JP7469239B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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本発明は、燃料電池システムに関する。
燃料電池システムとして、燃料電池からDCDCコンバータを介して供給される電力により充電される蓄電装置と、そのDCDCコンバータとの間に接続されるスイッチの両端の電圧が閾値以上である場合、そのスイッチが断線していると判断しDCDCコンバータを停止させるものがある。関連する技術として、特許文献1がある。
特開2011-101590号公報
しかしながら、上記燃料電池システムでは、スイッチが断線していると判断されてからDCDCコンバータを停止させるまでの間において、燃料電池からDCDCコンバータを介して負荷に電流が流れると、その負荷に比較的大きい電圧(サージ電圧)がかかるおそれがある。
そこで、本発明の一側面に係る目的は、DCDCコンバータと負荷との接続点と、蓄電装置との間に接続されるスイッチを備える燃料電池システムにおいて、スイッチの断線時に負荷にサージ電圧がかかることを抑制することである。
本発明に係る一つの形態である燃料電池システムは、燃料電池と、前記燃料電池の発電を制御する主制御部と、第1の負荷に電力を供給する第1の蓄電装置と、前記第1の蓄電装置と前記第1の負荷との接続点と、前記燃料電池との間に接続され、前記第1の蓄電装置や前記第1の負荷に電力を供給する第1のDCDCコンバータと、前記第1のDCDCコンバータの動作を制御する第1のコンバータ制御部と、前記第1のDCDCコンバータと前記第1の負荷との接続点と、前記第1の蓄電装置との間に接続される第1のスイッチとを備え、前記第1のコンバータ制御部は、前記第1のスイッチが導通するように前記第1のスイッチの動作が制御されている場合において、前記第1のスイッチの両端電圧である第1の電圧が第1の閾値以上になると、前記第1のDCDCコンバータを停止させるとともに第1の断線情報を前記主制御部に送信し、前記主制御部は、前記第1の断線情報を受信すると、前記燃料電池の発電を停止させる。
これにより、主制御部により第1のスイッチが断線していることが判断され、第1のスイッチが断線している旨を示す情報が主制御部から第1のコンバータ制御部に送信され、第1のコンバータ制御部により第1のDCDCコンバータが停止される場合に比べて、第1のスイッチが断線していると判断されてから第1のDCDCコンバータが停止されるまでの時間を短縮することができるため、第1のスイッチの断線時に第1の負荷にサージ電圧がかかることを抑制することができる。
また、上記燃料電池システムは、第2の負荷に電力を供給する第2の蓄電装置と、前記第2の蓄電装置と前記第2の負荷との接続点と、前記第1のDCDCコンバータとの間に接続され、前記第2の蓄電装置や前記第2の負荷に電力を供給する第2のDCDCコンバータと、前記第2のDCDCコンバータの動作を制御する第2のコンバータ制御部とを備え、前記主制御部は、前記第1の断線情報を受信すると、停止指令を前記第2のコンバータ制御部に送信し、前記第2のコンバータ制御部は、前記停止指令を受信すると、前記第2のDCDCコンバータを停止させるように構成してもよい。
これにより、主制御部により第1のスイッチが断線していることが判断され、第1のスイッチが断線している旨を示す情報が主制御部から第1のコンバータ制御部に送信され、第1のコンバータ制御部により第1のDCDCコンバータが停止される場合に比べて、第1のスイッチが断線していると判断されてから第1のDCDCコンバータが停止されるまでの時間を短縮することができるため、第1のスイッチの断線時に第1及び第2の負荷にサージ電圧がかかることを抑制することができる。
また、上記燃料電池システムは、第2の負荷に電力を供給する第2の蓄電装置と、前記第2の蓄電装置と前記第2の負荷との接続点と、前記燃料電池との間に接続される第2のDCDCコンバータと、前記第2のDCDCコンバータの動作を制御する第2のコンバータ制御部と、前記第2のDCDCコンバータと前記第2の負荷との接続点と、前記第2の蓄電装置との間に接続される第2のスイッチとを備え、前記第1のコンバータ制御部は、前記第1のスイッチが導通するように前記第1のスイッチの動作が制御されている場合において、前記第1の電圧が前記第1の閾値以上になると、前記第1のDCDCコンバータを停止させるとともに前記第1の断線情報を前記主制御部に送信し、停止指令を受信すると、前記第1のDCDCコンバータを停止させ、前記第2のコンバータ制御部は、前記第2のスイッチが導通するように前記第2のスイッチの動作が制御されている場合において、前記第2のスイッチの両端電圧である第2の電圧が第2の閾値以上になると、前記第2のDCDCコンバータを停止させるとともに第2の断線情報を前記主制御部に送信し、前記停止指令を受信すると、前記第2のDCDCコンバータを停止させ、前記主制御部は、前記第1の断線情報や前記第2の断線情報を受信すると、前記燃料電池の発電を停止させるとともに前記停止指令を前記第1及び第2のコンバータ制御部に送信するように構成してもよい。
