JP7458581B2 - 発光モジュールおよび面状光源 - Google Patents

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Description

本発明に係る実施形態は、発光モジュールおよび面状光源に関する。
発光ダイオード等の発光素子と、導光部材とを組み合わせた発光モジュールは、例えば液晶ディスプレイのバックライト等の面状光源に広く利用されている。例えば、特許文献1には、反射シートおよび複数の発光ダイオードが設けられたLED基板と、LED基板と対向する拡散板とを備えたバックライト装置が開示されている。
特開2019-61929号公報
本発明に係る実施形態は、輝度むらを軽減できる発光モジュールおよび面状光源を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、発光モジュールは、第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、前記第1面から前記第2面まで貫通する第1貫通孔と、を有する導光部材と、前記導光部材の前記第1貫通孔に配置された光源部と、前記導光部材の前記第1貫通孔に配置され、前記光源部を覆う第1透光性部材と、前記光源部の上側、及び、前記第1透光性部材の上側に配置された反射部材と、を備え、平面視において、前記反射部材の外縁は、前記光源部の外縁よりも外側に位置し、前記反射部材は、樹脂部材と、前記樹脂部材よりも屈折率が低い反射体と、を含む。
本発明の一実施の形態の発光モジュール及び面状光源によれば、輝度むらを軽減できる。
本実施形態に係る面状光源の模式平面図である。 図1のII-II線における模式断面図である。 本実施形態に係る光源部の模式断面図である。 本実施形態に係る光源部の変形例の模式断面図である。 本実施形態に係る光源部の変形例の模式平面図である。 図3CのIIID-IIID線における模式断面図である。 本実施形態に係る光源部の変形例の模式底面図である。 本実施形態に係る光源部の変形例の模式平面図である。 図3FのIIIG-IIIG線における模式断面図である。 本実施形態に係る第1反射部材の模式断面図である。 本実施形態に係る面状光源の変形例の模式平面図である。 図5のVI-VI線における模式断面図である。 本実施形態に係る面状光源の変形例の模式平面図である。 図7のVIII-VIII線における模式断面図である。 本実施形態に係る面状光源の変形例の模式平面図である。 図9のX-X線における模式断面図である。 本実施形態に係る面状光源の変形例の模式平面図である。 本実施形態に係る面状光源の変形例の模式平面図である。 本実施形態に係る面状光源の変形例の模式平面図である。 図13のXIV-XIV線における模式断面図である。 本実施形態に係る面状光源の変形例の模式断面図である。 本実施形態に係る面状光源における光源部の下方領域の一例を示す模式底面図である。 本実施形態に係る面状光源の変形例の模式平面図である。 図17のXVIIIA部における面状光源の模式拡大図である。 図18AのXVIIIB-XVIIIB線における模式断面図である。 本実施形態に係る面状光源の変形例の模式拡大図である。 本実施形態に係る面状光源の変形例の模式拡大図である。 本実施形態に係る面状光源の変形例の模式拡大図である。
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。各図面は、実施形態を模式的に示したものであるため、各部材のスケール、間隔若しくは位置関係などが誇張、又は部材の一部の図示を省略する場合がある。図1等に示す面状光源を示す模式平面図は、面状光源を上方から見た図面である。本明細書では、Z軸の矢印方向を上方とし、Z軸の矢印方向と反対側の方向を下方とする。また、断面図として、切断面のみを示す端面図を示す場合がある。
以下の説明において、実質的に同じ機能を有する構成要素は共通の参照符号で示し、説明を省略することがある。また、特定の方向又は位置を示す用語(例えば、「上」、「下」及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる場合がある。しかしながら、それらの用語は、参照した図面における相対的な方向又は位置を分かり易さのために用いているに過ぎない。参照した図面における「上」、「下」等の用語による相対的な方向又は位置の関係が同一であれば、本開示以外の図面、実際の製品等において、参照した図面と同一の配置でなくてもよい。本明細書において「平行」とは、2つの直線、辺、面等が延長しても交わらない場合だけでなく、2つの直線、辺、面等がなす角度が10°以内の範囲で交わる場合も含む。本明細書において「上」と表現する位置関係は、接している場合と、接していないが上方に位置している場合も含む。
[実施形態]
実施形態の面状光源300を図1から図8を参照して説明する。面状光源300の発光面となる導光部材10の第1面101に対して平行であり、且つ互いに直交する2つの方向を、第1方向と、第2方向とする。第1方向及び第2方向と直交する方向を、第3方向とする。図1において、第1方向とはX方向であり、第2方向とはY方向であり、第3方向とはZ方向である。本明細書において、第1方向(X方向)及び/又は第2方向(Y方向)を横方向と称し、第3方向(Z方向)を上下方向と称することがある。
面状光源300は、発光モジュール100と、支持部材200と、を備える。発光モジュール100は、支持部材200に配置される。発光モジュール100は、導光部材10と、光源部20と、第1透光性部材30と、反射部材40(以下、第1反射部材という)と、を備える。導光部材10は、第1面101と、第1面101の反対側の第2面102と、を有する。導光部材10は、第1面101から第2面102まで貫通する第1貫通孔10Hを有する。光源部20は、導光部材10の第1貫通孔10Hに配置される。第1透光性部材30は、導光部材10の第1貫通孔10Hに配置される。第1透光性部材30は、光源部20を覆う。第1反射部材40は、光源部20の上側に配置される。第1反射部材40は、第1透光性部材30の上側に配置される。平面視において、第1反射部材40の外縁は、光源部20の外縁よりも外側に位置する。第1反射部材40は、樹脂部材41A(以下、第1樹脂部材という)と、第1樹脂部材41Aよりも屈折率が低い反射体41B(以下、第1反射体という)と、を含む。
第1反射部材40が、光源部20の上側に位置することにより、光源部20の直上領域が明るくなりすぎることを抑制することができる。これにより、発光モジュール100の輝度むらが軽減される。
以下、面状光源300を構成する各要素について詳説する。
(導光部材10)
導光部材10は、光源部20が発する光に対する透光性を有する部材である。光源部20のピーク波長に対する導光部材10の透過率は、例えば、60%以上が好ましく、80%以上がより好ましい。本明細書において、透過率とは光源部20のピーク波長に対する透過率である。図2に示すように、導光部材10は、面状光源300の発光面となる第1面101と、第1面101の反対側に位置する第2面102と、を含む。導光部材10は、光源部20が配置される第1貫通孔10Hを含む。本実施形態における第1貫通孔10Hは、平面視において円形状である。第1貫通孔10Hは、平面視において楕円、又は、三角形、四角形、六角形若しくは八角形等の多角形状であってもよい。
発光モジュール100が備える導光部材10の数は、1つでもよく、複数でもよい。本実施形態では、発光モジュール100は、第1導光部10A、第2導光部10B、第3導光部10C及び第4導光部10Dを含む複数の導光部材10を備えている。第1方向(X方向)において、第1導光部10Aと第2導光部10Bは隣り合っている。第1方向(X方向)において、第3導光部10Cと第4導光部10Dは隣り合っている。第2方向(Y方向)において、第1導光部10Aと第3導光部10Cは隣り合っている。第2方向(Y方向)において、第2導光部10Bと第4導光部10Dは隣り合っている。
導光部材10は区画溝18によって区画されている。区画溝18で区画された1つの領域を発光領域300Aとする。本実施形態では、区画溝18によって区画された第1導光部10A、第2導光部10B、第3導光部10C及び第4導光部10Dが、それぞれ異なる発光領域300Aを画定する。1つの発光領域300Aは、ローカルディミングの駆動単位とすることができる。面状光源300を構成する発光領域300Aの数は特に限定されない。例えば、面状光源300が1つの発光領域300Aを備えていてもよく、面状光源300が複数の発光領域300Aを備えていてもよい。また、複数の面状光源300を並べることで、より面積の大きい面状光源装置としてもよい。
本実施形態では、導光部材10は、第2方向(Y方向)に延びる第1区画溝18Aと、第1方向(X方向)に延びる第2区画溝18Bと、で構成される格子状の区画溝18を備える。第1導光部10Aと第2導光部10Bの間には第2方向(Y方向)に延びる第1区画溝18Aがある。第1導光部10Aと第3導光部10Cの間には第1方向(X方向)に延びる第2区画溝18Bがある。区画溝18は、導光部材10の第1面101から第2面102まで貫通することが好ましい。このようにすることで、導光部材10を複数に分離することができるので、例えば、導光部材10と支持部材200の熱膨張係数の違いから生じる支持部材200の反りを抑制することができる。これにより、後述する導電部材90に亀裂が生じるのを抑制することができる。また、区画溝18は、導光部材10の第1面101側のみ開口する凹部であってもよい、又は導光部材10の第2面102側のみ開口する凹部であってもよい。区画溝18が凹部の場合には、区画溝18は導光部材10により形成された底面を備えている。
