JP7468294B2 - シュート機構 - Google Patents

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Description

本発明は、シュート機構、特に、仕分け装置において物品が投入されて溜められるシュート機構に関する。
複数の荷物を仕分けるための仕分け装置が知られている。仕分け装置は、例えば、環状の搬送経路に沿って移動する複数のトレイを有する搬送装置と、複数のトレイにそれぞれ荷物を1個ずつ投入する投入装置と、複数のトレイの各々に載置された荷物が払い出される複数のシュートとを備えている。複数のトレイの各々は、荷物を載置するためのトレイとして機能するとともに、当該トレイに載置された荷物をシュートに払い出すためのベルトコンベヤとしても機能する。
荷物を載置したトレイは、複数のシュートのうち当該荷物の払い出し先として割り当てられたシュートに向けて、搬送経路に沿って移動する。トレイがシュートに近付いたタイミングで、当該トレイがベルトコンベヤとして駆動する。これにより、当該トレイに載置された荷物は、搬送経路に沿った搬送方向に対して直交する払い出し方向に搬送され、シュートに払い出される。
シュート上の物品をセンサが所定時間以上継続して検出すると、シュートのコンベヤと分岐器とを停止させる技術が知られている(特許文献1を参照)。
特開2007-269449号公報
一般に、払い出し装置のシュートは、満杯センサを有している。シュートに溜まった商品が満杯センサを遮ると、ベルトコンベヤからの払出しが停止する。したがって、商品が片側に寄って積み上がってしまうと、実際は満杯になっていないのに満杯センサが満杯とであると検出することになり、ベルトコンベヤからシュートへの荷物の払い出しができなくなる。その結果、多くの物品をシュートに溜めることができなくなる。
そのような問題を解決するために、従来では、シュート内で片寄って積みあがった商品が満杯センサを遮ることがないように、荷物がある程度溜まった時点で作業者が商品をならしていた。したがって、従来は作業者の負担が大きかった。
本発明の目的は、シュート機構において、作業者の負担を減らしつつ、物品がシュート内で片寄って積み上がることを防止することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係るシュート機構は、シュートと、分散機構とを備えている。
シュートは、物品が投入され物品を払い出し方向に搬送する搬送面を有する。
分散機構は、搬送面の上側に設けられており、シュートに投入された物品を幅方向に分散させる。
分散機構は、搬送面にシュートの幅方向に延びて配置され、物品と当接することができる。
分散機構は、シュートの幅より短く、シュートの幅方向に対して傾斜しており、第1端と、第1端よりシュートの払い出し方向下流側に位置する第2端とを有している。
分散機構は、物品の重量によって少なくとも物品に当接する部分の幅方向に対する傾斜角度が変更される。
この装置では、物品は、シュートの搬送面に投入され、分散機構に当接する。そして、物品は、分散機構によってシュートの幅方向に分散される。
分散機構は、物品の重量によって幅方向に対する傾斜角度が変更されるので、重量に応じて様々な種類の物品を幅方向に分散させることができる。例えば、物品の重量が小さければ分散機構の傾斜角度の変化は小さく、そのため物品の幅方向移動量が大きくなる。また、物品の重量が大きければ分散機構の傾斜角度の変化は大きくなり、物品の幅方向移動量が小さくなる。このように物品の重量によって幅方向移動量が変化するので、重量が小さい物品の上に重量が大きい物品が積み重なりにくくなり、その結果、シュートに投入された重量が小さい物品の上に、重量が大きな物品が積み重なり、重量の小さい物品が損傷することを防止できる。
以上の結果、作業者の負担を増やすことなく、多くの商品をシュートに溜めることができる。
