JP7464874B2 - 光ネットワークシステム - Google Patents

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Description

本発明は、光ネットワークシステムに関する。
従来、インターネットに用いられるネットワークスイッチには、電子回路ベースのパケットスイッチが多く用いられている。このパケットスイッチを司る電子回路の一例であるネットワークプロセッサの容量は、年々増大する傾向にある。このネットワークプロセッサの容量は、信号速度とポート数とを乗じた値で与えられる。しかし、ネットワークプロセッサの容量が増大すると、ネットワークプロセッサに入出力する信号が増大するので、入出力に用いる電気信号の通る配線(電気配線と呼ばれても良い)を増やすか、信号速度を上げる必要がある。
電気配線を伝搬する信号は、信号速度が増す程、伝搬可能な距離が短くなる一方で、電気配線の密度は物理的な上限以上に増すことが不可能である。このため、更にネットワークプロセッサの容量が増大するとボード内程度の距離でも、電気信号の伝搬が困難になってしまう。こうした事情により、伝搬可能な距離内で電気信号を光信号に変換し、電気信号と比較して長距離の伝送が可能な光配線を適用することが検討されている。尚、係る内容の関連技術は、非特許文献1及び非特許文献2に記載されている。
また、上記検討事項を具体化した技術も提案されている。例えば、基板上にネットワークプロセッサ等の電子回路と、光電変換機能を有する光送受信器とを並設し、これら電子回路と光送受信器との間を電気伝導体のメタル配線等で接続する用途の光送受信器が非特許文献1に記載されている。
図1は、非特許文献1に開示された技術をネットワークスイッチ10に適用した場合の概略構成を上面方向から示す図である。図1を参照すれば、このネットワークスイッチ10は、基板1の上面にネットワークプロセッサ2と光電変換機能を有する光送受信器3とを備え、これらのデバイスの間をメタル配線4で接続して構成される。ネットワークプロセッサ2は、パケットスイッチの中核機能を提供する電子回路で、一般的にASIC(Application Specific Integrated Circuit:特別用途集積回路)化されることが多い。光送受信器3は、内部にモジュール化された光受信部(RX)3a、レーザ(LASER)3b、電気処理機能部3c、及び光送信部(TX)3dを備える他、コネクタ3e、光ファイバ3f等を備えて構成される小型の部品である。この光送受信器3は、複数の光送受信器3を基板1上に並列して配置し、タイルのような高密度実装を可能とする。
光送受信器3について、光受信部3aは、コヒーレント検波の場合、接続された光ファイバ3fから入力された光信号のうち、レーザ3bに近接する波長の光信号を選択的に増強し、光/電変換して電気信号にする役割を担う。電気処理機能部3cは、ネットワークプロセッサ2との間の信号授受時の電気信号のデジタル信号処理と、光送受信時の電気信号の増幅と、の役割を担う。光送信部3dは、電気処理機能部3cから入力された電気信号を用いてレーザ3bから入力された光を変調することで電/光変換し、接続された光ファイバ3fに出力する役割を担う。コネクタ3eは、ネットワークプロセッサ2との接続用に設けられている。
一般に、ネットワークプロセッサ2の提供するパケットスイッチ機能は、パケット毎に行先を指定できる高機能なものであるが、処理容量当たりの消費電力が大きい。これに対して光スイッチは、一般的に経路の切り替えに時間を要することから、経路を固定するか、或いは長時間継続するフロー単位での切り替えに用途が限定される。しかし、光スイッチは、スイッチングに要する消費電力がパケットスイッチと比較すると小さく、信号速度にも依存せずにほぼ一定値となる。尚、ネットワークプロセッサ2によるパケットスイッチは、電気スイッチとみなすことができる。そして、電気スイッチと光スイッチとを組み合わせた場合にはハイブリッドスイッチと呼ばれる。係るハイブリッドスイッチを複数繋げたシステム構成に関連する周知技術の一例として、特許文献1に記載された光電気ハイブリッドが挙げられる。
最近では、光ネットワークの省電力化を図るため、光スイッチとパケットスイッチとを連帯させ、パケットスイッチを通過するトラフィックで同じ入出力ポートの対を使用する信号流れ(フロー)が大量な場合に工夫を施している。即ち、こうした場合には、フローをパケットスイッチに入力させず、入出力ポートの対を光スイッチを介して直結する光カットスルーのアーキテクチャと呼ばれる技術が適用されている。
また、ネットワークスイッチの低消費電力化を図るため、光スイッチをパケットスイッチと並列に設置し、長時間継続するフローを光スイッチに伝送することにより、パケットスイッチに求められるスイッチング容量を削減する技術が検討されている。即ち、ここでは、スイッチング頻度の低いフローを光スイッチが担当することにより、パケットスイッチに求められるスイッチング容量が削減される。係る内容の関連技術は、非特許文献3に記載されている。
更に、長距離伝送用に開発され、発展しているコヒーレント通信技術では、低消費電力化以外にも、使用するデバイスを小型化できるようにパッケージ化する傾向が急激に進展している。コヒーレント通信技術は、強度変調・直接検波(IM-DD)方式で扱うことができる情報量を凌ぐ大容量性が注目され、通信元及び通信相手先の間でノードを接続して構築される光ネットワークシステムへの次世代を担う適用が期待されている。係る内容の関連技術は、非特許文献4に記載されている。
ところで、周知のネットワークスイッチにおいて、光カットスルーのアーキテクチャを適用する場合、機能として完成しているパケットスイッチに対し、光スイッチを組み合わせて付加する形態が想定される。しかし、こうした別々の装置を組み合わせる形態をとると、以下のような問題が生じる。
例えば、パケットスイッチと光スイッチとが別々のデバイスであるため、搭載する類似した機能のデバイスがあっても別々に実装する必要がある。これにより、類似機能のデバイスを一か所に集中配置してのコスト低減化を図り得ないという不便さの問題も発生する。例えば、パケットスイッチと光スイッチとについて、光信号の送受信機能を担うデバイスと光送受信器の光送受機能を担うデバイスとが近似しているような場合であっても、これらの類似デバイスをパケットスイッチと光スイッチとに個別に実装する必要がある。