これにより、主制御部により第1のスイッチまたは第2のスイッチが断線していることが判断され、第1のスイッチまたは第2のスイッチが断線している旨を示す情報が主制御部から第1のコンバータ制御部または第2のコンバータ制御部に送信され、第1のコンバータ制御部または第2のコンバータ制御部により第1のDCDCコンバータまたは第2のDCDCコンバータが停止される場合に比べて、第1のスイッチまたは第2のスイッチが断線していると判断されてから第1のDCDCコンバータまたは第2のDCDCコンバータが停止されるまでの時間を短縮することができるため、第1のスイッチまたは第2のスイッチの断線時に第1及び第2の負荷にサージ電圧がかかることを抑制することができる。
また、上記燃料電池システムは、一方端子が前記第1のDCDCコンバータと前記第1のスイッチとの接続点に接続される抵抗と、前記抵抗の他方端子とグランドとの間に接続される第3のスイッチとを備え、前記主制御部は、前記第1の電圧を取得するときに前記第3のスイッチを遮断するように構成してもよい。
これにより、第3のスイッチが導通することによる第1の電圧の上昇を防止することができるため、第1のスイッチが断線していないにもかかわらず第1のスイッチが断線していると誤って判断されることを低減することができる。
本発明によれば、DCDCコンバータと負荷との接続点と、蓄電装置との間に接続されるスイッチを備える燃料電池システムにおいて、スイッチの断線時に負荷にサージ電圧がかかることを抑制することができる。
第1実施形態の燃料電池システムの一例を示す図である。 第1実施形態のコンバータ制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態の主制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態の燃料電池システムの一例を示す図である。 第2実施形態のコンバータ制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態の主制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 第3実施形態の燃料電池システムの一例を示す図である。 第3実施形態の一方のコンバータ制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 第3実施形態の他方のコンバータ制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 第3実施形態の主制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 第4実施形態の燃料電池システムの一例を示す図である。
以下図面に基づいて実施形態について詳細を説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の燃料電池システムの一例を示す図である。
図1に示す燃料電池システム1は、フォークリフトなどの産業車両や自動車などの車両Veに搭載され、負荷Lo1(第1の負荷)などに電力を供給する。なお、負荷Lo1は、車両Veに搭載される走行用モータを駆動するインバータや電装部品などである。また、燃料電池システム1は定置型非常用発電機などにも適用可能であり、その場合、負荷Lo1は接続された電気機器である。
また、燃料電池システム1は、燃料電池ユニット2と、蓄電装置B1(第1の蓄電装置)と、DCDCコンバータCNV1(第1のDCDCコンバータ)と、コンバータ制御部31(第1のコンバータ制御部)と、スイッチSW1(第1のスイッチ)と、電圧検出部Su1と、電圧検出部Sd1と、記憶部4と、主制御部5とを備える。
燃料電池ユニット2は、燃料電池FCと、水素タンクHTと、インジェクタINJと、エアコンプレッサACPとを備える。
燃料電池FCは、互いに直列接続される複数の燃料電池セルにより構成される燃料電池スタックであり、燃料ガス(水素ガス)に含まれる水素と酸化剤ガス(空気)に含まれる酸素との電気化学反応により電気を発生させる。
水素タンクHTは、燃料ガスの貯蔵容器である。水素タンクHTに貯蔵された燃料ガスはインジェクタINJを介して燃料電池FCに供給される。
インジェクタINJは、燃料電池FCに供給される燃料ガスの流量を調整する。
エアコンプレッサACPは、酸化剤ガスを燃料電池FCに供給する。
蓄電装置B1は、リチウムイオンキャパシタなどにより構成され、負荷Lo1に電力を供給する。また、蓄電装置B1は、燃料電池FCからDCDCコンバータCNV1を介して供給される電力または負荷Lo1から回生される電力により充電される。
DCDCコンバータCNV1は、昇圧回路または降圧回路により構成される。また、DCDCコンバータCNV1は、蓄電装置B1と負荷Lo1との接続点と、燃料電池FCとの間に接続され、燃料電池FCから出力される電力を蓄電装置B1や負荷Lo1に供給する。
