JP7480012B2 - 積層コイル部品 - Google Patents

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Description

本開示は、積層コイル部品に関する。
従来の積層コイル部品として、例えば特許文献1に記載のコイル部品がある。この従来のコイル部品の素体には、軟磁性合金からなる複数の金属粒子が含まれている。金属粒子の集積により生じた空隙の少なくとも一部には、樹脂材料が充填されている。
特開2012-238841号公報
素体に複数の金属粒子が含まれる場合、樹脂材料の充填を行った場合でも実際には素体に空隙が生じ易い。このため、積層コイル部品としては、素体と外部電極との間の密着強度の向上が求められている。
本開示は、上記課題の解決のためになされたものであり、素体と外部電極との間の密着強度を向上できる積層コイル部品を提供することを目的とする。
本開示の一側面に係る積層コイル部品は、複数の金属磁性粒子を含む素体と、素体内に配置されたコイルと、素体の表面に配置され、コイルと電気的に接続された外部電極と、を備え、素体における金属磁性粒子間の少なくとも一部には、第1の樹脂が充填されており、外部電極は、第2の樹脂と、当該第2の樹脂中に分散された導体粉末とを含む樹脂電極を有し、樹脂電極から繋がる第2の樹脂が素体内に延びている。
この積層コイル部品では、樹脂電極から繋がる第2の樹脂が素体内に延びている。これにより、素体が複数の金属磁性粒子を含む場合であっても、素体と樹脂電極との密着強度を高めることが可能となる。素体と樹脂電極との密着強度が高まることで、素体からの樹脂電極の剥離を抑制でき、積層コイル部品の信頼性を向上できる。
素体内において、第1の樹脂と第2の樹脂とが結合していてもよい。この場合、第1の樹脂と第2の樹脂との結合により、素体と樹脂電極との密着強度を一層高めることができる。
第1の樹脂と第2の樹脂とが同系の樹脂であってもよい。この場合、第1の樹脂と第2の樹脂との結合強度をより十分に確保でき、素体と樹脂電極との密着強度を一層高めることができる。
外部電極は、樹脂電極と素体との間に下地焼付電極を有していてもよい。この場合、下地焼付電極を介してコイルと樹脂電極との間の電気的な接続を良好なものにすることができる。
素体内において、第2の樹脂は、素体と下地焼付電極とが接触している部分に延びていてもよい。この場合、第2の樹脂が下地焼付電極を回り込むように延びるため、素体と樹脂電極との密着強度を一層高めることができる。
素体内において、第2の樹脂は、素体と樹脂電極とが接触していない部分に延びていてもよい。この場合、素体内での第2の樹脂の延在領域が十分に拡がり、素体と樹脂電極との密着強度を一層高めることができる。
本開示によれば、素体と外部電極との間の密着強度を向上できる。
積層コイル部品の一実施形態を示す斜視図である。 図1に示した積層コイル部品の断面構成を示す図である。 コイルの構成を示す斜視図である。 素体内部の断面構成を拡大して示す概略的な図である。 外部電極及び外部電極周辺の素体の断面構成を示す図である。 第2電極層の断面構成を拡大して示す概略的な図である。 図5の一点鎖線領域における素体内部の断面構成を拡大して示す概略的な図である。 変形例に係る積層コイル部品の外部電極及び外部電極周辺の素体の断面構成を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の一側面に係る積層コイル部品の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1~図3を参照して、本実施形態に係る積層コイル部品1の構成を説明する。図1は、積層コイル部品の一実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示した積層コイル部品の断面構成を示す図である。図3は、コイルの構成を示す斜視図である。
