベルト107上に転接したタイヤ104に対して装着調整機構106を介して車両相当の荷重が加えられる。その際に、フラットベルト107やタイヤ試験機100の共振系が、計測対象であるタイヤ104と重畳してしまい、特に、300Hz~の中周波帯域において、タイヤホイール単品の特性を精度良く測定することが出来ないという課題がある。尚、現状の試験装置では、300Hz~の中周波帯域でのタイヤホイールの振動特性把握を精度良く行えるものがなく、ロードノイズ対策を行うためにも、そのような試験装置が求められている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、タイヤホイールの振動特性を測定するタイヤ台上試験装置に関し、特に、装置の剛性確保を実現し、300Hz~の中周波帯域での計測を可能とするタイヤ台上試験装置を提供することにある。
本発明の請求項1に記載のタイヤ台上試験装置では、タイヤを組み込んだタイヤホイールを定盤上に固定し、前記タイヤホイールの振動特性を計測するタイヤ台上試験装置であって、前記定盤に固定され、前記タイヤホイールを固定する車軸固定器具と、前記車軸固定器具に固定された前記タイヤに対して自在に近接あるいは離隔する接地器具と、前記タイヤに荷重を加えた状態の前記接地器具を前記定盤に固定する固定部材と、を備え、前記接地器具は、前記タイヤのトレッド面に対して異なる複数の角度にて接触可能であると共に、前記接地器具は、前記異なる複数の角度毎に前記固定部材により前記定盤に固定されることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載のタイヤ台上試験装置では、前記車軸固定器具に対して前記タイヤホイールの取り付け方向を調整する取付方向調整部材と、を更に備え、前記タイヤホイールは、前記車軸固定器具との間に前記取付方向調整部材を挟んだ状態にて前記車軸固定器具に固定されることで、前記異なる複数の角度にて前記定盤上に固定されることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載のタイヤ台上試験装置では、前記接地器具は、前記タイヤに荷重を加えた状態にて、前記トレッド面との接触面を車両の前後方向、左右方向、傾斜方向または回転方向に移動させた後、前記固定部材により前記定盤に固定されることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載のタイヤ台上試験装置では、前記定盤を移動させる駆動機構と、を更に備え、前記定盤は、前記車軸固定器具が固定される第1の定盤と、前記第1の定盤とは分割され前記接地器具が固定される第2の定盤と、を有し、前記接地器具が前記タイヤに前記荷重を加えた状態において、前記駆動機構は、前記第2の定盤を前記第1の定盤に対して移動させることで、前記接触面は、少なくとも前記左右方向、前記傾斜方向または前記回転方向へと移動することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載のタイヤ台上試験装置では、前記接地器具を移動させる駆動機構と、を更に備え、前記接地器具は、前記トレッド面と接触すると共に、前記定盤上にてスライド移動可能なタイヤ当接部と、前記タイヤ当接部を支持するフランジ部と、を有し、前記接地器具が前記タイヤに前記荷重を加えた状態において、前記駆動機構は、前記タイヤ当接部を前記定盤上にてスライド移動させることで、前記接触面は、少なくとも前記前後方向へと移動することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のタイヤ台上試験装置では、接地器具は、車軸固定器具にて固定されたタイヤのトレッド面に対して異なる複数の角度にて接触すると共に、固定部材を介して定盤へとしっかりと固定される。この構造により、タイヤ台上試験装置とタイヤホイールとの共振を防止し、300Hz~の中周波帯域を含めたタイヤホイールの振動特性計測を行うことができる。