シュートには、コンベヤ又はソータから物品が投入されてもよい。
分散機構は、シュートにおいて、コンベヤ又はソータの搬送方向下流側に設置されていてもよい。
この装置では、シュートに投入された物品が、コンベヤ又はソータの下流側となる側面に積み上がることを防止できる。なぜなら、物品はシュートにおいてコンベヤ又はソータの搬送方向下流側に移動しやすいが、そこには分散機構が配置されて物品を幅方向に分散するので、物品がシュートの片側に溜まりにくくなるからである。
分散機構は、物品の重量によって幅方向に対する傾斜角度が変わるように曲がる板状部材を有していてもよい。
板状部材は、固定端としての第1端と、自由端としての第2端とを有していてもよい。
この装置では、分散機構の傾斜角度の変更は板状部材が適度に屈曲することによって行われるので、分散機構に回転部を設ける必要がない。
分散機構はシュートから取り外し可能でもよい。
シュート機構は、物品の重量によって少なくとも物品に当接する部分の幅方向に対する傾斜角度が変更されるが、傾斜角度の変更の程度が分散機構とは異なる第2の分散機構をさらに備えていてもよい。
この装置では、シュートに投入される物品の重量に応じて、分散機構又は第2の分散機構を選択できる。
本発明に係るシュート機構では、物品が片寄って積み上がることが生じにくくなる。
本発明に係るシュート機構では、重量の小さな物品の上に重量の大きな物品が積み重なり、重量の小さな物品が損傷することを防ぐことができる。
第1実施形態の仕分け装置の部分平面図。 第1実施形態の仕分け装置の部分平面図。 第2実施形態の仕分け装置の部分平面図。 第2実施形態の仕分け装置の部分平面図。 第3実施形態の仕分け装置の部分平面図。 第3実施形態の仕分け装置の部分平面図。
1.第1実施形態
(1)仕分け装置
図1及び図2を用いて、仕分け装置1を説明する。図1及び図2は、第1実施形態の仕分け装置の部分平面図である。
仕分け装置1は、例えば、通信販売業、卸売業及び宅配業等の物流分野において、自動倉庫等の倉庫に保管され且つ送付先がそれぞれ割り当てられた複数の物品Wを、送付先ごとに仕分けるための装置である。なお、複数の物品Wの各々は、例えば梱包された長方形状の立体物である。
仕分け装置1は、搬送ユニット3と、複数のシュート機構5(図1では1つのみを図示)とを有している。
(2)搬送ユニット
搬送ユニット3は、物品Wを搬送経路7に沿って搬送し、且つ、搬送経路7に沿った搬送方向(矢印X)に対して直交する払い出し方向(矢印Y)に物品Wを払い出すためのユニットであり、いわゆるクロスベルトソータである。搬送ユニット3は、複数のトレイ9と、駆動ユニット(図示せず)とを有している。
複数のトレイ9は、搬送経路7に沿って互いに連結されている。複数のトレイ9の各々は、物品Wを載置するためのトレイとして機能するとともに、当該トレイ9に載置された物品Wを払い出し方向に搬送するためのベルトコンベヤとしても機能する。駆動ユニット(図示せず)は、複数のトレイ9を搬送経路7に沿って所定の方向に移動させる。
(3)シュート機構
複数のシュート機構5は、トレイ9から払い出し方向に払い出された物品Wを搬出するための装置である。複数のシュート機構5は、搬送経路7の一側方において、搬送経路7に沿って並んで配置されている。
シュート機構5は、シュート11と、分散機構13とを有している。
(3-1)シュート
シュート11は、平面視で矩形状あって、払い出し方向に長く延びており、払い出し方向に物品Wを搬送する。具体的には、シュート11は、ローラ部21を有している。ローラ部21は、物品Wが投入される搬送面を構成しており、幅方向に延設した複数のローラ(図示省略)が、払い出し方向に沿って配列されている。ローラ部21の搬送面はフラットである。ここで、シュート11の幅方向は、搬送ユニット3の搬送方向に平行な方向である。なお、ローラは、フリーローラであってもよいし、駆動ローラであってもよい。
シュート11は、第1壁部23a及び第2壁部23bを有している。第1壁部23aは、ローラ部21の幅方向における片側(具体的には、搬送ユニット3の搬送方向上流側、つまり図1及び図2の右側)に設けられている。第2壁部23bは、ローラ部21の幅方向における片側(具体的には、搬送ユニット3の搬送方向下流側、つまり図1及び図2の左側)に設けられている。第1壁部23a及び第2壁部23bは、シュート11上を流れる物品Wのガイドとして機能する。
シュート11は、払い出し方向において搬送ユニット3に近接する投入口25と、払い出し方向において搬送ユニット3から最も離れた払い出し方向下流側端27とを有している。
複数のシュート11にそれぞれ対応して、複数のIR(Infrared)センサ41が配置されている。複数のIRセンサ41の各々は、当該IRセンサ41に対応するシュート11に近付いたトレイ9に対して、駆動信号を無線通信により出力する。駆動信号は、当該トレイ9に載置された物品Wを、当該物品Wの仕分け先であるシュート11に払い出すように、当該トレイ9に指示するための信号である。
各シュート11には、満杯センサ43が設けられている。満杯センサ43は、物品Wが払い出し方向下流側端27から積みあがってそこまで到達するとシュート11が満杯になったことを検出するセンサである。満杯センサ43は、シュート11の払い出し方向上流側に設けられている。満杯センサ43は、投光素子と受光素子とを有する光電センサである。
(3-2)分散機構
分散機構13は、ローラ部21の上側に設けられており、シュート11に投入された物品Wを幅方向に分散させる。分散機構13は、ローラ部21の上側に設けられることで、シュート11に投入された物品Wと当接することができる。分散機構13は、ローラ部21にシュート11の幅方向に延びて配置されているが、満杯センサ43に対して払い出し方向下流側に配置されている。なお、変形例として、分散機構73は、満杯センサ43の払い出し方向上流側に配置されてもよい。
分散機構13は、第2壁部23bの近傍すなわち搬送ユニット3の搬送方向下流側に配置されている。
分散機構13は、物品Wの重量によって物品Wが接触する部分の幅方向に対する傾斜角度が変わるように曲がる板状部材31からなる。板状部材31は、長く延びる形状であり、短辺が鉛直方向に延びることで主面が水平方向を向いている。板状部材31は、シュート11の幅より短く、シュート11の幅方向に対して傾斜しており、初期傾斜角度θを有している。板状部材31は、固定端として第2壁部23b付近に固定された第1端31aと、第1端31aよりシュート11の払い出し方向下流側に位置する自由端としての第2端31bとを有している。第2端31bは、シュート11の幅方向中間に位置している。なお、板状部材31は、平面視で自由状態において直線状である。
板状部材31は、物品Wが衝突するとたわむ程度の剛性を有している。また、板状部材31の全体(特に第2端31b)は、ローラ部21の搬送面に接触しない高さに配置されている。
板状部材31は、物品Wの重量によって物品Wに接している部分の幅方向に対する傾斜角度が変更される。具体的には、板状部材31は、物品Wが衝突するとたわみ変形して屈曲する。その屈曲量が物品Wの重量によって異なるので、板状部材31は、幅方向に対する傾斜角度が物品Wごとに異なる。軽い物品Wであれば板状部材31の変形量及び傾斜角度は小さいので、物品Wの幅方向移動量は大きくなる。重い物品Wであれば板状部材31の変形量及び傾斜角度は大きいので、物品Wの幅方向移動量は小さくなる。
板状部材31は、例えば、樹脂製であり、厚さが0.8~2.5mmであり、長さが200~400mmである。また、板状部材31の初期傾斜角度θは15~40度であり、20~30度であることが好ましい。物品Wは20g~10kgであり、特に20~200gの軽量品でもよい。
(4)仕分け装置の動作
(4-1)基本動作
搬送ユニット3に供給される物品Wには、例えばバーコード(図示せず)が貼り付けられている。物品Wのバーコードは、当該物品Wを識別するための識別情報を有している。作業者が物品Wをトレイ9に載せる際に、例えばバーコードリーダ(図示せず)を用いて物品Wのバーコードを読み取ると、コントローラ(図示せず)が物品Wとトレイ9とを紐付ける。これにより、コントローラ(図示せず)は、予め上位コントローラで設定された物品Wの仕分け先となるシュート11を、トレイ9の仕分け先とする。
物品Wを載置したトレイ9は、搬送経路7に沿って、複数のシュート11のうち仕分け先として割り当てられた特定のシュート11に向けて移動する。
物品Wを載置したトレイ9は、シュート11に近付いたタイミングで、シュート11に対応するIRセンサ41からの駆動信号に基づいて、ベルトコンベヤとして駆動する。これにより、物品Wは、トレイ9により払い出し方向に搬送され、トレイ9からシュート11に払い出される。
(4-2)シュートでの動作及び効果
物品Wは、シュート11に投入され、ローラ部21の上で板状部材31に接触する。これは、物品Wに作用する力は、搬送方向下流側を向く成分を含んでいるからである。そして、物品Wは、板状部材31によってシュート11の幅方向に分散される。
板状部材31による分散動作及び主な効果を詳細に説明する。
板状部材31は、物品Wの重量によって物品Wに当接する部分の搬送方向に対する傾斜角度が変更されるので、重量に応じて様々な種類の物品Wを幅方向に分散させることができる。例えば、図1に示すように、物品Wの重量が小さければ板状部材31の傾斜角度の変化は小さく、そのため物品Wの幅方向移動量が大きくなる。また、図2に示すように、物品Wの重量が大きければ分散機構13の傾斜角度の変化は大きくなり(具体的には板状部材31のたわみ量が大きくなり)、物品Wの幅方向移動量が小さくなる。この結果、シュート11の払い出し方向下流側端27における第1壁部23a側の物品非載置領域47が小さくなる。
以上の結果、多くの物品Wをシュート11に溜めることができる。つまり、従来に比べて物品Wが溜まって満杯センサ43に到達するまでの時間が長くなる。
他の効果として、シュート11に投入された物品Wが、第2壁部23b側に積み上がることを防止できる。なぜなら、物品Wはシュート11において搬送ユニット3の搬送方向下流側に移動しやすいが、そこには分散機構13が配置されて物品Wを幅方向に分散するので、物品Wがシュート11の片側に溜まりにくくなるからである。
他の効果として、シュート11に投入された重量が小さい物品Wの上に、重量が大きな物品Wが積み重なり、重量の小さい物品Wが損傷することを防止できる。なぜなら、物品Wの重量によって幅方向移動量が変化するので、重量が小さい物品Wの上に重量が大きい物品Wが積み重なりにくくなるからである。
他の効果として、板状部材31の傾斜角度の変更は板状部材31が適度に屈曲することによって行われるので、分散機構13に回転部を設ける必要がない。
分散機構13はシュート11に固定されており、取り外し不能である。ただし、変形例では、分散機構13はシュートから取り外し可能である。その場合、シュート機構5は、第2の分散機構(図示せず)をさらに備えている。第2の分散機構は、物品Wの重量によって少なくとも物品Wに当接する部分の幅方向に対する傾斜角度が変更されるが、傾斜角度の変更の程度が分散機構13とは異なるこの装置では、シュート11に投入される物品Wの重量に応じて、分散機構13又は第2の分散機構を選択できる。
2.第2実施形態
第1板状部材は物品Wによってたわみ変形していたが、第1板状部材は姿勢を変化して物品を幅方向に分散できれば十分なので、第1板状部材はたわみ変形しなくてもよい。