図1に示すように、積層コイル部品1は、直方体形状をなす素体2と、一対の外部電極4,4とを備えている。一対の外部電極4,4は、素体2の両端部にそれぞれ配置され、互いに離間している。直方体形状には、角部及び稜線部が面取りされた直方体形状、及び角部及び稜線部が丸められた直方体形状が含まれる。積層コイル部品1は、例えばビーズインダクタ又はパワーインダクタに適用できる。
直方体形状をなす素体2は、互いに対向する一対の端面2a,2a、互いに対向する一対の主面2b,2bと、互いに対向する一対の側面2c,2cを有している。端面2a,2aは、一対の主面2b,2bと隣り合うように位置している。端面2a,2aは、一対の側面2c,2cとも隣り合うように位置している。主面2bの一方は、例えば積層コイル部品1を他の電子機器(回路基板、電子部品等)に実装する際に、当該他の電子機器と対向する面(実装面)になり得る。
本実施形態では、一対の端面2a,2aの対向方向(第1方向D1)を素体2の長さ方向とする。一対の主面2b,2bの対向方向(第2方向D2)を素体2の高さ方向とする。一対の側面2c,2cの対向方向(第3方向D3)を素体2の幅方向とする。第1方向D1、第2方向D2、及び第3方向D3は、互いに直交している。
第1方向D1における素体2の長さは、第2方向D2及び第3方向D3における素体2の長さよりも大きくなっている。第2方向D2における素体2の長さは、第3方向D3における素体2の長さと同等になっている。すなわち、本実施形態では、一対の端面2a,2aは、正方形状をなし、一対の主面2b,2b及び一対の側面2c,2cは、長方形状をなしている。
第1方向D1における素体2の長さは、第2方向D2及び第3方向D3における素体2の長さと同等であってもよい。第2方向D2における素体2の長さは、第3方向D3における素体2の長さと異なっていてもよい。同等とは、等しいことに加えて、予め設定した範囲での微差又は製造誤差などを含む。例えば複数の値が当該複数の値の平均値の±5%の範囲内に含まれているのであれば、これらの値が同等であると見做してよい。
一対の端面2a,2aは、一対の主面2b,2bを連結するように第2方向D2に延在している。一対の端面2a,2aは、一対の側面2c,2cを連結するように第3方向D3にも延在している。一対の主面2b,2bは、一対の端面2a,2aを連結するように第1方向D1に延在している。一対の主面2b,2bは、一対の側面2c,2cを連結するように第3方向D3にも延在している。一対の側面2c,2cは、一対の端面2a,2aを連結するように第1方向D1に延在している。一対の側面2c,2cは、一対の主面2b,2bを連結するように第2方向D2にも延在している。
素体2は、複数の磁性体層11(図3参照)が積層されることによって構成されている。各磁性体層11は、主面2b,2bの対向方向に積層されている。すなわち、各磁性体層11の積層方向は、主面2b,2bの対向方向と一致している(以下、主面2b,2bの対向方向を「積層方向」と称す)。各磁性体層11は、略矩形状をなしている。実際の素体2では、各磁性体層11は、その層間の境界が視認できない程度に一体化されている。
各磁性体層11は、図4に示すように、複数の金属磁性粒子M1を含んでいる。金属磁性粒子M1は、例えば軟磁性合金から構成される。軟磁性合金は、例えばFe-Si系合金である。軟磁性合金がFe-Si系合金である場合、軟磁性合金は、Pを含んでいてもよい。軟磁性合金は、例えばFe-Ni-Si-M系合金であってもよい。「M」は、Co、Cr、Mn、P、Ti、Zr、Hf、Nb、Ta、Mo、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、B、Al、及び希土類元素から選択される一種以上の元素を含む。
磁性体層11では、金属磁性粒子M1,M1同士が結合している。金属磁性粒子M1,M1同士の結合は、例えば金属磁性粒子M1の表面に形成される酸化膜同士の結合によって実現されている。金属磁性粒子M1の平均粒子径は、例えば0.5μm~15μmとなっている。本実施形態では、金属磁性粒子M1の平均粒子径は、5μmとなっている。「平均粒子径」は、レーザー回折・散乱法によって求めた粒度分布における積算値50%での粒径を意味する。