また、本発明の請求項2に記載のタイヤ台上試験装置は、取付方向調整部材を用いることで、タイヤを組み込んだタイヤホイールを車軸固定器具に固定する際に、タイヤのトレッド面と接地器具との接触面を調整することができる。この構造により、ハンマリングによるインパクト加振試験、若しくは電磁シェーカーを用いた加振試験時に、車両の様々な走行状況に対してタイヤホイールの振動特性を計測できる。
また、本発明の請求項3に記載のタイヤ台上試験装置では、タイヤに荷重を加えた状態にて、上記接触面を車両の前後方向、左右方向、傾斜方向または回転方向に移動させることで、より現実の走行状況に沿ったタイヤの接地面つぶれを再現することができる。
また、本発明の請求項4に記載のタイヤ台上試験装置では、接地器具が固定される第2の定盤が、駆動機構を介して車軸固定器具が固定される第1の定盤に対して移動することで、上記接触面の位置を調整することができる。
また、本発明の請求項5に記載のタイヤ台上試験装置では、タイヤに車重相当の所望の荷重を加えた状態にて、接地器具のタイヤ当接部がスライド移動することで、上記接触面の位置を調整することができる。
本発明の一実施形態であるタイヤ台上試験装置を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態であるタイヤ台上試験装置を説明する上面図である。 本発明の一実施形態であるタイヤ台上試験装置を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態であるタイヤ台上試験装置を説明する(A)断面図、(B)断面図である。 本発明の一実施形態であるタイヤ台上試験装置を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態であるタイヤ台上試験装置を説明する(A)断面図、(B)断面図、(C)断面図である。 本発明の一実施形態であるタイヤ台上試験装置を説明する(A)斜視図、(B)断面図である。 本発明の一実施形態であるタイヤ台上試験装置を説明する(A)前面図、(B)前面図である。 従来のタイヤ試験機を概略的に示した側面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るタイヤ台上試験装置10を図面に基づき詳細に説明する。尚、本実施形態の説明の際には、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。また、以下の説明では、上下方向はタイヤ台上試験装置10の高さ方向を示し、左右方向はタイヤ台上試験装置10の横幅方向を示し、前後方向はタイヤ台上試験装置10の奥行方向を示す。
最初に、図1~図4を用いて、第1実施例のタイヤ台上試験装置10を説明する。図1は、本実施形態のタイヤ台上試験装置10を説明する斜視図である。図2は、本実施形態のタイヤ台上試験装置10を説明する上面図である。図3は、本実施形態のタイヤ台上試験装置10を説明する斜視図であり、タイヤホイール21の計測試験時の状態を示す。図4(A)は、本実施形態のタイヤ台上試験装置10を説明する断面図であり、図3に示すA-A線方向の断面であり、取付方向調整部材13が用いられていない場合を示す。図4(B)は、本実施形態のタイヤ台上試験装置10を説明する断面図であり、図3に示すA-A線方向の断面であり、取付方向調整部材13が用いられている場合を示す。
図1に示す如く、タイヤ台上試験装置10は、主に、定盤11に固定される車軸固定器具12と、車軸固定器具12とタイヤホイール21(図3参照)との間に配設される取付方向調整部材13(図4(B)参照)と、車軸固定器具12に固定されたタイヤ22(図3参照)に所望の荷重を加える接地器具14と、接地器具14を定盤11へと固定する固定部材15と、を備える。尚、定盤11は、タイヤ台上試験装置10の作業面として用いられ、タイヤホイール21を固定する際の平面の基準となる水平な台座である。
