JP7469212B2 - 天板付き什器 - Google Patents

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Description

本発明は、天板付き什器に関するものである。
下記特許文献1には、左右に離間して配置された一対の脚体と、これら一対の脚体間を連結する連結部材と、連結部材上に配置された平板状の天板と、を有し、一対の脚体にそれぞれ昇降機構ユニットを有することにより、天板が上下に昇降可能に構成されている天板昇降式デスクが開示されている。
特開2016-137166号公報
上記天板昇降式デスクは、昇降機構ユニットの昇降動作を制御する制御ユニットを備えている。制御ユニットは、連結部材に設けられた下側に開口する空間部に収容されている。これにより、制御ユニットを下側から視認でき、メンテナンスが容易になる。しかし、この空間部は、左右一対の脚体の間の領域にあることから、制御ユニットを含む電気系統をメンテナンスする十分な作業空間を確保する上で、改善の余地があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、天板の下側に配置される電気系統のメンテナンス性を向上できる天板付き什器の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
本発明の一態様に係る天板付き什器は、幅方向に離間すると共に高さ方向に伸縮可能な一対の伸縮脚と、前記一対の伸縮脚のそれぞれの上端部を連結する連結部材を含む支持構造体と、前記支持構造体に支持された天板と、前記天板の下側において、前記一対の伸縮脚及び前記連結部材よりも奥行方向の奥側に配置された、少なくとも前記一対の伸縮脚を制御する制御ユニットを含む電気系統を支持する電気系統支持部材と、を備える。
本態様によれば、天板の下面において、一対の伸縮脚及び連結部材よりも奥行方向の奥側に電気系統支持部材が配置されるので、電気系統支持部材に支持された制御ユニットやケーブルなどの電気系統に、天板の奥行方向の奥側からアプローチできるようになる。したがって、例えば、電気系統支持部材に支持された制御ユニットをメンテナンスする際、一対の伸縮脚や連結部材が障害物にならず、十分な作業空間を確保することができる。
上記一態様の天板付き什器において、前記天板は、前記支持構造体に対し傾動不能に支持された固定天板と、前記支持構造体に対し傾動可能に支持された傾動天板と、を備え、前記電気系統支持部材は、前記固定天板の下面に設けられていてもよい。
本態様によれば、傾動しない固定天板の下面に制御ユニットやケーブルを配置できるので電気系統のメンテナンス作業が行い易くなる。
上記一態様の天板付き什器において、前記傾動天板は、幅方向に延びる軸回りに傾動可能であり、前記固定天板は、前記傾動天板に対し隙間をあけて、前記傾動天板より奥行方向の奥側に配置された第1部分を備え、前記電気系統支持部材は、前記第1部分の下面に設けられていてもよい。
本態様によれば、傾動天板の奥行方向の奥側に、固定天板との隙間が生じるものの、電気系統支持部材が連結部材の奥行方向の奥側に配置されているので、この隙間から制御ユニットやケーブルが視認されず意匠性が向上する。
上記一態様の天板付き什器において、前記電気系統支持部材は、前記天板の下面において、奥行方向の奥側に向けて開口する奥側開口部を備えてもよい。
本態様によれば、電気系統支持部材が連結部材の奥行方向の奥側に配置され、天板の奥行方向の奥側に向けて開口しているので、電気系統支持部材に対する制御ユニットの載置作業や、ケーブルの取り回し作業が行い易くなる。
上記一態様の天板付き什器において、前記電気系統支持部材は、前記天板の下面に連結された被連結部と、前記被連結部から垂設された垂設部と、前記垂設部から奥行方向の奥側に延設された延設部と、を備えてもよい。
本態様によれば、電気系統支持部材に設けられた垂設部によって、延設部に載置された制御ユニットやケーブルなどが、奥行方向の手前側から目隠しされ、意匠性が向上する。
