JP7479230B2 - ステータコア、回転電機のステータ、回転電機、回転電機のステータの製造方法、および回転電機の製造方法 - Google Patents
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Description
分割ヨーク部と、前記分割ヨーク部の内周面の周方向中央から径方向内側に向かって突出するティース部とを有する複数の分割コアを、環状に組み合わせたステータコアであって、
前記分割コアは、周方向の一端部には、軸方向に延在する凹部を備え、周方向の他端部には、軸方向に延在し、前記凹部と噛み合う凸部を備え、
周方向に隣合う2つの前記分割コアの
一方の前記凹部の軸方向に垂直な断面の輪郭を輪郭Aとし、
他方の前記凸部の軸方向に垂直な断面の輪郭を輪郭Bとするとき、
前記輪郭Aと前記輪郭Bとは、
前記ステータコアの軸方向に垂直な断面における前記ステータコアの外側の回転中心点に対して回転対称な形状であり、
前記輪郭Aと前記輪郭Bとは、前記回転中心点を中心として、前記輪郭Aと前記輪郭Bとが相対的に離れる方向に回転させても、それぞれの輪郭の軌跡が重ならず、
一方の前記凹部の軸方向に垂直な断面における径方向内側の輪郭を輪郭A2、
他方の前記凸部の軸方向に垂直な断面における径方向内側の輪郭を輪郭B2とするとき、前記輪郭A2および前記輪郭B2は、前記回転中心点を曲率中心とする弧状であり、
一方の前記凹部の軸方向に垂直な断面における径方向外側の輪郭を輪郭A3、
他方の前記凸部の軸方向に垂直な断面における径方向外側の輪郭を輪郭B3とするとき、
前記分割ヨーク部の周方向の両端面は、前記ステータコアの径方向に沿っており、
前記輪郭A3は、前記凹部を設けた前記分割ヨーク部の周方向の端面に対して垂直であり、
前記輪郭B3は、前記凸部を設けた前記分割ヨーク部の周方向の端面に対して垂直であるものである。
また、本願に開示される回転電機のステータの製造方法は、
前記分割コアを1個ずつ、隣り合う前記分割コアを前記点を中心として回転可能に装着できる複数のベースが連結された連結治具を用い、
全ての前記分割コアを前記ベースに取り付けるコア取付工程と、
前記ティース部に前記コイルを巻線する巻線工程と、
前記コイルを巻線した前記分割コアを前記連結治具に装着したまま、すべての前記分割コアを環状化する環状化工程とを有するものである。
また、本願に開示される回転電機のステータの製造方法は、
分割ヨーク部と、前記分割ヨーク部の内周面の周方向中央から径方向内側に向かって突出するティース部とを有する複数の分割コアを、環状に組み合わせたステータコアであって、
前記分割コアは、周方向の一端部には、軸方向に延在する凹部を備え、周方向の他端部には、軸方向に延在し、前記凹部と噛み合う凸部を備え、
周方向に隣合う2つの前記分割コアの
一方の前記凹部の軸方向に垂直な断面の輪郭を輪郭Aとし、
他方の前記凸部の軸方向に垂直な断面の輪郭を輪郭Bとするとき、
前記輪郭Aと前記輪郭Bとは、
前記ステータコアの軸方向に垂直な断面における前記ステータコアの外側の回転中心点に対して回転対称な形状であり、
前記輪郭Aと前記輪郭Bとは、前記回転中心点を中心として、前記輪郭Aと前記輪郭Bとが相対的に離れる方向に回転させても、それぞれの輪郭の軌跡が重ならないステータコアと、
前記ティース部に巻線されたコイルとを備える回転電機のステータの製造方法であって、前記分割コアを1個ずつ、周方向に隣合う前記分割コアを前記回転中心点を中心として回転可能に装着できる複数のベースが連結された連結治具を用い、
全ての前記分割コアを前記ベースに取り付けるコア取付工程と、
前記ティース部に前記コイルを巻線する巻線工程と、
前記コイルを巻線した前記分割コアを前記連結治具に装着したまま、すべての前記分割コアを環状化する環状化工程とを有し、
前記ティース部の周囲を、ワイヤを繰り出しながら旋回して前記コイルを形成するフライヤと、
連結治具に装着された前記分割コアを、前記フライヤの前に順送りする連結治具回転機構とを備える巻線機を用い、
前記巻線機は、同相の前記コイル間の渡り線を保持する渡り線保持機構を備え、
同相の前記コイルを連続に巻線するものである。
また、本願に開示される回転電機の製造方法は、
回転電機のステータの製造方法によって製造された回転電機のステータの内周面に、ロータの外周面を対向させて回転可能に支持するものである。