導光部材10の材料としては、例えば、アクリル、ポリカーボネート、環状ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート若しくはポリエステル等の熱可塑性樹脂、エポキシ若しくはシリコーン等の熱硬化性樹脂、又は、ガラスなどを用いることができる。
導光部材10の厚さは、例えば、150μm以上800μm以下が好ましい。本明細書において、各部材の厚さとは第3方向(Z方向)上に位置する各部材の上面から各部材の下面までの最大値とする。導光部材10は、第3方向に単層で構成されてもよいし、複数の層の積層体で構成されてもよい。導光部材10が積層体で構成される場合、各層の間に透光性の接着剤を配置してもよい。積層体の各層は、異なる種類の主材を用いてもよい。接着剤の材料としては、例えば、アクリル、ポリカーボネート、環状ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート若しくはポリエステル等の熱可塑性樹脂、又は、エポキシ若しくはシリコーン等の熱硬化性樹脂を用いることができる。
(光源部20)
光源部20は、導光部材10の第1貫通孔10Hに配置される。発光モジュール100が備える光源部20の数は、1つでもよく、複数でもよい。本実施形態では、発光モジュール100は、第1光源20A、第2光源20B、第3光源20Cと及び第4光源20Dを含む複数の光源部20を備えている。第1光源20Aは、第1導光部10Aの第1貫通孔10Hに配置される。第2光源20Bは、第2導光部10Bの第1貫通孔10Hに配置される。第3光源20Cは、第3導光部10Cの第1貫通孔10Hに配置される。第4光源20Dは、第4導光部10Dの第1貫通孔10Hに配置される。
図3Aに示すように、光源部20は、発光素子21を含む。発光素子21は、半導体積層体を含む。半導体積層体は、例えば、サファイア又は窒化ガリウム等の基板と、基板上に配置されるn型半導体層と、p型半導体層と、これらに挟まれた発光層とを含む。また、発光素子21は、n型半導体層と電気的に接続されたn側電極と、p型半導体層と電気的に接続されたp側電極とを含む。n側電極、及び、p側電極は、発光素子21の下面の一部を構成する。さらに、光源部20は、正負の一対の電極24を含む。正負の一対の電極24は、光源部20の下面の一部を構成する。一対の電極24のうちの一方はp側電極と電気的に接続され、他方はn側電極と電気的に接続されている。
半導体積層体は、基板が除去されたものを用いてもよい。また、発光層の構造としては、ダブルヘテロ構造、単一量子井戸構造(SQW)のように単一の活性層を持つ構造でもよいし、多重量子井戸構造(MQW)のようにひとまとまりの活性層群を持つ構造でもよい。発光層は、可視光又は紫外光を発光可能である。発光層は、可視光として、青色から赤色までを発光可能である。このような発光層を含む半導体積層体としては、例えばInAlGa1-x-yN(0≦x、0≦y、x+y≦1)を含むことができる。半導体積層体は、上述した発光が可能な発光層を少なくとも1つ含むことができる。例えば、半導体積層体は、n型半導体層とp型半導体層との間に1つ以上の発光層を含む構造であってもよいし、n型半導体層と発光層とp型半導体層とを順に含む構造が複数回繰り返された構造であってもよい。半導体積層体が複数の発光層を含む場合、発光ピーク波長が異なる発光層を含んでいてもよいし、発光ピーク波長が同じ発光層を含んでいてもよい。なお、発光ピーク波長が同じとは、例えば、数nm程度のばらつきがあってもよい。このような発光層の組み合わせとしては適宜選択することができ、例えば半導体積層体が2つの発光層を含む場合、青色光と青色光、緑色光と緑色光、赤色光と赤色光、紫外光と紫外光、青色光と緑色光、青色光と赤色光、又は緑色光と赤色光などの組み合わせで発光層を選択することができる。また、発光層は、発光ピーク波長が異なる複数の活性層を含んでいてもよいし、発光ピーク波長が同じ複数の活性層を含んでいてもよい。
図3Aに示すように、光源部20は、さらに透光性部材22(以下、光源透光性部材という)を含むことができる。光源透光性部材22は、発光素子21の上面及び側面を覆っている。光源透光性部材22は、発光素子21を保護するとともに、光源透光性部材22に添加される粒子に応じて、波長変換や光拡散等の機能を備える。
例えば、光源透光性部材22は、透光性樹脂を含み、蛍光体を更に含んでいてもよい。透光性樹脂としては、例えば、シリコーン樹脂又はエポキシ樹脂等を用いることができる。また、蛍光体としては、イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えば、Y(Al,Ga)12:Ce)、ルテチウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えば、Lu(Al,Ga)12:Ce)、テルビウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えば、Tb(Al,Ga)12:Ce)、CCA系蛍光体(例えば、Ca10(POCl:Eu)、SAE系蛍光体(例えば、SrAl1425:Eu)、クロロシリケート系蛍光体(例えば、CaMgSi16Cl:Eu)、βサイアロン系蛍光体(例えば、(Si,Al)(O,N):Eu)若しくはαサイアロン系蛍光体(例えば、Ca(Si,Al)12(O,N)16:Eu)等の酸窒化物系蛍光体、SLA系蛍光体(例えば、SrLiAl:Eu)、CASN系蛍光体(例えば、CaAlSiN:Eu)若しくはSCASN系蛍光体(例えば、(Sr,Ca)AlSiN:Eu)等の窒化物系蛍光体、KSF系蛍光体(例えば、KSiF:Mn)、KSAF系蛍光体(例えば、KSi0.99Al0.015.99:Mn)若しくはMGF系蛍光体(例えば、3.5MgO・0.5MgF・GeO:Mn)等のフッ化物系蛍光体、ペロブスカイト構造を有する蛍光体(例えば、CsPb(F,Cl,Br,I))、又は、量子ドット蛍光体(例えば、CdSe、InP、AgInS又はAgInSe)等を用いることができる。光源透光性部材22に添加する蛍光体としては、1種類の蛍光体を用いてもよく、複数種類の蛍光体を用いてもよい。
KSAF系蛍光体としては、下記式(I)で表される組成を有していてよい。
[SiAlMn] (I)
式(I)中、Mはアルカリ金属を示し、少なくともKを含んでよい。Mnは4価のMnイオンであってよい。p、q、r及びsは、0.9≦p+q+r≦1.1、0<q≦0.1、0<r≦0.2、5.9≦s≦6.1を満たしていてよい。好ましくは、0.95≦p+q+r≦1.05又は0.97≦p+q+r≦1.03、0<q≦0.03、0.002≦q≦0.02又は0.003≦q≦0.015、0.005≦r≦0.15、0.01≦r≦0.12又は0.015≦r≦0.1、5.92≦s≦6.05又は5.95≦s≦6.025であってよい。例えば、K[Si0.946Al0.005Mn0.0495.995]、K[Si0.942Al0.008Mn0.0505.992]、K[Si0.939Al0.014Mn0.0475.986]で表される組成が挙げられる。このようなKSAF系蛍光体によれば、輝度が高く、発光ピーク波長の半値幅の狭い赤色発光を得ることができる。
また、上述した蛍光体を含有する波長変換シートを、面状光源300上に配置してもよい。波長変換シートは、光源部20からの青色光の一部を吸収して、黄色光、緑色光及び/又は赤色光を発し、白色光を出射する面状光源とすることができる。例えば、青色の発光が可能な光源部20と、黄色の発光が可能な蛍光体を含有する波長変換シートと、を組み合わせて白色光を得ることができる。また他には、青色の発光が可能な光源部20と、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を含有する波長変換シートとを組み合わせてもよい。また、青色の発光が可能な光源部20と、複数の波長変換シートとを組み合わせてもよい。複数の波長変換シートとしては、例えば、赤色の発光が可能な蛍光体を含有する波長変換シートと、緑色の発光が可能な蛍光体を含有する波長変換シートと、を選択することができる。また、青色の発光が可能な発光素子21と赤色の発光が可能な蛍光体を含有する光源透光性部材22とを有する光源部20と、緑色の発光が可能な蛍光体を含有する波長変換シートと、を組み合わせてもよい。
波長変換シートに用いられる黄色の蛍光体としては、例えば、上述したイットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体を用いるのが好ましい。また、波長変換シートに用いられる緑色の蛍光体としては、発光ピーク波長の半値幅の狭い、例えば、上述したペロブスカイト構造を有する蛍光体又は量子ドット蛍光体を用いるのが好ましい。また、波長変換シートに用いられる赤色の蛍光体としては、緑色の蛍光体同様に発光ピーク波長の半値幅の狭い、例えば、上述したKSF系蛍光体、KSAF系蛍光体又は量子ドット蛍光体を用いるのが好ましい。
光源部20は、さらに被覆部材23を含むことができる。被覆部材23は、発光素子21の下面に配置される。被覆部材23は、光源部20の電極24の下面が被覆部材23から露出するように配置される。被覆部材23は、発光素子21の側面を覆う光源透光性部材22の下面にも配置される。
被覆部材23は、光源部20が発する光に対する反射性を有する。被覆部材23は、例えば、光散乱粒子を含む樹脂部材である。被覆部材23の光散乱粒子として例えば、例えば、チタニア、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、ジルコニア、イットリア、フッ化カルシウム、フッ化マグネシウム、五酸化ニオブ、チタン酸バリウム、五酸化タンタル、硫酸バリウム、又は、ガラス等の粒子を用いることができる。被覆部材23の樹脂材料としては、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、環状ポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂若しくはポリエステル樹脂等の熱可塑性樹脂、又は、エポキシ樹脂若しくはシリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。
