JP7478410B2 - 膨張弁および冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、膨張弁および冷凍サイクル装置に係り、特にエアコンなどの冷凍サイクルに備えられる膨張弁の弁振動を抑制し、異音が発生することを防ぐ技術に関する。
カーエアコンのような冷凍サイクル装置では、エバポレータ(蒸発器)の能力を十分に引き出すために膨張弁が備えられる。この膨張弁は、エバポレータの出口側配管の冷媒温度に感応してエバポレータに供給される冷媒の流れを絞り、最適流量に制御する。
一方、かかる膨張弁では、弁の開度が小さいときに弁振動が生じ、この振動によって膨張弁から異音が発生することがある。このため、下記特許文献1のような弁振動を抑制する提案が従来からなされている。
特開2019-11885号公報
ところで、上記特許文献1に記載の発明は、防振ばねにより弁支持部や作動棒の振動を拘束することにより効果的な制振が可能となる一方で、機械的拘束により制振する追加部品としての防振ばねを新たに備える必要がある。
したがって、本発明の目的は、振動発生源としての弁体自体の振動を抑制或いは低減して弁振動を抑制することができる膨張弁を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するため、本発明に係る膨張弁は、冷媒を導入する流入路に連通するとともに当該冷媒を排出する流出路にのど部を介して連通する弁室を有する弁本体と、弁室の内部に配置され、弁座に着座した閉弁状態と弁座から離間した開弁状態との間で弁座に対して進退動することにより冷媒の流量を変更する弁体と、弁体を支持する弁体支持部と、弁体支持部を介して弁体を弁座に向けて付勢する付勢部材と、弁体に接触して付勢部材による付勢力に抗し弁体を開弁方向へ移動させる作動棒と、作動棒を駆動する駆動部とを備え、作動棒の先端部が、のど部を通って弁体に接触している膨張弁であって、のど部の下流側の端部に、冷媒の流路を狭める狭窄部を形成した。
本発明は、のど部から流出路へ流れ出る冷媒が持つ慣性力によって、弁の開閉動作に対するのど部の実際の流量変化に遅れが生じ、この遅れが弁の自励振動を引き起こしあるいは増大させる原因となっていることに着目してなされたもので、のど部の出口付近の冷媒の慣性力を低減することで弁体自体が発生する振動を抑制して弁振動を抑制するものである。具体的には次のとおりである。
図7は従来の膨張弁を示すものであるが、この図に示すように弁室13と流出路22とを接続するのど部20は、内径が一定の真っ直ぐな円管状の形状を有し、作動棒19の先端部19aがのど部20を貫通して弁体15に接触している。作動棒19の先端部19aは外径が一定の円柱形状を有し、作動棒19の先端部19aと、のど部20の内壁面との間が冷媒の流路となっている。すなわち、弁体15が作動棒19に押されて弁座14から離れると、弁室13内の冷媒は弁室13からのど部20に浸入し、作動棒19とのど部20の内壁との間を通ってのど部出口20aから流出路22へ流れ出す。
一方、この開弁状態から弁体15が弁座14に向けて進行し、弁が次第に閉じられていくと、のど部20の入口(弁座部分)では、弁の開口面積(流路断面積)の減少により流量が減少しようとする。ところが、弁内を流れる冷媒は慣性力を持つため、のど部20の出口側20aでは、のど部入口の開口面積の減少に伴う流量減少に即座に追従することは出来ない。このため、弁体15によって絞られたのど部入口からの冷媒流入量に比べてのど部出口20aからの冷媒流出量が相対的に多くなり、のど部20内の圧力が一時的に低くなることによって弁室13内との圧力差が一時的に大きくなり弁体15に閉弁方向への力がかかることになる。そして、この圧力差による力が弁体15の振動を引き起こすタイミングで加わると自励振動が発生する。また、既に振動が生じている状況では振動を増大させることになる。
