JP7478265B2

JP7478265B2 - 冠動脈内に冠動脈ステントを位置付けするかまたは血管内超音波法のためにカテーテルトランスジューサを引張るためのデバイスの本体

Info

Publication number: JP7478265B2
Application number: JP2022581518A
Authority: JP
Inventors: ボリソビチトラペズニコフブラジーミル
Original assignee: セブンソンズリミティド
Priority date: 2020-06-30
Filing date: 2020-12-07
Publication date: 2024-05-02
Anticipated expiration: 2040-12-07
Also published as: US20230200971A1; GB202219329D0; GB2611245B; RU2746110C1; IL299475A; EP4173600A1; BR112022026702A2; JP2023532338A; CN116018114A; GB2611245A; WO2022005323A1; RU2746110C9

Description

本発明は、血管内冠動脈ステント留置術を行なうために送達システム上で最も正確で迅速かつ安全な形で冠動脈ステントを位置付けするかまたは血管内超音波法（ＩＶＵＳ）のためにカテーテルトランスジューサを引張るために、医学において使用するのに好適なデバイスの本体に関する。

カテーテルトランスジューサを引張るために該デバイスが使用される場合、このようなカテーテルトランスジューサは、冠動脈ステント送達システムの代りにほぼ同じ方法で該デバイス内に設置される。

血管内イメージングのためには、誘導用カテーテルは、このカテーテルを遠位の動脈に向かって狭くなる標的を通って引張ることができるように、冠動脈口の内部に好適に設置される。デバイスは、それが冠動脈ステント送達システム上で通常設置されているのと同じ方法で、デジタルＩＶＵＳカテーテル上に設置される。Ｒｅｖｏｌｕｔｉｏｎ（Ｖｏｌｃａｎｏ（Ｐｈｉｌｉｐｓ））タイプの機械式トランスジューサまたは他の類似のデバイスは、それらの引張りメカニズムに特有の特徴に起因して、現在、使用不可能である。デバイスは、伝送用カテーテルの近位区分、すなわち伝送用カテーテルがワイヤを用いてステーションまたは内蔵インタフェースに接続されている区分に可能なかぎり近く位置付けされる。トランスジューサは、標的セグメントよりも３０～４０ｍｍさらに遠位の距離まで、ガイドを通って移動させられる。適切なゾーン内に来た時点で、デバイスはデジタルＩＶＵＳカテーテル上で固定され、この時点でデバイス本体は、この区分の高精度推定のためのステント位置付け手順に類似の手順を用いて、ゆっくりとデバイスを移動させるべく回転させられる。

医療機器市場で知られているのは、同じ出願人が提案している冠動脈内にステントを位置付けするためのデバイス（ロシア国特許発明第２５９８７９８号明細書、ロシア国特許発明第２６５２７３２号明細書、ロシア国特許発明第２６５００３８号明細書、ロシア国特許発明第２６６１０９２号明細書、ロシア国特許発明第２７１０２１６号明細書：特許文献１～５）であり、このようなデバイスの本体は、以下のような利点を有する提案対象の発明と異なるものである；
－留め具およびリングに起因して、かつ部品を噛合させるための膠着剤を全く必要としないことを理由として、デバイス本体の組立てが容易かつ短時間である；
－留め具および多数のテーパ付き突起、ならびにデバイス本体の前方部分内のその噛合するテーパ付き孔に起因して、製品の強度がさらに高い；
－リテーナが動作するときのデバイス本体の前方部分の剛性がさらに大きく、このような剛性は、厚い壁の縁部に沿って作られた可能なかぎり最大数のテーパ付き突起および噛合するテーパ付き孔と共に、リテーナラグゾーン内の本体の前方切頭部分のより厚い壁によって提供されている；
－デバイスの内側で送達システム上に冠動脈ステントを位置付けるための管の必要性が全くなく、このような位置付けは、本体の前方切頭部分の内側のフィレットおよび本体の後方端部部分上の面取り、およびそれらの中央孔内のランナによって提供されている；
－ガイドを相互連結する追加の壁によって提供されるランナガイドの剛性がさらに大きいために、冠動脈ステントの位置付け中の製品の性能が改善されている；
－テーパ付き突起および噛合するテーパ付き孔と共に、ガイドの端部に具備された横断方向壁に起因して、本体の前方部分のランナのためのガイドの接着の必要性がなく、噛合力が増強されている；
－カテーテルトランスジューサを引張るためにデバイス本体を使用することが可能である；
－重複ゾーン内の本体の後方部分の内部側の縁部に沿った追加の長手方向スロットおよび長手方向突起に起因して、本体の後方部分の半分の結合剛性がさらに大きい；
－デバイス本体の後方部分の端部において突起によりしっかりと保定された留め具に起因して、術中のデバイス本体の無欠性が維持される；
－冠動脈ステントが位置付けされるかまたはカテーテルトランスジューサが引張られている場合に、部品係合に起因して、リングを用いてデバイス本体の後方部分を容易に回転させることができる；
－冠動脈ステントが位置付けされている場合に、内部ネジ山ゾーン内の本体の後方部分の外部側上の長手方向突起および留め具上の内部ガイドに起因して、留め具は、本体の後方部分の周りで変位することができない；
－デバイスの本体が組立てられている場合、本体の後方部分との関係において留め具を正確に位置付けする必要がなく；内部ネジ山ゾーン内でデバイス本体の後方部分の外部側にある特別な形状の長手方向突起に起因して、組立てが簡単で速い；
－極端の位置にリテーナラグを保持するように設計され、リテーナラグのための開口部内に具備された点状壁突起に対し一定の角度に向けられた壁に起因して、リテーナを閉じるための術者の指に対する負荷が低減される。

