JP7338364B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、コミュニケーションシステムおよびコミュニケーション端末 - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法、プログラム、コミュニケーションシステムおよびコミュニケーション端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7338364B2 JP7338364B2 JP2019175109A JP2019175109A JP7338364B2 JP 7338364 B2 JP7338364 B2 JP 7338364B2 JP 2019175109 A JP2019175109 A JP 2019175109A JP 2019175109 A JP2019175109 A JP 2019175109A JP 7338364 B2 JP7338364 B2 JP 7338364B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- application
- time
- communication
- usage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 449
- 230000010365 information processing Effects 0.000 title claims description 20
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims description 4
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 108
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 16
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 19
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 15
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 13
- 230000006870 function Effects 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 9
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 8
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 6
- 230000003340 mental effect Effects 0.000 description 5
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 238000013473 artificial intelligence Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
- 230000006855 networking Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
本発明の実施形態では、オフィス勤務者が日常的な社会活動の中において業務を行うために利用するアプリケーション(以下、「利用者アプリケーション」とも言う。)の利用履歴情報に基づいてコミュニケーション先に関するステータス情報を予測する。さらに、本発明の実施形態では、利用者アプリケーションが設置された汎用コミュニケーション端末(以下、「コミュニケーション端末」とも言う。)の情報表示画面に、予測したステータス情報を表示する。
同時多人数参加型の汎用テキストコミュニケーションアプリケーションにおいて、コミュニケーション先の状態情報(ステータス)を検出、予測することでテキストコミュニケーションにおける回答待ち負担を低減するための一般的な技術としては、下記の(1-1.利用者の入力インタフェース監視を利用したステータス検出方法)および(1-2.ステータス検出結果の表示方法)がある。
(1)テキストコミュニケーションAPにおける利用者のメッセージ入力状態監視
この方法は、テキストコミュニケーションにおける利用者のメッセージ入力状態を検出し、検出結果をステータス情報としてコミュニケーション先に表示する方法である。(例:利用者がメッセージを入力しているときに、コミュニケーション先に「テキスト入力中」と表示する。)
この方法は、利用者がテキストコミュニケーション以外に利用しているアプリケーションにおける入力インタフェースの状態を検出し、検出結果をステータス情報としてコミュニケーション先に表示する方法である。(例:「ブラウザ利用中」、「文書作成アプリケーションで文書作成中」、「電話アプリケーションで通話中」と表示する。)
