JP3488247B2 - Ivセットで用いる弁装置 - Google Patents

Ivセットで用いる弁装置

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JP3488247B2 JP50801198A JP50801198A JP3488247B2 JP 3488247 B2 JP3488247 B2 JP 3488247B2 JP 50801198 A JP50801198 A JP 50801198A JP 50801198 A JP50801198 A JP 50801198A JP 3488247 B2 JP3488247 B2 JP 3488247B2
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ギルバート エフ ジェーモット
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、広くは、管路を通る流体の流れの制御に用
いられる弁に関し、より詳しくは、締まり嵌め封止素子
が弾性変形自在な管内部の所定の位置に保持されて該管
とシールを形成する種類の弁に関する。
従来から、ボールを利用して弾性変形自在な管の内部
を封止する各種の弁構成が考案されている。ボールの直
径は、管の内径よりわずかに大きく設定されており、そ
れによって、管内部の流体圧力にもかかわらず封止が維
持できるような締まり嵌めが得られる。ボールの周りで
管を挟むと、径方向に対向する二点で管がボールに対し
て押し付けられ圧縮される。このような変形によって、
管は、圧縮された区域に隣接する部分で外側へたわみ、
それによってボールの両側に二つの流体の通路が生成さ
れる。管を放すと、弾性の管が弛緩し、ボールの周りで
以前と前と同じ形状をとるようになり、流体の通路が再
封止され、それによって流体の流れが止まる。
多くの場合、管内部の固定位置にボールを維持する必
要がある。それができないと、ボールに対する流体の圧
力によるかあるいはボールの周りで管の外側にかかる圧
力によってボールが流され、管の内部でボールの位置が
移動するおそれがある。ボールが固定されていないと、
管の外部に加えられる圧力はボールを圧力点から移動さ
せ、それによって、流体の通路の生成が妨げられる。比
較的摩擦の小さい管あるいはボールの材料を使用する場
合には、これがとくに問題となるおそれがある。
ボールを管内部の特定の位置に維持するために、従来
から、さまざまに異なるアプローチが試みられてきた。
その一例として、ボールを収容する管の内径を局所的に
大きくし、管の直径の小さい隣接する部分でボールが所
定の位置から移動するのを防ぐようにしたものが挙げら
れる。また、管の内部のボールの両側に配置した挿入物
を用いて同様にボールの移動を妨げる試みもある。しか
し、このように管の幅を変えたりあるいは挿入物を使用
したものでは、ボールを管内部の一定の位置に正確に配
置する必要があるため、製造費が高く、また組み立て費
も高くなる。
医療の分野では、流体投与セット内を通る流れを必要
なときに止めることのできるようなセット内の弁に対す
る需要が存在する。多くの場合は、手動の流れ止め弁素
子が配設され、該流れ止め弁素子の構成要素の相対位置
に応じて、流れを止め、流れを通し、あるいは全開より
小さい流れを通す構成とされている。この種の流れ止め
素子は、操作員が手で操作でき、投与セットを通る医用
流体を自由に流したり止めたりすることができるように
して患者に用いる前にセットから迅速に空気を除去し、
それによって患者への投与の制御ができるようにするこ
とがのぞましい。
この種の素子は、汲み出し行程の間少なくとも管の一
部分を閉塞状態に維持することのできる蠕動式ポンプを
投与セットとともに用いても必要になる場合がある。流
れ止め素子は、蠕動式ポンプとの係合前および係合後の
いずれでも効果的に使用することができる。流れ止め素
子は、患者に取り付ける前に管と係合させて上に述べた
ように流体の自由な流れを妨げまた一時的に通してセッ
トから空気を除去することができる。汲み出し行程が完
