JP7474804B2 - 建具装置及びこの建具装置の設置方法 - Google Patents
建具装置及びこの建具装置の設置方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7474804B2 JP7474804B2 JP2022099551A JP2022099551A JP7474804B2 JP 7474804 B2 JP7474804 B2 JP 7474804B2 JP 2022099551 A JP2022099551 A JP 2022099551A JP 2022099551 A JP2022099551 A JP 2022099551A JP 7474804 B2 JP7474804 B2 JP 7474804B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- vertical frame
- frame
- opening
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 16
- 238000009434 installation Methods 0.000 title description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000004566 building material Substances 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
このような建具装置において、前記ドア枠は、左右の縦枠、これら縦枠の上端部間を連結する横枠等によって構成される。前記縦枠は、その下端側が床面等に埋め込まれたり、平らな床面上に載置されたりし、床面よりも上側は、上下方向に間隔を置いた複数の連結部材により、周囲の躯体側建材に接続される。
横幅方向に間隔を空けた左右の縦枠と、これら縦枠間で開閉動作する開閉体とを備え、前記左右の縦枠のうちの少なくとも一方の縦枠の下端側に支持部材が固定され、この支持部材が下方側不動面に対し止着されるようにした建具装置であって、前記縦枠は、下端に開口を有する中空状に形成され、前記支持部材は、前記開口を塞ぐようにして前記縦枠の内面に嵌り合っていることを特徴とする建具装置。
本明細書中、「見付け方向」とは、建具枠10の横幅方向(図1の左右方向)を意味する。また、「見込み方向」とは、「見付け方向」に略直交する枠厚の方向(図2の左右方向)を意味する。
また、「開口幅方向」とは、開閉体20により開閉される開口部の横幅方向を意味し、本実施態様によれば、「見付け方向」と同方向である。
また、「枠内側」とは、枠状に構成される建具枠10の内側を意味する。「枠外側」とは、前記枠内側に対する逆側であって建具枠10の外側を意味する。
この建具装置1は、正面視逆さ凹状の建具枠10と、この建具枠10内の開口部を開閉する開閉体20とを具備する。
各縦枠11は、下端に開口11a(図5参照)を有するとともに側方にも開口11b(図3参照)を有する中空状に形成され、図示例によれば、略C字状の横断面を上下方向にわたって長尺状に連続している。
各基板31は、硬質金属製の板状部材である。この基板31の一端側と他端側は、それぞれ、二つの突片部11c,11cの内側に適宜な固定手段(例えば、溶接やねじ止め、リベット止め)により固定される。
各接続具32は、基板31と躯体側部材33を連結するものであり、例えば、特許文献1に開示される連結部材を用いればよい。
この支持部材13は、縦枠11の下端の開口11aを塞ぐようにして縦枠11の内面に嵌り合う板状の嵌合部13aと、縦枠11の側方の開口11bから縦枠11の外部へ延出された延出部13bとを一体に有する(図3及び図4参照)。延出部13bには、貫通状の止着孔13b1が複数設けられる。
さらに他例としては、縦枠11の下端側を曲げ加工する等して、縦枠11の下端側に支持部材13を一体に形成することも可能である。
このような構成によれば、縦枠11を立設し、壁材35を設置していない状態では、延出部13b及び止着孔13b1が、外部に露出するため、これら延出部13b及び止着孔13b1に対する手作業等が容易である。例えば、止着孔13b1に止着具14を挿通し、この止着具14を下方側不動面Gに止着する作業等が容易である。
この設置方法には、縦枠11の下端側に支持部材13を固定する工程と、支持部材13を下方側不動面に止着する工程とを含む。
この後、支持部材13の止着孔13b1に止着具14(例えば、ネジやボルト、リベット等)が挿通され、この止着具14によって支持部材13が下方側不動面Gに止着固定される(図6(d)及び図7参照)。
また、横枠12も、縦枠11と同様に、基板31及び接続具32を介して躯体側部材33に固定される(図2参照)
したがって、開閉体20の開閉時の振動が縦枠11に加わった場合でも、縦枠11の下端側がぐらつくようなことを防ぐことができる。
なお、上記実施形態によれば、一体的に構成した縦枠11及び支持部材13を、下方側不動面Gに立設し固定するようにしたが、他の設置方法としては、図8(a)(b)に示すように、縦枠11とは別体の支持部材13を、止着具14によって下方側不動面Gに止着固定した後、この支持部材13に対し縦枠11の下端側を嵌め合わせて、これら支持部材13と縦枠11を適宜な固定手段(例えば、溶接やねじ止め、リベット止め)により一体化するようにしてもよい。
