JP7479478B2 - 鋼製オーバーパックを備えたバルク容器 - Google Patents

Description

関連出願の相互参照
本出願は、すべての目的のためにその全体が参照により本明細書に組み込まれる２０２０年１月２日に出願された米国仮出願第６２／９５６，４４８号の利益および優先権を主張する。

本開示は、強化された安全性および防火機能を提供するための保護オーバーパックを有するポリマー中間バルク容器に関する。

揮発性化学物質を含む化学物質用の多くの中間バルク容器は、望ましい安全性と防火特性を提供しないポリマー材料で構成されている。現在、多くの防火および保管規格では、ＤＯＴ ３１ＡおよびＵＮ規格、クラス１Ｂ可燃性液体のＮＦＰＡ ３０規格など、耐熱性および変形抵抗の規格を強化する必要がある。任意選択的に金属製の容器が利用され得る。ただし、半導体業界などの特定の業界では、高レベルの純度の化学物質の提供が必要である。金属製のバルク化学物質容器は、単に保管媒体との相互作用に基づいて汚染され、純度が低下する化学物質を保有している可能性がある。

本開示は、強化された安全性および防火機能を提供するための保護オーバーパックを有するポリマー中間バルク容器に関する。

ポリマー中間バルク容器（ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａｔｅ ｂｕｌｋ ｃｏｎｔａｉｎｅｒ：ＩＢＣ）を囲む鋼製オーバーパックを提供することにより、一実施形態による容器は、ポリマーＩＢＣの耐薬品性および非汚染性を、オーバーパックの耐熱性および変形に対する耐性と組み合わせることができる。オーバーパックの設計により、ポリマーＩＢＣに設けられたポートを介してＩＢＣの内容にアクセスできると同時に、マンウェイ内のこれらのポートを保護することができる。ポートは、カラーなどのオーバーパックとの機械的相互作用によって損傷から保護されている。カラーはさらに、シールを使用してマンウェイ内のポートを保持し、例えば、ポリマーＩＢＣの内容物を除去すると低圧または真空状態が発生した場合に、ポートが移動することを防ぐ。バルク容器の周囲環境からポリマーＩＢＣを完全にシールするために、ワンピースシールが提供されている。マンウェイとポリマーＩＢＣは、選択した閾値で圧力を解放して容器全体の防火性能を向上させ、危険なレベルの圧力上昇を防ぐバーストディスクも含む。これらの特徴は、厳しい防火規格を満たす、耐熱性および耐圧性の高いバルク容器を提供する。さらに、オーバーパックを使用して既存のＩＢＣを収容できるため、既存のＩＢＣを後付けして、このような規格を満たし、安全性を向上させることができる。

一実施形態では、オーバーパックは、開放端、閉鎖端、および開放端を囲むリップを有するオーバーパック本体を含む。オーバーパックはカバーも含む。カバーは、複数の開口部と、複数の開口部を取り囲むマンウェイとを含む。マンウェイは、ドーム型の蓋と、円筒形の側壁と、所定の圧力を超える圧力を解放するように構成されたバーストディスクを含み、円筒形の側壁を通って延在する流路とを含む。容器はさらに、複数のカラーを含み、各カラーは、複数の開口部のうちの１つ内に受け入れられた第１の部分と、カラーを受け入れる開口部よりも大きいリップとを含む。

一実施形態では、オーバーパック本体は、金属または金属合金を含む。

一実施形態では、複数のカラーのそれぞれは、一緒に結合されたときに連続リングを形成する複数のピースを含む。

一実施形態では、各カラーは、ＡＳＴＭ Ｄ１８９４－１４０に従って、約０．３以下の静的乾燥対鋼摩擦係数を有するポリマー材料を含む。

一実施形態では、各カラーは、カラーの内面に形成されたチャネルを含む。一実施形態では、オーバーパックは、各カラーのチャネルに配置されたシールをさらに含む。

一実施形態では、各開口部は、開口部の周囲に面取り、斜角、または丸みを帯びた角を有する。

一実施形態では、オーバーパックは、ドーム型の蓋をマンウェイの円筒形の側壁に結合するばね補助ヒンジをさらに含む。

一実施形態では、オーバーパックは、カバーとリップとの間に配置された第１のガスケットをさらに含む。一実施形態では、オーバーパックは、ドーム型の蓋と円筒形の側壁の上面との間に配置された第２のガスケットをさらに含む。

一実施形態では、バーストディスクの所定の圧力は、約９ｐｓｉである。

一実施形態では、容器システムは、ポリマー中間バルク容器（ＩＢＣ）およびオーバーパックを含む。ポリマーＩＢＣは、保管空間を規定するＩＢＣ本体、ＩＢＣ本体の端部にある複数の突起、および複数の突起のそれぞれに設けられたポートであって、それぞれが保管空間と流体連通するポートを含む。オーバーパックは、ポリマーＩＢＣを囲み、オーバーパックは、開放端と、閉鎖端と、開放端を取り囲むリップとを有するオーバーパック本体と、カバーとを含む。カバーは、複数の開口部と、複数の開口部を囲むマンウェイとを含む。マンウェイは、ドーム型の蓋と、円筒形の側壁と、所定の圧力を超える圧力を解放するように構成されたバーストディスクを含み、円筒形の側壁を通って延在する流路とを含む。容器システムは、複数のカラーをさらに含み、各カラーは、複数の開口部のうちの１つ内に受け入れられる。各突起は、各突起に配置された各ポートがマンウェイの円筒形の側壁内に配置されるように、各開口部の対応する１つを通って延在する。各カラーは、各開口部の対応する１つの内面と、開口部を通って延在する突起の外面との間に配置される。

一実施形態では、ＩＢＣ本体はフルオロポリマーを含む。

一実施形態では、容器システムは、ＩＢＣ本体とオーバーパックの本体の内面との両方に接触するように構成された複数の衝撃パッドをさらに含む。

一実施形態では、ポートの少なくとも１つは、ポートバーストディスクを含む。一実施形態では、ポートバーストディスクは、オーバーパックバーストディスクの所定の圧力よりも高い圧力で圧力を解放するように構成される。一実施形態では、ポートバーストディスクは、約１５ｐｓｉから約１７ｐｓｉの間の圧力で圧力を解放するように構成される。

一実施形態では、各カラーは、前記カラーの内面に形成されたチャネルと、各チャネルに配置されたシールとを含む。各シールは、ポリマーＩＢＣの突起の１つに接触する。

一実施形態では、複数のカラーのそれぞれは、一緒に結合されたときに連続リングを形成する複数のピースを含む。

本開示は、添付の図面に関連する様々な例示的な実施形態の以下の説明を考慮して、より完全に理解され得る。

一実施形態によるオーバーパックの斜視図である。 一実施形態による容器の断面図である。 一実施形態による容器のマンウェイの断面図である。 一実施形態による一片のカラーの第１の図である。 一実施形態による一片のカラーの第２の図である。

本開示は、様々な修正および代替形態に従順であるが、その詳細は、例として図面に示され、詳細に説明される。しかしながら、その意図は、本開示の態様を、記載された特定の例示的な実施形態に限定することではないことを理解されたい。それどころか、その意図は、本開示の精神と範囲に含まれるすべての修正、同等物、および代替案を網羅することである。

以下の詳細な説明は、異なる図面の類似した要素に同じ番号が付けられている図面を参照して読む必要がある。必ずしも縮尺どおりではない詳細な説明および図面は、例示的な実施形態を示しており、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。示されている例示的な実施形態は、例示としてのみ意図されている。任意の例示的な実施形態の選択された特徴は、反対に明確に述べられていない限り、追加の実施形態に組み込まれ得る。