図3及び図4を用いて、そのような実施例を第2実施形態として説明する。図3及び図4は、第2実施形態の仕分け装置の部分平面図である。なお、第2実施形態は基本構造及び基本動作が第1実施形態と同じであるので、以下は異なる点を説明する。
第2実施形態のシュート機構5Aにおいて、分散機構13Aは、平面視で幅方向に対して傾斜して配置された板状部材31Aと、板状部材31Aの第1端31Aaを回動自在に支持する回動支持部51と、板状部材31Aを元の位置に戻すための弾性部材53とを有している。弾性部材53は、物品Wが板状部材31Aに接触すれば板状部材31Aの回動を許容し、物品Wが板状部材31Aから離れると板状部材31Aを初期位置に戻すように設定されている。
物品Wは、シュート11Aの搬送面に投入され、分散機構13Aに当接する。そして、物品Wは、分散機構13Aによってシュート11Aの幅方向に分散される。
板状部材31Aは、物品Wの重量によって幅方向に対する傾斜角度が変更されるので、重量に応じて様々な種類の物品Wを幅方向に分散させることができる。例えば、図3に示すように物品Wの重量が小さければ板状部材31Aの傾斜角度の変化は小さく、そのため物品Wの幅方向移動量が大きくなる。また、図4に示すように、物品Wの重量が大きければ板状部材31Aの傾斜角度の変化は大きくなり(具体的には板状部材31Aの傾斜角度が大きくなり)、物品Wの幅方向移動量が小さくなる。
3.第3実施形態
第1実施形態及び第2実施形態では板状部材は平面視で直線形状であったが、他の形状であってもよい。
図5及び図6を用いて、そのような実施例を第3実施形態として説明する。図5及び図6は、第3実施形態の仕分け装置の部分平面図である。なお、第3実施形態は基本構造及び基本動作が第1実施形態と同じであるので、以下は異なる点を説明する。
シュート機構5Bにおいて、分散機構13Bは、板状部材31Bからなる。板状部材31Bの形状は、平面視で輪っか形状である。ここでの「輪っか形状」とは、板状部材31Bの両端が固定端となっており、その間の部分が滑らかに湾曲した環状の形になっていることをいう。なお、板状部材31Bの材料及び寸法は第1実施形態の板状部材31と同じである。
物品Wは、シュート11Bの搬送面に投入され、分散機構13Bに当接する。そして、物品Wは、分散機構13Bによってシュート11Bの幅方向に分散される。
板状部材31Bは、物品Wの重量によって物品Wに当接する部分の幅方向に対する傾斜角度が変更されるので、重量に応じて様々な種類の物品Wを幅方向に分散させることができる。例えば、図5に示すように物品Wの重量が小さければ板状部材31Bの傾斜角度の変化は小さく、そのため物品Wの幅方向移動量が大きくなる。また、図6に示すように、物品Wの重量が大きければ板状部材31Bの傾斜角度の変化は大きくなり、物品Wの幅方向移動量が小さくなる。
4.実施形態の共通事項
上記第1~第3実施形態は、下記の構成及び機能を共通に有している。
シュート機構(例えば、シュート機構5、シュート機構5A、シュート機構5B)は、シュートと、分散機構とを備えている。
シュート(例えば、シュート11、シュート11A、シュート11B)は、物品(例えば、物品W)が投入され物品を搬送する搬送面を有する。
分散機構(例えば、分散機構13、分散機構13A、分散機構13B)は、搬送面の上側に設けられており、シュート11に投入された物品を幅方向(例えば、矢印X)に分散させる。
分散機構は、搬送面にシュートの幅方向に延びて配置され、物品と当接することができる。
分散機構は、シュートの幅より短く、シュートの幅方向(例えば、矢印X)に対して傾斜しており、第1端(例えば、第1端31a、第1端31Aa)と、第1端よりシュートの払い出し方向下流側に位置する第2端(例えば、第2端31b)とを有している。
分散機構は、物品の重量によって少なくとも物品に当接する部分の幅方向に対する傾斜角度が変更される。
この装置では、物品は、シュートの搬送面に投入され、分散機構に当接する。そして、物品は、分散機構によってシュートの幅方向に分散される。
