JP7471032B1 - 予算編成システム、予算編成方法、予算編成プログラム - Google Patents

予算編成システム、予算編成方法、予算編成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】真に優先する事業に対して適切な予算を配分しながら、他の事業に対しても適切な予算を配分する予算編成システム、予算編成方法及び予算編成プログラムを提供する。【解決手段】予算編成システム1において、予算編成装置2は、機能構成要素として、各種情報の登録を受け付ける登録部21と、予算編成処理を実行する予算編成部22と、を備える。登録部21は、複数の事業から少なくとも1つ以上の優先事業を設定登録し、予算編成部22は、前記優先事業に対して予算を編成し、それぞれの事業に対応する参照予算を参照し、他の事業に対して残予算を編成する。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用 2023年6月20日等に、株式会社WiseVineが説明会にて、予算編成システムを和歌山県庁等の役所の職員に説明し、公開した。
本発明は、行政事業の予算編成業務を支援する予算編成システム、予算編成方法、予算編成プログラムに関する。
自治体等を含む行政組織では、政策、施策、事務事業などの政策体系を設定し、それらに確保された予算の範囲内で、事務事業等を執行している。予算は、前年度までの行政評価の結果を反映させた予算編成業務によって決定づけられる。これら予算編成業務を支援する種々の技術が知られている。
特許文献1では、地方自治体の財政計画はマクロ的視点から、個別事務事業の予算査定はミクロ的視点から行われており、両者は連動していない問題の解決に向けて、個別事務事業における、歳入・歳出計画作成をルール化、綿密化、IT化して、地方自治体全体の財政計画と事務事業の管理・評価を関連付けることにより、個別計画と全体戦略の整合性を保持し、事業積上型の長期的な財政推計を可能にする技術を開示している。
また、特許文献1では、予算査定や行革計画にかかわる財政担当課の処理の単純化、および事務事業の実態に即した予算査定や長期財政推計の実現を図ることを目的とした技術を開示している。特許文献1では、財政バランスを把握しながら予算査定を行うこと、予算査定に伴い財政バランスの適正を判断すること、予算の修正案を作成すること、修正案により予算査定後の財政バランスを更に把握すること、などを開示している。
特開2005-293321号公報
行政における予算編成業務では、妥当性のある予算編成とするための意思決定が困難であった。例えば、ある住民にとって必要とされる施策や事務事業について、前年度から予算を削減しようとするならば、当然その理由について説明が求められることになるため、種々の施策間や事務事業間で不満が生じないような予算編成とすることが望まれている。一方で、妥当な予算額を決定することは容易でないことが課題であった。
また、上述した実状から予算の増減が容易ではなかった結果、真に優先度の高い事業の予算が圧迫されることが課題であった。
本発明は、上述した課題に鑑みて、真に優先する事業に対して適切な予算を配分しながら、他の事業に対しても適切な予算を配分する技術を提供することを解決すべき課題とする。
[1]行政事業の予算編成業務を支援する予算編成システムであって、
複数の事業から少なくとも1つ以上の優先事業を設定登録する登録部と、
前記優先事業に対して予算を編成し、それぞれの事業に対応する参照予算を参照し、他の事業に対して残予算を編成する予算編成部と、を備える、予算編成システム。
[2]前記予算編成部は、前記優先事業に対する予算の編成による他の事業に対する予算の削減率を算出し、前記参照予算に前記削減率を適用し、他の事業に対して前記残予算を編成する、[1]に記載の予算編成システム。
[3]前記予算編成部は、利用者による予算額設定に基づいて、前記優先事業に対して予算を編成する、[1]又は[2]に記載の予算編成システム。
[4]前記登録部は、重点的に予算を編成して取り組むべき重点事業と、継続的に予算を編成して取り組みが必要な固定化事業と、を含む優先事業を設定登録する、[1]~[3]の何れかに記載の予算編成システム。
[5]前記登録部は、予算配分の対象となる予算グループに対して、複数の事業を含む少なくとも1つ以上の事業グループを対応付けし、
前記予算編成部は、前記予算グループに属するそれぞれの事業の参照予算に対して同じ削減率を適用し、予算を編成する、[1]~[4]の何れかに記載の予算編成システム。
[6]前記予算編成部は、前記優先事業と、前記他の事業と、のそれぞれに対する予算額を集計し、前記事業グループに対する予算枠を決定する、[5]に記載の予算編成システム。
[7]前記予算編成部は、前記予算枠を前記事業グループ内のそれぞれの事業に対して分配することを許可し、前記予算枠を前記事業グループ外の事業に対して分配することを禁止する、[6]に記載の予算編成システム。