本開示は、改善された防火性およびポリマーＩＢＣとオーバーパックとの組み合わせを提供するためのオーバーパックを含む中間バルク容器（ＩＢＣ）を対象としている。

ポリマーＩＢＣは、その耐薬品性と内容物との反応がないこととにより、特に反応性の高い化学物質の保管において、化学物質の保管に大きな利点をもたらす。ただし、ポリマーＩＢＣは、火災状態では危険であり、熱および圧力によって変形し、その内容物を放出する可能性がある。ＩＢＣは通常一緒に収容されているため、揮発性化学物質の連続放出がさらに延焼または火災を激化させるため、連鎖反応が発生し、損失や損傷の大きなリスクが発生する可能性がある。対照的に、金属製の容器は熱と圧力に対してより堅牢であり、より高度な防火性をもたらす。ただし、金属ＩＢＣは、容器の内容物との反応性、容器の損傷、または保管されている化学物質の汚れのために、化学物質の保管用途で制限される可能性がある。露出したポリマー材料は、火災による変形または破壊を受ける可能性がある。さらに、金属と保管された化学物質との接触は、腐食点を提供したり、保管された化学物質に汚染をもたらしたりする可能性がある。また、プラスチックと金属の間の境界面は、プラスチックまたは粒子の生成に損傷を与え、保管された化学物質を汚染する可能性がある。ポリマーＩＢＣがオーバーパックのマンウェイへの突起を含む、ポリマーＩＢＣを囲む金属オーバーパックは、ポリマーＩＢＣのみが保管された化学物質に接触することを保証しながら、金属容器の強度と耐熱性をもたらし得る。ポリマーＩＢＣの突起は、カラーを介してマンウェイに入ることができるため、オーバーパックの金属に接触せず、突起とオーバーパックの間に清潔で安全な接触をもたらす。

本明細書および添付の特許請求の範囲で使用されるように、単数形「ａ」、「ａｎ」、および「ｔｈｅ」は、内容が明確に別段の指示をしない限り、複数の指示対象を含む。本明細書および添付の特許請求の範囲で使用されるように、「または」という用語は、内容が明確に別段の指示をしない限り、「および／または」を含むその意味で一般に使用される。

「約」という用語は、一般に、列挙された値と同等であると見なされる数の範囲を指す（例えば、同じ機能または結果を有する）。多くの場合、「約」という用語は、最も近い有効数字に丸められた数値を含み得る。

エンドポイントを使用して表される数値範囲は、その範囲内に含まれるすべての数値を含む（例えば、１から５には、１、１．５、２、２．７５、３、３．８０、４、および５を含む）。

本開示の目的のために、以下の用語は以下に提供される意味を有する。

「オーバーパック」とは、ＩＢＣまたはその内容物に悪影響を与える可能性のある外部要因および状況からＩＢＣを保護するＩＢＣを少なくとも部分的に囲む容器を意味する。オーバーパックはＩＢＣの内容物に直接接触するのではなく、ＩＢＣへのアクセスを選択的に許可して、ＩＢＣを充填または空にすることができるようにする。

「中間バルク容器（ＩＢＣ）」とは、材料を保管するための容器を意味する。実施形態では、ＩＢＣは、（ｉ）成形ポリマー容器などの単一の容器、（ｉｉ）ポリマーライナを囲む金属オーバーパック、（ｉｉｉ）ポリマーライナを囲むポリマーオーバーパック、（ｉｖ）金属ライナを囲む金属オーバーパック、または、（ｖ）当技術分野の当業者によって認識されるそのような容器の他の形態、を含み得る。

「ポリマー中間バルク容器」とは、化学物質を保管するための中間バルク容器として使用されるポリマー製の容器を意味する。ポリマーＩＢＣは、既存のＩＢＣまたはオーバーパック内に収まるように特別に設計されたライナであってもよい。

ここで図１に目を向けると、図１は、一実施形態によるオーバーパック１００の斜視図を示している。オーバーパック１００は、オーバーパック本体１０２およびカバー１０４を含む。カバー１０４は、複数の固定点１０６でオーバーパック本体１０２に固定されている。カバー１０４は、蓋１１２およびカバー１０４の上面から延在する側壁１１０を含むマンウェイ１０８を含む。蓋１１２は、ヒンジ１１４によって側壁１１０に結合されている。ガセット１１６は、側壁１１２からレール１１８まで延在する。蓋１１２は、機械的締結具１２０を使用して側壁１１０に固定され得る。オーバーパック１００は、ベース１２２をさらに含み得る。

オーバーパック１００は、中間バルク容器（ＩＢＣ）のオーバーパックであり、例えば、化学物質の保管に使用されるＩＢＣである。オーバーパック１００はＩＢＣを完全に囲むことができる。ＩＢＣは、オーバーパック１００内に配置された既存のＩＢＣ、またはオーバーパック１００と共に使用するために設計されたポリマーＩＢＣであってもよい。

オーバーパック本体１０２は、オーバーパック１００の内部空間を規定する。オーバーパック本体１０２は、材料を保管できる体積を規定する任意の適切な形状であってもよい。一実施形態では、オーバーパック本体１０２は、オーバーパック本体１０２内にＩＢＣを収容するように成形され得る。一実施形態では、オーバーパック本体１０２は、形状が円筒形である。一実施形態では、オーバーパック本体１０２内の空間は円筒形である。一実施形態では、ポリマーＩＢＣは、オーバーパック本体１０２内にドロップまたはオーバーパック本体１０２から持ち上げられてもよい。オーバーパック本体１０２は、不燃性、耐熱性の材料から作られていてもよい。オーバーパック本体１０２はさらに、変形に抵抗するのに十分な機械的強度を有する材料であり得る。意図された用途に基づく一実施形態では、オーバーパック本体は、非限定的な例として、最大１７ｐｓｉの圧力で変形に抵抗することができる。

オーバーパック１０２本体を含むオーバーパック１００は、鋼などの１つまたは複数の金属または合金を含み得る。一実施形態では、１つまたは複数の金属は、ステンレス鋼または炭素鋼を含む。一実施形態では、１つまたは複数の金属は、３０４ステンレス鋼を含む。一実施形態では、１つまたは複数の金属は、当技術分野の当業者によって認識されるように、塗料または任意の他の表面処理などの保護コーティングと組み合わされた炭素鋼を含む。一実施形態では、オーバーパック本体１０２の壁は、７ゲージまたは同様の厚さである。

オーバーパック１００、オーバーパック本体１０２、および他の様々な構成要素（例えば、カバー１０４、マンウェイ１０８、側壁１１０、蓋１１２など）の使用される材料、ならびに形状および厚さは、温度および耐圧の規格を満たし、ＤＯＴ ３１Ａ、クラス１Ｂ可燃性液体用のＮＦＰＡ３０などを含む容器の規格への準拠を保証するべく、選択され得る。これらの規格は、９ｐｓｉの圧力で漏れが検出されない漏洩試験、水力試験、落下試験、持ち上げ試験、および振動試験を含み得る。ＤＯＴ ３１Ａ規格は、例えば４９Ｃ．Ｆ．Ｒ．§１７８にある。

カバー１０４はオーバーパック１００を閉鎖するためのカバーである。カバー１０４は、オーバーパック本体１０２に結合されてもよい。カバー１０４は、３０４ステンレス鋼などの鋼であってもよい。一実施形態では、カバー１０４は、７ゲージまたは同様の厚さである。カバー１０４は、オーバーパック本体１０２の開放端の形状に対応する形状を有していてもよい。一実施形態では、カバー１０４はディスク形状を有し、オーバーパック本体１０２は円筒形状を有する。カバー１０４は、オーバーパック本体１０２と同じ材料で作られていてもよい。カバー１０４は、オーバーパック本体１０２の壁と同じ厚さを有していてもよい。

固定点１０６により、カバー１０４をオーバーパック本体１０２に機械的に固定することができる。固定点１０６は、ボルトまたはねじなどの任意の適切な機械的コネクタを取り付けるための点であってもよい。固定点はそれぞれ、ボルトを挿入することを可能にするオーバーパック本体１０２およびカバー１０４の穴、ならびにカバー１０４をオーバーパック本体１０２に固定するために使用されるナットを含み得る。固定点１０６は、オーバーパック本体１０２の端部から半径方向外向きに延在するリップ（図示せず）上に形成された特徴を含み得る。