了した後、流れ止め素子を再び係合させ、セットからポ
ンプを取り外した後患者に流体が自由に流れるのを防ぐ
こともできる。
自動閉止式の構成のものもすでに開示されており、ス
テムマウント上に形成されたボール封止素子が投与セッ
トの取り付け具に固定して取り付けられ、次に該投与セ
ットが固定される構成となっている。取り付け具は、蠕
動ポンプ内の蠕動機構から上流の横方向にずらされた位
置で取り付けブラケットに受けられる。管を蠕動機構と
係合させるときには、管がボールの片側へ引き伸ばさ
れ、それによって管の内壁の片側がボール素子から離れ
るように引かれ、流体の通路が生成される。通常の操作
では、管は、蠕動汲み出し機構によって封止素子の片側
へ引き伸ばされた状態に保持される。この横方向のずれ
は、弁をその開いた流位置に維持するのに役立ち、管を
ポンプ機構との係合から放すと、管が弛緩して再びボー
ルと封止を行ない、それによって自動的に弁と流体の流
れを閉じる。
上の構成には少なからず欠点がともなう。例えば、ボ
ール封止素子が上流に配置され、横方向の引きによって
そこを通って流れが生じる場合には、蠕動機構内への管
の誤装荷があると、横方向の引きが生じ、それによって
弁は開くが蠕動機構が弁の下方の管を完全に閉塞させ
ず、患者への流れが制御されない事態が生じるおそれが
ある。さらに、公差の制御が正しく行なわれず、ボール
が大きすぎたりあるいは管の内径が小さすぎたりする
と、弁が開かず、ポンプが流体を送り出すことができな
くなる。
上に述べた弁の構成は、例えば、血液サンプル採取器
具、排流バッグ、IVセット、蠕動ポンプなどの医用素子
を含むさまざまな用途で用いられている。しかし、それ
らは、いずれも、操作員による弁の連続操作を必要とし
たりあるいは弁を通る流体の流れを維持するために該弁
と蠕動ポンプなどの比較的複雑な外部素子との連続相互
作用を必要とするものばかりである。用途によっては、
この種の複雑な相互作用を必要とせずに弁を開いた状態
にセットできることがのぞましいものもあろう。通常は
閉じているが、蠕動ポンプの作動時には自動的に開きま
たポンプが作動と止めたときあるいは管がポンプ内に誤
装荷されたときには自動的に閉じるような流れ制御弁が
あればきわめて効果があろう。不注意のために投与セッ
トが蠕動ポンプ機構と正しく係合しなかったりあるいは
該機構との係合がはずれた場合には、弁が自動的に閉
じ、それによって自由な流れの状態を避けることにな
る。同様に、ポンプの操作員が上流流れ止め素子を閉じ
る前に蠕動ポンプから投与セットを取り外した場合に
は、ボール弁が自動的に閉じて自由な流れを避けること
になる。最後に、投与セットとポンプとの位置合わせが
くるったりあるいは蠕動フィンガーの一つが作動サイク
ル中に流体の通路を完全に閉塞できなかった場合には、
流れ制御弁が流体の自由な流れを妨げる。
従来のボール型弁は、ボールの周りで管を手で挟むこ
とによる以外弁を開く手段を備えていない。これは、弁
を開いた状態に保持するためには操作員の連続的な操作
が必要になるという欠点をともなう。さらに、管を挟ん
で弁を開くのは、簡単な作業ではなく、ボールを静止状
態に保持しながら管を手で横方向に引く作業工程でもな
い。したがって、操作員がより少ない力でまた連続的な
操作を行なわずとも効果的に弁を開くことができるボー
ル型の弁がのぞまれる。多忙な看護要員は、作動が容易
な構成の弁を好むであろう。さらに、弁は、投与セット
と位置合わせして設置されれば有意な制約を生じないも
のであるべきであるため、そこを通る流れを最大にする
ことがのぞまれる。
したがって、当業者は、構造が簡単で費用がかから
ず、使用が容易であり、連続開放モードでもあるいは自
動閉止モードでも使用できる弁に対するニーズを認識し
ている。本発明は、これらのニーズおよび他のニーズを
満たすものである。
発明の概要 本発明は、通常は流れを止める構成となっているがあ
らかじめ設定された量の内部流圧を受けたときには自動
的に開くボール型弁を提供するものである。あるいは、
該弁は、弁を手動で挟んだりあるいは弁があらかじめ設
