JP7459605B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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本発明は、画像記録装置に関する。
特許文献1には、下記の画像記録装置が開示されている。画像記録装置では、上段トレイから給送されたシートは、内側搬送路を介して下段の記録エンジンに搬送される。また、下段トレイから給送されたシートは、筐体において内側搬送路よりも外側に形成された外側搬送路を介して上段の記録エンジンに搬送される。
特開平8-337011号公報
画像記録装置では、上段の記録エンジンに安定的にシートを搬送するために、外側搬送路上にローラ対を設けることが考えられる。また、内側搬送路におけるシートの詰まり(即ち、ジャム)を解消するために、内側搬送路を開放する内側カバーが設けることが考えられる。しかし、ローラ対および内側カバーの配置によっては内側搬送路を開放し難くなる。即ち、2つの搬送路の一方に設けられる搬送ローラと、他方に設けられるカバーの配置によっては、他方の搬送路を開放することが難しくなる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、搬送路を開放し易い画像記録装置を提供することにある。
本発明に係る画像記録装置は、第1トレイと、第2トレイと、第1記録エンジンと、第2記録エンジンと、上記第1トレイと、上記第1記録エンジンとを繋ぐ、第1シートの第1搬送路と、上記第1搬送路よりも、上記第1シートが搬送される搬送向きと交差する交差方向における一方側で、上記第2トレイと、上記第2記録エンジンとを繋ぐ、第2シートの第2搬送路と、上記第1搬送路における上記交差方向の他方側の第1閉位置で上記第1搬送路を閉塞し、上記第1閉位置から離れることで上記第1搬送路を開放する第1カバーと、上記第2搬送路における上記他方側の第2閉位置で上記第2搬送路を閉塞し、上記第2閉位置から離れることで上記第2搬送路を開放する第2カバーと、上記第1搬送路において上記第2カバーと干渉しない位置に設けられ、上記第1搬送路における第1シートを上記搬送向きに搬送するローラ対とを備える。
本発明によれば、画像記録装置の第2搬送路を開放し易い。
(A),(B)は、プリンタ100を模式的に示す正面図および背面図である。 プリンタ100の内部構成を示す模式図であり、(A),(B)は、外側カバー540が閉位置P2aおよび開位置P2bにあるときをそれぞれ示す。 (A)は、プリンタ100の構成を示すブロック図であり、(B)は、シートセンサ550A,550Bの検知位置P4a,P4bを示す模式図である。 (A)は、左斜め後方から見たときの内ガイド510、外ガイド520および中間搬送ローラ対490を模式的に示す斜視図であり、(B)は、左斜め後方から見たときの、内側カバー530および中間搬送ローラ対490を模式的に示す斜視図である。 (A)は、右斜め前方から見たときの内側カバー530を模式的に示す斜視図であり、(B)は、右斜め前方から見たときの外側カバー540を模式的に示す斜視図である。 第1変形例に係る中間搬送ローラ対490を示す模式図である。 第2変形例に係る中間搬送ローラ対490を示す模式図である。 第3変形例に係る中間搬送ローラ対490を示す模式図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。以下の説明においては、プリンタ100が使用可能に設置された設置状態(図1,図2の状態)を基準として上下方向7が定義され、前面201L,201Rを手前側として前後方向8が定義され、プリンタ100を前面201L,201R側から見て左右方向9が定義される。上下方向7、前後方向8および左右方向9は、互いに直交している。また、以下の説明では、矢印の起点から終点に向かう進みが向きと表現され、矢印の起点と終点とを結ぶ線上の往来が方向と表現される。換言すれば、向きは方向の一成分である。
[プリンタ100の概略構成]
図1,図2に示すように、プリンタ100は、筐体200内に、供給トレイ410A,410B、給送機構430A,430B、搬送路440A,440B、搬送ローラ対450A,450B、排出ローラ対460A,460B、中間搬送ローラ対490と、プラテン470A,470B、および記録ヘッド480A,480Bを備える。プリンタ100は、排出トレイ420A,420B、内ガイド510、外ガイド520、内側カバー530、および外側カバー540を備える。
図3(A)に示すように、プリンタ100は、シートセンサ550A,550B、搬送モータ551A,551B、コントローラ560およびディスプレイ570をさらに備える。
なお、プリンタ100は、画像記録装置の一例である。中間搬送ローラ対490は、ローラ対の一例である。
[筐体200]
図1において、筐体200は、略直方体の外形形状を有する外装体であり、筐体200内の各種フレーム(図示せず)により支持されている。
図1(A)において、筐体200は、前面201L,201R、内側面202L,202R、奥面203A,203B、外側面204L,204R、および上面205を有しており、筐体200の内部空間を外部空間から区画する。
図1(A)において、前面201L,201Rは、正面視で矩形形状であり、前面201Lは、前面201Rの左方に間隔をあけて位置する。前面201L,201Rの間の空間において下側の部分は、開口201A,201Bになっている。開口201Aは、開口201Bよりも上にある。開口201A,201Bは、開口の一例である。
内側面202Lは、前面201Lの右端において上側の部分から後方へと延び、内側面202Rは、前面201Rの左端において上側の部分から後方へと延びている。
奥面203A,203Bの各々は、正面視で、左右方向9に長い概ね矩形形状であり、内側面202L,202Rの後端同士を繋いでいる。図2(A)に示すように、奥面203Aは、奥面203Bより下方および前方に位置する。
図1(A)において、奥面203A,203Bの下端付近の位置には、左右方向9に細長いスリットが排出口444A,444Bとしてそれぞれ形成されている。正面視で、排出口444A,444Bからは排出ローラ対460A,460Bの一部がそれぞれ覗いている。
図1(B)に示すように、筐体200は、後面206L,206R、内側面207L,207Rをさらに有する。
後面206L,206Rは、後方からの平面視で、概ね矩形形状であり、後面206Lは、後面206Rより左方に、外側カバー540の左右寸法と同じまたはそれより僅かに大きい間隔をあけて位置する。
内側面207Lは、後面206Lの右端から前方へと延び、内側面207Rは、後面206Rの左端から前方へと延びている。内側面207L,207Rは、上下方向7および前後方向8に拡がっており、後述の通紙中心面Cから左方および右方に互いに等距離だけ離間している。
[供給トレイ410A,410B]
図2において、供給トレイ410A,410Bは、開口201A,201B(図1(A)参照)を通じて筐体200内で後方に移動し、装着位置P0a,P0bにそれぞれ位置する。供給トレイ410A,410Bは、筐体200内で装着位置P0a,P0bから前方(引出向きの一例)に移動し、開口201A,201Bを通じて筐体200から引き出される。
図2において、供給トレイ410A,410Bの各々は、上下方向7に薄い箱状の形状であり、上下方向7に積まれた複数のシート1A,1Bを底部411A,411Bでそれぞれ支持する。シート1A,1Bは、底部411A,411Bに設けられたシートガイド(図示せず)により、シート1A,1Bの幅方向における中心が通紙中心面C(図1参照)に揃うように支持される。通紙中心面Cは、排出口444A,444B、搬送路440A,440B(図4参照)の左右方向9における概ね中心を通過し、上下方向7および前後方向8に平行な仮想面である。
供給トレイ410A,410Bの各々は、様々なサイズのシート1A,1Bを支持可能である。シート1A,1Bは、用紙やOHPシート等である。以下、シート1A,1Bの最大幅を、最大幅W1a,W1b(図4参照)と称する。最大幅W1aは、最大幅W1b以下である。本実施形態では、最大幅W1a,W1bは互いに同じである。
なお、供給トレイ410Aは、第2トレイおよび第2供給トレイの一例である。供給トレイ410Bは、第1トレイおよび第1供給トレイの一例である。シート1A,1Bは、第2シートおよび第1シートの一例である。
[排出トレイ420A,420B]
図2に示すように、排出トレイ420A,420Bは、前面201L,201R(図1参照)の間において、排出口444A,444Bより僅かに下方の位置から前方へと延びている。排出トレイ420A,420Bは、排出口444A,444Bから排出されたシート1A,1Bを上面421A,421Bでそれぞれ支持する。
[給送機構430A,430B]
図2に示すように、給送機構430Aは、給送ローラ431Aと、給送アーム432Aとを備え、給送アーム432Aに収容される駆動伝達機構(図示せず)により、搬送モータ551A(図3(A)参照)の駆動力を給送ローラ431Aに伝達する。これにより、給送ローラ431Aは、順回転し、供給トレイ410A上の最上層のシート1Aを後方へ送る。
給送機構430Bは、給送機構430Aと同様の構成を有し、搬送モータ551B(図2,図3(A)参照)、給送ローラ431Bおよび給送アーム432Bにより、供給トレイ410B上の最上層のシート1Bを後方へ送る。なお、給送ローラ431Bは、搬送モータ551Bとは異なるモータからの駆動力により回転してもよい。この場合において、搬送モータ551Bとは異なるモータは、給紙ローラ431Bにより近い位置に配置されることが考えられる。なお、搬送モータ551Bは、給送モータの一例である。
シート1A,1Bは、給送機構430A,430Bにより後方へ送られた後、供給トレイ410A,410Bの後端に位置するガイド面412A,412Bにより後方且つ上方へとそれぞれ案内され、搬送路440A,440Bの供給口443A,443Bにそれぞれ送り込まれる。
[搬送路440A,440B]
図2に示されるように、筐体200内には、搬送路440A,440Bがそれぞれ形成されている。搬送路440Aは、第2搬送路および内側搬送路の一例である。搬送路440Bは、第1搬送路および外側搬送路の一例である。
搬送路440Aは、図2,図4中一点鎖線で示され、最大幅W1aより若干大きい左右寸法を有する。搬送路440Aは、図2(A)に示すように、湾曲部441Aと、直線部442Aとを有する。湾曲部441Aは、供給口443Aを有する。供給口443Aは、ガイド面412Aの上端のすぐ上に位置する。即ち、湾曲部441Aは、供給トレイ410Aと繋がっている。湾曲部441Aは、供給口443Aから上方へ延びつつ湾曲して、排出口444Aと概ね同じ上下位置で前方に向かう。直線部442Aは、湾曲部441Aの下流端と連続し、湾曲部441Aの下流端から前方に概ね直線的に延びて、排出口444Aに至る。
搬送路440Bは、図2,図4中二点鎖線で示され、筐体200内において搬送路440Aよりも外側で、供給トレイ410Bと排出口444Bとを繋ぐ。換言すると、搬送路440Aは、搬送路440Bに対して、搬送向き5Bと交差する交差方向における一方側(即ち、内側)で、供給トレイ410Bと排出口444Bとを繋ぐ。搬送路440Bは、最大幅W1bより若干大きい左右寸法を有する。
具体的には、図2(A)に示すように、搬送路440Bは、湾曲部441Bと、直線部442Bとを有する。
湾曲部441Bは、供給口443Bを有する。供給口443Bは、ガイド面412Bの上端より上方且つ僅かに後方に位置する。湾曲部441Bは、供給トレイ410Bと繋がっている。湾曲部441Bは、供給口443Bから上方へと、筐体200内で湾曲部441Aの外側(即ち、後方)を通って延びる。湾曲部441Bは、湾曲部441Aの下流端より上方で且つ排出口444Bと概ね同じ上下位置で前方へと屈曲する。
直線部442Bは、湾曲部441Bの下流端と連続しており、直線部442Aの外側(即ち、上方)で前方に概ね直線的に延びて、排出口444Bに至る。
搬送路440A,440Bにおいて、シート1A,1Bは、搬送向き5A,5Bにそれぞれ送られる。
[搬送ローラ対450A,450B]
図2(B)に示すように、搬送ローラ対450Aは、湾曲部441Aの下流端(即ち、直線部442Aの上流端)の位置(以下、「ニップ位置」とも称する)P1aで互いに当接し合う2個一対のローラを有する。2個のローラの一方は、搬送モータ551A(図3(A)参照)で発生する駆動力により回転する。2個のローラの他方は、一方のローラに上方から当接し、一方のローラの回転により従動回転する。
搬送ローラ対450Bは、湾曲部441Bの下流端(即ち、直線部442Bの上流端)に位置し且つ搬送モータ551B(図2,図3(A)参照)から駆動力により回転する点を除き、搬送ローラ対450Aと同様である。なお、搬送ローラ対450Bが当接し合う位置をニップ位置P1b(図2(B)参照)とも称する。なお、図2では、搬送モータ551Aの図示は省略されている。
搬送ローラ対450A,450Bは、回転することで、湾曲部441A,441Bで搬送されたシート1A,1Bをニップし前方へとそれぞれ送る。これにより、シート1A,1Bは、直線部442A,442Bにおいて搬送される。
[排出ローラ対460A,460B]
図2に示すように、排出ローラ対460Aは、筐体200内で、直線部442Aにおいてプラテン470Aおよび排出口444Aの間の位置で、互いに当接し合う2個のローラを有する。2個のローラの一方は、搬送モータ551A(図3(A)参照)で発生する駆動力により回転する。2個のローラの他方は、拍車であり、一方のローラに上方から当接し、一方のローラの回転により従動回転する。
排出ローラ対460Bは、筐体200内で、直線部442Bにおいてプラテン470Bおよび排出口444Bの間に位置する点を除き、排出ローラ対460Aと同様である。そのため、排出ローラ対460Bの詳説を控える。
排出ローラ対460A,460Bは、回転することで、直線部442A,442Bで搬送されたシート1A,1Bをニップし前方へと送る。これにより、シート1A,1Bは、排出口444A,444Bから排出される。
[プラテン470A,470B]
図2に示すように、プラテン470Aは、前後方向8において、搬送ローラ対450Aおよび排出ローラ対460Aの間に位置する。プラテン470Bは、前後方向8において、搬送ローラ対450Bおよび排出ローラ対460Bの間であって、プラテン470Aより後方に位置する。プラテン470A,470Bは、直線部442A,442Bの直下で前後方向8および左右方向9に拡がる上面で、直線部442A,442Bで搬送されるシート1A,1Bをそれぞれ支持する。
[記録ヘッド480A,480B]
図2に示すように、記録ヘッド480A,480Bは、上下方向7において、プラテン470A,470Bから上方に僅かに離れてそれぞれ位置する。即ち、直線部442Aは、プラテン470Aおよび記録ヘッド480Aの間に繋がり、直線部442Bは、プラテン470Bおよび記録ヘッド480Bの間に繋がっている。
記録ヘッド480Bは、記録ヘッド480Aよりも後方にずれて位置する。
記録ヘッド480A,480Bは、プラテン470A,470Bで支持されるシート1A,1Bへとインクをそれぞれ吐出する。これにより、シート1A,1Bの各々には、画像が記録される。記録ヘッド480A,480Bは、シリアルヘッドやラインヘッドである。記録ヘッド480A,480Bは、インクジェット方式により画像を記録するが、これに限らず、電子写真方式や熱転写方式等により画像を記録してもよい。
なお、プラテン470Aおよび記録ヘッド480Aの組み合わせは、第2記録エンジンの一例であり、プラテン470Bおよび記録ヘッド480Bの組み合わせは、第1記録エンジンの一例である。
[内ガイド510,外ガイド520]
図4(A)に示すように、内ガイド510および外ガイド520の各々は、内側面207L,207Rの間で、筐体200内でフレームに据え付けられている。なお、図4(A)には要部以外の構成は図示されていない。また、内側面207Lに関しては一部のみが破線で示されている。これらの点は、図4(B)でも同様である。
図2,図4(A)において、内ガイド510は、前後方向8に薄く且つ左右方向9に長い形状を有する。内ガイド510は、前後方向8において搬送ローラ対450Aの僅かに後方で、上下方向7において供給口443Aとニップ位置P1aとの間に位置する。
図4(A)において、内ガイド510は、湾曲部441Aの内側(即ち、前側及び下側)を区画するガイド面511を有する。ガイド面511は、湾曲部441Aの下端位置(即ち、供給口443Aの上下位置)において湾曲部441Aより前方の位置から上方へ延びつつ湾曲して前方に向かい、ニップ位置P1aより僅かに下方且つ後方の位置に至る。ガイド面511は、湾曲部441Aより若干大きい左右寸法を有し、通紙中心面Cを基準として互いに左右対称(以下、単に、「左右対称」と称する)な形状である。
図2,図4(A)において、外ガイド520は、前後方向8に薄く且つ左右方向9に長い形状を有する。外ガイド520は、前後方向8において搬送ローラ対450Bの僅かに後方で、上下方向7においてニップ位置P1bと、装着位置の内側カバー530(図4(B)参照)の上端との間に位置する。
なお、以下、特に断り書きが無い場合には、用語「内側カバー530」は、「装着位置の内側カバー530」を意味する。
図4(A)に示すように、外ガイド520は、湾曲部441Bの内側(即ち、前側及び下側)において上寄りの部分を区画するガイド面521を有する。ガイド面521は、内側カバー530の外ガイド面534(図4(B)参照)の上端から上方へ延びつつ湾曲して前方に向かい、ニップ位置P1bより僅かに下方且つ後方の位置に至る。ガイド面521は、湾曲部441Bより若干大きい左右寸法を有し、左右対称な形状である。
[内側カバー530]
図4(B)に示すように、内側カバー530は、筐体200において内側面207L,207Rの間の装着位置に取り付けられる。内側カバー530は、第2カバーの一例であり、装着位置は、第2閉位置の一例である。装着位置は、図4(B)に示すように、内ガイド510と概ね同じ左右位置であり、図2(A)に示すように、筐体200内において内ガイド510より外側(即ち、後方)の位置である。内側カバー530は、図2(B)に示すように、装着位置から後方へと取り外すことが可能である。
図4(B)に示すように、内側カバー530は、外ガイド面534を有する。外ガイド面534は、湾曲部441Bの内側(即ち、前側)において下寄りの部分を区画する。外ガイド面534は、湾曲部441Bの下端位置(即ち、供給口443Bの上下位置)において湾曲部441Bより前方の位置から上方へ延びて、ガイド面521の下端に至る。即ち、湾曲部441Bの内側は、ガイド面521および外ガイド面534により区画される。外ガイド面534は、湾曲部441Bより若干大きい左右寸法を有し、左右対称な形状である。
図5(A)に示すように、内側カバー530は、内ガイド面533を有する。内ガイド面533は、湾曲部441Aの外側(即ち、後側)を区画する。内ガイド面533は、供給口443Aの後端から上方へ延びつつ湾曲して前方に向かい、ニップ位置P1aより僅かに上方且つ後方の位置に至る(図4(B)参照)。内ガイド面533は、湾曲部441Aより若干大きい左右寸法を有し、左右対称な形状である。
なお、内ガイド面533および外ガイド面534は、単一の湾曲面で構成されてもよいが、左右方向9に間隔をあけて並ぶ多数のリブの先端面で構成されてもよい。
図5(A)に示すように、内側カバー530は、側面535L、535R、および凸部536L,536Rをさらに有している。
側面535Rは、内ガイド面533および外ガイド面534の右端同士を繋ぐ。凸部536Rは、側面535Rから右方に突出し、左右方向9からの平面視で矩形形状の突出端面を有している。凸部536Rには、凹部538A,538Bが設けられている。凹部538Aは、凸部536Rの右前角において上寄りの位置で凹んでいる。詳細には、凹部538Aは、上面、下面、後面および左面により区画され、前方および右方に開放された形状を有する。凹部537Bは、凸部536Rにおいて凹部538Aよりも下方に位置する点を除き、凹部538Aと同様であるため、その説明を控える。
側面535Lおよび凸部536Lは、側面535Rおよび凸部536Rと左右対称である。また、凸部536Lには、凹部538A,538Bと左右対称である凹部537A,537Bがそれぞれ設けられる。
[位置決めピン]
図5(A)に示すように、プリンタ100は、位置決めピン211A,211B,212A,212Bを有する。位置決めピン212Aは、筐体200の内側面207Rにおいて、装着位置の凹部538Aと同じ前後位置および上下位置から左方に突出する。位置決めピン212Bは、内側面207Rにおいて、装着位置の凹部538Bと同じ前後位置および上下位置から左方に突出する。位置決めピン211A,211Bは、筐体200の内側面207Lにおいて、位置決めピン212A,212Bと左右対称な位置から右方に突出する。
位置決めピン211A,211B,212A,212Bには、凹部537A,537B,538A,538Bがそれぞれ嵌まり込む。これにより、内側カバー530は、装着位置(図2(A),図4(B)参照)に位置決められ、搬送路440Aの湾曲部441Aを閉塞する。また、後述の外側カバー540が開位置P2b(図2(B)参照)にあるときに、内側カバー530にユーザが後向きの力を加えることで、凹部537A,537B,538A,538Bは、位置決めピン211A,211B,212A,212Bから後方にそれぞれ離脱する。これにより、内側カバー530は、装着位置から後方へと移動し、湾曲部441Aを外部に開放する。
なお、図5(A)には、筐体200の内側面207L,207Rの一部が示されている。また、内側面207Rは破線で示されている。この点は、図5(B)でも同様である。
[シャフト213L,213R]
図5(B)に示すように、プリンタ100は、円柱形状のシャフト213L,213Rを有する。シャフト213Lは、筐体200の内側面207Lにおける左外側シャフト位置から右方に突出する。左外側シャフト位置は、湾曲部441Bおよび供給トレイ410Bの後端より後方で、且つ、供給トレイ410Bのガイド面412Bの上端よりも下方の位置である(図2参照)。
シャフト213Rは、内側面207Rにおいて左外側シャフト位置と左右対称な右外側シャフト位置から、左方に突出する。
シャフト213L,213Rは、左右方向9に沿う軸心216を共有する。シャフト213L,213Rは、閉位置P2a(図2(A)参照)および開位置P2b(図2(B)参照)の間で外側カバー540を回動可能に、外側カバー540の下端付近を支持する。なお、シャフト213L,213Rは、外側シャフトの一例である。
図2(A)に示すように、閉位置P2aは、外側カバー540が搬送路440Bの湾曲部441Bの外側(交差方向の他方側の一例)を区画するときの外側カバー540の位置である。なお、閉位置P2aは、第1閉位置の一例である。
図2(B)に示すように、開位置P2bは、閉位置P2aから、軸心216の周方向において筐体200から離れる向き(以下、「離隔向き」とも称する)に離れた位置である。開位置P2bはさらに、外ガイド520のガイド面521と、内側カバー530の外ガイド面534とが外部空間に露出する外側カバー540の位置でもある。なお、開位置P2bは、第1開位置の一例である。
なお、以下、特に断り書きが無い場合には、用語「外側カバー540」は、「閉位置P2aの外側カバー540」を意味する。
[外側カバー540]
図1(B)において、外側カバー540は、左右方向9において内側面207L,207Rの間の空間を覆う。図2(B)に示すように、外側カバー540の上端は、ニップ位置P1bより上方に、外側カバー540の下端は、ガイド面412Bの上端より下方に位置する。なお、外側カバー540は、第1カバーの一例である。
図2に示すように、外側カバー540は、供給トレイ410A,410Bより後方に位置し、外ガイド520および内側カバー530の外側(即ち、後方且つ上方)に位置する。詳細には、外側カバー540は、上端部を除き、外ガイド520および内側カバー530の後方に位置する。
図5(B)に示すように、外側カバー540は、ガイド面541を有する。ガイド面541は、図2(A)に示すように、湾曲部441Bの外側(即ち、前側および下側)を区画する。ガイド面541は、ガイド面412Bより後方の位置から上方へ延びて、ニップ位置P1bより僅かに上方且つ後方の位置に至り、湾曲部441Bの外側を区画する。
図5(B)に示すように、ガイド面541は、左右対称な形状である。ガイド面541は、湾曲部441Bより若干大きく且つ内側カバー530の左右寸法より大きな左右寸法を有する。ガイド面541は、外ガイド面534より大きな上下寸法を有する。ガイド面541の外形は、後方からの平面視で、外側カバー540が閉位置P2aに位置するとき、装着位置の内側カバー530を内包する。
なお、ガイド面541は、単一の湾曲面で構成されてもよいが、左右方向9に間隔をあけて並ぶ多数のリブの先端面で構成されてもよい。
図1(B)に示すように、外側カバー540は、後面542を有する、後面542は、後面206L,206Rの間において外部に露出する。後面542において中央部より若干上方の位置には、外側カバー540の開閉操作時にユーザが手を掛けるための凹部が手掛け543として形成されている。
図5(B)に示すように、外側カバー540は、突出部545L,545Rを有している。
突出部545Lは、左右方向9に薄い板状形状であり、外側カバー540の上端から下端に亘って、ガイド面541より左方の位置から前方に突出している。突出部545Lにおいて左方の側面546Lの下端付近には、軸孔547Lが位置する。
突出部545Rは、突出部545Lと左右対称であり、右方の側面546Rにおいて、軸孔547Lと対称な軸孔547Rが位置する。軸孔547L,547Rには、シャフト213L,213Rが挿通される。
突出部545L,545Rの各々において上端付近には、凹部548L,548Rが設けられている。凹部548Lは、突出部545Lの突出端面から後方に凹んでいる。詳細には、凹部548Lは、上面、下面および後面により区画され、前方および左右両方に開放された形状を有する。凹部548Rは、凹部548Rと左右対称である。
[位置決めピン214L,214R]
図5(B)に示すように、プリンタ100は、位置決めピン214L,214Rを有する。位置決めピン214Lは、筐体200の内側面207Lにおいて、凹部548Lと同じ前後位置および上下位置から右方に突出する。位置決めピン214Rは、内側面207Lにおいて、凹部548Rと同じ前後位置および上下位置から右方に突出する。
位置決めピン214L,214Rは、凹部548L,548Rにそれぞれ嵌まり込む。これにより、外側カバー540は、閉位置P2aに位置決められ、搬送路440Bの湾曲部441Bを閉塞する。また、外側カバー540の手掛け543(図1(B)参照)にユーザが手を掛けてユーザが離隔向きの力を加えることで、凹部548L,548Rは、位置決めピン214L,214Rから離隔向きに離脱する。これにより、外側カバー540は、閉位置P2aから開位置P2bへと移動し、湾曲部441Bを外部に開放する(図1(B)参照)。
なお、内側面207R,207Lには、外側カバー540が開位置P2bよりも離隔向きに移動させないようにストッパ部材が設けられていてもよい。ストッパ部材はなくともよい。この場合、外側カバー540の離隔向きへの移動は、プリンタ100の設置面等により規制される。
[中間搬送ローラ対490,搬送モータ551B]
図2,図4(B)に示すように、中間搬送ローラ対490は、2個一対のローラ490A,490Bを有する。ローラ490A,490Bは、駆動ローラおよび従動ローラである。しかし、これに限らず、ローラ490A,490Bは、従動ローラおよび駆動ローラであってもよい。従動ローラは、複数のピンチローラ等である。
図4(B)において、各ローラ490A,490Bは、内側面207L,207R間に位置する。各ローラ490A,490Bは、左右方向9に延び且つ各々の軸心周りに回動するように、筐体200内のフレーム(図示せず)に支持される。
図2(A)に示すように、各ローラ490A,490Bは、上下方向7において、ガイド面412Bの上端および内側カバー530の下端の間に位置する。ローラ490A,490Bは、前後方向8において、ガイド面412Bの上端と概ね同じ位置で互いに当接する。ローラ490Bは、前後方向8において、外側カバー540から前方に離間し、且つローラ490Aより後方且つ僅かに下方に位置する。中間搬送ローラ対490の上下位置、前後位置および左右位置は、内側カバー530と干渉しない位置の一例である。
搬送モータ551Bは、左右方向9において、搬送ローラ対450A,450Bより左方または右方に離れて位置する。搬送モータ551Bは、図2(A)に示すように、上下方向7において、プラテン470Bの下端および記録ヘッド480Aの上端の間に位置する。搬送モータ551Bは、前後方向8において、記録ヘッド480Aより後方且つ外ガイド520より前方に位置する。
搬送モータ551Bは、コントローラ560により送信される駆動信号に従って駆動力を発生する。搬送モータ551Bで発生した駆動力は、複数のギヤ等を含む駆動力伝達機構(図示せず)により伝達され、ローラ490Aに与えられる。これにより、ローラ490Aは、回転する。ローラ490Bは、ローラ490Aの回転により従動回転する。ローラ490A,490Bは、回転することで、ガイド面412Bを案内されるシート1Bをニップし、供給口443Bへと送る。
なお、搬送モータ551Bの駆動力は、駆動力伝達機構を通じて、給送ローラ431B、搬送ローラ対450B、および排出ローラ対460Bにも与えられる。しかし、これに限らず、給送ローラ431Bは、搬送モータ551Bとは異なるモータからの駆動力により回転してもよい。
[シートセンサ550A,550B]
図3(B)において、シートセンサ550A,550Bは、搬送路440A,440Bにおいて搬送ローラ対450A,450Bよりも僅かに上流側の検知位置P4a,P4bに設けられる。シートセンサ550A,550Bは、図3(A)に示すように、シート信号S1a,S1bをコントローラ560にそれぞれ出力する。シート信号S1a,S1bは、シート1A,1Bが検知位置P4a,P4bに無いとき、後述のシート閾値以上のレベルをそれぞれ有する。シート信号S1a,S1bは、シート1A,1Bが検知位置P4a,P4bに有るとき、シート閾値未満のレベルをそれぞれ有する。
[コントローラ560]
図3(A)において、コントローラ560は、筐体200内に設けられた制御回路基板上に実装されたCPU、ROM、RAM、EEPROM、およびASIC等を有する。CPU、ROM、RAM、EEPROM、およびASICは、内部バスにより相互に通信可能に接続されている。ROMには、プリンタ100の動作を制御するためのプログラムなどが記憶される。CPUは、プログラムをRAMやEEPROMを使いつつ実行する。
コントローラ560は、プリンタ100と通信可能な情報処理装置により送信されたジョブを受け付けると、画像データに基づく画像を条件情報に従って記録するために、プリンタ100の構成各部を制御する。
詳細には、コントローラ560は、2つのジョブの一方に含まれる画像データに基づく画像を記録ヘッド480Aを用いて記録し、且つ他方に含まれる画像データに基づく画像を記録ヘッド480Bを用いて記録するようにプリンタ100の構成各部を制御する。
他にも、コントローラ560は、複数の画像を示す画像データを1つのジョブに含む場合、一部の画像を記録ヘッド480Aを用いて記録し、且つ残りの画像を記録ヘッド480Bを用いて記録するようにプリンタ100の構成各部を制御してもよい。
[ディスプレイ570]
ディスプレイ570は、前面201Rにおいて上端付近に位置する。ディスプレイ570は、コントローラ560により送信される画像データに基づく各種画像を表示する。なお、ディスプレイ570は、筐体200において他の位置に設けられていてもよい。
[プリンタ100の動作]
図2(A)に示すように、プリンタ100が画像記録可能な状態では、供給トレイ410A,410Bは、筐体200内に位置する。内側カバー530は、装着位置に位置し、外側カバー540は、閉位置P2aに位置する。これにより、ユーザは、搬送路440A,440Bにアクセス不能となっている。
コントローラ560は、ジョブを受け付けると、記録ヘッド480A,480Bを用いた画像記録を開始した後、シートセンサ550A,550Bからシート信号S1a,S1bを定期的に受信する。コントローラ560は、シート信号S1a,S1bが、給送機構430A,430Bの給送開始から所定時間が経過する間にレベル閾値未満になったか否かを判断する。
シート信号S1a,S1bの双方がレベル閾値未満と判断した場合、搬送路440A,440Bでジャムは発生していないため、コントローラ560は、記録ヘッド480A,480Bを用いた画像記録を続行する。
シート信号S1aがレベル閾値未満でないと判断した場合、搬送路440Aでジャムが発生しているとして、コントローラ560は、記録ヘッド480A,480Bを用いた画像記録を停止する。
画像記録の停止後、コントローラ560はさらに、ディスプレイ570に画像データを送信して、ディスプレイ570に第1ガイダンス画像を表示させる。第1ガイダンス画像は、外側カバー540および内側カバー530を開放して、搬送路440Aで詰まっているシート1Aを除去することを示す画像である。ユーザは、第1ガイダンス画像が示す内容に従って、閉位置P2aの外側カバー540を開位置P2bに移動させた後、装着位置の内側カバー530を取り外す。中間搬送ローラ対490は、装着位置の内側カバー530より下方に位置する。そのため、ユーザが内側カバー530を後方へと取り外す過程で、中間搬送ローラ対490は、内側カバー530と干渉しない。内側カバー530を取り外した後、ユーザは、搬送路440Aで詰まっているシート1Aを除去する。
シート信号S1bがレベル閾値未満でないと判断した場合、搬送路440Bでジャムが発生しているとして、コントローラ560は、記録ヘッド480Bを用いた画像記録を停止する。この場合、コントローラ560は、記録ヘッド480Aを用いた画像記録を続行させる。
画像記録の停止後、コントローラ560はさらに、ディスプレイ570に第2ガイダンス画像を表示させる。第2ガイダンス画像は、外側カバー540を開放して、搬送路440Bで詰まっているシート1Bを除去することを示す画像である。ユーザは、第2ガイダンス画像が示す内容に従って、閉位置P2aの外側カバー540を開位置P2bに移動させた後、搬送路440Bで詰まっているシート1Bを除去する。
コントローラ560は、ユーザによるジャム処理が終了すると、停止させた画像記録を再開する。
[実施形態の作用・効果]
実施形態によれば、筐体200内に、供給トレイ410A,410Bと、搬送路440A,440Bと、記録ヘッド480A,480Bを上記のように配置された場合、搬送路440Bの湾曲部441Bの経路長は、湾曲部441Aより長くなる(図2参照)。しかし、中間搬送ローラ対490が湾曲部441B上に位置することで、シート1Bは、供給トレイ410Bから搬送ローラ対450Bへと中間搬送ローラ対490を介して安定的に搬送される。また、中間搬送ローラ対490が内側カバー530と干渉しない位置に設けられるため、内側カバー530の取り外しが容易である。
また、搬送路440A,440Bは、湾曲部441A,441Bを有するため、プリンタ100を低背化(即ち、小型化)できる。
また、供給トレイ410A,410Bの各々は、筐体200において、記録ヘッド480A,480Bの双方よりも下方に位置するため、ユーザの使い勝手がよい。
また、中間搬送ローラ対490は、内側カバー530より下方に位置する。即ち、中間搬送ローラ対490は、内側カバー530に設けられない。これにより、内側カバー530を軽量化できる。
また、給送ローラ431および中間搬送ローラ対490は、搬送モータ551Bの駆動力により回転する。即ち、駆動力は、給送ローラ431および中間搬送ローラ対490により共用される。給送ローラ431および中間搬送ローラ対490の各々で用いられるモータが必要ないため、プリンタ100を小型化できる。
[変形例]
以下、プリンタ100の各種変形例について説明する。以下の変形例の説明では、実施形態に対する相違点について詳説し、実施形態との共通点については説明を控えるか簡素化する。
[第1変形例(中間搬送ローラ対490)]
図6は、第1変形例に係る中間搬送ローラ対490を示す模式図である。特に、図6(A)は、通紙中心面C(図1参照)に沿うプリンタ100の後端部周辺の縦断面を右方から見た時の模式図である。図6(B)は、図6(A)の外ガイド520の後側を斜め左上から見た時の模式図である。図6(C)は、図6(A)の外側カバー540の前側を斜め右上から見た時の模式図である。
図6の中間搬送ローラ対490は、実施形態の中間搬送ローラ対490と比較すると、内側カバー530より上方に位置する点で相違する。
詳細には、図6(A)において、外ガイド520の下端付近には、収容空間491Aが形成されている。収容空間491Aは、左右方向9に長く且つガイド面521から前方へと凹む凹部であり、ローラ490Aを収容する。
図6(A)に示すように、収容空間491Aは、左右方向9からの平面視で、ローラ490Aの外径よりも僅かに大きい概ね円形形状である。図6(B)に示すように、収容空間491Aの左右両端は、湾曲部441Bの左右両端より外側に位置する。収容空間491Aの後端は、湾曲部441Bへと開放され、ガイド面521内で延びる開口になっている。
図6(A)に示すように、外側カバー540において、湾曲部441Bを挟んで収容空間491Aと前後方向8において対向する位置に収容空間491Bが形成されている。収容空間491Bは、左右方向9に長く且つガイド面541から後方へと凹む凹部であり、ローラ490Bを収容する。
詳細には、図6(A)に示すように、収容空間491Bは、左右方向9からの平面視でローラ490Bの外径よりも僅かに大きい概ね円形形状である。図6(C)に示すように、収容空間491Bの左右両端は、湾曲部441Bの左右両端より外側に位置する。収容空間491Bの前端は、湾曲部441Bへと開放され、ガイド面541内で延びる開口になっている。
ローラ490A,490Bは、収容空間491A,491B内で左右方向9に沿って延びる。詳細には、ローラ490Aは、図6(B)に示すように、ローラ490Aの軸心周りに回転可能に、外ガイド520において収容空間491Aの左右両端に設けられる軸受523L,523Rにより支持されている。ローラ490Bは、図6(C)に示すように、ローラ490Bの軸心周りに回転可能に、外側カバー540において収容空間491Bの左右両側に設けられる軸受549L,549Rにより支持されている。ローラ490A,490Bは、図6(A)に示すように、収容空間491A,491Bの開口から僅かに後方および前方に突出して、湾曲部441Bで当接し合う。
図6(A)に示すように、搬送モータ551Bは、上下方向7において、記録ヘッド480A,480Bの間に位置する。即ち、搬送モータ551Bは、搬送ローラ対450B,中間搬送ローラ対490の近くに位置する。これにより、搬送モータ551Bと、搬送ローラ対450Bおよび中間搬送ローラ対490の各々との駆動伝達経路の長さが短くなる。
筐体200内において、記録ヘッド480Bは、記録ヘッド480Aより上方且つ後方(交差方向の他方側の一例)に位置する。これにより、記録ヘッド480Bよりも下方で且つ記録ヘッド480Aより後方にスペースが生じる。このスペースに搬送モータ551Bが設置されるため、プリンタ100が大型化することを抑制できる。
[第2変形例(中間搬送ローラ対490)]
図7は、第2変形例に係る中間搬送ローラ対490を示す模式図である。特に、図7(A)は、通紙中心面C(図1参照)に沿うプリンタ100の後端部周辺の縦断面を右方から見た時の模式図である。図7(B)は、図7(A)の内側カバー530の後側を斜め左上から見た時の模式図である。図7(C)は、図7(A)の外側カバー540の前側を斜め右上から見た時の模式図である。
図7の中間搬送ローラ対490は、図6の中間搬送ローラ対490と比較すると、ローラ490Aが内側カバー530に設けられる点と、外側カバー540におけるローラ490Bの位置が異なる点とで、大略的に相違する。
図7(A),(B)において、内側カバー530の上端付近には、収容空間491Aが形成されている。図7の収容空間491Aは、図6の収容空間491Aを、ガイド面521および外ガイド面534に沿って下方に移動した形状を有する。
図7(A),(C)において、外側カバー540には、収容空間491Bが形成されている。図7の収容空間491Bは、図6の収容空間491Bを、図7の収容空間491Aと前後方向8において対向する位置まで、ガイド面541に沿って下方に平行移動した形状を有する。
ローラ490A,490Bは、第1変形例と同様に、収容空間491A,491B内に収容される。なお、ローラ490A,490Bは、第2ローラおよび第1ローラの一例である。
第2変形例によれば、外側カバー540が湾曲部441Bを開放する際、ローラ490Bがローラ490Aから離間するため、湾曲部441Bで発生したジャムを処理し易い。また、内側カバー530が湾曲部441Aを開放する際に、ローラ490Bが外側カバー540とともにローラ490Aから離間しているため、湾曲部441Aを開放する際に中間搬送ローラ対490が邪魔にならない。
[第3変形例(中間搬送ローラ対490)]
図8は、第3変形例に係る中間搬送ローラ対490を示す模式図である。図8(A),図8(C)は、通紙中心面C(図1参照)に沿うプリンタ100の後端部周辺の縦断面を右方から見た時の模式図である。図8(B)は、図8(A)に示す外側カバー540を前方から見た時の模式図である。
図8の中間搬送ローラ対490は、第2変形例の中間搬送ローラ対490と比較すると、ローラ490Aが外側カバー540に設けられる点で相違する(図8(B)参照)。
図8(A)において、内側カバー530には、収容空間492Aが形成されている。収容空間492Aは、左右方向9に長く且つ外ガイド面534から前方へと凹む凹部であり、外側カバー540が閉位置P2aにある時、ローラ490Aを収容する。
詳細には、収容空間492Aは、左右方向9からの平面視で概ね半長円形状である。収容空間492Aの後端は、後方に向かって開放された開口493Aになっている。開口493Aの上下寸法D1aは、ローラ490Aの外径φaよりも大きい。また、外ガイド面534から収容空間492Aの最深部への距離(即ち、深さ)D2aは、外径φa程度である。
なお、図8(A)では、図8(B)等に示す軸受5412L,5412Rの図示は省略されている。
図8(B)において、外側カバー540は、軸受5412L,5412Rをさらに有する。軸受5412L,5412Rは、ガイド面541において収容空間491Bより左方および右方の位置から前方(即ち、離隔向きとは逆向き)に突出している。なお、図8(B)では、ガイド面541における収容空間491Bの外形線が破線で示され、ローラ490Aより後方に位置するローラ490Bおよび軸受549L,549Rの図示は省略されている。軸受5412L,5412Rの間には、ローラ490Aがローラ490Aの軸心周りに回転可能に架け渡される。ローラ490Aは、ローラ490Bの軸心と平行な軸心を有し、ローラ490Bと当接する(図8(A)参照)。
図8(A)に示すように、外側カバー540が閉位置P2aにあるとき、ローラ490Bは、収容空間491B内に収容される。この時、ローラ490Aおよびローラ490Bの当接位置P5aは、搬送路440Bの湾曲部441Bに位置する。
図8(C)に示すように、外側カバー540が閉位置P2aから開位置P2bへと移動する過程で、ローラ490Aは、収容空間492Aから抜け出る。
第3変形例によれば、外側カバー540が湾曲部441Bを開放する際、ローラ490Aがローラ490Bとともに内側カバー530から離間する。そのため、内側カバー530が湾曲部441Aを開放する際に中間搬送ローラ対490が邪魔にならない。
なお、中間搬送ローラ対490は、第3変形例と同様の構成により、内側カバー530に設けられてもよい。
「その他の変形例」
搬送路440A,440Bは、所謂S字状経路またはストレート経路であってもよい。
S字状経路の場合、記録ヘッド480Aおよびプラテン470Aの間と、排出トレイ420Aとを、搬送路440Aにおいて湾曲部441Aとは別の湾曲部が繋ぐ。記録ヘッド480Bおよびプラテン470Bの間と、排出トレイ420Bとを、搬送路440Bにおいて湾曲部441Bとは別の湾曲部が繋ぐ。これら別の湾曲部用に、内側カバー530および外側カバー540と同様の内側カバーおよび外側カバーが設けられてもよい。この場合、排出トレイ420A,420Bは、第1トレイおよび第2トレイの一例である。
ストレート経路の場合、供給トレイ410A,410Bと排出トレイ420A,420Bとは前後方向8や左右方向9に離れて位置する。搬送路440Aは、供給トレイ410Aと排出トレイ420Aとを直線部だけで繋ぎ、搬送路440Bは、供給トレイ410Bと排出トレイ420Bとを直線部だけで繋ぐ。これら直線部に、内側カバー530および外側カバー540と同様の内側カバーおよび外側カバーが設けられてもよい。
奥面203A,203Bは、前後方向8において互いに同じ位置にあってもよい。同様に、供給トレイ410A,搬送ローラ対450B、記録ヘッド480B、プラテン470B、排出ローラ対460Bは、供給トレイ410B、搬送ローラ対450A、記録ヘッド480A、プラテン470A、排出ローラ対460Aの真上にあってもよい。
前後方向8において、内側カバー530の少なくとも一部が外側カバー540と重複していればよい。これによっても、外側カバー540が閉位置P2aにあるとき、ユーザは、内側カバー530を操作し難くなるため、誤操作が抑制される。
100・・・プリンタ(画像記録装置)
200・・・筐体
213L,213R・・・シャフト(外側シャフト)
231L,231R・・・シャフト(内側シャフト)
410A・・・供給トレイ(第2トレイ,第2供給トレイ)
410B・・・供給トレイ(第1トレイ,第1供給トレイ)
420A,420B・・・排出トレイ(第1トレイ,第2トレイ)
440A・・・搬送路(第2搬送路,内側搬送路)
440B・・・搬送路(第1搬送路,外側搬送路)
470A,470B・・・プラテン(第2記録エンジン,第1記録エンジン)
480A,480B・・・記録ヘッド(第2記録エンジン,第1記録エンジン)
490・・・中間搬送ローラ対(ローラ対)
490A,490B・・・ローラ(第2ローラ,第1ローラ)
530・・・内側カバー(第2カバー)
540・・・外側カバー(第1カバー)
700L,700R・・・ロック機構


Claims (11)

  1. 第1トレイと、
    第2トレイと、
    第1記録エンジンと、
    第2記録エンジンと、
    上記第1トレイと、上記第1記録エンジンとを繋、第1シートが搬送される第1搬送路と、
    上記第1搬送路よりも、上記第1シートが搬送される搬送向きと交差する交差方向における一方側で、上記第2トレイと、上記第2記録エンジンとを繋ぎかつ上記第1搬送路と繋がっておらず、第2シートが搬送される第2搬送路と、
    上記第1搬送路における上記交差方向の他方側の第1閉位置で上記第1搬送路を閉塞し、上記第1閉位置から離れることで上記第1搬送路を開放する第1カバーと、
    上記第2搬送路における上記他方側の第2閉位置で上記第2搬送路を閉塞し、上記第2閉位置から離れることで上記第2搬送路を開放する第2カバーと、
    上記第1搬送路において上記第1記録エンジンよりも上記搬送向きの上流に位置する搬送ローラ対と、
    上記第1搬送路において上記第2カバーと干渉しない位置であって上記搬送ローラ対よりも上記搬送向きの上流に位置し、上記第1搬送路における上記第1シートを上記搬送向きに搬送するローラ対と、を備える画像記録装置。
  2. 上記第1トレイおよび上記第1記録エンジンは、上下方向に互いに離間し、
    上記第2トレイおよび上記第2記録エンジンは、上記上下方向において上記第1トレイおよび上記第1記録エンジンの間に位置し、
    上記第1トレイおよび上記第2トレイは、第1供給トレイおよび第2供給トレイであって、
    上記第1搬送路は、上記第1供給トレイから湾曲しつつ上記第1記録エンジンに至る外側搬送路であり、
    上記第2搬送路は、上記第2供給トレイから湾曲しつつ上記第2記録エンジンに至り、上記外側搬送路よりも内側で上記外側搬送路に沿って延びる内側搬送路であり、
    上記第1カバーは、上記第1閉位置で上記外側搬送路における外側を形成し、上記第1閉位置から離れることで上記外側搬送路を開放する外側カバーであり、
    上記第2カバーは、上記第2閉位置で上記内側搬送路における外側を形成し、上記第2閉位置から離れることで上記内側搬送路を開放する内側カバーである請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 上記第1供給トレイは、上記第1記録エンジンおよび上記第2記録エンジンより下方に位置し、
    上記第2供給トレイは、上記第1記録エンジンおよび上記第2記録エンジンより下方に位置し、
    上記第1搬送路は、上記第1供給トレイから上方に延びつつ湾曲し、
    上記第2搬送路は、上記第2供給トレイから上方に延びつつ湾曲する請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 上記ローラ対は、上記内側カバーよりも下方に位置する請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 駆動力を発生する給送モータと、
    上記駆動力を受けて回転し、上記第1供給トレイ上のシートを上記第1搬送路に給送する給送ローラとを備え、
    上記ローラ対は、上記駆動力を受けて回転する請求項2から4のいずれかに記載の画像記録装置。
  6. 上記ローラ対は、上記内側カバーの上方に位置する請求項3に記載の画像記録装置。
  7. 上記上下方向において上記第1記録エンジンおよび上記第2記録エンジンの間に位置し、上記ローラ対の駆動力を発生する搬送モータを備える請求項6に記載の画像記録装置。
  8. 上記第1記録エンジンは、上記第2記録エンジンより上方且つ上記交差方向の他方側に位置し、
    上記第1記録エンジンの下方且つ上記第2記録エンジンより上記交差方向の他方側に位置し、上記ローラ対の駆動力を発生する搬送モータを備える請求項6に記載の画像記録装置。
  9. 第1トレイと、
    第2トレイと、
    第1記録エンジンと、
    第2記録エンジンと、
    上記第1トレイと、上記第1記録エンジンとを繋、第1シートが搬送される第1搬送路と、
    上記第1搬送路で第1シートが搬送される搬送向きと交差する交差方向における一方側で上記第1搬送路に沿って延び、上記第2トレイと、上記第2記録エンジンとを繋ぎかつ上記第1搬送路と繋がっておらず、第2シートが搬送される第2搬送路と、
    上記第1搬送路における上記交差方向の他方側の第1閉位置で上記第1搬送路を閉塞し、上記第1閉位置から離れることで上記第1搬送路を開放する第1カバーと、
    上記第2搬送路における上記他方側の第2閉位置で上記第2搬送路を閉塞し、上記第2閉位置から離れることで上記第2搬送路を開放する第2カバーと、
    上記第1搬送路において上記第1記録エンジンよりも上記搬送向きの上流に位置する搬送ローラ対と、
    上記第1搬送路で互いに当接する第1ローラおよび第2ローラを含み、上記第1搬送路において上記搬送ローラ対よりも上記搬送向きの上流に位置し、上記第1シートを上記搬送向きに搬送するローラ対とを備え、
    上記第1ローラは、上記第1カバーに回転可能に支持され、
    上記第2ローラは、上記第2カバーに回転可能に支持される画像記録装置。
  10. モータと、
    上記モータで発生した駆動力を伝達する駆動力伝達機構とを備え、
    上記第2ローラは、上記駆動力伝達機構により伝達される駆動力を受けて回転する駆動ローラである請求項9に記載の画像記録装置。
  11. 第1トレイと、
    第2トレイと、
    第1記録エンジンと、
    第2記録エンジンと、
    上記第1トレイと、上記第1記録エンジンとを繋、第1シートが搬送される第1搬送路と、
    上記第1搬送路で第1シートが搬送される搬送向きと交差する交差方向における一方側で上記第1搬送路に沿って延び、上記第2トレイと、上記第2記録エンジンとを繋ぎかつ上記第1搬送路と繋がっておらず、第2シートが搬送される第2搬送路と、
    上記第1搬送路における上記交差方向の他方側の第1閉位置で上記第1搬送路を閉塞し、上記第1閉位置から離れることで上記第1搬送路を開放する第1カバーと、
    上記第2搬送路における上記他方側の第2閉位置で上記第2搬送路を閉塞し、上記第2閉位置から離れることで上記第2搬送路を開放する第2カバーと、
    上記第1搬送路において上記第1記録エンジンよりも上記搬送向きの上流に位置する搬送ローラ対と、
    上記第1搬送路で互いに当接する複数のローラを含み、上記第1搬送路において上記搬送ローラ対よりも上記搬送向きの上流に位置し、上記第1シートを上記搬送向きに搬送するローラ対とを備え、
    上記複数のローラは、上記第1カバーおよび上記第2カバーの一方に回転可能に支持される画像記録装置。
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