図3Bに示すように、光源部20は光調整部材25を含むことができる。光調整部材25は、光源部20の上面の少なくとも一部を構成する。光調整部材25は、発光素子21の上側に配置される。光調整部材25は、光源透光性部材22の上側に配置され、光源透光性部材22の上面から出射する光の量や出射方向を調整する。光調整部材25は、発光素子21が発する光に対する反射性及び透光性を有する。光源透光性部材22の上面から出射した光の一部は光調整部材25により反射し、他の一部は光調整部材25を透過する。発光素子21のピーク波長に対する光調整部材25の透過率は、例えば、1%以上50%以下が好ましく、3%以上30%以下であることがより好ましい。光源部20が光調整部材25を含むことにより、光源部20の直上領域が明るくなりすぎることを抑制することができる。これにより、発光モジュール100の輝度むらが軽減される。
光調整部材25は、透光性樹脂と、透光性樹脂中に含まれる光散乱粒子によって構成することができる。光調整部材25の透光性樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、環状ポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂若しくはポリエステル樹脂等の熱可塑性樹脂、又は、エポキシ樹脂若しくはシリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。光調整部材25の光散乱粒子としては、例えば、チタニア、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、ジルコニア、イットリア、フッ化カルシウム、フッ化マグネシウム、五酸化ニオブ、チタン酸バリウム、五酸化タンタル、硫酸バリウム、又は、ガラス等の粒子を用いることができる。また、光調整部材25は、例えば、アルミニウム若しくは銀などの金属部材、又は誘電体多層膜であってもよい。
図3Aに示すように、光源部20は、光調整部材25を含まなくてもよい。このようにすることで、光源部20が発光素子21の上側に配置され光調整部材25を含む場合よりも、第3方向(Z方向)において光源部20を小型化しやすくなる。これにより、第3方向(Z方向)において発光モジュール100を小型化しやすくなる。他の光源部20の形態としては、光源部20は被覆部材23を含まなくてもよい。例えば、発光素子の下面、一対の電極24の下面、及び、光源透光性部材の下面によって光源部の下面が構成されていてもよい。他の光源部20の形態としては、光源部20は発光素子21の単体のみであってもよい。他の光源部20の形態としては、光源部20は、被覆部材23及び光源透光性部材22を含まず、発光素子21の上面に光調整部材25が配置されたものであってもよい。他の光源部20の形態としては、光源部20は、光源透光性部材22を含まず、発光素子21の上面に光調整部材25が配置され、発光素子21の下面に被覆部材23が配置されたものであってもよい。
平面視における光源部20の形状は特に限定されない。平面視における光源部20の形状は、例えば、円形、三角形、四角形、六角形又は八角形等の形状とすることができる。平面視における光源部20の形状が四角形の場合には、光源部20の一対の外縁が第1方向(X方向)と平行でもよく、第1方向(X方向)に対して傾斜していてもよい。本実施形態では、光源部20の一対の外縁が第1方向(X方向)に対して45°傾斜している。
図3Cに示すように、光源部20は、複数の発光素子21を含む光源部201とすることができる。複数の発光素子21は、第1発光素子21Aと、第2発光素子21Bと、第3発光素子21Cと、を含む。第1発光素子21Aの発光ピーク波長と、第2発光素子21Bの発光ピーク波長と、第3発光素子21Cの発光ピーク波長は、特に限定されない。例えば、第1発光素子21Aの発光ピーク波長と、第2発光素子21Bの発光ピーク波長と、第3発光素子21Cの発光ピーク波長は、同じでもよく、それぞれ異なっていてもよい。第1発光素子21Aの発光ピーク波長が610nm以上780nm未満であり、第2発光素子21Bの発光ピーク波長が460nm以上500nm未満であり、第3発光素子21Cの発光ピーク波長が500nm以上570nm未満であることが好ましい。このようにすることで、第1発光素子21Aの赤色光と、第2発光素子21Bの青色光と、第3発光素子21Cの緑色光が組み合わさることで白色光を出射する光源部201を得ることができる。
平面視において、第1発光素子21Aの面積、第2発光素子21Bの面積、及び第3発光素子21Cの面積は特に限定されない。例えば、第1発光素子21Aが赤色光を出射し、第2発光素子21Bが青色光を出射する場合には、平面視において、第1発光素子21Aの面積は、第2発光素子21Bの面積よりも大きいことが好ましい。一般的に赤色光を出射する第1発光素子21Aの発光効率は、青色光を出射する第2発光素子21Bの発光効率よりも低い。このため、平面視において、赤色光を出射する第1発光素子21Aの面積が、青色光を出射する第2発光素子21Bの面積よりも大きいことで第2発光素子21Bよりも発光効率の低い第1発光素子21Aの光を強くすることができる。第1発光素子21Aが赤色光を出射し、第3発光素子21Cが緑色光を出射する場合には、平面視において、第1発光素子21Aの面積は、第3発光素子21Cの面積よりも大きいことが好ましい。
図3Dに示す光源部201の光源透光性部材22は、第1発光素子21Aの上面、及び第2発光素子21Bの上面を覆っている。第1発光素子21Aの上面、及び第2発光素子21Bの上面が光源透光性部材22に覆われていることにより、第1発光素子21Aから出射された光と第2発光素子21Bから出射された光を光源透光性部材22内で混ぜることができる。これにより、光源部201から出射される光の輝度むらを抑制できる。尚、光源部201の光源透光性部材22は、第3発光素子21Cの上面を覆っている。
光源部201の被覆部材23は、第1発光素子21Aの側面、及び第2発光素子21Bの側面を覆っている。このようにすることで、第1発光素子21Aの側面から出射した光の一部が、被覆部材23によって反射される。このため、第1発光素子21Aの側面から出射した光が第2発光素子21Bに吸収されることを抑制できる。これにより、光源部201の光取り出し効率が向上する。尚、光源部201の被覆部材23は、第3発光素子21Cの側面を覆っている。
図3Dに示すように光源部201は、光源透光性部材22の上面を覆う光調整部材25を含む。尚、光源部201は、光調整部材25を含んでいなくてもよい。
図3D、図3Eに示すように、光源部201は、発光素子21の電極と電気的に接続される導電層26を備える。複数の発光素子21は、それぞれ独立駆動可能であることが好ましい。このようにすることで、光源部201の輝度の調整が容易になる。尚、複数の発光素子21は、直列接続されていてもよく、並列接続されていてもよく、直列、及び並列接続が組み合わせられていてもよい。
図3Fに示すように、光源部20は、第1発光素子21A、第2発光素子21B、及び第3発光素子21Cの複数の発光素子21を含む光源部202とすることができる。図3Gに示すように、光源部202の光源透光性部材22は、第1発光素子21Aの上面を覆う第1光源透光性部材22Aと、第2発光素子21Bの上面を覆う第2光源透光性部材22Bと、を含む。第1発光素子21Aの発光ピーク波長は460nm以上500nm未満であり、第2発光素子21Bの発光ピーク波長、及び第3発光素子21Cの発光ピーク波長は500nm以上570nm未満であり、第1光源透光性部材22Aは赤色蛍光体を含む。このようにすることで、第1発光素子21Aの青色光と、第2発光素子21B及び第3発光素子21Cの緑色光と、第1光源透光性部材22Aの赤色光が組み合わさることで白色光を出射する光源部201を得ることができる。赤色蛍光体としては、例えば、KSF系蛍光体、又はKSAF系蛍光体等が挙げられる。発光素子21が発光可能な色、及び蛍光体が発光可能な色は、特に限定されない。例えば、青色の発光が可能な発光素子21と、黄色の発光が可能な蛍光体と、を組み合わせて白色光を得てもよく、青色の発光が可能な発光素子21と、赤色の発光が可能な発光素子21と、緑色の発光が可能な蛍光体と、を組み合わせて白色光を得てもよい。尚、光源部202の光源透光性部材22は、第3発光素子21Cの上面を覆う第3光源透光性部材22Cを含む。
光源部202の光源透光性部材22は、第1光源透光性部材22Aの上面、及び第2光源透光性部材22Bの上面を覆う第4光源透光性部材22Dを含む。第1光源透光性部材22Aの上面、及び第2光源透光性部材22Bの上面が第4光源透光性部材22Dに覆われることによって、第1光源透光性部材22Aから出射された光と第2光源透光性部材22Bから出射された光を第4光源透光性部材22D内で混ぜることができる。これにより、光源部202から出射される光の輝度むらを抑制できる。尚、第4光源透光性部材22Dは、第3光源透光性部材22Cの上面を覆っている。
光源部202の被覆部材23は、第1発光素子21Aの側面、第1光源透光性部材22Aの側面、第2発光素子21Bの側面、及び第2光源透光性部材22Bの側面を覆っている。このようにすることで、第1発光素子21Aの側面から出射した光の一部が、被覆部材23によって反射される。このため、第1発光素子21Aの側面から出射した光が第2発光素子21B及び/又は第2光源透光性部材22Bに吸収されることを抑制できる。これにより、光源部202の光取り出し効率が向上する。尚、被覆部材23は、第3発光素子21Cの側面及び第3光源透光性部材22Cの側面を覆っている。