上記各態様によれば、天板の下側に配置される電気系統のメンテナンス性を向上することができる。
一実施形態に係る天板付き什器の斜視図である。 一実施形態に係る傾動天板が傾動した状態の天板付き什器の斜視図である。 一実施形態に係る天板付き什器の分解斜視図である。 一実施形態に係る天板付き什器の正面図である。 一実施形態に係る天板付き什器の底面図である。 一実施形態に係る天板付き什器の左側面図である。 図5に示すVII-VII断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る天板付き什器1の斜視図である。
図1に示す天板付き什器1は、一対の伸縮脚2と、支持構造体3と、天板4と、を備えている。天板4は、支持構造体3に対して傾動不能な固定天板4Aと、支持構造体3に対して傾動可能な傾動天板4Bと、を備えている。
一対の伸縮脚2は、互いに離間している。以下、一対の伸縮脚2が離間する方向を幅方向(矢印LHが左側)と称する。また、一対の伸縮脚2が伸縮する方向を高さ方向(矢印UPが上側)と称する。また、幅方向及び高さ方向と直交する方向を奥行方向(矢印FRが手前側)と称する。
一対の伸縮脚2は、高さ方向に伸縮可能な構成となっている。一対の伸縮脚2は、複数の筒体が入れ子状(テレスコピック状)になっており、内部に伸縮機構(例えば、シリンダ機構、ラックピニオン機構、ボールねじ機構等)を収容している。一対の伸縮脚2の下端部には、接地部21が設けられている。
接地部21は、伸縮脚2の下端部から奥行方向の両側に延びている。接地部21は、伸縮脚2に対して奥行方向の手前側の床面に接地する第1端部21aと、伸縮脚2に対して奥行方向の奥側の床面に接地する第2端部21bと、を有している。第1端部21a及び第2端部21bは、図示しないねじによって高さを調節可能なアジャスター付きパッドとなっている。
一対の伸縮脚2の上端部2aには、支持構造体3が支持されている。支持構造体3には、固定天板4Aと、傾動天板4Bと、が支持されている。固定天板4Aは、傾動天板4Bに対し隙間をあけて、傾動天板4Bより奥行方向の奥側に配置された第1部分41と、第1部分41から奥行方向の手前側に延出し、傾動天板4Bに対し隙間をあけて、傾動天板4Bの幅方向の一方側(右側)に配置された第2部分42と、を備えている。
天板4は、固定天板4A及び傾動天板4Bを含め、全体として幅方向に延びる平面視矩形状に形成されている。傾動天板4Bは、平面視矩形状に形成されると共に、天板4における奥行方向の手前側、且つ、幅方向の他方側(左側)に配置されている。固定天板4Aは、傾動天板4Bの奥行方向の奥側及び幅方向の右側を囲うように、平面視L字状に形成されている。
傾動天板4Bには、例えば、ノートパソコンなどを載置することができる。固定天板4Aの第1部分41には、例えば、照明器具などを載置することができる。また、固定天板4Aの第2部分42には、例えば、飲み物やメモ帳、筆記具、携帯電話などを載置することができる。
図2は、一実施形態に係る傾動天板4Bが傾動した状態の天板付き什器1の斜視図である。
図2に示すように、天板付き什器1は、傾動天板4Bのみが部分的に傾動するため、固定天板4Aに飲み物や照明器具等の物品を載置した場合、傾動天板4Bの傾動に合わせて、固定天板4Aに載置した物品を載置し直す必要はない。
図3は、一実施形態に係る天板付き什器1の分解斜視図である。図4は、一実施形態に係る天板付き什器1の正面図である。図5は、一実施形態に係る天板付き什器1の底面図である。図6は、一実施形態に係る天板付き什器1の左側面図である。図7は、図5に示すVII-VII断面図である。
図3に示すように、支持構造体3は、固定天板4Aが傾動不能に取り付けられた第1支持部30Aと、傾動天板4Bが傾動可能に取り付けられた第2支持部30Bと、を備えている。
