JP7470952B1 - 生コンクリートの予約システム及び予約プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】注文予約に関する対応の手間を抑えることができる生コンクリートの予約システムの提供。【解決手段】生コンクリートの注文を予約する生コンクリートの予約システム1であり、納入する生コンクリートの配合情報として、準期間内に生コンクリートを納入する場合に用いる標準配合を示す標準配合情報を適用するか、標準期間とは異なる修正期間内に生コンクリートを納入する場合に用いる修正配合を示す修正配合情報を適用するかを判定する配合判定を実行する配合判定手段40を備え、注文情報は、生コンクリートの希望納入予定を示す希望納入予定情報を含み、配合判定手段40は、配合判定として、希望納入予定に対応する日が標準期間に含まれる場合は標準配合情報を適用し、希望納入予定に対応する日が修正期間に含まれる場合は配合情報として修正配合情報を適用する予約システム1。【選択図】図2

Description

本発明は、生コンクリートの予約を行うための生コンクリートの予約システム及び予約プログラムに関する。
従来、例えば、特許文献1の図2に図示されているような、発注者と受注者の間で商品の受発注処理を管理する受発注管理システムが知られている。
かかる受発注管理システムは、発注者が操作する発注者クライアント(パソコン等)や、電話機、ファクシミリ装置と、受注者が操作する受注者クラアイント(パソコン等)と、発注者クライアントと受注者クライアントの間で受発注管理サーバが出荷管理等を行っている。
特開2003-346024号公報
ところで、生コンクリートの発注(注文予約)が行われる場合においては、注文予約された生コンクリートについて出荷時の配合を修正する必要が生じる場合があり、配合の修正の有無の確認や、配合の修正内容を確認する手間がかかっている。
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、注文予約に関する対応の手間を抑えることができる生コンクリートの予約システムの提供を課題とする。
本発明の生コンクリートの予約システムは、
注文者からの生コンクリートの注文連絡を受けて取得した生コンクリートの注文情報に基づいて生コンクリートの注文を予約する生コンクリートの予約システムであって、
前記注文情報に基づいて、納入する生コンクリートの配合を決める配合情報として、標準期間内に生コンクリートを納入する場合に用いる標準配合を示す標準配合情報を適用するか、前記標準期間とは異なる期間である修正期間内に生コンクリートを納入する場合に用いる修正配合を示す修正配合情報を適用するかを判定する配合判定を実行する配合判定手段を備え、
前記注文情報は、生コンクリートの希望納入予定を示す希望納入予定情報を含み、
前記配合判定手段は、前記配合判定として、前記希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日が前記標準期間に含まれる場合は、前記配合情報として前記標準配合情報を適用し、前記希望納入予定情報が示す前記希望納入予定に対応する日が前記修正期間に含まれる場合は、前記配合情報として前記修正配合情報を適用するように構成される。
上記構成の生コンクリートの予約システムによれば、注文者から受けた生コンクリートの注文を受けると、生コンクリートの希望納入予定に対応する日に応じて生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかを決めるように構成されているため、生コンクリートの希望納入予定に対応する日に応じて適用する配合を決める手間が抑えられる。
本発明の生コンクリートの予約システムにおいて、
前記注文情報は、注文者を示す注文者情報と納入場所を示す納入場所情報とを含み、
先の注文に係る先予約と同じ注文者および同じ納入場所についての後の注文に係る後予約を予約処理する連続予約手段と、を備え、
前記連続予約手段は、前記先予約に係る前記注文情報における前記注文者情報と前記納入場所情報とを用いて前記後予約を予約処理するように構成される、
ようにしてもよい。
このようにすれば、注文者によって繰り返し注文が行われる場合に、先予約で使用した注文者と納入場所情報とを引き継いだ状態で後予約を行うことができるため、注文者から同じ情報を何度も取得する手間が抑えられる。
本発明の生コンクリートの予約システムにおいて、
予約が完了した前記注文情報を登録する完了登録手段と、
前記完了登録手段によって予約が完了したものとして登録された前記注文情報を変更する注文変更手段と、を備え、
前記配合判定手段は、前記注文変更手段によって前記希望納入予定情報が示す前記希望納入予定が変更された場合に、変更された前記希望納入予定に対応する日に基づいて前記配合判定を再実行する、ようにしてもよい。
上記構成の生コンクリートの予約システムは、受け付けが完了した注文予約の希望納入予定が変わった場合であっても、変更後の希望納入予定に対応する日に応じて生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかを決めるように構成されているため、変更後の希望納入予定に対応する日に応じて適用する配合を決める手間が抑えられる。
本発明の生コンクリートの予約システムは、
前記希望納入予定情報が示す前記希望納入予定に先の予約があることにより予約を受けることができない注文についての前記注文情報を、予約待ちの注文を示す待ち注文情報として登録する待ち登録手段を備える、ようにしてもよい。
このようにすれば、予約待ちの状態の注文予約(受付可能になることを待っている状態の注文予約)を確認しやすくすることによって、注文予約に関する対応の手間を抑えることができる。
本発明の生コンクリートの予約システムにおいて、
前記待ち登録手段は、
前記先の予約が予約取り消しされたか、前記先の予約についての前記注文情報の内容が変更された場合に、前記待ち注文情報が示す注文を受けることができるか否かを判定するように構成される、ようにしてもよい。
このようにすれば、注文予約が予約待ちの状態から受付可能な状態に変わったか否かを判定することによって、注文予約に関する対応の手間を抑えることができる。
本発明の生コンクリートの予約システムにおいて、
前記注文情報は、注文者を示す注文者情報と納入場所を示す納入場所情報とを含み、
予約が完了した前記注文情報を登録する予約登録手段と、
前記予約登録手段によって登録されている前記注文情報の前記希望納入予定情報および前記納入場所情報に基づいて、該登録されている前記注文情報の納入場所における前記希望納入予定に対応する日の気象情報を取得する気象情報取得手段と、
前記気象情報取得手段が取得した気象情報に基づいて、登録されている前記注文情報の前記注文者情報が示す注文者に対して、登録されている前記注文情報に関連する連絡を実行する気象連絡手段と、を備える、ようにしてもよい。
上記構成の生コンクリートの予約システムは、生コンクリートの希望納入予定に対応する日の気象情報に基づいて注文者に注文情報に関連する連絡を行うことによって、注文予約に関する対応の手間を抑えることができる。
本発明の生コンクリートの予約プログラムにおいて、
コンピュータを、
注文者からの生コンクリートの注文連絡を受けて取得した生コンクリートの注文情報に基づいて生コンクリートの注文を予約する予約システムとして機能させる生コンクリート予約プログラムであって、
前記注文情報に基づいて、納入する生コンクリートの配合を決める配合情報として、標準期間に用いる標準配合を示す標準配合情報を適用するか、前記標準期間とは異なる期間である修正期間に用いる修正配合を示す修正配合情報を適用するかを判定する配合判定を実行する配合判定手段を備え、
前記注文情報は、生コンクリートの希望納入予定を示す希望納入予定情報を含み、
前記配合判定手段は、前記配合判定として、前記希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日が、前記標準期間に含まれる場合は、前記配合情報として前記標準配合情報を適用し、前記希望納入予定情報が示す前記希望納入予定に対応する日が、前記修正期間に含まれる場合は、前記配合情報として前記修正配合情報を適用する、ように構成される予約システムとして機能させる、ようにしてもよい。
上記構成の生コンクリートの予約プログラムによれば、注文者から受けた生コンクリートの注文を受けると、生コンクリートの希望納入予定に対応する日に応じて生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかを決めるように構成されているため、生コンクリートの希望納入予定に対応する日に応じて適用する配合を決める手間が抑えられる。
