JP7468316B2 - プレス加工品、プレス加工装置、プレス加工方法 - Google Patents
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Description
その際、プレス加工により成形するピンの高さを高くする方法として、ダイに設ける孔の内側の形状を、入口側の内径に対し、深部側の内径を大きくする手法がある。これにより、プレス加工の際、ダイの孔の内側に押し出される被加工部材の材料とダイの孔の内壁との摩擦抵抗が小さくなり、ピンを高く成形することが可能である。
なお、本明細書においてプレス加工とは、冷間鍛造を含むものである。
第1金型は、本体部の第1面に凹部を成形するパンチ(81)と、パンチの外側で第1面を押さえるストリッパー(82)と、を有する。
第2金型は、本体部の第2面に接する面(911)を有する基部(91)と、パンチに対応する位置に設けられ、本体部の板厚方向視における外形がパンチより小さく成形され、第2面から突出するピン(4)を成形する孔部(92)と、基部から第1金型側に突出し、孔部の周囲の一部を囲み、本体部の板厚方向視においてC字状の溝部(5)を第2面に成形する突起(93)と、を有する。
第1実施形態のプレス加工品、プレス加工装置、プレス加工方法について図面を参照しつつ説明する。なお、第1実施形態で説明するプレス加工品およびプレス加工装置の形状は一例を示したものであり、それに限定されるものではない。このことは、後述する第2、第3実施形態においても同様である。
まず、第1実施形態のプレス加工品1の構成について説明する。このプレス加工品1は、プレス加工装置を用いた押し出し加工により製造されるものである。このプレス加工品1は、塑性加工品または冷間鍛造品ということもできる。
次に、第1実施形態のプレス加工品1を製造するためのプレス加工装置について、図9を参照して説明する。
続いて、第1実施形態のプレス加工装置8を用いてプレス加工品1を製造する方法について、図5のフローチャートおよび図6~図9の説明図を参照して説明する。
ここで、上述した第1実施形態と比較するため、第1比較例のプレス加工品101、プレス加工装置801、プレス加工方法について説明する。
図31に示すように、第1比較例のプレス加工装置801も、パンチ81およびストリッパー82を有する第1金型80と、基部91および孔部92を有する第2金型90とを備えている。しかし、第1比較例のプレス加工装置801が備える第2金型90は、突起93を有していない。
次に、プレス加工装置8およびプレス加工品1に関し、第2金型90の突起93の位置とピン4の高さ等との関係について解析した結果を図10Aのグラフおよび図10Bの説明図を参照して説明する。なお、図10Bは、解析の条件を示すための説明図である。
この解析では、プレス加工品1の本体部2の板厚T(すなわち、被加工部材20の板厚)を4.2mm、パンチ81の半径D4を2.75mm(すなわちパンチ81の直径を5.5mm)、ピン4の半径D5を1.5mm(すなわちピン4の直径を3mm)、突起93の高さH2を0.5mmとした。
なお、図10Aのグラフの右枠Xに示した実線Aの右端のドットYおよび破線Bの右端のドットZは、第1比較例と同じく第2金型90の突起93が無い状態のもの(すなわちプレス加工品101が溝部5を備えないもの)を示している。
なお、ピン4の軸芯CL1と第2金型90の突起93の中心との距離D3が3mm以下になると、全ての数値が3.5mmに比べて低下している。
すなわち、プレス加工品1において、溝部5が設けられる位置は、本体部2の板厚方向視における凹部3の形状の内接円より外側で、且つ、凹部3の形状の外接円の半径に本体部2の板厚Tの1.5倍の距離を加えた位置より内側の範囲に設定される。
以上説明した第1実施形態のプレス加工品1、プレス加工装置8、プレス加工方法は、次の作用効果を奏するものである。
この形状を有するプレス加工品1をプレス加工により製造する場合、パンチ81およびストリッパー82を有する第1金型80と、孔部92および突起93を有する第2金型90とを用意する。そして、第1金型80と第2金型90との間に被加工部材20となる本体部2を設置し、その本体部2の第1面21にパンチ81を打ち込むことで、孔部92から材料を押し出して第2面22側にピン4を成形する。その際、本体部2の材料がパンチ81の押圧力により第2面22の面方向に流動することが第2金型90の突起93によって堰き止められるので、その本体部2の材料が第2金型90の孔部92に押し出される推進力が増す。したがって、この形状を有するプレス加工品1は、プレス加工により製造する際に、ピン4の真直性を確保し、且つ、ピン4を高く成形することができる。
