JP7467259B2 - 医療用ポジショナ - Google Patents

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Description

本発明は、医療用ポジショナに関する。
例えば、特許文献1には、人体の心臓を所望の姿勢に保持する医療用ポジショナが開示されている。この医療用ポジショナは、中空状の吸着部と、吸着部の内部空間の空気を吸引源に導くための吸引流路が形成されたポジショナ本体とを備える。ポジショナ本体には、吸引流路と外部とを互いに連通させる通気孔を開閉する真空弁が設けられている。真空弁は、吸着部を人体に吸着させる(吸着部の内部空間を真空にする)場合に閉じられ、吸着部を人体から取り外す(吸着部の内部空間の真空を解除する)場合や吸着が強すぎる場合等に開かれる。
米国特許第6837852号明細書
上述した医療用ポジショナでは、吸着部の内部空間を陰圧にした状態で調整することができない。換言すれば、医療用ポジショナでは、吸着部の吸引力(吸着力)を調整することができない。そのため、心臓(臓器)の状態に応じて吸引力を適切な強さに調整することができず、心臓(臓器)の血行動態が損なわれるおそれがある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、吸着部の吸引力を容易に調整することができる医療用ポジショナを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、人体の臓器を所望の姿勢に保持するための医療用ポジショナであって、中空状の吸着部と、前記吸着部の内部空間の空気を吸引源に導くための吸引流路が形成されたポジショナ本体と、前記ポジショナ本体に設けられた圧力調整部と、を備え、前記圧力調整部は、人手による操作によって動作することにより、前記吸着部の前記内部空間を陰圧にした状態で前記内部空間の圧力を調整できるように形成され、前記圧力調整部には、前記ポジショナ本体の外部の空気を前記吸引流路に導くための空気導入路が設けられ、前記圧力調整部は、前記圧力調整部が前記人手による操作によって動作することにより、前記空気導入路の開口面積が変化するように形成されている、医療用ポジショナである。
本発明の他の形態は、人体の臓器を所望の姿勢に保持するための医療用ポジショナであって、中空状の吸着部と、前記吸着部の内部空間の空気を吸引源に導くための吸引流路が形成されたポジショナ本体と、前記ポジショナ本体に設けられた圧力調整部と、を備え、前記圧力調整部は、人手による操作によって動作することにより、前記吸着部の前記内部空間を陰圧にした状態で前記内部空間の圧力を調整できるように形成され、前記圧力調整部は、前記ポジショナ本体の外部から前記吸引流路に空気を流入させることにより前記内部空間の圧力を調整し、前記ポジショナ本体には、前記ポジショナ本体の外部と前記吸引流路とを互いに連通させるための通気孔が形成され、前記圧力調整部は、前記通気孔に挿入された挿入部と、前記通気孔を形成する内面に係止されて前記挿入部に対して気密に接触する環状のシール部材と、を有し、前記挿入部には、前記ポジショナ本体の外部の空気を前記吸引流路に導くための空気導入路が形成され、前記空気導入路は、前記挿入部が前記シール部材に対して前記挿入部の軸線方向に移動することにより、前記シール部材の位置における前記空気導入路の開口面積が変化するように形成されている、医療用ポジショナである。
本発明によれば、圧力調整部を操作することにより吸着部の内部空間を陰圧にした状態で内部空間の圧力を調整できるため、吸着部の吸引力を容易に調整することができる。
本発明の一実施形態に係る医療用ポジショナが装着された医療用デバイスを開創器に取り付けた状態を示す説明図である。 図1の医療用ポジショナの一部省略斜視図である。 図2の医療用ポジショナの縦断面図である。 図2の医療用ポジショナの一部拡大分解斜視図である。 図5Aは、図3のポジショナ本体の一部と圧力調整部との拡大断面図であり、図5Bは、図5AのVB-VB線に沿った横断面図である。 図6Aは、図5Aの圧力調整部の動作説明図であり、図6Bは、図6AのVIB-VIB線に沿った横断面図である。 第1変形例に係る圧力調整部を備えた医療用ポジショナの一部省略分解斜視図である。 図7の医療用ポジショナの縦断面図である。 図9Aは、図8の圧力調整部の動作説明図であり、図9Bは、図9AのIXB-IXB線に沿った横断面図である。 第2変形例に係る圧力調整部を備えた医療用ポジショナの一部省略分解斜視図である。 図11Aは、図10の医療用ポジショナの縦断面図であり、図11Bは、図11AのXIB-XIB線に沿った横断面図である。 図11Aの圧力調整部の動作説明図である。 第3変形例に係る圧力調整部を備えた医療用ポジショナの一部断面側面図である。 図14Aは、第4変形例に係る圧力調整部を形成する吸引調整部の斜視図である。図14Bは、第5変形例に係る圧力調整部を形成する吸引調整部の斜視図である。