コンバータ制御部31は、主制御部5と通信可能に構成され、プロセッサまたはプログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device))により構成され、DCDCコンバータCNV1の出力電圧が主制御部5から送信される目標電圧指令値に近づくようにDCDCコンバータCNV1の動作を制御する。
また、コンバータ制御部31は、主制御部5から送信される断線検出許可通知を受信した後、主制御部5から電圧Vu1を受信すると、電圧検出部Sd1により検出される電圧Vd1を取得し、スイッチSW1の両端電圧として、電圧Vu1と電圧Vd1との差の絶対値である電圧差ΔV1(第1の電圧)を算出する。
また、コンバータ制御部31は、スイッチSW1が導通するようにスイッチSW1の動作が制御されている場合において、電圧差ΔV1が閾値VHth1より小さい場合、スイッチSW1が断線していないと判断し、DCDCコンバータCNV1の動作を継続して制御する。また、コンバータ制御部31は、スイッチSW1が導通するようにスイッチSW1の動作が制御されている場合において、電圧差ΔV1が閾値VHth1以上になると、スイッチSW1が断線していると判断し、DCDCコンバータCNV1を停止させるとともにスイッチSW1が断線している旨を示す断線情報(第1の断線情報)を主制御部5に送信する。なお、閾値VHth1は、コンバータ制御部31及び主制御部5の電源電圧の誤差並びに電圧検出部Su1及び電圧検出部Sd1を構成する分圧抵抗の抵抗値誤差(抵抗精度及び温度特性)に対し二乗和平方根より大きい値とする。または、閾値VHth1は、スイッチSW1が断線しているときの電圧差ΔV1の最小値とする。
また、コンバータ制御部31は、DCDCコンバータCNV1を停止させている状態において、電圧差ΔV1が閾値VLth1より大きい場合、DCDCコンバータCNV1を継続して停止させる。また、コンバータ制御部31は、DCDCコンバータCNV1を停止させている状態において、電圧差ΔV1が閾値VLth1以下になると、スイッチSW1が正常状態(断線していない状態)に戻ったと判断し、DCDCコンバータCNV1の動作制御を再開するとともに、スイッチSW1が正常状態に戻った旨を示す復帰情報を主制御部5に送信する。なお、閾値VLth1は、電圧検出部Su1及び電圧検出部Sd1を構成する分圧抵抗の抵抗値誤差(温度特性)に対し二乗和平方根より小さい値とする。または、閾値VLth1は、スイッチSW1が断線していないときの電圧差ΔV1の最大値とする。
スイッチSW1は、コンタクタなどにより構成され、DCDCコンバータCNV1と負荷Lo1との接続点と、蓄電装置B1との間に接続される。スイッチSW1が導通すると、DCDCコンバータCNV1と蓄電装置B1とが電気的に接続され、スイッチSW1が遮断すると、DCDCコンバータCNV1と蓄電装置B1とが電気的に切断される。
電圧検出部Su1は、複数の分圧抵抗からなる抵抗回路などにより構成され、スイッチSW1の一方端子と蓄電装置B1との接続点の電圧Vu1を検出し、その検出した電圧Vu1を主制御部5に送る。
電圧検出部Sd1は、複数の分圧抵抗からなる抵抗回路などにより構成され、スイッチSW1の他方端子とDCDCコンバータCNV1との接続点の電圧Vd1を検出し、その検出した電圧Vd1をコンバータ制御部31に送る。
記憶部4は、RAM(Random Access Memory)またはROM(Read Only Memory)などにより構成され、閾値VHth1及び閾値VLth1などを記憶する。
主制御部5は、プロセッサまたはプログラマブルなデバイスにより構成され、燃料電池FCの発電を制御する。例えば、主制御部5は、ユーザのキーオン操作などにより車両Veの運転開始指示を受けると、蓄電装置B1の電圧や充電率(蓄電装置B1の満充電容量に対する現在の充電容量の割合)などに応じた電流が燃料電池FCからDCDCコンバータCNV1を介して蓄電装置B1に流れるように、インジェクタINJ及びエアコンプレッサACPの動作を制御するとともに目標電圧をコンバータ制御部31に送信する。なお、主制御部5とコンバータ制御部31との間の通信手段は、例えば、CAN(Controller Area Network)通信とする。
また、主制御部5は、スイッチSW1の動作を制御する。例えば、主制御部5は、ユーザによる車両Veのキーオン操作が行われてからキーオフ操作が行われるまでの間において、すなわち、負荷Lo1の動作制御が行われているとき、スイッチSW1を導通させる。また、主制御部5は、キーオフ操作が行われてからキーオン操作が行われるまでの間において、すなわち、負荷Lo1の動作制御が行われていないとき、スイッチSW1を遮断させる。これにより、負荷Lo1の動作制御が行われていないとき、蓄電装置B1からスイッチSW1を介して負荷Lo1などに暗電流が流れることを防止することができる。
