JP7470583B2 - 車両管理システム、及び車両管理方法 - Google Patents

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本発明は、車両管理システム、及び車両管理方法に関する。
カーシェアリングに利用可能なシステムとして、電動車両の貸出スケジュールと充電スケジュールを登録する車両管理システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。この車両管理システムでは、電動車両を利用する利用時間帯として指定された指定時間帯よりも前の予測充電量を算出し、予測充電量が指定時間帯の利用に必要な必要充電量未満である場合、指定時間帯前の空き時間帯を充電時間帯として充電スケジュールを登録する。空き時間帯は、貸出スケジュール及び充電スケジュールの双方の時間帯が設定されていない時間である。
特開2013-015933号公報
従来の構成は、電動車両を利用する時間帯の直前の空き時間帯が、必要充電量を得るための充電時間を確保できない短い時間の場合には、電動車両を貸し出すことができない。一方、電動車両を利用していない時間に常に充電するようにすれば貸出不可になる事態を避けやすくなるものの、電動車両の蓄電池を必要以上に充電する状態が生じ、蓄電池の寿命低下を招くおそれがある。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、必要以上に充電する事態を抑えながら電動車両の稼働率を向上し易くすることを目的とする。
上記目的を達成するための第1態様として、複数の利用者で共同利用される電動車両の利用と充電を管理する車両管理システムにおいて、前記電動車両の利用時間帯、及び充電時間帯が設定されたスケジュール情報を記憶する記憶部と、前記電動車両の予約に関する予約情報を取得する情報取得部と、前記予約情報に基づいて、必要電力量を特定する電力量特定部と、前記必要電力量に基づいて必要充電時間を特定する充電時間特定部と、前記予約情報に基づいて、前記予約に対応する利用時間帯、及び、前記必要充電時間に対応する充電時間帯を、前記スケジュール情報に設定する情報管理部と、を備え、前記情報管理部は、前記スケジュール情報に基づいて、前記予約に対応する利用時間帯の直前の空き時間が前記必要充電時間未満と判定した場合に、前記必要充電時間を分割し、各分割した時間を、前記必要充電時間に対応する充電時間帯として、前記予約に対応する利用時間帯の直前の空き時間と、前記空き時間よりも前に設定された他の利用時間帯の直前の空き時間とに配分し、前記情報管理部は、前記必要充電時間を分割して配分する際、前記電動車両の充電量が予め設定した上限値を超えないように前記必要充電時間を分割することが不可能と判定した場合、前記電動車両に対する前記予約は不可と判定する、ことを特徴とする。
上記車両管理システムにおいて、前記予約に対応する利用時間帯の直前での前記電動車両の電池残量を推定する残量推定部を備え、前記電力量特定部は、前記電池残量と前記必要電力量とに基づいて前記必要充電時間を特定するようにしてもよい。
上記車両管理システムにおいて、前記情報管理部は、前記必要充電時間を分割して配分する際、前記電動車両の充電量が予め設定した上限値を超えないように前記必要充電時間を分割するようにしてもよい。
上記車両管理システムにおいて、前記予約情報は、前記電動車両の利用用途を特定する情報を含み、前記情報取得部は、前記電動車両の利用用途、利用時間、及び消費電力量の実績を特定可能な実績データを取得可能であり、前記電力量特定部は、前記実績データに基づいて必要電力量を特定するようにしてもよい。
上記目的を達成するための第2態様として、複数の利用者で共同利用される電動車両の利用と充電とを管理するために、コンピュータにより実行される車両管理方法であって、前記電動車両の予約に関する予約情報を取得する予約情報取得ステップと、前記予約情報に基づいて、必要電力量を特定する電力量特定ステップと、前記必要電力量に基づいて必要充電時間を特定する充電時間特定ステップと、前記予約情報に基づいて、前記予約に対応する利用時間帯、及び、前記必要充電時間に対応する充電時間帯を、スケジュール情報に設定するスケジュール設定ステップと、を有し、前記スケジュール設定ステップでは、前記スケジュール情報に基づいて、前記予約に対応する利用時間帯の直前の空き時間が前記必要充電時間未満と判定した場合に、前記必要充電時間を分割し、各分割した時間を、前記必要充電時間に対応する充電時間帯として、前記予約に対応する利用時間帯の直前の空き時間と、前記空き時間よりも前に設定された他の利用時間帯の直前の空き時間とに配分する、ことを特徴とする。
本発明によれば、必要以上に充電する事態を抑えながら電動車両の稼働率を向上し易くなる。
図1は、車両管理システムの構成図である。 図2は、車両情報の一例を示す図である。 図3は、スケジュール情報の一例を示す図である。 図4は、スケジュール情報に基づく貸出車両の予定を模式的に示す図である。 図5は、スケジュール情報更新処理に関わる動作を示すフローチャートである。 図6は、スケジュール情報更新処理の説明に供する図である。 図7は、変形例の実績データの一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両管理システム1の構成図である。車両管理システム1は、車両(以下、貸出車両と記す)を貸し出すサービスを提供する。貸出車両は、複数の利用者で共同利用されるカーシェアリング用の車両、又はカーレンタル用の車両である。つまり、車両管理システム1は、カーシェアリング又はカーレンタルにより貸出車両を貸し出すサービスを提供する。図1には、貸出車両の一部として、3台の貸出車両70,80,90を例示し、これら車両70,80,90を適宜に用いて本システム1を説明する。なお、貸出車両は、カーシェアリング又はカーレンタル用の車両に限定しなくもよく、複数の利用者で共同利用される車両を広く適用可能である。
貸出車両70,80,90は、蓄電池72,82,92を動力源とする電動車両であり、ECU(Electronic Control Unit)71,81,91によって作動が制御される。貸出車両70,80,90は、貸出及び返却のための待機場所75,85,95にそれぞれ駐車されている。待機場所75,85,95は、例えば、ステーション又はレンタル店舗であり、各待機場所75,85,95には、各車両70,80,90の蓄電池72,82,92を充電可能な充電装置が配備されている。なお、充電装置は、固定タイプ又は持ち運びが可能なタイプのいずれでもよい。
車両管理システム1は、CPU(Central Processing Unit)10、メモリ30、及び、通信部40等からなるコンピュータシステムで構成され、車両貸出装置と言うこともできる。通信部40は、通信ネットワーク100を介して、貸出車両70,80,90にそれぞれ搭載されたECU71,81,91、及び、車両管理システム1の利用者Puが携帯する通信端末50との間で通信を行う。利用者Puは、車両管理システム1が提供する車両貸し出しサービスを利用する利用者の一例である。通信端末50は、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットコンピュータ等の携帯型の通信端末である。
メモリ30には、車両管理システム1の制御用プログラム31、車両情報32、及びスケジュール情報33が記憶されている。車両情報32は、車両管理システム1が管理する全ての貸出車両に関する情報である。
図2は、車両情報32の一例を示している。図2に示すように、車両情報32は、車両管理システム1が管理する貸出車両毎に、各車両を識別するための「車両ID(identification)」と、車種(カテゴリとも称する)を特定するための「車種情報」と、最大乗車人数を特定するための「乗車定員」と、車両の電池スペック又は最大走行距離を特定するための「蓄電池の総電力量」と、蓄電池の現時点の残量を示す「電池残量」と、貸出車両の電力消費率を示す「電費」と、車両の装備を特定するための「車両装備」といった情報を記述したデータである。
車両情報32のうち少なくとも「電池残量」は、貸出車両から送信される送信情報に基づいて適宜に更新される。「蓄電池の総電力量」については、「電池残量」に比べれば変動量が小さいため一定値と見なしてもよいが、長期的に見れば低下するので、貸出車両から送信される送信情報に基づいて適宜に更新してもよい。上記情報は、貸出車両が車両管理システム1に直接送信される構成でもよいし、待機場所75,85,95等に配備される充電装置に通信機能を設け、充電装置が貸出車両から上記情報を取得し、車両管理システム1に送信するようにしてもよい。
この車両情報32は、車両管理システム1で作成してもよいし、車両管理システム1以外の装置で作成してもよい。例えば、貸出車両の「電池残量」等の情報を、車両管理システム1とは別の装置が受信して車両情報32を作成し、作成した車両情報32を車両管理システム1に送信するようにしてもよい。
また、車両情報32の内容は適宜に変更したり、増減したりしてもよい。例えば、車種情報を、ミニバン、SUV、コンパクト、スポーツといった情報としているが、更に細かくカテゴライズした情報にしてもよいし、具体的な車種名を含めてもよい。