以下、本発明に係る医療用ポジショナについて好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態に係る医療用ポジショナ10は、人体の臓器(例えば、心臓)を所望の姿勢に保持するためのものである。図1に示すように、医療用ポジショナ10は、医療用デバイス200に着脱可能に構成される。医療用デバイス200は、切開部を開創する開創器300に装着して使用される。具体的に、医療用デバイス200は、開胸術(例えば、冠動脈バイパス術)の際に、開創器300であるリトラクタ302のラック部304に装着される。ただし、医療用デバイス200は、リトラクタ302を形成する2つの支持アーム306のいずれかに装着されてもよい。なお、支持アーム306には、胸骨を引っ掛けるためのブレード308が着脱可能である。
医療用デバイス200は、アーム機構202と、アーム機構202を開創器300に取り付けるためのクランプ部204とを備える。アーム機構202は、屈曲可能なアーム本体206と、アーム本体206を所定の屈曲状態に保持するためのハンドル部208とを有する。
図2及び図3に示すように、医療用ポジショナ10は、吸着部12、ポジショナ本体14、取付部16及び圧力調整部18を備える。吸着部12は、例えば、シリコーンゴム等の弾性材料によって形成される。ただし、吸着部12の構成材料は、シリコーンゴムに限定されない。
吸着部12は、中空状に形成されている。すなわち、吸着部12には、内部空間12aが形成されている。吸着部12の一端部(矢印X1方向の端部)には、人体の臓器(例えば、心臓)に接触する環状の接触面20が形成されている。吸着部12は、一端部から他端部に向かって(矢印X2方向に向かって)内部空間12aの横断面積が小さくなるように形成されている。
図3において、ポジショナ本体14には、吸着部12の内部空間12aの空気を吸引源210(図1参照)に導くための吸引流路22が形成されている。ポジショナ本体14は、吸着部12に接続された管状部材24と、管状部材24に接続された中空状の接続部26と、接続部26及び吸引源210を繋ぐチューブ28とを有する。
管状部材24は、円管部30と、円管部30の一端部(矢印X1方向の端部)に設けられた固定部32とを有する。管状部材24には、長手方向(矢印X方向)に貫通した内孔24aが形成されている。管状部材24の内孔24aは、吸着部12の内部空間12aに連通している。
接続部26は、筒部34と、筒部34から径方向外方に突出した管状の突出部36と、筒部34に設けられて圧力調整部18が装着された装着部38とを含む。筒部34は、管状部材24の長手方向に沿って円筒状に延在している。筒部34の一端部には、円管部30の他端部(矢印X2方向の端部)が接続されている。換言すれば、筒部34の一端部には、円管部30の他端部が嵌合される嵌合孔40が形成されている。筒部34の内孔34aは、管状部材24の内孔24aに連通している。
円管部30の他端部の外周面には、環状溝42が形成されている。環状溝42には、円管部30及び筒部34の間から外部に空気が漏出することを抑えるための環状のシール部材44が係止されている。シール部材44を係止するための環状溝42は、円管部30の他端部の外周面ではなく、嵌合孔40の内周面に形成されてもよい。
突出部36は、筒部34の他端部に位置している。突出部36は、チューブ28の一端部に接続されている。換言すれば、突出部36は、チューブ28の一端側の開口部に嵌合されている。これにより、筒部34の内孔34aは、突出部36の内孔36aを介してチューブ28の内孔28aに連通する。
図4及び図5Aにおいて、装着部38は、筒部34の他端側の開口部46に嵌合されている。装着部38は、円環状に形成されている(図5B参照)。つまり、装着部38には、ポジショナ本体14の外部と筒部34の内孔34a(吸引流路22)とを互いに連通させるための通気孔48が形成されている。装着部38の内周面(通気孔48を形成する内周面)には、雌ねじ部50が形成されている。
図3に示すように、チューブ28は、可撓性を有する材料によって構成されている。チューブ28の他端部は、吸引源210(図1参照)に接続されている。このようなポジショナ本体14において、管状部材24の内孔24a、筒部34の内孔34a、突出部36の内孔36a及びチューブ28の内孔28aは、吸引流路22を形成する。