この方法は、上記した項目(1-1.利用者の入力インタフェース監視を利用したステータス検出方法)の(1)と(2)のコミュニケーション端末における利用者入力インタフェースの監視に基づいて得られた情報から、各利用者のステータスを判断し、判断結果をコミュニケーション先にステータス情報として表示する方法である。さらに、この方法では、このステータス情報に基づいて、メッセージ送信可能状態を判別することによって、メッセージ送信の制御を行う。(例:「文書作成アプリケーションで文書作成中」であれば、「メッセージ受信不可状態(忙しい)」などと判断する。)
続いて、本発明の実施形態と一般的な技術との主な差分について説明する。なお、ここで説明した差分以外にも、本発明の実施形態と一般的な技術との間に差分が存在し得ることは言うまでもない。
(1)一般的な技術の課題
特許文献1では、利用者のステータスを検出するために、下記の1)と2)とを利用している。
1)利用者がコミュニケーション端末を操作するときの入力インタフェースからの情報
2)アプリケーションの状態情報
本発明の実施形態では、コミュニケーション端末の利用者の過去における入力インタフェースへの操作とアプリケーションの利用履歴情報とに基づいて、利用者の業務時間帯別のアプリケーションの利用時間を算出するとともに、アプリケーション別の入力作業時間を算出して指標化する(下記の1)と2))。本発明の実施形態では、指標化したこれらの情報を、利用者の応答可能性を表すステータス情報として利用する。
2)業務時間帯別の端末利用におけるアプリケーション別の入力作業時間
すなわち、本発明の実施形態では、上記の1)~2)を指標化し、指標化されたこれらの情報に基づいて、OA用アプリケーションおよびコミュニケーションAPの利用形態を分析し、分析結果をコミュニケーションのステータスを予測するために利用することが特徴の一つである。
(1)一般的な技術の課題
特許文献1では、利用者のステータス情報をリアルタイムに更新してコミュニケーション参加者に提示する。これによって、特許文献1では、コミュニケーション参加者は、コミュニケーション先のステータス情報を参照することによって、回答が得られるまでにどのぐらいの時間が掛かるかを予測することが可能になるため、回答待ちに対する精神的負担を低減することが可能であると説明している。
本発明の実施形態では、(2-1.利用者の入力インタフェース監視を利用したステータス検出方法)の(2)本実施形態による解決方法における2つの指標を利用し、コミュニケーション分析を行う。本発明の実施形態では、この分析結果に基づいて、利用者の社会活動における業務内容や業務スタイルを反映した、下記の1)~3)のコミュニケーション支援情報を提供する。
1)端末利用者の業務における、同日・同時間帯別の業務内容
2)端末利用者の業務における、同日・同時間帯別のコミュニケーションスタイル
3)現時点における特定コミュニケーション先へのコミュニケーション手段の推薦情報
続いて、本発明の実施形態の詳細について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るコミュニケーションシステムの概略的な構成の一例を示す図である。図1を参照すると、本発明の実施形態に係るコミュニケーションシステム1は、N台(Nは2以上の整数)のコミュニケーション端末10と、コミュニケーションサーバ20と、コミュニケーション分析サーバ30と、ネットワーク50とを有する。N台のコミュニケーション端末10、コミュニケーションサーバ20およびコミュニケーション分析サーバ30は、ネットワーク50に接続されており、ネットワーク50を介して相互に通信可能である。N台のコミュニケーション端末10それぞれは、各利用者によって利用される。例えば、コミュニケーション端末10と利用者とは、1対1に対応している。
次に、図2を参照して、本発明の実施形態に係るコミュニケーション端末10の機能構成の一例を説明する。図2は、本発明の実施形態に係るコミュニケーション端末10の機能構成の一例を示すブロック図である。図2を参照すると、コミュニケーション端末10は、制御部110、操作部140、記憶部150、通信部160および表示部180を備える。
操作部140は、入力部の一例として機能し、ユーザからの入力を受け付ける。ここでは、操作部140がマウスおよびキーボードを含んでいる場合を想定するが、操作部140の形態は限定されない。例えば、操作部140は、タッチパネルを含んでもよいし、ボタンなどを含んでもよい。あるいは、操作部140は、ユーザからの音声の入力を受け付けるマイクロフォンを含んでもよい。操作部140は、ユーザからの入力を制御部110へ提供する。なお、操作部140は、入力装置815により実装され得る。
記憶部150は、コミュニケーション端末10の動作を制御するためのプログラムおよびデータを記憶する。当該プログラムには、OS(Operating System)およびアプリケーションなどが含まれる。一例として、記憶部150は、端末情報管理部152を有している。なお、記憶部150は、記憶装置809により実装され得る。
通信部160は、他の装置と通信する。例えば、通信部160は、ネットワーク50に直接的に接続され、ネットワーク50を介してコミュニケーションサーバ20およびコミュニケーション分析サーバ30それぞれと通信する。なお、通信部160は、通信インタフェース811により実装され得る。