請求対象の発明は、産業上利用可能である。

ロシア国特許発明第２５９８７９８号明細書ロシア国特許発明第２６５２７３２号明細書ロシア国特許発明第２６５００３８号明細書ロシア国特許発明第２６６１０９２号明細書ロシア国特許発明第２７１０２１６号明細書

本発明の主題は、送達システム上で冠動脈内に冠動脈ステントを位置付けするかまたは血管内超音波法のためのカテーテルトランスジューサを引張るためのデバイスの本体にある。

本体は、ラグと共に肥厚を伴うリテーナ、本体の後方円筒形部分の内部二条ネジと係合するように設計された二条ネジを伴いかつ一方の側で本体の内側のガイドに沿った運動のために使用される二条ネジを伴う送達システムを収容するための孔を伴うランナ、ならびに他方の側でランナ上にネジ留めされるべくネジ式キャップ内に設置された、ランナの端部のおよびキャップの内側の類似の表面に対応する円錐形状でかつ端部の表面を伴って内側に送達システムを位置付けするための孔を有する弾性ブッシングを伴う送達システムを収容するための孔を有するキャップ、で構成されている。

本体内に収容されているメカニズムは、本明細書中では請求対象の発明を例示しより良く理解させることのみを目的として引用されている同じ出願人の独立の特許（特許文献４、ロシア国特許発明第２６６１０９２号明細書）の主題である。

デバイス本体は、２つの構成要素で構成され、そのうちの一方は、本質的に、その一方の側の切頭された前方部分およびその反対の側の円筒形部分、より小さい直径の平滑な円筒形部分およびランナのためのガイドを含む部品であり、前記構成要素は、本体の前方部分を形成し、他方の構成要素は、第１の構成要素の平滑な円筒形部分の上に配設された部品および内部二条ネジと面取りされた端面とを伴う後方部品を含み、前記構成要素は本体の後方部分を形成している。

本体の前方部分は、その前方側で切頭されており、連続的にその反対側において、円筒形部分、より小さい直径の平滑な円筒形部分ならびに横断方向壁により相互連結され、テーパ付き孔を有し本体半分を結合するためにテーパ付き突起と噛合する横断方向壁が端部に備ったランナガイドの形で延在している。

本体の前方切頭部分は、外科医の左手の指により保持されるように適応され、この目的で外科医がデバイスを所望の位置に固定できるようにする陥凹を備えており、これらの陥凹は、冠動脈カテーテルを固定するためのパッドとしても役立つ。冠動脈ステント送達システムおよびカテーテルトランスジューサのより便利な配設のために、本体の前方切頭部分の中の壁は、術者の左手の指のための陥凹とは反対の内部側に丸味が付けられており、ここで送達システムが中に設置される孔の口と前記壁が接触している。

リテーナラグのための方形の開口部が、本体の前方円筒形部分の両側に具備されており、本体の前方部分の壁は、リテーナラグのための開口部の間の区分内でより厚くなっている。各々の方形開口部内で、２つの点状突起が、一方の側で、リテーナラグの幅に等しい距離のところに正しく位置設定され、リテーナラグを極端の位置にそしてリテーナを閉鎖位置に保持するように設計されており、各々の突起は、リテーナの開放位置の側で突起に対し一定の角度に向けられた平坦な壁を有し、この壁に沿って、リテーナラグは、それが位置を変えた場合に摺動し、これによって、メカニズムを閉じるためにリテーナラグを回転させるために術者の手が加えるべき力は減少させられる。

本体の平滑な前方円筒形部分は、その上に好適な形で組付けられたリングを有する。

リングは、その内部周囲全体に沿って作られ、本体の後方部分の半分を結合する目的でリテーナの側でこれらの半分の周囲に沿って位置設定された噛合する突起を収容するように設計された陥凹を有する。

リングの外部周囲上には、本体の後方部分の前方端部の噛合する突起を収容するために、台形スロットが具備されており、前記突起は、台形形状を有し、その自発的回転を防止するためにリング内に本体の後方部分を固定するように設計されており、その一方で術者がリングにより本体の前方部分との関係において本体の後方部分を回転させることができるようにしている。

ランナガイドの側で本体の前方部分の平滑な円筒形部分の端面の周囲に沿って、点状要素を伴う円筒形スロットが作られ、前記円筒形スロットは、二条ネジを伴う表面の側で本体の後方部分の平滑な内部円筒形表面の周囲に沿って作られた点状要素を伴う噛合する突起と結合するように設計されている。

本体の後方円筒形部分は、長手方向突起ならびに、その内部側で、平滑な円筒形表面のゾーン内の半分の縁部に沿って位置設定され、本体の後方部分の半分を結合させるために使用される噛合する長手方向スロットを有する。

リテーナ側で周囲に沿って本体の後方部分の平滑な内部円筒形表面上に配設された点状要素は、本体の回転可能な部分の間の摩擦を削減するように設計されている。

点状要素を伴う円筒形突起が、平滑な内部表面と、本体の後方部分の内部二条ネジを伴う表面との間で周囲に沿って具備されて、ランナガイド側で本体の前方部分の平滑な円筒形部品の円筒形スロットと係合し、本体の後方円筒形部分がその軸を中心として回転できるようにしている。