マンウェイ１０８はカバー１０４に配置されている。マンウェイ１０８は、側壁１１０および蓋１１２を含む。マンウェイ１０８は、オーバーパック１００の内容物にアクセスできる点を囲んで保護する。マンウェイ１０８はカバー１０４の中央に配置されてもよい。

側壁１１０は、オーバーパック１００の内容物にアクセスするためのポートが含まれる空間を規定する。側壁１１０は、カバー１０４から垂直に延在している。一実施形態では、側壁１１０は、円筒形の空間を規定する円筒形の側壁である。

蓋１１２は、閉鎖されたときにマンウェイ１０８を囲むことができるように、側壁１１０の寸法と一致するかまたはそれを超える寸法の蓋である。蓋１１２は、変形することなく耐圧性を向上させるためにドーム型であってもよい。蓋１１２が側壁１１０に固定されたときにマンウェイ１０８内の空間が密封されるように、側壁１１０と蓋１１２との間にシールを配置してもよい。シールは単一の連続ガスケットであってもよい。シールはポリマー材料を含んでいてもよい。一実施形態では、シールのポリマー材料は化学的に耐性がある。一実施形態では、シールのポリマー材料は、熱可塑性エラストマーまたは熱硬化性ポリマー材料である。一実施形態では、シールのポリマー材料はフルオロポリマーである。一実施形態では、ガスケットのポリマー材料は、非限定的な例として、ＥＰＤＭゴムまたはＦＫＭなどのフルオロエラストマーもしくはフルオロカーボンゴムである。ＦＫＭは、ＡＳＴＭ国際規格Ｄ１４１８で規定されているフルオロエラストマー材料の一群である。

ヒンジ１１４は、マンウェイ１０８の蓋１１０を側壁１１２に結合する。ヒンジ１１４は、例えば、機械的締結具１２０が解放位置にあるときに蓋１１０を開くのに必要な力を低減するばね補助ヒンジであってもよい。ガセット１１６のうちの１つまたは複数は、ヒンジ１１４を収容するように配置された切り欠きを含んでいてもよい。

ガセット１１６は、カバー１０４上に提供され、側壁１１２から外向きにカバー１０４の外周に向かって延在する。一実施形態では、ガセット１１６のそれぞれは、カバー１０４の外周まで延在する。ガセット１１６は、カバー１０４に機械的補強をもたらし、オーバーパック本体１０２内の圧力による変形に対するより大きな抵抗をもたらし得る。ガセット１１６はそれぞれ、側壁１１２の高さ以下の高さを有していてもよい。ガセットは、側壁１１２の周りに均一に分布され得る。一実施形態では、オーバーパック１００は、６～８個のガセット１１６を含み得る。一実施形態では、ガセット１１６のそれぞれは、溶接によってカバー１０４に接合されている。一実施形態では、ガセット１１６のそれぞれは、溶接によって側壁１１２に接合されている。一実施形態では、ガセット１１６の数および配置は、蓋が変形することなく少なくとも約９ｐｓｉの圧力に耐えることができるように選択される。

レール１１８はガセット１１６に結合されている。レール１１８は、ガセット１１６に機械的支持を提供し、ガセット１１６がカバー１０４に補強を提供するのを支援する。レール１１８は、カバー１０４と同じ一般的な形状を有していてもよい。レール１１８は、例えば、リング形状を有していてもよい。レール１１８は、例えば、円形の断面を有していてもよい。一実施形態では、レール１１８は、溶接によってガセット１１６のそれぞれに接合されている。レール１１８は、ガセット１１６またはマンウェイ１０８などの構成要素の外側にあることによって、手渡し中の衝撃からオーバーパック１００の他の部分を保護することができる。

機械的締結具１２０を使用して、蓋１１２を側壁１１０に固定し、マンウェイ１０８を閉鎖することができる。一実施形態では、機械的締結具はＴボルトを含む。一実施形態では、Ｔボルトのそれぞれは、ヒンジによって側壁１１０に結合されたボルトを含んでいてもよく、蓋１１２に結合されたキャッチと相互作用することができる。ナットは、所定の位置にねじ込まれたときにキャッチの１つを押すことができるように、各ボルトにねじ込まれ得る。ナットは、ナットの把持と回転を容易にするために、１つまたは複数の突起を含んでいてもよい。一実施形態では、６～８個の機械的締結具が使用される。一実施形態では、機械的締結具１２０は、側壁１１０および蓋１１２の周囲に配置されている。

ベース１２２は、カバー１０４の反対側のオーバーパック本体１０２の端にある。ベース１２２は、フォークリフトの部品を受け取るための１つまたは複数のチャネルなど、オーバーパック１００を移動または操作するための機器と相互作用するための機能を含んでいてもよい。

図２は、一実施形態による容器の断面図を示している。容器２００は、オーバーパック２０２およびポリマー中間バルク容器（ＩＢＣ）２０４を含む。衝撃パッド２０６は、オーバーパック２０２とポリマーＩＢＣ２０４との間の空間を埋めることができる。オーバーパック２０２は、オーバーパック本体２０８、カバー２１０、およびベース２１２を含む。オーバーパック本体２０８は、リップ２１４を含み、リップ２１４とカバー２１０との間には第１のシール２１６が配置される。カバー２１０は、マンウェイ２１８、ガセット２２０、およびレール２２２を含む。マンウェイ２１８は、側壁２２４および蓋２２６を含む。蓋２２６は、機械的締結具２２８によって閉鎖され得る。蓋２２６と側壁２２４との間に第２のシール２３０が配置されている。マンウェイ２１８はまた、流体通路２３２を含む。ポリマーＩＢＣ２０４は、ポリマーＩＢＣ本体２３４および突起２３６を含む。ポリマーＩＢＣ本体２３２は、ウェル２３８を含み得る。突起２３６は、カバー２１０に形成された開口部２４０を通って延在する。突起２３６は、開口部２４０を通過するカラー２４２によって囲まれている。ポート２４４ａ、２４４ｂ、および２４４ｃは、突起２３６の端に配置されている。ポート２４４ｂは、ＩＢＣ本体２３４内に延在するディップチューブ２４６を含むように示されている。

オーバーパック２０２は、容器２００の外部を形成する。オーバーパック２０２は、オーバーパック本体２０８およびカバー２１０を含み、カバー２１０は、マンウェイ２１８を含み、ベース２１２は、カバー２１０の反対側のオーバーパック本体２０８の端部に配置される。オーバーパック２０２は、マンウェイ２１８の蓋２２６が閉鎖されたときに、ポリマーＩＢＣ２０４を完全に囲むことができる。オーバーパック２０２は、容器２００に耐熱性を提供することができる。オーバーパック２０２は、容器２００内の圧力による変形に対する抵抗をもたらし得る。オーバーパック２０２は、ポリマーＩＢＣ２０４を衝撃や物理的損傷からさらに保護することができる。オーバーパック２０２は、１つまたは複数の金属または合金材料で作られていてもよい。一実施形態では、オーバーパック２０２は、３０４ステンレス鋼を含む。

衝撃パッド２０６はオーバーパック内に配置され得る。衝撃パッド２０６は、オーバーパック２０２内のポリマーＩＢＣ２０４の動きを制限し得る。衝撃パッド２０６は、容器２００の取り扱い中の加速などの衝撃をさらに吸収して、それらの衝撃のポリマーＩＢＣ２０４への伝達を低減し得る。２つ以上の衝撃パッドをオーバーパック２０２内に含めることができ、例えば、ポリマーＩＢＣ２０４の下の１つの衝撃パッド２０６およびポリマーＩＢＣ２０４の上にある別の衝撃パッド２０６は、カバー２１０がオーバーパック本体２０８に固定されたときにカバー２１０に接するまで延在する。一実施形態では、衝撃パッド２０６は、衝撃パッド２０６がオーバーパック２０２とポリマーＩＢＣ２０４との間の空間を満たすような形状を有していてもよい。衝撃パッド２０６は、弾性材料から作られていてもよい。一実施形態では、弾性材料は、エラストマー材料、熱可塑性エラストマー、または別の設計された材料である。一実施形態では、弾性材料は熱硬化性ポリマー材料である。一実施形態では、衝撃パッド２０６は、架橋ポリエチレンを含む。当業者は、オーバーパック２０２およびポリマーＩＢＣ２０４の形状および寸法に基づいて、衝撃パッド２０６に適した形状および寸法を認識することができる。