表示部180は、提示部の一例として機能し、提示制御部134による制御に従って、GUI(Graphical User Interface)によって提示情報をユーザに提示する(画面に表示する)。ここでは、表示部180がディスプレイによって構成される場合を想定するが、表示部180の形態は限定されない。なお、表示部180は、表示装置823により実装され得る。
制御部110は、コミュニケーション端末10が有する様々な機能を提供する。制御部110は、AP(アプリケーション)部120、および、コミュニケーション支援情報提供部130を有する。AP部120は、コミュニケーションAP部121、および、業務用AP部122を有する。そして、コミュニケーション支援情報提供部130は、利用情報取得部131、送信制御部132、受信情報取得部133および提示制御部134を有する。なお、制御部110は、CPU803、ROM805およびRAM807(図14)により実装され、CPU803によってROM805から読み込まれたプログラムがRAM807に展開され、当該プログラムがCPU803によって実行されることによって実現される。
次に、図3を参照して、本発明の実施形態に係るコミュニケーションサーバ20の機能構成の一例を説明する。図3は、本発明の実施形態に係るコミュニケーションサーバ20の機能構成の一例を示すブロック図である。図3を参照すると、コミュニケーションサーバ20は、制御部210、記憶部250および通信部260を備える。
記憶部250は、コミュニケーションサーバ20の動作を制御するためのプログラムおよびデータを記憶する。当該プログラムには、OS(Operating System)およびアプリケーションなどが含まれる。なお、記憶部250は、記憶装置809により実装され得る。記憶部250は、コミュニケーションサーバAPデータ部251を有している。コミュニケーションサーバAPデータ部251は、コミュニケーション履歴情報およびコミュニケーションを管理するためのデータを記憶する。
通信部260は、他の装置と通信する。例えば、通信部260は、ネットワーク50に直接的に接続され、ネットワーク50を介してコミュニケーション端末10およびコミュニケーション分析サーバ30それぞれと通信する。なお、通信部260は、通信インタフェース811により実装され得る。
制御部210は、コミュニケーションサーバ20が有する様々な機能を提供する。制御部210は、コミュニケーションサーバAP部220を有する。なお、制御部210は、CPU803、ROM805およびRAM807(図14)により実装され、CPU803によってROM805から読み込まれたプログラムがRAM807に展開され、当該プログラムがCPU803によって実行されることによって実現される。
次に、図4を参照して、本発明の実施形態に係るコミュニケーション分析サーバ30の機能構成の一例を説明する。図4は、本発明の実施形態に係るコミュニケーション分析サーバ30の機能構成の一例を示すブロック図である。図4を参照すると、コミュニケーション分析サーバ30は、制御部310、記憶部350および通信部360を備える。
記憶部350は、コミュニケーション分析サーバ30の動作を制御するためのプログラムおよびデータを記憶する。当該プログラムには、OS(Operating System)およびアプリケーションなどが含まれる。なお、記憶部350は、記憶装置809により実装され得る。記憶部350は、設定情報管理部352、情報蓄積部353、分析結果蓄積部354を有している。設定情報管理部352は、設定情報を記憶する。情報蓄積部353は、コミュニケーション端末10から受信された各種の利用情報を記憶する。分析結果蓄積部354は、分析結果を記憶する。
通信部360は、他の装置と通信する。例えば、通信部360は、ネットワーク50に直接的に接続され、ネットワーク50を介してコミュニケーション端末10およびコミュニケーションサーバ20それぞれと通信する。なお、通信部360は、通信インタフェース811により実装され得る。
制御部310は、コミュニケーション分析サーバ30が有する様々な機能を提供する。制御部310は、コミュニケーション分析処理部330を有する。そして、コミュニケーション分析処理部330は、取得部331、分析部332および提供部333を有する。なお、制御部310は、CPU803、ROM805およびRAM807(図14)により実装され、CPU803によってROM805から読み込まれたプログラムがRAM807に展開され、当該プログラムがCPU803によって実行されることによって実現される。
続いて、本発明の実施形態に係るコミュニケーションシステム1の動作例について説明する。まず、本発明の実施形態に係るコミュニケーション端末10の動作例について説明する。コミュニケーション端末10の動作例として、利用情報取得部131、送信制御部132、受信情報取得部133および提示制御部134それぞれの動作例を順次に説明する。
図5は、利用情報取得部131および送信制御部132の動作例を示すフローチャートである。まず、コミュニケーション端末10が起動すると(S11)、利用情報取得部131は、OSが管理する情報からコミュニケーション端末10の起動開始時刻およびコミュニケーション端末10の起動終了時刻があるかを確認する(S12)。ここで、起動開始時刻は、今回の起動開始時刻に該当する。一方、起動終了時刻は、前回の起動終了時刻に該当する。なお、コミュニケーション端末10の起動開始時刻および起動終了時刻それぞれには、日付情報が含まれてよい。