長手方向突起は、本体の後方部分の外部表面上に作られ、突起の端部は、本体の後方部分全体にわたって嵌合された留め具を心出しし、留め具の自発的回転を防止するために、反対方向に平滑に湾曲している。留め具の端面の周囲に沿った孔の中に留め具を固定するための突起が、本体の後方端面上に位置設定されている。

留め具は、内部二条ネジのゾーン内で本体の後方部分全体にわたり嵌合されている。

留め具は本質的に、反対方向に平滑に湾曲した端部を有し留め具をしっかりと取付けるのに用いられる噛合する長手方向突起が外部側に具備されている本体の後方部分の外部表面に対する止まり嵌めを保証するべく全長に沿って内部長手方向ガイドを伴う中空円筒である。

留め具端面の周囲に沿って作られた孔は、本体の後方部分の端面の周囲に沿って噛合する突起を用いて本体の後方部分の表面上に留め具を固定するのに役立つ。

本体内に設置されたデバイスの中に冠動脈ステント送達システムまたはカテーテルトランスジューサを導入するために、本体の前方部分、ランナ、キャップ、弾性ブッシングおよび本体の後方部分の端面内に貫通孔が作られる。

送達システム上の冠動脈ステントまたは中央貫通孔内のデバイスの内側のカテーテルトランスジューサの位置付けを容易にするために、ランナ端面の側および本体の後方部分は面取りされている。

本体は、圧力注型プラスチック製であり、各々２つの半分で構成された前方部分と後方部分を含む。

本体の前方部分および後方部分の各半分は、一体注型され、２つの半分は、本体の前方部分および後方部分の内部縁部に沿ってかつランナガイドの端部で横断方向壁上に作られたテーパ付き突起および噛合するテーパ付き孔を用いて、メカニズムの組立て後に結合される。可能なかぎり最多数のテーパ付き突起および噛合するテーパ付き孔が、本体の前方部分のテーパ付き突起の上およびリテーナラグ用の開口部間のゾーン内に作られる。

本体の前方部分の半分は、本体全体の内部縁部に沿って作られたテーパ付き突起および噛合するテーパ付き孔、ならびにガイドの端部で横断方向壁内に作られたテーパ付き突起および噛合するテーパ付き孔を用いて、結合される；本体の前方部分の半分が結合された後、ランナのためのガイドの側で本体の前方部分の平滑な円筒形部分全体にわたり、リングが嵌合され、前記リングは陥凹を有し、この陥凹内に本体の後方部分の半分の半円の噛合する突起が挿入され、一方、リングの外部周囲上に作られた台形スロット内には、本体の前方部分の半円上の噛合する台形突起が挿入され、その時点で半分は結合され、こうして本体の前方部分の平滑な円筒形部分は、本体の平滑な後方円筒形部分の半分の中に収容され、このとき、本体の後方部分の平滑な内部部分と内部二条ネジを有する部分の間に位置設定された点状要素を伴う円筒形突起は、ランナガイドの側で本体の前方部分の平滑な円筒形部分の円筒形スロット内に挿入されており、半分は、本体の後方部分内に作られたテーパ付き突起および噛合するテーパ付き孔ならびに本体の後方部分の半分の外縁上の長手方向スロットおよび長手方向突起を用いて、本体の前方部分と同じ要領で結合させられて、本体の前方部分との重複接合部を形成し、その時点で、円筒形留め具は、それが本体の後方円筒形部分上に固定されて、突起の端部が反対方向に平滑に湾曲している状態でその内部長手方向ガイドが外部長手方向突起の間に位置付けされることになるまで、端面の側で二条ネジを伴う本体の後方部分全体にわたり摺動させられる。

発明の実施形態２
本発明のこの実施形態によると、本体の後方部分の外部表面は、平滑に湾曲した端部を有する長手方向突起は無いものの留め具の内部表面上に内部長手方向突起を伴って、平滑であってよく；この場合の留め具は、部品の表面摩擦および留め具の変形によって提供される力によって、本体の後方部分上に固定される。この場合の留め具は、留め具が本体の後方部分上に緊密嵌合できるようにする直径を有する。

発明の実施形態３
本発明のこの実施形態によると、本体の後方端面には、留め具を固定するための周囲に沿った突起が全く無い可能性があり、留め具は、噛合用孔を全く有していなくてよく、この場合、１つの部品は、摩擦力および留め具変形に起因する緊密嵌合によって、他の部品との関係において固定されている。

図１は、デバイス本体の全体図である。図２はデバイス本体の側面図である。図３は本体の上面図である。図４は、デバイス本体の全体図である。図５は留め具無しのデバイス本体の図である。図６は、リテーナを伴う本体の断面図である。図７は、オフセットネジ山を伴う本体の断面図である。図８は、留め具を伴う本体の断面図である。図９は、本体の後方部分と結合された前方部分の全体図である。図１０は、デバイスの分解組立全体図である。

ここで、添付図面と併せて考慮したその具体的実施形態に関連して、本発明をさらに詳細に説明する。

デバイスの本体は、２つの構成要素で構成されており、そのうちの一方の構成要素は本質的に、その一方の側の前方切頭部分４（図１、図２）およびその反対の側の円筒形部分７（図１、図１０）、より小さな直径の平滑な円筒形部分９（図１０）、送達システムまたはカテーテルトランスジューサのための貫通孔２１（図４、図７）を伴う面取り３７（図８）付きのランナ２４（図６、図７、図８、図１０）用ガイド１３（図８、図１０）を含む部品であり、本体の前方部分１（図１、図３、図５、図６、図８、図９、図１０）を構成し、他方の構成要素は、第１の構成要素の平滑な円筒形部分９（図１０）全体の上に配設された部品および、送達システムまたはカテーテルトランスジューサのための貫通孔２１（図４、図７）を伴う端面３８（図８）上の面取り１６（図８）および内部二条ネジ２０（図７、図８、図１０）を伴う後方部品を含み、前記第２の構成要素は、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）を構成する。