図3Gに示すように光源部202は、光源透光性部材22の上面を覆う光調整部材25を含む。尚、光源部202は、光調整部材25を含んでいなくてもよい。光源部202は、発光素子21の電極と電気的に接続される導電層26を備える。
(第1透光性部材30)
第1透光性部材30は、光源部20が発する光に対する透光性を有する部材である。光源部20のピーク波長に対する第1透光性部材30の透過率は、例えば、60%以上が好ましく、80%以上がより好ましい。第1透光性部材30の材料として、例えば、エポキシ若しくはシリコーン等の熱硬化性樹脂、又は、アクリル、ポリカーボネート、環状ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート若しくはポリエステル等の熱可塑性樹脂等を用いることができる。
第1透光性部材30は、導光部材10の第1貫通孔10Hに配置される。第1透光性部材30は、光源部20を覆う。発光モジュール100が備える第1透光性部材30の数は、1つでもよく、複数でもよい。本実施形態では、発光モジュール100は複数の第1透光性部材30を備えており、複数の第1透光性部材30がそれぞれ光源部20を覆っている。
図2に示すように、第1透光性部材30は、光源部20及び導光部材10と接することが好ましい。このようにすることで、光源部20からの光が導光部材10に入射しやすくなる。第1透光性部材30の母材の屈折率は、導光部材10の母材の屈折率よりも低いことが好ましい。このようにすることで、第1透光性部材30から導光部材10に進む光が、第1透光性部材30と導光部材10との界面において全反射することを抑制できる。これにより、光源部20からの光が導光部材10に導光しやすくなるので、発光モジュール100の輝度むらを軽減させやすくなる。本明細書において、屈折率とは光源部20のピーク波長に対する屈折率である。
図2に示すように、第1透光性部材30は、光源部20の上面の少なくとも一部を露出させるように配置されていることが好ましい。このようにすることで、第1透光性部材30が光源部20の上面の全てを覆う場合よりも第3方向(Z方向)において発光モジュール100を小型化しやすくなる。尚、第1透光性部材30は、光源部20の上面を覆っていてもよい。第1透光性部材30が光源部20の上面を覆うことによって、光源部20の直上領域における輝度の調整が容易になる。例えば、光源部20の上面を覆う部分の第1透光性部材30の厚さを変更することにより光源部20の直上領域における輝度を調整できる。これにより、輝度の調整が容易になるので、発光モジュール100の輝度むらを軽減させやすくなる。
第1透光性部材30は、第3方向(Z方向)において、単層で構成されてもよいし、複数の層の積層体で構成されてもよい。また、第1透光性部材30は蛍光体や光散乱粒子を含んでいてもよい。第1透光性部材30が積層体である場合には、各層が蛍光体及び/又は光散乱粒子を含んでいてもよく、含んでいなくてもよい。例えば、第1透光性部材30が、蛍光体を含む層と、蛍光体を含まない層とで構成されていてもよい。
(第1反射部材40)
第1反射部材40は、光源部20が発する光に対する反射性を有する部材である。第1反射部材40の反射率は、例えば、60%以上が好ましく、80%以上がより好ましい。本明細書において、反射率とは光源部20のピーク波長に対する反射率である。第1反射部材40は、単層で構成されてもよいし、複数の層の積層体で構成されてもよい。
図2に示すように、第1反射部材40は、光源部20の上側に配置される。これにより、光源部20の直上領域が明るくなりすぎることを抑制することができる。第1反射部材40は、第1透光性部材30の上側に配置される。平面視において、第1反射部材40の外縁は、光源部20の外縁よりも外側に位置する。これにより、光源部20の直上の周辺領域が明るくなりすぎることを抑制することができる。本明細書において、第1反射部材40が光源部20の上側に配置されるとは、平面視において第1反射部材40と光源部20とが重なり、その重なる部分において第1反射部材40が光源部20の上方向に位置することである。上方向とは、第3方向(Z方向)において、導光部材10の第2面102側から第1面101側へ向かう方向のことである。また、下方向とは、第3方向(Z方向)において、導光部材10の第1面101側から第2面102側へ向かう方向のことである。本明細書において、第1反射部材40が第1透光性部材30の上側に配置されるとは、平面視において第1反射部材40と第1透光性部材30とが重なり、その重なる部分において第1反射部材40が第1透光性部材30の上方向に位置することである。発光モジュール100が備える第1反射部材40の数は、1つでもよく、複数でもよい。本実施形態では、発光モジュール100は複数の第1反射部材40を備えており、複数の第1反射部材40がそれぞれ光源部20の上側に配置される。
図4に示すように、第1反射部材40は、第1樹脂部材41Aと、第1樹脂部材41Aよりも屈折率が低い第1反射体41Bと、を含む。このようにすることで、第1樹脂部材41Aに入射した光源部20からの光の一部が、第1樹脂部材41Aと第1反射体41Bとの界面において全反射する。このため、光源部20の上方へ光が抜ける抑制できるので、光源部20の直上領域が明るくなりすぎることを抑制できる。これにより、発光モジュール100の輝度むらを軽減できる。
第1樹脂部材41Aの屈折率は、第1透光性部材30の母材の屈折率よりも高いことが好ましい。このようにすることで、第1樹脂部材41Aと第1反射体41Bの屈折率差を大きくしやすくなる。これにより、第1樹脂部材41Aから第1反射体41Bに進む光の一部が、第1樹脂部材41Aと第1反射体41Bとの界面において全反射しやすくなる。これにより、光源部20の上方へ光が抜ける抑制できるので、光源部20の直上領域が明るくなりすぎることを抑制できる。
図4に示すように、第1反射体41Bは、断面視において、横方向(X方向及び/又はY方向)における最大長さL1が、上下方向(Z方向)における最大長さL2よりも長いことが好ましい。このようにすることで、第1反射体41Bが球状の場合よりも光源部20と対向する第1反射体41Bの面を平らな面に近づけやすくなる。これにより、光源部20から出射された光が、平面視において光源部20の周囲に位置する第1反射部材40の一部によって反射された場合に、光源部20から離れる方向に反射されやすくなる。これにより、光源部20から出射された光が光源部20に吸収されることを低減できるので、発光モジュール100の光取り出し効率が向上する。また、光源部20の光源透光性部材22が蛍光体を含んでいる場合には、光源部20に戻る光を低減することができるので、光源透光性部材22に含まれる蛍光体によって、光源部20からの光の波長が変換されすぎることを抑制できる。横方向(X方向及び/又はY方向)における第1反射体41Bの最大長さL1は、特に限定されない。例えば、横方向(X方向及び/又はY方向)における第1反射体41Bの最大長さL1は、上下方向(Z方向)における第1反射体41Bの最大長さL2の2倍以上である。
第1反射部材40は、複数の第2貫通孔40Hを有していることが好ましい。複数の第2貫通孔40Hは、第1反射部材40の上面から下面まで貫通している。第1反射部材40は、複数の第2貫通孔40Hを有することにより、第1反射部材40の直上領域における輝度の調整が容易になる。例えば、第2貫通孔40Hの大きさや位置を変更することにより、第1反射部材40によって遮られる光源部20からの光を調整できる。これにより、第1反射部材40の直上領域における輝度の調整が容易になるので、発光モジュール100の輝度むらを軽減させやすくなる。平面視において、複数の第2貫通孔40Hの全てが光源部20から離れて位置することが好ましい。このようにすることで、光源部20の直上領域が明るくなりすぎることを抑制することができる。
断面視において、第2貫通孔40Hを画定する第1反射部材40の側面は、第1反射部材40の下面側から第1反射部材40の上面側に向かって第2貫通孔40Hの横方向における長さが長くなるように傾斜していることが好ましい。このようにすることで、光源部20からの光を上方に取り出しやすくなる。尚、断面視において、第2貫通孔40Hを画定する第1反射部材40の側面は、第1反射部材40の下面側から第1反射部材40の上面側に向かって第2貫通孔40Hの横方向における長さが短くなるように傾斜していてもよい。また、尚、断面視において、第2貫通孔40Hを画定する第1反射部材40の側面は、傾斜していなくてもよい。
断面視において、第2貫通孔40Hを画定する第1反射部材40の側面は、凸部、又は、凹部を有していていることが好ましい。例えば、第2貫通孔40Hを画定する第1反射部材40の側面に設けられた凸部、又は、凹部の大きさや位置を変更することにより、第1反射部材40によって遮られる光源部20からの光を調整できる。これにより、輝度の調整が容易になるので、発光モジュール100の輝度むらを軽減させやすくなる。
第1反射部材40は、第2貫通孔40Hの周囲に上方向に延びる凸部40A(以下、第1反射凸部という)を有することが好ましい。第1反射凸部40Aは、第1反射部材40の上面側に設けられる。発光モジュール100の上方にプリズムシート又は光拡散シートなどの光学シートを設ける場合に、第1反射凸部40Aと光学シートとが接していても、第1反射部材40と光学シートとの間に空気の層が配置されやすくなる。光源部20からの光が、第1反射部材40と光学シート間の空気の層によって、反射、又は、屈折することにより、光源部20から遠い領域まで光を広げやすくなる。これにより、発光モジュールの輝度むらを低減することができる。第1反射部材40は、第2貫通孔40Hの周囲に下方向に延びる凸部(以下、第2反射凸部という)を有していてもよい。第2反射凸部は、第1反射部材40の下面側に設けられる。第1反射部材40が、第2反射凸部を有することにより後述する接着部材45と第1反射部材40とが接する面積を大きくしやすくなる。これにより、接着部材45と第1反射部材40の密着性を向上させることができる。
平面視において、第1反射部材40は、横方向に凹む複数の凹部40B(以下、第1反射凹部という)を有することが好ましい。第1反射凹部40Bは、第1反射部材40の外縁に設けられる。第1反射部材40が第1反射凹部40Bを有することにより、第1反射部材40の周囲における輝度の調整が容易になる。例えば、第1反射凹部40Bの大きさや位置を変更することにより、第1反射部材40によって遮られる光源部20からの光を調整できる。これにより、第1反射部材40の周囲における輝度の調整が容易になるので、発光モジュール100の輝度むらを軽減させやすくなる。また、第1反射部材40が複数の第1反射凹部40Bを有することにより、第1反射部材40の外縁近傍において輝度が高い部分と輝度が低い部分とが散在しやすくなる。これにより、第1反射部材40外縁近傍において、第1反射部材40の外縁よりも内側に位置する部分の輝度と第1反射部材40の外縁よりも外側に位置する部分の輝度との境界を目立たなくすることができる。第1反射凹部40Bの大きさは特に限定されない。第1方向における第1反射凹部40Bの最大の長さは、第1方向における第2貫通孔40Hの最大の長さよりも長くてもよい。第2方向における第1反射凹部40Bの最大の長さは、第2方向における第2貫通孔40Hの最大の長さよりも長くてもよい。
図1に示すように、平面視において、第1反射部材40の外縁は導光部材10の第1貫通孔10Hの外縁よりも内側に位置していることが好ましい。このようにすることで、平面視において、第1反射部材40から露出する第1透光性部材30の面積を大きくしやすくなる。これにより、光源部20からの光を第1透光性部材30の上面から上方に取り出しやすくなる。図5に示す面状光源301のように、平面視において、第1反射部材40の外縁は、導光部材10の第1貫通孔10Hの外縁よりも外側に位置していてもよい。このようにすることで、導光部材10の第1貫通孔10Hの外縁が第1反射部材40に覆われる。これにより、第1貫通孔10Hの外縁の近傍が明るくなりすぎることを抑制することができ、発光モジュール100の輝度むらを軽減させやすくなる。尚、図7に示す面状光源302のように、平面視において、第1反射部材40の外縁は、導光部材10の第1貫通孔10Hの外縁よりも内側に位置する部分と、導光部材10の第1貫通孔10Hの外縁よりも外側に位置する部分と、を備えていてもよい。
第1樹脂部材41Aの材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、オレフィン樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂又はエポキシ樹脂などが挙げられる。第1反射体41Bとしては、例えば、空気等の気体が挙げられる。その他の第1反射体41Bの材料としては、例えば、二酸化ケイ素、フッ化カルシウム又はフッ化マグネシウムなどの粒子が挙げられる。尚、第1反射部材40は、第1樹脂部材41Aの屈折率より高い反射体を含んでいてもよく、含んでいなくてもよい。第1反射部材40が、第1樹脂部材41Aの屈折率より高い反射体を含んでいることにより更に光源部20の直上領域が明るくなりすぎることを抑制することができる。
図2、図6、図8に示すように、光源部20と第1反射部材40との間に透光性の接着部材45を配置して、光源部20と第1反射部材40を固定することができる。本明細書において、接着部材45を第2透光性部材と称することがある。また、第1透光性部材30と第1反射部材40との間に透光性の接着部材45を配置して、第1透光性部材30と第1反射部材40を固定することができる。接着部材45の材料としては、例えば、アクリル、ポリカーボネート、環状ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、若しくは、ポリエステル等の熱可塑性樹脂、エポキシ、若しくは、シリコーン等の熱硬化性樹脂等を用いることができる。また、接着部材45としては、シート状の光学用透明粘着剤(OCA)を用いてもよい。尚、第1反射部材40が接着性を有している場合には、光源部20と、第1反射部材40と、が接することにより固定してもよい。
平面視において、接着部材45は、第1反射部材40の第2貫通孔40Hと重なることが好ましい。つまり、図2、図6に示すように、第1反射部材40の第2貫通孔40Hの下方に接着部材45が位置すること好ましい。これにより、第2貫通孔40Hから抜ける光を接着部材45によって調整することができるので、発光モジュール100の輝度むらを軽減させやすくなる。
接着部材45は、第1反射部材40の側面の少なくとも一部と接することが好ましい。このようにすることで、接着部材45と第1反射部材40の密着性が向上する。接着部材45は、第2貫通孔40Hを画定する第1反射部材40の側面の少なくとも一部と接することが好ましい。このようにすることで、接着部材45と第1反射部材40の密着性が向上する。
接着部材45は、貫通孔を有していてもよい。平面視において、接着部材45の貫通孔は、第1反射部材40の第2貫通孔40Hと重なっていてもよい。つまり、図8に示すように、第1反射部材40の第2貫通孔40Hの下方に、接着部材45が位置していない部分があってもよい。このようにすることで、第2貫通孔40Hから光が抜けやすくなるので発光モジュール100の光取り出し効率が向上する。
(第2反射部材50)
図2に示すように、発光モジュール100は、更に第2反射部材50を備えている。第2反射部材50は、光源部20が発する光に対する反射性を有する部材である。第2反射部材50の反射率は、例えば、60%以上が好ましく、80%以上がより好ましい。
第2反射部材50は、区画溝18内に配置される。本実施形態では、第2反射部材50は、区画溝18の内面に沿うように層状に配置されている。第2反射部材50は、単層で構成されてもよいし、複数の層の積層体で構成されてもよい。また、第2反射部材50は、区画溝18内に充填されていてもよい。第2反射部材50が区画溝18内に配置されることにより。例えば、発光状態の発光領域から非発光状態の発光領域への導光が、第2反射部材50により制限される。これにより、発光状態の発光領域と非発光状態の発光領域とのコントラスト比を向上させることができる。尚、発光モジュール100は、第2反射部材50を備えていなくてもよい。
第2反射部材50は、第2樹脂部材と、第2樹脂部材中に含まれる第2反射体によって構成することができる。第2樹脂部材としては、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、環状ポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂若しくはポリエステル樹脂等の熱可塑性樹脂、又は、エポキシ樹脂若しくはシリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。第2反射体として、例えば、チタニア、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、ジルコニア、イットリア、フッ化カルシウム、フッ化マグネシウム、五酸化ニオブ、チタン酸バリウム、五酸化タンタル、硫酸バリウム、又は、ガラス等の粒子を用いることができる。第2反射部材50は、例えば、アルミニウム若しくは銀などの金属部材、又は誘電体多層膜であってもよい。
(支持部材200)
支持部材200は、発光モジュール100が配置される部材である。支持部材200は、導光部材10及び光源部20を支持する。導光部材10は、第2面102を支持部材200の上面に対向させて、支持部材200上に配置される。
支持部材200は、配線基板60を有する。配線基板60は、絶縁基材61と、絶縁基材61の少なくとも一方の面に配置された少なくとも1層の配線層62とを有する。絶縁基材61は、リジッド基板であってもよく、フレキシブル基板であってもよい。面状光源の薄型化のため、絶縁基材61はフレキシブル基板であることが好ましい。絶縁基材61は、第3方向(Z方向)において単層で構成されてもよいし、複数の層の積層体で構成されてもよい。例えば、絶縁基材61は、単層のフレキシブル基板で構成されていてもよく、複数のリジッド基板の積層体で構成されていてもよい。絶縁基材61の材料として、例えば、ポリイミドなどの樹脂を用いることができる。配線層62は、金属膜であり、例えば銅膜である。
支持部材200は、配線基板60上に配置された第1接着層71と、第1接着層71上に配置された第3反射部材80と、第3反射部材80上に配置された第2接着層72と、をさらに有する。
第1接着層71は、絶縁基材61と第3反射部材80との間に配置され、絶縁基材61と第3反射部材80を接着している。第1接着層71は、例えば、光散乱粒子を含む樹脂層である。第1接着層71の樹脂として、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、環状ポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂若しくはポリエステル樹脂等の熱可塑性樹脂、又は、エポキシ樹脂若しくはシリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。第1接着層71の光散乱粒子として、例えば、チタニア、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、ジルコニア、イットリア、フッ化カルシウム、フッ化マグネシウム、五酸化ニオブ、チタン酸バリウム、五酸化タンタル、硫酸バリウム、又は、ガラス等の粒子を用いることができる。
第1接着層71の樹脂の屈折率は、第3反射部材80の樹脂の屈折率よりも低いことが好ましい。このようにすることで、第3反射部材80から第1接着層71に進む光の一部が、第3反射部材80と第1接着層71との界面において全反射する。これにより、発光モジュール100の下方へ抜ける光を抑制できるので、発光モジュール100の光取り出し効率が向上する。
第3反射部材80は、導光部材10の第2面102の下方、光源部20の下方、第1透光性部材30の下方、及び区画溝18の下方に配置されている。第3反射部材80は、光源部20が発する光に対する反射性を有する。第3反射部材80は、第3樹脂部材と、第3樹脂部材中に含まれる第3反射体によって構成することができる。第3反射部材80として、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、オレフィン樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂又はエポキシ樹脂などが挙げられる。第3反射体としては、例えば、空気等の気体が挙げられる。その他の第3反射体の材料としては、例えば、二酸化ケイ素、フッ化カルシウム又はフッ化マグネシウムなどの粒子が挙げられる。
第3反射体の屈折率は、第3樹脂部材の屈折率よりも低いことが好ましい。このようにすることで、第3樹脂部材に入射した光源部20からの光の一部が、第3樹脂部材と第3反射体との界面において全反射する。これにより、第3反射部材80から下方へ光が抜ける抑制できるので、発光モジュール100の光取り出し効率が向上する。
第3樹脂部材の屈折率は、第1透光性部材30の母材の屈折率よりも高いことが好ましい。このようにすることで、第3樹脂部材と第3反射体の屈折率差を大きくしやすくなる。これにより、第3樹脂部材に入射した光源部20からの光の一部が、第3樹脂部材と第3反射体との界面において全反射しやすくなる。
第2接着層72は、第3反射部材80と導光部材10の第2面102との間に配置され、第3反射部材80と導光部材10を接着している。光源部20は、導光部材10の第1貫通孔10H内において第2接着層72上に配置される。第2接着層72の材料として、例えば、上述の第1接着層71に用いることができる樹脂として列挙した樹脂から選択することができる。また、第2接着層72は、光散乱粒子を含んでもよく、その光散乱粒子は、例えば、上述の第1接着層71に用いることができる光散乱粒子として列挙した光散乱粒子から選択することができる。
第2接着層72の樹脂の屈折率は、導光部材10の母材の屈折率よりも低いことが好ましい。このようにすることで、導光部材10から第2接着層72に進む光の一部が、導光部材10と第2接着層72との界面において全反射する。これにより、発光モジュール100の下方へ抜ける光を抑制できるので、発光モジュール100の光取り出し効率が向上する。第2接着層72の樹脂の屈折率は、第1透光性部材30の屈折率よりも低いことが好ましい。このようにすることで、第1透光性部材30から第2接着層72に進む光の一部が、第1透光性部材30と第2接着層72との界面において全反射する。これにより、発光モジュール100の下方へ抜ける光を抑制できるので、発光モジュール100の光取り出し効率が向上する。
支持部材200は、導電部材90をさらに有する。導電部材90は、例えば、樹脂と、樹脂中に含まれる金属粒子とを含む。導電部材90の樹脂として、例えば、エポキシ樹脂又はフェノール樹脂を用いることができる。金属粒子として、例えば、銅又は銀の粒子を用いることができる。
導電部材90は、接続部91と配線部92とを有する。接続部91は、第2接着層72、第3反射部材80、第1接着層71、及び絶縁基材61を第3方向(Z方向)において貫通している。配線部92は、配線基板60における配線層62が配置された面に配置され、接続部91と接続している。接続部91と配線部92は、例えば同じ材料で一体に形成することができる。配線部92の一部は、配線層62と接続している。
光源部20の正負の一対の電極24に対応して、一対の導電部材90が互いに離れて配置されている。一方の導電部材90の接続部91は、光源部20の下方において正側の電極24と接続され、他方の導電部材90の接続部91は、光源部20の下方において負側の電極24と接続されている。光源部20の電極24は、導電部材90及び配線層62と電気的に接続されている。
支持部材200は、第1絶縁層95をさらに有する。第1絶縁層95は、配線基板60の下面に配置され、配線層62を覆っている。第1絶縁層95の材料として、例えば、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂又はアクリル樹脂を用いることができる。
支持部材200は、第2絶縁層96をさらに有する。第2絶縁層96は、導電部材90の下面に配置され、導電部材90を覆っている。第2絶縁層96の材料として、例えば、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂又はアクリル樹脂を用いることができる。
導光部材10の変形例を図9から図15を参照して説明する。図9に示す面状光源303のように、導光部材10は導光孔部11を含んでいてもよい。平面視において、導光孔部11は第1貫通孔10Hと区画溝18との間に位置する。図10に示すように、導光孔部11は導光部材10の第1面101側のみ開口する凹部である。導光孔部11は導光部材10の第1面101から第2面102まで貫通していてもよく、導光部材10の第2面102側のみ開口する凹部であってもよい。導光部材10が導光孔部11を含むことにより、導光部材10の表面積を大きくすることができる。このようにすることで、導光部材10の表面から導光部材10の外部に取り出される光の量を増やすことができる。これにより、輝度の調整が容易になるので、発光モジュール100の輝度むらを軽減させやすくなる。尚、導光孔部11が凹部である場合には、Z方向における凹部の深さは、導光部材10の厚さの0.1倍以上である。
図10に示すように、横方向(X方向及び/又はY方向)において、導光孔部11の少なくとも一部が、光源部20と重なることが好ましい。このようにすることで、光源部20から横方向に進む光の少なくとも一部が、導光孔部11の表面で屈折して上方向に進む光に変換される。結果、上方に取り出される光の量を増やすことができる。これにより、輝度の調整が容易になるので、発光モジュール100の輝度むらを軽減させやすくなる。
平面視における導光孔部11の形状は、特に限定されない。図9、図11、図12に示すように、本実施形態の導光孔部11は、1方向に延びている形状である。平面視における導光孔部11の形状は、2方向に延びるV字形又はL字形であってもよい。また、平面視における導光孔部11の形状は、円形、楕円形、又は、三角形、四角形、六角形若しくは八角形等の多角形であってもよい。
第2面102に位置する第1導光部10Aの外縁のうちで第1光源20Aから最も遠い点を第1点P1と称し、第2面102に位置する第1導光部10Aの外縁のうちで第1光源20Aから最も近い点を第2点P2と称する。本実施形態では、第1点P1は第1導光部10Aの角に位置し、第2点P2は第1導光部10Aの各辺の中心に位置する。第1点P1及び第2点P2は、それぞれが、1つでもよいし、複数でもよい。
図11に示す面状光源304のように、平面視において、導光孔部11は第1光源20Aの中心と第1点P1とを結ぶ第1仮想直線上に位置することが好ましい。このようにすることで、発光モジュールの輝度むらが軽減される。第1光源20Aから遠い第1点P1は、第1光源20Aに近い第2点P2よりも輝度が低くなりやすいが、第1仮想直線上に導光孔部11が位置することにより、第1点P1の近傍において導光部材10の外部に取り出される光の量を増やしやすくなる。これにより、第1点P1での輝度と第2点P2での輝度とに差が生じるのを抑制できるので、発光モジュールの輝度むらが軽減される。尚、図9に示すように、平面視において、導光孔部11が第1光源20Aの中心と第1点P1とを結ぶ第1仮想直線上に位置していなくてもよい。
図11に示すように、第1仮想直線上に複数の導光孔部11が位置することが好ましい。このようにすることで、第1点P1の近傍における輝度の調整が容易になるので、発光モジュールの輝度むらを軽減させやすくなる。
図12に示す面状光源305のように、平面視において、第1光源20Aの中心と第2点P2とを結ぶ第2仮想直線上に導光孔部11が位置していてもよい。平面視において、第1仮想直線上に位置する導光孔部11の一点から第1光源20Aの中心までの最短長さは、第2仮想直線上に位置する導光孔部11の一点から第1光源20Aの中心までの最短長さよりも長いことが好ましい。このようにすることで、第1仮想直線上に位置する導光孔部11が第1点P1の近傍に位置しやすくなる。これにより、第1点P1の近傍において導光部材10の外部に取り出される光を増やしやすくなる。本明細書において、第1仮想直線上に位置する導光孔部11の一点から第1光源20Aの中心までの最短長さとは、第1仮想直線上に複数の導光孔部11が位置する場合には、複数の導光孔部11のうちで最も第1仮想直線上に位置する導光孔部11の一点から第1光源20Aの中心までが長さが最も短くなる時の長さとする。第2仮想直線上に位置する導光孔部11の一点から第1光源20Aの中心までの最短長さとは、第2仮想直線上に複数の導光孔部11が位置する場合には、複数の導光孔部11のうちで第2仮想直線上に位置する導光孔部11の一点から第1光源20Aの中心までが長さが最も短くなる時の長さとする。
第2仮想直線上に位置する導光孔部11の数は、第1仮想直線上に位置する導光孔部11の数よりも少ないことが好ましい。図12に示す実施形態では、第2仮想直線上に位置する導光孔部11は1つであり、第1仮想直線上に位置する導光孔部11は4つである。このようにすることで、第1光源20Aに近い第2点P2の近傍が明るくなりすぎることを抑制できる。図11に示すように、第2仮想直線上に導光孔部11が位置していなくてもよい。このようにすることで、第1光源20Aに近い第2点P2の近傍が明るくなりすぎることを抑制できる。
図13に示す面状光源306のように、導光孔部11は、第1光源20Aの中心に近い導光孔部11の端部から第1光源20Aから離れるように第1方向(X方向)及び第2方向(X方向)に傾斜して延びていてもよい。このようにすることで、導光孔部11が延びる方向に第1光源20Aからの光の一部を導くことができる。これにより、発光モジュールの輝度むらを軽減させることができる。
図13に示す面状光源306のように、第1導光部10Aに設けられる導光孔部11の形状と、第2導光部10Bに設けられる導光孔部11の形状とは異なっていてもよい。例えば、導光部材10に導光孔部11を形成する前に、第1導光部10Aの輝度むらと第2導光部10Bの輝度むらを確認する。第1導光部10Aの輝度むらと第2導光部10Bの輝度むらを確認した後に、第1導光部10A及び第2導光部10Bのそれぞれに適した導光孔部11を導光部材10に形成する。このようにすることで、発光モジュールの輝度むらを軽減させることができる。例えば、導光部材10に導光孔部11を形成する前に輝度むらが所望の範囲に抑えられていれば、図13の第4導光部10Dのように導光部材10に導光孔部11を設けなくてもよい。第1導光部10Aの輝度むらと第2導光部10Bの輝度むらを確認する方法としては、例えば、2次元色彩輝度計(コニカミノルタ製CA-2500)で輝度を測定することで確認できる。
図14に示すように、第2透光性部材45は、第1透光性部材30と第1反射部材40との間に位置する。第2透光性部材45は、第2貫通孔40Hを画定する第1反射部材40の側面の少なくとも一部と接することが好ましい。このようにすることで、接着部材45と第1反射部材40の密着性が向上する。
図14に示すように、第2透光性部材45は、第1反射部材40の上面の少なくとも一部と接することが好ましい。このようにすることで、第2透光性部材45と第1反射部材40の密着性が向上する。第2透光性部材45は、第2貫通孔40Hを画定する第1反射部材40の側面と、第1反射部材40の上面と、を連続して覆っていることが好ましい。第2透光性部材45が第1反射部材40の上面を覆っていることにより、平面視において第1反射部材40から露出する第2透光性部材45の面積を大きくすることができる。第2貫通孔40Hを通ってきた光の一部は、平面視において面積の大きい第2透光性部材45から外部に取り出される。これにより、平面視における第2貫通孔40Hの内側の輝度と第2貫通孔40Hの外側の輝度の差を低減させやすくなる。
図14に示すように、第2貫通孔40Hの上側に位置する第2透光性部材45の上面は、湾曲した凸形状を含んでいることが好ましい。このようにすることで、第2透光性部材45の上面がレンズの役割を果たすので、光源部からの光を外部に取り出し易くなる。これにより、発光モジュールの光取り出し効率が向上する。
図14に示すように、第2透光性部材45は、第1反射部材40の凸部40Aと接することが好ましい。このようにすることで、第2透光性部材45と第1反射部材40の密着性が向上する。第2透光性部材45は、第1反射部材40の外側面と接することが好ましい。このようにすることで、第2透光性部材45と第1反射部材40の密着性が向上する。
図15に示すように、複数の第2貫通孔40Hは、隣り合う第3貫通孔40H1と第4貫通孔40H2を有する。断面視において、第3貫通孔40H1を画定する第1反射部材40の側面と、第3貫通孔40H1と第4貫通孔40H2の間に位置する第1反射部材40の上面と、第4貫通孔40H2を画定する第1反射部材40の側面と、が連続して覆われていることが好ましい。このようにすることで、第2透光性部材45と第1反射部材40の密着性が向上する。また、第1反射部材40の上面が第2透光性部材45に覆われていることにより、平面視において第1反射部材40から露出する第2透光性部材45の面積を大きくすることができる。第3貫通孔40H1又は第4貫通孔40H2を通ってきた光の一部は、平面視において面積の大きい第2透光性部材45から外部に取り出される。これにより、平面視における第3貫通孔40H1及び第4貫通孔40Hの内側の輝度と第3貫通孔40H1及び第4貫通孔40Hの外側の輝度の差を低減させやすくなる。
底面視における導電部材90の接続部91の形状は特に限定されない。図16に示すように底面視における接続部91の形状は、三角形であってもよい。底面視における接続部91の形状は、円形、楕円形、四角形等の多角形とすることができる。底面視において、光源部20の電極24の外縁から接続部91の外縁までの長さが最短になる部分は、一対の電極24の間に位置することが好ましい。このようにすることで、一対の電極24に対応するように配置される一対の導電部材90が接して短絡することを抑制しやすくなる。一対の電極24の間において、一対の電極24のうちの一方と電気的に接続される接続部91の外縁と一対の電極24のうちの他方と電気的に接続される接続部91の外縁とは平行であることが好ましい。このようにすることで、一対の導電部材90が接して短絡することを抑制しやすくなる。
面状光源の変形例を図17から図18Eを参照して説明する。図17、図18Aに示すように、発光モジュール100の導光部材10は、第1導光部10A、第2導光部10B及び第3導光部10Cを含む複数の導光部材10を備えている。第1方向(X方向)において、第1導光部10Aと第2導光部10Bは隣り合っている。第1方向(X方向)と直交する第2方向(Y方向)において、第1導光部10Aと第3導光部10Cは隣り合っている。図17に示すように、面状光源307の発光モジュール100は、第3透光性部材46を備えている。第3透光性部材46は、第2導光部10B及び第3導光部10Cと隣り合っている。第1方向(X方向)において、第3透光性部材46と第3導光部10Cは隣り合っている。第2方向(Y方向)において、第3透光性部材46と第2導光部10Bは隣り合っている。発光モジュール100が第3透光性部材46を備えることにより、第2導光部10B及び/又は第3導光部10Cの近傍の輝度の調整が容易になる。第2導光部10Bの第1貫通孔10Hに配置される第2光源20Bからの光及び/又は第3導光部10Cの第1貫通孔10Hに配置される第3光源20Cからの光が第3透光性部材46に入射する。これにより、第2導光部10B及び第3導光部10Cの近傍に位置する第3透光性部材46の直上領域における輝度の調整が容易になる。尚、本明細書において隣り合うとは1方向において一部でも重なっていればよい。例えば、第1方向(X方向)において、第1導光部10Aと第2導光部10Bが隣り合っているとは、第1方向(X方向)において、第1導光部10Aの少なくとも一部が第2導光部10Bと重なる部分を有していることである。
図18Bに示すように、第3透光性部材46は、第3透光性部材46の上面401側に開口する孔部46Hを有することが好ましい。第3透光性部材46が孔部46Hを含むことにより、第3透光性部材46の表面積を大きくすることができる。これにより、第3透光性部材46に入射した光を第3透光性部材46の外部に取り出しやすくなる。例えば、第3透光性部材46が孔部46Hを含むことにより、光源部20からの横方向に進む光が孔部46Hを画定する第3透光性部材46の表面に当たりやすくなる。このため、孔部46Hを画定する第3透光性部材46の表面から導光部材10の外部に取り出される光の量を増やすことができる。これにより、第3透光性部材46の直上領域の輝度を向上させることができる。本実施形態では、第3透光性部材46の孔部46Hは、上面401側のみ開口する凹部である。尚、第3透光性部材46の孔部46Hは、上面401から下面402まで貫通する貫通孔であってもよく、下面402側のみ開口する凹部であってもよい。第3透光性部材46は、複数の孔部46Hを有していることが好ましい。このようにすることで、第3透光性部材46の表面積を大きくしやすくなる。これにより、第3透光性部材46に入射した光を第3透光性部材46の外部に取り出しやすくなる。
図18Bに示すように、第3透光性部材46の孔部46Hの少なくとも一部は、横方向において、光源部20と重なることが好ましい。このようにすることで、第3透光性部材46に入射した光源部20からの光を孔部46Hによって、第3透光性部材46の外部に取り出しやすくなる。これにより、第3透光性部材46の直上領域の輝度を向上させることができる。
図18Aに示すように、第3透光性部材46の孔部46Hは、平面視において、第1方向(X方向)及び第2方向(Y方向)と交差する方向に延びる部分を有することが好ましい。このようにすることで、第2光源20Bから第2方向(Y方向)に進む光、及び、第3光源20Cから第1方向(X方向)に進む光を第3透光性部材46の孔部46Hによって第3透光性部材46の外部に取り出しやすくなる。これにより、第3透光性部材46の直上領域の輝度を向上させることができる。平面視において、第3透光性部材46の孔部46Hが延びる方向と、第1方向(X方向)と、がなす角度が30°以上60°以下であることが好ましい。このようにすることで、第2光源20Bから第2方向(Y方向)に進む光、及び、第3光源20Cから第1方向(X方向)に進む光を第3透光性部材46の孔部46Hによって第3透光性部材46の外部に取り出しやすくなる。尚、本明細書において、平面視において、第3透光性部材46の孔部46Hが延びる方向と、第1方向(X方向)と、がなす角度とは、第3透光性部材46の孔部46Hが延びる方向と第1方向とがなす角度のうち90°以下の角度を意味する。
平面視における第3透光性部材46の孔部46Hの形状は、特に限定されない。図18Aに示すように、本実施形態の第3透光性部材46の孔部46Hは、1方向に延びている形状である。図18Cに示すように、平面視における第3透光性部材46の孔部46Hの形状は、曲線部分を有していてもよい。また、平面視における第3透光性部材46の孔部46Hの形状は、2方向に延びるV字形又はL字形であってもよい。2方向に延びる部分が繋がる部分は丸みを有していてもよい。図18Dに示すように、第3透光性部材46の孔部46Hは、第1方向(X方向)延びる部分と第2方向(Y方向)延びる部分とを有していてもよい。図18Eに示すように平面視における第3透光性部材46の孔部46Hの形状は、円形であってもよい。また、平面視における第3透光性部材46の孔部46Hの形状は、楕円形、又は、三角形、四角形、六角形若しくは八角形等の多角形であってもよい。図18Eに示すように、平面視において、第3透光性部材46の複数の孔部46Hは、図18Aに示す第3透光性部材46の孔部46Hが延びる方向に並んで配置されていてもよい。例えば、平面視において、第3透光性部材46の複数の孔部46Hが第1方向(X方向)及び第2方向(Y方向)と交差する方向に並んで配置されていてもよい。また、平面視において、第3透光性部材46の複数の孔部46Hは、図18C又は図18Dに示す第3透光性部材46の孔部46Hが延びる方向に並んで配置されていてもよい。
第3透光性部材46の材料としては、導光部材10と同様の材料を用いることができる。第3方向(Z方向)における第3透光性部材46の最大厚みは、第3方向(Z方向)における導光部材10の最大厚みの0.8倍以上1.2倍以下であることが好ましい。第3方向(Z方向)における第3透光性部材46の最大厚みが、第3方向(Z方向)における導光部材10の最大厚みの0.8倍以上であることにより、第3透光性部材46によって発光モジュールの輝度を調整しやすくなる。また、第3透光性部材46が厚いことにより発光モジュールの強度が向上しやすくなる。第3方向(Z方向)における第3透光性部材46の最大厚みが、第3方向(Z方向)における導光部材10の最大厚みの1.2倍以下であることにより、第3方向(Z方向)において発光モジュールを小型化しやすくなる。
本明細書は、下記の実施形態を含む。
項1. 第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、前記第1面から前記第2面まで貫通する第1貫通孔と、を有する導光部材と、
前記導光部材の前記第1貫通孔に配置された光源部と、
前記導光部材の前記第1貫通孔に配置され、前記光源部を覆う第1透光性部材と、
前記光源部の上側、及び、前記第1透光性部材の上側に配置された反射部材と、を備え、
平面視において、前記反射部材の外縁は、前記光源部の外縁よりも外側に位置し、
前記反射部材は、樹脂部材と、前記樹脂部材よりも屈折率が低い反射体と、を含む、発光モジュール。
項2. 前記反射体は、気体である項1に記載の発光モジュール。
項3. 前記樹脂部材は、ポリエチレンテレフタレート樹脂、オレフィン樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂又はエポキシ樹脂である項1又は項2に記載の発光モジュール。
項4. 前記反射部材が複数の第2貫通孔を有する項1から項3のいずれか1つに記載の発光モジュール。
項5.平面視において、複数の前記第2貫通孔の全てが前記光源部から離れて位置する項4に記載の発光モジュール。
項6. 前記第1透光性部材と前記第1反射部材との間に位置する第2透光性部材を備え、
前記第2透光性部材が前記第2貫通孔を画定する前記第1反射部材の側面の少なくとも一部と接する項4又は項5に記載の発光モジュール。
項7. 前記第2透光性部材は、前記第1反射部材の上面の少なくとも一部と接する項6に記載の発光モジュール。
項8. 複数の前記第2貫通孔は、隣り合う第3貫通孔と第4貫通孔を有し、
断面視において、前記第3貫通孔を画定する前記第1反射部材の側面と、前記第3貫通孔と前記第4貫通孔の間に位置する前記第1反射部材の上面と、前記第4貫通孔を画定する前記第1反射部材の側面と、が連続して覆われている項7に記載の発光モジュール。
項9. 平面視において、前記反射部材の外縁は、前記第1貫通孔の外縁よりも内側に位置する項1から項8のいずれか1つに記載の発光モジュール。
項10. 平面視において、前記反射部材の外縁は、前記第1貫通孔の外縁よりも外側に位置する項1から項8のいずれか1つに記載の発光モジュール。
項11. 第1導光部、第2導光部及び第3導光部を含む複数の前記導光部材と、
前記第2導光部及び前記第3導光部と隣り合う第3透光性部材と、を備え、
第1方向において前記第1導光部と前記第2導光部は隣り合っており、前記第1方向と直交する第2方向において前記第1導光部と前記第3導光部は隣り合っており、前記第1方向において前記第3透光性部材と前記第3導光部は隣り合っており、前記第2方向において前記第3透光性部材と前記第2導光部は隣り合っている項1から項10のいずれか1つに記載の発光モジュール。
項12. 前記第3透光性部材は上面側に開口する孔部を有する項11に記載の発光モジュール。
項13. 平面視において、前記孔部は前記第1方向及び前記第2方向と交差する方向に延びる部分を有する項12に記載の発光モジュール。
項14. 項1から項13のいずれか1つに記載の発光モジュールと、
前記発光モジュールが配置される支持部材と、
を備える面状光源。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。本発明の上述した実施形態を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての形態も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものである。
10 導光部材
20 光源部
30 第1透光性部材
40 第1反射部材
45 接着部材
46 第3透光性部材
50 第2反射部材
60 配線基板
71 第1接着層
72 第2接着層
80 第3反射部材
90 導電部材
95 第1絶縁層
96 第2絶縁層
100 発光モジュール
200 支持部材
300、301、302、303、304、305 面状光源

Claims (13)

  1. 第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、前記第1面から前記第2面まで貫通する第1貫通孔と、を有する導光部材と、
    前記導光部材の前記第1貫通孔に配置された光源部と、
    前記導光部材の前記第1貫通孔に配置され、前記光源部を覆う第1透光性部材と、
    前記光源部の上側、及び、前記第1透光性部材の上側に配置された反射部材と、
    第1導光部、第2導光部及び第3導光部を含む複数の前記導光部材と、
    前記第2導光部及び前記第3導光部と隣り合う第3透光性部材と、を備え、
    平面視において、前記反射部材の外縁は、前記光源部の外縁よりも外側に位置し、
    前記反射部材は、樹脂部材と、前記樹脂部材よりも屈折率が低い反射体と、を含み、
    第1方向において前記第1導光部と前記第2導光部は隣り合っており、前記第1方向と直交する第2方向において前記第1導光部と前記第3導光部は隣り合っており、前記第1方向において前記第3透光性部材と前記第3導光部は隣り合っており、前記第2方向において前記第3透光性部材と前記第2導光部は隣り合っている、発光モジュール。
  2. 前記反射体は、気体である請求項1に記載の発光モジュール。
  3. 前記樹脂部材は、ポリエチレンテレフタレート樹脂、オレフィン樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂又はエポキシ樹脂である請求項1又は請求項2に記載の発光モジュール。
  4. 前記反射部材が複数の第2貫通孔を有する請求項1又は請求項2に記載の発光モジュール。
  5. 平面視において、複数の前記第2貫通孔の全てが前記光源部から離れて位置する請求項4に記載の発光モジュール。
  6. 前記第1透光性部材と前記反射部材との間に位置する第2透光性部材を備え、
    前記第2透光性部材が前記第2貫通孔を画定する前記反射部材の側面の少なくとも一部と接する請求項4に記載の発光モジュール。
  7. 前記第2透光性部材は、前記反射部材の上面の少なくとも一部と接する請求項6に記載の発光モジュール。
  8. 複数の前記第2貫通孔は、隣り合う第3貫通孔と第4貫通孔を有し、
    断面視において、前記第3貫通孔を画定する前記反射部材の側面と、前記第3貫通孔と前記第4貫通孔の間に位置する前記反射部材の上面と、前記第4貫通孔を画定する前記反射部材の側面と、が連続して覆われている請求項7に記載の発光モジュール。
  9. 平面視において、前記反射部材の外縁は、前記第1貫通孔の外縁よりも内側に位置する請求項1又は請求項2に記載の発光モジュール。
  10. 平面視において、前記反射部材の外縁は、前記第1貫通孔の外縁よりも外側に位置する請求項1又は請求項2に記載の発光モジュール。
  11. 前記第3透光性部材は上面側に開口する孔部を有する請求項に記載の発光モジュール。
  12. 平面視において、前記孔部は前記第1方向及び前記第2方向と交差する方向に延びる部分を有する請求項11に記載の発光モジュール。
  13. 請求項1又は請求項2に記載の発光モジュールと、
    前記発光モジュールが配置される支持部材と、
    を備える面状光源。
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