続いて、送信制御部132は、記憶部150に記録された利用情報がある場合、当該利用情報に利用者識別情報を付与し(S17)、送信設定情報に基づいて、利用者識別番号と利用情報とが通信部160によってコミュニケーション分析サーバ30に送信されるように通信部160を制御する(S18)。送信設定情報は、利用情報を送信すべき時刻を示す情報であってもよいし、利用情報を送信すべき時間間隔を示す情報であってもよい。その後、動作は、S12に移行される。
受信情報取得部133は、コミュニケーション分析サーバ30における分析部332によって分析されて得られた分析結果に更新があるかを確認する。分析結果の更新がない場合、特に何もしなくてよい。一方、受信情報取得部133は、分析結果の更新がある場合、コミュニケーション分析サーバ30から通信部160を介して分析結果を取得し、取得した分析結果を記憶部150に記録する。
提示制御部134は、受信情報取得部133によって分析結果が取得されたかを確認する。受信情報取得部133によって分析結果が取得されなかった場合、特に何もしなくてよい。一方、提示制御部134は、受信情報取得部133によって分析結果が取得された場合、受信情報取得部133から分析結果を取得する。そして、提示制御部134は、分析結果が表示部180によって表示されるように表示部180を制御する。
続いて、本発明の実施形態に係るコミュニケーションサーバ20の動作例について説明する。コミュニケーションサーバ20の動作例として、コミュニケーションサーバAP部220の動作例を説明する。
コミュニケーションサーバAP部220は、コミュニケーションAPに対してコミュニケーション機能を提供する。例えば、コミュニケーションサーバAP部220は、コミュニケーション機能の提供によって得られたコミュニケーション履歴情報をコミュニケーションサーバAPデータ部251に蓄積する。また、コミュニケーションサーバAP部220は、コミュニケーションサーバAPデータ部251に蓄積したコミュニケーション履歴情報が、コミュニケーション分析サーバ30からの要求に応じてコミュニケーション分析サーバ30に送信されるように通信部260を制御する。
続いて、本発明の実施形態に係るコミュニケーション分析サーバ30の動作例について説明する。コミュニケーション分析サーバ30の動作例として、取得部331、分析部332および提供部333それぞれの動作例を説明する。
図6は、取得部331の動作例を示すフローチャートである。まず、取得部331は、動作を開始し(S21)、コミュニケーション端末10から利用情報が通信部360によって受信されたかを確認する(S22)。取得部331は、コミュニケーション端末10から利用情報が通信部360によって受信されなかった場合には(S22において「情報無」)、S22に動作を移行させる。一方、取得部331は、取得部331は、コミュニケーション端末10から利用情報が通信部360によって受信された場合には(S22において「情報有」)、情報蓄積部353に利用情報を蓄積させる。
図7は、分析部332の動作例を示すフローチャートである。まず、分析部332は、動作を開始し(S31)、設定情報管理部352によって記憶されている設定情報に含まれる計算区間および単位時間区間を確認する(S32)。そして、分析部332は、計算区間に応じたタイミングに、各種の利用情報を情報蓄積部353から取得する(S33)。例えば、計算区間に6箇月が設定されている場合、分析部332は、現時点から6箇月前までの各種の利用情報を取得する。
利用者は業務を行う上で、コミュニケーション端末10を利用し、コミュニケーションAPおよび業務用APを目的に応じて選択し利用する。図8は、一日における利用者の業務とアプリケーション利用の一例を示す図である。図8に示された例は、「利用者は、業務を開始し、メールで連絡事項を確認し、外勤から戻ってきてからは文書作成を行い、会議に出席し、勤務終了前にメールを利用して報告をし、一日の業務を終了する」という、日常的な社会活動として容易に想定できる一例である。
P1:各アプリケーション利用時間の平均値:0、利用率0%
P2:メールアプリケーション利用時間の平均値:t2-t1、利用率100%
P3:メールアプリケーション利用時間の平均値:(t3-t2)/2、利用率50%
P4:SNSアプリケーション利用時間の平均値:(t4-t3)/2、利用率50%
P5:SNSアプリケーション利用時間の平均値:(t5-t4)/2、利用率50%
:インスタントメッセンジャー利用時間の平均値:(t5-t4)/4、利用率25%
P6:メールアプリケーション利用時間の平均値:(t6-t5)/4、利用率25%
P7:メールアプリケーション利用時間の平均値:(t7-t6)、利用率100%
P8:各アプリケーション利用時間の平均値:0、利用率0%
利用者は、コミュニケーション端末10に設置されているアプリケーションを利用して業務を行うとき、「情報の確認」と「情報の入力」との2つの作業を行う。例として、コミュニケーションAPの1つであるメールアプリケーションを利用している場合、「情報の確認」は「メールを読むことまたは考えること」に該当し、「情報の入力」は「メールを作成すること」に該当する。
P1:各アプリケーション作業時間の平均値:0、作業率0%