[1]に係る発明により、優先事業に対して優先的に予算編成を行ったうえで、他の事業の予算編成することで、真に優先すべき事業に対して適切な予算を配分しながら、他の事業に対しても適切な予算を配分することができる。
[2]に係る発明により、真に優先すべき事業に対して適切な予算を配分しながら、他の事業に対してより平等で適切な予算配分を実現できる。
[3]に係る発明により、優先事業に対して自由度の高い予算編成を実現する。
[4]に係る発明により、事業の性質に応じて優先事業を設定することができる。
[5]に係る発明により、全ての事業に対して同じ削減率を適用し事業単位で平等な予算配分を実現し、事業グループの間での適切な予算編成を実現することができる。
[6]に係る発明により、適正な予算枠の予算額を決定することができる。
[7]に係る発明により、予算枠の範囲内で自由に予算編成することを実現する。
本発明によれば、真に優先する事業に対して適切な予算を配分しながら、他の事業に対しても適切な予算を配分する技術を提供することができる。
本実施形態のシステムのブロック図。 本実施形態のハードウェア構成図。 本実施形態の事業グループ画面の表示例。 本実施形態の予算編成処理に係る処理フローチャート。 本実施形態の削減率の導出方法の概要説明図。 本実施形態の予算状況画面の表示例。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に関する予算編成システムおよび予算編成方法、予算編成プログラムについて説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではなく、様々な構成を採用することもできる。
本実施形態では、予算編成システム、予算編成装置の構成、動作等について説明するが、同様の構成の予算編成方法、コンピュータのプログラムおよび当該プログラムを記録したプログラム記録媒体等も、同様の作用効果を奏する。プログラム記録媒体を用いれば、例えば、コンピュータに当該プログラムをインストールすることができる。以下で説明する本実施形態にかかる一連の処理は、コンピュータで実行可能なプログラムとして提供され、CD-ROMやフレキシブルディスクなどの非一過性コンピュータ可読記録媒体、更には通信回線を経て提供可能である。
予算編成システムは、コンピュータ装置により構成される。コンピュータ装置は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置および記憶装置を有する。当該コンピュータ装置は、記憶装置に格納される予算編成プログラムを、演算装置により実行することで、当該コンピュータ装置を予算編成装置として機能させることができる。予算編成方法は、予算編成装置を含むコンピュータ装置の処理により実現される。
行政管理システムは、行政組織で利用され、行政活動の管理に利用される。行政組織は、国や地方自治体などの官公庁、省庁、公共団体等を含む行政を運営する組織であり、本実施形態では地方自治体を例とする。
政策体系とは、政策-施策-事務事業の3階層で区分された課題体系である。本実施形態では、この政策体系を用いて事務事業の管理を行う場合について例示するが、例えば、施策及び事務事業の間に細施策等の階層が設けられる等、4階層以上で区分がされ、事務事業の管理が行われてもよい。
政策とは、特定の行政課題に対応するための基本的な方針実現を目的とする行政活動の大きなまとまりであり、制定された行政区分(市区町村等)におけるまちづくりの方向性や目的を示すものである。
施策とは、政策における基本的な方針に基づく、具体的な方針の実現を目的とした行政活動のまとまりであり、政策を実現するための方策や対策を示すものである。
事務事業とは、施策における具体的な方針を具体化する為の個々の行政手段としての事務及び事業である。事務事業は、行政区分に所属する各局における予算を元に、各局により実施される。
行政活動は、計画段階、予算編成段階、予算執行段階、行政評価段階などの各段階を1年度単位で順次実施していく。計画段階では、政策体系の実施内容などを計画する。予算編成段階では、計画された政策体系に対して予算要求、査定、内示、議決などを経て予算編成を行う。予算執行段階では、予算編成された予算を用いて、事務事業などの政策体系を執行する。行政評価段階では、執行された政策体系についてその実績などを評価する。
<システム構成>
図1は、予算編成システム1のブロック図を示す。予算編成システム1は、予算編成装置2と、利用者端末3と、備える。予算編成装置2及び利用者端末3は、通信ネットワークNWに接続され、通信可能に構成されている。図1において、利用者端末3は、1つのみ示したが、複数存在してもよい。
予算編成装置2は、機能構成要素として、各種情報の登録を受け付ける登録部21と、予算編成処理を実行する予算編成部22と、を備える。
