JP7466427B2 - 印刷機の制御装置および新聞用オフセット輪転印刷機並びに印刷機の運転方法 - Google Patents

印刷機の制御装置および新聞用オフセット輪転印刷機並びに印刷機の運転方法 Download PDF

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Description

本開示は、印刷機による印刷を自動的に実施する印刷機の制御装置、印刷機の制御装置を備える印刷機、印刷機の運転方法に関するものである。
例えば、新聞用オフセット輪転印刷機は、給紙装置と印刷装置とウェブパス装置と折機とから構成される。新聞用オフセット輪転印刷機により印刷を実施する場合、印刷物の仕様や印刷部数などに応じて事前に印刷スケジュールが作成される。作業者は、印刷スケジュールに基づいて、印刷前に印刷準備を実施した後、印刷機を起動し、印刷中に印刷速度調整、検紙、見当調整、断裁位置調整、折位置調整などを実施している。
新聞用オフセット輪転印刷機の運転操作において、各種の作業を自動化する技術として、例えば、下記特許文献に記載されたものがある。
特開昭64-85761号公報 特許第2564372号公報
上述したように、新聞用オフセット輪転印刷機の運転操作における一部の作業を自動化することが考えられている。ところが、近年、さらなる印刷の自動化や作業者に対する支援機能を充実させることにより、経験が極めて浅い作業者でも、容易に新聞用オフセット輪転印刷機を運転操作して高品質の印刷物を作成することが求められている。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、印刷の自動化や作業者に対する支援機能を充実させることによりスキルレス化を図る印刷機の制御装置および印刷機並びに印刷機の運転方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示の印刷機の制御装置は、予定印刷部数と予定印刷終了時刻と予定印刷準備時間に基づいて印刷機起動時刻を設定し、前記印刷機起動時刻に到達したら印刷を開始する。
また、本開示の印刷機は、ウェブを供給する給紙装置と、前記ウェブに印刷を行う印刷装置と、印刷済の前記ウェブを縦裁断して重ねると共に搬送経路および経路長を変更するウェブパス装置と、縦裁断して重ねられた前記ウェブを縦折りした後に横断裁して折帖を形成する折機と、前記印刷機の制御装置と、を備える。
また、本開示の印刷機の運転方法は、予定印刷部数と予定印刷終了時刻と予定印刷準備時間に基づいて印刷機起動時刻を設定する工程と、前記印刷機起動時刻に到達したら印刷を開始する工程と、を有する。
本開示の印刷機の制御装置および印刷機並びに印刷機の運転方法によれば、印刷の自動化や作業者に対する支援機能を充実させることによりスキルレス化を図ることができる。
図1は、本実施形態の新聞用オフセット輪転印刷機における制御ブロックを表す概略構成図である。 図2は、印刷スケジュールを表す概略図である。 図3は、新聞用オフセット輪転印刷機の自動運転制御を表すフローチャートである。 図4は、印刷スケジュールの自動生成処理を表すフローチャートである。 図5は、印刷開始処理を表すフローチャートである。 図6は、印刷継続処理を表すフローチャートである。 図7は、印刷終了処理を表すフローチャートである。 図8は、本実施形態の新聞用オフセット輪転印刷機を表す概略構成図である。
以下に図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
[新聞用オフセット輪転印刷機]
図8は、本実施形態の新聞用オフセット輪転印刷機を表す概略構成図である。本実施形態の新聞用オフセット輪転印刷機は、印刷装置の版胴のサイズが4頁幅×1頁周長に設定された4×1輪転印刷機であるが、版胴のサイズが4頁幅×2頁周長に設定された4×2輪転印刷機であってもよい。
本実施形態の印刷機は、図8に示すように、新聞用オフセット輪転印刷機10である。新聞用オフセット輪転印刷機10は、給紙装置Rと、インフィード装置Iと、印刷装置Uと、ウェブパス装置Dと、折機Fとを備える。
給紙装置Rは、複数(本実施形態では、7台)の給紙ユニットR1~R7を有する。インフィード装置Iは、複数(本実施形態では、7台)のインフィードユニットI1~I7を有する。印刷装置Uは、複数(本実施形態では、6台)の印刷ユニットU1~U6を有する。ウェブパス装置Dは、複数(本実施形態では、2台)のウェブパスユニットD1,D2を有する。折機Fは、複数(本実施形態では、2台)の折ユニットF1,F2を有する。
給紙装置Rにおいて、給紙ユニットR1~R7は、ほぼ同様の構成をなし、ウェブ(印刷媒体)Wがロール状に巻かれた3つの巻取紙を保持する保持アームを有する。保持アームを回動することで、巻取紙を給紙位置に回動することができる。インフィード装置Iにおいて、インフィードユニットI1~I7は、ほぼ同様の構成をなし、印刷装置Uの各印刷ユニットU1~U6に送り込むウェブWの張力を調整することで、印刷装置Uを走行するウェブWの張力を適正値に安定して維持する。なお、給紙装置Rからインフィード装置IまでのウェブWの張力は、給紙ユニットR1~R7に設けられた図示しないブレーキ装置により行われる。
印刷装置Uにおいて、印刷ユニットU1~U6は、両面4色印刷を行うことができる多色刷印刷ユニットである。但し、各印刷ユニットU1~U6は、上下に分割することで、両面2色印刷を行うことができる印刷ユニットU11~U62とすることができる。印刷ユニットU11~U62は、ほぼ同様の構成をなし、インキ供給装置、版胴、ブランケット胴などを有する。