P2:メールアプリケーション作業時間の平均値:(t2-t1)/2、作業率50%
P3:メールアプリケーション作業時間の平均値:(t3-t2)/2、作業率100%
P4:SNSアプリケーション作業時間の平均値:(t4-t3)/4、作業率50%
P5:SNSアプリケーション作業時間の平均値:(t5-t4)/4、作業率50%
:インスタントメッセンジャー作業時間の平均値:(t5-t4)/8、作業率50%
P6:メールアプリケーション作業時間の平均値:0、作業率0%
P7:メールアプリケーション作業時間の平均値:(t7-t6)/2、作業率50%
P8:各アプリケーション作業時間の平均値:0、作業率0%
上記の(1)(2)において算出されたコミュニケーション指標は、1日の単位時間区間におけるアプリケーション別の利用時間と、単位時間区間に対するアプリケーション別の利用時間の割合(利用率)と、1日の単位時間区間におけるアプリケーション別の作業時間と、アプリケーションの利用時間に対するアプリケーションの作業時間の割合(作業率)である。
図7に戻って説明を続ける。分析部332は、アプリケーションの利用率に関する情報の例として、推薦情報を生成する。より詳細に、分析部332は、業務用APの利用率が第1の閾値よりも高い単位時間区間があれば、当該単位時間区間でのコミュニケーションAPによるコミュニケーションを推薦することを示すコミュニケーション支援情報を生成する。また、分析部332は、業務用APの作業率が第2の閾値よりも高い単位時間区間があれば、当該単位時間区間でのコミュニケーションAPによるコミュニケーションを推薦しないことを示すコミュニケーション支援情報を生成する。
提供部333は、このようにして分析結果蓄積部354に蓄積された情報を、コミュニケーション端末10に提供する。より詳細に、提供部333は、コミュニケーション端末10からの要求が通信部360によって受信されると、その要求に従ってコミュニケーション端末10に対応する情報を分析結果蓄積部354から取得する。提供部333は、取得した情報を、通信部360を介して該当するコミュニケーション端末10に提供する。
「現在の時間帯r0は、相手が外勤中または会議中である可能性があります。」
「時間帯r1からr4までの時間は、相手が文書作成業務を行っている可能性が高いです。相手がコミュニケーションに応じない可能性があります。」
「ただし、時間帯r1と時間帯r3は、文書確認時間ですので、相手がコミュニケーションに応じてくれる可能性があります。」
「メールを出せば、相手が時間帯r5には確認し、時間帯r6にはメールを返信してくれる可能性が高いです。」
「SNSメッセージを送信すると、時間帯r8または時間帯r9には相手がSNSメッセージを返信してくれる可能性が高いです。」
などといったコミュニケーション支援情報が表示されてもよい。
「現在メールで連絡すれば、相手が即時に確認する可能性が高いです。時間帯r6には相手がメールに回答してくれる可能性が高いです。」
「SNSメッセージを送信すると、時間帯r8または時間帯r9に相手がSNSメッセージに返信してくれる可能性が高いです。」
などといったコミュニケーション支援情報が表示されてもよい。
図14は、本発明の実施形態に係るコミュニケーション端末10、コミュニケーションサーバ20およびコミュニケーション分析サーバ30(以下、コミュニケーション端末10、コミュニケーションサーバ20およびコミュニケーション分析サーバ30それぞれを区別せずに「本実施形態に係る装置」と言う場合がある。)のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
現在、端末を利用したコミュニケーションの主流となっているテキストコミュニケーションアプリケーションを利用してコミュニケーションを行うとき、最適なコミュニケーション手段と時間を選択できるように、コミュニケーションAPは、利用者入力によるステータス情報やリアルタイム監視によるステータス情報が提供されている。しかし、このようなステータス情報を利用し、コミュニケーションコンタクトをしても相手からすぐに返信があるわけではない。テキストコミュニケーションは電話などの会話とは違い、必ずしもリアルタイムで行われるものではない。そのため、ステータスを予測する必要がある。
10 コミュニケーション端末
110 制御部
120 AP部
121 コミュニケーションAP部
122 業務用AP部
130 コミュニケーション支援情報提供部
131 利用情報取得部
132 送信制御部
133 受信情報取得部
134 提示制御部
140 操作部
150 記憶部
152 端末情報管理部
160 通信部
180 表示部
20 コミュニケーションサーバ
210 制御部
220 コミュニケーションサーバAP部
250 記憶部
251 コミュニケーションサーバAPデータ部
260 通信部
30 コミュニケーション分析サーバ
310 制御部
330 コミュニケーション分析処理部
331 取得部
332 分析部
333 提供部
350 記憶部
352 設定情報管理部
353 情報蓄積部
354 分析結果蓄積部
360 通信部
50 ネットワーク
Claims (11)
- 第1のコミュニケーション端末における複数のアプリケーションそれぞれの利用開始時刻および利用終了時刻を含んだアプリケーション利用履歴情報と、入力開始時刻および入力終了時刻を含んだ入力インタフェース操作履歴情報とを取得する取得部と、