逆に、微小に弁が開いている状態からさらに弁が開かれていく場合には、のど部20の入口では弁の開口面積の増大により流量が増加しようとする。ところが、のど部20の出口側20aでは、のど部入口の開口面積の増大に伴う流量増加に即座に追従することは出来ない。このため、のど部入口からの冷媒流入量に比べてのど部出口20aからの冷媒流出量が相対的に少なくなり、のど部20内の圧力が一時的に高くなり弁室13内との圧力差が一時的に小さくなり弁体15に開弁方向への力がかかる。そして、この力が振動を引き起こすタイミングあるいは振動を助長するタイミングで加わると上記閉弁方向への操作時と同様に自励振動を発生させ、また振動を増大させる。
そこで本発明では、冷媒の流路断面積が小さくなるように窄めた狭窄部を、のど部の下流側の端部(のど部の出口部)に備える。狭窄部の形成により、のど部出口付近における冷媒の慣性力を小さくしその影響を抑えることができ、のど部と弁室内との圧力差の一時的な変動を低減することが出来る。これにより、自励振動の発生ならびに振動の増大を従来に比べ抑えることが可能となる。また、本発明では前記特許文献1記載の発明のように別部材(防振ばね)を新たに備える必要がないが、防振効果をさらに高めるために防振ばねを併用することも可能である。
上記狭窄部の具体的態様としては、例えば、下流に向かうに従って外径が大きくなる拡径部を作動棒の先端部に備えれば良い。また、下流に向かうに従って内径が小さくなる縮径部をのど部に備えても良い。
また、本発明に係る冷凍サイクル装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機で圧縮された冷媒を冷却して液化する凝縮器と、凝縮器で液化された冷媒を減圧膨張させる膨張弁と、膨張弁で減圧膨張された冷媒を蒸発気化する蒸発器とを備えた冷凍サイクル装置であり、膨張弁として上述した本発明に係る膨張弁を使用する。
本発明はカーエアコンに好ましく適用することが出来るものであるが、用途や適用対象はカーエアコンに限られず、ルームエアコンや冷凍機など他の様々な冷凍サイクル装置に適用することが可能である。
本発明によれば、弁体自体が発生する振動を防止ないし抑制することが出来るため、追加部品としての防振ばねに依らずとも弁振動を抑制することが出来る。
本発明の他の目的、特徴および利点は、図面に基づいて述べる以下の本発明の実施の形態の説明により明らかにする。なお、各図中、同一の符号は、同一又は相当部分を示す。また本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の変更を行うことができることは当業者に明らかである。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る膨張弁を示す縦断面図である。 図2は、前記第1実施形態に係る膨張弁(閉弁状態)ののど部(図1の符号A部分)を拡大して示す縦断面図である。 図3は、本発明の第2の実施形態に係る膨張弁(閉弁状態)ののど部を前記図2と同様に示す縦断面図である。 図4は、本発明の第3の実施形態に係る膨張弁(閉弁状態)ののど部を前記図2と同様に示す縦断面図である。 図5は、本発明の第4の実施形態に係る膨張弁(閉弁状態)ののど部を前記図2と同様に示す縦断面図である。 図6は、本発明の第5の実施形態に係る冷凍サイクル装置を示す概念図である。 図7は、従来の膨張弁(閉弁状態)ののど部を前記図2と同様に示す縦断面図である。
〔第1実施形態〕
図1から図2を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。なお、図1に上下左右の各方向を表す二次元直交座標を示しているが、以下これらの方向に基いて説明を行う。