オーバーパック本体２０８は、ポリマーＩＢＣ２０４、特にＩＢＣ本体２３４を収容するための内部空間を規定する。オーバーパック本体２０８は、材料を保管できる体積を規定する任意の適切な形状であり得る。一実施形態では、オーバーパック本体２０８は、ポリマーＩＢＣ２０４および衝撃パッド２０６を収容するように成形され得る。一実施形態では、オーバーパック本体２０８は、形状が円筒形である。オーバーパック本体２０８は、不燃性、耐熱性材料から作られていてもよい。オーバーパック本体２０８はさらに、最大１７ｐｓｉの圧力にさらされたときに変形に抵抗するのに十分な機械的強度を有する材料であってもよい。オーバーパック本体２０８は、金属または合金材料を含み得る。一実施形態では、オーバーパック本体２０８は全体的に金属または合金材料である。オーバーパック本体２０８は、３０４ステンレス鋼などの鋼であってもよい。一実施形態では、オーバーパック本体２０８は、７ゲージまたは同様の厚さである。

カバー２１０は、オーバーパック本体２０８をその開放端で囲むためのカバーである。カバー２１０は、上記で説明され図１に示されている固定点１０６などの固定点での機械的締結具によってオーバーパック本体２０８に固定され得る。マンウェイ２１８は、オーバーパック本体２０８の反対側のカバー２１０上に配置されている。カバー２１０は、ポリマーＩＢＣ２０４の突起２３６がカバー２１０を通ってマンウェイ２１８内に延在することを可能にする開口部２４０を含む。カバー２１０は、オーバーパック本体２０８の開放端に対応する形状を有していてもよい。一実施形態では、カバー２１０は、オーバーパック本体２０８が円筒形を有するディスク形状を有する。カバー２１０は、オーバーパック本体２０８と同じ材料で作られていてもよい。カバー２１０は、オーバーパック本体２０８の壁と同じ厚さを有していてもよい。カバー２１０は、３０４ステンレス鋼などの鋼であってもよい。一実施形態では、カバー２１０は、７ゲージまたは同様の厚さである。

ベース２１２は、カバー２１０に接合される開放端の反対側のオーバーパック本体２０８の端部にある。ベース２１２は、フォークリフトの部品を受け取るための１つまたは複数のチャネルなど、容器２００を移動または操作するための機器と相互作用するための機能を含み得る。

リップ２１４は、オーバーパック本体２０８の開放端でオーバーパック本体２０８から外側に延在する。リップ２１４は、オーバーパック本体２０８の開放端を取り囲む連続フランジであってもよい。リップ２１４は、カバー２１０と相互作用するように寸法決めされ得る。

第１のシール２１６は、オーバーパック本体２０８のリップ２１４とカバー２１０との間に配置されている。一実施形態では、第１のシール２１６は、ポリマー材料を含む。一実施形態では、第１のシール２１６のポリマー材料は、化学的に耐性がある。一実施形態では、第１のシール２１６のポリマー材料は、熱可塑性ポリマー材料である。一実施形態では、ポリマー材料はフルオロポリマーである。一実施形態では、第１のシール２１６は、リップ２１４とカバー２１０との間の接合部を完全にシールすることができるように、リップ２１４の形状に従った連続ガスケットである。一実施形態では、第１のシール２１６は、円形の平らなガスケットである。一実施形態では、第１のシール２１６は、カバー２１０の下側に形成された溝に配置される。

マンウェイ２１８はカバー２１０に配置されている。マンウェイ２１０は、開口部２４０において、カバー２１０を通って延在するポリマーＩＢＣ２０４からの突起２３６を取り囲む。マンウェイ２１８は、側壁２２４および蓋２２６を含む。蓋２２６が閉鎖されると、マンウェイ２１８は、突起２３６を収容ことができ、ポリマーＩＢＣ２０４およびポート２４４ａ、ｂ、ｃを、容器２００を取り巻く環境から保護する。マンウェイ２１８は、マンウェイ２１８内の圧力の解放を可能にするために、流体通路２３２をさらに含み得る。

ガセット２２０は、マンウェイ２１８の側壁２２４およびカバー２１０に結合されている。ガセット２２０は、例えば、高圧下でのカバー２１０の変形を低減または防止するために、カバー２１０に補強を提供する。一実施形態では、ガセット２２０のそれぞれは、カバー２１０の外周まで延在する。ガセット２２０はそれぞれ、側壁２２４の高さ以下の高さを有していてもよい。ガセットは、側壁２２４の周りに均一に分布されていてもよい。一実施形態では、オーバーパック２０２は、カバー２１０上に６～８個のガセット２２０を含み得る。一実施形態では、ガセット２２０のそれぞれは、溶接によってカバー２１０に接合されている。一実施形態では、ガセット２２０のそれぞれは、溶接によって側壁２２４に接合されている。

ガセット２２０にはレール２２２が結合されている。レール２２２は、ガセット２２０に機械的支持をもたらし、ガセット２２０がカバー２１０に補強を提供するのを支援する。レール２２２は、カバー２１０と同じ一般的な形状を有していてもよい。レール２２２は、例えば、リング形状を有していてもよい。レール２２２は、例えば、円形の断面を有していてもよい。一実施形態では、レール２２２は、溶接によってガセット２２０のそれぞれに接合されている。

側壁２２４は、カバー２１０から垂直に延在する。側壁２２４は、突起２３６およびポート２４４ａ、ｂ、ｃを含む空間を規定する。側壁２２４は、例えば、円筒形の空間を規定する円筒形の側壁であってもよい。側壁２２４は、カバー２１０と同心であってもよい。側壁２２４の高さは、マンウェイ２１８内にある最も高いポート２４４ａ、ｂ、ｃの高さよりも高くてもよい。側壁３１４は、３０４ステンレス鋼などの鋼であってもよい。一実施形態では、側壁３１４は、７ゲージまたは同様の厚さである。

蓋２２６は、マンウェイ２１７８を囲むために側壁２２４の端部を覆うような寸法の蓋である。蓋２２６は、側壁２２４の寸法と一致するかまたはそれを超えることができるので、閉鎖されて側壁２２４に固定されたときにマンウェイ２１８を囲むことができる。蓋２２６は、変形することなく耐圧性を向上させるためにドーム型であってもよい。

機械的締結具２２８を使用して、蓋２２６を側壁２２４に固定し、マンウェイ２１８を閉鎖することができる。一実施形態では、機械的締結具は、上記で説明され、図１に示されているように、Ｔボルトであってもよい。一実施形態では、６～８個の機械的締結具が使用される。一実施形態では、機械的締結具２２８は、側壁２２４および蓋２２６の周囲に配置されている。

第２のシール２３０は、蓋２２６と側壁２２４との間に配置されている。第２のシール２３０は、蓋２２６と側壁２２４との間の境界面をシールするような寸法および形状である。第２のシール２３０は、蓋２２６が側壁２２４に固定されているときにマンウェイをシールするための任意の適切なシールであり得る。一実施形態では、第２のシール２３０は、単一の連続ガスケットである。一実施形態では、第２のシール２３０は、ポリマー材料を含む。一実施形態では、第２のシール２３０のポリマー材料は、化学的に耐性がある。一実施形態では、第２のシール２３０のポリマー材料は、熱可塑性ポリマー材料である。一実施形態では、第２のシール２３０のポリマー材料は、フルオロポリマーである。