定された圧力を受けたりせずとも連続して完全に開いた
状態を維持するように作動させることができる。
本発明の弁は、ほぼ剛性のハウジングを含み、弾性変
形自在な管が該ハウジングに取り付けられる。該ハウジ
ングには封止素子が取り付けられ、該封止素子は管の中
に伸び、その封止面が管の内壁と係合してシールを形成
する。封止面の外径、管の内径、および管の弾性は、管
を十分に膨張させて流体が封止素子の周りをしたがって
弁を通って流れることができるようにするためにはあら
かじめ設定された量の内部流圧−これを「クラッキング
圧力」と呼ぶ−を加える必要があるように選ばれる。こ
のようなクラッキング圧力は、管に接続された高い位置
の流体貯蔵容器によって管内に生成される最大落差圧よ
り大きいが弁上方で管に係合する流体汲み出し機構によ
って生成される圧力より小さいようにあらかじめ設定さ
れる。
あるいは、弁は、作動素子を封止素子の周りで管に係
合させて完全に開いた位置に保持することもできる。こ
の作動素子は、封止面の外径よりわずかに大きいが管の
外径より小さい距離だけ互いに隔てられた二つの対向面
を含むものである。この作動素子をハウジングに隣接し
て管の周りに配置すると、封止素子の対向する側部の二
つの点で管に圧力が加えられ、管が変形して弁が開く。
ハウジングの外面は、例えば蠕動ポンプ内部の汲み出
しセグメントの下流で取り付けブラケット内に受けられ
る構成とすることができる。この取り付けブラケット
は、ハウジングを汲み出し機構に対して固定位置でハウ
ジングを保持する。作動素子は、さらに下流のIV管に直
接取り付けまたはつなぎ止めて、作動素子が容易に操作
でき管を封止面の周りに係合させることができるように
することもできる。あるいは、作動素子を必要なときに
容易に位置を確認して使用できるような他の位置に取り
付けることもできる。封止部材は、該封止部材に固定し
て取り付けられハウジングの中ぐり内に固定されたステ
ムによって所定の位置に保持される。ステムの表面およ
び/またはその固定部には溝を付けて、流体が流れるよ
うにすることもできる。
他の一側面にあっては、ハウジングは、汲み出し機構
に対して、管が汲み出し機構内に取り付けられたときに
それが封止素子に対して横方向に引かれそれによってク
ラッキング圧力が下がるが、該クラッキング圧力を管に
接続された高い位置の流体貯蔵容器によって管内に生成
される最大落差圧より大きく維持するような位置に配置
される。より細かい一側面にあっては、弁のステムは、
剛性で、管が汲み出し機構内で横方向に引かれても有意
に曲がらないようなものが選ばれる。ステムのこの剛性
によって、封止素子は、汲み出し機構によって横方向に
曲げられてクラッキング圧力を下げる管に対してある角
度に保持される。
さらに他の一側面にあっては、封止素子に取り付けら
れるステムは、他の軸よりはある一つの軸でより可橈性
を示すように形成される。一つの軸でのこの高い可橈性
によって、弁を蠕動ポンプ内に取り付ける間に該弁がそ
の軸で曲げの圧力を受けたときに、封止素子と可橈性の
管の間のシールが維持される。取り付け工程の間に管が
曲げられても、ステムは若干だけ曲がって管の縦軸と位
置合わせされ、それによってシールが維持される。
本発明のこれらおよび他の特徴および効果は、例とし
て本発明の原理を図示する添付の図面を参照して以下に
行なう好ましい一実施形態の詳細な説明から明かとなろ
う。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の原理を組み込んだ弁装置の断面図
で、弁が閉じられた状態を示す。
第2図は、ステムおよび固定具部分を含む封止素子の
拡大図である。
第2a図は、第2図の2a−2a線に添った断面図である。
第2b図は、封止素子の他の一実施形態の断面図であ
る。
第3図は、第1図の3−3線に添った断面図で、弁が
閉じられまた管が封止素子を封止状に取り囲んでいる状
態を示す。
第4図は、第3図と同様な断面図であるが、内部の流
体圧力が弁のクラッキング圧力を越えて弁が開いている
状態を示す。
