JP7472625B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、コミュニケーションシステムおよびコミュニケーション端末 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態では、同時複数人参加型の汎用テキストコミュニケーションアプリケーション(以下、「COMアプリケーション」とも言う。)が設置されている汎用情報通信端末(以下、「端末」とも言う。)において、コミュニケーションセッションにおけるコミュニケーション参加者の発言状態およびコミュニケーション端末における入力インタフェースの利用状態それぞれの履歴情報に基づいて、発言の傾向を分析する。そして、本発明の実施形態では、コミュニケーション参加者間の発言バランスを悪くするコミュニケーション行動習慣を持つコミュニケーション参加者を発見し、そのコミュニケーション参加者に対して行動の変更を促す。
近年、インスタントメッセンジャーなどの同時多人数参加型のコミュニケーションアプリケーション(COMアプリケーション)を利用したコミュニケーションが行われている。かかるCOMアプリケーションを利用したコミュニケーションにおいて、複数のコミュニケーション参加者(以下、単に「参加者」とも言う。)がお互いの発言に対する割り込みをしないように発言を制御する一般的な技術が知られている。かかる一般的な技術によって、発言機会の損失を減らし、コミュニケーションの流れを円滑にすることが可能となる。
「参加者の状態を検出する方法」の例として、「(1)メッセージ入力状態の監視」「(2)入力速度の評価」が挙げられる。以下、これらについて順に説明する。
この方法は、参加者によるメッセージの入力状態を監視し、ステータス情報として、参加者が発言のためのメッセージの入力中であるか否かを検出する方法である。例えば、この方法は、相手がメッセージ入力中であるときに、相手のステータス情報として、「テキスト入力中」と表示する方法である。
この方法は、コミュニケーションに利用する入力デバイスの種類とコミュニケーション履歴に基づく発言件数と総利用時間とを取得し、これらの情報とあらかじめ定義された基準とに基づいて参加者の入力速度を評価する方法である。例として、参加者Aの利用する入力デバイスの種類がスクリーンキーボードであることに対して2点、参加者Aの1時間あたりの発言件数が20回であることに対して5点、参加者Aの総利用時間が200時間であることに対して9点を付与し、合計点数を16点として評価し、評価した合計点数を参加者同士の入力速度の比較に利用することが想定される。
この方法は、上記(1)に示したように、参加者のメッセージ入力状態を検出し、複数の参加者がメッセージ入力中であれば、上記(2)に示したように評価された入力速度を参加者同士で比較する方法である。そして、この方法は、入力速度が遅い参加者がメッセージ入力中であれば、当該入力速度が遅い参加者による発言を妨害しないようにする方法である。より具体的に、この方法は、入力速度の遅い参加者が発言するまで他の参加者から既に送信された発言表示開始タイミングを遅延させると同時に、入力速度の速い参加者が作成中のメッセージを送信できないように当該入力速度の速い参加者に提示される発言送信用ユーザインタフェースを非表示にする方法である。
続いて、本発明の実施形態と一般的な技術との主な差分について説明する。なお、ここで説明した差分以外にも、本発明の実施形態と一般的な技術との間に差分が存在し得ることは言うまでもない。
(1)一般的な「メッセージ入力状態の監視」の課題
上記特許文献1では、参加者に対する発言制御のための条件として、プレゼンスサーバによる参加者の入力状態の監視結果を利用している。しかし、近年におけるコミュニケーション端末では、OS(Operating System)のマルチタスク機能の発展によって、COMアプリケーションを含む全てのアプリケーションがバックグラウンドで動作し、通知機能も持つことが一般的である。したがって、COMアプリケーションが利用されていない状態であっても、参加者は相手から到着した発言内容を確認ができる場合が多い。
特許文献1は、COMアプリケーションの利用者の入力速度を、下記の1)、2)、3)の和として定義している。
1)利用する入力デバイスの種類に対する評価値
2)単位時間(例として1時間など)あたりの発言件数に対する評価値
3)COMアプリケーションの総利用時間に対する評価値
しかし、この方法は主観的評価に近い方法であり、参加者の発言を制御するための方法としては信頼性が高くないと考えられる。その例を以下に示す。
近年においては、キーボード入力以外にも、辞書によって推薦された文言からの選択入力、音声入力など様々な入力デバイスがあり、利用者は、自分に最適な入力デバイスと入力方法とを選択することができる。利用者による入力速度は、利用者の入力デバイスに対する熟練度に応じて決まるものであり、利用者が誰であるかに関わらず一律に入力デバイスの種類によって決まるものではない。例えば、スマートフォンの利用者の入力速度を、タッチパネルに対応する入力速度として一律に決めることはできない。