図2及び図3に示すように、取付部16は、ポジショナ本体14をアーム機構202(図1参照)に取り付けるためのものである。取付部16は、支持部52、付勢部材54、フレーム56及びアームコネクタ58を有する。支持部52には、円管部30が挿通する挿通孔60が形成されている(図3参照)。つまり、支持部52は、円管部30の長手方向及び周方向に円管部30に対して移動可能に設けられている。
付勢部材54は、支持部52と円管部30との間に介在されている。付勢部材54は、支持部52を吸着部12が位置する側に付勢している。付勢部材54としては、例えば、コイルばねが用いられる。ただし、付勢部材54は、コイルばねに限定されず、ゴム部材等であってもよい。
図2において、フレーム56は、C字状に形成されている。フレーム56の両端部は、支持部52に接続され、支持部52に対して円周方向に動くことができる。アームコネクタ58は、フレーム56の延在方向の中間部に固定されている。アームコネクタ58は、フレーム56から支持部52とは反対側に延出している。アームコネクタ58の延出端部は、アーム本体206(図1参照)の先端部に着脱可能である。
このような構成の取付部16によれば、吸着部12及びポジショナ本体14を臓器(心臓)の拍動に合わせて矢印X方向に移動させることができる。
図4及び図5Aに示すように、圧力調整部18は、人手によって操作可能なようにポジショナ本体14に設けられている。圧力調整部18は、人手による操作によって動作することにより、吸着部12の内部空間12aを陰圧にした状態で内部空間12aの圧力を調整するためのものである。具体的に、圧力調整部18は、ポジショナ本体14の外部から吸引流路22に空気を流入させることにより吸着部12の内部空間12aの圧力を調整する。
圧力調整部18は、挿入部62、シール部材64及び操作部66を有する。挿入部62は、通気孔48に挿入されている。挿入部62は、円柱状に形成されている。挿入部62の外周面には、装着部38の雌ねじ部50に螺合する雄ねじ部68が形成されている。つまり、挿入部62は、装着部38に対して回転することにより軸線方向に移動する。雄ねじ部68は、挿入部62の矢印X方向の全長に亘って延在している。ただし、雄ねじ部68は、挿入部62の矢印X方向の一部にのみ設けられてもよい。
図4及び図5Aに示すように、シール部材64は、通気孔48を形成する内面(装着部38の内面)に形成された環状溝70に係止されている。シール部材64は、円環状に形成されている(図5B参照)。シール部材64は、挿入部62の外周面(雄ねじ部68)に対して気密に接触する。シール部材64は、雌ねじ部50よりも管状部材24(吸着部12)とは反対側(矢印X2方向)に位置している(図3参照)。
操作部66は、挿入部62の他端面から矢印X2方向に突出した板状部である。操作部66は、挿入部62から離間する方向(矢印X2方向)に向かって幅広に形成されている。なお、操作部66は人手で持ちやすく、回しやすい形状であれば特に限定されず、例えば円柱状であってもよい。また、圧力調整部18の構成が維持されていればその位置は限定されず、例えば接続部26の側面やチューブ28上に設置されていてもよい。
挿入部62には、ポジショナ本体14の外部の空気を吸引流路22に導くための空気導入路72が形成されている。空気導入路72は、挿入部62がシール部材64に対して挿入部62の軸線方向に移動することにより、シール部材64の位置における空気導入路72の開口面積が変化するように形成されている。
具体的に、空気導入路72は、挿入部62の外周面に形成された凹部74を含む。凹部74は、挿入部62の軸線方向に沿って延在している。凹部74は、挿入部62の一端(矢印X1方向の端)から軸線方向の中間部まで延在している。すなわち、凹部74は、挿入部62の一端面に開口している。
凹部74のうち挿入部62の周方向に沿った幅は、吸引流路22が位置する側(矢印X1方向)に向かって広くなっている。換言すれば、凹部74は、挿入部62の軸線方向と直交する方向から見て、台形状に形成されている。ただし、凹部74は、挿入部62の軸線方向と直交する方向から見て、台形状に形成された例に限定されず、三角形状、半円形状等の適宜の形状に形成されてもよい。凹部74の底面76は、挿入部62の軸線方向に対して平行に延在している(図4及び図5B参照)。
凹部74の形状、位置、大きさ、数は、適宜設定可能である。例えば、凹部74は、挿入部62の周方向に2つ以上設けられてもよい。
次に、医療用ポジショナ10の使用方法について説明する。なお、図5A及び図5Bに示すように、初期状態で、シール部材64は、凹部74よりも矢印X2方向に位置して挿入部62の外周面に対して一周気密に接触している。つまり、凹部74(空気導入路72)は、ポジショナ本体14の外部に連通していない。