第5図は、弁の断面図で、作動素子が弁を開いて流体
を流す位置にある状態を示す。
第6図は、弁を開いた状態に維持するための作動素子
の一実施形態の拡大斜視図である。
第7図は、第5図の7−7線に添った断面図で、作動
素子と管の相互作用で封止素子の周りに流体の通路が形
成される状態を示す。
第8図は、本発明の弁装置の蠕動ポンプ内部での使用
時の断面図で、ハウジングがブラケットによって固定さ
れ、管他ステムおよびシール素子に対して横方向にずら
されて汲み出しフィンガーと係合した状態を示す。
第9図は、重力送り構成で用いられている弁装置を示
す斜視図で、弁は、作動素子との係合によって作動して
流れを生じる構成となっている状態を示す。
好ましい実施形態の詳細な説明 図面は、全体的に本発明の好ましい実施形態を示し、
とくにIVセット内で位置合わせして用いられるときのそ
の多様な機能を示している。該弁は、構造がきわめて簡
単で費用が安い。さらに、使用が簡単で少なくとも二つ
の異なる操作モードで作動させることができる。
第1図は、弁12の断面図で、閉じた状態を示す。剛性
でほぼ円筒状のハウジング14は、内部に中ぐり16が形成
され、流体がそこを通って流れることができる。ハウジ
ングの外面は、立ち上がったカラー20を含み、該カラー
は、可橈性の管22が直径の小さい部分18上に受けられて
該ハウジングに接合されるときにハウジングを固定する
固定面として機能する。管を直径の小さい部分上に保持
するのは締まり嵌めによって行なわれるが、さらに接着
剤をもちいてもよい。
第2図に拡大図で示す球形の封止素子24は、管22の中
に配置されて固定部28でハウジングに接合されるステム
26によって所定の位置に保持されている。球形の封止素
子の直径は、その封止面によって十分な力で管の内壁と
係合し、第3図に示すようなシールを形成するよう十分
に大きく設定される。さらに、この封止素子の直径は、
管の直径を十分に広げて流体が封止面を通って流れるこ
とができるようにするためには、管の内部で流体があら
かじめ設定された「クラッキング圧力」を加える必要が
あるように設定されている。
固定部は、中ぐりに挿入するとハウジングと締まり嵌
めを形成しまた接着剤によって所定の位置に保持できる
寸法を有する。ステムの外部に形成された縦方向の溝30
と固定部は、流体の通路を形成し、それによって中ぐり
が管の内部空間と流体連通する。固定部28から遠位にあ
る拡大部27は、弁の組み立てを容易にして、弁が中ぐり
の中に挿入されるとステムが底に達して安定するように
する機能を果たす。
第2a図は、ステム26の一実施形態の断面図である。図
示の実施形態にあっては、ステムは、ほぼ非可橈性で比
較的剛性の材料で形成され、各々が大きさ形状とも互い
に等しい四本の溝30を有する。直交する軸29および31
は、好ましくは互いに等しい。ステムは、比較的剛性で
あるため、管上で作動するポンプの使用中に管が球形の
封止素子に対して横方向に引かれても大きく曲がること
はない。したがって、管が横方向に引かれあるいは曲げ
られると、弁のクラッキング圧力が低下することにな
る。
第2b図は、ステム26bのより可橈性のある他の実施形
態を示す断面図である。この場合には、ステムは、より
弾性のある材料で形成される。このような材料を選択す
ることで、ステムは軸29に添って曲がりやすくなり、使
用時に管および弁を蠕動ポンプ内に取り付けるあるいは
設置する間に管が曲がっても管の縦軸の動きに追従でき
る効果が得られる。以下に説明するように、弁をポンプ
内に取り付けるときには、軸を外れた力が加わり、管を
ボール対して曲げる場合がある。この曲げによってクラ
ッキング圧力が十分低下すると、弁が開いて上流から流
体が若干弁を通って漏れるおそれがある。効力の強い一
定の薬物の場合には、これはのぞましくない現象であ
る。第2b図に示す実施形態では、ステムにより弾性のあ
る材料が用いられ、管とステムがポンプの中に取り付け
られるときに管とともに軸29に添って曲がりやすくな
る。ステムが管とともに曲がるため、クラッキング圧力
がのぞましいレベルに維持され、漏れは生じない。
しかし、蠕動機構による弁の作動時には、以下でより
詳細に説明するように直交する軸31ではクラッキング圧
力が低下することがのぞましい。この軸31でクラッキン
グ圧力を低下させるため、ステムは、第2b図に示すよう
にこの軸ではより多量の材料を用いて形成され、その軸
31での剛性が高くなるようにされる。使用時に蠕動機構
によって管が横方向に引かれても、ステムは管とともに
は曲がらず、したがってクラッキング圧力が低下するこ
とになる。
第5および7図は、作動素子32が所定の位置に取り付
けられた本発明の弁12を示す。第7図に斜視図で示す作
動素子は、断面が円形でその直径がハウジング14の直径
の小さい部分18で受けられる管の直径にほぼ対応する縦
方向の溝34を含む。作動素子の中央近くには、断面が小
さい部分36がある。この中央部分は、ほぼ正方形の溝を
有し、その対向する面38、40の間の間隔は、弛緩した状
態では弾性変形自在な管22の外径より小さいが封止面24
の直径よりは大きく設定される。作動素子の反対側に
は、その内部にIVセットの管を受ける大きさの円形の断
面を有する第二の溝42が形成されている。この作動素子
は、両端からみて対称形であり、いずれの方向に弁素子
を受けることもできる。
本発明の弁装置12の構成には、さまざまな材料を使用
することができる。好ましい一実施形態にあっては、弁
ハウジング14は、ポリ塩化ビニルからなり、球形の封止
素子24、ステム26、および固定部28は、ABSで一体成形
され、作動素子32は、成形されたサイロライトG20で構
成される。管22には、押し出しシリコンゴムを用いて適
当な量の変形性と弾性があたえられる。第2部図に示す
より可橈性のある実施形態では、封止素子24、ステム2
6、および固定部28は、好ましくはスチレン・ブタジエ
ン・コポリマーのようなきわめて弾性のある材料で形成
される。
第3図に示すように、管内部の流体の圧力がクラッキ
ング圧力以下で作動素子32が封止素子の周囲にないとき
には、弁が閉じられる。封止素子24と管22の締まり嵌め
によって、シールが形成され、重力駆動式投与セットな
どの投与セットによって生成される最大落差圧が加えら
れたときでもそのシールが維持される。弁の管上流内部
の圧力がクラッキング圧力を越えると、第4図に示すよ
うに管が広がってその直径が封止素子24より大きくな
り、封止素子24と管の内部の間を流体が自由に流れるこ
とができるようになる。本発明の弁の構成では、手動と
自動の二つの異なる操作モードが可能である。手動操作
モードでは、作動素子32を滑動させて管22の上に取り付
け、第5および7図に示すように直径の小さい部分36が
封止素子24の周りに配置されるようにする。第5図で
は、作動素子32は、管22および封止素子24の上を滑動
し、その一部がハウジングの上にある。作動素子32の直
径の小さい部分25の長さは、作動素子が滑動してその直
径の小さい部分25とハウジングの直径の小さい部分18が
接触すると作動素子の直径の小さい部分25が封止素子24
の上にきて流れが起きるように設定される。これによっ
て、操作員は、作動素子をハウジングの上で管に取り付
け、それを停止するまでハウジングに向けて滑動させる
だけで、作動素子が正しい位置に来て流れが起きる状態
にあることを容易に確認することができる。
第7図からわかるように、作動素子は、径方向に対向
する二つの点42で管に圧力を加え、それによって管が変
形して封止素子24の両側で二つの流体の通路44が生成さ
れる(第7図)。これによって、弁は開いた状態とな
り、作動素子32が取り外されるまでその状態にとどま
る。この操作モードは、注入に先立ってIVセットから空
気を取り除くときあるいは重力で流体を送り出して投与
するときに用いられる。第9図からわかるように、弁
は、IVセット50を通る流体の流れを制御するために用い
ることができる。
一実施形態にあっては、作動素子32は、IVラインを第
二の溝42内で受けることによって弁から下流でIVセット
に恒久的に取り付けされる。この溝は、十分に小さくて
管をつかみ、したがって作動素子が管を滑動して落ちて