前記アプリケーション利用履歴情報に基づいてアプリケーション別に、複数のアプリケーションの利用に関する情報と前記複数のアプリケーションの作業に関する情報とを生成する分析部と、
前記アプリケーションの利用に関する情報と前記アプリケーションの作業に関する情報とを第2のコミュニケーション端末に提供する提供部と、
を備え、
前記アプリケーションの利用に関する情報は、前記利用開始時刻と前記利用終了時刻との差分に相当するアプリケーション利用時間の平均値または当該平均値に関する情報であり、
前記アプリケーションの作業に関する情報は、前記アプリケーション利用時間における前記入力開始時刻と前記入力終了時刻との差分に相当するアプリケーション作業時間の平均値または当該平均値に関する情報である、
情報処理装置。 - 前記アプリケーション利用時間の平均値は、前記アプリケーション利用時間の同一の単位時間区間ごとの平均値である、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記アプリケーション利用時間の平均値は、前記アプリケーション利用時間の同一の曜日ごとの平均値である、
請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記アプリケーション利用時間の平均値に関する情報は、前記アプリケーション利用時間の平均値の所定の計算区間に対する割合に相当するアプリケーション利用率または前記アプリケーション利用率に関する情報である、
請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記アプリケーション作業時間の平均値は、前記アプリケーション作業時間の同一の単位時間区間における平均値である、
請求項1~4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記アプリケーション作業時間の平均値は、前記アプリケーション作業時間の同一の曜日における平均値である、
請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記アプリケーション作業時間の平均値に関する情報は、前記アプリケーション作業時間の平均値の前記アプリケーション利用時間の平均値に対する割合に相当するアプリケーション作業率または前記アプリケーション作業率に関する情報である、
請求項1~6のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 第1のコミュニケーション端末における複数のアプリケーションそれぞれの利用開始時刻および利用終了時刻を含んだアプリケーション利用履歴情報と、入力開始時刻および入力終了時刻を含んだ入力インタフェース操作履歴情報とを取得することと、
前記アプリケーション利用履歴情報に基づいてアプリケーション別に、複数のアプリケーションの利用に関する情報と前記複数のアプリケーションの作業に関する情報とを生成することと、
前記アプリケーションの利用に関する情報と前記アプリケーションの作業に関する情報とを第2のコミュニケーション端末に提供することと、
を備え、
前記アプリケーションの利用に関する情報は、前記利用開始時刻と前記利用終了時刻との差分に相当するアプリケーション利用時間の平均値または当該平均値に関する情報であり、
前記アプリケーションの作業に関する情報は、前記アプリケーション利用時間における前記入力開始時刻と前記入力終了時刻との差分に相当するアプリケーション作業時間の平均値または当該平均値に関する情報である、
情報処理方法。 - コンピュータを、
第1のコミュニケーション端末における複数のアプリケーションそれぞれの利用開始時刻および利用終了時刻を含んだアプリケーション利用履歴情報と、入力開始時刻および入力終了時刻を含んだ入力インタフェース操作履歴情報とを取得する取得部と、
前記アプリケーション利用履歴情報に基づいてアプリケーション別に、複数のアプリケーションの利用に関する情報を生成する分析部と、
前記アプリケーションの利用に関する情報と前記複数のアプリケーションの作業に関する情報とを第2のコミュニケーション端末に提供する提供部と、
を備え、
前記アプリケーションの利用に関する情報は、前記利用開始時刻と前記利用終了時刻との差分に相当するアプリケーション利用時間の平均値または当該平均値に関する情報であり、
前記アプリケーションの作業に関する情報は、前記アプリケーション利用時間における前記入力開始時刻と前記入力終了時刻との差分に相当するアプリケーション作業時間の平均値または当該平均値に関する情報である、
情報処理装置として機能させるためのプログラム。 - 第1のコミュニケーション端末と第2のコミュニケーション端末と情報処理装置とを有するコミュニケーションシステムであって、
前記情報処理装置は、
前記第1のコミュニケーション端末における複数のアプリケーションそれぞれの利用開始時刻および利用終了時刻を含んだアプリケーション利用履歴情報と、入力開始時刻および入力終了時刻を含んだ入力インタフェース操作履歴情報とを取得する取得部と、
前記アプリケーション利用履歴情報に基づいてアプリケーション別に、複数のアプリケーションの利用に関する情報と前記複数のアプリケーションの作業に関する情報とを生成する分析部と、
