JP7463302B2 - 磁気コネクター - Google Patents

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Description

本発明は電気的に作動するエアロゾル発生システムに関連する。詳細には、本発明は、エアロゾル発生装置と充電ユニットとを備える電気的に作動するエアロゾル発生システムに関連する。本発明はまた、電気的に作動するエアロゾル発生システム用の電気コネクターに関連する。
電気的に作動するエアロゾル発生システムは一般に、エアロゾル形成基体およびアトマイザーを備え、アトマイザーは、エアロゾル形成基体を霧状にしてユーザーによる吸入のためのエアロゾルを形成するように動作する。通常、電気的に作動するエアロゾル発生システムはまた、電力をアトマイザーに供給するための電力供給源を含むエアロゾル発生装置も備える。アトマイザーは電気ヒーターとしうる。
一部のシステムでは、エアロゾル発生装置は、捲縮したたばこシートの集合体などの固体エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受けるように構成される。これらのシステムにおいて、装置は典型的にアトマイザーを備え、アトマイザーは、物品が装置の中に受容されている時にエアロゾル形成基体を加熱するように配設されている。物品はまた、従来の紙巻たばこと類似したロッドの形態のエアロゾル形成基体と一緒に包まれているフィルターを備えうる。その他のシステムにおいて、装置は、アトマイザーおよび液体エアロゾル形成基体を備えるカートリッジを受容するように構成されている。こうしたカートリッジは、カトマイザーとも称される。カトマイザーで使用される共通のタイプのアトマイザーは、液体エアロゾル形成基体に浸された細長い芯の周りに巻かれたヒーターワイヤーコイルを含む。
一部の電気的に作動するエアロゾル発生システムは、電気的に作動するエアロゾル発生装置の電力供給源を再充電するための充電ユニットを含む。充電ユニットは、ハウジングと、ハウジング内に収容された再充電可能な電力供給源と、電気的に作動するエアロゾル発生装置を受けるためのくぼみとを備えうる。通常、充電ユニットは携帯型であり、装置の動作時間を延ばすためにユーザーによって装置と共に持ち運ばれうる。
ユーザーがエアロゾル発生装置と充電ユニットを電気的に接続できる速度および容易さを改善することが望ましい。また、装置および充電ユニットの任意の配向における、そしてユーザーの通常の移動によって生じる振動中のエアロゾル発生装置と充電ユニットとの間の電気的接続を可能にする、電気的に作動するエアロゾル発生システム用の電気コネクターを提供することが望ましい。さらに、エアロゾル発生装置と充電ユニットの間の電気的接続を改善するための手段を提供することが望ましい。
本発明の第一の態様によれば、エアロゾル形成基体を受け、エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生させるためのエアロゾル発生装置であって、再充電可能電源を含む、エアロゾル発生装置と、再充電可能電源を再充電するために、エアロゾル発生装置に電力を供給するためにエアロゾル発生装置に電気的に接続可能な充電ユニットと、電気コネクターとを備えるエアロゾル発生システムが提供されている。電気コネクターは、第一のコネクター部分と、第一のコネクター部分に取り外し可能に電気的に接続可能な第二のコネクター部分とを含む。第一のコネクター部分は、複数の電気接点と第一の磁性素子とを含む。第二のコネクター部分は、複数の電気接点であって、複数の電気接点のうちの少なくとも一つは、拡張位置と陥凹位置との間で動作可能であり、かつ拡張位置に戻るように付勢される弾性接点である、複数の電気接点と、第二の磁性素子とを含む。エアロゾル発生装置が第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの一方を含み、充電ユニットが第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの他方を含む。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分は、第一の接続位置に位置付け可能であり、ここで、第二のコネクター部分の少なくとも一つの弾性接点は拡張位置にあり、第一のコネクター部分は少なくとも一つの弾性接点と接触して配置され、第一の磁性素子および第二の磁性素子は相互に磁気的に引き寄せられ、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、少なくとも一つの弾性接点を拡張位置から陥凹位置まで移動させるのに必要な力よりも大きい。
第二のコネクター部分の少なくとも一つの弾性接点は、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が、拡張位置と陥凹位置との間の、少なくとも一つの弾性接点の移動の長さに沿った位置の範囲に電気的接続を維持することを可能にする。拡張位置と陥凹位置との間の、少なくとも一つの弾性接点の移動の長さは、任意の適切な距離でありうる。拡張位置と陥凹位置との間の、少なくとも一つの弾性接点の移動の長さは、少なくとも0.1ミリメートル、少なくとも0.2ミリメートル、または少なくとも0.3ミリメートルであってもよい。拡張位置と陥凹位置との間の少なくとも一つの弾性接点の移動の長さは、約0.1ミリメートル~約1.5ミリメートル、約0.2ミリメートル~約1ミリメートル、または約0.3mm~約0.7mmであってもよい。
第二のコネクター部分の少なくとも一つの弾性接点は、拡張位置に戻るように付勢される。少なくとも一つの弾性接点が、第一のコネクター部分によって拡張位置から陥凹位置に向かって押し下げられると、少なくとも一つの弾性接点が第一の部分に拡張位置の方向に付勢力をかける。第一の磁性素子および第二の磁性素子は、少なくとも一つの弾性接点の付勢力と反対方向に作用する磁気引力の力を第一のコネクター部分と第二のコネクター部分との間に提供するように配置される。第一の接続部分および第二の接続部分が第一の接続位置にある時、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、少なくとも一つの弾性接点を拡張位置から陥凹位置まで移動させるのに必要な力よりも大きい。有利なことに、こうした磁気引力の力は、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第一の接続位置にある時の少なくとも一つの弾性接点の付勢力を克服し、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分を一緒に引き寄せることができる。言い換えれば、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第一の接続位置にある時、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分は、磁気引力の力によって相互に向かって引き寄せられる傾向があり、第二のコネクター部分の少なくとも一つの弾性接点は、第一のコネクター部分によって拡張位置から陥凹位置まで押し下げられる。
有利なことに、ユーザーがエアロゾル発生装置と充電ユニットを電気的に係合するよう移動させる時の、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第一の接続位置で係合すると、少なくとも一つの弾性接点が拡張位置から陥凹位置に向かって押し下げられるため、ユーザーが少なくとも一つの弾性接点の付勢力からの抵抗を経験しないようなものである。言い換えれば、第一の接続位置における第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、ユーザーがエアロゾル発生装置を充電ユニットと電気的に係合させることからの少なくとも一つの弾性接点の付勢力を隠すまたはマスクするのに十分に大きい。
第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第一の接続位置にある時、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、任意の適切な大きさでありうる。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第一の接続位置にある時、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、少なくとも0.1ニュートン、少なくとも0.15ニュートンまたは少なくとも0.2ニュートン、少なくとも0.5ニュートン、少なくとも1ニュートンまたは少なくとも1.5ニュートンでありうる。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第一の接続位置にある時、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、少なくとも0.15ニュートンでありうる。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第一の接続位置にある時、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、約0.1ニュートン~約10ニュートン、約0.5ニュートン~約5ニュートン、または約1.5ニュートン~約4.0ニュートンでありうる。
一部の好ましい実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分はさらに、第二の接続位置に位置付け可能であってもよく、ここで、第一のコネクター部分の複数の電気接点は、第二のコネクター部分の複数の電気接点のうちの少なくとも一つに電気的に接続され、第一の磁性素子および第二の磁性素子は相互に磁気的に引き寄せられ、第二のコネクターの少なくとも一つの弾性接点は陥凹位置にある。
第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第二の接続位置に位置付けられると、陥凹位置にある少なくとも一つの弾性接点が第一のコネクター部分に付勢力をかける。一部の実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第二の接続位置に位置付けられる時、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、少なくとも一つの弾性接点によって第一のコネクター部分に加えられる付勢力よりも大きい。こうした磁気引力の力は、第二のコネクター部分の少なくとも一つの弾性接点の付勢力が、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分を第二の接続位置外に付勢することができないことを確実にする。
一部の好ましい実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第二の接続位置にある時、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、エアロゾル発生装置の重量よりも大きい。こうした磁気引力の力は、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が、システムの配向に関係なく、第二の接続位置に保持されうることを確実にする。
第一のコネクター部分および第二のコネクターが電気的に係合していない場合、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分を一緒に引き寄せて電気的に係合させうる。有利なことに、これにより、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分にある程度の自己整列および自己係合が提供され、電気的な係合を容易にする。これはさらに、ユーザーが装置と充電ユニットを電気的に接続できる速度および容易さを向上させうる。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が電気的に接続された時、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分を係合解除するのに必要な力を増大させる。有利なことに、これにより、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が、例えば、移動中の振動および回転を通して意図せずに係合解除されることが実質的に阻止または防止される。
第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第二の接続位置にある時、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、任意の適切な大きさでありうる。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第二の接続位置にある時、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、少なくとも0.5ニュートン、少なくとも1ニュートン、少なくとも1.5ニュートン、少なくとも2ニュートン、少なくとも3ニュートン、または少なくとも4ニュートンでありうる。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第二の接続位置にある時、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、少なくとも1ニュートンでありうる。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第二の接続位置にある時、第一の磁性素子と第二の磁性要素と間の磁気引力の力は、約0.5ニュートン~約10ニュートン、約1ニュートン~約5ニュートン、または約1.5ニュートン~約4ニュートンでありうる。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第二の接続位置にある時、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、約1.5ニュートン~約4ニュートンでありうる。
一部の実施形態では、第一の磁性素子および第二の磁性素子のうちの少なくとも一つは、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分の一つ以上の電気接点を形成しうる。一部の好ましい実施形態では、第一のコネクター部分の電気接点のうちの一つ以上は、第一の磁性素子を含む。磁性素子が一つ以上の電気接点を形成しない実施形態では、磁性素子は、コネクター部分の電気接点から電気的に隔離されてもよい。一部の実施形態では、第一の磁性素子および第二の磁性要素のうちの少なくとも一つは、永久磁石を含む。一部の好ましい実施形態では、第二のコネクター部分の第二の磁性素子は、永久磁石を含む。
本明細書で使用される場合、「磁性素子」は、磁性材料を含む素子を記述するために使用される。本明細書で使用される場合、「磁性材料」という用語は、常磁性および強磁性の両方の材料を含む、磁場と相互作用することができる材料を記述するために使用される。磁化可能な材料は、外部磁場が存在する場合でのみ磁化された状態となるように、常磁性材料とし得る。別の方法として、磁化可能な材料は、外部磁場が存在する場合に磁化され、外部磁場が除去された後でも磁化された状態となる材料(例えば、強磁性材料)とし得る。「磁性材料」という用語は、本明細書で使用される場合、両方のタイプの磁化可能な材料の他、既に磁化された材料も含む。
第一の磁性素子および第二の磁性素子のうちの少なくとも一つは、ネオジム、鉄およびホウ素などのネオジムの合金を含みうる。言い換えれば、第一の磁性素子および第二の磁性素子のうちの少なくとも一つは、ネオジウム磁石としうる。第一の磁性阻止および第二の磁性素子のうちの少なくとも一つは、SS430ステンレス鋼などの強磁性ステンレス鋼を含みうる。
本明細書で使用する「電気接点」または「電気的係合」とは、第一のコネクター部分と第二のコネクター部分との間に電流を流すことを可能にする、第一のコネクター部分と第二のコネクター部分との間の電気的接続を記述するために使用される。
本明細書で使用する「エアロゾル発生装置」という用語は、エアロゾル形成基体と相互作用して、ユーザーの口を通してユーザーの肺に直接吸入可能なエアロゾルを生成する装置を意味する。一定の実施形態では、エアロゾル発生装置はエアロゾル形成基体を加熱して揮発性化合物の放出を促進し得る。エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品、またはエアロゾル形成基体を含むカートリッジと相互作用し得る。電気的に作動するエアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を加熱してエアロゾルを形成するための、電気ヒーターなどのアトマイザーを備え得る。
本明細書で使用する「エアロゾル発生物品」という用語は、エアロゾルを形成することができる揮発性化合物を放出する能力を有するエアロゾル形成基体を含む物品を指す。ある一定の実施形態で、エアロゾル発生物品は加熱時にエアロゾルを形成できる揮発性の化合物を放出することができるエアロゾル形成基体を備え得る。
本明細書で使用する「上流」「下流」「近位」および「遠位」という用語は、エアロゾル発生装置、エアロゾル発生物品および充電ユニットの構成要素または構成要素の部分の相対的位置を記述するために使用される。
本明細書で使用する「長軸方向」という用語は、下流、近位または口側の端とそれに向かい合った上流または遠位端との間の方向を記述するために使用され、また「横断」という用語は、長軸方向と直角を成す方向を記述するために使用される。
本明細書で使用する、「長さ」という用語は、構成要素、エアロゾル発生装置、エアロゾル発生物品および充電ユニットの遠位または上流端と近位または下流端との間の長軸方向での最大寸法を記述するために使用される。
本明細書で使用する「直径」という用語は、構成要素、エアロゾル発生装置、エアロゾル発生物品、および充電ユニットの横断方向での最大寸法を記述するために使用される。
本明細書で使用する「横断断面」という用語は、構成要素、エアロゾル発生装置、エアロゾル発生物品および充電ユニットの、構成要素、エアロゾル発生装置、エアロゾル発生物品、および充電ユニットの主軸と直角を成す方向での断面をそれぞれ記述するために使用される。
第一の磁性素子および第二の磁性素子は、任意の適切な形状であってもよい。例えば、第一の磁性素子および第二の磁性素子は、実質的に円形、楕円形または正方形であってもよい。第一の磁性素子および第二の磁性素子は、同じ形状であってもよい。第一の磁性素子および第二の磁性素子は、異なる形状であってもよい。第一の磁性素子および第二の磁性素子は、実質的に環状であってもよい。第一の磁性素子および第二の磁性素子は、磁性素子の環状の本体、リング、または管を含みうる。磁性素子の環状の本体、リングまたは管を提供することは、環状の本体または管が、それを通して電気コネクターが通過してコネクター部分の一つ以上の電気接点を装置または充電ユニットの電力供給源に接続しうる中央通路を含みうるために、有利でありうる。
第一の磁性素子は、第一のコネクター部分上の任意の適切な位置に配置されうる。第一の磁性素子は、第一のコネクター部分の電気接点の実質的に後方に配置された磁性素子の本体を含みうる。言い換えれば、第一のコネクター部分の電気接点のうちの一つ以上は、第一の磁性素子上にあってもよい。第一の磁性素子は、第二のコネクター部分の電気接点の間または周りに配置された一つ以上の磁性素子の本体を含みうる。一部の好ましい実施形態では、第一のコネクター部分の電気接点のうちの一つ以上は、第一の磁性素子を含んでもよい。
第二の磁性素子は、第二のコネクター部分上の任意の適切な位置に配置されうる。第二の磁性素子は、充電ユニットのコネクター部分の電気接点の実質的に後方に配置された磁性素子の本体を含みうる。言い換えれば、第二のコネクター部分の電気接点のうちの一つ以上は、第二の磁性素子上にあってもよい。第二のコネクター部分の電気接点のうちの一つ以上は、第二の磁性素子を含んでもよい。第二の磁性素子は、第二のコネクター部分の電気接点の間または周りに配置された磁性素子の一つ以上の本体を含みうる。一部の好ましい実施形態では、第二の磁性素子は、第二のコネクター部分の電気接点が二つの磁性素子の本体の間に配置されるように、第二のコネクター部分の電気接点の両側に配置される二つの磁性素子の本体を含みうる。二つの磁性素子の本体は、実質的に弓形であってもよく、第一のコネクター部分の第三の電気接点と同じまたは類似した曲率を有してもよい。
第一のコネクター部分および第二のコネクター部分の電気接点は、適切な任意のタイプの電気接点であってもよい。電気接点はピン接点であってもよい。ピン接点は、一般に表面の平面と実質的に直角を成して、表面から外側に延びる、または突出しうる。ピン接点は、弾性ピン接点または「ポゴピン」接点でありうる。別の言い方をすると、ピン接点は弾性またはばね式の接点であってもよい。第二のコネクター部分の電気接点のうちの少なくとも一つは、弾性ピン接点である。電気接点はプレート接点であってもよい。プレート接点は、平面上または平面内に、または表面上または表面に沿って実質的に延びうる。電気接点はプリント回路基板上に提供されてもよい。一部の実施形態では、電気接点のすべてが同じのタイプの電気接点であってもよい。その他の実施形態では、電気接点は異なるタイプの電気接点を含みうる。第一のコネクター部分の電気接点は、一つのタイプの電気接点を含んでもよく、第二のコネクター部分の電気接点は、異なるタイプの電気接点を含んでもよい。
一部の好ましい実施形態では、第一のコネクター部分の電気接点はプレート電気接点である。言い換えれば、一般に、第一のコネクター部分の電気接点は、第一のコネクター部分の平面上または平面内に、または表面上または表面に沿って実質的に延びる。一部の好ましい実施形態では、第一のコネクター部分は一つ以上の表面を含み、第一のコネクター部分の電気接点の各々は、第一のコネクター部分の一つ以上の表面の一つの上またはそれに沿って実質的に延びる。一部の実施形態では、第一のコネクター部分の電気接点は、実質的に同じ平面上または同じ平面内に延びうる。一部の実施形態では、第一のコネクター部分の電気接点は、異なる平面内に延びてもよい。
第一のコネクター部分の電気接点は、任意の適切な配置で配置されうる。一部の特定の実施形態では、第一のコネクター部分は実質的に円形の面を含み、第一のコネクター部分の第一の電気接点は円形の面の実質的に中央に配置される。一部の特定の実施形態では、第一のコネクター部分の第二の電気接点および第三の電気接点は、第一のコネクター部分の周りに配置される。一般に、第一のコネクター部分の第二の電気接点および第三の電気接点は、第一の電気接点から半径方向外向きに間隙を介している。一部の実施形態では、第二および第三の電気接点は、第一の電気接点から同じ距離だけ間隙を介してもよい。一部の実施形態では、第三の電気接点は、第一の電気接点から第二の電気接点よりもさらに間隙を介してもよい。
第一のコネクター部分の複数の電気接点は、第一のコネクター部分の軸を中心とした円対称でありうる。第一のコネクター部分の複数の電気接点および第二のコネクター部分の複数の電気接点は、第一のコネクター部分の軸を中心として、第二のコネクター部分に対して第一のコネクター部分の任意の配向で電気的に接続可能でありうる。
第一のコネクター部分の第一の電気接点は、実質的に円形であってもよい。一部の実施形態では、第一のコネクター部分の第二の電気接点および第三の電気接点は実質的に環状である。言い換えれば、第二の電気接点および第三の電気接点の各々は、第一の電気接点を実質的に囲むリングを形成しうる。第一のコネクター部分の第二の電気接点および第三の電気接点は、第一の電気接点を囲む同心リングを形成しうる。
一部の好ましい実施形態では、第二のコネクター部分の電気接点はピン電気接点である。言い換えれば、一般に、第二のコネクター部分の電気接点は、第二のコネクター部分の平面または表面から外側に、一般には平面または表面に垂直に延びる。第二のコネクター部分は一つ以上の表面を含み、第二のコネクター部分の各電気接点は、第二のコネクター部分の一つ以上の表面の一つから直角を成して延びる。
一部の実施形態では、第二の電気コネクター部分のすべての電気接点は、弾性接点である。弾性接点は有利なことに、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が電気的に係合しており、ユーザーの移動によって生じる振動および小さな動きに晒された時に、第一のコネクター部分と第二のコネクター部分との間に信頼できる電気的接続を維持するのに役立ちうる。
一部の特に好ましい実施形態では、第一の電気コネクター部分は、面および面の実質的に中央に配置された窪みを含み、窪みは、閉端部、面における開端部、および開端部と閉端部との間に延びる側壁を有する。複数の電気接点のうちの第一の電気接点は、窪みの閉端部に配置されてもよい。複数の電気接点のうちの第二の電気接点は、窪みの側壁に配置され、かつ第一の電気接点を実質的に囲んでもよい。複数の電気接点のうちの第三の電気接点は、面に配置され、かつ第一の電気接点を実質的に囲んでもよい。
一部の特に好ましい実施形態では、第二のコネクター部分は、面および面の実質的に中央に配置された突出部を含み、突出部は、端面および面と突出部の端面との間に延びる側壁を有する。複数の電気接点のうちの第一の電気接点は、突出部の端面に配置されうる。複数の電気接点のうちの第二の電気接点は、突出部の少なくとも一つの側壁に配置されうる。複数の電気接点のうちの第三の電気接点は、面に配置されうる。複数の電気接点のうちの第三の電気接点は、弾性ピン接点であってもよい。また、複数の電気接点のうちの第一の電気接点も弾性ピン接点であってもよい。複数の電気接点のうちの第二の電気接点は、弾性接点であってもよい。第二のコネクター部分は、面の両側に配置された一対の第三の電気接点を含みうる。一対の第三の電気接点のそれぞれは、弾性ピン接点であってもよい。
これらの特に好ましい実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分は、第二のコネクター部分の突出部を第一のコネクター部分の窪み内に挿入することによって電気的に係合されうる。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が電気的に係合すると、
突出部の端面における第二のコネクター部分の第一の電気接点が、くぼみの閉端部における第一のコネクター部分の第一の電気接点と電気的に係合してもよく、
突出部の側壁における第二のコネクター部分の第二の電気接点が、くぼみの側壁における第一のコネクター部分の第二の電気接点と電気的に係合してもよく、
実質的に平面状の面における第二のコネクター部分の第三の電気接点が、実質的に平面状の面における第一のコネクター部分の第三の電気接点と電気的に係合してもよい。
これらの特に好ましい実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分の窪みおよび突出部は、環状の円筒形としうる。これにより、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が、くぼみおよび突出部の軸を中心として相互に対して自由に回転することが可能になりうる。このことは、第二のコネクター部分に対する第一のコネクター部分の角度位置に関係なく、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が電気的に係合することを可能にしうる。
突出部の側壁に配置された第二のコネクター部分の第二の電気接点は、くぼみの側壁上に第一のコネクター部分の第二の電気接点との信頼できる電気的係合を達成するために、摩擦嵌めまたは締まり嵌めなどによって、第一のコネクター部分のくぼみの内側に緊密に嵌合しうる。第二のコネクター部分の第二の電気接点およびくぼみは、突出部がくぼみ内に受けられ、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が電気的に係合された時に第二のコネクター部分の第二の電気接点がくぼみ内にスナップ嵌めするように構成されうる。
くぼみは、適切な任意の形状および寸法を有してもよい。くぼみは実質的に円筒形でもよい。くぼみは、実質的に円形の横断断面を有しうる。くぼみの直径は面の直径より小さい。くぼみの直径は、面の直径の75%以下であってもよく、または面の直径の約50%以下であってもよい。
突出部は、適切な任意の形状および寸法を有してもよい。突出部は実質的に円筒形でもよい。突出部は、実質的に円形の横断断面を有しうる。突出部の直径は面の直径よりも小さい。突出部の直径は、面の直径の75%以下であってもよく、または面の直径の約50%以下であってもよい。
一部の実施形態では、突出部の端面と側壁との間の交点を傾斜させる、丸みを付ける、または面取りして、第一のコネクター部分のくぼみ内での突出部の位置付けを容易にしてもよい。
第二のコネクター部分は、電気接点が取り付けられる本体を含みうる。突出部は、本体と一体的に形成されてもよく、または本体部分に固定された別個の部分であってもよい。
エアロゾル発生装置は、近位端と、近位端の反対側の遠位端とを備えうる。近位端は、そこでユーザーがエアロゾル発生装置を吸って装置によって生成されたエアロゾルを吸入する、端部である。したがって、近位端は口側の端と呼ばれることもある。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの一つは、エアロゾル発生装置の遠位端に提供されうる。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの一つは、エアロゾル発生装置の遠位端面に提供されうる。エアロゾル発生装置は、装置の遠位端に第一のコネクター部分または第二のコネクター部分を含みうる。エアロゾル発生装置は、遠位端面に第一のコネクター部分または第二のコネクター部分を含みうる。
充電ユニットは、エアロゾル発生装置の少なくとも遠位部分を受けるためのくぼみを含みうる。充電ユニットは、くぼみの遠位端に第一のコネクター部分または第二のコネクター部分を含みうる。
第一のコネクター部分および第二のコネクター部分は、エアロゾル発生装置の遠位端が充電ユニットのくぼみの遠位端に受けられた時に、第二の接続位置に位置付けられうる。
一部の好ましい実施形態では、エアロゾル発生装置は、装置の遠位端に第一のコネクター部分または第二のコネクター部分を含み、充電ユニットは、エアロゾル発生装置の少なくとも遠位部分を受けるためのくぼみを含み、他の第一のコネクター部分および第二のコネクター部分は、くぼみの遠位端に配置され、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分は、エアロゾル発生装置の遠位端が充電ユニットの遠位端に受けられた時に第二の接続位置に位置付け可能である。
これらの好ましい実施形態では、第一の接点および第二の接点が第一の接続位置にある時、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、エアロゾル発生装置と充電ユニットのくぼみとの間の摩擦力と、拡張位置と陥凹位置との間で少なくとも一つの弾性接点を動作させるのに必要な付勢力との組み合わせよりも大きくてもよい。
エアロゾル発生装置が第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの一方を有し、充電ユニットが第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの他方を有する。一部の実施形態では、エアロゾル発生装置が第一のコネクター部分を含んでもよく、充電ユニットが第二のコネクター部分を含んでもよい。有利なことに、第二のコネクター部分の電気接点は少なくとも一つの弾性接点を含むため、充電ユニット上に第二のコネクターを提供することは、少なくとも一つの弾性接点を損傷から実質的に保護しうる。
装置が遠位端面にコネクター部分を含む実施形態では、第一の磁性素子は、装置内のコネクター部分の近位に配置されうる。装置が遠位端面にコネクター部分を含む一部の好ましい実施形態では、第一のコネクター部分の電気接点のうちの少なくとも一つは、第一の磁性素子を含んでもよい。
充電ユニットがくぼみを含み、充電ユニットのコネクター部分がくぼみの閉端部に配置される場合、第一の磁性素子および第二の磁性素子は、磁性素子の南北の磁極がくぼみの長軸方向軸と実質的に整列するように配置されうる。これにより、磁性保持手段がエアロゾル発生装置をくぼみ内に引き寄せ、第一および第二のコネクター部分を電気的係合内に位置付けるのに役立ちうる。
好ましい実施形態では、第一の磁性素子および第二の磁性素子のうちの一つは永久磁石を含む。
一部の実施形態では、第一の磁性素子および第二の磁性素子のうちの一つは複数の永久磁石を含む。一部の好ましい実施形態では、第二の磁性素子は、複数の永久磁石を含む。
一部の好ましい実施形態では、第一の磁性素子および第二の磁性素子のうちの一つは、第一の永久磁石および第二の永久磁石を含む。第一の永久磁石および第二の永久磁石は、コネクター部分内で間隙を介していてもよい。これらの一部の実施形態では、第一の永久磁石の南北の磁極は、第二の永久磁石の南北の磁極と同じ方向に配置されうる。一部の好ましい実施形態では、第一の永久磁石の南北の磁極は、第二の永久磁石の南北の磁極とは反対方向に配置される。これらの好ましい実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第一の接続位置および第二の接続位置に配置され、第一の永久磁石および第二の永久磁石が他のコネクター部分の磁性素子を介して磁気回路で磁気的に接続される場合に、磁気回路が形成されうる。
本明細書で使用される場合、「磁気回路」とは、磁力線が一つの磁性素子から別の磁性素子へと通過するような、二つの永久磁石間の磁気接続を指す。磁力線は、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第一の接続位置および第二の接続位置にある時に、他のコネクター部分の磁性素子を介して第一の永久磁石から第二の永久磁石まで通りうる。
一部の特に好ましい実施形態では、第二のコネクター部分は、第一の永久磁石および第二の永久磁石を含む。
本明細書で使用される場合、磁石の南北の磁極の「方向」への言及は、磁石によって生成される磁力線の方向を指すために使用される。
本明細書で使用される場合、磁石の一部分の「磁極性」への言及は、磁石のN極またはS極などの磁極を指す。
第一の磁性素子および第二の磁性素子のうちの一つが複数の永久磁石を含む実施形態では、各永久磁石は、二つの対向する端部の間に延びる本体を含んでもよい。本体の各端部は、南北の磁極を有しうる。端部の第一の端部における南北の磁極の方向は、本体の反対側の端部における南北の磁極に対して反対方向に配置されうる。本体は、二つの対向する端部の間に延びる長さを有してもよく、各端部における南北の磁極は、本体の長さと実質的に直角を成して配置されうる。複数の永久磁石が第二のコネクターに提供される場合、各永久磁石の各端部における南北の磁極の方向は、拡張位置と陥凹位置との間の弾性接点の移動方向と実質的に平行でありうる。
別の言い方をすると、複数の永久磁石のそれぞれの本体は、上側と、上側とは反対の下側とを有してもよく、上側および下側は、二つの対向する端部の間の本体の長さに延びている。端部の第一の端部における上側は、第一の磁極を有してもよく、端部の第一の端部における下側は、第一の磁極とは反対の第二の磁極を有してもよい。端部の第一の端部における南北の磁極は、本体の長さと直角を成す第一の方向を有する。第一の端部とは反対側の、端部の第二の端部における上側は、第二の磁極を有してもよく、第二の磁極は、端部の第一の端部における上側とは反対の磁極である。端部の第二の端部における下側は、第一の磁極を有してもよく、第一の磁極は、端部の第二の端部における上側とは反対の磁極である。端部の第二の端部における南北の磁極は、第一の方向とは反対の、本体の長さと直角を成す第二の方向を有する。
一部の特に好ましい実施形態では、第二のコネクターは、二つの永久磁石を含む第二の磁性素子を含む。永久磁石それぞれは、二つの対向する端部の間に延びる本体を有する。各永久磁石は、第一の方向を有する南北の磁極の第一の端部と、第一の方向とは反対の、第二の方向を有する南北の磁極の第二の端部とを有する。二つの永久磁石は、永久磁石のそれぞれが、他の永久磁石からの磁気反発の力を体験するように、第二のコネクター部分内に配置されうる。
永久磁石のそれぞれは、第一の端部に第一の端面、および第二の端部に第二の端面を有しうる。第一の端面および第二の端面は、相互と実質的に平行に配置されうる。これらの実施形態では、第一の磁性素子および第二の磁性素子は、実質的に弓形であってもよい。第一の端面および第二の端面は、実質的に平面上にありうる。
一部の実施形態では、弓形の永久磁石は、第一の永久磁石の第一の端面が第二の永久磁石の第二の端面に直接対向し、第一の永久磁石の第二の端面が第二の永久磁石の第一の端面に直接対向するように、第二のコネクター部分内に配置されてもよい。第一の永久磁石および第二の永久磁石が弓形である場合、第一の永久磁石および第二の永久磁石は、実質的に環状の磁気構造を形成しうる。二つの永久磁石は、永久磁石の対向する面の間に間隙が提供されるように間隙を介してもよい。第一の永久磁石および第二の永久磁石は、第二のコネクター部分の電気接点を実質的に囲みうる。
第一の永久磁石の第一の端面は、第二の永久磁石の第二の端面の南北の磁極と同じ方向に配向された南北の磁極を有してもよい。第一の永久磁石の第二の端面は、第二の永久磁石の第一の端面の南北の磁極と同じ方向に配向された南北の磁極を有してもよい。換言すると、第一の永久磁石の第一の端面と第二の永久磁石の第二の端面は、相互に磁気的に反発するように配置される。同様に、第一の永久磁石の第二の端面および第二の永久磁石の第一の端面は、相互に磁気的に反発するように配置される。
この配置は、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が第一の接続位置および第二の接続位置にある時の、第一のコネクター部分の第一の磁性素子と第二のコネクター部分の第二の磁性素子との間の磁気引力の力をさらに増大させうる。
別の方法で配置を説明すると、第一の永久磁石の第一の端面は、第二の永久磁石の第二の端面に対向し、第一の永久磁石の第二の端面は、第二の永久磁石の第一の端面に対向する。第一の永久磁石の第一の端面は、第二の永久磁石の第二の端面を磁気的に反発し、第一の永久磁石の第二の端面は、第二の永久磁石の第一の端面を磁気的に反発する。第一の永久磁石の第一の端面の上側および第二の永久磁石の第二の端面の上側は、同じ磁極を有する。第一の永久磁石の第一の端面の下側および第二の永久磁石の第二の端面の下側は、第一の永久磁石の第一の端面の上側および第二の永久磁石の第二の端面の上側の磁極とは反対である、同じ磁極を有する。第一の永久磁石の第二の端面の上側および第二の永久磁石の第一の端面の上側は、第一の磁性素子の第一の端面の上側および第二の磁性素子の第二の端面の上側の磁極とは反対である、同じ磁極を有する。第一の永久磁石の第二の端面の下側および第二の永久磁石の第一の端面の下側は、第一の永久磁石の第二の端面の上側および第二の永久磁石の第一の端面の上側の磁極とは反対である、同じ磁極を有する。
第一の永久磁石および第二の永久磁石は、第二のコネクター部分のハウジング内に配置されうる。第二のコネクター部分のハウジングは、第一の磁性素子および第二の磁性素子の分離を維持しうる。第二のコネクター部分のハウジングは、第一の永久磁石と第二の永久磁石との間の磁気反発の力が永久磁石を押し離すのを防止しうる。
一部の代替的な実施形態では、第一の永久磁石および第二の永久磁石は、磁気的に引き寄せるように配置されてもよい。
第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のそれぞれの電気接点のうちの少なくとも一つは、充電ユニットからエアロゾル発生装置に電力を伝達、搬送、または供給するように構成されうる。例えば、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のそれぞれの第一の電気接点は、充電ユニットからエアロゾル発生装置に電力を伝達するように構成されうる。特に、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のそれぞれの電気接点のうちの少なくとも一つは、充電ユニットの電力供給源からエアロゾル発生装置の再充電可能な電力供給源に電力を伝達するように構成されうる。
第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のそれぞれの電気接点のうちの少なくとも一つは、少なくとも一つの充電ユニットからエアロゾル発生装置に、およびエアロゾル発生装置から充電ユニットにデータを伝達するように構成されうる。一部の実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のそれぞれの電気接点のうちの少なくとも一つは、充電ユニットからエアロゾル発生装置にデータを伝達するように構成されうる。例えば、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のそれぞれの第二の電気接点は、充電ユニットからエアロゾル発生装置にデータを伝達するように構成されうる。一部の実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のそれぞれの電気接点のうちの少なくとも一つは、エアロゾル発生装置から充電ユニットにデータを伝達するように構成されうる。
また、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のそれぞれの電気接点のうちの少なくとも一つは、接地接続として構成されうる。例えば、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のそれぞれの第三の電気接点は、接地接続として構成されうる。
本発明の第一のコネクター部分および第二のコネクター部分は、充電ユニットからエアロゾル発生装置に電力を伝達し、少なくとも一つの充電ユニットから装置に、および装置から充電ユニットにデータを伝達するように構成されうる。有利なことに、これにより、装置は単一の電気コネクター部分のみを備えることが可能になりうる。これは、複数の電気コネクター部分を有する装置と比較して、エアロゾル発生装置のサイズおよび重量を減少させうる。
通常、エアロゾル発生装置は再充電可能な電力供給源を備えうる。再充電可能な電力供給源は、電池またはコンデンサーなどの適切な任意のタイプの再充電可能な電力供給源を含みうる。再充電可能な電力供給源は、リチウムイオン電池を含みうる。エアロゾル発生装置の再充電可能な電力供給源は、エアロゾル発生装置が一回以上のユーザー体験を送達するのに十分な容量を有しうる。ユーザー体験は一般に、ユーザーがエアロゾル発生装置を吸う一連の吸煙を含み、エアロゾル発生装置はエアロゾル形成基体を霧状にすることによってエアロゾルを生成し、ユーザーは装置によって生成されたエアロゾルを吸入する。一般的なユーザー体験を構成する吸煙回数は、適切な任意の回数としうる。一般に、吸煙回数は2~20回の吸煙であってもよく、4~12回の吸煙であってもよく、また約6回または7回の吸煙であってもよい。エアロゾル発生装置の再充電可能な電力供給源は、エアロゾル発生装置が適切な任意の回数のユーザー体験を送達するのに十分な容量を有しうる。再充電可能な電力供給源は、エアロゾル発生装置が1回、2回、3回、4回、5回、または6回のユーザー体験を送達するのに十分な容量を有しうる。
同様に、充電ユニットは電力供給源を含みうる。充電ユニットの電力供給源は、電池およびコンデンサーなどの適切な任意のタイプの電力供給源を含みうる。充電ユニットの電力供給源は、リチウムイオン電池を含みうる。本発明の第一のコネクター部分および第二のコネクター部分は、エアロゾル発生装置の再充電可能な電力供給源を充電するために、充電ユニットの電力供給源とエアロゾル発生装置の再充電可能な電力供給源との間で電力を伝達することを可能にしうる。有利なことに、これによりエアロゾル発生装置の使用可能な寿命が延びうる。充電ユニットの電力供給源は、複数回のユーザー体験を送達するのに十分な充電をエアロゾル発生装置に提供するのに十分な容量を有しうる。充電ユニットの電力供給源は、1~20回のユーザー体験、5~15回のユーザー体験、および約10回のユーザー体験などの、適切な任意の回数のユーザー体験を送達するのに十分な充電をエアロゾル発生装置に提供するのに十分な容量を有しうる。有利なことに、これにより、ユーザーが、エアロゾル発生装置および充電ユニットの両方を持ち運んで、エアロゾル発生装置の再充電可能な電力供給源を充電するために、主電源などの外部電力供給源にエアロゾル発生装置を接続することなく、一日または一週間などの、長期間にわたってエアロゾル発生装置を使用することを可能にしうる。
一般に、充電ユニットの電力供給源は再充電可能でありうる。充電ユニットの電力供給源は、エアロゾル発生装置の再充電可能な電力供給量よりも大きな容量を有しうる。充電ユニットの電力供給源は、エアロゾル発生装置の再充電可能な電力供給源より物理的に大きくてもよい。
エアロゾル発生装置は、携帯型装置であってもよい。言い換えれば、エアロゾル発生装置は、ユーザーの手に保持されるのに適切な任意のサイズおよび形状を有しえる。エアロゾル発生装置は、従来的な葉巻たばこまたは紙巻たばこと類似するサイズおよび形状を有し得る。エアロゾル発生装置は携帯型であってもよい。一般に、充電ユニットも携帯型であってもよい。充電ユニットは、適切な任意のサイズおよび形状を有しうる。充電ユニットは、従来的な紙巻たばこのパケットと類似したサイズおよび形状を有してもよい。携帯型の充電ユニットを提供することにより、ユーザーが充電ユニットをエアロゾル発生装置と共に持ち運ぶことが可能になりうる。有利なことに、これにより、エアロゾル発生装置の再充電可能な電力供給源を、エアロゾル発生装置の動作寿命を犠牲にすることなく、より小さくかつより軽量にすることが可能となりうるが、エアロゾル発生装置は、装置の再充電可能な電力供給源が消耗した時にユーザーによって持ち運ばれる携帯型の充電ユニットから充電することができる。
一部の実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のそれぞれの電気接点のうちの少なくとも一つは、充電ユニットからエアロゾル発生装置にデータを伝達するように構成されうる。これにより、有利なことに、ソフトウェア更新を充電ユニットからエアロゾル発生装置に伝達することが可能になりうる。一部の実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のそれぞれの他の電気接点のうちの少なくとも一つは、エアロゾル発生装置から充電ユニットにデータを伝達するように構成されうる。これにより、使用データをエアロゾル発生装置から充電ユニットに伝達することが可能になりうる。使用データは、例えば、装置の再充電可能な電力供給源の一つ以上の充電状態、装置の使用回数、アトマイザーの使用回数、およびエアロゾル形成基体の識別情報を含みうる。
一部の実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分の一つ以上の第一の電気接点は、充電ユニットの電力供給源とエアロゾル発生装置の再充電可能な電力供給源との間で電力を伝達するように構成されてもよく、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分の一つ以上の第二の電気コネクターは、少なくとも一つの充電ユニットからエアロゾル発生装置に、およびエアロゾル発生装置から充電ユニットにデータを伝達するように構成されてもよく、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分の一つ以上の第三の電気接点は接地接続として構成されてもよい。
電気接点は、適切な任意の導電性材料で作製されうる。例えば、電気接点は、銅または金などの金属から作製されうる。一部の実施形態では、電気接点は同じ材料から作製され、その他の実施形態では、電気接点は異なる材料から作製される。
一般に、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のそれぞれの電気接点は、相互から電気的に分離または隔離されている。各コネクター部分の電気接点の電気的な分離または隔離は、隣接した電気接点間に配置された電気絶縁材料によって提供されうる。電気的な分離または隔離は、間隙を介して隣接した電気接点によって提供されてもよい。
本明細書で使用する「導電性」は、1x10-4Ωm以下の電気抵抗率を有する材料を指す。本明細書で使用する「電気的に絶縁」は、1x10-4Ωm以上の電気抵抗率を有する材料を指す。
エアロゾル発生装置は、適切な任意のサイズおよび形状を有し得る。
エアロゾル発生装置は、適切な任意の形状の横断断面を有し得る。例えば、エアロゾル発生装置は、実質的に円形、楕円形、三角形、正方形、菱型、台形、五角形、六角形または八角形の横断断面を有し得る。一部の特定の実施形態では、エアロゾル発生装置は、実質的に円形の横断断面を有する。
エアロゾル発生装置は、その長さに沿って実質的に一定の横断断面を有してもよい。エアロゾル発生装置は、その長さに沿って実質的に円形の横断断面を有してもよい。装置は、その長軸方向軸を中心とした回転対称を有し得る。装置は、その長軸方向軸を中心とした1より大きい位数の回転対称を有し得る。装置は、その長軸方向軸を中心として実質的に軸対称であってもよい。特定の実施形態では、エアロゾル発生装置は、実質的に環状の円筒形であり得る。
エアロゾル発生装置は、適切な任意の直径および任意の適切な長さを有しうる。エアロゾル発生装置は、細長くてもよい。一部の特定の実施形態では、エアロゾル発生装置は、従来的な紙巻たばこまたは葉巻たばこと実質的に類似した形状、直径および長さを有してもよい。エアロゾル発生装置の長さは、約30mm~約150mm、または約50mm~約120mm、または約90mm~約100mmでありうる。エアロゾル発生装置の外径は、約5mm~約30mm、または約10mm~約20mm、または約15mmでありうる。
エアロゾル発生装置は、カートリッジ、アトマイザー、およびエアロゾル発生物品のうちの一つ以上を受けるように構成され得る。エアロゾル発生装置は、カートリッジ、アトマイザー、およびエアロゾル発生物品のうちの一つ以上を近位端で受けるように構成され得る。装置は、カートリッジ、アトマイザー、およびエアロゾル発生物品のうちの一つ以上を受けるためのくぼみを備え得る。
一部の実施形態では、エアロゾル発生装置はアトマイザーを含み得る。エアロゾル発生装置がアトマイザーを備える場合、装置は、エアロゾル形成基体を含む物品、またはエアロゾル形成基体を含むカートリッジを受けるように構成され得る。その他の実施形態では、エアロゾル発生装置は、アトマイザーまたはアトマイザーとエアロゾル形成基体を含む物品またはカートリッジとの組み合わせを受けるように構成され得る。装置がカートリッジおよびエアロゾル発生物品のうちの一つ以上を受けるためのくぼみを備える場合、アトマイザーはくぼみ内に配置され得る。
装置は、装置の遠位端に、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの一つを含みうる。装置は、装置の遠位端面に、第一コネクター部分および第二のコネクター部分のうちの一つを備えうる。言い換えれば、口側の端の反対側の、装置の遠位端における面は、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの一つを含みうる。装置の遠位端面は、実質的に円形であってもよい。
エアロゾル発生装置は、ハウジングを備え得る。特定の実施形態では、ハウジングは実質的に環状の円筒形であってもよい。ハウジングは、適切な任意の材料または材料の組み合わせを含み得る。適切な材料の例としては、金属、合金、プラスチック、もしくはこれらの材料のうちの一つ以上を含有する複合材料、または食品もしくは医薬品用途に適切な熱可塑性樹脂、例えばポリプロピレン、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、およびポリエチレンが挙げられる。特定の実施形態では、材料は軽量であり、脆くない。
エアロゾル発生装置の再充電可能な電力供給源は、ハウジング内に収容されうる。ハウジングは、エアロゾル発生物品およびカートリッジのうちの一つ以上を受けるためのくぼみを含みうる。エアロゾル発生装置は、アトマイザーを含みうる。アトマイザーは電気ヒーターとしうる。装置がエアロゾル発生物品またはカートリッジを受けるためのくぼみを備える場合、アトマイザーはくぼみ内に配置されうる。
エアロゾル発生装置は、電気回路を備え得る。電気回路は、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が電気的に係合した時に充電ユニットからエアロゾル発生装置への電力の伝達を制御するように構成されうる。電気回路は、一つ以上の充電ユニットからエアロゾル発生装置への、およびエアロゾル発生装置から充電ユニットへのデータの伝達を制御するように構成されうる。電気回路はマイクロプロセッサを備え得る。
充電ユニットは、適切な任意のサイズおよび形状を有しうる。
充電ユニットは、適切な任意の形状の横断断面を有しうる。例えば、充電ユニットは、実質的に円形、楕円形、三角形、正方形、菱型、台形、五角形、六角形または八角形の横断断面を有しうる。一部の特定の実施形態では、エアロゾル発生装置は、実質的に長方形の横断断面を有する。
充電ユニットは、その長さに沿って実質的に一定の横断断面を有しうる。充電ユニットは、その長さに沿って実質的に長方形の横断断面を有しうる。特定の実施形態では、充電ユニットは実質的に長方形の立方体としうる。
充電ユニットは、適切な任意の直径および適切な任意の長さを有しうる。一部の実施形態では、エアロゾル発生装置は、従来的な紙巻たばこのパックと実質的に類似した形状、直径および長さを有してもよい。充電ユニットは、約50mm~約200mmの長さを有しうる。充電ユニットは、約10mm~約150mm、または約50mm~約100mmの外径を有しうる。
充電ユニットは、エアロゾル発生装置を受けるように構成されたくぼみを有してもよい。くぼみは、エアロゾル発生装置の遠位端を受けるように構成されてもよい。くぼみは、エアロゾル発生装置全体を受けるように構成されてもよい。充電ユニットのくぼみは、エアロゾル発生装置を受けるための適切な任意のサイズおよび形状を有しうる。
充電ユニットのくぼみは適切な任意の形状の横断断面を有しうる。例えば、くぼみは、実質的に円形、楕円形、三角形、正方形、菱型、台形、五角形、六角形または八角形の横断断面を有しうる。特定の実施形態では、充電ユニットのくぼみは、くぼみで受けられるエアロゾル発生装置の横断断面と実質的に同じ形状の横断断面を有しうる。一部の特定の実施形態では、くぼみは実質的に円形の断面を有しうる。
充電ユニットのくぼみは、その長さに沿って実質的に一定の横断断面を有しうる。くぼみは、その長さに沿って実質的に円形の横断断面を有しうる。くぼみは、実質的に環状の円筒形でありうる。くぼみは、その長軸方向軸を中心として実質的に軸対称であってもよい。
充電ユニットのくぼみは、適切な任意の直径および適切な任意の長さを有しうる。
特定の実施形態では、充電ユニットのくぼみは、エアロゾル発生装置の直径と実質的に等しい、またはそれよりもわずかに大きい直径を有しうる。
充電ユニットのくぼみは細長くてもよい。くぼみは、エアロゾル発生装置の長さより小さな長さを有するため、エアロゾル発生装置の遠位端が充電ユニットのくぼみに受けられた時にエアロゾル発生装置の近位または下流端がくぼみから突出する。充電ユニットのくぼみは、エアロゾル発生装置の実質的に全長が充電ユニットのくぼみに受けられるように、エアロゾル発生装置の長さと実質的に等しい、またはそれよりもわずかに大きな長さを有してもよい。有利なことに、これにより、装置をくぼみ内に完全に封入することが可能となり、充電ユニットが装置を外部環境から保護することが可能になりうる。
第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの一つは、充電ユニットのくぼみに配置されうる。この配置は、コネクター部分を外部環境から実質的に遮蔽または保護しうる。くぼみは開端部を有してもよい。開端部は、エアロゾル発生装置をくぼみ内に挿入し、エアロゾル発生装置をくぼみから取り外すことを可能にしうる。くぼみはまた、開端部の反対側に閉端部を有しうる。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの一つは、充電ユニットのくぼみの閉端部に配置されうる。
一部の特定の実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの一方は、エアロゾル発生装置の遠位端における端面に配置されてもよく、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの他方は、充電ユニットのくぼみの閉端部における端面に配置されてもよい。これらの特定の実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分は、エアロゾル発生装置の遠位端を充電ユニットのくぼみの開端部内に挿入し、装置の遠位端面に配置されたコネクター部分を充電ユニットのくぼみの閉端面に配置されたコネクター部分と接触させることによって、電気的に係合されうる。
エアロゾル発生装置および充電ユニットのくぼみが実質的に環状の円筒形である場合、エアロゾル発生装置は、くぼみ内でその長軸方向軸を中心として自由に回転しうる。これらの実施形態では、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分は、充電ユニットのくぼみに対して任意の角度位置で装置をくぼみ内に挿入することを可能にし、エアロゾル発生装置が、第一のコネクター部分と第二のコネクター部分との間の電気的接続を破壊することなくくぼみ内で回転することを可能にする。
充電ユニットはハウジングを含みうる。特定の実施形態では、ハウジングは実質的に長方形の立方体とし得る。ハウジングは、適切な任意の材料または材料の組み合わせを含み得る。適切な材料の例としては、金属、合金、プラスチック、もしくはこれらの材料のうちの一つ以上を含有する複合材料、または食品もしくは医薬品用途に適切な熱可塑性樹脂、例えばポリプロピレン、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、およびポリエチレンが挙げられる。特定の実施形態では、材料は軽量であり、脆くない。
充電ユニットがエアロゾル発生装置を受けるためのくぼみを含む場合、ハウジングはくぼみを画定しうる。充電ユニットは、ハウジングにヒンジで接続されたリッドなどのくぼみの開端部を閉じるための手段を含みうる。
充電ユニットが電力供給源を含む場合、電力供給源はハウジング内に収容されうる。充電ユニットは、充電ユニットの電力供給源を再充電するために、充電ユニットを、主電源などの外部電力供給源に接続するための手段を含みうる。
充電ユニットは電気回路を含みうる。電気回路は、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分が電気的に係合した時に充電ユニットからエアロゾル発生装置への電力の伝達を制御するように構成されうる。電気回路は、一つ以上の充電ユニットからエアロゾル発生装置への、およびエアロゾル発生装置から充電ユニットへのデータの伝達を制御するように構成されうる。電気回路はマイクロプロセッサを備え得る。
また、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分は、電気的に作動するエアロゾル発生システム以外の電気システム用の電気コネクターとして使用されうることも想定される。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分を含む電気コネクターは、携帯型電気装置および充電ユニットを備えるシステムに特に好適でありうるが、携帯型電気装置は、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの一方を含み、充電ユニットは、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分のうちの他方を含む。
本発明の第二の態様によれば、本発明の第一の態様の第一のコネクター部分および第二のコネクター部分を含む電気コネクターが提供されている。
より詳細には、本発明の第二の態様によれば、第一のコネクター部分、および第一のコネクター部分に取り外し可能に電気的に接続可能な第二のコネクター部分を含む電気コネクターが提供されている。第一のコネクター部分は、複数の電気接点と第一の磁性素子とを含む。第二のコネクター部分は、複数の電気接点であって、複数の電気接点のうちの少なくとも一つは、拡張位置と陥凹位置との間で動作可能であり、かつ拡張位置に戻るように付勢される弾性接点である、複数の電気接点と、第二の磁性素子とを含む。第一のコネクター部分および第二のコネクター部分は、第一の接続位置に位置付け可能であり、ここで、第二のコネクター部分の少なくとも一つの弾性接点は、拡張位置にあり、第一のコネクター部分は少なくとも一つの弾性接点と接触して配置され、第一の磁性素子および第二の磁性素子は相互に磁気的に引き寄せられ、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力の力は、少なくとも一つの弾性接点を拡張位置から陥凹位置まで移動させるのに必要な力よりも大きい。
第一の態様に関連して上記で説明した特徴は、第二の態様に適用されうる。
本発明を、添付図面を参照しながら、例証としてのみであるがさらに記載する。
図1は、本発明の一実施形態による電気コネクターの第一のコネクター部分の概略図を示す。 図2は、図1の第一のコネクター部分の斜視図を示す。 図3は、本発明の一実施形態による電気コネクターの第二のコネクター部分の概略図を示し、第二のコネクター部分は、図1の第一のコネクター部分と互換性がある。 図4は、図3の第二のコネクター部分の斜視図を示す。 図5は、電気的に作動するエアロゾル発生システムの概略図を示しており、システムは、図3および4の第二のコネクター部分を含む充電ユニット内に受けられた図1および2の第一のコネクター部分を含むエアロゾル発生装置を備える。 図6は、図3および4の第二のコネクター部分と互換性のある磁気保持構造の概略図を示す。 図7は、図6の磁気保持構造の断面を示す。 図8は、本発明の実施形態による電気コネクターおよび図6および7の磁気保持手段を備える電気的に作動するエアロゾル発生システムを示す。 図9は、図3および4の第二のコネクター部分と互換性のある磁気保持構造の別の実施形態の斜視図を示す。 図10は、図9の配置の磁石の一つの正面図を示す。 図11は、本発明の実施形態による電気コネクターおよび図9および10の磁気保持手段を備える電気的に作動するエアロゾル発生システムを示す。 図12は、第一の接続位置にある図11の電気コネクターの側面図を示す。 図13は、第二の接続位置にある図11の電気コネクターの側面図を示す。 図14は、図3および4の第二のコネクター部分と互換性のある磁気保持構造の別の実施形態の斜視図を示す。 図15は、図12の配置の磁石の一つの正面図を示す。
図1および2は、本発明の一実施形態による電気的に作動するエアロゾル発生システムの第一のコネクター部分40の概略図を示す。第一のコネクター部分40は、エアロゾル発生装置(図示せず)の遠位端面に配置される。第一のコネクター部分40は、三つの電気接点、第一の電気接点43、第二の電気接点44および第三の電気接点45を含む。
第一のコネクター部分40は、面の中心に位置する窪み48を有する円形の平面状の面46を含む。窪み48は、環状の円筒形であり、面46に開端部、反対側の閉端部、および開端部と閉端面との間に延びる管状の側壁を有する。窪みの閉端面は円形であり、面46の平面に平行な平面上にある。円形の面46は約10mmの直径を有し、窪み48は約4mmの直径および約4mmの深さを有する。
第一の電気接点43は円形であり、窪み48の閉端面上に実質的に延びる。第一の電気接点43の外側端は、窪み48の側壁によって画定され、そのため第一の電気接点の直径は窪みの直径と同じである。第二の電気接点44は管状であり、窪み48の管状の側壁上に実質的に延びる。第二の電気接点44は、第二の電気接点44を窪み48内に位置付けることが窪み48の直径を著しく減少させないように、約0.1mmの厚さを有する。第二の電気接点44は、約3.8mmの幅を有し、第二の電気接点44が窪み48の閉端面まで延びないように、窪み48内に位置付けられる。この位置決めは、第二の電気接点44が第一の電気接点44と接触しないことを確実にする。第三の電気接点45は環状であり、面46上に実質的に延びる。第三の電気接点45は、第三の電気接点45が第二の電気接点44と接触しないように、約8mmの外径および約4.6mmの内径を有する。この配置では、第一の電気接点43、第二の電気接点44および第三の電気接点45はすべて、相互から電気的に隔離されている。
第一の電気接点43および第三の電気接点45は、異なる平行な平面上にあり、第二の電気接点44は、第一の電気接点43および第三の電気接点45の平面と直角を成す円筒状の表面上に延びる。
この実施形態では、第一の電気接点は銅合金で形成され、第二の電気接点はSS304ステンレス鋼から形成され、第三の電気接点45はSS430ステンレス鋼から形成される。
第一のコネクター部分40の電気接点43、44、45の配置の利点は、電気接点が、第一の電気接点43の平面と直角を成す、第一の接点43の中心を通る軸を中心とした円形の回転対称を有することである。これは、第一のコネクター部分43を、軸を中心とした任意の回転配向で第二のコネクター部分に接続し、第二のコネクター部分に対して同一の接点配置を提供することを可能にする。したがって、第一のコネクター部分43は、第一のコネクター部分43の軸を中心として、第二のコネクター部分に対する第一のコネクター部分43の任意の配向で第二のコネクター部分に接続されうる。
図3および4は、本発明の一実施形態による電気的に作動するエアロゾル発生システムの第二のコネクター部分50の概略図を示す。第二のコネクター部分50は、充電ユニット(図示せず)のくぼみの閉端面に配置される。第二のコネクター部分50は、四つの電気接点、第一の電気接点53、第二の電気接点54および二つの第三の電気接点55を含む。
第二のコネクター部分50は、面の中心に位置する突出部58を有する円形の平面状の面56を含む。突出部58は、面56から外向きに、面56の平面と直角を成す方向に延びる。突出部58は、環状の円筒形であり、面56と突出部58の端面との間に延びる管状の側壁を含む。突出部58の端面は円形であり、面56の平面と平行な平面上にある。突出部は、第二のコネクター部分50の突出部58が第一のコネクター部分40の窪み48内に厳密に嵌合するように、第一のコネクター部分40の窪み48と実質的に同じ形状を有し、約3mmの高さを有し、そして窪み48よりもわずかに小さな約3.3mmの最大直径を有する。端面と突出部58の側壁との間の境界面に丸みを付けて、突出部58を第一のコネクター部分40の窪み48内に位置付けることを容易とするように、突出部58の直径または幅は突出部の端面にむかって減少する。
第一の電気接点53は、突出部58の端面上に配置された弾性ピン接点または「ポゴピン」接点である。第一の電気接点53は、突出部58の端面から外向きに、突出部と同じ方向に延びる。第二の電気接点54は、突出部58の側壁に配置された板ばねである。第二の電気接点54は、側壁と直角を成し、かつ平面56と平行な方向に、突出部58の側壁から約0.3mmの最大距離だけ半径方向外向きに延びる。二つの第三の電気接点55は、第一の電気接点53と類似したポゴピン接点である。二つの第三の電気接点55は、面56と直角を成し、かつ第一の電気接点53と平行な方向に、面56から外向きに延びる。
二つの第三の電気接点55は、第一の電気接点53および二つの第三の電気接点55が直線で配置されるように、第一の電気接点53から反対方向に、半径方向外向きに間隙を介している。二つの第三の電気接点55は、接点の中央軸から測定される約2.75mmに等しい距離だけ第一の電気接点53から間隙を介している。第三の電気接点54と第二のコネクター部分50の第一の電気接点53との間の距離は、突出部58の直径よりも大きい。
この実施形態では、ポゴピン接点53、55は黄銅から形成され、板ばね接点54はSS301ステンレス鋼から形成される。
ポゴピン接点53、55は一般に、それらが圧縮されていない時はそれらがそこから延びる第二のコネクター部分50の面上の約1mmに延び、また、それらが完全に圧縮された時はそれらがそこから延びる面上の約0.5mmに延びる。
第一のコネクター部分40および第二のコネクター部分50は、磁気保持手段を含む。磁気保持手段は、第一のコネクター部分40の第三の電気接点45の形態の第一の磁性素子を含み、これは、強磁性金属のリングまたはバンドを含む。磁気保持手段は、第二のコネクター部分50の電気接点の両側に配置された一対の弓形の強磁性素子の本体を含む第二の磁性素子59をさらに含む。第二の磁性素子59は、第二のコネクター部分50の電気接点から電気的に隔離されている。
この実施形態では、第一のコネクター部分40(すなわち、第一の磁性素子)の第三の電気接点45は、SS430ステンレス鋼などの強磁性ステンレス鋼から形成され、第二の磁性素子59は、磁化されると永久磁石を形成する、ネオジム、鉄およびホウ素の合金から形成される。
第一のコネクター部分40が第一のコネクター部分50の近傍に移動すると、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力が第一および第二のコネクター部分を一緒に引き寄せ、第二のコネクター部分50のポゴピン接点53、55を圧縮し、各コネクター部分の電気接点を電気的に係合させる。磁気保持手段は、第一のコネクター部分および第二のコネクター部分を電気的係合状態に保持するのに役立つ。
当然のことながら、その他の実施形態では、第一の磁性素子および第二の磁性素子は、代替的な材料から形成されてもよく、異なる位置に配置されてもよい。例えば、第一の磁性素子は、第一のコネクター部分40の電気接点の後方に配置されて、第三の電気接点45の下に、窪み48を囲む強磁性材料のリングを形成してもよい。
当然のことながら、その他の実施形態では、第一の磁性素子は磁化された材料を含んでもよく、第二の磁性素子は磁化されていない磁性材料を含んでもよい。その他の実施形態では、第一の磁性素子および第二の磁性素子の両方は、磁化された磁性材料を含みうる。
図5は、本発明の実施形態によるエアロゾル発生システム100内の定位置にある第一のコネクター部分40および第二のコネクター部分50を示す。
エアロゾル発生システム100は、遠位端面に配置された第一のコネクター部分40を有するエアロゾル発生装置101を備える。エアロゾル発生システム100は、エアロゾル発生装置101の遠位端を受けるためのくぼみ104を含む充電ユニット103をさらに備える。くぼみ104は、閉端面に第二のコネクター部分50を含む。充電ユニット103は、ハウジング内に収容された電池105および電気回路106をさらに備える。ハウジングは、環状の円筒形のくぼみ104を画定する。
第一のコネクター部分40と第二のコネクター部分50は、エアロゾル発生装置101の遠位端を充電ユニット103のくぼみ104内に挿入することで電気的に係合されうる。エアロゾル発生装置101は環状の円筒形であり、また、充電ユニット103のくぼみ104も環状の円筒形であって、エアロゾル発生装置101の直径よりもわずかに大きな直径を有する。エアロゾル発生装置101の遠位端をくぼみ104内に挿入することにより、第一のコネクター部分40の面46が第二のコネクター部分50の面56と整列する。また、第一のコネクター部分40の面46および第二のコネクター部分50の面56を整列させることにより、第一のコネクター部分40のくぼみ48、第一の電気接点43、第二の電気接点44および第三の電気接点45と、第二のコネクター部分50の突出部58、第一の電気接点53、第二の電気接点54、および第三の電気接点55とがそれぞれ整列する。したがって、第一のコネクター部分40が第二のコネクター部分50と接触すると、突出部58がくぼみ48内に受けられ、第一の電気接点43、53が電気的に係合し、第二の電気接点44、54が電気的に係合し、第三の電気接点45、55が電気的に係合する。
図6、7および8は、システムのエアロゾル発生装置201がシステムの充電ユニットのくぼみ204内に受けられた時に、本発明のエアロゾル発生システムの第一のコネクター部分と第二のコネクター部分との間の電気的係合を取り外し可能に保持するための磁気保持手段の一実施形態を示す。磁気保持手段は、エアロゾル発生装置201の遠位端に第一の磁性素子210およびくぼみ204の閉端部に第二の磁性素子を含む。
エアロゾル発生装置201は、遠位端面に第一のコネクター部分240を備える。この実施形態では、第一の磁性素子210は、第一のコネクター部分240の第三の電気接点を形成しない。第一の磁性素子210は、装置201内の第一のコネクター部分250の近位に配置された強磁性材料のリングを含む。リングは、第一のコネクター部分250の窪み258を囲み、第一のコネクター部分240から電気的に隔離される。
充電ユニットのくぼみ204は、閉端面に第二のコネクター部分250を含む。第二の磁性素子220は、図6および7に詳細に示される管状の磁性構造を含む。第二の磁性素子220は、第二のコネクター部分250の下に配置され、第二のコネクター部分250から電気的に隔離されている。
図6および7は、第二の磁性素子220の概略図を示す。第二の磁性素子220は概して、遮られていない円筒形の通路204がリング222、223を通して提供されるように整列された強磁性材料の二つのリング222、223を含む。リング222、223は、円筒形の通路の軸に沿って間隙を介しており、二つの永久磁石225、226によって分離されている。
二つの永久磁石225、226は、相互に同一である。永久磁石のうちの各一つは、リング222、223の半径に等しい半径を有する半円の弧を含む。永久磁石225、226は概して、中央通路の両側で、円筒形の通路224を囲むように配置される。永久磁石225、226の南北の磁極は、図7に文字「N」および「S」で示す通り、同じ方向に配向される。
各磁石225、226は、対向する端部と、対向する端部の間に延びる本体とを有する。各磁石225、226の本体は、両端部間に延びる、弓形の上側と対向する弓形の下側とを有する。各磁石225、226は、上側及び下側のうちの一方に単一の北磁極を有し、上側及び下側のうちの他方に単一の南磁極を有する。この実施形態では、磁石225、226の北磁極は、上部リング222に隣接した磁石の上側に配置され、また磁石225、226の南磁極は下部リング223に隣接した下側に配置される。この配置では、第二の磁性素子220は概して管状の永久磁石を形成する。
第二の磁性素子220は、充電ユニット内の、くぼみ204の閉端部における第二のコネクター部分250の下に配置される。第二の磁性素子220を通る中央通路223は、第二のコネクター部分250の突出部258と整列され、電気コネクターが、突出部258上に配置された、第二のコネクター部分250の第一の電気接点および第二の電気接点を充電ユニットの電気回路に接続することを可能にする。
第二の磁性素子220の南北の磁極は概して、くぼみ204の長軸方向軸と整列する。第一のコネクター部分240がくぼみ内および第二のコネクター部分250に近接して移動すると、第二の磁性素子220がエアロゾル発生装置の第一の磁性素子210を磁化し、第一の磁性素子210と第二の磁性素子220との間の磁気引力が、くぼみ204の長軸方向軸に沿って閉端部にある第二のコネクター部分250および第二の磁性素子220に向かってエアロゾル発生装置を引き寄せる。この作用により、第一のコネクター部分240および第二のコネクター部分250の電気的接続が容易になる。
第一のコネクター部分240および第二のコネクター部分250が電気的に係合すると、第一の磁性素子210と第二の磁性素子220との間の磁気引力が、第一のコネクター部分240および第二のコネクター部分250を一緒に電気的に係合し、取り外し可能に保持する。言い換えれば、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間の磁気引力は、第一のコネクター部分240および第二のコネクター部分250の、くぼみ204の長軸方向軸の方向の分離に抵抗する。そのため、第一のコネクター部分240および第二のコネクター部分250を係合解除するためには、追加的な力が必要である。
図9、10および11は、システムのエアロゾル発生装置201’がシステムの充電ユニットのくぼみ204’内に受けられた時に、本発明のエアロゾル発生システムの第一のコネクター部分240’と第二のコネクター部分250’との間の電気的な係合を取り外し可能に保持するための磁気保持手段の別の実施形態を示す。磁気保持手段は、エアロゾル発生装置201’の遠位端に第一の磁性素子210’およびくぼみ204’の閉端部に第二の磁性素子220’を含む。
エアロゾル発生装置201’は、遠位端面に第一のコネクター部分240’を備える。この実施形態では、第一のコネクター部分240’の第三の電気接点は、第一の磁性素子210’を含み、そのため、第一の磁性素子210’は、第一のコネクター部分240’の窪みを囲む強磁性材料のリングを含む。
充電ユニットのくぼみ204’は、くぼみの閉端面に第二のコネクター部分250’を含む。第二の磁性素子220’は、図9および10に示す二つの弓形の永久磁石225’、226’を含む。二つの永久磁石225’、226’は、弓形であり、第一のコネクター部分210’の第三の電気接点と同じ曲率を有する。永久磁石225’および226’は、第二のコネクター部分250’の両側に配置され、第二のコネクター部分250’から電気的に隔離されている。永久磁石225’、226’は、円筒形の通路224’の周りに横方向に湾曲して配置され、両側で円筒形通路224’を概して囲む。また、永久磁石225’、226’は、磁石225’、226’が第二のコネクター部分250’の第三の電気接点の両側に配置され、第三の電気接点がそれらの間に配置されるように、横方向に間隙を介している。
図11に示すように、永久磁石225’、226’は、第二のコネクター部分250’の表面上に延びる。永久磁石225’、226’の弓形の上側表面は、ポゴピン接点がその圧縮位置にある時に、第三の電気接点ポゴピンの上部のすぐ下の位置に配置される。この配置では、装置201’の第一の磁性素子210’は、装置201’がくぼみ204’内に配置され、第一のコネクター部分240’が第二のコネクター部分250’と接触する時に充電ユニットのくぼみ204’の第二の磁性素子220’に隣接して配置される。
各磁石225’、226’は、上側及び下側のうちの一方に単一の北磁極を有し、上側及び下側のうちの他方に単一の南磁極を有する。図10の磁石225’に示すように、各磁石を正面から見て、弓形の磁石の対向する端面を見ると、磁石の両端面は同じ方向に配向された南北の磁極を有している。
永久磁石225’、226’の南北の磁極は、図10に「N」および「S」で示す通り、反対方向に配向される。磁石225’の北磁極および磁石226’の南磁極は、第二のコネクター部分250’の表面から、磁石を通した中央通路の方向に延びるように配置される。この配置では、磁石225’の北磁極および磁石226’の南磁極は、装置201’がくぼみ204’内に配置され、第一のコネクター部分240’および第二のコネクター部分250’が係合した時に、第一の磁性素子210’に隣接して配置される。この配置では、永久磁石225’、第一の磁性素子210’および永久磁石226’は磁気回路を形成する。
第一の磁性素子210’と第二の磁性素子220’との間の磁気引力は、くぼみ204’の長軸方向軸に沿って閉端部において第二のコネクター部分250’および第二の磁性素子220’に向けてエアロゾル発生装置を引き寄せる。この作用により、上記の実施形態で説明したように、第一のコネクター部分240’および第二のコネクター部分250’の電気的接続が容易になる。
図12は、第一の接続位置における第一のコネクター部分240’および第二のコネクター部分250’を示す。第一の接続位置では、第一のコネクター部分240’および第二のコネクター部分250’は電気的に係合している。言い換えれば、第一の接続位置では、コネクター部分の第一の電気接点が係合され、コネクター部分の第二の電気接点が係合され、コネクター部分の第三の電気接点が係合される。第一の接続位置では、第二のコネクター部分の第一の弾性ピン接点(図示せず)および第三の弾性ピン接点は、それらの拡張位置にある。第一の接続位置では、第一の磁性素子210’と第二の磁性素子220’との間の磁気引力の力は、第二のコネクター部分の第一の弾性ピン接点および第二の弾性ピン接点を押し下げるのに必要な力、および装置と充電ユニットとの間の摩擦力よりも大きい。そのため、第一のコネクター部分240’および第二のコネクター250’は、磁気引力の力によって一緒に引き寄せられる。第一の接続位置を通して、装置を充電ユニットのくぼみの中に移動させるユーザーは、第一の磁性素子210’と第二の磁性素子220’との間の磁気引力の力が、弾性ピン接点によって装置にかけられる付勢力を実質的にマスクするため、第一のコネクター部分が弾性ピン接点と当接する時に第一の接続位置において追加的な抵抗を体験しない。この実施形態では、第一の磁性素子210’および第二の磁気要素220’は、第一のコネクター部分240’および第二のコネクター部分250’が第一の接続位置にある時に約0.5ミリメートルだけ分離されている。
図13は、第二の接続位置における第一のコネクター部分240’および第二のコネクター部分250’を示す。第二の接続位置でも、第一のコネクター部分240’および第二のコネクター部分250’は電気的に係合している。第二の接続位置では、第二のコネクター部分の第一の弾性ピン接点(図示せず)および第三の弾性ピン接点は、それらの陥凹位置にある。第二の接続位置では、第一の磁性素子210’と第二の磁性素子220’との間の磁気引力の力は、充電ユニットおよび装置が逆になり、エアロゾル発生装置が磁気引力の力によって第二の接続位置に保持されうるように、第二のコネクター部分250’の弾性ピン接点によって第一のコネクター部分240’にかけられる付勢力とエアロゾル発生装置の重みとの組み合わせよりも大きい。この実施形態では、第二の接続位置において、第一の磁性素子と第二の磁性素子との間に小さな空隙が提供される。当然のことながら、他の実施形態では、第一の磁性素子および第二の磁性素子は、第二の接続位置において直接接触してもよい。
図14および15は、上述の図9、10および11の磁気保持手段の第二の磁性素子の代替的な実施形態を示す。図14および15に示す実施形態の第二の磁性素子220’’は、図9および10の永久磁石225’、226’と同一である二つの弓形の永久磁石225’’、226’’を含む。永久磁石225’’、226’’は、南北の磁極の配置が磁石225’、226’とは異なる。
磁石225’’、226’’のそれぞれの上側および下側の各一つは、北磁極および南磁極を有する。各磁石225’’、226’について、上側の北磁極は、下側の北磁極に対して反対側の端部に配置される。同様に、上側の南磁極は、下側の南磁極に対して反対側の端部に配置される。別の言い方をすると、磁石225’’、226’’のそれぞれの各端面は、反対方向の南北の磁極を有する。図14の磁石225’’に示すように、この配置では、各磁石を正面から見て、弓形の磁石の両端面を見ると、端面は、反対方向に配向された南北の磁極を有する。言い換えれば、北磁極は磁石の対角線上に対向する角に配置され、南磁極は磁石の対角線上に対向する角に配置される。
図11に示す実施形態について上記で説明したように、永久磁石225’’、226’’は、磁石225’、226’と類似の方法で第二のコネクター部分(図示せず)の周りに配置される。図12に示す通り、磁石225’’、226’’が第二のコネクター部分の周りに配置された時、磁石225’’の北磁極は、第二の磁石226’’の北磁極に隣接して配置され、磁石225’’の南磁極は、磁石226’’の南磁極に隣接して配置される。この配置では、第一の磁性素子が磁石225’’、226’’の弓形の上側表面に隣接して配置されると、磁石225’’、226’’および第一の磁性素子は、図9、10、および11の実施形態に関連して上述する回路の代替的な磁気回路を形成する。
当然のことながら、その他の実施形態では、第二の磁性素子の永久磁石は、反対方向に配向された南北の磁極を有してもよい。当然のことながら、一つ以上の永久磁石を含む第二の磁性素子を含む実施形態では、磁石の南北の磁極は代替的な配置で配向されてもよい。当然のことながら、その他の実施形態では、エアロゾル発生装置の第一の磁性素子は、一つ以上の永久磁石を含んでもよい。
当然ながら、本発明の一つの実施形態または態様に関連して説明した特徴は、本発明のその他の実施形態または態様にも適用されうる。

Claims (14)

  1. エアロゾル発生システムであって、
    エアロゾル形成基体を受け、前記エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生させるためのエアロゾル発生装置であって、再充電可能電源を含む、エアロゾル発生装置と、
    前記再充電可能電源を再充電するために、前記エアロゾル発生装置に電力を供給するために前記エアロゾル発生装置に電気的に接続可能な充電ユニットと、
    電気コネクターであって、
    複数の電気接点、および
    第一の磁性素子を含む、第一のコネクター部分、および、
    前記第一のコネクター部分に取り外し可能に電気的に接続可能な第二のコネクター部分であって、
    複数の電気接点であって、前記複数の電気接点のうちの少なくとも一つが、拡張位置と陥凹位置との間で動作可能であり、かつ前記拡張位置に戻るように付勢される弾性接点である、複数の電気接点、および、
    第二の磁性素子を含む、第二のコネクター部分を含む、電気コネクターと、を備え、
    前記エアロゾル発生装置が前記第一のコネクター部分および前記第二のコネクター部分のうちの一方を含み、前記充電ユニットが前記第一のコネクター部分および前記第二のコネクター部分のうちの他方を含み、
    前記第一のコネクター部分および前記第二のコネクター部分が、第一の接続位置に位置付け可能であり、
    前記第二のコネクター部分の前記少なくとも一つの弾性接点が、前記拡張位置にあり、
    前記第一のコネクター部分が、前記少なくとも一つの弾性接点と接触して配置され、
    前記第一の磁性素子および前記第二の磁性素子が相互に磁気的に引き寄せられ、
    前記第一の磁性素子と前記第二の磁性素子との間の磁気引力の力が、前記少なくとも一つの弾性接点を前記拡張位置から前記陥凹位置まで移動させるのに必要な力よりも大きく、
    前記第一のコネクター部分および前記第二のコネクター部分が、第二の接続位置にさらに位置付け可能であり、
    前記第一のコネクター部分の前記複数の電気接点のうちの少なくとも一つが、前記第二のコネクター部分の前記複数の電気接点のうちの少なくとも一つに電気的に接続可能であり、
    前記第一の磁性素子および前記第二の磁性素子が、相互に磁気的に引き寄せられ、
    前記第二のコネクターの前記少なくとも一つの弾性接点が、前記陥凹位置にあり、
    前記第一のコネクター部分および前記第二のコネクター部分が前記第二の接続位置にある時、前記第一の磁性素子と前記第二の磁性素子との間の前記磁気引力の力が、前記エアロゾル発生装置の重量よりも大きい、
    エアロゾル発生システム。
  2. 前記第一の磁性素子と前記第二の磁性素子との間の前記磁気引力の力が、前記第一のコネクター部分および前記第二のコネクター部分が前記第一の接続位置にある時に、少なくとも0.15ニュートンである、請求項1に記載のエアロゾル発生システム。
  3. 前記第一の磁性素子と前記第二の磁性素子との間の前記磁気引力の力が、前記第一のコネクター部分および前記第二のコネクター部分が前記第一の接続位置にある時に、0.2ニュートン~10ニュートンである、請求項1に記載のエアロゾル発生システム。
  4. 前記拡張位置と前記陥凹位置との間の、前記少なくとも一つの弾性接点の移動の長さが、0.3mm~0.7mmである、請求項1~3のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  5. 前記第一のコネクター部分および前記第二のコネクター部分が、前記第二の接続位置に位置付けられた時、
    前記陥凹位置にある前記少なくとも一つの弾性接点が、前記第一のコネクター部分に付勢力をかけ、
    前記第一の磁性素子と前記第二の磁性素子との間の前記磁気引力の力が、前記少なくとも一つの弾性接点によって前記第一のコネクター部分に加えられる付勢力よりも大きい、請求項1乃至4のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  6. 前記磁性素子と前記第二の磁性素子との間の前記磁気引力の力が、前記第一のコネクター部分および前記第二のコネクターが前記第二の接続位置にある時に、少なくとも1ニュートンである、請求項1乃至5のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  7. 前記第一の磁性素子と前記第二の磁性素子との間の前記磁気引力の力が、前記第一のコネクター部分および前記第二のコネクター部分が前記第二の接続位置にある時に、1.5ニュートン~4ニュートンである、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のエアロゾル発生システム。
  8. 前記エアロゾル発生装置が、前記装置の遠位端に前記第一のコネクター部分または前記第二のコネクター部分を含み、
    前記充電ユニットが、前記エアロゾル発生装置の少なくとも遠位部分を受けるためのくぼみを含み、他の前記第一のコネクター部分および前記第二のコネクター部分が前記くぼみの遠位端に配置され、
    前記第一のコネクター部分および前記第二のコネクター部分が、前記エアロゾル発生装置の前記遠位端が前記充電ユニットのくぼみの前記遠位端に受けられた時に、前記第二の接続位置に位置付け可能である、請求項1乃至7のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  9. 前記第一のコネクター部分が、
    面および前記面の実質的に中央に配置された窪みであって、前記窪みが閉端部、前記面における開端部、および前記開端部と前記閉端部との間に延びる側壁を有する、面および窪みと、
    前記窪みの前記閉端部に配置された前記複数の電気接点のうちの第一の電気接点と、
    前記窪みの前記側壁に配置され、かつ前記複数の電気接点のうちの第一の電気接点を実質的に囲む、前記複数の電気接点のうちの第二の電気接点と、
    前記面に配置され、かつ前記複数の電気接点のうちの第一の電気接点を実質的に囲む、前記複数の電気接点のうちの第三の電気接点と、を含み、
    前記第二のコネクター部分が、
    面および前記面の実質的に中央に配置された突出部であって、前記突出部が端面および前記面と前記突出部の前記端面との間に延びる側壁を有する、面および突出部と、
    前記突出部の前記端面に配置された前記複数の電気接点のうちの第一の電気接点と、
    前記突出部の前記少なくとも一つの側壁に配置された前記複数の電気接点のうちの第二の電気接点と、
    前記面に配置され、弾性ピン接点である、前記複数の電気接点のうちの第三の電気接点と、を含む、請求項に記載のエアロゾル発生システム。
  10. 前記複数の電気接点のうちの第一の接点と前記複数の電気接点のうちの第二の接点が前記第一の接続位置にある時の前記第一の磁性素子と前記第二の磁性素子との間の前記磁気引力の力が、前記エアロゾル発生装置と前記充電ユニットの前記くぼみとの間の摩擦力と、前記拡張位置と前記陥凹位置との間で前記少なくとも一つの弾性接点を動作させるのに必要な付勢力との組み合わせよりも大きい、請求項に記載のエアロゾル発生システム。
  11. 前記エアロゾル発生装置が前記第一のコネクター部分を含み、前記充電ユニットが前記第二のコネクター部分を含む、請求項1~10のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  12. 前記第一の磁性素子および前記第二の磁性素子のうちの一つが、第一の永久磁石と、前記第一の永久磁石から間隙を介した第二の永久磁石とを含み、
    前記第一の永久磁石の南北の磁極が、前記第二の永久磁石の南北の磁極とは反対方向に配置される、請求項1~11のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  13. 前記第二のコネクター部分の前記第二の磁性素子が、二つの永久磁石を含み、各永久磁石が、
    二つの対向する端部の間に延びる本体と、
    第一の方向を有する南北の磁極の第一の端部と、
    前記第一の方向とは反対の、第二の方向を有する南北の磁極の第二の端部と、を有し、
    前記二つの永久磁石が、前記永久磁石のそれぞれが、他の永久磁石からの磁気反発の力を体験するように、前記第二のコネクター部分内に配置される、請求項1~11のいずれか一項に記載のエアロゾル発生システム。
  14. 前記第一のコネクター部分の前記複数の電気接点が、前記第一のコネクター部分の軸を中心として円対称であり、前記第一のコネクター部分の前記複数の電気接点および前記第二のコネクター部分の前記複数の電気接点が、前記第一のコネクター部分の軸を中心として、前記第二のコネクター部分に対して第一のコネクター部分の任意の配向で電気的に接続可能である、請求項1~13のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
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