JP7465757B2 - 昇圧ポンプの監視装置 - Google Patents

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Description

本開示は、昇圧ポンプの監視装置に関する。
昇圧ポンプは、例えば、特許文献1に開示されているように、駆動部(例えば直流モータ)から供給される駆動力でシリンダ内のピストンを往復させることで、シリンダ内に供給された流体(例えば、液体水素)を昇圧するピストン式の昇圧ポンプを含む。
特開2009-287570号公報
しかしながら、ピストン式の昇圧ポンプは、ピストンとともに往復するピストンロッドを備えているが、このピストンロッドが動作中に傾斜し、シリンダに対するピストンの異常接触による不具合(異音やシリンダの変形など)を発生させる虞がある。
本開示は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、シリンダに対するピストンの異常接触を抑制できる昇圧ポンプの監視装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係る昇圧ポンプの監視装置は、シリンダと、シリンダ内に配置されるピストンと、一端が前記シリンダから突き出るとともに、他端が前記ピストンに接続されるピストンロッドと、ピストンがシリンダ内を往復可能にピストンロッドを支持する軸受と、を含む昇圧ポンプを監視するため、軸受よりピストンロッドの一端側に位置するピストンロッドの第1部分の水平方向における第1方向の変位を取得する第1センサと、ピストンロッドの第1部分と軸受との間に位置するピストンロッドの第2部分の第1方向の変位を取得する第2センサと、第1センサが取得した第1部分の第1方向の変位と、第2センサが取得した第2部分の第1方向の変位とに基づいて、ピストンの第1方向の位置を算出する算出装置と、を備える。
本開示の昇圧ポンプの監視装置によれば、シリンダに対するピストンの異常接触を抑制できる。
一実施形態に係る水素スタンドの全体構成を模式的に示す図である。 一実施形態に係る昇圧ポンプの構成を概略的に示す断面図である。 本開示の第1実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の構成を概略的に示す構成図である。 第1実施形態に係るピストンロッドの第1部分及び第2部分のそれぞれの上下方向の位置を説明するための図である。 第1実施形態に係る算出装置がピストンの第1方向の位置を算出する方法を説明するための図である。 第1実施形態の変形例に係る昇圧ポンプの監視装置の構成を概略的に示す構成図である。 本開示の第2実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の構成を概略的に示す構成図である。 第2実施形態に係る算出装置がピストンの第2方向の位置を算出する方法を説明するための図である。 本開示の第3実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の構成を概略的に示す構成図である。 第3実施形態に係る表示装置によって表示されるピストンの端面の水平方向の位置を示す図である。 第3実施形態の変形例に係る昇圧ポンプの監視装置の構成を概略的に示す構成図である。 本開示の第4実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の構成を概略的に示す構成図である。 第4実施形態に係る表示装置によって表示されるピストンの端面の水平方向の位置を示す図である。 本開示の第5実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の構成を概略的に示す構成図である。 第5実施形態に係る接触位置算出装置による接触位置の検出方法について説明するための図である。
以下、本開示の実施の形態による昇圧ポンプの監視装置について、図面に基づいて説明する。かかる実施の形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
(水素スタンド)
図1は、一実施形態に係る水素スタンド100の全体構成を模式的に示す図である。図1に示すように、水素スタンド100は、燃料電池を搭載する燃料電池車102に燃料である水素ガスの補給を行うための施設である。図1に例示する形態では、水素スタンド100は、液体水素を貯槽するコンテナ104から供給される液体水素を所定の高圧状態に圧縮する圧縮装置106と、圧縮装置106で圧縮された高圧の液体水素を気化することで水素ガスを発生させる蒸発装置107と、蒸発装置107で発生させた水素ガスを燃料電池車102に充填するディスペンサ108と、を含む。尚、図1に例示する水素スタンド100の圧縮装置106は液体水素を圧縮していたが、本開示はこの形態に限定されない。別の実施形態では、圧縮装置106は水素ガスを圧縮する。
圧縮装置106は、モータ110と、昇圧ポンプ112と、モータ110の動力を昇圧ポンプ112に伝達する減速機114と、を含む。昇圧ポンプ112は、往復動式のポンプであって、モータ110から伝達された動力でコンテナ104から供給される液体水素を昇圧し、この昇圧した液体水素を吐出する。つまり、昇圧ポンプ112は、水素スタンド100に配置された水素昇圧ポンプである。
(昇圧ポンプ)
図2は、一実施形態に係る昇圧ポンプ112の構成を概略的に示す断面図である。図2に示すように、昇圧ポンプ112は、シリンダ116と、シリンダ116内に配置されるピストン118と、一端121がシリンダ116から突き出るとともに、他端123がピストン118に接続されるピストンロッド120と、ピストン118がシリンダ116内を往復可能にピストンロッド120を支持する軸受122と、を含む。
本開示では、ピストンロッド120の延在方向を単に「上下方向」と記載し、ピストンロッド120の延在方向一端121側を上側、ピストンロッド120の延在方向他端123側を下側として説明する。また、本開示では、この上下方向に対して直交する方向を「水平方向」とする。
図2に例示する形態では、昇圧ポンプ112は、モータ110の動力(回転運動)をピストン118の往復運動に変換するクランク機構124を含む。具体的には、クランク機構124は、クランクピン126に一端が連結されるクランクアーム128と、クランクアーム128の他端をピストンロッド120に連結するクロスヘッド130と、を備える。クランク機構124は、クランク軸(不図示)の軸中心の周りをクランクピン126が軌跡132を描くように回転することで、ピストン118を上下方向に沿って往復運動させる。シリンダ116には、下方向に開口する吸入口117と、水平方向に開口する吐出口119とが形成されている。液体水素は、ピストン118が上方に移動する際に吸入口117を通ってシリンダ116内に供給され、ピストン118が下方に移動する際に吐出口119を通ってシリンダ116から吐出される。
<第1実施形態>