本体の前方部分は、一方の側で切頭されておりかつ、反対の側では円筒形部分７（図１、図１０）、より小さい直径の平滑な円筒形部分９（図１０）および、長手方向壁４４（図８、図１０）により相互連結されかつテーパ付き孔４６（図６）を有し本体の半分を結合するべくテーパ付き突起４７（図６）と噛合している横断方向壁４５（図７、図１０）が本体の端面側上の端部において具備されているランナ２４（図６、図７、図８、図１０）用のガイド１３（図８、図１０）の形で連続的に延在している前方部分４（図１、図２）である。

本体の前方切頭部分４（図１、図２）は、外科医の左手の指により保持されるように適応されており、この目的で、外科医がデバイスを所望の位置に固定できるようにする陥凹５（図１、図２、図３）を備えており、これらの陥凹５（図１、図２、図３）は同様に冠動脈カテーテルを固定するためのパッドとしても役立つ。冠動脈ステント送達システムまたはカテーテルトランスジューサのより便利な配設のために、本体の前方切頭部分４（図１、図２）内の壁４３（図７、図８）は、送達システムが中に設置される孔６の口と前記壁が接触する術者の左手の指のための陥凹５（図１、図２、図３）とは反対の内部側で丸味が付けられている。

リテーナ２８（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図７、図８、図９、図１０）のラグ３０（図１、図２、図３、図４、図１０）のための方形の開口部８（図１０）が、本体１（図１、図３、図５、図６、図８、図９、図１０）の前方円筒形部分の両側に具備されており、前記孔の間のゾーンの中で、前方切頭部分４（図１、図２）の近くの本体１（図１、図３、図５、図６、図８、図９、図１０）の前方部分の壁は、肥厚４１（図１、図２、図３、図４、図５、図８、図９）を有している。各々の方形開口部８（図１０）内で、２つの点状突起１０（図２、図４、図９）が、一方の側で、リテーナ２８（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図７、図８、図９、図１０）のラグ３０（図１、図２、図３、図４、図１０）の幅に等しい距離のところに位置設定され、前記突起は、リテーナ２８（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図７、図８、図９、図１０）のラグ３０（図１、図２、図３、図４、図１０）を極端の位置にそしてリテーナ２８（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図７、図８、図９、図１０）を閉鎖位置に正しく保持するように設計されており、各々の突起は、リテーナの開放位置の側で突起１０（図２、図４、図９）に対し一定の角度に向けられた１つの平坦な壁５４（図９）を有し、この壁に沿って、リテーナ２８（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図７、図８、図９、図１０）のラグ３０（図１、図２、図３、図４、図１０）は、それが位置を変えた場合に摺動し、これによって、メカニズムを閉じるためにリテーナ２８（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図７、図８、図９、図１０）のラグ３０（図１、図２、図３、図４、図１０）を回転させるために術者の手が加えるべき力は減少させられる。

本体の平滑な前方円筒形部分９（図１０）は、その上に好適な形で組付けられたリング３４（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図９、図１０）を有する。

リング３４（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図９、図１０）は、その内部周囲全体に沿って作られ本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の半分を結合する目的でリテーナ２８（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の側でこれらの半分の周囲に沿って位置設定された噛合する突起５０（図５、図６、図１０）を収容するように設計された陥凹３５（図７、図８、図１０）を有する。

リング３４（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図９、図１０）の外部周囲上には、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の前方端部の噛合する突起５１（図１、図３、図４、図５、図９、図１０）を収容するために、台形スロット３６（図４、図１０）が具備されており、前記突起は、台形形状を有し、その自発的回転を防止するためにリング３４（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図９、図１０）内に本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）を固定するように設計されている。

ランナ２４（図６、図７、図８、図１０）ガイド１３（図８、図１０）の側で本体の前方部分９（図１０）の平滑な円筒形部分の端面の周囲に沿って、点状要素１２（図１０）を伴う円筒形スロット１１（図１０）が作られ、前記円筒形スロットは、二条ネジ２０（図７、図８、図１０）を伴う表面の側で本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の平滑な内部円筒形表面の周囲に沿って作られた点状要素１９（図１０）を伴う噛合する突起１８（図１０）と結合するように設計されている。

本体の後方円筒形１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）部分は、長手方向突起４９（図６、図９）ならびに、その内部側で、平滑な円筒形表面ゾーン内の半分の縁部に沿って位置設定され、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の半分を結合させるために使用される噛合する長手方向スロット４８（図６、図９）を有する。

リテーナ側で周囲に沿って本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の平滑な内部円筒形表面上に配設された点状要素１７（図１０）は、本体の回転可能な部分の間の摩擦を削減するように設計されている。

点状要素１９（図１０）を伴う円筒形突起１８（図１０）が、平滑な内部表面と、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の内部二条ネジ２０（図７、図８、図１０）を伴う表面との間で周囲に沿って具備されて、ランナ２４（図６、図７、図８、図１０）のガイド１３（図８、図１０）の側で本体の前方部分９（図１０）の平滑な円筒形部品の円筒形スロット１１（図１０）と係合し、本体の後方円筒形１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）部分がその軸を中心として回転できるようにしている。

長手方向突起５２（図５、図１０）は、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の外部表面上に作られ、端部５３（図５、図１０）は、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）全体にわたって嵌合された留め具３１（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）を心出しし、留め具の自発的回転を防止するために、反対方向に平滑に湾曲している。留め具３１（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）の端面の周囲に沿った孔３２（図３、図４）の中に留め具３１（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）を固定するための突起１５（図３、図４、図５、図８）が、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の端面３８（図８）上に位置設定されている。

留め具３１（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）は、内部二条ネジ２０（図７、図８、図１０）のゾーン内で本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）全体にわたり嵌合されている。

留め具３１（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）は本質的に、反対方向に平滑に湾曲した端部５３（図５、図１０）を伴う噛合する長手方向突起５２（図５、図１０）が外部側に具備されている本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図１０）の外部表面に対する止まり嵌めを保証するべく全長に沿って内部長手方向ガイド３３を伴う中空円筒であり、前記突起は、留め具（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）をしっかりと取付けるのに用いられる。

留め具３１（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）の端面の周囲に沿って作られた孔３２（図２、図４）は、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の端面３８（図８）の周囲に沿って噛合する突起１５（図３、図４、図５、図８）を用いて本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の表面上に留め具３１（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）を固定するのに役立つ。

本体内に設置されたデバイス内に冠動脈ステント送達システムを導入するかまたはカテーテルトランスジューサを引張るために、本体の前方部分１（図１、図３、図５、図６、図８、図９、図１０）、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の端面３８、ランナ２４（図６、図７、図８、図１０）、キャップ４０（図６、図７、図８、図１０）、および弾性ブッシング３９（図１０）内に貫通孔６（図６）、２１（図４、図７）および２５（図７、図８）が作られる。

送達システム上の冠動脈ステントまたは中央貫通孔６（図６）、中央孔２１（図４、図７）、中央孔２５（図７、図８）内のデバイスの内側のカテーテルトランスジューサの位置付けを容易にするためにランナ２４（図６、図７、図８、図１０）の端面上に、孔２５（図７）を伴う面取り３７（図８）が行なわれる一方で、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の端面３８（図８）上には、孔２１（図７）を伴う面取り４２（図８）が行なわれる。

本体は、圧力注型プラスチック製の前方部分１（図１、図３、図５、図６、図８、図９、図１０）および後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）を含み、メカニズムが組立てられた後に結合される２つの同一の半分で構成されている。

本体の前方部分は、本体の前方部分１（図１、図３、図５、図６、図８、図９、図１０）のテーパ付き突起２２（図６）の上に作られた可能なかぎり最多数のテーパ付き突起３（図６）および噛合するテーパ付き孔２（図６）、リテーナ２８（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図７、図８、図９、図１０）のラグ３０（図１、図２、図３、図４、図１０）の間のゾーン内のテーパ付き突起５５（図６）および噛合するテーパ付き孔５６（図６）および、本体の前方部分１（図６）のランナ２４（図６、図７、図８、図１０）のガイド１３（図８）の端部にある横断方向壁（図７、図１０）上の噛合するテーパ付き孔４７（図６）を伴うテーパ付き突起４６（図６）と共に、本体の前方部分１（図１、図３、図５、図６、図８、図９、図１０）の内部縁部に沿って作られたテーパ付き突起２（図６）、５５（図６）および噛合するテーパ付き孔３（図６）を用いて、組立てられ、こうして接合の信頼度はさらに高まる。

本体の前方部分１（図１、図３、図５、図６、図８、図９、図１０）の半分が結合された後、リング３４（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図９、図１０）は、ランナ２４（図６、図７、図８、図１０）のためのガイド１３（図８）の側で本体の前方部分の平滑な円筒形部分９（図１０）全体にわたり嵌合され、前記リングは陥凹３５（図７、図８、図１０）を有し、この陥凹内に本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の半分の半円の噛合する突起５０（図６、図１０）が挿入され、一方、リング３４（図２、図３、図４、図７、図８、図９、図１０）の外部周囲上に作られた台形スロット３６（図１０）内には、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の前方部分の半円上の噛合する台形突起５１（図１、図３、図４、図５、図９、図１０）が挿入され、その時点で半分は結合され、こうして本体の前方部分９（図１０）の平滑な円筒形部分は、本体の平滑な後方円筒形部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の半分の中に収容され、ここで本体の後方部分１４（図１０）の平滑な内部部分と内部二条ネジ２０（図１０）を有する部分の間に位置設定された点状要素１９（図１０）と円筒形突起１８（図１０）は、ランナガイドの側で本体の前方部分９（図１０）の平滑な円筒形部分の点状要素１２（図１０）を伴う円筒形スロット１１（図１０）内に挿入されており、半分は、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）内に作られたテーパ付き突起２２（図６）および噛合するテーパ付き孔２３（図６）を用いて、かつ本体の後方部分平滑な後方内部部品の半分の縁部に沿った長手方向スロット４８（図６、図１０）および長手方向突起４９（図６、図１０）を用いて、本体の前方部分と同じ要領で結合させられて、本体の前方部分１（図１、図３、図５、図６、図８、図９、図１０）との重複接合部を形成し、その時点で、円筒形留め具３１（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）は、それが本体の後方円筒形部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）上に固定されて、突起の端５３（図５、図１０）部が反対方向に平滑に湾曲している状態でその内部長手方向ガイド３３（図１０）が外部長手方向突起５２（図５、図１０）の間に位置付けされることになるまで、端面３８（図８）の側の内部二条ネジ２０（図７、図８、図１０）のゾーン内で本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）全体にわたり摺動させられる。