ウェブパス装置Dにおいて、ウェブパスユニットD1は、印刷ユニットU1~U3に対して設けられ、ウェブパスユニットD2は、印刷ユニットU4~U6に対して設けられる。ウェブパスユニットD1,D2は、ほぼ同様の構成をなし、ウェブWを縦方向(ウェブWの搬送方向)に沿ってその幅方向の中央部で裁断するスリッタ、縦裁断したウェブWの搬送経路を設定するターンバー、ウェブWにおける天地長手方向における絵柄位置を調整するコンペンセータなどを有する。
印刷ユニットU1~U3で印刷が施された各ウェブWは、ウェブパスユニットD1にて、スリッタにより縦裁断され、ターンバーにより搬送経路が変更され、コンペンセータにより絵柄位置が調整されてから所定の順番に重ね合わされる。また、印刷ユニットU4~U6で印刷が施された各ウェブWは、ウェブパスユニットD2にて、スリッタにより縦裁断され、ターンバーにより搬送経路が変更され、コンペンセータにより絵柄位置が調整されてから所定の順番に重ね合わされる。また、印刷ユニットU4~U6で印刷が施された各ウェブWが、ウェブパスユニットD1を経由し、印刷ユニットU1~U3で印刷が施された各ウェブWの上に入るパターンもある。
折機Fにて、2つの折ユニットF1,F2は、操作側と駆動側に配設される。ウェブパスユニットD1から複数のウェブW1が重ねられて導入されると、折ユニットF1は、ウェブW1を縦折りし、所定の長さで横裁断し、横折りして折帖を形成し、新聞として排紙する。また、ウェブパスユニットD2から複数のウェブW2が重ねられて導入されると、折ユニットF2は、ウェブW2を縦折りし、所定の長さで横裁断し、横折りして折帖を形成し、新聞として排紙する。なお、本実施形態では折ユニットF1,F2を2つ設けているが、折ユニットF2を設けずに、折ユニットF1の1台にてウェブW1とウェブW2を重ねて縦折りし、所定の長さで横裁断し、横折りして折帖を形成し、新聞として排紙してもよい。
[制御ブロック]
図1は、本実施形態の新聞用オフセット輪転印刷機における制御ブロックを表す概略構成図である。
本実施形態において、図1に示すように、印刷機の制御装置20は、新聞用オフセット輪転印刷機10を制御することで自動運転することが可能である。制御装置20は、予定印刷部数と予定印刷終了時刻と予定印刷準備時間に基づいて印刷機起動時刻を設定し、印刷機起動時刻に到達したら印刷を開始する。
制御装置20は、印刷スケジュール生成部21と、記憶部22と、印刷機制御部23とを有する。印刷スケジュール生成部21は、予定印刷部数と予定印刷終了時刻と予定印刷準備時間に基づいて印刷機起動時刻を含む印刷スケジュールを生成する。記憶部22は、生成された印刷スケジュールを記憶する。また、記憶部22は生成した印刷スケジュールにおいて、新聞用オフセット輪転印刷機10が実施する各種印刷準備処理の時間、作業者が実施する各種印刷準備作業の時間を記憶する。印刷機制御部23は、記憶部22に記憶された印刷スケジュールに基づいて新聞用オフセット輪転印刷機10を制御する。
制御装置20は、新聞用オフセット輪転印刷機10に接続され、新聞用オフセット輪転印刷機10の稼働データが入力されると共に、新聞用オフセット輪転印刷機10を制御する制御信号を出力する。制御装置20は、操作装置31と、表示装置32と、発送システム33が接続される。操作装置31は、作業者が操作可能であり、作業者が操作装置31を操作することで、制御装置20に各種のデータや操作信号を入力可能である。表示装置32は、制御装置20による制御内容や作業者への通知を表示可能である。表示装置32は、例えば、ディスプレイやスピーカや警告灯などである。発送システム33は、所定の印刷物の現在の印刷部数を計数し、計数結果を制御装置20に出力する。発送システム33は、所定の印刷物が所定の印刷部数だけ印刷されると、印刷物の束に記載された配送トラック別のバーコードを読み取り、行先指示を行い、指定されたトラックゲートに荷物を仕分ける。
[印刷スケジュール]
ここで、印刷スケジュール生成部21が設定する印刷スケジュールについて説明する。図2は、印刷スケジュールを表す概略図である。
図2に示すように、印刷スケジュールは、例えば、予定印刷終了時刻までに初版、第2版、最終版の新聞をそれぞれ所定部数だけ印刷するものである。ここで、予定印刷部数は、初版が8000部、第2版が38000部、最終版が95000部である。予定印刷終了時刻は、初版が22時30分、第2版が0時15分、最終版が2時30分である。また、印刷スケジュール生成部21が設定する予定印刷準備時間は、初版が90分、第2版が30分、最終版が60分である。
印刷スケジュール生成部21は、予定印刷部数と予定印刷終了時刻と印刷物の仕様により設定される予定印刷準備時間に基づいて印刷機起動時刻を含む印刷スケジュールを生成する。すなわち、初版と第2版と最終版の各予定印刷部数と、初版と第2版と最終版の予定印刷終了時刻と、初版と第2版と最終版の各予定印刷準備時間に基づいて、初版と第2版と最終版の印刷開始時刻、初版と第2版と最終版の印刷準備開始時刻、初版と第2版と最終版の通常印刷速度などが設定される。つまり、初版と第2版と最終版の各予定印刷部数に基づいて通常印刷速度と印刷時間が設定される。
印刷スケジュールにおいて、予定印刷準備時刻である時刻t1にて、初版の印刷準備を開始する。ここでの印刷準備は、初めて印刷を実施することから、例えば、新聞用オフセット輪転印刷機(以降、印刷機と称する。)10が実施する運転パターン(使用する印刷ユニット)の選択処理、インキ巻処理、各種プリセット値の入力処理、作業者が実施する紙通し作業、版装着作業などが必要となる。印刷準備が完了し、印刷機起動時刻である時刻t2になると、印刷機を自動的に起動し、その後に加速して印刷を開始する。時刻t3にて、検紙速度に維持すると共に検紙を実施する。時刻t4にて、検紙が完了すると、印刷機を加速し、時刻t5にて、通常印刷速度に維持し、印刷を継続する。時刻t6にて、印刷機を減速し、時刻t7にて、部数調整速度に維持する。例えば、検紙速度は、30000部/時間(片出し)であり、通常印刷速度は、40000部/時間(片出し)であり、部数調整速度は、30000部/時間(片出し)である。時刻t8にて、初版が所定の部数(8000部)だけ印刷されると、印刷機を減速し、時刻t9にて、印刷機を停止する。