すなわち、支持部材13の好ましい態様としては、少なくとも縦枠11の内面に嵌め合わせる部分の上下寸法tを、縦枠11枠の板厚よりも大きくする。
このようにすれば、支持部材13と縦枠11が比較的広い面積で密接するため、これら支持部材13と縦枠11の接合強度を向上することができる。
この場合、ヒンジ16を有する側(図示例によれば右側)の縦枠11に支持部材13を具備するのが好ましい。このようにすれば、開閉体20の開閉による振動がヒンジ16を介して縦枠11に伝達した場合に、この振動による縦枠11の下端側のぐらつきを効果的に抑制することができる。
以上のとおり、上記実施形態では以下の発明を開示している。
(1)
横幅方向に間隔を空けた左右の縦枠と、これら縦枠間で開閉動作する開閉体とを備えた建具装置であって、前記左右の縦枠のうちの少なくとも一方の縦枠の下端側に支持部材が固定され、この支持部材が下方側不動面に対し止着されるようにしたことを特徴とする建具装置(図1~図8参照)。
(2)
前記縦枠は、下端に開口を有する中空状に形成され、前記支持部材は、前記開口を塞ぐようにして前記縦枠の内面に嵌り合っていることを特徴とする(1)に記載の建具装置(図2及び図3参照)。
(3)
前記支持部材は、少なくとも前記縦枠の内面に嵌め合わせる部分の上下寸法が、前記縦枠の板厚よりも大きいことを特徴とする(2)に記載の建具装置(図9参照)。
(4)
前記縦枠は、下端に開口を有するとともに側方にも開口を有する中空状に形成され、前記支持部材は、前記縦枠の下端の開口を塞ぐようにして前記縦枠の内面に嵌り合う嵌合部と、前記縦枠の側方の開口から外部へ延出した延出部とを一体に有し、前記延出部が、下方側不動面に対し止着されるようにしたことを特徴とする(1)又は(2)に記載の建具装置(図3、図4及び図6参照)。
(5)
前記縦枠の下端側に前記支持部材を固定する工程と、前記支持部材を下方側不動面に止着する工程とを含むことを特徴とする(1)~(4)何れかに記載の建具装置の設置方法(図6~図7参照)。
(6)
一体状の前記縦枠と前記支持部材を下方側不動面に載置した後、前記支持部材を前記下方側不動面に止着することを特徴とする(1)~(4)何れかに記載の建具装置の設置方法(図5~図6参照)。
(7)
前記縦枠を側方の不動部位に固定した後に、前記支持部材を前記下方側不動面に止着するようにしたことを特徴とする(6)に記載の建具装置の設置方法(図6参照)。
(8)
前記支持部材を下方側不動面に止着した後、前記支持部材に対し前記縦枠を固定するようにしたことを特徴とする請求項5記載の建具装置の設置方法(図8参照)。
10:建具枠
11:縦枠
13:支持部材
13a:嵌合部
13b:延出部
20:開閉体
32:接続具
33:躯体側部材(不動部位)
G:下方側不動面
Claims (7)
- 横幅方向に間隔を空けた左右の縦枠と、これら縦枠間で開閉動作する開閉体とを備え、
前記左右の縦枠のうちの少なくとも一方の縦枠の下端側に支持部材が固定され、この支持部材が下方側不動面に対し止着されるようにした建具装置であって、
前記縦枠は、下端に開口を有する中空状に形成され、
前記支持部材は、前記開口を塞ぐようにして前記縦枠の内面に嵌り合っていることを特徴とする建具装置。 - 前記支持部材は、少なくとも前記縦枠の内面に嵌め合わせる部分の上下寸法が、前記縦枠の板厚よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の建具装置。
- 横幅方向に間隔を空けた左右の縦枠と、これら縦枠間で開閉動作する開閉体とを備え、
前記左右の縦枠のうちの少なくとも一方の縦枠の下端側に支持部材が固定され、この支持部材が下方側不動面に対し止着されるようにした建具装置であって、
前記縦枠は、下端に開口を有するとともに側方にも開口を有する中空状に形成され、
前記支持部材は、前記縦枠の下端の開口を塞ぐようにして前記縦枠の内面に嵌り合う嵌合部と、前記縦枠の側方の開口から外部へ延出した延出部とを一体に有し、
前記延出部が、下方側不動面に対し止着されるようにしたことを特徴とする建具装置。 - 横幅方向に間隔を空けた左右の縦枠と、これら縦枠間で開閉動作する開閉体とを備え、
前記左右の縦枠のうちの少なくとも一方の縦枠の下端側に支持部材が固定され、この支持部材が下方側不動面に対し止着されるようにした建具装置の設置方法であって、
一体状の前記縦枠と前記支持部材を下方側不動面に載置し、前記縦枠を側方の不動部位に固定した後に、前記支持部材を前記下方側不動面に止着するようにしたことを特徴とする建具装置の設置方法。 - 前記縦枠の下端側に前記支持部材を固定する工程と、前記支持部材を下方側不動面に止着する工程とを含むことを特徴とする請求項1~3何れか1項記載の建具装置の設置方法。
- 一体状の前記縦枠と前記支持部材を下方側不動面に載置した後、前記支持部材を前記下方側不動面に止着することを特徴とする請求項1~3何れか1項記載の建具装置の設置方法。
- 前記支持部材を下方側不動面に止着した後、前記支持部材に対し前記縦枠を固定するようにしたことを特徴とする請求項5記載の建具装置の設置方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022099551A JP7474804B2 (ja) | 2022-06-21 | 2022-06-21 | 建具装置及びこの建具装置の設置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022099551A JP7474804B2 (ja) | 2022-06-21 | 2022-06-21 | 建具装置及びこの建具装置の設置方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024000699A JP2024000699A (ja) | 2024-01-09 |