(第1実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の構成)
本開示の第1実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1は、上述した構成を含む昇圧ポンプ112を監視するための装置である。図3は、本開示の第1実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1の構成を概略的に示す構成図である。図3に示すように、監視装置1は、第1センサ2と、第2センサ4と、算出装置6と、を備える。
第1センサ2は、軸受122よりピストンロッド120の一端121側に位置するピストンロッド120の第1部分P1の水平方向における第1方向D1の変位x1を取得する。このような第1センサ2は、特に限定されないが、例えば、測定対象物(ピストンロッド120の第1部分P1)に向けてレーザビームを照射するとともに該測定対象物の表面における反射光を受信し、該反射光の信号強度を特定することで測定対象物との距離を検出するように構成される。
第2センサ4は、ピストンロッド120の第1部分P1と軸受122との間に位置するピストンロッド120の第2部分P2の第1方向D1の変位x2を取得する。このような第2センサ4は、特に限定されないが、例えば、測定対象物(ピストンロッド120の第2部分P2)に向けてレーザビームを照射するとともに該測定対象物の表面における反射光を受信し、該反射光の信号強度を特定することで測定対象物との距離を検出するように構成される。尚、第2部分P2は、ピストンロッド120の周方向において、第1部分P1と同じ位置であってもよいし、異なる位置(但し、ピストンロッド120の中心を挟んで正反対側となる位置を除く)であってもよい。
ここで、図4を参照して、第1実施形態に係る第1部分P1及び第2部分P2のそれぞれの上下方向の位置について説明する。図4は、第1実施形態に係る第1部分P1及び第2部分P2のそれぞれの上下方向の位置を説明するための図である。
図4に示すように、上下方向(ピストンロッド120の延在方向)において、軸受122の中心135から第1部分P1までの距離をh1、軸受122の中心135から第2部分P2までの距離をh2とすると、h2≦h1/2を満たす。このため、上下方向において、第2部分P2を軸受122に近接した位置にすることができる。また、上下方向において、第2部分P2を軸受122に近接した位置にしつつ、第1部分P1を軸受122から離れた位置にすることができる。一実施形態では、上下方向において、第2センサ4は軸受122と隣り合って位置する。一実施形態では、h2はゼロである。尚、図4に例示する形態では、h1及びh2のそれぞれを軸受122の中心135からの距離として説明したが、本開示はこの形態に限定されない。例えば、軸受122の下面134から第1部分P1までの距離をh1、軸受122の下面134から第2部分P2までの距離をh2としてもよい。
図3に戻り、第1実施形態に係る監視装置1の構成について説明する。算出装置6は、第1センサ2が取得した第1部分P1の第1方向D1の変位x1と、第2センサ4が取得した第2部分P2の第1方向D1の変位x2とに基づいて、ピストン118の第1方向D1の位置を算出する。算出装置6は、例えば電子制御装置などのコンピュータであって、第1センサ2及び第2センサ4のそれぞれと電気的に接続されている。算出装置6は、図示しないCPUやGPUといったプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、及びI/Oインターフェイスなどを備える。このような算出装置6は、メモリにロードされたプログラムの命令に従ってプロセッサが動作(演算等)することで、ピストン118の第1方向D1の位置を算出する。
ここで、図5を参照して、算出装置6によるピストン118の第1方向D1の位置を算出する方法の一例について説明する。図5は、算出装置6がピストン118の第1方向D1の位置を算出する方法を説明するための図である。
図5に例示する形態では、算出装置6は、ピストンロッド120に接続される側とは反対側のピストン118の端面136の位置を算出する。具体的に説明すると、上下方向におけるピストンロッド120の第1部分P1と第2部分P2との間の距離をd1(=h1-h2)とし、軸受122の中心135と上死点に位置するときのピストン118の端面136との間の距離をd3とする。算出装置6は、距離d1及び距離d3を予め記憶している。算出装置6は、(x1-x2)×d3/d1よりピストン118の端面136の第1方向D1の位置を算出する。つまり、算出装置6は、第1部分P1が軸受122より上方に位置し、且つピストン118の端面136が軸受122より下方に位置することを利用している。別の言い方をすると、互いに相似となる2つの仮想の直角三角形を形成し、一方の直角三角形の辺の長さから他方の直角三角形の辺の長さ(ピストン118の端面136の位置)を算出している。この場合、上述したように、上下方向において、第2部分P2は軸受122に近接しているので、d1=h1(h2=0)とみなしている。そして、(x1-x2)×d3/d1よりピストン118の端面136の第1方向D1の変位x3(すなわち位置)を算出している。尚、上死点とは、ピストン118の端面136が最も下方に位置していることを指し、液体水素が最も圧縮されている状態である。
(第1実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の作用・効果)
本開示の第1実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1の作用・効果について説明する。第1実施形態によれば、算出装置6によってピストン118の端面136の第1方向D1の位置が算出されるので、この算出されたピストン118の端面136の第1方向D1の位置を監視して、シリンダ116に対するピストン118の異常接触の発生を抑制できる。
ピストンロッド120は軸受122を中心として傾斜する。このため、軸受122より上方に位置する第1部分P1の第1方向D1の変位及び軸受122の上下方向の位置から、ピストンロッド120の他端123に接続されるピストン118の端面136の第1方向D1の位置を容易に算出することができる。第1実施形態によれば、h2≦h1/2を満たすので、上下方向において、第2部分P2を軸受122に近接させることができる。よって、上下方向における第2部分P2の位置を軸受122の位置とみなし、ピストン118の端面136の第1方向D1の位置を容易に算出することができる。
図6は、第1実施形態の変形例に係る昇圧ポンプの監視装置1の構成を概略的に示す構成図である。図6に示すように、監視装置1は、第1ローパスフィルタ5と、第2ローパスフィルタ7と、をさらに備える。