時刻t9から時刻t10の間に、第2版の印刷準備を実施する。第2版を印刷するための印刷準備は、例えば、初版の印刷物の仕様とほぼ同様の場合、各種プリセット値の入力処理と版交換作業などとなる。この場合、印刷準備は、印刷物の仕様が異なる場合と比較して、印刷機10にて実施される処理および作業者にて実施される作業が少ない。そのため、印刷スケジュール生成部21は、時刻t9と印刷機起動時刻である時刻t10の間の時間を、例えば、30分に設定する。印刷準備が完了し、印刷機起動時刻である時刻t10になると、印刷機10を自動的に起動し、その後に加速し、印刷を開始する。時刻t11にて、検紙速度に維持すると共に検紙を実施する。時刻t12にて、検紙が完了すると、印刷機を加速し、時刻t13にて、通常印刷速度に維持し、印刷を継続する。時刻t14にて、印刷機を減速し、時刻t15にて、部数調整速度に維持する。例えば、検紙速度は、30000部/時間(片出し)であり、通常印刷速度は、60000部/時間(片出し)であり、部数調整速度は、30000部/時間(片出し)である。時刻t16にて、第2版が所定の部数(38000部)だけ印刷されると、印刷機を減速し、時刻t17にて、印刷機を停止する。
時刻t17から時刻t18の間に、最終版の印刷準備を実施する。最終版を印刷するための印刷準備は、例えば、第2版の印刷物の仕様と異なる場合、各種プリセット値の入力処理、版装着作業、版交換作業、紙通し作業、ローラ洗浄処理などが必要となる。この場合、印刷準備は、印刷物の仕様がほぼ同様の場合と比較して、印刷機10にて実施される処理および作業者にて実施される作業が多い。そのため、印刷スケジュール生成部21は、時刻t17と印刷機起動時刻である時刻t18の間の時間を、例えば、60分と設定する。印刷準備が完了し、印刷機起動時刻である時刻t18になると、印刷機10を自動的に起動し、その後に加速し、印刷を開始する。時刻t19にて、検紙速度に維持すると共に検紙を実施する。時刻t20にて、検紙が完了すると、印刷機を加速し、時刻t21にて、通常印刷速度に維持し、印刷を継続する。時刻t22にて、印刷機を減速し、時刻t23にて、部数調整速度に維持する。例えば、検紙速度は、30000部/時間(片出し)であり、通常印刷速度は、75000部/時間(片出し)であり、部数調整速度は、30000部/時間(片出し)である。時刻t24にて、最終版が所定の部数(95000部)だけ印刷されると、印刷機を減速し、時刻t25にて、印刷機を停止する。
ここで、印刷物の仕様により設定される予定印刷準備時間について説明する。印刷物の仕様とは、例えば、初版、第2版、最終版など版毎のカラーページやモノクロページの位置、差替ページの数、総ページ数などである。印刷物の仕様として、例えば、前版と次版の印刷物の仕様を比較して、カラーページやモノクロページの位置が同様、総ページ数が同様、差替えページがモノクロ2ページのみ、つまりほぼ同様の印刷物の仕様の場合、作業者は差替え2ページ分の版交換作業を実施する。
一方、印刷物の仕様として、例えば、前版と次版の印刷物の仕様を比較して、カラーページやモノクロページの位置が変更、差替ページがカラー、モノクロともに2ページ、総ページ数が36ページから40ページに変更、つまり異なる印刷物の仕様の場合、作業者はカラーページやモノクロページの位置に対応する版交換作業、差替ページに対応する版交換作業、増加したページ数に対応する版装着作業を実施する。また、総ページ数変更に対応する巻取紙の変更作業及び紙通し作業などを実施する。そのため、印刷物の仕様がどれほど異なるかにより作業者が実施する印刷準備作業時間は増減する。
また、印刷物の仕様として、例えば、前述のほぼ同様の印刷物の仕様の場合、印刷機10は各種プリセット値の入力処理を実施する。一方、印刷物の仕様として、例えば、前述の異なる印刷物の仕様の場合、印刷機10は、カラーページやモノクロページの位置変更や差替ページの位置に対応するローラ洗浄処理が必要な場合がある。また、インキ巻処理、各種プリセット値の入力処理を実施する。また、総ページ数変更に対応する巻取紙の変更処理(巻取紙の搬送、給紙装置Rへのセット)、使用印刷ユニットの変更など運転パターンの選択処理、各種プリセット値の入力処理を実施する。そのため、印刷物の仕様がどれほど異なるかにより印刷機10が実施する印刷準備処理時間は増減する。
予定印刷準備時間は、作業者が実施する印刷準備作業時間と、印刷機10が実施する印刷準備処理時間を加味したものであり、印刷物の仕様により設定されることとなる。
また、印刷準備時間の算出方法について説明する。予定印刷準備時間の算出方法は、以下に説明する4つの方法が考えられる。なお、予定印刷準備時間とは、印刷前に印刷機10を構成する複数の機器を印刷可能状態にするための準備時間である。印刷機10を構成する複数の機器とは、給紙装置R、インフィード装置I、印刷装置U、ウェブパス装置D、折機F、印刷機10に付帯する図示しない周辺機器である。
第1の予定印刷準備時間の算出方法は、作業者の作業経験に基づいて、過去の実施した印刷準備に用いた時間から印刷準備時間を算出する。