まず、図1に示すように、医療従事者(ユーザ)は、リトラクタ302のラック部304(又は支持アーム306)に装着された医療用デバイス200のアーム本体206の先端部に医療用ポジショナ10のアームコネクタ58を装着する。そして、医療従事者は、吸着部12の接触面20を心臓等の臓器に接触させた状態で吸引源210による吸引を開始する。そうすると、吸着部12の内部空間12aの空気が吸引流路22(管状部材24の内孔24a、筒部34の内孔34a、突出部36の内孔36a及びチューブ28の内孔28a)を介して吸引源210に導かれる。これにより、吸着部12が臓器に吸着するため、医療従事者は、アーム本体206を動かして臓器を所望の姿勢に保持することが可能となる。
この際、医療従事者は、患者の臓器の状態により吸着部12の吸引力を調整する。具体的に、吸着力を小さく設定したい場合、医療従事者は、操作部66を図6Aの矢印R方向に回転させることにより、挿入部62を装着部38に対して矢印X2方向に移動させる。そして、図6A及び図6Bに示すように、凹部74がシール部材64に位置すると、凹部74(空気導入路72)がポジショナ本体14の外部に連通する。これにより、ポジショナ本体14の外部の空気が凹部74(空気導入路72)を介して吸引流路22に流入するため、吸着部12の内部空間12aを陰圧にした状態で内部空間12aの圧力を上昇させることができる。すなわち。医療従事者は、吸着部12の吸引力を容易に調整することができる。
本実施形態に係る医療用ポジショナ10は、以下の効果を奏する。
医療用ポジショナ10は、吸着部12と、吸着部12の内部空間12aの空気を吸引源210に導くための吸引流路22が形成されたポジショナ本体14と、ポジショナ本体14に設けられた圧力調整部18と、を備える。圧力調整部18は、人手による操作によって動作することにより、吸着部12の内部空間12aを陰圧にした状態で内部空間12aの圧力を調整できるように形成されている。
このような構成によれば、圧力調整部18を操作することにより吸着部12の内部空間12aを陰圧にした状態で内部空間12aの圧力を調整できるため、吸着部12の吸引力を容易に調整することができる。
圧力調整部18は、ポジショナ本体14の外部から吸引流路22に空気を流入させることにより内部空間12aの圧力を調整する。
このような構成によれば、吸着部12の内部空間12aの圧力を効果的に高めることができる。
ポジショナ本体14には、ポジショナ本体14の外部と吸引流路22とを互いに連通させるための通気孔48が形成されている。圧力調整部18は、通気孔48に挿入された挿入部62と、通気孔48を形成する内面に係止されて挿入部62に対して気密に接触する環状のシール部材64と、を有する。挿入部62には、ポジショナ本体14の外部の空気を吸引流路22に導くための空気導入路72が形成されている。空気導入路72は、挿入部62がシール部材64に対して挿入部62の軸線方向に移動することにより、シール部材64の位置における空気導入路72の開口面積が変化するように形成されている。
このような構成によれば、ポジショナ本体14の外部から吸引流路22に導かれる空気の流量を容易に調整することができる。
空気導入路72は、挿入部62の外周面に形成された凹部74を含み、凹部74は、挿入部62の軸線方向に沿って延在している。
このような構成によれば、空気導入路72の構成を簡素化することができる。
凹部74のうち挿入部62の周方向に沿った幅は、吸引流路22が位置する側に向かって広くなっている。
このような構成によれば、挿入部62を軸線方向にシール部材64に対して移動させることにより、シール部材64の位置における空気導入路72(凹部74)の開口面積を変化させることができる。
挿入部62の外周面には、雄ねじ部68が形成され、通気孔48を形成する内面には、雄ねじ部68に螺合する雌ねじ部50が形成されている。
このような構成によれば、挿入部62の軸線方向の移動の微調整を行うことができる。
圧力調整部18は、挿入部62からポジショナ本体14の外部に向かって突出した操作部66を有する。
このような構成によれば、医療従事者は、操作部66を持って操作することにより、挿入部62の移動を簡単に行うことができる。
(第1変形例)
次に、第1変形例に係る圧力調整部18aについて説明する。なお、本変形例に係る圧力調整部18aにおいて、上述した圧力調整部18と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、詳細な説明は省略する。後述する第2~第5変形例に係る圧力調整部18b~18eついても同様である。また、以下に示す圧力調整部18a~18eにおいて、上述した圧力調整部18と同様の構成については同様の作用効果を奏する。
図7及び図8に示すように、圧力調整部18aは、挿入部62a、シール部材64及び操作部66を有する。挿入部62aには、空気導入路72aが形成されている。空気導入路72aは、挿入部62aの外周面に形成された凹部74aを含む。凹部74aは、挿入部62aの軸線方向に沿って延在している。凹部74aは、挿入部62aの一端から軸線方向の中間部まで延在している。すなわち、凹部74aは、挿入部62aの一端面に開口している。
凹部74aのうち挿入部62aの周方向に沿った幅は、矢印X方向の全長に亘って一定に形成されている。すなわち、凹部74aは、挿入部62aの軸線方向と直交する方向から見て、長方形状(又は正方形状)に形成されている。凹部74aの底面76aは、矢印X1方向に向かって挿入部62aの径方向内方に傾斜している。すなわち、凹部74aの深さは、吸引流路22が位置する側(矢印X1方向)に向かって深くなっている。
このような変形例では、図9A及び図9Bに示すように、操作部66を矢印R方向に回転させる(挿入部62aを装着部38に対して矢印X2方向に移動させる)ことにより、シール部材64の位置における凹部74aの開口面積を広くすることができる。そのため、吸着部12の吸引力を容易に調整することができる。
本変形例において、凹部74aの深さは、吸引流路22が位置する側に向かって深くなっている。
このような構成によれば、シール部材64に対して挿入部62aを軸線方向に移動させることにより、シール部材64の位置における空気導入路72a(凹部74a)の開口面積を効果的に変化させることができる。
本変形例において、凹部74aの幅は、吸引流路22が位置する側(矢印X1方向)に向かって広く形成されてもよい。また、挿入部62aの軸線方向と直交する方向から見た形状が、台形や半円であってもよい。
(第2変形例)
図10~図11Bに示すように、圧力調整部18bは、挿入部62b、シール部材64及び操作部66を有する。挿入部62bは、中空状に形成されている。挿入部62bには、空気導入路72bが形成されている。空気導入路72bは、挿入部62bの外周面に形成された複数の貫通孔80と、貫通孔80に連通する挿入部62bの内孔82とを含む。
挿入部62bには、複数の貫通孔80として、2つの第1貫通孔80aと、2つの第2貫通孔80bと、2つの第3貫通孔80cとが形成されている。2つの第1貫通孔80aは、挿入部62bの周方向に180°位相がずれた位置に設けられている。換言すれば、2つの第1貫通孔80aは、挿入部62bの軸線方向(矢印X方向)の位置が互いに同じである。
2つの第2貫通孔80bは、2つの第1貫通孔80aに対して矢印X1方向に所定距離ずれた位置に設けられている。2つの第2貫通孔80bは、挿入部62bの軸線方向(矢印X方向)の位置が互いに同じである。2つの第3貫通孔80cは、2つの第2貫通孔80bに対して矢印X1方向に所定距離ずれた位置に設けられている。2つの第3貫通孔80cは、挿入部62bの軸線方向(矢印X方向)の位置が互いに同じである。挿入部62bの内孔82は、挿入部62bの一端面に開口している。
このような変形例では、図12に示すように、操作部66を矢印R方向に回転させる(挿入部62bを装着部38に対して矢印X2方向に移動させる)ことにより、ポジショナ本体14の外部に開口する貫通孔80の数を増加させることができる。そのため、吸着部12の吸引力を容易に調整することができる。
複数の貫通孔80の大きさ及び形状は、互いに同じである。ただし、複数の貫通孔80の大きさ、位置、形状、数は、互いに異なっていてもよい。例えば、2つの第1貫通孔80aは軸線方向(矢印X方向)に所定距離ずれた位置に設けられていてもよく、これにより吸引力の調整がより容易となる。
本変形例において、挿入部62bは、中空状に形成されている。空気導入路72bは、挿入部62bの外周面に形成された複数の貫通孔80と、複数の貫通孔80のそれぞれに連通する挿入部62bの内孔82と、を含む。
このような構成によれば、空気導入路72bの構成を簡素化することができる。
複数の貫通孔80は、挿入部62bの軸線方向にずれて位置している。
このような構成によれば、シール部材64に対して挿入部62bを軸線方向に移動させることにより、シール部材64の位置における空気導入路72b(凹部74a)の開口面積を変化させることができる。
圧力調整部18bにおいて、挿入部62bの外周面には、吸着部12の内部空間12aの圧力を示す目盛り(目印)が設けられてもよい。この場合、医療従事者は、吸着部12の吸引力を精度よく調整することができる。圧力調整部18、18aについても同様である。
(第3変形例)
図13に示すように、圧力調整部18cは、空気導入調整部90及び吸引調整部92を有する。空気導入調整部90は、上述した圧力調整部18と同様に構成されている。この構成により、吸引力をより精度よく調整することができる。ただし、空気導入調整部90は、圧力調整部18a、18bのいずれかと同様に構成されてもよい。
吸引調整部92は、チューブ28に設けられたクレンメ94(チューブクランプ)を備える。クレンメ94は、チューブ28を流れる空気の量を調整するものである。クレンメ94は、チューブ28が通されたクレンメ本体96と、クレンメ本体96に設けられたローラ98とを有する。クレンメ本体96は、一方向に延在している。クレンメ本体96は、チューブ28が接触する支持壁部100を含む。
ローラ98は、支持壁部100との間でチューブ28を挟むことができるようにクレンメ本体96に設けられている。ローラ98は、クレンメ本体96の一端側から他端側に向かって移動する際に、支持壁部100が位置する側に変位するようにクレンメ本体96に案内される。すなわち、ローラ98は、チューブ28の外面を内方に押圧することによりチューブ28の流路断面積を調整可能な押圧部材102である。
このような変形例では、ローラ98をクレンメ本体96の一端側から他端側に向かって移動させることにより、チューブ28の流路断面積を狭くする(連続的又は段階的に狭くする)ことができる。
本変形例において、ポジショナ本体14は、吸引流路22を形成する可撓性を有するチューブ28を有し、圧力調整部18cは、チューブ28の外面を内方に押圧することによりチューブ28の流路断面積を調整可能な押圧部材102を有する。
このような構成によれば、押圧部材102によりチューブ28の流路断面積を狭くすることができるため、吸着部12の吸引力を調整することができる。
(第4変形例)
図14Aに示すように、圧力調整部18dは、上述した空気導入調整部90(図13参照)と、吸引調整部92aとを有する。吸引調整部92aは、チューブ28に設けられたピンチコック110(チューブクランプ)を備える。ピンチコック110は、互いに対向する2枚の固定板112a、112bと、これら固定板112a、112bを所定間隔離間した状態で保持する2本の固定軸114と、2枚の固定板112a、112bの間に配置された可動板116と、可動板116を移動させるためのボルト部118とを有する。
各固定板112a、112bは、長方形状に形成されている。固定板112aの両端部には、2本の固定軸114の一端部がそれぞれ固定されている。固定板112bの両端部には、2本の固定軸114の他端部がそれぞれ固定されている。可動板116は、長方形状に形成されている。可動板116の両端部には、2本の固定軸114が挿通される挿通孔120が形成されている。
つまり、可動板116は、2枚の固定板112a、112bの間を固定軸114の軸線方向に沿って移動可能である。可動板116と固定板112aとの間には、チューブ28が挿通されている。可動板116は、チューブ28の外面を内方に押圧することによりチューブ28の流路断面積を調整可能な押圧部材102aである。ボルト部118の先端部は、可動板116の長手方向の中央に固定されている。ボルト部118は、固定板112bの長手方向の中央に形成されたねじ孔122に螺合している。
このような変形例では、ボルト部118を回転させて可動板116を固定板112a側に移動させることにより、チューブ28の流路断面積を狭くする(連続的又は段階的に狭くする)ことができる。
本変形例において、ポジショナ本体14は、吸引流路22を形成する可撓性を有するチューブ28を有し、圧力調整部18dは、チューブ28の外面を内方に押圧することによりチューブ28の流路断面積を調整可能な押圧部材102aを有する。
このような構成によれば、押圧部材102aによりチューブ28の流路断面積を狭くすることができるため、吸着部12の吸引力を調整することができる。
(第5変形例)
図14Bに示すように、圧力調整部18eは、上述した空気導入調整部90(図13参照)と、吸引調整部92bとを有する。吸引調整部92bは、チューブ28に設けられた弁部材130(流量調整バルブ)を備える。弁部材130は、図示しない弁体を有する弁本体132と、弁体の動作を操作するための回転操作部134とを含む。弁体は、チューブ28の流路断面積を連続的又は段階的に変化させることができるものである。弁部材130としては、例えば、バタフライバルブ、ボールバルブ、ゲートバルブ、グローブバルブ等が挙げられる。
このような変形例では、回転操作部134を回転操作して弁体を回転させることにより、チューブ28(吸引流路22)の流路断面積を狭くする(連続的又は段階的に狭くする)ことができる。
圧力調整部18eは、吸引流路22の流路断面積を調整可能な弁部材130を有する。
このような構成によれば、弁部材130を操作して吸引流路22の流路断面積を狭くすることにより、吸着部12の吸引力を調整することができる。
上述した圧力調整部18d、18eにおいて、空気導入調整部90は、省略されてもよい。この場合、通気孔48は、図示しない封止部材によって封止される。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
以上の実施形態をまとめると、以下のようになる。
上記実施形態は、人体の臓器を所望の姿勢に保持するための医療用ポジショナ(10)であって、中空状の吸着部(12)と、前記吸着部の内部空間(12a)の空気を吸引源(210)に導くための吸引流路(22)が形成されたポジショナ本体(14)と、前記ポジショナ本体に設けられた圧力調整部(18、18a~18e)と、を備え、前記圧力調整部は、人手による操作によって動作することにより、前記吸着部の前記内部空間を陰圧にした状態で前記内部空間の圧力を調整できるように形成されている、医療用ポジショナを開示している。
上記の医療用ポジショナにおいて、前記圧力調整部は、前記ポジショナ本体の外部から前記吸引流路に空気を流入させることにより前記内部空間の圧力を調整してもよい。
上記の医療用ポジショナにおいて、前記ポジショナ本体には、前記ポジショナ本体の外部と前記吸引流路とを互いに連通させるための通気孔(48)が形成され、前記圧力調整部は、前記通気孔に挿入された挿入部(62、62a、62b)と、前記通気孔を形成する内面に係止されて前記挿入部に対して気密に接触する環状のシール部材(64)と、を有し、前記挿入部には、前記ポジショナ本体の外部の空気を前記吸引流路に導くための空気導入路(72、72a、72b)が形成され、前記空気導入路は、前記挿入部が前記シール部材に対して前記挿入部の軸線方向に移動することにより、前記シール部材の位置における前記空気導入路の開口面積が変化するように形成されてもよい。
上記の医療用ポジショナにおいて、前記空気導入路は、前記挿入部の外周面に形成された凹部(74、74a)を含み、前記凹部は、前記挿入部の軸線方向に沿って延在してもよい。
上記の医療用ポジショナにおいて、前記凹部のうち前記挿入部の周方向に沿った幅は、前記吸引流路が位置する側に向かって広くなってもよい。
上記の医療用ポジショナにおいて、前記凹部の深さは、前記吸引流路が位置する側に向かって深くなってもよい。
上記の医療用ポジショナにおいて、前記挿入部は、中空状に形成され、前記空気導入路は、前記挿入部の外周面に形成された複数の貫通孔(80)と、前記複数の貫通孔のそれぞれに連通する前記挿入部の内孔(82)と、を含んでもよい。
上記の医療用ポジショナにおいて、前記複数の貫通孔は、前記挿入部の軸線方向にずれて位置してもよい。
上記の医療用ポジショナにおいて、前記挿入部の外周面には、雄ねじ部(68)が形成され、前記通気孔を形成する内面には、前記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部(50)が形成されてもよい。
上記の医療用ポジショナにおいて、前記圧力調整部は、前記挿入部から前記ポジショナ本体の前記外部に向かって突出した操作部(66)を有してもよい。
上記の医療用ポジショナにおいて、前記ポジショナ本体は、前記吸引流路を形成する可撓性を有するチューブ(28)を有し、前記圧力調整部は、前記チューブの外面を内方に押圧することにより前記チューブの流路断面積を調整可能な押圧部材(102、102a)を有してもよい。
上記の医療用ポジショナにおいて、前記圧力調整部は、前記吸引流路の流路断面積を調整可能な弁部材(130)を有してもよい。
10…医療用ポジショナ 12…吸着部
12a…内部空間 14…ポジショナ本体
18、18a~18e…圧力調整部 22…吸引流路
28…チューブ 48…通気孔
50…雌ねじ部 62、62a、62b…挿入部
64…シール部材 66…操作部
68…雄ねじ部 72、72a、72b…空気導入路
74、74a…凹部 80…貫通孔
102、102a…押圧部材 210…吸引源

Claims (13)

  1. 人体の臓器を所望の姿勢に保持するための医療用ポジショナであって、
    中空状の吸着部と、
    前記吸着部の内部空間の空気を吸引源に導くための吸引流路が形成されたポジショナ本体と、
    前記ポジショナ本体に設けられた圧力調整部と、を備え、
    前記圧力調整部は、人手による操作によって動作することにより、前記吸着部の前記内部空間を陰圧にした状態で前記内部空間の圧力を調整できるように形成され