第1ローパスフィルタ5は、第1センサ2が取得した第1部分P1の第1方向D1の変位x1から第1部分P1の振動成分を除外する。第2ローパスフィルタ7は、第2センサ4が取得した第2部分P2の第1方向D1の変位x2から第2部分P2の振動成分を除外する。そして、算出装置6は、第1ローパスフィルタ5によって振動成分が除外された第1部分P1の第1方向D1の変位x1、及び第2ローパスフィルタ7によって振動成分が除外された第2部分P2の第1方向D1の変位x2に基づいて、ピストン118の端面136の第1方向D1の位置を算出する。振動成分とは、ピストンロッド120が上下方向に沿って往復運動する際にピストンロッド120に発生する水平方向の変位である。
第1センサ2が取得する変位x1及び第2センサ4が取得する変位x2のそれぞれには振動成分が含まれている場合がある。振動成分が含まれていると、算出装置6によるピストン118の端面136の第1方向D1の位置の算出精度が低下する。これに対して、第1実施形態の変形例によれば、算出装置6は、第1部分P1及び第2部分P2の振動成分が除外された状態でピストン118の端面136の第1方向D1の位置を算出する。このため、ピストン118の端面136の第1方向D1の位置の監視が容易になり、シリンダ116に対するピストン118の異常接触の発生を抑制できる。
<第2実施形態>
本開示の第2実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1について説明する。第2実施形態は、第3センサ8及び第4センサ10がさらに設けられている点で第1実施形態とは異なるが、それ以外の構成は第1実施形態で説明した構成と同じである。第2実施形態において、第1実施形態の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
(第2実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の構成)
図7は、本開示の第2実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1の構成を概略的に示す構成図である。図7に示すように、監視装置1は、第3センサ8及び第4センサ10をさらに備える。
第3センサ8は、軸受122よりピストンロッド120の一端121側に位置するピストンロッド120の第3部分P3の第1方向D1と交差する第2方向D2の変位y1を取得する。図7に例示する形態では、第1方向D1は、第2方向D2と直交する。上下方向において、第3部分P3は第1部分P1と同じ位置である。このような第3センサ8は、特に限定されないが、例えば、測定対象物(ピストンロッド120の第3部分P3)に向けてレーザビームを照射するとともに該測定対象物の表面における反射光を受信し、該反射光の信号強度を特定することで測定対象物との距離を検出するように構成される。尚、一実施形態では、第3部分P3は、上下方向において、第1部分P1と異なる位置であってもよい。
第4センサ10は、ピストンロッド120の第3部分P3と軸受122との間に位置するピストンロッド120の第4部分P4の第2方向D2の変位y2を取得する。図7に例示する形態では、上下方向において、第4部分P4は第2部分P2と同じ位置である。このような第4センサ10は、特に限定されないが、例えば、測定対象物(ピストンロッド120の第4部分P4)に向けてレーザビームを照射するとともに該測定対象物の表面における反射光を受信し、該反射光の信号強度を特定することで測定対象物との距離を検出するように構成される。尚、第4部分P4は、ピストンロッド120の周方向において、第3部分P3と同じ位置であってもよいし、異なる位置(但し、ピストンロッド120の中心を挟んで正反対側となる位置を除く)であってもよい。また、一実施形態では、第4部分P4は、上下方向において、第2部分P2と異なる位置であってもよい。
算出装置6は、第3センサ8及び第4センサ10のそれぞれとも電気的に接続されている。そして、算出装置6は、第3センサ8が取得した第3部分P3の第2方向D2の変位y1と、第4センサ10が取得した第4部分P4の第2方向D2の変位y2とに基づいて、ピストン118の第2方向D2の位置を算出する。算出装置6によるピストン118の第2方向D2の位置を算出する方法は、例えば、図5を参照して説明した方法と同様であり、算出装置6はピストン118の端面136の第2方向D2の変位y3を算出する。
図8は、算出装置6がピストン118の第2方向D2の位置を算出する方法を説明するための図である。上下方向におけるピストンロッド120の第3部分P3と第4部分P4との間の距離をd2とする。この距離d2は、上述した距離d1と同じ距離である。算出装置6は、距離d2を予め記憶している。算出装置6は、(y1-y2)×d3/d2よりピストン118の端面136の第2方向D2の変位y3(すなわち位置)を算出する。
このように、算出装置6は、ピストン118の端面136の第1方向D1の位置に加え、ピストン118の端面136の第2方向D2の位置も算出する。すなわち、算出装置6は、ピストン118の端面136の水平方向の位置を算出可能となっている。具体的には、ピストン118の端面136の水平方向の位置は、第1方向D1に直交する第1直線であって、ピストン118の端面136の第1方向D1の位置の座標を通過する第1直線と、第2方向D2に直交する第2直線であって、ピストン118の端面136の第2方向D2の位置の座標を通過する第2直線とが交差する位置である。
(第2実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の作用・効果)
本開示の第2実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1の作用・効果について説明する。第2実施形態によれば、算出装置6によってピストン118の第2方向D2の位置も算出されるので、ピストン118の第1方向D1の位置及び第2方向D2の位置からピストン118の水平方向の位置を算出できる。このため、ピストン118の水平方向の位置を監視して、シリンダ116に対するピストン118の異常接触の発生を抑制できる。
第2実施形態によれば、第1方向D1は第2方向D2と直交しているので、第1方向D1が第2方向D2と直交以外の状態で交差している場合と比較して、ピストン118の第1方向D1の位置及び第2方向D2の位置からピストン118の水平方向の位置を高精度に算出できる。尚、本開示は、第1方向D1が第2方向D2と直交していることに限定するものではない。第1方向D1は第2方向D2と交差していればよい。
<第3実施形態>
本開示の第3実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1について説明する。第3実施形態は、表示装置12がさらに設けられている点で第2実施形態とは異なるが、それ以外の構成は第2実施形態で説明した構成と同じである。第3実施形態において、第2実施形態の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
(第3実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の構成)