前記アプリケーションの利用に関する情報と前記アプリケーションの作業に関する情報とを前記第2のコミュニケーション端末に提供する提供部と、
を備え、
前記アプリケーションの利用に関する情報は、前記利用開始時刻と前記利用終了時刻との差分に相当するアプリケーション利用時間の平均値または当該平均値に関する情報であり、
前記アプリケーションの作業に関する情報は、前記アプリケーション利用時間における前記入力開始時刻と前記入力終了時刻との差分に相当するアプリケーション作業時間の平均値または当該平均値に関する情報である、
コミュニケーションシステム。 - コミュニケーション端末であって、
他のコミュニケーション端末における複数のアプリケーションそれぞれの利用開始時刻および利用終了時刻を含んだアプリケーション利用履歴情報と、入力開始時刻および入力終了時刻を含んだ入力インタフェース操作履歴情報とに基づいて生成された、アプリケーション別の複数のアプリケーションの利用に関する情報と前記複数のアプリケーションの作業に関する情報とが提示されるように制御する提示制御部を備え、
前記アプリケーションの利用に関する情報は、前記利用開始時刻と前記利用終了時刻との差分に相当するアプリケーション利用時間の平均値または当該平均値に関する情報であり、
前記アプリケーションの作業に関する情報は、前記アプリケーション利用時間における前記入力開始時刻と前記入力終了時刻との差分に相当するアプリケーション作業時間の平均値または当該平均値に関する情報である、
コミュニケーション端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019175109A JP7338364B2 (ja) | 2019-09-26 | 2019-09-26 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、コミュニケーションシステムおよびコミュニケーション端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019175109A JP7338364B2 (ja) | 2019-09-26 | 2019-09-26 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、コミュニケーションシステムおよびコミュニケーション端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021051634A JP2021051634A (ja) | 2021-04-01 |
JP7338364B2 true JP7338364B2 (ja) | 2023-09-05 |
Family
ID=75158252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019175109A Active JP7338364B2 (ja) | 2019-09-26 | 2019-09-26 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、コミュニケーションシステムおよびコミュニケーション端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7338364B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7163463B1 (ja) * | 2021-08-26 | 2022-10-31 | アビームシステムズ株式会社 | 業務分析装置、業務分析方法、およびプログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012526314A (ja) | 2009-05-08 | 2012-10-25 | ゾケム オーワイ | 行動およびコンテキストデータを分析するためのシステムおよび方法 |
JP2017084329A (ja) | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 日本ビジネスシステムズ株式会社 | 情報提示システム、プログラム、及び、情報提示方法 |
-
2019
- 2019-09-26 JP JP2019175109A patent/JP7338364B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012526314A (ja) | 2009-05-08 | 2012-10-25 | ゾケム オーワイ | 行動およびコンテキストデータを分析するためのシステムおよび方法 |
JP2017084329A (ja) | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 日本ビジネスシステムズ株式会社 | 情報提示システム、プログラム、及び、情報提示方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021051634A (ja) | 2021-04-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10572882B2 (en) | Systems and methods for tracking and responding to mobile events in a relationship management system | |