また、主制御部5は、キーオン操作が行われ、スイッチSW1を導通させると、スイッチSW1が断線しているか否かをコンバータ制御部31に判断させるための断線検出許可通知をコンバータ制御部31に送信する。
また、主制御部5は、断線検出許可通知を送信した後、電圧検出部Su1により検出される電圧Vu1を取得しコンバータ制御部31に送信する。
また、主制御部5は、コンバータ制御部31から送信される断線情報を受信すると、燃料電池FCの発電を停止させる。
また、主制御部5は、コンバータ制御部31から送信される復帰情報を受信すると、燃料電池FCの発電制御を再開する。
図2は、第1実施形態のコンバータ制御部31の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、コンバータ制御部31は、断線検出許可通知を受信し(ステップS101)、電圧Vu1を受信すると(ステップS102)、電圧Vd1を取得し電圧差ΔV1を算出する(ステップS103)。
次に、コンバータ制御部31は、電圧差ΔV1が閾値VHth1以上になると(ステップS104:Yes)、スイッチSW1が断線していると判断し、DCDCコンバータCNV1を停止させるとともに(ステップS105)、断線情報を主制御部5に送信する(ステップS106)。なお、コンバータ制御部31は、電圧差ΔV1が閾値VHth1以上である状態が一定時間連続した場合、スイッチSW1が断線していると判断し、DCDCコンバータCNV1を停止させるとともに、断線情報を主制御部5に送信するように構成してもよい。
また、コンバータ制御部31は、DCDCコンバータCNV1を停止させている状態において、電圧差ΔV1が閾値VLth1以下になると(ステップS104:No、ステップS107:Yes)、スイッチSW1が正常状態に戻ったと判断し、DCDCコンバータCNV1の動作制御を再開するとともに(ステップS108)、復帰情報を主制御部5に送信する(ステップS109)。なお、コンバータ制御部31は、DCDCコンバータCNV1を停止させている状態において、電圧差ΔV1が閾値VLth1以下である状態が一定時間連続した場合、スイッチSW1が正常状態に戻ったと判断し、DCDCコンバータCNV1の動作制御を再開するとともに、復帰情報を主制御部5に送信するように構成してもよい。
なお、コンバータ制御部31は、電圧差ΔV1が閾値VHth1より小さい場合、または、DCDCコンバータCNV1を停止させている状態において、閾値VLth1より大きい場合(ステップS104:No、ステップS107:No)、ステップS102及びステップS103の処理を繰り返し実行する。
図3は、第1実施形態の主制御部5の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、主制御部5は、ユーザによる車両Veのキーオン操作が行われた後、スイッチSW1が断線しているか否かを判断することが可能な状態になると、断線検出許可通知を送信した後(ステップS201)、電圧Vu1を取得しコンバータ制御部31に送信する(ステップS202)。
次に、主制御部5は、断線情報を受信すると(ステップS203:Yes)、燃料電池FCの発電を停止させる(ステップS204)。なお、主制御部5は、断線情報を一定時間連続で受信すると、スイッチSW1が断線している状態であることを確定し、燃料電池FCの発電を停止させるように構成してもよい。
また、主制御部5は、燃料電池FCの発電を停止させている状態において、復帰情報を受信すると(ステップS203:No、ステップS205:Yes)、燃料電池FCの発電制御を再開する(ステップS206)。なお、主制御部5は、燃料電池FCの発電を停止させている状態において、復帰情報を一定時間連続で受信すると、スイッチSW1が正常状態に戻ったことを確定し、燃料電池FCの発電制御を再開するように構成してもよい。
なお、主制御部5は、断線情報及び復帰情報を受信しない場合(ステップS203:No、ステップS205:No)、ステップS202の処理を繰り返し実行する。
このように、第1実施形態の燃料電池システム1は、コンバータ制御部31によりスイッチSW1が断線していると判断されると、コンバータ制御部31によりDCDCコンバータCNV1が停止される構成である。これにより、主制御部5によりスイッチSW1が断線していることが判断され、スイッチSW1が断線している旨を示す情報が主制御部5からコンバータ制御部31に送信され、コンバータ制御部31によりDCDCコンバータCNV1が停止される場合に比べて、スイッチSW1が断線していると判断されてからDCDCコンバータCNV1が停止されるまでの時間を短縮することができるため、スイッチSW1の断線時に負荷Lo1などにサージ電圧がかかることを抑制することができ、負荷Lo1などが故障することを抑制することができる。
なお、コンバータ制御部31は、主制御部5を介さず電圧検出部Su1から電圧Vu1を直接取得するように構成してもよい。このように構成する場合、主制御部5により電圧Vu1が取得され、主制御部5からコンバータ制御部31に電圧Vu1が送信される場合に比べて、コンバータ制御部31における電圧Vu1の取得時間を短縮することができるため、スイッチSW1が断線しているか否かをより早く判断することができ、スイッチSW1の断線時に負荷Lo1などにサージ電圧がかかることをさらに抑制することができる。