支持構造体3は、平面視で矩形の枠状に形成されている。支持構造体3は、一対の伸縮脚2のそれぞれの上端部2aに設けられた天板支持部材31、及び、天板支持部材31の間を連結する連結部材32を含んでいる。天板支持部材31は、奥行方向に延びると共に、幅方向の間隔をあけて一対で設けられている。連結部材32は、幅方向に延びる共に、奥行方向に間隔をあけて一対で設けられている。
天板支持部材31は、伸縮脚2の上端部2aに対して奥行方向の両側に延びている。連結部材32は、一対の天板支持部材31の奥行方向の手前側の端部同士を幅方向に接続すると共に、一対の天板支持部材31の奥行方向の奥側の端部同士を幅方向に接続している。つまり、天板支持部材31(第1支持部30A)が伸縮脚2から奥行方向の両側に延びて、連結部材32は各天板支持部材31において奥行方向の同じ位置に連結されている。
天板支持部材31は、伸縮脚2の上端部2aの直上に配置された下部31aと、下部31aの幅方向の内側の領域に平面視で重なると共に、奥行方向の両側に延びた上部31bと、を備えている。下部31a及び上部31bにおける伸縮脚2の上端部2aと平面視で重なる領域には、伸縮脚2の上端部2aに固定するための複数の第1固定孔31cが形成されている。
天板支持部材31の上部31bの奥行方向の両側の端部には、固定天板4Aを固定するための一対の第2固定孔31dが形成されている。第2固定孔31dには、固定天板4Aが傾動不能に取り付けられる。つまり、天板支持部材31は、第1支持部30Aを形成している。なお、本実施形態では、幅方向の左側に配置された天板支持部材31の奥行方向手前側の端部に配置された第2固定孔31dは、傾動天板4Bが重なるため使用しない。
固定天板4Aは、幅方向の左側に配置された天板支持部材31の奥行方向の奥側の端部、奥行方向の奥側に配置された連結部材32、幅方向の右側に配置された天板支持部材31、及び、奥行方向の手前側に配置された連結部材32の幅方向の右側の端部に支持されている。
傾動天板4Bは、幅方向の左側に配置された天板支持部材31における奥行方向の奥側の端部を除く部分に水平状態(初期位置)で重なると共に、奥行方向の手前側に配置された連結部材32の複数の第2支持部30Bに傾動可能に取り付けられている。この傾動天板4Bは、一対の伸縮脚2の一方側(左側)の上端部2aに重なる姿勢に変位可能とされている。
図4に示すように、第1支持部30Aには、傾動天板4Bが上端部2aに重なる領域のうち、少なくとも幅方向の外側の領域において、傾動天板4Bの下面に対して離間する空間部31fが形成されている。空間部31fは、上述した天板支持部材31の下部31a及び上部31bの段差によって形成される空間である。
空間部31fは、傾動天板4Bの幅方向の左側の端部に使用者が手を掛けた場合の指挟みを防止する。天板支持部材31の上部31bは、例えば、傾動天板4Bの幅方向の左側の端部から60mm程内側に配置されているとよい。また、天板支持部材31の下部31aは、例えば、傾動天板4Bの下面に対して25mm程下側に配置されているとよい。
図3に示すように、第2支持部30Bは、幅方向において第1支持部30A(天板支持部材31)と異なる位置に配置されている。具体的に、第2支持部30Bは、幅方向において第1支持部30A(天板支持部材31)同士の間に配置されている。第2支持部30Bは、連結部材32における第1支持部30Aと離間した位置に設けられている。第2支持部30Bは、第1支持部30Aから分離していればよく、伸縮脚2同士の間で高さや傾きに不整合がわずかでも生じた場合に、第1支持部30Aから負荷などを直接受けなければよい。つまり、第2支持部30Bは、第1支持部30Aと分離していれば、接触していても構わない。さらに、第2支持部30Bは、一対の伸縮脚2の上端部2aに対し、幅方向の外側に配置されていても構わない。第2支持部30Bは、連結部材32から奥行方向の手前側に延出し、傾動天板4Bに取り付けられる手前側支持部33と、連結部材32から奥行方向の奥側に延出し、傾動天板4Bに取り付けられる奥側支持部34と、を備える。