予算編成装置2は、データベースDBを有する。データベースDBは、利用者マスタと、政策体系情報と、予算情報と、などを格納する。データベースDBは、予算編成装置2の外部に設置されてもよく、予算編成装置2とデータ通信可能な構成であればその配置に制限はない。例えば、データベースDBは、通信ネットワークNWに接続されることで、予算編成装置2とデータ通信する構成であってもよい。
利用者端末3は、各種画面を介して政策体系情報、予算情報などを含む各種情報の入力を受け付け、予算編成装置2に送信する。利用者端末3は、各種画面の表示要求を予算編成装置2に送信し、その結果として、各種画面を表示する。利用者端末3は、利用者の属性(所属部局、所属課室、役職など)に応じて、権限が設定されてもよい。
<ハードウェア構成>
図2(a)は、予算編成装置2のハードウェア構成図を示す。予算編成装置2は、ハードウェア構成として、制御装置201と、記憶装置202と、通信装置203と、を備える。本実施形態において、予算編成装置2は、サーバ装置、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置を用いることができる。なお、予算編成装置2は、複数のコンピュータ装置により構成され、全体として上述した機能構成要素(21、22)を実現できればよく、図2(a)に示す構成に限定されるものではない。
制御装置201は、CPUやGPU(Graphics Processing Unit)などの1つ以上のプロセッサにより構成され、予算編成プログラムやOS(Operating System)、その他のアプリケーションを実行することで、予算編成装置2における全体処理を制御する。記憶装置202は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)などであって、予算編成プログラムおよび各種データを記憶する。通信装置203は、通信ネットワークとの通信制御を行い、利用者端末3などとのデータ通信を実現する。
図2(b)は、利用者端末3のハードウェア構成図を示す。利用者端末3は、ハードウェア構成として、制御装置301と、記憶装置302と、通信装置303と、入力装置304と、出力装置305と、を備える。本実施形態において、利用者端末3は、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット端末などを用いることができる。
制御装置301は、CPUなどの1つ以上のプロセッサにより構成され、端末用プログラム、OS、その他のアプリケーションなどを実行することで、利用者端末3における全体処理を制御する。記憶装置302は、HDD、SSD、フラッシュメモリ、RAMなどであって、ブラウザアプリケーション、および各種データを記憶する。通信装置303は、通信ネットワークとの通信制御を行い、少なくとも予算編成装置2とのデータ通信を実現する。入力装置304は、利用者による入力操作を受け付ける入力インターフェイスであって、マイク、タッチパネル、マウス、キーボードなどにより構成される。出力装置305は、表示出力するディスプレイなどにより構成される。
<データベース>
データベースDBは、利用者マスタと、政策体系情報と、予算情報と、グループ情報と、などを格納する。
利用者マスタには、行政組織内の利用者情報が格納される。利用者情報は、利用者の識別情報(利用者ID)、氏名、所属部局、所属課室、等を有する。
政策体系情報は、政策情報と、施策情報と、事務事業情報と、を有する。政策体系情報は、上位の政策体系に1又は複数の下位の政策体系を対応付け可能な政策体系ツリー構造として登録されている。政策体系は、上位から順に政策、施策、細施策、事務事業の階層によるツリー構造を有する。政策体系は、対応関係にある政策体系を相互に参照するための識別情報(政策体系ID)などにより連携されており、例えば、下位の政策体系が上位の政策体系IDを有することで、相互に対応付けされている。
政策情報は、個々の政策に関する情報であり、執行年度毎に登録される。政策情報は、政策に係る基本情報を有する。
施策情報は、個々の施策に関する情報であり、執行年度毎に登録される。施策情報は、施策に係る基本情報を有する。
事務事業情報は、個々の事務事業に関する情報であり、執行年度毎に登録される。事務事業情報は、事務事業に係る基本情報を有し、予算情報と対応付けられている。
以下では、事務事業情報を例として、基本情報などについて説明するが、政策情報及び施策情報についても政策/施策に対応する同様の情報が含まれるものとする。
基本情報は、事務事業の内容に関する情報であり、基本情報の(即ち事務事業情報の)識別情報(事務事業ID)、執行年度、関連事務事業情報の識別情報(事務事業ID)、ステータス、事業属性、及び該事業の事業帳票に係る複数データ項目の情報を有する。ステータスは、行政活動における該事業の段階を示し、例えば「計画」/「予算編成」/「執行」/「行政評価」等となる。本明細書では、予算編成のステータスが付与された事務事業情報について、予算編成部22により予算情報を対応付けることで、予算編成を行う例を説明する。
基本情報のデータ項目は、例えば、事業番号、事業名、担当部局、担当課室、作成責任者、事業開始年度、事業終了(予定)年度、会計区分、根拠法令、(関係する計画・通知等)主要政策・施策、事業の目的、事業概要、実施方法等、事業に係る種々の情報を含む。
事業属性は、事務事業の性質によって付与される属性を示す。本実施形態において、事業属性は、優先的に予算編成の対象とする優先事業と、優先事業に属さない他の事業である非優先事業と、に大別される。
優先事業は、重点的に予算を編成して取り組むべき重点事業と、継続的に予算を編成して取り組む必要がある固定化事業と、を含む。重点事業は、重点事業について検討する会議体等により予算の積み増しが決定された事業を指す。
固定化事業は、例えば、教育事業、保健福祉事業、公共事業などのように継続的に経費が発生し、固定的に取り組まれる事業を指す。固定化事業は、より具体的には、義務的経費、コスト増減経費、特別経費などの経費が充当される事業を含む。義務的経費とは、実施の判断に対する裁量がなく、義務的に支出が発生する経費を指す。コスト増減経費とは、事業を継続することで自然的に増加又は減少する経費(例えば、保守など)を指す。特別経費とは、公債費や災害復旧費など特別な経費を指す。
非優先事業は、上述した優先事業以外の他の事業を指す。非優先事業は、予算削減の対象となる事業と言い換えられる。なお、非優先事業は、優先事業に対して予算確保の優先度が低いという意味合いであり、予算額の大小を決めるものではない。また、非優先事業の間の優先度は、同率であるとし、これらは平等に扱われることが好ましい。
本実施形態において、予算は、枠内経費と枠外経費に分類される。枠内経費は、枠内に属する事業間で予算編成により調整される経費を指す。枠外経費は、事業間での予算編成による影響を受けずに配分される経費を指す。本実施形態において、枠内経費は、重点事業に係る重点経費、義務的経費、非優先事業の経費が含まれる。枠対象外は、コスト増減経費、特別経費が含まれる。
<予算>
予算とは、年度における行政活動にかかる歳入・歳出の計画を指す。本実施形態では、予算編成とは、全体予算の決定、枠予算の決定、個別事業に対する予算要求及び予算査定による個別予算の決定などを含む。
全体予算は、行政組織全体における当年度の予算を指す。全体予算は、全体予算の配分の対象となる政策体系をグループ化した予算グループに対する予算としてもよい。
枠予算は、複数の事務事業をグループ化した事業グループに対する予算を指す。枠予算は、全体予算を複数の事業グループで分配することで決定される。予算グループは、複数の事業グループにより構成されており、予算グループの全体予算がそれぞれの事業グループの枠予算として分配されることになる。
個別予算は、事務事業のそれぞれに対する予算を指す。個別予算は、枠予算を複数の事務事業で分配することで決定される。事業グループは、複数の事務事業により構成されており、事業グループの枠予算がそれぞれの事務事業の個別予算として分配されることになる。本実施形態では、個別予算は、予算編成段階で、一時的に設定され、査定を通過することで予算情報として事務事業情報に紐づけられる。
予算情報は、ある事務事業に関する当初予算を示す当初予算情報、及び補正予算を示す補正予算情報を含む。
当初予算情報は、当初予算情報の識別情報(当初予算ID)、関連事務事業情報の識別情報(事務事業ID)、当初予算に係る複数のデータ項目を有する。
当初予算情報のデータ項目は、例えば、当初予算の概要、当該予算に係る款/項/目/節等の科目、予算要求額等を含む。
当初予算情報における関連事務事業情報は、該予算に係る基本情報の識別情報(事務事業ID)のである。
補正予算情報は、補正予算情報の識別情報(補正予算ID)、月次、関連事務事業情報の識別情報(当初予算ID)、補正予算に係る複数のデータ項目を有する。
補正予算情報のデータ項目は、例えば、補正予算の概要(目的、理由等)、当該予算に係る款/項/目/節等の科目、予算要求額等を含む。
補正予算情報における関連事務事業情報は、例えば、当該補正予算に係る当初予算情報の識別情報(当初予算ID)である。
事務事業情報には、予算額と、執行時に利用され、歳出額が対応付けられる款項目・節細節(予算科目体系項目)と、決算時に利用され、決算統計作成の為の歳出内訳目的及び予算性質(決算科目体系項目)とが、予算要求段階から対応付けされる。
また、事務事業には、事務事業に係る行政活動や、予算の用途に係る出費項目、予算の財源等、各事務事業に内包された分解可能性を有する要素である内訳項目が設定される。
内訳項目として、事務事業には1又は複数の細事業が紐付けられ、細事業には節細節(予算目体系項目)が対応付けられた予算の出費目的や出費先を示す個別出費項目が紐づけられる。個別出費項目は、予算額等を示す積算項目、並びに、その財源を示す財源内訳を含む。
また、個別の事務事業、細事業又は個別出費項目には、組織体系項目、政策・施策体系項目、予算目体系項目、及び行政目標体系項目が紐づけられる。本実施形態では、事務事業に対して1又は複数の組織体系項目、1又は複数の政策・施策体系項目、1又は複数の行政目標体系項目、並びに、款項目に係る予算目体系項目が紐付けられると共に、その内訳項目である個別出費項目に対して、節細節に係る予算目体系項目が紐付けられるデータ構造を採る。また、任意のトピックにおいて、個別の事務事業、細事業又は個別出費項目に、その内容を表すラベルが設定されてもよい。本実施形態では、事務事業に対して、重点事業であることを示すラベルが、個別出費項目には義務的経費であることを示すラベル、継続事業等の予算額の増減を示すラベル等が設定される。
個別出費項目は、対応する細事業に係る行政活動に必要となる出費項目を示し、個別出費項目情報は、個別出費項目の識別情報(個別出費項目ID)、関連する細事業の識別情報(細事業ID)、個別出費項目名、個別出費項目の予算額、個別出費項目グループラベル、個別出費項目概要、節細節(予算目体系項目)、性質(予算性質:予算目体系項目)を含む。
予算編成部22は、利用者端末3を介して、全体予算の登録を受け付けデータベースDBに格納する。予算編成部22は、利用者端末3を介して、予算情報を受け付け、事務事業情報と対応付けてデータベースDBに格納する。
なお、以下の説明において、予算編成とは、特に当初予算の編成を指すものとする。補正予算を指す場合、補正予算という文言を使用する。
データベースDBは、参照予算を格納している。参照予算は、当年度の予算編成において参照される予算を指す。本実施形態において、参照予算は、前年度の全体予算、枠予算及び、個別予算を含むが、これに限定されず、例えば、過去数年度の全体予算、枠予算、個別予算の平均値などを採用してもよい。前年度等における予算の配分比率などを参照する目的で用いられる。
<登録部>
登録部21は、事務事業情報を含む政策体系情報の登録を受け付け、データベースDBに格納する。登録部21は、継続事業について、前年度の事務事業情報を複製して、当年度の事務事業情報を登録することができる。
<グループ登録>
登録部21は、全体予算を分配する予算グループの設定登録を受け付ける。予算グループは、初期状態では行政組織における全ての事務事業を含んだグループとしてもよい。
登録部21は、1又は複数の事務事業の指定を受け付け、事業グループを設定登録する。本実施形態では、事業グループは、枠予算を分配するグループとして設定される。事業グループは、例えば、政策、施策、細施策など複数の事務事業を含む政策体系であってよい。また、事業グループは、行政組織の部署や原課などが担当する事務事業をグループとしてもよい。事業グループは、枠予算を分配するグループであれば、利用者によって制限なく任意に設定可能に構成されている。事業グループは、1又は複数の政策、施策、細施策などを選択して設定可能であって、当該政策体系に関連付けられた事務事業が事業グループに属するように構成されてもよい。
登録部21は、予算グループに対して、少なくとも1つ以上の事業グループを対応付けし、データベースDBに格納する。これによって、事業グループを予算枠の分配対象とすることができる。なお、登録部21は、予算グループに対して個別の事務事業を対応付けてもよい。
<事業属性登録>
登録部21は、優先事業を含む事業属性の設定登録を受け付け、事務事業情報の事業属性を更新する。図3は、利用者端末3に表示される事業グループ画面W1の画面表示例を示す。事業グループ画面W1は、事業グループに係る予算編成時に参照するサマリーの表示、優先して予算配分するための優先事業としての設定などに用いられる。本実施形態において、登録部21は、事業グループ画面W1を介して事業属性の設定登録を受け付ける。なお、登録部21は、事務事業を指定して事業属性を設定できる構成であればよく、事業グループ画面W1により登録する構成に限定されるものではない。登録部21は、複数の事務事業から少なくとも1つ以上の優先事業を設定登録するものとする。
事業グループ画面W10は、事業グループに属する政策体系情報及び、事業グループに属する事務事業に紐づけられた予算情報などに基づき表示される。
事業グループ画面W10は、事業グループの予算に関するサマリーを表示するサマリー領域W11と、政策体系の予算に関する状況の表示及び操作を行う政策体系領域W12と、を備える。政策体系領域W12は、政策体系に対する事業属性の設定を受け付ける属性設定領域W121などを備える。