<第2実施形態>
図4は、第2実施形態の燃料電池システムの一例を示す図である。なお、図4において、図1に示す構成と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態の燃料電池システム1において、第1実施形態の燃料電池システム1と異なる点は、さらに、蓄電装置B2(第2の蓄電装置)と、DCDCコンバータCNV2(第2のDCDCコンバータ)と、コンバータ制御部32(第2のコンバータ制御部)と、負荷Lo2(第2の負荷)とを備えている点である。なお、負荷Lo2は、燃料電池FCの温度を検出する温度センサなどである。
蓄電装置B2は、リチウムイオンキャパシタなどにより構成され、負荷Lo2に電力を供給する。また、蓄電装置B2は、燃料電池FCからDCDCコンバータCNV1及びDCDCコンバータCNV2を介して供給される電力などにより充電される。
DCDCコンバータCNV2は、昇圧回路または降圧回路により構成される。また、DCDCコンバータCNV2は、蓄電装置B2と負荷Lo2との接続点と、DCDCコンバータCNV1との間に接続され、DCDCコンバータCNV1から出力される電力を蓄電装置B2や負荷Lo2に供給する。このように、負荷Lo2がDCDCコンバータCNV2を介してDCDCコンバータCNV1とスイッチSW1との接続点に接続される構成であるため、スイッチSW1の断線時にDCDCコンバータCNV1から電力が出力されると、サージ電圧が負荷Lo1だけでなく負荷Lo2にもかかるおそれがある。
コンバータ制御部32は、プロセッサまたはプログラマブルなデバイスにより構成され、DCDCコンバータCNV2の出力電圧が主制御部5から送信される目標電圧指令値に近づくようにDCDCコンバータCNV2の動作を制御する。
また、コンバータ制御部32は、図5に示すように、主制御部5から送信される停止指令を受信すると(ステップS301:Yes)、DCDCコンバータCNV2を停止させる(ステップS302)。
図6は、第2実施形態の主制御部5の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図6に示すステップS201~S206は、図3に示すステップS201~S206と同様であるため、その説明を省略する。
主制御部5は、断線情報を受信すると(ステップS203:Yes)、燃料電池FCの発電を停止させ(ステップS204)、停止指令をコンバータ制御部32に送信する(ステップS207)。
このように、第2実施形態の燃料電池システム1は、第1実施形態の燃料電池システム1と同様に、コンバータ制御部31によりスイッチSW1が断線していると判断されると、コンバータ制御部31によりDCDCコンバータCNV1が停止される構成である。これにより、主制御部5によりスイッチSW1が断線していることが判断され、スイッチSW1が断線している旨を示す情報が主制御部5からコンバータ制御部31に送信され、コンバータ制御部31によりDCDCコンバータCNV1が停止される場合に比べて、スイッチSW1が断線していると判断されてからDCDCコンバータCNV1が停止されるまでの時間を短縮することができるため、スイッチSW1の断線時に負荷Lo1及び負荷Lo2などにサージ電圧がかかることを抑制することができ、負荷Lo1及び負荷Lo2などが故障することを抑制することができる。
<第3実施形態>
図7は、第3実施形態の燃料電池システム1の一例を示す図である。なお、図7において、図4に示す構成と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。
第3実施形態の燃料電池システム1において、第4実施形態の燃料電池システム1と異なる点は、さらに、スイッチSW2(第2のスイッチ)と、電圧検出部Su2、Sd2とを備え、DCDCコンバータCNV2がDCDCコンバータCNV1の後段ではなく燃料電池FCの後段に接続されている点である。すなわち、第3実施形態のDCDCコンバータCNV2は、蓄電装置B2と負荷Lo2との接続点と、燃料電池FCとの間に接続され、燃料電池FCから出力される電力を蓄電装置B2や負荷Lo2に供給する。
スイッチSW2は、コンタクタなどにより構成され、DCDCコンバータCNV2と負荷Lo2との接続点と、蓄電装置B2との間に接続される。スイッチSW2が導通すると、DCDCコンバータCNV2と蓄電装置B2とが電気的に接続され、スイッチSW2が遮断すると、DCDCコンバータCNV2と蓄電装置B2とが電気的に切断される。
電圧検出部Su2は、複数の分圧抵抗からなる抵抗回路などにより構成され、スイッチSW2の一方端子と蓄電装置B2との接続点の電圧Vu2を検出し、その検出した電圧Vu2を主制御部5に送る。