マンウェイ２１８はまた、流体通路２３２を含む。流体通路２３２は、側壁２１４を通る通路である。流体通路２３２は、閾値圧力未満の流体の通過を防止する流量制限器を含む。流量制限器は、例えば、バーストディスクであってもよい。流体が流量制限器を通過することを可能にすることができる閾値圧力は、例えば、約９ｐｓｉであってもよい。流量制限器が流体の通過を可能にする場合、加圧ガスなどのマンウェイ３０６内の流体は、流体通路２３２を通ってマンウェイ２３２から周囲環境に流出し得る。

ポリマーＩＢＣ２０４は、オーバーパック２０２内に収容され得る。ポリマーＩＢＣ２０４は、例えば化学物質の保管など、化学的に耐性がある清浄環境を提供し得る。ポリマーＩＢＣ２０４は、ＩＢＣ本体２３４および突起２３６を含む。ポート２４４ａ、ｂ、ｃにより、ポリマーＩＢＣ２０４に出入りすることが可能になり得る。ポリマーＩＢＣ２０４は、１つまたは複数のポリマー材料を含み得る。一実施形態では、ポリマーＩＢＣ２０４は、全体的に１つまたは複数のポリマー材料で作られていてもよい。ポリマー材料の少なくとも１つは、容器２００内に保管される化学物質との適合性のために選択されたポリマー材料であり得る。ポリマー材料の非限定的な例には、ポリエチレン（ＰＥ）または高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）などのポリオレフィン、パーフルオロアルコキシアルカン（ＰＦＡ）などのフルオロポリマーなどが含まれる。ポリマー材料は、溶融加工可能なポリマー材料であってもよい。一実施形態では、ポリマーＩＢＣ２０４はＰＦＡを含む。一実施形態では、ポリマーＩＢＣは全体的にＰＦＡから構成される。

ＩＢＣ本体２３４は、化学物質を保管することができる容器２００内の空間を規定する。容器２００が組み立てられると、ＩＢＣ本体２３４は、オーバーパック２０２のオーバーパック本体２０８内に配置される。ＩＢＣ本体２３４は、オーバーパック２０２のオーバーパック本体２０８内の体積の大部分を占有し得る。ＩＢＣ本体２３４は、ドーム型の端部を備えたほぼ円筒形の主要部分を有していてもよい。ＩＢＣ本体２３４は、オーバーパック本体２０８の少なくとも一部に接触することができる。ＩＢＣ本体２３４は単一の部品であってもよい。ＩＢＣ本体２３４はシームレスであってもよい。ＩＢＣ本体２３４はオーバーパック２０２から取り外し可能であってもよい。

ポリマーＩＢＣ２０４は、突起２３６を含む。突起２３６は、オーバーパック２０２のオーバーパック本体２０８から延在し、マンウェイ２１８内に収容されている。突起２３６は、カバー２１０に形成された開口部２４０を通って延在する。突起２３６は、オーバーパック２０２内に含まれるポリマーＩＢＣ２０４の一部である。突起２３６はそれぞれ、開口部２４０の１つを通って延在し、カバー２１０からマンウェイ２１８に突出する。開口部２４０は、マンウェイ２１８によって囲まれるカバー２１０の開口部である。開口部はそれぞれ、突起２３６が開口部２４０を通って延在し得るような寸法になっている。例えば、開口部２４０がほぼ円形の形状を有し、突起２３６がカバー２１０を通過してマンウェイ２１８に入る円形断面を有する場合、開口部２４０は、突起２３６の直径よりも大きい直径を有していてもよい。突起２３６は、パーフルオロアルコキシアルカンまたは他の任意の適切な材料などのポリマーＩＢＣ２０４と同じ材料であってもよい。一実施形態では、突起２３６は、例えば、一体的に成形されることによって、ＩＢＣ本体２３４のシームレス構造で形成される。一実施形態では、突起２３６は、ＩＢＣ本体２３４に溶接されている。

ウェル２３８は、ＩＢＣ本体２３４の底部に形成されて、保管された化学物質を低レベルで収集することができる。一実施形態では、ポリマーＩＢＣ２０４を空にするかまたは洗浄することを容易にするために、ウェル２３８にドレーンまたはアクセスを提供することができる。一実施形態では、オーバーパック２０２は、ウェル２３８を収容するように成形された部分を含み得る。一実施形態では、オーバーパック２０２により、ウェル２３８へのアクセスが可能になり得る。

突起２３６は、開口部２４０を通過するカラー２４２によって囲まれている。カラー２４２は、突起２３６に接触できないように、開口部２４０の内面を囲んでいる。カラー２４２は、カラー２４２がその中に配置されている開口部２４０の形状に概ね従う形状を有する。カラー２４２は、１つまたは複数のポリマー材料を含むか、または１つまたは複数のポリマー材料で全体的に作られていてもよい。ポリマー材料の非限定的な例には、アセタールコポリマー（ポリオキシメチレン）、ポリエチレン、高密度ポリエチレンなどが含まれる。ポリマー材料は、ポリマーＩＢＣおよびオーバーパックの開口部と接触するときに低粒子生成を提供するように選択され得る。１つまたは複数のポリマー材料は、オーバーパック２０２に接触するときに低粒子生成を提供するために、低摩擦係数を有するポリマー材料を含み得る。容器２００のポリマーＩＢＣ内に含まれる化学物質に対する耐薬品性について、ポリマー材料の少なくとも１つが選択され得る。一実施形態では、ポリマー材料は、ＡＳＴＭ Ｄ１８９４－１４０に従って、約０．３以下の静的摩擦係数（乾燥対鋼）を有するポリマー材料であってもよい。カラー２４２は、それぞれ、ワンピース、クラムシェル、またはマルチパート構造を有することができる。カラー２４２はそれぞれ、カラー内に配置されたシール（図示せず）を含み得る。シールは、カラー２４２を通過する突起２３６に接触して、例えば、圧力または突起２３６の他の下向きの動きの間に圧力が低下するにつれて崩壊するポリマーＩＢＣのために、開口部２４０を通る突起２３６の摩擦抵抗運動を提供することができる。シールを図４に示し、以下でより詳しく説明する。カラーは、ポート２４４ａ、ｂ、ｃがマンウェイ２１８内に留まり、蓋２２６が開かれたときにアクセスできるように突起を保持しながら、開口部２４０の表面が突起２３６を摩耗するのを防ぐ。

ポート２４４ａ、２４４ｂ、および２４４ｃは、突起２３６の端に配置されている。ポート２４４ａ、ｂ、ｃの１つは、各突起２３６に設けられている。ポート２４４ａ、ｂ、ｃのそれぞれは、ポリマーＩＢＣ２０４に出入りする材料の通過を可能にし得る。一実施形態では、ポート２４４ａの１つは、ポリマーＩＢＣへのプローブの挿入を可能にする。プローブは、例えば、充填中の静電気の蓄積を防ぐための接地プローブであってもよい。プローブは、例えば、フィルターの内容物を使用することができる。一実施形態では、ポート２４４ｂは、ポリマーＩＢＣ２０４から材料を充填または除去するためのポートである。一実施形態では、ポート２４４ｂのうちの１つは、ディップチューブ２４６と通信することができる。ディップチューブ２４６は、ポリマーＩＢＣ２０４内の化学物質の充填または除去を容易にするために使用され得る。一実施形態では、ポート２４４ｃの１つは、ポリマーＩＢＣ内の圧力上昇の緩和に使用され得る。このポートは、圧力が特定の閾値圧力を超えている場合にのみポート２４４ｃを通る流体の流れを可能にする流量制限器を含んでいてもよい。一実施形態では、流量制限器はバーストディスクである。一実施形態では、閾値圧力は、約１５ｐｓｉから約１７ｐｓｉの間である。

図３は、一実施形態による容器のマンウェイの断面図を示している。容器３００はカバー３０２を含む。カバー３０２は、開口部３０４およびマンウェイ３０６を含む。カラー３０８は、開口部３０４のそれぞれに配置されている。ポリマーＩＢＣの突起３１０は、カラーを通って延在し、マンウェイ３０６内にポート３１２ａ、３１２ｂ、および３１２ｃを提示する。マンウェイ３０６は、ポート３１２ａ、ｂ、ｃおよび蓋３１６を囲む側壁３１４を含む。マンウェイ３０６はまた、流体通路３１８を含む。