図9は、本開示の第3実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1の構成を概略的に示す構成図である。図9に示すように、監視装置1は、ピストン118の端面136の水平方向の位置を表示する表示装置12をさらに備える。表示装置12は、算出装置6と電気的に接続されており、算出装置6が算出したピストン118の端面136の水平方向の位置を取得するようになっている。表示装置12は、所定の時間が経過するたびに、第1方向D1に延びるx軸(後述する図10において、左右に延びる破線)及び第2方向D2に延びるy軸(後述する図10において上下に延びる破線)から構成されるグラフに、ピストン118の端面136の水平方向の位置をプロットする。
図10は、表示装置12によって表示されるピストン118の端面136の水平方向の位置を示す図である。図10に例示する形態では、表示装置12は、円形状を有するシリンダ116の内周面138を表示している。表示装置12は、連続的にピストン118の端面136の水平方向の位置をプロットすることで形成されるピストン118の端面136の移動の軌跡137を表示している。尚、シリンダ116の内周面138は、任意の形状であってもよく、円形状に限定されない。
図9に例示する形態では、監視装置1は、ピストン118の水平方向の位置からシリンダ116の内周面138までの距離が、予め定められた閾値より小さくなると報知する第1報知装置14をさらに備える。第1報知装置14は、表示装置12がピストン118の端面136の水平方向の位置をプロットするたびに、そのプロットした位置からシリンダ116の内周面138までの最短距離d4を算出する。そして、第1報知装置14は、最短距離d4が閾値より小さくなると、例えば、警告音を鳴らすことで報知する。尚、この閾値は任意に設定することができるようになっている。
(第3実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の作用・効果)
第3実施形態によれば、表示装置12を介して、ピストン118の端面136の水平方向の位置を視認することができる。よって、ピストン118がシリンダ116に対して接近していること、又は、ピストン118がシリンダ116に対して接触していることを知ることができる。
第3実施形態によれば、第1報知装置14を介して、ピストン118がシリンダ116に対して接近していること、又はピストン118がシリンダ116に対して接触していることを速やかに知ることができる。
図11は、第3実施形態の変形例に係る昇圧ポンプの監視装置1の構成を概略的に示す構成図である。図11に示すように、監視装置1は、第1温度センサ16と、第2温度センサ18と、第2報知装置20と、をさらに備える。
第1温度センサ16は、シリンダ116の一部142の第1温度T1を取得する。第2温度センサ18は、シリンダ116の一部142とは上下方向(シリンダ116の延在方向)における位置が異なる別の一部144の第2温度T2を取得する。第1温度センサ16及び第2温度センサ18は、例えば、熱電対である。図11に例示する形態では、シリンダ116の一部142は、シリンダ116の別の一部144よりも上方に位置している。第2報知装置20は、第1温度センサ16及び第2温度センサ18のそれぞれと電気的に接続されている。第2報知装置20は、第1温度センサ16が取得する第1温度T1と第2温度センサ18が取得する第2温度T2との温度差が、予め設定された閾値を超えると、例えば、警告音を鳴らすことで報知する。
ピストン118はシリンダ116内を上下方向に沿って往復するので、ピストンロッド120が傾斜すると、ピストン118がシリンダ116に対して接触し、シリンダ116とピストン118とが接触する部分は摩擦熱によって温度が上昇する。第3実施形態の変形例によれば、第2報知装置20は、上下方向の位置が互いに異なるシリンダ116の一部142とシリンダ116の別の一部144との温度差が閾値を超えると報知する。このため、ピストン118がシリンダ116に対して接触している状態であることを知ることができる。
<第4実施形態>
本開示の第4実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1について説明する。第4実施形態は、第1ローパスフィルタ5、第2ローパスフィルタ7、第3ローパスフィルタ22、第4ローパスフィルタ24、第1ハイパスフィルタ26、第2ハイパスフィルタ28がさらに設けられている点で第3実施形態とは異なるが、それ以外の構成は第3実施形態で説明した構成と同じである。第4実施形態において、第3実施形態の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
(第4実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の構成)
図12は、本開示の第4実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1の構成を概略的に示す構成図である。図12に示すように、監視装置1は、第1ローパスフィルタ5と、第2ローパスフィルタ7と、第3ローパスフィルタ22と、第4ローパスフィルタ24と、第1ハイパスフィルタ26と、第2ハイパスフィルタ28と、をさらに備える。
第1ローパスフィルタ5は、既に説明したように、第1センサ2が取得した第1部分P1の第1方向D1の変位x1から第1部分P1の振動成分を除外する。第2ローパスフィルタ7は、既に説明したように、第2センサ4が取得した第2部分P2の第1方向D1の変位x2から第2部分P2の振動成分を除外する。第3ローパスフィルタ22は、第3センサ8が取得した第3部分P3の第2方向D2の変位y1から第3部分P3の振動成分を除外する。第4ローパスフィルタ24は、第4センサ10が取得した第4部分P4の第2方向D2の変位y2から第4部分P4の振動成分を除外する。
第1ハイパスフィルタ26は、第2センサ4が取得した第2部分P2の第1方向D1の変位x2から第2部分P2の振動成分を抜き出す。図12に例示する形態では、第2ローパスフィルタ7及び第1ハイパスフィルタ26は並列に配置されている。つまり、第2センサ4が取得した変位x2は、第2ローパスフィルタ7及び第1ハイパスフィルタ26のそれぞれに供給されるようになっている。算出装置6は、第2ローパスフィルタ7で振動成分が除外された変位x2、及び、第1ハイパスフィルタ26で抜き出された第2部分P2の振動成分を取得する。
第2ハイパスフィルタ28は、第4センサ10が取得した第4部分P4の第2方向D2の変位y2から第4部分P4の振動成分を抜き出す。図12に例示する形態では、第4ローパスフィルタ24及び第2ハイパスフィルタ28は並列に配置されている。つまり、第4センサ10が取得した変位y2は、第4ローパスフィルタ24及び第2ハイパスフィルタ28のそれぞれに供給されるようになっている。算出装置6は、第4ローパスフィルタ24で振動成分が除外された変位y2、及び、第2ハイパスフィルタ28で抜き出された第4部分P4の振動成分を取得する。