本明細書において、特に断り無く「軸方向」、「周方向」、「径方向」、「内周側」、「外周側」、「内周面」、「外周面」、というときは、それぞれ、ステータまたは分割積層コアの「軸方向」、「周方向」、「径方向」、「内周側」、「外周側」、「内周面」、「外周面」をいうものとする。また、この明細書で、特に断り無く「上」、「下」というときは、基準となる場所において、軸方向に垂直な面を想定し、その面を境界としてステータの中心点が含まれる側を「下」、その反対を「上」とする。また、高さの高低を比較する場合は、ステータの中心からの距離が長い方を「高い」とする。
図1は、回転電機100の断面図である。
図1に示すように、回転電機100は、ステータ10と、ステータ10の内周面に外周面を対向させて回転可能に支持されたロータ30と、ステータ10を収納するフレーム60とを備える。ロータ30は、ロータコア31と、ロータコア31に埋設された複数の永久磁石35をと備える。ステータ10は、環状に組み合わせた複数のコイル巻装体10Aからなる。コイル巻装体10Aの構成については後述する。
図3は、分割積層コア11A(分割コア)の平面図である。
積層コア11は、複数の分割積層コア11Aを周方向Yに、環状に配置して構成されている。複数の分割積層コア11Aの形状は、全て同一である。このように構成することによって、高価な順送プレス装置、及び複数の金型が不要となるため、安価な回転電機を提供できる。
図4Aは、隣接する分割積層コア11Aを直線状に並べたときの平面図である。
図4Bは、図4Aの丸印部分の拡大図であり、凹部12rと凸部12pの拡大図である。
図5は、連結治具50に分割積層コア11Aをセットし、コイル4の巻線を終了したコイル巻装体10Aを示す斜視図である。
コイル巻装体10Aは、分割積層コア11Aの軸方向Zの両端にインシュレータ15、16を装着し、コイル4を巻線したものである。
以下の説明において、軸方向Zは、連結治具50の軸方向と一致する。
また、周方向Yは、連結治具50のベース51A、51Bに分割積層コア11Aを装着した状態における分割積層コア11Aの周方向とする。同様に、径方向Xは、連結治具50のベース51A、51Bに分割積層コア11Aを装着した状態における分割積層コア11Aの径方向とする。
図6は、コイル4を巻線中の巻線機70を示す平面図である。連結治具50を巻線機70に取り付け、各ティース部13にコイル4を巻線している。連結治具50には、9個の分割積層コア11Aが取り付けられている。巻線機70は、ティース部13の周囲を、ワイヤ40(導体)を繰り出しながら旋回してティース部13にコイル4を形成するフライヤ71と、連結治具50に装着された分割積層コア11Aを、フライヤ71の前に順送りする連結治具回転機構72と、渡り線を保持する渡り線保持機構73とを備える。
図7は、コイル4の巻線工程、ステータ形成工程を示すフローチャートである。
まず、予め定められた個数(本実施の形態では9個)のベース51A、51Bを連結した連結治具50に対して、インシュレータ15、インシュレータ16を装着した分割積層コア11Aを軸方向Zから挿入して取り付ける(ST001:コア取付工程)。次に、連結治具50を巻線機70に取り付ける(ST002:連結治具取付工程)。
U相のコイル4を巻線するには、最初に巻線対象となるU相のコイル4(U1)を巻線するティース部13を、周方向Yに隣合う分割積層コア11Aのティース部13から遠ざけるように大きく逆反りさせて、図6と同様に配置する。すなわち、このティース部13の中心線と、両側に隣合うそれぞれのティース部13の中心線とが成す角度は60°となり、周方向Yに隣合う分割積層コア11Aは、相対的に120°回転している。その結果、フライヤ71のノズルNの旋回範囲内(図6、線Eより紙面下側)に、他の分割積層コア11Aのティース部13が干渉しない。
図8は、コイル巻装体10Aの断面模式図である。
分割積層コア11Aの一方の軸方端面には連結治具50のベース51A、51Bが接触している。分割積層コア11Aの他方の端面に装着したインシュレータ15には、渡り線溝MW、MV、MUが周方向Yに延在するように配置されており、これが軸方向Zに3つ並んでいる。3つ並んでいる理由は、異なる相の電圧がかかる渡り線W(WU、WV、WW)が、それぞれ独立した渡り線溝MW、MV、MU内に収納して配置され、それぞれの間に必要な絶縁距離を確保するためである。なお、反対側のインシュレータ16には渡り線溝はない。