カバー３０２は、容器３００を閉鎖するためのカバーである。カバー３０２は、ポリマーＩＢＣを含むオーバーパック本体に接合され得る。カバー３０２は、３０４ステンレス鋼などの鋼であってもよい。一実施形態では、カバー３０２は７ゲージまたは同様の厚さである。カバー３０２は、容器３００のオーバーパック本体の開放端に対応する形状を有する。一実施形態では、カバー３０２はディスク形状を有する。一実施形態では、カバー３０２は、上記で説明され、図１および図２に示されるように、構造的支持を提供するためにガセットを結合する複数のガセットおよびリングを含む。カバー３０２は、例えば、上記で説明され、図１および図２に示されるような取り付け点でボルトまたはねじなどの機械的締結具を使用して、オーバーパック本体に接合され得る。

開口部３０４は、カバー３０２の開口部であり、カバー３０２を通過してマンウェイ３０６に入ることを可能にする。開口部３０４は、それらの突起が開口部３０４を通って延在する突起３１０の直径よりも大きくなるように寸法決めされる。開口部３０４の表面は、例えば、バフ研磨、研磨、研削などによって平滑化されて、開口部３０４のそれぞれの鋭い角を取り除くことができる。平滑化された表面は、開口部３０４の縁の周りに面取りまたは斜角を含めることによって提供され得る。開口部３０４は、マンウェイ３０６の側壁３１４によって囲まれている。開口部３０４は、開口部が一列に配置されるように分布され得る。一実施形態では、開口部３０４の１つは、カバー３０２の中心にある。一実施形態では、カバー３０２の中心にある開口部３０４は、開口部３０４が分布する線の中心である。

カラー３０８は、突起３１０のそれぞれを取り囲み、開口部３０４と突起３１０との間に配置される。カラー３０８は、開口部３０４が突起３１０に接触することがないように、開口部３０４の内面を囲む。カラー３０８は、それがその中に配置されている開口部３０４の形状に概ね従う形状を有する。カラー３０８は、１つまたは複数のポリマー材料を含むか、または全体的に１つまたは複数のポリマー材料で作製することができる。ポリマー材料の非限定的な例には、アセタールコポリマー（ポリオキシメチレン）、ポリエチレン、高密度ポリエチレンなどが含まれる。ポリマー材料は、ポリマーＩＢＣおよびオーバーパックの開口部と接触するときに低粒子生成を提供するように選択され得る。１つまたは複数のポリマー材料は、低摩擦係数を有するポリマー材料を含み得る。容器３００のポリマーＩＢＣ内に含まれる化学物質に対する耐薬品性について、ポリマー材料の少なくとも１つが選択され得る。一実施形態では、ポリマー材料は、ＡＳＴＭ Ｄ１８９４－１４０に従って、約０．３以下の静的摩擦係数（乾燥対鋼）を有し得る。カラー３０８は、ワンピース、クラムシェル、またはマルチパート構造を有していてもよい。カラー３０８は、カラー内に配置されたシール（図示せず）を含んでいてもよい。シールは、突起３１０に接触して、例えば、圧力または突起３１０の他の下向きの動きの間に圧力が低下するにつれて崩壊するポリマーＩＢＣのために、開口部３０４を通る突起３１０の摩擦抵抗運動を提供し得る。シールを図４に示し、以下でより詳しく説明する。カラーは、ポート３１２ａ、ｂ、ｃがマンウェイ３０６内に留まり、蓋３１６が開かれたときにアクセスできるように突起を保持しながら、開口部３０４の表面が突起３１０を摩耗するのを防ぐ。

突起３１０は、オーバーパック内に含まれるポリマーＩＢＣの一部である。突起３１０はそれぞれ、開口部３０４の１つを通って延在する。突起３１０は、ペルフルオロアルコキシアルカンまたは他の任意の適切なポリマーＩＢＣ材料などのポリマーＩＢＣと同じ材料であり得る。

ポート３１２ａ、３１２ｂ、および３１２ｃは、突起３１０上に提供される。ポート３１２ａ、ｂ、ｃの１つは、各突起３１０に提供される。ポート３１２ａ、ｂ、ｃのそれぞれにより、ポリマーＩＢＣに出入りする材料の通過が可能になり得る。一実施形態では、ポート３１２ａの１つにより、ポリマーＩＢＣへのプローブの挿入が可能になる。プローブは、例えば、充填中の静電気の蓄積を防ぐための接地プローブであってもよい。一実施形態では、ポート３１２ｂは、ポリマーＩＢＣから材料を充填または除去するためのポートである。一実施形態では、ポート３１２ｂのうちの１つは、上記で説明され、図２に示されるように、ディップチューブと通信することができる。一実施形態では、ポート３１２ｃの１つは、ポリマーＩＢＣ内の圧力上昇の緩和に使用され得る。このポートは、圧力が特定の閾値圧力を超えている場合にのみポート３１２ｃを通る流体の流れを可能にする流量制限器を含んでいてもよい。一実施形態では、流量制限器はバーストディスクである。一実施形態では、閾値圧力は、約１５ｐｓｉから約１７ｐｓｉの間である。

マンウェイ３０６は、開口部３０４およびポート３１２ａ、ｂ、ｃでカバー３０２を通って延在する突起３１０の一部を取り囲む。マンウェイ３０６は、側壁３１４および蓋３１６を含む。マンウェイ３０６において、蓋３１６は、開放を容易にするためのばね補助ヒンジなどのヒンジ３２０によって側壁３１４に接合され得る。マンウェイ３０６は、蓋３１６を側壁に固定するためのＴボルトなどの機械的締結具３２２をさらに含んでいてもよい。

側壁３１４は、開口部３０４を囲む。側壁３１４は、カバー３０２から垂直に延在し得る。側壁３１４は、突起３１０が開口部３０４を通って延在する高さよりも高い高さまで垂直に延在し得る。側壁３１４は、例えば、円筒形の空間を規定し得る。側壁３１４は、３０４ステンレス鋼などの鋼であり得る。一実施形態では、側壁３１４は、７ゲージまたは同様の厚さである。

蓋３１６は、側壁３１４の寸法と一致するかまたはそれを超える寸法の蓋であり、閉じたときにマンウェイ３０６を囲むことができ、ポート３１２ａ、ｂ、ｃは、囲まれたマンウェイ３０６内に配置される。蓋３１６は、変形することなく耐圧性を向上させるためにドーム型であってもよい。蓋３１６が側壁３１４に固定されたときにマンウェイ３０６内の空間が密封されるように、側壁３１４と蓋３１６との間にシールを配置することができる。シールは単一の連続ガスケットであってもよい。

流体通路３１８は、側壁３１４を通る通路である。流体通路３１８は、閾値圧力未満の流体の通過を防止する流量制限器を含む。流量制限器は、例えば、バーストディスクであってもよい。流体が流量制限器を通過することを可能にすることができる閾値圧力は、例えば、約９ｐｓｉであってもよい。流量制限器が流体の通過を可能にする場合、加圧ガスなどのマンウェイ３０６内の流体は、流体通路３１８を通ってマンウェイ３１８から周囲環境に流出し得る。

図４Ａは、一実施形態による第１のカラーセグメント４００ａの第１の図を示す。第１のカラーセグメント４００ａは、カラー本体４０２、カラー本体４０２から外向きに延在する保持フランジ４０４、アセンブリ突起４０６ａ、およびアセンブリソケット４０８ａを含む。垂直突起４１０は、カラー本体４０２から延在する。カラー本体４０２の内面４１２は、その中に形成された溝４１４を有する。シール４１６は、カラーセグメント４００を接合することによってカラーが形成される前または後に、溝４１４に配置され得る。