図12に例示する形態では、監視装置1は、第1増幅器30、第2増幅器32、第3増幅器34、及び第4増幅器36をさらに備える。第1増幅器30は、第1センサ2と第1ローパスフィルタ5との間に配置され、第1センサ2が取得した変位x1を増幅する。第2増幅器32は、第2センサ4と第2ローパスフィルタ7との間に配置され、第2センサ4が取得した変位x2を増幅する。第2増幅器32で増幅された変位x2は、第2ローパスフィルタ7及び第1ハイパスフィルタ26の両方に供給されるようになっている。第3増幅器34は、第3センサ8と第3ローパスフィルタ22との間に配置され、第3センサ8が取得した変位y1を増幅する。第4増幅器36は、第4センサ10と第4ローパスフィルタ24との間に配置され、第4センサ10が取得した変位y2を増幅する。第4増幅器36で増幅された変位y2は、第4ローパスフィルタ24及び第2ハイパスフィルタ28の両方に供給されるようになっている。
算出装置6は、上述したように、第1ローパスフィルタ5によって振動成分が除外された第1部分P1の第1方向D1の変位x1、及び第2ローパスフィルタ7によって振動成分が除外された第2部分P2の第1方向D1の変位x2に基づいて、ピストン118の端面136の第1方向D1の位置を算出する。また、算出装置6は、第3ローパスフィルタ22によって振動成分が除外された第3部分P3の第2方向D2の変位y1、及び第4ローパスフィルタ24によって振動成分が除外された第4部分P4の第2方向D2の変位y2に基づいて、ピストン118の端面136の第2方向D2の位置を算出する。そして、算出装置6は、ピストン118の端面136の第1方向D1の位置、及び第2方向D2の位置からピストン118の端面136の水平方向の位置を算出する。
表示装置12は、上述したように、所定の時間が経過するたびに、第1方向D1に延びるx軸及び第2方向D2に延びるy軸から構成されるグラフに、ピストン118の端面136の水平方向の位置をプロットする。
図13は、表示装置12によって表示されるピストン118の端面136の水平方向の位置を示す図である。表示装置12は、連続的にピストン118の端面136の水平方向の位置をプロットすることで形成されるピストン118の端面136の移動の軌跡139を表示している。第4実施形態に係る軌跡139は、第1ローパスフィルタ5、第2ローパスフィルタ7、第3ローパスフィルタ22及び第4ローパスフィルタ24によって振動成分が除外されているので、第3実施形態に係る軌跡137(図10参照)と比較して滑らかになっている(視認性が向上している)。
そして、表示装置12は、第1ハイパスフィルタ26によって抜き出された第2部分P2の振動成分、及び第2ハイパスフィルタ28によって抜き出された第4部分P4の振動成分を軌跡139に重畳する。図13に例示するように、軌跡139に第2部分P2の振動成分及び第4部分P4の振動成分が重畳されることで、領域Rが表示されるようになっている。軌跡139への第2部分P2の振動成分及び第4部分P4の振動成分の重畳は、例えば、ピストン118の端面136の水平方向の位置がプロットされると行われる。幾つかの実施形態では、第1報知装置14は、領域Rからシリンダ116の内周面138までの最短距離d5が閾値より小さくなると報知する。幾つかの実施形態では、領域Rの形状に応じて、閾値が変化するように構成されてもよい。例えば、領域Rの形状が円形状である場合には、領域Rの形状が矩形状である場合よりも閾値を大きくする。
(第4実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の作用・効果)
第4実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1の作用・効果について説明する。第4実施形態によれば、振動成分が除外された第1部分P1の変位x1、振動成分が除外された第2部分P2の変位x2、振動成分が除外された第3部分P3の変位y1、及び振動成分が除外された第4部分P4の変位y2に基づいて算出されるピストン118の端面136の水平方向の位置に、第2部分P2及び第4部分P4の振動成分を重畳することで、ピストン118の端面136の水平方向の位置の監視精度を高めることができる。
<第5実施形態>
本開示の第5実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1について説明する。第5実施形態は、第1実施形態に対して、AEセンサ38と、周期検出装置40と、接触位置算出装置42と、がさらに設けられている。第5実施形態において、第1実施形態の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。別の実施形態では、第2~第4実施形態に対して、AEセンサ38と、周期検出装置40と、接触位置算出装置42と、がさらに設けられてもよい。
(第5実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の構成)
図14は、本開示の第5実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1の構成を概略的に示す構成図である。図14に示すように、監視装置1は、AEセンサ38と、周期検出装置40と、接触位置算出装置42と、をさらに備える。尚、接触位置算出装置42は、算出装置6とは物理的に異なる装置として監視装置1に設けられてもよいし、算出装置6の一部として物理的に一体的な装置として監視装置1に設けられてもよい。
AEセンサ38は、シリンダ116とピストン118との接触によって発生するAE波Wを検出する。AEセンサ38は、AE波Wを検出するのであれば特に限定されないが、例えばピストンロッド120の外周面からAE波Wを検出する。AE(Acoustic Emission)波Wは、シリンダ116が変形あるいは破壊する際に放出され、数10kHz~数MHzといった非常に高い周波数成分を有している。
周期検出装置40は、ピストン118の往復運動の周期Aを検出する。このような周期検出装置40は、例えば、クランク機構124のクランク軸に取り付けられる角度センサである。別の一実施形態では、周期検出装置40はモータ110の回転軸に取り付けられる角度センサである。尚、周期検出装置40は、ピストン118の往復運動の周期Aを検出するのであれば、角度センサに限定されない。
接触位置算出装置42は、例えば電子制御装置などのコンピュータであって、AEセンサ38及び周期検出装置40のそれぞれと電気的に接続されており、AEセンサ38が検出するAE波Wと周期検出装置40が検出する周期Aとに基づいて、ピストン118とシリンダ116とが接触する接触位置を算出する。
接触位置算出装置42による接触位置の検出方法について説明する。図15は、接触位置算出装置42による接触位置の検出方法について説明するための図である。t1及びt7はピストン118が上死点に位置するタイミングであって、t1~t7までの期間が1回のピストン118の往復運動の周期Aを示している。t4は、ピストン118が下死点に位置するタイミングである。t2及びt5は、AEセンサ38によるAE波Wの検出が開始されたタイミングである。t3及びt6は、AEセンサ38がAE波Wを検出しなくなったタイミングである。図15に例示する形態では、ピストン118は、1往復中にシリンダ116に2回接触している。t1~t7のそれぞれのタイミングは、周期検出装置40が検出するピストン118の往復運動の周期A(クランク軸の回転角度)から算出される。
接触位置算出装置42は、例えば、t2のタイミングにおけるピストン118の位置を、ピストン118とシリンダ116とが接触する接触位置として算出する。具体的には、1回転(360度)に対して(t2-t1)/Aを乗算して、t2のタイミングにおけるピストン118の位置(角度位置)を算出する。尚、別の実施形態では、接触位置算出装置42は、t2とt3との中間のタイミングにおけるピストン118の位置を接触位置として算出してもよいし、t3のタイミングにおけるピストン118の位置を接触位置として算出してもよい。
(第5実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置の作用・効果)
第5実施形態に係る昇圧ポンプの監視装置1の作用・効果について説明する。第5実施形態によれば、ピストン118とシリンダ116とが接触する接触位置を速やかに知ることができる。
幾つかの実施形態では、接触位置算出装置42は、t2のタイミングにおけるピストン118の位置及びt3のタイミングにおけるピストン118の位置(Δt=t3-t2)から、ピストン118がシリンダ116に対して接触した状態で移動した接触距離を算出してもよい。
幾つかの実施形態では、監視装置1は、AEセンサ38と接触位置算出装置42との間に配置され、AEセンサ38が検出したAE波Wを整流する整流装置をさらに備えてもよい。このような構成によれば、AE波Wの波形を滑らかにし、接触位置算出装置42による接触位置の検出精度を高めることができる。
上記各実施形態に記載の内容は、例えば以下のように把握される。
[1]本開示に係る昇圧ポンプ(112)の監視装置(1)は、シリンダ(116)と、前記シリンダ内に配置されるピストン(118)と、一端(121)が前記シリンダから突き出るとともに、他端(123)が前記ピストンに接続されるピストンロッド(120)と、前記ピストンが前記シリンダ内を往復可能に前記ピストンロッドを支持する軸受(122)と、を含む昇圧ポンプを監視する昇圧ポンプの監視装置であって、前記軸受より前記ピストンロッドの一端側に位置する前記ピストンロッドの第1部分(P1)の水平方向における第1方向の変位を取得する第1センサ(2)と、前記ピストンロッドの前記第1部分と前記軸受との間に位置する前記ピストンロッドの第2部分(P2)の前記第1方向の変位を取得する第2センサ(4)と、前記第1センサが取得した前記第1部分の前記第1方向の変位と、前記第2センサが取得した前記第2部分の前記第1方向の変位とに基づいて、前記ピストンの前記第1方向の位置を算出する算出装置(6)と、を備える。
上記[1]に記載の構成によれば、算出装置によってピストンの水平方向における第1方向の位置が算出されるので、この算出されたピストンの第1方向の位置を監視して、シリンダに対するピストンの異常接触の発生を抑制できる。
[2]幾つかの実施形態では、上記[1]に記載の構成において、前記ピストンロッドの延在方向において、前記軸受から前記第1部分までの距離をh1、前記軸受から前記第2部分までの距離をh2とすると、h2≦h1/2を満たす。
ピストンロッドは軸受を中心として傾斜する。このため、軸受よりピストンロッドの一端側に位置するピストンロッドの第1部分の第1方向の変位、及びピストンロッドの延在方向における軸受の位置に基づいて、ピストンロッドの他端に接続されるピストンの第1方向の位置を容易に算出することができる。上記[2]に記載の構成によれば、h2≦h1/2を満たすので、ピストンロッドの延在方向において、ピストンロッドの第2部分を軸受に近接させることができる。よって、ピストンロッドの延在方向におけるピストンロッドの第2部分の位置を軸受の位置とみなし、ピストンの第1方向の位置を容易に算出することができる。
[3]幾つかの実施形態では、上記[1]又は[2]に記載の構成において、前記第1センサが取得した前記第1部分の前記第1方向の変位から前記第1部分の振動成分を除外する第1ローパスフィルタ(5)と、前記第2センサが取得した前記第2部分の前記第1方向の変位から前記第2部分の振動成分を除外する第2ローパスフィルタ(7)と、をさらに備え、前記算出装置は、前記第1ローパスフィルタによって振動成分が除外された前記第1部分の前記第1方向の変位、及び前記第2ローパスフィルタによって振動成分が除外された前記第2部分の前記第1方向の変位に基づいて、前記ピストンの前記第1方向の位置を算出する。
上記[3]に記載の構成によれば、算出装置は、第1部分及び第2部分の振動成分が除外された状態でピストンの第1方向の位置を算出する。このため、ピストンの第1方向の位置の監視が容易になり、シリンダに対するピストンの異常接触の発生を抑制できる。
[4]幾つかの実施形態では、上記[1]から[3]の何れか1つに記載の構成において、前記軸受より前記ピストンロッドの一端側に位置する前記ピストンロッドの第3部分(P3)の前記第1方向と交差する第2方向の変位を取得する第3センサ(8)と、前記ピストンロッドの前記第3部分と前記軸受との間に位置する前記ピストンロッドの第4部分(P4)の前記第2方向の変位を取得する第4センサ(10)と、をさらに備え、前記算出装置は、前記第3センサが取得した前記第3部分の前記第2方向の変位と前記第4センサが取得した前記第4部分の前記第2方向の変位とに基づいて、前記ピストンの前記第2方向の位置を算出する。
上記[4]に記載の構成によれば、算出装置によってピストンの水平方向における第2方向の位置も算出されるので、ピストンの第1方向の位置及び第2方向の位置からピストンの水平方向の位置を算出できる。このため、ピストンの水平方向の位置を監視して、シリンダに対するピストンの異常接触の発生を抑制できる。
[5]幾つかの実施形態では、上記[4]に記載の構成において、前記第1方向は、前記第2方向と直交する方向である。
上記[5]に記載の構成によれば、第1方向が第2方向と直交以外の状態で交差している場合と比較して、ピストンの第1方向の位置及び第2方向の位置からピストンの水平方向の位置を高精度に算出できる。
[6]幾つかの実施形態では、上記[4]又は[5]に記載の構成において、前記第1センサが取得する前記ピストンロッドの前記第1部分の前記第1方向の変位をx1、前記第2センサが取得する前記ピストンロッドの前記第2部分の前記第1方向の変位をx2、前記第3センサが取得する前記ピストンロッドの前記第3部分の前記第2方向の変位をy1、前記第4センサが取得する前記ピストンロッドの前記第4部分の前記第2方向の変位をy2、前記ピストンロッドの延在方向における前記ピストンロッドの前記第1部分と前記第2部分との間の距離をd1、前記ピストンロッドの延在方向における前記ピストンロッドの前記第3部分と前記第4部分との間の距離をd2、前記ピストンロッドの延在方向における前記軸受と上死点に位置するときの前記ピストンとの間の距離をd3とすると、前記算出装置は、(x1-x2)×d3/d1より前記ピストンの前記第1方向の位置を算出し、(y1-y2)×d3/d2より前記ピストンの前記第2方向の位置を算出する。