図2には、「車両装備」として、オーディオ、モニター、電源、シート及びユーティリティといった走行系以外の車両の使い勝手に関わる情報を記述している。この「車両整備」の情報を適宜に利用することによって利用者Puの嗜好等により適合する貸出車両を特定し易くなる。
オーディオに関する情報には、音楽再生環境を特定可能な情報が採用され、より具体的には、車室に配置されるスピーカ数、音声データの入出力インターフェース(USB等)、再生可能なメディア(CD等)といった情報が採用される。モニターに関する情報には、映像再生環境を特定可能な情報が採用され、より具体的には、モニターサイズ、及びリアモニターの有無といった情報が採用される。
電源に関する情報には、利用可能な電源を特定可能な情報な情報が採用され、より具体的には、USBポートの数、シガーソケット電源(12V等)の有無、ACコンセント(100V)の有無、といった情報が採用される。
シートに関する情報には、シートの快適性や使い勝手を特定可能な情報が採用され、より具体的には、シートの列数、スライド機能やリクライニング機能の有無、シートアレンジの有無、といった情報が採用される。
ユーティリティに関する情報には、上記オーディオ、モニター、電源及びシートを除く車両の使い勝手を特定可能な情報が採用され、例えば、空調装備の有無、シートヒータの有無、荷室のサイズ、及び福祉に関わる機能の有無、といった情報が採用される。
スケジュール情報33は、貸出車両の貸出時間に相当する利用時間帯、及び貸出車両を充電する充電時間帯が設定されたデータである。図3は、スケジュール情報33の一例を示している。図3に示すように、スケジュール情報33は、予約された時間帯の種別(利用時間帯、又は充電時間帯)を識別するための種別IDと、予約された貸出車両を示す車両IDと、予約者(利用者)を識別するための利用者IDと、予約された時間帯とを対応づけて記述したデータである。
このスケジュール情報33に基づいて各貸出車両70,80,90のそれぞれについて、予約された利用時間帯及び充電時間帯を容易に管理することが可能になる。
図4には、図3に示したスケジュール情報33に基づく各貸出車両70,80,90の予定を模式的に示している。なお、各貸出車両70,80,90の車両IDは値C1,C2,C3である。
図4に示すように、貸出車両70(車両ID=値C1の車両)については、図3中の利用予定1-1,1-2の種別IDの内容に基づいて、貸出時間に相当する利用時間帯が特定される。また、図3中の充電1-1,1-2の種別IDの内容に基づいて、貸出車両70の充電時間帯が特定される。
充電1-1,1-2の種別IDが示す充電時間帯は、後述する情報管理部15によって、各利用予定1-1,1-2の利用時間帯の直前に設定されている。各充電時間帯の長さは、直後の利用時間帯での貸出中に消費される電力量を充電可能な時間に設定されている。これにより、必要以上に蓄電池72,82,92を充電する事態を抑制できる。
なお、「必要以上に充電される事態」とは、利用時間帯で必要とされる充電量を過度に上回る状態まで充電される事態を意味する。「必要以上に充電される事態」を抑制することによって、蓄電池の寿命低下を抑制できる。
同図4に示すように、貸出車両80(車両ID=C2の車両)については、この貸出車両80に割り当てられた図3中の利用予定2-1及び充電2-1の種別IDの内容に基づいて、利用時間帯と充電時間帯とが特定される。充電2-1の種別IDが示す充電時間帯は、貸出車両70の場合と同様に、利用予定2-1の利用時間帯の直前に空く時間を利用して十分な長さに設定されている。
同図4に示すように、貸出車両90(車両ID=C3の車両)についても、この貸出車両90に割り当てられた図3中の利用予定3-1及び充電3-1の種別IDの内容に基づいて、利用時間帯と充電時間帯とが特定される。充電3-1の種別IDが示す充電時間は、貸出車両70,80の場合と同様に、利用予定3-1の利用時間帯の直前に空く時間を利用して十分な長さに設定されている。
例えば、貸出車両70,80,90の各待機場所75,85,95(図1参照)が、有人施設の場合、スケジュール情報33に基づいて人が貸出車両70,80,90の貸出や充電を行う。一方、各待機場所75,85,95が無人施設の場合には、スケジュール情報33に基づいて無人で貸出車両70,80,90の貸出や充電を行うことが好ましい。
無人で貸出を行う方法としては、例えば、仮想鍵を利用する方法等の公知の方法を適用すればよい。また、無人で充電を行う方法としては、例えば、各充電装置を通信ネットワーク100を利用して車両管理システム1と通信可能に構成し、スケジュール情報33に基づいて充電装置が各貸出車両70,80,90を充電するようにする、といった方法を適用すればよい。なお、有人施設においても、無人で貸出車両70,80,90の貸出や充電を行うようにしてもよい。
CPU10は、メモリ30に記憶された制御用プログラム31を実行することにより、図1に示すように、予約受付部11、電力量特定部12、残量推定部13、充電時間特定部14、及び情報管理部15として機能する。CPU10は本発明のコンピュータに相当し、制御用プログラム31は本発明の車両管理用プログラムを含んでいる。
予約受付部11は、利用者Puからの貸出車両の予約を受け付けることによって、予約に関する情報を記述した予約情報DAを作成する。より具体的には、予約受付部11は、利用者Puの通信端末50と通信部40を介して通信することによって、利用者Puからの貸出車両の予約申込を受け付け、スケジュール情報33を参照することによって、利用者Puが希望する利用時間帯に貸出可能な貸出車両を検索し、検索できた場合に、その予約を受け付ける。この場合、受け付けた予約の内容を記述した予約情報DAを作成する。この予約情報DAは、予約された貸出車両、利用時間帯、及び利用者Puを特定可能なデータである。
なお、予約を受け付ける処理には、通信端末50に予めインストールしたアプリケーションプログラムを利用して予約を受け付ける処理、又は、インターネットブラウザを利用して予約を受け付ける処理、といった公知の処理を広く適用可能である。本発明において、この予約受付部11は、予約情報DAを取得する情報取得部として機能すればよく、例えば、予約申込を受け付けたり、利用者Puの希望条件に従った貸出車両を検索したり、予約情報DAを作成する、といった処理は、車両管理システム1とは別の装置で行うようにしてもよい。
電力量特定部12は、予約情報DAに基づいて必要電力量Eを特定する処理を行う。必要電力量Eは、貸出車両の貸出中に電力量が不足する事態を避ける電力量に相当し、例えば、貸出車両の貸出中に消費される電力量の予測値を基準に設定した電力量である。必要電力量Eは、公知の方法を用いて算出すればよく、例えば、貸出車両の貸出時間帯の長さ、貸出車両の電費、及び貸出先の用途等を適宜に利用して算出すればよい。
残量推定部13は、貸出車両の予約に対応する利用時間帯の直前(貸出車両の利用開始時点に相当)での貸出車両の電池残量を推定する処理を行う。例えば、現時点の貸出車両の電池残量を取得すると共に、現時点から上記貸出車両の利用開始時点までの充放電量を推定し、これらの総和を求めることによって、貸出車両の利用開始時点の電池残量を推定する。
例えば、現時点の貸出車両の電池残量は、車両情報32から特定される。また、上記充放電量は、スケジュール情報33中の利用時間帯及び充電時間帯の長さ、及び車両情報32から特定される電費を適宜に利用して推定すればよい。なお、車両情報32に記載の電費を使用する方法に代えて、貸出車両のこれまでの平均電費などを使用するようにしてもよい。電池残量を推定する方法については、上記方法に限定されず、公知の方法を広く適用可能である。
充電時間特定部14は、電力量特定部12によって算出された必要電力量Eに基づいて必要充電時間TCを算出する。より具体的には、充電時間特定部14は、電力量特定部12によって算出された必要電力量Eから、残量推定部13によって推定された電池残量を減算し、減算によって得られた不足電力量を充電するのに必要な充電時間を、必要充電時間TCとして算出する。必要充電時間TCの算出の際に、充電装置の仕様や、貸出車両の充電に関する仕様等を考慮してもよい。この必要電力量Eや必要充電時間TCを算出する方法には、公知の方法を広く適用可能である。
情報管理部15は、予約を受け付けた場合に、予約情報DAに基づいてスケジュール情報33を更新する処理(以下、スケジュール情報更新処理と言う)を行う。また、情報管理部15は、車両管理システム1の各部の動作を中枢的に制御する制御部としても機能する。
図5は、情報管理部15のスケジュール情報更新処理に関わる動作を示すフローチャートである。以下、図3に示したスケジュール情報33が生成された状況で、貸出車両の貸出予約が行われた場合を例に説明する。
予約受付部11が貸出車両の貸出予約を受け付けると、情報管理部15は、予約受付部11から予約内容を記述した予約情報DAを取得し(ステップS1:YES)、ステップ2の処理に移行する。ステップS2の処理では、情報管理部15は、スケジュール情報更新処理を開始し、予約情報DAに含まれる利用時間帯をスケジュール情報33に設定する(ステップS3)。なお、上記ステップS1の処理は、本発明の予約情報取得ステップに相当する。以下、新たな予約に対応する利用時間帯には符号Xを適宜に付して表記する。
本実施形態では、利用者が貸出を希望する利用時間帯Xが、スケジュール情報33中の空き時間内であれば貸出予約を受け付ける。
ここで、空き時間とは、貸出車両が貸出も充電もされていない時間であり、つまり、利用時間帯、及び充電時間帯を除いた時間である。このため、利用者が貸出を希望する利用時間帯Xが、既に設定された利用時間帯の直後であっても貸し出し予約を受け付ける。したがって、この利用時間帯Xの直前に充電時間を確保する必要がない。
例えば、図6の符号Aに示すように、スケジュール情報33に空き時間SP1,SP2,SP3がある場合に、これら空き時間SP1,SP2,SP3内であれば、新たな貸出予約を受け付ける。図6の符号Bには、空き時間SP1,SP2,SP3内のそれぞれに、新たな貸出予約の利用時間帯Xを示す「利用予定1-3」、「利用予定2-2」、「利用予定3-2」を設定した場合を示している。
より具体的には、「利用予定1-3」は、車両70に対し、直前の「利用予定1-2」の30分後に、貸出予約の利用時間帯X(PM8:30~PM10:00、利用時間帯X1と適宜に表記する)を設定した場合を例示している。また、「利用予定2-2」は、車両80に対し、直前の「利用予定2-1」の30分後に、貸出予約の利用時間帯X(PM6:30~PM9:45、利用時間帯X2と適宜に表記する)を設定した場合を例示している。さらに、「利用予定3-2」は、車両90に対し、直前の「利用予定3-1」の直後に、貸出予約の利用時間帯X(PM7:30~PM10:00、利用時間帯X3と適宜に表記する)を設定した場合を例示している。
図5に戻り、新たな貸出予約の利用時間帯Xを設定した後、情報管理部15は、電力量特定部12によって予約情報DAに基づいて貸出車両の貸出中に必要な必要電力量Eを算出する(ステップS4)。次に、情報管理部15は、充電時間特定部14によって、必要電力量Eから残量推定部13によって推定された電池残量を減算し、減算結果に基づいて必要充電時間TCを算出する(ステップS5)。
上記ステップS4の処理は、本発明の電力量特定ステップに相当し、ステップS5の処理は、本発明の充電時間特定ステップに相当する。
次いで、情報管理部15は、スケジュール情報33を参照し、利用時間帯Xの直前の空き時間TFが、算出した必要充電時間TC以上か否かを判定する(ステップS6)。ここで、直前の空き時間TFが必要充電時間TC以上の場合(ステップS6;YES)、情報管理部15は、その空き時間TFを利用して、利用時間帯Xの直前に、必要充電時間TCに相当する長さの充電時間帯を設定する(ステップS7)。以下、新たな予約に対応する充電時間帯には符号Zを適宜に付して表記する。
図6の例では、符号Bに示すように、「利用予定1-3」の直前の空き時間TF1が、「利用予定1-3」の利用時間帯X1に対応する必要充電時間TC以上の場合を示している。この場合、図6の符号B,Cに示すように、「利用予定1-3」の直前の空き時間TF1に、必要充電時間TCに相当する長さの充電時間帯Z1を示す「充電1-3」を設定する。
なお、図3の例では、「利用予定1-1」、「利用予定1-2」、「利用予定2-1」及び「利用予定3-1」に対応する予約を行う際、それぞれの「利用予定1-1」、「利用予定1-2」、「利用予定2-1」及び「利用予定3-1」の直前に、必要充電時間TC以上の空き時間があり、その空き時間内に充電時間帯(「充電1-1」、「充電1-2」、「充電2-1」及び「充電3-1」に相当)を設定した場合を示している。
図5に戻り、ステップS6の判定において、利用時間帯Xの直前の空き時間TFが必要充電時間TC未満であった場合(ステップS6;NO)、情報管理部15は、空き時間TFが予め設定した最短充電時間TM以上か否かを判定する(ステップS8)。
空き時間TFが最短充電時間TM以上の場合(ステップS8;YES)、情報管理部15は、必要充電時間TCを分割し、各分割した時間を、空き時間TFと、空き時間TFよりも前に設定された利用時間帯の直前に空く空き時間TF(以下、TFBと言う)とに配分するようにスケジュール情報33を設定する(ステップS9)。
ここで、最短充電時間TMは、短時間の充電を避けるために設定した時間であり、例えば、数分程度、又な十数分程度の時間に設定される。本実施形態では、空き時間TFが最短充電時間TM未満の場合、その空き時間TFに充電時間帯を配分しない。したがって、充電回数を抑制でき、電池寿命に有利となる。なお、短時間の充電が電池寿命等に殆ど影響しない蓄電池を採用した場合、最短充電時間TMを値0にしてもよい。
図6の例では、符号Bに示すように、「利用予定2-2」の直前の空き時間TF2が、「利用予定2-2」の利用時間帯X2に対応する必要充電時間TC未満であって、かつ、最短充電時間TM以上の場合を示している。この場合、図6の符号B,Cに示すように、直前の空き時間TF2に、充電時間帯Z2A(「充電2-2A」に相当)を設定すると共に、必要充電時間TCから「充電2-2A」に相当する充電時間を差し引いた残りの充電時間帯Z2B(「充電2-2B」に相当)を、空き時間TF2よりも前に設定された利用時間帯(「利用予定2-1」で示す)の直前に空く空き時間TF3(TFBに相当)に設定する。これにより、「利用予定2-2」の利用時間帯X2に必要となる電力を、「充電2-2A」及び「充電2-2B」で示す充電時間帯Z2A,Z2Bによって確保できる。
この必要充電時間TCを分割して配分する際には、残量推定部13によって、貸出車両の充電量が予め設定した上限値を超えるか否かを判定し、上限値を超える事態が発生する場合には上限値を超えないように必要充電時間TCを配分する処理(「所定の配分処理」と言う)。
例えば、必要充電時間TCを2分割で配分する際に、上限値を超えないように、分割比率を変更してもよい。また、必要充電時間TCを2分割で配分すると上記上限値を超える事態が発生する場合、必要充電時間TCを3分割し、上限値を超えないように、さらに前に設定された利用時間帯の直前に空く空き時間TF(TFCと言う)にも、分割された一部の充電時間帯を割り当てるようにしてもよい。さらに、3分割しても上限値を超える事態が発生した場合、必要充電時間TCを4分割以上に分割し、さらに前に設定された利用時間帯の直前に空く時間TF(TFDと言う)を利用して、充電時間を割り当てるようにしてもよい。
また、所定の配分処理によっても、充電量が上限値を超える事態が発生する場合、又は、上記所定の配分処理を省略し、充電量が上限値を超える事態が発生する場合には、上限値を超えないように必要充電時間TCを分割することが不可能と判定し、貸出車両に対する予約は不可と判定するようにしてもよい。
このようにして、必要充電時間TCの分割により貸出車両の予約をできるだけ可能にしながら、充電量が上限値を超える場合のみ予約を不可としている。この場合、利用時間帯の変更を促したり、貸出車両の変更を促したりするようにすればよい。
図5に戻り、ステップS8の判定において、空き時間TFが予め設定した最短充電時間TM未満の場合(ステップS8;NO)、情報管理部15は、必要充電時間TCを、空き時間TFよりも前に設定された利用時間帯の直前に空く空き時間TFBに設定する(ステップS10)。
図6の例では、符号Bに示すように、「利用予定3-2」の直前の空き時間TF4がほぼ零であるため、「利用予定3-2」の利用時間帯X3に対応する必要充電時間TC未満であって、かつ、最短充電時間TM未満である。この場合、図6の符号B,Cに示すように、「利用予定3-1」の直前に空く空き時間TF5(TFBに相当)に、必要充電時間TCに相当する長さの充電時間帯Z3(「充電3-2」に相当)を設定する。
この場合も、残量推定部13によって、貸出車両の充電量が予め設定した上限値を超える事態が発生しないか否かを判定し、上限値を超えないように配分を行う。図6の例では、「利用予定3-1」の直前に空く空き時間TF5に「充電3-2」で示す充電時間帯Z3を設定しても、充電量が上限値を超えない場合を示している。これにより、充電量が上限値を超える事態を抑制しながら、「利用予定3-1」の貸出の直後に、「利用予定3-2」の貸出ができる。
なお、上記ステップS3,S6~10の処理は、本発明のスケジュール設定ステップに相当する。
以上説明したように、車両管理システム1は、スケジュール情報33を記憶する記憶部として機能するメモリ30と、予約情報DAを取得する情報取得部として機能する予約受付部11と、予約情報DAに基づいて必要電力量を特定する電力量特定部12と、必要電力量に基づいて必要充電時間TCを特定する充電時間特定部14と、予約情報DAに基づいて、予約に対応する利用時間帯X(図6中の例えば、X1~X3)、及び、必要充電時間TCに対応する充電時間帯Zをスケジュール情報33に設定する情報管理部15とを備えている。情報管理部15は、予約に対応する利用時間帯Xの直前の空き時間が必要充電時間TC未満と判定した場合に、必要充電時間TCを分割し、各分割した時間を、必要充電時間TCに対応する充電時間帯として、予約に対応する利用時間帯Xの直前の空き時間TFと、この空き時間TFよりも前に設定された他の利用時間帯の直前の空き時間TFBとに配分する。
以上の構成によれば、予約に対応する利用時間帯Xの直前に必要充電時間TCを確保する制約がない分、利用時間帯Xの設定自由度が向上し、貸出車両の稼働率の向上に有利となる。しかも、充電不可になる事態を避けるために電動車両を利用していない時間(空き時間)に常に充電することも不要である。したがって、必要以上に充電する事態を抑えながら貸出車両の稼働率を向上し易くなり、複数の利用者で共同利用される貸出車両の貸し出しサービスを行うに際し、売上の確保や初期投資の早期回収を図り易くなる。
しかも、予約に対応する利用時間帯Xの直前での貸出車両の電池残量を推定する残量推定部13を備え、電力量特定部12は、推定された電池残量と必要電力量Eとに基づいて必要充電時間TCを特定する。電池残量を考慮して必要充電時間TCを特定するので、電池残量を考慮しない場合と比べ、必要電力量Eの算出精度が向上する。
また、情報管理部145は、必要充電時間TCを分割して配分する際、貸出車両の充電量が予め設定した上限値を超えないように必要充電時間TCを分割するので、上限値以下に充電量を抑えることができ、電池の性能保持に有利となる。
また、情報管理部145は、必要充電時間TCを分割して配分する際、貸出車両の充電量が予め設定した上限値を超えないように必要充電時間TCを分割することが不可能と判定した場合、貸出車両に対する予約は不可と判定する。これにより、必要充電時間TCの分割により貸出車両の予約を可及的に可能にしながら、充電量が上限値を超える場合のみ予約を不可とすることができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
例えば、上記車両管理システム1は、貸出車両の利用用途が、走行用途の場合を想定している場合を説明したが、貸出車両の利用用途が、走行を伴わない非走行用途でもよい。非走行用途としては、例えば、避暑や熱中症予防を主目的として貸出車両を利用する「避暑(熱中症予防)」、睡眠を主目的として貸出車両を利用する「休憩1(主に睡眠)」、睡眠以外の休憩(例えば雨宿り)を主目的として貸出車両を利用する「休憩2(主に睡眠以外)」、スマートフォン等の小型機器の充電を主目的として貸出車両を利用する「電源利用1(主にスマホ電源)」、オーディオ装備の利用(例えば音声によるオンライン会議)を主目的として貸出車両を利用する「電源利用2(主にオーディオ」、映像装備の利用(例えば映像を利用したオンライン会議)を主目的として貸出車両を利用する「電源利用3(主に映像)」、車外で100V機器を利用するために貸出車両を利用する「電源利用4(車外で100V)」、貸出車両の収納スペースを利用する「収納スペース利用」が挙げられる。非走行用途の利用の場合、電力量特定部12による必要電力量Eを特定する方法には、次の方法を採用してもよい。
予約情報DAは、貸出車両の利用用途を特定する情報を含んでいる。
情報管理部15は、図7に例示するように、貸出車両の利用用途、利用時間、及び消費電力量といった過去の実績を特定可能な実績データ35を作成し、メモリ30に記憶する。そして、新たな予約を受け付けた場合、電力量特定部12が、実績データ35に基づいて新たな予約で貸出車両を貸し出した際に消費される電力量に相当する必要電力量Eを算出する。
例えば、電力量特定部12は、実績データ35から、新たな予約と貸出車両、及び利用用途の条件が一致するデータを抽出し、抽出したデータに基づいて、単位時間当たりの消費電力量を算出し、これを新たな予約のときの「電費」とみなす。これにより、この「電費」の値を、新たな予約の利用時間帯の長さで乗算することによって、必要電力量Eを高精度に算出できる。
実績データ35を利用することによって、利用用途に応じた適切な必要電力量Eを算出でき、充電時間特定部14が適切な充電時間(必要充電時間TC)を算出し易くなる。したがって、貸出車両の用途が非走行用途の場合でも、必要以上に充電する事態を抑え易くなる。
上記の実施形態では、図1等に示す車両管理システム1、及び車両管理方法に本発明を適用する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、車両管理システム1を、通信ネットワーク100で接続された複数のコンピュータで作業を分担して行う分散システムで構成してもよいし、一台のコンピュータで構成してもよい。この場合のコンピュータは、ミニコンピュータ、オフィスコンピュータ、サーバー、ワークステーション、パーソナルコンピュータ、又は携帯情報端末などを含んでいる。
図1に示す各部の構成は、ハードウェアで実現してもよいし、ハードウェアとソフトウェアの協働により実現される構成としてもよい。また、図2及び図3等に示すデータ構造は図示した例に限定されない。また、図5に示すフローチャートの処理単位の分割の仕方や処理順序は図示した例に限定されない。
また、制御用プログラム31は、外部の装置やデバイスに記憶され、通信部40等を介して取得されてもよい。また、コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体に記録しておくことも可能である。記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、各種の光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、記録媒体は、画像表示装置が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。
1…車両管理システム、10…CPU(コンピュータ)、11…予約受付部(情報取得部)、12…電力量特定部、13…残量推定部、14…充電時間特定部、15…情報管理部、30…メモリ、31…制御用プログラム、32…車両情報、33…スケジュール情報、40…通信部、50…通信端末、70,80,90…貸出車両(電動車両)、71,81,91…ECU、72,82,92…蓄電池、75,85,95…待機場所、100…通信ネットワーク、Pu…利用者、DA…予約情報、X,X1,X2,X3…利用時間帯、Z,Z1、Z2A,Z2C,Z3…充電時間帯、TF,TF1,TF2,TF3,TF4,TF5,TFB,TFC,TFD…空き時間、TM…最短充電時間。

Claims (5)

  1. 複数の利用者で共同利用される電動車両の利用と充電を管理する車両管理システムにおいて、
    前記電動車両の利用時間帯、及び充電時間帯が設定されたスケジュール情報を記憶する記憶部と、
    前記電動車両の予約に関する予約情報を取得する情報取得部と、
    前記予約情報に基づいて、必要電力量を特定する電力量特定部と、
    前記必要電力量に基づいて必要充電時間を特定する充電時間特定部と、
    前記予約情報に基づいて、前記予約に対応する利用時間帯、及び、前記必要充電時間に対応する充電時間帯を、前記スケジュール情報に設定する情報管理部と、を備え、
    前記情報管理部は、前記スケジュール情報に基づいて、前記予約に対応する利用時間帯の直前の空き時間が前記必要充電時間未満と判定した場合に、前記必要充電時間を分割し、各分割した時間を、前記必要充電時間に対応する充電時間帯として、前記予約に対応する利用時間帯の直前の空き時間と、前記空き時間よりも前に設定された他の利用時間帯の直前の空き時間とに配分し、
    前記情報管理部は、前記必要充電時間を分割して配分する際、前記電動車両の充電量が予め設定した上限値を超えないように前記必要充電時間を分割することが不可能と判定した場合、前記電動車両に対する前記予約は不可と判定する、
    ことを特徴とする車両管理システム。
  2. 前記予約に対応する利用時間帯の直前での前記電動車両の電池残量を推定する残量推定部を備え、
    前記電力量特定部は、前記電池残量と前記必要電力量とに基づいて前記必要充電時間を特定する、
    請求項1に記載の車両管理システム。
  3. 前記情報管理部は、前記必要充電時間を分割して配分する際、前記電動車両の充電量が予め設定した上限値を超えないように前記必要充電時間を分割する、
    請求項1又は2に記載の車両管理システム。
  4. 前記予約情報は、前記電動車両の利用用途を特定する情報を含み、
    前記情報取得部は、前記電動車両の利用用途、利用時間、及び消費電力量の実績を特定可能な実績データを取得可能であり、
    前記電力量特定部は、前記実績データに基づいて必要電力量を特定する
    請求項1からのいずれかに記載の車両管理システム。
  5. 複数の利用者で共同利用される電動車両の利用と充電とを管理するために、コンピュータにより実行される車両管理方法であって、
    前記電動車両の予約に関する予約情報を取得する予約情報取得ステップと、
    前記予約情報に基づいて、必要電力量を特定する電力量特定ステップと、
    前記必要電力量に基づいて必要充電時間を特定する充電時間特定ステップと、
    前記予約情報に基づいて、前記予約に対応する利用時間帯、及び、前記必要充電時間に対応する充電時間帯を、スケジュール情報に設定するスケジュール設定ステップと、を有し、
    前記スケジュール設定ステップでは、前記スケジュール情報に基づいて、前記予約に対応する利用時間帯の直前の空き時間が前記必要充電時間未満と判定した場合に、前記必要充電時間を分割し、各分割した時間を、前記必要充電時間に対応する充電時間帯として、前記予約に対応する利用時間帯の直前の空き時間と、前記空き時間よりも前に設定された他の利用時間帯の直前の空き時間とに配分し、
    前記必要充電時間を分割して配分する際、前記電動車両の充電量が予め設定した上限値を超えないように前記必要充電時間を分割することが不可能と判定した場合、前記電動車両に対する前記予約は不可と判定する、
    ことを特徴とする車両管理方法。
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