電圧検出部Sd2は、複数の分圧抵抗からなる抵抗回路などにより構成され、スイッチSW2の他方端子とDCDCコンバータCNV2との接続点の電圧Vd2を検出し、その検出した電圧Vd2をコンバータ制御部32に送る。
図8は、第3実施形態のコンバータ制御部31の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図8に示すステップS101~ステップS109は、図2に示すステップS101~ステップS109と同様であるため、その説明を省略する。
コンバータ制御部31は、主制御部5から送信される停止指令を受信すると(ステップS101:No、ステップS110:Yes)、DCDCコンバータCNV1を停止させる(ステップS111)。
図9は、第3実施形態のコンバータ制御部32の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、コンバータ制御部32は、断線検出許可通知を受信し(ステップS401:Yes)、電圧Vu2を受信すると(ステップS402:Yes)、電圧Vd2を取得し、スイッチSW2の両端電圧として、電圧Vu2と電圧Vd2との差の絶対値である電圧差ΔV2(第2の電圧)を算出する(ステップS403)。
次に、コンバータ制御部32は、電圧差ΔV2が閾値VHth2以上になると、スイッチSW2が断線していると判断し(ステップS404:Yes)、DCDCコンバータCNV2を停止させるとともに(ステップS405)、断線情報(第2の断線情報)を主制御部5に送信する(ステップS406)。なお、コンバータ制御部32は、電圧差ΔV2が閾値VHth2以上である状態が一定時間連続すると、スイッチSW2が断線していると判断し、DCDCコンバータCNV2を停止させるとともに、断線情報を主制御部5に送信するように構成してもよい。また、閾値VHth2は、コンバータ制御部32及び主制御部5の電源電圧の誤差並びに電圧検出部Su2及び電圧検出部Sd2を構成する分圧抵抗の抵抗値誤差(抵抗精度及び温度特性)に対し二乗和平方根より大きい値とする。または、閾値VHth2は、スイッチSW2が断線しているときの電圧差ΔV2の最小値とする。
また、コンバータ制御部32は、DCDCコンバータCNV2を停止させている状態において、電圧差ΔV2が閾値VLth2以下になると(ステップS404:No、ステップS407:Yes)、スイッチSW2が正常に戻ったと判断し、DCDCコンバータCNV2の動作制御を再開するとともに(ステップS408)、復帰情報を主制御部5に送信する(ステップS409)。なお、コンバータ制御部32は、DCDCコンバータCNV2を停止させている状態において、電圧差ΔV2が閾値VLth2以下である状態が一定時間連続すると、スイッチSW2が正常に戻ったと判断し、DCDCコンバータCNV2の動作制御を再開するとともに、復帰情報を主制御部5に送信する。また、閾値VLth2は、電圧検出部Su2及び電圧検出部Sd2を構成する分圧抵抗の抵抗値誤差(温度特性)に対し二乗和平方根より小さい値とする。または、閾値VLth2は、スイッチSW2が断線していないときの電圧差ΔV2の最大値とする。
なお、コンバータ制御部32は、電圧差ΔV2が閾値VHth2より小さい場合、または、DCDCコンバータCNV2を停止させている状態において、閾値VLth2より大きい場合(ステップS404:No、ステップS407:No)、ステップS402及びステップS403の処理を繰り返し実行する。
また、コンバータ制御部32は、主制御部5から送信される停止指令を受信すると(ステップS401:No、ステップS410:Yes)、DCDCコンバータCNV2を停止させる(ステップS411)。
図10は、第3実施形態の主制御部5の動作を示すフローチャートである。
まず、主制御部5は、断線検出許可通知をコンバータ制御部31及びコンバータ制御部32にそれぞれ送信する(ステップS501)。
次に、主制御部5は、電圧Vu1を取得しコンバータ制御部31に送信するとともに電圧Vu2を取得しコンバータ制御部32に送信する(ステップS502)。
次に、主制御部5は、コンバータ制御部31から送信される断線情報(第1の断線情報)やコンバータ制御部32から送信される断線情報(第2の断線情報)を受信すると(ステップS503:Yes)、燃料電池FCの発電を停止させ(ステップS504)、停止指令をコンバータ制御部31及びコンバータ制御部32にそれぞれ送信する(ステップS505)。なお、主制御部5は、コンバータ制御部31から送信される断線情報またはコンバータ制御部32から送信される断線情報を一定時間連続で受信すると、燃料電池FCの発電を停止させ、停止指令をコンバータ制御部31及びコンバータ制御部32にそれぞれ送信するように構成してもよい。
また、主制御部5は、コンバータ制御部31から送信される復帰情報またはコンバータ制御部32から送信される復帰情報を受信すると(ステップS503:No、ステップS506:Yes)、燃料電池FCの発電制御を再開する(ステップS507)。なお、主制御部5は、コンバータ制御部31から送信される復帰情報またはコンバータ制御部32から送信される復帰情報を一定時間連続で受信すると、燃料電池FCの発電制御を再開するように構成してもよい。