いくことはないが、それを所定の位置に保持するために
接着剤を使用することもできる。接着剤を使用すること
によって、作動素子がなくなったりその結果必要なとき
に使用できないという事態を確実に避けることができ
る。ループ51を形成すれば、溝34が弁12と位置合わせさ
れ、直径の小さい部分が必然的に弁部材24の周りで管の
上にくるようにすることができる。このようにすれば、
それ以上あるいは継続的に操作せずに弁を開いた状態に
維持することができる。
自動操作モードでは、弁は、封止面の直径を変形自在
な管32の内径に対して正しく設定すれば、管の弾性によ
って外部のハードウエアを用いることなく機能する。内
部の流体の圧力が増大すると、それに反応して管の直径
が増大する。クラッキング圧力に達すると、管の内面が
封止面から離れ、第4図に示すようにその周りに流路46
が形成される。流体の圧力がクラッキング圧力以下に低
下すると、管が弛緩し、第3図に示すシールが再び確立
される。
第8図は、本発明にもとづく弁がIVセット50内に位置
合わせして設置され、リニア蠕動ポンプ52によって操作
される状態を示す。ポンプは、高い位置の貯蔵容器53か
ら患者55への流体の流れを計量する機能を果たす。ポン
プ・ハウジング内に形成された取り付けブラケット54
は、弁ハウジングのカラー20と共働して弁ハウジング14
を固定し、IVセット内部に位置合わせして設置された取
り付け具56も、同様にブラケット58によって固定され
る。このような設置によって管22には張力が加えられ
る。管は、汲み出し部60通され、圧力パッド62が管をリ
ニア蠕動機構の汲み出しフィンガー64に押し付けるよう
に付勢する位置に動かされると、管は、66でボール24に
対して横方向にずらされる(管が図の左へ引かれる)。
管に張力が加えれれているとともに横方向のずらされる
と、ステムが比較的剛性であるため、管は、軸から外れ
るように引き伸ばされて弁のクラッキング圧力を低下さ
せる。ただし、クラッキング圧力は、いぜん、IVセット
によって生成される落差圧より大きい。したがって、弁
は、ポンプによって十分な圧力が生成されるまで閉じた
状態にとどまり、圧力がクラッキング圧力以下に低下す
ると直ちに再び閉じる。これによって、ポンプによって
適当な圧力が生成されたときのみ流路が生じる機能が得
られる。すなわち、単にポンプ内に設置されただけでは
流路が開かれず、その結果、故障したポンプ例えば蠕動
フィンガーがその作動サイクル中ポンプを完全に閉塞し
ないようなポンプあるいは内部に管が誤装荷されたポン
プでは、自由な流れが生じないことになる。
固定部の径方向の縁部は、ハウジング内部で締まり嵌
めが生じる寸法にされる。ステムの近端27は、組み立て
た後ステムがハウジング14内に挿入され過ぎるのを防ぐ
大きさとされる。第2b図の実施形態では、ステム26は、
ハウジングおよびカラー20に対して、圧力パッド62によ
る管の横方向のずれによって生成される力がステムの可
橈性の小さい軸31と位置合わせされる方向に配置され
る。これによって、管が横方向に引かれるとクラッキン
グ圧力は約10psiから1−1/2psiに低下することが可能
となる。ただし、弁を第8図に示す構成を有する蠕動ポ
ンプ上のブラケットの中に取り付ける場合には、管、封
止素子、およびステムはまずある角度で押し付ける必要
がある。第2b図の実施形態では、ステムにより弾性のあ
るプラスチック材料が用いられまたステムはより狭い軸
29が取り付けの工程で生じる曲げの力を受ける方向に向
けらており、したがって、取り付けの間ステムは管とと
もに軸29に添ってたわみ、シールが維持される。この軸
29の方向の可橈性によって、弁は、第8図に示すハウジ
ング内により容易に設置することが可能となる。第2a図
に示すステムの深い溝が切られた面および固定具は、ハ
ウジング内部での流体の流れを最大にするのに役立つ。
以上の説明のように、本発明によって新規な弁装置が
提供される。この装置では少なくとも三つの操作モード
が可能である。第一のモードでは、例えば一本のゆびと