これによれば、第1比較例のプレス加工品101のように溝部5を備えていないものに比べて、第1実施形態のプレス加工品1はピン4の真直性を確保し、且つ、ピン4を高く成形することが可能である。具体的に、発明者らの解析および実験によれば、第1実施形態のプレス加工品1は、第1比較例のプレス加工品101に比べて、ピン4の高さH3を15%以上高く成形することができる。
これによれば、プレス加工品1を製造する際、パンチ81の押圧力により本体部2の材料が第2面22の面方向に流動することを第2金型90の突起93によって有効に堰き止め、その本体部2の材料が第2金型90の孔部92に押し出される推進力を増すことができる。
これによれば、プレス加工品1を製造する際、第1金型80と第2金型90との間に本体部2を設置し、その本体部2の第1面21側にストリッパー82を押し当てることで、本体部2の第2面22に第2金型90の突起93を容易且つ確実に押し込むことができる。
これにより、凹部3と溝部5との間で本体部2の肉厚が最小となることが防がれるので、プレス加工品1の強度を保証することができる。
これによれば、プレス加工装置8によりプレス加工品1を製造する際、被加工部材20となる本体部2の材料がパンチ81の押圧力により第2面22の面方向に流動することが第2金型90の突起93により堰き止められ、その本体部2の材料が第2金型90の孔部92に押し出される推進力が増す。したがって、このプレス加工装置8は、プレス加工品1に成形されるピン4の真直性を確保し、且つ、ピン4を高く成形することができる。
これによれば、第1比較例のプレス加工装置801のように突起93を備えていないものに比べて、第1実施形態のプレス加工装置8はプレス加工品1のピン4の真直性を確保し、且つ、ピン4を高く成形することが可能である。具体的に、発明者らの解析および実験によれば、第1比較例のプレス加工装置801に比べて、第1実施形態のプレス加工装置8はピン4の高さH3を15%以上高く成形することができる。
これによれば、プレス加工装置8によりプレス加工を行う際、本体部2の材料がパンチ81の押圧力により第2面22の面方向に流動することを第2金型90の突起93によって有効に堰き止め、その本体部2の材料が第2金型90の孔部92に押し出される推進力を増すことができる。
これによれば、プレス加工を行う際、第1金型80と第2金型90との間に本体部2を設置し、その本体部2の第1面21側にストリッパー82を押し当てることで、本体部2の第2面22に対し、第2金型90の突起93を容易且つ確実に押し込むことができる。
これによれば、このプレス加工装置8により製造されるプレス加工品1において、凹部3と溝部5との間で本体部2の肉厚が最小となることが防がれるので、プレス加工品1の強度を保証することができる。
このプレス加工方法によれば、パンチ81を本体部2の材料に打ち込む際、本体部2の材料がパンチ81の押圧力により第2面22の面方向に流動することが、前工程で溝部5を成形した突起93によって堰き止められるので、その本体部2の材料が第2金型90の孔部92に押し出される推進力が増す。したがって、このプレス加工方法によれば、プレス加工品1に成形されるピン4の真直性を確保し、且つ、ピン4を高く成形することができる。
第2実施形態のプレス加工品1、プレス加工装置8、プレス加工方法について説明する。第2実施形態のプレス加工品1は、第1実施形態のプレス加工品1の構成に対して台座部を追加したものであり、その他については第1実施形態と同様である。また、第2実施形態のプレス加工装置8は、第1実施形態のプレス加工装置8の構成に対して台座成形部を追加したものであり、その他については第1実施形態と同様である。
図14~図16に示すように、プレス加工品1は、本体部2、凹部3、ピン4、台座部6および溝部5を備えており、金属により一体成形されている。
次に、第2実施形態のプレス加工品1を製造するためのプレス加工装置8について、図21を参照して説明する。