発言は、相手からの質問または依頼に対する短い回答(例:はい、了解、何?など)になる場合もあれば、長い回答(例:質問、説明など)になる場合もある。そのため、単位時間における発言件数を入力速度の評価基準として利用するのは妥当ではない。例えば、近年においてよく利用されるスタンプなどが短い回答に該当し得る。
COMアプリケーションの総利用時間と入力速度との関連性が低い。例えば、端末を利用した経験のない利用者がCOMアプリケーションを利用する場合には、COMアプリケーションの利用時間が入力速度に影響する場合もある。しかし、既に端末を利用した経験のある利用者がCOMアプリケーションを利用する場合には、COMアプリケーションの利用時間が入力速度に影響するとは限らない。そのため、COMアプリケーションの総利用時間を入力速度の評価基準として利用するのは妥当ではない。
本発明の実施形態では、参加者の状態を検出するために入力速度の評価はしない。その代わりに、本発明の実施形態では、コミュニケーション分析サーバが、コミュニケーション端末のCOMアプリケーションを用いた発言履歴情報(コミュニケーション履歴情報)をコミュニケーションサーバのコミュニケーションサーバアプリケーション(AP)部から取得し、コミュニケーション端末から、利用者インタフェース、COMアプリケーションおよび利用者アプリケーション(以下、「利用者AP」とも言う。)それぞれの利用履歴情報を取得する。コミュニケーション分析サーバは、発言履歴情報およびこれらの履歴情報に基づいて、コミュニケーションセッションにおける利用者の発言準備時間と、当該発言準備時間における他コミュニケーション参加者の発言履歴情報を、コミュニケーション支援情報を提供するための条件として利用する。
(1)一般的な技術の課題
特許文献1では、参加者全員にできる限り均等な発言機会を付与するため、入力速度の速い参加者に対して、入力速度の評価値によるメッセージ送信制御を行っている。しかし、この方法には以下の問題がある。
既に(2-1.参加者の状態を検出する方法)の(1)一般的な「メッセージ入力状態の監視」の課題にて説明したように、入力状態の検出精度の問題があるため、発言制御の結果も信頼性に欠ける。
特許文献1では、コミュニケーションにおける発言までの基本的なプロセスが考慮されていない。実際のコミュニケーションでは、以下に示す(a)~(d)のプロセスが順番に行われると想定できる。このプロセスの中で、(a)~(c)を発言準備時間と見なしてもよいはずである。ただし、これらのプロセス(a)~(c)がCOMアプリケーションの利用中に起きるとは限らない。
(a)コミュニケーション相手の発言を読む。
(b)回答発言をするための準備をする。(例:考える、資料を見る、インターネットで調査するなど。)
(c)回答発言の内容を作成する。(例:メッセージを入力する。)
(d)発言を送信する。(例:送信ボタンを押す。)
特許文献1では、上記2)で説明したように発言のプロセスが考慮されていないため、参加者間における社会的関係による発言準備時間の違いが考慮されていない。その例を以下に示す。
・社会的地位または立場の違いによる影響
参加者Aと参加者Bとのコミュニケーションにおいて、参加者Aと参加者Bとの関係が同僚関係である場合と、参加者Aと参加者Bとの関係が上下関係である場合とでは、両者の発言準備時間に違いが生じることが想定される。
本発明の実施形態では、主観的定義に基づいたコミュニケーション参加者の属性(入力速度など)に基づいた発言制御は行わない。その代わりに、本発明の実施形態では、コミュニケーションセッションにおけるコミュニケーション参加者同士の社会的関係を反映するため、コミュニケーション分析サーバが端末とコミュニケーションサーバとから受信した情報から、セッション別のコミュニケーション参加者を分類し(セッション別のコミュニケーション参加者がそれぞれどのコミュニケーショングループに属するかを判断し)、コミュニケーショングループ別に、コミュニケーション参加者ごとの発言準備時間を求め、他コミュニケーション参加者の発言準備時間に割込み発言を行った回数(割り込み回数)、あるいは当該回数の参加者間における比率と、発言準備の開始からその発言に対する割込み発言までの時間(割り込み時間)とを算出する。
他コミュニケーション参加者の発言準備時間に割込み的発言を行った回数(例えば、平均割り込み回数など)を表示するとともに、割込み的発言の傾向に関する情報(例えば、平均割り込み時間など)を表示する。
他コミュニケーション参加者の発言準備時間における割込み的発言履歴から、他コミュニケーション参加者に対し割込み的発言をする可能性が高くなったと判断した場合、警告を発する。
発言準備時間において、他コミュニケーション参加者からの割込み的発言が届く可能性があれば、警告を発する。