親ゆびを使ってボールの周りで管を挟むなど弁を手動で
作動させることによって重力による流れが得られる。第
二のモードでは、第6図に示す作動素子によって作動さ
せて重力による流れが得られる。第三のモードでは、ク
ラッキング圧力以上の圧力をあたえるポンプ動力駆動に
よる流れで作動する。
以上、本発明の特定の形態を図示して説明したが、当
業者には、本発明の精神および範囲から逸脱することな
くさまざまな変更が可能なことが明らかであろう。すな
わち、本発明を限定するものは添付の請求の範囲のみで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−40567(JP,A) 特開 昭61−37171(JP,A) 実開 昭63−151149(JP,U) 米国特許5853397(US,A) 米国特許4267835(US,A) 仏国特許出願公開2456525(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 5/168 A61M 39/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】落差圧および前記落差圧より高い汲み出し
    圧を受けるIVセットで用いるための弁において、 内部に流体を導く中ぐりが形成されたハウジング、 前記ハウジングに取り付けられて前記中ぐりと流体連通
    するように弾性変形自在な管であって、内径および外径
    を有する前記管、および、 封止面を有する封止素子であって、前記封止面が前記管
    内部に配置されるようにステムによって前記ハウジング
    に取り付けられ、前記封止面は、前記管が前記落差圧よ
    り大きく前記汲み出し圧より小さいクラッキング圧力以
    下の内圧を受けると前記管と係合してシールを維持する
    寸法を有する前記封止素子、 からなり、 前記ステムが、流体がステムの周りを流れるような深さ
    の長さ方向に延びた溝を設けた外面を有していることを
    特徴とする弁。
  2. 【請求項2】前記ステムは、二本の直交する軸を有し、
    第一の軸は、前記第一の軸に添った力を受けるとそれと
    直交する軸が有する可撓性より小さい可撓性をステムに
    与えるように形成される請求項1に記載の弁。
  3. 【請求項3】前記ステムは、前記第一の軸でより断面が
    大きく、それによってそれと直交する軸より可撓性が小
    さくなる請求項2に記載の弁。
  4. 【請求項4】前記ハウジングは、蠕動ポンプ内に配置さ
    れたブラケットで受けられて固定される外部の形状を有
    する請求項1ないし3のいずれか一項に記載の弁。
  5. 【請求項5】前記弁は、さらに、前記管の外径より小さ
    く前記封止面の直径より大きい距離だけ互いに隔てられ
    た二つの対向する平行な面をもつ作動素子を有し、前記
    作動素子は、前記管に取り外し自在に取り付けられて前
    記対向する面が前記管を前記封止面に押しつけて圧縮す
    る構成とされる請求項1ないし4のいずれか一項に記載
    の弁。
  6. 【請求項6】前記作動素子は、前記管に取り付けられる
    とともに前記ハウジングと係合する構成である請求項5
    に記載の弁。
  7. 【請求項7】前記作動素子は、対称形で、二つの異なる
    方向で前記管に取り付けることができる請求項5又は6
    に記載の弁。
  8. 【請求項8】前記作動素子は、前記IVセットに恒久的に
    取り付けられる請求項5ないし7のいずれか一項に記載
    の弁。
  9. 【請求項9】前記作動素子は、前記IVセットの管路形成
    部品を受け入れるように寸法決めされた溝を有する請求
    項8に記載の弁。
  10. 【請求項10】前記作動素子は、前記溝が前記管路を受
    け入れかつ前記作動素子が前記管路に取り付けるととも
    に、前記ハウジングと係合する請求項9に記載の弁。
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