車軸固定器具12は、例えば、鉄製であり、その天面12Aが平坦面となる略四角錐形状となり、固定部材15を介して定盤11に対してボルト締結される。車軸固定器具12は、タイヤホイール21の振動特性の計測試験時に、タイヤ22が組み込まれたタイヤホイール21を定盤11に対して固定する器具である。詳細は後述するが、上記計測試験時には、接地器具14を介してタイヤ22に車重相当の荷重が加えられるが、車軸固定器具12は、上記荷重に耐え得る強度を有する。
図示したように、車軸固定器具12の天面12Aは、定盤11に対して略水平な平坦面となる。そして、天面12Aには、複数のホイール取付孔16が環状に配置され、その略中心CL1が車軸と一致する。上記計測試験時には、天面12A上には、タイヤ22が組み込まれたタイヤホイール21が、ホイール取付孔16を介してボルト固定される。そして、タイヤホイール21及びタイヤ22は、定盤11の上方に水平出しされた状態にて固定される。
尚、詳細は後述するが、第1実施例では、上記計測試験時に、取付方向調整部材13が、車軸固定器具12とタイヤホイール21との間に配設されることで、接地器具14とタイヤ22のトレッド面23(図3参照)との接触角度を調整することが可能となる。つまり、タイヤ台上試験装置10では、取付方向調整部材13を用いることで、タイヤキャンバ角等の車両ジオメトリに応じたタイヤ22のトレッド面23と路面との接地面つぶれを疑似的に再現することができる。
接地器具14は、例えば、アルミニウム合金材から形成される。接地器具14は、タイヤ22のトレッド面23が接地し、タイヤ22に車重相当の荷重を加えるタイヤ当接部14Aと、定盤11と当接する台座部14Bと、タイヤ当接部14Aを後方から支持するフランジ部14Cと、を有する。尚、接地器具14では、2つのフランジ部14Cが形成されるが、上記荷重やタイヤ当接部14Aの大きさに応じて、その数は任意の設計変更が可能である。
第1実施例では、タイヤ当接部14A、台座部14B及びフランジ部14Cは、一体に形成され、定盤11のスライド溝11Aに沿って一緒に移動し、タイヤ当接部14Aは、タイヤ22を車軸固定器具12側へと押圧する。そして、タイヤ当接部14Aは、タイヤ22に車重相当の荷重を加えるため、その際に変形等しないための厚み及び剛性を有する。
固定部材15は、例えば、ボルトとナットであり、ボルトは定盤11のスライド溝11Aに挿入され、固定部材15は、定盤11を挟み込む様に締め付けることで、車軸固定器具12や接地器具14を定盤11に対して固定する。図2に示すように、固定部材15は、例えば、接地器具14の台座部14Bに対して7箇所配置される。この構造により、接地器具14は、定盤11に対して非固定状態では、固定部材15のボルトが定盤11のスライド溝11Aにガイドされ、車軸固定器具12に固定されたタイヤ22に対して近接し、あるいは離隔する。
図2に示す如く、定盤11には、タイヤ台上試験装置10の紙面前後方向に沿って、複数のスライド溝11Aが形成される。車軸固定器具12は、定盤11の後方側に配設され、複数の固定部材15が、スライド溝11Aを介して定盤11を締め込むことで、定盤11に固定される。一方、接地器具14は、定盤11の前方側に車軸固定器具12と対向して配設される。そして、車軸固定器具12と同様に、接地器具14にも複数の固定部材15が配設される。
図示したように、車軸固定器具12と接地器具14とは、その対向面の紙面左右方向の両端部近傍に配設された1対の送りねじ17を介して連結する。詳細は後述するが、接地器具14は、送りねじ17を一方向に回転させることで、固定部材15のボルトがスライド溝11Aにガイドされ、車軸固定器具12へと近づく方向に移動する。一方、送りねじ17を逆方向へと回転させることで、固定部材15のボルトがスライド溝11Aにガイドされ、車軸固定器具12から離れる方向に移動する。
また、接地器具14は、送りねじ17を介して車軸固定器具12側へと移動し、タイヤ22に所望の荷重を加えた後、7箇所の固定部材15が定盤11を締め込むことで、定盤11に固定される。尚、接地器具14が定盤11に固定された後、送りねじ17はタイヤ台上試験装置10から取り外され、その取り外された状態にて上記計測試験が実施される。