手前側支持部33は、連結部材32の奥行方向の手前側を向く面に、幅方向において間隔をあけて一対で設けられている。奥側支持部34は、連結部材32の奥行方向の奥側を向く面に、幅方向において一対の手前側支持部33の中間部に設けられている。手前側支持部33は、一対の伸縮脚2よりも奥行方向の手前側に位置し、傾動天板4Bの奥行方向における中間部より手前側を支持している。
手前側支持部33は、連結部材32の奥行方向の手前側を向く面に固定されたアーム本体33aと、アーム本体33aに対して幅方向に延びる軸回りに傾動可能に取り付けられたアーム先端33bと、を備えている。アーム本体33aには、連結部材32に固定するための複数の本体側固定孔33cが形成されている。アーム本体33aは、連結部材32から奥行方向の手前側に延出している。
アーム先端33bには、図5に示すように、傾動天板4Bの下面に固定するための複数の先端側固定孔33dが形成されている。図7に示すように、アーム先端33bは、アーム本体33aに設けられた枢軸33eに対し、水平姿勢から下側に向かって傾動可能に連結されている。枢軸33eは、アーム本体33aから幅方向両側に延びている。アーム先端33bは、幅方向両側に延びた枢軸33eに係合する一対の軸受孔を備えている。
枢軸33eは、一対の伸縮脚2よりも奥行方向の手前側に位置すると共に、傾動天板4Bの奥行方向の手前側を傾動可能に軸支している。手前側支持部33は、一対の伸縮脚2よりも奥行方向の手前側にアーム状に延出している。接地部21は、天板付き什器1の倒伏防止のために、奥行方向において手前側支持部33のアーム先端33bよりも手前側に位置する第1端部21aを備えている。また、接地部21は、傾動天板4Bの奥行方向における奥側の端部よりも奥側に位置する第2端部21bを備えている。
奥側支持部34は、枢軸33eを中心とする傾動天板4Bの傾動に応じて伸縮するガススプリング34c(伸縮部)を備えている。ガススプリング34cは、傾動天板4Bの奥側を上側に向かって押し上げて、傾動天板4Bの傾動をアシストする。また、奥側支持部34は、図5に示すように、ガススプリング34cの伸長に応じて伸長する引張ばね34d(伸縮部)を備えている。引張ばね34dは、傾動天板4Bの奥側を下側に向かって付勢し、傾動時における傾動天板4Bの振動を防止する共に、水平姿勢への復帰時の戻りをアシストする。
奥側支持部34は、連結部材32の奥行方向の奥側を向く面に固定された第1固定部34aと、傾動天板4Bに固定された第2固定部34bと、を備えている。第1固定部34aには、連結部材32に固定するための複数の固定孔34eが形成されている。第2固定部34bには、傾動天板4Bに固定するための複数の固定孔34fが形成されている。
第1固定部34aは、ガススプリング34cの長手方向の一端部を、幅方向に延びる軸回りに回転可能に支持している。第2固定部34bは、ガススプリング34cの長手方向の他端部を、幅方向に延びる軸回りに回転可能に支持している。引張ばね34dは、第1固定部34aと第2固定部34bとの間に架設され、ガススプリング34cと平行に延びている。
図5に示すように、固定天板4Aの下面には、電気系統支持部材5が設けられている。電気系統支持部材5には、一対の伸縮脚2の駆動部22を制御する制御ユニット6や、制御ユニット6に接続された各種ケーブルなどが支持されている。電気系統支持部材5は、固定天板4Aの下面において、幅方向に間隔をあけて一対で設けられている。
電気系統支持部材5は、固定天板4Aの下面において、一対の伸縮脚2及び奥行方向の奥側に配置された連結部材32よりも、奥行方向の奥側に位置している。電気系統支持部材5は、固定天板4Aの第1部分41に取り付けられている。図7に示すように、傾動天板4Bと第1部分41との間には隙間があるが、当該隙間からは連結部材32のみが見え、電気系統支持部材5は見えないようになっている。