コミュニケーション参加者全員の発言準備時間を示す情報を表示する。
コミュニケーション参加者全員の発言準備時間における入力作業以外の発言準備時間とその内容(その発言準備を示す情報)とを表示する。
コミュニケーションセッションの終了時点で、過去の履歴から他コミュニケーション参加者の発言準備時間における割込み的発言が減った場合は改善傾向を表示し、他コミュニケーション参加者の発言準備時間における割込み的発言が増えた場合は警告を行う(悪化傾向を表示する)。これらの情報(改善傾向および悪化傾向)はコミュニケーションセッション参加者全員に共有される。
続いて、本発明の実施形態の詳細について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るコミュニケーションシステムの概略的な構成の一例を示す図である。図1を参照すると、本発明の実施形態に係るコミュニケーションシステム1は、N台(Nは2以上の整数)のコミュニケーション端末10と、コミュニケーションサーバ20と、コミュニケーション分析サーバ30と、ネットワーク50とを有する。N台のコミュニケーション端末10、コミュニケーションサーバ20およびコミュニケーション分析サーバ30は、ネットワーク50に接続されており、ネットワーク50を介して相互に通信可能である。N台のコミュニケーション端末10それぞれは、各利用者によって利用される。例えば、コミュニケーション端末10と利用者とは、1対1に対応している。
次に、図2を参照して、本発明の実施形態に係るコミュニケーション端末10の機能構成の一例を説明する。図2は、本発明の実施形態に係るコミュニケーション端末10の機能構成の一例を示すブロック図である。図2を参照すると、コミュニケーション端末10は、制御部110、操作部140、記憶部150、通信部160および表示部180を備える。
操作部140は、利用者インタフェース(入力インタフェース)の一例として機能し、ユーザからの入力を受け付ける。ここでは、操作部140がマウスおよびキーボードを含んでいる場合を想定するが、操作部140の形態は限定されない。例えば、操作部140は、タッチパネルを含んでもよいし、ボタンなどを含んでもよい。あるいは、操作部140は、ユーザからの音声の入力を受け付けるマイクロフォンを含んでもよい。操作部140は、ユーザからの入力を制御部110へ提供する。なお、操作部140は、入力装置815により実装され得る。
記憶部150は、コミュニケーション端末10の動作を制御するためのプログラムおよびデータを記憶する。当該プログラムには、OS(Operating System)およびアプリケーションなどが含まれる。一例として、記憶部150は、端末情報管理部152を有している。なお、記憶部150は、記憶装置809により実装され得る。
通信部160は、他の装置と通信する。例えば、通信部160は、ネットワーク50に直接的に接続され、ネットワーク50を介してコミュニケーションサーバ20およびコミュニケーション分析サーバ30それぞれと通信する。なお、通信部160は、通信インタフェース811により実装され得る。
表示部180は、提示部の一例として機能し、提示制御部134による制御に従って、GUI(Graphical User Interface)によって提示情報をユーザに提示する(画面に表示する)。ここでは、表示部180がディスプレイによって構成される場合を想定するが、表示部180の形態は限定されない。なお、表示部180は、表示装置823により実装され得る。
制御部110は、コミュニケーション端末10が有する様々な機能を提供する。制御部110は、AP(アプリケーション)部120、および、コミュニケーション支援情報提供部130を有する。AP部120は、コミュニケーションAP部121、および、業務用AP部122を有する。そして、コミュニケーション支援情報提供部130は、利用情報取得部131、送信制御部132、受信情報取得部133および提示制御部134を有する。なお、制御部110は、CPU803、ROM805およびRAM807(図12)により実装され、CPU803によってROM805から読み込まれたプログラムがRAM807に展開され、当該プログラムがCPU803によって実行されることによって実現される。
次に、図3を参照して、本発明の実施形態に係るコミュニケーションサーバ20の機能構成の一例を説明する。図3は、本発明の実施形態に係るコミュニケーションサーバ20の機能構成の一例を示すブロック図である。図3を参照すると、コミュニケーションサーバ20は、制御部210、記憶部250および通信部260を備える。
記憶部250は、コミュニケーションサーバ20の動作を制御するためのプログラムおよびデータを記憶する。当該プログラムには、OS(Operating System)およびアプリケーションなどが含まれる。なお、記憶部250は、記憶装置809により実装され得る。記憶部250は、コミュニケーションサーバAPデータ部251を有している。コミュニケーションサーバAPデータ部251は、コミュニケーション履歴情報およびコミュニケーションを管理するためのデータを記憶する。