図9A~図9Cは、ステータ10の環状化工程を示す図である。
図9A~図9Cでは、分割積層コア11Aのみを示しているが、実際には、全ての分割積層コア11Aは、コイル4を備え、連結治具50の上に装着されている。
全てのコイル4を形成したら、連結治具50を巻線機70から取り外し、1カ所(図9Aの分割積層コア11A1と分割積層コア11A9の間)の回転軸53を引き抜く(ST004:連結治具切り離し工程)。
また、凹部12rの輪郭A1と、凸部12pの輪郭B1との間に、僅かに隙間Sが空くように、予め設定することによって、周方向Yに隣合う分割積層コア11Aの径方向Xの内側部分を確実に接触させて、ヨーク部12の磁気抵抗を抑制できる。
以下、実施の形態2によるステータコア、回転電機のステータ、回転電機、回転電機のステータの製造方法、および回転電機の製造方法を、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図10は、連結治具50に固定された分割積層コア11Aにコイル4を巻線する状態を示す平面図である。
実施の形態1では、巻線機70は、フライヤ71を備え、ノズルNを円軌道でティース部13の周囲に旋回させてコイル4を巻線したが、本実施の形態2では、円軌道ではなく、略四角軌道で巻線をする。
図9に示すように、本実施の形態2では、ステータ10に必要な分割積層コア11Aを実施の形態1と同じ連結治具50(図10では図示省略)で連結し、これを直線状に並べた状態で巻線する。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
11A,11A1,11A9 分割積層コア、11r 溝、12 ヨーク部、
12p 凸部、12r 凹部、13 ティース部、15,16 インシュレータ、
N,N1,N2,N3 ノズル、270H ノズルヘッド、30 ロータ、
31 ロータコア、35 永久磁石、4 コイル、40 ワイヤ、50 連結治具、
51A,51B ベース、51Ah,51Bh 孔、51As,51Bs ステイ、
52 コアガイド、52p 突出部、53 回転軸、60 フレーム、70 巻線機、
71 フライヤ、72 連結治具回転機構、73 渡り線保持機構、
A,A1,A2,A3,B,B1,B2,B3 輪郭、C 回転中心点、
C2 旋回中心軸、E 線、M1,M2 矢印、MU,MV,MW 渡り線溝、
W,WU,WV,WW 渡り線、X 径方向、Y 周方向、Z 軸方向、
P1,P2,P3,Q 矢印、R 半径、S 隙間。
Claims (12)
- 分割ヨーク部と、前記分割ヨーク部の内周面の周方向中央から径方向内側に向かって突出するティース部とを有する複数の分割コアを、環状に組み合わせたステータコアであって、
前記分割コアは、周方向の一端部には、軸方向に延在する凹部を備え、周方向の他端部には、軸方向に延在し、前記凹部と噛み合う凸部を備え、
周方向に隣合う2つの前記分割コアの
一方の前記凹部の軸方向に垂直な断面の輪郭を輪郭Aとし、
他方の前記凸部の軸方向に垂直な断面の輪郭を輪郭Bとするとき、
前記輪郭Aと前記輪郭Bとは、
前記ステータコアの軸方向に垂直な断面における前記ステータコアの外側の回転中心点に対して回転対称な形状であり、
前記輪郭Aと前記輪郭Bとは、前記回転中心点を中心として、前記輪郭Aと前記輪郭Bとが相対的に離れる方向に回転させても、それぞれの輪郭の軌跡が重ならず、
一方の前記凹部の軸方向に垂直な断面における径方向内側の輪郭を輪郭A2、
他方の前記凸部の軸方向に垂直な断面における径方向内側の輪郭を輪郭B2とするとき、前記輪郭A2および前記輪郭B2は、前記回転中心点を曲率中心とする弧状であり、
一方の前記凹部の軸方向に垂直な断面における径方向外側の輪郭を輪郭A3、
他方の前記凸部の軸方向に垂直な断面における径方向外側の輪郭を輪郭B3とするとき、
前記分割ヨーク部の周方向の両端面は、前記ステータコアの径方向に沿っており、
前記輪郭A3は、前記凹部を設けた前記分割ヨーク部の周方向の端面に対して垂直であり、