本発明の別の生コンクリートの予約システムは、
注文者からの生コンクリートの注文連絡を受けて取得した生コンクリートの注文情報に基づいて生コンクリートの注文を予約する予約システムであって、
前記注文情報に基づいて、納入する生コンクリートの配合を決める配合情報として、標準運搬条件を満たしている状態で生コンクリートを運搬する場合に用いる標準配合を示す標準配合情報を適用するか、標準運搬条件を満たしていない状態で生コンクリートを運搬する場合に用いる修正配合を示す修正配合情報を適用するかを判定する配合判定を実行する配合判定手段を備え、
前記注文情報は、生コンクリートの運搬に関する内容を示す運搬関連情報を含み、
前記配合判定手段は、前記配合判定として、前記運搬関連情報が示す生コンクリートの運搬条件が、前記標準運搬条件を満たしている場合は、前記配合情報として前記標準配合情報を適用し、前記運搬関連情報が示す生コンクリートの運搬条件が、前記標準運搬条件を満たしていない場合は、前記配合情報として前記修正配合情報を適用するように構成される。
上記構成の生コンクリートの予約システムによれば、注文者から受けた生コンクリートの注文を受けると、生コンクリートの運搬条件に応じて生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかを決めるように構成されているため、生コンクリートの運搬条件に応じて適用する配合を決める手間が抑えられる。
本発明のさらに別の生コンクリートの予約システムは、
注文者からの生コンクリートの注文連絡を受けて取得した生コンクリートの注文情報に基づいて生コンクリートの注文を予約する予約システムであって、
前記注文情報に基づいて、納入する生コンクリートの配合を決める配合情報として、標準条件の下で適用する標準配合を示す標準配合情報を適用するか、標準条件とは異なる修正条件の下で適用する修正配合を示す修正配合情報を適用するかを判定する配合判定を実行する配合判定手段を備え、
前記配合判定手段は、前記配合判定として、前記注文情報が示す注文内容が、前記標準条件を満たしている場合は、前記配合情報として前記標準配合情報を適用し、前記注文情報が示す注文内容が、前記修正条件を満たしている場合は、前記配合情報として前記修正配合情報を適用するように構成される。
上記構成の生コンクリートの予約システムによれば、注文者から受けた生コンクリートの注文を受けると、生コンクリートの配合を選ぶための標準条件に応じて生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかを決めるように構成されているため、標準条件に応じて適用する配合を決める手間が抑えられる。
以上のように、本発明の生コンクリートの予約システム及び予約プログラムは、注文予約に関する対応の手間を抑えることができるという優れた効果を奏し得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る生コンクリートの予約システムの概要図である。 図2は、同実施形態に係る生コンクリートの予約システムの構成のブロック図である。 図3は、同実施形態に係る生コンクリートの予約システムで使用される注文情報の説明図である。 図4は、同実施形態に係る生コンクリートの予約システムで使用される期間条件情報の説明図である。 図5は、同実施形態に係る生コンクリートの予約システムで使用される運搬条件情報の説明図である。 図6は、同実施形態に係る生コンクリートの予約システムの後応対手段の構成のブロック図である。 図7は、同実施形態に係る生コンクリートの予約システムの使用方法の流れを説明するためのフローチャートである。 図8は、同実施形態に係る生コンクリートの予約システムの予約内容確認手段の動作の流れを説明するためのフローチャートである。 図9は、本発明の他の実施形態に係る生コンクリートの予約システムの概要図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる生コンクリートの予約システム(以下、予約システムと称する)について、添付図面を参照しつつ説明する。
本実施形態の予約システムは、生コンクリートの注文(以下、注文予約と称する)等を行うために用いられるシステムであり、注文者からの連絡を受けた際に自動応答によって注文予約等に必要な情報を取得し、その情報に基づいて注文予約等に関する処理を行うように構成されたシステムである。
予約システム1は、図1に示すように、注文者U1が操作する注文者機器T1と、受注者U2が操作する受注者機器T2とに対して通信可能に接続されている。
受注者U2とは生コンクリートの製造工場等のことであり、受注者機器T2と予約システム1は、受注者U2によって利用される。
予約システム1では、注文予約が注文予約の内容を示す注文情報として管理される。
注文情報D1は、図3に示すように、注文予約時に必須となる項目(基本項目)を示す複数の基本項目情報D10と、注文予約の詳細を示す項目(詳細項目)を示す複数の詳細項目情報D11と、注文予約の状態を示すステータス情報D12と、を有する。
複数の基本項目情報D10のそれぞれは、項目を示す項目情報D100と、項目情報D100が示す項目の内容を示す内容情報D101と、を有する。
複数の基本項目情報D10には、項目情報D100に注文者が希望する生コンクリートの希望納入予定を示す情報が設定されている希望納入予定情報と、項目情報D100に注文者が希望する生コンクリートの希望納入量を示す情報が設定されている希望納入量情報と、項目情報D100に注文者が希望する生コンクリートの希望納入場所を示す情報が設定されている希望納入場所情報とが含まれている。
本実施形態における希望納入予定は、生コンクリートを納入する日と時間によって示される予定のことである。そのため、希望納入予定情報は、生コンクリートを納入する日を示す情報と時間を示す情報とを有するように構成される。
複数の詳細項目情報D11のそれぞれにも、項目を示す項目情報D110と、項目情報D110が示す項目の内容を示す内容情報D111と、を有する。
複数の詳細項目情報D11には、項目情報D110にピッチを示す情報が設定されているもの、項目情報D110にコンクリート種が設定されているもの、項目情報D110に呼び強度が設定されているもの、項目情報D110にスランプが設定されているもの、項目情報D110にスランプフローが設定されているもの、項目情報D110にGmaxが設定されているもの、項目情報D110にセメント種が設定されているもの、項目情報D110に入場可能車両が設定されているもの、項目情報D110に通しモルタルの有無が設定されているもの、が含まれる。
なお、詳細項目情報D11には、上記のもの以外に項目情報D110に打設箇所を示す情報が設定されているものや、注文内容に関する備考の内容を示す情報が設定されているもの等が含まれていてもよい。
本実施形態の予約システム1は、図2に示すように、注文者との対話を行うための対話入出力手段2と、注文予約を行うための予約応対手段3と、注文予約に関する処理を補助するための補助系手段4と、受け付け(予約)が完了している状態の注文予約に関する処理を行うための後応対手段5と、情報を記憶する記憶手段6と、を備える。
対話入出力手段2は、注文者が操作している注文者機器との接続を確立させることによって注文者機器と対話可能な状態をつくる接続確立手段20と、接続確立手段20によって接続が確立されている状態(以下、接続確立状態とする)の注文者機器に対して、注文者に伝えるメッセージを送信する対話用送信手段21と、注文者によって接続確立状態の注文者機器に入力されたメッセージを該注文者機器から受信する対話用受信手段22と、を有する。
本実施形態の予約システム1は、注文者が音声で注文予約を行うように構成されている。そのため、注文者機器は、対話用送信手段21から受信したメッセージを音声に変換して出力し、注文者によって音声で入力されたメッセージを電子情報に変換して対話用受信手段22に送信するように構成されている。
注文者機器は、例えば、電話機や、電話機能を有する端末(例えば、携帯電子機器やパソコン等)によって構成される。
注文者機器と接続確立手段20とが接続確立状態になっている間は予約システムが注文者に応対している状態が続いており、注文者機器と接続確立手段20との接続確立状態が解除されると、注文者に対する予約システムの応対が終了した状態になる。