サマリー領域W11は、事業グループの予算の状況、事業の状況などを表示するとともに、可処分一般財源である歳入及びそのシーリング率やシーリング額の設定を受け付ける。予算の状況、事業の状況は、事務事業情報や予算情報を集計することで出力される。
サマリー領域W11は、予算の状況として、事業グループの全事業のデフォルト総額、シーリング額、新陳代謝額を表示する。デフォルト総額は、当年度の分配対象となる予算の総額を示す。シーリング額は、優先事業に対する予算の増枠の上限額を示し、これを超過する予算要求等に対してアラートを出力することができる。新陳代謝額は、廃止事業と新規事業の入れ替わりにより生じた予算額を示す。
サマリー領域W11は、事業の状況として、削減対象事業数、閾値超事業数を表示する。削減対象事業数は、非優先事業の数の集計結果を示す。閾値超事業数は、各事務事業に設定された予算額の閾値を超えて予算要求されている事務事業の数を示す。閾値は、シーリング額に基づき設定される。閾値は、旧予算に対する新予算の増加率、旧予算に対する新予算の増加額又は、任意の金額などにより設定可能である。図3では、増加率は、100%に設定され、旧予算を上回った金額分が閾値超えと判定されている。
政策体系領域W12は、事業グループに属する政策、施策、細施策及び、事務事業の事業属性の設定及び、予算額、旧予算額に対する新予算額の比率などの予算の状況を表示する。属性設定領域W121は、それぞれの政策体系に対する固定化事業、重点事業の属性の選択を受け付け、事務事業等に事業属性を設定する。上位の政策体系について事業属性が設定された場合、下位の事務事業等に当該事業属性の設定が反映される。登録部21は、該優先事業の事業属性を事務事業情報に反映させることで、優先事業と非優先事業の設定を行うことができる。
政策体系領域W12は、事務事業の予算の状況として、参照予算(旧予算)に対する新予算の増減額、閾値越の有無、閾値超の場合の差分額などを表示する。予算編成部22は、閾値越の事務事業情報についてアラートを生成し、利用者端末3に出力することができる。これによって、事業グループ全体において上限額を超えないように予算編成を行うことを支援することができる。
<枠ラベル登録>
登録部21は、個別出費項目に対して枠ラベルの設定登録を受け付ける。枠ラベルとは、個別出費項目の経費に対して経費属性を付すために用いられる。具体的には、枠ラベルは、義務的経費、コスト増減経費、特別経費、重点経費などのラベルを有する。登録部21は、枠ラベルが付与された個別出費項目を用いて予算情報を生成し、事務事業情報に対応付けてデータベースDBに格納する。例えば、義務的経費の枠ラベルを有する予算情報が事務事業情報に関連付けられると、当該事務事業は、固定化事業として判定されることになる。なお、優先事業に関連する枠ラベルが付与されない事務事業は、非優先事業として判定されるものとする。
<予算編成部>
予算編成部22は、優先事業と、非優先事業と、に対する予算編成処理を実行する。予算編成部22は、予算編成処理を実行することで、それぞれの事務事業に対する個別予算を導出する。予算編成部22は、導出された個別予算に基づく予算要求、予算査定の操作を利用者端末3を介して受け付け、予算情報を事務事業情報に対応付けてデータベースDBに格納する。
図4は、予算編成処理に係る処理フローチャートを示す。図4では、予算グループに対する全体予算を、事業グループに対する枠予算に分配する予算編成処理を説明する。
予算編成部22は、利用者端末3を介して全体予算の登録を受け付け、データベースDBに格納する(S101)。このとき、予算編成部22は、全体予算の予算配分の対象となる予算グループの指定を受け付けてもよい。
予算編成部22は、それぞれの事務事業の参照予算を取得する(S102)。予算編成部22は、全体予算の分配対象である事務事業情報に対応付けされている予算情報から参照予算を取得する。ここでは、予算グループに属する事業グループや事務事業が全体予算の分配対象となる。
予算編成部22は、優先事業に対して予算を編成する(S103)。予算編成部22は、利用者端末3を介して利用者による予算額設定を受け付けることで、優先事業に対する個別予算を編成し、データベースDBに格納する。予算編成部22は、参照予算を予算額設定に自動適用し、当該予算額設定に対する変更を受け付け可能としてもよい。予算編成部22は、優先事業に対する予算編成を完了後、続くS103の非優先事業に対する予算編成を行う処理を実行する。
予算編成部22は、優先事業に対する予算の編成による他の事業に対する予算の削減率を算出する(S104)。削減率は、全体予算から優先事業に対する優先予算を差し引いた残予算を、非優先事業に対して平等に分配するための比率を示す。削減率は、非優先事業のそれぞれの参照予算に対して同じ比率で適用される。そのため、削減額は、非優先事業毎に異なるものであることを許容する。
本実施形態において、削減率は、非優先事業の参照予算の総額に対する当年度の非優先事業の予算総額(残予算)の比率によって表される。なお、通常、重点事業などが新たに設定されるため、当年度の非優先事業の予算総額は参照予算の総額に対して減少することが想定されるが、この限りではない。
具体的な削減率M5の導出について図5を参酌しながら説明する。図5において、斜線部により示される事務事業A,B,Dは、優先事業を表し、他の事務事業は、非優先事業を表している。
工程(a):参照予算を取得する。なお、図5では、参照予算の総額M1´は、全体予算M1と同じとしている。
工程(b):S103により編成された各優先事業に対する個別予算を集計し、当年度の優先事業の予算の総額M2を算出する。
工程(c):非優先事業に対する参照予算を集計し、非優先事業の参照予算の総額M3を算出する。
工程(d):当年度の全体予算M1から当年度の優先事業の予算の総額M2を差し引くことで、当年度の非優先事業の予算の総額M4を算出する。ここで、総額M4は、当年度の残予算に相当する。
工程(e):非優先事業の参照予算の総額M3に対する当年度の非優先事業の予算の総額M4の比率(M4/M3)によって削減率M5を算出する。
S104において、予算編成部22は、既定の削減率を取得する処理としてもよい。
予算編成部22は、非優先事業のそれぞれの参照予算に対して削減率M5を適用することで、非優先事業に対して残予算を編成する(S105)。ここで、予算編成部22は、予算グループに属するそれぞれの事業の参照予算に対して同じ削減率を適用し、予算を編成する。これによって、非優先事業に対して平等な割合で予算が削減された個別予算が導出されるため、削減の理由について不満が生じないような予算編成とすることができる。
なお、当年度の非優先事業に対する個別予算は、参照予算の総額に対する当年度の全体予算の比率によって最終的に導出されるものとする。これによって、予算編成部22は、優先事業、非優先事業のそれぞれに対して適切な個別予算を編成することができる。
予算編成部22は、各事業グループに属する優先事業と非優先事業のそれぞれに対する個別予算を集計し、事業グループに対する予算枠を決定する(S106)。事業グループは、例えば、施策などとして設定されている。図5の例では、事務事業A~Cは、施策Aの事業グループに属しており、優先事業A、Bの個別予算と、非優先事業Cの個別予算を集計した予算額が枠予算となる。本手法によれば、事務事業単位で適切な個別予算を編成することができ、その結果として、施策という枠組みでみたときにも適切な枠予算の編成を実現できる。
予算編成部22は、決定した予算枠に基づき個別の事務事業に対する予算要求及び予算査定の操作を受け付けることで、予算情報を事務事業情報に対応付けし、データベースDBに格納する。予算編成部22は、予算要求及び予算査定の操作時に、導出した個別予算を参照可能に提供してもよい。予算編成部22は、個別予算を最終的な予算情報とすることに制限を設けておらず、利用者端末3を介して入力される予算額設定に基づいて、優先事業及び非優先事業に対する予算要求等によって最終的な予算情報とすることができる。
予算編成部22は、決定した予算枠を事業グループ内のそれぞれの事務事業に対して分配することを許可する。ここで、分配される個別予算の額は、予算編成部22により編成された額から変更されてもよい。一方、予算編成部22は、決定した予算枠を事業グループ外の事務事業に対して分配することを禁止する。事業グループは、例えば、施策に対応しており、同じ施策内で何れの事務事業にどの程度の予算分配とするかについては、任意に設定できることが好ましい。一方で、異なる施策間で予算の分配がなされると、平等性が損なわれ、また、施策間の予算増減の理由について説明責任が生じることから、禁止するか制限されることが好ましい。
本実施形態において、S106の後、予算枠は、変更可能であってよい。具体的には、S106の後、予算編成システム1は、更に、歳入見込額の入力を受け付ける。本実施形態では、歳入とは、特に一般財源の歳入を指し、特定財源の歳入と区別される。特定財源とは、充当先となる事業などが指定された財源であり、本発明の予算編成アルゴリズムを適用する必要性は低くなる。
予算編成部22は、歳入見込額から枠外経費を差し引き、枠内経費の配分可能額を導出する。予算編成部22は、枠内経費の総額と、枠内経費の配分可能額の差を計算することで、捻出必要額を導出する。枠内経費の総額は、S103及びS105のそれぞれで設定された優先事業及び非優先事業の枠内経費の和を示す。枠内経費の総額は、配分可能額以内に収まる必要がある。捻出必要額は、枠内経費の総額をあとどれだけの金額削減する必要があるかを示す。