通信部260は、他の装置と通信する。例えば、通信部260は、ネットワーク50に直接的に接続され、ネットワーク50を介してコミュニケーション端末10およびコミュニケーション分析サーバ30それぞれと通信する。なお、通信部260は、通信インタフェース811により実装され得る。
制御部210は、コミュニケーションサーバ20が有する様々な機能を提供する。制御部210は、コミュニケーションサーバAP部220を有する。なお、制御部210は、CPU803、ROM805およびRAM807(図12)により実装され、CPU803によってROM805から読み込まれたプログラムがRAM807に展開され、当該プログラムがCPU803によって実行されることによって実現される。
次に、図4を参照して、本発明の実施形態に係るコミュニケーション分析サーバ30の機能構成の一例を説明する。図4は、本発明の実施形態に係るコミュニケーション分析サーバ30の機能構成の一例を示すブロック図である。図4を参照すると、コミュニケーション分析サーバ30は、制御部310、記憶部350および通信部360を備える。
記憶部350は、コミュニケーション分析サーバ30の動作を制御するためのプログラムおよびデータを記憶する。当該プログラムには、OS(Operating System)およびアプリケーションなどが含まれる。なお、記憶部350は、記憶装置809により実装され得る。記憶部350は、設定情報管理部352、情報蓄積部353、分析結果蓄積部354を有している。設定情報管理部352は、設定情報を記憶する。情報蓄積部353は、コミュニケーション端末10から受信された各種の利用情報を記憶する。分析結果蓄積部354は、分析結果を記憶する。
通信部360は、他の装置と通信する。例えば、通信部360は、ネットワーク50に直接的に接続され、ネットワーク50を介してコミュニケーション端末10およびコミュニケーションサーバ20それぞれと通信する。なお、通信部360は、通信インタフェース811により実装され得る。
制御部310は、コミュニケーション分析サーバ30が有する様々な機能を提供する。制御部310は、コミュニケーション分析処理部330を有する。そして、コミュニケーション分析処理部330は、取得部331、分析部332および提供部333を有する。なお、制御部310は、CPU803、ROM805およびRAM807(図12)により実装され、CPU803によってROM805から読み込まれたプログラムがRAM807に展開され、当該プログラムがCPU803によって実行されることによって実現される。
続いて、本発明の実施形態に係るコミュニケーションシステム1の動作例について説明する。まず、本発明の実施形態に係るコミュニケーション端末10の動作例について説明する。コミュニケーション端末10の動作例として、利用情報取得部131、送信制御部132、受信情報取得部133および提示制御部134それぞれの動作例を順次に説明する。
図5は、利用情報取得部131および送信制御部132の動作例を示すフローチャートである。まず、コミュニケーション端末10が起動すると(S11)、コミュニケーション端末10においてイベントが発生したかを監視する(S12)。ここで、コミュニケーション端末10において発生するイベントは、コミュニケーションAPの利用情報、業務用APの利用情報、操作部140(利用者インタフェース)の利用情報などの取得イベントであってよい。
続いて、送信制御部132は、記憶部150に記録された利用情報がある場合、当該利用情報に利用者識別情報を付与し(S15)、送信設定情報に基づいて、利用者識別番号と利用情報とが通信部160によってコミュニケーション分析サーバ30に送信されるように通信部160を制御する(S16)。送信設定情報は、利用情報を送信すべき時刻を示す情報であってもよいし、利用情報を送信すべき時間間隔を示す情報であってもよい。その後、動作は、S12に移行される。
受信情報取得部133は、コミュニケーション分析サーバ30における分析部332によって分析されて得られた分析結果に更新があるかを確認する。分析結果の更新がない場合、特に何もしなくてよい。一方、受信情報取得部133は、分析結果の更新がある場合、コミュニケーション分析サーバ30から通信部160を介して分析結果を取得し、取得した分析結果を記憶部150に記録する。
提示制御部134は、受信情報取得部133によって分析結果が取得されたかを確認する。受信情報取得部133によって分析結果が取得されなかった場合、特に何もしなくてよい。一方、提示制御部134は、受信情報取得部133によって分析結果が取得された場合、受信情報取得部133から分析結果を取得する。そして、提示制御部134は、分析結果が表示部180によって表示されるように表示部180を制御する。