US10607165B2 (en) | Systems and methods for automatic suggestions in a relationship management system | |
JP5883013B2 (ja) | 受信確認を提供する対話形メッセージングサービス運用方法 | |
US9674120B2 (en) | Method and apparatus for generating a suggested message to be sent over a network | |
US8599801B2 (en) | Collecting implicit information for determining context of event actions | |
CN109873757A (zh) | 用于多人会话的消息显示方法、电子设备和可读介质 | |
US20070239869A1 (en) | User interface for user presence aggregated across multiple endpoints | |
US20150006219A1 (en) | Serendipitous Issue Reminder System | |
CN104704524A (zh) | 信息公开系统、信息公开服务器、通信终端、信息公开方法和非瞬时性计算机可读介质 | |
US11709721B2 (en) | Issue tracking system having temporary notification suppression corresponding to group activity | |
US20140351713A1 (en) | Method and electronic device for updating communication representations based on activity level | |
CN103152462B (zh) | 一种通信录分享方法及装置 | |
US20090119600A1 (en) | System and method for evaluating response patterns | |
CN106296135A (zh) | 事件提醒方法、装置及终端 | |
US20180213047A1 (en) | System and method to determine the presence status of a registered user on a network | |
US20200160243A1 (en) | Resource reservation system, information display method, server system, and information processing terminal | |
CN109446204A (zh) | 一种即时通信的数据存储方法、装置、电子设备和介质 | |
JP7338364B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、コミュニケーションシステムおよびコミュニケーション端末 | |
US10567532B2 (en) | Contact availability prediction | |
JP6792224B1 (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、サーバ装置、プログラム、又は方法 | |
JP7211114B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、コミュニケーションシステムおよびコミュニケーション端末 | |
JP7472625B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、コミュニケーションシステムおよびコミュニケーション端末 | |
JP2022127757A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、コミュニケーションシステムおよびコミュニケーション端末 | |
JP7275928B2 (ja) | リソース予約システム、リソース予約方法、情報処理装置 | |
KR20100101250A (ko) | 유무선 네트워크장치를 이용한 인맥정보 관리장치 및 그 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220510 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230725 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230807 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7338364 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |