JP7466642B2 - レンバチニブメシル酸塩結晶形xi及びその調製方法 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
〔技術分野〕
本出願は医薬結晶形の分野に関し、特にレンバチニブメシル酸塩結晶形及びその調製方法に関する。
〔背景技術〕
レンバチニブ(Lenvatinib)、化学名:4-[3-クロロ-4-(シクロプロピルアミノカルボニル)アミノフェノキシ]-7-メトキシ-6-キノリンカルボキサミド、その構造式は式Iで表される通りである。
レンバチニブは、日本のエーザイ株式会社が開発した甲状腺癌及び肝臓癌の治療薬である。レンバチニブは経口マルチ受容体チロシンキナーゼ(RTK)阻害剤であり、その受容体と新型結合モードを有し、腫瘍増殖に関与する他の血管新生促進及び発癌性シグナル伝達経路関連RTKを阻害する他、更に血管内皮の成長因子(VEGF)受容体のキナーゼ活性を選択的に阻害することを可能とする。2015年2月13日、放射性ヨード不応性局所再発又は転移性進行性分化型甲状腺癌の患者の為の治療薬としてFDAに承認され、その後、欧州連合及び日本での販売が承認され、2018年9月5日には、中国食品医薬品管理局により、過去に全身療法を受けたことがない切除不能な肝癌患者の為の治療薬として承認された。
特許CN100569753C、CN101337931B、CN101337932B、及びCN101337933Bは、レンバチニブメシル酸塩の結晶形A、B、C、F及びIを開示している。そのうち、無水結晶形Bは、異なる湿度条件下で結晶形C又は結晶形Cとの混合結晶に変化し、結晶形Iも、異なる湿度条件下で結晶形C又は結晶形Cとの混合結晶に変化する。従って、結晶形B及び結晶形Iは安定性が低くなる。
上記から分かるように、当技術分野では、安定性が良好であり、製品品質がより優れて、調製プロセスが簡単で、且つ産業化生産に適したレンバチニブメシル酸塩の結晶形及びその調製方法を提供することを依然として必要とする。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、レンバチニブメシル酸塩の結晶形が安定しておらず、製品の品質が不安定で、調製プロセスが煩雑で、大規模生産ができないという従来技術の問題を解決する為の、レンバチニブメシル酸塩の結晶形を提供することである。
上記の技術的問題を解決する為に、本発明の技術的解決手段は以下の通りである。
レンバチニブメシル酸塩結晶形XIであり、そのX線粉末回折パターンは約5.73°±0.2°、8.03°±0.2°、11.45°±0.2°、12.75°±0.2°、16.15°±0.2°、17.24°±0.2°、18.16°±0.2°、19.69°±0.2°、20.68°±0.2°、22.15±0.2°、22.96±0.2°、23.76±0.2°、24.32±0.2°、25.13±0.2°、26.32±0.2°、27.00±0.2°、28.87±0.2°、29.51±0.2°、34.90±0.2°の回折角(2θ)におけるピークを含む。
好ましくは、前記結晶形XIのX線粉末回折パターンは基本的に図1に示される通りである。
好ましくは、前記結晶形XIの示差走査熱量測定(DSC)の吸熱ピークの温度はそれぞれ114.05±5℃及び158.56±5℃である。
好ましくは、前記結晶形XIの熱重量分析(TGA)は、30~140℃の範囲で約6.94%の重量損失を示している。
好ましくは、前記結晶形XIの水分含有量は6.5%である。
好ましくは、前記結晶形XIは、2つの結晶水を含むレンバチニブメシル酸塩二水和物である。
本発明は更に前記レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製方法を提供し、以下の工程を含む:
1、酢酸エチル及び精製水を、室温で一定の体積比で攪拌して均一に混合し、
2、レンバチニブメシル酸塩を工程1の混合溶媒に加え、
3、工程2の懸濁液を均一に分散させた後、結晶形XIの種結晶を一定量加え、15~40℃の温度で4~24時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、固体粉末、即ち、前記レンバチニブメシル酸塩結晶形XIを得る。
好ましくは、工程1において、酢酸エチルと精製水との一定の体積比は100mL:(2~10)mLであり、より好ましくは、酢酸エチルと精製水との一定の体積比は100mL:(2~5)mLであり、最も好ましくは、100mL:3mLである。
好ましくは、工程2において、レンバチニブメシル酸塩と工程1における混合溶媒中の酢酸エチルとの質量対体積比は1g:(10~30)mLであり、より好ましくは、レンバチニブメシル酸塩と工程1における混合溶媒中の酢酸エチルとの質量対体積比は1g:(15~25)mLであり、最も好ましくは、1g:20mLである。
好ましくは、工程3において、一定量の結晶形XIの種結晶は、レンバチニブメシル酸塩供給量の0~10%質量分率であり、より好ましくは、一定量の結晶形XIの種結晶は、レンバチニブメシル酸塩供給量の2~6%質量分率であり、最も好ましくは、5%質量分率である。
好ましくは、反応温度は20~30℃であり、より好ましくは、20~25℃であり、最も好ましくは、25℃である。
好ましくは、攪拌時間は6~12時間であり、より好ましくは、6~10時間であり、最も好ましくは、8時間である。
更に好ましくは、前記レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製方法は、以下の工程を含む:
1、酢酸エチル及び精製水を、室温で攪拌して均一に混合し、ここで、酢酸エチルと精製水との体積比は100mL:3mLであり、
2、レンバチニブメシル酸塩を工程1の混合溶媒に加え、ここで、レンバチニブメシル酸塩と酢酸エチルとの質量対体積比は1g:20mLであり、
3、工程2の懸濁液を均一に分散させた後、結晶形XIの種結晶をレンバチニブメシル酸塩供給量の5%質量分率で加え、25℃の温度で8時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、固体粉末、即ち、前記レンバチニブメシル酸塩結晶形XIを得る。
本発明によって調製されるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIは、以下の利点を有する:
1、本発明によるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIは、良好な溶解性、良好な薬物動態特性及び良好な安定性を有し、医薬製剤の調製に適している。
2、本発明によるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIは、高温、高湿度及びビームの条件下で結晶形を安定に保つことができる。
3、本発明によるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIは、良好な流動性、良好な圧縮性、高いかさ密度、低い吸湿性、及び均一な粒子径分布を有する。
4、本発明によるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIは、高純度であり、有機溶媒和物ではなく、有機溶媒残留リスクがなく、そして高い安全性を有する。
5、本発明によるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製方法は、酢酸の使用を回避することができ、得られた生成物は、高純度、低不純物、高収率であり、穏やかなプロセス条件、単純且つ回収容易な溶媒系、単純な操作、良好な安定性を有し、キログラムレベルの製品を安定して調製できる為、大規模産業化生産に有利である。
〔図面の説明〕
〔図1〕実施例1によるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIのXRDパターン。
〔図2〕実施例1によるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIのDSCパターン。
〔図3〕実施例1によるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIのTGAパターン。
〔図4〕実施例1によるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIのDVSパターン。
〔図5〕実施例11による異なる配置条件下でのレンバチニブメシル酸塩結晶形XIのXRD比較パターン。
〔発明を実施するための形態〕
以下、実施例を参照して本出願について更に詳細に説明する。本出願の実施例は、本出願の技術的解決手段を説明する為に使用されるものであり、本出願の本質及び範囲を限定するものではない。
本出願で使用される略語の意味は以下の通りである。
XRD:X線粉末回折
本出願に記載のX線粉末回折(XRD)の測定は、中国遼寧丹東浩元社DX-2700B粉末回折計を使用して収集し、具体的なパラメーターは次の通りである。
DSC:示差走査熱量計
本出願に記載の示差走査熱量測定(DSC)の測定値は、METTLER TOLEDOのモデルDSC-1を使用して収集し、加熱速度は10℃/分、温度範囲は25~250℃であり、テスト中に窒素パージ速度は60mL/分である。
TGA:熱重量分析装置
本出願に記載の熱重量分析(TGA)測定は、METTLER TOLEDOのモデルTGA-2を使用して収集し、加熱速度は10℃/分、温度範囲は30~250℃であり、テスト中に窒素パージ速度は20mL/分である。
DVS:動的蒸気吸着分析装置
本出願に記載の動的蒸気吸着分析(DVS)は、TAモデルQ5000SAを使用して収集し、平衡温度は25℃であり、具体的なテストパラメータは次の表に示す通りである。
KF:カールフィッシャー水分計
本出願に記載の水分はMetrohm(メトローム)のモデル870KF Titrino plusのカールフィッシャー水分計を使用して測定している。
GC:ガスクロマトグラフ
本出願に記載の溶媒残留物は、Agilentのモデル7890Bのガスクロマトグラフを使用して測定し、具体的なパラメータは次の表に示す通りである。
HPLC:高速液体クロマトグラフィー
HPLCスペクトルの測定は、アジレントのAgilent1260DAD型液体クロマトグラフを使用して実施した。本出願において、レンバチニブメシル酸塩のHPLC純度は次の方法によって実行した。
(1)オクタデシルシラン結合シリカゲルを充填剤として使用したカラム
(2)検出器:UV検出器(波長252nm及び205nm)
(3)流速:1mL/分
(4)運行時間:溶媒ピークからタイムを計り、レンバチニブピークの保持時間の約2.7倍である。
(5)試験液:本製品を12.5mg取り、正確に秤量し、溶媒に溶解し、希釈して、1mLあたり約0.5mgを含む溶液を作成して試験溶液とする。
(6)注入量:10μl、自動積分法により試験液を測定し、ピーク面積に応じて試験サンプル中のレンバチニブの純度を算出する。
溶媒スクリーニング実験
レンバチニブメシル酸塩の新たな結晶形を発見する為に、本発明者らは、一定量のレンバチニブメシル酸塩を反応溶媒に懸濁させ、25℃で6~8時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させる方法により、新たな結晶形をスクリーニングした。
反応溶媒をスクリーニングしたところ、反応溶媒が酢酸エチルと水との混合溶媒である場合、新たなレンバチニブメシル酸塩結晶形XIが得られることが明らかになり、その結果を以下の表1に示す。
上記の表1に示すように、メタノール、エタノール、アセトン等の純粋な有機溶媒を反応溶媒として使用した場合、得られる生成物は結晶形A又は結晶形Cであり、エタノールと水との混合溶媒等の他の混合溶媒を反応溶媒として使用した場合、得られる生成物は結晶形Aである。表1に示すように、酢酸エチルと水との体積比が100mL:(2~10)mLの場合のみ、生成物として結晶形XIを得ることが可能であり、その効果が最高であり、最も安定した方法である。
〈実施例1:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製〉
酢酸エチル200mL及び精製水10mLを室温で攪拌して均一に混合した後、レンバチニブメシル酸塩10.0gを、酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、懸濁液を均一に分散させた後、25℃で24時間攪拌し、吸引濾過により乾燥させて、収率91.0%、純度99.73%、9.1gの固体粉末を得た。
H-NMRデータは次の通りである。
H NMR(400MHz、d-DMSO)δ9.00(d、J=6.5Hz、1H)、8.72(s、1H)、8.36(d、J=9.1Hz、1H)、8.09(s、1H)、7.95(d、J=24.3Hz、2H)、7.68(s、1H)、7.66(d、J=2.8Hz、1H)、7.37(dd、J=9.1、2.8Hz、1H)、7.28(d、J=2.4Hz、1H)、6.97(d、J=6.6Hz、1H)、4.10(s、3H)、2.58(m、1H)、2.40(s、3H)、0.64-0.70(m、2H)、0.56-0.30(m、2H)。
得られたレンバチニブメシル酸塩結晶形XIに対して、Cu-ka光線を用いて、X線粉末測定を行って得られたXRDスペクトルを図1に、関連データを表2に示す。
そのうち、2θ回折角の誤差は±0.2°である。
得られたレンバチニブメシル酸塩結晶形XIに対して、DSC分析を行うと、図2に示すように、その吸熱ピークは114.05±5℃及び158.56±5℃である。
得られたレンバチニブメシル酸塩結晶形XIに対して、TGA分析を行うと、図3に示すように、30~140℃の範囲でその重量損失は約6.94%である。
得られたレンバチニブメシル酸塩結晶形XIに対して、水分測定を行うと、その水分含有量は6.5%である。
得られたレンバチニブメシル酸塩結晶形XIに対して、酢酸エチル溶媒残留物測定を行うと、その酢酸エチル溶媒残留物は0.068%である。
TGA重量損失、水分及び溶存残留物のデータを参照すると、結晶形XIは2つの結晶水を含むレンバチニブメシル酸塩二水和物であることが分かる(理論上の含水量は6.44%である)。
〈実施例2:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製〉
酢酸エチル200mL及び精製水4mLを室温で攪拌して均一に混合した後、レンバチニブメシル酸塩10.0gを、酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、懸濁液を均一に分散させた後、0.3gの結晶形XIの種結晶を加え、次いで25℃で8時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、9.2gの固体粉末を得た。収率は92.0%、純度は99.77%であり、そのXRDデータは基本的に実施例1のデータと一致している。
〈実施例3:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製〉
酢酸エチル2000mL及び精製水60mLを室温で攪拌して均一に混合した後、レンバチニブメシル酸塩100.0gを、酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、懸濁液を均一に分散させた後、5.0gの結晶形XIの種結晶を加え、次いで25℃で8時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、93.0gの固体粉末を得た。収率は93.0%、純度は99.76%であり、そのXRDデータは基本的に実施例1のデータと一致している。
〈実施例4:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製〉
酢酸エチル200mL及び精製水20mLを室温で攪拌して均一に混合した後、レンバチニブメシル酸塩10.0gを、酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、懸濁液を均一に分散させた後、1.0gの結晶形XIの種結晶を加え、次に20℃で8時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、9.2gの固体粉末を得た。収率は92.0%、純度は99.75%であり、そのXRDデータは基本的に実施例1のデータと一致している。
〈実施例5:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製〉
酢酸エチル100mL及び精製水2mLを室温で攪拌して均一に混合した後、レンバチニブメシル酸塩10.0gを、酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、懸濁液を均一に分散させた後、0.5gの結晶形XIの種結晶を加え、次いで15℃で8時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、9.3gの固体粉末を得た。収率は93.0%、純度は99.73%であり、そのXRDデータは基本的に実施例1のデータと一致している。
〈実施例6:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製〉
酢酸エチル100mL及び精製水10mLを室温で攪拌して均一に混合した後、レンバチニブメシル酸塩10.0gを、酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、懸濁液を均一に分散させた後、0.5gの結晶形XIの種結晶を加え、次いで30℃で8時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、9.1gの固体粉末を得た。収率は91.0%、純度は99.71%であり、そのXRDデータは基本的に実施例1のデータと一致している。
〈実施例7:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製〉
酢酸エチル300mL及び精製水6mLを室温で攪拌して均一混合した後、レンバチニブメシル酸塩10.0gを、酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、懸濁液を均一に分散させた後、0.2gの結晶形XIの種結晶を加え、次いで40℃で4時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、9.0gの固体粉末を得た。収率は90.0%、純度は99.69%であり、そのXRDデータは基本的に実施例1のデータと一致している。
〈実施例8:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製〉
酢酸エチル300mL及び精製水30mLを室温で攪拌して均一に混合した後、レンバチニブメシル酸塩10.0gを、酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、懸濁液を均一に分散させた後、0.6gの結晶形XIの種結晶を加え、次いで25℃で8時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、9.1gの固体粉末を得た。収率は91.0%、純度は99.76%であり、そのXRDデータは基本的に実施例1のデータと一致している。
〈実施例9:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製〉
酢酸エチル150mL及び精製水3mLを室温で攪拌して均一に混合した後、レンバチニブメシル酸塩10.0gを、酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、懸濁液を均一に分散させた後、0.5gの結晶形XIの種結晶を加え、次いで25℃で6時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、9.2gの固体粉末を得た。収率は92.0%、純度は99.72%であり、そのXRDデータは基本的に実施例1のデータと一致している。
〈実施例10:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製〉
酢酸エチル250mL及び精製水5mLを室温で攪拌して均一に混合した後、レンバチニブメシル酸塩10.0gを、酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、懸濁液を均一に分散させた後、0.5gの結晶形XIの種結晶を加え、次いで25℃で12時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、9.1gの固体粉末を得た。収率は91.0%、純度は99.73%であり、そのXRDデータは基本的に実施例1のデータと一致している。
〈実施例11:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製〉
酢酸エチル5000mL及び精製水150mL室温で攪拌して均一に混合した後、レンバチニブメシル酸塩250.0gを、酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、懸濁液を均一に分散させた後。12.50gの結晶形XIの種結晶を加え、次いで25℃で8時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、232.8gの固体粉末を得た。収率は93.1%、純度は99.78%であり、そのXRDデータは基本的に実施例1のデータと一致している。
〈実施例12:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの調製〉
酢酸エチル30L及び精製水750mLを室温で攪拌して均一に混合した後、レンバチニブメシル酸塩1.5kgを、酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、25℃で10時間攪拌し、吸引乾燥させて、1.4kgの固形粉末を得た。収率は93.3%、純度は99.95%であり、そのXRDデータは基本的に実施例1のデータと一致している。
[試験例1:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの吸湿性試験]
実施例1で調製されたレンバチニブメシル酸塩結晶形XIに対して、DVS分析を行い、図4に示す。図4に示すように、その相対湿度0~40%の範囲で重量損失は約0.33%であり、これは、該結晶形が比較的安定し、相対湿度が0%に低下しても結晶水が失われないことを示している。該結晶形は、相対湿度40~80%の範囲での吸湿性の重量増加は約0.25%であり、これは、該結晶形の吸湿性が非常に小さく、相対湿度が80%に達したとしても吸湿性の重量増加は非常に小さいということを示している。
[試験例2:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの安定性試験]
実施例11で調製されたレンバチニブメシル酸塩結晶形XIサンプルを、それぞれ異なる貯蔵条件に置き、サンプルの結晶形及び不純物の安定性を調査した。30日間のサンプリングを行い、提供されたHPLC検出方法によって純度を検出し、結果を表3に示し、XRDパターンは図5に示す通りである。
上記の条件下で、図5に示すように、実施例11で調製されたレンバチニブメシル酸塩結晶形XIは、0日間及び30日間のXRDパターンは基本的に同様であり、結晶形は変化していない。
上記の条件下で、表3のデータから分かるように、実施例11で調製されたレンバチニブメシル酸塩結晶形XIは、高温60℃、高湿度92.5%、高湿度75%及びビーム条件下で、純度に明らかな変化が起こってない。
以上の説明から分かるように、実施例11で調製されたレンバチニブメシル酸塩結晶形XIは、高温、高湿度及びビーム条件下で安定性を維持することが可能であり、良好な耐高温性、高耐湿性及び耐光性を有する。
[試験例3:レンバチニブメシル酸塩結晶形XI粉末の流動性試験]
実施例12で調製されたレンバチニブメシル酸塩結晶形XI及び参照特許CN100569753Cによって調製された結晶形Cに対して、粉末流動性試験を行い、試験結果は以下の表4に示す通りである。
『製剤配合技術百科事典』第2版第1巻の「固体材料の流動性」の記載によると、タップ密度試験において材料がより強く圧縮されるほど、流動性は悪化し、圧縮率を用いて粉末の流動性を評価することができる。圧縮率(%)=100%(タップ密度-かさ密度)/タップ密度、圧縮率が大きいほど、粉末の流動性が悪くなり、粉末の均一な混合が難しくなり、従って、ダイプレス又はカプセル充填に不利であり、最終的には、調製製品の品質、含有量の均一性、硬度、崩壊及び溶出に影響を及ぼす。表4に示すように、結晶形Cの圧縮率は結晶形XIの圧縮率よりも大幅に高い。従って、結晶形XIの流動性は明らかに結晶形Cの流動性より優れて、後続の製剤生産プロセスを行うのに有利である。
[試験例4:ラットにおけるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIの薬物動態試験]
1、試験目的
同一投与量の条件下で、ラットにレンバチニブメシル酸塩結晶形XIを単回経口投与した後の血漿におけるレンバチニブ濃度レベル及びその薬物動態特性を調べる。
2、材料及び方法
2.1.試験薬:実施例12で調製されたレンバチニブメシル酸塩結晶形XI。
2.2.実験動物
SDラット3匹、雄、体重220~240g、中国成都Ensiweier Biotechnology Co., Ltd.に依頼して、中国湖南SJA Laboratory Animal Co.、Ltd.から購入(ライセンス番号:SCXK(湘)2019-0004)。
2.3.試験方法
コーン油を用いて試験薬を1.25mg/kgの均一懸濁液に調製した後、4mL/kgの量で直ちにラットに経口投与し、且つ、投与前及び投与後15分、30分、1時間、2時間、3時間、4時間、5時間、6時間、7時間、8時間、及び24時間後に、頸静脈から0.1mLの血液を採取し、EDTA-K2チューブに入れ、3000r/minで10分間遠心分離し、血漿を分離させ、-80℃の冷凍庫に凍結保存した。
2.4.LC/MS/MS生物学的サンプル分析:
50μLの血漿を5μLの作業溶液又はブランク希釈液と混合し、内部標準を含む150μLのアセトニトリル沈殿剤を加え、2分間ボルテックスし、12000r/minで10分間遠心分離し、2μLの上清を取って200μLの純水:アセトニトリル(1:1)と均一に混合し、3μLの容量でサンプルに注入し分析した。
3、試験結果:
すべての採血が完了した後、各血液サンプル中の薬物濃度を個別に分析及び測定し、試験物質のパラメーター(最大血漿濃度に達するまでの時間Tmax、最大血漿濃度Cmax、AUClast)を計算した。得られたパラメータに基づいて、平均値及び標準偏差を計算し、具体的な結果は表5に示す通りである。
表5に示すように、本発明の結晶形XIが最大血漿濃度に達するまでの時間は4.00±1.73時間であり、最大血漿濃度は2290±216ng/mLであり、AUClastは22852±2840hng/mLである。これは、結晶形XIの動物体内でのより良い吸収を示し、薬物の生物学的利用能を向上させ、それによって薬物の治療効果を向上させるのに有利であることを示している。
[試験例5:レンバチニブメシル酸塩結晶形XIの溶出試験]
実施例12で調製されたレンバチニブメシル酸塩結晶形XIをカプセルにした後、900mlのpH4.0媒介物を加え、37℃(回転速度75r/分)で撹拌し、パドル法によって、10分、15分、20分、30分、45分、60分、90分、120分に溶液を取り、UV分光光度法を用いて、250nmの波長での吸光度を測定し、各粒子の溶出性を計算した。実験結果は以下の表6に示す通りである。
上記の表のデータから分かるように、pH4.0の媒介物(該媒介物の識別度が最も高い)への結晶形XIの溶出は基本的に120分で完了し、結晶形XIの溶出性が優れ、良好な生物学的利用能を有する。
当業者にとって明らかであることは、本出願の精神又は範囲から逸脱することなく、本出願の化合物及びそれらの調製方法について様々な修正及び変更を加えることができる。従って、特許請求の範囲及びその同等の実施形態の範囲内にある限り、本願の保護範囲は、本願に対する様々な修正及び変更を含む。
実施例1によるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIのXRDパターン。 実施例1によるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIのDSCパターン。 実施例1によるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIのTGAパターン。 実施例1によるレンバチニブメシル酸塩結晶形XIのDVSパターン。 実施例11による異なる配置条件下でのレンバチニブメシル酸塩結晶形XIのXRD比較パターン。

Claims (17)

  1. レンバチニブメシル酸塩結晶XIのX線粉末回折パターンは下図に示される通りである、レンバチニブメシル酸塩結晶XI。
    [図1]
  2. 前記レンバチニブメシル酸塩結晶XIの示差走査熱量測定の吸熱ピークの温度はそれぞれ114.05±5℃及び158.56±5℃である、請求項1に記載のレンバチニブメシル酸塩結晶XI。
  3. (1)酢酸エチル及び精製水を、室温で100mL:(2~10)mLの体積比で攪拌して均一に混合し、
    (2)レンバチニブメシル酸塩を工程(1)の混合溶媒に加え、
    (3)工程(2)の懸濁液を均一に分散させた後、レンバチニブメシル酸塩供給量の0~10%質量分率の結晶XIの種結晶を加え、15~40℃の温度で4~24時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、固体粉末、即ち、前記レンバチニブメシル酸塩結晶XIを得る、
    上記の工程を含む、請求項1又は2に記載のレンバチニブメシル酸塩結晶XIの調製方法。
  4. 工程(1)において、酢酸エチルと精製水との一定の体積比は100mL:(2~5)mLである、請求項に記載のレンバチニブメシル酸塩結晶XIの調製方法。
  5. 工程(1)において、酢酸エチルと精製水との一定の体積比は100mL:3mLである、請求項に記載のレンバチニブメシル酸塩結晶XIの調製方法。
  6. 工程(2)において、レンバチニブメシル酸塩と工程(1)における混合溶媒中の酢酸エチルとの質量対体積比は1g:(10~30)mLである、請求項に記載のレンバチニブメシル酸塩結晶XIの調製方法。
  7. 工程(2)において、レンバチニブメシル酸塩と工程(1)における混合溶媒中の酢酸エチルとの質量対体積比は1g:(15~25)mLである、請求項に記載のレンバチニブメシル酸塩結晶XIの調製方法。
  8. 工程(2)において、レンバチニブメシル酸塩と工程(1)における混合溶媒中の酢酸エチルとの質量対体積比は1g:20mLである、請求項に記載のレンバチニブメシル酸塩結晶XIの調製方法。
  9. 工程(3)において、一定量の結晶XIの種結晶は、レンバチニブメシル酸塩供給量の2~6%質量分率である、請求項に記載のレンバチニブメシル酸塩結晶XIの調製方法。
  10. 工程(3)において、一定量の結晶XIの種結晶は、レンバチニブメシル酸塩供給量の5%質量分率である、請求項に記載のレンバチニブメシル酸塩結晶XIの調製方法。
  11. 反応温度は20~30℃であり、攪拌時間は6~12時間である、請求項に記載のレンバチニブメシル酸塩結晶XIの調製方法。
  12. 反応温度は20~25℃であり、攪拌時間は6~10時間である、請求項に記載のレンバチニブメシル酸塩結晶XIの調製方法。
  13. 反応温度は25℃であり、攪拌時間は8時間である、請求項に記載のレンバチニブメシル酸塩結晶XIの調製方法。
  14. (1)酢酸エチル及び精製水を、室温で攪拌して均一に混合し、ここで、酢酸エチルと精製水との体積比は100mL:3mLであり、
    (2)レンバチニブメシル酸塩を工程(1)の混合溶媒に加え、ここで、レンバチニブメシル酸塩と酢酸エチルとの質量対体積比は1g:20mLであり、
    (3)工程(2)の懸濁液を均一に分散させた後、結晶XIの種結晶をレンバチニブメシル酸塩供給量の5%質量分率で加え、25℃の温度で8時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、固体粉末、即ち、前記レンバチニブメシル酸塩結晶XIを得る、
    上記の工程を含む、請求項に記載のレンバチニブメシル酸塩結晶XIの調製方法。
  15. 酢酸エチル200mL及び精製水20mLを、室温で攪拌して均一に混合した後、レンバチニブメシル酸塩10.0gを酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、懸濁液を均一に分散させた後、1.0gの結晶XIの種結晶を加え、次いで20℃で8時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、収率92.0%、純度99.75%の固体粉末9.2gを得る、上記工程を含む、請求項に記載の調製方法。
  16. 5000mLの酢酸エチル及び150mLの精製水を室温で攪拌して均一に混合した後、250.0gのレンバチニブメシル酸塩を酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、懸濁液を均一に分散させた後、12.5gの結晶XI種結晶を加え、次いで25℃で8時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、収率93.1%、純度99.78%の固体粉末レンバチニブメシル酸塩結晶XIを232.8gを得る、上記工程を含む、請求項に記載の調製方法。
  17. 30Lの酢酸エチル及び750mLの精製水を室温で撹拌して均一に混合した後、1.5kgのレンバチニブメシル酸塩を酢酸エチルと精製水との混合溶媒に加え、25℃で10時間撹拌し、吸引濾過により乾燥させて、収率93.3%、純度99.95%の固体粉末1.4kgを得る、上記工程を含む、請求項に記載の調製方法。
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