予約応対手段3は、注文者自体に関する情報である注文者情報を取得する注文者情報取得手段30と、注文者から基本項目情報に該当する情報を取得するための基本応対記録手段31と、基本項目情報に基づいて希望納入予定に対応する日に生コンクリートの出荷が可能であるか否かを判定する出荷可否判定手段32と、注文者から詳細項目情報に該当する情報を取得するための詳細応対記録手段33と、詳細項目情報に基づいて希望納入予定に対応する日における生コンクリートの注文予約が可能であるか否かを判定する予約可否判定手段34と、注文予約を連続的に行うための連続予約手段35と、生コンクリートの注文予約が受け付けできない状態であったときに、かかる注文予約をキャンセル待ち(受付可能な状態になることを待っている状態)の注文予約として登録する待ち登録手段36と、注文予約を確定させ受け付けが完了している状態の注文予約として登録する予約登録手段(完了登録手段)37と、を有する。
本実施形態の予約システム1では、注文者から取得した注文予約に関する情報を基本応対記録手段31と詳細応対記録手段33が注文情報に書き込むように構成されている。
注文者情報は、予約システム1を使用する注文者が事前に登録しておく情報である。
注文者情報は、注文者を識別するための注文者識別情報を有する。
注文者識別情報には、注文者機器に付与されている発信番号(電話番号)が設定されている。
本実施形態の予約システム1は、上述のように、電話連絡により生コンクリートの注文予約を受けるように構成されているため、注文者情報取得手段30は、注文者機器の発信番号に基づいて注文者に対応する注文者情報を記憶手段6から取得するように構成されている。
より具体的に説明すると、注文者情報取得手段30は、注文者機器と対話入出力手段2が接続確立状態である状態で注文者機器の発信番号を取得する処理と、発信番号に一致する注文者識別情報を探索する処理と、発信番号に一致する注文者識別情報を発見した場合は、かかる注文者識別情報を有する注文者情報を記憶手段6から取得する処理とを実行するように構成されている。
注文者情報は記憶手段6に記憶されており、注文者情報取得手段30は、記憶手段6に記憶されている注文者情報を対象にして発信番号に一致する注文者識別情報を探索し、記憶手段6に記憶されている注文者情報を取得するように構成されている。
基本応対記録手段31は、基本項目情報に該当する情報を取得するための複数の質問メッセージのうち、注文者に伝える質問メッセージを選択する基本用質問選択手段310と、基本用質問選択手段310が選択した質問メッセージを対話出力手段に送信する基本用質問送信手段311と、注文者によって対話入出力手段2に入力された回答メッセージを取得して対応する基本項目情報に書き込む基本用回答記録手段312と、を有する。
基本応対記録手段31において使用される質問メッセージは、基本項目情報毎に作成されている(図3参照)。
基本応対記録手段31では、基本用質問選択手段310が質問メッセージを選択する処理と、基本用質問送信手段311が対話出力手段に質問メッセージを送信する処理と、基本用回答記録手段312が回答メッセージを取得して対応する基本項目に書き込む処理と、を実行するように構成されている。
基本用回答記録手段312による処理が完了した状態で、基本用質問選択手段310によって選択されていない質問メッセージがある場合は、かかる質問メッセージを基本用質問選択手段310が選択し、続いて、基本用質問送信手段311による処理と、基本用回答記録手段312による処理とを実行する。
出荷可否判定手段32は、希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日における出荷工場の生コンクリートの出荷余力を取得する出荷余力取得手段320と、納入量情報が示す生コンクリートの納入量と出荷工場の出荷余力とを比較する出荷余力比較手段321と、出荷余力が納入量よりも少ない場合に、注文者に対して注文内容の変更を案内するための受付用変更案内手段322と、を有する。
出荷工場の生コンクリートの出荷余力を示す情報(余力情報)は記憶手段6に記憶されており、出荷余力取得手段320は、記憶手段6から余力情報を取得して取得するように構成されている。
受付用変更案内手段322は、上述のように、出荷余力比較手段321による出荷余力と納入量の比較結果が、出荷余力が納入量よりも少ない状態を示している場合に呼び出されるように構成されている。
受付用変更案内手段322は、注文者に希望納入予定や、納入量の変更を求めるように構成されている。
また、受付用変更案内手段322は、注文者に予約注文を受付可能な条件を知らせるように構成されている。より具体的に説明すると、受付用変更案内手段322は、予約注文を受付可能な条件として、例えば、納入量を上回る出荷余力のある日を知らせたり、希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日において出荷可能な生コンクリートの量を知らせるように構成されていればよい。
出荷余力比較手段321による出荷余力と納入量の比較結果が、出荷余力よりも納入量の方が少ない状態を示している場合は、注文者が注文予約を希望している生コンクリートを出荷可能な状態であるとして、詳細応対記録手段33が呼び出される。
詳細応対記録手段33は、詳細項目情報に該当する情報を取得するための複数の質問メッセージのうち、注文者に伝える質問メッセージを選択する詳細用質問選択手段330と、詳細用質問選択手段330が選択した質問メッセージを対話出力手段に送信する詳細用質問送信手段331と、注文者によって対話出力手段に入力された回答メッセージを取得して対応する詳細項目に書き込む詳細用回答記録手段332と、複数の詳細項目のうち、回答メッセージが書き込まれていないものがあるか否かを確認する不足確認手段333と、を有する。
詳細応対記録手段33において使用される質問メッセージは、詳細項目情報毎に作成されている(図3参照)。
詳細応対記録手段33は、全ての詳細項目について回答メッセージが書き込まれた状態になるまで、詳細用質問選択手段330が質問メッセージを選択する処理と、詳細用質問送信手段331が対話出力手段に質問メッセージを送信する処理と、詳細用回答記録手段332が回答メッセージを取得して対応する詳細項目情報に書き込む処理と、を繰り返し実行するように構成されている。
不足確認手段333は、複数の詳細項目情報のうち、回答メッセージが書き込まれていないものを発見した場合は、該当する詳細項目情報に対応する質問メッセージを詳細用質問選択手段330に選択させた後、詳細用質問送信手段331による処理と、詳細用回答記録手段332による処理とを実行するように構成されていればよい。
予約可否判定手段34は、希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日時における出荷工場の出荷予定の有無(既存の注文予約の有無)を確認する既存予約確認手段340と、既存予約確認手段340が既存の出荷予定の有無に応じて注文予約が受付可能であるか否かを判定する受付可否判定手段341と、受付可否判定手段341により注文予約が受付可能であると判定されると、注文者に対して注文内容の確認を行う予約内容確認手段342と、受付可否判定手段341により注文予約が受け付けできないと判定されると、注文予約の内容変更を案内する予約変更案内手段343と、を有する。
出荷工場の出荷予定を示す情報(出荷予定情報)は記憶手段6に記憶されており、既存予約確認手段340は、記憶手段6から出荷予定情報を取得するように構成されている。
受付可否判定手段341は、既存予約確認手段340によって希望納入予定情報の示す日時における出荷工場の出荷予定が存在していることが確認された場合は注文予約の受け付けができないと判定し、既存予約確認手段340によって希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日時における出荷工場の出荷予定が存在していないことが確認された場合は注文予約が受付可能であると判定するように構成されている。
予約内容確認手段342は、注文者に注文予約の内容(注文情報の基本項目情報、及び詳細項目情報に設定されている情報)を知らせて承諾を求める処理と、注文者から注文予約の内容について承諾を得た場合に連続的に新たな注文予約を行うかを確認する処理と、注文者が連続的に新たな注文予約を行う場合に新たな注文予約を行う処理と、注文者が連続的に新たな注文予約を行わずに注文予約を完了させる場合に希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日の気象情報に応じた事項を注文者に連絡する処理と、注文者から承諾を得た注文予約を受付完了した状態の注文予約として登録する処理と、受付完了した状態の注文予約の内容を注文者及び受注者に連絡する処理とを実行するように構成されている。
予約内容確認手段342は、受付可否判定手段341により注文予約が受付可能であると判定された場合に呼び出されるように構成されている。
予約内容確認手段342が注文者に知らせる注文予約の内容は、注文情報の基本項目情報に設定されている内容や、詳細項目情報に設定されている内容である。
予約変更案内手段343は、上述のように、受付可否判定手段341により注文予約が受け付けできないと判定された場合に実行可能な状態になるように構成されており、注文者に希望納入予定や、納入量の変更を求めるように構成されている。
また、予約変更案内手段343は、注文者に予約注文を受付可能な条件を知らせるように構成されている。より具体的に説明すると、予約変更案内手段343は、予約注文を受付可能な条件として、例えば、納入量を上回る出荷余力のある日を知らせたり、希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日における出荷可能な生コンクリートの量を知らせるように構成されていればよい。
連続予約手段35は、注文者が連続的に新たな注文予約を行う場合に新たな注文予約を行う処理を実行する際に、予約内容確認手段342によって呼び出されるように構成されている。
連続予約手段35は、注文者情報と納入場所情報とを引き継いだ状態で基本応対記録手段31を呼び出す処理とを実行するように構成されている。
新たな注文予約を連続的に行うというのは、先に行っていた注文予約が受け付けされた後、注文者機器と接続確立手段20との接続確立状態を維持したまま新たな注文予約を行うことである。
連続予約手段35による新たな注文予約を連続的に行うか否かを注文者に確認する処理は、予約登録手段37が実行される前の状態で実行される。
このように、連続予約手段35は、先に行った注文予約である先予約(先注文予約)と同じ注文者、同じ納入場所としたまま後の注文予約である後予約(後注文予約)を連続的に行うことができるように構成されている。
待ち登録手段36は、受付可否判定手段341により注文予約が受け付けできないと判定された場合に実行可能な状態になるように構成されている。
本実施形態の予約システムでは、受付可否判定手段341により注文予約が受け付けできないと判定された場合、既存の注文予約がキャンセルされることを待つか注文者に注文予約の内容を変更するかの確認が行われ、注文者が注文予約の内容を変更することを選択した場合は受付用変更案内手段322が呼び出され、注文者が既存の注文予約がキャンセルされることを待つことを選択した場合は待ち登録手段36が呼び出されるように構成されている。
待ち登録手段36は、注文情報のステータス情報に、注文予約がキャンセル待ちの状態であることを示す情報を書き込むことによって、注文予約をキャンセル待ちの注文予約として登録するように構成されている。
予約登録手段37は、予約内容確認手段342が注文者から承諾を得た注文予約を受付完了した状-態の注文予約として登録する処理を実行する際に呼び出される。
また、予約登録手段37は、注文情報のステータス情報に受付が完了している旨を示す情報を設定することによって受付が完了している状態の注文情報であると認識できる状態にし、受付が完了している状態の注文情報を注文者情報に関連付けた状態にして記憶するように構成されている。
補助系手段4は、注文情報に基づいて、納入する生コンクリートの配合を決める配合情報として、標準条件の下で適用する標準配合を示す標準配合情報を適用するか、標準条件とは異なる修正条件の下で適用する修正配合を示す修正配合情報を適用するかを判定する配合判定を実行する配合判定手段40と、注文情報の希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日の気象情報を確認する気象情報確認手段41と、を有する。
配合判定手段40は、生コンクリートの納入日時が属する期間に応じて適用する生コンクリートの配合を判定する期間条件確認手段400と、生コンクリートの運搬条件に応じて適用する生コンクリートの配合を判定する運搬条件確認手段401と、出荷する(納入する)生コンクリートの配合として適用するものを決定する配合決定手段402と、を有する。
期間条件確認手段400は、希望納入予定情報と、納入する生コンクリートに適用する配合の判定基準とする期間用判定基準情報とに基づいて、納入する生コンクリートに適用する配合を判定するように構成されている。
期間条件情報D2は、図4に示すように、標準配合を適用する期間を示す標準期間を示す標準期間情報D20と、標準期間とは異なる期間であり、標準配合を修正した修正配合を適用する期間を示す修正期間を示す複数の修正期間情報D21と、修正期間情報D21毎に設定されている複数の期間用配合修正情報D22であって、配合の修正内容を示す複数の期間用配合修正情報D22と、を有する。
標準期間情報D20には、標準配合を適用する期間が月日によって設定される。
複数の修正期間情報D21は、夏期を示す夏期情報と、冬期を示す冬期情報とで構成されている。修正期間情報D21は、修正配合を適用する期間が月日によって設定される。例えば、夏期を示す修正期間情報D21には6月16日~9月21日が設定され、冬期を示す修正期間情報D21には12月25日~翌年の3月3日と設定することができる。
期間用配合修正情報D22は、修正対象とする配合項目を示す修正項目情報D220と、修正項目情報D220に関連付けられている修正値情報D221であって、修正項目情報D220が示す配合項目の修正値を示す修正値情報D221と、を有する、
期間用配合修正情報D22が有する修正項目情報D220の数は1つであってもよいし複数であってもよい。期間用配合修正情報D22が有する修正値情報D221の数は修正項目情報D220の数と同数になる。
また、期間用配合修正情報D22の修正値情報D221に設定されている修正値は、標準配合の配合値を増減させる増減値であってもよいし、標準配合の配合値と置き換える置換値であってもよい。
期間条件確認手段400は、基本項目情報(具体的には、希望納入予定情報)と、標準期間情報及び修正期間情報とに基づいて、納入する生コンクリートに適用する配合を決めるように構成されており、基本用回答記録手段312によって基本項目情報に回答メッセージが書き込まれた後に呼び出されるように構成されている。
運搬条件確認手段401は、希望納入場所情報と運搬条件情報とに基づいて納入する生コンクリートの配合を決めるように構成されている。
運搬条件情報D3は、図5に示すように、標準配合を用いる運搬条件を示す標準運搬条件情報D30と、標準運搬条件とは異なる運搬条件であり、標準配合を修正した修正配合を用いる運搬条件を示す複数の修正運搬条件情報D31と、それぞれが別々の修正運搬条件情報D31に関連付けられており、且つ配合の修正内容を示すように構成されている運搬用配合修正情報D32と、を有する。
修正運搬条件情報D31には、例えば、修正配合を適用する場合の運搬時間や、運搬距離等が設定されていればよい。
運搬用配合修正情報D32は、修正対象とする配合項目を示す修正項目情報D320と、修正項目情報D320に関連付けられている修正値情報D321であって、修正項目情報D320が示す配合項目の修正値を示す修正値情報D321と、を有する、
運搬用配合修正情報D32が有する修正項目情報D320の数は1つであってもよいし複数であってもよい。運搬用配合修正情報D32が有する修正値情報D321の数は修正項目情報D320の数と同数になる。
また、運搬用配合修正情報D32に設定されている修正値は、標準配合の配合値を増減させる増減値であってもよいし、標準配合の配合値と置き換える置換値であってもよい。
運搬条件確認手段401は、基本項目情報(例えば、納入場所情報等)と、標準運搬条件および修正運搬条件とに基づいて、納入する生コンクリートに適用する配合を決めるように構成されている。
また、本実施形態の運搬条件確認手段401は、期間条件確認手段400の後に実行されるため、期間条件確認手段400によって修正された状態の配合情報か、期間条件確認手段400による修正が行われていない状態の配合情報に対して適用する配合を決めるように構成されている。
気象情報確認手段41は、予約内容確認手段342が希望納入予定情報によって示される希望納入予定に対応する日の気象情報に応じた事項を注文者に連絡する処理を行う際に実行される。
気象情報確認手段41は、希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日の気象情報を取得するように構成されている。気象情報確認手段41が取得する気象情報は、生コンクリートの納入に影響を及ぼす可能性のある気象の情報であり、具体的には降水確率である。
後応対手段5は、図6に示すように、希望納入日の前日(前日が工場の営業日でない場合は前営業日)に注文者に対して注文予約の内容に関する確認を行う前日確認手段50と、注文者からの受付状態の注文内容の変更依頼に対応する予約変更手段51と、注文者からの受付状態の注文内容の取消依頼に対応する予約取消手段52と、注文者による注文予約の内容確認に対応する予約確認手段53と、を有する。
前日確認手段50は、注文者からの前日確認のための連絡を受け付ける前日確認連絡受付手段500と、前日確認の対象となる注文情報を取得する前日確認対象取得手段501と、注文者から注文予約の変更に関する情報を取得する変更情報取得手段502と、希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日の気象情報に応じて注文者に注文予約のキャンセルに関する連絡を行うキャンセル説明手段503と、前日確認が完了したことを注文者及び受注者に連絡する確認完了連絡手段504と、を有する。
上述のように、本実施形態の予約システムは、注文者が音声で注文予約等を行うように構成されているため、前日確認連絡受付手段500は、注文者からの電話連絡を受け付けるように構成されている。
前日確認対象取得手段501は、注文者の発信番号を取得する処理と、取得した発信番号に基づいて注文者情報を取得する処理と、取得した注文者情報に関連付けられている注文情報のうち、希望納入日が翌日(翌日が工場の営業日でない場合は翌営業日)に設定されているものを選択する処理とを実行するように構成されている。
変更情報取得手段502は、注文者に対して前日確認対象取得手段501が取得した注文情報(翌日または翌営業日に納入する予定になっている注文予約)の変更の有無を確認する処理と、注文者が注文情報の変更があると応じた場合に、注文者から注文情報の変更内容を取得する処理と、注文者から取得した注文情報の変更内容を注文情報に反映させる処理とを実行するように構成されている。
キャンセル説明手段503は、変更情報取得手段502によって注文情報の内容が変更された場合に、変更後の注文情報について希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日の気象情報とに基づいて注文予約のキャンセルに関する連絡を注文者に行うか否かを判定する処理と、注文予約のキャンセルに関する連絡を注文者に行うと判定した場合に、注文者にキャンセルに関する事項を連絡する処理と、を実行するように構成されている。
気象情報は、気象情報確認手段41を呼び出すことによって取得するように構成されている。
また、キャンセル説明手段503が注文者に伝えるキャンセルに関する事項とは、キャンセル料等のことである。
確認完了連絡手段504は、変更後の注文予約の内容と、キャンセルに関する事項とを注文者と受注者とに連絡するように構成されている。
予約変更手段51は、注文者から注文予約の変更のための連絡を受け付ける変更連絡受付手段510と、注文予約の変更対象となる注文情報を取得する変更対象取得手段511と、注文者から注文予約の変更に関する情報を取得する変更情報取得手段512と、注文者から取得した注文予約の変更に関する情報を注文情報に反映させる変更登録手段513と、注文予約の変更が完了したことを注文者及び受注者に連絡する変更完了連絡手段514と、を有する。
本実施形態の予約システムは、注文者が音声で注文予約等を行うように構成されているため、変更連絡受付手段510も、注文者からの電話連絡を受け付けるように構成されている。
変更対象取得手段511は、注文者の発信番号を取得する処理と、取得した発信番号に基づいて注文者情報を取得する処理と、取得した注文者情報に関連付けられている注文情報のうち、変更対象となるものを選択する処理とを実行するように構成されている。
変更情報取得手段512は、注文者から注文情報の変更内容を取得する処理を実行するように構成される。
変更登録手段513は、注文者から取得した注文情報の変更内容を注文情報に反映させる処理を実行するように構成されている。また、変更登録手段513により、注文情報の内容が変わった場合は、配合判定手段40により配合の確認と決定が行われる。
変更完了連絡手段514は、注文予約の変更が完了した旨を注文者と受注者とに伝えるように構成されている。変更完了連絡手段514は、注文予約の変更が完了した旨を、メール等の文字で注文者と受注者とに伝えるように構成されている。
変更完了連絡手段514は、変更情報登録手段による処理が完了した場合に呼び出されるように構成されている。
予約取消手段52は、注文者から注文予約の取消のための連絡を受け付ける取消連絡受付手段520と、注文予約の取消対象となる注文情報を取得する取消対象取得手段521と、注文予約の取消対象となる注文情報を削除する取消処理実行手段522と、生コンクリートの納入前に注文者から注文予約の取消のための連絡を受けた際に注文者及び受注者にその旨を通知する取消通知手段523と、生コンクリートの納入後に注文者から注文予約の取消のための連絡を受けた際に注文者に戻りコンクリートの量の連絡と連絡事項についての承認を求める戻り量連絡承認手段524と、取消通知手段523が注文者と受注者とに通知をした場合、又は戻り量連絡承認手段524により注文者の承認を得た場合に注文者に費用請求を行う費用請求手段525と、を有する。
本実施形態の予約システムは、注文者が音声で注文予約等を行うように構成されているため、取消連絡受付手段520も、注文者からの電話連絡を受け付けるように構成されている。
取消対象取得手段521は、注文者の発信番号を取得する処理と、取得した発信番号に基づいて注文者情報を取得する処理と、取得した注文者情報に関連付けられている注文情報のうち、取消対象となるものを選択する処理とを実行するように構成されている。
取消処理実行手段522は、取消対象の注文情報を削除するように構成される。
予約確認手段53は、注文者から注文予約の内容確認のための連絡を受け付ける内容確認連絡受付手段530と、注文予約の内容確認の対象となる注文情報を取得する内容確認対象取得手段531と、注文予約の内容確認の対象となる注文情報に設定されている内容を注文者に伝える内容連絡手段532と、を有する。
本実施形態の予約システムは、注文者が音声で注文予約等を行うように構成されているため、内容確認連絡受付手段530も、注文者からの電話連絡を受け付けるように構成されている。
内容確認対象取得手段531は、注文者の発信番号を取得する処理と、取得した発信番号に基づいて注文者情報を取得する処理と、取得した注文者情報に関連付けられている注文情報のうち、内容確認の対象となるものを選択する処理とを実行するように構成されている。
内容連絡手段532は、基本項目情報、詳細項目情報に設定されている内容を注文者に連絡するように構成されている。
続いて、予約プログラムの説明を行う。本実施形態の予約システムは、制御装置(CPU)と、記憶装置(ハードディスク等)とを備えるコンピュータによって構成することができる。この場合、コンピュータを予約システムとして機能させる予約プログラムは、記憶装置に記憶されていればよい。
予約プログラムは、上記のコンピュータを、注文者からの生コンクリートの注文連絡を受けて取得した生コンクリートの注文情報に基づいて生コンクリートの注文を予約する予約システムとして機能させる生コンクリート予約プログラムであり、注文者との対話を行うための対話入出力手段2と、注文予約を行うための予約応対手段3と、注文予約に関する処理を補助するための補助系手段4と、受け付けされている注文予約に関する処理を行うための後応対手段5として機能させるように構成されている。
また、予約プログラムは、コンピュータを、注文情報に基づいて、納入する生コンクリートの配合を決める配合情報として、標準期間に用いる標準配合を示す標準配合情報を適用するか、標準期間とは異なる期間である修正期間に用いる修正配合を示す修正配合情報を適用するかを判定する配合判定を実行する配合判定手段40を備え、注文情報は、生コンクリートの希望納入予定を示す希望納入予定情報を含み、配合判定手段40は、配合判定として、希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日が、標準期間に含まれる場合は、配合情報として標準配合情報を適用し、希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日が、修正期間に含まれる場合は、配合情報として修正配合情報を適用する、ように構成される予約システムとして機能させるように構成されている。
本実施形態に係る予約システム1の構成は、以上の通りである。続いて、予約システム1の使用方法を説明する。
注文者が予約システム1に電話をかけると、図7に示すように、接続確立手段20が注文者機器との接続を確立させ、注文者機器と対話可能な状態を作る(S1)。
注文者情報取得手段30は、注文者機器の発信番号に基づいて注文者に対応する注文者情報を記憶手段6から取得し(S2)、基本応対記録手段31が注文者から基本項目情報に該当する情報を取得する(S3)。
そして、基本応対記録手段31が注文者から取得した基本項目情報に該当する情報に基づいて、納入する生コンクリートに適用する配合が配合判定手段40によって確認されたうえで決定される(S4)。
続いて、出荷可否判定手段32が基本応対記録手段31により取得した基本項目情報に基づいて希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日に受注者が生コンクリートを出荷可能であるか否かを判定する(S5)。
注文予約にかかる生コンクリートの出荷が可能でない場合(S6でNo)は、受付用変更案内手段322が注文者に対して注文内容の変更を案内し(S7)、再び基本応対記録手段31が注文者から基本項目情報に該当する情報を取得し(S3)、納入する生コンクリートに適用する配合が配合判定手段40により確認されたうえで決定される(S4)。
注文予約にかかる生コンクリートの出荷が可能である場合(S6でYes)は、詳細応対記録手段33が注文者から詳細項目情報に該当する情報を取得し(S8)、受付可否判定手段341が注文予約を受注者が受付可能であるか否かを判定する(S9)。
受注者が生コンクリートの注文予約が受け付けできない状態であり(S10でNo)、注文者が注文予約のキャンセル待ちをする場合は(S11でYes)、待ち登録手段36により注文予約をキャンセル待ちの注文予約として登録する(S12)。
注文者が注文予約のキャンセル待ちをしない場合は(S11でNo)、受付用変更案内手段322が注文者に注文予約の変更内容を案内し(S13)、再び詳細応対記録手段33が注文者から詳細項目情報に該当する情報を取得し(S8)、受付可否判定手段341が注文予約を受付可能であるか否かを判定する(S9)。
希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日時における生コンクリートの注文予約が受付可能である場合は(S10でYes)、予約内容確認手段342を呼び出す(S14)。
予約内容確認手段342は、図8に示すように、注文者に注文予約の内容を知らせて承諾を求め、注文者からの承諾を得た場合(S15でYes)は、連続的に新たな注文予約を行うかを注文者に確認し、注文者が連続的に新たな注文予約を行う場合は(S16でYes)、連続予約手段35によって注文者情報と納入場所情報とが引き継がれた状態にされ(S17)、さらに、基本応対記録手段31が呼び出される(図7のS18でNo、S3)。
注文者が連続的に新たな注文予約を行わない場合(S16でNo)、予約内容確認手段342は、希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日の気象情報に応じて連絡を行う処理を実行し(S19,S20)、注文者から承諾を得た注文予約を受付完了した状態の注文予約として登録する処理を実行し(S21)、受付完了した状態の注文予約の内容を注文者及び受注者に連絡する処理(S22)とを実行し、処理を終了する(図7のS18でYes)。
このようにして、注文者の注文予約が受付完了した状態になる。
受け付けが完了している状態の注文予約については、希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日の前日(前日が工場の営業日でない場合は前営業日)になると、前日確認手段50による注文予約内容の確認が行われる。
前日確認手段50は、前日確認連絡受付手段500が注文者からの前日確認のための連絡を受け付けると、前日確認対象取得手段501が前日確認の対象となる注文情報を取得する。
さらに、変更情報取得手段502が注文者から注文予約の変更に関する情報を取得した場合は、変更後の注文予約の内容に基づいてキャンセル説明手段503が注文者に注文予約のキャンセルに関する事項を連絡する。
変更情報取得手段502が注文者から注文予約の変更に関する情報を取得しなかった場合も、キャンセル説明手段503が注文者に注文予約のキャンセルに関する事項を連絡する。
そして、確認完了連絡手段504により前日確認が完了したことが注文者及び受注者に連絡される。
受け付けが完了している状態の注文予約については、予約変更手段51により予約内容を変更することも可能である。
予約変更手段51は、変更連絡受付手段510が注文者から注文予約の変更のための連絡を受け付けると、変更対象取得手段511が注文予約の変更対象となる注文情報を取得する。
続いて、変更情報取得手段512が注文者から注文予約の変更に関する情報を取得し、変更登録手段513が注文者から取得した注文予約の変更に関する情報を注文情報に反映させ、変更完了連絡手段514が注文予約の変更が完了したことを注文者及び受注者に連絡する。
また、受け付けが完了している状態の注文予約については、予約取消手段52により取り消し(キャンセル)を行うことも可能である。
予約取消手段52は、取消連絡受付手段520が注文者から注文予約の取消のための連絡を受け付けると、取消対象取得手段521が注文予約の取消対象となる注文情報を取得し、取消処理実行手段522が注文予約の取消対象となる注文情報を削除する。
注文情報が削除された後、取消連絡受付手段520が生コンクリートの納入前に注文者から注文予約の取消のための連絡を受け付けた場合は、取消通知手段523が生コンクリートの納入前に注文者から注文予約の取消のための連絡を受けた際に注文者及び受注者にその旨を通知し、費用請求手段525が注文者に費用請求を行う。
そして、注文情報が削除された後、取消連絡受付手段520が生コンクリートの納入後に注文者から注文予約の取消のための連絡を受け付けた場合は、戻り量連絡承認手段524が生コンクリートの納入後に注文者から注文予約の取消のための連絡を受けた際に注文者に戻りコンクリートの量の連絡と承認を求め、戻り量連絡承認手段524により注文者の承認を得た場合に費用請求手段525が注文者に費用請求を行う。
また、受け付けが完了している状態の注文予約については、予約確認手段53によって注文内容の確認を行うことができる。
内容確認連絡受付手段530が注文者から注文予約の内容確認のための連絡を受け付けると、内容確認対象取得手段531が注文予約の内容確認の対象となる注文情報を取得し、内容連絡手段532が注文予約の内容確認の対象となる注文情報に設定されている内容を注文者に伝える。
以上のように、本実施形態の予約システム1によれば、注文者から受けた生コンクリートの注文を受けると、生コンクリートを納入する日(生コンクリートの出荷日)に応じて生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかを決めるように構成されているため、生コンクリートを納入する日に応じて適用する配合を決める手間が抑えられる。
従って、本実施形態の予約システム1は、注文予約に関する対応の手間を抑えることができるという優れた効果を奏し得る。
また、本実施形態の予約プログラムもまた、注文者から受けた生コンクリートの注文を受けると、生コンクリートを納入する日(生コンクリートの出荷日)に応じて生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかを決めるように構成されているため、生コンクリートを納入する日に応じて適用する配合を決める手間が抑えられ、これにより、注文予約に関する対応の手間を抑えることができるという優れた効果を奏し得る。
また、先の注文に係る先予約と同じ注文者および同じ納入場所についての後の注文に係る後予約を予約処理する連続予約手段35と、を備えており、この連続予約手段は、先予約に係る注文情報における注文者と納入場所情報とを用いて後予約を予約処理するように構成されているため、注文者によって繰り返し注文が行われる場合に、先予約で使用した注文者と納入場所情報とを引き継いだ状態で後予約を行うことができるため、注文者から同じ情報を何度も取得する手間が抑えられる。
なお、予約システム1においても、予約プログラムにおいても、生コンクリートを納入する日(生コンクリートの出荷日)に応じて生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかが自動的に決まるため、人手によって生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかを確認して決める場合に比べると、人に起因する生コンクリートの配合の適用誤りが防止される。
さらに、配合判定手段40は、注文変更手段によって希望納入予定情報が示す希望納入予定が変更された場合に、変更された希望納入予定に対応する日に基づいて配合判定を再実行する、ように構成されているため、受け付が完了した注文予約の希望納入予定が変わった場合であっても、変更後の希望納入予定に対応する日に応じて生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかを決めるように構成されているため、変更後の希望納入予定に応じて適用する配合を決める手間が抑えられる。
さらに、本実施形態の予約システム1は、希望納入予定情報が示す希望納入予定に先の予約があることにより予約を受けることができない注文についての注文情報を、予約待ちの注文を示す待ち注文情報として登録する待ち登録手段36を備えるため、予約待ちの状態の注文予約(受付可能になることを待っている状態の注文予約)を確認しやすくすることによって、注文予約に関する対応の手間を抑えることができる。
さらに、本実施形態の予約システム1は、待ち登録手段36が、先の予約が予約取り消しされたか、先の予約についての注文情報の内容が変更された場合に、待ち注文情報が示す注文を受けることができるか否かを判定するように構成されるため、注文予約が予約待ちの状態から受付可能な状態に変わったか否かを判定することによって、注文予約に関する対応の手間を抑えることができる。
さらに、本実施形態の予約システム1は、注文情報に基づいて予約処理を実行し、予約が完了した注文情報を登録する予約登録手段37と、登録した注文情報の希望納入予定情報および納入場所情報に基づいて、該登録した注文情報の納入場所における希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日の気象情報を取得する気象情報取得手段と、気象情報取得手段が取得した気象情報に基づいて、登録した注文情報が示す注文者に、該登録した注文情報に関連する連絡を実行する気象連絡手段と、を備えるように構成されているため、納入日時の気象情報に基づいて注文者に注文情報に関連する連絡を行うことによって、注文予約に関する対応の手間を抑えることができる。
なお、本発明に係る生コンクリートの予約システムは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態の予約システム1は、音声によって注文者の応対を行うように構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、予約システム1は、文字によって注文者の応対を行うように構成されていてもよい。
この場合、注文者機器は、対話用送信手段21から受信したメッセージを文字に変換して出力し、注文者によって文字で入力されたメッセージを電子情報に変換して対話用受信手段22に送信するように構成されていればよい。
また、注文者機器は、例えば、携帯電子機器やパソコン等によって構成することができる。
上記実施形態の注文者情報については、注文者識別情報を有することのみについて言及していたが、例えば、注文者識別情報の他にも、注文者の氏名や、発信番号(電話番号)以外の連絡先(メールアドレスや、FAX番号等)、支払方法が含まれていてもよい。
上記実施形態の内容確認連絡受付手段530は、注文者からの電話連絡を受け付けるように構成されていたが、この構成に限定されない。
本実施形態の予約システム1は、注文者が音声で注文予約を行うように構成されている。そのため、注文者機器は、対話用送信手段21から受信したメッセージを音声に変換して出力し、注文者によって音声で入力されたメッセージを電子情報に変換して対話用受信手段22に送信するように構成されている。
上記実施形態の配合判定手段40は、期間条件確認手段400と運搬条件確認手段401とを有するように構成されていたが、この構成に限定されない。 配合判定手段40は、例えば、期間条件確認手段400と運搬条件確認手段401の何れか一方を有するように構成されていてもよい。
例えば、予約システム1は、注文者からの生コンクリートの注文連絡を受けて取得した生コンクリートの注文情報に基づいて生コンクリートの注文を予約する予約システム1であって、注文情報に基づいて、納入する生コンクリートの配合を決める配合情報として、標準運搬条件を満たしている状態で生コンクリートを運搬する場合に用いる標準配合を示す標準配合情報を適用するか、標準運搬条件を満たしていない状態で生コンクリートを運搬する場合に用いる修正配合を示す修正配合情報を適用するかを判定する配合判定を実行する配合判定手段を備え、注文情報は、生コンクリートの運搬に関する内容を示す運搬関連情報を含み、配合判定手段は、配合判定として、運搬関連情報が示す生コンクリートの運搬条件が、標準運搬条件を満たしている場合は、配合情報として標準配合情報を適用し、運搬関連情報が示す生コンクリートの運搬条件が、標準運搬条件を満たしていない場合は、配合情報として修正配合情報を適用するように構成されるものであってもよい。
上記構成の予約システム1によれば、注文者から受けた生コンクリートの注文を受けると、生コンクリートの運搬条件に応じて生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかを決めるように構成されているため、生コンクリートの運搬条件に応じて適用する配合を決める手間が抑えられる。
また、予約システム1は、注文者からの生コンクリートの注文連絡を受けて取得した生コンクリートの注文情報に基づいて生コンクリートの注文を予約する予約システムであって、注文情報に基づいて、納入する生コンクリートの配合を決める配合情報として、標準条件の下で適用する標準配合を示す標準配合情報を適用するか、標準条件とは異なる修正条件の下で適用する修正配合を示す修正配合情報を適用するかを判定する配合判定を実行する配合判定手段を備え、注文情報は、生コンクリートの希望納入予定を示す希望納入予定情報を含み、配合判定手段は、配合判定として、注文情報が示す注文内容が、標準条件を満たしている場合は、配合情報として標準配合情報を適用し、注文情報が示す注文内容が、修正条件を満たしている場合は、配合情報として修正配合情報を適用するように構成されるものであってもよい。
上記構成の予約システム1によれば、注文者から受けた生コンクリートの注文を受けると、生コンクリートの配合を選ぶための標準条件に応じて生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかを決めるように構成されているため、標準条件に応じて適用する配合を決める手間が抑えられる。
また、上記構成の予約システム1、及び予約プログラムにおいても、生コンクリートを納入する日(生コンクリートの出荷日)に応じて生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかが自動的に決まるため、人手によって生コンクリートの配合として標準配合を適用するか修正配合を適用するかを確認して決める場合に比べると、人に起因する生コンクリートの配合の適用誤りが防止される。
上記実施形態の予約システム1は、受注者の管理下にあることを一例に挙げて説明したが、この構成に限定されない。予約システム1は、例えば、図9に示すように、注文者U1と受注者U2とは別の仲介者U3の管理下にあってもよい。
この場合、受注者U2は、注文者U1ではなく、仲介者U3に注文予約を行うことになる。また、このようにする場合、予約システム1は、注文予約を受けた際に、複数の受注者U2(生コンクリートの製造工場)から適した受注者U2を探して注文者U1に提案するように構成されていてもよい。
上記実施形態の希望納入予定情報は、生コンクリートを納入する日を示す情報と時間を示す情報とを有するように構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、生コンクリートを納入する日のみによって希望納入予定を示すことができる場合、希望納入予定情報は、生コンクリートを納入する日を示す情報のみを有するように構成されていてもよい。
1…予約システム、2…対話入出力手段、3…予約応対手段、4…補助系手段、5…後応対手段、6…記憶手段、20…接続確立手段、21…対話用送信手段、22…対話用受信手段、30…注文者情報取得手段、31…基本応対記録手段、32…出荷可否判定手段、33…詳細応対記録手段、34…予約可否判定手段、35…連続予約手段、36…待ち登録手段、37…予約登録手段、40…配合判定手段、41…気象情報確認手段、50…前日確認手段、51…予約変更手段、52…予約取消手段、53…予約確認手段、310…基本用質問選択手段、311…基本用質問送信手段、312…基本用回答記録手段、320…出荷余力取得手段、321…出荷余力比較手段、322…受付用変更案内手段、330…詳細用質問選択手段、331…詳細用質問送信手段、332…詳細用回答記録手段、333…不足確認手段、340…既存予約確認手段、341…受付可否判定手段、342…予約内容確認手段、343…予約変更案内手段、400…期間条件確認手段、401…運搬条件確認手段、402…配合決定手段、500…前日確認連絡受付手段、501…前日確認対象取得手段、502…変更情報取得手段、503…キャンセル説明手段、504…確認完了連絡手段、510…変更連絡受付手段、511…変更対象取得手段、512…変更情報取得手段、513…変更登録手段、514…変更完了連絡手段、520…取消連絡受付手段、521…取消対象取得手段、522…取消処理実行手段、523…取消通知手段、524…戻り量連絡承認手段、525…費用請求手段、530…内容確認連絡受付手段、531…内容確認対象取得手段、532…内容連絡手段、D1…注文情報、D10…基本項目情報、D100…項目情報、D101…内容情報、D11…詳細項目情報、D110…項目情報、D111…内容情報、D12…ステータス情報、D2…期間条件情報、D20…標準期間情報、D21…修正期間情報、D22…期間用配合修正情報、D220…修正項目情報、D221…修正値情報、D3…運搬条件情報、D30…標準運搬条件情報、D31…修正運搬条件情報、D32…運搬用配合修正情報、D320…修正項目情報、D321…修正値情報、T1…注文者機器、T2…受注者機器、U1…注文者、U2…受注者、U3…仲介者