上記[6]に記載の構成によれば、算出装置によってピストンの第1方向の位置及び第2方向の位置が算出されるので、ピストンの水平方向の位置を算出できる。このため、ピストンの水平方向の位置を監視して、シリンダに対するピストンの異常接触の発生を抑制できる。
[7]幾つかの実施形態では、上記[4]から[6]の何れか1つに記載の構成において、前記ピストンの前記第1方向の位置、及び前記第2方向の位置から算出される前記ピストンの水平方向の位置を表示する表示装置(12)をさらに備える。
上記[7]に記載の構成によれば、表示装置を介して、ピストンの水平方向の位置を視認することができる。よって、ピストンがシリンダに対して接近していること、又は、ピストンがシリンダに対して接触していることを知ることができる。
[8]幾つかの実施形態では、上記[7]に記載の構成において、前記第1センサが取得した前記第1部分の前記第1方向の変位から前記第1部分の振動成分を除外する第1ローパスフィルタ(5)と、前記第2センサが取得した前記第2部分の前記第1方向の変位から前記第2部分の振動成分を除外する第2ローパスフィルタ(7)と、前記第3センサが取得した前記第3部分の前記第2方向の変位から前記第3部分の振動成分を除外する第3ローパスフィルタ(22)と、前記第4センサが取得した前記第4部分の前記第2方向の変位から前記第4部分の振動成分を除外する第4ローパスフィルタ(24)と、前記第2センサが取得した前記第2部分の前記第1方向の変位から前記第2部分の振動成分を抜き出す第1ハイパスフィルタ(26)と、前記第4センサが取得した前記第4部分の前記第2方向の変位から前記第4部分の振動成分を抜き出す第2ハイパスフィルタ(28)と、をさらに備え、前記算出装置は、前記第1ローパスフィルタによって振動成分が除外された前記第1部分の前記第1方向の変位、及び前記第2ローパスフィルタによって振動成分が除外された前記第2部分の前記第1方向の変位に基づいて、前記ピストンの前記第1方向の位置を算出するとともに、前記第3ローパスフィルタによって振動成分が除外された前記第3部分の前記第2方向の変位、及び前記第4ローパスフィルタによって振動成分が除外された前記第4部分の前記第2方向の変位に基づいて、前記ピストンの前記第2方向の位置を算出し、前記表示装置は、前記算出装置によって算出された前記ピストンの前記第1方向の位置、及び前記第2方向の位置から算出される前記ピストンの水平方向の位置に、前記第1ハイパスフィルタによって抜き出された前記第2部分の振動成分、及び前記第2ハイパスフィルタによって抜き出された前記第4部分の振動成分を重畳する。
上記[8]に記載の構成によれば、振動成分が除外された第1~第4部分の変位に基づいて算出されるピストンの水平方向の位置に第2部分及び第4部分の振動成分を重畳することで、ピストンの水平方向の位置の監視精度を高めることができる。
[9]幾つかの実施形態では、上記[4]から[8]の何れか1つに記載の構成において、前記ピストンの前記第1方向の位置、及び前記第2方向の位置から算出される前記ピストンの水平方向の位置から前記シリンダの内周面(138)までの距離が、予め定められた閾値より小さくなると報知する第1報知装置(14)をさらに備える。
上記[9]に記載の構成によれば、ピストンがシリンダに対して接近していること、又はピストンがシリンダに対して接触していることを速やかに知ることができる。
[10]幾つかの実施形態では、上記[9]に記載の構成において、前記シリンダの一部の第1温度を取得する第1温度センサ(16)と、前記シリンダの前記一部とは前記シリンダの延在方向における位置が異なる別の一部の第2温度を取得する第2温度センサ(18)と、前記第1温度センサが取得する前記第1温度と前記第2温度センサが取得する前記第2温度との温度差が、予め設定された閾値を超えると報知する第2報知装置(20)と、をさらに備える。
ピストンはシリンダ内を往復するので、ピストンロッドが傾斜すると、ピストンがシリンダに対して接触し、シリンダとピストンとが接触する部分は摩擦熱によって温度が上昇する。上記[10]に記載の構成によれば、第2報知装置は、シリンダの延在方向における位置が互いに異なるシリンダの一部とシリンダの別の一部との温度差が閾値を超えると報知する。このため、ピストンがシリンダに対して接触している状態であることを知ることができる。
[11]幾つかの実施形態では、上記[1]から[10]の何れか1つに記載の構成において、前記シリンダと前記ピストンとの接触によって発生するAE波を検出するAEセンサ(38)と、前記ピストンの往復運動の周期を検出する周期検出装置(40)と、前記AEセンサが検出するAE波と前記周期検出装置が検出する前記周期とに基づいて、前記ピストンと前記シリンダとが接触する接触位置を算出する接触位置算出装置(42)と、をさらに備える。
上記[11]に記載の構成によれば、ピストンとシリンダとが接触する接触位置を速やかに知ることができる。
[12]幾つかの実施形態では、上記[1]から[11]の何れか1つに記載の構成において、前記昇圧ポンプは、水素スタンド(100)に配置された水素昇圧ポンプを含む。
上記[12]に記載の構成によれば、本開示に係る昇圧ポンプの監視装置を、水素スタンドに配置された水素昇圧ポンプの監視装置として適用することができる。
1 監視装置
2 第1センサ
4 第2センサ
5 第1ローパスフィルタ
6 算出装置
7 第2ローパスフィルタ
8 第3センサ
10 第4センサ
12 表示装置
14 第1報知装置
16 第1温度センサ
18 第2温度センサ
20 第2報知装置
22 第3ローパスフィルタ
24 第4ローパスフィルタ
26 第1ハイパスフィルタ
28 第2ハイパスフィルタ
38 AEセンサ
40 周期検出装置
42 接触位置算出装置

100 水素スタンド
112 昇圧ポンプ
116 シリンダ
118 ピストン
120 ピストンロッド
121 ピストンロッドの一端
122 軸受
123 ピストンロッドの他端
138 シリンダの内周面

D1 第1方向
D2 第2方向
P1 第1部分
P2 第2部分
P3 第3部分
P4 第4部分
T1 第1温度
T2 第2温度
W AE波

Claims (12)

  1. シリンダと、
    前記シリンダ内に配置されるピストンと、
    一端が前記シリンダから突き出るとともに、他端が前記ピストンに接続されるピストンロッドと、
    前記ピストンが前記シリンダ内を上下方向に沿って往復可能に前記ピストンロッドを支持する軸受と、を含む昇圧ポンプを監視する昇圧ポンプの監視装置であって、