続いて、第2実施形態のプレス加工装置8を用いてプレス加工品1を製造する方法について、図18~図21の説明図を参照して説明する。
ここで、上述した第2実施形態と比較するため、第2比較例のプレス加工品102、プレス加工装置802、プレス加工方法について説明する。
図38に示すように、第2比較例のプレス加工装置802も、パンチ81およびストリッパー82を有する第1金型80と、基部91、孔部92および台座成形部96を有する第2金型90とを備えている。しかし、第2比較例のプレス加工装置802が備える第2金型90は、突起93を有していない。
以上説明した第2実施形態のプレス加工品1、プレス加工装置8、プレス加工方法は、第1実施形態と同様の構成から、第1実施形態と同様の作用効果を奏するものである。さらに、第2実施形態のプレス加工品1、プレス加工装置8は、次の作用効果を奏する。
これによれば、プレス加工品1がピン4の周囲に台座部6を備える場合、パンチ81により成形される凹部3の形状および大きさは、台座部6の形状および大きさと同じであるかまたはそれより大きく設定される。そのため、プレス加工品1を製造する際、パンチ81が押し出す材料の体積に対し、ピン4を成形する孔部92に押し出される材料の体積の減少率が大きくなる。しかし、この場合でも、本体部2の材料がパンチ81の押圧力により第2面22の面方向に流動することが第2金型90の有する突起93によって堰き止められるので、その本体部2の材料が第2金型90の孔部92に押し出される推進力が増す。したがって、このプレス加工装置8は、プレス加工品1に成形されるピン4の真直性を確保し、且つ、ピン4を高く成形することができる。
これによれば、第2金型90が孔部92の周囲に台座成形部96を有する場合、本体部2の板厚方向視においてパンチ81の外形は、孔部92よりも大きいものとなる。そのため、プレス加工品1を製造する際、パンチ81が押し出す材料の体積に対し、ピン4を成形する孔部92に押し出される材料の体積の減少率が大きくなる。しかし、この場合でも、本体部2の材料がパンチ81の押圧力により第2面22の面方向に流動することが第2金型90の有する突起93によって堰き止められるので、その本体部2の材料が第2金型90の孔部92に押し出される推進力が増す。したがって、このプレス加工装置8は、プレス加工品1に成形されるピン4の真直性を確保し、且つ、ピン4を高く成形することができる。
第3実施形態のプレス加工品1について説明する。第3実施形態は、第2実施形態の変形例である。
(1)上記第1~第3実施形態では、プレス加工品1は、本体部2の板厚方向視における本体部2の外形を四角形としたが、それに限らず、本体部2の外形は、例えば円形、楕円形または多角形など種々の形状としてもよい。
2 本体部
3 凹部
4 ピン
5 溝部
21 第1面
22 第2面
Claims (13)
- プレス加工品において、
板状の本体部(2)と、
前記本体部の板厚方向の一方を向く第1面(21)に設けられる凹部(3)と、
前記本体部の前記第1面とは反対側の第2面(22)側で前記凹部に対応する位置に設けられ、前記本体部の板厚方向視における外形が前記凹部より小さく成形され、前記本体部の板厚方向に突出するピン(4)と、
前記本体部の前記第2面から前記第1面側に凹み、前記本体部の板厚方向視においてC字状に形成され、前記ピンの周囲の一部を囲む溝部(5)と、を備えるプレス加工品。 - 前記溝部が設けられる位置は、前記本体部の板厚方向視における前記凹部の形状の内接円より外側で、且つ、前記凹部の形状の外接円の半径に前記本体部の板厚(T)の1.5倍の距離を加えた位置より内側の範囲である、請求項1に記載のプレス加工品。
- 前記溝部の深さ(H1)は、前記本体部の板厚に対し2~20%の範囲である、請求項1または2に記載のプレス加工品。
- 前記溝部は、前記本体部の板厚方向に平行な断面視において、前記第2面から前記第1面側に向けて幅が次第に小さくなるテーパ状の内壁面(51、52)を有している、請求項1ないし3のいずれか1つに記載のプレス加工品。
- 前記本体部の前記第2面側で前記ピンの周囲に設けられ、前記ピンの軸に対して垂直な面を有する台座部(6)をさらに備え、
前記本体部の板厚方向視における前記凹部の形状および大きさは、前記台座部の形状および大きさと同じであるかまたはそれより大きく、