JP7474804B2 true JP7474804B2 (ja) | 2024-04-25 |
Family
ID=89451728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022099551A Active JP7474804B2 (ja) | 2022-06-21 | 2022-06-21 | 建具装置及びこの建具装置の設置方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7474804B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002349139A (ja) | 2001-05-24 | 2002-12-04 | Takeshi Watabe | 建具枠の下枠と縦枠の構造と取り付け方法 |
JP5031629B2 (ja) | 2008-03-18 | 2012-09-19 | 西川ゴム工業株式会社 | ドアウエザーストリップ |
US20150013250A1 (en) | 2012-02-06 | 2015-01-15 | Luigi D'AGOSTINI | Door frame anchor |
-
2022
- 2022-06-21 JP JP2022099551A patent/JP7474804B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002349139A (ja) | 2001-05-24 | 2002-12-04 | Takeshi Watabe | 建具枠の下枠と縦枠の構造と取り付け方法 |
JP5031629B2 (ja) | 2008-03-18 | 2012-09-19 | 西川ゴム工業株式会社 | ドアウエザーストリップ |
US20150013250A1 (en) | 2012-02-06 | 2015-01-15 | Luigi D'AGOSTINI | Door frame anchor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2024000699A (ja) | 2024-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7474804B2 (ja) | 建具装置及びこの建具装置の設置方法 | |
KR20150045807A (ko) | 오픈조인트공법용 기능성 외장마감재 고정장치 | |
KR101545267B1 (ko) | 건축용 와이어 커튼월 | |
JP5147749B2 (ja) | 壁パネルの取付構造 | |
JP2016164325A (ja) | ドア枠改装構造及び改装ドア | |
KR100665228B1 (ko) | 방화문용 문틀프레임 결합 구조물 | |
JP6557758B2 (ja) | ドア枠改装構造及び改装ドア | |
JP4090425B2 (ja) | ドア枠の改装構造 | |
JP7403694B2 (ja) | 改装建具及び改装建具の施工方法 | |
KR200414263Y1 (ko) | 방화문용 문틀프레임 결합 구조물 | |
JP7510802B2 (ja) | 改装建具用巾木取付部材 | |
JP5064283B2 (ja) | サッシフレームの取付構造及び取付方法 | |
JP4098140B2 (ja) | 押出成形セメント板の取付金具及び取付方法 | |
JP3860447B2 (ja) | パネル装置 | |
KR100433953B1 (ko) | 플로어힌지 케이싱의 위치고정 장치 | |
JP4974179B2 (ja) | 建物用建具 | |
JP6980577B2 (ja) | 固定部材及びこれを用いた建具 | |
KR200325016Y1 (ko) | 도어 스톱퍼 | |
JP5403990B2 (ja) | メーターボックスユニット | |
KR200224342Y1 (ko) | 자가 조절되는 조립식 문틀 | |
JP2010121417A (ja) | 改装ドア | |
JP3008398U (ja) | スライド組立式手すり | |
JP2024143624A (ja) | 建具 | |
KR200168119Y1 (ko) | 학교 복도용 조립식 문틀 지지구조 | |
JP2022012489A (ja) | 改装建具用巾木、改装建具及び改装建具の施工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240319 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240415 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7474804 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |