JP7474547B2 - 自動車競技向けユーザインターフェースの提供方法 - Google Patents
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Description
フェースを提供する方法に関わる。
に通知するサービスが普及している。
を受信し、クライアント端末または管理者端末からの要請に応じて、各種画面を端末に提
供する方法が開示されている(例えば、特許文献1)。
網及びインターネット網を介してサーバから受信する方法が開示されている(例えば、特
許文献2)。
競技者等に適し、簡易な形態で競技情報を表示するユーザインターフェースは実現されて
いない。
ているものの、提出される情報は画一的であり、特に自動車競技とは異なる分野であるた
め、レース運営者や観客の特殊な事情は考慮されていない。また、特許文献2についても
、オンボード映像を提供する方法を開示しているのみであり、上記のような事情は考慮さ
れていない。
客、競技者等に適し、簡易な形態で競技情報を表示するユーザインターフェースを提供す
ることを目的とする。
ユーザインターフェースを提供する方法であって、競技車両が走行する走行ルートを地図
情報として生成し、走行ルートにおいて、競技車両が現在走行している地点を表示する情
報を生成し、競技車両に関連する情報を生成し、走行ルートと競技車両に関連する情報を
同時に表示するよう制御し、自動車競技の運営者端末または観客端末からの受信要求に応
じて、競技車両に関連する情報の内容を変更することを特徴とする。
、競技者等に適し、簡易な形態で競技情報を表示するユーザインターフェースを実現する
ことができる。
サーバは、以下のような構成を備える。
[項目1]
自動車競技において、競技車両の走行情報を表示するためのユーザインターフェースを
提供する方法であって、
競技車両が走行する走行ルートを地図情報として生成し、
当該走行ルートにおいて、前記競技車両が現在走行している地点を表示する情報を生成
し、
前記競技車両に関連する情報を生成し、
前記走行ルートと前記競技車両に関連する情報を同時に表示するよう制御し、
自動車競技の運営者端末または観客端末からの受信要求に応じて、前記競技車両に関連す
る情報の内容を変更することを特徴とする方法。
[項目2]
前記走行ルートは、公道ルートとタイムアタックを許容するスペシャルステージとから
構成され、前記競技車両に関連する情報は、当該競技車両の走行速度を含むことを特徴と
する、項目1に記載の方法。
[項目3]
前記観客端末からの受信要求に対して、
前記競技車両が前記公道ルートを走行しているときは、前記走行速度を表示せず、
前記競技車両がスペシャルステージを走行しているときは、前記走行速度を表示するよう
制御することを特徴とする、項目2に記載の方法。
[項目4]
前記競技車両に関連する情報は、携帯電話用の電波の受信状況を示す情報を含む、請求項
1に記載の方法。
[項目5]
前記電波の受信状況を示す情報が、当該電波を受信していないことを示してから所定時間
経過後にアラートを表示するよう制御する、項目1に記載の方法。
以下、本発明の第1の実施の形態によるサービス提供システムについて、図面を参照しな
がら説明する。図1は、本発明による第1の実施の形態によるサービス提供システムの構
成図である。
サーバ1に、インターネット及び/または携帯電話通信網等のネットワークを介して接続
される、自動車競技の運営者端末2、観客端末3及び競技車両端末4とを含む。特に、本
実施形態においては、自動車競技の中でも、特に競技車両が山間部を走行するラリー競技
に着目しているため、競技者の走行ルート周辺の通信においては、衛星回線やWiFiが
利用できない事態が想定されるため、携帯電話通信網を利用することが好ましい。また、
本実施形態においては、説明の便宜上、運営者端末2、観客端末3及び競技車両端末4を
各々1台として説明するが、各々一または複数の端末で構成されていてもよい。
行情報を始めとした競技情報を、アプリケーションを介して運営者端末等に対して提供す
ることができる。運営者端末2、観客端末3及び競技車両端末4は各々、アプリケーショ
ンを、サービス提供サーバ1または別のサーバからダウンロードする。そして、このアプ
リケーションを実行し、ブラウザ等のウェブページの閲覧用ソフトウェアやツールを介し
てサービス提供サーバ1にアクセスすることで、サービス提供サーバ1と情報を送受信す
ることでき、また、サービスを受けることができる。
現在位置情報及び速度情報等を、携帯電話通信網を通じて、サービス提供サーバ1に送信
する。サービス提供サーバ1は、競技車両の現在位置情報を、事前に格納している走行コ
ースを示す地図上にマッピングし、また、速度情報を、他の格納された情報とともに表示
用の情報として生成し、運営者端末2、観客端末3及び競技車両端末4の各々に対応した
ユーザインターフェース用の画面用データを生成し、各端末に送信する。
ーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはスマートフォン
、タブレット、携帯端末、その他情報端末等であってもよい。
である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。
テムの一部を構成する。サービス提供サーバ1は、例えばワークステーションやパーソナ
ルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウド・コンピュー
ティングによって論理的に実現されてもよい。
受信部13、入出力部14等を備え、これらはバス15を通じて相互に電気的に接続され
る。
送受信の制御、及びアプリケーションの実行及び認証処理に必要な情報処理等を行う演算
装置である。例えば制御部10はCPU(Central Processing Un
it)であり、ストレージ12に格納されメモリ11に展開されたプログラム等を実行し
て各情報処理を実施する。
y)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD(Hard
Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ
11は、プロセッサ10のワークエリア等として使用され、また、サービス提供サーバ1
の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System
)、及び各種設定情報等を格納する。
処理に用いられるデータを格納したデータベース(図示せず)がストレージ12に構築され
ていてもよい。
3は、Bluetooth(登録商標)及びBLE(Bluetooth Low En
ergy)の近距離通信インターフェースを備えていてもよい。
機器である。
種制御信号を伝達する。
を示した機能ブロック図である。上述の通り、制御部10において、本実施の形態に係る
サービスに関するアプリケーション・プログラムの実行がされ、この実行されるプログラ
ムのモジュールは、図示のとおり、いくつかの機能ブロックに分けられる。また、サービ
ス提供サーバの本制御部で実行される機能ブロックの全部又は一部は、その性質に応じて
運営者端末2、観客端末3または競技車両端末4のいずれか、または組合せによって実行
することも可能である。
域の情報を地図として管理し、また、競技車両端末4から、本アプリケーションを介して
受信された現在位置情報を走行ルートに重ね合わせることで、走行ルート上の各競技車両
端末4の現在位置情報のマッピングを行う。
競技車両を識別するID、ゼッケン番号、ドライバー及びコドライバー名、また、競技車
両端末4から、アプリケーションを介して受信された、例えば、現在位置情報、走行速度
等の情報を管理する。また、競技車両関連情報管理部22は、競技車両の状態を把握する
ための情報、例えば、競技車両端末4から情報を受信した取得時刻、最後の取得から経過
した時間、携帯電話用の電波の受信状況等も管理する。
各競技車両の順位付け、走行速度、走行状態及び電波の受信状況の有無を管理する。また
、競技情報管理部23は、過去に開催された自動車競技の競技結果を管理することもでき
る。
を生成するイベント管理部24、また、競技車両端末4のオンボードカメラ等で撮影され
た動画像データを管理するコンテンツ管理部25、さらに、種々の情報を基にユーザイン
ターフェース用の画面を生成するための画面制御部26を有する。
詳細を示した機能ブロック図である。ストレージ12は、上述の通り、自動車競技の走行
ルートに関連する地図情報を格納する地図情報記憶部32を有する。地図情報は、記憶部
32に記憶する代わりに、ネットワークで接続される、サーバ外部のDB(データベース
)に格納するか、または、API(アプリケーションプログラムインターフェース)を介
して、第三者のアプリケーションによって提供される地図にアクセスすることもできる。
また、ストレージ12は、上述の通り、競技車両に関連する情報を競技車両情報管理テー
ブル32として格納する領域を有する。また、ストレージ12は、上述の通り、競技に関
連する情報を競技情報管理テーブル33として格納する領域を有する。さらに、ストレー
ジ12は、競技車両端末4から受信されたSOS情報の進捗を管理するためのSOS情報
管理テーブル35を格納するための領域を有する。また、ストレージ12は、競技車両端
末4のオンボードカメラ等から送信された動画像データを管理する情報をコンテンツ管理
テーブル35として格納する領域を有する。また、ストレージ12は、上述の動画像デー
タを格納するコンテンツ記憶部36を有する。なお、これらのテーブル及び動画像データ
の全部又は一部は、ストレージ12に格納する代わりに、サービス提供サーバ1の内外の
任意の記憶領域に格納することができる。
明による第1の実施の形態による競技車両情報管理テーブル500の例である。
例えば、競技車両を識別するID、ゼッケン番号、ドライバー及びコドライバー名、また
、競技車両端末4から、アプリケーションを介して受信された、例えば、現在位置情報、
走行速度等の情報等を格納する。また、技車両情報管理テーブル500は、競技車両の状
態を把握するための情報、例えば、競技車両端末4から情報を受信した取得時刻、最後の
取得から経過した時間、携帯電話用の電波の受信状況等も管理する。
競技情報管理テーブル600は、上述の通り、現在開催されている自動車競技の進行状況
を管理し、例えば、各競技車両の順位付け、走行速度、走行状態及び電波の受信状況の有
無を格納する。また、競技情報管理部23は、競技毎に、過去に開催された自動車競技の
競技結果や履歴を管理することもできる。また、競技情報管理テーブルとして、情報を要
求する端末(運営者端末2、観客端末3及び競技車両端末4)に応じて、異なる情報を提
供できるよう、各々の端末の種別に応じた個々のテーブルを備えることができる
ように一般公道上を走行する区間(公道区間)と、競技運営者によって管理された、タイ
ムアタックを行うためのスペシャルステージ区間(SS区間)とで構成されることが多い
。このような場合、競技車両が公道を走行する場合に、公道区間の速度が法定速度を超過
してしまうことがあり得る。運営者にとって、競技車両が現在走行している速度を常時ト
ラッキングしておくこと競技の運営上重要なことであるが、他方で、観客に対して、競技
車両の公道上の走行速度を開示することは、速度超過の有無に関わらずプライバシー等様
々な観点からも好ましくないこともある。このような事情から、競技情報管理テーブルと
して、例えば、運営者用において、公道走行時の速度を受信された速度情報としてそのま
ま格納し、他方で、観客用において、公道走行時の速度を格納せずに、運営者用と観客用
の競技情報管理テーブルを別個に格納しておくこともできる。または、競技情報管理テー
ブルとしては、公道走行の有無を問わず、走行速度を格納したテーブルを保持しておき、
画面生成のタイミングで、公道を走行する競技車両の速度情報を表示させない、といった
処理を行うことも可能である。
る。SOS情報管理テーブル700は、上述の通り、競技車両端末4から受信されたSO
S情報の進捗を管理するための情報を格納する。例えば、受信されたSOS情報を識別す
るID、SOS情報を送信した競技者車両のID及びその後のレスポンス内容(無事(O
K)または無反応を示す情報)を格納する。
。コンテンツ管理テーブル800は、上述の通り、競技車両端末4のオンボードカメラ等
から送信された動画像データを管理する情報を格納する。例えば、動画像データを識別す
るコンテンツID、その動画像データを送信した競技者車両のIDを格納する。その他、
図示しないが、各々のコンテンツIDに対するアクセス権付与対象となる観客端末のユー
ザID、端末ID等を同テーブルで管理することもできる。
。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。
のような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはスマートフォン、タブレット、携帯端
末、その他情報端末等であってもよく、競技車両に備えられるか、競技車両を操縦するド
ライバーまたはコドライバーによって携行される。
43、入出力部44等を備え、これらはバス46を通じて相互に電気的に接続される。
御、及びアプリケーションの実行及び認証処理に必要な情報処理等を行う演算装置である
。例えば制御部10はCPU(Central Processing Unit)であ
り、ストレージ12に格納されメモリ11に展開されたプログラム等を実行して各情報処
理を実施する。
y)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD(Hard
Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ
41は、プロセッサ10のワークエリア等として使用され、また、端末の起動時に実行さ
れるBIOS(Basic Input/Output System)、及び各種設定
情報等を格納する。
処理に用いられるデータを格納したデータベース(図示せず)がストレージ12に構築され
ていてもよい。
に接続する。なお、送受信部43は、Bluetooth(登録商標)及びBLE(Bl
uetooth Low Energy)の近距離通信インターフェースを備えていても
よい。また、競技車両端末4は、競技車両に別途備えられたデータ送受信端末と通信する
ことで、外部のサービス提供サーバ等とネットワーク経由で接続することもできる。
機器である。
種制御信号を伝達する。
両の現在位置情報を取得することができる。または、競技車両端末4は、携帯電話通信網
の基地局の位置情報を利用することで現在位置情報を取得することも可能である。競技車
両端末4は、端末内部、または端末外部であって競技車両に備えられたGPSによって現
在位置情報を取得し、サービス提供サーバ1に情報を送信することができる。
れる加速度を基に速度を算出し、競技車両の速度とみなして、サービス提供サーバ1に速
度情報として送信することができる。または、競技車両端末4は、端末外部であって競技
車両に備えられた速度計によって得られた速度情報を、アプリケーションを介して送信す
ることができる。
例を示したフローチャート図である。本処理は、例えば、サービス提供サーバ1のメモリ
11に格納されたプログラムを制御部10において実行することで実現される。
を参照し、対象となる走行ルートを示す地図を生成する(S101)。上述の通り、地図
の全部又は一部を、サーバ外部のDBに格納しておき、ネットワークを経由してアクセス
することで地図を抽出することもできるし、または、APIを経由して第三者のサーバに
アクセスすることで地図を抽出することもできる。特に、ラリー競技は公道を使用して開
催されることが多く、第三者が提供する地図(例えば、Google Maps等)に、
今回対象となる競技の走行ルートとなる箇所を上書きすることで、地図を生成することも
できる。図11は、競技車両の走行情報を表示するためのユーザインターフェース(運営
者向け)の例である。図11において、1002は、走行ルートを含む地図を示す領域で
ある。走行ルートは、例えば、後述する公道区間(破線で示す1005に対応する区間)
とスペシャルステージ区間(実践で示す1004に対応する区間)とで構成される。公道
区間及びスペシャルステージ区間が識別可能なように、各々を異なる形態(色、線等)で
表示することができ、また、各々の区間を走行する競技車両の識別表示についても異なる
形態で表示することができる。
を介して現在位置情報を受信する(S102)。受信した現在位置情報は、競技車両関連
情報管理テーブルに格納される。上述の通り、現在位置情報として、競技車両端末4に備
えられたGPSにより取得される位置情報、または、携帯電話通信網の基地局の位置情報
を利用して取得される競技車両端末4の位置情報等を利用することができる。現在位置情
報の受信は、競技車両が受信する電波の受信状況に応じて、または、周期的に行われる。
102において受信した競技車両端末4の現在位置情報を表示する処理を行う(S103
)。なお、上述のS101及びS102が実行される順序は限定されるものでなく、例え
ば、S102の現在位置情報を受信したうえで、S101の地図を生成し、続いて現在位
置情報を地図上に生成することもできる。図11において、例えば、競技車両(ゼッケン
番号1)の現在位置が1006のように表示される。
のか、または、観客端末3から受信されたものかを確認する(S104)。例えば、運営
者端末2または観客端末3のユーザIDや端末IDによって種別の確認ができる。なお、
サービス提供サーバ1は、事前に実施されるユーザログイン時において、サーバにアクセ
スする端末が運営者のものか、観客のものかを確認済である場合、本確認処理を省略する
こともできる。
技情報管理部23は、第1の競技情報を生成する。図11は、運営者用のユーザインター
フェース画面を示している。図11において、1002は、走行ルートを含む地図を示す
領域であり、1003は、競技情報として競技車両に関連する情報を示す領域である。第
1の競技情報の例として、1003に示すように、各競技車両の順位付け、走行速度、走
行状態及び電波の受信状況の有無に関する情報を生成する。ここで、運営者向けの競技情
報として、競技車両が公道区間を走行しているか否かに関わらず、走行速度を表示してい
る点を特徴としている、例えば、ゼッケン番号9の競技車両は、70kmの速度で走行し
ていることが記録されているが、運営者向けのユーザインターフェース画面においては速
度情報も含めて表示している。
情報管理部23は、第2の競技情報を生成する。図12は、観客用のユーザインターフェ
ース画面を示している。図12において、2002は、走行ルートを含む地図を示す領域
であり、2003は、競技情報として競技車両に関連する情報を示す領域である。第2の
競技情報の例として、2003に示すように、運営者向け同様に、項目として、各競技車
両の順位付け、走行速度、走行状態及び電波の受信状況の有無に関する情報を生成する。
ここで、観客向けの競技情報として、競技車両が公道区間を走行している場合、走行速度
を表示しない点を特徴としている、例えば、ゼッケン番号9の競技車両は、70kmの速
度で走行していることが記録されているが、観客向けのユーザインターフェース画面にお
いては表示されていない。その他、観客向けのユーザインターフェース画面において、例
えば、電波の受信状況を表示することが不要と判断すれば、かかる情報を表示しないよう
制御することもできる。
要な情報を画面表示用情報として生成のうえ、対象端末に情報を送信する(S107)。
ルートや競技情報について異なるユーザインターフェース画面を提供することが可能とな
る。
がら説明する。本実施の形態において説明されるサービス提供サーバ1の基本機能構成そ
の他管理される情報の内容は、特に言及されない限り、第1の実施の形態において説明さ
れたものと同等である。
例を示したフローチャート図である。本実施の形態においては、特に運営者に提供される
ユーザインターフェース画面に関連する一機能であって、競技車両に起こり得るトラブル
等のイベントを検出し、円滑な競技運営に資する機能に関するものである。
末4から、送受信部13を介して現在位置情報を受信する(S201)。同管理部は、受
信した現在位置情報を、競技車両関連情報管理テーブル500に格納する。
02)。例えば、同管理部は、S201において、競技車両情報管理テーブル500の「
現在位置情報」の項目を更新するとともに、「取得時刻」の項目を更新する。
認する(S203)。例えば、同管理部は、競技車両情報管理テーブル500において、
最後に位置情報を取得した時刻から経過した時間を示す「経過時間」の項目を確認する。
間を経過したかを確認する(S204)。例えば、同管理部は、競技車両情報管理テーブ
ル500において、ゼッケン番号16の車両から最後に位置情報を取得した時刻から「5
分30秒」が経過したことを確認し、予め決められた「5分」を経過していることを確認
する。
を生成する(S205)。例えば、イベント管理部24は、S205の処理において、ゼ
ッケン番号16の車両が最後に位置情報を取得した時刻から5分以上が経過しているため
、その車両に何等かのトラブルが起きたことで、電波を受信できない状況に陥り、そのた
め、情報を送信できないものと推定し、運営者にその旨を知らせるための通知を生成する
。生成された通知は、サービス提供サーバ1から運営者端末2へと送信され、例えば、運
営者端末2の表示画面上に通知がポップアップ表示される。S205の確認結果が、所定
時間を経過していない場合、元の経過時間確認処理に戻る。
で、競技車両に起こり得るトラブル等のイベントを検出し、運営者端末のユーザインター
フェース画面においてリアルタイムに通知を行うことで、運営者は即座に対象車両に対す
る対応を実施できることが可能となり、よって円滑な競技運営を行うことが可能となる。
がら説明する。本実施の形態において説明されるサービス提供サーバ1の基本機能構成そ
の他管理される情報の内容は、特に言及されない限り、第1及び第2の実施の形態におい
て説明されたものと同等である。本実施の形態は、第2の実施形態同様に、特に運営者に
提供されるユーザインターフェース画面に関連する一機能であって、第2の実施形態とは
異なる情報に基づいて競技車両に起こり得るトラブル等のイベントを検出し、円滑な競技
運営に資する機能に関するものである。
を示したフローチャート図である。まず、サービス提供サーバ1の制御部10の競技車両
関連情報管理部22は、競技車両端末4の電波受信状況を確認する(S301)。電波受
信状況の確認は、サーバ1から競技車両端末4に対し、携帯電話通信網を使って何等かの
情報を送信することで反応を確認する方法や、第2の実施形態のように位置情報等の何等
かの情報を一定周期で受信し、受信ができないときに電波受信ができなくなったと推定す
る方法が挙げられる。同管理部は、競技車両端末4の電波受信状況を、競技車両関連情報
管理テーブル500に格納する。
電波が受信できない状況であることが確認されてから所定時間が経過したかを確認する(
S302)。例えば、同管理部は、競技車両情報管理テーブル500において、ゼッケン
番号16の車両が電波を受信できなくなった状況になったことを最後に確認してから「5
分」以上を経過していることを確認する。
を生成する(S303)。例えば、イベント管理部24は、S302の処理において、ゼ
ッケン番号16の車両が最後に位置情報を取得した時刻から5分以上が経過しているため
、その車両に何等かのトラブルが起きたことで、電波を受信できない状況に陥り、そのた
め、情報を送信できないものと推定し、運営者にその旨を知らせるための通知を生成する
。生成された通知は、サービス提供サーバ1から運営者端末2へと送信され、例えば、運
営者端末2の表示画面上に通知がポップアップ表示される。S302の確認結果が、所定
時間を経過していない場合、元の経過時間確認処理に戻る。
「LOST」のステータス)の競技車両(図11または図12の例では、ゼッケン番号1
6の競技車両)については、走行ルートの地図上で、他の競技車両と異なる識別表示をす
ることができる。例えば、競技車両を示すアイコンの色、種類、形状等を変えて表示する
ことができる。
競技車両に起こり得るトラブル等のイベントを検出し、運営者端末のユーザインターフェ
ース画面においてリアルタイムに通知を行うことで、運営者は即座に対象車両に対する対
応を実施できることが可能となり、よって円滑な競技運営を行うことが可能となる。なお
、本実施形態では、トラブル検出の手段として競技車両の電波受信状況を例に挙げて説明
したが、他の例として、走行速度がゼロになってから所定期間が経過したこともモニタリ
ング対象として考慮することもできる。
がら説明する。本実施の形態において説明されるサービス提供サーバ1の基本機能構成そ
の他管理される情報の内容は、特に言及されない限り、第1及び第2の実施の形態におい
て説明されたものと同等である。本実施の形態は、特に運営者と競技車両との間で行われ
る通信を基に提供されるユーザインターフェース画面に関連する一機能であって、競技車
両に生じたトラブル等のイベントを検出し、円滑な競技運営に資する機能に関するもので
ある。
を示したフローチャート図である。まず、サービス提供サーバ1の制御部10のイベント
管理部24は、競技車両端末4からSOS信号を受信したか否かを確認する(S401)
。SOS信号の受信状況の確認は、送受信部13を介して、競技車両端末4から信号を受
信したか否かを確認することで行われる。同管理部は、SOS信号を受信した場合、図7
のSOS情報管理テーブル700に同信号を受信した旨を更新する。図7に示すように、
例えば、SOS信号を識別するID(例えば、「1」)、SOS信号を発したドライバー
ID(例えば、「10008」)が同テーブル700に更新される。
確認する(S402)。の例えば、同管理部は、SOS情報管理テーブル700が更新さ
れて、1分経過後において、OK信号を受信したか否かを確認する。OK信号の受信状況
の確認は、SOS情報管理テーブル700を参照することで行われる。例えば、同テーブ
ル700において、SOS信号を識別するIDが「1」のイベントについては、既にOK
信号の応答があった旨確認することができる。一方で、SOS信号を識別するIDが「1
0」のものについては、OK信号を受信していない旨(「None」)の旨確認すること
ができる。
24は、アラートを生成し、運営者端末、特に、ラジオポイントで待機するスタッフの端
末にアラートを送信する(S403)。図16(a)及び図16(b)は各々、本実施形
態における、競技車両端末の表示画面において、SOS信号及びOK信号の発報を行うユ
ーザイ
ンターフェース画面の例である。図16(a)において、競技者は、「SOS発報中」の
旨アラートをサーバに送信した後に、図16(b)に示すように、OK信号を発報させる
ことで、「OK発報中」の旨アラートをサーバに送信することができ、サービス提供サー
バ1のイベント管理部24は、運営者端末(現場で待機している端末)にアラートを送信
する。
を通じて、競技車両に起こり得るトラブル等のイベントを検出し、運営者端末のユーザイ
ンターフェース画面においてリアルタイムに通知を行うことで、運営者は即座に対象車両
に対する対応を実施できることが可能となり、よって円滑な競技運営を行うことが可能と
なる。
インターフェース画面ついて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態において説明
されるサービス提供サーバ1の基本機能構成その他管理される情報の内容は、特に言及さ
れない限り、第1の実施の形態等前に説明した実施の形態において説明されたものと同等
である。
である。図17(a)は、競技車両が走行コース上で停車しており、かつ、電波を受信で
きない状態になっていることを示している。具体的には、競技車両のゼッケン番号を示す
アイコンの色が灰色で表示されており、走行している車両とは別の色で表現される。また
、図17(b)は、競技車両が停車している方向を矢印で表現している。具体的には、競
技車両が画面左上の方向を向いて停車している。また、競技車両が電波を受信している状
況(すなわち、競技車両から現在位置情報を一定周期で受信している)なので、上記アイ
コンの色を黒く表示している。
た図である。図18(a)は、競技車両が走行コース上で一定時間停車しており、かつ、
電波を受信できている状態になっていることを示している。具体的には、競技車両のゼッ
ケン番号を示すアイコンの色が黒く表示されており、競技車両が一定期間停車しているの
で、車両の方向を示す矢印は表示されない。また、図18(b)は、競技車両が走行して
いる方向を矢印で表現している。具体的には、競技車両が画面右方向を向いて走行してい
る。
、競技車両を識別するアイコンの色を変更することができ、視認性に優れたユーザインタ
ーフェースを提供することができる。ここで、競技車両のプライバシー等を考慮して、観
客端末に対しては、競技車両の駐車方向及び走行方向を表示しないよう制御することもで
きる。
して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良
することができると共に、本発明にはその均等物が含まれることは言うまでもない。
2 運営者端末
3 観客端末
4 競技車両端末
Claims (3)
- 自動車競技において、競技車両に関する情報を表示するためのユーザインターフェースを提供する情報処理システムによる情報処理方法であって、
前記情報処理システムにより、
競技車両が走行する走行ルートを地図情報として生成し、
当該走行ルートにおいて、前記競技車両が現在走行している地点を表示する情報を生成し、
前記走行ルートは、タイムアタックを許容するスペシャルステージ区間と公道区間とからなり、
少なくとも前記スペシャルステージ区間を走行する前記競技車両において、前記地図情報が示す地図上で、(1)走行している競技車両、(2)一定時間停車しており、かつ、電波を受信できている競技車両、(3)一定時間停車しており、かつ、電波を受信できていない競技車両、をそれぞれ識別可能に運営端末にて表示するように制御する、
情報処理方法。 - 自動車競技において、競技車両に関する情報を表示するためのユーザインターフェースを提供する情報処理システムであって、
競技車両が走行する走行ルートを地図情報として生成し、
当該走行ルートにおいて、前記競技車両が現在走行している地点を表示する情報を生成し、
前記走行ルートは、タイムアタックを許容するスペシャルステージ区間と公道区間とからなり、
少なくとも前記スペシャルステージ区間を走行する前記競技車両において、前記地図情報が示す地図上で、(1)走行している競技車両、(2)一定時間停車しており、かつ、電波を受信できている競技車両、(3)一定時間停車しており、かつ、電波を受信できていない競技車両、をそれぞれ識別可能に運営端末にて表示するように制御する、情報処理システム。 - 自動車競技において、競技車両に関する情報を表示するためのユーザインターフェースを提供する情報処理システムを実現するプログラムであって、
競技車両が走行する走行ルートを地図情報として生成し、
当該走行ルートにおいて、前記競技車両が現在走行している地点を表示する情報を生成し、
前記走行ルートは、タイムアタックを許容するスペシャルステージ区間と公道区間とからなり、
少なくとも前記スペシャルステージ区間を走行する前記競技車両において、前記地図情報が示す地図上で、(1)走行している競技車両、(2)一定時間停車しており、かつ、電波を受信できている競技車両、(3)一定時間停車しており、かつ、電波を受信できていない競技車両、をそれぞれ識別可能に運営端末にて表示するように制御する、プログラム。
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