    前記圧力調整部には、前記ポジショナ本体の外部の空気を前記吸引流路に導くための空気導入路が設けられ、
    前記圧力調整部は、前記圧力調整部が前記人手による操作によって動作することにより、前記空気導入路の開口面積が変化するように形成されている、医療用ポジショナ。
  2. 請求項1記載の医療用ポジショナであって、
    前記圧力調整部は、前記ポジショナ本体の外部と前記吸引流路とを互いに連通させるための通気孔が形成され、
    前記圧力調整部は、
    前記通気孔に挿入された挿入部と、
    前記通気孔を形成する内面に係止されて前記挿入部に対して気密に接触する環状のシール部材と、を有し、
    前記挿入部には、前記空気導入路が形成されている、医療用ポジショナ。
  3. 請求項2記載の医療用ポジショナであって、
    前記空気導入路の前記開口面積は、前記挿入部が前記シール部材に対して移動することにより変化する、医療用ポジショナ。
  4. 人体の臓器を所望の姿勢に保持するための医療用ポジショナであって、
    中空状の吸着部と、
    前記吸着部の内部空間の空気を吸引源に導くための吸引流路が形成されたポジショナ本体と、
    前記ポジショナ本体に設けられた圧力調整部と、を備え、
    前記圧力調整部は、人手による操作によって動作することにより、前記吸着部の前記内部空間を陰圧にした状態で前記内部空間の圧力を調整できるように形成され、
    前記圧力調整部は、前記ポジショナ本体の外部から前記吸引流路に空気を流入させることにより前記内部空間の圧力を調整し、
    前記ポジショナ本体には、前記ポジショナ本体の外部と前記吸引流路とを互いに連通させるための通気孔が形成され、
    前記圧力調整部は、
    前記通気孔に挿入された挿入部と、
    前記通気孔を形成する内面に係止されて前記挿入部に対して気密に接触する環状のシール部材と、を有し、
    前記挿入部には、前記ポジショナ本体の外部の空気を前記吸引流路に導くための空気導入路が形成され、
    前記空気導入路は、前記挿入部が前記シール部材に対して前記挿入部の軸線方向に移動することにより、前記シール部材の位置における前記空気導入路の開口面積が変化するように形成されている、医療用ポジショナ。
  5. 請求項記載の医療用ポジショナであって、
    前記空気導入路は、前記挿入部の外周面に形成された凹部を含み、
    前記凹部は、前記挿入部の軸線方向に沿って延在している、医療用ポジショナ。
  6. 請求項記載の医療用ポジショナであって、
    前記凹部のうち前記挿入部の周方向に沿った幅は、前記吸引流路が位置する側に向かって広くなっている、医療用ポジショナ。
  7. 請求項又はに記載の医療用ポジショナであって、
    前記凹部の深さは、前記吸引流路が位置する側に向かって深くなっている、医療用ポジショナ。
  8. 請求項記載の医療用ポジショナであって、
    前記挿入部は、中空状に形成され、
    前記空気導入路は、
    前記挿入部の外周面に形成された複数の貫通孔と、
    前記複数の貫通孔のそれぞれに連通する前記挿入部の内孔と、を含む、医療用ポジショナ。
  9. 請求項記載の医療用ポジショナであって、
    前記複数の貫通孔は、前記挿入部の軸線方向にずれて位置している、医療用ポジショナ。
  10. 請求項4~9のいずれか1項に記載の医療用ポジショナであって、
    前記挿入部の外周面には、雄ねじ部が形成され、
    前記通気孔を形成する内面には、前記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が形成されている、医療用ポジショナ。
  11. 請求項4~10のいずれか1項に記載の医療用ポジショナであって、
    前記圧力調整部は、前記挿入部から前記ポジショナ本体の前記外部に向かって突出した操作部を有する、医療用ポジショナ。
  12. 請求項1~11のいずれか1項に記載の医療用ポジショナであって、
    前記ポジショナ本体は、前記吸引流路を形成する可撓性を有するチューブを有し、
    前記圧力調整部は、前記チューブの外面を内方に押圧することにより前記チューブの流路断面積を調整可能な押圧部材を有する、医療用ポジショナ。
  13. 請求項1~11のいずれか1項に記載の医療用ポジショナであって、
    前記圧力調整部は、前記吸引流路の流路断面積を調整可能な弁部材を有する、医療用ポジショナ。
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