また、パケットスイッチと光スイッチとが別々のデバイスであることにより、タイミングマージンを設ける等の必要もあり、余分な通信処理時間を要してしまうという問題もある。例えば、光スイッチの経路変更を行う際に予定外のパケットロス等を防止する必要があり、パケットスイッチと光スイッチとの制御順序、及び制御タイミングを整える必要がある。ところが、パケットスイッチと光スイッチが別々のデバイスである場合、タイミングマージンを設けずに固定されたタイミングで制御手順を順次実行すると、パケットロスを生じる要因となる。これを避けるため、前段の処理結果を確認して次の制御手順を実行する等の手段をとる場合には、相当に不要な通信処理時間を要してしまう。
更に、既存のネットワークスイッチにおいて、ネットワークプロセッサの信号処理容量と比べ、光送受信器の帯域幅と実装可能数との積で想定される信号処理の総容量が大きいと、光送受信器の光電変換機能が十分に発揮されなくなる虞がある。
加えて、既存のネットワークスイッチの場合、通信元及び通信相手先のノードがクライアントコンピューターであると、パケットスイッチ及び光スイッチ用のインターフェースとは別に専用のインターフェースを設ける必要がある。ところが、専用に設けられるクライアントコンピューター用のインターフェースは、接続のための配線が煩雑になってしまうという問題がある。
その他、既存のネットワークスイッチを用いて光ネットワークシステムを構築する場合、通信元及び通信相手先のノードで通信を開始する前に、予め使用者側の要求に応じてアプリケーションを設計する必要がある。そこで、設計されたアプリケーションに従い、コントローラによって、通信元及び通信相手先のノードに対して所用の制御を行う運用形態とし、パスを開通するのが汎用的である。係る制御では、一般にレイヤ2ネットワーク以上では動的な経路制御、及び帯域制御等が行われるが、レイヤ1ネットワーク以下は使用されない。
ところが、このような運用形態では、伝送容量の大きい通信元及び通信相手先のノードで光通信を安定して行わせるためのアプリケーションが充分に配慮されていない。このため、既存のネットワークスイッチでは、アプリケーションの要求に応じて、光伝送路の制御を動的に変更することが困難になっている。更に、係る光ネットワークシステムでは、通信元のノードから遠くの通信相手先のノードに最も近いパケットスイッチに通信元のノードを接続した場合に生じる光信号の伝送容量の増加に伴う伝送可能距離の短縮化の問題を回避し、通信元のノードを直近のパケットスイッチに接続している。このため、遠隔箇所の資源情報を効果的に使用することが困難であるという問題もある。
要するに、既存のネットワークスイッチでは、パケットスイッチ及び光スイッチが別々の装置であれば、類似機能のデバイスを集中配置、及び通信処理時間の低減化を図るのが困難である。また、既存のネットワークスイッチでは、使用する光送受信器の総数が多ければ、光送受信器の光電変換機能が十分に発揮されなくなる虞がある。こうした問題の傾向は、通信元及び通信相手先として接続されるノードが伝送容量の大きいクライアントコンピューター等であれば、専用のインターフェースを設ける必要があることにより、一層高くなると考えられる。更に、既存のネットワークスイッチでは、光ネットワークシステムを構築する場合、アプリケーションの要求に応じて光伝送路の制御を動的に変更し難く、遠隔箇所の資源情報を有効に活用できないという問題がある。
「Consortium For On-Board Optics The Use of On-Board Optic Compliant Modules in Coherent Applications」COBO Release 1.0 Whitepaper(http://onboardoptics.org/wp-content/uploads/2019/05/COBO-CohOBO-AppNote-March-2018.pdf) 「Optical Cоnnectivity Optaions for 400 Gbps and Higher On-Board Optics」COBO Cоnnectivity Whitepaper,Revision 1.0(http://onboardoptics.org/wp-content/uploads/2019/03/COBO-Optical-Connectivity-Whitepaper-March-2019.pdf) 「Helios:A Hybrid Electrical/Optical Switch Architecture for Modular Data Centers」Nathan Farrington,Geоrge Porter,Sivasankar Radhakrishnan,Hamid Hajabdolali Bazzaz,Vikram Subramanya,Yeshaiahu Fainman,George Papen,and Amin Vahdat[In:Proceedings of the ACM SIGCOMM 2010 Conference on SIG-COMM(SIGCOMM‘10),pp.339-350(2010):University оf Califоrnia,San Diegо] 「IEEE 802.3 Beyond 10km Optical PHYs SG-The Path Forward」John D‘Ambrosia,Chair,IEEE 802.3 Beyond 10km Optical PHYs Study Group Futurewei,Subsidiary of Huawei[IEEE 802.3 Beyond 10km Optical PHYs Study Group IEEE 802 Nov 2017 Plenary]
特許第5681394号
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものである。本発明に係る実施形態の主たる目的は、伝送容量の大きい通信元及び通信相手先のノードを接続しても、支障なく光通信でき、類似機能のデバイスを集中配置、及び通信処理時間の低減化を可能にできる光電子融合スイッチを提供することである。
本発明に係る実施形態の他の目的は、アプリケーションの要求に応じて光伝送路の制御を動的に変更可能とし、遠隔箇所の資源情報を有効に活用できる光ネットワークシステムを提供することである。
上記主たる目的を達成するため、本発明の一態様は、パケットスイッチと、光デバイスと、を備え、通信元及び通信相手先のノードと接続される光電子融合スイッチであって、パケットスイッチは、電子回路と、電子回路の付近に設けられた光電変換機能を有する複数の光送受信器と、を備え、電子回路と複数の光送受信器との間を接続する経路は、電気信号の通る配線であり、複数の光送受信器と光デバイスとの間を接続する経路と、光デバイス又は複数の光送受信器と光電子融合スイッチの入出力ポートとの間を接続する経路とは、光導波路であり、複数の光送受信器は、通信元及び通信相手先のノードとの間でそれぞれ伝送速度の異なる光信号を送受信可能であり、当該ノードから伝送された光信号を入力し、光/電変換した電気信号を電子回路に出力し、且つ当該電子回路から出力された電気信号を電/光変換した光信号を当該ノードに伝送することを特徴とする。
上記構成によれば、パケットスイッチを構成する各光送受信器について、通信元及び通信相手先のノードとの間でそれぞれ伝送速度の異なる光信号を送受信可能としている。このため、伝送容量の大きい通信元及び通信相手先のノードを接続しても、支障なく光通信でき、類似機能のデバイスを集中配置、及び通信処理時間の低減化を可能にできる。
また、上記他の目的を達成するため、本発明の他の態様は、上記光電子融合スイッチと、通信元及び通信相手先のノードと、を備えた光ネットワークシステムであって、予め設計されたアプリケーションに従ってノードに対する所用の制御を行うコントローラを備え、ノードは、情報処理装置であり、コントローラは、所用の制御として、光電子融合スイッチにおける経路制御及び帯域制御以外に、使用する全ての伝送路における光信号又は電気信号に係る遅延及びジッタの少なくとも一方の制御と、予め取得されるネットワークに係る資源情報、計画情報、及び安全性情報を用いての全ての伝送路における経路・資源情報競合制御、計画制御、及び安全性制御と、を情報処理装置に設定し、実行させることを特徴とする。
上記構成によれば、光ネットワークシステムのコントローラが経路制御及び帯域制御以外に、全ての伝送路における遅延又はジッタの制御と、経路・資源情報競合制御、計画制御、及び安全性制御と、を情報処理装置に実行可能とする。このため、アプリケーションの要求に応じて光伝送路の制御を動的に変更可能とし、遠隔箇所の資源情報を有効に活用できる。
非特許文献1に開示されたネットワークスイッチの概略構成を上面方向から示した図である。 本発明の好ましい実施形態に係る光電子融合スイッチの概略構成を示した図である。(A)は、光電子融合スイッチの上面方向から示した平面図である。(B)は、光電子融合スイッチの基板への実装状態にした一部(A)のIIB矢視方向の側面断面図である。 本発明の実施形態1に係る光電子融合スイッチを含む光ネットワークシステムの概略構成を上面方向から示した図である。 本発明の実施形態2に係る光電子融合スイッチを含む光ネットワークシステムの概略構成を上面方向から示した図である。 本発明の実施形態3に係る光電子融合スイッチを含む光ネットワークシステムの概略構成を上面方向から示した図である。 本発明の実施形態1-3に係る光ネットワークシステムにおいて、コントローラによる通信元及び通信相手先のノードとなる情報処理装置の制御管理に必要なアプリケーションと各部機能との対応を示した機能ブロック図である。 図6で説明したコントローラによるアプリケーションに従った情報処理装置に対する各種制御の設定に係る動作処理の概略を示したフローチャートである。
以下、本発明の幾つかの実施形態に係る光電子融合スイッチ、及び光ネットワークシステムについて、図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本発明の好ましい実施形態に係る光電子融合スイッチの技術的概要について、図2を参照して簡単に説明する。図2は、本発明の好ましい実施形態の光電子融合スイッチ100の概略構成を示した図である。図2(A)は、光電子融合スイッチ100の上面方向から示した平面図である。図2(B)は、光電子融合スイッチ100の基板11への実装状態にした一部図2(A)のIIB矢視方向の側面断面図である。
図2(A)及び図2(B)を参照すれば、光電子融合スイッチ100は、パケットスイッチを構成するネットワークプロセッサ20及び光電変換機能を有する複数の光送受信器30と、光デバイスと、を備える。このうち、ネットワークプロセッサ20は、パケットスイッチの機能を司る電子回路であって、多数の高速信号を入出力できる。各光送受信器30は、ネットワークプロセッサ20の付近に設けられ、図1を参照して説明した光送受信器3の場合と同様な構成を有するが、簡略して外形のみを示している。光デバイスについては、PLC(Planar Lightwave Circuit:平面光波回路)技術で作成された導波路型光スイッチであることが好ましい。ここでの光デバイスは、光スイッチの光中継スイッチ60である場合を示している。尚、光デバイスには、図2中に示す光中継スイッチ60以外に、後文で詳述するように、信号の多重化及び多重化信号の分離化機能を持つ多重化・分離化器も含まれるものとする。
この光電子融合スイッチ100の場合、通信元及び通信相手先のノードと接続して光ネットワークシステムを構築する場合を想定している。そこで、各光送受信器30については、大容量性のコヒーレント通信に対応可能であることが好ましく、通信元及び通信相手先のノードとの間でそれぞれ伝送速度の異なる光信号を送受信可能なものとする。各光送受信器30の光電変換機能は、ノードから伝送された光信号を入力し、光/電変換した電気信号をネットワークプロセッサ20に出力する働きを持つ。また、各光送受信器30の光電変換機能は、ネットワークプロセッサ20から出力された電気信号を電/光変換した光信号をノードに伝送する働きを持つ。
この光電子融合スイッチ100において、ネットワークプロセッサ20と各光送受信器30との間を接続する経路には、電気信号の通る配線のメタル配線40が使用されている。また、各光送受信器30と光デバイス(光中継スイッチ60)との間を接続する経路には、光導波路50が使用されている。この光導波路50は、各光送受信器30又は光デバイス(光中継スイッチ60)と入出力ポートとの間を接続する経路にも使用することが好ましい。尚、光導波路50のパターンは、実際には引き回しが複雑である。このため、図2(A)では、光中継スイッチ60に関する入力側の光導波路50IN、出力側の光導波路50OUTの部分のみを示し、大部分を省略している。
光電子融合スイッチ100におけるネットワークプロセッサ20、各光送受信器30、導波路型光スイッチ(光中継スイッチ60)、メタル配線40、及び光導波路50は、同一の基板11の上面に実装される。そして、メタル配線40、及び光導波路50は、光導波路付きインタポーザを構成する。この実装状態では、ネットワークプロセッサ20、各光送受信器30、及び導波路型光スイッチ(光中継スイッチ60)が光導波路付きインタポーザの上面の同一平面に配置されることが好ましい。尚、導波路型光スイッチ(光中継スイッチ60)は、光導波路付きインタポーザ内の光導波路50の一部として集積される構成であっても良い。その他、導波路型光スイッチ(光中継スイッチ60)の光導波路50の領域には、上記各種タイプのスイッチの他、AWG(Arrayed Waveguide Gratings:アレイ導波路回析格子)等の光機能デバイスが設けられても良い。
このような構成概要の光電子融合スイッチ100について、伝送容量の大きい通信元及び通信相手先のノードを接続しても、支障なく光通信でき、パケットスイッチ及び光スイッチを統合して類似機能のデバイスを集中配置、及び通信処理時間の低減化を可能にするための各実施形態を以下に説明する。尚、光電子融合スイッチ100は、通信元及び通信相手先のノードと接続して光ネットワークシステムを構成するものである。
(実施形態1)
図3は、本発明の実施形態1に係る光電子融合スイッチ100Aを含む光ネットワークシステム1000Aの概略構成を上面方向から示した図である。
図3を参照すれば、この光ネットワークシステム1000Aは、光電子融合スイッチ100Aに通信元及び通信相手先のノードを接続して構成される。通信元のノードは、伝送速度の異なる情報処理装置71-1、71-2である。また、通信相手先のノードは、同様に伝送速度の異なる情報処理装置72-1、72-2及び情報処理装置73-1、73-2である。このうち、情報処理装置71-1、72-1、73-1は、伝送速度が一例として、200Gbps(以下、Gと略記する)であるとする。また、情報処理装置71-2、72-2、73-2は、伝送速度が一例として、600Gであるとする。
光電子融合スイッチ100Aは、パケットスイッチの機能を司る電子回路であるネットワークプロセッサ20Aと、光電変換機能を有する複数の光送受信器30Aと、光回線交換デバイス21Aと、複数の光スイッチ61Aと、を備える。尚、図3に示す構成の場合、3つの光送受信器30A及び光スイッチ61Aが使用されている。ネットワークプロセッサ20A、及び各光送受信器30Aは、パケットスイッチを構成する。各光送受信器30Aは、コヒーレント通信に対応可能であり、通信元及び通信相手先のノードとの間でそれぞれ伝送速度の異なる光信号を送受信できる。そして、各光送受信器30Aは、ノードから伝送された光信号を入出力ポートPを介して入力し、光/電変換した電気信号をネットワークプロセッサ20Aに出力する。また、各光送受信器30Aは、ネットワークプロセッサ20Aから出力された電気信号を電/光変換した光信号を入出力ポートPを介してノードに伝送する。光回線交換デバイス21Aは、各光送受信器30A間の光回線の接続を設定するクロスコネクト機能を持つもので、光回線交換スイッチ等を用いることができる。
この光電子融合スイッチ100Aにおいて、ネットワークプロセッサ20Aと各光送受信器30Aとの間を接続する経路には、上記メタル配線等の電気信号の通る配線が使用されている。この経路は、一本当り100Gであり、200G用に100G×2が使用されている。光回線交換デバイス21Aと各光送受信器30Aとの間を接続する経路は、光導波路が使用されている。この経路には、200G用の100G×2、400G用の100G×4、600G用の100G×6を使用する場合を例示できる。但し、光回線交換デバイス21Aと各光送受信器30Aとの間を接続する経路には、電気信号が通る配線を使用することも可能である。
また、各光送受信器30Aと各光スイッチ61Aとの間を接続する経路と、各光スイッチ61Aと光電子融合スイッチ100Aの入出力ポートPとの間を接続する経路とについても、光導波路が使用されている。前者の経路の光導波路は200G~600G用であるが、後者の経路の光導波路は、伝送速度の大きい側の600G用の光導波路と伝送速度の小さい側の200G用の光導波路とがある。光電子融合スイッチ100Aの入出力ポートPに対し、情報処理装置71-1、71-2と情報処理装置72-1、72-2及び情報処理装置73-1、73-2とを接続する経路には、光導波路の一例として光ファイバを用いても良い。
各光スイッチ61Aは、ノードと各光送受信器30Aとの間にそれぞれ設けられる。そして、各光スイッチ61Aは、異なる伝送速度毎の光信号を光導波路を通してノードとの間で別々に送受信する。各光送受信器30Aと各光スイッチ61Aとの間を接続する経路では、200G~600Gの光導波路を通して光信号の入出力が行われる。また、各光スイッチ61Aと光電子融合スイッチ100Aの入出力ポートPとの間を接続する経路と、入出力ポートPとノードとの間を接続する経路とでは、小さい伝送速度の200G用の光導波路と大きい伝送速度の600G用の光導波路とを通して別々に光信号の入出力が行われる。尚、各光スイッチ61Aには、周波数フィルタを使用することができ、この場合には各光送受信器30Aにおける周波数切り替えによる方路切り替えも可能になる。
以下は、光ネットワークシステム1000Aにおける基本動作を説明する。尚、光回線交換デバイス21Aは、クロスコネクト機能により光信号のパケット通信内容の通信状況に応じて、自動的に各光送受信器30A間の光回線の接続を設定するものとする。また、ここでの光ネットワークシステム1000Aは、通信元の情報処理装置71-1、71-2と通信相手先の情報処理装置72-1、72-2及び情報処理装置73-1、73-2との制御管理がコントローラによって行われるものとする。コントローラによる制御管理は、予め設計されたアプリケーションに従って行われ、光電子融合スイッチ100Aにおける光スイッチ61A及び光回線交換デバイス21Aが制御される。
まず、通信元のノードの情報処理装置71-1、71-2から通信相手先のノードの情報処理装置72-1、72-2及び情報処理装置73-1、73-2の少なくとも一方へ光通信を行う場合の動作を説明する。この場合、通信元のノードである情報処理装置71-1、71-2から光スイッチ61Aに200G用の光導波路と600Gの光導波路とを通して200Gの光信号と600Gの光信号との何れかが伝送される。光スイッチ61Aでは、200Gの光信号と600Gの光信号との何れかを200G~600G用の光導波路を通して光送受信器30Aに伝送する。光送受信器30Aは、光回線交換デバイス21Aにより設定された光回線を使用できる。ここでの使用可能な光回線は、200G、400G、600Gであるとする。
光送受信器30Aは、200G用の光信号と600G用の光信号との何れかを光/電変換した電気信号をネットワークプロセッサ20Aに伝送する。ネットワークプロセッサ20Aでは、入力された200G用の電気信号と600G用の電気信号との何れかについて、パケットスイッチの機能に係る信号処理をしてから別の2系統の光送受信器30Aの少なくとも一方にそれぞれ別々に伝送する。これらの光送受信器30Aは、信号処理済みの電気信号を電/光変換した200G用の光信号と600G用の光信号との何れかを、2系統の光スイッチ61Aの何れかにそれぞれ別々に伝送する。2系統の光スイッチ61Aの少なくとも一方では、200G用の光信号を情報処理装置72-1、73-1の何れかに、600G用の光信号を情報処理装置72-2、73-2の何れかにそれぞれ別々に伝送する。
次に、通信相手先のノードの情報処理装置72-1、72-2及び情報処理装置73-1、73-2の少なくとも一方から通信元のノードの情報処理装置71-1、71-2へ光通信を行う場合の動作を説明する。この場合、通信相手先のノードの情報処理装置72-1、72-2及び情報処理装置73-1、73-2の少なくとも一方から2系統の光スイッチ61Aの少なくとも一方に200G用の光導波路と600Gの光導波路とを通して200Gの光信号と600Gの光信号との何れかが伝送される。各光スイッチ61Aの少なくとも一方では、200Gの光信号と600Gの光信号との何れかを200G~600G用の光導波路を通して2系統の光送受信器30Aの少なくとも一方に伝送する。各光送受信器30Aの少なくとも一方では、光回線交換デバイス21Aにより設定された光回線を使用できる。ここでも使用可能な光回線は、200G、400G、600Gであるとする。
各光送受信器30Aの少なくとも一方では、200G用の光信号と600G用の光信号との何れかを光/電変換した電気信号をネットワークプロセッサ20Aに伝送する。ネットワークプロセッサ20Aでは、入力された200G用の電気信号と600G用の電気信号との何れかについて、パケットスイッチの機能に係る信号処理をしてから別の1系統の光送受信器30Aに伝送する。この光送受信器30Aも、信号処理された電気信号を電/光変換した200G用の光信号と600G用の光信号との何れかを、1系統の光スイッチ61Aに伝送する。光スイッチ61Aでは、200G用の光信号を情報処理装置71-1に、600G用の光信号を情報処理装置71-2にそれぞれ別々に伝送する。
実施形態1の光電子融合スイッチ100Aを用いた光ネットワークシステム1000Aによれば、パケットスイッチを構成する各光送受信器30Aについて、大容量性を持つコヒーレント通信に対応可能とし、通信元及び通信相手先のノードとの間でそれぞれ伝送速度の異なる光信号を送受信可能としている。また、光スイッチ61A及び光回線交換デバイス21Aが協働して光信号のパケット通信内容に応じて、光回線の接続を適宜変更設定できるようにしている。このため、伝送容量の大きい通信元及び通信相手先のノードを接続しても、光カットスルーを行う場合と同様な働きをして電力を消費する信号処理負担が掛からずに支障なく光通信でき、類似機能のデバイスを集中配置、及び通信処理時間の低減化を可能にできる。
(実施形態2)
図4は、本発明の実施形態2に係る光電子融合スイッチ100Bを含む光ネットワークシステム1000Bの概略構成を上面方向から示した図である。
図4を参照すれば、この光ネットワークシステム1000Bも、光電子融合スイッチ100Bに通信元及び通信相手先のノードを接続して構成される。通信元のノードは、伝送速度の異なる情報処理装置74-1、74-2である。また、通信相手先のノードは、同様に伝送速度の異なる情報処理装置75-1、75-2及び情報処理装置76-1、76-2である。このうち、情報処理装置74-1、75-1、76-1は、伝送速度が200Gであるとする。また、情報処理装置74-2、75-2、76-2は、伝送速度が400Gであるとする。
光電子融合スイッチ100Bは、パケットスイッチの機能を司る電子回路であるネットワークプロセッサ20Bと、光電変換機能を有する複数の光送受信器30Bと、光回線交換デバイス21Bと、複数の多重化・分離化器81と、を備える。尚、図4に示す構成の場合、3つの光送受信器30B及び多重化・分離化器81が使用されている。ネットワークプロセッサ20B、及び各光送受信器30Bは、パケットスイッチを構成する。即ち、光電子融合スイッチ100Bでは、実施形態1の場合の光スイッチ61Aに代わり、多重化・分離化器81を用いて200Gの光信号及び600Gの光信号を同時に伝送できるようにした点が相違する。ここでも、各光送受信器30Bは、大容量性を持つコヒーレント通信に対応可能となっている。光電子融合スイッチ100Bの入出力ポートPに対し、情報処理装置74-1、74-2と情報処理装置75-1、75-2及び情報処理装置76-1、76-2とを接続する経路には、光導波路の一例として光ファイバを用いても良い。その他の細部構成は共通しているため、共通箇所の説明は省略する。
各多重化・分離化器81は、ノードと各光送受信器30Bとの間にそれぞれ設けられる。そして、各多重化・分離化器81は、異なる伝送速度毎の光信号を光導波路を通してノードとの間で同時に送受信する。各光送受信器30Bと各多重化・分離化器81との間を接続する経路では、200G~600Gの光導波路を通して光信号の入出力が行われる。また、各多重化・分離化器81と光電子融合スイッチ100Bの入出力ポートPとの間を接続する経路と、入出力ポートPとノードとの間を接続する経路では、小さい伝送速度の200G用の光導波路と大きい伝送速度の400G用の光導波路とを通して同時に光信号の入出力が行われる。
以下は、光ネットワークシステム1000Bにおける基本動作を説明する。尚、光回線交換デバイス21Bは、クロスコネクト機能により光信号のパケット通信内容の通信状況に応じて、自動的に各光送受信器30B間の光回線の接続を設定するものとする。また、ここでの光ネットワークシステム1000Bについても、通信元の情報処理装置74-1、74-2と通信相手先の情報処理装置75-1、75-2及び情報処理装置76-1、76-2との制御管理がコントローラによって行われるものとする。コントローラによる制御管理は、予め設計されたアプリケーションに従って行われ、光電子融合スイッチ100Bにおける多重化・分離化器81及び光回線交換デバイス21Bが制御される。
まず、通信元のノードの情報処理装置74-1、74-2から通信相手先のノードの情報処理装置75-1、75-2及び情報処理装置76-1、76-2の少なくとも一方へ光通信を行う場合の動作を説明する。この場合、通信元のノードである情報処理装置74-1、74-2から多重化・分離化器81に200G用の光導波路と400Gの光導波路とを通して200Gの光信号と400Gの光信号とが同時に伝送される。多重化・分離化器81では、200Gの光信号と400Gの光信号とを多重化した光信号を200G~600G用の光導波路を通して光送受信器30Bに伝送する。光送受信器30Bは、光回線交換デバイス21Bにより回線交換された光回線を使用できる。ここでも使用可能な光回線は、200G、400G、600Gであるとする。
光送受信器30Bは、多重化された光信号を光/電変換した電気信号をネットワークプロセッサ20Bに伝送する。ネットワークプロセッサ20Bでは、入力された電気信号について、パケットスイッチの機能に係る信号処理をしてから別の2系統の光送受信器30Bの少なくとも一方にそれぞれ別々に伝送する。これらの光送受信器30Bも、信号処理済みの多重化された電気信号を電/光変換した多重化された光信号を、2系統の多重化・分離化器81の少なくとも一方にそれぞれ別々に伝送する。2系統の多重化・分離化器81の少なくとも一方では、多重化された光信号を分離化し、200G用の光信号を情報処理装置72-1、73-1の何れかに、400G用の光信号を情報処理装置72-2、73-2の何れかにそれぞれ同時に伝送する。
次に、通信相手先のノードの情報処理装置75-1、75-2及び情報処理装置76-1、76-2の少なくとも一方から通信元のノードの情報処理装置74-1、74-2へ光通信を行う場合の動作を説明する。この場合、通信相手先のノードの情報処理装置75-1、75-2及び情報処理装置76-1、76-2の少なくとも一方から2系統の多重化・分離化器81の少なくとも一方に200G用の光導波路と400Gの光導波路とを通して200Gの光信号と400Gの光信号とが同時に伝送される。各多重化・分離化器81の少なくとも一方では、200Gの光信号と400Gの光信号とを多重化した光信号を200G~600G用の光導波路を通して2系統の光送受信器30Bの少なくとも一方に伝送する。各光送受信器30Bの少なくとも一方では、光回線交換デバイス21Bにより回線交換された光回線を使用できる。ここでも使用可能な光回線は、200G、400G、600Gであるとする。
各光送受信器30Bの少なくとも一方では、多重化された光信号を光/電変換した電気信号をネットワークプロセッサ20Bに伝送する。ネットワークプロセッサ20Bでは、入力された電気信号について、パケットスイッチの機能に係る信号処理をしてから別の1系統の光送受信器30Bに伝送する。この光送受信器30Bも、信号処理済みの多重化された電気信号を電/光変換した光信号を、1系統の多重化・分離化器81に伝送する。多重化・分離化器81では、多重化された光信号を分離化し、200G用の光信号を情報処理装置74-1に、400G用の光信号を情報処理装置74-2にそれぞれ同時に伝送する。
実施形態2の光電子融合スイッチ100Bを用いた光ネットワークシステム1000Bによれば、パケットスイッチを構成する各光送受信器30Bについて、大容量性を持つコヒーレント通信に対応可能とし、通信元及び通信相手先のノードとの間でそれぞれ伝送速度の異なる光信号を送受信可能としている。また、多重化・分離化器81及び光回線交換デバイス21Bが協働して光信号のパケット通信内容に応じて、光回線の接続を適宜変更設定できるようにしている。このため、伝送容量の大きい通信元及び通信相手先のノードを接続しても、光カットスルーを行う場合と同様な働きをして電力を消費する信号処理負担が掛からずに支障なく光通信でき、類似機能のデバイスを集中配置、及び通信処理時間の低減化を可能にできる。特に光電子融合スイッチ100Bでは、多重化・分離化器81を用いて通信元及び通信相手先のノードとの間でそれぞれ伝送速度の異なる光信号を同時に送受信できるため、実施形態1の場合よりも信号処理が迅速に行われるという利点がある。
(実施形態3)
図5は、本発明の実施形態3に係る光電子融合スイッチ100Cを含む光ネットワークシステム1000Cの概略構成を上面方向から示した図である。
図5を参照すれば、この光ネットワークシステム1000Cも、光電子融合スイッチ100Cに通信元及び通信相手先のノードを接続して構成される。ここでのノードは、伝送速度の異なる複数の情報処理装置77である。各情報処理装置77は、伝送速度を200G、400G、600Gとして、切り替え可能な機能を有している。
光電子融合スイッチ100Cは、パケットスイッチの機能を司る電子回路であるネットワークプロセッサ20Cと、光電変換機能を有する複数の光送受信器30Cと、光中継スイッチ60Cと、を備える。ネットワークプロセッサ20C及び各光送受信器30Cは、パケットスイッチを構成する。光スイッチとしての光中継スイッチ60Cは、複数をN(但し、Nは2以上の自然数)とすれば、N×Nタイプ(N入力及びN出力)となっている。N×Nタイプは、N入力及びN出力を行うことを示す。また、光中継スイッチ60Cは、各光送受信器30Cの特定箇所から出力された光信号をそれぞれ入力し、それぞれ別の経路で光信号を折り返して各光送受信器30Cの別の特定箇所に伝送する役割を担う。
この光電子融合スイッチ100Cの場合、ネットワークプロセッサ20Cと各光送受信器30Cとを接続する経路が電気信号の通る配線となっている。各光送受信器30Cと光中継スイッチ60Cとの間を接続する経路と、各光送受信器30Cと光電子融合スイッチ100Cの入力ポートPINとの間を接続する経路と、各光送受信器30Cと光電子融合スイッチ100Cの出力ポートPOUTとの間を接続する経路と、は光導波路となっている。ここでも、光電子融合スイッチ100Cの入力ポートPIN及び出力ポートPOUTと各情報処理装置77とを接続する経路には、光導波路の一例として光ファイバを用いても良い。
各光送受信器30Cは、ここでも大容量性を持つコヒーレント通信に対応可能であり、各情報処理装置77との間で伝送速度の異なる光信号(200G、400G、600G)を送受信可能となっている。そして、各光送受信器30Cは、各情報処理装置77から伝送された光信号を入力し、光/電変換した電気信号をネットワークプロセッサ20Cに出力する。ここでの配線は200G用の100G×2である場合を例示できる。また、各光送受信器30Cは、ネットワークプロセッサ20Cから出力された電気信号を電/光変換した光信号を各情報処理装置77に伝送する。更に、各光送受信器30Cは、伝送速度が特定量(例えば400G)の電気信号を電/光変換した光信号を光中継スイッチ60Cに接続する機能を持つ。この場合、特定の情報処理装置77が600Gの光信号を送出すると想定すると、これを受信した光送受信器30Cがネットワークプロセッサ20Cへ伝送する電気信号の伝送速度200Gと、光中継スイッチ60Cを経由して別の情報処理装置77へ伝送される光信号の伝送速度400Gとが多重化されるとみなせる。尚、伝送速度400Gの電/光変換は、100G×4等に分割することも可能である。
この光電子融合スイッチ100Cでは、ネットワークプロセッサ20Cの処理容量に応じて、各情報処理装置77から伝送される光信号の伝送速度を選定することにより、各光送受信器30Cの機能構成を部分的に変更することができる。例えば、各情報処理装置77からの光信号の伝送速度を400Gに限定すれば、各光送受信器30Cの少なくとも一部を電気信号の通る配線を経路としなくても済む。また、各情報処理装置77からの光信号の伝送速度を200Gに限定すれば、光中継スイッチ60Cの入出力ポート数に応じて、各光送受信器30Cの少なくとも一部を400G用の電/光変換機能を持たない構成にできる。
実施形態3の光電子融合スイッチ100Cを用いた光ネットワークシステム1000Cによれば、パケットスイッチを構成する各光送受信器30Cについて、大容量性を持つコヒーレント通信に対応可能とし、通信元及び通信相手先のノードとの間でそれぞれ伝送速度の異なる光信号を送受信可能としている。また、各光送受信器30Cにより伝送速度が特定量の電気信号を電/光変換した光信号を光中継スイッチ60Cに接続し、光中継スイッチ60Cが別の経路で各光送受信器30Cの別の特定箇所に光信号を伝送する。ここでの光中継スイッチ60Cは、実施形態1、2の光回線交換デバイス21A、21Bに相当する働きをする。このため、伝送容量の大きい通信元及び通信相手先のノードを接続しても、光カットスルーを行う場合と同様な働きをして電力を消費する信号処理負担が掛からずに支障なく光通信でき、類似機能のデバイスを集中配置、及び通信処理時間の低減化を可能にできる。
更に、光電子融合スイッチ100Cでは、ネットワークプロセッサ20Cの処理容量や光中継スイッチ60Cの入出力ポート数に応じて、各光送受信器30Cの機能構成を部分的に変更できる。この結果、実施形態1や実施形態2の場合よりも簡素に構成でき、しかも各光送受信器30Cの少なくとも一部をネットワークプロセッサ20Cによる信号処理に関与させないか、或いは働かせないようにできる。これにより、低消費電力化に加え、光電変換機能が十分に発揮されなくなる虞を回避できるという利点がある
ところで、上述した光電子融合スイッチ100A、100B、100Cは、それぞれ光ネットワークシステム1000A、1000B、1000Cとして構成された場合、接続されるノードの設定機能に左右される。即ち、光ネットワークシステム1000A、1000B、1000Cは、設計されたアプリケーションに従い、コントローラによって、通信元及び通信相手先のノードに対して所用の制御を行う運用形態となる。
ところが、伝送容量の大きい通信元及び通信相手先のノードで光通信を行う場合には、アプリケーションが充分に配慮されておらず、伝送容量の増加に伴う伝送可能距離の短縮化が対策されていない。このため、現状ではアプリケーションの要求に応じて光伝送路の制御を動的に変更すること、及び遠隔箇所の資源情報を有効に活用することが困難になっている。そこで、設計されるアプリケーションのノードへの設定内容が重要になり、特に光通信を安定して行わせるためのアプリケーションが必要になる。
以下は、光ネットワークシステム1000A、1000B、1000Cにおいて、予め設計されたアプリケーションに従ってコントローラによりノードに対する所用の制御を行う設定について説明する。即ち、係る設定によりアプリケーションの要求に応じて光伝送路の制御を動的に変更可能とし、遠隔箇所の資源情報を有効に活用できるようにする。但し、この場合のノードは、クライアントコンピューター、及びストレージシステム等に代表されるような伝送容量の大きい情報処理装置であるとする。
こうした場合、コントローラは、所用の制御として、光電子融合スイッチ100A、100B、100Cにおける経路制御及び帯域制御以外の制御を情報処理装置に設定し、実行させることが有効となる。例えば、有効な制御として、使用する全ての伝送路における光信号又は電気信号に係る遅延及びジッタの少なくとも一方の制御が挙げられる。また、有効な制御として、予め取得されるネットワークに係る資源情報、計画情報、及び安全性情報を用いての全ての伝送路における経路・資源情報競合制御、計画制御、及び安全性制御が挙げられる。そして、コントローラは、情報処理装置におけるレイヤ間で連帯して遅延及び暗号強度の少なくとも一方を最適化する制御を情報処理装置に実行させる。こうした制御を情報処理装置に設定すれば、アプリケーションの要求に応じて光伝送路の制御を動的に変更すること、及び遠隔箇所の資源情報を有効に活用することが可能になる。以下は、具体例を説明する。
図6は、本発明の実施形態1-3に係る光ネットワークシステム1000A、1000B、1000Cにおいて、コントローラ601による通信元及び通信相手先のノードとなる情報処理装置770の制御管理に必要なアプリケーションと各部機能との対応を示した機能ブロック図である。
図6を参照すれば、設計されたアプリケーションを情報処理装置770へ設定するコントローラ601は、コヒーレントフロー・スイッチ制御部601a、及びオーケストレーション機能部601bを備えている。また、コントローラ601は、その他、リソース管理・競合制御部601c、セキュリティ制御部601d、伝送路設計部601e、リソース検出部601f、通信部601g、及び情報記録用データベース601hを備えている。
これに対し、情報処理装置770は、大別して交換部770Aと演算・ストレージ部770Bとに区別される。交換部770Aは、コントローラ601の通信部601gとの間で情報を送受できる各部として、交換制御部770A-1、及び伝送制御部770-Bを備える。交換制御部770A-1には、交換制御機能の従属する対象として、パケットスイッチ、電気クロスコネクト、光クロスコネクト、前方誤り訂正(FEC)、光スイッチ、及びMACSEC等がある。伝送制御部770-Bの伝送制御機能の従属する対象には、コヒーレント通信に対応する信号処理(DSP)、波長可変レーザ、前方誤り訂正、及びレイヤ1暗号等がある。
演算・ストレージ部770Bは、同様にコントローラ601の通信部601gとの間で情報を送受できる各部として、伝送制御部770B-1、演算制御部770B-2、及びストレージ制御部770B-3を備える。伝送制御部770B-1の伝送制御機能の従属する対象には、コヒーレント通信に対応する信号処理、波長可変レーザ、前方誤り訂正、及びレイヤ1暗号等がある。演算制御部770B-2の演算制御機能の従属する対象には、メモリ、ストレージ、及びMACSEC等がある。ストレージ制御部770B-3のストレージ制御機能の従属する対象には、プロセッサ、及びストレージ等がある。
図7は、上述したコントローラ601によるアプリケーションに従った情報処理装置770に対する各種制御の設定に係る動作処理の概略を示したフローチャートである。
図7を参照すれば、まず、ステップS701において、コントローラ601のリソース検出部601fは、通信部601gを介して交換部770A、及び演算・ストレージ部770Bとの通信を行う。これにより、リソース検出部601fは、交換部770A及び演算・ストレージ部770Bの各部における実装している機器の情報を示すケイパビリティを把握し、ケイパビリティの情報を情報記録用データベース601hに記録する。
次に、ステップS702において、伝送路設計部601eは、交換部770A~演算・ストレージ部770B間で設定可能な全ての伝送路について、帯域、遅延、ジッタ等のパラメータを計算する。これにより、伝送路設計部601eは、パラメータ情報を情報記録用データベース601hに記録する。
更に、ステップS703において、セキュリティ制御部601dは、交換部770A~演算・ストレージ部770B間で設定可能な全てのセキュリティ機能について、帯域、遅延、ジッタ等のパラメータを計算する。これにより、セキュリティ制御部601dは、パラメータ情報を情報記録用データベース601hに記録する。
引き続き、ステップS704において、オーケストレーション機能部601bは、アプリケーションからの演算の要請やバックアップ等のストレージの要請に基づき、情報記録用データベース601hに記録された演算・ストレージ・ネットワークリソースを組み合わせて最適な系を構築する。
また、ステップS705において、オーケストレーション機能部601bは、構築した系に必要なリソースの空き状況をリソース管理・競合制御部601cに確認する。この結果、ステップS706において、空きかあるか否かをOKであるか否かにより判定する。この判定の結果、空きがあってOKであれば、次のステップS707に進むが、空きが無ければ、ステップS704の前に戻って以後の処理を繰り返す。
最後に、ステップS707において、コヒーレントフロー・スイッチ制御部601aとセキュリティ制御部601dとは、通信部601gを介して、オーケストレーション機能部601bが構築した系に基づいて、交換部770A、及び演算・ストレージ部770Bの設定を行う。これにより、交換部770Aにおける交換制御部770A-1及び伝送制御部770-Bの各機能での上述した従属の対象への設定が終了する。そして、演算・ストレージ部770Bにおける伝送制御部770B-1、演算制御部770B-2、及びストレージ制御部770B-3の各機能での上述した従属の対象についても、同様に設定が終了する。
このように、伝送容量が大きく、伝送速度の異なる情報処理装置770の接続を十分に配慮して設計したアプリケーションをコントローラ601により、情報処理装置770に対して設定すれ良い。係るアプリケーションの情報処理装置770への設定は、実施形態1-3に係る光ネットワークシステム1000A、1000B、1000Cに適用できる。こうした場合、光ネットワークシステム1000A、1000B、1000Cは、光伝送路の制御を動的に変更し、遠隔箇所の資源情報を有効に活用することができる。

Claims (2)

  1. 信元及び通信相手先のノードと、
    パケットスイッチおよび光デバイスを備え、前記通信元及び通信相手先のノードと接続される光電子融合スイッチと、
    予め設計されたアプリケーションに従って前記ノードに対する所用の制御を行うコントローラと、を備え、
    前記パケットスイッチは、電子回路と、前記電子回路の付近に設けられた光電変換機能を有する複数の光送受信器と、を備え、
    前記電子回路と前記複数の光送受信器との間を接続する経路は、電気信号の通る配線であり、
    前記複数の光送受信器と前記光デバイスとの間を接続する経路と、前記光デバイス又は前記複数の光送受信器と前記光電子融合スイッチの入出力ポートとの間を接続する経路とは、光導波路であり、
    前記複数の光送受信器は、前記通信元及び通信相手先のノードとの間でそれぞれ伝送速度の異なる光信号を送受信可能であり、当該ノードから伝送された光信号を入力し、光/電変換した電気信号を前記電子回路に出力し、且つ当該電子回路から出力された電気信号を電/光変換した光信号を当該ノードに伝送するように構成され、
    前記光デバイスは、PLC(Planar Lightwave Circuit:平面光波回路)技術で作製された導波路型光スイッチであり、
    前記電子回路、前記複数の光送受信器、前記導波路型光スイッチ、前記配線、及び前記光導波路は、同一の基板の上面に実装され、
    前記配線及び前記光導波路は、光導波路付きインタポーザを構成し、
    前記電子回路、前記複数の光送受信器、及び前記導波路型光スイッチは、実装状態で前記光導波路付きインタポーザの上面の同一平面に配置され、
    前記ノードは、情報処理装置であり、
    前記コントローラは、前記所用の制御として、前記光電子融合スイッチにおける経路制御及び帯域制御以外に、使用する全ての伝送路における前記光信号又は前記電気信号に係る遅延及びジッタの少なくとも一方の制御と、予め取得されるネットワークに係る資源情報、計画情報、及び安全性情報を用いての前記全ての伝送路における経路・資源情報競合制御、計画制御、及び安全性制御と、を前記情報処理装置に設定し、実行させる
    ことを特徴とする光ネットワークシステム。
  2. 前記コントローラは、前記情報処理装置におけるレイヤ間で連帯して前記遅延及び暗号強度の少なくとも一方を最適化する制御を当該情報処理装置に実行させる
    ことを特徴とする請求項に記載の光ネットワークシステム。
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