カラーセグメント４００ａは、１つまたは複数のポリマー材料を含むか、または全体的に１つまたは複数のポリマー材料で作製することができる。ポリマー材料の非限定的な例には、アセタールコポリマー（ポリオキシメチレン）、ポリエチレン、高密度ポリエチレンなどが含まれる。ポリマー材料は、ポリマーＩＢＣおよびオーバーパックの開口部と接触するときに低粒子生成を提供するように選択され得る。１つまたは複数のポリマー材料は、低摩擦係数を有するポリマー材料を含み得る。一実施形態では、ポリマー材料は、ＡＳＴＭ Ｄ１８９４－１４０に従って、約０．３以下の静的摩擦係数（乾燥対鋼）を有し得る。オーバーパック内にあるポリマーＩＢＣ内に含まれる化学物質に対する耐薬品性について、ポリマー材料の少なくとも１つを選択することができる。

カラー本体４０２は、一実施形態による、ＩＢＣ用のオーバーパックのマンウェイに形成された開口部の少なくとも一部に従うように形作られた本体である。一実施形態では、カラー本体４０２は、複数のカラー本体４０２を接合することによって形成されたカラーが円形開口部に適合する寸法になるように半円を形成するように湾曲している。一実施形態では、カラー本体４０２は、リングに沿った一点で分離を有するリング形状を有し、アセンブリ突起４０６ａおよびアセンブリソケット４０８ａが分離の反対側にあり、ワンピースカラーのクラムシェル形状を形成する。一実施形態では、カラー本体４０２は半円を形成する。一実施形態では、カラー本体４０２は、円の３分の１または４分の１を形成する。一実施形態では、カラー本体４０２は、カラーがはめ込まれる開口の形状に形成される角度に対応する角度を有する角度の付いた部分を含む。

保持フランジ４０４は、カラー本体４０２から外側に延在する。保持フランジ４０４は、カラーセグメント４００ａを含むカラーが、それが配置される開口部を通過できないような寸法および形状を有する。保持フランジ４０４は、カラー本体４０２の長さを延ばし、平面図で同じ一般的な形状を有する平坦なフランジであってもよく、例えば、半円形のカラー本体４０２から延在する半円である。

アセンブリ突起４０６ａは、カラー本体４０２の一端からの突起である。アセンブリ突起４０６ａは、アセンブリソケット４０８ａなどのアセンブリソケットに機械的に結合することができるような寸法および形状である。アセンブリ突起４０６ａおよびアセンブリソケットは、締まりばめ、圧入、またはアセンブリ突起４０６ａをアセンブリソケット内に保持するための他の任意の適切な接合を形成し得る。

アセンブリソケット４０８ａは、アセンブリ突起４０６ａなどのアセンブリ突起を受け入れる寸法のソケットである。アセンブリソケット４０８ａは、締まりばめまたはアセンブリ突起４０８ａとの圧入を形成するような寸法の壁を有するなど、アセンブリ突起４０６ａとの機械的接続を形成するための特徴を含み得る。アセンブリソケット４０８ａは、アセンブリ突起４０６ａが配置されているカラー本体４０２の端部の反対側にあるカラー本体４０２の端部にあり得る。一実施形態では、アセンブリ突起４０６ａ、ｂがアセンブリソケット４０８ａ、ｂに接合される場合、１つまたは複数のねじなどの機械的締結具を使用して、カラーを一緒に固定することができる。一実施形態では、機械的締結具は、非限定的な例として、ポリエーテルエーテルケトン（ｐｏｌｙ－ｅｔｈｅｒ－ｅｔｈｅｒ－ｋｅｔｏｎｅ：ＰＥＥＫ）またはポリフッ化ビニリデン（ｐｏｌｙｖｉｎｙｌｉｄｉｎｅ ｆｌｕｏｒｉｄｅ：ＰＶＤＦ）などのポリマーねじであり得る。一実施形態では、ポリマーねじは、非限定的な例として、ガラス充填物の３０％などの充填材料を含んでいてもよい。

垂直突起４１０は、カラー本体４０２から延在する。垂直突起４１０は、カラー本体４０２の内面４１２から延在し得る。垂直突起４１２は、保持フランジ４０４の平面から離れて延在する。垂直突起は、カラー本体４０２上に配置され、カラーセグメント４００ａを含むカラーがオーバーパックの開口部に配置されたときに、垂直突起４１０が開口部を通って延在するように寸法決めされ得る。垂直突起４１０は、ポリマーＩＢＣからの突起と開口部の表面との間の接触を防ぐことができる。

内面４１２は、カラー本体４０２によって規定される形状に対して内側を向いているカラーセグメント４００ａの表面である。カラーセグメント４００ａを含むカラーが組み立てられ、カラーがオーバーパックの開口部内に配置される場合、内面４１２は開口部内にあり、その開口部内で内側を向く。一実施形態では、内面４１２は、オーバーパック、ポリマーＩＢＣ、およびカラーを含む容器が組み立てられるときに、ポリマーＩＢＣの突起に接触する。垂直突起４１０は、垂直突起４１０の内向きの表面が内面４１２の延長であるように、カラーセグメント４００ａの内面４１２から延在し得る。

内面４１２には溝４１４が形成されている。溝４１４は、カラーが組み立てられてオーバーパックの開口部内に配置されたときに、その溝４１４が垂直方向に保持フランジ４０４の上にあるように、保持フランジ４０４からオフセットして配置され得る。溝４１４は、シール４１６を収容することができるような寸法であり、シール４１６によってポリマーＩＢＣのカラーと突起との間にシールを形成することができるような深さを有する。溝４１４の深さは、シール４１６の少なくとも一部が内面４１２から内側に突出することを可能にするようなものであり得る。

シール４１６は、４００ａなどのカラーセグメントから形成されたカラーの溝４１４に配置され得る。シール４１６は、カラーの組み立て中または組み立て後に、溝４１４内に配置され得る。シール４１６は、例えば、カラーとポリマーＩＢＣの突起との間にシールを形成するためのＯリングまたは他の任意のそのような適切なシールであってもよい。一実施形態では、シール４１６は、ポリマー材料を含む。一実施形態では、シール４１６のポリマー材料は化学的に耐性がある。一実施形態では、シール４１６のポリマー材料は、熱可塑性ポリマー材料である。一実施形態では、シール４１６のポリマー材料はフルオロポリマーである

図４Ｂは、一実施形態による第２のカラーセグメント４００ｂの第２の図を示す。図４Ｂに見られるように、カラーセグメント４００ａ、ｂが互いに対して１８０度回転されると、第１のカラーセグメント４００ａのアセンブリ突起４０６ａは、第２のカラーセグメント４００ｂのアセンブリソケット４０８ｂの反対側にあり、第２のカラーセグメント４００ｂのアセンブリ突起４０６ｂは、第１のカラーセグメント４００ａのアセンブリソケット４０８ａの反対側にある。図４Ａおよび図４Ｂに示される部品は、アセンブリ突起４０６ａをアセンブリソケット４０８ｂに挿入し、アセンブリ突起４０６ｂをアセンブリソケット４０６ａに挿入することによって、接合されてカラーを形成することができる。アセンブリ突起４０６ａ、ｂおよびアセンブリソケット４０８ａ、ｂは、それらがリングなどの連続形状を形成するように、カラーセグメント４００ａ、ｂを互いに保持するための圧入または他の任意の適切な機械的係合を形成することができる。

カラーセグメント４００ａ、ｂが結合されるとき、保持フランジ４０４は、保持フランジが、カラーが開口部を通過するのを防ぐ機械的干渉を提供するように、実施形態による、オーバーパックのマンウェイの開口部を囲み得る。垂直突起４１０は、開口部の表面とポリマーＩＢＣの表面との間で、開口部を通って延在することができ、開口部とポリマーＩＢＣとの間の直接接触を防止する。シール４１６は、開口部を通って延在するポリマーＩＢＣの突起に接触し、その突起を把持することができる。シールは、カラーが所定の位置にあるときに開口部から引っ張ることができないように寸法決めされてもよく、マンウェイ内に突起を保持する。