素体2は、図4に示すように、第1の樹脂R1を含んでいる。第1の樹脂R1は、複数の金属磁性粒子M1,M1間に存在している。第1の樹脂R1は、電気絶縁性を有する樹脂である。第1の樹脂R1としては、例えばシリコーン樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂等が用いられる。第1の樹脂R1は、素体2内における複数の金属磁性粒子M1,M1間を完全に充填しておらず、複数の金属磁性粒子M1,M1間の少なくとも一部には、空隙部分Vが存在している。
空隙部分Vによる空隙率は、例えば素体2の中央側に比べて表面側で高くなっていてもよい。一例では、素体2の中央側の空隙率は、10%未満であり、素体2の表面側の空隙率は、30%前後である。空隙率は、例えば素体2の断面を走査電子顕微鏡(SEM)で3000倍に拡大し、素体2の断面の面積に対する空隙部分Vの面積の比を求めることで算出できる。
素体2内には、図2及び図3に示すように、コイル15が配置されている。コイル15は、複数のコイル導体16a~16fを含んでいる。複数のコイル導体16a~16fは、導電材(例えばAg又はPdなど)を含んでいる。複数のコイル導体16a~16fは、導電性材料(例えばAg粉末又はPd粉末など)を含む導電性ペーストの焼結体として構成されている。
コイル導体16aは、接続導体17を含んでいる。接続導体17は、素体2の一方の端面2a側に配置されていると共に、一方の端面2aに露出する端部を有している。接続導体17の端部は、一方の端面2aにおいて、一方の主面2b寄りの位置に露出し、一方の外部電極4に接続されている。すなわち、コイル15は、接続導体17を介して一方の外部電極4と電気的に接続されている。本実施形態においては、コイル導体16aの導体パターンと接続導体17の導体パターンとは、一体に連続して形成されている。
コイル導体16fは、接続導体18を含んでいる。接続導体18は、素体2の他方の端面2a側に配置されていると共に、他方の端面2aに露出する端部を有している。接続導体18の端部は、他方の端面2aにおいて、他方の主面2b寄りの位置に露出し、他方の外部電極4に接続されている。すなわち、コイル15は、接続導体18を介して他方の外部電極4と電気的に接続されている。本実施形態においては、コイル導体16fの導体パターンと接続導体18の導体パターンとは、一体に連続して形成されている。
複数のコイル導体16a~16fは、素体2内において磁性体層11の積層方向に形成されている。複数のコイル導体16a~16fは、コイル導体16a、コイル導体16b、コイル導体16c、コイル導体16d、コイル導体16e、コイル導体16fの順に並んでいる。本実施形態では、コイル15は、コイル導体16aにおける接続導体17以外の部分、複数のコイル導体16b~16d、及びコイル導体16fにおける接続導体18以外の部分によって構成されている。
コイル導体16a~16fの端部同士は、スルーホール導体19a~19eにより接続されている。スルーホール導体19a~19eにより、コイル導体16a~16fは、相互に電気的に接続されている。コイル15は、複数のコイル導体16a~16fが電気的に接続されて構成されている。各スルーホール導体19a~19eは、導電材(例えばAg又はPdなど)を含んでいる。各スルーホール導体19a~19eは、複数のコイル導体16a~16fと同様に、導電性材料(例えばAg粉末又はPd粉末など)を含む導電性ペーストの焼結体として構成されている。
外部電極4は、素体2における端面2a側の端部を覆うように配置されている。外部電極4は、図1に示すように、端面2aを覆う電極部分4a、一対の主面2b,2bに張り出す電極部分4b,4b、及び一対の側面2c,2cに張り出す電極部分4c,4cを有している。すなわち、外部電極4は、電極部分4a,4b,4cによる5つの面で形成されている。