発明の実施形態２
本発明のこの実施形態によると、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）の外部表面は、平滑に湾曲した端部５３（図５、図１０）を有する外部長手方向突起５２（図５、図１０）は無いものの留め具３１（図１０）の内部表面上に内部長手方向突起３３（図１０）を伴って平滑であってよく；この場合の留め具３１（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）は、部品の表面摩擦および留め具の変形によって提供される力によって、本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図５、図６、図８、図９、図１０）上に固定される。この場合の留め具３１（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）は、留め具が本体の後方部分１４（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図９、図１０）上に緊密嵌合できるようにする直径を有する。

発明の実施形態３
本発明のこの実施形態によると、本体の後方端面３８（図８）には、留め具３１（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）を固定するための周囲に沿った突起１５（図３、図８）が全く無い可能性があり、留め具３１（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）は、前記突起１５（図３、図８）を収容するための噛合用孔３２（図２、図４）噛合用孔を全く有していなくてよく、この場合、１つの部品は、摩擦力および留め具３１（図１、図２、図３、図４、図７、図８、図１０）変形よって提供される緊密嵌合によって、他の部品との関係において固定されている。

１本体の前方部分
２本体の前方部分のテーパ付き突起
３本体の前方部分のテーパ付き孔
４本体の前方部分の切頭部分
５フィンガ用陥凹
６本体の前方部分内の送達システムおよびカテーテルトランスジューサ用の孔
７本体の前方部分の円筒形部分
８本体の前方円筒形部分内のリテーナラグ用開口部
９本体の前方部分の平滑な円筒形部分
１０リテーナラグを保持するための点状突起
１１本体の前方部分の平滑な円筒形部分の円筒形スロット
１２本体の前方部分の円筒形スロットの点状要素
１３ランナガイド
１４本体の後方部分
１５留め具を固定するための周囲に沿った本体の後方端面上の突起（図３）
１５留め具を固定するための突起（図８）
１６本体の後方端面の面取り
１７本体の平滑な内部後方部分の点状要素
１８円筒形突起
１９円筒形突起の点状要素
２０ランナとの係合のための本体の後方部分の内部二条ネジ（図８）
２０本体の後方部分の内部二条ネジ（図１０）
２１冠動脈ステント送達システムおよびカテーテルトランスジューサのための貫通孔（図４）
２１本体の端面内の冠動脈ステント送達システムおよびカテーテルトランスジューサのための貫通孔（図７）
２２本体の後方部分のテーパ付き突起
２３本体の後方部分のテーパ付き孔
２４ランナ
２５冠動脈ステント送達システムおよびカテーテルトランスジューサのためのランナ内の貫通孔（図７）
２５送達システムまたはカテーテルトランスジューサのためのランナ内の孔（図８）
２６本体の後方部分の内部表面のネジ山と係合するためのランナ突起（図７）
２６本体の後方部分の内部表面のネジ山と係合するためのランナガイド（図１０）
２７本体の前方部分のガイド用突起
２８リテーナ
２９リテーナの肥厚
３０リテーナラグ
３１留め具（図１、２、３、１０）
３１円筒形留め具（図８）
３２本体の後方部分に対し取付けるための留め具端面の周囲に沿った孔
３３留め具上の内部長手方向突起
３４本体の後方部分を固定するためのリング
３５本体の後方部分の半分を結合するためのリングの内部周囲に沿った陥凹
３６本体の後方部分を固定するためのリングの台形スロット
３７ランナ内の送達システムおよびカテーテルトランスジューサ用孔
３８本体の後方部分の端面
４０キャップ
４１リテーナラグのための開口部間のゾーン内の本体の前方部分の肥厚壁
４２本体の後方部分内の送達システムのための孔を伴う面取り（図４）
４２本体の後方部分内の送達システムおよびカテーテルトランスジューサ用孔（図８）
４３内部側上で丸味の付いた本体の前方部分のテーパ付き孔の壁
４４本体の前方部分のガイドを結合するための長手方向壁
４５本体の前方部分のガイドの端部にある横断方向壁
４６ガイド端部にある横断方向壁のテーパ付き突起
４７ガイド端部にある横断方向壁のテーパ付き孔
４８本体の平滑な内部後方部分の長手方向スロット
４９本体の平滑な内部後方部分の長手方向突起
５０リングにより結合するための本体の後方部分の半分の周囲に沿った突起
５１リングと係合するための本体の後方部分の台形突出部（図１）
５１リング内に固定するための本体の後方部分の台形突起（図３）
５１リングにより固定するための本体の後方部分の半分の台形突起（図４、５、９、１０）
５２留め具を心出しするための本体の後方部分の外部側の長手方向突起
５３本体の後方部分の外部表面上の長手方向突起の平滑に湾曲した端部
５４リテーナラグのための方形開口部内の点状突起の平坦な壁
５５本体の前方部分の肥厚壁のテーパ付き突起
５６本体の前方部分の肥厚壁のテーパ付き孔