態様：

態様１～１１のいずれかを態様１２～２０のいずれかと組み合わせることができることが理解される。

態様１ 開放端、閉鎖端、および前記開放端を囲むリップを有するオーバーパック本体と、
カバーであって、
複数の開口部と、
前記複数の開口部を囲むマンウェイであって、ドーム型の蓋と、円筒形の側壁と、所定の圧力を超える圧力を解放するように構成されたバーストディスクを含み、前記円筒形の側壁を通って延在する流路と、を含む、マンウェイと、
を含む、カバーと、
複数のカラーであって、各カラーが、前記複数の開口部のうちの１つ内に受け入れられた第１の部分と、前記カラーを受け入れる前記開口部よりも大きいリップとを含む、複数のカラーと、
を備える、オーバーパック。

態様２ 前記オーバーパック本体が金属または金属合金を含む、態様１に記載のオーバーパック。

態様３ 前記複数のカラーのそれぞれが、一緒に結合されたときに連続リングを形成する複数のピースを含む、態様１または２に記載のオーバーパック。

態様４ 前記各カラーが、ＡＳＴＭ Ｄ１８９４－１４０に従って、約０．３以下の静的乾燥対鋼摩擦係数を有するポリマー材料を含む、態様１から３のいずれか１つに記載のオーバーパック。

態様５ 前記各カラーが、前記カラーの内面に形成されたチャネルを含む、態様１から４のいずれか１つに記載のオーバーパック。

態様６ 前記各カラーの前記チャネルに配置されたシールをさらに含む、態様５に記載のオーバーパック。

態様７ 前記各開口部は、前記開口部の周囲に面取り、斜角、または丸みを帯びた角を有する、態様１から６のいずれか１つに記載のオーバーパック。

態様８ 前記ドーム型の蓋を前記マンウェイの前記円筒形の側壁に結合するばね補助ヒンジをさらに備える、態様１から７のいずれか１つに記載のオーバーパック。

態様９ 前記カバーと前記リップとの間に配置された第１のガスケットをさらに備える、態様１から８のいずれか１つに記載のオーバーパック。

態様１０ 前記ドーム型の蓋と前記円筒形の側壁の上面との間に配置された第２のガスケットをさらに備える、態様１から９のいずれか１つに記載のオーバーパック。

態様１１ 前記バーストディスクの前記所定の圧力が約９ｐｓｉである、態様１から１０のいずれか１つに記載のオーバーパック。

態様１２ ポリマー中間バルク容器（ＩＢＣ）であって、
保管空間を規定するＩＢＣ本体と、
前記ＩＢＣ本体の端にある複数の突起と、
前記複数の突起のそれぞれに設けられたポートであって、それぞれが前記保管空間と流体連通している、ポートと、
を含む、ポリマー中間バルク容器と、
前記ポリマーＩＢＣを囲むオーバーパックであって、
開放端と、閉鎖端と、前記開放端を囲むリップとを有するオーバーパック本体と、
カバーであって、
複数の開口部と、
前記複数の開口部を囲むマンウェイであって、ドーム型の蓋と、円筒形の側壁と、所定の圧力を超える圧力を解放するように構成されたバーストディスクを含み、前記円筒形の側壁を通って延在する流路と、を含むマンウェイと、
を含む、カバーと、
を含む、オーバーパックと、
複数のカラーであって、各カラーが前記複数の開口部のうちの１つ内に受け入れられる、複数のカラーと、
を備え、
前記各突起は、各突起に配置された前記各ポートが、前記マンウェイの前記円筒形の側壁内に配置されるように、前記各開口部の対応する１つを通って延在し、
前記各カラーは、前記各開口部の対応する１つの内面と、前記開口部を通って延在する前記突起の外面との間に配置される、
容器システム。

態様１３ 前記ＩＢＣ本体がフルオロポリマーを含む、態様１２に記載の容器システム。

態様１４ 前記ＩＢＣ本体および前記オーバーパックの前記本体の内面の両方に接触するように構成された複数の衝撃パッドをさらに備える、態様１２または１３に記載の容器システム。

態様１５ 前記ポートの少なくとも１つは、ポートバーストディスクを含む、態様１２から１４のいずれか１つに記載の容器システム。

態様１６ 前記ポートバーストディスクが、前記オーバーパックバーストディスクの前記所定の圧力よりも高い圧力で圧力を解放するように構成されている、態様１５に記載の容器システム。

態様１７ 前記ポートバーストディスクが、約１５ｐｓｉから約１７ｐｓｉの間の圧力で圧力を解放するように構成されている、態様１５または１６に記載の容器システム。

態様１８ 前記各カラーは、前記カラーの内面に形成されたチャネルと、前記各チャネルに配置されたシールとを含み、前記各シールは、前記ポリマーＩＢＣの前記突起の１つに接触する、態様１２から１７のいずれか１つに記載の容器システム。

態様１９ 前記複数のカラーのそれぞれが、一緒に結合されたときに連続リングを形成する複数のピースを含む、態様１２から１８のいずれか１つに記載の容器システム。

本出願で開示された例は、すべての点で例示的であり、限定的ではないと見なされるべきである。本発明の範囲は、前述の説明ではなく、添付の特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味と同等性の範囲内にあるすべての変更は、特許請求の範囲に含まれることが意図されている。

Claims (5)

1. 開放端、閉鎖端、および前記開放端を囲むリップを有するオーバーパック本体と、
   複数の開口部を含み、前記オーバーパック本体をその開放端で囲むためのカバーと、
   前記カバー上に配置され、かつ、前記複数の開口部を囲むマンウェイであって、ドーム型の蓋と、前記カバーの上面から延在する円筒形の側壁と、所定の圧力を超える圧力を解放するように構成されたバーストディスクを含み、前記円筒形の側壁を通って延在する流体通路と、を含む、マンウェイと、
   複数のカラーであって、各カラーが、前記複数の開口部のうちの１つ内に受け入れられた第１の部分と、前記カラーを受け入れる前記開口部よりも大きい保持フランジとを含む、複数のカラーと、
   を備える、オーバーパック。
2. 前記各カラーが、ＡＳＴＭ Ｄ１８９４－１４０に従って、約０．３以下の静的乾燥対鋼摩擦係数を有するポリマー材料を含む、請求項１に記載のオーバーパック。
3. 前記各カラーが、前記カラーの内面に形成されたチャネルを含む、請求項１に記載のオーバーパック。
4. 前記各カラーの前記チャネルに配置されたシールをさらに含む、請求項３に記載のオーバーパック。
5. ポリマー中間バルク容器（ＩＢＣ）であって、
   保管空間を規定するＩＢＣ本体と、
   前記ＩＢＣ本体の端にある複数の突起と、
   前記複数の突起のそれぞれに設けられたポートであって、それぞれが前記保管空間と流体連通している、ポートと、
   を含む、ポリマー中間バルク容器と、
   前記ポリマーＩＢＣを囲むオーバーパックであって、
   開放端と、閉鎖端と、前記開放端を囲むリップとを有するオーバーパック本体と、
   複数の開口部を含み、前記オーバーパック本体をその開放端で囲むためのカバーと、
   前記カバー上に配置され、かつ、前記複数の開口部を囲むマンウェイであって、ドーム型の蓋と、前記カバーの上面から延在する円筒形の側壁と、所定の圧力を超える圧力を解放するように構成されたバーストディスクを含み、前記円筒形の側壁を通って延在する流体通路と、を含むマンウェイと、
   を含む、オーバーパックと、
   複数のカラーであって、各カラーが前記複数の開口部のうちの１つ内に受け入れられる、複数のカラーと、
   を備え、
   前記各突起は、各突起に配置された前記各ポートが、前記マンウェイの前記円筒形の側壁内に配置されるように、前記各開口部の対応する１つを通って延在し、
   前記各カラーは、前記各開口部の対応する１つの内面と、前記開口部を通って延在する前記突起の外面との間に配置される、
   容器システム。

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