図1から図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係る膨張弁11は、弁室13を内部に備えた弁本体12と、弁室内上部に形成された弁座14と、弁座14に対向し且つ弁座14に対して進退動(上下動)可能に設置された弁体15と、弁体15を下方から支持する弁体支持部16と、弁本体12の下面部に装着されることにより弁室13を封止するばね受け部材18と、ばね受け部材18と弁体支持部16との間に配置されて弁体支持部16を介し弁体15を弁座14に向け上方へ付勢するコイルばね(付勢部材)17と、弁体15をコイルばね17の付勢力に抗して弁座14から後退させる(下方へ移動させる)作動棒19と、弁本体12の上面部に備えられて作動棒19を上下動させるダイアフラム装置(駆動部)24とを有する。なお、作動棒19は、弁本体12の内部において上下方向に延び、上端をダイアフラム装置24に接続し、下端を弁体15に接触させてある。
また弁本体12は、弁室13に冷媒を導入する流入路21と、弁室13から弁11の外部へ冷媒を排出する流出路22と、弁本体12の上部を左右に貫通するように冷媒を流通させる戻り流路23とをさらに備えている。なお、戻り流路23と上記ダイアフラム装置24の詳細については、本実施形態の膨張弁11を使用する後述の第5実施形態において説明する。
また弁本体12は、弁室13(弁座14)と流出路22を接続するのど部20を有する。のど部20は、本実施形態では水平断面が円形で一定の内径を有する円管状に形成してある。また、当該のど部20には作動棒19の先端部19aが挿通されている。
流入路21と流出路22とは、弁室13およびのど部20を介して互いに連通するが、コイルばね17の上方への付勢力によって弁体15が弁座14に当接し着座した閉弁状態(図1および図2に示す状態)では流入路21と流出路22とは連通せずに遮断状態となる。一方、作動棒19の下方への押圧力により弁体15が下方へ移動し弁座14から離れると、流入路21と流出路22とが連通する。これにより、流入路21を通って弁室13の内部に流入した冷媒は、弁座14と弁体15の間を通り抜けてのど部20に浸入し、のど部20を通過した後、のど部出口20aから流出路22内に流れ込み、流出路22を通って膨張弁11の外へ排出されエバポレータ64(後述の図6参照)に導入される。そして、弁体15と弁座14との距離が変更されることにより冷媒の流量が調整される。
また、作動棒先端部13aの上端部には、冷媒の流路を狭める狭窄部31を形成してある。この狭窄部31は、本実施形態では、のど部20内に配置される作動棒先端部13aを、作動棒本体部19b(作動棒19の上側部分)より小さな一定の外径を有する丸棒状の円柱部190と、当該円柱部190の上端から徐々に外径が大きくなるようなテーパ状の外周面を有する逆円錐台形のテーパ部191とにより形成し、テーパ部191がのど部20の下流側の端部(上端部)に位置するように配置する。
このように構成することで本実施形態によれば、作動棒19とのど部20の内壁面との間に形成される冷媒の流路をのど部20の上端部において先細りにする(言い換えれば、のど部上端部において冷媒の流路断面積を小さくする)ことができ、のど部出口20a付近における冷媒の慣性力を低減することが出来る。したがって、前述したようなのど部20と弁室13内との一時的な圧力差の変動を低減することができ、自励振動の発生ならびに振動の増大を防振ばね或いは従来に比べ抑えることが可能となる。また、本実施形態によれば作動棒先端部13aの形状を変更するだけで良く、防振ばねのような別部材を新たに備える必要がないから、部品点数や製造工程数の増加を招くこともない。但し、特異条件においても有効に弁振動の発生を防止したい等の要望に従い、防振ばねを併用することを妨げるものではない。
〔第2実施形態〕
図3を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態では、前記第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して重複した説明を省略し、相違点を中心に説明を行う(以降の実施形態についても同様)。
本発明の第2実施形態に係る膨張弁は、前記第1実施形態と同様に作動棒19の先端部19aを特有の形状にして狭窄部を形成したものであるが、第1実施形態と異なり、作動棒先端部19a全体を逆円錐台形状にして狭窄部31を形成した。