Claims

冠動脈内に冠動脈ステントを位置付けするかまたは血管内超音波法のためのカテーテルトランスジューサを引張るのに好適なデバイスの本体において、ラグを伴うリテーナ、内部に送達システムを収容するための開口部を伴うランナおよび面取りされた後方部分を含み、前記ランナには、前記本体の後方円筒形部分の内部ネジ山と係合するための突出部および一方の側で前記本体の内側のガイドに沿って移動するための突出部、ならびにキャップおよび前記ランナの内側の表面に一致するテーパが付きかつ端部の表面を伴う内部孔を伴う弾性ブッシングを有する孔を伴うキャップが具備されており、前記弾性ブッシングが、反対の側でランナ上にネジ留めされるように前記キャップ内に位置されており、ここで前記本体が２つの半分でできた前方部分および後方部分で構成されており；前記本体の前記前方部分が、その一方の側で切頭されており、その反対の側で、各開口部内に点状突起を伴うリテーナラグ用の複数の開口部を伴う円筒形部分、より小さい直径の平滑な円筒形部分およびガイドの前に点状要素を伴う円筒形スロットを伴うランナガイドの形で連続的に延在しており、一方前記本体の前記後方部分は、円筒形に作られ、周囲に沿って点状要素を有する内部平滑表面および、周囲に沿って二条ネジを伴う表面を有し、ここで点状要素を伴う円筒形の突起が、前記内部平滑表面と周囲に沿って前記二条ネジを伴う前記表面との間に具備されており、前記後方部分の端面が面取りを有し、前記デバイスの内部に前記送達システムまたは血管内超音波法用の前記カテーテルトランスジューサを導入するために前記前方部分および前記後方部分の前記端面の中に貫通孔が作られており、
前記本体が：
壁が前記送達システムまたはカテーテルトランスジューサを収容するための挿入孔の口と隣接している場所において術者の左手の指用の陥凹とは反対側の内部側にある前記本体の前記前方部分内の丸味の付いた壁、
前記本体の前記前方部分の前記リテーナラグのための前記開口部の間のゾーン内にある肥厚壁、
前記リテーナラグのための前記開口部内の前記点状突起に対して一定の角度で位置設定された平坦な壁、
台形のスロット内では前記本体の前記後方部分の前記半分の台形突起が前記本体の前記後方部分の前記半分を固定するように位置設定されている一方で、前記本体の前記後方部分の半分の突起は前記本体の前記後方部分の前記半分を結合するべく前記周囲に沿って位置設定されている、陥凹を有する前記本体の前記前方部分の前記平滑な円筒形部分上に回転可能な形で組付けられたリング、
中央孔の近くの前記面取りされたランナおよびテーパ付き突起および噛合するテーパ付き孔が具備された、前記ランナガイドを連結する長手方向壁および前記ガイドの端部にある横断方向壁、
を含む前記本体の前記前方部分と；
前記本体の半分を連結するための前記本体の前記半分の内部平滑表面の縁部に沿った長手方向突起および噛合するスロット、
留め具の内部表面の周囲に沿って長手方向の突起を係合するために前記二条ネジを伴うゾーン内で前記本体の外部表面上で反対方向に湾曲した端部を有する長手方向の突起、
前記留め具の端部の孔に取り付けるための前記本体の前記後方部分の端面の円周に沿った突起、
を含む、前記本体の前記後方部分と；
前記二条ネジを伴う前記本体の前記後方部分の前記ゾーン内で前記本体の外部表面上に位置設定され、前記反対方向に湾曲した前記端部を有する長手方向の突起を係合するための前記内部表面の前記周囲に沿った長手方向の突起、
前記留め具を保持するために、前記本体の前記後方部分の前記端面の前記周囲に沿って前記突起内に取付けることを目的とする前記本体の前記後方部分の前記端面に取付けるための前記端面内の孔、
が具備された、中空円筒の形状を有する前記留め具と、
で構成されていることを特徴とする、デバイスの本体。
冠動脈内に冠動脈ステントを位置付けするかまたは血管内超音波法のためのカテーテルトランスジューサを引張るのに好適なデバイスの本体において、ラグを伴うリテーナ、内部に送達システムを収容するための開口部を伴うランナおよび面取りされた後方部分を含み、前記ランナには、前記本体の後方円筒形部分の内部ネジ山と係合するための突出部および一方の側で前記本体の内側のガイドに沿って移動するための突出部、ならびにキャップおよび前記ランナの内側の表面に一致するテーパが付きかつ端部の表面を伴う内部孔を伴う弾性ブッシングを有する孔を伴うキャップが具備されており、前記弾性ブッシングが、反対の側でランナ上にネジ留めされるように前記キャップ内に位置されており、ここで前記本体が２つの半分でできた前方部分および後方部分で構成されており；前記本体の前記前方部分が、その一方の側で切頭されており、その反対の側で、各開口部内に点状突起を伴うリテーナラグ用の複数の開口部を伴う円筒形部分、より小さい直径の平滑な円筒形部分およびガイドの前に点状要素を伴う円筒形スロットを伴うランナガイドの形で連続的に延在しており、一方前記本体の前記後方部分は、円筒形に作られ、周囲に沿って点状要素を有する内部平滑表面および、周囲に沿って二条ネジを伴う表面を有し、ここで点状要素を伴う円筒形の突起が、前記内部平滑表面と周囲に沿って前記二条ネジを伴う前記表面との間に具備されており、前記後方部分の端面が面取りを有し、前記デバイスの内部に前記送達システムまたは血管内超音波法用の前記カテーテルトランスジューサを導入するために前記前方部分および前記後方部分の前記端面の中に貫通孔が作られており、
前記本体が：
