JP7458585B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、事業者等の情報提供者毎に、提供可能なサービスと、そのサービスの利用に要求される1以上の属性項目(属性の種類)とを関連付けして、利用者に対して可視化する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2012-133730号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術を含む従来技術では、提供可能なサービスとしてどのようなものがあり、そのサービスの提供にはこの属性の種類の開示(提供)が必要になるといった情報が、利用者に提示されているに過ぎない。即ち、明確なリクエストが利用者から直接的にあったときにのみ、そのリクエストに対する提供情報が提供されているに過ぎない。ところが、利用者にとっては明確なリクエストをすることが困難な場合、例えばそもそもどういうリクエストをした方がよいかわかっていない場合が多々あった。
本発明は、利用者が明確なリクエストをせずとも、その利用者にとって適切な提供情報を提供可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
パーソナルデータストアサービスに供される情報処理装置であって、利用者が使用する利用者端末と情報の授受であるチャットを行う、当該情報処理装置が提供するチャットボットである情報授受手段から、前記利用者端末とチャットが行われたことによるチャット履歴情報を示す第1情報を取得する授受情報取得手段と、
前記授受情報取得手段により取得された前記第1情報に含まれる前記利用者の個人属性に基づいて、前記利用者の要望に基づく情報又はその分野を推定する推定手段と、
を備える。
本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムの夫々は、上述の本発明の一態様の情報処理装置に対応する情報処理方法及びプログラムの夫々である。
本発明によれば、利用者が明確なリクエストをせずとも、その利用者にとって適切な提供情報が提供可能になる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムが適用されるサービスの概要の一例を説明する模式図である。 図1に示すサービスを提供する際に適用される情報処理システム、即ち、本発明の情報処理装置の一実施形態であるサーバを含む情報処理システムの構成例を示す図である。 図2の情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図3のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図4の機能的構成を有するサーバにより実行されるリクエスト推定処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 図4の利用者端末に表示される属性選択画面の例を示す図である。 図4の利用者端末に表示されるチャット画面の例を示す図である。 図4のサーバに格納される個人属性情報の例のうち、図7のチャットに基づいて更新された個人属性情報の例を示す図である。 図4の利用者端末に表示されるチャット画面の例のうち、図7と異なる例を示す図である。 図4のサーバに格納される個人属性情報の例のうち、図9のチャットに基づいて更新された個人属性情報の例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムが適用されるサービス(以下「本サービス」と呼ぶ)の概要の一例を説明する模式図である。
本サービスは、Personal Data Store(以下「PDS」と呼ぶ)に関連するサービスである。
PDSとは、個人がパーソナルデータを管理するためのデータベースや当該データベースを利用したサービスである。
パーソナルデータには、例えば個人の属性(以下「個人属性」と呼ぶ)に関する情報が含まれる。このような個人属性に関する情報を、以下、「個人属性情報」と呼ぶ。
具体的には例えば、個人属性情報には、その個人についての、個人情報、性別、身長、体重等の他、移動の履歴、行動の履歴、購買の履歴、ウェアラブル機器から取得された運動量の情報等、その個人に関する各種の情報が含まれる。
個人属性情報は、例えば、「性別」、「生年月日」、「歩数の履歴」等の様々な種類について、その個人に該当する具体的な内容、例えば、「女性」、「1995年4月10日」、「8250歩」等により構成される。
図1に示すように、本サービスは、サービス提供者Mにより提供されて、利用者Uと、アプリ提供者Aと、事業者Cとにより利用されるサービスである。
ここで、サービス提供者Mは、サーバ1を管理して、利用者U、アプリ提供者A、及び事業者Cの夫々との間で個人属性情報を含む各種情報を授受することにより、本サービスを提供する。
サービス提供者Mにより管理されるサーバ1には、図1に示すように、PDSとしての個人属性DB300と、チャット履歴DB400とが設けられている。
個人属性DB300は、利用者Uの個人属性情報が格納されるデータベースである。
チャット履歴DB400は、利用者Uによる各種のチャット履歴が格納されるデータベースである。なお、チャットの詳細については後述する。
このように、サーバ1は、個人属性情報及びチャット履歴の夫々を、個人属性DB300及びチャット履歴DB400の夫々に格納して管理する。
利用者Uは、利用者端末2を介して個人属性DB300を利用することで、自分自身の個人属性情報を管理することができる。なお、利用者Uによる自分自身の個人属性情報の管理には、個人属性情報の個人属性DB300への保存による管理、個人属性DB300から個人属性情報を検索して確認することによる管理、個人属性情報を提供する対象の管理等が含まれる。
アプリ提供者Aは、アプリ提供者装置3を介して、1種類以上の個人属性情報を利用するアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」と適宜呼ぶ)を、利用者Uに対して提供する。
図1に示すように、アプリ提供者装置3には、アプリDB500が備えられている。アプリDB500には、アプリ提供者Aにより提供されるアプリにおいて利用された、利用者Uの個人属性情報が格納される。
このように、アプリ提供者装置3は、アプリ提供者Aにより提供されるアプリにおいて利用された個人属性情報を、アプリDB500に格納して管理する。
事業者Cは、事業者装置4を介して、サーバ1から個人属性情報を取得し、利用者Uに対して各種情報を提供する事業を行う主体である。
サービス提供者Mにより利用されるサーバ1は、利用者Uにより利用される利用者端末2、アプリ提供者Aにより利用されるアプリ提供者装置3、事業者Cにより利用される事業者装置4と協働することにより、本サービスを提供するために必要な各種処理を実行する。即ち、サービス提供者Mは、サーバ1を利用することで、利用者Uと、アプリ提供者Aと、事業者Cとの夫々の間での、利用者Uの個人属性情報を管理する本サービスを提供することができる。
以下、図1のステップST1乃至ST9に沿って、本サービスの流れの概要について説明する。
なお、以下、アプリ提供者Aは、利用者Uの運動の履歴を管理するアプリを提供しているものとして説明する。
即ち、以下、そのアプリで利用された利用者Uの運動の履歴等が、個人属性情報の一部として採用されるものとして説明する。
ステップST1において、アプリ提供者Aは、利用者Uの個人属性情報を取得する。
例えば、アプリが起動中に利用者Uにより利用者端末2に入力された個人属性や、利用者端末2で測定された位置や運動量の情報等が、アプリで利用された個人属性情報I1としてアプリ提供者装置3に提供されることで、アプリ提供者Aに取得される。なお、アプリ提供者装置3に提供された個人属性情報I1は、アプリDB500に格納される。
ステップST2において、アプリ提供者Aは、利用者Uの個人属性情報I1をサービス提供者Mに提供する。即ち、アプリで利用された個人属性情報I1は、アプリ提供者装置3からサーバ1に送信されることで、アプリ提供者Aからサービス提供者Mに提供される。
具体的には例えば、まず、利用者Uは、本サービスを利用すべく、アプリ提供者Aに対し、アプリで利用された個人属性情報I1をサービス提供者Mに提供する旨を、アプリ提供者Aに対して依頼する。アプリ提供者Aは、利用者Uからの依頼に基づいて、アプリ提供者A自身がアプリDB500を用いて管理している個人属性情報I1を、サービス提供者Mに提供する。これにより、ステップST2において、アプリDB500に格納されている個人属性情報I1がサービス提供者Mに提供される。
ステップST3において、サービス提供者Mは、サーバ1を用いて、アプリ提供者Aから提供された利用者Uの個人属性情報I1を個人属性DB300に格納する。
ステップST4において、利用者Uは、利用者端末2を用いて、事業者Cに提供してもよい個人属性の種類を選択し、選択された個人属性の種類を示す情報(以下「選択属性情報I2」と呼ぶ)を、サービス提供者Mに提供する。
即ち、「選択属性情報I2」とは、サービス提供者Mにより管理されている利用者Uの個人属性情報の複数の種類のうち、事業者Cに提供してもよいと利用者Uにより選択された1以上の種類を示す情報である。
サービス提供者Mは、ステップST3と同様に、選択属性情報I2を個人属性情報の一部として個人属性DB300に格納する。
ステップST5において、利用者Uは、利用者端末2を用いて対話型のチャットを行う。
ここで、「チャット」とは、必要に応じてインターネットを含むネットワークを通じて、複数端末間でメッセージ等の情報の授受をリアルタイムにやり取りするコミュニケーションをいう。コミュニケーションの手段としては、文字、音声、画像(静止画像及び動画像)等を用いることができる。以下の説明では、利用者Uは、文字を用いたコミュニケーションであるテキストチャットを行うものとして説明する。上述したように、チャット履歴は、チャット履歴DB400に格納される。
また、「対話型」とは、2以上の情報発信の主体の夫々から送信されてきた情報の夫々を少なくとも表示する画面を用いて、当該情報の授受を行う形式をいう。例えば「+メッセージ(登録商標)」や「LINE(登録商標)」におけるチャットは、対話型により行われる情報の授受の一例である。なお、対話型のチャットの画面の具体例については、図7及び図9を用いて後述する。
具体的には例えば、利用者Uは、サーバ1により提供されるチャットボットと対話型のチャットを行う。例えば、チャットボットは、選択属性情報I2に基づいて、利用者Uにより選択された種類の個人属性を取得するための対話型のチャットを行うことができる。また例えば、チャットボットは、利用者Uに質問をすることで、どのようなサービスや情報を欲しているかといった潜在的なリクエストを引き出す対話型のチャットを行うことができる。
即ち、本実施形態において、対話型の情報発信の主体は、利用者Uと、チャットボットとである。
ここで、「リクエスト」とは、利用者Uの要望を一般的には指すが、ここではさらに当該要望に基づく情報又はその分野も含む広義な概念である。例えば、利用者Uにとって、サービス提供者Mや事業者Cから提供されることを所望する情報やその分野も、リクエストに含まれる。
ステップST6において、サービス提供者Mは、サーバ1を用いて、チャット履歴DB400に格納されたチャット履歴に基づいて、利用者Uのリクエストを推定する。
例えば、サーバ1は、チャット履歴に基づいて利用者Uの嗜好を判定することで、利用者Uのリクエストを推定することができる。また例えば、サーバ1は、チャット履歴に含まれる個人属性情報や個人属性DB300に格納された個人属性情報に基づいて、利用者Uのリクエストを推定することができる。
ステップST7において、サービス提供者Mは、サーバ1を用いて、推定した利用者Uのリクエストに基づいて、事業者Cに提供してもよいとして利用者Uにより選択された種類の個人属性情報I3を、事業者Cに提供する。
例えば、サーバ1は、ステップST6において推定した利用者Uのリクエストに応えることができる事業者Cに対して、個人属性DB300に格納された複数種類の個人属性情報のうち、事業者Cに提供してもよいと選択された種類の個人属性情報I3を提供する。
ステップST8において、事業者Cは、事業者装置4を用いて、提供情報I4を利用者Uに提供する。
例えば、事業者装置4は、利用者Uにより選択された個人属性情報I3に基づいて、当該事業者Cにより提供可能な各種サービスや情報等を生成し、それを提供情報I4として利用者Uに提供する。
具体的には例えば、事業者Cが利用者Uの健康に関するアドバイスの情報を提供するサービスを提供している場合、当該アドバイスの内容を示す情報が提供情報I4として利用者Uに提供される。
このように、本サービスは、利用者Uとチャットボットを介して取得されたチャット履歴に基づいて、その利用者Uのリクエストを推定する。その結果、本サービスは、推定されたリクエストが利用者Uから仮になされたとしたならばそれに適する提供情報I4を、利用者Uからの直接的な要望が無くとも、その利用者Uに提供することができる。
また、本サービスは、事業者Cに提供してもよいとして利用者Uにより選択された「性別」や「仕事」といった個人属性の種類に基づいて、利用者Uにチャットを行わせることができる。具体的には例えば、利用者Uの「性別」や「仕事」といった個人属性の種類に対応する「女性」や「化粧品販売」といった内容(情報)を取得するためのチャットを行うことができる。また例えば、利用者Uにより選択された「性別」や「仕事」といった個人属性の種類や対応する「女性」や「化粧品販売」といった内容(情報)に基づいて、利用者Uのリクエストが推定されるので、その推定の精度が向上する。
以上、図1を用いて、本サービスの概要を説明した。
以下、図2乃至図5を用いて、本サービスの図1に示すサービスを提供する際に適用される情報処理システムについて説明する。
図2は、図1に示すサービスを提供する際に適用される情報処理システム、即ち、本発明の情報処理装置の一実施形態であるサーバを含む情報処理システムの構成例を示す図である。
図1の本サービスで用いられる本実施形態の情報処理システムは、図2に示すように、サーバ1と、n台(nは1以上の任意の整数値)の利用者端末2-1乃至2-nと、アプリ提供者装置3と、m台(mは、nとは独立した、1以上の任意の整数値)の事業者装置4-1乃至4-mとを含む様に構成されている。
サーバ1は、本サービスのサービス提供者Mにより管理される。利用者端末2-1乃至2-nの夫々は、n人の利用者U-1乃至U-nの夫々により操作される。アプリ提供者装置3は、アプリ提供者Aにより管理される。事業者装置4-1乃至4-mの夫々は、m人の事業者C-1乃至C-mの夫々により管理される。
なお、以下、利用者U-1乃至U-nを個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「利用者U」と呼ぶ。「利用者U」と呼んでいる場合には、利用者端末2-1乃至2-nをまとめて「利用者端末2」と呼ぶ。
また、以下、事業者C-1乃至C-nを個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「事業者C」と呼ぶ。「事業者C」と呼んでいる場合には、事業者装置4-1乃至4-mをまとめて「事業者装置4」と呼ぶ。
ここで、図2を用いて、アプリの利用に係るID(以下、「APLID」と呼ぶ)と個人属性情報の管理に係るID(以下、「UID」と呼ぶ)との関係性について説明する。
なお、以下、利用者U-1乃至U-nは何れも、アプリ提供者Aにより提供されたアプリを利用しているものとする。例えば、上述したように、利用者U-1乃至U-nの夫々の運動の履歴等の夫々が、アプリ提供者Aにより提供されたアプリにより利用されているものとする。
アプリ提供者Aは、通常、利用者U-1乃至U-nの夫々を識別するため、利用者U-1乃至U-nの夫々に対して個別にAPLIDを付与して管理する。具体的には例えば、図2の例では、利用者U-1には、APLIDとして「a001」が付与されており、利用者U-2には、APLIDとして「a002」が付与されている。
一方で、サーバ1は、アプリ提供者Aから取得した利用者U-k(kは1乃至nのうちの何れかの値)の個人属性情報I1を個人属性DB300に格納する。このとき、サーバ1は、当該利用者U-kに対してUIDを付与して管理する。具体的には例えば、図2の例では、利用者U-1には、UIDとして「TF_36CA2737E001」が付与されており、利用者U-2には、UIDとして「TF_42D9DB4A0B2」が付与されている。
このように、サーバ1は、利用者U-1乃至U-nの夫々に対し、APLIDとは異なるUIDを付与して管理する。これにより、サーバ1は、利用者U-1乃至U-nの夫々を特定可能にするとともに、アプリとは別のPDSとして個人属性DB300に格納して管理することができる。
なお、APLIDとUIDとの対応付けの手法は、特に限定されず、例えば個人属性DB300や、アプリDB500や、図示せぬ他のデータベース等により管理される手法を採用してもよい。
図2においてサーバ1の右側に示すように、「UID:TF_36CA2737E001」が付与された利用者U-1の個人属性情報の一部として、「Name:4C03DB0369928DC27F69」が含まれる。これは、「UID:TF_36CA2737E001」が付与された利用者U-1の個人属性情報である名前の内容として、「4C03DB0369928DC27F69」が格納されていることを表している。
「4C03DB0369928DC27F69」は、「UID:TF_36CA2737E001」が付与された利用者U-1の個人属性情報である名前が暗号化された形態である。即ち、サーバ1は、利用者Uの個人属性情報を暗号化して個人属性DB300に格納する。
また、図1及び図2において個人属性DB300はサーバ1に備えられているが、以下のように構成されていてもよい。例えば、個人属性DB300は、サーバ1と異なる他の情報処理装置であって、サーバ1とはネットワークNを介して個人属性情報の授受をするものであってよい。この場合、サーバ1と個人属性DB300との間には、ファイアウォールが備えられているのが好適である。
このように、個人属性DB300は、利用者Uにとって重要な個人属性情報を格納されるため、プライバシーや情報漏洩の対策がされて管理される。
図3は、図2の情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部17は、キーボードやマウス等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図1の例では利用者端末2やアプリ提供者装置3、事業者装置4)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア31は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図2の情報処理システムの利用者端末2、アプリ提供者装置3及び事業者装置4は図3に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有している。
以下、図4を用いて、図1のステップST1乃至ST8に対応する処理が実行される際のサーバ1の機能的構成の一例について説明する。
図4は、図3のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図1のステップST1乃至ST8に対応する処理が実行される際には、サーバ1のCPU11において、個人属性管理部111と、選択属性取得部112と、チャット管理部113と、チャット履歴取得部114と、リクエスト推定部115と、提供情報生成部116が機能する。
また、サーバ1の記憶部18の一領域には、個人属性DB300と、チャット履歴DB400とが設けられている。
また、事業者装置4のCPU41において、個人属性取得部411と、提供情報生成部412とが機能する。
サーバ1の各機能ブロックが機能する前提として、具体的には例えば、図1のステップST1に対応する処理として、利用者端末2及びアプリ提供者装置3により、以下のような処理が実行される。
図1の例の前提と同様に、ここでは、アプリ提供者Aは、利用者Uの運動の履歴を管理するアプリを提供しているものとする。例えば、利用者Uは、アプリ提供者Aにより提供されるアプリを、利用者端末2にインストールして利用しているものとする。
この時、利用者端末2は、アプリの起動中に利用者Uにより利用者端末2入力された個人属性や、利用者端末2自身で測定した位置や運動量等の情報を、アプリで利用された利用者Uの個人属性情報I1としてアプリ提供者装置3に送信する。
その結果、アプリ提供者装置3は、アプリで利用された利用者Uの個人属性情報I1をアプリDB500に格納して管理する。
このような図1のステップST1に対応する処理が実行されると、図1のステップST2及びST3に対応する処理が実行され、サーバ1、利用者端末2及びアプリ提供者装置3は、以下のように機能する。
図1の例の前提と同様に、ここでは、利用者Uは、アプリ提供者Aに対し、アプリで利用した個人属性情報I1をサービス提供者Mに提供する旨を、アプリ提供者Aに対して依頼しているものとする。例えば、利用者Uは、利用者端末2を操作することにより、アプリで利用した個人属性情報I1をサービス提供者Mに提供する依頼をしているものとする。
具体的には例えば、利用者端末2は、利用者Uによる所定の操作を受付けることで、アプリで利用された個人属性情報I1をサーバ1に提供する依頼を、アプリ提供者装置3に送信する。
アプリ提供者装置3は、個人属性情報I1をサービス提供者Mに提供する依頼を受信した場合、アプリで利用された利用者Uの個人属性情報I1をサーバ1に送信する。
これにより、サーバ1において、個人属性管理部111が機能する。即ち、個人属性管理部111は、アプリ提供者装置3から送信されてきた利用者Uの個人属性情報I1を取得し、それを個人属性DB300に格納して管理する。
次に、図1のステップST4乃至ST6に対応する処理が実行される場合、サーバ1、利用者端末2及び事業者装置4は、以下のように機能する。
選択属性取得部112は、利用者Uにより選択された1以上の属性の種類を示す情報として、選択属性情報I2を取得する。
具体的には例えば、利用者端末2は、利用者Uによる所定の操作を受付けることで、事業者Cに提供してもよい1以上の個人属性の種類の選択の結果として、選択属性情報I2を取得して、サーバ1に送信する。
そこで、選択属性取得部112は、利用者端末2から送信されてきた選択属性情報I2を取得する。
なお、利用者Uにより1以上の属性の種類が選択される際に、利用者端末2に表示される画面の例については、図6を用いて後述する。
個人属性管理部111は、選択属性取得部112により取得された選択属性情報I2を個人属性情報の一部として個人属性DB300に格納して管理する。
その結果、個人属性DB300に格納された複数種類の個人属性の夫々について、事業者Cに提供してもよいか否かの夫々が対応付けられる。
チャット管理部113は、利用者Uに提供されるチャットボットを用いて、利用者U2との間のチャットを管理する。チャット管理部113は、通信部19を介してなされた利用者Uとチャットボットとのチャット履歴をチャット履歴DB400に格納して管理する。
また、チャット管理部113は、選択属性取得部112により取得された選択属性情報I2に基づいて、利用者Uとチャットを行うことができる。即ち、チャット管理部113は、個人属性DB300に格納された選択属性情報I2や個人属性情報に基づいて、チャットボットに利用者Uと対話型のチャットをさせることができる。
チャット履歴取得部114は、利用者Uについてのチャット履歴を取得する。なお、チャット履歴取得部114は、一般的にはチャット履歴DB400からチャット履歴を取得するが、チャット中にリアルタイムにチャット管理部113からチャット履歴を取得してもよい。
リクエスト推定部115は、チャット履歴取得部114により取得されたチャット履歴に基づいて、利用者Uのリクエストを推定する。
例えば、チャット履歴には利用者Uの個人属性が含まれることがある。そこで、リクエスト推定部115は、チャット履歴に含まれる利用者Uの個人属性に基づいて、利用者Uのリクエストを推定することができる。
提供情報生成部116は、利用者Uに対して提供される提供情報I4を生成する。
図1の説明において、提供情報I4は、事業者Cにより提供される情報であるものとした。しかし、本サービスのサービス提供者Mも、サーバ1の提供情報生成部116を用いて、提供情報I4を生成することができる。提供情報生成部116により生成された提供情報I4は、チャット管理部113を介して利用者Uに提供される。例えば、「利用者Uは事業者C-1乃至C-mのうちいずれの事業者Cにより提供されるどのようなサービスを受けることが可能か」といった情報は、提供情報生成部116により生成される提供情報I4の一例である。
以上、図4を用いて、サーバ1、利用者端末2及び事業者装置4により、図1のステップST4乃至ST6に対応する処理が行われる場合に機能する機能ブロックについて説明した。
ここで、チャット管理部113は、利用者Uとのチャットを管理する際に、チャット履歴取得部114、リクエスト推定部115及び提供情報生成部116等と協働することができる。チャット管理部113は、チャット履歴取得部114、リクエスト推定部115及び提供情報生成部116等と協働することにより、個人属性情報の取得に資するチャットを管理したり、利用者Uのリクエストの推定に資するチャットを管理したりすることができる。その結果、リクエスト推定部115による利用者Uのリクエストの推定の精度が向上される。
なお、チャット管理部113により管理されるチャットボットと利用者Uとのチャット履歴の例や、チャット履歴に基づいた利用者Uの個人属性情報が更新されていく例については、図6乃至図10を用いて後述する。
このように、リクエスト推定部115は、利用者Uと情報の授受を行うチャットボットやチャット管理部113から取得されたチャット履歴に基づいて、その利用者Uのリクエストを推定する。その結果、サーバ1の提供情報生成部116や事業者装置4の提供情報生成部412は、推定されたリクエストが利用者Uから仮になされたとしたならば、それに適する提供情報I4を生成することができる。つまり、サーバ1や事業者装置4は、利用者Uからの直接的なリクエストが無くとも、利用者Uがリクエストしたとしたならばそのリクエストに適した提供情報I4を、その利用者Uに提供することができる。
また、これにより、チャット管理部113は、利用者Uにより選択された「性別」や「仕事」といった個人属性の種類に基づいて、利用者Uとチャットを行う。具体的には例えば、利用者Uにより選択された「性別」や「仕事」といった個人属性の種類に対応する「女性」や「化粧品販売」といった内容(情報)を取得するためのチャットを行うことができる。また例えば、リクエスト推定部115は、利用者Uにより選択された「性別」や「仕事」といった個人属性の種類に対応する「女性」や「化粧品販売」といった内容(情報)に基づいて、利用者Uのリクエストを推定する。その結果、利用者Uのリクエストの推定の精度が向上する。
次に、図5を用いて、図1のステップST4乃至ST6に対応する処理、即ちユーザUのリクエスト(要望)を推定する処理(以下、「リクエスト推定処理」と呼ぶ)を、図5を用いて説明する。
図5は、図4の機能的構成を有するサーバにより実行されるリクエスト推定処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
リクエスト推定処理は、図1のステップST1乃至ST3に対応する処理、即ちアプリで利用された個人属性情報I1を取得して格納するまでの処理が実行されていることを前提とする。この前提のもと、利用者Uのリクエストの推定が必要な任意のタイミングで、リクエスト推定処理が開始されて、次のようなステップS11乃至S14の処理が実行される。
即ち、ステップS11において、選択属性取得部112は、利用者Uにより選択された1以上の属性の種類を示す選択属性情報I2を取得する。
ステップS12において、チャット管理部113は、利用者Uに提供されるチャットボットを用いて、利用者Uとの間の対話型のチャットを開始する。チャット管理部113は、チャットを開始した後、利用者Uとチャットボットとのチャット履歴をチャット履歴DB400に格納して管理する。
ステップS13において、チャット履歴取得部114は、チャット履歴DB400から、利用者Uと行われたチャット履歴を取得する。
ステップS14において、リクエスト推定部115は、チャット履歴取得部114により取得されたチャット履歴に基づいて、利用者Uのリクエストを推定する。
以上、図5を用いて、図1のステップST4乃至ST6に対応するリクエスト推定処理を、図5を用いて説明した。
以下、図4に戻って、図4を用いて、サーバ1、利用者端末2及び事業者装置4により、図1のステップST7及びST8に対応する処理が行われる場合に機能する機能ブロックについて説明する。
このようなリクエスト推定処理が実行された後の適当なタイミングで、図1のステップST7及びST8に対応する処理として、サーバ1、利用者端末2及び事業者装置4により、以下のように機能する。
サーバ1の個人属性管理部111は、事業者Cに提供してもよいとして利用者Uにより選択された種類の個人属性情報I3を、通信部19を介して事業者装置4に送信する。
事業者装置4の個人属性取得部411は、通信部42を介してサーバ1から送信されてきた事業者Cに提供してもよいとして利用者Uにより選択された種類の個人属性情報I3を取得する。
提供情報生成部412は、個人属性取得部411により取得された事業者Cに提供してもよいとして利用者Uにより選択された種類の個人属性情報I3に基づいて、提供情報I4を生成する。即ち、提供情報生成部412は、利用者Uにより選択された個人属性情報I3に基づいて、当該事業者Cにより提供可能な各種サービスや情報等を生成する。
事業者装置4は、生成された提供情報I4を、利用者端末2に送信する。
以上、図2乃至図5を用いて、本サービスの図1に示すサービスを提供する際に適用される情報処理システムについて説明した。
以下、図6乃至図10を用いて、本サービスの図1に示すサービスにおける利用者端末2に表示される画面の例やサーバ1の個人属性DB300に格納される個人属性情報の例について説明する。
図6は、図4の利用者端末に表示される属性選択画面の例を示す図である。
図6には、図1のステップST4において、図4の利用者端末2に表示される属性選択画面の例が図示されている。
なお、図6を用いた説明の前提として、図1のステップST1乃至ST3に対応する処理の結果、個人属性DB300には、利用者Uに関して「生年月日」、「性別」及び「歩数」の種類についての個人属性情報が、格納されているものとする。
ここで、属性選択画面とは、PDSに格納され得る利用者Uの個人属性の種類のうち、事業者Cに提供してもよい個人属性の種類を利用者Uに選択させるための画面である。
図6の例では、属性選択画面の上側には、「提供の許可をする個人属性の種類にチェックをいれてください。」という文字列が、表示されている。
ここで、図6の例では、属性選択画面は、事業者C-1乃至C-mのうちいずれの事業者Cであるかを特定せずに、事業者Cに提供してもよいかを利用者Uに選択させるための画面となっている。つまり、図6の属性選択画面により事業者Cに提供してもよい個人属性の種類を利用者Uに選択させた結果は、事業者C-1乃至C-mに対して適用される。
なお、これは例示に過ぎず、事業者C1乃至C-mの夫々毎に、提供してもよいかを利用者Uに選択させるための画面を、属性選択画面として採用してもよい。
図6の例の属性選択画面において、「提供の許可をする個人属性の種類にチェックをいれてください。」という文字列の下側には、事業者Cに提供してもよい個人属性の種類を利用者Uに選択させるための表が表示されている。
図6の表の最上段の行には、左から「種類」、「提供の許可」、「登録済みの内容」の項目が表示されている。
即ち、それより下の各行の夫々には、個人属性の所定の種類についての、「種類」、「提供の許可」、「登録済みの内容」の夫々の情報が表示されている。
所定行の「種類」には、個人属性DB300に格納される個人属性情報の種類のうち、当該所定行に対応する所定の種類の名称等が表示される。
例えば、3行目(最上段から下に2行目)には、「生年月日」が表示されている。したがって、3行目は、個人属性の種類として「生年月日」に関する情報が表示される。
所定行の「提供の許可」には、当該所定行の「種類」の個人属性情報の事業者Cへの提供を許可するか否かをチェックするチェック欄が表示されている。このチェック欄に、レ点がチェックされている場合には、当該所定行の「種類」の個人属性情報の事業者Cへの提供を利用者Uが許可していることを意味する。これに対して、このチェック欄に、レ点がチェックされていない場合には、当該所定行の「種類」の個人属性情報の事業者Cへの提供を利用者Uが許可していないことを意味する。
例えば、3行目(最上段から下に2行目)の「提供の許可」のチェック欄には、レ点がチェックされている。したがって、「生年月日」についての個人属性情報の事業者Cへの提供は利用者Uにより許可されていることになる。
所定行の「内容」には、当該所定行の「種類」の個人属性情報の内容が表示されている。
例えば、3行目(最上段から下に2行目)の「内容」には、「1994年4月10日」が表示されている。したがって、利用者Uの「生年月日」は「1994年4月10日」であることがわかる。
図6に示すように、種類の項目に対応する列には、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「仕事」、「住所」、「位置情報」、「身長」、「体重」、「体脂肪率」、「食事内容」及び「歩数」という個人属性の種類が表示されている。
図1のステップST1乃至ST3に対応する処理の結果個人属性DB300に格納された内容が、図6の表の所定行の「内容」に表示される。即ち、上述した図6の前提の通り、「生年月日」、「性別」及び「歩数」という「種類」に対応する「内容」が表示されている。具体的には、「生年月日」、「性別」及び「歩数」の夫々に対応する「内容」として、「1995年4月10日」、「女性」、「今日:3500歩」の夫々が表示されている。
一方、図1のステップST1乃至ST3に対応する処理の結果として個人属性DB300に格納されていない内容は、図6の表の所定行の「内容」に空欄として表示される。
図6の例の属性選択画面において、「提供の許可」のチェック欄のうち、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「仕事」及び「身長」の「種類」に対応するチェック欄にチェックがされている。これは、利用者Uが、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「仕事」及び「身長」という種類の個人属性情報を事業者Cに提供してもよいとして選択していることを示している。この場合、図6に示すように利用者Uが「氏名」、「生年月日」、「性別」、「仕事」及び「身長」という種類の個人属性情報の種類が、事業者Cに提供してもよいとして選択した選択属性情報I2として、サーバ1により取得される。
属性選択画面において利用者Uにより事業者Cに提供してもよいとして選択された個人属性の「種類」のうち、当該「種類」に対応する「内容」が個人属性DB300に格納されていないものについては、図7に例示するようにチャットにより取得される。
図7は、図4の利用者端末に表示されるチャット画面の例を示す図である。
図7には、図1のステップST5において、図4の利用者端末2に表示されるチャット画面の例が図示されている。
なお、図7を用いた説明の前提として、図6で説明したように、図1のステップST1乃至ST3に対応する処理の結果、個人属性DB300には、利用者Uに関して「生年月日」、「性別」及び「歩数」という種類の個人属性情報が格納されているものとする。また、図6に示すような、事業者Cに提供してもよいとして利用者Uにより選択された種類が、選択属性情報I2としてサーバ1により取得されているものとする。
図6に示した通り、「氏名」、「仕事」及び「身長」という「種類」は、事業者Cに提供してもよいとして利用者Uにより選択されているが、個人属性DB300に格納されていない。そこで、図7のチャット画面に示すように、チャット管理部113は、チャットボットを用いて、利用者Uの個人属性を取得するための対話型のチャットを行うことができる。即ち、図7の画面の例は、チャットボットと利用者と情報の授受として、チャットボットから送信されてきた情報と利用者から送信されてきた情報とを少なくとも表示する対話型の画面の例である。
図7のチャット画面において、チャットに係る内容の吹き出しは、左側又は右側から表示される。図7におけるチャット画面では、チャットボットから利用者Uに対するチャットに係る内容の吹き出しが、左側からの吹き出しとして表示されている。また、図7におけるチャット画面では、利用者Uからチャットボットに対するチャットに係る内容の吹き出しは、右側からの吹き出しとして表示されている。
また、図7におけるチャット画面では、より古いチャットの内容は、チャット画面のうち上側に表示されている。
例えば、図7のチャット画面の上から2つ目の吹き出しには、左側からの吹き出しに「提供の許可をした項目の内容にお尋ねします。」というチャットが表示されている。したがって、チャットボットから利用者Uに対して、提供の許可をした項目の内容にお尋ねします。」というチャットがなされている。
例えば、図7のチャット画面の上から2つ目の吹き出しには、左側からの吹き出しに「氏名を教えてください。」というチャットが表示されている。したがって、チャットボットから利用者Uに対して、「氏名を教えてください。」というチャットがなされている。
次に、図7のチャット画面の上から3つ目の吹き出しには、右側からの吹き出しに「○□ △□です。」というチャットが表示されている。したがって、利用者Uからチャットボットに対して、「○□ △□です。」というチャットがなされている。
このように、チャットボットと利用者Uとはチャットを用いてコミュニケーションを行うことができる。チャットボットは、選択属性情報I2に基づいて、利用者Uにより選択された種類の個人属性のうち、個人属性DB300に格納されていない個人属性情報を取得するためのチャットを行うことができる。また、図7に示すチャットに対応するチャット履歴は、チャット履歴DB400に格納される。
図8は、図4のサーバに格納される個人属性情報の例のうち、図7のチャットに基づいて更新された個人属性情報の例を示す図である。
図8に示す利用者Uの個人属性情報の例には、図6を用いて説明した、事業者Cに提供してもよい個人属性の種類を利用者Uに選択させた結果が含まれている。また、図8に示す利用者Uの個人属性情報の例には、図7を用いて説明した、個人属性DB300に格納されていない個人属性情報を取得するためのチャットの結果が含まれている。
図8の個人属性情報を示す表の最上段の項目の行には、左から「種類」、「提供の許可」、「内容」の項目が図示されている。
即ち、それより下の各行の夫々には、個人属性の所定の種類についての、「種類」、「提供の許可」、「登録済みの内容」の夫々の情報が図示されている。
図8の所定行の「種類」、「提供の許可」及び「登録済みの内容」には、図6の所定行の「種類」、「提供の許可」及び「登録済みの内容」の内容が図示されている。
ただし、図8において、所定行の「提供の許可」には、チェック欄はない。これは、図6に示す表は、属性選択画面であり、利用者Uからの入力を受付ける画面であるが、図8に示す表は、個人属性DB300に格納された個人属性情報を表の形式にしたものだからである。
例えば、2行目(最上段から下に1行目)の「内容」には、「○□ △□」が表示されている。したがって、利用者Uの「氏名」は「○□ △□」であることが、個人属性DB300に格納されているとわかる。
図8における個人属性情報の「内容」の項目には、図7を用いて説明した個人属性DB300に格納されていない個人属性情報を取得するためのチャットに対応する内容が図示されている。即ち、「氏名」、「仕事」及び「身長」の種類の個人属性情報が、個人属性DB300に格納されている。
図9は、図4の利用者端末に表示されるチャット画面の例のうち、図7とは異なる例を示す図である。
即ち、図9の画面の例は、チャットボットと利用者と情報の授受として、チャットボットから送信されてきた情報と利用者から送信されてきた情報とを少なくとも表示する対話型の画面の例である。
図9には、図4の利用者端末2に表示されるチャット画面の例が図示されている。なお、図9を用いた説明の前提として、図8で説明したように、図1のステップST1乃至ST5に対応する処理の結果、個人属性DB300には、利用者Uに関して「氏名」、「生年月日」、「性別」、「仕事」、「身長」、「体重」及び「歩数」という種類の個人属性情報が格納されているものとする。また、図8で説明したように、事業者Cに提供してもよいとして利用者Uにより選択された種類は、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「仕事」及び「身長」という種類であるものとする。
図9におけるチャット画面では、図7におけるチャット画面と同様にチャットに係る内容の吹き出しが、左側又は右側からの吹き出しとして表示される。また、図9におけるチャット画面では、図7におけるチャット画面と同様に、より古いチャットの内容が、チャット画面のうち上側に表示されている。
例えば、図9のチャット画面の上から1つ目の吹き出しには、左側からの吹き出しに「美容に関する情報を提供できます。美容に興味はありますか?」というチャットが表示されている。したがって、チャットボットから利用者Uに対して、「美容に関する情報を提供できます。美容に興味はありますか?」というチャットがなされている。
次に、図9のチャット画面の上から2つ目の吹き出しには、右側からの吹き出しに「興味があります。」というチャットが表示されている。したがって、利用者Uからチャットボットに対して、「興味があります。」というチャットがなされている。
このような、チャットに含まれる「美容に関する情報」や「美容」という分野は、リクエスト推定部115により、チャット履歴に含まれる利用者Uの個人属性に基づいて、利用者Uのリクエストが推定された例である。即ち、図9におけるチャット画面の例は、図7に示したチャット画面に対応するチャット履歴に含まれる利用者Uの個人属性に基づいて、利用者Uの要望の分野が推定された例である。
具体的には、チャット履歴DB400に格納されたチャット履歴には、利用者Uの個人属性情報として、利用者Uの仕事が化粧品販売である旨が含まれている。そこで、リクエスト推定部115は、利用者Uの仕事が化粧品販売である旨に基づいて、利用者Uの「美容に関する情報に興味がある」というリクエストを推定する。その結果、上述のように、チャットボットから美容に関する情報を提供できる旨のチャットがなされている。
更に言えば、「美容に関する情報を提供できます。」という情報は、サーバ1の提供情報生成部116により生成された提供情報の一例と把握されることもできる。
また、図9のチャット画面の上から5つ目の吹き出しには、左側からの吹き出しに「更に体重の情報があれば、フィットネス情報をご利用いただけます。」というチャットが表示されている。したがって、チャットボットから利用者Uに対して、「更に体重の情報があれば、フィットネス情報をご利用いただけます。」というチャットがなされている。
次に、図9のチャット画面の上から6つ目の吹き出しには、右側からの吹き出しに「利用します。」というチャットが表示されている。したがって、利用者Uからチャットボットに対して、「利用します。」というチャットがなされている。
更に、図9のチャット画面の上から7つ目の吹き出しには、左側からの吹き出しに「体重を教えてください。」というチャットが表示されている。したがって、チャットボットから利用者Uに対して、「体重を教えてください。」というチャットがなされている。
次に、図9のチャット画面の上から8つ目の吹き出しには、右側からの吹き出しに「55kgです。」というチャットが表示されている。したがって、利用者Uからチャットボットに対して、「55kgです。」というチャットがなされている。
更に、図9のチャット画面の上から9つ目の吹き出しには、左側からの吹き出しに「歩数の情報があれば、フィットネス情報を高度化できます。」というチャットが表示されている。したがって、チャットボットから利用者Uに対して、「歩数の情報があれば、フィットネス情報を高度化できます。」というチャットがなされている。
次に、図9のチャット画面の上から9つ目の吹き出しには、右側からの吹き出しに「歩数の情報を提供します。」というチャットが表示されている。したがって、利用者Uからチャットボットに対して、「歩数の情報を提供します。」というチャットがなされている。
上述の「美容に関する情報」と同様に、このような、チャットボットからのチャットに含まれる「フィットネス情報」や「フィットネス」という分野は、リクエスト推定部115により、個人属性DB300に格納された利用者Uの個人属性情報に基づいて、利用者Uのリクエストが推定された例である。
具体的には、個人属性DB300に格納された個人属性情報には、利用者Uの個人属性情報として、利用者Uが女性であって「生年月日」が「1994年4月10日」である(年齢で言えば2020年2月時点で24歳)であるという情報が格納されている。そこで、リクエスト推定部115は、個人属性DB300に格納された利用者Uの性別や生年月日(年齢に相当)等に基づいて、そのような個人属性を有する者は「フィットネス情報に興味がある可能性が高い」と推定することができる。
更に言えば、リクエスト推定部115は、個人属性DB300に含まれる選択属性情報I2に基づいて、利用者Uのリクエストを推定することができる。例えば、具体的にどのような提供情報I4が提供され得るかを把握していない利用者Uが、自身の身体に関する情報である、「身長」、「体重」、「体脂肪率」や「歩数」等の情報を、事業者Cに提供してもよいとして利用者Uにより選択したとする。このような利用者Uは、潜在的に、自身の身体に関する提供情報I4である、例えばフィットネス情報をリクエストしている可能性がある。そこで、リクエスト推定部115は、個人属性DB300に含まれる選択属性情報I2に基づいて、利用者Uのリクエストを推定することができる。
即ち、図9におけるチャット画面の例は、図7に示したチャット画面に対応するチャット履歴に含まれる利用者Uの個人属性に基づいて、利用者Uの要望の分野が推定された例である。
具体的には、チャット履歴DB400に格納されたチャット履歴には、利用者Uの個人属性情報として、利用者Uの仕事が化粧品販売である旨が含まれている。そこで、リクエスト推定部115は、利用者Uの仕事が化粧品販売である旨に基づいて、利用者Uの「美容に関する情報に興味がある」というリクエストを推定する。その結果、上述のように、チャットボットから美容に関する情報を提供できる旨のチャットがなされている。
図10は、図4のサーバに格納される個人属性情報の例のうち、図9のチャットに基づいて更新された個人属性情報の例を示す図である。
図10に示す利用者Uの個人属性情報の例には、図8を用いて説明した、図1のステップST5のチャットに基づいて更新された個人属性情報が含まれている。また、図8に示す利用者Uの個人属性情報の例には、図1のステップST6等において推定された利用者Uのリクエストや当該リクエストに基づくチャット履歴に基づく情報が含まれている。
図10の表の最上段の項目の欄には、左から「種類」、「提供の許可」、「内容」、「美容情報」、「フィットネス情報」の項目が表示されている。
図10における個人属性情報の「種類」、「提供の許可」及び「内容」は、図6及び図8における属性選択画面の「種類」、「提供の許可」及び「内容」に対応する内容が格納される。
図10における個人属性情報の「内容」の項目には、図9を用いて説明した個人属性DB300に格納されていない個人属性情報を取得するためのチャットに対応する内容が図示されている。即ち、「氏名」、「仕事」及び「身長」の種類の個人属性情報が、個人属性DB300に格納されている。
図10における「美容情報」や「フィットネス情報」の項目には、図9を用いて説明した利用者Uのリクエストや当該リクエストに基づく個人属性の種類にチェックマークが付されて図示されている。即ち、美容情報を提供する特定の事業者Cに提供してもよいとして利用者Uにより選択された種類にチェックマークが付されている。更に言えば、美容情報については、身長の項目にはチェックマークが付されていない。このように、美容情報を提供する特定の事業者Cが必要としていない個人属性情報は、当該事業者Cに提供されなくてもよい。
以上、図6乃至図10を用いて、本サービスの図1に示すサービスにおける利用者端末2に表示される画面の例やサーバ1の個人属性DB300に格納される個人属性情報の例について説明した。
以上、本発明が適用される情報処理システムの実施形態を説明してきた。しかしながら、本発明が適用される実施形態は、例えば次のようなものであってもよい。
本実施形態では、図1のステップST1乃至ST3の処理で説明したように、アプリ提供者装置3から利用者Uの個人属性情報は、サーバ1の個人属性DB300に格納されるものとして説明したがこれに特に限定されない。
即ち例えば、アプリ提供者A及びアプリ提供者装置3は複数存在し、複数の利用者Uの夫々は異なるアプリの夫々を利用していてもよい。即ち、サーバ1は、異なるアプリ提供者装置3から送信されてきた個人属性情報を管理することができる。
また例えば、利用者Uは、複数のアプリを利用していてもよい。即ち、サーバ1は、利用者Uが利用している複数のアプリに対応する複数のアプリ提供者装置3から送信されてきた個人属性情報を管理することができる。
また例えば、利用者Uは、アプリで利用された利用者Uの個人属性情報I1をアプリ提供者装置3からサーバ1に提供する依頼をしなくてもよい。即ち、サーバ1は、個人属性DB300に個人属性情報が格納されていない利用者Uに対しても、図1のステップST4乃至ST8の処理を実行することにより、本サービスを提供することができる。
本実施形態の図4の説明では、リクエスト推定部115は、チャット履歴取得部114により取得されたチャット履歴に基づいて、利用者Uのリクエストを推定するものとしたが特にこれに限定されない。
即ち例えば、チャット履歴は、チャット管理部113により管理されたチャットボットと利用者Uとのチャット履歴に限定されない。即ち例えば、チャット履歴取得部114により取得されるチャット履歴は、本サービスと異なるサービスにより提供される、コンシェルジュとしては働くチャットボットとのチャットの履歴であってもよい。更に言えば、チャット履歴取得部114により取得されるチャット履歴は、利用者Uが利用者Uの友人と行ったチャット履歴であってもよい。この場合、リクエスト推定部115は、利用者Uが利用者Uの友人との話題に基づいてリクエストを推定することができる。
また例えば、図9を用いて説明したように、リクエスト推定部115は、チャット履歴に含まれる利用者Uの個人属性に基づいて、利用者Uのリクエストを推定することができる。また、リクエスト推定部115は、個人属性DB300に格納された利用者Uの個人属性情報に基づいて、利用者Uのリクエストを推定することができる。また、リクエスト推定部115は、個人属性DB300に含まれる選択属性情報I2に基づいて、利用者Uのリクエストを推定することができる。
本実施形態では、図9において、リクエスト推定部115により推定されたリクエストの具体例として、「美容に関する情報を提供できます。」を用いて説明したが、特にこれに限定されず、リクエストには各種各様な内容が含まれる。
即ち例えば、リクエストの具体性は様々であってよい。具体的には例えば、事業者Cを特定しない「美容」という分野や、「特定の事業者C-1により提供される美容の情報」といったものがリクエストに含まれる。
本実施形態では、利用者Uは、サーバ1により提供されるチャットボットと対話型のチャットを行うものとしたが、特にこれに限定されない。
利用者Uとサーバ1との情報の授受は、上述の本実施形態のようにサーバ1により提供されるチャットボットと利用者Uとが対話型のチャットを行うのが好適である。即ち、単に個人属性の内容を入力する画面を用いた情報の授受と比較して、対話型のチャットが用いられることにより利用者にとってスムーズな情報の授受が可能になる。
しかしながら、サーバ1は、利用者Uと情報の授受を行えば足りる。即ち例えば、サーバ1は、例えば単に個人属性の内容を入力する画面を用いることで、利用者Uと情報の授受を行ってもよい。この場合、リクエスト推定部115は、対話型のチャットに限定されない利用者Uと授受が行われた情報に基づいて、利用者Uのリクエストを推定する。
また例えば、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図4に特に限定されず、任意でよい。例えば、サーバ1の機能ブロックを利用者端末2等に移譲させてもよい。また、サーバ1の機能ブロックをアプリ提供者装置3や事業者装置4等に移譲させてもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
また例えば、一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
また例えば、このようなプログラムを含む記録媒体は、利用者Uにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態で利用者Uに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上を換言すると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を有する各種各様の実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば、図1乃至4のサーバ1)は、
利用者と情報の授受を行う情報授受手段(例えば、チャットボットや図4のチャット管理部113)から、当該利用者と授受が行われた第1情報(例えば、チャット履歴)を取得する授受情報取得手段(例えば、図4のチャット履歴取得部114)と、
前記授受情報取得手段により取得された前記第1情報に基づいて、前記利用者の要望に基づく情報又はその分野(例えば、リクエスト)を推定する推定手段(例えば、図4のリクエスト推定部115)と、
を備える。
これにより、利用者と情報の授受を行う情報授受手段(例えば、チャットボットやチャット管理部113)から取得された情報(例えば、チャット履歴)に基づいて、その利用者の要望に基づく情報又はその分野(例えば、リクエスト)を推定する。その結果、利用者からの直接的な要望が無くとも、利用者が要望したとしたならばその要望に適した提供情報(例えば、提供情報I4)を、その利用者に提供することができる。
更に、前記利用者により選択された1以上の属性の種類(例えば、「性別」や「仕事」といった種類)を示す第2情報(例えば、図1の選択属性情報I2)を取得する選択属性取得手段(例えば、図4の選択属性取得部112)と、
をさらに備え、
前記情報授受手段は、前記第2情報に基づいて、前記利用者と情報の授受(例えば、チャット)を行う、
ことができる。
これにより、利用者により選択された1以上の属性の種類(例えば、「性別」や「仕事」といった種類)に基づいて、前記利用者と情報の授受(例えば、チャット)を行う。具体的には例えば、利用者により選択された1以上の属性の種類に対応する情報(「女性」や「化粧品販売」といった情報)を取得するための情報の授受を行うことができる。そして、利用者により選択された1以上の属性の種類や対応する情報に基づいて、利用者の要望に基づく情報又はその分野(例えば、リクエスト)が推定される。その結果、利用者の要望に基づく情報又はその分野の推定の精度が向上する。
更に、前記情報授受手段は、
対話型により、前記利用者と情報の授受を行う(例えば図7や図9の対話型の画面を用いたチャットを行う)、
ことができる。
このようにして、利用者との情報の授受が、対話型により行われることが可能になる。具体的には例えば、単に個人属性の内容を入力する画面を用いた情報の授受と比較して、利用者にとってスムーズな情報の授受が可能になる。更に言えば、利用者にとって、単なる入力画面の後に対話型の情報の授受に遷移した場合、更に抵抗感を解消してスムーズな情報の授受が可能となるといった効果を奏することができる。
1・・・サーバ、11・・・CPU、18・・・記憶部、111・・・個人属性管理部、112・・・選択属性取得部、113・・・チャット管理部、114・・・チャット履歴取得部、115・・・リクエスト推定部、116・・・提供情報生成部、300・・・個人属性DB、400・・・チャット履歴DB、2・・・利用者端末、3・・・アプリ提供者装置、500・・・アプリDB、4・・・事業者装置、41・・・CPU、411・・・個人属性取得部、412・・・提供情報生成部

Claims (5)

  1. パーソナルデータストアサービスに供される情報処理装置であって、
    利用者が使用する利用者端末と情報の授受であるチャットを行う、当該情報処理装置が提供するチャットボットである情報授受手段から、前記利用者端末とチャットが行われたことによるチャット履歴情報を示す第1情報を取得する授受情報取得手段と、
    前記授受情報取得手段により取得された前記第1情報に含まれる前記利用者の個人属性に基づいて、前記利用者の要望に基づく情報又はその分野を推定する推定手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記利用者により選択された1以上の個人属性の種類を示す第2情報を取得する選択属性取得手段と、
    をさらに備え、
    前記情報授受手段は、前記第2情報に基づいて、前記利用者により選択された種類の個人属性を取得するためのチャットを行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報授受手段は、
    対話型により、前記利用者により選択された種類の個人属性を取得するためのチャットを行う
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. パーソナルデータストアサービスに供される情報処理装置が実行する情報処理方法において、
    利用者が使用する利用者端末と情報の授受であるチャットを行う、前記情報処理装置が提供するチャットボットである情報授受手段から、前記利用者端末とチャットが行われたことによるチャット履歴情報を示す第1情報を取得する授受情報取得ステップと、
    前記授受情報取得ステップにおいて取得された前記第1情報に含まれる前記利用者の個人属性に基づいて、前記利用者の要望に基づく情報又はその分野を推定する推定ステップと、
    を含む情報処理方法。
  5. パーソナルデータストアサービスに供される情報処理装置を制御するコンピュータに、
    利用者が使用する利用者端末と情報の授受であるチャットを行う、前記情報処理装置が提供するチャットボットである情報授受手段から、前記利用者端末とチャットが行われたことによるチャット履歴情報を示す第1情報を取得する授受情報取得ステップと、
    前記授受情報取得ステップにおいて取得された前記第1情報に含まれる前記利用者の個人属性に基づいて、前記利用者の要望に基づく情報又はその分野を推定する推定ステップと、
    を含む制御処理を実行させるプログラム。
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