前記溝部は、前記ピンおよび前記台座部の周囲の少なくとも一部を囲むように設けられている、請求項1ないし4のいずれか1つに記載のプレス加工品。 - 前記本体部の板厚方向に平行な断面視において、前記凹部と前記溝部との距離(D1)は、前記凹部と前記第2面との距離(D2)より大きい、請求項1ないし5のいずれか1つに記載のプレス加工品。
- プレス加工品(1)を製造するプレス加工装置において、
前記プレス加工品の有する板状の本体部(2)の板厚方向の一方を向く第1面(21)側に配置される第1金型(80)と、
前記本体部の前記第1面とは反対側の第2面(22)側に配置される第2金型(90)と、を備え、
前記第1金型は、
前記本体部の前記第1面に凹部を成形するパンチ(81)と、
前記パンチの外側で前記第1面を押さえるストリッパー(82)と、を有し、
前記第2金型は、
前記本体部の前記第2面に接する面(911)を有する基部(91)と、
前記パンチに対応する位置に設けられ、前記本体部の板厚方向視における外形が前記パンチより小さく成形され、前記第2面から突出するピン(4)を成形する孔部(92)と、
前記基部から前記第1金型側に突出し、前記孔部の周囲の一部を囲み、前記本体部の板厚方向視においてC字状の溝部(5)を前記第2面に成形する突起(93)と、を有するプレス加工装置。 - 前記第2金型において、前記突起が設けられる位置は、前記本体部の板厚方向視における前記パンチの形状の内接円より外側で、且つ、前記パンチの形状の外接円の半径に前記本体部の板厚(T)の1.5倍の距離を加えた位置より内側の範囲である、請求項7に記載のプレス加工装置。
- 前記突起の高さは、前記本体部の板厚に対し2~20%の範囲である、請求項7または8に記載のプレス加工装置。
- 前記突起は、前記本体部の板厚方向に平行な断面視において、前記基部から前記第1金型側に向けて幅が次第に小さくなるテーパ状の外壁面(94、95)を有している、請求項7ないし9のいずれか1つに記載のプレス加工装置。
- 前記第2金型は、前記孔部の周囲において前記孔部の軸芯(CL2)に対して垂直な平面(61)を有する台座部(6)を前記第2面側に成形する台座成形部(96)をさらに有し、
前記本体部の板厚方向視における前記パンチの形状および大きさは、前記台座成形部の形状および大きさと同じであるかまたはそれより大きく、
前記突起は、前記孔部および前記台座成形部の周囲の少なくとも一部を囲むように設けられている、請求項7ないし10のいずれか1つに記載のプレス加工装置。 - プレス加工時に前記パンチが前記基部に最も近づいた状態で、前記パンチと前記突起との距離は、前記パンチと前記基部との距離より大きい、請求項7ないし11のいずれか1つに記載のプレス加工装置。
- プレス加工品(1)を製造するプレス加工方法において、
前記プレス加工品の本体部(2)の板厚方向の一方を向く第1面(21)に凹部(3)を成形するパンチ(81)、および、前記パンチの外側で前記第1面を押さえるストリッパー(82)を有する第1金型(80)と、前記本体部の前記第1面とは反対側の第2面(22)に接する面(911)を有する基部(91)、前記パンチに対応する位置に設けられ前記本体部の板厚方向視における外形が前記パンチより小さく成形され前記第2面から突出するピン(4)を成形する孔部(92)、および、前記基部から前記第1金型側に突出し前記孔部の周囲の一部を囲み、前記本体部の板厚方向視においてC字状の溝部(5)を前記第2面に成形する突起(93)を有する第2金型(90)と、を備えるプレス加工装置(8)を用意すること(S10)と、
前記第1金型と前記第2金型との間に前記プレス加工品の被加工部材(20)となる前記本体部を配置すること(S20)と、
前記ストリッパーを前記第2金型側に移動し、前記突起により前記第2面に前記溝部の少なくとも一部を成形すること(S30)と、
前記ストリッパーをさらに前記第2金型側に移動して前記突起により前記第2面に前記溝部を成形すると共に、前記パンチを前記第2金型側に移動し、前記第1面に前記凹部を成形するとともに、前記孔部により前記ピンを成形すること(S40)と、
前記第1金型を前記第2金型から遠ざけ、前記第1金型と前記第2金型との間から前記プレス加工品を取り出すこと(S50)を含むプレス加工方法。
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