続いて、本発明の実施形態に係るコミュニケーションサーバ20の動作例について説明する。コミュニケーションサーバ20の動作例として、コミュニケーションサーバAP部220の動作例を説明する。
コミュニケーションサーバAP部220は、コミュニケーションAPに対してコミュニケーション機能を提供する。例えば、コミュニケーションサーバAP部220は、コミュニケーション機能の提供によって得られたコミュニケーション履歴情報をコミュニケーションサーバAPデータ部251に蓄積する。また、コミュニケーションサーバAP部220は、コミュニケーションサーバAPデータ部251に蓄積したコミュニケーション履歴情報が、コミュニケーション分析サーバ30からの要求に応じてコミュニケーション分析サーバ30に送信されるように通信部260を制御する。
続いて、本発明の実施形態に係るコミュニケーション分析サーバ30の動作例について説明する。コミュニケーション分析サーバ30の動作例として、取得部331、分析部332および提供部333それぞれの動作例を説明する。
図6は、取得部331の動作例を示すフローチャートである。まず、取得部331は、動作を開始し(S21)、コミュニケーション端末10から利用情報が通信部360によって受信されたかを確認する(S22)。取得部331は、コミュニケーション端末10から利用情報が通信部360によって受信されなかった場合には(S22において「情報無」)、S22に動作を移行させる。一方、取得部331は、取得部331は、コミュニケーション端末10から利用情報が通信部360によって受信された場合には(S22において「情報有」)、情報蓄積部353に利用情報を蓄積させる(S23)。
図7は、分析部332の動作例を示すフローチャートである。まず、分析部332は、コミュニケーション分析サーバ30の起動時に自動的に動作を開始し(S31)、設定情報管理部352によって記憶されている設定情報に含まれる計算区間を確認する(S32)。そして、分析部332は、計算区間に応じたタイミングに、各種の利用情報を情報蓄積部353から取得する(S33)。例えば、計算区間に6箇月が設定されている場合、分析部332は、現時点から6箇月前までの各種の利用情報を取得する。あるいは、分析部332は、6箇月ごとに各種の利用情報を取得する。そして、分析部332は、各種の利用情報に基づいて、コミュニケーション指標を計算する(S34)。分析部332によって計算されるコミュニケーション指標は限定されない。
コミュニケーションセッション1:コミュニケーション参加者A、B
コミュニケーションセッション2:コミュニケーション参加者A、B、C
コミュニケーションセッション3:コミュニケーション参加者A、B、C、D
コミュニケーションセッション4:コミュニケーション参加者A、B、C
このとき、コミュニケーションセッション2とコミュニケーションセッション4は、コミュニケーション参加者が同一であるため、それぞれのコミュニケーション参加者は同一のコミュニケーショングループを構成するとして扱われる。図8を参照しながらさらに詳細に説明する。
発言準備時間は、メッセージ送信の準備の時間に該当する。例えば、図8に示された例において、利用者1の発言準備時間は、コミュニケーションセッション開始(S61)からコミュニケーションセッション終了(S67)までの間において、コミュニケーションAPの利用時間T1と、その直前に利用された利用者AP(業務用AP)の利用時間T2とを合わせた時間(すなわち、T1+T2)のうち、利用者インタフェース(操作部140)の利用時間T3に該当する。分析部332は、コミュニケーショングループに属する利用者(コミュニケーション参加者)ごとに、この発言準備時間をコミュニケーション指標の例として計算する。さらに、分析部332は、コミュニケーションセッションが複数である場合には、利用者ごとに平均発言準備時間(計算区間における1コミュニケーションセッションあたりの発言準備時間)を計算する。
割り込みは、ある利用者(コミュニケーション参加者)の発言準備時間内に当該利用者に対して他の利用者(コミュニケーション参加者)が発言してしまうことを意味する。この割り込み回数が大きい利用者は、割り込み発言を行う癖が強い。ここで、コミュニケーションにおける利用者間における割り込みの発生の仕方は、利用者間の社会的関係によって異なることが想定される。そこで、分析部332は、コミュニケーショングループごとに利用者の割り込み回数を算出する。図8に示された例においては、利用者Nによる発言が利用者1の発言準備時間T3の範囲内である場合(S51、S52)、利用者Nの発言は、割り込み発言に該当する。一方、利用者Nによる発言が利用者1の発言準備時間T3の範囲外である場合(S55、S56)、利用者Nの発言は、割り込み発言に該当しない。