電気系統支持部材5は、図6に示すように、固定天板4Aの下面において、奥行方向の奥側に向けて開口する奥側開口部50を備えている。電気系統支持部材5は、図7に示すように、クランク状に折れ曲がっており、天板4の下面に連結された被連結部51と、被連結部から垂設された垂設部52と、垂設部52から奥行方向の奥側に延設された延設部53と、を備えている。
被連結部51には、図5に示すように、固定天板4Aに連結するための複数の連結孔51aが形成されている。垂設部52は、図7に示すように、連結部材32の下端よりも下側まで延びている。延設部53は、幅方向に延びる突起部53aと、固定天板4Aの下面に向かって斜め上方に反り上がった先端部53bと、を備えている。
図5に示すように、電気系統支持部材5の幅方向の両側は開放されており、ケーブルなどが延出可能とされている。制御ユニット6から延出したケーブルは、電気系統支持部材5の幅方向の両側から延び、天板支持部材31の下面に形成されたケーブル案内溝31iを通って伸縮脚2の上端部2aから内部に進入し、伸縮脚2の内部の駆動部22に接続されている。
制御ユニット6を操作する操作部61は、固定天板4Aの下面における奥行方向の手前側の端部に配置されている。操作部61は、制御ユニット6と無線接続されていてもよいし、有線接続されていてもよい。また、この操作部61には、ガススプリング34cのロックを解除するボタンが設けられていてもよい。なお、ガススプリング34cのロックを解除するボタンは、傾動天板4Bの下面における奥行方向の手前側の端部に配置された取手部43に設けられていてもよい。
上記構成の天板付き什器1によれば、図7に示すように、天板4の下面において、一対の伸縮脚2及び連結部材32よりも奥行方向の奥側に電気系統支持部材5が配置されるので、電気系統支持部材5に支持された制御ユニット6やケーブルなどの電気系統(図5参照)に、天板4の奥行方向の奥側からアプローチできるようになる。したがって、例えば、電気系統支持部材5に支持された制御ユニット6をメンテナンスする際には、一対の伸縮脚2や連結部材32が障害物にならず、十分な作業空間を確保することができる。
このように、本実施形態の天板付き什器1によれば、幅方向に離間すると共に高さ方向に伸縮可能な一対の伸縮脚2と、一対の伸縮脚2のそれぞれの上端部2aを連結する連結部材32を含む支持構造体3と、支持構造体3に支持された天板4と、天板4の下側において、一対の伸縮脚2及び連結部材32よりも奥行方向の奥側に配置された、少なくとも一対の伸縮脚2を制御する制御ユニット6を含む電気系統を支持する電気系統支持部材5と、を備える、という構成を採用することによって、天板4の下側に配置される電気系統のメンテナンス性を向上することができる。
また、本実施形態においては、図5に示すように、天板4は、支持構造体3に対し傾動不能に支持された固定天板4Aと、支持構造体3に対し傾動可能に支持された傾動天板4Bと、を備え、電気系統支持部材5は、固定天板4Aの下面に設けられている。この構成によれば、傾動しない固定天板4Aの下面に制御ユニット6やケーブルを配置できるのでメンテナンス作業が行い易くなる。
また、本実施形態においては、図7に示すように、傾動天板4Bは、幅方向に延びる軸回りに傾動可能であり、固定天板4Aは、傾動天板4Bに対し隙間をあけて、傾動天板4Bより奥行方向の奥側に配置された第1部分41を備え、電気系統支持部材5は、第1部分41の下面に設けられている。この構成によれば、傾動天板4Bの奥行方向の奥側に、固定天板4Aとの隙間が生じるものの、電気系統支持部材5が連結部材32の奥行方向の奥側に配置されているので、この隙間から制御ユニット6やケーブルが視認されることがなくなる。
また、本実施形態においては、電気系統支持部材5は、天板4の下面において、奥行方向の奥側に向けて開口する奥側開口部50を備える。この構成によれば、電気系統支持部材5が連結部材32の奥行方向の奥側に配置され、天板4の奥行方向の奥側に向けて開口しているので、電気系統支持部材5に対する制御ユニット6の載置作業や、ケーブルの取り回し作業が行い易くなる。