    前記軸受より前記ピストンロッドの一端側に位置する前記ピストンロッドの第1部分の水平方向における第1方向の変位を取得する第1センサと、
    前記ピストンロッドの前記第1部分と前記軸受との間に位置する前記ピストンロッドの第2部分の前記第1方向の変位を取得する第2センサと、
    前記第1センサが取得した前記第1部分の前記第1方向の変位と、前記第2センサが取得した前記第2部分の前記第1方向の変位とに基づいて、前記ピストンの前記ピストンロッドに接続される側とは反対側の端面の前記第1方向の位置を算出する算出装置と、を備える、
    昇圧ポンプの監視装置。
  2. 前記ピストンロッドの延在方向において、前記軸受から前記第1部分までの距離をh1、前記軸受から前記第2部分までの距離をh2とすると、
    h2≦h1/2
    を満たす、
    請求項1に記載の昇圧ポンプの監視装置。
  3. 前記第1センサが取得した前記第1部分の前記第1方向の変位から前記第1部分の振動成分を除外する第1ローパスフィルタと、
    前記第2センサが取得した前記第2部分の前記第1方向の変位から前記第2部分の振動成分を除外する第2ローパスフィルタと、をさらに備え、
    前記算出装置は、前記第1ローパスフィルタによって振動成分が除外された前記第1部分の前記第1方向の変位、及び前記第2ローパスフィルタによって振動成分が除外された前記第2部分の前記第1方向の変位に基づいて、前記ピストンの前記第1方向の位置を算出する、
    請求項1又は2に記載の昇圧ポンプの監視装置。
  4. 前記軸受より前記ピストンロッドの一端側に位置する前記ピストンロッドの第3部分の前記第1方向と交差する第2方向の変位を取得する第3センサと、
    前記ピストンロッドの前記第3部分と前記軸受との間に位置する前記ピストンロッドの第4部分の前記第2方向の変位を取得する第4センサと、をさらに備え、
    前記算出装置は、前記第3センサが取得した前記第3部分の前記第2方向の変位と前記第4センサが取得した前記第4部分の前記第2方向の変位とに基づいて、前記ピストンの前記第2方向の位置を算出する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の昇圧ポンプの監視装置。
  5. 前記第1方向は、前記第2方向と直交する方向である、
    請求項4に記載の昇圧ポンプの監視装置。
  6. 前記第1センサが取得する前記ピストンロッドの前記第1部分の前記第1方向の変位をx1、
    前記第2センサが取得する前記ピストンロッドの前記第2部分の前記第1方向の変位をx2、
    前記第3センサが取得する前記ピストンロッドの前記第3部分の前記第2方向の変位をy1、
    前記第4センサが取得する前記ピストンロッドの前記第4部分の前記第2方向の変位をy2、
    前記ピストンロッドの延在方向における前記ピストンロッドの前記第1部分と前記第2部分との間の距離をd1、
    前記ピストンロッドの延在方向における前記ピストンロッドの前記第3部分と前記第4部分との間の距離をd2、
    前記ピストンロッドの延在方向における前記軸受と上死点に位置するときの前記ピストンとの間の距離をd3とすると、
    前記算出装置は、(x1-x2)×d3/d1より前記ピストンの前記第1方向の位置を算出し、(y1-y2)×d3/d2より前記ピストンの前記第2方向の位置を算出する、
    請求項4又は5に記載の昇圧ポンプの監視装置。
  7. 前記ピストンの前記第1方向の位置、及び前記第2方向の位置から算出される前記ピストンの水平方向の位置を表示する表示装置をさらに備える、
    請求項4から6の何れか一項に記載の昇圧ポンプの監視装置。
  8. 前記第1センサが取得した前記第1部分の前記第1方向の変位から前記第1部分の振動成分を除外する第1ローパスフィルタと、
    前記第2センサが取得した前記第2部分の前記第1方向の変位から前記第2部分の振動成分を除外する第2ローパスフィルタと、
    前記第3センサが取得した前記第3部分の前記第2方向の変位から前記第3部分の振動成分を除外する第3ローパスフィルタと、
    前記第4センサが取得した前記第4部分の前記第2方向の変位から前記第4部分の振動成分を除外する第4ローパスフィルタと、
    前記第2センサが取得した前記第2部分の前記第1方向の変位から前記第2部分の振動成分を抜き出す第1ハイパスフィルタと、
    前記第4センサが取得した前記第4部分の前記第2方向の変位から前記第4部分の振動成分を抜き出す第2ハイパスフィルタと、をさらに備え、
    前記算出装置は、前記第1ローパスフィルタによって振動成分が除外された前記第1部分の前記第1方向の変位、及び前記第2ローパスフィルタによって振動成分が除外された前記第2部分の前記第1方向の変位に基づいて、前記ピストンの前記第1方向の位置を算出するとともに、前記第3ローパスフィルタによって振動成分が除外された前記第3部分の前記第2方向の変位、及び前記第4ローパスフィルタによって振動成分が除外された前記第4部分の前記第2方向の変位に基づいて、前記ピストンの前記第2方向の位置を算出し、
    前記表示装置は、前記算出装置によって算出された前記ピストンの前記第1方向の位置、及び前記第2方向の位置から算出される前記ピストンの水平方向の位置に、前記第1ハイパスフィルタによって抜き出された前記第2部分の振動成分、及び前記第2ハイパスフィルタによって抜き出された前記第4部分の振動成分を重畳する、
    請求項7に記載の昇圧ポンプの監視装置。
  9. 前記ピストンの前記第1方向の位置、及び前記第2方向の位置から算出される前記ピストンの水平方向の位置から前記シリンダの内周面までの距離が、予め定められた閾値より小さくなると報知する第1報知装置をさらに備える、
    請求項4から8の何れか1項に記載の昇圧ポンプの監視装置。
  10. 前記シリンダの一部の第1温度を取得する第1温度センサと、
    前記シリンダの前記一部とは前記シリンダの延在方向における位置が異なる別の一部の第2温度を取得する第2温度センサと、
    前記第1温度センサが取得する前記第1温度と前記第2温度センサが取得する前記第2温度との温度差が、予め設定された閾値を超えると報知する第2報知装置と、をさらに備える、
    請求項9に記載の昇圧ポンプの監視装置。
  11. 前記シリンダと前記ピストンとの接触によって発生するAE波を検出するAEセンサと、
    前記ピストンの往復運動の周期を検出する周期検出装置と、
    前記AEセンサが検出するAE波と前記周期検出装置が検出する前記周期とに基づいて、前記ピストンと前記シリンダとが接触する接触位置を算出する接触位置算出装置と、をさらに備える、
    請求項1から10の何れか一項に記載の昇圧ポンプの監視装置。
  12. 前記昇圧ポンプは、水素スタンドに配置された水素昇圧ポンプを含む、
    請求項1から11の何れか一項に記載の昇圧ポンプの監視装置。
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