第2の予定印刷準備時間の算出方法は、作業者が実施する印刷準備作業と印刷機10が実施する印刷準備処理における個別の作業や処理を行う単位準備時間を求め、図やグラフなどのチャートを作成して記憶部22に設定しておき、印刷物の仕様に基づいて個別の作業や処理を行う単位準備時間を加算して予定印刷準備時間を算出する。例えば、1枚の刷版を交換する版交換作業は、1分であり、8枚の刷版の交換が必要な場合は、8分となる。また、1ルートの紙通し作業は、10分であり、2ルート紙通しが必要な場合は、20分となる。1つの印刷ユニットのインキ巻処理は、1分であり、2つの印刷ユニットのインキ巻処理が必要な場合は、2分である。1つの印刷ユニットのローラ洗浄処理は、2分であり、6つの印刷ユニットのローラ洗浄処理が必要な場合は、12分である。各種プリセット値入力処理は、1分である。その他に、作業者が印刷機10や印刷ユニット間を移動、作業準備、休憩は、17分である。この場合、予定印刷準備時間は、60分と算出される。なお、使用印刷ユニット選択によっては、インキ巻処理やローラ洗浄処理は並列処理も可能である。
第3の予定印刷準備時間の算出方法は、実際に用いた個別の作業時間や処理時間を記憶部22に記憶しておき、同一の印刷物の仕様があった場合、記憶部22に記憶している予定印刷準備時間を使用する。第4の予定印刷準備時間の算出方法は、同一または近い印刷物の仕様があった場合、記憶部22に記憶している印刷準備時間に基づいて、学習により最適な予定印刷準備時間を算出する。ここで、学習とは、過去の個別の作業時間や処理時間、印刷準備時間の平均値、移動平均値、加重平均などを用いる。
なお、上述した印刷スケジュールは、一例を表したものであり、予定印刷部数、予定印刷終了時刻、印刷準備時間、印刷版数などに応じて印刷スケジュールは変更されるものである。
なお、上述した実施形態にて、制御装置20は、印刷機起動時刻に到達したら印刷を開始するようにしたが、必要に応じて印刷機起動時刻より前に印刷を開始することができる。作業者は、作業者が実施する印刷準備作業が完了すると、操作装置31を操作することで、印刷機起動時刻より前に、制御装置20に印刷開始指令信号を入力可能である。このとき、制御装置20は、印刷機10が実施する印刷準備処理が完了していると、印刷機起動時刻に到達する前に印刷を開始する。なお、制御装置20は、印刷機起動時刻より前に印刷開始指令信号が入力したとき、印刷機10が実施する印刷準備処理が完了していないと、例えば、表示装置32に印刷準備処理が完了していないことを表示し、印刷を開始しない。この場合、制御装置20は、印刷機10が実施する印刷準備処理が完了したとき、印刷を開始するようにしてもよいし、印刷機起動時刻に到達したときに印刷を開始するようにしてもよい。
そして、制御装置20は、印刷機起動時刻より前に印刷開始指令信号が入力され、印刷が開始されると、実際の印刷機起動時刻に応じて予定印刷終了時刻を変更する。この場合、例えば、印刷機起動時刻より30分前に印刷が開始されると、予定印刷終了時刻を30分繰り上げることが好ましい。
また、制御装置20は、印刷機起動時刻より前に印刷開始指令信号が入力され、印刷が開始されると、予定印刷終了時刻を変更せずに、印刷速度を低速に変更して予定印刷終了時刻に印刷を終了してもよい。この場合、例えば、通常運転速度が60000部/時間であったものを、40000部/時間と低速に変更し、予定印刷終了時刻を変更しない。印刷速度が低下すると、印刷品質が安定し、省エネ効果も期待できる。
[新聞用オフセット輪転印刷機の自動運転制御]
以下に、上述した印刷スケジュールに基づいた新聞用オフセット輪転印刷機10の自動運転制御について説明する。図3は、新聞用オフセット輪転印刷機の自動運転制御を表すフローチャート、図4は、印刷スケジュールの自動生成処理を表すフローチャート、図5は、印刷開始処理を表すフローチャート、図6は、印刷継続処理を表すフローチャート、図7は、印刷終了処理を表すフローチャートである。
新聞用オフセット輪転印刷機10の自動運転制御において、図1から図3に示すように、ステップS11にて、作業者は、操作装置31を用いて予め設定された印刷情報を制御装置20に入力する。ここで、印刷情報とは、印刷スケジュール生成部21が印刷スケジュールを生成するための情報を含むデータである。すなわち、印刷情報は、その日に印刷する印刷物の予定印刷部数、予定印刷終了時刻、印刷物の仕様を含む。印刷情報は、例えば、その他に、作業者の人数、作業者の熟練度などの情報である。なお、印刷情報は、新聞製作プロセスの上位システムである編集システムからの紙面構成や最終降版時間、販売システムからの予定印刷部数、製版システムからの製版進捗、替面情報などから入力されてもよい。
ステップS12にて、印刷スケジュール生成部21は、入力された印刷物の予定印刷部数、予定印刷終了時刻、印刷物の仕様を含むデータに基づいて印刷スケジュールを自動生成する。この場合、図4に示すように、ステップS41にて、印刷スケジュール生成部21は、予定印刷部数、予定印刷終了時刻、印刷物の仕様を確認する。すなわち、印刷スケジュール生成部21は、作業者が操作装置31を用いて入力した印刷情報に、印刷スケジュールを生成するために必要な印刷情報としての印刷物の予定印刷部数、予定印刷終了時刻、印刷物の仕様などの印刷情報が含まれているかどうかを確認する。なお、印刷スケジュールを生成するために必要な印刷情報が不足している場合、印刷スケジュール生成部21は、表示装置32を用いて作業者に通知するようにしてもよい。
ステップS42にて、印刷スケジュール生成部21は、印刷スケジュールを生成する。印刷スケジュール生成部21による印刷スケジュールの生成方法は、上述した図2を用いて説明した通りである。印刷スケジュール生成部21は、生成した印刷スケジュールを記憶部22に記憶させる。なお、印刷準備は、印刷物の仕様に応じて必要なものが選択される。主な印刷準備は、運転パターン(使用する印刷ユニット)の選択処理、インキ巻処理、各種プリセット値の入力処理、紙通し作業、版装着作業、版交換作業、ローラ洗浄などである。例えば、初版と第2版との間で、印刷物の仕様がほぼ同様の場合、印刷準備は、各種プリセット値の入力処理と版交換作業だけとなる。一方、第2版と最終版との間で、印刷物の仕様が異なる場合、各種プリセット値の入力処理と版交換作業に加えて、版装着作業、インキ巻処理やローラ洗浄処理などが必要となる。印刷準備時間は、各作業時間の合計である。また、初版、第2版、最終版の通常印刷速度は、予定印刷終了時刻に応じて印刷におけるリスクが少ない、なるべく低速な印刷速度に設定することが好ましい。この場合、なるべく低速な印刷速度とは、仮に、印刷トラブルが発生して印刷停止が起こっても、トラブル解消後、高速な印刷速度にすることによって、予定印刷終了時刻に印刷が完了することができるような速度である。また、低速な印刷速度の方が印刷品質も安定する。
図1から図3に戻り、ステップS12で印刷スケジュールが生成されると、ステップS13にて、印刷機制御部23は、記憶部22に記憶された初版の印刷スケジュールを提示する。この場合、例えば、印刷機制御部23は、初版の印刷スケジュールを表示装置32に表示する。ステップS14にて、印刷機制御部23は、初版の印刷スケジュールに基づいて印刷準備の開始時刻まで待機する。ステップS15にて、印刷機制御部23は、初版の印刷準備時刻に到達したかどうかを判定する。ここで、初版の印刷準備時刻に到達していないと判定(No)されると、ステップS14に戻る。
一方、初版の印刷準備時刻に到達したと判定(Yes)されると、ステップS16にて、印刷機制御部23は、初版の印刷準備の開始を通知する。印刷準備の通知は、表示装置32を用いて実施する。具体的には、作業者が実施する印刷準備の内容を通知し、印刷準備の開始を促す。ここで、運転パターンの選択処理、インキ巻処理、各種プリセット値の入力処理、紙通し作業、版装着作業、ローラ洗浄理のうち、作業者が手動で実施する印刷準備は、紙通し作業と版装着作業であり、その他の処理は、印刷機制御部23が自動で実行する。
ステップS17にて、印刷機制御部23は、運転パターンの選択処理、インキ巻処理、各種プリセット値の入力処理、ローラ洗浄処理などの印刷準備を自動で実行する。ステップS18にて、作業者は、紙通し作業、版装着作業などの印刷準備を手動で実行する。ステップS19にて、印刷機制御部23は、印刷機制御部23が自動で実行する印刷準備の完了後、作業者による印刷準備が完了したかどうかを判定する。作業者による印刷準備の完了判定は、例えば、センサによりウェブWや刷版を検出することで判定してもよいし、作業者による印刷準備の完了スイッチの入力状態により判定してもよい。ここで、作業者による印刷準備が完了していないと判定(No)されると、ステップS18に戻る。なお、印刷機起動時刻に到達しても、印刷準備が完了していなかった場合、印刷機起動時刻から印刷準備が完了したとされるまでの時間に基づき、印刷機制御部23は印刷速度を変更する。この場合、例えば、通常印刷速度を当初の印刷スケジュールにおける速度よりも高速に変更し、予定印刷終了時刻を維持してもよい。
一方、作業者による印刷準備が完了したと判定(Yes)されると、ステップS20にて、印刷機制御部23は、印刷機制御部23が自動で実行した印刷準備の内容と時間、作業者が手動で実施した印刷準備の内容と時間を記憶部22に記録する。この記録したデータは、次回の印刷スケジュール生成処理の学習データとして用いる。あるいは、次回の印刷スケジュール生成処理に際して、同一の印刷物の仕様があった場合に用いる。ステップS21にて、印刷機制御部23は、初版の印刷スケジュールに基づいて印刷の開始時刻まで待機する。ステップS22にて、印刷機制御部23は、初版の印刷機起動時刻に到達したかどうかを判定する。ここで、初版の印刷機起動時刻に到達していないと判定(No)されると、ステップS20に戻る。なお、新聞用オフセット輪転印刷機10は、起動にあたって安全警報や表示を行う。具体的には、作業者に表示装置32にて警告を行うと共に、危険箇所には機械的、電気的な安全柵などの措置を講じている。この場合、印刷機起動時刻が近付いてくると、印刷機制御部23は表示装置32の、例えば、ディスプレイやスピーカや警告灯などにて作業者に印刷機起動時刻の到達を事前に警告し、作業者へ機械的、電気的な安全柵の外側に速やかに退避することを促す。
一方、初版の印刷機起動時刻に到達したと判定(Yes)されると、ステップS23にて、印刷機制御部23は、初版の印刷の開始処理を実行する。この場合、図5に示すように、ステップS51にて、印刷機制御部23は、印刷機を起動し、その後に加速する。ステップS52にて、印刷機制御部23は、印刷機を緩動速度での運転中に低速紙張り処理を実行する。ステップS53にて、印刷機制御部23は、ウェブWの張力が予め設定された所定張力に到達したかどうかを判定する。ここで、ウェブWの張力が所定張力に到達していないと判定(No)されると、ステップS52に戻る。一方、ウェブWの張力が所定張力に到達したと判定(Yes)されると、ステップS54にて、印刷機制御部23は、印刷機を加速し、ステップS55にて、印刷を開始する。印刷機制御部23は、印刷速度が予め設定された検紙速度に到達すると、ステップS56にて、この検紙速度を維持する。
ステップS57にて、印刷機制御部23は、検紙処理を実行する。すなわち、印刷機制御部23は、図示しない自動見当装置、自動断裁制御装置、印刷濃度制御装置、折検査装置の結果に基づいて良紙判定を実行する。すなわち、印刷領域がウェブWの搬送方向および幅方向にずれていない、ウェブWの断裁位置が適正、ウェブWに印刷された画像の濃度が適正、ウェブWの折位置が適正であるかどうかを判定する。なお、見当位置と断裁位置は、センサがウェブWに印刷されたマークの位置を検出し、判定は、マークの位置が所定位置にあるかどうかで行う。画像の濃度は、センサが濃度を検出し、判定は、検出濃度と製版データに基づいた印刷絵柄と比較することで行う。なお、印刷装置がインキプリセット機能を有している場合、見当位置と断裁位置が良好であるときに良好であると判定してもよい。また、簡易光量センサにより非画線部を監視してもよい。この場合、印刷前の紙の反射光量を基準にして印刷開始直後の黒損光量を監視し、反射光量となった時点で濃度が良好であると判定してもよい。ここで、印刷後のウェブWの印刷状態が良好(良紙)ではないと判定(No)されると、良紙になるまで処理を実行する。
一方、ウェブWの印刷状態が良好(良紙)であると判定(Yes)されると、ステップS58にて、発送システム33に良紙判定結果を出力し、良紙カウンタを開始する。すなわち、発送システム33は、印刷部数のカウントを開始する。そして、ステップS59にて、印刷機制御部23は、良紙判定結果を記憶部22に記録する。記憶部22は、良紙と判定されたウェブWの印刷状態を紙面検査装置における良紙判定基準画像として記憶する。ステップS60にて、印刷機制御部23は、印刷機を加速し、ステップS61にて、印刷速度を印刷スケジュールに設定された通常印刷速度に維持し、印刷を継続する。
図1から図3に戻り、ステップS24にて、印刷機制御部23は、初版の印刷の継続処理を実行する。この場合、図6に示すように、ステップS71にて、印刷機制御部23は、給紙装置Rの図示しない自動供給装置を作動する。自動供給装置は、給紙装置Rにおける巻取紙の紙継準備処理、巻取紙の紙継処理、巻取紙の排紙処理、巻取紙の残芯取外処理、新巻取紙の取付処理を自動的に実行する。ステップS72にて、印刷機制御部23は、図示しない紙面検査装置を作動する。ステップS73にて、印刷機制御部23は、折機Fの図示しない自動排紙装置を作動する。自動排紙装置は、折機Fにおける折検査処理、紙流れ検知処理を自動的に実行する。すなわち、印刷の継続処理では、通常印刷速度で印刷を実施しているとき、印刷機制御部23は、給紙装置Rおよび折機Fを作動制御すると共に、紙面検査装置によるウェブWの検査を実行する。
図1から図3に戻り、ステップS25にて、印刷機制御部23は、初版の実際の印刷部数が印刷終了処理時開始部数に到達したかどうかを判定する。ここで、初版の実際の印刷部数が印刷終了処理時開始部数に到達していないと判定(No)されると、印刷継続処理を継続する。一方、初版の実際の印刷部数が予定印刷部数に到達したと判定(Yes)されると、ステップS26にて、印刷終了処理を実行する。
図7に示すように、ステップS81にて、印刷機制御部23は、部数調整速度まで減速する。ステップS82にて、印刷機制御部23は、印刷残部数が0に到達したかどうかを判定する。予定印刷部数に対して変更(増加)が生じた場合、実際の印刷部数は、予定印刷部数より多くなる。実際の印刷部数と予定印刷部数に増加分を加味した部数とを比較して印刷残部数が算出される。ここで、印刷残部数が0に到達していないと判定(No)されると、印刷を継続する。一方、印刷残部数が0に到達したと判定(Yes)されると、ステップS83にて、印刷機を停止する。なお、印刷残部数のデータは、発送システム33から印刷機制御部23に入力する。
図1から図3に戻り、ステップS27にて、印刷機制御部23は、初版の印刷時間を記憶部22に記録する。この記録したデータは、次回の印刷スケジュール生成処理の学習データとして用いる。あるいは、次回の印刷スケジュール生成処理に際して、同一の印刷物の仕様があった場合に用いる。ステップS28にて、印刷機制御部23は、次(第2版)の印刷スケジュールがあるかどうかを判定する。ここで、次(第2版)の印刷スケジュールがあると判定(Yes)されると、ステップS13に移行し、印刷機制御部23は、前述と同様に、ステップS13にて、次(第2版)の印刷スケジュールを提示し、印刷スケジュールに基づいてステップS14以降の処理を実行する。そして、ステップS26の印刷終了処理にて、第2版の印刷残部数が0に到達したと判定(Yes)されると、印刷機を停止し、ステップS28にて、印刷機制御部23は、次(最終版)の印刷スケジュールがあるかどうかを判定する。ここで、最終2版の印刷スケジュールがあると判定(Yes)されると、ステップS13に移行し、印刷機制御部23は、前述と同様に、ステップS13にて、最終版の印刷スケジュールを提示し、印刷スケジュールに基づいてステップS14以降の処理を実行する。
一方、次(最終版)の印刷スケジュールがないと判定(No)されると、ステップS29に移行し、印刷機の自動後片付け処理を実行する。印刷機の自動後片付け処理は、例えば、ウェブパス装置Dにおける複数のガイドローラの洗浄処理、ウェブWの切断処理、折機FからのウェブWの排紙処理、印刷装置Uにおける複数のローラの洗浄処理などである。印刷機の自動後片付け処理が完了すると、ステップS30にて、作業者による印刷終了作業を実施する。印刷終了作業とは、巻取紙の返却作業、刷版の取外作業などである。
[本実施形態の作用効果]
第1の態様に係る印刷機の制御装置は、予定印刷部数と予定印刷終了時刻と印刷物の仕様により設定される予定印刷準備時間に基づいて印刷機起動時刻を設定し、印刷機起動時刻に到達したら印刷を開始する。
第1の態様に係る印刷機の制御装置は、設定された印刷機起動時刻に到達すると、印刷機を自動的に起動して印刷を開始するため、印刷の自動化や作業者に対する支援機能を充実させることによりスキルレス化を図ることができる。
第2の態様に係る印刷機の制御装置は、予定印刷部数と予定印刷終了時刻と予定印刷準備時間に基づいて印刷機起動時刻を含む印刷スケジュールを生成する印刷スケジュール生成部21と、印刷スケジュールを記憶する記憶部22と、記憶部22に記憶された印刷スケジュールに基づいて印刷機を制御する印刷機制御部23とを備える。これにより、印刷スケジュール生成部21が設定した印刷スケジュールを記憶部22記憶し、印刷機制御部23は、記憶部22に記憶された印刷スケジュールに基づいて印刷機を制御することとなり、印刷機制御部23は、適正に印刷機を制御することができる。
第3の態様に係る印刷機の制御装置は、予定印刷部数と予定印刷終了時刻と予定印刷準備時間に基づいて印刷準備開始時刻を設定し、印刷準備開始時刻に到達したら、印刷準備の開始を通知すると共に、印刷準備の少なくとも一部を自動で実施する。これにより、印刷の前に実施される印刷準備の開始を作業者に通知すると共に、印刷準備の少なくとも一部を自動で実施することから、自動で行う印刷準備と手動で行う印刷準備を並行して実施することができる。
第4の態様に係る印刷機の制御装置は、作業者による印刷準備時間と自動で実施した印刷準備時間を記録する記憶部22を有する。これにより、実際に費やした印刷準備時間を次回の印刷スケジュール生成処理における学習データとして利用することができ、印刷スケジュールを高精度に生成することができる。
第5の態様に係る印刷機の制御装置は、予定印刷準備時間は、印刷前に印刷機10を構成する複数の機器を印刷可能状態にするための準備時間であり、印刷物の仕様に基づいて記憶部22に記憶された過去の印刷準備時間を用いて設定される。これにより、印刷スケジュールを容易に生成することができる。
第6の態様に係る印刷機の制御装置は、予定印刷準備時間は、印刷前に印刷機10を構成する複数の機器を印刷可能状態にするための準備時間であり、印刷物の仕様に基づいて記憶部22に記憶された過去の印刷準備時間を学習補正して設定される。これにより、印刷スケジュールを高精度に生成することができる。
第7の態様に係る印刷機の制御装置は、予定印刷準備時間は、印刷前に印刷機10を構成する複数の機器を印刷可能状態にするための準備時間であり、複数の機器を個別に印刷可能状態とする単位準備時間を記憶部22に設定し、印刷物の仕様に基づいて前記単位準備時間を加算して算出される。これにより、印刷スケジュールを高精度に生成することができる。
第8の態様に係る印刷機の制御装置は、印刷機の起動後、全てのウェブWの張力が予め設定された所定張力に到達すると、印刷機の印刷速度を増加して印刷を開始する。これにより、ウェブWの張力が所定張力に到達してから印刷を開始することで、高精度な自動印刷を実施することができる。
第9の態様に係る印刷機の制御装置は、印刷を開始した後、良紙判定されると、印刷部数カウンタを開始し、予め設定された通常印刷速度まで増速する。これにより、良紙判定された所定部数の印刷物を高精度に印刷することができる。
第10の態様に係る印刷機の制御装置は、実際の印刷部数が予定印刷部数に到達したら印刷を停止し、印刷の開始から印刷の停止までの印刷時間を記録する。これにより、予定印刷部数だけ印刷したら印刷機を自動的に停止することができると共に、印刷の開始から印刷の停止までの印刷時間を次回の印刷スケジュール生成処理における学習データとして利用することができ。印刷スケジュールを高精度に生成することができる。
第11の態様に係る印刷機の制御装置は、印刷機起動時刻より前に印刷開始指令信号が入力すると、印刷機起動時刻に到達する前に印刷を開始する。これにより、作業者は、所望の時刻に印刷を開始することができると共に、任意の時刻に印刷機10を起動することができる。
第12の態様に係る印刷機の制御装置は、印刷機起動時刻に到達する前に印刷が開始されると、印刷の開始時刻に応じて予定印刷終了時刻を変更する。これにより、変更された印刷機起動時刻に基づいて予定印刷終了時刻を変更することとなり、適正な印刷終了時刻を設定することができる。
第13の態様に係る印刷機の制御装置は、印刷機起動時刻とは異なる時刻に印刷が開始されると、印刷速度を変更して予定印刷終了時刻に印刷を終了する。これにより、印刷スケジュールに適した印刷速度を設定することができ、適正な印刷スケジュールと印刷品質の安定を同時に図ることができる。
第14の態様に係る印刷機は、ウェブWを供給する給紙装置Rと、ウェブWに印刷を行う印刷装置Uと、印刷済のウェブWを縦裁断して重ねると共に搬送経路および経路長を変更するウェブパス装置Dと、縦裁断して重ねられたウェブWを縦折りした後に横断裁して折帖を形成する折機Fと、印刷機の制御装置20とを備える。これにより、設定された印刷機起動時刻に到達すると、印刷機を自動的に起動して印刷を開始するため、印刷の自動化や作業者に対する支援機能を充実させることによりスキルレス化を図ることができる。
第15の態様に係る印刷機の運転方法は、予定印刷部数と予定印刷終了時刻と印刷物の仕様により設定される予定印刷準備時間に基づいて印刷機起動時刻を設定する工程と、印刷機起動時刻に到達したら印刷を開始する工程とを有する。これにより、設定された印刷機起動時刻に到達すると、印刷機を自動的に起動して印刷を開始するため、印刷の自動化や作業者に対する支援機能を充実させることによりスキルレス化を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、印刷スケジュール生成部が予定印刷部数と予定印刷終了時刻と予定印刷準備時間に基づいて印刷スケジュールを設定し、印刷機制御部がこの
印刷スケジュールに基づいて印刷機を制御するように構成したが、印刷スケジュールは、別途生成して記憶部22に記憶されたものを使用してもよい。
また、上述した実施形態では、印刷スケジュール生成部が予定印刷部数と予定印刷終了時刻と予定印刷準備時間に基づいて印刷スケジュールを設定したが、不測のトラブルや記事の緊急差し替えなどの事態が発生し、印刷速度を最高速にしても予定印刷終了時刻に印刷を終了することができない場合、印刷スケジュール生成部は予定印刷終了時刻を変更してもよい。あるいは、作業者が任意に予定印刷終了時刻を設定してもよい。また、変更された予定印刷終了時刻を表示装置32に表示して作業者に通知する。あるいは、発送システムを通じて発送を担当する作業者に通知する。
また、上述した実施形態では、本発明の印刷機を新聞用オフセット輪転印刷機10に適用して説明したが、この印刷機に限定されるものではない。例えば、商業用オフセット輪転印刷機などに適用してもよい。
R 給紙装置
R1~R7 給紙ユニット
I インフィード装置
I1~I7 インフィードユニット
U 印刷装置
U1~U6,U11~U62 印刷ユニット
D ウェブパス装置
D1,D2 ウェブパスユニット
F 折機
F1,F2 折ユニット
10 新聞用オフセット輪転印刷機(印刷機)
20 制御装置
21 印刷スケジュール生成部
22 記憶部
23 印刷機制御部
31 操作装置
32 表示装置
33 発送システム
W ウェブ

Claims (15)

  1. 軸方向に複数の刷版が取付けられた版胴を有する印刷ユニットによりウェブに印刷を行う新聞用オフセット輪転式の印刷機を用いて、印刷開始から印刷終了までに複数の版の印刷物をそれぞれ所定部数印刷する印刷機の制御装置において、
    予定印刷部数と、予定印刷終了時刻と、前版と次版の印刷物の仕様の変更により設定される予定印刷準備時間に基づいて印刷機起動時刻を設定し、前記印刷機起動時刻に到達したら印刷を開始する、
    印刷機の制御装置。
  2. 前記予定印刷部数と前記予定印刷終了時刻と前記予定印刷準備時間に基づいて前記印刷機起動時刻を含む印刷スケジュールを生成する印刷スケジュール生成部と、
    前記印刷スケジュールを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記印刷スケジュールに基づいて前記印刷機を制御する印刷機制御部と、
    を備える請求項1に記載の印刷機の制御装置。
  3. 前記予定印刷部数と前記予定印刷終了時刻と前記予定印刷準備時間に基づいて印刷準備開始時刻を設定し、前記印刷準備開始時刻に到達したら、印刷準備の開始を通知すると共に、前記印刷準備の少なくとも一部を自動で実施する、
    請求項1または請求項2に記載の印刷機の制御装置。
  4. 作業者による印刷準備時間と自動で実施した印刷準備時間を記録する記憶部を有する、
    請求項3に記載の印刷機の制御装置。
  5. 前記予定印刷準備時間は、印刷前に印刷機を構成する複数の機器を印刷可能状態にするための準備時間であり、印刷物の仕様に基づいて前記記憶部に記憶された過去の印刷準備時間を用いて設定される、
    請求項4に記載の印刷機の制御装置。
  6. 前記予定印刷準備時間は、印刷前に印刷機を構成する複数の機器を印刷可能状態にするための準備時間であり、印刷物の仕様に基づいて前記記憶部に記憶された過去の印刷準備時間を学習補正して設定される、
    請求項4に記載の印刷機の制御装置。
  7. 前記予定印刷準備時間は、印刷前に印刷機を構成する複数の機器を印刷可能状態にするための準備時間であり、前記複数の機器を個別に印刷可能状態とする単位準備時間を前記記憶部に設定し、印刷物の仕様に基づいて前記単位準備時間を加算して算出される、
    請求項4から請求項6のいずれか一項に記載の印刷機の制御装置。
  8. 前記印刷機の起動後、全てのウェブの張力が予め設定された所定張力に到達すると、前記印刷機の印刷速度を増加して印刷を開始する、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の印刷機の制御装置。
  9. 印刷を開始した後、良紙判定されると、印刷部数カウンタを開始し、予め設定された通常印刷速度まで増速する、
    請求項8に記載の印刷機の制御装置。
  10. 実際の印刷部数が前記予定印刷部数に到達したら印刷を停止し、印刷の開始から印刷の停止までの印刷時間を記録する、
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の印刷機の制御装置。
  11. 前記印刷機起動時刻より前に印刷開始指令信号が入力すると、前記印刷機起動時刻に到達する前に印刷を開始する、
    請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の印刷機の制御装置。
  12. 前記印刷機起動時刻に到達する前に印刷が開始されると、印刷の開始時刻に応じて前記予定印刷終了時刻を変更する、
    請求項11に記載の印刷機の制御装置。
  13. 前記印刷機起動時刻とは異なる時刻に印刷が開始されると、印刷速度を変更して前記予定印刷終了時刻に印刷を終了する、
    請求項11に記載の印刷機の制御装置。
  14. ウェブを供給する給紙装置と、
    前記ウェブに印刷を行う印刷装置と、
    印刷済の前記ウェブを縦裁断して重ねると共に搬送経路および経路長を変更するウェブパス装置と、
    縦裁断して重ねられた前記ウェブを縦折りした後に横断裁して折帖を形成する折機と、
    請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の印刷機の制御装置と、
    を備える新聞用オフセット輪転印刷機
  15. 軸方向に複数の刷版が取付けられた版胴を有する印刷ユニットによりウェブに印刷を行う新聞用オフセット輪転式の印刷機を用いて、印刷開始から印刷終了までに複数の版の印刷物をそれぞれ所定部数印刷する印刷機の運転方法において、
    予定印刷部数と、予定印刷終了時刻と、前版と次版の印刷物の仕様の変更により設定される予定印刷準備時間に基づいて印刷機起動時刻を設定する工程と、
    前記印刷機起動時刻に到達したら印刷を開始する工程と、
    を有する印刷機の運転方法。
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