図3に示す如く、タイヤ台上試験装置10では、車軸固定器具12が、タイヤホイール21を固定し、接地器具14が、タイヤ22に車重相当の荷重を加えることで、疑似的に車両の走行時のタイヤ22の接地面つぶれを再現する。そして、上記接地面つぶれが再現されたタイヤ22に対してハンマリングによるインパクト加振試験、若しくは電磁シェーカーを用いた加振試験を施すことで、タイヤ台上試験装置10では、タイヤホイール21の振動特性を計測することができる。
上述したように、接地器具14は、一対の送りねじ17を介してタイヤ22に近接し、接地器具14のタイヤ当接部14Aは、タイヤ22のトレッド面23と接触する。そして、接地器具14は車重相当の荷重をタイヤ22に加えるが、接地器具14を含むタイヤ台上試験装置10は、その材質や構造により、タイヤ22が組み込まれたタイヤホイール21の支持体としての所望の剛性を有する。
この構造により、上記加振試験時に、接地器具14を含むタイヤ台上試験装置10の共振周波数とタイヤ22が組み込まれたタイヤホイール21の共振周波数とを離し、所望の周波数帯にて共振することを防止する。その結果、タイヤ台上試験装置10では、車両走行時のロードノイズと言われる20Hz~800Hz帯域におけるタイヤホイール21の振動特性を精度良く計測することが可能となる。特に、タイヤ台上試験装置10では、従来の試験装置では、上記共振の問題により測定出来なかった300Hz~の中周波帯域におけるタイヤホイール21の振動特性を精度良く計測することが可能となる。
図4(A)では、車軸固定器具12の天面12Aに取付方向調整部材13が配設されない場合を示す。この場合には、車軸固定器具12の天面12Aにはタイヤホイール21が当接し、タイヤホイール21はホイール取付孔16(図1参照)を介してボルト固定される。そして、タイヤホイール21及びタイヤ22は、定盤11に対して水平出しされた状態にて固定される。
上記タイヤ22の固定状態において、一対の送りねじ17を操作し、接地器具14がタイヤ22側へと近接することで、接地器具14のタイヤ当接部14Aは、タイヤ22のトレッド面23と接触し、タイヤ当接部14Aとトレッド面23との接触面31を形成する。その後、更に、一対の送りねじ17を操作することで、タイヤ当接部14Aは、車軸固定器具12側へと移動し、タイヤ22へ車重相当の所望の荷重を加える。その結果、上記加振試験時には、上記接触面31には、タイヤキャンバ角等の車両ジオメトリを模した接地面つぶれが再現される。
図示したように、車軸固定器具12の天面12Aとタイヤホイール21との間に、取付方向調整部材13が配設されない場合には、タイヤ22のトレッド面23が、タイヤ当接部14Aの対向面に対して略平行な位置関係となる。そして、上記接触面31は、タイヤ22の中心CL2に対して紙面上下方向に略均等に形成される。
図4(B)では、車軸固定器具12の天面12Aに取付方向調整部材13が配設される場合を示す。この場合には、車軸固定器具12の天面12Aとタイヤホイール21との間に取付方向調整部材13が配設され、タイヤホイール21及びタイヤ22は、定盤11に対して傾いた状態にて固定される。
取付方向調整部材13は、例えば、鉄製の板状体であり、その天面13Aが、定盤11に対して所望の角度に傾斜した傾斜面となり、その底面13Bが、定盤11に対して略水平な平坦面となる。また、取付方向調整部材13の天面13Aには、上述した天面12Aの構造と同様に、複数のホイール取付孔(図示せず)が環状に配置される。
尚、取付方向調整部材13は、例えば、紙面前方側の一方向に傾斜した形状であるが、この形状に限定するものではなく、例えば、紙面前方及び紙面左方側等、2方向に向けて傾斜する構造の場合でも良い。
図示したように、取付方向調整部材13は、その底面13Bが車軸固定器具12の天面12Aと当接した状態にて、車軸固定器具12にボルト固定される。このとき、取付方向調整部材13は、その天面13Aが紙面前方に向けて傾斜するように車軸固定器具12にボルト固定される。一方、タイヤホイール21は、取付方向調整部材13の天面13Aに当接した状態にてボルト固定されることで、タイヤホイール21は、車軸固定器具12に対して固定される。そして、タイヤホイール21及びタイヤ22は、定盤11に対して紙面前方側へと傾斜した状態となる。
図4(A)を用いて上述したように、接地器具14のタイヤ当接部14Aが、タイヤ22のトレッド面23と接触しながら、車軸固定器具12側へと移動することで、タイヤ22には、車重相当の所望の荷重が加えられる。その結果、上記加振試験時には、上記接触面31には、タイヤキャンバ角等の車両ジオメトリを模した接地面つぶれが再現される。
図示したように、上記接触面31は、図4(A)に示す状態から紙面上方側へと移動する。つまり、図4(B)に示す接触面31は、図4(A)に示す状態から車両の車幅方向である車両の左右方向(紙面の上下方向)へと移動する。
上述したように、第1実施例では、車軸固定器具12の天面12Aに対して、取付方向調整部材13の取り付け方向、つまり、天面13Aの傾斜方向を調整することで、上記接触面31は、図4(A)に示す状態から車両の前後方向、左右方向または傾斜方向へと移動する。その結果、上記加振試験では、様々な状態におけるタイヤ22の接地面つぶれに対して、タイヤホイール21の振動特性を計測することができ、車両の様々な走行状態におけるロードノイズ対策を施すことができる。
次に、図5~図6を用いて、第2実施例のタイヤ台上試験装置40を説明する。図5は、本実施形態のタイヤ台上試験装置40を説明する斜視図である。図6(A)~図6(C)は、本実施形態のタイヤ台上試験装置40を説明する断面図であり、図5に示すB-B線方向の断面を示す。尚、図5では、タイヤホイール21及びタイヤ22は図示していないが、説明の都合上、図6(A)~図6(C)では、タイヤホイール21及びタイヤ22を図示している。また、以下の説明では、タイヤ台上試験装置40を説明する際には、図1~図4を用いて説明したタイヤ台上試験装置10と同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。
図5に示す如く、タイヤ台上試験装置40では、定盤41が、車軸固定器具12を固定する第1の定盤42と、接地器具14を固定する第2の定盤43とに分割され、第2の定盤43が、駆動機構44を介して可動する構造において、主に、第1実施例であるタイヤ台上試験装置10と相違する。以下の説明では、第1及び第2の定盤42,43及びその駆動機構44を中心に説明する。
タイヤ台上試験装置40の定盤41は、紙面左右方向に沿って第1の定盤42と第2の定盤43とに分割される。第1の定盤42には、車軸固定器具12が、固定部材15を介してボルト固定され、第1の定盤42は、定盤41を支える架台(図示せず)に対して固定される。一方、第2の定盤43には、接地器具14がスライド溝11A及び固定部材15を介してスライド可能に配設される。そして、接地器具14は、第2の定盤43の範囲内にて、一対の送りねじ17を介して車軸固定器具12へと近接し、また、車軸固定器具12から離隔する。
駆動機構44が、第2の定盤43の裏面側であり、例えば、第2の定盤43の4つのコーナー部の近傍にそれぞれ配設され、それぞれの油圧シリンダ46(図6(A)参照)の導出量を適宜調整することで、第2の定盤43を様々な方向へと傾斜させることができる。そして、駆動機構44は、例えば、電動油圧シリンダ装置45を有し、電動油圧シリンダ装置45は、油圧シリンダ46と、電動モータ(図示せず)、作動油タンク(図示せず)、油圧ポンプ(図示せず)等から構成される油圧パワーユニットとを備え、電子制御される。
図6(A)に示す如く、第2実施例では、車軸固定器具12の天面12Aに取付方向調整部材13(図4(B)参照)が配設されない。そのため、車軸固定器具12の天面12Aにはタイヤホイール21が当接し、タイヤホイール21はホイール取付孔16(図1参照)を介してボルト固定される。そして、タイヤホイール21及びタイヤ22は、第1の定盤42に対して水平出しされた状態にて固定される。
上記タイヤ22の固定状態において、一対の送りねじ17を操作し、接地器具14は、固定部材15のボルトがスライド溝11Aにガイドされながらタイヤ22側へと近接する。そして、接地器具14のタイヤ当接部14Aは、タイヤ22のトレッド面23と接触しながら、更に、車軸固定器具12側へと移動することで、タイヤ22へと車重相当の所望の荷重を加える。その後、上記加振試験が実施され、第1実施例と同様な効果が得られる。
尚、タイヤ22のトレッド面23が、タイヤ当接部14Aの対向面に対して略平行な位置関係となる。そして、タイヤ22のトレッド面23とタイヤ当接部14Aとの接触面51は、タイヤ22の中心CL2に対して紙面上下方向に略均等に形成される。
図6(B)では、最初に、接地器具14が、タイヤ22へと車重相当の所望の荷重を加えると共に、接地器具14は、固定部材15を介して第2の定盤43にボルト固定された状態である。次に、4本の電動油圧シリンダ装置45の油圧シリンダ46を同時に同じ長さだけ導出させることで、第2の定盤43を第1の定盤42に対して紙面上方側へと移動させる。そして、上記接触面51は、図6(A)に示す状態から紙面下方側へと移動する。つまり、図6(B)に示す接触面51は、図6(A)に示す状態から車両の車幅方向である車両の左右方向(紙面上下方向)へと移動する。尚、4本の電動油圧シリンダ装置45では、それぞれの油圧シリンダ46が最も縮んだ状態が基準位置となり、この状態では、図6(A)に示すように、第1及び第2の定盤42,43は、同じ高さ位置にて水平面となる。
図6(C)では、最初に、接地器具14が、タイヤ22へと車重相当の所望の荷重を加えると共に、接地器具14は、固定部材15を介して第2の定盤43にボルト固定された状態である。次に、紙面前方側の2本の電動油圧シリンダ装置45の油圧シリンダ46を同時に同じ長さだけ導出させることで、第2の定盤43を第1の定盤42に対して紙面上方側へと回転させて移動させる。そして、上記接触面51は、図6(A)に示す状態から紙面上方側へと移動する。つまり、図6(C)に示す接触面51は、図6(A)に示す状態から車両の車幅方向における車両の回転方向へと移動する。
上述したように、第2実施例では、図6(A)に示す接触面51の状態から、それぞれの電動油圧シリンダ装置45の油圧シリンダ46の導出量を調整することで、第2の定盤43の傾き方向や傾き角度を調整することができる。そして、上記接触面51は、図6(A)に示す状態から車両の前後方向、左右方向、傾斜方向または回転方向へと移動する。その結果、上記加振試験では、様々な状態におけるタイヤ22の接地面つぶれに対して、タイヤホイール21の振動特性を計測することができ、車両の様々な走行状態におけるロードノイズ対策を施すことができる。つまり、様々な車両ジオメトリの条件下にてロードノイズ対策を施すことができる。
尚、電動油圧シリンダ装置45の基準位置は、それぞれの油圧シリンダ46が最も縮んだ状態時に限定するものではない。例えば、電動油圧シリンダ装置45の油圧シリンダ46が一定量導出した状態を基準位置とする場合でも良い。この場合には、油圧シリンダ46を縮める動作も可能となり、第2の定盤43を第1の定盤42に対して紙面下方側へも移動させることができ、更に、第2の定盤43の傾斜状況を増大させ、様々な状況において、上記加振試験を実施することが可能となる。
次に、図7~図8を用いて、第3実施例のタイヤ台上試験装置60を説明する。図7(A)は、本実施形態のタイヤ台上試験装置60を説明する斜視図である。図7(B)は、タイヤ台上試験装置60の接地器具61を説明する断面図であり、図7(A)に示すC-C線方向の断面を示す。図8(A)及び図8(B)は、本実施形態のタイヤ台上試験装置60を説明する前面図である。尚、図7では、タイヤホイール21及びタイヤ22は図示していないが、説明の都合上、図8(A)~図8(B)では、タイヤホイール21及びタイヤ22を図示している。また、以下の説明では、タイヤ台上試験装置60を説明する際には、図1~図6を用いて説明したタイヤ台上試験装置10,40と同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。
図7(A)に示す如く、タイヤ台上試験装置60では、接地器具61は、例えば、アルミニウム合金材から形成され、タイヤ22のトレッド面23が接地し、タイヤ22に車重相当の荷重を加えるタイヤ当接部61Aと、定盤11と当接する台座部61Bと、タイヤ当接部61Aを後方から支持するフランジ部61Cと、を有する。
図7(B)に示す如く、タイヤ当接部61Aは、台座部61B及びフランジ部61Cとは別体として形成され、台座部61B及びフランジ部61Cに対してスライド可能となる。そして、タイヤ当接部61Aは、例えば、紙面前後方向にて固定部材15を介して台座部61Bにボルト締結される。この構造により、タイヤ当接部61Aは、定盤11のスライド溝11Aに沿って台座部61B及びフランジ部61Cと一緒に移動し、タイヤ22を車軸固定器具12側へと押圧し、タイヤ22に所望の荷重を加えることができる。
また、台座部61Bの紙面後方側の端部近傍には、紙面左右方向に沿ってスライド溝62が形成される。つまり、スライド溝62は、スライド溝11Aと略直交方向へと延在する。タイヤ当接部61Aの下端側は、スライド溝62内に収納されて自立すると共に、タイヤ当接部61Aの背面側は、2つのフランジ部61Cにて支持される。そして、駆動機構44を構成する2つの電動油圧シリンダ装置45が、タイヤ当接部61Aの紙面左右方向の両端部にそれぞれ配設され、それぞれの油圧シリンダ46の導出量を適宜調整することで、タイヤ当接部61Aは、スライド溝62にガイドされると共にフランジ部61Cに支持されながら、紙面左右方向へとスライド移動する。
図8(A)に示す如く、第3実施例では、車軸固定器具12の天面12Aに取付方向調整部材13(図4(B)参照)が配設されない。そのため、車軸固定器具12の天面12Aにはタイヤホイール21が当接し、タイヤホイール21はホイール取付孔16(図1参照)を介してボルト固定される。そして、タイヤホイール21及びタイヤ22は、定盤11に対して水平出しされた状態にて固定される。
最初に、タイヤ当接部61Aは、固定部材15を介して台座部61Bに固定される。そして、接地器具61が一体に固定された状態において、一対の送りねじ17を操作することで、接地器具61は、タイヤ22側へと近接する。送りねじ17の更なる操作により、接地器具61が、車軸固定器具12側へと移動することで、タイヤ当接部61Aは、タイヤ22へと車重相当の所望の荷重を加える。その後、上記加振試験が実施され、第1実施例と同様な効果が得られる。
尚、タイヤ22のトレッド面23が、タイヤ当接部61Aの対向面に対して略平行な位置関係となる。そして、タイヤ22のトレッド面23とタイヤ当接部61Aとの接触面71は、タイヤ22の中心CL2に対して紙面上下方向に略均等に形成される。
図8(B)では、最初に、接地器具61が、タイヤ22へと車重相当の所望の荷重を加えると共に、接地器具61は、固定部材15を介して定盤11にボルト固定された状態である。次に、紙面右側の電動油圧シリンダ装置45の油圧シリンダ46を所望の長さだけ導出させることで、タイヤ当接部61Aは、台座部61Bのスライド溝62にガイドされると共にフランジ部61Cに支持されながら、紙面左側へとスライド移動する。そして、タイヤ22のトレッド面23とタイヤ当接部61Aとの接触面71は、図8(A)に示す状態から紙面左側へと移動する。つまり、図8(B)に示す接触面71は、図8(A)に示す状態から車両の全長方向である車両の前後方向(紙面左右方向)へと移動する。尚、2本の電動油圧シリンダ装置45の基準位置では、それぞれの油圧シリンダ46が最も縮んだ状態であり、油圧シリンダ46がタイヤ当接部61Aの両側面から離間した位置に配設される。
尚、本実施形態では、上述した第1実施例から第3実施例にて説明したタイヤ台上試験装置10,40,60の構造に限定するものではない。例えば、第3実施例のタイヤ台上試験装置60の図8(A)に示す状況において、以下の方法により接触面71を可変させることができる。具体的には、取付方向調整部材13のように、その天面側が傾斜した楔部材(図示せず)を準備する。そして、接地器具61を定盤11へと固定する固定部材15を若干緩めた状況にて、定盤11と接地器具61の台座部61Bとの間に上記楔部材を打ち込むことで、上記接触面71を図8(A)に示す状態から車両の傾斜方向または回転方向へと移動させることができる。