前記輪郭B3は、前記凸部を設けた前記分割ヨーク部の周方向の端面に対して垂直であるステータコア。 - 前記輪郭Aと前記輪郭Bとは、前記回転中心点を中心として、前記輪郭Aと前記輪郭Bとが相対的に離れる方向に120°回転させても、それぞれの輪郭の軌跡が重ならない請求項1に記載のステータコア。
- 周方向に隣合う2つの前記分割コアの前記凸部の周方向の先端部と、前記凹部の周方向の底の間には、隙間が存在する請求項1又は請求項2に記載のステータコア。
- 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のステータコアと、前記ティース部に巻線されたコイルとを備える回転電機のステータ。
- 前記分割コアは、軸方向の両端に、前記コイルと前記分割コアとを絶縁するインシュレータを備え、
一方の前記インシュレータは、周方向に延在し、軸方向に並んだ、前記コイルの渡り線を収納する複数の渡り線溝を備える請求項4に記載の回転電機のステータ。 - 請求項4又は請求項5に記載の回転電機のステータと、前記ステータの内周面に外周面を対向させて回転可能に支持されたロータとを備える回転電機。
- 請求項4又は請求項5に記載の回転電機のステータの製造方法であって、
前記分割コアを1個ずつ、周方向に隣合う前記分割コアを前記回転中心点を中心として回転可能に装着できる複数のベースが連結された連結治具を用い、
全ての前記分割コアを前記ベースに取り付けるコア取付工程と、
前記ティース部に前記コイルを巻線する巻線工程と、
前記コイルを巻線した前記分割コアを前記連結治具に装着したまま、すべての前記分割コアを環状化する環状化工程とを有する回転電機のステータの製造方法。 - 前記ティース部の周囲を、ワイヤを繰り出しながら旋回して前記コイルを形成するフライヤと、
連結治具に装着された前記分割コアを、前記フライヤの前に順送りする連結治具回転機構とを備える巻線機を用いる請求項7に記載の回転電機のステータの製造方法。 - 前記巻線機は、同相の前記コイル間の渡り線を保持する渡り線保持機構を備え、
同相の前記コイルを連続に巻線する請求項8に記載の回転電機のステータの製造方法。 - 6極9スロットの回転電機に適用する前記ステータを製造する請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の回転電機のステータの製造方法。
- 請求項7から請求項10のいずれか1項に記載の回転電機のステータの製造方法によって製造された回転電機のステータの内周面に、ロータの外周面を対向させて回転可能に支持する回転電機の製造方法。
- 分割ヨーク部と、前記分割ヨーク部の内周面の周方向中央から径方向内側に向かって突出するティース部とを有する複数の分割コアを、環状に組み合わせたステータコアであって、
前記分割コアは、周方向の一端部には、軸方向に延在する凹部を備え、周方向の他端部には、軸方向に延在し、前記凹部と噛み合う凸部を備え、
周方向に隣合う2つの前記分割コアの
一方の前記凹部の軸方向に垂直な断面の輪郭を輪郭Aとし、
他方の前記凸部の軸方向に垂直な断面の輪郭を輪郭Bとするとき、
前記輪郭Aと前記輪郭Bとは、
前記ステータコアの軸方向に垂直な断面における前記ステータコアの外側の回転中心点に対して回転対称な形状であり、
前記輪郭Aと前記輪郭Bとは、前記回転中心点を中心として、前記輪郭Aと前記輪郭Bとが相対的に離れる方向に回転させても、それぞれの輪郭の軌跡が重ならないステータコアと、
前記ティース部に巻線されたコイルとを備える回転電機のステータの製造方法であって、前記分割コアを1個ずつ、周方向に隣合う前記分割コアを前記回転中心点を中心として回転可能に装着できる複数のベースが連結された連結治具を用い、
全ての前記分割コアを前記ベースに取り付けるコア取付工程と、
前記ティース部に前記コイルを巻線する巻線工程と、
前記コイルを巻線した前記分割コアを前記連結治具に装着したまま、すべての前記分割コアを環状化する環状化工程とを有し、
前記ティース部の周囲を、ワイヤを繰り出しながら旋回して前記コイルを形成するフライヤと、
連結治具に装着された前記分割コアを、前記フライヤの前に順送りする連結治具回転機構とを備える巻線機を用い、
前記巻線機は、同相の前記コイル間の渡り線を保持する渡り線保持機構を備え、
同相の前記コイルを連続に巻線する回転電機のステータの製造方法。
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