なお、主制御部5は、断線情報及び復帰情報を受信しない場合(ステップS503:No、ステップS506:No)、ステップS502の処理を繰り返し実行する。
このように、第3実施形態の燃料電池システム1は、コンバータ制御部31によりスイッチSW1が断線していると判断されると、コンバータ制御部31によりDCDCコンバータCNV1が停止され、コンバータ制御部32によりスイッチSW2が断線していると判断されると、コンバータ制御部32によりDCDCコンバータCNV2が停止される。これにより、主制御部5によりスイッチSW1またはスイッチSW2が断線していることが判断され、スイッチSW1またはスイッチSW2が断線している旨を示す情報が主制御部5からコンバータ制御部31またはコンバータ制御部32に送信され、コンバータ制御部31またはコンバータ制御部32によりDCDCコンバータCNV1またはDCDCコンバータCNV2が停止される場合に比べて、スイッチSW1またはスイッチSW2が断線していると判断されてからDCDCコンバータCNV1またはDCDCコンバータCNV2が停止されるまでの時間を短縮することができるため、スイッチSW1またはスイッチSW2の断線時に負荷Lo1及び負荷Lo2にサージ電圧がかかることを抑制することができ、負荷Lo1及び負荷Lo2などが故障することを抑制することができる。
<第4実施形態>
図11は、第4実施形態の燃料電池システム1の一例を示す図である。なお、図11において、図1に示す構成と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。
第4実施形態の燃料電池システム1において、第1実施形態の燃料電池システム1と異なる点は、さらに、一方端子がDCDCコンバータCNV1とスイッチSW1との接続点に接続される抵抗Rと、抵抗Rの他方端子とグランドとの間に接続されるスイッチSW3(第3のスイッチ)とを備えている点である。
スイッチSW3は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などの半導体スイッチまたは電磁式リレーなどにより構成される。
第4実施形態のコンバータ制御部31は、スイッチSW3の動作を制御する。例えば、コンバータ制御部31は、蓄電装置B1が満充電状態になり燃料電池FCの発電やDCDCコンバータCNV1が停止することで燃料電池FCの電圧が上昇すると、スイッチSW3を一時的に導通させることにより燃料電池FCからDCDCコンバータCNV1及び抵抗Rを介してグランドに電流を流し燃料電池FCの電圧を低下させる。
このように、スイッチSW3が導通すると、DCDCコンバータCNV1とスイッチSW1との接続点の電圧が低下するため、電圧検出部Sd1により検出される電圧Vd1が低下し電圧差ΔV1が増大する。そのため、スイッチSW1が断線していないにもかかわらず、電圧差ΔV1が閾値VHth1以上になりスイッチSW1が断線していると誤って判断されてしまうおそれがある。
そこで、第4実施形態のコンバータ制御部31では、電圧差ΔV1を算出するとき、燃料電池FCの電圧にかかわらず、スイッチSW3を遮断させる。すなわち、コンバータ制御部31は、断線検出許可通知を受信してから電圧Vu1及び電圧Vd1を取得し電圧差ΔV1を算出するまでの間、スイッチSW3を強制的に遮断させる。これにより、電圧Vd1を取得するときに電圧Vd1が低下することを抑えることができるため、電圧差ΔV1が増大することを抑えることができ、スイッチSW1が断線していると誤って判断されることを低減することができる。
また、第4実施形態の燃料電池システム1は、第1実施形態の燃料電池システム1と同様に、スイッチSW1の断線時に負荷Lo1などにサージ電圧がかかることを抑制することができ、負荷Lo1などが故障することを抑制することができる。
なお、第4実施形態の燃料電池システム1の構成を、図4に示す第2実施形態の燃料電池システムや図7に示す第3実施形態の燃料電池システムにも適用することができる。
すなわち、図4に示すDCDCコンバータCNV1とスイッチSW1との接続点に抵抗Rの一方端子を接続し、抵抗Rの他方端子をスイッチSW3を介してグランドに接続する。そして、図4に示すコンバータ制御部31により、燃料電池FCの電圧が上昇すると、スイッチSW3を一時的に導通させる。また、図4に示すコンバータ制御部31により、電圧差ΔV1を算出するとき、燃料電池FCの電圧にかかわらず、スイッチSW3を遮断させる。これにより、第2実施形態の燃料電池システム1において、スイッチSW3が導通することで電圧差ΔV1が増大しスイッチSW1が断線していると誤って判断されることを低減することができる。