また、タイヤ台上試験装置40では、接地器具14にてタイヤ22に所望の荷重を加えた状態にて、駆動機構44を用いて第2の定盤43を第1の定盤42に対して移動させる場合について説明したが、この場合に限定するものではない。タイヤ台上試験装置10においても、タイヤ台上試験装置40と同様に定盤11を分割し、取付方向調整部材13にて接触面31の角度調整をした後、更に、駆動機構44を用いて、上記接触面31を角度調整する場合でも良い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々の変更が可能である。
10,40,60 タイヤ台上試験装置
11,41 定盤
11A スライド溝
12 車軸固定器具
12A 天面
13 取付方向調整部材
13A 天面
14 接地器具
14A タイヤ当接部
14B 台座部
14C フランジ部
15 固定部材
16 ホイール取付孔
17 送りねじ
21 タイヤホイール
22 タイヤ
23 トレッド面
31,51,71 接触面
42 第1の定盤
43 第2の定盤
44 駆動機構
45 電動油圧シリンダ装置
46 油圧シリンダ
61 接地器具
61A タイヤ当接部
61B 台座部
61C フランジ部
62 スライド溝

Claims (5)

  1. タイヤを組み込んだタイヤホイールを定盤上に固定し、前記タイヤホイールの振動特性を計測するタイヤ台上試験装置であって、
    前記定盤に固定され、前記タイヤホイールを固定する車軸固定器具と、
    前記車軸固定器具に固定された前記タイヤに対して自在に近接あるいは離隔する接地器具と、
    前記タイヤに荷重を加えた状態の前記接地器具を前記定盤に固定する固定部材と、を備え、
    前記接地器具は、前記タイヤのトレッド面に対して異なる複数の角度にて接触可能であると共に、前記接地器具は、前記異なる複数の角度毎に前記固定部材により前記定盤に固定されることを特徴とするタイヤ台上試験装置。
  2. 前記車軸固定器具に対して前記タイヤホイールの取り付け方向を調整する取付方向調整部材と、を更に備え、
    前記タイヤホイールは、前記車軸固定器具との間に前記取付方向調整部材を挟んだ状態にて前記車軸固定器具に固定されることで、前記異なる複数の角度にて前記定盤上に固定されることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ台上試験装置。
  3. 前記接地器具は、前記タイヤに荷重を加えた状態にて、前記トレッド面との接触面を車両の前後方向、左右方向、傾斜方向または回転方向に移動させた後、前記固定部材により前記定盤に固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ台上試験装置。
  4. 前記定盤を移動させる駆動機構と、を更に備え、
    前記定盤は、前記車軸固定器具が固定される第1の定盤と、前記第1の定盤とは分割され前記接地器具が固定される第2の定盤と、を有し、
    前記接地器具が前記タイヤに前記荷重を加えた状態において、前記駆動機構は、前記第2の定盤を前記第1の定盤に対して移動させることで、前記接触面は、少なくとも前記左右方向、前記傾斜方向または前記回転方向へと移動することを特徴とする請求項3に記載のタイヤ台上試験装置。
  5. 前記接地器具を移動させる駆動機構と、を更に備え、
    前記接地器具は、
    前記トレッド面と接触すると共に、前記定盤上にてスライド移動可能なタイヤ当接部と、
    前記タイヤ当接部を支持するフランジ部と、を有し、
    前記接地器具が前記タイヤに前記荷重を加えた状態において、前記駆動機構は、前記タイヤ当接部を前記定盤上にてスライド移動させることで、前記接触面は、少なくとも前記前後方向へと移動することを特徴とする請求項3に記載のタイヤ台上試験装置。
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