すなわち、前記第1実施形態と同様に内径が一定の円管状ののど部20を貫通する作動棒先端部19aを、下流(上方)へ向かうに従って外径が大きくなるテーパ状の外周面192を備えるものとした。これにより、のど部20内の冷媒流路をのど部20の出口20aに向かうにつれ断面積が小さくなるようにすることができ、のど部出口20aに狭窄部31を形成することが出来る。
〔第3実施形態〕
図4を参照して本発明の第3の実施形態について説明すると、前記第1および第2実施形態では作動棒19に特有の形状を備えることで狭窄部31を形成したが、本実施形態に係る膨張弁では、のど部側を従来と異なる形状とすることで狭窄部31を形成する。
具体的には、図4に示すように下流(上方)へ向かうにつれ、すなわちのど部出口20aに向かうにつれ内径が小さくなるようなテーパ面200と、当該テーパ面200の上縁から垂直上方へ延びる内径が一定で且つのど部20の下部の内径より小さな内径を有するリング状の小径内壁面201とによりのど部20の上端部を構成する。なお、のど部20に挿通される作動棒先端部19aは、外径が一定の円柱状の形状を有する。
このような狭窄部31によっても前記第1および第2実施形態と同様にのど部出口20a付近における冷媒流路を狭めることができ、当該部分の冷媒の慣性力を低減させることが出来る。
〔第4実施形態〕
図5を参照して本発明の第4の実施形態について説明すると、本実施形態に係る膨張弁は、前記第3実施形態と同様にのど部側を従来と異なる形状とすることで狭窄部31を形成したものである。
具体的には、図5に示すようにのど部20の内壁面全体をのど部出口20aに向けて先細りになるように窄めたテーパ面202とし、これにより狭窄部31を形成した。なお、のど部20に挿通される作動棒先端部19aは、前記第3実施形態と同様に外径が一定の円柱状の形状を有する。
〔第5実施形態〕
本発明の第5の実施形態として前記第1実施形態の膨張弁11を用いた冷凍サイクル装置について説明する。
図6に示すようにこの冷凍サイクル装置41は、冷媒を圧縮するコンプレッサ(圧縮機)42と、コンプレッサ42で圧縮された冷媒を冷却して液化するコンデンサ(凝縮器)43と、コンデンサ43で液化された冷媒を減圧膨張させる膨張弁11と、膨張弁11で減圧膨張された冷媒を蒸発気化するエバポレータ(蒸発器)44とを備え、膨張弁として前記第1実施形態に係る膨張弁11を使用する。
かかる冷凍サイクル装置41では、コンプレッサ42で加圧された冷媒は、コンデンサ43で液化されて膨張弁11に送られる。また、膨張弁11で断熱膨張された冷媒はエバポレータ44に送り出され、エバポレータ44で、エバポレータ44の周囲を流れる空気と熱交換される。エバポレータ44から戻る冷媒は、膨張弁11の戻り流路23を通ってコンプレッサ42へ戻される。
膨張弁11には、コンデンサ43から高圧の冷媒が供給される。より具体的には、コンデンサ43から送られた高圧冷媒は、流入路21を通って弁室13に流れ込む。コイルばね17によって弁体15が弁座14に押し付けられて着座した閉弁状態にあれば、弁室13と流出路22とが連通していないから、弁室13内の冷媒は膨張弁11から排出されない。
一方、コイルばね17の付勢力に抗して作動棒19が下方へ移動し、弁体15を弁座14から後退させると、弁室13と流出路22とが連通状態(開弁状態)となり、弁室13内の冷媒が流出路22から排出されてエバポレータ44へ送り出される。かかる作動棒19の動作は、弁本体12の上面部に備えられたダイアフラム装置24により行われる。
ダイアフラム装置24は、上蓋部材25と、中央部に開口を有する受け部材26と、上蓋部材25と受け部材26との間に配置されたダイアフラム(図示せず)とを備える。そして、上蓋部材25とダイアフラムとによって囲まれる第1空間には、作動ガスを充填してある。また、ダイアフラムには作動棒19の上端が接続されており、第1空間内の作動ガスが液化されると、作動棒19はダイアフラムによって上方へ引き上げられ、液化された作動ガスが気化されると、作動棒19はダイアフラムによって下方へ押し下げられる。このようにして、膨張弁11の開弁状態と閉弁状態との間の切り換えが行われる。