電極部分4aは、端面2aに露出した接続導体17,18の端部の全体を覆うように配置されており、接続導体17,18は、外部電極4に対して直接的に接続されている。すなわち、接続導体17,18は、コイル15の端部と電極部分4aとを接続している。これにより、コイル15は、外部電極4に電気的に接続されている。
互いに隣り合う電極部分4a,4b,4c同士は、素体2の稜線部において連続し、電気的に接続されている。電極部分4aと電極部分4bとは、端面2aと主面2bとの間の稜線部において接続されている。電極部分4aと電極部分4cとは、端面2aと側面2cとの間の稜線部において接続されている。
外部電極4は、図5に示すように、第1電極層21、第2電極層23、第3電極層25、及び第4電極層27を有している。上述した電極部分4a,4b,4cは、いずれも第1電極層21、第2電極層23、第3電極層25、及び第3電極層25を含んで構成されている。第4電極層27は、外部電極4の最外層を構成する層である。図5では、一方の外部電極4の断面構成を示しているが、他方の外部電極4についても同様の構成となっている。
第1電極層21は、導電性ペーストを素体2の表面に付与して焼き付けることにより形成された下地焼付電極31である。第1電極層21は、導電性ペーストに含まれる金属成分(金属粉末)が焼結することによって形成されている。本実施形態では、第1電極層21は、Agからなる焼結金属層である。第1電極層21は、Pdからなる焼結金属層であってもよい。導電性ペーストには、Ag又はPdからなる粉末に、ガラス成分、有機バインダ、及び有機溶剤を混合したものが用いられる。第1電極層21は、素体2の端面2aにおいて、コイル15の接続導体17,18と接触し、電気的に接続されている。
第2電極層23は、第1電極層21上に付与された第2の樹脂R2を硬化させることにより形成された樹脂電極32である。第2電極層23は、第1電極層21の全体を覆うように形成されている。第2電極層23は、図6に示すように、第2の樹脂R2に導体粉末M2及び有機溶媒などを混合することによって構成されている。導体粉末M2としては、例えばAg粉末などが用いられる。第2の樹脂R2中に分散した複数の導体粉末M2は、下地である第1電極層21に接触している。これにより、コイル15の接続導体17,18に第2電極層23を直接接触させる場合に比べて、コイル15と第2電極層23との導通を十分に確保できる。
第2の樹脂R2を構成する熱硬化性樹脂としては、例えばシリコーン樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂などが用いられる。本実施形態では、素体2に用いられる第1の樹脂R1と、樹脂電極32に用いられる第2の樹脂R2とが同系の樹脂となっている。例えば素体2に用いられる第1の樹脂R1がエポキシ樹脂である場合、樹脂電極32に用いられる第2の樹脂R2もエポキシ樹脂である。また、例えば素体2に用いられる第1の樹脂R1がフェノール樹脂である場合、樹脂電極32に用いられる第2の樹脂R2もフェノール樹脂である。
第3電極層25は、めっき法により第2電極層23上に形成されている。本実施形態では、第3電極層25は、第2電極層23上にNiめっきにより形成されたNiめっき層である。第3電極層25は、Snめっき層、Cuめっき層、又はAuめっき層であってもよい。第4電極層27は、めっき法により第3電極層25上に形成されている。本実施形態では、第4電極層27は、第3電極層25上にSnめっきにより形成されたSnめっき層である。第4電極層27は、Cuめっき層又はAuめっき層であってもよい。第3電極層25及び第4電極層27は、第2電極層23に形成される二重のめっき層を構成している。
次に、上述した素体2と第2電極層23(樹脂電極32)との関係について更に詳細に説明する。
積層コイル部品1の外部電極4では、図5に示すように、第1電極層21を覆うように第2電極層23が設けられている。すなわち、第2電極層23は、第1電極層21の縁21aが第2電極層23で隠れるように第1電極層21上に設けられている。これにより、素体2の主面2b,2b及び側面2c,2cには、樹脂電極32が接触する部分35A、下地焼付電極31が接触する部分35B、樹脂電極32及び下地焼付電極31のいずれも接触しない部分35Cのそれぞれ状態が異なる3つの部分が形成されている。
樹脂電極32が接触する部分35Aは、第1電極層21の縁21aから第1方向D1に一定の幅で張り出している。下地焼付電極31が接触する部分35Bは、樹脂電極32が接触する部分35Aよりも端面2a側に位置している。樹脂電極32及び下地焼付電極31のいずれも接触しない部分35Cは、樹脂電極32が接触する部分35Aに対して端面2aと反対側に位置している。
これらの3つの部分35A,35B,35Cでは、図7に示すように、樹脂電極32から繋がる第2の樹脂R2が素体2内に延びている。樹脂電極32が接触する部分35Aでは、樹脂電極32から繋がる第2の樹脂R2が素体2内に入り込み、素体2の表面及び表面近傍に存在する空隙部分Vを充填している。素体2内では、素体2内の第1の樹脂R1と樹脂電極32から繋がる第2の樹脂R2とが互いに結合している。
樹脂電極32が接触する部分35Aにおける素体2の表面からの第2の樹脂R2の入り込み深さは、任意である。第2の樹脂R2は、例えば第2方向D2について主面2bに最も近いコイル導体16a又は16fに到達していてもよく、素体2の表面とコイル導体16a又は16fとの間の位置まで到達していてもよい。第3方向D3についても、第2方向D2と同程度の入り込み深さとなっていてもよい。入り込み深さは、例えば樹脂電極32が接触する部分35Aにおける平均値によって規定される。
下地焼付電極31が接触する部分35Bでは、樹脂電極32から繋がる第2の樹脂R2が、樹脂電極32が接触する部分35Aから下地焼付電極31を回り込み、端面2aに向かって第1方向D1に延びている。当該部分35Bでは、樹脂電極32が接触する部分35Aと同様に、第2の樹脂R2が素体2の表面及び表面近傍に存在する空隙部分Vを充填している。素体2内では、素体2内の第1の樹脂R1と樹脂電極32から繋がる第2の樹脂R2とが互いに結合している下地焼付電極31が接触する部分35Bにおける第1方向D1への第2の樹脂R2の延在長さは、任意である。第2の樹脂R2は、端面2aに到達していてもよく、到達していなくてもよい。
下地焼付電極31が接触する部分35Bにおける素体2の表面からの第2の樹脂R2の入り込み深さは、任意である。樹脂電極32が接触する部分35Aと同様に、第2の樹脂R2が例えば第2方向D2について主面2bに最も近いコイル導体16a又は16fに到達する入り込み深さであってもよく、素体2の表面とコイル導体16a又は16fとの間の位置となる入り込み深さであってもよい。下地焼付電極31が接触する部分35Bにおける第2の樹脂R2の入り込み深さは、樹脂電極32が接触する部分35Aにおける第2の樹脂R2の入り込み深さと等しくてもよく、それ未満或いは超えていてもよい。
樹脂電極32及び下地焼付電極31のいずれも接触しない部分35Cには、樹脂電極32から繋がる第2の樹脂R2が素体2の中央に向かって第1方向D1に延びている。当該部分35Cでは、樹脂電極32が接触する部分35Aと同様に、第2の樹脂R2が素体2の表面及び表面近傍に存在する空隙部分Vを充填している。素体2内では、素体2内の第1の樹脂R1と樹脂電極32から繋がる第2の樹脂R2とが互いに結合している。樹脂電極32及び下地焼付電極31のいずれも接触しない部分35Cにおける第1方向D1への第2の樹脂R2の延在長さは、任意である。第2の樹脂R2の延在長さは、例えば下地焼付電極31が接触する部分35Bにおける第1方向D1への第2の樹脂R2の延在長さと同程度となっている。
樹脂電極32及び下地焼付電極31のいずれも接触しない部分35Cにおける素体2の表面からの第2の樹脂R2の入り込み深さは、任意である。樹脂電極32が接触する部分35Aと同様に、第2の樹脂R2が例えば第2方向D2について主面2bに最も近いコイル導体16a又は16fに到達する入り込み深さであってもよく、素体2の表面とコイル導体16a又は16fとの間の位置となる入り込み深さであってもよい。樹脂電極32及び下地焼付電極31のいずれも接触しない部分35Cにおける第2の樹脂R2の入り込み深さは、樹脂電極32が接触する部分35Aにおける第2の樹脂R2の入り込み深さと等しくてもよく、それ未満或いは超えていてもよい。
上述した積層コイル部品1を作製する場合、まず、複数の磁性体層11を積層し、その積層体を焼成する。これにより、内部にコイル15が配置された素体2を得る。次に、素体2に第1電極層21(下地焼付電極31)を形成する。さらに、第1電極層21が形成された素体2を第1の樹脂R1に含浸し、素体2内の複数の金属磁性粒子M1,M1間に第1の樹脂R1を入り込ませる。第1の樹脂R1への含浸の後、素体2の表面を洗浄液により洗浄する。素体2の表面の洗浄により、素体2の表面及び表面近傍の第1の樹脂R1の少なくとも一部が除去され、素体2の表面及び表面近傍の空隙部分Vの空隙率が、素体2の中央側の空隙部分Vの空隙率に比べて高くなる。
素体2の表面の洗浄の後、第1電極層21を覆うように導体粉末M2及び有機溶媒などを含有する第2の樹脂R2を素体2に付与し、第1電極層21上に第2電極層23を形成する。第2電極層23の形成の際、素体2に樹脂電極32が接触する部分35Aでは、毛細管現象によって第2の樹脂R2が素体2内の空隙部分Vに入り込み、第1の樹脂R1と第2の樹脂R2とが結合する。
素体2内に入り込んだ第2の樹脂R2は、樹脂電極32が接触する部分35Aから端面2a及び素体2の中央のそれぞれに向かって第1方向D1に延びる。下地焼付電極31が接触する部分35B及び樹脂電極32及び下地焼付電極31のいずれも接触しない部分35Cにおいても、毛細管現象によって第2の樹脂R2が素体2内の空隙部分Vに入り込み、第1の樹脂R1と第2の樹脂R2とが結合する。第2電極層23の形成の後、第3電極層25及び第4電極層27を順に形成する。これにより、素体2に外部電極4が形成され、図1に示した積層コイル部品1が得られる。
以上説明したように、積層コイル部品1では、樹脂電極32から繋がる第2の樹脂R2が素体2内に延びている(図7参照)。これにより、素体2が複数の金属磁性粒子M1を含む場合であっても、素体2内の空隙部分Vに第2の樹脂R2が入り込むことで素体2と樹脂電極32との密着強度を高めることが可能となる。素体2と樹脂電極32との密着強度が高まることで、素体2からの樹脂電極32の剥離を抑制でき、積層コイル部品1の信頼性を向上できる。
本実施形態では、素体2内において、第1の樹脂R1と第2の樹脂R2とが結合している。素体2内での第1の樹脂R1と第2の樹脂R2との結合により、素体2と樹脂電極32との密着強度を一層高めることができる。本実施形態では、第1の樹脂R1と第2の樹脂R2とが同系の樹脂となっている。したがって、素体2内での第1の樹脂R1と第2の樹脂R2との結合強度をより十分に確保でき、素体2と樹脂電極32との密着強度を一層高めることができる。
本実施形態では、外部電極4が樹脂電極32と素体2との間に下地焼付電極31を有している。下地焼付電極31は、素体2の端面2aにおいてコイル15における接続導体17,18に電気的に接続されている(図6参照)。また、第2の樹脂R2中に分散した複数の導体粉末M2は、下地焼付電極31に接触している。このような構成により、下地焼付電極31を介してコイル15と樹脂電極32との間の電気的な接続を良好なものにすることができる。
本実施形態では、素体2内において、第2の樹脂R2が素体2と下地焼付電極31とが接触している部分35Bに延びている。これにより、第2の樹脂R2が下地焼付電極31を回り込むように延びるため、素体2と樹脂電極32との密着強度を一層高めることができる。また、第2の樹脂R2が素体2の角部或いは角部近傍に延びるため、応力が集中し易い素体2の角部においても素体2からの樹脂電極32の剥離を好適に抑制できる。
本実施形態では、素体2内において、第2の樹脂R2が素体2と樹脂電極32とが接触していない部分35Cに延びている。これにより、素体2内での第2の樹脂R2の延在領域が十分に拡がり、素体2と樹脂電極32との密着強度を一層高めることができる。
本開示は、上記実施形態に限られるものではない。例えば第2の樹脂R2は、素体2内の空隙部分Vを完全に充填していなくてもよい。すなわち、素体2の表面又は表面近傍において第2の樹脂R2が入り込んでいない空隙部分Vが残存していてもよく、素体2内において第1の樹脂R1と第2の樹脂R2との結合部分の一部に空隙部分Vが残存していてもよい。
樹脂電極32から繋がる第2の樹脂R2が素体2内に延びていればよく、必ずしも第1の樹脂R1と第2の樹脂R2とが素体2内において結合していなくてもよい。第1の樹脂R1と第2の樹脂R2とが結合している部分と、第1の樹脂R1と第2の樹脂R2とが結合していない部分とが素体2内で混在していてもよい。
第2の樹脂R2は、素体2と樹脂電極32が接触する部分35Aにおいて素体2内に延びていればよく、必ずしも素体2と下地焼付電極31とが接触している部分35B、及び素体2と樹脂電極32とが接触していない部分35Cに延びていなくてもよい。また、第1の樹脂R1と第2の樹脂R2とは、同系の樹脂でなくてもよい。例えば第1の樹脂R1がフェノール樹脂であり、第2の樹脂R2がエポキシ樹脂であってもよい。
磁性体層11において、複数の金属磁性粒子M1,M1間の少なくとも一部に、金属磁性粒子M1よりも小径の非磁性セラミック粒子が存在していてもよい。
上記実施形態では、各磁性体層11の積層方向が主面2b,2bの対向方向と一致しているが、例えば図8に示すように、各磁性体層の積層方向が主面2b,2bと交差(直交)する態様であってもよい。図8の例では、素体2の端面2a,2aを覆うように外部電極4がそれぞれ設けられており、磁性体層の積層方向は、素体2の端面2a,2aを結ぶ方向と一致している。すなわち、図8の例では、素体2内のコイル15の形成方向は、素体2の端面2a,2aを結ぶ方向と一致している。このような態様においても、樹脂電極32から繋がる第2の樹脂R2が素体2内に延びていることにより(図7参照)、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。
1…積層コイル部品、2…素体、4…外部電極、15…コイル、31…下地焼付電極、32…樹脂電極、35B…素体と下地焼付電極とが接触している部分、35C…素体と樹脂電極とが接触していない部分、M1…金属磁性粒子、M2…導体粉末、R1…第1の樹脂、R2…第2の樹脂。

Claims (4)

  1. 複数の金属磁性粒子を含む素体と、
    前記素体内に配置されたコイルと、
    前記素体の表面に配置され、前記コイルと電気的に接続された外部電極と、を備え、
    前記素体における前記金属磁性粒子間の少なくとも一部には、第1の樹脂が充填されており、
    前記外部電極は、
    第2の樹脂と、当該第2の樹脂中に分散された導体粉末とを含む樹脂電極と、
    前記樹脂電極と前記素体との間の下地焼付電極と、を有し、
    前記樹脂電極から繋がる前記第2の樹脂は、前記下地焼付電極を回り込んで前記素体内に延びていると共に、前記素体内において、前記素体と前記下地焼付電極とが接触している部分に延びている積層コイル部品。
  2. 前記素体内において、前記第1の樹脂と前記第2の樹脂とが結合している請求項1記載の積層コイル部品。
  3. 前記第1の樹脂と前記第2の樹脂とが同系の樹脂である請求項2記載の積層コイル部品。
  4. 前記素体内において、前記第2の樹脂は、前記素体と前記樹脂電極とが接触していない部分に延びている請求項1~のいずれか一項記載の積層コイル部品。
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