割り込み時間は、ある利用者(コミュニケーション参加者)に対して他の利用者(コミュニケーション参加者)が割り込みをした場合において、発言準備の開始から割り込み発言の開始までの時間を意味する。この割り込み時間が短い利用者は、短気である可能性が高い。分析部332は、コミュニケーショングループごとに利用者の割り込み時間を算出する。図8に示された例においては、利用者1の発言準備時間T3の開始(S63)から利用者Nの割り込み発言(S51)までの時間T4は、割り込み時間に該当する。
COMアプリケーション利用率は、発言準備時間におけるコミュニケーションAPの利用時間と利用者AP(業務用AP)の利用時間との比率を示す。例えば、COMアプリケーション利用率は、コミュニケーションAPの利用時間に対する利用者APの利用時間の割合であってよい。このとき、COMアプリケーション利用率が高い参加者ほど、利用者APを利用して、考えたり、資料を見たり、インターネットで調査をしたりする時間が短く、かつ、コミュニケーションAPを利用して、メッセージを入力する時間が長い参加者(すなわち、短時間でも多くの発言ができる参加者)であると言える。COMアプリケーション利用率は、利用者APの利用時間に対するコミュニケーションAPの利用時間の割合であってもよい。
提供部333は、このようにして蓄積されたコミュニケーション指標を、コミュニケーション端末10に提供する「分析情報の提供処理」を行う。また、提供部333は、このようにして蓄積されたコミュニケーション指標に基づく「警告情報の提供処理」を行う。以下、図9を参照しながら、「分析情報の提供処理」について説明し、図10を参照しながら、「警告情報の提供処理」について説明する。
図12は、本発明の実施形態に係るコミュニケーション端末10、コミュニケーションサーバ20およびコミュニケーション分析サーバ30(以下、コミュニケーション端末10、コミュニケーションサーバ20およびコミュニケーション分析サーバ30それぞれを区別せずに「本実施形態に係る装置」と言う場合がある。)のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
複数のコミュニケーション参加者が、インスタントメッセンジャーを利用し、業務上の会議などのリアルタイムなテキストコミュニケーションを行う場合、まだ発言準備段階であるのにも関わらず、コミュニケーション相手からの発言が届いてしまい、作成中の発言を断念する場合がある。上記の特許文献1では、その解決案として、コミュニケーション参加者の発言を制限する方法を提案している。
10 コミュニケーション端末
110 制御部
120 AP部
121 コミュニケーションAP部
122 業務用AP部
130 コミュニケーション支援情報提供部
131 利用情報取得部
132 送信制御部
133 受信情報取得部
134 提示制御部
140 操作部
150 記憶部
152 端末情報管理部
160 通信部
180 表示部
20 コミュニケーションサーバ
210 制御部
220 コミュニケーションサーバAP部
250 記憶部
251 コミュニケーションサーバAPデータ部
260 通信部
30 コミュニケーション分析サーバ
310 制御部
330 コミュニケーション分析処理部
331 取得部
332 分析部
333 提供部
350 記憶部
352 設定情報管理部
353 情報蓄積部
354 分析結果蓄積部
360 通信部
50 ネットワーク
Claims (16)
- コミュニケーショングループに属する複数の利用者それぞれのコミュニケーション端末のアプリケーション利用履歴情報と入力インタフェース利用履歴情報とを前記コミュニケーション端末から取得する取得部と、
前記アプリケーション利用履歴情報と前記入力インタフェース利用履歴情報とに基づいて、前記コミュニケーショングループのコミュニケーションセッションにおける前記複数の利用者それぞれの発言準備時間を算出する分析部と、
前記発言準備時間に基づく所定のコミュニケーション指標を前記コミュニケーション端末に提供する提供部と、
を備える、情報処理装置。 - 前記コミュニケーション指標は、利用者ごとの前記発言準備時間または前記発言準備時間の平均値を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記コミュニケーション指標は、他の利用者の発言準備時間に対する利用者の割り込み発言回数または前記割り込み発言回数の平均値を含む、
請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記コミュニケーション指標は、他の利用者の発言準備時間の開始時刻と前記発言準備時間に対する利用者の割り込み発言の開始時刻との差分に相当する割り込み時間または前記割り込み時間の平均値を含む、
請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記提供部は、前記複数の利用者それぞれのコミュニケーション指標を、対応するコミュニケーション端末に提供する、