また、ダイアフラムと受け部材26との間の第2空間は、前記受け部材中央の開口を通じて戻り流路23と連通している。このため、戻り流路23を流れる冷媒の温度と圧力に応じて、第1空間内の作動ガスの相(気相か液相か)が変化し、この変化に応じて作動棒19が駆動される。このようにして膨張弁11では、エバポレータ44から膨張弁11に戻る冷媒の温度と圧力に応じて、膨張弁11からエバポレータ44に向けて供給される冷媒の量が自動的に調整される。
また、本実施形態の冷凍サイクル装置41では、前記第1実施形態の膨張弁11を使用しているため、自励振動の発生ならびに振動の増大を抑え、異音の発生を防ぐことが出来る。
なお、本実施形態に係る冷凍サイクル装置では、第1実施形態の膨張弁11を使用したが、当該膨張弁11以外にも他の実施形態に係る膨張弁あるいは本発明に基いて構成可能な他の膨張弁を用いることも可能である。
11 膨張弁
12 弁本体
13 弁室
14 弁座
15 弁体
16 弁体支持部
17 コイルばね(付勢部材)
18 ばね受け部材
19 作動棒
19a 作動棒の先端部
19b 作動棒の本体部
20 のど部
20a のど部出口
21 流入路
22 流出路
23 戻り流路
24 ダイアフラム装置
25 上蓋部材
26 受け部材
31 狭窄部
41 冷凍サイクル装置
42 コンプレッサ(圧縮機)
43 コンデンサ(凝縮器)
44 エバポレータ(蒸発器)
190 円柱部
191 テーパ部
192 テーパ状の外周面
200,202 テーパ面
201 小径内壁面

Claims (4)

  1. 冷媒を導入する流入路に連通するとともに当該冷媒を排出する流出路にのど部を介して連通する弁室を有する弁本体と、
    前記弁室の内部に配置され、弁座に着座した閉弁状態と前記弁座から離間した開弁状態との間で前記弁座に対して進退動することにより前記冷媒の流量を変更する弁体と、
    前記弁体を支持する弁体支持部と、
    前記弁体支持部を介して前記弁体を前記弁座に向けて付勢する付勢部材と、
    前記弁体に接触して前記付勢部材による付勢力に抗し前記弁体を開弁方向へ移動させる作動棒と、
    前記作動棒を駆動する駆動部と
    を備え、
    前記作動棒の先端部が、前記のど部を通って前記弁体に接触し
    前記のど部の下流側の端部に、前記冷媒の流路を狭める狭窄部を形成した
    膨張弁であって、
    下流に向かうに従って内径が小さくなる縮径部を前記のど部に備えることにより前記狭窄部を形成し、
    前記のど部に挿通される前記作動棒の先端部は、外径が一定の円柱形状を有する
    ことを特徴とする膨張弁。
  2. 前記縮径部は、前記のど部の下流側端部に形成され、下流に向かうにつれ内径が小さくなるテーパ面であり、
    前記のど部は、前記テーパ面の下流側の縁から延び、前記のど部における前記縮径部より上流側の内径より小さい内径を有するリング状の小径内壁面を有する
    請求項1に記載の膨張弁。
  3. 前記のど部の内壁面全体を、前記のど部の下流端まで先細りになるように窄めたテーパ面とすることで、前記縮径部が形成される
    請求項1に記載の膨張弁。
  4. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機で圧縮された前記冷媒を冷却して液化する凝縮器と、
    前記凝縮器で液化された前記冷媒を減圧膨張させる膨張弁と、
    前記膨張弁で減圧膨張された前記冷媒を蒸発気化する蒸発器と
    を備えた冷凍サイクル装置であって、
    前記膨張弁が、前記請求項1から3のいずれか一項に記載の膨張弁であることを特徴とする冷凍サイクル装置。
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