Claims (9)

  1. 注文者からの生コンクリートの注文連絡を受けて取得した生コンクリートの注文情報に基づいて生コンクリートの注文予を登録する処理を実行する生コンクリートの予約システムであって、
    前記注文情報に基づいて、納入する生コンクリートの配合を決める配合情報として、標準期間内に生コンクリートを納入する場合に用いる標準配合を示す標準配合情報を適用するか、前記標準期間とは異なる期間である修正期間内に生コンクリートを納入する場合に用いる修正配合を示す修正配合情報を適用するかを判定する処理である配合判定を予約受け付け時に実行する配合判定手段と、
    前記配合判定手段による前記配合判定によって前記標準配合情報を適用するか前記修正配合情報を適用するかが判定された後に、予約が完了した状態の前記注文情報を登録する完了登録手段と、を備え、
    前記注文情報は、生コンクリートの希望納入予定を示す希望納入予定情報を含み、
    前記配合判定手段は、前記配合判定として、前記希望納入予定情報が示す希望納入予定に対応する日が前記標準期間に含まれる場合は、前記配合情報として前記標準配合情報を適用すると決定し、前記希望納入予定に対応する日が前記修正期間に含まれる場合は、前記配合情報として前記修正配合情報を適用すると決定するように構成される、
    生コンクリートの予約システム。
  2. 前記注文情報は、注文者を示す注文者情報と納入場所を示す納入場所情報とを含み、
    先の注文に係る先予約と同じ注文者および同じ納入場所についての後の注文に係る後予約を予約処理する連続予約手段と、を備え、
    前記連続予約手段は、前記先予約に係る前記注文情報における前記注文者情報と前記納入場所情報とを用いて前記後予約を予約処理するように構成される、
    請求項1に記載の生コンクリートの予約システム。
  3. 記完了登録手段によって予約が完了したものとして登録された前記注文情報を変更する注文変更手段と、を備え、
    前記配合判定手段は、前記注文変更手段によって前記希望納入予定情報が示す前記希望納入予定が変更された場合に、変更された前記希望納入予定に対応する日に基づいて前記配合判定を再実行する、
    請求項1に記載の生コンクリートの予約システム。
  4. 前記希望納入予定情報が示す前記希望納入予定に先の予約があることにより予約を受けることができない注文についての前記注文情報を、予約待ちの注文を示す待ち注文情報として登録する待ち登録手段を備える、
    請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の生コンクリートの予約システム。
  5. 前記待ち登録手段は、
    前記先の予約が予約取り消しされたか、前記先の予約についての前記注文情報の内容が変更された場合に、前記待ち注文情報が示す注文を受けることができるか否かを判定するように構成される、
    請求項4に記載の生コンクリートの予約システム。
  6. 前記注文情報は、注文者を示す注文者情報と納入場所を示す納入場所情報とを含み、
    予約が完了した前記注文情報を登録する予約登録手段と、
    前記予約登録手段によって登録されている前記注文情報の前記希望納入予定情報および前記納入場所情報に基づいて、該登録されている前記注文情報の納入場所における前記希望納入予定に対応する日の気象情報を取得する気象情報取得手段と、
    前記気象情報取得手段が取得した気象情報に基づいて、登録されている前記注文情報の前記注文者情報が示す注文者に対して、登録されている前記注文情報に関連する連絡を実行する気象連絡手段と、を備える、
    請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の生コンクリートの予約システム。
  7. コンピュータを、
    注文者からの生コンクリートの注文連絡を受けて取得した生コンクリートの注文情報に基づいて生コンクリートの注文予を登録する処理を実行する生コンクリートの予約システムとして機能させる生コンクリート予約プログラムであって、
    前記注文情報に基づいて、納入する生コンクリートの配合を決める配合情報として、標準期間に用いる標準配合を示す標準配合情報を適用するか、前記標準期間とは異なる期間である修正期間に用いる修正配合を示す修正配合情報を適用するかを判定する処理である配合判定を予約受け付け時に実行する配合判定手段と、
    前記配合判定手段による前記配合判定によって前記標準配合情報を適用するか前記修正配合情報を適用するかが判定された後に、予約が完了した状態の前記注文情報を登録する完了登録手段と、を備え、
    前記注文情報は、生コンクリートの希望納入予定を示す希望納入予定情報を含み、
    前記配合判定手段は、前記配合判定として、前記希望納入予定情報が示す前記希望納入予定に対応する日が、前記標準期間に含まれる場合は、前記配合情報として前記標準配合情報を適用すると決定し、前記希望納入予定情報が示す前記希望納入予定に対応する日が、前記修正期間に含まれる場合は、前記配合情報として前記修正配合情報を適用すると決定るように構成される、予約システムとして機能させる、
    生コンクリートの予約プログラム。
  8. 注文者からの生コンクリートの注文連絡を受けて取得した生コンクリートの注文情報に基づいて生コンクリートの注文予を登録する処理を実行する生コンクリートの予約システムであって、
    前記注文情報に基づいて、納入する生コンクリートの配合を決める配合情報として、標準運搬条件を満たしている状態で生コンクリートを運搬する場合に用いる標準配合を示す標準配合情報を適用するか、標準運搬条件を満たしていない状態で生コンクリートを運搬する場合に用いる修正配合を示す修正配合情報を適用するかを判定する処理である配合判定を予約受け付け時に実行する配合判定手段と、
    前記配合判定手段による前記配合判定によって前記標準配合情報を適用するか前記修正配合情報を適用するかが判定された後に、予約が完了した状態の前記注文情報を登録する完了登録手段と、を備え、
    前記注文情報は、生コンクリートの運搬に関する内容を示す運搬関連情報を含み、
    前記配合判定手段は、前記配合判定として、前記運搬関連情報が示す生コンクリートの運搬条件が、前記標準運搬条件を満たしている場合は、前記配合情報として前記標準配合情報を適用すると決定し、前記運搬関連情報が示す生コンクリートの運搬条件が、前記標準運搬条件を満たしていない場合は、前記配合情報として前記修正配合情報を適用すると決定するように構成される、
    生コンクリートの予約システム。
  9. 注文者からの生コンクリートの注文連絡を受けて取得した生コンクリートの注文情報に基づいて生コンクリートの注文予を登録する処理を実行する予約システムであって、
    前記注文情報に基づいて、納入する生コンクリートの配合を決める配合情報として、標準条件の下で適用する標準配合を示す標準配合情報を適用するか、標準条件とは異なる修正条件の下で適用する修正配合を示す修正配合情報を適用するかを判定する処理である配合判定を予約受け付け時に実行する配合判定手段と、
    前記配合判定手段による前記配合判定によって前記標準配合情報を適用するか前記修正配合情報を適用するかが判定された後に、予約が完了した状態の前記注文情報を登録する完了登録手段と、を備え、
    前記配合判定手段は、前記配合判定として、前記注文情報が示す注文内容が、前記標準条件を満たしている場合は、前記配合情報として前記標準配合情報を適用すると決定し、前記注文情報が示す注文内容が、前記修正条件を満たしている場合は、前記配合情報として前記修正配合情報を適用すると決定するように構成される、
    生コンクリートの予約システム。
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