また、本実施形態においては、電気系統支持部材5は、天板4の下面に連結された被連結部51と、被連結部51から垂設された垂設部52と、垂設部52から奥行方向の奥側に延設された延設部53と、を備える。この構成によれば、電気系統支持部材5に設けられた垂設部52によって、延設部53に載置された制御ユニット6やケーブルなどが、奥行方向の手前側から目隠しされ、意匠性が向上する。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、電気系統支持部材5が天板4の下面に取り付けられている構成について説明したが、電気系統支持部材5が天板4の下側であって一対の伸縮脚2及び連結部材32よりも奥行方向の奥側に配置できれば、電気系統支持部材5は、例えば連結部材32に取り付けられていても構わない。
例えば、上記実施形態では、電気系統として、一対の伸縮脚2の駆動部22と有線接続された制御ユニット6を例示したが、一対の伸縮脚2の駆動部22と無線接続された制御ユニットであっても構わない。また、電気系統には、通信系統その他、メンテナンスが必要な各種の電子機器や電子部品が含まれる。
1 天板付き什器
2 伸縮脚
2a 上端部
3 支持構造体
4 天板
4A 固定天板
4B 傾動天板
5 電気系統支持部材
21 接地部
21a 第1端部
21b 第2端部
30A 第1支持部
30B 第2支持部
31 天板支持部材
31f 空間部
32 連結部材
33 手前側支持部
33e 枢軸
34 奥側支持部
34c ガススプリング(伸縮部)
34d 引張ばね(伸縮部)
41 第1部分
42 第2部分
50 奥側開口部
51 被連結部
52 垂設部
53 延設部

Claims (5)

  1. 幅方向に離間すると共に高さ方向に伸縮可能な一対の伸縮脚と、
    前記一対の伸縮脚のそれぞれの上端部を連結する連結部材を含む支持構造体と、
    前記支持構造体に支持された天板と、
    前記天板の下側において、前記一対の伸縮脚及び前記連結部材よりも奥行方向の奥側に配置された、少なくとも前記一対の伸縮脚を制御する制御ユニットを含む電気系統を支持する電気系統支持部材と、を備える、ことを特徴とする天板付き什器。
  2. 前記天板は、
    前記支持構造体に対し傾動不能に支持された固定天板と、
    前記支持構造体に対し傾動可能に支持された傾動天板と、を備え、
    前記電気系統支持部材は、前記固定天板の下面に設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の天板付き什器。
  3. 前記傾動天板は、幅方向に延びる軸回りに傾動可能であり、
    前記固定天板は、前記傾動天板に対し隙間をあけて、前記傾動天板より奥行方向の奥側に配置された第1部分を備え、
    前記電気系統支持部材は、前記第1部分の下面に設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載の天板付き什器。
  4. 前記電気系統支持部材は、前記天板の下面において、奥行方向の奥側に向けて開口する奥側開口部を備える、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の天板付き什器。
  5. 前記電気系統支持部材は、
    前記天板の下面に連結された被連結部と、
    前記被連結部から垂設された垂設部と、
    前記垂設部から奥行方向の奥側に延設された延設部と、を備える、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の天板付き什器。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180103753A1 (en) 2015-04-16 2018-04-19 Dewertokin Gmbh Frame for a table or desk

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