JP7457314B2 - 化合物、及び、化合物の製造方法 - Google Patents

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本発明は、化合物、及び、化合物の製造方法に関する。
近年、車両走行時の燃費性能を向上するため、タイヤの転がり抵抗を低減することが求められている。そのため、タイヤのトレッド部を構成するゴム成分に、シリカを配合してヒステリシスロス(特に高温時のtanδ)を小さくすることにより低発熱性にし、タイヤの転がり抵抗を低減する方法が知られている。
しかし、シリカはゴム成分との親和性が低く、また、シリカ同士の凝集性が高いため、ゴム成分に単にシリカを配合してもシリカが分散せず、タイヤの転がり抵抗を低減する効果が十分に得られないという問題があった。
このような問題を解決する手段として、シランカップリング剤を配合する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2010-270247号公報
本発明は、従来のシランカップリングと同等又は同等以上に有用な新規のシランカップリング剤、及び、その製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した結果、ニトロソ基とカルビルオキシシリル基とを有する芳香族炭化水素であって、上記カルビルオキシシリル基と上記芳香族炭化水素とが特定の2価の基で結合されている化合物が、ゴム成分中のシリカを分散させる効果が極めて優れていることを見出した。特に、ゴム成分として天然ゴムを使用した場合にその効果が顕著であることを見出した。本発明は上記知見に基づくものであり、具体的には、以下の構成により上記課題を解決するものである。
(1) 後述する式(1)で表される化合物。
(2) 後述する式(1A)又は(1B)で表される化合物である、上記(1)に記載の化合物。
(3) 上記(1)又は(2)に記載の化合物を製造する化合物の製造方法であって、
置換基としてC=C二重結合を有する芳香族炭化水素を、アルコキシシランを用いてヒドロシリル化することで、アルコキシシリル基を有する芳香族炭化水素である前駆体を得る、前駆体製造工程と、
上記前駆体にニトロソ基を導入することで、上記(1)又は(2)に記載の化合物を得る、ニトロソ基導入工程とを備える、化合物の製造方法。
以下に示すように、本発明によれば、新規のシランカップリング剤、及び、その製造方法を提供することができる。
以下に、本発明の化合物及びその製造方法について説明する。
なお、本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
また、各成分は、1種を単独でも用いても、2種以上を併用してもよい。ここで、各成分について2種以上を併用する場合、その成分について含有量とは、特段の断りが無い限り、合計の含有量を指す。
[化合物]
本発明の化合物は、下記式(1)で表される化合物である。以下、本発明の化合物を「特定シランカップリング剤」とも言う。
式(1)中、R及びRは、それぞれ独立に、炭化水素基を表す。mは、1~3の整数を表す。nは、0~2の整数を表す。ただし、m+n=3の関係式を満たす。
式(1)中、Lは、単結合又は2価の有機基を表す。
式(1)中、Lは、-S-CO-又は-CO-S-を有していてもよい、2価の炭化水素基を表す。
式(1)中、Xは、置換基を表す。yは、0~4の整数を表す。
本発明の化合物において、RO-Si-はシリカと相互作用(反応)し、-N=O(ニトロソ基)はゴム成分(特に、ジエン系ゴム、なかでも天然ゴム)と相互作用(反応)するため、ゴム成分中のシリカの凝集を抑制し、結果として、シリカの分散性を向上させるものと推測される。
〔R及びR
上述のとおり、R及びRは、それぞれ独立に、炭化水素基を表す。
上記炭化水素基としては、例えば、脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、またはこれらを組み合わせた基などが挙げられる。
上記脂肪族炭化水素基は、直鎖状、分岐状、環状のいずれであってもよい。上記脂肪族炭化水素基の具体例としては、直鎖状または分岐状のアルキル基(特に、炭素数1~30)、直鎖状または分岐状のアルケニル基(特に、炭素数2~30)、直鎖状または分岐状のアルキニル基(特に、炭素数2~30)などが挙げられる。
上記芳香族炭化水素基としては、例えば、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基などの炭素数6~18の芳香族炭化水素基などが挙げられる。
上記炭化水素基は、シリカの分散性がより向上する理由から、脂肪族炭化水素基(特に、炭素数1~5)であることが好ましく、直鎖状の脂肪族炭化水素基(特に、炭素数1~5)であることがより好ましい。
以下、「シリカの分散性がより向上する」ことを「本発明の効果がより優れる」とも言う。
〔m及びn〕
上述のとおり、式(1)中、mは、1~3の整数を表す。nは、0~2の整数を表す。ただし、m+n=3の関係式を満たす。
上記mは、本発明の効果がより優れる理由から、2~3の整数であることが好ましく、3であることがより好ましい。
上記nは、本発明の効果がより優れる理由から、0~1の整数であることが好ましく、0であることがより好ましい。
なお、mが2~3の整数である場合に複数存在するRは同一であっても異なっていてもよい。また、nが2である場合に複数存在するRは同一であっても異なっていてもよい。
〔L
上述のとおり、式(1)中、Lは、単結合又は2価の有機基を表す。上記Lは、本発明の効果がより優れる理由から、単結合であることが好ましい。
上記2価の有機基としては、例えば、脂肪族炭化水素基(例えば、アルキレン基。好ましくは炭素数1~10)、芳香族炭化水素基(例えば、アリーレン基。好ましくは炭素数6~18)、-O-、-S-、-SO-、-N(R)-(R:アルキル基)、-CO-、-NH-、-COO-、-CONH-、またはこれらを組み合わせた基(例えば、アルキレンオキシ基(-C2mO-:mは正の整数)、アルキレンオキシカルボニル基、アルキレンカルボニルオキシ基など)などが挙げられる。
〔L
上述のとおり、式(1)中、Lは、-S-CO-又は-CO-S-を有していてもよい、2価の炭化水素基を表す。ここで、「-S-CO-又は-CO-S-を有していてもよい」とは、2価の炭化水素基の途中に-S-CO-又は-CO-S-を有していてもよいことを意味する。
上記2価の炭化水素基の具体例としては、上述した炭化水素基の具体例から1つの水素原子を取り除くことで得られる2価の炭化水素基が挙げられる。
上記2価の炭化水素基の炭素数は、本発明の効果がより優れる理由から、1~6であることが好ましく、1~4であることがより好ましく、1~3であることがさらに好ましく、2であることが特にこのましい。
上記Lは、本発明の効果がより優れる理由から、2価の脂肪族炭化水素基であることが好ましく、アルキレン基であることがより好ましい。上記2価の脂肪族炭化水素基は、直鎖状、分岐状、環状のいずれであってもよいが、本発明の効果がより優れる理由から、直鎖状又は分岐状であることが好ましく、直鎖状であることがより好ましい。
〔X及びy〕
上述のとおり、式(1)中、Xは、置換基を表す。yは、0~4の整数を表す。
上記置換基は1価の置換基であれば特に制限されないが、例えば、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ニトロ基、カルボキシ基、アルコキシ基、アミノ基、メルカプト基、アシル基、イミド基、ホスフィノ基、ホスフィニル基、シリル基、ヘテロ原子を有していてもよい炭化水素基などが挙げられる。
上記ハロゲン原子としては、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などが挙げられる。
上記ヘテロ原子を有していてもよい炭化水素基のヘテロ原子としては、例えば、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、リン原子などが挙げられる。
上記ヘテロ原子を有していてもよい炭化水素基としては、例えば、脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、またはこれらを組み合わせた基などが挙げられる。
上記脂肪族炭化水素基は、直鎖状、分岐鎖状、環状のいずれであってもよい。上記脂肪族炭化水素基の具体例としては、直鎖状または分岐状のアルキル基(特に、炭素数1~30)、直鎖状または分岐状のアルケニル基(特に、炭素数2~30)、直鎖状または分岐状のアルキニル基(特に、炭素数2~30)などが挙げられる。
上記芳香族炭化水素基としては、例えば、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基などの炭素数6~18の芳香族炭化水素基などが挙げられる。
上記yは、本発明の効果がより優れる理由から、0であることが好ましい。
〔好適な態様〕
本発明の化合物は、本発明の効果がより優れる理由から、下記式(1A)又は(1B)で表される化合物であることが好ましい。

式(1A)及び(1B)中、Rは、炭化水素基を表す。
上記Rの具体例及び好適な態様は、上述した式(1)中のRと同じである。複数あるRは、同一であっても異なっていてもよい。
[化合物の製造方法]
上述した本発明の化合物を製造する方法は特に制限されず、従来公知の方法を用いて製造することができるが、得られる化合物について本発明の効果がより優れる理由から、下記(1)及び(2)の工程を備える方法が好ましい。
以下、「得られる化合物について本発明の効果がより優れる」ことを単に「本発明の効果がより優れる」とも言う。
(1)前駆体製造工程
置換基としてC=C二重結合を有する芳香族炭化水素を、アルコキシシランを用いてヒドロシリル化することで、アルコキシシリル基を有する芳香族炭化水素である前駆体を得る工程
(2)ニトロソ基導入工程
上記前駆体にニトロソ基を導入することで、上述した本発明の化合物を得る工程
以下、各工程について説明する。
〔前駆体製造工程〕
前駆体製造工程は、置換基としてC=C二重結合を有する芳香族炭化水素を、アルコキシシランを用いてヒドロシリル化することで、アルコキシシリル基を有する芳香族炭化水素である前駆体を得る工程である。
<置換基としてC=C二重結合を有する芳香族炭化水素>
前駆体製造工程で用いられる、置換基としてC=C二重結合を有する芳香族炭化水素(以下、「C=C二重結合含有芳香族炭化水素」とも言う)は、本発明の効果がより優れる理由から、スチレン又はスチレン誘導体であることが好ましく、スチレンであることがより好ましい。上記スチレン誘導体とは置換基を有するスチレンである。上記置換基の具体例は上述した式(1)中のXと同じである。
なお、上記C=C二重結合含有芳香族炭化水素がスチレンである場合、得られる本発明の化合物において、上述した式(1)中のLは、エチレン基(-CHCH-)又はメチルメチレン基(-CH(-CH)-)となる。
<ヒドロシリル化>
前駆体製造工程では、上述のとおり、C=C二重結合含有芳香族炭化水素を、アルコキシシランを用いてヒドロシリル化する。このようにして、アルコキシシリル基を有する芳香族炭化水素である前駆体が得られる。
(アルコキシシラン)
前駆体製造工程で用いられるアルコキシシランは、アルコキシ基と水素基とがケイ素原子に結合した化合物であれば特に制限されない。
上記アルコキシシランは、本発明の効果がより優れる理由から、下記式(S)で表される化合物であることが好ましい。
式(S)中のR、R、m及びnの定義、具体例及び好適な態様は、上述した式(1)中のR、R、m及びnとそれぞれ同じである。
上記式(S)で表される化合物の具体例としては、トリメトキシシラン、メチルジメトキシシラン、ジメチルメトキシシラン、トリエトキシシラン、メチルジエトキシシラン、ジメチルエトキシシラン等が挙げられる。なかでも、本発明の効果がより優れる理由から、トリエトキシシランが好ましい。
(白金化合物含有触媒)
ヒドロシリル化の際には、本発明の効果がより優れる理由から、白金化合物含有触媒を用いるのが好ましい。
白金化合物含有触媒の具体例としては、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール溶液、白金(0)-1,3-ジビニル-1,1,3,3-テトラメチルジシロキサン錯体のトルエン又はキシレン溶液、テトラキストリフェニルホスフィン白金、ジクロロビストリフェニルホスフィン白金、ジクロロビスアセトニトリル白金、ジクロロビスベンゾニトリル白金、ジクロロシクロオクタジエン白金等や、白金-炭素、白金-アルミナ、白金-シリカ等の担持触媒などが挙げられる。
ヒドロシリル化の際の選択性の面から、0価の白金錯体が好ましく、白金(0)-1,3-ジビニル-1,1,3,3-テトラメチルジシロキサン錯体のトルエン又はキシレン溶液がより好ましい。
白金化合物含有触媒の使用量は特に限定されるものではないが、反応性や、生産性等の点から、アルコキシシラン1molに対し、含有される白金原子が1×10-7~1×10-2molとなる量が好ましく、1×10-7~1×10-3molとなる量がより好ましい。
〔ニトロソ基導入工程〕
ニトロソ基導入工程は、上述した前駆体製造工程で得られた前駆体にニトロソ基を導入する工程である。
ニトロソ基を導入する方法は特に制限されず、従来公知の方法を利用することができるが、本発明の効果がより優れる理由から、上記前駆体とテトラフルオロほう酸ニトロシルとを反応させる方法が好ましい。
[用途]
本発明の化合物は、ゴム成分(特に、ジエン系ゴム、なかでも天然ゴム)とシリカとを含有するゴム組成物のシランカップリング剤として特に有用である。ゴム組成物の用途としては、例えば、タイヤ、ホース、コンベアベルト等が挙げられる。
以下、実施例により、本発明についてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[特定シランカップリング剤の合成]
以下のとおり、特定シランカップリング剤を合成した。
〔前駆体製造工程〕
20mLナスフラスコ中にトリエトキシシラン(東京化成工業社製、1.229g)を加え、系内を窒素置換した後、白金(0)-1,3-ジビニル-1,1,3,3-テトラメチルジシロキサン錯体のキシレン溶液(Sigma-Aldrich社製、0.744g)を室温で加えた。さらに、スチレン(Sigma-Aldrich社製;0.853g)を添加し、室温で20時間攪拌した。その後、反応溶液からキシレンを留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。反応生成物のH NMRスペクトル及び13C NMRスペクトルから、下記式(1p)で表される化合物と下記式(1q)で表される化合物が1:2の比率で得られたことを確認した(前駆体)。

〔ニトロソ基導入工程〕
20mLのナスフラスコ中にテトラフルオロほう酸ニトロシル(富士フイルム和光純薬社製;309.3mg)、ジエチルエーテル(無水)(東京化成工業社製、10mL)、及び、上記前駆体(160.9mg)を加え、系内を窒素置換し、室温で31時間攪拌した。得られた溶液を塩基性アルミナカラムに通し、溶媒を留去した後に、塩化メチレンでシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。反応生成物のH NMRスペクトル、13C NMRスペクトル、COSYスペクトル、及び、HSQCスペクトルから、前駆体のベンゼン環のパラ位にニトロソ基が導入されたことを確認した。得られた反応生成物(下記式(1a)、下記式(1b))は上述した特定シランカップリング剤に該当する。
H NMR:8.0ppm,7.5ppm,4.3ppm,2.4ppm,1.5ppm,1.4ppm.
13C NMR:168ppm,141ppm,129ppm,128ppm,62ppm,25ppm,14ppm,11ppm.

Claims (3)

  1. 下記式(1)で表される化合物。
    式(1)中、R及びRは、それぞれ独立に、アルキル基を表す。mは、~3の整数を表す。nは、0~の整数を表す。ただし、m+n=3の関係式を満たす。
    式(1)中、Lは、単結合を表す。
    式(1)中、L、2価の直鎖状又は分岐状の脂肪族炭化水素基を表す。
    式(1)中、Xは、置換基を表す。yは、0を表す。
  2. 下記式(1A)又は(1B)で表される化合物である、請求項1に記載の化合物。
    式(1A)及び(1B)中、R及びRは、それぞれ独立に、アルキル基を表す。mは、~3の整数を表す。nは、0~の整数を表す。ただし、m+n=3の関係式を満たす。
    式(1A)及び(1B)中、Xは、置換基を表す。yは、0を表す。
  3. 請求項1又は2に記載の化合物を製造する化合物の製造方法であって、
    置換基としてC=C二重結合を有する芳香族炭化水素を、アルコキシシランを用いてヒドロシリル化することで、アルコキシシリル基を有する芳香族炭化水素である前駆体を得る、前駆体製造工程と、
    前記前駆体にニトロソ基を導入することで、請求項1又は2に記載の化合物を得る、ニトロソ基導入工程とを備える、化合物の製造方法。
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