予算編成部22は、捻出必要額を充填するために、個別予算の削減率の設定を受け付ける。ここで設定される削減率は、シーリング率であって、利用者端末3を介して利用者によって入力される。シーリング率は、事業属性別に、又は、経費属性別に、設定可能であって、設定された事業属性や経費属性を有する全ての事務事業に対して適用される。本実施形態において、好ましくは、重点経費や義務的経費など優先事業の経費については、シーリング率を100%とすることで、削減がないものとして設定される。他方で、非優先事業の経費については、シーリング率は、100%未満とすることで、経費の削減率を任意で設定される。例えば、捻出必要額が不足する場合、シーリング率を更に引き下げるように設定可能に構成されている。予算編成部22は、捻出必要額が0となるようなシーリング率を自動設定可能に構成されてもよい。
図6は、予算グループの予算編成の状況を可視化する予算状況画面W20の画面表示例を示す。予算状況画面W20は、参照予算である旧予算と当年度の新予算を比較可能に表示する。旧予算及び新予算は、表形式やグラフ形式など比較に適した形式で表示される。
予算状況画面W20は、固定化事業の総額、重点事業の総額、非優先事業の総額及び、シーリング額をそれぞれ比較可能に表示する。シーリング額は、優先事業に対する増額の上限額として確保される。シーリング額により確保される増額分の予算は、予算削減対象となる非優先事業の総額から減算されることになる。予算編成部22は、優先事業による増額がシーリング額を超過する場合、超過に関するアラートを利用者端末3に出力することができる。
このように、事務事業単位で、優先事業に対する予算編成し、その後、非優先事業に対して残予算を編成することで、真に優先する事業に対して適切な予算を配分しながら、他の事業に対しても適切な予算を配分することができる。
1 予算編成システム
2 予算編成装置
21 登録部
22 予算編成部
3 利用者端末

Claims (8)

  1. 行政事業の予算編成業務を支援する予算編成システムであって、
    複数の事業から少なくとも1つ以上の優先事業を設定登録する登録部と、
    前記優先事業に対して予算を編成し、前記優先事業に対する予算の編成による他の事業に対する予算の削減率を算出し、それぞれの事業に対応する参照予算を参照し、前記参照予算に前記削減率を適用し、他の事業に対して残予算を編成する予算編成部と、を備える、予算編成システム。
  2. 前記予算編成部は、利用者による予算額設定に基づいて、前記優先事業に対して予算を編成する、請求項1に記載の予算編成システム。
  3. 前記登録部は、重点的に予算を編成して取り組むべき重点事業と、継続的に予算を編成して取り組みが必要な固定化事業と、を含む優先事業を設定登録する、請求項1に記載の予算編成システム。
  4. 行政事業の予算編成業務を支援する予算編成システムであって、
    複数の事業から少なくとも1つ以上の優先事業を設定登録する登録部と、
    前記優先事業に対して予算を編成し、それぞれの事業に対応する参照予算を参照し、他の事業に対して残予算を編成する予算編成部と、を備え、
    前記登録部は、予算配分の対象となる予算グループに対して、複数の事業を含む少なくとも1つ以上の事業グループを対応付けし、
    前記予算編成部は、前記予算グループに属するそれぞれの事業の参照予算に対して同じ削減率を適用し、予算を編成する、予算編成システム。
  5. 前記予算編成部は、前記優先事業と、前記他の事業と、のそれぞれに対する予算額を集計し、前記事業グループに対する予算枠を決定する、請求項4に記載の予算編成システム。
  6. 前記予算編成部は、前記予算枠を前記事業グループ内のそれぞれの事業に対して分配することを許可し、前記予算枠を前記事業グループ外の事業に対して分配することを禁止する、請求項5に記載の予算編成システム。
  7. 行政事業の予算編成業務を支援する予算編成方法であって、
    コンピュータが、複数の事業から少なくとも1つ以上の優先事業を設定登録する登録工程と、
    前記優先事業に対して予算を編成し、前記優先事業に対する予算の編成による他の事業に対する予算の削減率を算出し、それぞれの事業に対応する参照予算を参照し、前記参照予算に前記削減率を適用し、他の事業に対して残予算を編成する予算編成工程と、を実行する予算編成方法。
  8. 行政事業の予算編成業務を支援する予算編成方法であって、
    コンピュータが、複数の事業から少なくとも1つ以上の優先事業を設定登録する登録工程と、
    前記優先事業に対して予算を編成し、それぞれの事業に対応する参照予算を参照し、他の事業に対して残予算を編成する予算編成工程と、を実行し、
    前記登録工程は、予算配分の対象となる予算グループに対して、複数の事業を含む少なくとも1つ以上の事業グループを対応付けし、
    前記予算編成工程は、前記予算グループに属するそれぞれの事業の参照予算に対して同じ削減率を適用し、予算を編成する、予算編成方法
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