請求項1~4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記提供部は、前記複数の利用者の中に割り込み発言を行う可能性がある第1の利用者が存在するか否かを判定する、
請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記提供部は、前記第1の利用者が存在する場合に、前記割り込み発言を行わないことを促すための警告情報を前記第1の利用者のコミュニケーション端末に提供する、
請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記提供部は、前記割り込み発言を行わないことを促すための警告情報が表示されたにも関わらず、前記第1の利用者が割り込み発言を行った場合、前記第1の利用者が割り込み発言を行ったことを前記第1の利用者のコミュニケーション端末に提供する、
請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記提供部は、前記割り込み発言を行わないことを促すための警告情報が表示された後、前記第1の利用者が割り込み発言を行わなかった場合、前記第1の利用者が割り込み発言を行わなかったことを前記第1の利用者のコミュニケーション端末に提供する、
請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記提供部は、前記割り込み発言を行わないことを促すための警告情報が表示されたにも関わらず、前記第1の利用者が割り込み発言を行った場合、前記第1の利用者のコミュニケーション指標または前記第1の利用者が割り込み発言を行ったことを前記コミュニケーショングループに属する前記複数の利用者それぞれのコミュニケーション端末に提供する、
請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記提供部は、前記第1の利用者が存在する場合に、前記割り込み発言を受ける可能性を示す警告情報を前記第1の利用者から前記割り込み発言を受ける可能性がある第2の利用者のコミュニケーション端末に提供する、
請求項6~10のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記提供部は、第2の利用者が入力インタフェースを利用している間に、入力インタフェースの利用開始を行った利用者を前記第1の利用者として特定する、
請求項6~10のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - コミュニケーショングループに属する複数の利用者それぞれのコミュニケーション端末のアプリケーション利用履歴情報と入力インタフェース利用履歴情報とを前記コミュニケーション端末から取得することと、
前記アプリケーション利用履歴情報と前記入力インタフェース利用履歴情報とに基づいて、前記コミュニケーショングループのコミュニケーションセッションにおける前記複数の利用者それぞれの発言準備時間を算出することと、
前記発言準備時間に基づく所定のコミュニケーション指標を前記コミュニケーション端末に提供することと、
を備える、情報処理方法。 - コンピュータを、
コミュニケーショングループに属する複数の利用者それぞれのコミュニケーション端末のアプリケーション利用履歴情報と入力インタフェース利用履歴情報とを前記コミュニケーション端末から取得する取得部と、
前記アプリケーション利用履歴情報と前記入力インタフェース利用履歴情報とに基づいて、前記コミュニケーショングループのコミュニケーションセッションにおける前記複数の利用者それぞれの発言準備時間を算出する分析部と、
前記発言準備時間に基づく所定のコミュニケーション指標を前記コミュニケーション端末に提供する提供部と、
を備える、情報処理装置として機能させるためのプログラム。 - 第1のコミュニケーション端末と第2のコミュニケーション端末と情報処理装置とを有するコミュニケーションシステムであって、
前記情報処理装置は、
前記第1のコミュニケーション端末におけるアプリケーション利用履歴情報と入力インタフェース利用履歴情報とを取得する取得部と、
前記アプリケーション利用履歴情報と前記入力インタフェース利用履歴情報とに基づいて、前記第1のコミュニケーション端末の利用者の発言準備時間を算出する分析部と、
前記発言準備時間に基づく所定のコミュニケーション指標を前記第2のコミュニケーション端末に提供する提供部と、
を備える、コミュニケーションシステム。 - コミュニケーション端末であって、
他のコミュニケーション端末におけるアプリケーション利用履歴情報と入力インタフェース利用履歴情報とに基づいて算出された前記他のコミュニケーション端末の利用者の発言準備時間に基づく所定のコミュニケーション指標が提示されるように制御する提示制御部を備える、
コミュニケーション端末。
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