分散機構は、物品の重量によって幅方向に対する傾斜角度が変更されるので、重量に応じて様々な種類の物品を幅方向に分散させることができる。例えば、物品の重量が小さければ分散機構の傾斜角度の変化は小さく、そのため物品の幅方向移動量が大きくなる。また、物品の重量が大きければ分散機構の傾斜角度の変化は大きくなり、物品の幅方向移動量が小さくなる。 以上の結果、作業者の負担を増やすことなく、多くの商品をシュートに溜めることができる。
5.他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
(1)板状部材の変形例
板状部材は、初期状態において、直線ではなく滑らかに曲がっていてもよい。ただし、反りは、払い出し方向下流側を向くことが好ましい。
板状部材は全体ではなく一部が弾性変形する構造でもよい。例えば、板状部材の固定端側の端部の所定部分の剛性が高く、そこから先の部分が弾性変形する構造でもよい。
(2)シュートの変形例
第1実施形態ではシュートはローラコンベヤであったが、ベルトコンベヤでもよいし、他のコンベヤでもよい。
第1実施形態ではシュートは駆動機構を有していたが、駆動機構がないシュートでもよい。
第1実施形態ではシュートの搬送面はフラットであったが、払い出し方向に傾斜していてもよい。
(3)搬送ユニットの変形例
第1実施形態では、搬送ユニットをクロスベルトソータで構成したが、これに限定されず、例えばチルトトレイソータでもよい。
また、搬送ユニットは、物品を搬送するコンベヤと、物品をシュート側に押し出すダイバータやプッシャとから構成されていてもよい。
搬送ユニットは、コンベヤと、浮き出し式分岐装置とから構成されていてもよい。
本発明は、仕分け装置において物品が投入されて溜められるシュート機構に広く適用できる。
1 :仕分け装置
3 :搬送ユニット
5 :シュート機構
7 :搬送経路
9 :トレイ
11 :シュート
13 :分散機構
21 :ローラ部
23a :第1壁部
23b :第2壁部
25 :投入口
27 :払い出し方向下流側端
31 :板状部材
31a :第1端
31b :第2端
43 :満杯センサ
W :物品

Claims (4)

  1. 物品が投入され物品を払い出し方向に搬送する搬送面を有するシュートと、
    前記搬送面の上側に設けられており、前記シュートに投入された物品を幅方向に分散させる分散機構と、
    を備えており、
    前記分散機構は、前記搬送面に前記シュートの幅方向に延びて配置され、前記物品と当接することができ、
    前記分散機構は、前記シュートの幅より短く、前記シュートの幅方向に対して傾斜しており、第1端と、前記第1端より前記シュートの払い出し方向下流側に位置する第2端とを有しており、
    前記分散機構は、前記物品の重量によって少なくとも前記物品に当接する部分の幅方向に対する傾斜角度が変更される、
    シュート機構。
  2. 前記シュートには、コンベヤ又はソータから前記物品が投入され、
    前記分散機構は、前記シュートにおいて、前記コンベヤ又は前記ソータの搬送方向下流側に設置されている、請求項1に記載のシュート機構。
  3. 前記分散機構は、前記物品の重量によって幅方向に対する傾斜角度が変わるように曲がる板状部材を有しており、
    前記板状部材は、固定端としての前記第1端と、自由端としての前記第2端とを有している、請求項1に記載のシュート機構。
  4. 前記分散機構は前記シュートから取り外し可能であり、
    前記物品の重量によって少なくとも前記物品に当接する部分の幅方向に対する傾斜角度が変更されるが、前記傾斜角度の変更の程度が前記分散機構とは異なる第2の分散機構をさらに備える、請求項1~3のいずれかに記載のシュート機構。
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