壁が前記送達システムまたはカテーテルトランスジューサを収容するための挿入孔の口と隣接している場所において術者の左手の指用の陥凹とは反対側の内部側にある前記本体の前記前方部分内の丸味の付いた壁、
前記本体の前記前方部分の前記リテーナラグのための前記開口部の間のゾーン内にある肥厚壁、
前記リテーナラグのための前記開口部内の前記点状突起に対して一定の角度で位置設定された平坦な壁、
台形のスロット内では前記本体の前記後方部分の前記半分の台形突起が前記本体の前記後方部分の前記半分を固定するように位置設定されている一方で、前記本体の前記後方部分の半分の突起は前記本体の前記後方部分の前記半分を結合するべく前記周囲に沿って位置設定されている、陥凹を有する前記本体の前記前方部分の前記平滑な円筒形部分上に回転可能な形で組付けられたリング、
中央孔の近くの前記面取りされたランナおよびテーパ付き突起および噛合するテーパ付き孔が具備された、前記ランナガイドを連結する長手方向壁および前記ガイドの端部にある横断方向壁、
を含む前記本体の前記前方部分と；
前記本体の半分を連結するための前記本体の前記半分の内部平滑表面の縁部に沿った長手方向突起および噛合するスロット、
留め具の内部表面の周囲に沿って長手方向の突起を係合するために前記二条ネジを伴うゾーン内で前記本体の外部表面上で反対方向に湾曲した端部を有する長手方向の突起、
前記留め具の端部の孔に取り付けるための前記本体の前記後方部分の端面の円周に沿った突起、
を含む、前記本体の前記後方部分と；
前記留め具を保持するために、前記本体の前記後方部分の前記端面の前記周囲に沿って前記突起内に取付けることを目的とする前記本体の前記後方部分の前記端面に取付けるための前記端面内の孔、
が具備された、中空円筒の形状を有する前記留め具と、
で構成されており、
前記本体の前記後方部分の外部表面が平滑であり、前記本体の前記後方部分の外部表面上で反対方向に平滑に湾曲した長手方向突起を全く有していないことを特徴とする、デバイスの本体。
冠動脈内に冠動脈ステントを位置付けするかまたは血管内超音波法のためのカテーテルトランスジューサを引張るのに好適なデバイスの本体において、ラグを伴うリテーナ、内部に送達システムを収容するための開口部を伴うランナおよび面取りされた後方部分を含み、前記ランナには、前記本体の後方円筒形部分の内部ネジ山と係合するための突出部および一方の側で前記本体の内側のガイドに沿って移動するための突出部、ならびにキャップおよび前記ランナの内側の表面に一致するテーパが付きかつ端部の表面を伴う内部孔を伴う弾性ブッシングを有する孔を伴うキャップが具備されており、前記弾性ブッシングが、反対の側でランナ上にネジ留めされるように前記キャップ内に位置されており、ここで前記本体が２つの半分でできた前方部分および後方部分で構成されており；前記本体の前記前方部分が、その一方の側で切頭されており、その反対の側で、各開口部内に点状突起を伴うリテーナラグ用の複数の開口部を伴う円筒形部分、より小さい直径の平滑な円筒形部分およびガイドの前に点状要素を伴う円筒形スロットを伴うランナガイドの形で連続的に延在しており、一方前記本体の前記後方部分は、円筒形に作られ、周囲に沿って点状要素を有する内部平滑表面および、周囲に沿って二条ネジを伴う表面を有し、ここで点状要素を伴う円筒形の突起が、前記内部平滑表面と周囲に沿って前記二条ネジを伴う前記表面との間に具備されており、前記後方部分の端面が面取りを有し、前記デバイスの内部に前記送達システムまたは血管内超音波法用の前記カテーテルトランスジューサを導入するために前記前方部分および前記後方部分の前記端面の中に貫通孔が作られており、
前記本体が：
壁が前記送達システムまたはカテーテルトランスジューサを収容するための挿入孔の口と隣接している場所において術者の左手の指用の陥凹とは反対側の内部側にある前記本体の前記前方部分内の丸味の付いた壁、
前記本体の前記前方部分の前記リテーナラグのための前記開口部の間のゾーン内にある肥厚壁、
前記リテーナラグのための前記開口部内の前記点状突起に対して一定の角度で位置設定された平坦な壁、
台形のスロット内では前記本体の前記後方部分の前記半分の台形突起が前記本体の前記後方部分の前記半分を固定するように位置設定されている一方で、前記本体の前記後方部分の半分の突起は前記本体の前記後方部分の前記半分を結合するべく前記周囲に沿って位置設定されている、陥凹を有する前記本体の前記前方部分の前記平滑な円筒形部分上に回転可能な形で組付けられたリング、
中央孔の近くの前記面取りされたランナおよびテーパ付き突起および噛合するテーパ付き孔が具備された、前記ランナガイドを連結する長手方向壁および前記ガイドの端部にある横断方向壁、
を含む前記本体の前記前方部分と；
前記本体の半分を連結するための前記本体の前記半分の内部平滑表面の縁部に沿った長手方向突起および噛合するスロット、
留め具の内部表面の周囲に沿って長手方向の突起を係合するために前記二条ネジを伴うゾーン内で前記本体の外部表面上で反対方向に湾曲した端部を有する長手方向の突起、
を含む、前記本体の前記後方部分と；
前記二条ネジを伴う前記本体の前記後方部分の前記ゾーン内で前記本体の外部表面上に位置設定され、前記反対方向に湾曲した前記端部を有する長手方向の突起を係合するための前記内部表面の前記周囲に沿った長手方向の突起、
が具備された、中空円筒の形状を有する前記留め具と、
で構成されており、
前記留め具の前記端面が、その周囲に沿っていかなる孔も有しておらず、一方前記本体の前記後方部分の前記端面は、その周囲に沿っていかなる噛合する突起も有していないことを特徴とする、デバイスの本体。