また、図7に示すDCDCコンバータCNV1とスイッチSW1との接続点に抵抗Rの一方端子を接続し、抵抗Rの他方端子をスイッチSW3を介してグランドに接続する。そして、図7に示すコンバータ制御部31により、燃料電池FCの電圧が上昇すると、スイッチSW3を一時的に導通させる。また、図4に示すコンバータ制御部31により、電圧差ΔV1を算出するとき、燃料電池FCの電圧にかかわらず、スイッチSW3を遮断させる。これにより、第3実施形態の燃料電池システム1において、スイッチSW3が導通することで電圧差ΔV1が増大しスイッチSW1が断線していると誤って判断されることを低減することができる。
なお、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1 燃料電池システム
2 燃料電池ユニット
31、32 コンバータ制御部
4 記憶部
5 主制御部
Ve 車両
HT 水素タンク
INJ インジェクタ
ACP エアコンプレッサ
FC 燃料電池
CNV1、CNV2 DCDCコンバータ
B1、B2 蓄電装置
SW1、SW2、SW3 スイッチ
Su1、Su2、Sd1、Sd2 電圧検出部
Lo1、Lo2 負荷

Claims (4)

  1. 燃料電池と、
    前記燃料電池の発電を制御する主制御部と、
    第1の負荷に電力を供給する第1の蓄電装置と、
    前記第1の蓄電装置と前記第1の負荷との接続点と、前記燃料電池との間に接続され、前記第1の蓄電装置や前記第1の負荷に電力を供給する第1のDCDCコンバータと、
    前記第1のDCDCコンバータの動作を制御する第1のコンバータ制御部と、
    前記第1のDCDCコンバータと前記第1の負荷との接続点と、前記第1の蓄電装置との間に接続される第1のスイッチと、
    を備え、
    前記第1のコンバータ制御部は、前記第1のスイッチが導通するように前記第1のスイッチの動作が制御されている場合において、前記第1のスイッチの両端電圧である第1の電圧が第1の閾値以上になると、前記第1のDCDCコンバータを停止させるとともに第1の断線情報を前記主制御部に送信し、
    前記主制御部は、前記第1の断線情報を受信すると、前記燃料電池の発電を停止させる
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムであって、
    第2の負荷に電力を供給する第2の蓄電装置と、
    前記第2の蓄電装置と前記第2の負荷との接続点と、前記第1のDCDCコンバータとの間に接続され、前記第2の蓄電装置や前記第2の負荷に電力を供給する第2のDCDCコンバータと、
    前記第2のDCDCコンバータの動作を制御する第2のコンバータ制御部と、
    を備え、
    前記主制御部は、前記第1の断線情報を受信すると、停止指令を前記第2のコンバータ制御部に送信し、
    前記第2のコンバータ制御部は、前記停止指令を受信すると、前記第2のDCDCコンバータを停止させる
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1に記載の燃料電池システムであって、
    第2の負荷に電力を供給する第2の蓄電装置と、
    前記第2の蓄電装置と前記第2の負荷との接続点と、前記燃料電池との間に接続される第2のDCDCコンバータと、
    前記第2のDCDCコンバータの動作を制御する第2のコンバータ制御部と、
    前記第2のDCDCコンバータと前記第2の負荷との接続点と、前記第2の蓄電装置との間に接続される第2のスイッチと、
    を備え、
    前記第1のコンバータ制御部は、前記第1のスイッチが導通するように前記第1のスイッチの動作が制御されている場合において、前記第1の電圧が前記第1の閾値以上になると、前記第1のDCDCコンバータを停止させるとともに前記第1の断線情報を前記主制御部に送信し、停止指令を受信すると、前記第1のDCDCコンバータを停止させ、
    前記第2のコンバータ制御部は、前記第2のスイッチが導通するように前記第2のスイッチの動作が制御されている場合において、前記第2のスイッチの両端電圧である第2の電圧が第2の閾値以上になると、前記第2のDCDCコンバータを停止させるとともに第2の断線情報を前記主制御部に送信し、前記停止指令を受信すると、前記第2のDCDCコンバータを停止させ、
    前記主制御部は、前記第1の断線情報や前記第2の断線情報を受信すると、前記燃料電池の発電を停止させるとともに前記停止指令を前記第1及び第2のコンバータ制御部に送信する
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1~3の何れか1項に記載の燃料電池システムであって、
    一方端子が前記第1のDCDCコンバータと前記第1のスイッチとの接続点に接続される抵抗と、
    前記抵抗の他方端子とグランドとの間に接続される第3のスイッチと、
    を備え、
    前記第1のコンバータ制御部は、前記第1の電圧を算出するときに前記第3のスイッチを遮断させる
    ことを特徴とする燃料電池システム。
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